JPH1152045A - 車両用光レーダ装置 - Google Patents
車両用光レーダ装置Info
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- JPH1152045A JPH1152045A JP9209397A JP20939797A JPH1152045A JP H1152045 A JPH1152045 A JP H1152045A JP 9209397 A JP9209397 A JP 9209397A JP 20939797 A JP20939797 A JP 20939797A JP H1152045 A JPH1152045 A JP H1152045A
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- JP
- Japan
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- optical path
- laser beam
- light
- vehicle
- path conversion
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/48—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
- G01S7/481—Constructional features, e.g. arrangements of optical elements
- G01S7/4814—Constructional features, e.g. arrangements of optical elements of transmitters alone
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2420/00—Indexing codes relating to the type of sensors based on the principle of their operation
- B60W2420/40—Photo, light or radio wave sensitive means, e.g. infrared sensors
- B60W2420/408—Radar; Laser, e.g. lidar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、自車と先行車両との距離の長短
に拘わらず、先行車両を確実に検出できる車両用光レー
ダ装置を得る。 【解決手段】 光路変換装置40は送光レンズ12とミ
ラー13aとの間のレーザビームの光路に隣接して設け
られ、光路変換部の位置を該レーザビームの光路から外
れた第1の位置と該レーザビームの光路を遮る第2の位
置とに選択的に切り替える。そして、光路変換部の位置
を切り替えることにより、送光ミラー14で反射される
送光レーザビームの上下方向の所定のビーム角を有する
照射野が、光路変換部が第1の位置に保持されている時
の第1の照射野と、光路変換部が第2の位置に保持され
ている時の第1の照射野から上下方向の一側にシフトし
た第2の照射野とに選択的に切り替えられる。
に拘わらず、先行車両を確実に検出できる車両用光レー
ダ装置を得る。 【解決手段】 光路変換装置40は送光レンズ12とミ
ラー13aとの間のレーザビームの光路に隣接して設け
られ、光路変換部の位置を該レーザビームの光路から外
れた第1の位置と該レーザビームの光路を遮る第2の位
置とに選択的に切り替える。そして、光路変換部の位置
を切り替えることにより、送光ミラー14で反射される
送光レーザビームの上下方向の所定のビーム角を有する
照射野が、光路変換部が第1の位置に保持されている時
の第1の照射野と、光路変換部が第2の位置に保持され
ている時の第1の照射野から上下方向の一側にシフトし
た第2の照射野とに選択的に切り替えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの車
両に搭載して車両から対象物までの距離を検出するレー
ダ装置に関し、特に主として発光源からビーム光を走査
して照射し、対象物による反射光を受光して対象物まで
の距離を検出する車両用光レーダ装置に関するものであ
る。
両に搭載して車両から対象物までの距離を検出するレー
ダ装置に関し、特に主として発光源からビーム光を走査
して照射し、対象物による反射光を受光して対象物まで
の距離を検出する車両用光レーダ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用光レーダ装置は、車両の前
部に搭載され、発光源から出射されるビーム光を上下方
向のビーム角θを有する照射野の送光レーザビームとし
て左右方向に走査させながら前方に照射している。そし
て、前方に照射した送光レーザビームの対象物からの反
射光を受光して対象物までの距離を検出するように構成
されている。そして、従来の車両用光レーダ装置では、
遠方で上方にある道路標識や看板等を検知しないよう
に、前方に照射する送光レーザビームの上下方向のビー
ム角θが小さく設定されている。さらに、車両用光レー
ダ装置の地上からの搭載高さは、特に規定されておら
ず、車種によってまちまちとなっている。ここで、車両
用光レーダ装置の搭載高さが高い場合においては、自車
と先行車との車間距離の長短に拘わらず、自車の車両用
光レーダ装置から前方に照射された送光レーザビーム
は、先行車の反射板に当たり、該反射板で反射された十
分な反射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と
先行車との車間距離を検出できる。また、車両用光レー
ダ装置の搭載高さが低い場合においては、自車と先行車
との車間距離によって、自車の車両用光レーダ装置から
前方に照射された送光レーザビームが先行車に当たらな
い状況が発生してしまう。つまり、図16に示されるよ
うに、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射された
送光レーザビームは、自車との車間距離が比較的長い先
行車Aの反射板に当たり、該反射板で反射された十分な
反射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と先行
車Aとの車間距離を検出できる。一方、自車との車間距
離が比較的短い先行車Bに対しては、図16に示される
ように、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射され
た送光レーザビームの走査範囲の上限が、先行車Bの反
射板を下まわってしまう。そこで、自車の車両用光レー
ダ装置から前方に照射された送光レーザビームが、先行
車Bの下に潜り込み、車体や反射板に当たらず、十分な
反射光が自車の車両用光ビーム装置に戻って来ず、自車
と先行車Bとの車間距離を検出できない。
部に搭載され、発光源から出射されるビーム光を上下方
向のビーム角θを有する照射野の送光レーザビームとし
て左右方向に走査させながら前方に照射している。そし
て、前方に照射した送光レーザビームの対象物からの反
射光を受光して対象物までの距離を検出するように構成
されている。そして、従来の車両用光レーダ装置では、
遠方で上方にある道路標識や看板等を検知しないよう
に、前方に照射する送光レーザビームの上下方向のビー
ム角θが小さく設定されている。さらに、車両用光レー
ダ装置の地上からの搭載高さは、特に規定されておら
ず、車種によってまちまちとなっている。ここで、車両
用光レーダ装置の搭載高さが高い場合においては、自車
と先行車との車間距離の長短に拘わらず、自車の車両用
光レーダ装置から前方に照射された送光レーザビーム
は、先行車の反射板に当たり、該反射板で反射された十
分な反射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と
先行車との車間距離を検出できる。また、車両用光レー
ダ装置の搭載高さが低い場合においては、自車と先行車
との車間距離によって、自車の車両用光レーダ装置から
前方に照射された送光レーザビームが先行車に当たらな
い状況が発生してしまう。つまり、図16に示されるよ
うに、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射された
送光レーザビームは、自車との車間距離が比較的長い先
行車Aの反射板に当たり、該反射板で反射された十分な
反射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と先行
車Aとの車間距離を検出できる。一方、自車との車間距
離が比較的短い先行車Bに対しては、図16に示される
ように、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射され
た送光レーザビームの走査範囲の上限が、先行車Bの反
射板を下まわってしまう。そこで、自車の車両用光レー
ダ装置から前方に照射された送光レーザビームが、先行
車Bの下に潜り込み、車体や反射板に当たらず、十分な
反射光が自車の車両用光ビーム装置に戻って来ず、自車
と先行車Bとの車間距離を検出できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
両用光レーダ装置では、遠方で上方にある道路標識や看
板等を検知しないように、前方に照射する送光レーザビ
ームのビーム角θが小さく設定されおり、さらに車両用
光レーダ装置の地上からの搭載高さが特に規定されてい
ない。そこで、車両用光レーダ装置の搭載高さが低い場
合、自車との車間距離が比較的短い先行車Bに対して
は、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射された送
光レーザビームが、先行車Bの下に潜り込み、車体や反
射板に当たらず、十分な反射光が自車の車両用光ビーム
装置に戻って来ず、自車と先行車Bとの車間距離を検出
できなくなるという課題があった。
両用光レーダ装置では、遠方で上方にある道路標識や看
板等を検知しないように、前方に照射する送光レーザビ
ームのビーム角θが小さく設定されおり、さらに車両用
光レーダ装置の地上からの搭載高さが特に規定されてい
ない。そこで、車両用光レーダ装置の搭載高さが低い場
合、自車との車間距離が比較的短い先行車Bに対して
は、自車の車両用光レーダ装置から前方に照射された送
光レーザビームが、先行車Bの下に潜り込み、車体や反
射板に当たらず、十分な反射光が自車の車両用光ビーム
装置に戻って来ず、自車と先行車Bとの車間距離を検出
できなくなるという課題があった。
【0004】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、自車との車間距離の短い先行車
に対しても、前方に照射した送光レーザビームが先行車
の反射板や車体から外れることがなく、先行車からの十
分な反射光を受光して、先行車との車間距離を確実に検
出できる車両用光レーダ装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、自車との車間距離の短い先行車
に対しても、前方に照射した送光レーザビームが先行車
の反射板や車体から外れることがなく、先行車からの十
分な反射光を受光して、先行車との車間距離を確実に検
出できる車両用光レーダ装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用光
