JPH11530A - 脱硝反応器のアンモニア注入制御装置 - Google Patents
脱硝反応器のアンモニア注入制御装置Info
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- JPH11530A JPH11530A JP9155278A JP15527897A JPH11530A JP H11530 A JPH11530 A JP H11530A JP 9155278 A JP9155278 A JP 9155278A JP 15527897 A JP15527897 A JP 15527897A JP H11530 A JPH11530 A JP H11530A
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- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 87
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周波数の変動による窒素酸化物濃度の急変に
対して、脱硝反応器出口の窒素酸化物濃度を規定値以下
に抑え、且つ設定値との偏差を小さくする。 【解決手段】 脱硝反応器の窒素酸化物濃度の計測値及
び設定値からアンモニアの修正注入モル比信号28を算
出し、この修正注入モル比信号28と被処理ガス中の総
NOx量信号32とによって必要アンモニア流量信号3
5を算出する注入量算出手段11と、負荷が変化した時
にのみ負荷の変化率に応じて先行的に必要アンモニア流
量信号35にアンモニアを加算するアンモニア加算手段
50とを有する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置8
において、周波数の変動による被処理ガス中の窒素酸化
物濃度の急変に先行して周波数の変動率に対応して必要
アンモニア流量信号35を増減し補正する注入量補正手
段59を備える。
対して、脱硝反応器出口の窒素酸化物濃度を規定値以下
に抑え、且つ設定値との偏差を小さくする。 【解決手段】 脱硝反応器の窒素酸化物濃度の計測値及
び設定値からアンモニアの修正注入モル比信号28を算
出し、この修正注入モル比信号28と被処理ガス中の総
NOx量信号32とによって必要アンモニア流量信号3
5を算出する注入量算出手段11と、負荷が変化した時
にのみ負荷の変化率に応じて先行的に必要アンモニア流
量信号35にアンモニアを加算するアンモニア加算手段
50とを有する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置8
において、周波数の変動による被処理ガス中の窒素酸化
物濃度の急変に先行して周波数の変動率に対応して必要
アンモニア流量信号35を増減し補正する注入量補正手
段59を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理ガス中の窒
素酸化物(以下「NOx」とも記す)をアンモニアガス
(以下「NH3」とも記す)の注入によって分解、除去
する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置に関するもの
である。
素酸化物(以下「NOx」とも記す)をアンモニアガス
(以下「NH3」とも記す)の注入によって分解、除去
する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は、脱硝反応器の窒素酸化物計測位
置及びアンモニア注入位置を示す概略図である。脱硝反
応器2は、被処理ガスGの発生源、例えばボイラの排ガ
スを入口ダクト3から導入し、アンモニアの注入によっ
て脱硝処理してから出口ダクト4に排出し、更に図示し
ていない煙突より屋外に排出する。この際、被処理ガス
G中のNOxは、入口ダクト3に設けられたアンモニア
注入管5によって、被処理ガスG中のNOx量に対応し
た(見合った)NH3量がアンモニア流量計40及びア
