JPH1151928A - 青果物の品質計測装置 - Google Patents

青果物の品質計測装置

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JPH1151928A
JPH1151928A JP21156797A JP21156797A JPH1151928A JP H1151928 A JPH1151928 A JP H1151928A JP 21156797 A JP21156797 A JP 21156797A JP 21156797 A JP21156797 A JP 21156797A JP H1151928 A JPH1151928 A JP H1151928A
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measuring
fruits
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JP21156797A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takizawa
精一 瀧澤
Chiaki Sakai
千明 酒井
Keisuke Igarashi
慶介 五十嵐
Masayuki Kashiyuu
政幸 加洲
Ryogo Yamauchi
良吾 山内
Nobuya Morimoto
信矢 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測した青果物の品質をその青果物とはロッ
トが異なり且つ過去に存在した青果物の品質と相対的に
比較するための情報を提供することができるようにす
る。 【解決手段】 青果物の品質情報を計測する計測手段A
と、その計測手段Aにて計測された品質情報を出力する
出力手段10が設けられた青果物の品質計測装置におい
て、指令手段12にて開始が指令されてから終了が指令
されるまでの間に、計測手段Aによって順次計測される
品質情報に基づいて、代表情報を求める代表情報演算手
段Cと、指令手段12にて終了が指令されると、代表情
報演算手段Cにて求められた代表情報を過去代表情報と
して記憶する記憶手段14が設けられ、出力手段10
が、計測手段Aにて計測された品質情報と共に、記憶手
段14に記憶されている過去代表情報を出力するように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物の品質情報
を計測する計測手段と、その計測手段にて計測された品
質情報を出力する出力手段が設けられた青果物の品質計
測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる青果物の品質計測装置において、
従来は、出力手段には、計測手段にて計測された品質情
報のみが出力されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、青果物の品
質を、その青果物とは、入荷単位、販売単位、栽培地単
位、栽培時期単位等が異なり(以下、ロットが異なると
略称する場合がある)、且つ、過去に存在した青果物の
品質と比較することができれば、青果物の品質を評価す
るうえで有効となる。例えば、かかる青果物の品質計測
装置を、スーパーマーケットの青果物売り場や、青果物
の販売店等の青果物の陳列台の近くに設置して、消費者
自身が、その品質計測装置を用いて、青果物の陳列台か
ら選択した青果物の品質情報を計測できるようにする場
合がある。そのような場合、現在陳列されている青果物
の品質が、過去、例えば、前日や前年の同時期に陳列さ
れていた青果物の品質と比較してどの程度のものなのか
が分かれば、消費者が青果物を選択するうえで有効とな
る。しかしながら、従来の装置では、計測手段にて計測
された品質情報のみが出力されるだけであるので、計測
した青果物の品質が、その青果物とはロットが異なり過
去に存在した青果物の品質と比較してどの程度のものな
のかが分かりにくかった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、計測した青果物の品質をその青
果物とはロットが異なり且つ過去に存在した青果物の品
質と相対的に比較するための情報を提供することができ
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、指令手段にて開始が指令されると、代表情
報演算手段にて、計測手段によって順次計測される品質
情報に基づいて、代表情報が求められ、指令手段にて終
了が指令されると、代表情報演算手段によって求められ
た代表情報が過去代表情報として記憶手段に記憶され
る。そして、出力手段には、計測手段にて計測された品
質情報と共に、記憶手段に記憶されている過去代表情報
