JPH1151260A - 耐圧合成樹脂管及びその製造方法 - Google Patents
耐圧合成樹脂管及びその製造方法Info
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- JPH1151260A JPH1151260A JP21923897A JP21923897A JPH1151260A JP H1151260 A JPH1151260 A JP H1151260A JP 21923897 A JP21923897 A JP 21923897A JP 21923897 A JP21923897 A JP 21923897A JP H1151260 A JPH1151260 A JP H1151260A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水管等の地中埋設管として使用する耐圧合
成樹脂管であって、全長に亘って略均一な耐圧強度を有
していると共に継手部材によって確実且つ精度よく接続
し得る耐圧合成樹脂管を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製内外管1、3間に、断面中空
円形の硬質合成樹脂製パイプ2Aを連続螺旋状に巻装した
状態で内装し、隣接するパイプ部分2a、2aの対向面同士
を互いに密着させて外圧が作用した時に互いに反発させ
て耐圧強度を増大させていると共に隣接するパイプ部分
2a、2aと外管3とで囲まれた螺旋状空間部6内に発泡樹
脂よりなる充填材7を充填して外管3の外周面を平滑面
に保形しておくことで、耐圧合成樹脂管同士の継手部材
により接続が確実且つ精度良く行えるように構成してい
る。
成樹脂管であって、全長に亘って略均一な耐圧強度を有
していると共に継手部材によって確実且つ精度よく接続
し得る耐圧合成樹脂管を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製内外管1、3間に、断面中空
円形の硬質合成樹脂製パイプ2Aを連続螺旋状に巻装した
状態で内装し、隣接するパイプ部分2a、2aの対向面同士
を互いに密着させて外圧が作用した時に互いに反発させ
て耐圧強度を増大させていると共に隣接するパイプ部分
2a、2aと外管3とで囲まれた螺旋状空間部6内に発泡樹
脂よりなる充填材7を充填して外管3の外周面を平滑面
に保形しておくことで、耐圧合成樹脂管同士の継手部材
により接続が確実且つ精度良く行えるように構成してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐圧強度が要求され
る排水管、電線保護管その他の地中埋設管として使用に
適した耐圧合成樹脂管とその製造方法に関するものであ
る。
る排水管、電線保護管その他の地中埋設管として使用に
適した耐圧合成樹脂管とその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、地中埋設管としては耐圧強度
が要求されることから、ヒューム管や鋳鉄管などが使用
されているが、径の割りには重量が大きくなって取扱い
難く、施工性に難点を有するものである。このため、本
願出願人等は特許第2547178号に記載しているよ
うな耐圧合成樹脂管を開発した。この耐圧合成樹脂管は
図4に示すように、合成樹脂製内管11の外周面に硬質合
成樹脂よりなる断面中空円形パイプを隣接するパイプ部
分の対向面同士が互いに密接した状態となるように連続
螺旋状に巻回、固着して中空補強体12となし、この中空
補強体12の外周面に合成樹脂製外管13を被嵌状態に固着
してなる構造を有している。
が要求されることから、ヒューム管や鋳鉄管などが使用
されているが、径の割りには重量が大きくなって取扱い
難く、施工性に難点を有するものである。このため、本
願出願人等は特許第2547178号に記載しているよ
うな耐圧合成樹脂管を開発した。この耐圧合成樹脂管は
図4に示すように、合成樹脂製内管11の外周面に硬質合
成樹脂よりなる断面中空円形パイプを隣接するパイプ部
分の対向面同士が互いに密接した状態となるように連続
螺旋状に巻回、固着して中空補強体12となし、この中空
補強体12の外周面に合成樹脂製外管13を被嵌状態に固着
してなる構造を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記耐圧合成樹脂管に