ンモニア流量調節弁12を介して注入され、脱硝反応器
2の内部に充填された図示していない脱硝触媒の働きに
より無害な水蒸気と窒素ガスに分解され除去される。
置及びアンモニア注入位置を示す概略図である。脱硝反
応器2は、被処理ガスGの発生源、例えばボイラの排ガ
スを入口ダクト3から導入し、アンモニアの注入によっ
て脱硝処理してから出口ダクト4に排出し、更に図示し
ていない煙突より屋外に排出する。この際、被処理ガス
G中のNOxは、入口ダクト3に設けられたアンモニア
注入管5によって、被処理ガスG中のNOx量に対応し
た(見合った)NH3量がアンモニア流量計40及びア
ンモニア流量調節弁12を介して注入され、脱硝反応器
2の内部に充填された図示していない脱硝触媒の働きに
より無害な水蒸気と窒素ガスに分解され除去される。
【0003】通常、脱硝反応器2の運用は、被処理ガス
Gを発生するボイラ等の負荷変化時においても脱硝反応
器2の出口NOx濃度を規定値以下になるように脱硝反
応器2の入口NOx量に対応したアンモニアの注入量を
注入するように制御される。ここで、被処理ガスG中の
入口NOx濃度は、入口NOx分析計14で、出口NO
x濃度は、出口NOx分析計24で計測される。
Gを発生するボイラ等の負荷変化時においても脱硝反応
器2の出口NOx濃度を規定値以下になるように脱硝反
応器2の入口NOx量に対応したアンモニアの注入量を
注入するように制御される。ここで、被処理ガスG中の
入口NOx濃度は、入口NOx分析計14で、出口NO
x濃度は、出口NOx分析計24で計測される。
【0004】図2は、従来技術に係る脱硝反応器のアン
モニア注入制御装置の一例を示す制御回路図である。従
来のアンモニア注入制御装置9は、被処理ガス中の窒素
酸化物を分解、除去するに必要なアンモニアの注入量を
算出する注入量算出手段11と、負荷が変化した時にの
み負荷の変化率に応じて先行的にアンモニアの注入量に
アンモニアを加算するアンモニア加算手段50とを有し
ている。
モニア注入制御装置の一例を示す制御回路図である。従
来のアンモニア注入制御装置9は、被処理ガス中の窒素
酸化物を分解、除去するに必要なアンモニアの注入量を
算出する注入量算出手段11と、負荷が変化した時にの
み負荷の変化率に応じて先行的にアンモニアの注入量に
アンモニアを加算するアンモニア加算手段50とを有し
ている。
【0005】注入量算出手段11は、脱硝反応器の入口
NOx濃度、出口NOx設定値、出口NOx濃度及び被
処理ガス量等からアンモニアの注入量を算出するもので
ある。即ち、脱硝反応器の入口NOx分析計14で計測
された入口NOx信号15と、被処理ガス量30の被処
理ガス流量信号31とを乗算器33で乗算し総NOx量
信号32を算出する。
NOx濃度、出口NOx設定値、出口NOx濃度及び被
処理ガス量等からアンモニアの注入量を算出するもので
ある。即ち、脱硝反応器の入口NOx分析計14で計測
された入口NOx信号15と、被処理ガス量30の被処
理ガス流量信号31とを乗算器33で乗算し総NOx量
信号32を算出する。
【0006】一方、入口NOx信号15と脱硝反応器出
口NOx設定器17で設定された設定NOx信号18と
から(必要)モル比演算部20でアンモニアの必要注入
モル比信号22を算出し、これに出口NOx分析計24
で計測された実測出口NOx信号25と設定NOx信号
18との偏差によって必要注入モル比信号22の修正を
行なう。
口NOx設定器17で設定された設定NOx信号18と
から(必要)モル比演算部20でアンモニアの必要注入
モル比信号22を算出し、これに出口NOx分析計24
で計測された実測出口NOx信号25と設定NOx信号
18との偏差によって必要注入モル比信号22の修正を
行なう。
【0007】そして、修正された修正注入モル比信号2
8と先に記した総NOx量信号32とを乗算し必要アン
モニア流量信号35(アンモニアの注入量)を算出す
る。この必要アンモニア流量信号35に下記アンモニア
加算手段50によって発信されるアンモニア加算信号5
