JPH1151993A - 零相電流測定装置 - Google Patents
零相電流測定装置Info
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- JPH1151993A JPH1151993A JP9210235A JP21023597A JPH1151993A JP H1151993 A JPH1151993 A JP H1151993A JP 9210235 A JP9210235 A JP 9210235A JP 21023597 A JP21023597 A JP 21023597A JP H1151993 A JPH1151993 A JP H1151993A
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- 102100031584 Cell division cycle-associated 7-like protein Human genes 0.000 description 1
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- 101000655622 Homo sapiens Testicular haploid expressed gene protein Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地絡事故発生時などに生じる零相電流の大き
さに係わらず、該零相電流を正確に検出することのでき
る零相電流測定装置を提供する。 【解決手段】 各相電流Ia 、Ib 、Ic を定常電流測
定レンジと事故電流測定レンジの2つの信号入力部を介
して入力し、事故検出時に、定常電流測定レンジの信号
がオーバーフローしているかどうかを判定し、オーバー
フローしていなければ定常電流測定レンジの信号に基づ
いて零相電流I0 を算出し、オーバーフローしていなけ
れば事故電流測定レンジの信号に基づいて該零相電流I
0 を算出する。
さに係わらず、該零相電流を正確に検出することのでき
る零相電流測定装置を提供する。 【解決手段】 各相電流Ia 、Ib 、Ic を定常電流測
定レンジと事故電流測定レンジの2つの信号入力部を介
して入力し、事故検出時に、定常電流測定レンジの信号
がオーバーフローしているかどうかを判定し、オーバー
フローしていなければ定常電流測定レンジの信号に基づ
いて零相電流I0 を算出し、オーバーフローしていなけ
れば事故電流測定レンジの信号に基づいて該零相電流I
0 を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、系統の地絡事故
時などに過大な故障電流として発生する零相電流を測定
する零相電流測定装置に関する。
時などに過大な故障電流として発生する零相電流を測定
する零相電流測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地絡事故時の零相電流を測定する従来の
装置としては、たとえば、図7に示すように貫通型CT
(変流器)ZCTと、その出力電流である零相電流I0
を測定するI0 測定部20とで構成したものや、各相電
流Ia 、Ib 、Ib をCT1〜CT3によって検出し、
所定の測定レンジで入力してこれらの相電流をベクトル
計算することによってI0 を計算するI0 計算部21で
構成したものが実用化されている。
装置としては、たとえば、図7に示すように貫通型CT
(変流器)ZCTと、その出力電流である零相電流I0
を測定するI0 測定部20とで構成したものや、各相電
流Ia 、Ib 、Ib をCT1〜CT3によって検出し、
所定の測定レンジで入力してこれらの相電流をベクトル
計算することによってI0 を計算するI0 計算部21で
構成したものが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ZCT
を用いる装置では、新たに高価なZCTを配設する必要
があるためにコストが高くなるという問題がある。これ
に対して、CT1〜CT3によって各相電流Ia 、
Ib 、Ib を検出し、ベクトル計算によってI0 を計算
する装置は低コストで実現できる利点があるが、地絡電
流の大小とI0 計算部21の測定レンジとの関係で零相
電流I0 を常に正確に検出できるとは限らない。
を用いる装置では、新たに高価なZCTを配設する必要
があるためにコストが高くなるという問題がある。これ
に対して、CT1〜CT3によって各相電流Ia 、
Ib 、Ib を検出し、ベクトル計算によってI0 を計算
する装置は低コストで実現できる利点があるが、地絡電
流の大小とI0 計算部21の測定レンジとの関係で零相