が出力される。つまり、過去代表情報とは、今回の計測
手段による計測よりも前の過去において、指令手段にて
終了が指令されたときに代表情報演算手段によって求め
られていた代表情報であり、指令手段の開始並びに終了
指令により、計測対象の青果物とはロットが異なる青果
物を対象にして、過去代表情報を求めることができる。
従って、出力手段の出力情報に基づいて、計測手段にて
計測された品質情報と過去代表情報とを比較することに
より、計測した青果物の品質を、その青果物とはロット
が異なり且つ過去に存在した青果物の品質と相対的に比
較することができる。しかも、計測手段によって順次計
測された品質情報そのものではなく、それらの品質情報
の代表情報が過去代表情報として出力されるので、計測
した青果物の品質とその青果物とはロットが異なり且つ
過去に存在した青果物の品質との比較を、簡単且つ明確
に行うことができる。又、順次計測される品質情報に基
づいて代表情報が更新されるので、信頼性の高い過去代
表情報を提供することができる。
【0006】例えば、品質計測装置を消費者自身が青果
物の品質情報を計測できるように青果物の陳列台の近く
に設置した場合、消費者は、出力手段の出力情報に基づ
いて、自分が選択した青果物の品質を、過去、例えば、
前日や前年の同時期に陳列されていた青果物の品質と相
対的に比較することができる。
【0007】請求項2に記載の特徴構成によれば、出力
手段に、計測手段にて計測された品質情報、及び、記憶
手段に記憶されている過去代表情報が出力される際に
は、その出力の時点において代表情報演算手段によって
求められていた代表情報が現在代表情報として共に出力
される。つまり、同じロットの複数の青果物を対象とし
て計測手段によって品質情報が順次計測されるととも
に、そのように順次計測される品質情報に基づいて代表
情報が求められ、品質情報を出力手段に出力するときに
は、そのときに代表情報演算手段によって求められてい
た代表情報が現在代表情報として共に出力されるのであ
る。つまり、現在代表情報は、計測した青果物が含まれ
るロットの品質の状態を示す。従って、計測した青果物
の品質、計測した青果物と異なるロットで過去に存在し
た青果物の品質、及び、計測した青果物が含まれるロッ
トの青果物の品質の三者を相対的に比較することができ
る。
【0008】例えば、品質計測装置を消費者自身が青果
物の品質情報を計測できるように青果物の陳列台の近く
に設置した場合、消費者は、出力手段の出力情報に基づ
いて、現在陳列されている青果物の品質を、過去、例え
ば、前日や前年の同時期に陳列されていた青果物の品質
と相対的に比較することができるとともに、現在陳列さ
れている青果物の中からどの程度の品質のものが選択で
きたのかを評価することができる。
【0009】請求項3に記載の特徴構成によれば、出力
手段とは別体の代表情報出力手段に、過去代表情報及び
現在代表情報が出力される。つまり、代表情報出力手段
を、その出力情報が計測手段を使用している消費者以外
の消費者に判別することができる箇所に設置しておけ
ば、計測手段を使用している消費者以外の消費者に、過
去に陳列されていた青果物の品質の代表情報である過去
代表情報、及び、現在陳列されている青果物の品質の代
表情報である現在代表情報を提供することができる。
【0010】請求項4に記載の特徴構成によれば、出力
手段には、複数の過去代表情報が時間経過に対応付けら
れて出力される。従って、計測した青果物の品質を、そ
の青果物とはロットが異なる過去の複数のロットの品質
と相対的に比較することができるので、品質の評価を一
層的確に行うことができる。
【0011】請求項5に記載の特徴構成によれば、1品
種の青果物の品質情報の計測のために、計測手段が複数
台設けられるとともに、出力手段が、各計測手段に対応
付けて1台ずつ設けられ、代表情報演算手段が、複数台
の計測手段の計測情報に基づいて、代表情報を求めるよ
うに構成されているので、各出力手段には、各出力手段
に対応する計測手段にて計測されて品質情報と共に、同
一の代表情報が出力される。従って、より多数の品質情
報に基づいて代表情報が求められるので、代表情報の信
頼性が一層向上する。又、同一品種の青果物に対して設
けられているのもかかわらず、各出力手段に出力される
代表情報が異なるといった不具合を防止することができ
る。
【0012】請求項6に記載の特徴構成によれば、計測
手段によって順次計測される品質情報に基づいて、代表
情報演算手段により、代表情報として平均値が求められ
る。つまり、代表情報としての平均値は、計測対象の青
果物のロットの平均的な品質レベルを示すことになる。
従って、計測した青果物の品質情報の評価を簡単かつ明
確に行うことができる。
【0013】請求項7に記載の特徴構成によれば、計測
手段は、測定用光線を青果物に照射して青果物からの反