レーダ装置は、レーザビームを出射する発光素子と、上
記レーザビームを反射して上下方向に所定角度を有する
照射野の送光レーザビームを前方に出射する送光ミラー
と、前方の先行車両からの反射レーザビームを集光する
受光レンズと、上記受光レンズで集光された上記反射レ
ーザビームを受光する受光素子と、上記送光ミラーを揺
動させて上記送光レーザビームを左右方向に走査させる
揺動手段と、上記発光素子と上記送光ミラーとの間の上
記レーザビームの光路から外れる第1の位置と該レーザ
ビームの光路を遮る第2の位置とを採るように配設さ
れ、該第2の位置に位置したときに該レーザビームの方
向を変えて、上記送光レーザビームの照射野を該第1の
位置に位置したときの第1の照射野から上下方向の一側
にシフトした第2の照射野に変換する光路変換部材と、
上記光路変換部材を上記第1の位置または上記第2の位
置に切り替える光路変換部材駆動手段と、上記受光素子
の受光信号と上記発光素子の出射信号とに基づいて先行
車両までの距離を演算処理する演算処理手段とを備えた
ものである。
レーダ装置は、レーザビームを出射する発光素子と、上
記レーザビームを反射して上下方向に所定角度を有する
照射野の送光レーザビームを前方に出射する送光ミラー
と、前方の先行車両からの反射レーザビームを集光する
受光レンズと、上記受光レンズで集光された上記反射レ
ーザビームを受光する受光素子と、上記送光ミラーを揺
動させて上記送光レーザビームを左右方向に走査させる
揺動手段と、上記発光素子と上記送光ミラーとの間の上
記レーザビームの光路から外れる第1の位置と該レーザ
ビームの光路を遮る第2の位置とを採るように配設さ
れ、該第2の位置に位置したときに該レーザビームの方
向を変えて、上記送光レーザビームの照射野を該第1の
位置に位置したときの第1の照射野から上下方向の一側
にシフトした第2の照射野に変換する光路変換部材と、
上記光路変換部材を上記第1の位置または上記第2の位
置に切り替える光路変換部材駆動手段と、上記受光素子
の受光信号と上記発光素子の出射信号とに基づいて先行
車両までの距離を演算処理する演算処理手段とを備えた
ものである。
【0006】また、光路変換部材は、光透過材がレーザ
ビームを所定の方向に屈折する断面形状に成形されて構
成されているものである。
ビームを所定の方向に屈折する断面形状に成形されて構
成されているものである。
【0007】また、光路変換部材は、楔形プリズムとす
るものである。
るものである。
【0008】また、光路変換部材は、シリンドリカルレ
ンズとするものである。
ンズとするものである。
【0009】また、光路変換部材駆動手段は、一端側に
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる単極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるものである。
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる単極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるものである。
【0010】また、光路変換部材駆動手段は、光路変換
部材の位置が第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイルへの通電電流とは逆向きの電流が所定の時間コ
イルに通電されるものである。
部材の位置が第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイルへの通電電流とは逆向きの電流が所定の時間コ
イルに通電されるものである。
【0011】また、光路変換部材駆動手段は、一端側に
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる多極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるものである。
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる多極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるものである。
【0012】また、光路変換部材駆動手段は、第1の照
射野の送光レーザビームの走査時間と第2の照射野の送
光レーザビームの走査時間とに差を持たせるように、光
路変換部材を第1の位置と第2の位置とに切り替えるよ
うにしたものである。
射野の送光レーザビームの走査時間と第2の照射野の送
光レーザビームの走査時間とに差を持たせるように、光
路変換部材を第1の位置と第2の位置とに切り替えるよ
うにしたものである。
【0013】また、光路変換部材駆動手段は、先行車両
を検出している側の照射野の送光レーザビームの走査時
間を長くするように、光路変換部材を第1の位置と第2
の位置とに切り替えるようにしたものである。
を検出している側の照射野の送光レーザビームの走査時
間を長くするように、光路変換部材を第1の位置と第2
の位置とに切り替えるようにしたものである。
【0014】また、光路変換部材駆動手段は、自車の道
路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせて、光路
変換部材の位置を第1の位置と第2の位置とのいずれか
に選択的に切り替えるものである。
路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせて、光路
変換部材の位置を第1の位置と第2の位置とのいずれか
に選択的に切り替えるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る車
両用光レーダ装置を示す断面図、図2は図1のII−I
I矢視断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図
である。各図において、車両用光レーダ装置のハウジン
グは、アルミ製のケース2が樹脂製のリアカバー1にパ
ッキン5を介して組み付けられ、さらにアルミ製のフロ
ントカバー3がケース2にパッキン4を介して組み付け
られて気密構造に構成されている。フロントカバー3の
窓部には対象物からの反射光を入射するガラス6が組み
込まれている。また、フロントカバー3の他の窓部には
照射ビーム光を出射するガラス7が組み込まれている。
ガラス6の内面には可視光の通過を阻止するフィルタ8
が設けられ、対象物からの反射光のみを入射できるよう
にしている。これらのガラス6、7およびフィルタ8
は、内側に取り付けられたプレート9によりフロントカ
バー3に押圧されて固着されている。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る車
両用光レーダ装置を示す断面図、図2は図1のII−I
I矢視断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図
である。各図において、車両用光レーダ装置のハウジン
グは、アルミ製のケース2が樹脂製のリアカバー1にパ
ッキン5を介して組み付けられ、さらにアルミ製のフロ
ントカバー3がケース2にパッキン4を介して組み付け
られて気密構造に構成されている。フロントカバー3の
窓部には対象物からの反射光を入射するガラス6が組み
込まれている。また、フロントカバー3の他の窓部には
照射ビーム光を出射するガラス7が組み込まれている。
ガラス6の内面には可視光の通過を阻止するフィルタ8
が設けられ、対象物からの反射光のみを入射できるよう
にしている。これらのガラス6、7およびフィルタ8
は、内側に取り付けられたプレート9によりフロントカ
バー3に押圧されて固着されている。
【0016】メイン基板10は制御用電子素子が実装さ
れ、リアカバー1に取り付けられている。このメイン基
板10にはレーザビームを出射する発光素子11が取り
付けられ、さらに発光素子11から出射されたレーザビ
ームを所定のビーム広がり角に調整する送光レンズ12
aを有するレンズASSY12が取り付けられている。
固定ミラーASSY13はミラー13aがL字状に折り
曲げられた取付板13bの内面に取り付けられて構成さ
れている。そして、固定ミラーASSY13は発光素子
11のレーザビームの光路中に配置され、ミラー13a
でレーザビームを反射してその向きを変える。送光ミラ
ー14はガラス7の内方に配置され、ミラー13aで向
きを変えられたレーザビームを反射してガラス7を通し
て前方に出射する。受光ミラー15はガラス6の内方に
配置され、前方の対象物で反射されてガラス6を通って
入射した反射光を反射してその向きを変える。受光レン
ズ16は受光ミラー15で反射された反射光を後段の受
光素子17に集光する。受光素子17は演算処理手段と
しての受光基板18に実装され、受光レンズ16の焦点
位置に配設されている。ケース19は受光素子17を覆
うように受光基板18に取り付けられて、電磁波ノイズ
をシールドしている。そして、受光レンズ16がケース
19の一端面側にプレート20により固着され、受光素
子17との距離がケース19により所定距離に確保され
る。
れ、リアカバー1に取り付けられている。このメイン基
板10にはレーザビームを出射する発光素子11が取り
付けられ、さらに発光素子11から出射されたレーザビ
ームを所定のビーム広がり角に調整する送光レンズ12
aを有するレンズASSY12が取り付けられている。
固定ミラーASSY13はミラー13aがL字状に折り
曲げられた取付板13bの内面に取り付けられて構成さ
れている。そして、固定ミラーASSY13は発光素子
11のレーザビームの光路中に配置され、ミラー13a
でレーザビームを反射してその向きを変える。送光ミラ
ー14はガラス7の内方に配置され、ミラー13aで向
きを変えられたレーザビームを反射してガラス7を通し
て前方に出射する。受光ミラー15はガラス6の内方に
配置され、前方の対象物で反射されてガラス6を通って
入射した反射光を反射してその向きを変える。受光レン
ズ16は受光ミラー15で反射された反射光を後段の受
光素子17に集光する。受光素子17は演算処理手段と
しての受光基板18に実装され、受光レンズ16の焦点
位置に配設されている。ケース19は受光素子17を覆
うように受光基板18に取り付けられて、電磁波ノイズ
をシールドしている。そして、受光レンズ16がケース
19の一端面側にプレート20により固着され、受光素
子17との距離がケース19により所定距離に確保され
る。
【0017】パルスモータ21は出力軸としての回転軸
22aと永久磁石22bとからなるロータ22、永久磁
石22bと応動して回転力を発生するコイル23、ロー
タ22とコイル23とを収納保持するハウジング24お
よびカバー25から構成され、メイン基板10に取り付
けられている。そして、パルスモータ21の回転軸22
aにはカム26が固着されている。このハウジング24
は樹脂成型品であり、回転軸22aの一端を軸支し、コ
イル23をロータ22の外周に同軸的に収納保持してい
る。カバー25は同様に樹脂成型品であり、ハウジング
24の開口端に嵌着され、回転軸22aの他端を軸支し
ている。ホルダ27は樹脂成型品であり、ハウジング2
4に位置決めされてネジ28aで締着固定されている。
そして、このホルダ27はその軸受け部27aで揺動体
29の揺動中心となる揺動中心軸としてのシャフト30
の一端を軸支している。また、カバー25には軸受け部
25aが一体に成形されており、この軸受け部25aで
シャフト30の他端を軸支している。
22aと永久磁石22bとからなるロータ22、永久磁
