JPH115321A - 印刷方法及び印刷装置 - Google Patents
印刷方法及び印刷装置Info
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- JPH115321A JPH115321A JP28390297A JP28390297A JPH115321A JP H115321 A JPH115321 A JP H115321A JP 28390297 A JP28390297 A JP 28390297A JP 28390297 A JP28390297 A JP 28390297A JP H115321 A JPH115321 A JP H115321A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 煩雑な刷版作成をすることなく、オフセット
印刷と同等の高品位な印刷完成物が得られ、かつ、毎回
異なった画像を1枚からでも容易に印刷することができ
る印刷方法を提供する 【解決手段】 粘弾性を有する液体インクのインク層4
をサーマルヘッド5によって画像情報に応じて部分的に
加熱し、この加熱部分のみの液体インク6を嫌インク性
を有する中間記録体1に転写させ、この中間記録体1よ
り被印刷物8に液体インク6を転写させる。
印刷と同等の高品位な印刷完成物が得られ、かつ、毎回
異なった画像を1枚からでも容易に印刷することができ
る印刷方法を提供する 【解決手段】 粘弾性を有する液体インクのインク層4
をサーマルヘッド5によって画像情報に応じて部分的に
加熱し、この加熱部分のみの液体インク6を嫌インク性
を有する中間記録体1に転写させ、この中間記録体1よ
り被印刷物8に液体インク6を転写させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等の被印刷物に
対して画像情報に基づく画像を印刷する印刷方法及び印
刷装置に関する。
対して画像情報に基づく画像を印刷する印刷方法及び印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より実用化されている印刷方法とし
て、同一画像を繰り返して印刷することに耐えられる頑
強さをもった刷版を利用し、大量の印刷物を複製するこ
とを目的としたものがある。このような印刷方法は、主
に商業印刷を目的にしている。一方、少枚数であるが即
時に印刷物が得られる印刷方法として、コンピュータや
ワードプロセッサの如き電子機器の出力機器として発展
したいわゆるプリンタを用いる方法がある。
て、同一画像を繰り返して印刷することに耐えられる頑
強さをもった刷版を利用し、大量の印刷物を複製するこ
とを目的としたものがある。このような印刷方法は、主
に商業印刷を目的にしている。一方、少枚数であるが即
時に印刷物が得られる印刷方法として、コンピュータや
ワードプロセッサの如き電子機器の出力機器として発展
したいわゆるプリンタを用いる方法がある。
【0003】従来より行われている印刷方法のうち、最
も簡易的な方法の一つでありながら高品位の印刷物が得
られる印刷方法として、「水無し平版印刷法」、いわゆ
る水無しオフセット印刷がある。この印刷方法において
は、表面層が嫌インク性を有するシリコーン化合物やフ
ッ素化合物により形成されたマスターを用い、このマス
ターの表面層を出力画像に応じて処理し、現像液を用い
た現像によって印画部分の表面層を除去することによ
り、親インク性の下地を露出させて、刷版とする。
も簡易的な方法の一つでありながら高品位の印刷物が得
られる印刷方法として、「水無し平版印刷法」、いわゆ
る水無しオフセット印刷がある。この印刷方法において
は、表面層が嫌インク性を有するシリコーン化合物やフ
ッ素化合物により形成されたマスターを用い、このマス
ターの表面層を出力画像に応じて処理し、現像液を用い
た現像によって印画部分の表面層を除去することによ
り、親インク性の下地を露出させて、刷版とする。
【0004】この印刷方法においては、上述のようにし
て作成された刷版の表面部にインクを付着させ、この表
面部上の親インク性の下地が露出された部分のみにイン
クが残る状態とする。そして、このようにインクが付着
された刷版を被印刷物に圧接させて、インクを被印刷物
に転写させて、印刷を行う。
て作成された刷版の表面部にインクを付着させ、この表
面部上の親インク性の下地が露出された部分のみにイン
クが残る状態とする。そして、このようにインクが付着
された刷版を被印刷物に圧接させて、インクを被印刷物
に転写させて、印刷を行う。
【0005】そして、いわゆるプリンタとしては、熱エ
ネルギーを用いるものとして、「熱溶融転写方式」のプ
リンタが実用化されている。この「熱溶融転写方式」の
プリンタは、熱溶融性の固体インクが基材であるポリエ
ステルフィルム上に薄く塗布されて構成されたインクフ
ィルムを用いる印刷装置である。このプリンタは、イン
クフィルムを被印刷物に接触させるとともに、サーマル
ヘッドによりこのインクフィルムの出力画像の印画部分
に応じた部分の加熱を行い、固体インクの溶融した部分
のみを被印刷物に転写させる。
ネルギーを用いるものとして、「熱溶融転写方式」のプ
リンタが実用化されている。この「熱溶融転写方式」の
プリンタは、熱溶融性の固体インクが基材であるポリエ
ステルフィルム上に薄く塗布されて構成されたインクフ
ィルムを用いる印刷装置である。このプリンタは、イン
クフィルムを被印刷物に接触させるとともに、サーマル
ヘッドによりこのインクフィルムの出力画像の印画部分
に応じた部分の加熱を行い、固体インクの溶融した部分
のみを被印刷物に転写させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な「水無し平版印刷法」は、大量に印刷物を複製する頑
強な刷版を得ることを目的としているため、刷版の作成
手順が複雑であり、刷版の作成に長時間を要し、少枚数
で多品種の印刷には適していない。また、この印刷方法
を実施するための印刷装置は、小型化が困難である。さ
らに、刷版を再利用することは、一度除去した嫌インク
性の表面層を復活させることが必要であり、困難であ
る。したがって、この印刷方法においては、刷版は消耗
品となってしまうため、少枚数で多品種の印刷は適さな
い。
な「水無し平版印刷法」は、大量に印刷物を複製する頑
強な刷版を得ることを目的としているため、刷版の作成
手順が複雑であり、刷版の作成に長時間を要し、少枚数
で多品種の印刷には適していない。また、この印刷方法
を実施するための印刷装置は、小型化が困難である。さ
らに、刷版を再利用することは、一度除去した嫌インク
性の表面層を復活させることが必要であり、困難であ
る。したがって、この印刷方法においては、刷版は消耗
品となってしまうため、少枚数で多品種の印刷は適さな
い。
【0007】また、「熱溶融転写方式」のプリンタにお
いては、インクを固体から液体に状態変化させるのに必
要な大量の熱エネルギーを供給しなければならないこ
と、インクフィルムから直接被印刷物に転写するため被
印刷物の表面性の影響を直接受けてしまうこと、インク
フィルムの非印画部分は使用されずに消耗品となるこ
と、熱溶融インクがバインダーごと転写されるため完成
した印刷物がワックスを盛ったような不自然な品位にな
ること、などの問題がある。
いては、インクを固体から液体に状態変化させるのに必
要な大量の熱エネルギーを供給しなければならないこ
と、インクフィルムから直接被印刷物に転写するため被
印刷物の表面性の影響を直接受けてしまうこと、インク
フィルムの非印画部分は使用されずに消耗品となるこ
と、熱溶融インクがバインダーごと転写されるため完成
した印刷物がワックスを盛ったような不自然な品位にな
ること、などの問題がある。
【0008】なお、上述したような印刷方法または印刷
装置を改良したものとして、従来、いくつかの提案がな
されている。例えば、「水無し平版印刷法」の改良とし
て、特公平6−1043754号公報に記載されている
印刷方法においては、「水無し平版印刷法」において用
いるインクを用いず、熱溶融インクをインクフィルムよ
り刷版に対して供給するようにしている。この印刷方法
も、刷版の作成手順が複雑であること、熱溶融インクを
使っているために完成した完成物の品位が不自然である
ことなどの問題を有している。
装置を改良したものとして、従来、いくつかの提案がな
されている。例えば、「水無し平版印刷法」の改良とし
て、特公平6−1043754号公報に記載されている
印刷方法においては、「水無し平版印刷法」において用
いるインクを用いず、熱溶融インクをインクフィルムよ
り刷版に対して供給するようにしている。この印刷方法
も、刷版の作成手順が複雑であること、熱溶融インクを
使っているために完成した完成物の品位が不自然である
ことなどの問題を有している。
【0009】また、特公平7−80342公報に記載さ
れている印刷方法においては、熱溶融インクを、まず、
転写効率の良い表面粗さを有する樹脂シートに転写させ
た後、この樹脂シートを加熱しながら被印刷物に圧接さ
せることにより、この樹脂シートより被印刷物に熱熔融
インクを転写させるようにしている。この印刷方法も、
熱溶融インクを使っているために、完成した完成物の品
位が不自然であるという問題を有している。
れている印刷方法においては、熱溶融インクを、まず、
転写効率の良い表面粗さを有する樹脂シートに転写させ
た後、この樹脂シートを加熱しながら被印刷物に圧接さ
せることにより、この樹脂シートより被印刷物に熱熔融
インクを転写させるようにしている。この印刷方法も、
熱溶融インクを使っているために、完成した完成物の品
位が不自然であるという問題を有している。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、煩雑な刷版作成をすることな
く、オフセット印刷で使用されるレオロジー的な性質を
有する液体インクを使用することを可能として、商業印
刷すなわちオフセット印刷と同等の高品位な印刷完成物
が得られ、かつ、毎回異なった画像を1枚からでも容易
に印刷することを可能とする印刷方法及び印刷装置を提
供しようとするものである。
案されるものであって、煩雑な刷版作成をすることな
く、オフセット印刷で使用されるレオロジー的な性質を
有する液体インクを使用することを可能として、商業印
刷すなわちオフセット印刷と同等の高品位な印刷完成物
が得られ、かつ、毎回異なった画像を1枚からでも容易
に印刷することを可能とする印刷方法及び印刷装置を提
供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る印刷方法は、粘弾性を有する液体イン
クのインク層を画像情報に応じて加熱してこのインク層
を嫌インク性を有する中間記録体に接触させ、この中間
記録体に転写された液体インクを被印刷物に転写させる
ものである。
め、本発明に係る印刷方法は、粘弾性を有する液体イン
クのインク層を画像情報に応じて加熱してこのインク層
を嫌インク性を有する中間記録体に接触させ、この中間