7a、57bを加えた補正アンモニア流量信号38と、
アンモニア流量計40で計測された実測NH3流量信号
41とを減算して、図示していないアンモニア流量計
(図3の符号40)とアンモニア流量調節弁12で構成
される回路の設定値として与える。即ち、NH3流量偏
差信号43を算出し、これを比例積分器44で弁開度信
号45に変換し、更に電空変換器46により制御信号4
7に変換し、NH3配管6の途中に設けられたアンモニ
ア流量調節弁12を開閉する。
8と先に記した総NOx量信号32とを乗算し必要アン
モニア流量信号35(アンモニアの注入量)を算出す
る。この必要アンモニア流量信号35に下記アンモニア
加算手段50によって発信されるアンモニア加算信号5
7a、57bを加えた補正アンモニア流量信号38と、
アンモニア流量計40で計測された実測NH3流量信号
41とを減算して、図示していないアンモニア流量計
(図3の符号40)とアンモニア流量調節弁12で構成
される回路の設定値として与える。即ち、NH3流量偏
差信号43を算出し、これを比例積分器44で弁開度信
号45に変換し、更に電空変換器46により制御信号4
7に変換し、NH3配管6の途中に設けられたアンモニ
ア流量調節弁12を開閉する。
【0008】又、アンモニア加算手段50は、負荷指
令、例えばボイラ負荷指令51として経済負荷配分(以
下「DPC」と記す)指令又は自動負荷調整(以下「A
LR」と記す)指令によって負荷変化した時、ボイラ負
荷の状態が変化したことを負荷指令信号52によって促
えてDPC及びALRに基づく負荷変化時のみに働く1
段微分回路53(DPC又はALR指令が負荷変化して
から到達時まで一定値でバイアス補正される)及び2段
微分回路54(負荷変化した時と負荷変化到達時にそれ
ぞれ一時的にバイアス補正される)が先行して必要アン
モニア流量信号35をバイアス補正する。こうして得ら
れた補正アンモニア流量信号38を減算器42に入力す
る。これにより脱硝反応器の出口NOx濃度を規定値以
下に保つようにアンモニアの注入量を制御する。
令、例えばボイラ負荷指令51として経済負荷配分(以
下「DPC」と記す)指令又は自動負荷調整(以下「A
LR」と記す)指令によって負荷変化した時、ボイラ負
荷の状態が変化したことを負荷指令信号52によって促
えてDPC及びALRに基づく負荷変化時のみに働く1
段微分回路53(DPC又はALR指令が負荷変化して
から到達時まで一定値でバイアス補正される)及び2段
微分回路54(負荷変化した時と負荷変化到達時にそれ
ぞれ一時的にバイアス補正される)が先行して必要アン
モニア流量信号35をバイアス補正する。こうして得ら
れた補正アンモニア流量信号38を減算器42に入力す
る。これにより脱硝反応器の出口NOx濃度を規定値以
下に保つようにアンモニアの注入量を制御する。
【0009】尚、図2において、符号55a、55bは
上下限器、符号56a、56bは負荷変化中a→cとな
る切替器である。
上下限器、符号56a、56bは負荷変化中a→cとな
る切替器である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周波数
が変動した時に、この周波数の変動を補正する周波数変
動補正(以下「AFC」と記す)指令によるボイラ負荷
の上昇変化時の場合も、負荷に見合って燃料量及び空気
流量が増加するため、脱硝反応器に流入するNOx濃度
が上昇する。この脱硝反応器入口NOx濃度の急上昇に
対して上記1段微分回路53及び2段微分回路54によ
っては必要アンモニア流量信号35を修正出来ない。
が変動した時に、この周波数の変動を補正する周波数変
動補正(以下「AFC」と記す)指令によるボイラ負荷
の上昇変化時の場合も、負荷に見合って燃料量及び空気
流量が増加するため、脱硝反応器に流入するNOx濃度
が上昇する。この脱硝反応器入口NOx濃度の急上昇に
対して上記1段微分回路53及び2段微分回路54によ
っては必要アンモニア流量信号35を修正出来ない。
【0011】又、AFC指令によるボイラ負荷の降下変