よれば軽量で取扱性がよく、その上、土圧等の外圧を受
けた場合には中空補強体12の互いに密接しているパイプ
部分同士が反発しあって互いの変形を防止しながら耐圧
強度を発揮するという利点を有する反面、中空補強体12
と合成樹脂製外管13との対向面間には断面三角形状の空
隙部14が存在しているために、この空隙部14を被覆した
外管部分の耐圧強度が劣って外圧が該部分に集中した場
合には窪みが生じたり衝撃的な外圧によっては破損する
虞れがあった。
よれば軽量で取扱性がよく、その上、土圧等の外圧を受
けた場合には中空補強体12の互いに密接しているパイプ
部分同士が反発しあって互いの変形を防止しながら耐圧
強度を発揮するという利点を有する反面、中空補強体12
と合成樹脂製外管13との対向面間には断面三角形状の空
隙部14が存在しているために、この空隙部14を被覆した
外管部分の耐圧強度が劣って外圧が該部分に集中した場
合には窪みが生じたり衝撃的な外圧によっては破損する
虞れがあった。
【0004】また、この耐圧合成樹脂管を製造するに
は、回転成形軸上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋
状に巻き付けることによって内管11を形成していくと共
に該内管11上に押出成形された合成樹脂製パイプを先に
巻回したパイプ部分と次に巻回したパイプ部分とを互い
に接触させながら螺旋巻きすることによって中空補強体
12を形成し、さらに、この中空補強体12上に上記内管11
と同様に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付
けることによって外管13を形成するものであるから、半
溶融状態の合成樹脂帯状材を中空補強体12上に巻き付け
る時に、中空補強体12の隣接するパイプ部分の頂部間に
該合成樹脂帯状材が架設状態で巻き付けられることにな
り、このため、隣接するパイプ部分間の半溶融状態の合
成樹脂帯状材に弛みが発生して得られた耐圧合成樹脂管
の外管の外周面が緩やかな螺旋波状の凹凸面15となる。
は、回転成形軸上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋
状に巻き付けることによって内管11を形成していくと共
に該内管11上に押出成形された合成樹脂製パイプを先に
巻回したパイプ部分と次に巻回したパイプ部分とを互い
に接触させながら螺旋巻きすることによって中空補強体
12を形成し、さらに、この中空補強体12上に上記内管11
と同様に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付
けることによって外管13を形成するものであるから、半
溶融状態の合成樹脂帯状材を中空補強体12上に巻き付け
る時に、中空補強体12の隣接するパイプ部分の頂部間に
該合成樹脂帯状材が架設状態で巻き付けられることにな
り、このため、隣接するパイプ部分間の半溶融状態の合
成樹脂帯状材に弛みが発生して得られた耐圧合成樹脂管
の外管の外周面が緩やかな螺旋波状の凹凸面15となる。
【0005】このように耐圧合成樹脂管の外周面に凹凸
面15が生じると、施工時において管同士を連結する際
に、継手部材の内周面と管の外周面との間に螺旋状の隙
間が発生し、円周方向の隙間であれば円環形状のシール
材を介在させることによって密封することができるが、
螺旋状の隙間では管の全長に亘って連続しているために
通常のシール材では密封することが困難で、その隙間か
ら地下水や土粒子が浸入して内部の配線等に悪影響を及
ぼすという問題点があった。
面15が生じると、施工時において管同士を連結する際
に、継手部材の内周面と管の外周面との間に螺旋状の隙
間が発生し、円周方向の隙間であれば円環形状のシール
材を介在させることによって密封することができるが、
螺旋状の隙間では管の全長に亘って連続しているために
通常のシール材では密封することが困難で、その隙間か
ら地下水や土粒子が浸入して内部の配線等に悪影響を及
ぼすという問題点があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは内管と外管との間に
介在させた中空補強体が円形パイプを螺旋巻きすること
によって形成しているにもかかわらず、隣接するパイプ
部分間の隙間の存在による強度の低下や窪み部の発生を