射光又は透過光の分光スペクトルを得て、得られた分光
スペクトルに基づいて品質情報を求める分光分析装置に
て構成されている。測定用光線を青果物に照射すると、
照射された光は、青果物の成分毎に特有の波長域におい
て成分毎の品質情報に応じて吸収されるので、青果物か
らの反射光又は透過光のスペクトルを得て、得られたス
ペクトルに基づいて、青果物の成分毎に品質情報を求め
ることができる。従って、青果物の成分に基づく品質情
報を非破壊で且つ簡単な操作で計測することができるの
で、計測手段の具体構成として分光分析装置を適用する
と、消費者による操作を対象とし、且つ、青果物の選択
のための有効な品質情報を提供するという上で効果的で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1ないし図4に基づいて、本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1に示すよう
に、青果物の品質計測装置は、本体部Mと、代表情報出
力手段としての代表値用表示装置11とを別体で備えて
構成してある。本体部Mには、青果物の品質情報を計測
する計測手段A、指令手段としての指令部14にて開始
が指令されてから終了が指令されるまでの間に、計測手
段Aにて順次計測される品質情報に基づいて、代表情報
を求める代表情報演算手段C、計測手段Aにて終了が指
令されると、代表情報演算手段Cにて求められた代表情
報を過去代表情報として記憶する記憶手段としての記憶
部14、及び、計測手段Aにて計測された品質情報と共
に、記憶部14にて記憶されている過去代表情報を出力
する出力手段としての主表示装置10を備えてある。
【0015】更に、図4に示すように、主表示装置10
には、指令部14にて終了が指令されるまでに代表情報
演算手段Cにて求められた代表情報を現在代表情報とし
て、計測手段Aにて計測された品質情報、及び、記憶部
14にて記憶されている過去代表情報と共に出力するよ
うに構成してある。更に、記憶部14を、複数の過去代
表情報を時間経過に対応付けて記憶するように構成し、
主表示装置10には、記憶部14に記憶されている複数
の過去代表情報を時間経過に対応付けて出力するように
構成してある。
【0016】図5に示すように、代表値用表示装置11
には、記憶部14に記憶されている複数の過去代表情報
を時間経過に対応付けて出力すると共に、代表情報演算
手段Cにて求められた現在代表情報を出力するように構
成してある。
【0017】本体部Mは、計測手段A、代表情報演算手
段C、記憶部14及び主表示装置10を、キャスタにて
移動自在なケーシング15を用いて、移動自在な状態に
一体的にユニット化して、青果物の陳列台Dの横に配置
してある。代表値用表示装置11は、本体部Mによって
青果物の品質情報を計測している消費者の他に、多くの
消費者が視認できるように、例えば、陳列台Dの上方に
設けてある。
【0018】計測手段Aは、測定用光線を計測対象の青
果物に照射して、青果物からの拡散反射光の分光スペク
トルを得て、得られた分光スペクトルに基づいて、青果
物に含まれる成分に基づく品質情報を求める分光分析装
置Pにて構成してある。
【0019】分光分析装置Pは、測定用光線を計測対象
の青果物に照射するとともに、青果物からの拡散反射光
を受光する投受光アダプタ3を、計測台15aの計測用
開口部に臨ませた状態で、ケーシング15内に設けてあ
る。
【0020】以下、図2に基づいて、分光分析装置Pに
ついて説明を加える。分光分析装置Pは、光源部1と、
光源部1からの測定用光線及び青果物(以下、試料と称
する場合がある)Fからの拡散反射光を導く計測用プロ
ーブ2と、計測用プローブ2にて導かれた測定用光線を
試料Fに照射するとともに、試料Fからの拡散反射光を
受光して計測用プローブ2へ導く投受光アダプタ3と、
計測用プローブ2にて導かれた拡散反射光の分光スペク
トルを得る分光部4と、その分光部4で得られた分光ス
ペクトルに基づいて試料Fに含まれる成分に基づく品質
情報を求めるとともに各種制御を司る処理部5と、光源
部1からの測定用光線を試料Fに照射する照射状態と照
射しない非照射状態とに切り換え自在なシャッタ部6
と、計測台15a上に計測対象の試料Fが有るか否かを
検出する試料検出センサ7とを備えて構成してある。
【0021】光源部1は、赤外線光を測定用光線として
放射するタングステン−ハロゲンランプ1aと、そのタ
ングステン−ハロゲンランプ1aからの測定用光線を平
行光線束に成形するレンズ1bにより構成してある。
【0022】計測用プローブ2は、照射用光ファイバ2
aと、受光用光ファイバ2bとを備えて構成してある。
照射用光ファイバ2aと受光用光ファイバ2bとは、照
射用光ファイバ2aにおける測定用光線の入射端部側及
び受光用光ファイバ2bにおける拡散反射光の出射端部