化時の場合も、同様に上記1段、2段微分回路53、5
4は、AFC指令による負荷変化中のNOx濃度低下に
伴いアンモニア注入量をカットして必要アンモニア流量
信号35を修正出来ない。
化時の場合も、同様に上記1段、2段微分回路53、5
4は、AFC指令による負荷変化中のNOx濃度低下に
伴いアンモニア注入量をカットして必要アンモニア流量
信号35を修正出来ない。
【0012】上記従来のアンモニア注入制御装置9は、
DPC及びALRによるボイラ負荷の上昇変化中におけ
るエアーリッチによる過剰空気にて脱硝反応器入口NO
x濃度急上昇、及びDPC及びALR指令に基づくボイ
ラ負荷の下降変化中における空気流量減少による脱硝反
応器出口NOx濃度低下に対しては脱硝反応器の窒素酸
化物濃度を規定値以下に抑える機能は有しているが、A
FC指令による負荷下降変化中、燃料及び空気流量減少
によるNOx濃度急降下の発生、及び、AFC指令によ
る負荷上昇変化中の燃料及び空気流量増加によるNOx
急上昇の発生に対し、先行してアンモニア注入量を増減
し、規定値以下に抑え且つ脱硝反応器出口NOx設定値
との偏差を小さくする点について配慮されておらず、窒
素酸化物の排出濃度が規定値を超えてしまう怖れがあっ
た。
DPC及びALRによるボイラ負荷の上昇変化中におけ
るエアーリッチによる過剰空気にて脱硝反応器入口NO
x濃度急上昇、及びDPC及びALR指令に基づくボイ
ラ負荷の下降変化中における空気流量減少による脱硝反
応器出口NOx濃度低下に対しては脱硝反応器の窒素酸
化物濃度を規定値以下に抑える機能は有しているが、A
FC指令による負荷下降変化中、燃料及び空気流量減少
によるNOx濃度急降下の発生、及び、AFC指令によ
る負荷上昇変化中の燃料及び空気流量増加によるNOx
急上昇の発生に対し、先行してアンモニア注入量を増減
し、規定値以下に抑え且つ脱硝反応器出口NOx設定値
との偏差を小さくする点について配慮されておらず、窒
素酸化物の排出濃度が規定値を超えてしまう怖れがあっ
た。
【0013】本発明の課題は、周波数の変動による被処
理ガス中の窒素酸化物濃度の急変に対して、脱硝反応器
出口の窒素酸化物濃度を規定値以下に抑え、且つ設定値
との偏差を小さくすることである。
理ガス中の窒素酸化物濃度の急変に対して、脱硝反応器
出口の窒素酸化物濃度を規定値以下に抑え、且つ設定値
との偏差を小さくすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本発明は、被処理ガス中の窒素酸化物をアンモニアの注
入によって分解、除去する脱硝反応器であって、該脱硝
反応器の窒素酸化物濃度の計測値及び設定値から前記ア
ンモニアの注入モル比(=アンモニア注入モル量/被処
理ガス中の窒素酸化物モル量)を算出し、該注入モル比
と前記被処理ガス中の総窒素酸化物量とによってアンモ
ニアの注入量を算出する注入量算出手段と、負荷が変化
した時にのみ該負荷の変化率に応じて先行的に前記アン
モニアの注入量にアンモニアを加算するアンモニア加算
手段とを有する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置に
おいて、周波数の変動による前記被処理ガス中の窒素酸
化物濃度の急変に先行して周波数の変動を捉えて前記ア
ンモニアの注入量を増減し補正する注入量補正手段を備
えたことである。
本発明は、被処理ガス中の窒素酸化物をアンモニアの注
入によって分解、除去する脱硝反応器であって、該脱硝
反応器の窒素酸化物濃度の計測値及び設定値から前記ア
ンモニアの注入モル比(=アンモニア注入モル量/被処
理ガス中の窒素酸化物モル量)を算出し、該注入モル比
と前記被処理ガス中の総窒素酸化物量とによってアンモ
ニアの注入量を算出する注入量算出手段と、負荷が変化
した時にのみ該負荷の変化率に応じて先行的に前記アン
モニアの注入量にアンモニアを加算するアンモニア加算
手段とを有する脱硝反応器のアンモニア注入制御装置に
おいて、周波数の変動による前記被処理ガス中の窒素酸