防止して全面に亘って略均一な耐圧強度を発揮すると共
に継手部材により管同士の接続が確実に行えるようにし
た耐圧合成樹脂管とその製造方法を提供するにある。
たもので、その目的とするところは内管と外管との間に
介在させた中空補強体が円形パイプを螺旋巻きすること
によって形成しているにもかかわらず、隣接するパイプ
部分間の隙間の存在による強度の低下や窪み部の発生を
防止して全面に亘って略均一な耐圧強度を発揮すると共
に継手部材により管同士の接続が確実に行えるようにし
た耐圧合成樹脂管とその製造方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の耐圧合成樹脂管は、請求項1に記載したよ
うに、合成樹脂製内管の外周面に硬質合成樹脂等よりな
る断面中空円形の硬質パイプを隣接するパイプ部分の外
周対向面同士が互いに密接した状態となるように連続螺
旋状に巻回、固着して中空補強体を形成していると共に
この中空補強体の外周面に合成樹脂製外管を被嵌状態に
固着してなる耐圧合成樹脂管において、上記中空補強体
の外周面と合成樹脂製外管の内周面間で形成された螺旋
状空隙部に合成樹脂材よりなる充填材を充填してなる構
造としている。
に、本発明の耐圧合成樹脂管は、請求項1に記載したよ
うに、合成樹脂製内管の外周面に硬質合成樹脂等よりな
る断面中空円形の硬質パイプを隣接するパイプ部分の外
周対向面同士が互いに密接した状態となるように連続螺
旋状に巻回、固着して中空補強体を形成していると共に
この中空補強体の外周面に合成樹脂製外管を被嵌状態に
固着してなる耐圧合成樹脂管において、上記中空補強体
の外周面と合成樹脂製外管の内周面間で形成された螺旋
状空隙部に合成樹脂材よりなる充填材を充填してなる構
造としている。
【0008】上記構成を有する耐圧合成樹脂管におい
て、請求項2に係る発明は、上記中空補強体の外周面と
合成樹脂製内管の内周面間で形成された空隙部にも合成
樹脂材よりなる充填材を充填していることを特徴とする
ものであり、請求項3に係る発明は上記充填材として発
泡樹脂を用いていることを特徴としている。
て、請求項2に係る発明は、上記中空補強体の外周面と
合成樹脂製内管の内周面間で形成された空隙部にも合成
樹脂材よりなる充填材を充填していることを特徴とする
ものであり、請求項3に係る発明は上記充填材として発
泡樹脂を用いていることを特徴としている。
【0009】また、請求項4に係る発明は上記耐圧合成
樹脂管の製造方法であって、回転成形軸上に半溶融状態
の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付けることによって内
管を形成すると共に該内管上に硬質パイプを先に巻回し
たパイプ部分と次に巻回したパイプ部分とを互いに接触
させながら螺旋巻きすることによって中空補強体を形成
し、さらに、この中空補強体の隣接するパイプ部分間の
螺旋状空間部に合成樹脂材からなる充填材を充填したの
ち、該充填材上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状
に巻き付けることによって外周面が平滑な外管を形成す
ることを特徴としている。
樹脂管の製造方法であって、回転成形軸上に半溶融状態
の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付けることによって内
管を形成すると共に該内管上に硬質パイプを先に巻回し
たパイプ部分と次に巻回したパイプ部分とを互いに接触
させながら螺旋巻きすることによって中空補強体を形成
し、さらに、この中空補強体の隣接するパイプ部分間の
螺旋状空間部に合成樹脂材からなる充填材を充填したの
ち、該充填材上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状
に巻き付けることによって外周面が平滑な外管を形成す
ることを特徴としている。
【0010】
【作用及び効果】外管に土圧等の外圧が作用した場合、
外管に内接する硬質合成樹脂製又は金属製の硬質円形パ
イプからなる中空補強体によってその外圧を受止し、互
いに接したパイプ部分が反発し合って大きな耐圧強度を
発揮すると共に隣接するパイプ部分の外周面と外管の内
周面間の隙間には合成樹脂材よりなる充填材が充填され
ているので、この充填材が外圧を隣接するパイプ部分側
に分散させる作用を奏して外管が変形するのを防止し、
