JPH1152682A - 画像形成装置及び帯電部材 - Google Patents

画像形成装置及び帯電部材

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JPH1152682A
JPH1152682A JP22204097A JP22204097A JPH1152682A JP H1152682 A JPH1152682 A JP H1152682A JP 22204097 A JP22204097 A JP 22204097A JP 22204097 A JP22204097 A JP 22204097A JP H1152682 A JPH1152682 A JP H1152682A
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charging
charging member
charging roller
voltage
marking
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JP22204097A
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Norihisa Hoshika
令久 星加
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Abstract

(57)【要約】 【課題】幅広い抵抗値の帯電ローラや特性の異なる複数
のメーカーの帯電ローラに対して、簡単な構成で最適な
電圧を印加可能とする。 【解決手段】帯電ローラ2の表面の反射濃度を検出する
光学式センサ20を有し、光学センサ20出力に応じて
帯電ローラ2に印加する電圧を制御する。帯電ローラ2
表面に電気的特性に応じてマーキング30〜35を施し
ことを特徴とする。また、帯電ローラ2の像担持体接触
部と非接触部に各々マーキング40,41を施したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機あるいはレーザビームプリンタ(LBP)等
の画像形成装置に関し、特に像担持体の帯電処理に帯電
部材を用いた画像形成装置およびそれに用いる帯電部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置の一次帯電装置にお
いては、従来用いられてきたコロナ帯電方式に代わりバ
イアスを印加した接触帯電方式が広く用いられるように
なってきている。接触帯電方式は従来のコロナ帯電方式
に比べて低い印加バイアスですむこと、オゾンの発生が
非常に少ないこと、帯電装置を構成する部品が少なくて
すみ安価に提供できる点でメリットが大きい。
【0003】その接触帯電方式は、使用する帯電部材と
してローラ形状の帯電ローラがもっとも広く用いられて
いる。
【0004】又、帯電部材に印加する電圧には、DCバ
イアスのみ印加されるもの(DC帯電)、DCバイアス
にACバイアスを重畳した(AC帯電)ものがある。一
般に、AC帯電はDC帯電に比べてより均一な帯電が可
能である特徴がある。
【0005】さらに、帯電部材に印加するバイアスとし
ては、AC帯電においては、印加バイアスを放電開始電
圧の2倍以上のAC電圧にDC電圧を重畳するもの(特
開昭63−149669号公報、特開平1−26766
7号公報)、印加バイアスを放電開始電圧の2倍以下の
AC電圧にDC電圧を重畳するもの(特開平6−130
732号公報)等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】接触帯電方式のメリッ
トとして、オゾンの発生量が少ないこと、帯電装置を構
成する部品が少なくてすみ安価に提供できることはすで
に述べたが、均一な帯電を得るための帯電ローラの抵抗
調節が難しいこと、帯電ローラがおかれる環境によって
抵抗値が変動すること、帯電ローラを構成するゴムから
のブリードによる像担持体表面の汚染を防止しなければ
ならないこと、均一な帯電を得るために帯電ローラの形
状、表面性等厳しい制約があることが難しい問題となっ
ている。
【0007】また、コロナ帯電方式に比べて像担持体に
与えるダメージが大きく、特にOPCドラムにおいては
その傾向が顕著である。また、同じ接触帯電方式におい
ても、印加電圧によってダメージが異なり、印加電圧が
大きいほどダメージが大きく、またAC電圧を印加する