化物濃度の急変に先行して周波数の変動を捉えて前記ア
ンモニアの注入量を増減し補正する注入量補正手段を備
えたことである。
【0015】注入量補正手段は、周波数の変動を捉えて
アンモニアの注入量を増減するので、周波数の変動によ
る被処理ガス中の窒素酸化物濃度の急変に対して適切に
アンモニアを増減して、脱硝反応器出口の窒素酸化物濃
度を規定値以下に抑え、且つ設定値との偏差を小さくす
る。
アンモニアの注入量を増減するので、周波数の変動によ
る被処理ガス中の窒素酸化物濃度の急変に対して適切に
アンモニアを増減して、脱硝反応器出口の窒素酸化物濃
度を規定値以下に抑え、且つ設定値との偏差を小さくす
る。
【0016】更に、上記脱硝反応器のアンモニア注入制
御装置において、前記注入量補正手段は、前記周波数の
変動率に対応して前記アンモニアの注入量を増減し補正
することである。注入量補正手段は、上記脱硝反応器の
アンモニア注入制御装置の作用に加え、周波数が変動し
た時に、その変動率に対応してアンモニアの注入量を増
減し補正する。周波数の変動率が正値となる負荷上昇時
は、アンモニアの注入量を増加し、負値となる負荷下降
時は、アンモニアの注入量を減少する。増減する補正量
は、変動率に対応して予め決められた値を採用する。こ
れによって、周波数変動運用時も、脱硝反応器出口の窒
素酸化物濃度は規定値を超過せず、脱硝反応器出口窒素
酸化物濃度設定値との偏差も大きくなることがない。
御装置において、前記注入量補正手段は、前記周波数の
変動率に対応して前記アンモニアの注入量を増減し補正
することである。注入量補正手段は、上記脱硝反応器の
アンモニア注入制御装置の作用に加え、周波数が変動し
た時に、その変動率に対応してアンモニアの注入量を増
減し補正する。周波数の変動率が正値となる負荷上昇時
は、アンモニアの注入量を増加し、負値となる負荷下降
時は、アンモニアの注入量を減少する。増減する補正量
は、変動率に対応して予め決められた値を採用する。こ
れによって、周波数変動運用時も、脱硝反応器出口の窒
素酸化物濃度は規定値を超過せず、脱硝反応器出口窒素
酸化物濃度設定値との偏差も大きくなることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の脱硝反応器のアン
モニア注入制御装置の実施の形態を図1に基づいて説明
する。
モニア注入制御装置の実施の形態を図1に基づいて説明
する。
【0018】図1は、本発明に係る脱硝反応器のアンモ
ニア注入制御装置の一実施の形態を示す制御回路図であ
る。図1のアンモニア注入制御装置8は、図2のアンモ
ニア注入制御装置9に注入量補正手段59を加えたもの
で、注入量算出手段11、アンモニア加算手段50及び
注入量補正手段59を有している。注入量算出手段11
とアンモニア加算手段50の構成と作用は、図2に説明
したものと同じであるので、図2と同じ構造、作用部分
には同じ符号を付けて示す。
ニア注入制御装置の一実施の形態を示す制御回路図であ
る。図1のアンモニア注入制御装置8は、図2のアンモ
ニア注入制御装置9に注入量補正手段59を加えたもの
で、注入量算出手段11、アンモニア加算手段50及び
注入量補正手段59を有している。注入量算出手段11
とアンモニア加算手段50の構成と作用は、図2に説明
したものと同じであるので、図2と同じ構造、作用部分
には同じ符号を付けて示す。
【0019】因に、注入量算出手段11は、入口NOx
分析計14で実測した入口NOx信号15(窒素酸化物
濃度の計測値)及び出口NOx設定器17で設定した設
定NOx信号18(設定値)から必要注入モル比信号2
2を算出する。更に、設定NOx信号18と出口NOx
分析計24で実測した実測出口NOx信号25とから減
算器26で偏差を算出し、加算器27で必要注入モル比
信号22の修正を行ない、修正注入モル比信号28を算
出する。
分析計14で実測した入口NOx信号15(窒素酸化物
濃度の計測値)及び出口NOx設定器17で設定した設
定NOx信号18(設定値)から必要注入モル比信号2