側を除いた部分を、環状の照射用光ファイバ2aの内部
に受光用光ファイバ2bが位置する同軸状に形成してあ
り、同軸状の先端面では、照射用光ファイバ2aの環状
の先端面とその内部の受光用光ファイバ2bの円状の先
端面が面一になっている。
【0023】図3にも示すように、投受光アダプタ3
は、計測用プローブ2の先端に取り付けられる。その投
受光アダプタ3は、外筒体3aと、その外筒体3aの内
部にその外筒体3aと間隔を隔てて同軸状に位置する内
筒体3bと、外筒体3aと内筒体3bとを連結する連結
部材3cと、外筒体3aの一端部に外嵌状に固着した取
り付け筒体3dと、その取り付け筒体3dに螺挿したネ
ジ3eを備えて構成してある。そして、取り付け筒体3
dを計測用プローブ2に外嵌してネジ3eを締め付ける
ことにより、投受光アダプタ3を計測用プローブ2の先
端に接続する。尚、図中の3fは、投受光アダプタ3
を、その先端部を露出させた状態で内装するプローブケ
ーシングである。
【0024】内筒体3bは、筒内径及び筒外径が基端側
のファイバ接続部に近づくほど小径となる截頭円錐形状
に形成するとともに、周壁の厚みが計測用プローブ2に
近づくほど小となるように形成してある。更に、内筒体
3bは、その基端側のファイバ接続部においては、内径
を受光用光ファイバ2bの円状の先端面の直径と略同一
とし、周壁の厚みを受光用光ファイバ2bの先端面と照
射用光ファイバ2aの先端面との間隔と略同一としてあ
る。又、内筒体3bの内周面及び外周面は光の反射が可
能な鏡面に仕上げてある。外筒体3aは、筒内径及び筒
外径が基端側のファイバ接続部に近づくほど小径となる
截頭円錐形状に形成してある。更に、外筒体3aは、そ
の基端側のファイバ接続部においては、内径を照射用光
ファイバ2aの環状の先端面の外径と略同一としてあ
る。又、外筒体3aの内周面は、光の反射が可能な鏡面
に仕上げてある。
【0025】つまり、内筒体3bにおける基端側のファ
イバ接続部の開口部の形状が受光用光ファイバ2bの先
端面の形状と略同一となるとともに、内筒体3bの基端
部と外筒体3aの基端部により形成される環状の開口部
の形状が、照射用光ファイバ2aの環状の先端面の形状
と略同一となるようにしてある。又、投受光アダプタ3
を計測用プローブ2の先端に接続すると、内筒体3bの
開口部が受光用光ファイバ2bの先端面と対向した状態
で位置し、且つ、内筒体3bと外筒体3aとに形成され
る開口部が受光用光ファイバ2aの先端面と対向した状
態で位置するように構成してある。更に、投受光アダプ
タ3の先端部は、中央部が最も深くなる凹曲面状に形成
してある。
【0026】上述のように構成した投受光アダプタ3
を、その先端を計測台15aの計測用開口部に臨ませた
状態で、計測台15aの直下に設けてあり、投受光アダ
プタ3の先端面部(即ち、上面部)に、計測対象の試料
を載置支持できるようにしてある。従って、投受光アダ
プタ3の上面部を試料の載置部として機能させる。そし
て、内筒体3bの先端部と外筒体3aの先端部とにより
形成される環状の開口部を照射部Oとして、内筒体3b
の先端開口部を受光部Iとして、夫々機能させるように
してある。
【0027】試料検出センサ7は、環状の照射部Oの外
周に沿わせた状態でケーシング3fの上面部に付設した
環状の圧電素子にて構成してある。更に、上面視におけ
る形状が試料検出センサ7と略同一形状の環状の柔軟性
部材8を、試料検出センサ7の上面部に重ねて付設して
ある。柔軟性部材8の上面部は、投受光アダプタ3の上
面部よりも高くなるようにしてある。そして、試料を投
受光アダプタ3の上面部に載置すると、柔軟性部材8が
試料の形状に沿って変形して、試料が投受光アダプタ3
の上面部に安定して載置保持されるとともに、試料の荷
重が試料検出センサ7に印加されて、試料の有る状態が
検出される。
【0028】図2に示すように、シャッタ部6は、レン
ズ1bと計測用プローブ2における測定用光線の入射端
部との間において、測定用光線を遮光する遮光状態と遮
光しない非遮光状態とに移動自在に支持されたシャッタ
板6aと、そのシャッタ板6aを移動駆動する電磁ソレ
ノイド6bとを備えて構成してある。シャッタ部6を非
遮光状態に切り換えることにより、前記照射状態にな
り、遮光状態に切り換えることにより、前記非照射状態
になる。
【0029】従って、下記のように、投受光アダプタ3
によって、投受光アダプタ3の上面部に載置された試料
Fに対して測定用光線が照射されるとともに、試料Fか
らの拡散反射光が受光される。即ち、計測台15a上に
試料Fを載置して、シャッタ部6を非遮光状態に切り換
える。すると、照射用光ファイバ2aにて導かれた光源
部1からの測定用光線は、照射用光ファイバ2aの先端
面から内筒体3bと外筒体3aの間の空間内に入射し
て、前記空間内を通過し、内筒体3bの先端部と外筒体