とそのダメージ(特にOPCドラムの削れ量)はDC電
圧のみを印加した場合の数倍程度に及ぶことが判明して
いる。
【0008】特に、放電開始電圧の2倍以上のAC電圧
を印加することの現象は顕著であるが、放電開始電圧の
2倍以下のAC電圧であってもやはりDC電圧のみに比
べて数倍程度のダメージはある。
【0009】AC帯電用及びDC帯電用の帯電ローラに
おいては、均一帯電を可能にするためには、帯電ローラ
の周方向や長手方向の抵抗ムラを非常に小さく押さえな
ければならない。このため、帯電ローラの製造の歩留ま
りが上がらない等の要因でコストアップしているのが現
状である。
【0010】また、DC帯電用の帯電ローラにおいて
は、帯電ローラの抵抗値の絶対値が像担持体の帯電電位
へ影響を及ぼす。すなわち、帯電ローラの抵抗値が高い
と芯金に同じDCバイアスを印加しても、帯電ローラの
肉厚分の抵抗で電圧降下が大きく生じるので帯電電位は
低くなる。逆に、帯電ローラの抵抗値が低いと芯金に同
じDCバイアスを印加しても、帯電ローラの肉厚分の抵
抗で電圧降下が小さく生じるので帯電電位は高くなる。
【0011】よって、あらゆる条件においてある一定の
抵抗値の範囲に入っていないと帯電電位のバラツキが大
きく、印加するDCバイアスの値を環境ごとに設定し直
したり、実際の帯電電位を電位計でモニタしながら、印
加バイアスを調整したりする構成が必要となり装置構成
が複雑となることがあった。
【0012】また、AC帯電用の帯電ローラについて
は、帯電ローラの抵抗値が高いものでは、均一な帯電を
得るためにより高いAC電圧を印加する必要があり、こ
ういった高い印加バイアス条件で抵抗の低い帯電ローラ
を用いて画像形成を行うと、上述の像担持体へのダメー
ジが非常に大きいので、像担持体のCT層の削れが大き
くなり寿命を早めてしまう。
【0013】逆に、像担持体の寿命を長くするために印
加AC電圧を低めに設定すると、抵抗が高めの帯電ロー
ラを用いて低温低湿環境で使用した際に画像不良を発生
するおそれがあり、抵抗値に応じて帯電ローラへの印加
バイアスを調整するか、もしくは、非常に狭い抵抗値の
規格を設けて帯電ローラを製造・管理する必要があっ
た。
【0014】また、帯電ローラを複数のメーカより購入
する際には、抵抗の絶対値をそろえること、AC帯電用
のローラについては、ACインピーダンス等を一致させ
ること等が必要であり、簡単に複数のメーカから帯電ロ
ーラを供給してもらうことには大きな困難がつきまとっ
ていた。
【0015】また、帯電ローラは、耐久枚数や使用状況
によって表面がトナーやトナーに含まれる外添剤等で汚
れる度合いが異なる。ローラ表面が汚れてくると帯電均
一性が悪化するので、AC帯電においてはより大きなA
C電圧を印加したり、DC帯電においては、ローラ表面
を清掃する必要がある。
【0016】よって、耐久後においても安定した均一な
画像を得ようとすると、AC帯電においては、最初から
トナー汚れを発生しても画像が均一になる程度の大きめ
の電圧を印加する必要があり、また、DC帯電において
は、帯電ローラの表面を清掃する手段を設けたりする必
要があった。
【0017】本発明は上記諸問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は帯電ローラ等の帯電部材の表面の反射濃
度を検知して、帯電部材への最適の電圧を印加すること
により、使用できる帯電部材の幅を拡げることにある。
【0018】また、他の目的は、帯電部材の表面の汚れ
を検知して、耐久途中において適切な電圧を印加制御可
能とすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては像担持体と、該像担持体に接触し
て像担持体の帯電処理を行う帯電部材とを備えた画像形
成装置において、前記帯電部材はその電気的な特性を区
別するための光学的特性を有し、該帯電部材の光学的特
性を検知する光学センサを設けると共に、該光学センサ
の出力に基づいて前記帯電部材に対して該帯電部材の電
気的特性に応じた最適な電圧を印加する制御手段を設け
たことを特徴とする。
【0020】電気的特性は抵抗値やインピーダンス等で
あって、個々の帯電部材の光学的特性と予め対応づけら
れている。個々の帯電部材の電気的特性に対する最適な
帯電電圧は帯電条件によって定まっているので、光学セ
ンサによってどの電気的特性をもった帯電部材かの区別
がつけば、最適な帯電電圧を印加することができる。
【0021】すなわち、制御手段においては、予め電気