2を算出する。更に、設定NOx信号18と出口NOx
分析計24で実測した実測出口NOx信号25とから減
算器26で偏差を算出し、加算器27で必要注入モル比
信号22の修正を行ない、修正注入モル比信号28を算
出する。
【0020】一方、入口NOx信号15と被処理ガス量
30による被処理ガス流量信号31とを乗算器33で乗
算し総NOx量信号32(被処理ガス中の総窒素酸化物
量)を算出する。この総NOx量信号32に修正注入モ
ル比信号28を乗算器34で乗算し必要アンモニア流量
信号35(アンモニアの注入量)を算出する。更に、こ
の必要アンモニア流量信号35に、下記アンモニア加算
手段50のアンモニア加算信号57a、57b及び注入
量補正手段59の増減補正信号66を加えて補正アンモ
ニア流量信号38とし、この補正アンモニア流量信号3
8とアンモニア流量計40で計測された実測NH3流量
信号41とを減算器42で減算してNH3流量偏差信号
43を算出し、これを比例積分器44で弁開度信号45
に変換して電空変換器46により制御信号47に変換
し、NH3配管6の途中に設けられたアンモニア流量調
節弁12を開閉する。
30による被処理ガス流量信号31とを乗算器33で乗
算し総NOx量信号32(被処理ガス中の総窒素酸化物
量)を算出する。この総NOx量信号32に修正注入モ
ル比信号28を乗算器34で乗算し必要アンモニア流量
信号35(アンモニアの注入量)を算出する。更に、こ
の必要アンモニア流量信号35に、下記アンモニア加算
手段50のアンモニア加算信号57a、57b及び注入
量補正手段59の増減補正信号66を加えて補正アンモ
ニア流量信号38とし、この補正アンモニア流量信号3
8とアンモニア流量計40で計測された実測NH3流量
信号41とを減算器42で減算してNH3流量偏差信号
43を算出し、これを比例積分器44で弁開度信号45
に変換して電空変換器46により制御信号47に変換
し、NH3配管6の途中に設けられたアンモニア流量調
節弁12を開閉する。
【0021】アンモニア加算手段50は、負荷が変化し
た時にのみ、この負荷の変化率に応じて先行的に必要ア
ンモニア流量信号35に加算するもので、ボイラ負荷指
令51としてDPC指令又はALR指令に基づいて負荷
変化した時に、ボイラ負荷の状態が変化したことを負荷
指令信号52によって捉えてDPC及びALRによる負
荷変化時のみに働く1段微分回路53(DPC又はAL
R指令が負荷変化してから到達時まで一定値でバイアス
補正される)及び2段微分回路54(負荷変化した時と
負荷到達時にそれぞれ一時的にバイアス補正される)が
先行して必要アンモニア流量信号(アンモニアの注入
量)35をバイアス補正する。こうして得られた補正ア
ンモニア流量信号38を先の減算器42に入力する。
た時にのみ、この負荷の変化率に応じて先行的に必要ア
ンモニア流量信号35に加算するもので、ボイラ負荷指
令51としてDPC指令又はALR指令に基づいて負荷
変化した時に、ボイラ負荷の状態が変化したことを負荷
指令信号52によって捉えてDPC及びALRによる負
荷変化時のみに働く1段微分回路53(DPC又はAL
R指令が負荷変化してから到達時まで一定値でバイアス
補正される)及び2段微分回路54(負荷変化した時と
負荷到達時にそれぞれ一時的にバイアス補正される)が
先行して必要アンモニア流量信号(アンモニアの注入
量)35をバイアス補正する。こうして得られた補正ア
ンモニア流量信号38を先の減算器42に入力する。
【0022】更に、上記脱硝反応器のアンモニア注入制
御装置8は、周波数の変動による被処理ガス中の窒素酸
化物濃度の急変に先行して、周波数の変動率に対応して
必要アンモニア流量信号35を増減し補正する注入量補
正手段59を備える。注入量補正手段59は、AFC指
令60によって発信されたAFC信号61を微分器62
により周波数変動の変動率に対応して予め対応した負荷
変化率を算出し、上下限器63で負荷変化率の上下限値
を制限する。この信号64に対しDPC指令又はALR
指令に基づく負荷指令信号52を乗算器65によって乗
