JPH1152955A - 電子楽器のスピーカ装置 - Google Patents
電子楽器のスピーカ装置Info
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- JPH1152955A JPH1152955A JP9221071A JP22107197A JPH1152955A JP H1152955 A JPH1152955 A JP H1152955A JP 9221071 A JP9221071 A JP 9221071A JP 22107197 A JP22107197 A JP 22107197A JP H1152955 A JPH1152955 A JP H1152955A
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Abstract
な音場を得ることができる電子楽器のスピーカ装置を提
供する。 【解決手段】 スピーカ12と、このスピーカ12の放
音面12aに対向するように楽器本体のケース9に設け
られ、スピーカ12の放音面12aと平行に延び且つ互
いに間隔を隔てた複数の羽根板18、19を有するグリ
ル16、17と、を備え、グリル16、17の複数の羽
根板18、19が、互いに平行な状態を保ちながら角度
可変に構成されている。
Description
子ピアノやキーボードなどの電子楽器のスピーカ装置に
関する。
体に内蔵され、放音面を前方に向けたスピーカと、この
スピーカの放音面を覆うように設けられたグリルなどを
有している。このグリルは、互いに間隔を隔てた平行な
複数の羽根板で構成されていて、例えば電子オルガンの
場合、鍵盤の後方のコントロールパネルに所定の角度で
固定・設置されている。そして、スピーカで発生した演
奏音を、グリルを介し、その羽根板の設置角度に応じた
角度で外部に放射することによって、例えば、演奏者の
耳を中心とした音場が得られるようになっている。
従来のスピーカ装置では、スピーカで発生した演奏音
が、グリルを介して、常に一定の角度で放射されるた
め、必ずしも演奏者に対して最適な音場を提供できない
という欠点がある。例えば、演奏者が大人の場合と小さ
な子供の場合では、その体格の相違から、演奏者の耳の
高さはかなり異なる。このため、グリルの角度が、大人
の演奏者用に設計されていると、子供が演奏したとき
に、音場が耳よりもかなり高い位置を中心として形成さ
れ、演奏音が演奏者に良く伝わらなくなってしまう。ま
た、キーボードなどでは、椅子に座って演奏する場合
と、立って演奏する場合があるため、両方の場合で、最
適な音場を得ることは不可能である。
になされたものであり、演奏者の体格や演奏姿勢などを
問わず、最適な音場を得ることができる電子楽器のスピ
ーカ装置を提供することを目的としている。
め、本発明の電子楽器のスピーカ装置は、スピーカと、
このスピーカの放音面に対向するように楽器本体のケー
スに設けられ、スピーカの放音面と平行に延び且つ互い
に間隔を隔てた複数の羽根板を有するグリルと、を備
え、グリルの複数の羽根板が、互いに平行な状態を保ち
ながら角度可変に構成されていることを特徴としてい
る。
生した演奏音は、その放音面から放出され、これに対向
するグリルの複数の羽根板間の間隙を通って、外部に放
射される。この場合、本発明では、グリルの羽根板が角
度可変に構成されているので、羽根板の角度を変えるこ
とによって、演奏音の放射角度が変化する。したがっ
て、例えば、演奏者の体格や演奏姿勢などに応じ、グリ
ルの羽根板の角度を、演奏音が演奏者の耳を中心とした
角度で放射されるように調整することによって、演奏者
の体格などを問わず、最適な音場を得ることができる。
対向するように順次、配置された第1および第2のグリ
ルで構成され、第1グリルの複数の羽根板および第2グ
リルの複数の羽根板が、互いに異なる方向に延びるとと
もに、それぞれの長さ方向の軸線を中心として、互いに
独立して回動可能に構成されていることが好ましい。
奏音は、その放射角度が、まず第1グリルで変えられ、
次いで、第2グリルにより、第1グリルと異なる方向に
変えられる。したがって、第1および第2のグリルの羽
根板の角度を、互いに独立して変化させることによっ
て、演奏音の放射角度をきめ細かく調整でき、より良い
音場を得ることができる。
下方向に延び且つ上下方向の軸線を中心として回動可能
な左右可変グリルで構成され、第2グリルは、その羽根
板が左右方向に延び且つ左右方向の軸線を中心として回
動可能な上下可変グリルで構成されていることが好まし
い。
角度を変えることで、演奏音の放射角度を左右方向に対
してのみ調整でき、また、上下可変グリルの羽根板の角
度を変えることで、演奏音の放射角度を上下方向に対し
てのみ調整できる。したがって、両グリルの角度と演奏
音の放射角度との関係を演奏者が理解しやすいので、音
場の調整をきめ細かく且つ容易に行うことができる。
複数の羽根板がスピーカの放音面に対して傾いて配置さ
れているとともに、グリルがケースに回動自在に取り付
けられていることが好ましい。
動させることによって、スピーカの放音面に対する羽根
板の角度が変わる。したがって、1つのグリルを回動操
作するだけで、演奏音の放射角度を変えることができ、
音場の調整を容易に行うことができる。
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本
発明のスピーカ装置を備えた電子オルガンの正面図であ
る。同図に示すように、この電子オルガン1は、オルガ
ン本体2(楽器本体)と、オルガン本体2を支持する左