3aの先端部とにより形成される環状の照射部Oから試
料Fに対して出射する。そして、試料Fからの拡散反射
光は、内筒体3bの先端開口部にて機能させる受光部I
から、内筒体3b内に入射して、内筒体3b内を通過
し、受光用光ファイバ2bの先端面に対して出射して、
受光用光ファイバ2bにて、分光部4へと導かれる。
【0030】上述のように、測定用プローブ2の先端に
投受光アダプタ3を接続することにより、青果物に対す
る測定用光線の照射部Oと、試料Fからの反射光の受光
部Iとの間隔を広くすることができるので、試料Fから
の拡散反射光を受光することができるのである。
【0031】図2に示すように、分光部4は、受光用光
ファイバ2bにて導かれた拡散反射光を反射する反射鏡
4aと、反射鏡4aにより反射された拡散反射光を分光
反射する凹面回折格子4bと、凹面回折格子4bにより
分光反射された各波長毎の光線束強度を検出するアレイ
型受光素子4cを備えている。アレイ型受光素子4c
は、凹面回折格子4bにて分光反射された拡散反射光
を、同時に波長毎に受光するとともに波長毎の信号に変
換して出力する。反射鏡4a、凹面回折格子4b及びア
レイ型受光素子4cは、外部からの光を遮光するアルミ
ニウム製の暗箱4d内に配置してあり、受光用光ファイ
バ2bにて導かれた拡散反射光は、暗箱4dに形成した
入射孔4eを通じて暗箱4d内に導くように構成してあ
る。
【0032】処理部5について説明を加える。処理部5
は、マイクロコンピュータを利用して構成してあり、基
本的には、アレイ型受光素子4cからの出力信号を処理
して、吸光度スペクトル、及び、吸光度スペクトルの波
長領域での二次微分値を得るとともに、その二次微分値
に基づいて、青果物に含まれる成分に基づく品質情報を
算出する。処理部5は、下記の演算式(以下、検量式と
称する)による重回帰分析に基づいて、青果物Fに含ま
れる成分に基づく品質情報を算出する。 Y=K0 +K1 ×A(λ1 )+K2 ×A(λ2 )+K3
×A(λ3 )……但し、 Y ;成分量 K0 ,K1 ,K2 ,K3 …… ;係数 A(λ1 ),A(λ2 ),A(λ3 )……;特定波長λ
における吸光度スペクトルの二次微分値
【0033】処理部5には、青果物の品種夫々につい
て、品質情報の項目毎に、特定の検量式を設定してあ
る。つまり、上記検量式において、青果物の品種夫々に
ついて、品質情報の項目毎に特定の係数K0 ,K1 ,K
2 ,K3 ……、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ……を設定してあ
る。
【0034】そして、処理部5は、品種設定部9にて設
定された品種に対応するように、上記検量式を設定し
て、その設定した検量式に基づいて品質情報を求めるよ
うに構成してある。尚、品種設定部9は、一般消費者が
操作できないように、例えば、ケーシング15の内部に
設けてあり、店側の担当者が、所定の品種に設定して、
設定した品種に対応する陳列台Dの横に設置する。
【0035】青果物に含まれる成分に基づく品質情報の
項目として、糖度、酸度、硬度、着色度、デンプン量、
水分量、ビタミン量、ミネラル量等が含まれる。
【0036】尚、例えば、品質情報の測定対象の青果物
がトマトの場合、品質情報の項目としては、糖度、酸度
を用いる。酸度はクエン酸の含有量にて示される。糖度
を測定する場合の、上記検量式における特定波長λは、
例えば、750nm,830nm,915nm,103
0nm,1080nm,1205nm,1260nm,
1380nmに設定する。又、クエン酸の含有量を測定
する場合の、上記検量式における特定波長λは、例え
ば、775nm,1005nm,1060nm,117
0nm,1240nm,1375nmに設定する。
【0037】品質情報の測定対象の青果物がリンゴの場
合、糖度を測定する場合の、上記検量式における特定波
長λは、例えば、750nm,830nm,915n
m,1030nm,1080nmに設定する。又、クエ
ン酸の含有量を測定する場合の、上記検量式における特
定波長λは、例えば、775nm,900nm,100
5nm,1060nmに設定する。
【0038】次に、図2に基づいて、処理部5による制
御構成について説明する。処理部5は、指令部12にて
開始が指令されると、代表情報を求めるために内部に記
憶している演算情報をリセットして、指令部12にて終
了が指令されるまでの間、下記のように、品質情報及び
代表情報を求める演算制御を実行する。即ち、処理部5
は、試料検出センサ7にて試料Fが有る状態が検出され
る毎に、シャッタ部6を非遮光状態に切り換え、品種設
定部9にて設定された品種に対応するように、上記検量
式を設定して、その設定した検量式に基づいて品質情報
を求め、試料検出センサ7にて試料Fが無い状態が検出
されると、シャッタ部6を遮光状態に切り換える。並び