全長に亘って略均一な耐圧強度を発揮することができ
る。
外管に内接する硬質合成樹脂製又は金属製の硬質円形パ
イプからなる中空補強体によってその外圧を受止し、互
いに接したパイプ部分が反発し合って大きな耐圧強度を
発揮すると共に隣接するパイプ部分の外周面と外管の内
周面間の隙間には合成樹脂材よりなる充填材が充填され
ているので、この充填材が外圧を隣接するパイプ部分側
に分散させる作用を奏して外管が変形するのを防止し、
全長に亘って略均一な耐圧強度を発揮することができ
る。
【0011】また、この耐圧合成樹脂管は、回転成形軸
上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付ける
ことによって内管を形成すると共に該内管上に硬質パイ
プを先に巻回したパイプ部分と次に巻回したパイプ部分
とを互いに接触させながら螺旋巻きすることによって中
空補強体を形成し、さらに、この中空補強体の隣接する
パイプ部分間に合成樹脂材からなる充填材を充填したの
ち、該充填材上に上記内管と同様に半溶融状態の合成樹
脂帯状材を螺旋状に巻き付けることによって外管を形成
することにより簡単に製造することができ、その上、中
空補強体の隣接するパイプ部分間に充填材が充填してい
るので、外管を形成するための半溶融状合成樹脂帯状材
が充填材の表面に支持されて弛みが生じることなく平坦
状に巻き付けられ、外管の外周面が全長に亘って平滑な
耐圧合成樹脂管を得ることができて施工時に管同士を継
手部材によって確実且つ精度よく接続することができ
る。
上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付ける
ことによって内管を形成すると共に該内管上に硬質パイ
プを先に巻回したパイプ部分と次に巻回したパイプ部分
とを互いに接触させながら螺旋巻きすることによって中
空補強体を形成し、さらに、この中空補強体の隣接する
パイプ部分間に合成樹脂材からなる充填材を充填したの
ち、該充填材上に上記内管と同様に半溶融状態の合成樹
脂帯状材を螺旋状に巻き付けることによって外管を形成
することにより簡単に製造することができ、その上、中
空補強体の隣接するパイプ部分間に充填材が充填してい
るので、外管を形成するための半溶融状合成樹脂帯状材
が充填材の表面に支持されて弛みが生じることなく平坦
状に巻き付けられ、外管の外周面が全長に亘って平滑な
耐圧合成樹脂管を得ることができて施工時に管同士を継
手部材によって確実且つ精度よく接続することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態を図
面について説明すると、図1、図2において1は全長に
亘って一定厚みを有し、且つ内外周面が平滑面に形成さ
れている合成樹脂製内管で、その外周面に一定の外径と
厚みを有する合成樹脂製小径パイプ2Aを、内管1に一巻
きされた隣接するパイプ部分2a、2aの対向外周面同士が
互いに密接した状態にして連続螺旋状に巻着することに
より中空補強体2を形成してあり、この中空補強体2に
おける互いに接したパイプ部分2a、2aの接点から内管1
の外周面に接した点までの該パイプ部分2a、2aの外周面
部と内管1の外周面との間に形成された断面二等辺三角
形状の螺旋状空間部4に該空間部4と同一断面形状を有
する発泡樹脂よりなる充填材5を充填している。
面について説明すると、図1、図2において1は全長に
亘って一定厚みを有し、且つ内外周面が平滑面に形成さ
れている合成樹脂製内管で、その外周面に一定の外径と
厚みを有する合成樹脂製小径パイプ2Aを、内管1に一巻
きされた隣接するパイプ部分2a、2aの対向外周面同士が
互いに密接した状態にして連続螺旋状に巻着することに
より中空補強体2を形成してあり、この中空補強体2に
おける互いに接したパイプ部分2a、2aの接点から内管1
の外周面に接した点までの該パイプ部分2a、2aの外周面
部と内管1の外周面との間に形成された断面二等辺三角
形状の螺旋状空間部4に該空間部4と同一断面形状を有
する発泡樹脂よりなる充填材5を充填している。
【0013】さらに、上記中空補強体2の外周面に全長
に亘って一定径の内外周面が平滑面に形成されている合
成樹脂製外管3を被嵌状態に固着していると共に、中空
補強体2における互いに接したパイプ部分2a、2aの接点
から外管3に内接する点までの該パイプ部分2a、2aの外