右一対の親板3、3と、両親板3、3に支持され、これ
らの間から前方に突出する棚板4と、各親板3の内側か
ら前方に突出し、棚板4を挟持する左右一対の腕木5、
5とを備えている。
り、この鍵盤部6には、前側から順に、下鍵盤7、上鍵
盤8およびコントロールパネル9(ケース)が設けられ
ている。コントロールパネル9には、各種のコントロー
ルスイッチ10が取り付けられているとともに、左右の
端部に、本発明に係る一対のスピーカ装置11、11が
設けられている。
11は、スピーカ12と、その前方に設けられたグリル
13を備えている。スピーカ12は、縦長長円状の正面
形状を有しており、コントロールパネル9の後方に配置
されたスピーカボックス14に、放音面12aを前方に
向けた状態で、ねじ止めされている。一方、コントロー
ルパネル9のスピーカ12に対向する部分には、開口1
5が形成されていて、この開口15内にグリル13が設
けられている。
付けられた左右可変グリル16と、前部寄りに取り付け
られた上下可変グリル17とで構成されている。左右可
変グリル16は、左右方向に互いに間隔を隔てて上下方
向に延びる4枚の羽根板18を有している。これらの羽
根板18は、細長い長方形状のものであり、その後端に
一体の回動軸部18aを有し、この回動軸部18aは、
開口15の上下壁に回動自在に取り付けられている。そ
して、羽根板18は、図示しない操作部材を操作するこ
とにより、図4に示すように、それぞれの回動軸部18
aを中心として、互いに平行に保ちながら、連動して回
動するように構成されている。
6と基本的に同様に構成され、上下方向に間隔を隔てて
左右方向に延びる8枚の羽根板19を有している。羽根
板19は、開口15の左右壁に取り付けられた一体の回
動軸部19aを有し、羽根板19に直接、手を触れて、
これを上下させることにより、図3に示すように、回動
軸部19aを中心として、互いに平行な状態で、連動し
て回動するように構成されている。
譜面台、24は足鍵盤、25はエクスプレッションペダ
ルである。
下鍵盤7や上鍵盤8などを押鍵することにより、それに
応じた電子演奏音が、各スピーカ12の放音面12aか
ら放出される。放出された演奏音は、まず、スピーカ1
2に対向する左右可変グリル16の羽根板18間の間隙
を通り、その際に羽根板18の角度に応じて左右方向に
放射角度を制御され(図4の矢印AおよびB)、次い
で、上下可変グリル17の羽根板19間の間隙を通り、
その際に羽根板19の角度に応じて上下方向に放射角度
を制御された後(図3の矢印CおよびD)、外部に放射
される。
根板18および上下可変グリル17の羽根板19は、互
いに独立して回動可能で、角度を変えることができる。
したがって、例えば、演奏者の体格や演奏姿勢などに応
じ、両グリル16、17の羽根板18、19の角度を、
演奏音が演奏者の耳を中心とした角度で放射されるよう
にそれぞれ調整することによって、演奏者の体格などを
問わず、それらに最適な音場を得ることができる。ある
いは、演奏音を演奏者自身が聴くよりも、むしろ他の人
に聴かせたい場合に、その方向に演奏音が向けられるよ
うに両グリル16、17を調整することも、もちろん可
能である。
は、演奏音の放射角度を、左右可変グリル16で左右方
向にのみ調整し、上下可変グリル17で上下方向にのみ
調整するので、音場の調整をきめ細かく行えるととも
に、両グリル16、17の角度と演奏音の放射角度との
関係を演奏者が理解しやすいので、音場の調整を容易に
行うことができる。
した第2実施形態を示している。このキーボード31
は、本体ケース32(ケース)の前部に鍵盤部33を備
えるとともに、後部に左右一対のスピーカ装置34、3
4や、図示しないコントロールスイッチなどを備えてい
る。
リル36で構成されている。スピーカ35は、その正面
形状が円形のものであり、放音面35aが本体ケース3
2の円形の開口37に後方から臨んだ状態で、本体ケー
ス32の背面にねじ止めされている。グリル36は、複
数の羽根板38と、羽根板38の外周を取り囲むリング
材39とから、一体に構成されている。複数の羽根板3
8は、互いに平行であるとともに、外方に向かって斜め
に傾いた状態で、リング材39に取り付けられている。
には係合凸部39aが形成される一方、開口37の内周
面には係合溝37aが連続的に形成されていて、この係
合溝37aにグリル36の係合凸部39aが回動自在に
係合している。そして、グリル36は、図示しない操作
部材を操作することにより、係合溝37aに沿って回動
されるようになっている。
4によれば、操作部材を操作して、グリル36全体を本
体ケース32に対して回動させることにより、スピーカ
35の放音面35aに対する羽根板38の角度を変える
ことができる。このような羽根板38の角度変化に応じ
て、演奏音の放射角度が変化するので、本実施形態にお
いても、演奏者の体格などに応じて、適切な音場を得る
ことができる。また、2つのグリル16、17の角度調
整が必要な第1実施形態のスピーカ装置11と比較し
て、本実施形態では、1つのグリル36だけを回動操作
すればよいので、より良い操作性が得られる。
ず、種々の態様で実施することができる。例えば、第1
実施形態では電子オルガンに、第2実施形態はキーボー
ドに、本発明をそれぞれ適用しているが、本発明は、電
子ピアノなどの他の電子鍵盤楽器はもとより、電子パー
カッションなどの電子鍵盤楽器以外の電子楽器にも適用
可能である。また、第1実施形態では、グリルが、上下
方向および左右方向にそれぞれ延びる左右可変グリルお
よび上下可変グリルで構成されているが、2つのグリル