石22bと応動して回転力を発生するコイル23、ロー
タ22とコイル23とを収納保持するハウジング24お
よびカバー25から構成され、メイン基板10に取り付
けられている。そして、パルスモータ21の回転軸22
aにはカム26が固着されている。このハウジング24
は樹脂成型品であり、回転軸22aの一端を軸支し、コ
イル23をロータ22の外周に同軸的に収納保持してい
る。カバー25は同様に樹脂成型品であり、ハウジング
24の開口端に嵌着され、回転軸22aの他端を軸支し
ている。ホルダ27は樹脂成型品であり、ハウジング2
4に位置決めされてネジ28aで締着固定されている。
そして、このホルダ27はその軸受け部27aで揺動体
29の揺動中心となる揺動中心軸としてのシャフト30
の一端を軸支している。また、カバー25には軸受け部
25aが一体に成形されており、この軸受け部25aで
シャフト30の他端を軸支している。
【0018】揺動体29は、シャフト30に嵌挿される
回転部としての筒体31、筒体31の上方に対向して位
置し、両端にバネ受け部32aが設けられたアーム3
2、筒体31およびアーム32の一側に位置し、送光ミ
ラー14が組み付けられる送光ミラー保持部33、およ
び、筒体31およびアーム32の他側に位置し、受光ミ
ラー15が組み付けられる受光ミラー保持部34から構
成され、それらが一体に成形された樹脂成型品である。
この揺動体29の受光ミラー保持部34には、従動子取
付板35が位置決めされてカシメて固着されている。こ
の従動子取付板35には、カム26の偏心カム溝26a
に挿入される従動子36が回転可能に装着されている。
そして、アーム32のバネ受け部32aとハウジング2
4との間に装着されたスプリング37が、従動子36が
偏心カム溝26aに接する方向に揺動体29を付勢して
いる。なお、パルスモータ21、ホルダ27、揺動体2
9、従動子取付板35、従動子36およびカム26が揺
動手段を構成している。位置センサ38は対をなす発光
素子と受光素子とから構成され、ハウジング24に一体
に設けられた取付部としての突起24aに嵌合されて位
置決めされ、ネジ28bで締着固定されている。そし
て、従動子供取付板35の折り曲げ部35aは位置セン
サ38の発光素子と受光素子との間に位置している。ま
た、固定ミラーASSY13がハウジング24に一体に
設けられた取付部としての突起24cに嵌合されて位置
決めされ、ネジ28cで締着固定されている。さらに、
光路変換部材駆動手段としての光路変換装置40が送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路間に設けられている。
回転部としての筒体31、筒体31の上方に対向して位
置し、両端にバネ受け部32aが設けられたアーム3
2、筒体31およびアーム32の一側に位置し、送光ミ
ラー14が組み付けられる送光ミラー保持部33、およ
び、筒体31およびアーム32の他側に位置し、受光ミ
ラー15が組み付けられる受光ミラー保持部34から構
成され、それらが一体に成形された樹脂成型品である。
この揺動体29の受光ミラー保持部34には、従動子取
付板35が位置決めされてカシメて固着されている。こ
の従動子取付板35には、カム26の偏心カム溝26a
に挿入される従動子36が回転可能に装着されている。
そして、アーム32のバネ受け部32aとハウジング2
4との間に装着されたスプリング37が、従動子36が
偏心カム溝26aに接する方向に揺動体29を付勢して
いる。なお、パルスモータ21、ホルダ27、揺動体2
9、従動子取付板35、従動子36およびカム26が揺
動手段を構成している。位置センサ38は対をなす発光
素子と受光素子とから構成され、ハウジング24に一体
に設けられた取付部としての突起24aに嵌合されて位
置決めされ、ネジ28bで締着固定されている。そし
て、従動子供取付板35の折り曲げ部35aは位置セン
サ38の発光素子と受光素子との間に位置している。ま
た、固定ミラーASSY13がハウジング24に一体に
設けられた取付部としての突起24cに嵌合されて位置
決めされ、ネジ28cで締着固定されている。さらに、
光路変換部材駆動手段としての光路変換装置40が送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路間に設けられている。
【0019】ここで、光路変換装置40の構成につい
て、図4および図5を参照しつつ説明する。可動アーム
42は、両端に光透過材からなる光路変換部材としての
光路変換部42aおよび永久磁石43を保持する磁石保
持部42bを有し、その中心部が軸44の一端側に固着
されている。この軸44は、ホルダ45にベアリング4
6を介して回転自在に支持されている。そして、軸44
の他端側にはスペーサ47がベアリング46に当接する
ように挿通され、さらにプッシュナット48が嵌装され
て、軸44の抜けが阻止されている。また、コイルAS
SY41は、コイル49が糸巻き状に成形されたボビン
50の外周に巻回され、磁路を構成するコア51がボビ
ン50の中心穴に嵌挿されて構成されている。この光路
変換装置40は、これらの部材が、軸44の軸心方向と
コア51の軸心方向とが互いに平行で、かつ、可動アー
ム42の軸44周りの回転動作時に磁石43がコア51
上を通過するような位置関係に取り付け用プレート52
に取り付けられて構成されている。そして、光路変換装
置40は、プレート52の一端をカバー25に取り付け
て、送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビ
ームの光路間に設けられている。この時、ストッパ53
により可動アーム42の軸44周りの回動範囲が規制さ
れている。即ち、可動アーム42は、光路変換部42a
が送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビー
ムの光路から外れた第1の位置(退避位置)と、光路変
換部42aが送光レンズ12aからミラー13aに至る
レーザビームの光路を完全に遮る第2の位置(挿入位
置)との間を回動するように回動範囲を規制されてい
る。そして、第1の位置および第2の位置において、磁
石43はその中心がコア51の軸心位置から所定量オフ
セットされている。
て、図4および図5を参照しつつ説明する。可動アーム
42は、両端に光透過材からなる光路変換部材としての
光路変換部42aおよび永久磁石43を保持する磁石保
持部42bを有し、その中心部が軸44の一端側に固着
されている。この軸44は、ホルダ45にベアリング4
6を介して回転自在に支持されている。そして、軸44
の他端側にはスペーサ47がベアリング46に当接する
ように挿通され、さらにプッシュナット48が嵌装され
て、軸44の抜けが阻止されている。また、コイルAS
SY41は、コイル49が糸巻き状に成形されたボビン
50の外周に巻回され、磁路を構成するコア51がボビ
ン50の中心穴に嵌挿されて構成されている。この光路
変換装置40は、これらの部材が、軸44の軸心方向と
コア51の軸心方向とが互いに平行で、かつ、可動アー
ム42の軸44周りの回転動作時に磁石43がコア51
上を通過するような位置関係に取り付け用プレート52
に取り付けられて構成されている。そして、光路変換装
置40は、プレート52の一端をカバー25に取り付け
て、送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビ
ームの光路間に設けられている。この時、ストッパ53
により可動アーム42の軸44周りの回動範囲が規制さ
れている。即ち、可動アーム42は、光路変換部42a
が送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビー
ムの光路から外れた第1の位置(退避位置)と、光路変
換部42aが送光レンズ12aからミラー13aに至る
レーザビームの光路を完全に遮る第2の位置(挿入位
置)との間を回動するように回動範囲を規制されてい
る。そして、第1の位置および第2の位置において、磁
石43はその中心がコア51の軸心位置から所定量オフ
セットされている。
【0020】ついで、光路変換装置40の動作について
説明する。図6はこの光路変換装置40の動作原理を説
明する図である。まず、コア51の磁石43側の極性が
磁石43のコア51と対向する側の極性(図6ではN
極)と同じ極性となるようにコイル49に通電される。
このコイル49への通電により、コア49と磁石43と
の間に斥力が発生する。この時、可動アーム42は、磁
石43の中心がコア51の軸心位置から図6中時計回り
に所定量オフセットされた位置に位置しているので、こ
の斥力が可動アーム42を軸44を回動中心として時計
回りに回動させるように作用する。そこで、可動アーム
42が軸44を回動中心として図6中時計回りに回動
し、ストッパ53に当接してそれ以上の回動が阻止され
る。そして、可動アーム42に設けられた光路変換部4
2aは送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザ
ビームの光路に挿入され、該光路を完全に遮る第2の位
置に保持される。そこで、送光レンズ12aからミラー
13aに至るレーザビームの光路が光路変換部42aに
より変換される。また、コイル49への通電を停止する
と、磁石43は強磁性体のコア51に吸引力されて、可
動アーム42が軸44を回動中心として図6中反時計回
りに回動し、ストッパ53に当接する位置に保持され
る。そして、光路変換部42aは送光レンズ12aから
ミラー13aに至るレーザビームの光路から外れた第1
の位置に保持される。このようにして、コイル49への
通電を制御することにより、光路変換部42aが光路に
出し入れされて、送光レーザビームの上下方向の照射野
が切り替え制御される。なお、コイル49への通電を停
止する際に、一時的にコイル49に逆向きの電流を通電
させてコア51の磁石43側の極性をS極となるように
励磁すれば、磁石43はコア51に吸引されてより速や
かに第1の位置に戻る。
説明する。図6はこの光路変換装置40の動作原理を説
明する図である。まず、コア51の磁石43側の極性が
磁石43のコア51と対向する側の極性(図6ではN
極)と同じ極性となるようにコイル49に通電される。
このコイル49への通電により、コア49と磁石43と
の間に斥力が発生する。この時、可動アーム42は、磁
石43の中心がコア51の軸心位置から図6中時計回り
に所定量オフセットされた位置に位置しているので、こ
の斥力が可動アーム42を軸44を回動中心として時計
回りに回動させるように作用する。そこで、可動アーム
42が軸44を回動中心として図6中時計回りに回動
し、ストッパ53に当接してそれ以上の回動が阻止され
る。そして、可動アーム42に設けられた光路変換部4
2aは送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザ
ビームの光路に挿入され、該光路を完全に遮る第2の位
置に保持される。そこで、送光レンズ12aからミラー
13aに至るレーザビームの光路が光路変換部42aに
より変換される。また、コイル49への通電を停止する
と、磁石43は強磁性体のコア51に吸引力されて、可
動アーム42が軸44を回動中心として図6中反時計回
りに回動し、ストッパ53に当接する位置に保持され
る。そして、光路変換部42aは送光レンズ12aから
ミラー13aに至るレーザビームの光路から外れた第1
の位置に保持される。このようにして、コイル49への
通電を制御することにより、光路変換部42aが光路に
出し入れされて、送光レーザビームの上下方向の照射野