に、試料検出センサ7にて試料Fが有る状態が検出され
る毎に、順次求めた品質情報に基づいて、代表情報とし
ての平均値を演算し、指令部12にて終了が指令される
と、そのときに求めている平均値を過去平均値として、
記憶部14に記憶させる。
【0039】従って、処理部5を利用して、代表情報演
算手段Cを構成してある。
【0040】記憶部14には、6個の過去平均値を時間
経過に対応付けて記憶するように構成してあり、新たに
過去平均値を記憶するときは、最古の過去平均値を消去
して記憶するようにしてある。
【0041】尚、陳列台Dに陳列する青果物のロット
を、例えば、1日単位で入れ換える場合は、指令部12
による開始並びに終了指令は、例えば、毎日の始業時並
びに終業時に合わせて指令するようにしてあり、過去平
均値は、1日単位で求めることになる。従って、記憶部
14には、過去6日間の過去平均値が記憶されている。
【0042】処理部5は、上記の演算制御と並行して、
下記のように、各種情報を主表示装置10及び代表値用
表示装置11夫々に表示させる表示制御を実行する。即
ち、試料検出センサ7にて試料Fが有る状態が検出され
る毎に、求めた品種情報、その時点で求めていた平均値
である現在平均値、及び、記憶部14に記憶されている
過去平均値を共に、主表示装置10に表示させ、並び
に、その時点で求めていた平均値である現在平均値、及
び、記憶部14に記憶されている過去平均値を共に、代
表値用表示装置11に表示させる。
【0043】主表示装置10及び代表値用表示装置11
夫々の表示形態について説明する。図4に示すように、
主表示装置10には、そのときに求めた品質情報を、1
0aにて示すように項目別にディジタル表示し、そのと
きの現在平均値を、10bにて示すように項目別にディ
ジタル表示し、並びに、過去6日間の過去平均値及び現
在平均値を、10cにて示すように、時間経過に対応付
けて、項目別に折れ線グラフにて表示する。
【0044】図5に示すように、代表値用表示装置11
には、そのときの現在平均値を、11bにて示すように
項目別にディジタル表示し、並びに、過去6日間の過去
平均値及び現在平均値を、11cにて示すように、時間
経過に対応付けて、項目別に折れ線グラフにて表示す
る。尚、図4及び図5は、青果物の品種がリンゴの場合
で、品質情報の項目として、糖度及び酸度を計測した場
合の表示例を示す。
【0045】〔第2実施形態〕以下、図6及び図7に基
づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。本第2
実施形態においては、青果物の複数の品種毎に、計測手
段Aとしての分光分析装置P、主表示装置10及び代表
値表示装置11を設けてある。更に、特定の品種につい
ては、1品種の青果物の品質情報の計測のために、分光
分析装置Pを複数台設けるとともに、主表示装置10を
各分光分析装置Pに対応付けて1台ずつ設け、代表情報
演算手段Cを、複数の分光分析装置Pの計測情報に基づ
いて代表情報を求めるように構成し、その代表情報を表
示する代表値表示装置11を1台設けてある。
【0046】説明を加えると、各品種の陳列台Dに対応
させて、上記の第1実施形態と同様の本体部Mを配置し
てあり、特定の品種(図6ではトマト)の陳列台Dに対
応させて、その品種の品質情報の計測用として2台の本
体部Mを配置してある。又、各品種の陳列台Dに対応さ
せて、代表情報表示装置11を1台ずつ配置してある。
更に、複数の本体部M及び複数の代表情報表示装置11
を制御する制御部13を設けてある。
【0047】但し、本実施形態においては、本体部Mの
分光分析装置Pの処理部5には、代表情報を求める機
能、及び、求めた代表情報を主表示装置10及び代表情
報表示装置11夫々に表示させる機能を備えさせず、そ
れらの機能を制御部13に備えさせてある。尚、各本体
部M、各分光分析装置P、各処理部5、各主表示装置1
0及び各代表情報表示装置11は夫々同様に構成してあ
るが、青果物の品種毎に設けられていることを示すため
に、図6及び図7においては、夫々を示す符号に、品種
を示す添字a,b・・・を添える。例えば、本体部M
a、分光分析装置Pa、処理部5a、主表示装置10a
及び代表情報表示装置11aはリンゴに対応し、本体部
Mb、分光分析装置Pb、処理部5b、主表示装置10
b及び代表情報表示装置11bはトマトに対応する。
【0048】制御部13は、指令部12にて開始が指令
されると、代表情報を求めるために内部に記憶している
演算情報をリセットして、指令部12にて終了が指令さ
れるまでの間、下記のように、品質情報及び代表情報を
求める演算制御を実行する。即ち、制御部13は、複数
の分光分析装置P(処理部5)にて求められる品質情報
に基づいて、品種毎に代表情報として平均値を求める。
但し、1品種に対して分光分析装置Pが複数台設けられ