周面部と外管3の内周面との間に形成された断面二等辺
三角形状の螺旋状空間部6に該空間部6と同一断面形状
を有する発泡樹脂よりなる充填材7を充填している。
に亘って一定径の内外周面が平滑面に形成されている合
成樹脂製外管3を被嵌状態に固着していると共に、中空
補強体2における互いに接したパイプ部分2a、2aの接点
から外管3に内接する点までの該パイプ部分2a、2aの外
周面部と外管3の内周面との間に形成された断面二等辺
三角形状の螺旋状空間部6に該空間部6と同一断面形状
を有する発泡樹脂よりなる充填材7を充填している。
【0014】上記内外管1、3並びに小径パイプ2Aは、
ポリエチレン等の比較的硬質な合成樹脂材によって形成
されているが、その他の適宜な硬質合成樹脂材を採用す
ることもできる。なお、パイプ部分2a、2a同士並びにパ
イプ部分2aと内外管1、3との密接部は、摺動可能に接
触させておいてもよいが、一体に接着させておくことが
好ましい。
ポリエチレン等の比較的硬質な合成樹脂材によって形成
されているが、その他の適宜な硬質合成樹脂材を採用す
ることもできる。なお、パイプ部分2a、2a同士並びにパ
イプ部分2aと内外管1、3との密接部は、摺動可能に接
触させておいてもよいが、一体に接着させておくことが
好ましい。
【0015】このように形成された耐圧合成樹脂管は、
排水管や電線保護管その他の地中埋設管として使用さ
れ、外管3に土圧等の外圧が作用した場合には、該外管
3の内周面に配設している螺旋巻小径パイプ2が圧縮力
を受けて偏平に変形しようとするが、隣接するパイプ部
分2a、2a同士が密着8しているので、互いに反発し合っ
て夫々の変形を防止することになり、その反発力によっ
て外圧を強固に受止することができるものである。
排水管や電線保護管その他の地中埋設管として使用さ
れ、外管3に土圧等の外圧が作用した場合には、該外管
3の内周面に配設している螺旋巻小径パイプ2が圧縮力
を受けて偏平に変形しようとするが、隣接するパイプ部
分2a、2a同士が密着8しているので、互いに反発し合っ
て夫々の変形を防止することになり、その反発力によっ
て外圧を強固に受止することができるものである。
【0016】さらに、中空補強体2における互いに接し
たパイプ部分2a、2aの接点8から外管3に内接する点ま
での該パイプ部分2a、2aの外周面部と外管3の内周面と
の間に形成された断面二等辺三角形状の螺旋状空間部6
に該空間部6と同一断面形状を有する発泡樹脂よりなる
充填材7を充填しているので、外管3に作用する外圧が
この発泡樹脂よりなる充填材7によって吸収されると共
に隣接するパイプ部分2a、2a側に分散されて全長に亘っ
て略均一な耐圧強度を発揮するものであり、その上、充
填材7によって外管3が上記断面二等辺三角形状の螺旋
状空間部6側に窪むのを阻止して外周面が全長に亘って
平滑な耐圧合成樹脂管を得ることができ、所望長さの耐
圧合成樹脂管同士を継手部材によって正確に接続するこ
とができる。
たパイプ部分2a、2aの接点8から外管3に内接する点ま
での該パイプ部分2a、2aの外周面部と外管3の内周面と
の間に形成された断面二等辺三角形状の螺旋状空間部6
に該空間部6と同一断面形状を有する発泡樹脂よりなる
充填材7を充填しているので、外管3に作用する外圧が
この発泡樹脂よりなる充填材7によって吸収されると共
に隣接するパイプ部分2a、2a側に分散されて全長に亘っ
て略均一な耐圧強度を発揮するものであり、その上、充
填材7によって外管3が上記断面二等辺三角形状の螺旋
状空間部6側に窪むのを阻止して外周面が全長に亘って
平滑な耐圧合成樹脂管を得ることができ、所望長さの耐
圧合成樹脂管同士を継手部材によって正確に接続するこ
とができる。
【0017】次に、このような耐圧合成樹脂管の製造方
法を図3に基づいて説明すると、回転成形軸9上に一定
幅と厚みを有するポリエチレン等の半溶融状態の合成樹
脂帯状材1Aを、先に巻回する帯状材部分の一側縁と次に
巻回する帯状材部分の他側縁とが互いに密着一体化する
ようにして螺旋状に巻回することにより上記内管1を形
成していくと共に、この内管1上に断面二等辺三角形状
の発泡樹脂よりなる充填材5を先に巻回した充填材と次
に巻回した充填材との対向側端縁が接するようにして螺
旋状に巻回し、この螺旋巻き充填材5の隣接する充填材
部分の対向傾斜側面間上に押出成形等されたポリエチレ