が切り替え制御される。なお、コイル49への通電を停
止する際に、一時的にコイル49に逆向きの電流を通電
させてコア51の磁石43側の極性をS極となるように
励磁すれば、磁石43はコア51に吸引されてより速や
かに第1の位置に戻る。
【0021】つぎに、このように構成された車両用光レ
ーダ装置の動作を図7を参照しつつ説明する。まず、コ
イル49への通電が停止されて、光路変換部42aが送
光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの
光路から外れた第1の位置に保持されている。発光素子
11はメイン基板10から出力される送光信号に基づい
てレーザビームを出射する。レーザビームの光束は送光
レンズ12aにより所定の範囲となるように絞られ、ミ
ラー13aで反射されて送光ミラー14に導かれる。そ
して、レーザビームは送光ミラー14で反射されて、図
7中破線で示されるように、上下方向にビーム角θを有
する第1の照射野の送光レーザビームがガラス7から車
両の前方に照射される。送光レーザビームが車両の前方
の対象物に当たり反射されると、その反射レーザビーム
が図7中破線で示される光路を通って車両側に戻ってく
る。そして、ガラス6から入射した反射レーザビーム
は、受光ミラー15で反射され、レンズ16で集光され
て受光素子17に受光される。受光基板18では受光素
子17の受光信号を入力し、該受光信号と送光信号とに
基づいて車両と対象物との距離を演算処理する。また、
メイン基板10から出力されるコイル23の励磁信号に
基づいてパルスモータ21が回転駆動する。そして、回
転軸22aに固着されているカム26が回転される。そ
こで、従動子36が偏心カム溝26aのカム曲線に沿っ
て揺動する。この従動子36の揺動動作によって、揺動
体29がシャフト30を揺動中心として揺動運動する。
そして、この揺動体29の揺動運動によって、送光ミラ
ー14および受光ミラー15がシャフト30を揺動中心
として揺動運動する。
ーダ装置の動作を図7を参照しつつ説明する。まず、コ
イル49への通電が停止されて、光路変換部42aが送
光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの
光路から外れた第1の位置に保持されている。発光素子
11はメイン基板10から出力される送光信号に基づい
てレーザビームを出射する。レーザビームの光束は送光
レンズ12aにより所定の範囲となるように絞られ、ミ
ラー13aで反射されて送光ミラー14に導かれる。そ
して、レーザビームは送光ミラー14で反射されて、図
7中破線で示されるように、上下方向にビーム角θを有
する第1の照射野の送光レーザビームがガラス7から車
両の前方に照射される。送光レーザビームが車両の前方
の対象物に当たり反射されると、その反射レーザビーム
が図7中破線で示される光路を通って車両側に戻ってく
る。そして、ガラス6から入射した反射レーザビーム
は、受光ミラー15で反射され、レンズ16で集光され
て受光素子17に受光される。受光基板18では受光素
子17の受光信号を入力し、該受光信号と送光信号とに
基づいて車両と対象物との距離を演算処理する。また、
メイン基板10から出力されるコイル23の励磁信号に
基づいてパルスモータ21が回転駆動する。そして、回
転軸22aに固着されているカム26が回転される。そ
こで、従動子36が偏心カム溝26aのカム曲線に沿っ
て揺動する。この従動子36の揺動動作によって、揺動
体29がシャフト30を揺動中心として揺動運動する。
そして、この揺動体29の揺動運動によって、送光ミラ
ー14および受光ミラー15がシャフト30を揺動中心
として揺動運動する。
【0022】この時、揺動体29の揺動運動により従動
子取付板35の折り曲げ部35aが位置センサ38の発
光素子と受光素子との間に出入りし、発光素子の出射光
を遮蔽あるいは透過する。そこで、例えば揺動体29の
揺動基準位置において位置センサ38の検出信号がOF
F状態(出射光遮蔽状態)からON状態(出射光透過状
態)に変わるように設計しておけば、位置センサ38の
検出信号から揺動体29の揺動基準位置が検出される。
この位置センサ39の検出信号とコイル23の励磁信号
との関係から送光ミラー14で反射される送光レーザビ
ームの出射方向が決まり、送光レーザビームは、図7で
示される一点鎖線と二点鎖線との間の方向をカム26の
1回転に対して1往復するように走査して照射される。
即ち、図9に示されるように、上下方向にビーム角θを
有する第1の照射野の送光レーザビームCが左右方向に
走査される。そして、送光レーザビームが出射されて対
象物に当たり、反射された反射レーザビームは、図7で
示される一点鎖線と二点鎖線との間の方向から車両に戻
ってくる。この時、受光ミラー15は送光ミラー14と
同期して揺動するので、反射レーザビームは受光ミラー
15で反射され、受光レンズ16の面にほぼ直角な光と
なって受光レンズ16に入射する。そこで、対象物から
の反射レーザビームは常に受光レンズ16のほぼ焦点位
置に効率よく集光され、受光素子17の受光信号が安定
して得られる。この受光素子17の受光信号と送光信号
とに基づいて、車両と前方の対象物との距離および対象
物の方向が検出される。
子取付板35の折り曲げ部35aが位置センサ38の発
光素子と受光素子との間に出入りし、発光素子の出射光
を遮蔽あるいは透過する。そこで、例えば揺動体29の
揺動基準位置において位置センサ38の検出信号がOF
F状態(出射光遮蔽状態)からON状態(出射光透過状
態)に変わるように設計しておけば、位置センサ38の
検出信号から揺動体29の揺動基準位置が検出される。
この位置センサ39の検出信号とコイル23の励磁信号
との関係から送光ミラー14で反射される送光レーザビ
ームの出射方向が決まり、送光レーザビームは、図7で
示される一点鎖線と二点鎖線との間の方向をカム26の
1回転に対して1往復するように走査して照射される。
即ち、図9に示されるように、上下方向にビーム角θを
有する第1の照射野の送光レーザビームCが左右方向に
走査される。そして、送光レーザビームが出射されて対
象物に当たり、反射された反射レーザビームは、図7で
示される一点鎖線と二点鎖線との間の方向から車両に戻
ってくる。この時、受光ミラー15は送光ミラー14と
同期して揺動するので、反射レーザビームは受光ミラー
15で反射され、受光レンズ16の面にほぼ直角な光と
なって受光レンズ16に入射する。そこで、対象物から
の反射レーザビームは常に受光レンズ16のほぼ焦点位
置に効率よく集光され、受光素子17の受光信号が安定
して得られる。この受光素子17の受光信号と送光信号
とに基づいて、車両と前方の対象物との距離および対象
物の方向が検出される。
【0023】ついで、コイル49に通電して、光路変換
部42aが送光レンズ12aからミラー13aに至るレ
ーザビームの光路内に挿入され、第2の位置に保持され
る。この光路変換部42aは、メタクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等のプラスチック材料あるい
は無機ガラスを用いて楔形プリズム状に成形されてい
る。そこで、送光レンズ12aで所定のビーム広がり角
に調整されたレーザビームはこの光路変換部42aで屈
折されて、図8に示されるように、二点鎖線の向きに曲
げられる。そして、光路変換部42aで向きを曲げられ
たレーザビームは、ミラー13aで反射されて送光ミラ
ー14に導かれる。そして、レーザビームは送光ミラー
14で反射され、図9に示されるように、上下方向にビ
ーム角θを有する第2の照射野の送光レーザビームDが
車両の前方に照射される。この時、送光ミラー14がシ
ャフト30を揺動中心として揺動運動され、第2の照射
野の送光レーザビームが左右方向に走査される。ここ
で、送光レーザビームDの第2の照射野は、送光レーザ
ビームCの第1の照射野に対して、同一のビーム角を有
し、かつ、上下方向で上側に角度θだけシフトしてい
る。そして、送光レーザビームが車両の前方の対象物に
当たり反射されると、その反射レーザビームが車両側に
戻り、受光ミラー15で反射された後、受光素子17に
受光されて、車両と前方の対象物との距離および対象物
の方向が検出される。
部42aが送光レンズ12aからミラー13aに至るレ
ーザビームの光路内に挿入され、第2の位置に保持され
る。この光路変換部42aは、メタクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等のプラスチック材料あるい
は無機ガラスを用いて楔形プリズム状に成形されてい
る。そこで、送光レンズ12aで所定のビーム広がり角
に調整されたレーザビームはこの光路変換部42aで屈
折されて、図8に示されるように、二点鎖線の向きに曲
げられる。そして、光路変換部42aで向きを曲げられ
たレーザビームは、ミラー13aで反射されて送光ミラ
ー14に導かれる。そして、レーザビームは送光ミラー
14で反射され、図9に示されるように、上下方向にビ
ーム角θを有する第2の照射野の送光レーザビームDが
車両の前方に照射される。この時、送光ミラー14がシ
ャフト30を揺動中心として揺動運動され、第2の照射
野の送光レーザビームが左右方向に走査される。ここ
で、送光レーザビームDの第2の照射野は、送光レーザ
ビームCの第1の照射野に対して、同一のビーム角を有
し、かつ、上下方向で上側に角度θだけシフトしてい
る。そして、送光レーザビームが車両の前方の対象物に
当たり反射されると、その反射レーザビームが車両側に
戻り、受光ミラー15で反射された後、受光素子17に
受光されて、車両と前方の対象物との距離および対象物
の方向が検出される。
【0024】この車両用光レーダ装置は、地上から高さ
が低い位置に車両前部に搭載され、カム26の1回転毎
に光路変換部42aを第1の位置(退避位置)および第
2の位置(挿入位置)に切り替えて先行車両の方向およ
び先行車両と自車との車間距離を測定している。そこ
で、光路変換部42aが第1の位置に保持されている期
間では、図9に点線で示される第1の照射野の送光レー
ザビームCが左右方向に走査されている。そして、送光
レーザビームは、自車との車間距離が比較的長い先行車
両Aの反射板に当たり、該反射板で反射された十分な反
射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と先行車
Aとの車間距離が検出される。一方、光路変換部42a
が第2の位置に保持されている期間では、図9に二点鎖
線で示される第2の照射野の送光レーザビームDが左右
方向に走査されている。そして、送光レーザビームは、
自車との車間距離が比較的短い先行車両Bの反射板に当
たり、該反射板で反射された十分な反射光が車両用光レ
ーダ装置に受光されて、自車と先行車Bとの車間距離が
検出される。
が低い位置に車両前部に搭載され、カム26の1回転毎
に光路変換部42aを第1の位置(退避位置)および第
2の位置(挿入位置)に切り替えて先行車両の方向およ
び先行車両と自車との車間距離を測定している。そこ
で、光路変換部42aが第1の位置に保持されている期
間では、図9に点線で示される第1の照射野の送光レー
ザビームCが左右方向に走査されている。そして、送光
レーザビームは、自車との車間距離が比較的長い先行車
両Aの反射板に当たり、該反射板で反射された十分な反
射光が車両用光レーダ装置に受光されて、自車と先行車
Aとの車間距離が検出される。一方、光路変換部42a
が第2の位置に保持されている期間では、図9に二点鎖
線で示される第2の照射野の送光レーザビームDが左右