記録体に転写された液体インクを被印刷物に転写させる
ものである。
【0012】また、このような印刷を繰返し実行する場
合においては、中間記録体に残存している液体インクの
除去や、中間記録体の嫌インク性の回復を行うことによ
り、良好な印刷を行うことができる。
合においては、中間記録体に残存している液体インクの
除去や、中間記録体の嫌インク性の回復を行うことによ
り、良好な印刷を行うことができる。
【0013】そして、本発明に係る印刷装置は、粘弾性
を有する液体インクのインク層を有するインク供給手段
と、このインク層を画像情報に応じて加熱する加熱手段
と、嫌インク性を有する中間記録体とを備えて構成され
ている。この印刷装置においては、インク層の加熱され
た部分の液体インクが中間記録体に転写され、この中間
記録体に転写された液体インクが被印刷物に転写され
る。
を有する液体インクのインク層を有するインク供給手段
と、このインク層を画像情報に応じて加熱する加熱手段
と、嫌インク性を有する中間記録体とを備えて構成され
ている。この印刷装置においては、インク層の加熱され
た部分の液体インクが中間記録体に転写され、この中間
記録体に転写された液体インクが被印刷物に転写され
る。
【0014】さらに、これら印刷方法及び印刷装置にお
いて、液体インクを紫外線硬化型液体インクとし、中間
記録体に転写された紫外線硬化型液体インクをインク半
硬化手段により半硬化させた後に被印刷物に転写させる
ようにすることにより、液体インクの表面張力による中
間記録体上におけるインク像の乱れを防止することがで
きる。
いて、液体インクを紫外線硬化型液体インクとし、中間
記録体に転写された紫外線硬化型液体インクをインク半
硬化手段により半硬化させた後に被印刷物に転写させる
ようにすることにより、液体インクの表面張力による中
間記録体上におけるインク像の乱れを防止することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0016】本発明に係る印刷方法は、インク供給手段
により供給される粘弾性を有する液体インク、すなわ
ち、レオロジー的な性質を持つインクの一定膜厚のイン
ク層を、嫌インク性、すなわち、液体インクに対する撥
液性を有する中間記録体に接触させながら、または、接
触する直前に、該インク層を加熱手段によって画像信号
に応じて加熱し、液体インクの粘弾性の変化による凝集
力の低下等により、該インク供給手段から中間記録体へ
画像に対応した位置にのみ液体インクを転写させてイン
ク像を形成し、このインク像を被印刷物に押し圧によっ
て転写させることにより印刷を行う印刷方法である。
により供給される粘弾性を有する液体インク、すなわ
ち、レオロジー的な性質を持つインクの一定膜厚のイン
ク層を、嫌インク性、すなわち、液体インクに対する撥
液性を有する中間記録体に接触させながら、または、接
触する直前に、該インク層を加熱手段によって画像信号
に応じて加熱し、液体インクの粘弾性の変化による凝集
力の低下等により、該インク供給手段から中間記録体へ
画像に対応した位置にのみ液体インクを転写させてイン
ク像を形成し、このインク像を被印刷物に押し圧によっ
て転写させることにより印刷を行う印刷方法である。
【0017】液体インクとしては、例えば、「水無し平
版印刷法」、すなわち、オフセット印刷用のインクが使
用できる。この液体インクは、粘度が100乃至100
0ポアズ程度、降伏値が100乃至10000dyn/cm
2程度のものである。
版印刷法」、すなわち、オフセット印刷用のインクが使
用できる。この液体インクは、粘度が100乃至100
0ポアズ程度、降伏値が100乃至10000dyn/cm
2程度のものである。
【0018】中間記録体は、嫌インク性を有する材料、
例えば、シリコーンゴムなどのシリコーン化合物、もし
くは、フッ素化合物など、表面エネルギーが低い高分子
樹脂からなっている。この中間記録体は、図1に示すよ
うに、平板状の基体2上に被着形成され、この基体2に
よって支持されている。基体2をなす材料は、後述する
加熱方法及び加熱装置の構成に従って、強度などの機械
的性質、比熱容量、熱伝導率などの熱的性質、及び、屈
折率、透過率などの光学的性質を考慮して、金属、高分
子樹脂、ガラスなどから最適な材料を選択することがで
きる。
例えば、シリコーンゴムなどのシリコーン化合物、もし
くは、フッ素化合物など、表面エネルギーが低い高分子
樹脂からなっている。この中間記録体は、図1に示すよ
うに、平板状の基体2上に被着形成され、この基体2に
よって支持されている。基体2をなす材料は、後述する
加熱方法及び加熱装置の構成に従って、強度などの機械
的性質、比熱容量、熱伝導率などの熱的性質、及び、屈
折率、透過率などの光学的性質を考慮して、金属、高分
子樹脂、ガラスなどから最適な材料を選択することがで
きる。
【0019】そして、本発明に係る印刷方法は、図2に
示すように、本発明に係る印刷装置において実施され
る。この印刷装置は、インク供給手段となるインク供給
ローラ3を有している。このインク供給ローラ3は、円
筒状に形成され、図2中矢印Aで示すように、中心軸回
りに回転操作される。このインク供給ローラ3の外周面
部には、一定膜圧のインク層4が形成されている。そし
て、この印刷装置においては、平板状となされた中間記
録体1は、回転操作されるインク供給ローラ3の周速に
同期して、図2中矢印Bで示すように、このインク供給
ローラ3の外周面に接触した状態で移動操作される。
示すように、本発明に係る印刷装置において実施され
る。この印刷装置は、インク供給手段となるインク供給
ローラ3を有している。このインク供給ローラ3は、円
筒状に形成され、図2中矢印Aで示すように、中心軸回
りに回転操作される。このインク供給ローラ3の外周面
部には、一定膜圧のインク層4が形成されている。そし
て、この印刷装置においては、平板状となされた中間記
録体1は、回転操作されるインク供給ローラ3の周速に
同期して、図2中矢印Bで示すように、このインク供給
ローラ3の外周面に接触した状態で移動操作される。
【0020】インク供給ローラ3に対して中間記録体1
を介して対向する位置には、加熱手段となるサーマルヘ
ッド5が配設されている。すなわち、このサーマルヘッ
ド5は、中間記録体1にインク層4が接せられるのと同
時に、基体2の側からインク層4を加熱する。このサー
マルヘッド5は、中間記録体1の移動方向に直交する方
向に直線状に配列された複数の発熱抵抗素子を有してい
る。この発熱抵抗素子のなす列の長さは、中間記録体1
の移動方向に直交する方向の幅に略々等しくなされてい
る。このサーマルヘッド5による加熱は、所望の画像情
報に対応して行われる。すなわち、中間記録体1の幅方
向についてはサーマルヘッド5の複数の発熱抵抗素子が
選択的に電流を供給されることにより発熱し、中間記録
体1の移動方向についてはこの中間記録体1の移動に同
期してサーマルヘッド5の複数の発熱抵抗素子の発熱タ
イミングが制御されることにより、中間記録体1上にお
いて、画像の印画部分に相当する部分のみが加熱される
こととなる。サーマルヘッド5によって加熱された部分
のインク層4をなす液体インクは、昇温による粘弾性の
低下によって中間記録体1への接着力に比較して凝集力
が下がること等により、該中間記録体1に付着し、この
中間記録体1上にインク像6を作成する。
を介して対向する位置には、加熱手段となるサーマルヘ
ッド5が配設されている。すなわち、このサーマルヘッ
ド5は、中間記録体1にインク層4が接せられるのと同
時に、基体2の側からインク層4を加熱する。このサー
マルヘッド5は、中間記録体1の移動方向に直交する方
向に直線状に配列された複数の発熱抵抗素子を有してい
る。この発熱抵抗素子のなす列の長さは、中間記録体1
の移動方向に直交する方向の幅に略々等しくなされてい
る。このサーマルヘッド5による加熱は、所望の画像情
報に対応して行われる。すなわち、中間記録体1の幅方
向についてはサーマルヘッド5の複数の発熱抵抗素子が
選択的に電流を供給されることにより発熱し、中間記録
体1の移動方向についてはこの中間記録体1の移動に同
期してサーマルヘッド5の複数の発熱抵抗素子の発熱タ
イミングが制御されることにより、中間記録体1上にお
いて、画像の印画部分に相当する部分のみが加熱される
こととなる。サーマルヘッド5によって加熱された部分
のインク層4をなす液体インクは、昇温による粘弾性の
低下によって中間記録体1への接着力に比較して凝集力
が下がること等により、該中間記録体1に付着し、この
中間記録体1上にインク像6を作成する。
【0021】このようなインク像6の形成、すなわち、
中間記録体1への液体インクの転写が起こる原理として
は、レオロジー的性質を持つ液体インクの粘弾性の変化
や、その他の要因が考えられる。いずれにしても、この
転写は、固体から液体への相変化現象を利用する従来の
「熱溶融転写方式」に比較してインクの状態変化に要す
る潜熱が小さいのは確かであり、優れた熱エネルギー効
率により行うことができる。
中間記録体1への液体インクの転写が起こる原理として
は、レオロジー的性質を持つ液体インクの粘弾性の変化
や、その他の要因が考えられる。いずれにしても、この
転写は、固体から液体への相変化現象を利用する従来の
「熱溶融転写方式」に比較してインクの状態変化に要す
る潜熱が小さいのは確かであり、優れた熱エネルギー効
率により行うことができる。
【0022】そして、中間記録体1上に形成されたイン
ク像6は、この中間記録体1上に転写ローラ7によって
紙等の被印刷物8が押接されることによって、この被印
刷物8に転写される。転写ローラ7は、インク供給ロー
ラ3に対して平行に配設され、図2中矢印Cで示すよう
に、回転操作される。この転写ローラ7の周速は、中間
記録体1の移動速度に同期されている。また、被印刷物
8は、図2中矢印Dで示すように、中間記録体1の移動
速度に同期して移動操作される。
ク像6は、この中間記録体1上に転写ローラ7によって
紙等の被印刷物8が押接されることによって、この被印
刷物8に転写される。転写ローラ7は、インク供給ロー
ラ3に対して平行に配設され、図2中矢印Cで示すよう
に、回転操作される。この転写ローラ7の周速は、中間
記録体1の移動速度に同期されている。また、被印刷物
8は、図2中矢印Dで示すように、中間記録体1の移動
速度に同期して移動操作される。
【0023】中間記録体1が嫌インク性を有しているた
め、この中間記録体1に転写された液体インクの温度が
下がり粘弾性が復帰していれば、この中間記録体1から
被印刷物8へのインク像6の転写は、100%近い転写
効率で行われる。また、従来の「熱熔融転写方式」と異
なり、インク供給ローラ3からは中間記録体1に対して
転写が行われるため、どのような表面性を有する被印刷
物に印刷するときであっても、この中間記録体1上に作
成されるインク像6は、被印刷物8の表面性の影響を受
けず、安定したものとなっている。
め、この中間記録体1に転写された液体インクの温度が