電流I0 を常に正確に検出できるとは限らない。
【0004】すなわち、通常、電力系統の中性点は事故
発生時における過電圧の抑制と保護装置の確実な動作の
ために接地されることが多いが、この接地の方式とし
て、超高圧系統には直接接地方式が、また、配電系統に
は抵抗接地方式が採用されている。このため、接地方式
によって地絡事故時のI0 の大きさが全く異なるものと
なり、測定レンジが1つしかない従来の装置では、I0
が測定レンジを超えてしまったり、反対にI0 が測定レ
ンジに対して極めて小さく一定の精度を得られないとい
う問題があった。
発生時における過電圧の抑制と保護装置の確実な動作の
ために接地されることが多いが、この接地の方式とし
て、超高圧系統には直接接地方式が、また、配電系統に
は抵抗接地方式が採用されている。このため、接地方式
によって地絡事故時のI0 の大きさが全く異なるものと
なり、測定レンジが1つしかない従来の装置では、I0
が測定レンジを超えてしまったり、反対にI0 が測定レ
ンジに対して極めて小さく一定の精度を得られないとい
う問題があった。
【0005】この発明の目的は、地絡事故発生時などに
生じる零相電流の大きさに係わらず、該零相電流を正確
に検出することのできる零相電流測定装置を提供するこ
とにある。
生じる零相電流の大きさに係わらず、該零相電流を正確
に検出することのできる零相電流測定装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
電流測定レンジの異なる複数の信号入力部を各相ごとに
設け、各信号入力部の出力のうち、測定レンジの小さな
第1の信号入力部の出力がオーバフローしているか否か
を検出し、オーバフローしていない時は前記第1の信号
入力部の出力に基づいて零相電流を求め、オーバフロー
している時は他の信号入力部の出力に基づいて零相電流
を求める零相電流測定部を設けたことを特徴とする。
電流測定レンジの異なる複数の信号入力部を各相ごとに
設け、各信号入力部の出力のうち、測定レンジの小さな
第1の信号入力部の出力がオーバフローしているか否か
を検出し、オーバフローしていない時は前記第1の信号
入力部の出力に基づいて零相電流を求め、オーバフロー
している時は他の信号入力部の出力に基づいて零相電流
を求める零相電流測定部を設けたことを特徴とする。
【0007】各相ごとに設けられる複数の信号入力部
は、典型的には、定常電流の測定レンジを持つ第1の信
号入力部と、事故電流の測定レンジを持つ第2の信号入
力部とで構成される。この場合、事故電流を測定するレ
ンジを2種類に分け、それぞれに対応する信号入力部を
設けてもよい。このように設けられる複数の信号入力部
のうちの測定レンジの小さな第1の信号入力部(たとえ
ば、定常電流測定レンジを持つ信号入力部)の出力が測
定レンジに対してオーバフローしているか否かを検出
し、オーバフローしていない時には上記第1の信号入力
部の出力に基づいて零相電流I0 をベクトル計算によっ
て求め、オーバフローしている時には他の信号入力部
(たとえば、異常電流測定レンジの信号入力部)の出力
に基づいて零相電流I0 をベクトル計算によって求め
る。なお、オーバフローしているか否かの検出は、
Ia 、Ib 、Ic の全てが対象となり、いずれか1つの
相電流がオーバフローしていると他の信号入力部の出力
に基づいて零相電流I0 が求められ、全ての相電流がオ
ーバフローしていない時にだけ第1の信号入力部の出力
に基づいて零相電流I0 が求められることになる。ま
た、零相電流測定部において求めた零相電流I0 が地絡
事故等によって生じたものである場合に、その零相電流
I0 や他の信号の波形を記録することが多いが、この場
合、零相電流測定部を事故検出した保護装置の接点出力
等に基づいて起動させてもよいし、零相電流測定部を常
に動作させておき、事故検出時にのみその時に求めた零
相電流波形や他の信号波形を記録するようにしてもよ
い。
は、典型的には、定常電流の測定レンジを持つ第1の信
号入力部と、事故電流の測定レンジを持つ第2の信号入
力部とで構成される。この場合、事故電流を測定するレ
ンジを2種類に分け、それぞれに対応する信号入力部を
設けてもよい。このように設けられる複数の信号入力部
のうちの測定レンジの小さな第1の信号入力部(たとえ
ば、定常電流測定レンジを持つ信号入力部)の出力が測
定レンジに対してオーバフローしているか否かを検出
し、オーバフローしていない時には上記第1の信号入力
部の出力に基づいて零相電流I0 をベクトル計算によっ
て求め、オーバフローしている時には他の信号入力部
(たとえば、異常電流測定レンジの信号入力部)の出力
に基づいて零相電流I0 をベクトル計算によって求め
る。なお、オーバフローしているか否かの検出は、