方向に走査されている。そして、送光レーザビームは、
自車との車間距離が比較的短い先行車両Bの反射板に当
たり、該反射板で反射された十分な反射光が車両用光レ
ーダ装置に受光されて、自車と先行車Bとの車間距離が
検出される。
【0025】このように、この実施の形態1によれば、
互いに上下方向に角度θだけシフトされた第1および第
2の照射野の送光レーザビームC、Dが交互に切り替え
られて左右方向に走査されているので、自車との車間距
離の長短に拘わらず、送光レーザビームが先行車両の車
体や反射板から外れることが防止され、先行車両から十
分な反射光が得られ、自車と先行車両との距離および先
行車両の方向を確実に検出することができる。
互いに上下方向に角度θだけシフトされた第1および第
2の照射野の送光レーザビームC、Dが交互に切り替え
られて左右方向に走査されているので、自車との車間距
離の長短に拘わらず、送光レーザビームが先行車両の車
体や反射板から外れることが防止され、先行車両から十
分な反射光が得られ、自車と先行車両との距離および先
行車両の方向を確実に検出することができる。
【0026】また、光路変換装置40が、両端に光路変
換部42aおよび磁石43を有し、その中心部がホルダ
45に回転自在に支持された軸44の一端側に固着され
た可動アーム42と、コイル49が糸巻き状に成形され
たボビン50の外周に巻回され、磁路を構成するコア5
1がボビン50の中心穴に嵌挿されたコイルASSY4
1とから構成されているので、コイル49への通電を制
御してコア51に起磁力を発生させることにより可動ア
ーム42を軸44周りに回動させて、光路変換部42a
を送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビー
ムの光路に出し入れさせることができる。そこで、光路
変換部42aを送光レンズ12aからミラー13aに至
るレーザビームの光路から外れた第1の位置および送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路を完全に遮る第2の位置に切り替えて、第1の照射野
の送光レーザビームと第2の照射野の送光レーザビーム
とを簡易に変換させることができる。
換部42aおよび磁石43を有し、その中心部がホルダ
45に回転自在に支持された軸44の一端側に固着され
た可動アーム42と、コイル49が糸巻き状に成形され
たボビン50の外周に巻回され、磁路を構成するコア5
1がボビン50の中心穴に嵌挿されたコイルASSY4
1とから構成されているので、コイル49への通電を制
御してコア51に起磁力を発生させることにより可動ア
ーム42を軸44周りに回動させて、光路変換部42a
を送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビー
ムの光路に出し入れさせることができる。そこで、光路
変換部42aを送光レンズ12aからミラー13aに至
るレーザビームの光路から外れた第1の位置および送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路を完全に遮る第2の位置に切り替えて、第1の照射野
の送光レーザビームと第2の照射野の送光レーザビーム
とを簡易に変換させることができる。
【0027】また、光路変換部42aが楔形プリズムで
構成されているので、送光レンズ12aで所定のビーム
広がり角に調整されたレーザビームを屈折により所定の
方向に曲げ、第1の照射野から第2の照射野に簡易に切
り替えることができる。さらに、光路変換部42aの材
料として、メタアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリ
スチレン等のプラスチック材料あるいは無機ガラスを用
いることができ、低コスト化が図られる。また、光路変
換部42aが第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイル49への通電電流とは逆向きの電流が所定の時
間コイル49に通電されるようにしているので、可動ア
ーム42の回動動作が速やかに行われ、光路変換部42
aの位置切り替え動作の応答性を向上させることができ
る。
構成されているので、送光レンズ12aで所定のビーム
広がり角に調整されたレーザビームを屈折により所定の
方向に曲げ、第1の照射野から第2の照射野に簡易に切
り替えることができる。さらに、光路変換部42aの材
料として、メタアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリ
スチレン等のプラスチック材料あるいは無機ガラスを用
いることができ、低コスト化が図られる。また、光路変
換部42aが第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイル49への通電電流とは逆向きの電流が所定の時
間コイル49に通電されるようにしているので、可動ア
ーム42の回動動作が速やかに行われ、光路変換部42
aの位置切り替え動作の応答性を向上させることができ
る。
【0028】実施の形態2.上記実施の形態1では、光
路変換部42aを楔形プリズムで構成するものとしてい
るが、この実施の形態2では、図10および図11に示
されるように、光路変換部42cをシリンドリカルレン
ズで構成するものとしている。この実施の形態2では、
光路変換部42cがシリンドリカルレンズで構成されて
いるので、送光レンズ12aで調整されたレーザビーム
の広がり角が光路変換部42cで屈折によりさらに広げ
られる。そこで、光路変換部42cを第2の位置に保持
した時には、光路変換部42cを第1の位置に保持した
時の第1の照射野に対して上下方向に広がったビーム角
を有する第2の照射野を得ることができる。従って、こ
の実施の形態2においても、光路変換部42cを第1お
よび第2の位置に切り替えることにより、互いに上下方
向に異なるビーム角の第1および第2の照射野の送光レ
ーザビームで左右方向に走査できるので、上記実施の形
態1と同様に、自車と先行車両との距離および先行車両
の方向を確実に検出することができる。また、この光路
変換部42cの材料として、メタアクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等のプラスチック材料あるい
は無機ガラスを用いることができ、低コスト化が図られ
る。
路変換部42aを楔形プリズムで構成するものとしてい
るが、この実施の形態2では、図10および図11に示
されるように、光路変換部42cをシリンドリカルレン
ズで構成するものとしている。この実施の形態2では、
光路変換部42cがシリンドリカルレンズで構成されて
いるので、送光レンズ12aで調整されたレーザビーム
の広がり角が光路変換部42cで屈折によりさらに広げ
られる。そこで、光路変換部42cを第2の位置に保持
した時には、光路変換部42cを第1の位置に保持した
時の第1の照射野に対して上下方向に広がったビーム角
を有する第2の照射野を得ることができる。従って、こ
の実施の形態2においても、光路変換部42cを第1お
よび第2の位置に切り替えることにより、互いに上下方
向に異なるビーム角の第1および第2の照射野の送光レ
ーザビームで左右方向に走査できるので、上記実施の形
態1と同様に、自車と先行車両との距離および先行車両
の方向を確実に検出することができる。また、この光路
変換部42cの材料として、メタアクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等のプラスチック材料あるい
は無機ガラスを用いることができ、低コスト化が図られ
る。
【0029】実施の形態3.上記実施の形態1では、光
路変換部42aがカム26の1回転毎に交互に第1の位
置および第2の位置に保持されるように光路変換装置4
0を制御するものとしているが、この実施の形態3で
は、図12の示されるように、カム26の1回転の中
で、第1の照射野の送光レーザビームCの走査時間が第
2の照射野の送光レーザビームDの走査時間より長くな
るように、光路変換部42aを第1の位置および第2の
位置に切り替えるものとしている。
路変換部42aがカム26の1回転毎に交互に第1の位
置および第2の位置に保持されるように光路変換装置4
0を制御するものとしているが、この実施の形態3で
は、図12の示されるように、カム26の1回転の中
で、第1の照射野の送光レーザビームCの走査時間が第
2の照射野の送光レーザビームDの走査時間より長くな
るように、光路変換部42aを第1の位置および第2の
位置に切り替えるものとしている。
【0030】この実施の形態3では、第1および第2の
照射野の送光レーザビームC、Dを交互に左右方向に走
査しているので、上記実施の形態1と同様に、自車と先
行車両との距離および先行車両の方向を確実に検出する
ことができる。また、第1の照射野の送光レーザビーム
Cの走査時間が長くなり、第1の照射野で左右方向に走
査して得られる第1の測距範囲内を密度高く測距でき、
この第1の測距範囲内の先行車両の位置をより正確に検
出することができる。ここで、第2の照射野の送光レー
ザビームDの走査時間を長くすれば、第2の照射野で左
右方向に走査して得られる第2の測距範囲内を密度高く
測距でき、この第2の測距範囲内の先行車両の位置をよ
り正確に検出することができる。さらに、第1および第
2の測距範囲の一方で先行車両を検出している場合に
は、先行車両を検出している側の照射野の送光レーザビ
ームの走査時間を長くすることにより、先行車両の位置
を正確に検出することができる。
照射野の送光レーザビームC、Dを交互に左右方向に走
査しているので、上記実施の形態1と同様に、自車と先
行車両との距離および先行車両の方向を確実に検出する
ことができる。また、第1の照射野の送光レーザビーム
Cの走査時間が長くなり、第1の照射野で左右方向に走
査して得られる第1の測距範囲内を密度高く測距でき、
この第1の測距範囲内の先行車両の位置をより正確に検
出することができる。ここで、第2の照射野の送光レー
ザビームDの走査時間を長くすれば、第2の照射野で左
右方向に走査して得られる第2の測距範囲内を密度高く
測距でき、この第2の測距範囲内の先行車両の位置をよ
り正確に検出することができる。さらに、第1および第
2の測距範囲の一方で先行車両を検出している場合に
は、先行車両を検出している側の照射野の送光レーザビ
ームの走査時間を長くすることにより、先行車両の位置
を正確に検出することができる。
【0031】実施の形態4.図13はこの発明の実施の
形態4に係る車両用光レーダ装置に適用される光路変換
装置を示す上面図、図14は図13のXIV−XIV矢
視断面図である。各図において、可動アーム62は、一
端に光透過材からなる光路変換部62aを有し、他端に
永久磁石63a、63bを保持する磁石保持部62bと
ストッパ74に係合する一対の係合片62c、62dと
を有し、その中心部が軸64の一端側に固着されてい
る。この軸64は、ホルダ65にベアリング66を介し
て回転自在に支持されている。そして、軸64の他端側
にはスペーサ67がベアリング66に当接するように挿
通され、さらにプッシュナット68が嵌装されて、軸6
4の抜けが阻止されている。なお、磁石63a、63b
は軸64の軸心を中心とする同一円周上に周方向に離間
して配設されている。また、コイルASSY61は、コ
イル69が糸巻き状に成形されたボビン70の外周に巻
回され、コア71がボビン70の中心穴に嵌挿されて構
成されている。さらに、一対のコア72a、72bがコ
ア71を挟んでボビン70の両側に配設されている。そ