下がり粘弾性が復帰していれば、この中間記録体1から
被印刷物8へのインク像6の転写は、100%近い転写
効率で行われる。また、従来の「熱熔融転写方式」と異
なり、インク供給ローラ3からは中間記録体1に対して
転写が行われるため、どのような表面性を有する被印刷
物に印刷するときであっても、この中間記録体1上に作
成されるインク像6は、被印刷物8の表面性の影響を受
けず、安定したものとなっている。
【0024】そして、この印刷方法においては、中間記
録体1から被印刷物8へのインク像6の転写は、一般の
商業印刷と同様に、レオロジー的な性質を持った液体イ
ンクの押圧による転写プロセスであり、安定して行え、
用紙選択性の高い安定した印刷を行うことができる。ま
た、被印刷物8が、紙など、撥液性の特に高くない材料
により形成されている場合、インク像6を形成していた
液体インクは、この被印刷物8内に対し、若干、浸透し
た状態となり、自然な品位の印刷物を完成させる。
録体1から被印刷物8へのインク像6の転写は、一般の
商業印刷と同様に、レオロジー的な性質を持った液体イ
ンクの押圧による転写プロセスであり、安定して行え、
用紙選択性の高い安定した印刷を行うことができる。ま
た、被印刷物8が、紙など、撥液性の特に高くない材料
により形成されている場合、インク像6を形成していた
液体インクは、この被印刷物8内に対し、若干、浸透し
た状態となり、自然な品位の印刷物を完成させる。
【0025】同一の中間記録体1を使用して再度印刷を
行うには、転写ローラ7の後に、クリーニング手段とな
る図示しないクリーニング装置を設け、このクリーニン
グ装置により中間記録体1の表面に残存する液体インク
を除去した後、上述したと同様の手順を行って、次の印
刷を行う。このようにして、繰返し印刷を行うこともで
きる。クリーニング装置は、中間記録体1の表面部に転
接されるローラや、あるいは、中間記録体1の表面部に
摺接されるブレードによって構成することができる。液
体インクを除去するときに中間記録体1が受けるダメー
ジとしては、ブレードよりも、ローラのほうが小さい。
行うには、転写ローラ7の後に、クリーニング手段とな
る図示しないクリーニング装置を設け、このクリーニン
グ装置により中間記録体1の表面に残存する液体インク
を除去した後、上述したと同様の手順を行って、次の印
刷を行う。このようにして、繰返し印刷を行うこともで
きる。クリーニング装置は、中間記録体1の表面部に転
接されるローラや、あるいは、中間記録体1の表面部に
摺接されるブレードによって構成することができる。液
体インクを除去するときに中間記録体1が受けるダメー
ジとしては、ブレードよりも、ローラのほうが小さい。
【0026】なお、インク供給ローラ3とクリーニング
装置となるローラとを、1つのローラで兼用することも
できる。すなわち、1つのローラによって、中間記録体
1の表面に残存する液体インクの除去と新たな液体イン
クの供給とを行うようにすることができる。この場合に
は、装置構成をより簡素化することができる。
装置となるローラとを、1つのローラで兼用することも
できる。すなわち、1つのローラによって、中間記録体
1の表面に残存する液体インクの除去と新たな液体イン
クの供給とを行うようにすることができる。この場合に
は、装置構成をより簡素化することができる。
【0027】この印刷方法において、中間記録体1の嫌
インク性は、基本的には、印刷手順を実行することによ
り変化を受けない。しかし、中間記録体1は、インク層
4に接した状態で加熱されることにより、液体インクの
成分がこの中間記録体1の表面部分にドープしてしまう
ことや、この中間記録体1の表面部近傍の分子層の配向
が変わってしまうことなどにより、嫌インク性が落ちて
きてしまうことがある。
インク性は、基本的には、印刷手順を実行することによ
り変化を受けない。しかし、中間記録体1は、インク層
4に接した状態で加熱されることにより、液体インクの
成分がこの中間記録体1の表面部分にドープしてしまう
ことや、この中間記録体1の表面部近傍の分子層の配向
が変わってしまうことなどにより、嫌インク性が落ちて
きてしまうことがある。
【0028】そこで、インク像6の被印刷物8への転写
後、望ましくは、クリーニング装置による残存インクの
除去後に、嫌インク性回復手段により、中間記録体1の
嫌インク性を復活させるとよい。この嫌インク性回復手
段としては、中間記録体1の表面部を空気に接触させた
状態でこの表面部の全体を一様に加熱できる装置、例え
ば、ヒータ等を用いることができる。中間記録体1は、
表面部を一様に加熱されることにより、初期の嫌インク
性を有する状態に復帰される。
後、望ましくは、クリーニング装置による残存インクの
除去後に、嫌インク性回復手段により、中間記録体1の
嫌インク性を復活させるとよい。この嫌インク性回復手
段としては、中間記録体1の表面部を空気に接触させた
状態でこの表面部の全体を一様に加熱できる装置、例え
ば、ヒータ等を用いることができる。中間記録体1は、
表面部を一様に加熱されることにより、初期の嫌インク
性を有する状態に復帰される。
【0029】すなわち、1枚の印刷毎に、もしくは、中
間記録体1の表面部の嫌インク性が劣化する規定枚数の
印刷毎に、嫌インク性回復手段により中間記録体1の表
面部の嫌インク性を復活させることによって、同一の中
間記録体1を用いて連続して印刷を行うことができる。
間記録体1の表面部の嫌インク性が劣化する規定枚数の
印刷毎に、嫌インク性回復手段により中間記録体1の表
面部の嫌インク性を復活させることによって、同一の中
間記録体1を用いて連続して印刷を行うことができる。
【0030】そして、この印刷装置は、図3に示すよう
に、中間記録体1と被印刷物8との間に、弾性体9を配
設して構成することができる。弾性体9は、円筒状に形
成され、少なくとも外周面部が弾性を有する材料により
形成されており、図3中矢印Eで示すように、中間記録
体1の移動速度に周速を同期させた状態で、周面を中間
記録体1及び被印刷物8に転接させて中心軸回りに回転
操作される。
に、中間記録体1と被印刷物8との間に、弾性体9を配
設して構成することができる。弾性体9は、円筒状に形
成され、少なくとも外周面部が弾性を有する材料により
形成されており、図3中矢印Eで示すように、中間記録
体1の移動速度に周速を同期させた状態で、周面を中間
記録体1及び被印刷物8に転接させて中心軸回りに回転
操作される。
【0031】この印刷装置においては、中間記録体1か
ら被印刷物8にインク像6を転写するときに、まず、弾
性体9の外周面上にインク像6を転写させた後、この弾
性体9から被印刷物8に該インク像6を転写させる。こ
の印刷装置において行われる印刷方法においては、一度
弾性体9にインク像6を転写することにより、被印刷物
8の表面性の影響を小さく抑えることができ、印刷の用
紙選択性をさらに広げることが可能となる。
ら被印刷物8にインク像6を転写するときに、まず、弾
性体9の外周面上にインク像6を転写させた後、この弾
性体9から被印刷物8に該インク像6を転写させる。こ
の印刷装置において行われる印刷方法においては、一度
弾性体9にインク像6を転写することにより、被印刷物
8の表面性の影響を小さく抑えることができ、印刷の用
紙選択性をさらに広げることが可能となる。
【0032】ところで、例えば商用オフセット印刷と同
等の良好な印刷結果を得るためには、用紙に転写された
インク膜厚を単色で10μm以下、望ましくは2μm以
下にすることが必要である。そのためには、中間記録体
1上のインク膜厚も、10μm以下、望ましくは2μm
以下にすることが必要となる。
等の良好な印刷結果を得るためには、用紙に転写された
インク膜厚を単色で10μm以下、望ましくは2μm以
下にすることが必要である。そのためには、中間記録体
1上のインク膜厚も、10μm以下、望ましくは2μm
以下にすることが必要となる。
【0033】この印刷装置で用いられる液体インクのレ
オロジー的性質、チクソトロピー、レオペクシー、塑性
流動などは、液体インク中の顔料粒子と溶媒との相互作
用により弱い3次元的な構造が作られることにより発生
するといわれている。そして、中間記録体1は、シリコ
ーンゴム等の表面エネルギーの低い物質で形成されてい
る。
オロジー的性質、チクソトロピー、レオペクシー、塑性
流動などは、液体インク中の顔料粒子と溶媒との相互作
用により弱い3次元的な構造が作られることにより発生
するといわれている。そして、中間記録体1は、シリコ
ーンゴム等の表面エネルギーの低い物質で形成されてい
る。
【0034】そして、中間記録体1上のインク膜厚が大
きいときには、中間記録体1と液体インクに働く表面張
力よりインク層内の弱い3次元的な構造による抵抗の方
が大きいため液体インクは中間記録体1上で自由に動け
ないが、上述のようにインク膜厚が5μm以下と薄い場
合は、表面張力のほうが大きくなってしまい中間記録体
1上で液体インクが丸まろうとして動いてしまう。その
ため、中間記録体1上に液体インクにより形成された画
像は、形成後即座に被印刷物8に転写しない限り、乱れ
た画像となってしまう。
きいときには、中間記録体1と液体インクに働く表面張
力よりインク層内の弱い3次元的な構造による抵抗の方
が大きいため液体インクは中間記録体1上で自由に動け
ないが、上述のようにインク膜厚が5μm以下と薄い場
合は、表面張力のほうが大きくなってしまい中間記録体
1上で液体インクが丸まろうとして動いてしまう。その
ため、中間記録体1上に液体インクにより形成された画
像は、形成後即座に被印刷物8に転写しない限り、乱れ
た画像となってしまう。
【0035】しかし、液体インクによる画像の形成後即
座に被印刷物8に転写するといっても、この転写は液体
インク供給機構、転写機構などを介して行われるため、
これらの機構の寸法的な問題や液体インクを加熱するの
に要する時間などによって制約され、限界がある。
座に被印刷物8に転写するといっても、この転写は液体
インク供給機構、転写機構などを介して行われるため、
これらの機構の寸法的な問題や液体インクを加熱するの
に要する時間などによって制約され、限界がある。
【0036】この課題は、液体インクとして「水無し平
版印刷用紫外線硬化型(UV)インク」(以下、紫外線
硬化型インクという。)を使用し、図4に示すように、
この紫外線硬化型インクの中間記録体1への転写後に、
インク半硬化手段となる紫外線(UV)照射装置によ
り、半硬化させることにより解決される。
版印刷用紫外線硬化型(UV)インク」(以下、紫外線
硬化型インクという。)を使用し、図4に示すように、
この紫外線硬化型インクの中間記録体1への転写後に、
インク半硬化手段となる紫外線(UV)照射装置によ
り、半硬化させることにより解決される。
【0037】紫外線照射装置は、キセノンランプの如き
紫外線ランプ17と、この紫外線ランプ17より発せら
れた紫外線を中間記録体1上に収束させるレンズ18と
を有して構成されている。紫外線照射装置は、基体2を
透して、中間記録体1上の紫外線硬化型インク像6に対