Ia 、Ib 、Ic の全てが対象となり、いずれか1つの
相電流がオーバフローしていると他の信号入力部の出力
に基づいて零相電流I0 が求められ、全ての相電流がオ
ーバフローしていない時にだけ第1の信号入力部の出力
に基づいて零相電流I0 が求められることになる。ま
た、零相電流測定部において求めた零相電流I0 が地絡
事故等によって生じたものである場合に、その零相電流
I0 や他の信号の波形を記録することが多いが、この場
合、零相電流測定部を事故検出した保護装置の接点出力
等に基づいて起動させてもよいし、零相電流測定部を常
に動作させておき、事故検出時にのみその時に求めた零
相電流波形や他の信号波形を記録するようにしてもよ
い。
【0008】請求項2に係る発明は、前記電流測定レン
ジの小さな第1の信号入力部は、定常電流測定レンジの
信号入力部であり、前記他の信号入力部は事故電流測定
レンジの信号入力部であることを特徴とする。
ジの小さな第1の信号入力部は、定常電流測定レンジの
信号入力部であり、前記他の信号入力部は事故電流測定
レンジの信号入力部であることを特徴とする。
【0009】複数の信号入力部は、一般には定常電流測
定レンジを持つ信号入力部と事故電流測定レンジを持つ
信号入力部で構成することによって、中性点が直接接地
方式である超高圧系にも、中性点が抵抗接地方式である
配電系にも対応することができる。一例として、定常電
流測定レンジ、事故電流測定レンジは各々5Aおよび1
00Aに設定できる。
定レンジを持つ信号入力部と事故電流測定レンジを持つ
信号入力部で構成することによって、中性点が直接接地
方式である超高圧系にも、中性点が抵抗接地方式である
配電系にも対応することができる。一例として、定常電
流測定レンジ、事故電流測定レンジは各々5Aおよび1
00Aに設定できる。
【0010】請求項3に係る発明は、前記複数の信号入
力部の各々は、変流器の二次側出力に接続されたゲイン
がそれぞれ異なった複数のオペアンプ回路で構成される
ことを特徴とする。
力部の各々は、変流器の二次側出力に接続されたゲイン
がそれぞれ異なった複数のオペアンプ回路で構成される
ことを特徴とする。
【0011】この発明では、複数の信号入力部の測定レ
ンジが異なっていればよいから、高価な変流器を複数個
設けなくても、1つの変流器の二次側出力をゲインの異
なる複数のオペアンプ回路で増幅する構成であってもよ
い。このようにすれば、小型化と低コスト化が可能であ
る。
ンジが異なっていればよいから、高価な変流器を複数個
設けなくても、1つの変流器の二次側出力をゲインの異
なる複数のオペアンプ回路で増幅する構成であってもよ
い。このようにすれば、小型化と低コスト化が可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る零相電流測定装置の要部の概略構成図である。一次側
巻線に直列に接続したCT1〜3をそれぞれ3相のa〜
c相に接続し、各CT1〜3のそれぞれの二次側巻線出
力を図示のようにオペアンプOP1〜OP6に入力す
る。各オペアンプOP1〜OP6はゲインおよびその他
の特性が同一である。しかし、各CT1〜3の二次側巻
線数は、n1とn2(n1>n2)に設定されている。
したがって、CTとオペアンプとで構成される信号入力
部において、各信号入力部の測定レンジは各CT1〜3
の二次側巻線数によって変わり、この例では各相ごとに
測定レンジが定常電流測定レンジである5アンペア(5
A)レンジと事故電流測定レンジである100アンペア
(100A)レンジとになるようにn1、n2の二次巻
線数が決められている。図1に示す例では、a相では、
OP1の出力であるIaSが5Aレンジの信号となり、オ
ペアンプOP2の出力であるIaoが10Aレンジの信号
となる。同様にb相においては、Ibsが5Aレンジの信
号となり、Iboが100Aレンジの信号となる。また、
c相では、Icsが5Aレンジの信号であり、Icoが10
0Aレンジの信号となる。
る零相電流測定装置の要部の概略構成図である。一次側
巻線に直列に接続したCT1〜3をそれぞれ3相のa〜
c相に接続し、各CT1〜3のそれぞれの二次側巻線出
力を図示のようにオペアンプOP1〜OP6に入力す
る。各オペアンプOP1〜OP6はゲインおよびその他
の特性が同一である。しかし、各CT1〜3の二次側巻
線数は、n1とn2(n1>n2)に設定されている。
したがって、CTとオペアンプとで構成される信号入力
部において、各信号入力部の測定レンジは各CT1〜3
の二次側巻線数によって変わり、この例では各相ごとに
測定レンジが定常電流測定レンジである5アンペア(5
A)レンジと事故電流測定レンジである100アンペア
(100A)レンジとになるようにn1、n2の二次巻
線数が決められている。図1に示す例では、a相では、