的特性の異なる各帯電部材に対応する最適な帯電電圧条
件のデータが、たとえばROM,RAM,HD(ハード
ディスク)等の記憶手段に記憶されている。そして、光
学センサからの出力に応じて帯電部材を識別し、記憶手
段に記憶されたデータから各帯電部材に最適な帯電電圧
を印加するように制御すればよい。
【0022】したがって、幅広い抵抗値の帯電部材や複
数のメーカの帯電部材に対しても、予め光学的特性と電
気的特性を対応させておくことにより、光学センサによ
って光学的特性を検知するだけで、個々の帯電部材に対
して最適な帯電電圧を印加することが可能となる。
【0023】光学的特性は帯電部材表面の色であり、光
学センサは反射濃度を検知することが好ましい。
【0024】帯電部材は、たとえばローラ等の回転体に
よって構成される。
【0025】また、本発明の帯電部材は、像担持体表面
に接触して像担持体の帯電処理を行う回転体から成るも
ので、帯電部材表面上にその電気的特性に応じて光学
的,磁気的等の物理的に識別可能なマーキングを施した
ことを特徴とする。
【0026】このように電気的特性に対応するマーキン
グを施せば、上記したように帯電部材表面の光学的特性
に関わらず、個々の帯電部材の電気的特性をマーキング
によって区別することができる。
【0027】マーキングが光学センサによって検知可能
な光学的なマーキングであることを特徴とする。
【0028】このように光学センサによって検知するよ
うにすれば、高精度に検知することができる。
【0029】前記光学的なマーキングとしては、バーコ
ード等の帯電部材表面の模様,色等種々の態様が可能で
ある。
【0030】マーキングは、帯電部材の像担持体と接触
する場所と、それ以外の場所の複数箇所に施されている
ことを特徴とする。
【0031】このようにすれば、像担持体と接触する場
所のマーキングにより帯電部材表面の汚れを把握でき、
それ以外のマーキングによりその帯電部材の電気特性を
判別することができ、メーカー別等の帯電部材の電気的
特性を判別すると同時に、帯電部材の汚れ具合に応じた
最適な帯電電圧を選択することができる。
【0032】また、本発明の他の画像形成装置は、上記
した帯電部材と、像担持体と、マーキングを検知するマ
ーキングセンサと、マーキングセンサの出力に基づいて
前記帯電部材に対して該帯電部材の電気的特性に応じた
最適な電圧を印加する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0033】このように電気的特性に対応するマーキン
グを施せば、上記したように帯電部材表面の光学的特性
に関わらず、個々の帯電部材の電気的特性をマーキング
によって区別することができ、電気特性に応じた最適の
帯電電圧を印加することが可能となる。
【0034】電気的特性は抵抗値やインピーダンス等で
あって、個々の帯電部材のマーキングと予め対応づけら
れている。個々の帯電部材の電気的特性に対する最適な
帯電電圧は帯電条件によって定まっているので、マーキ
ングセンサによってどの電気的特性をもった帯電部材か
の区別がつけば、最適な帯電電圧を印加することができ
る。
【0035】すなわち、制御手段においては、予め電気
的特性の異なる各帯電部材に対応する最適な帯電電圧条
件のデータが、たとえばROM,RAM,HD(ハード
ディスク)等の記憶手段に記憶されている。そして、マ
ーキングセンサからの出力に応じて帯電部材を識別し、
記憶手段に記憶されたデータから各帯電部材に最適な帯
電電圧を印加するように制御すればよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0037】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の概略構成断面図である。
【0038】この画像形成装置は、像担持体としての感
光体1,この感光体1に接触して感光体1の帯電処理を
行う帯電部材としての帯電ローラ2,現像装置7,クリ
ーニング装置14等の各プロセス装置が組み込まれてい
るプロセスカートリジ17と、転写ローラ13,定着装
置15、光学系としてのレーザスキャナ4,ミラー6な
どが配設されている。
【0039】この画像形成装置の画像形成行程を以下に
説明する。
【0040】感光体1は導電性基体1bの表面に光導電
性の感光層1aを積層して構成されている。導電性基体
1bとしては、この実施の形態では外径が直径30[m