して紫外線を照射する。ここで、基体2は、石英ガラス
等のガラスや、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂
等、光透過特性を有する材料で形成されている。
紫外線ランプ17と、この紫外線ランプ17より発せら
れた紫外線を中間記録体1上に収束させるレンズ18と
を有して構成されている。紫外線照射装置は、基体2を
透して、中間記録体1上の紫外線硬化型インク像6に対
して紫外線を照射する。ここで、基体2は、石英ガラス
等のガラスや、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂
等、光透過特性を有する材料で形成されている。
【0038】また、インク供給ローラ3と紫外線照射装
置との間には、このインク供給ローラ3上の未使用の紫
外線硬化型インクを硬化させないために、紫外線照射装
置より照射される紫外線を遮るカバー19が配設されて
いる。
置との間には、このインク供給ローラ3上の未使用の紫
外線硬化型インクを硬化させないために、紫外線照射装
置より照射される紫外線を遮るカバー19が配設されて
いる。
【0039】このようにして中間記録体1上のインク像
をなす紫外線硬化型インクが紫外線照射装置によって半
硬化されることにより、該インク像が液体インクの表面
張力により乱れることが防止される。
をなす紫外線硬化型インクが紫外線照射装置によって半
硬化されることにより、該インク像が液体インクの表面
張力により乱れることが防止される。
【0040】紫外線ランプの発光光量は、紫外線硬化型
インクが完全に硬化せずに中間記録体1から被印刷物8
への転写が良好に行え、かつ、中間記録体1から被印刷
物8への転写が行われるまでの経路上でインク像の乱れ
を最小限にできる光量に調整されている。
インクが完全に硬化せずに中間記録体1から被印刷物8
への転写が良好に行え、かつ、中間記録体1から被印刷
物8への転写が行われるまでの経路上でインク像の乱れ
を最小限にできる光量に調整されている。
【0041】また、図5に示すように、中間記録体1よ
り弾性体ローラ9を介して被印刷物8へのインク像の転
写を行うようにした構成の印刷装置においても、紫外線
照射装置は、図4における構成と同様に、基体2を透し
て、中間記録体1上に転写された紫外線硬化型インク像
6に紫外線を照射するようにすることができる。
り弾性体ローラ9を介して被印刷物8へのインク像の転
写を行うようにした構成の印刷装置においても、紫外線
照射装置は、図4における構成と同様に、基体2を透し
て、中間記録体1上に転写された紫外線硬化型インク像
6に紫外線を照射するようにすることができる。
【0042】上述した中間記録体1は、基体2に支持さ
れることにより、2層構造を構成しているが、加熱手段
による加熱方法等に依って、3層構造としてもよい。ま
た、形状は平板状となっているが、図6乃至図11に示
すように、円筒状の形状、もしくは、図示しないシート
状の形状としてもよく、印刷装置の構成にあわせて選択
することができる。
れることにより、2層構造を構成しているが、加熱手段
による加熱方法等に依って、3層構造としてもよい。ま
た、形状は平板状となっているが、図6乃至図11に示
すように、円筒状の形状、もしくは、図示しないシート
状の形状としてもよく、印刷装置の構成にあわせて選択
することができる。
【0043】また、液体インクとして、紫外線硬化型イ
ンクを使用した場合、被印刷物8への転写後に、紫外線
照射装置による乾燥、硬化(完全硬化)を行えば、瞬時
に被印刷物8に対する定着を行うことができる。
ンクを使用した場合、被印刷物8への転写後に、紫外線
照射装置による乾燥、硬化(完全硬化)を行えば、瞬時
に被印刷物8に対する定着を行うことができる。
【0044】インク供給手段は、中間記録体1に一定膜
厚のインク層4を供給する目的を達成できるものであれ
ば、例えば、「水無し平版印刷法」で利用されているイ
ンクローラなど、種々のものを利用することができる。
厚のインク層4を供給する目的を達成できるものであれ
ば、例えば、「水無し平版印刷法」で利用されているイ
ンクローラなど、種々のものを利用することができる。
【0045】また、この印刷装置は、図6に示すよう
に、中間記録体1を円筒形状として構成することができ
る。この印刷装置においては、中間記録体1は、円筒状
の基体2の外周面上に、円筒状となされて支持されてい
る。そして、サーマルヘッド5は、基体2のなす円筒体
の内部に配設されている。
に、中間記録体1を円筒形状として構成することができ
る。この印刷装置においては、中間記録体1は、円筒状
の基体2の外周面上に、円筒状となされて支持されてい
る。そして、サーマルヘッド5は、基体2のなす円筒体
の内部に配設されている。
【0046】そして、この印刷装置は、図8に示すよう
に、上記図6に示す構成において、液体インクとして紫
外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写された
紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬化
させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
に、上記図6に示す構成において、液体インクとして紫
外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写された
紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬化
させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
【0047】そして、この印刷装置は、図7に示すよう
に、サーマルヘッド5をインク供給ローラ3の内側に設
けて構成することもできる。すなわち、加熱手段は、イ
ンク層4と中間記録体1の接する位置に設けるのがもっ
とも適しているが、これらが接する直前の位置にあって
もよく、また、中間記録体1側もしくはインク供給ロー
ラ3側のどちら側に設置してもよい。また、インク層4
が中間記録体1に接する直前に弾性体9もしくはインク
層4を加熱し、弾性体9もしくは液体インクの蓄熱を利
用してインク層4を加熱することも可能である。
に、サーマルヘッド5をインク供給ローラ3の内側に設
けて構成することもできる。すなわち、加熱手段は、イ
ンク層4と中間記録体1の接する位置に設けるのがもっ
とも適しているが、これらが接する直前の位置にあって
もよく、また、中間記録体1側もしくはインク供給ロー
ラ3側のどちら側に設置してもよい。また、インク層4
が中間記録体1に接する直前に弾性体9もしくはインク
層4を加熱し、弾性体9もしくは液体インクの蓄熱を利
用してインク層4を加熱することも可能である。
【0048】なお、加熱部分が熱拡散により経時的に広
がってしまうため、中間記録体1とインク層4の界面を
加熱することが高解像度化、すなわち、加熱の最小面積
を小さくすることに適しており、加熱は中間記録体1と
インク層4とが接すると同時に中間記録体1の基体2側
から行われることが望ましい。すなわち、中間記録体1
の基体2側から加熱することにより、中間記録体1とイ
ンク層4との界面からインク層4を加熱することがで
き、一定量の加熱量を加えた場合の中間記録体1への液
体インクの付着量を安定させ、インク供給ローラ3上の
インク層4の厚さによらず安定したインク像6を中間記
録体1上に形成することができる。
がってしまうため、中間記録体1とインク層4の界面を
加熱することが高解像度化、すなわち、加熱の最小面積
を小さくすることに適しており、加熱は中間記録体1と
インク層4とが接すると同時に中間記録体1の基体2側
から行われることが望ましい。すなわち、中間記録体1
の基体2側から加熱することにより、中間記録体1とイ
ンク層4との界面からインク層4を加熱することがで
き、一定量の加熱量を加えた場合の中間記録体1への液
体インクの付着量を安定させ、インク供給ローラ3上の
インク層4の厚さによらず安定したインク像6を中間記
録体1上に形成することができる。
【0049】そして、この印刷装置は、図9に示すよう
に、上記図7に示す構成において、液体インクとして紫
外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写された
紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬化
させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
に、上記図7に示す構成において、液体インクとして紫
外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写された
紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬化
させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
【0050】そして、この印刷装置は、図10に示すよ
うに、円筒状の中間記録体1から被印刷物8へのインク
像6の転写を弾性体9を介して行うように構成すること
ができる。
うに、円筒状の中間記録体1から被印刷物8へのインク
像6の転写を弾性体9を介して行うように構成すること
ができる。
【0051】また、この印刷装置は、図11に示すよう
に、上記図10に示す構成において、液体インクとして
紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写され
た紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬
化させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
に、上記図10に示す構成において、液体インクとして
紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転写され
た紫外線硬化型インク像6を紫外線照射装置により半硬
化させることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置
は、中間記録体1の表面層側から紫外線を照射する。
【0052】さらに、この印刷装置は、図12に示すよ
うに、多色印刷を行う印刷装置として構成することがで
きる。すなわち、この印刷装置は、前記図6により示し
た単色の印刷装置を印刷色分並列に配置して構成され、
被印刷物8が順次各色用の印刷装置を通ることにより多
色印刷が行われるようになされている。この印刷装置に
おいて使用されるインク層は、例えば、シアンのインク
層4C、マゼンタのインク層4M、イエローのインク層
4Y及びブラックのインク層4Kである。
うに、多色印刷を行う印刷装置として構成することがで
きる。すなわち、この印刷装置は、前記図6により示し
