JPH1151401A - 冷暖房用敷設体 - Google Patents

冷暖房用敷設体

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JPH1151401A
JPH1151401A JP9215467A JP21546797A JPH1151401A JP H1151401 A JPH1151401 A JP H1151401A JP 9215467 A JP9215467 A JP 9215467A JP 21546797 A JP21546797 A JP 21546797A JP H1151401 A JPH1151401 A JP H1151401A
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insulating material
heat insulating
heat
laid
metal foil
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Fujio Inoue
二士夫 井上
Noriyuki Ogawa
則之 小川
Tatsuya Matsuda
達也 松田
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UMEZAWA SANGYO KK
Toyox Co Ltd
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UMEZAWA SANGYO KK
Toyox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不快な音が発生するのを防止できる冷暖房用
敷設体を提供することである。 【解決手段】 断熱材1と放熱材4との間に、これら断
熱材1及び放熱材4の摩擦係数よりも小さな摩擦係数を
有する樹脂層6を介在させるとともに、この樹脂層6
を、上記断熱材1及び放熱材4の積層面のうち少なくと
もいずれか一方に対して滑動自在にする構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発泡樹脂で成形
した断熱材と金属製の放熱材との積層構造を有する冷暖
房用敷設体に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来から知られている冷暖房用
敷設畳を示す。畳とほぼ同じ大きさの断熱材1は、発泡
樹脂で成形している。そして、この断熱材1の積層面
に、パイプ2を敷設するためのガイド溝3を形成してい
る。このようにした断熱材1の成形法としては、ビーズ
発泡成形法と、連続押し出し発泡成形法とが知られてい
る。ただし、連続押し出し発泡成形法では、断熱材1を
成形した後に、ガイド溝3を切削して形成しなければな
らない。そういった意味では、ガイド溝3を一体に形成
できるビーズ発泡法で断熱材1を成形するほうが、主に
加工面で有利である。
【0003】上記ガイド溝3を含めた断熱材1の積層面
には、放熱材としてアルミ等の金属箔4を敷いている。
そして、この金属箔4を敷いたガイド溝3に、パイプ2
を敷設している。ガイド溝3にパイプ2を敷設したら、
さらに別の金属箔を敷き、その上に樹脂製の中空積層板
5を積層する。この中空積層板5は、その内部に含まれ
た空気層によって、畳としてのクッション性を発揮する
ものである。そして、パイプ2を傷つけないようにしな
がら、これら積層する断熱材1、金属箔4、中空積層板
5を縫い付けて一体化させるとともに、図示しないが、
その表面に表面材として畳表を設け、冷暖房用敷設畳を
完成させている。このようにして完成させた冷暖房用敷
設畳を、図示しない床板に敷き詰める。そして、パイプ
2に冷水あるいは温水を流すようにセッテイングすれ
ば、冷暖房を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
冷暖房用敷設畳では、その上を人が歩行あるいは、乗り
降りしたような場合に、キュッキュッといった不快な音
が発生することがあった。この音の主な原因としては、
次のようなことが実験的に判明している。つまり、人が
歩行、あるいは、乗り降りしたようなとき、その荷重に
よって金属箔4や断熱材1が局部的にたわみ、これら断
熱材1が金属箔4と擦りあって、不快な音が発生しま
う。また、その後に断熱材1が復元する際にも、金属箔
4と擦りあって、不快な音が発生してしまう。特に、上
記従来例のように、断熱材1をビーズ発泡成形法で成形
した場合、ガイド溝3を含めた表面すべてに、スキン層
といわれる比較的低発泡で硬い層が形成されるため、こ
の不快な音が発生しやすくなる。また、パイプ2に急に
高温水を流したような場合にも、断熱材1と金属箔4と
の膨張率の違いから、その伸縮に差が生じ、両者が擦り
あって不快な音が発生することがあった。
【0005】さらに、この冷暖房用敷設畳を長期間使用
すると、断熱材1の表面に凹凸が形成されたり、断熱材
1の反発弾性が損なわれたりして、断熱材1、金属箔
4、中空積層板5の縫い付けが緩くなる。そのため、そ
の分、金属箔4と断熱材1とが多く擦りあい、この不快
な音が発生しやすくなる。しかも、いったん冷暖房用敷
設畳を部屋に敷き詰めると、荷重が均一に加わるのでな
く、その荷重が加わる場所はある程度決められる。その
ため、人が歩いたりする場所ほど、不快な音が発生しや
すくなってしまう。この発明の目的は、不快な音が発生
するのを防止できる冷暖房用敷設体を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、発泡樹脂で
成形した断熱材と、この断熱材の表面に形成したガイド
溝と、ガイド溝に敷いたパイプと、断熱材の表面に敷い
た金属製の放熱材とを備え、これら断熱材及び放熱材の
上に、直接的あるいは間接的に表面材を敷く構成にした
冷暖房用畳を前提とする。そして、第1の発明は、上記
断熱材と放熱材との間に、これら断熱材及び放熱材の摩
擦係数よりも小さな摩擦係数を有する樹脂層を介在させ
るとともに、この樹脂層を、上記断熱材及び放熱材の積
層面のうち少なくともいずれか一方に対して滑動自在に