m]のアルミニウム製の基体が用いられ、図中矢印A方
向に100[mm/sec]の周速をもって回転駆動さ
れる。
【0041】感光体1は帯電ローラ2により負極性の均
一帯電を受け、次いでレーザ露光5により走査露光がな
され、ミラー6を介して感光体1表面に静電潜像が形成
される。レーザ露光5は、ビデオコントローラ(不図
示)から送られる画像情報の時系列ディジタル画像信号
に対応してレーザースキャナ4から出力されるもので、
たとえば600dpiの解像度をもってなされる。
【0042】上記感光体1の静電潜像は、現像装置7内
の現像スリーブ11上に担持されたトナー8により反転
現像されて顕像化される。このトナー像は電源18に接
続された転写ローラ13によって転写紙P上に転写され
る。このトナー像の転写を受けた転写紙Pは感光体1か
ら分離されて定着装置15へ送られ、そこでトナー像の
定着を受けた後画像形成装置本体から排出される。一
方、転写行程を経た後の感光体1表面の残トナーがクリ
ーニング装置14にてクリーニングされ、再度帯電行程
に供される。
【0043】上記現像装置7は、非接触現像方式を採用
したもので、トナー8を担持してこれを感光体1へと搬
送する回動可能に支持されたトナー担持体である現像ス
リーブ11と、この現像スリーブ11内に固定された磁
界発生手段10と、トナー収容室3とを有している。
【0044】現像スリーブ11は、AC+DCバイアス
が印加できる電源16と接続されており、本実施の形態
では、ピーク間電圧1200Vの矩形波に−500Vの
DC成分が重畳され印加されている。
【0045】現像スリーブ11上のトナー8の層厚規制
を行うドクターブレード9はウレタンゴムである。ウレ
タンゴムの硬度は、たとえばJIS Aで67度、厚さ
1.1 のものが使用される。現像スリーブ11に現像
バイアスが供給されると現像スリーブ11上に薄層に塗
布されたトナー8は感光体1との対向部において感光体
1の静電潜像上に静電吸着されて現像される。
【0046】本実施の形態においては、トナー8は磁性
一成分トナーで、トナー収容室3内に収容されている。
【0047】帯電部材としての帯電ローラ2は、芯金2
aに、スポンジ層2bと表層2cの2層が積層された構
成となっている。一例として、芯金2aは直径6[m
m]、ローラの外径は直径12[mm]、ローラ長は約
220[mm]のものが使用され、芯金2aの両端が図
示矢印c方向にそれぞれ500[gf]ずつ加圧され、感
光体1に対して1.5[mm]程度のニップをもって接
している。
【0048】帯電ローラ2は駆動されておらず、感光体
1に対して従動回転している。
【0049】また、帯電ローラ2は芯金2aを介して一
次バイアス印加電源12に接続されている。この一次バ
イアス印加電源12は、たとえば周波数1000Hzの
正弦波であるACバイアスに、1次DC電圧出力指示部
23から指示されるDCバイアス−700Vを重畳印加
している。このバイアスによって、感光体1表面が約−
680Vに均一帯電される。ACバイアスのピーク間電
圧については後述する。
【0050】次に、本発明の特徴である帯電ローラ2の
感光体1と接触する表面の反射濃度を検出する工程につ
いて説明する。
【0051】すなわち、個々の帯電ローラ2はその電気
的な特性に対応した光学的特性として独自の反射濃度を
有し、この反射濃度を検知する光学センサとしての反射
濃度センサ20が設けられ、この反射濃度センサ20の
出力から前記帯電ローラ2の電気的特性を識別して帯電
ローラ2に印加する電圧がCPUおよび演算部を備えた
制御部22によって制御されている。
【0052】反射濃度センサ20は発光素子と受光素子
とが組み合わされた光学センサで、帯電ローラ2の上方
で、かつ帯電ローラ2の長手方向の一端部に対向する位
置に置かれている。反射濃度センサ20の発光素子はち
ょうど帯電ローラ2の表面へ向けて光を発し、受光素子
は帯電ローラ2の表面上の反射光を受光する。反射濃度
センサ20の受光素子によって反射濃度に対応した電圧
が光電変換によって発生する。この電圧は、A/D変換
器21によってディジタル信号に変換されて制御部22
に取り込まれる。
【0053】一方、帯電ローラ2は、2社のメーカーに
より供給されている。いま仮にA社とB社とする。A社
とB社の帯電ローラ2の特性は以下の通りである。下表
の均一帯電が得られるピーク間電圧とは、AC帯電を低
温/低湿環境で行った際に均一な画像を得るに必要な最
低電圧を意味する。