た単色の印刷装置を印刷色分並列に配置して構成され、
被印刷物8が順次各色用の印刷装置を通ることにより多
色印刷が行われるようになされている。この印刷装置に
おいて使用されるインク層は、例えば、シアンのインク
層4C、マゼンタのインク層4M、イエローのインク層
4Y及びブラックのインク層4Kである。
【0053】また、この印刷装置は、図13に示すよう
に、上記図12に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、各色に対応した各中
間記録体1上に転写された各色の紫外線硬化型インクを
それぞれ紫外線照射装置により半硬化させることとして
もよい。ここでは、紫外線照射装置は、各中間記録体1
に対応して配設され、それぞれ対応する中間記録体1の
表面層側から紫外線を照射する。
に、上記図12に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、各色に対応した各中
間記録体1上に転写された各色の紫外線硬化型インクを
それぞれ紫外線照射装置により半硬化させることとして
もよい。ここでは、紫外線照射装置は、各中間記録体1
に対応して配設され、それぞれ対応する中間記録体1の
表面層側から紫外線を照射する。
【0054】そして、この印刷装置は、図14に示すよ
うに、一つの円筒状の中間記録体1を各色用のインク供
給ローラが順次利用するように構成することができる。
すなわち、この印刷装置においては、円筒状の中間記録
体1の周囲に、複数のインク供給ローラ3が配設されて
いる。中間記録体1は、円筒状の基体2の外周面上に支
持されている。この円筒状の基体2の内部には、各イン
ク供給ローラ3に対応して、複数のサーマルヘッド5が
配設されている。これらインク供給ローラ3により供給
されるインク層は、例えば、シアンのインク層4C、マ
ゼンタのインク層4M、イエローのインク層4Y及びブ
ラックのインク層4Kである。なお、この図14に示す
構成では、被印刷物8を転写ローラ7の外周面上に巻き
付けて円筒状としている。
うに、一つの円筒状の中間記録体1を各色用のインク供
給ローラが順次利用するように構成することができる。
すなわち、この印刷装置においては、円筒状の中間記録
体1の周囲に、複数のインク供給ローラ3が配設されて
いる。中間記録体1は、円筒状の基体2の外周面上に支
持されている。この円筒状の基体2の内部には、各イン
ク供給ローラ3に対応して、複数のサーマルヘッド5が
配設されている。これらインク供給ローラ3により供給
されるインク層は、例えば、シアンのインク層4C、マ
ゼンタのインク層4M、イエローのインク層4Y及びブ
ラックのインク層4Kである。なお、この図14に示す
構成では、被印刷物8を転写ローラ7の外周面上に巻き
付けて円筒状としている。
【0055】この印刷装置においては、中間記録体が1
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図14に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図14に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
【0056】また、この印刷装置は、図16に示すよう
に、上記図14に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転
写された各色の紫外線硬化型インクをそれぞれ該中間記
録体1への転写の直後に紫外線照射装置により半硬化さ
せることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置は、
中間記録体1に対向して各色のインク供給ローラに対応
して配設され、それぞれ中間記録体1の表面層側から紫
外線を照射する。この印刷装置においては、中間記録体
1上で紫外線硬化型インク像6が半硬化するため、いわ
ゆるトラッピング不良、すなわち、先に乗せたインクに
後の次のインクがうまく乗らない現象を防止することが
できる。
に、上記図14に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転
写された各色の紫外線硬化型インクをそれぞれ該中間記
録体1への転写の直後に紫外線照射装置により半硬化さ
せることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置は、
中間記録体1に対向して各色のインク供給ローラに対応
して配設され、それぞれ中間記録体1の表面層側から紫
外線を照射する。この印刷装置においては、中間記録体
1上で紫外線硬化型インク像6が半硬化するため、いわ
ゆるトラッピング不良、すなわち、先に乗せたインクに
後の次のインクがうまく乗らない現象を防止することが
できる。
【0057】さらに、この印刷装置は、図15に示すよ
うに、複数のインク供給ローラ3をそれぞれ支軸13を
介して支持板11に回転可能に取付け、この支持板11
をこの支持板11の中心軸12回りに回動操作すること
により、各インク供給ローラ3を順次的に中間記録体1
に接触させることができるように構成することができ
る。これらインク供給ローラ3は、互いに平行に支持さ
れ、支持板11の中心軸12よりの距離が互いに等しく
なされている。これらインク供給ローラ3により供給さ
れるインク層は、例えば、シアンのインク層4C、マゼ
ンタのインク層4M、イエローのインク層4Y及びブラ
ックのインク層4Kである。
うに、複数のインク供給ローラ3をそれぞれ支軸13を
介して支持板11に回転可能に取付け、この支持板11
をこの支持板11の中心軸12回りに回動操作すること
により、各インク供給ローラ3を順次的に中間記録体1
に接触させることができるように構成することができ
る。これらインク供給ローラ3は、互いに平行に支持さ
れ、支持板11の中心軸12よりの距離が互いに等しく
なされている。これらインク供給ローラ3により供給さ
れるインク層は、例えば、シアンのインク層4C、マゼ
ンタのインク層4M、イエローのインク層4Y及びブラ
ックのインク層4Kである。
【0058】この印刷装置においては、中間記録体が1
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図15に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図15に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
【0059】この印刷装置においては、図示しないコン
トローラがパーソナルコンピュータ等のコントロールホ
ストから印刷開始命令を受け取ると、このコントローラ
は、中間記録体1を回転操作する図示しない回転モータ
を駆動し、プーリ及びタイミングベルトもしくはギヤか
らなる図示しない動力伝達手段で中間記録体1に連結さ
れたインク供給ローラ3および転写ローラ7および被印
刷物搬送機構を同期させながら駆動する。そして、コン
トローラは、コントロールホストから印刷開始信号に続
いて転送される画像データを受け取ると、中間記録体1
の回転角度と同期を取りながら、サーマルヘッド5の画
像に対応した位置になる発熱抵抗体に必要な電流を流す
ように、図示しないサーマルヘッドドライバに信号を送
る。サーマルヘッドドライバは、正確に画像に対応した
発熱を行い、インク層4を加熱する。必要な部分を加熱
されたインク層4の液体インクは、中間記録体1の表面
部に付着し、また、非加熱部分は中間記録体1に付着す
ることがないので、中間記録体1上にインク像6を形成
する。形成されたインク像6は、被印刷物搬送機構によ
り中間記録体1に同期して搬送されてきた被印刷物8の
正確な位置に転写ローラ7との押し圧により転写され、
図示しない定着装置によって被印刷物に定着され、印刷
物を完成させる。中間記録体1は、被印刷物8にインク
像6を転写させた後、図示しないクリーニング装置によ
って表面部に残った液体インクを除去され、また、図示
しない嫌インク性回復手段による一様な加熱により表面
部の嫌インク性を回復し、次の印刷に備える。
トローラがパーソナルコンピュータ等のコントロールホ
ストから印刷開始命令を受け取ると、このコントローラ
は、中間記録体1を回転操作する図示しない回転モータ
を駆動し、プーリ及びタイミングベルトもしくはギヤか
らなる図示しない動力伝達手段で中間記録体1に連結さ
れたインク供給ローラ3および転写ローラ7および被印
刷物搬送機構を同期させながら駆動する。そして、コン
トローラは、コントロールホストから印刷開始信号に続
いて転送される画像データを受け取ると、中間記録体1
の回転角度と同期を取りながら、サーマルヘッド5の画
像に対応した位置になる発熱抵抗体に必要な電流を流す
ように、図示しないサーマルヘッドドライバに信号を送
る。サーマルヘッドドライバは、正確に画像に対応した
発熱を行い、インク層4を加熱する。必要な部分を加熱
されたインク層4の液体インクは、中間記録体1の表面
部に付着し、また、非加熱部分は中間記録体1に付着す
ることがないので、中間記録体1上にインク像6を形成
する。形成されたインク像6は、被印刷物搬送機構によ
り中間記録体1に同期して搬送されてきた被印刷物8の
正確な位置に転写ローラ7との押し圧により転写され、
図示しない定着装置によって被印刷物に定着され、印刷
物を完成させる。中間記録体1は、被印刷物8にインク
像6を転写させた後、図示しないクリーニング装置によ
って表面部に残った液体インクを除去され、また、図示
しない嫌インク性回復手段による一様な加熱により表面
部の嫌インク性を回復し、次の印刷に備える。
【0060】なお、定着装置は、インクの種類によって
は、設けなくともよい。また、中間記録体1の嫌インク
性の回復は、複数回の印刷に対して一度だけ行うことと
してもよい。
は、設けなくともよい。また、中間記録体1の嫌インク
性の回復は、複数回の印刷に対して一度だけ行うことと
してもよい。
【0061】また、この印刷装置は、図17に示すよう
に、上記図15に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転
写された各色の紫外線硬化型インクをそれぞれ該中間記
録体1への転写の直後に紫外線照射装置により半硬化さ
せることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置は、
中間記録体1に対向して配設され、中間記録体1の表面
層側から紫外線を照射する。この印刷装置においては、
中間記録体1上で紫外線硬化型インク像6が半硬化する
ため、いわゆるトラッピング不良、すなわち、先に乗せ
たインクに後の次のインクがうまく乗らない現象を防止
することができる。
に、上記図15に示す構成において、液体インクとして
各色の紫外線硬化型インクを用い、中間記録体1上に転
写された各色の紫外線硬化型インクをそれぞれ該中間記
録体1への転写の直後に紫外線照射装置により半硬化さ
せることとしてもよい。ここでは、紫外線照射装置は、