ているときは、複数台の分光分析装置Pの計測情報に基
づいて平均値を求める。そして、指令部13にて終了が
指令されると、そのときに求めている平均値を過去平均
値として、品種に対応させて、記憶部14に記憶させ
る。従って、制御部13を利用して、代表情報演算手段
Cを構成してある。
【0049】制御部13は、上記の演算制御と並行し
て、下記のように、各種情報を主表示装置10及び代表
値用表示装置11夫々に表示させる表示制御を実行す
る。即ち、平均値を求める毎に、求めた平均値を現在平
均値として、対応する品種の本体部Mの主表示装置10
及び代表情報表示装置11夫々に表示させ、並びに、記
憶部14に記憶されている過去平均値を対応する品種の
本体部Mの主表示装置10及び代表情報表示装置11夫
々に表示させる。主表示装置10及び代表情報表示装置
11夫々の表示形態は、第1実施形態と同様である。
【0050】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 代表情報演算手段Cにて求める代表情報の具体
例としては、上記の各実施形態において例示した平均値
に限定されるものではない。例えば、計測手段Aにて計
測された品質情報のうちから、品質が良いことを示すも
のから順に設定個数の品質情報を求めてもよい。又は、
最大値及び最小値でもよい。又は、平均値xと標準偏差
σを求め、それらから、代表情報として、(x−2σ)
及び(x+2σ)を求めてもよい。
【0051】(ロ) 主表示装置10及び代表情報表示
装置11夫々に過去代表情報を出力する場合の過去代表
情報の個数は、上記の各実施形態において例示した6個
以外に、適宜設定可能であり、1個でもよい。
【0052】(ハ) 過去代表情報を求める対象とする
青果物の単位は、上記の各実施形態において例示した販
売単位以外にも、種々の単位を対象とすることができ
る。例えば、入荷単位、栽培地単位、栽培時期単位を対
象とすることができる。
【0053】(ニ) 過去代表情報を求める期間は、上
記の各実施形態において例示した始業時と終業時との間
に限定されるものではなく、適宜設定可能である。
【0054】(ホ) 上記の各実施形態において、主表
示装置10に表示する情報として、現在代表情報を省略
してもよい。
【0055】(ヘ) 上記の各実施形態において、代表
情報表示装置11を省略してもよい。
【0056】(ト) 品種情報、現在代表情報及び過去
代表情報を主表示装置10及び代表情報表示装置11夫
々に表示する表示形態は、ディジタル表示、各種グラフ
表示等から適宜設定することができる。但し、品種情
報、現在代表情報及び過去代表情報相互間の相対比較が
し易い表示形態を採用するのが好ましい。
【0057】(チ) 出力手段及び代表情報出力手段
は、上記の各実施形態においては出力情報を表示出力す
るように構成する場合について例示したが、音声出力す
るように構成したり、表示出力と音声出力を併用するよ
うに構成してもよい。
【0058】(リ) 1品種の青果物の品質情報を計測
するために設置する計測手段Aの台数は、適宜設定可能
である。又、青果物の品種毎に設置する代表情報出力手
段の台数は、上記の各実施形態において例示した1台に
限定されるものではなく、適宜設定可能である。
【0059】(ヌ) 計測する品質情報の項目は、青果
物の品種に応じて適宜選択することができる。
【0060】(ル) 上記の各実施形態では、分光分析
装置Pを、試料Fからの反射光を得るように構成する場
合について例示したが、試料Fからの透過光を得るよう
に構成してもよい。
【0061】(ヲ) 上記の各実施形態では、計測手段
Aを分光分析装置Pにて構成する場合について例示した
が、この他に、例えば、化学的に分析する装置にて構成
してもよい。
【0062】(ワ) 青果物としては、上記の各実施形
態において例示した野菜や果物のほかに、穀物も含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる青果物の品質計測装置の
全体構成を示す斜視図
【図2】第1実施形態にかかる青果物の品質計測装置の
ブロック図
【図3】分光分析装置の投受光アダプタにおける測定用
光線の光路に沿った断面図
【図4】主表示装置の表示形態を示す
【図5】代表値表示装置の表示形態を示す図
【図6】第2実施形態にかかる青果物の品質計測装置に
おける各部の配置形態を示す図
【図7】第2実施形態にかかる青果物の品質計測装置の
ブロック図
【符号の説明】