【0054】
【表1】 いま仮にA社の帯電ローラが入っているとすると、帯電
ローラ表面の色は初期において白であるので反射濃度は
高く反射濃度センサ20の出力は大きくなる。
【0055】いま仮にB社の帯電ローラが入っていると
すると、ローラ表面の色は初期において黒であるので反
射濃度は低く、反射濃度センサ20の出力は小さくな
る。
【0056】この反射濃度センサ20の出力が、A社の
帯電ローラを用いた場合とB社の帯電ローラを用いた場
合の差が充分明確に判別できるように発光素子と受光素
子を調整しておく。また、両者の差が明確になるある出
力レベルを同時に設定しておく。この設定値をX(V)
とする。
【0057】プロセスカートリッジ17がセットされた
後に、反射濃度センサ20を作動させる。このとき、帯
電ローラ2は静止している状態である。このときのセン
サ出力電圧がXより小さい場合、この帯電ローラ2のメ
ーカ−はB社であると判断される。
【0058】このとき、表1によれば均一帯電の得られ
るピーク間電圧が1600Vであるので、一次AC帯電
ピーク間電圧が1600V以上の電圧を印加するよう
に、制御部22は一次AC電圧出力指示部24へ指示す
る。このとき、A社のローラではないので1800V以
上のピーク間電圧を印加する必要は全くない。逆に、セ
ンサ出力電圧が、Xより大きい場合、この帯電ローラの
メーカーはA社であると判断される。この場合は、16
00Vでは均一な画像が得られるない場合があるので、
1800V以上かけるように制御部22は一次AC電圧
出力指示部24へ指示する。
【0059】すなわち、制御部22においては、予め電
気的特性の異なる各帯電ローラに対応する最適な帯電電
圧条件のデータが表1の形で、たとえば不図示のRO
M,RAM,HD(ハードディスク)等のメモリに記憶
されている。そして、光学センサ20からの出力に応じ
て帯電ローラが識別され、メモリに記憶された表1のデ
ータから帯電ローラ2に最適な帯電電圧を印加するよう
に制御されている。
【0060】以上説明したように、各メーカ毎の帯電ロ
ーラに対して適切な電圧を印加することができるので、
過剰な電圧を印加することなく、感光体1の削れ量が減
り寿命が長くなる。
【0061】本実施の形態においては、説明上、異なる
メーカーについて各々の帯電ローラ表面の色(白と黒)
が違う設定にしてあるが、同一メーカー内において、そ
の帯電ローラの特性別に色を変えて、幅広い抵抗値の帯
電ローラを使用可能としてもよい。この場合、帯電ロー
ラ2の歩留まりは大きく向上することが期待できる。
【0062】また、複数のメーカーで、それぞれ色が異
なる帯電ローラを設定してお互いが重複しない色設定を
行えば、複数社のメーカーにおいて各々帯電ローラの製
造において歩留まりの向上が期待できる。[第2の実施
の形態]以下に、本発明の第2の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0063】図2にA社およびB社に対応する2本の帯
電ローラ2A,2Bを示している。各帯電ローラ2A,
2Bの一方の端部の表面には、その電気的特性に応じて
光学的,磁気的等の物理的に識別可能なマーキング3
0,31が施されている。本実施の形態では光学的に識
別可能で、各マーキング30,31は、それぞれ帯電ロ
ーラ2A,2Bの周方向に等間隔の線であって、それら
の線幅を異ならせている。
【0064】次に、図3を参照して、これら帯電ローラ
2A,2B表面の反射濃度を検出する工程について説明
する。ここでは、実施の形態1と異なる点のみを説明す
るものとし、実施の形態1と同一の構成部分については
同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
【0065】図3において、帯電ローラ2の上部には、
発光素子と受光素子とが組み合わされたマーキングセン
サとしての反射濃度センサ20が配置されている。反射
濃度センサ20は帯電ローラ2の長手方向の一端部に対
向する位置に置かれている。反射濃度センサ20の発光
素子は帯電ローラ2の表面へ向けて光を発し、受光素子
は帯電ローラ2の表面上の反射光を受光する。反射濃度
センサ20の受光素子によって反射濃度に対応した電圧
が光電変換によって発生する。この電圧は、A/D変換
器21によってディジタル信号に変換されて制御部22
に取り込まれる。
【0066】2本の帯電ローラ2A,2Bは共にAC帯
電用のローラであって、下の表2に示す特性を持ってい