して、コア72a、72bはコア71に磁気的に連結さ
れ、コア71とともに磁気回路を構成している。
形態4に係る車両用光レーダ装置に適用される光路変換
装置を示す上面図、図14は図13のXIV−XIV矢
視断面図である。各図において、可動アーム62は、一
端に光透過材からなる光路変換部62aを有し、他端に
永久磁石63a、63bを保持する磁石保持部62bと
ストッパ74に係合する一対の係合片62c、62dと
を有し、その中心部が軸64の一端側に固着されてい
る。この軸64は、ホルダ65にベアリング66を介し
て回転自在に支持されている。そして、軸64の他端側
にはスペーサ67がベアリング66に当接するように挿
通され、さらにプッシュナット68が嵌装されて、軸6
4の抜けが阻止されている。なお、磁石63a、63b
は軸64の軸心を中心とする同一円周上に周方向に離間
して配設されている。また、コイルASSY61は、コ
イル69が糸巻き状に成形されたボビン70の外周に巻
回され、コア71がボビン70の中心穴に嵌挿されて構
成されている。さらに、一対のコア72a、72bがコ
ア71を挟んでボビン70の両側に配設されている。そ
して、コア72a、72bはコア71に磁気的に連結さ
れ、コア71とともに磁気回路を構成している。
【0032】光路変換装置60は、これらの部材が、軸
64の軸心方向とコア71の軸心方向とが互いに平行
で、かつ、可動アーム62の軸64周りの回転動作時に
磁石63a、63bがコア71、72a、72b上を通
過するような位置関係に取り付け用プレート73に取り
付けられて構成されている。そして、光路変換装置60
は、プレート73の一端をカバー25に取り付けて、送
光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの
光路間に設けられている。この時、ストッパ74により
可動アーム62の軸64周りの回動範囲が規制されてい
る。即ち、可動アーム62は、光路変換部62aが送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路から外れた第1の位置(退避位置)と、光路変換部6
2aが送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザ
ビームの光路を完全に遮る第2の位置(挿入位置)との
間を回動するように回動範囲を規制されている。そし
て、第1の位置および第2の位置において、磁石63
a、63bはその中心がコア71、72a、72bの軸
心位置から所定量オフセットされている。
64の軸心方向とコア71の軸心方向とが互いに平行
で、かつ、可動アーム62の軸64周りの回転動作時に
磁石63a、63bがコア71、72a、72b上を通
過するような位置関係に取り付け用プレート73に取り
付けられて構成されている。そして、光路変換装置60
は、プレート73の一端をカバー25に取り付けて、送
光レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの
光路間に設けられている。この時、ストッパ74により
可動アーム62の軸64周りの回動範囲が規制されてい
る。即ち、可動アーム62は、光路変換部62aが送光
レンズ12aからミラー13aに至るレーザビームの光
路から外れた第1の位置(退避位置)と、光路変換部6
2aが送光レンズ12aからミラー13aに至るレーザ
ビームの光路を完全に遮る第2の位置(挿入位置)との
間を回動するように回動範囲を規制されている。そし
て、第1の位置および第2の位置において、磁石63
a、63bはその中心がコア71、72a、72bの軸
心位置から所定量オフセットされている。
【0033】ついで、光路変換装置60の動作について
説明する。図15はこの光路変換装置60の動作原理を
説明する図である。ここで、例えば磁石63aのコア側
の極性はN極、磁石63bのコア側の極性はS極となっ
ている。まず、コア71の磁石63a側の極性がN極と
なるようにコイル69に通電される。この時、コア72
a、72bの磁石側の極性はS極となっている。そし
て、磁石63a、63bは、それぞれの中心がコア7
1、72aの中心から軸64を中心として時計回りに所
定量オフセットされた位置に位置している。このコイル
69への通電により、コア71と磁石63aとの間およ
びコア72aと磁石63bとの間に斥力が発生する。ま
た、コア71と磁石63bとの間およびコア72bと磁
石63aとの間に吸引力が発生する。そして、可動アー
ム62は、磁石63a、63bがコア71、72aに対
してオフセットされているので、これらの斥力および吸
引力が可動アーム62を軸64を回動中心として時計回
りに回動させるように作用する。そこで、可動アーム6
2が軸64を回動中心として図15中時計回りに回動
し、係合片62dがストッパ74に当接してそれ以上の
回動が阻止される。そして、可動アーム62に設けられ
た光路変換部62aは送光レンズ12aからミラー13
aに至るレーザビームの光路に挿入され、該光路を完全
に遮る第2の位置に保持される。この時、磁石63a、
63bは、図15中二点鎖線で示されるように、それぞ
れの中心がコア72b、71の中心から軸64を中心と
して反時計回りに所定量オフセットされた位置に位置し
ている。そこで、送光レンズ12aからミラー13aに
至るレーザビームの光路が光路変換部62aにより変換
され、送光レーザビームの照射野が第1の照射野から第
2の照射野に切り替えられる。
説明する。図15はこの光路変換装置60の動作原理を
説明する図である。ここで、例えば磁石63aのコア側
の極性はN極、磁石63bのコア側の極性はS極となっ
ている。まず、コア71の磁石63a側の極性がN極と
なるようにコイル69に通電される。この時、コア72
a、72bの磁石側の極性はS極となっている。そし
て、磁石63a、63bは、それぞれの中心がコア7
1、72aの中心から軸64を中心として時計回りに所
定量オフセットされた位置に位置している。このコイル
69への通電により、コア71と磁石63aとの間およ
びコア72aと磁石63bとの間に斥力が発生する。ま
た、コア71と磁石63bとの間およびコア72bと磁
石63aとの間に吸引力が発生する。そして、可動アー
ム62は、磁石63a、63bがコア71、72aに対
してオフセットされているので、これらの斥力および吸
引力が可動アーム62を軸64を回動中心として時計回
りに回動させるように作用する。そこで、可動アーム6
2が軸64を回動中心として図15中時計回りに回動
し、係合片62dがストッパ74に当接してそれ以上の
回動が阻止される。そして、可動アーム62に設けられ
た光路変換部62aは送光レンズ12aからミラー13
aに至るレーザビームの光路に挿入され、該光路を完全
に遮る第2の位置に保持される。この時、磁石63a、
63bは、図15中二点鎖線で示されるように、それぞ
れの中心がコア72b、71の中心から軸64を中心と
して反時計回りに所定量オフセットされた位置に位置し
ている。そこで、送光レンズ12aからミラー13aに
至るレーザビームの光路が光路変換部62aにより変換
され、送光レーザビームの照射野が第1の照射野から第
2の照射野に切り替えられる。
【0034】また、コイル49に逆電流を通電すると、
コア71の磁石側の極性はS極に、コア72a、72b
の磁石側の極性はN極になる。そして、コア71と磁石
63bとの間およびコア72bと磁石63aとの間に斥
力が発生する。また、コア71と磁石63aとの間およ
びコア72aと磁石63bとの間に吸引力が発生する。
可動アーム62は、磁石63a、63bがコア72b、
71に対してオフセットされているので、これらの斥力
および吸引力が可動アーム62を軸64を回動中心とし
て反時計回りに回動させるように作用する。そこで、可
動アーム62が軸64を回動中心として図15中反時計
回りに回動し、係合片62cがストッパ74に当接して
それ以上の回動が阻止される。そして、可動アーム62
に設けられた光路変換部62aは送光レンズ12aから
ミラー13aに至るレーザビームの光路から外れ、第1
の位置に保持される。そこで、レーザビームが光路を変
換されることなく送光レンズ12aからミラー13aに
導かれ、送光レーザビームの照射野が第2の照射野から
第1の照射野に切り替えられる。
コア71の磁石側の極性はS極に、コア72a、72b
の磁石側の極性はN極になる。そして、コア71と磁石
63bとの間およびコア72bと磁石63aとの間に斥
力が発生する。また、コア71と磁石63aとの間およ
びコア72aと磁石63bとの間に吸引力が発生する。
可動アーム62は、磁石63a、63bがコア72b、
71に対してオフセットされているので、これらの斥力
および吸引力が可動アーム62を軸64を回動中心とし
て反時計回りに回動させるように作用する。そこで、可
動アーム62が軸64を回動中心として図15中反時計
回りに回動し、係合片62cがストッパ74に当接して
それ以上の回動が阻止される。そして、可動アーム62
に設けられた光路変換部62aは送光レンズ12aから
ミラー13aに至るレーザビームの光路から外れ、第1
の位置に保持される。そこで、レーザビームが光路を変
換されることなく送光レンズ12aからミラー13aに
導かれ、送光レーザビームの照射野が第2の照射野から
第1の照射野に切り替えられる。
【0035】このように、この実施の形態4において
も、光路変換装置60により送光レーザビームの照射野
を第1および第2の照射野に切り替えられ、上記実施の
形態1と同様の効果が得られる。
も、光路変換装置60により送光レーザビームの照射野
を第1および第2の照射野に切り替えられ、上記実施の
形態1と同様の効果が得られる。
【0036】実施の形態5.この実施の形態5では、自
車の道路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせ
て、光路変換部42aを第1の位置と第2の位置とのい
ずれかに選択的に切り替えるようにするものとしてい
る。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成さ
れている。
車の道路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせ
て、光路変換部42aを第1の位置と第2の位置とのい
ずれかに選択的に切り替えるようにするものとしてい
る。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成さ
れている。
【0037】第1の照射野の送光レーザビームで左右方
向に走査している時に、自車が上り勾配の道路に差しか
かると、該送光レーザビームは道路に向けて照射され、
先行車両を検出できなくなる時間帯が存在してしまう。
一方、第2の照射野の送光レーザビームで左右方向に走
査している時に、自車が下り勾配の道路に差しかかる
と、該送光レーザビームは空に向けて照射され、先行車
両を検出できなくなる時間帯が存在してしまう。また、
車両の走行中において、道路の勾配に応じて車両水平軸
の相対角度が変化する。
向に走査している時に、自車が上り勾配の道路に差しか
かると、該送光レーザビームは道路に向けて照射され、
先行車両を検出できなくなる時間帯が存在してしまう。
一方、第2の照射野の送光レーザビームで左右方向に走
査している時に、自車が下り勾配の道路に差しかかる
と、該送光レーザビームは空に向けて照射され、先行車
両を検出できなくなる時間帯が存在してしまう。また、
車両の走行中において、道路の勾配に応じて車両水平軸
の相対角度が変化する。