OP1の出力であるIaSが5Aレンジの信号となり、オ
ペアンプOP2の出力であるIaoが10Aレンジの信号
となる。同様にb相においては、Ibsが5Aレンジの信
号となり、Iboが100Aレンジの信号となる。また、
c相では、Icsが5Aレンジの信号であり、Icoが10
0Aレンジの信号となる。
【0013】オーバフロー判定部4は、上記5Aレンジ
の信号IaS、Ibs、Icsを常時監視しており、これらの
信号のうちのいずれか1つ以上が一定のレベルを超える
オーバフロー状態になったことを判定すると、スイッチ
5を切り換える。通常は、スイッチ5は接点をs側に接
続しており、IaS、Ibs、Icsの各信号がI0 算出部6
に入力されるようになっている。ところが、それらの信
号のうちいずれか1つが一定のレベルを超えるオーバフ
ロー状態になったことを判定すれば、スイッチ5の接点
をo側に切り換える。これによって、I0 算出部6で
は、100Aレンジの信号であるIao、Ibo、Icoの各
信号に基づいてベクトル計算により零相電流I0 を算出
する。
の信号IaS、Ibs、Icsを常時監視しており、これらの
信号のうちのいずれか1つ以上が一定のレベルを超える
オーバフロー状態になったことを判定すると、スイッチ
5を切り換える。通常は、スイッチ5は接点をs側に接
続しており、IaS、Ibs、Icsの各信号がI0 算出部6
に入力されるようになっている。ところが、それらの信
号のうちいずれか1つが一定のレベルを超えるオーバフ
ロー状態になったことを判定すれば、スイッチ5の接点
をo側に切り換える。これによって、I0 算出部6で
は、100Aレンジの信号であるIao、Ibo、Icoの各
信号に基づいてベクトル計算により零相電流I0 を算出
する。
【0014】図2は、上記零相電流測定装置の具体的な
構成図を示している。
構成図を示している。
【0015】この零相電流測定装置は、各相の電流測定
端子とともに線間電圧測定端子も備えている。線間電圧
Va-b 、Vb-c 、Vc-a は、それぞれ計器用変圧器PT
1〜3及びオペアンプOP10〜12を介して、ローパ
スフィルタLPFに入力する。LPFは量子化に際して
の折り返し誤差を防止し、その出力はサンプルホールド
回路S/H、マルチプレクサMPX21及びA/D変換
器を経てディジタルデータとしてCPU20に入力す
る。各相電流Ia 、Ib 、Ic は、それぞれ、一次側が
直列接続されたCT1 2、CT3−4、CT5 6に
接続され、各CTの内、CT1、3、5は巻線数がn
1、CT2、4、6は巻線数がn2(n1>n2)とな
っている。この実施形態では、後段のOP13〜18と
各CTとの組み合わせによる測定レンジが、CT1、
3、5とOPとの組み合わせでは5Aとなり、CT2、
4、6とOPとの組み合わせでは100Aとなるよう
に、各OPのゲイン及び巻線数n1、n2が設定されて
いる。
端子とともに線間電圧測定端子も備えている。線間電圧
Va-b 、Vb-c 、Vc-a は、それぞれ計器用変圧器PT
1〜3及びオペアンプOP10〜12を介して、ローパ
スフィルタLPFに入力する。LPFは量子化に際して
の折り返し誤差を防止し、その出力はサンプルホールド
回路S/H、マルチプレクサMPX21及びA/D変換
器を経てディジタルデータとしてCPU20に入力す
る。各相電流Ia 、Ib 、Ic は、それぞれ、一次側が
直列接続されたCT1 2、CT3−4、CT5 6に
接続され、各CTの内、CT1、3、5は巻線数がn
1、CT2、4、6は巻線数がn2(n1>n2)とな
っている。この実施形態では、後段のOP13〜18と
各CTとの組み合わせによる測定レンジが、CT1、
3、5とOPとの組み合わせでは5Aとなり、CT2、
4、6とOPとの組み合わせでは100Aとなるよう
に、各OPのゲイン及び巻線数n1、n2が設定されて
いる。
【0016】CPU20は、線間電圧Va-b 、Vb-c 、
Vc-a 入力に対してはMPX21により順次切り換え、
相電流Ia 、Ib 、Ic に対してはMPX22により順
次切り換えて取り込む。
Vc-a 入力に対してはMPX21により順次切り換え、
相電流Ia 、Ib 、Ic に対してはMPX22により順
次切り換えて取り込む。
【0017】ROM23は、上記A/D変換器を介して
入力されるデータに基づいてI0を計算するためのプロ
グラム等を記憶する。RAM24は、CPU20のバッ
クグラウンド処理により、A/D変換器から入力される
データを順次記憶したり、動作中の他のデータを記憶す
る。A/D変換器から入力されるデータは、記憶領域が
一杯になっているときには、最も過去に記憶したデータ
を捨てた上で先頭に記憶されるFIFO処理の繰り返し
で順次記憶されていく。I/O27には印刷制御部25