中間記録体1に対向して配設され、中間記録体1の表面
層側から紫外線を照射する。この印刷装置においては、
中間記録体1上で紫外線硬化型インク像6が半硬化する
ため、いわゆるトラッピング不良、すなわち、先に乗せ
たインクに後の次のインクがうまく乗らない現象を防止
することができる。
【0062】上述した印刷装置においては、インク層4
を加熱する方法として、サーマルヘッド5を用いる方法
を採用している。加熱手段としてサーマルヘッドを用い
た場合、解像度は、600dpi程度となる。また、サ
ーマルヘッド5で加熱する場合には、インク層4とサー
マルヘッド5の間に存在する中間記録体1もしくはイン
ク供給ローラ3の厚さを小さくすることで、熱拡散の影
響を小さくする必要がある。一方、本発明に係る印刷装
置においては、インク層4を加熱する方法として、イン
ク層4と中記録写体1の接している部分の画像に応じた
任意の部分を選択的に加熱できる目的に適う方法であれ
ば、他の方法を採用してもよい。例えば、加熱手段は、
図18に示すように、半導体レーザなどのレーザ発振装
置、ポリゴンミラー及びfθレンズを含むレーザ走査光
学系で構成された加熱装置や、あるいは、紫外線ランプ
等の光源及び液晶シャッタ等の光変調素子を含む結像光
学系で構成された加熱装置であってもよい。
を加熱する方法として、サーマルヘッド5を用いる方法
を採用している。加熱手段としてサーマルヘッドを用い
た場合、解像度は、600dpi程度となる。また、サ
ーマルヘッド5で加熱する場合には、インク層4とサー
マルヘッド5の間に存在する中間記録体1もしくはイン
ク供給ローラ3の厚さを小さくすることで、熱拡散の影
響を小さくする必要がある。一方、本発明に係る印刷装
置においては、インク層4を加熱する方法として、イン
ク層4と中記録写体1の接している部分の画像に応じた
任意の部分を選択的に加熱できる目的に適う方法であれ
ば、他の方法を採用してもよい。例えば、加熱手段は、
図18に示すように、半導体レーザなどのレーザ発振装
置、ポリゴンミラー及びfθレンズを含むレーザ走査光
学系で構成された加熱装置や、あるいは、紫外線ランプ
等の光源及び液晶シャッタ等の光変調素子を含む結像光
学系で構成された加熱装置であってもよい。
【0063】レーザ走査光学系10は、図18に示すよ
うに、ガスレーザ、半導体レーザ等のレーザ発振器1
4、ポリゴンミラー15及びfθレンズ16、そして、
レーザ発振器14の外部変調器が必要な場合はレーザ変
調器等を含んで構成される。このレーザ操作光学系10
においては、レーザ発振器14より発せられたレーザ光
束は、回転操作される多面体のポリゴンミラー15によ
って反射されて走査される。そして、このレーザ光束
は、fθレンズを透過することにより、上記インク層4
上に集光して照射されて、このインク層を加熱する。レ
ーザ発振器14より発せられるレーザ光束は、画像信号
に応じて強度を変調される。
うに、ガスレーザ、半導体レーザ等のレーザ発振器1
4、ポリゴンミラー15及びfθレンズ16、そして、
レーザ発振器14の外部変調器が必要な場合はレーザ変
調器等を含んで構成される。このレーザ操作光学系10
においては、レーザ発振器14より発せられたレーザ光
束は、回転操作される多面体のポリゴンミラー15によ
って反射されて走査される。そして、このレーザ光束
は、fθレンズを透過することにより、上記インク層4
上に集光して照射されて、このインク層を加熱する。レ
ーザ発振器14より発せられるレーザ光束は、画像信号
に応じて強度を変調される。
【0064】このレーザ走査光学系10は、図18に示
すように、前述の図3に示した構成の印刷装置におい
て、上述したサーマルヘッド5と同様に、中間記録体1
を基体2側よりレーザ光束の照射により加熱することが
できる。
すように、前述の図3に示した構成の印刷装置におい
て、上述したサーマルヘッド5と同様に、中間記録体1
を基体2側よりレーザ光束の照射により加熱することが
できる。
【0065】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図19に示すように、中間記録体1と被印
刷物8との間に、弾性体9を配設して構成することがで
きる。弾性体9は、円筒状に形成され、少なくとも外周
面部が弾性を有する材料により形成されており、図3中
矢印Eで示すように、中間記録体1の移動速度に周速を
同期させた状態で、周面を中間記録体1及び被印刷物8
に転接させて中心軸回りに回転操作される。この印刷装
置においては、中間記録体1から被印刷物8にインク像
6を転写するときに、まず、弾性体9の外周面上にイン
ク像6を転写させた後、この弾性体9から被印刷物8に
該インク像6を転写させる。
印刷装置は、図19に示すように、中間記録体1と被印
刷物8との間に、弾性体9を配設して構成することがで
きる。弾性体9は、円筒状に形成され、少なくとも外周
面部が弾性を有する材料により形成されており、図3中
矢印Eで示すように、中間記録体1の移動速度に周速を
同期させた状態で、周面を中間記録体1及び被印刷物8
に転接させて中心軸回りに回転操作される。この印刷装
置においては、中間記録体1から被印刷物8にインク像
6を転写するときに、まず、弾性体9の外周面上にイン
ク像6を転写させた後、この弾性体9から被印刷物8に
該インク像6を転写させる。
【0066】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図20に示すように、中間記録体1を円筒
形状として構成することができる。この印刷装置におい
ては、中間記録体1は、円筒状の基体2の外周面上に、
円筒状となされて支持されている。そして、レーザ走査
光学系10は、基体2のなす円筒体の内部に配設されて
いる。
印刷装置は、図20に示すように、中間記録体1を円筒
形状として構成することができる。この印刷装置におい
ては、中間記録体1は、円筒状の基体2の外周面上に、
円筒状となされて支持されている。そして、レーザ走査
光学系10は、基体2のなす円筒体の内部に配設されて
いる。
【0067】そして、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図21に示すように、レーザ走査光学系
10をインク供給ローラ3の内側に設けて構成すること
もできる。
る印刷装置は、図21に示すように、レーザ走査光学系
10をインク供給ローラ3の内側に設けて構成すること
もできる。
【0068】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図22に示すように、円筒状の中間記録体
1から被印刷物8へのインク像6の転写を弾性体9を介
して行うように構成することができる。
印刷装置は、図22に示すように、円筒状の中間記録体
1から被印刷物8へのインク像6の転写を弾性体9を介
して行うように構成することができる。
【0069】さらに、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図23に示すように、多色印刷を行う印
刷装置として構成することができる。すなわち、この印
刷装置は、前記図20により示した単色の印刷装置を印
刷色分並列に配置して構成され、被印刷物8が順次各色
用の印刷装置を通ることにより多色印刷が行われるよう
になされている。この印刷装置において使用されるイン
ク層は、例えば、シアンのインク層4C、マゼンタのイ
ンク層4M、イエローのインク層4Y及びブラックのイ
ンク層4Kである。
る印刷装置は、図23に示すように、多色印刷を行う印
刷装置として構成することができる。すなわち、この印
刷装置は、前記図20により示した単色の印刷装置を印
刷色分並列に配置して構成され、被印刷物8が順次各色
用の印刷装置を通ることにより多色印刷が行われるよう
になされている。この印刷装置において使用されるイン
ク層は、例えば、シアンのインク層4C、マゼンタのイ
ンク層4M、イエローのインク層4Y及びブラックのイ
ンク層4Kである。
【0070】そして、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図24に示すように、一つの円筒状の中
間記録体1を各色用のインク供給ローラが順次利用する
ように構成することができる。すなわち、この印刷装置
においては、円筒状の中間記録体1の周囲に、複数のイ
ンク供給ローラ3が配設されている。中間記録体1は、
円筒状の基体2の外周面上に支持されている。この円筒
状の基体2の内部には、各インク供給ローラ3に対応し
て、複数のレーザ走査光学系10が配設されている。こ
れらインク供給ローラ3により供給されるインク層は、
例えば、シアンのインク層4C、マゼンタのインク層4
M、イエローのインク層4Y及びブラックのインク層4
Kである。なお、この図24に示す構成では、被印刷物
8は、転写ローラ7の外周面上に巻き付けられて円筒状
となされている。
る印刷装置は、図24に示すように、一つの円筒状の中
間記録体1を各色用のインク供給ローラが順次利用する
ように構成することができる。すなわち、この印刷装置
においては、円筒状の中間記録体1の周囲に、複数のイ
ンク供給ローラ3が配設されている。中間記録体1は、
円筒状の基体2の外周面上に支持されている。この円筒
状の基体2の内部には、各インク供給ローラ3に対応し
て、複数のレーザ走査光学系10が配設されている。こ
れらインク供給ローラ3により供給されるインク層は、
例えば、シアンのインク層4C、マゼンタのインク層4
M、イエローのインク層4Y及びブラックのインク層4
Kである。なお、この図24に示す構成では、被印刷物
8は、転写ローラ7の外周面上に巻き付けられて円筒状
となされている。
【0071】この印刷装置においては、中間記録体が1
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図24に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図24に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
【0072】さらに、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図25に示すように、複数のインク供給
ローラ3をそれぞれ支軸13を介して支持板11に回転
可能に取付け、この支持板11をこの支持板11の中心
軸12回りに回動操作することにより、各インク供給ロ
ーラ3を順次的に中間記録体1に接触させることができ
るように構成することができる。これらインク供給ロー
ラ3は、互いに平行に支持され、支持板11の中心軸1
2よりの距離が互いに等しくなされている。これらイン
ク供給ローラ3により供給されるインク層は、例えば、
シアンのインク層4C、マゼンタのインク層4M、イエ
ローのインク層4Y及びブラックのインク層4Kであ
る。
る印刷装置は、図25に示すように、複数のインク供給