ン等の硬質合成樹脂よりなる小径パイプ2Aを、先に巻回
するパイプ部分2aと次に巻回するパイプ部分2aとの対向
側周面が互いに密着するようにして密な螺旋状に且つ上
記充填材5の対向傾斜側部を圧縮させながら巻着するこ
とにより中空補強体2を形成する。
法を図3に基づいて説明すると、回転成形軸9上に一定
幅と厚みを有するポリエチレン等の半溶融状態の合成樹
脂帯状材1Aを、先に巻回する帯状材部分の一側縁と次に
巻回する帯状材部分の他側縁とが互いに密着一体化する
ようにして螺旋状に巻回することにより上記内管1を形
成していくと共に、この内管1上に断面二等辺三角形状
の発泡樹脂よりなる充填材5を先に巻回した充填材と次
に巻回した充填材との対向側端縁が接するようにして螺
旋状に巻回し、この螺旋巻き充填材5の隣接する充填材
部分の対向傾斜側面間上に押出成形等されたポリエチレ
ン等の硬質合成樹脂よりなる小径パイプ2Aを、先に巻回
するパイプ部分2aと次に巻回するパイプ部分2aとの対向
側周面が互いに密着するようにして密な螺旋状に且つ上
記充填材5の対向傾斜側部を圧縮させながら巻着するこ
とにより中空補強体2を形成する。
【0018】さらに、この螺旋巻小径パイプ2上におけ
る互いに接したパイプ部分2a、2aの接点から外側に露出
している該パイプ部分2a、2aの対向円弧面間の螺旋状空
間部6に上記充填材5と同一材料よりなる断面二等辺三
角形状の充填材7を、その傾斜側面が上記パイプ部分2
a、2aの対向円弧面上に押接するように連続螺旋状に巻
回、充填し、この充填材7の水平面上に一定幅と厚みを
有するポリエチレン等の半溶融状態の合成樹脂帯状材3A
を、先に巻回する帯状材部分の一側縁と次に巻回する帯
状材部分の他側縁とが互いに密着一体化するようにして
且つ内面を螺旋巻小径パイプ2Aに圧着させながら螺旋状
に巻回することにより上記外管3を形成するものであ
る。
る互いに接したパイプ部分2a、2aの接点から外側に露出
している該パイプ部分2a、2aの対向円弧面間の螺旋状空
間部6に上記充填材5と同一材料よりなる断面二等辺三
角形状の充填材7を、その傾斜側面が上記パイプ部分2
a、2aの対向円弧面上に押接するように連続螺旋状に巻
回、充填し、この充填材7の水平面上に一定幅と厚みを
有するポリエチレン等の半溶融状態の合成樹脂帯状材3A
を、先に巻回する帯状材部分の一側縁と次に巻回する帯
状材部分の他側縁とが互いに密着一体化するようにして
且つ内面を螺旋巻小径パイプ2Aに圧着させながら螺旋状
に巻回することにより上記外管3を形成するものであ
る。
【0019】この際、外管3を形成する螺旋状に巻回し
た半溶融状態の合成樹脂帯状材3Aを押圧ロール10によっ
て押圧することにより上記螺旋状空間部6に充填してい
る充填材5を圧縮させて合成樹脂帯状材3Aが平滑面とな
るように維持しながら冷却することにより外管3の外周
面が全長に亘って同一径の平滑面に形成するものであ
る。
た半溶融状態の合成樹脂帯状材3Aを押圧ロール10によっ
て押圧することにより上記螺旋状空間部6に充填してい
る充填材5を圧縮させて合成樹脂帯状材3Aが平滑面とな
るように維持しながら冷却することにより外管3の外周
面が全長に亘って同一径の平滑面に形成するものであ
る。
【0020】なお、以上の実施例において、内管1上の
螺旋状空間部4には必ずしも充填材5を設ける必要はな
く、外管3と中空補強体2との間の螺旋状空間部6にの
み充填材7を充填しておけばよい。また、充填材5、7
としては発泡樹脂以外にプラスチック廃材等の合成樹脂
チップを集合して適宜な接着剤により断面二等辺三角形
状の長尺棒状に成形した充填材を使用してもよく、要す
るに、適度な圧縮変形が可能な合成樹脂材からなるもの
であればよい。さらに、硬質パイプ2を硬質合成樹脂材
によって形成したが、薄肉の金属製パイプを使用して上
記実施例と同様にこの金属製パイプを合成樹脂製内外管
1、3間に螺旋状に巻装、介在させておいてもよい。
螺旋状空間部4には必ずしも充填材5を設ける必要はな
く、外管3と中空補強体2との間の螺旋状空間部6にの
み充填材7を充填しておけばよい。また、充填材5、7
としては発泡樹脂以外にプラスチック廃材等の合成樹脂
チップを集合して適宜な接着剤により断面二等辺三角形
状の長尺棒状に成形した充填材を使用してもよく、要す
るに、適度な圧縮変形が可能な合成樹脂材からなるもの
であればよい。さらに、硬質パイプ2を硬質合成樹脂材