は、互いに異なる方向に延びていればよく、その方向は
任意である。
は、2つの実施形態に示した以外のものを採用すること
が可能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
のスピーカ装置は、演奏者の体格や演奏姿勢などを問わ
ず、最適な音場を得ることができるなどの効果を有して
いる。
み込んだ電子オルガンの正面図である。
み込んだキーボードの平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 スピーカと、 このスピーカの放音面に対向するように楽器本体のケー
スに設けられ、前記スピーカの前記放音面と平行に延び
且つ互いに間隔を隔てた複数の羽根板を有するグリル
と、を備え、 前記グリルの前記複数の羽根板が、互いに平行な状態を
保ちながら角度可変に構成されていることを特徴とする
電子楽器のスピーカ装置。 - 【請求項2】 前記グリルが、前記スピーカの放音面に
対向するように順次、配置された第1および第2のグリ
ルで構成され、当該第1グリルの前記複数の羽根板およ
び前記第2グリルの前記複数の羽根板が、互いに異なる
方向に延びるとともに、それぞれの長さ方向の軸線を中
心として、互いに独立して回動可能に構成されているこ
とを特徴とする、請求項1に記載の電子楽器のスピーカ
装置。 - 【請求項3】 前記第1グリルは、その羽根板が上下方
向に延び且つ上下方向の軸線を中心として回動可能な左
右可変グリルで構成され、前記第2グリルは、その羽根
板が左右方向に延び且つ左右方向の軸線を中心として回
動可能な上下可変グリルで構成されていることを特徴と
する、請求項2に記載の電子楽器のスピーカ装置。 - 【請求項4】 前記複数の羽根板が前記スピーカの前記
放音面に対して傾いて配置されているとともに、前記グ
リルが前記ケースに回動自在に取り付けられていること
を特徴とする、請求項1に記載の電子楽器のスピーカ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22107197A JP3595118B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 電子楽器のスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22107197A JP3595118B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 電子楽器のスピーカ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1152955A true JPH1152955A (ja) | 1999-02-26 |
| JP3595118B2 JP3595118B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=16761042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22107197A Expired - Fee Related JP3595118B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 電子楽器のスピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3595118B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047616A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器 |
| JP2019161501A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | カシオ計算機株式会社 | 音響制御装置及び電子楽器 |
| CN113891216A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-01-04 | 深圳创维-Rgb电子有限公司 | 一种声音导向装置以及视听设备 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP22107197A patent/JP3595118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047616A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器 |
| JP2019161501A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | カシオ計算機株式会社 | 音響制御装置及び電子楽器 |
| CN113891216A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-01-04 | 深圳创维-Rgb电子有限公司 | 一种声音导向装置以及视听设备 |
| CN113891216B (zh) * | 2021-09-24 | 2023-08-29 | 深圳创维-Rgb电子有限公司 | 一种声音导向装置以及视听设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3595118B2 (ja) | 2004-12-02 |
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