ローラ3をそれぞれ支軸13を介して支持板11に回転
可能に取付け、この支持板11をこの支持板11の中心
軸12回りに回動操作することにより、各インク供給ロ
ーラ3を順次的に中間記録体1に接触させることができ
るように構成することができる。これらインク供給ロー
ラ3は、互いに平行に支持され、支持板11の中心軸1
2よりの距離が互いに等しくなされている。これらイン
ク供給ローラ3により供給されるインク層は、例えば、
シアンのインク層4C、マゼンタのインク層4M、イエ
ローのインク層4Y及びブラックのインク層4Kであ
る。
【0073】この印刷装置においては、中間記録体が1
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図25に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
回転する間に各色のインク像を一度に中間記録体1上に
作成して被印刷物8に転写する印刷方法と、中間記録体
1が一回転する間に一色のインク像を作成し、被印刷物
8に転写する動作を色数の回数だけ行うことにより多色
印刷する印刷方法とが行える。後者の場合、図25に示
した構成では、4回の印刷動作、すなわち、中間転写体
1を4回転させることで、一枚の多数色の印刷を行うこ
とができる。
【0074】そして、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図26に示すように、中間記録体1の表
面部分をレーザ吸収性を有する材料により形成し、この
中間記録体1のインク層4に接する直前の位置にレーザ
光束を照射してこの中間記録体1を光熱変換により加熱
し、この中間記録体1の表面部分の蓄熱によりインク層
4を加熱する構成とすることができる。
る印刷装置は、図26に示すように、中間記録体1の表
面部分をレーザ吸収性を有する材料により形成し、この
中間記録体1のインク層4に接する直前の位置にレーザ
光束を照射してこの中間記録体1を光熱変換により加熱
し、この中間記録体1の表面部分の蓄熱によりインク層
4を加熱する構成とすることができる。
【0075】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図27に示すように、インク層4の中間記
録体1に接する直前の位置にレーザ光束を照射してこの
インク層4を加熱する構成とすることができる。
印刷装置は、図27に示すように、インク層4の中間記
録体1に接する直前の位置にレーザ光束を照射してこの
インク層4を加熱する構成とすることができる。
【0076】さらに、このレーザ走査光学系10を有す
る印刷装置は、図28に示すように、中間記録体1を支
持する基体2をレーザ吸収性を有する材料により生成
し、中間記録体1とインク層4とが接するのと同時に、
これら中間記録体1とインク層4との接触位置に対応し
て該基体2にレーザを照射してこの基体2を光熱変換に
より加熱して、インク層4を加熱する構成とすることが
できる。
る印刷装置は、図28に示すように、中間記録体1を支
持する基体2をレーザ吸収性を有する材料により生成
し、中間記録体1とインク層4とが接するのと同時に、
これら中間記録体1とインク層4との接触位置に対応し
て該基体2にレーザを照射してこの基体2を光熱変換に
より加熱して、インク層4を加熱する構成とすることが
できる。
【0077】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図29に示すように、中間記録体1を支持
する基体2をレーザ透過性を有する材料により形成し、
中間記録体1をレーザ吸収性を有する材料により形成
し、中間記録体1とインク層4とが接するのと同時に、
これら中間記録体1とインク層4との接触位置に対応し
て基体2側から基体2を透して中間記録体1にレーザ光
束を照射してこの中間記録体1を加熱し、インク層4を
加熱する構成とすることができる。
印刷装置は、図29に示すように、中間記録体1を支持
する基体2をレーザ透過性を有する材料により形成し、
中間記録体1をレーザ吸収性を有する材料により形成
し、中間記録体1とインク層4とが接するのと同時に、
これら中間記録体1とインク層4との接触位置に対応し
て基体2側から基体2を透して中間記録体1にレーザ光
束を照射してこの中間記録体1を加熱し、インク層4を
加熱する構成とすることができる。
【0078】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図30に示すように、中間記録体1及びこ
の中間記録体1を支持する基体2をレーザ透過性を有す
る材料により形成し、中間記録体1とインク層4とが接
するのと同時に、インク層4の中間記録体1に対する接
触位置に、基体2側から基体2及び中間記録体1を透し
てレーザ光束を照射し、インク層4を加熱する構成とす
ることができる。
印刷装置は、図30に示すように、中間記録体1及びこ
の中間記録体1を支持する基体2をレーザ透過性を有す
る材料により形成し、中間記録体1とインク層4とが接
するのと同時に、インク層4の中間記録体1に対する接
触位置に、基体2側から基体2及び中間記録体1を透し
てレーザ光束を照射し、インク層4を加熱する構成とす
ることができる。
【0079】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図31に示すように、インク供給ローラ3
をレーザ吸収性を有する材料により形成し、中間記録体
1とインク層4とが接するのと同時に、これら中間記録
体1とインク層4との接触位置に対応してインク供給ロ
ーラ3の内方側からこのインク供給ローラ3にレーザ光
束を照射して、インク層4を加熱する構成とすることが
できる。
印刷装置は、図31に示すように、インク供給ローラ3
をレーザ吸収性を有する材料により形成し、中間記録体
1とインク層4とが接するのと同時に、これら中間記録
体1とインク層4との接触位置に対応してインク供給ロ
ーラ3の内方側からこのインク供給ローラ3にレーザ光
束を照射して、インク層4を加熱する構成とすることが
できる。
【0080】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図32に示すように、インク供給ローラ3
をレーザ透過性を有する材料により形成し、中間記録体
1とインク層4とが接するのと同時に、インク層4の中
間記録体1に対する接触位置に、インク供給ローラ3の
内方側側からこのインク供給ローラ3を透してレーザ光
束を照射し、インク層4を加熱する構成とすることがで
きる。
印刷装置は、図32に示すように、インク供給ローラ3
をレーザ透過性を有する材料により形成し、中間記録体
1とインク層4とが接するのと同時に、インク層4の中
間記録体1に対する接触位置に、インク供給ローラ3の
内方側側からこのインク供給ローラ3を透してレーザ光
束を照射し、インク層4を加熱する構成とすることがで
きる。
【0081】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図33に示すように、中間記録体1をレー
ザ透過性を有する材料により形成し、この中間記録体1
と基体2との間にレーザ吸収性を有する光吸収層17を
設け、中間記録体1のインク層4に接する直前の位置に
対応して中間記録体1を透して光吸収層17にレーザ光
束を照射し、この光吸収層17の蓄熱によりインク層4
を加熱する構成とすることができる。
印刷装置は、図33に示すように、中間記録体1をレー
ザ透過性を有する材料により形成し、この中間記録体1
と基体2との間にレーザ吸収性を有する光吸収層17を
設け、中間記録体1のインク層4に接する直前の位置に
対応して中間記録体1を透して光吸収層17にレーザ光
束を照射し、この光吸収層17の蓄熱によりインク層4
を加熱する構成とすることができる。
【0082】また、このレーザ走査光学系10を有する
印刷装置は、図34に示すように、中間記録体1を支持
する基体2をレーザ透過性を有する材料により形成し、
これら中間記録体1と基体2との間にレーザ吸収性を有
する光吸収層17を設け、中間記録体1とインク層4と
が接するのと同時に、これら中間記録体1とインク層4
との接触位置に対応して基体2を透して光吸収層17に
レーザ光束を照射し、インク層4を加熱する構成とする
ことができる。
印刷装置は、図34に示すように、中間記録体1を支持
する基体2をレーザ透過性を有する材料により形成し、
これら中間記録体1と基体2との間にレーザ吸収性を有
する光吸収層17を設け、中間記録体1とインク層4と
が接するのと同時に、これら中間記録体1とインク層4
との接触位置に対応して基体2を透して光吸収層17に
レーザ光束を照射し、インク層4を加熱する構成とする
ことができる。
【0083】上述のような印刷装置においては、インク
層4を充分に昇温させるのに必要なエネルギは、熱伝導
によってインク層4を昇温させる場合には、その熱伝統
過程の物質も昇温させなければならないために、インク
層4を直接昇温させる場合に比較して大きくなる。ま
た、熱拡散による解像度の劣化、すなわち、転写される
ドットの大きさが大きくなってしまうことを考えると、
図30、または、図32により示した中間記録体1とイ
ンク層4が接するのと同時にインク層4を直接加熱する
構成が、熱効率及び解像度の点で優れている。
層4を充分に昇温させるのに必要なエネルギは、熱伝導
によってインク層4を昇温させる場合には、その熱伝統
過程の物質も昇温させなければならないために、インク
層4を直接昇温させる場合に比較して大きくなる。ま
た、熱拡散による解像度の劣化、すなわち、転写される
ドットの大きさが大きくなってしまうことを考えると、
図30、または、図32により示した中間記録体1とイ
ンク層4が接するのと同時にインク層4を直接加熱する
構成が、熱効率及び解像度の点で優れている。
【0084】また、この印刷装置において、中間記録体
1は、基体2上にシリコーンゴム等をコートすることに
より構成されるため、その膜厚は0.5μm乃至100
0μm程度と、基体2及びインク供給ローラ3に比較す
ると極めて薄いものである。したがって、図29、また
は、図34により示した中間記録体1とインク層4が接
するのと同時に基体2を透して中間記録体1または光吸
収層17を加熱する構成も、熱効率及び解像度の点で優
れている。この場合において、中間記録体1の厚さは、
1μm乃至10μm程度とすることが、より望ましい。
1は、基体2上にシリコーンゴム等をコートすることに
より構成されるため、その膜厚は0.5μm乃至100
0μm程度と、基体2及びインク供給ローラ3に比較す
ると極めて薄いものである。したがって、図29、また
は、図34により示した中間記録体1とインク層4が接
するのと同時に基体2を透して中間記録体1または光吸
収層17を加熱する構成も、熱効率及び解像度の点で優
れている。この場合において、中間記録体1の厚さは、
1μm乃至10μm程度とすることが、より望ましい。
【0085】また、図29、図30及び図34に示した