と表示制御部26が接続されており、前者の印刷制御部
25は紙上に出力結果を印刷し、後者の表示制御部26
はディスプレイ上に出力結果を表示する。ここでは出力
として記録される結果は波形である。
入力されるデータに基づいてI0を計算するためのプロ
グラム等を記憶する。RAM24は、CPU20のバッ
クグラウンド処理により、A/D変換器から入力される
データを順次記憶したり、動作中の他のデータを記憶す
る。A/D変換器から入力されるデータは、記憶領域が
一杯になっているときには、最も過去に記憶したデータ
を捨てた上で先頭に記憶されるFIFO処理の繰り返し
で順次記憶されていく。I/O27には印刷制御部25
と表示制御部26が接続されており、前者の印刷制御部
25は紙上に出力結果を印刷し、後者の表示制御部26
はディスプレイ上に出力結果を表示する。ここでは出力
として記録される結果は波形である。
【0018】次に、図3を参照して、上記零相電流測定
装置の動作を説明する。図3はCPU20により事故検
出時にI0 波形等を演算して出力する動作を示すフロ
ーチャートである。
装置の動作を説明する。図3はCPU20により事故検
出時にI0 波形等を演算して出力する動作を示すフロ
ーチャートである。
【0019】ステップST1は、A/D変換器からの線
間電圧Va-b 、Vb-c 、Vc-a と相電流Ia 、Ib 、I
c のサンプリング入力データを順次取り込んでRAM2
4の所定の領域に記憶する。この動作は、実際はCPU
20のバックグラウンドで常時行われている。ST2
は、定格電流測定レンジ、すなわち5Aレンジの入力信
号波形が一定レベルをオーバーフローしているかどうか
を判定する。
間電圧Va-b 、Vb-c 、Vc-a と相電流Ia 、Ib 、I
c のサンプリング入力データを順次取り込んでRAM2
4の所定の領域に記憶する。この動作は、実際はCPU
20のバックグラウンドで常時行われている。ST2
は、定格電流測定レンジ、すなわち5Aレンジの入力信
号波形が一定レベルをオーバーフローしているかどうか
を判定する。
【0020】この判定は、5Aレンジの3つの入力信号
波形のいずれか一つがオーバフローしていればイエスと
なる。3つの入力信号波形のいずれもオーバーフローし
ていなければ、ST4に進み5Aレンジ(定格電流測定
レンジ)の入力信号でI0 を計算し、その値をRAM2
4の所定の領域に記憶する。計算するのはI0の瞬時値
の連続値で、結果としてI0 波形が求められて記憶され
る。ST2で、3つの入力信号のいずれか一つがオーバ
ーフローしていれば、ST3に進み100Aレンジ(事
故電流測定レンジ)の入力信号でI0 を計算し、その値
をRAM24の所定の領域に記憶する。
波形のいずれか一つがオーバフローしていればイエスと
なる。3つの入力信号波形のいずれもオーバーフローし
ていなければ、ST4に進み5Aレンジ(定格電流測定
レンジ)の入力信号でI0 を計算し、その値をRAM2
4の所定の領域に記憶する。計算するのはI0の瞬時値
の連続値で、結果としてI0 波形が求められて記憶され
る。ST2で、3つの入力信号のいずれか一つがオーバ
ーフローしていれば、ST3に進み100Aレンジ(事
故電流測定レンジ)の入力信号でI0 を計算し、その値
をRAM24の所定の領域に記憶する。
【0021】上記のようにしてI0 を計算してその波形
を求めてから、ST5で地絡事故等の事故検出を行う。
事故検出は、具体的には、例えば、線間電圧Va-b 、V
b-c 、Vc-a のいずれかが所定電圧を下回っている(<
UV)、または相電流Ia 、Ib 、Ic のいずれかが所
定電流を超えている(>OC)、または零相電圧V0 が
所定電圧を超えている(>OV)、または零相電流I0
が所定電流を超えている(>OC)などの判定基準によ
り行われる。事故検出がイエスの時はST6にて、ST
3またはST4で計算、記憶したI0 の波形を印刷又は
表示出力する。なお、この実施形態では、印刷又は表示
出力する対象を、I0の波形と、線間電圧Vabc (V
a-b 、Vb-c 、Vc-a )、相電流Iabc (Ia、Ib 、
Ic )及び零相電圧V0 の波形とにしている。また、事
故検出は、その精度を高める上で少なくとも1周期分の
波形データを必要とするから、事故検出タイミングより
も少し前のタイミングからのデータによりI0 波形を求
めることが要求される。図3に示す例では、事故検出ス
テップを実行する前に常時I0 波形を求めて記憶してい
るから、ST5で事故検出したときには、その検出タイ
ミングより少し前のタイミング以降のI0 波形のデータ
を印刷又は表示する。また、図3に示す例では、ST
3、ST4で常時I0 を計算し記憶するようにしている
が、事故検出した時にのみI0 を計算して出力するよう