る。第2表の均一帯電が得られる定電流値とは、AC帯
電を低温/低湿環境で行った際に均一な画像を得るに必
要な最低AC電流値を意味する。
【0067】
【表2】 本実施の形態においては、帯電ローラ2表面の反射濃度
の測定は、帯電ローラ2が回転を開始し、定常状態で回
転している際に行われる。この反射濃度センサ20の出
力例を図4に示す。
【0068】図4(a)は、A社の帯電ローラ2Aを入れ
た際の反射濃度センサ20の出力電圧波形、図4(b)
は、B社の帯電ローラ2Bを入れた際の反射濃度センサ
20の出力電圧波形を示したものである。
【0069】A社の帯電ローラ2Aの出力電圧波形は、
マーク30の線が太いために、センサ出力の低い領域の
時間LAが長い。一方、B社の帯電ローラ2Bはマーク
31の線が細いために、センサ出力の低い領域の時間L
Bが短い。
【0070】センサ出力電圧の低い領域の時間が長い場
合は帯電ローラ2A、センサ出力電圧の低い領域の時間
が短い場合は帯電ローラ2Bという具合に判別が可能と
なる。
【0071】プロセスカートリッジ17がセットされた
後に、反射濃度センサ20を作動させる。このとき帯電
ローラ2は定常回転している状態である。このときのセ
ンサ出力の低い領域の時間Lが長い場合、この帯電ロー
ラ2のメーカーはA社であると判断される。このとき、
前表によれば均一帯電の得られる定電流値が900μA
であるので、一次AC電流値が900μA以上の電流を
流すように制御部22は一次AC定電流出力指示部28
へ指示する。このとき、B社のローラではないので10
50μA以上の電流を流す必要は全くない。
【0072】逆に、センサ出力の低い領域の時間Lが短
い場合、この帯電ローラのメーカーはB社と判断され
る。この場合は、900μAでは均一な画像が得られる
ない場合があるので、1050μA以上かけるように制
御部22は一次AC定電流出力指示部28へ指示する。
【0073】以上説明したように、各メーカ毎に適切な
最低電流を印加することができるので、過剰な電流を印
加することなく、感光体1の削れ量が減り寿命が長くな
る。
【0074】本実施の形態においては、マーキング3
0,31のピッチを同じくして、線幅を変えたが、図5
に示したように、帯電ローラ2A,2Bのマーキング3
2,33の線幅を同じくしてピッチを変えてもよい。そ
の際には、センサ出力電圧の低い領域のピッチを検出す
ればよい。
【0075】また、図6に示すように、帯電ローラ2
A,2Bのマーキング34,35の色を変えることによ
って行ってもよい。その際は、静止状態でセンサ出力電
圧の大小を比較すればよい。
【0076】また、本実施例の形態では、帯電ローラ2
の片側のみにマーキング30〜35を行ったが、両側に
行うことも、中央部で行うことも可能である。両端部に
同じマーキングを行えば組立の際に左右を区別する必要
がなく組立が容易になるメリットがある。
【0077】本実施の形態においては、帯電ローラ2の
マーキングが2種類の場合について説明したが、3種類
以上であってもよいことは言うまでもない。また、説明
上、異なるメーカーについて各々の帯電ローラ表面のマ
ーキングが違う設定にしてあるが、同一メーカー内にお
いて、その帯電ローラの特性別にマーキングを変えて、
幅広い抵抗値のローラを使用可能としてもよい。この場
合、帯電ローラ2の歩留まりは大きく向上することが期
待できる。
【0078】また、複数のメーカーで、それぞれマーキ
ングが異なる帯電ローラを設定してお互いが重複しない
マーキングを行えば、複数社のメーカーにおいて各々帯
電ローラの製造において歩留まりの向上が期待できる。 [第3の実施の形態]次に、本発明の第3の実施の形態
を説明する。
【0079】図7にA社およびB社に対応する2本の帯
電ローラ2A,2Bを示している。各帯電ローラ2A,
2Bの一方の端部表面には各々同じ反射率の高いマーキ
ング40,40が施されている。このマーキング40,
40の場所は感光体1に接触する場所である。また、感
光体1に接触しない場所、本実施の形態では帯電ローラ
2Aの芯金2a部分に別のマーキング41が施されてい
る。なお、帯電ローラ2Bの芯金2aにはマーキング4
1は施されていないが、帯電ローラ2Aと異なるマーキ
ングを施してもよい。
【0080】次に、図8を参照してこれら2本の帯電ロ
ーラ2A,2Bの感光体1と接触する表面の反射濃度を
検出する工程について説明する。この実施の形態3につ
いても、実施の形態1と同一の構成部分については同一