【0038】この実施の形態5では、道路の勾配に応じ
て変化する車両水平軸の相対角度に合わせて光路変換部
42aを第1の位置と第2の位置とのいずれかに選択的
に切り替えるようにしている。つまり、自車が上り勾配
の道路に差しかかると、光路変換部42aを所定時間第
2の位置に切り替えて第2の照射野の送光レーザビーム
を左右方向に走査するようにし、一方自車が下り勾配の
道路に差しかかると、光路変換部42aを所定時間第1
の位置に切り替えて第1の照射野の送光レーザビームを
左右方向に走査するようにしている。そこで、自車が坂
道にさしかかっても、送光レーザビームが道路に向けて
照射されたり、空に向けて照射されることがなく、先行
車両を確実に検出することができる。
て変化する車両水平軸の相対角度に合わせて光路変換部
42aを第1の位置と第2の位置とのいずれかに選択的
に切り替えるようにしている。つまり、自車が上り勾配
の道路に差しかかると、光路変換部42aを所定時間第
2の位置に切り替えて第2の照射野の送光レーザビーム
を左右方向に走査するようにし、一方自車が下り勾配の
道路に差しかかると、光路変換部42aを所定時間第1
の位置に切り替えて第1の照射野の送光レーザビームを
左右方向に走査するようにしている。そこで、自車が坂
道にさしかかっても、送光レーザビームが道路に向けて
照射されたり、空に向けて照射されることがなく、先行
車両を確実に検出することができる。
【0039】なお、上記実施の形態1では、光路変換部
42aとして楔形プリズムを用いてレーザビームを屈折
して向きを変え、上記実施の形態2では、光路変換部4
2cとしてシリンドリカルレンズを用いてレーザビーム
を屈折して一方向に広げるものとしているが、鏡を光路
中に挿入してレーザビームの一部を反射させるようにし
てもよい。また、上記各実施の形態では、車両用光レー
ダ装置を地上から低い高さに搭載するものとして説明し
ているが、車両用光レーダ装置を地上から高い高さに搭
載しても同様の効果が得られる。車両用光レーダ装置の
搭載高さが高い場合においては、送光レーザビームの第
2の照射野Dを第1の照射野Cに対して上下方向の下側
に設定すればよい。
42aとして楔形プリズムを用いてレーザビームを屈折
して向きを変え、上記実施の形態2では、光路変換部4
2cとしてシリンドリカルレンズを用いてレーザビーム
を屈折して一方向に広げるものとしているが、鏡を光路
中に挿入してレーザビームの一部を反射させるようにし
てもよい。また、上記各実施の形態では、車両用光レー
ダ装置を地上から低い高さに搭載するものとして説明し
ているが、車両用光レーダ装置を地上から高い高さに搭
載しても同様の効果が得られる。車両用光レーダ装置の
搭載高さが高い場合においては、送光レーザビームの第
2の照射野Dを第1の照射野Cに対して上下方向の下側
に設定すればよい。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0041】この発明によれば、レーザビームを出射す
る発光素子と、上記レーザビームを反射して上下方向に
所定角度を有する照射野の送光レーザビームを前方に出
射する送光ミラーと、前方の先行車両からの反射レーザ
ビームを集光する受光レンズと、上記受光レンズで集光
された上記反射レーザビームを受光する受光素子と、上
記送光ミラーを揺動させて上記送光レーザビームを左右
方向に走査させる揺動手段と、上記発光素子と上記送光
ミラーとの間の上記レーザビームの光路から外れる第1
の位置と該レーザビームの光路を遮る第2の位置とを採
るように配設され、該第2の位置に位置したときに該レ
ーザビームの方向を変えて、上記送光レーザビームの照
射野を該第1の位置に位置したときの第1の照射野から
上下方向の一側にシフトした第2の照射野に変換する光
路変換部材と、上記光路変換部材を上記第1の位置また
は上記第2の位置に切り替える光路変換部材駆動手段
と、上記受光素子の受光信号と上記発光素子の出射信号
とに基づいて先行車両までの距離を演算処理する演算処
理手段とを備えたので、自車との車間距離の長短に拘わ
らず、送光レーザビームが先行車両の車体や反射板から
外れることが防止され、先行車両から十分な反射光が得
られ、自車と先行車両との距離および先行車両の方向を
確実に検出することができる車両用光レーダ装置が得ら
れる。
る発光素子と、上記レーザビームを反射して上下方向に
所定角度を有する照射野の送光レーザビームを前方に出
射する送光ミラーと、前方の先行車両からの反射レーザ
ビームを集光する受光レンズと、上記受光レンズで集光
された上記反射レーザビームを受光する受光素子と、上
記送光ミラーを揺動させて上記送光レーザビームを左右
方向に走査させる揺動手段と、上記発光素子と上記送光
ミラーとの間の上記レーザビームの光路から外れる第1
の位置と該レーザビームの光路を遮る第2の位置とを採
るように配設され、該第2の位置に位置したときに該レ
ーザビームの方向を変えて、上記送光レーザビームの照
射野を該第1の位置に位置したときの第1の照射野から
上下方向の一側にシフトした第2の照射野に変換する光
路変換部材と、上記光路変換部材を上記第1の位置また
は上記第2の位置に切り替える光路変換部材駆動手段
と、上記受光素子の受光信号と上記発光素子の出射信号
とに基づいて先行車両までの距離を演算処理する演算処
理手段とを備えたので、自車との車間距離の長短に拘わ
らず、送光レーザビームが先行車両の車体や反射板から
外れることが防止され、先行車両から十分な反射光が得
られ、自車と先行車両との距離および先行車両の方向を
確実に検出することができる車両用光レーダ装置が得ら
れる。
【0042】また、光路変換部材は、光透過材がレーザ
ビームを所定の方向に屈折する断面形状に成形されて構
成されているので、光路を変換する特別な手段を用いる
ことなく、簡易な構成で光路を変換することができる。
ビームを所定の方向に屈折する断面形状に成形されて構
成されているので、光路を変換する特別な手段を用いる
ことなく、簡易な構成で光路を変換することができる。
【0043】また、光路変換部材は、楔形プリズムで構
成されているので、簡易に光路を変換することができ
る。
成されているので、簡易に光路を変換することができ
る。
【0044】また、光路変換部材は、シリンドリカルレ
ンズで構成されているので、簡易に光路を変換すること
ができる。
ンズで構成されているので、簡易に光路を変換すること
ができる。
【0045】また、光路変換部材駆動手段は、一端側に
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる単極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるようにしてい
るので、簡易な構成で光路を変換することができる。
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる単極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるようにしてい
るので、簡易な構成で光路を変換することができる。
【0046】また、光路変換部材駆動手段は、光路変換
部材の位置が第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイルへの通電電流とは逆向きの電流が所定の時間コ
イルに通電されるようにしているので、可動アームの回
動動作が速やかに行われ、光路切り替えの応答性を向上
させることができる。
部材の位置が第2の位置から第1の位置に切り替えられ
る時に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時
のコイルへの通電電流とは逆向きの電流が所定の時間コ
イルに通電されるようにしているので、可動アームの回
動動作が速やかに行われ、光路切り替えの応答性を向上
させることができる。
【0047】また、光路変換部材駆動手段は、一端側に
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる多極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるようにしてい
るので、簡易な構成で光路を変換することができる。
光路変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、
中央部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周り
に回動可能に配設された可動アームと、この可動アーム
の回動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設さ
れた強磁性体からなる多極のコアと、上記コアに起磁力
を発生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制
御して上記コアに発生する起磁力により、上記可動アー
ムを上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置
を第1の位置と第2の位置とに切り替えるようにしてい
るので、簡易な構成で光路を変換することができる。
【0048】また、光路変換部材駆動手段は、第1の照
射野の送光レーザビームの走査時間と第2の照射野の送
光レーザビームの走査時間とに差を持たせるように、光
路変換部材を第1の位置と第2の位置とに切り替えるよ
うにしたので、先行車両の状況に合わせて第1の照射野
による測距範囲あるいは第2の照射野による測距範囲を
密度高く測距でき、先行車両を正確に検出することがで
きる。
射野の送光レーザビームの走査時間と第2の照射野の送
光レーザビームの走査時間とに差を持たせるように、光
路変換部材を第1の位置と第2の位置とに切り替えるよ
うにしたので、先行車両の状況に合わせて第1の照射野
による測距範囲あるいは第2の照射野による測距範囲を
密度高く測距でき、先行車両を正確に検出することがで
きる。
【0049】また、光路変換部材駆動手段は、先行車両
を検出している側の照射野の送光レーザビームの走査時
間を長くするように、光路変換部材を第1の位置と第2
の位置とに切り替えるようにしたので、先行車両を確実
に検出することができる。
を検出している側の照射野の送光レーザビームの走査時
間を長くするように、光路変換部材を第1の位置と第2
の位置とに切り替えるようにしたので、先行車両を確実
に検出することができる。
【0050】また、光路変換部材駆動手段は、自車の道
路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせて、光路
変換部材の位置を第1の位置と第2の位置とのいずれか
に選択的に切り替えるようにしているので、自車が坂道
にさしかかっても、送光レーザビームが先行車両から外
れることがなく、自車と先行車両との車間距離を確実に
検出することができる。
路に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせて、光路
変換部材の位置を第1の位置と第2の位置とのいずれか
に選択的に切り替えるようにしているので、自車が坂道
にさしかかっても、送光レーザビームが先行車両から外
れることがなく、自車と先行車両との車間距離を確実に
検出することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置を示す断面図である。
ダ装置を示す断面図である。
【図2】 図1のII−II矢視断面図である。