算しアンモニア注入量の増減補正信号66として必要ア
ンモニア流量信号35のバイアス補正を行なう。この結
果周波数の変動によって生じるボイラ負荷変化に伴う窒
素酸化物の変化に見合ったアンモニアの注入量の補正が
加えられる。
御装置8は、周波数の変動による被処理ガス中の窒素酸
化物濃度の急変に先行して、周波数の変動率に対応して
必要アンモニア流量信号35を増減し補正する注入量補
正手段59を備える。注入量補正手段59は、AFC指
令60によって発信されたAFC信号61を微分器62
により周波数変動の変動率に対応して予め対応した負荷
変化率を算出し、上下限器63で負荷変化率の上下限値
を制限する。この信号64に対しDPC指令又はALR
指令に基づく負荷指令信号52を乗算器65によって乗
算しアンモニア注入量の増減補正信号66として必要ア
ンモニア流量信号35のバイアス補正を行なう。この結
果周波数の変動によって生じるボイラ負荷変化に伴う窒
素酸化物の変化に見合ったアンモニアの注入量の補正が
加えられる。
【0023】本実施の形態のアンモニア注入制御装置8
は、AFC信号61を脱硝制御に取り込み、周波数の変
動によるAFC指令によりボイラ負荷が変化した時、A
FC信号変動時のみに動作する1段微分回路を設置し、
1段微分値に見合ったアンモニアの注入量の減少バイア
ス量又は増加バイアス量を決めて必要アンモニア流量信
号35に補正を加えるものである。
は、AFC信号61を脱硝制御に取り込み、周波数の変
動によるAFC指令によりボイラ負荷が変化した時、A
FC信号変動時のみに動作する1段微分回路を設置し、
1段微分値に見合ったアンモニアの注入量の減少バイア
ス量又は増加バイアス量を決めて必要アンモニア流量信
号35に補正を加えるものである。
【0024】AFC信号61により増減するボイラ負荷
変化に対し、AFC信号を1段微分した時、正値となる
負荷上昇時は、アンモニアの注入量を増加し、負値とな
る負荷下降時はアンモニアの注入量を減少させる。増減
量は、負荷変化率であるAFC指令によるAFC信号6
1を1段微分した数値に対応して注入する。これによっ
て、AFC運用時も、窒素酸化物濃度を規定値以下に抑
え、且つ脱硝反応器の出口窒素酸化物濃度の設定値との
偏差を小さくすることが出来る。
変化に対し、AFC信号を1段微分した時、正値となる
負荷上昇時は、アンモニアの注入量を増加し、負値とな
る負荷下降時はアンモニアの注入量を減少させる。増減
量は、負荷変化率であるAFC指令によるAFC信号6
1を1段微分した数値に対応して注入する。これによっ
て、AFC運用時も、窒素酸化物濃度を規定値以下に抑
え、且つ脱硝反応器の出口窒素酸化物濃度の設定値との
偏差を小さくすることが出来る。
【0025】従来技術では、ボイラのDPC指令又はA
LR指令に基づく負荷変化中の窒素酸化物濃度の急変に
対して1段微分、2段微分等のアンモニア先行注入回路
により規定値以下に抑える機能しか有していなかった
(図2)。このためAFC信号に基づく負荷変化に伴う
窒素酸化物濃度の急変に対応する回路がなく、AFC運
用時は脱硝反応器出口NOx濃度が規定値を超過してし
まうことになっていた。しかし、本実施の形態のアンモ
ニア注入制御装置8は、AFC負荷運用時の窒素酸化物
濃度の急変に対しては窒素酸化物濃度の高低に大きく係
わるAFC信号の変動率を捉えてアンモニアの注入量を
補正することが出来る。
LR指令に基づく負荷変化中の窒素酸化物濃度の急変に
対して1段微分、2段微分等のアンモニア先行注入回路
により規定値以下に抑える機能しか有していなかった
(図2)。このためAFC信号に基づく負荷変化に伴う
窒素酸化物濃度の急変に対応する回路がなく、AFC運
用時は脱硝反応器出口NOx濃度が規定値を超過してし
まうことになっていた。しかし、本実施の形態のアンモ
ニア注入制御装置8は、AFC負荷運用時の窒素酸化物
濃度の急変に対しては窒素酸化物濃度の高低に大きく係
わるAFC信号の変動率を捉えてアンモニアの注入量を
補正することが出来る。