する構成にした点に特徴を有する。第2の発明は、第1
の発明において、断熱材と放熱材との間に、樹脂シート
を介在させて樹脂層を形成する構成にした点に特徴を有
する。第3の発明は、第1の発明において、断熱材及び
放熱材の積層面うちいずれか一方に、樹脂をコーティン
グ加工して樹脂層を形成する構成にした点に特徴を有す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示した実施例は、断熱材1
と金属箔4との間に、樹脂層としてポリエチレンシート
6を介在させた点に特徴を有するものである。このポリ
エチレンシート6は、低密度ポリエチレンで成形され、
軟質で、かつ、断熱材及び放熱材の摩擦係数よりも小さ
な摩擦係数を有する。このようにしたポリエチレンシー
ト6を、ガイド溝3を含めた断熱材1の表面に敷いてか
ら、従来例と同じように、放熱材としてアルミ等の金属
箔4を敷いている。なお、それ以外の構成については上
記従来例と同じなので、以下では、その詳細な説明を省
略する。
【0008】次に、この第1実施例の冷暖房用敷設畳の
作用を説明する。例えば、この冷暖房用敷設畳の上を人
が歩いたり、乗り降りしたりすると、その荷重のため金
属箔4が潰され、断熱材1をたわませる。そして、たわ
んだ断熱材1が復元しようと、金属箔4を押し上げる
が、このとき、金属箔4はポリエチレンシート6に対し
て滑りながら復元することになる。また、断熱材1も、
同様にポリエチレンシート6に対して滑りながら復元す
ることになる。したがって、これら金属箔4断熱材1と
が擦りあうことがなく、不快な音が発生しない。以上述
べた実施例によれば、冷暖房用敷設畳の上を人が歩行、
あるいは、乗り降りしたようなとき、キュッキュッとい
った不快な音が発生することがない。しかも、この冷暖
房用敷設畳を長期間使用して、断熱材1の表面に凹凸が
形成されたとしても、金属箔4の滑る面が広くなっただ
けで、その音はほとんど発生しない。
【0009】上記実施例では、断熱材1と金属箔4との
間に、ポリエチレンシート6を挟み込んで介在させただ
けであるが、断熱材1及び金属箔4の積層面のうち、い
ずれか一方に貼りつけてもかまわない。あるいは、ポリ
エチレンを、断熱材1及び金属箔4の積層面のうち、い
ずれか一方にコーティング加工してもかまわない。この
ようにして断熱材1及び金属箔4の積層面のうち、いず
れか一方に予め樹脂層を固定しておけば、ポリエチレン
シート6を敷いてから、さらに金属箔4を敷くといった
手間がかからない。したがって、樹脂層を形成しない従
来例と、全く同じ製造工程で冷暖房用敷設畳を製造する
ことができる。
【0010】また、ポリエチレンシート6を挟み込んだ
だけでは、長期間使用したとき、このポリエチレンシー
ト6にしわができることも考えられる。ところが、断熱
材1及び金属箔4の積層面のうち、いずれか一方に予め
樹脂層を固定しておけば、長期間使用しても、しわがで
きるようなことはない。ただ、接着剤を用いてポリエチ
レンシート6を貼りつける場合には、発泡樹脂で成形さ
れた断熱材1が溶けることもあるので、金属箔4の積層
面に貼りつけるのが望ましい。また、金属箔4に貼りつ
けたり、コーティング加工したりすれば、この金属箔4
に適度な弾力と抗張力とを付加することができるので、
しわになりにくく、破れにくくなるといった効果を得る
こともできる。
【0011】なお、上記実施例では、樹脂層としてポリ
エチレンを用いたが、断熱材1及び金属箔4の摩擦係数
よりも小さな摩擦係数を有するものであれば、それ以外
の樹脂であってもかまわない。また、上記実施例では、
冷暖房用敷設畳について説明したが、例えば、表面材と
してフローリング材を用いたタイプのものであってもよ
い。
【0012】
【発明の効果】第1の発明によれば、断熱材あるいは放
熱材が樹脂層に対して滑るだけなので、その上を人が歩
いたりしても、断熱材と放熱材とが擦りあわず、キュッ
キュッといった不快な音が発生することがない。しか
も、この冷暖房用敷設畳を長期間使用しても、その音は
ほとんど発生しない。第2の発明によれば、第1の発明
において、安価な樹脂シートを挟み込むだけでよいの
で、コストがかからない。第3の発明によれば、第1の
発明において、断熱材及び放熱材の積層面のうち、いず
れか一方に樹脂をコーティング加工しているので、樹脂
層を形成しないときと全く同じ製造工程で冷暖房用敷設
体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の冷暖房用敷設畳を示す断面
図である。
【図2】従来例の冷暖房用敷設畳を示す断面図である。
【符号の説明】
1 断熱材 2 パイプ 3 ガイド溝 4 (放熱材としての)金属箔 5 中空積層板 6 ポリエチレンシート
フロントページの続き (72)発明者 松田 達也 富山県黒部市前沢4371 株式会社トヨック ス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂で成形した断熱材と、この断熱
    材の表面に形成したガイド溝と、ガイド溝に敷いたパイ
    プと、断熱材の表面に敷いた金属製の放熱材とを備え、
    これら断熱材及び放熱材の上に、直接的あるいは間接的
    に表面材を敷く構成にした冷暖房用畳において、上記断
    熱材と放熱材との間に、これら断熱材及び放熱材の摩擦
    係数よりも小さな摩擦係数を有する樹脂層を介在させる
    とともに、この樹脂層を、上記断熱材及び放熱材の積層
    面のうち少なくともいずれか一方に対して滑動自在にす
    る構成にしたことを特徴とする冷暖房用敷設体。
  2. 【請求項2】 断熱材と放熱材との間に、樹脂シートを
    介在させて樹脂層を形成する構成にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の冷暖房用敷設体。
  3. 【請求項3】 断熱材及び放熱材の積層面うちいずれか
    一方に、樹脂をコーティング加工して樹脂層を形成する
    構成にしたことを特徴とする請求項1記載の冷暖房用敷
    設体。
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