によって形成したが、薄肉の金属製パイプを使用して上
記実施例と同様にこの金属製パイプを合成樹脂製内外管
1、3間に螺旋状に巻装、介在させておいてもよい。
【図1】耐圧合成樹脂管の一部切欠簡略縦断側面図、
【図2】その一部の拡大縦断側面図、
【図3】製造方法を説明するための簡略側面図、
【図4】従来の耐圧合成樹脂管の一部を断面した簡略側
面図。
面図。
1 合成樹脂製内管 2 硬質円形パイプ 2a パイプ部分 3 合成樹脂製外管 6 螺旋状空間部 7 充填材
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂製内管の外周面に断面中空円形
の硬質パイプを隣接するパイプ部分の外周対向面同士が
互いに密接した状態となるように連続螺旋状に巻回、固
着して中空補強体を形成していると共にこの中空補強体
の外周面に合成樹脂製外管を被嵌状態に固着してなる耐
圧合成樹脂管において、上記中空補強体の外周面と合成
樹脂製外管の内周面間で形成された螺旋状空隙部に合成
樹脂材よりなる充填材を充填していることを特徴とする
耐圧合成樹脂管。 - 【請求項2】 上記中空補強体の外周面と合成樹脂製内
管の内周面間で形成された空隙部に合成樹脂材よりなる
充填材を充填していることを特徴とする請求項1に記載
の耐圧合成樹脂管。 - 【請求項3】 上記充填材は発泡樹脂である請求項1又
は請求項2に記載の耐圧合成樹脂管。 - 【請求項4】 回転成形軸上に半溶融状態の合成樹脂帯
状材を螺旋状に巻き付けることによって内管を形成する
と共に該内管上に硬質パイプを先に巻回したパイプ部分
と次に巻回したパイプ部分とを互いに接触させながら螺
旋巻きすることによって中空補強体を形成し、さらに、
この中空補強体の隣接するパイプ部分間の螺旋状空間部
に合成樹脂材からなる充填材を充填したのち、該充填材
上に半溶融状態の合成樹脂帯状材を螺旋状に巻き付ける
ことによって外周面が平滑な外管を形成することを特徴
とする耐圧合成樹脂管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21923897A JPH1151260A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐圧合成樹脂管及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21923897A JPH1151260A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐圧合成樹脂管及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151260A true JPH1151260A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16732387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21923897A Pending JPH1151260A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐圧合成樹脂管及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151260A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083476A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-03-19 | Kubota Corp | 電力ケーブル用保護管 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP21923897A patent/JPH1151260A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083476A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-03-19 | Kubota Corp | 電力ケーブル用保護管 |
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