【0026】
【発明の効果】本発明の脱硝反応器のアンモニア注入制
御装置によれば、周波数の変動による被処理ガス中の窒
素酸化物濃度の急変に対して、脱硝反応器出口の窒素酸
化物濃度を規定値以下に抑え、且つ設定値との偏差を小
さくすることが出来る。
御装置によれば、周波数の変動による被処理ガス中の窒
素酸化物濃度の急変に対して、脱硝反応器出口の窒素酸
化物濃度を規定値以下に抑え、且つ設定値との偏差を小
さくすることが出来る。
【図1】本発明に係る脱硝反応器のアンモニア注入制御
装置の一実施の形態を示す制御回路図である。
装置の一実施の形態を示す制御回路図である。
【図2】従来技術に係る脱硝反応器のアンモニア注入制
御装置の一例を示す制御回路図である。
御装置の一例を示す制御回路図である。
【図3】脱硝反応器の窒素酸化物計測位置及びアンモニ
ア注入位置を示す概略図である。
ア注入位置を示す概略図である。
8 アンモニア注入制御装置 11 注入量算出手段 35 必要アンモニア流量信号 50 アンモニア加算手段 52 負荷指令信号 59 注入量補正手段 61 AFC信号 66 増減補正信号
Claims (2)
- 【請求項1】 被処理ガス中の窒素酸化物をアンモニア
の注入によって分解、除去する脱硝反応器であって、該
脱硝反応器の窒素酸化物濃度の計測値及び設定値から前
記アンモニアの注入モル比(=アンモニア注入モル量/
被処理ガス中の窒素酸化物モル量)を算出し、該注入モ
ル比と前記被処理ガス中の総窒素酸化物量とによってア
ンモニアの注入量を算出する注入量算出手段と、負荷が
変化した時にのみ該負荷の変化率に応じて先行的に前記
アンモニアの注入量にアンモニアを加算するアンモニア
加算手段とを有する脱硝反応器のアンモニア注入制御装
置において、周波数の変動による前記被処理ガス中の窒
素酸化物濃度の急変に先行して周波数の変動を捉えて前
記アンモニアの注入量を増減し補正する注入量補正手段
を備えたことを特徴とする脱硝反応器のアンモニア注入
制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記注入量補正手段
は、前記周波数の変動率に対応して前記アンモニアの注
入量を増減し補正することを特徴とする脱硝反応器のア
ンモニア注入制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155278A JPH11530A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 脱硝反応器のアンモニア注入制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155278A JPH11530A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 脱硝反応器のアンモニア注入制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11530A true JPH11530A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15602414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9155278A Pending JPH11530A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 脱硝反応器のアンモニア注入制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11530A (ja) |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9155278A patent/JPH11530A/ja active Pending
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