にしてもよい。このように制御する場合は、図4のよう
にST11で事故検出を行う。なお、この場合の事故検
出はI0 やV0 で行うことが出来ないから、例えば、線
間電圧Va-b 、Vb-c 、Vc-a のいずれかが所定電圧を
下回っている(<UV)、または相電流Ia 、Ib 、I
c のいずれかが所定電流を超えている(>OC)ことで
行う。事故検出が行われると、そのタイミングよりも前
のタイミングからのデータがRAM24から読み出され
てI0 計算が行われる。
を求めてから、ST5で地絡事故等の事故検出を行う。
事故検出は、具体的には、例えば、線間電圧Va-b 、V
b-c 、Vc-a のいずれかが所定電圧を下回っている(<
UV)、または相電流Ia 、Ib 、Ic のいずれかが所
定電流を超えている(>OC)、または零相電圧V0 が
所定電圧を超えている(>OV)、または零相電流I0
が所定電流を超えている(>OC)などの判定基準によ
り行われる。事故検出がイエスの時はST6にて、ST
3またはST4で計算、記憶したI0 の波形を印刷又は
表示出力する。なお、この実施形態では、印刷又は表示
出力する対象を、I0の波形と、線間電圧Vabc (V
a-b 、Vb-c 、Vc-a )、相電流Iabc (Ia、Ib 、
Ic )及び零相電圧V0 の波形とにしている。また、事
故検出は、その精度を高める上で少なくとも1周期分の
波形データを必要とするから、事故検出タイミングより
も少し前のタイミングからのデータによりI0 波形を求
めることが要求される。図3に示す例では、事故検出ス
テップを実行する前に常時I0 波形を求めて記憶してい
るから、ST5で事故検出したときには、その検出タイ
ミングより少し前のタイミング以降のI0 波形のデータ
を印刷又は表示する。また、図3に示す例では、ST
3、ST4で常時I0 を計算し記憶するようにしている
が、事故検出した時にのみI0 を計算して出力するよう
にしてもよい。このように制御する場合は、図4のよう
にST11で事故検出を行う。なお、この場合の事故検
出はI0 やV0 で行うことが出来ないから、例えば、線
間電圧Va-b 、Vb-c 、Vc-a のいずれかが所定電圧を
下回っている(<UV)、または相電流Ia 、Ib 、I
c のいずれかが所定電流を超えている(>OC)ことで
行う。事故検出が行われると、そのタイミングよりも前
のタイミングからのデータがRAM24から読み出され
てI0 計算が行われる。
【0022】図5は、事故検出タイミングと印刷又は表
示出力されるI0 波形を示している。図に示すように、
事故検出タイミングの少し前の時点からの波形が表示さ
れる。線間電圧Vabc (Va-b 、Vb-c 、Vc-a )、相
電流Iabc (Ia 、Ib 、Ic )及び零相電圧V0 の各
波形についても同様である。
示出力されるI0 波形を示している。図に示すように、
事故検出タイミングの少し前の時点からの波形が表示さ
れる。線間電圧Vabc (Va-b 、Vb-c 、Vc-a )、相
電流Iabc (Ia 、Ib 、Ic )及び零相電圧V0 の各
波形についても同様である。
【0023】上記の実施形態では、図2に示すように二
次側巻線数の異なる2つのCTの一次側を直列接続する
ことで、定常電流測定レンジと事故電流測定レンジの信
号入力部を設けているが、図6に示すように、CTを1
つとし、その二次側出力をゲインの異なる2つのOP
(OP−AとOP−B)に接続することで、定常電流測
定レンジと事故電流測定レンジの信号入力部を設けるこ
とも可能である。通常、CTのリニアリティはかなり良
いので、このように構成しても精度を悪くすることはな
く、CTに比較してOPは低価格且つ小型であるためコ
ストダウンと小型化を図ることが可能である。
次側巻線数の異なる2つのCTの一次側を直列接続する
ことで、定常電流測定レンジと事故電流測定レンジの信
号入力部を設けているが、図6に示すように、CTを1
つとし、その二次側出力をゲインの異なる2つのOP
(OP−AとOP−B)に接続することで、定常電流測
定レンジと事故電流測定レンジの信号入力部を設けるこ
とも可能である。通常、CTのリニアリティはかなり良
いので、このように構成しても精度を悪くすることはな
く、CTに比較してOPは低価格且つ小型であるためコ
ストダウンと小型化を図ることが可能である。
【0024】なお、電流測定レンジは2つに限らず、そ
れ以上であってもよい。
れ以上であってもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、地絡事故
発生時などに生じる零相電流の大きさが定常電流測定レ
ンジで測定可能程度の小さなものであっても、定常電流
の範囲を大きく超えるものであっても、自動的に測定レ