の符号を付してその説明は省略するものとする。
【0081】図8において、まず始めに、帯電ローラ2
の上部には、発光素子と受光素子とが組み合わされた反
射濃度センサ20が、感光体1に接触すると第1検出位
置A(図8では不図示、図7の長手方向の図参照)の場
所に配置されている。反射濃度センサ20の位置情報は
制御部22に送られている。
【0082】反射濃度センサ20は、帯電ローラ2の長
手方向の一端部のマーキング40,40に対向する位置
(第1検出位置A)に置かれている。反射濃度センサ2
0の発光素子はちょうど帯電ローラ2の表面へ向けて光
を発し、受光素子は帯電ローラ2の表面上の反射光を受
光する。反射濃度センサ20の受光素子によって反射濃
度に対応した電圧が光電変換によって発生する。この電
圧は、A/D変換器21によってディジタル信号に変換
され、処理部29を通して制御部22に取り込まれる。
【0083】次に、反射濃度センサ20の位置を長手方
向に移動し、感光体1と接触しない場所、この実施の形
態では芯金2aと対向する第2検出位置Bで停止させ
る。このとき、再び反射濃度センサ20の位置情報は制
御部22に送られている。この第2検出位置Bにおいて
は、反射濃度センサ20の発光素子は丁度帯電ローラ2
の芯金2aへ向けて光を発し、発光素子は帯電ローラ2
の芯金2a表面上の反射光を受光する。このとき、帯電
ローラ2Aにおいてはマーキング41が施されているの
で反射濃度は低く、出力電圧は低い。一方、帯電ローラ
2Bにおいてはマーキングされていない芯金2aが露出
しているので、反射濃度が高く出力電圧は高い。
【0084】反射濃度センサ20が第2検出位置Bにあ
るとき、制御部22は帯電ローラ2の種類を判別し、た
とえば実施の形態1に述べたような最適なバイアス条件
を設定する。一方、反射濃度センサ20が第1検出位置
Aにあるとき、帯電ローラ2が新品であるときは各々の
帯電ローラ2A,2Bとも同一出力が得られている。と
ころが、帯電ローラ2A,2Bの耐久が進むにつれてロ
ーラ表面のトナー等が影響で汚れてくるので、この出力
電圧は低下してくる。
【0085】耐久枚数と反射濃度センサ20の出力電圧
との関係を図9に示している。
【0086】帯電ローラ2の汚れとともに均一な帯電を
得ることが難しくなる。したがって、第1検出位置Aに
おけるセンサ出力をモニタして帯電ローラ2の表面の汚
れ具合に対応して、より最適な一次AC帯電を印加して
いくことが可能となる。
【0087】本実施の形態においては、図9に示すよう
に、センサ出力がA1を切ると印加電圧をたとえば50
V加え、A2を下回るとさらに50V加えるというよう
にして、耐久によるトナー汚れで帯電均一性が悪化する
ことを防止できる。
【0088】本実施の形態では、帯電ローラ2A,2B
どちらも同じ制御としたが、メーカーによって耐久劣化
が異なる様相を呈する場合においては、各々のローラの
劣化度合いに応じて出力を調整することが可能である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯電部材表面の反射濃度等の光学的特性を検知して、帯
電ローラ等の帯電部材への最適の電圧を制御することに
より、より幅広い抵抗値の帯電部材や複数のメーカ−の
帯電部材を容易に使用することができ、より安価な画像
形成装置および帯電部材を提供することができる。
【0090】また、帯電部材表面上に電気的特性に応じ
て物理的に識別可能なマーキングを施せば、帯電部材表
面の光学的特性に関わらず、個々の帯電部材の電気的特
性をマーキングによって区別することができる。
【0091】さらに、マーキングを、帯電部材の像担持
体と接触する場所と、それ以外の場所の複数箇所に施し
ておけば、像担持体と接触する場所のマーキングにより
帯電部材表面の汚れを検知でき、それ以外のマーキング
によりその帯電部材の電気特性を判別することができ、
メーカー別等の帯電部材の電気的特性を判別すると同時
に、帯電部材の汚れ具合に応じた最適な帯電電圧を選択
することができる。このように、帯電部材表面の汚れを
検知できるので、耐久途中において必要最低限の電圧を
印加することによって像担持体の長寿命化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の概略断面図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施の形態に係る帯電ロ