【図3】 図1のIII−III矢視断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図である。
ダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図である。
【図5】 図4のV−V矢視断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置に適用される光路変換装置の動作を説明する図で
ある。
ダ装置に適用される光路変換装置の動作を説明する図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置の動作を説明する図である。
ダ装置の動作を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置における光路の切り替え動作を説明する図であ
る。
ダ装置における光路の切り替え動作を説明する図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る車両用光レー
ダ装置の動作を説明する図である。
ダ装置の動作を説明する図である。
【図10】 この発明の実施の形態2に係る車両用光レ
ーダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図であ
る。
ーダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図であ
る。
【図11】 図10のXI−XI矢視断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に係る車両用光レ
ーダ装置の動作を説明する図である。
ーダ装置の動作を説明する図である。
【図13】 この発明の実施の形態4に係る車両用光レ
ーダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図であ
る。
ーダ装置に適用される光路変換装置を示す上面図であ
る。
【図14】 図13のXIV−XIV矢視断面図であ
る。
る。
【図15】 この発明の実施の形態4に係る車両用光レ
ーダ装置に適用される光路変換装置の動作を説明する図
である。
ーダ装置に適用される光路変換装置の動作を説明する図
である。
【図16】 従来の車両用光レーダ装置の動作を説明す
る図である。
る図である。
11 発光素子、14 送光ミラー、16 受光レン
ズ、17 受光素子、18 受光基板(演算処理手
段)、21 パルスモータ(揺動手段)、26 カム
(揺動手段)、27 ホルダ(揺動手段)、29 揺動
体(揺動手段)、35従動子取付板(揺動手段)、36
従動子(揺動手段)、40、60 光路変換装置(光
路変換部材駆動手段)、42 可動アーム、42a、4
2c、62a光路変換部(光路変換部材)、43、63
a、63b 永久磁石、44、64軸、49、69 コ
イル、51、71、72a、72b コア。
ズ、17 受光素子、18 受光基板(演算処理手
段)、21 パルスモータ(揺動手段)、26 カム
(揺動手段)、27 ホルダ(揺動手段)、29 揺動
体(揺動手段)、35従動子取付板(揺動手段)、36
従動子(揺動手段)、40、60 光路変換装置(光
路変換部材駆動手段)、42 可動アーム、42a、4
2c、62a光路変換部(光路変換部材)、43、63
a、63b 永久磁石、44、64軸、49、69 コ
イル、51、71、72a、72b コア。
Claims (10)
- 【請求項1】 レーザビームを出射する発光素子と、上
記レーザビームを反射して上下方向に所定角度を有する
照射野の送光レーザビームを前方に出射する送光ミラー
と、前方の先行車両からの反射レーザビームを集光する
受光レンズと、上記受光レンズで集光された上記反射レ
ーザビームを受光する受光素子と、上記送光ミラーを揺
動させて上記送光レーザビームを左右方向に走査させる
揺動手段と、上記発光素子と上記送光ミラーとの間の上
記レーザビームの光路から外れる第1の位置と該レーザ
ビームの光路を遮る第2の位置とを採るように配設さ
れ、該第2の位置に位置したときに該レーザビームの方
向を変えて、上記送光レーザビームの照射野を該第1の
位置に位置したときの第1の照射野から上下方向の一側
にシフトした第2の照射野に変換する光路変換部材と、
上記光路変換部材を上記第1の位置または上記第2の位
置に切り替える光路変換部材駆動手段と、上記受光素子
の受光信号と上記発光素子の出射信号とに基づいて先行
車両までの距離を演算処理する演算処理手段とを備えた
ことを特徴とする車両用光レーダ装置。 - 【請求項2】 光路変換部材は、光透過材がレーザビー
ムを所定の方向に屈折する断面形状に成形されて構成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の車両用光レー
ダ装置。 - 【請求項3】 光路変換部材は、楔形プリズムであるこ
とを特徴とする請求項2記載の車両用光レーダ装置。 - 【請求項4】 光路変換部材は、シリンドリカルレンズ
であることを特徴とする請求項2記載の車両用光レーダ
装置。 - 【請求項5】 光路変換部材駆動手段は、一端側に光路
変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、中央
部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周りに回
動可能に配設された可動アームと、この可動アームの回
動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設された
強磁性体からなる単極のコアと、上記コアに起磁力を発
生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制御し
て上記コアに発生する起磁力により、上記可動アームを
上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置を第
1の位置と第2の位置とに切り替えることを特徴とする
請求項1記載の車両用光レーダ装置。 - 【請求項6】 光路変換部材駆動手段は、光路変換部材
の位置が第2の位置から第1の位置に切り替えられる時
に、第1の位置から第2の位置に切り替えられた時のコ
イルへの通電電流とは逆向きの電流が所定の時間コイル
に通電されることを特徴とする請求項5記載の車両用光
レーダ装置。 - 【請求項7】 光路変換部材駆動手段は、一端側に光路
変換部材を保持し、他端側に永久磁石を保持して、中央
部を支点としてレーザビームの光軸と平行な軸周りに回
動可能に配設された可動アームと、この可動アームの回
動動作に伴う上記永久磁石の軌道に隣接して配設された
強磁性体からなる多極のコアと、上記コアに起磁力を発
生させるコイルとを備え、上記コイルへの通電を制御し
て上記コアに発生する起磁力により、上記可動アームを
上記軸周りに回動させて、上記光路変換部材の位置を第
1の位置と第2の位置とに切り替えることを特徴とする
請求項1記載の車両用光レーダ装置。 - 【請求項8】 光路変換部材駆動手段は、第1の照射野
の送光レーザビームの走査時間と第2の照射野の送光レ
ーザビームの走査時間とに差を持たせるように、光路変
換部材を第1の位置と第2の位置とに切り替えるように
したことを特徴とする請求項1記載の車両用光レーダ装
置。 - 【請求項9】 光路変換部材駆動手段は、先行車両を検
出している側の照射野の送光レーザビームの走査時間を
長くするように、光路変換部材を第1の位置と第2の位
置とに切り替えるようにしたことを特徴とする請求項8
記載の車両用光レーダ装置。 - 【請求項10】 光路変換部材駆動手段は、自車の道路
に対する車両水平軸の相対角の変化に合わせて、光路変
換部材の位置を第1の位置と第2の位置とのいずれかに
選択的に切り替えることを特徴とする請求項1記載の車
両用光レーダ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9209397A JPH1152045A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 車両用光レーダ装置 |
| KR1019980008187A KR100271411B1 (ko) | 1997-08-04 | 1998-03-12 | 차량용 광 레이더 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9209397A JPH1152045A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 車両用光レーダ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1152045A true JPH1152045A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16572227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9209397A Pending JPH1152045A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 車両用光レーダ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1152045A (ja) |
| KR (1) | KR100271411B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6671037B2 (en) | 2001-11-09 | 2003-12-30 | Denso Corporation | Optical object detecting apparatus designed to selectively shift light emitting window |
| JP2016033456A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-10 | 船井電機株式会社 | 光測距装置 |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP9209397A patent/JPH1152045A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-12 KR KR1019980008187A patent/KR100271411B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6671037B2 (en) | 2001-11-09 | 2003-12-30 | Denso Corporation | Optical object detecting apparatus designed to selectively shift light emitting window |
| JP2016033456A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-10 | 船井電機株式会社 | 光測距装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19990023088A (ko) | 1999-03-25 |
| KR100271411B1 (ko) | 2000-11-15 |
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