ンジを切り換えて精度を悪くすることなく該零相電流の
測定が可能になる。
発生時などに生じる零相電流の大きさが定常電流測定レ
ンジで測定可能程度の小さなものであっても、定常電流
の範囲を大きく超えるものであっても、自動的に測定レ
ンジを切り換えて精度を悪くすることなく該零相電流の
測定が可能になる。
【0026】請求項2に係る発明によれば、一方の信号
入力部を定常電流測定レンジにしておくことにより、通
常の定常電流測定を兼用出来る。
入力部を定常電流測定レンジにしておくことにより、通
常の定常電流測定を兼用出来る。
【0027】請求項3に係る発明によれば、CTに比較
してOPは低価格且つ小型であるためコストダウンと小
型化を図ることが出来る。
してOPは低価格且つ小型であるためコストダウンと小
型化を図ることが出来る。
【図1】 この発明の実施形態である零相電流測定装置
の要部の概略構成図
の要部の概略構成図
【図2】 上記零相電流測定装置の詳細なブロック図
【図3】 上記零相電流測定装置の動作を示すフローチ
ャート
ャート
【図4】 上記零相電流測定装置の他の例の動作を示す
フローチャート
フローチャート
【図5】 事故検出タイミングと記録波形例を示す図
【図6】 上記零相電流測定装置の信号入力部の他の構
成例を示す図
成例を示す図
【図7】 従来の零相電流測定装置の構成図
Claims (3)
- 【請求項1】電流測定レンジの異なる複数の信号入力部
を各相ごとに設け、各信号入力部の出力のうち、測定レ
ンジの小さな第1の信号入力部の出力がオーバフローし
ているか否かを検出し、オーバフローしていない時は前
記第1の信号入力部の出力に基づいて零相電流を求め、
オーバフローしている時は他の信号入力部の出力に基づ
いて零相電流を求める零相電流測定部を設けたことを特
徴とする、零相電流測定装置。 - 【請求項2】前記電流測定レンジの小さな第1の信号入
力部は、定常電流測定レンジの信号入力部であり、前記
他の信号入力部は事故電流測定レンジの信号入力部であ
ることを特徴とする、請求項1記載の零相電流測定装
置。 - 【請求項3】前記複数の信号入力部の各々は、変流器の
二次側出力に接続されたゲインがそれぞれ異なった複数
のオペアンプ回路で構成されることを特徴とする、請求
項1または2記載の零相電流測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210235A JPH1151993A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 零相電流測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210235A JPH1151993A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 零相電流測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151993A true JPH1151993A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16586029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9210235A Pending JPH1151993A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 零相電流測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020012637A (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-23 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 短絡点標定システム、短絡点標定方法およびプログラム |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9210235A patent/JPH1151993A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020012637A (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-23 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 短絡点標定システム、短絡点標定方法およびプログラム |
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