10 出力手段 11 代表情報出力手段 12 指令手段 14 記憶手段 A 計測手段 C 代表情報演算手段 P 分光分析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加洲 政幸 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)発明者 山内 良吾 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)発明者 森本 信矢 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青果物の品質情報を計測する計測手段
    と、 その計測手段にて計測された品質情報を出力する出力手
    段が設けられた青果物の品質計測装置であって、 指令手段にて開始が指令されてから終了が指令されるま
    での間に、前記計測手段によって順次計測される品質情
    報に基づいて、代表情報を求める代表情報演算手段と、 前記指令手段にて終了が指令されると、前記代表情報演
    算手段にて求められた代表情報を過去代表情報として記
    憶する記憶手段が設けられ、 前記出力手段が、前記計測手段にて計測された品質情報
    と共に、前記記憶手段に記憶されている過去代表情報を
    出力するように構成されている青果物の品質計測装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段が、前記指令手段にて終了
    が指令されるまでに前記代表情報演算手段にて求められ
    た代表情報を現在代表情報として、前記計測手段にて計
    測された品質情報、及び、前記記憶手段に記憶されてい
    る過去代表情報と共に出力するように構成されている請
    求項1記載の青果物の品質計測装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶されている過去代表
    情報と、前記指令手段にて終了が指令されるまでに前記
    代表情報演算手段にて求められた代表情報である現在代
    表情報とを共に出力する代表情報出力手段が、前記出力
    手段とは別体で設けられている請求項2記載の青果物の
    品質計測装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段が、複数の過去代表情報を
    時間経過に対応付けて記憶するように構成され、 前記出力手段が、前記記憶手段に記憶されている複数の
    過去代表情報を、時間経過に対応付けて出力するように
    構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の青
    果物の品質計測装置。
  5. 【請求項5】 1品種の青果物の品質情報の計測のため
    に、前記計測手段が複数台設けられるとともに、前記出
    力手段が、各計測手段に対応付けて1台ずつ設けられ、 前記代表情報演算手段が、複数の前記計測手段の計測情
    報に基づいて、代表情報を求めるように構成されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の青果物の品質計測
    装置。
  6. 【請求項6】 前記代表情報演算手段が、前記代表情報
    として、平均値を求めるように構成されている請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の青果物の品質計測装置。
  7. 【請求項7】 前記計測手段は、測定用光線を青果物に
    照射して青果物からの反射光又は透過光の分光スペクト
    ルを得て、得られた分光スペクトルに基づいて前記品質
    情報を求める分光分析装置にて構成されている請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の青果物の品質計測装置。
JP21156797A 1997-08-06 1997-08-06 青果物の品質計測装置 Pending JPH1151928A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1065481A3 (en) * 1999-07-02 2003-10-15 Ncr International Inc. Produce data collector and produce recognition system
US9377398B2 (en) 2008-10-06 2016-06-28 Osaka University Liquid inspecting method and liquid inspecting device
WO2023238654A1 (ja) * 2022-06-07 2023-12-14 ウシオ電機株式会社 光測定装置
WO2025022803A1 (ja) * 2023-07-25 2025-01-30 第一実業ビスウィル株式会社 光測定装置

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