ーラを示す図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態に係る画像形
成装置の概略断面図である。
【図4】図4は反射濃度センサの出力波形の時間的変化
を示す図である。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態に係る帯電ロ
ーラを示す図である。
【図6】図6は本発明の第2の実施の形態に係る帯電ロ
ーラを示す図である。
【図7】図7は本発明の第3の実施の形態に係る帯電ロ
ーラを示す図である。
【図8】図8は本発明の第3の実施の形態に係る画像形
成装置の概略断面図である。
【図9】図9は反射濃度センサの出力波形の耐久枚数を
示す図である。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 帯電ローラ 2a 芯金 2b スポンジ層 2c 表層 3 トナー収容室 4 レーザスキャナー 5 レーザ光 6 ミラー 7 現像装置 8 トナー 9 ドクターブレード 10 固定磁界発生手段(マグネット) 11 現像スリーブ 12,16 電源 13 転写ローラ 14 クリーニング装置 15 定着装置 17 プロセスカートリッジ 20 反射濃度センサ 21 A/D変換器 22 制御部(制御手段) 23 一次DC電圧出力指示部 24 一次AC電圧出力指示部 28 一次AC定電流出力指示部 29 処理部 30〜35,40,41 マーキング

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、該像担持体に接触して像担持
    体の帯電処理を行う帯電部材とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記帯電部材はその電気的な特性に対応した光学的特性
    を有し、該光学的特性を検知する光学センサを設けると
    共に、該光学センサの出力から前記帯電部材の電気的特
    性を識別し該電気的特性に応じて帯電部材に印加する電
    圧を制御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】光学的特性は帯電部材表面の反射濃度であ
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】帯電部材は回転体である請求項1または2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】像担持体表面に接触して像担持体の帯電処
    理を行う回転体からなる帯電部材において、 帯電部材表面上にその電気的特性を物理的に識別可能な
    マーキングを施したことを特徴とする帯電部材。
  5. 【請求項5】前記マーキングが光学センサによって検知
    可能な光学的なマーキングであることを特徴とする請求
    項4に記載の帯電部材。
  6. 【請求項6】前記光学的なマーキングが帯電部材表面の
    模様であることを特徴とする請求項5に記載の帯電部
    材。
  7. 【請求項7】前記光学的なマーキングが帯電部材表面の
    色であることを特徴とする請求項5に記載の帯電部材。
  8. 【請求項8】マーキングは、帯電部材の像担持体と接触
    する場所と、それ以外の場所の複数箇所に施されている
    ことを特徴とする請求項4,5,6または7に記載の帯
    電部材。
  9. 【請求項9】像担持体と、請求項4乃至8のいずれか1
    の請求項に記載の帯電部材と、マーキングを検知するマ
    ーキングセンサと、該マーキングの出力から前記帯電部
    材の電気的特性を識別し該電気的特性に応じて帯電部材
    に印加する電圧を制御する制御手段と、を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP22204097A 1997-08-05 1997-08-05 画像形成装置及び帯電部材 Withdrawn JPH1152682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433541B1 (ko) * 2002-02-07 2004-05-31 삼성전자주식회사 전자사진 프로세서의 고압 제어장치 및 그 방법

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