ように、中間記録体1側からレーザ光束を照射すること
とすると、中間記録体1とインク層4との界面からイン
ク層4を加熱することができ、この場合には、一定量の
加熱量を加えた場合の中間記録体1への液体インクの付
着量をインク供給ローラ3上のインク層4の膜厚によら
ずに安定したものとすることができ、中間記録体1上に
安定したインク像6を得ることができる。
ように、中間記録体1側からレーザ光束を照射すること
とすると、中間記録体1とインク層4との界面からイン
ク層4を加熱することができ、この場合には、一定量の
加熱量を加えた場合の中間記録体1への液体インクの付
着量をインク供給ローラ3上のインク層4の膜厚によら
ずに安定したものとすることができ、中間記録体1上に
安定したインク像6を得ることができる。
【0086】中間記録体1を支持する基体2の材料とし
て、レーザ透過性の良いものとしては、石英ガラス等の
ガラス、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂材料があ
り、レーザ透過性が良いという目的に適った材料であれ
ばいずれのものでもよい。
て、レーザ透過性の良いものとしては、石英ガラス等の
ガラス、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂材料があ
り、レーザ透過性が良いという目的に適った材料であれ
ばいずれのものでもよい。
【0087】また、インク供給ローラ3の材料として、
レーザ透過性の良いものとしては、石英ガラス等のガラ
ス、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂材料を単体で
用いたり、または、ガラスまたは透明性の高い高分子樹
脂材料の回りにアクリルゴム等の透明性の高い弾性体を
巻いた構成のものでもよく、レーザ透過性が良いという
目的に適った材料であればいずれのものでも良い。
レーザ透過性の良いものとしては、石英ガラス等のガラ
ス、アクリル等の透明性の高い高分子樹脂材料を単体で
用いたり、または、ガラスまたは透明性の高い高分子樹
脂材料の回りにアクリルゴム等の透明性の高い弾性体を
巻いた構成のものでもよく、レーザ透過性が良いという
目的に適った材料であればいずれのものでも良い。
【0088】そして、インク層4をなす液体インクは、
図35に示すように、色によって、分光吸収特性が異な
る。したがって、図27、図30及び図32により示し
たように、インク層4に直接レーザ光束を照射してこの
インク層4を加熱する場合においては、エネルギ効率を
上げるため、インク色に応じて選定された波長のレーザ
光束を用いることが望ましい。
図35に示すように、色によって、分光吸収特性が異な
る。したがって、図27、図30及び図32により示し
たように、インク層4に直接レーザ光束を照射してこの
インク層4を加熱する場合においては、エネルギ効率を
上げるため、インク色に応じて選定された波長のレーザ
光束を用いることが望ましい。
【0089】レーザ発振器14としてガスレーザを用い
る場合には、例えば、発振波長488nmのアルゴンレ
ーザ及び発振波長632.8nmのヘリウムネオンレー
ザを用いることで対応できる。4色のいわゆるフルカラ
ー印刷を行う場合においては、シアンインクに対してヘ
リウムネオンレーザ、マゼンタインクに対してアルゴン
レーザ、イエローインクに対してにアルゴンレーザ、ブ
ラックインクに対してヘリウムネオンレーザもしくはア
ルゴンレーザをそれぞれ用いることで、熱効率を良好と
することができる。
る場合には、例えば、発振波長488nmのアルゴンレ
ーザ及び発振波長632.8nmのヘリウムネオンレー
ザを用いることで対応できる。4色のいわゆるフルカラ
ー印刷を行う場合においては、シアンインクに対してヘ
リウムネオンレーザ、マゼンタインクに対してアルゴン
レーザ、イエローインクに対してにアルゴンレーザ、ブ
ラックインクに対してヘリウムネオンレーザもしくはア
ルゴンレーザをそれぞれ用いることで、熱効率を良好と
することができる。
【0090】なお、半導体レーザは、小型で直接変調が
できるため、印刷装置の小型化、低廉化に有効である。
しかし、現在実用化されている半導体レーザは、発振波
長が630nmから1600nmと、比較的長波長であ
るため、前述の4色の液体インクに対して良好なエネル
ギ効率で照射することはやや困難である。いわゆるワッ
トクラス程度の大出力の半導体レーザであれば、本発明
に係る印刷装置を構成するレーザ発振器14として用い
ることができる。
できるため、印刷装置の小型化、低廉化に有効である。
しかし、現在実用化されている半導体レーザは、発振波
長が630nmから1600nmと、比較的長波長であ
るため、前述の4色の液体インクに対して良好なエネル
ギ効率で照射することはやや困難である。いわゆるワッ
トクラス程度の大出力の半導体レーザであれば、本発明
に係る印刷装置を構成するレーザ発振器14として用い
ることができる。
【0091】実験例として、アルミニウム製の基体の表
面上にシリコーンゴムが中間記録体としてコーティング
されている「水無し平版印刷」用のマスターと、「水無
し平版印刷機」用のインク供給装置で供給される一定膜
厚の「水無し平版用紫外線硬化型インク」とを接触させ
ながら、アルミニウム製基体の側から、サーマルヘッド
で加熱してインク像を形成した。
面上にシリコーンゴムが中間記録体としてコーティング
されている「水無し平版印刷」用のマスターと、「水無
し平版印刷機」用のインク供給装置で供給される一定膜
厚の「水無し平版用紫外線硬化型インク」とを接触させ
ながら、アルミニウム製基体の側から、サーマルヘッド
で加熱してインク像を形成した。
【0092】その結果、「水無し平版印刷」用マスター
の表面にサーマルヘッドによる加熱に応じたインク像が
得られ、このインク像を普通紙に転写することで、良好
な印刷物を得ることができた。
の表面にサーマルヘッドによる加熱に応じたインク像が
得られ、このインク像を普通紙に転写することで、良好
な印刷物を得ることができた。
【0093】また、中間記録体として厚さ2mmのガラ
ス基体の表面に塗布された厚さ50μmのシリコーンゴ
ム層を用い、このシリコーンゴム層を「水無し平版印刷
機」用のインク供給装置で供給される一定膜厚のシアン
色の「水無し平版用紫外線硬化型インク」に接触させな
がら送り操作し、発振波長680nmの半導体レーザよ
り出射されたレーザ光束を2枚のレンズを介してシリコ
ーンゴム層とインクとの界面に結像するように照射し
た。
ス基体の表面に塗布された厚さ50μmのシリコーンゴ
ム層を用い、このシリコーンゴム層を「水無し平版印刷
機」用のインク供給装置で供給される一定膜厚のシアン
色の「水無し平版用紫外線硬化型インク」に接触させな
がら送り操作し、発振波長680nmの半導体レーザよ
り出射されたレーザ光束を2枚のレンズを介してシリコ
ーンゴム層とインクとの界面に結像するように照射し
た。
【0094】その結果、中間記録体であるシリコーンゴ
ム層の表面には、レーザ光束の照射に対応したインク像
が得られ、このインク像を普通紙に転写することで良好
な印刷物を得ることができた。その後、レーザ光束を照
射しないで同様の動作を行うと、シリコーンゴム層の表
面部には、先程インクが付着していた部分にもインクは
付着せず、さらに、再度レーザ光束を照射しながら同様
の動作を行うと、再びシリコーンゴム層の表面部上にレ
ーザ光束の照射に対応したインク像が得られた。すなわ
ち、同一の中間記録体を使用して、複数の印刷が繰返し
行えることが確認された。
ム層の表面には、レーザ光束の照射に対応したインク像
が得られ、このインク像を普通紙に転写することで良好
な印刷物を得ることができた。その後、レーザ光束を照
射しないで同様の動作を行うと、シリコーンゴム層の表
面部には、先程インクが付着していた部分にもインクは
付着せず、さらに、再度レーザ光束を照射しながら同様
の動作を行うと、再びシリコーンゴム層の表面部上にレ
ーザ光束の照射に対応したインク像が得られた。すなわ
ち、同一の中間記録体を使用して、複数の印刷が繰返し
行えることが確認された。
【0095】そして、本発明に係る印刷装置において
は、上述のように、加熱手段として、半導体レーザなど
のレーザ発振装置、ポリゴンミラー及びfθレンズを含
むレーザ走査光学系で構成された加熱装置、または、紫
外線ランプ等の光源及び液晶シャッタ等の光変調素子を
含む結像光学系で構成された加熱装置を用いた場合にお
いても、液体インクとして紫外線硬化型インクを用い、
中間記録体1上に形成されたインク像に紫外線照射装置
により紫外線を照射して半硬化させ、この半硬化したイ
ンク像を被印刷物8に転写するようにすることができ
る。
は、上述のように、加熱手段として、半導体レーザなど
のレーザ発振装置、ポリゴンミラー及びfθレンズを含
むレーザ走査光学系で構成された加熱装置、または、紫
外線ランプ等の光源及び液晶シャッタ等の光変調素子を
含む結像光学系で構成された加熱装置を用いた場合にお
いても、液体インクとして紫外線硬化型インクを用い、
中間記録体1上に形成されたインク像に紫外線照射装置
により紫外線を照射して半硬化させ、この半硬化したイ
ンク像を被印刷物8に転写するようにすることができ
る。
【0096】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る印刷方法及
び印刷装置においては、粘弾性を有する液体インク、す
なわち、レオロジー的な性質のインク、例えば、「水無
し平版印刷法」用のインクを用いることにより、商業印
刷装置による印刷物と同様の品位の自然な印刷完成物を
得ることができる。
び印刷装置においては、粘弾性を有する液体インク、す
なわち、レオロジー的な性質のインク、例えば、「水無
し平版印刷法」用のインクを用いることにより、商業印
刷装置による印刷物と同様の品位の自然な印刷完成物を
得ることができる。
【0097】この印刷方法及び印刷装置においては、液
体インクの嫌インク性を有する中間記録体への転写は、
レオロジー的性質を持つ液体インクの粘弾性の変化等に
よって実現されるため、固体から液体への相変化現象を
利用する従来の「熱溶融転写方式」と比較して、液体イ
ンクの変化に要する熱量が小さく、熱エネルギー効率が
優れている。
体インクの嫌インク性を有する中間記録体への転写は、
レオロジー的性質を持つ液体インクの粘弾性の変化等に
よって実現されるため、固体から液体への相変化現象を
利用する従来の「熱溶融転写方式」と比較して、液体イ
ンクの変化に要する熱量が小さく、熱エネルギー効率が
優れている。
【0098】そして、この印刷方法及び印刷装置は、熱
転写方式でありながら、嫌インク性の中間記録体に一度
転写することにより、被印刷物の表面性に影響されない
安定した印刷を実現できる。また、中間記録体と被印刷
物との間に弾性体を介在させることにより、さらに被印
刷物の選択性が広くなる。
転写方式でありながら、嫌インク性の中間記録体に一度
転写することにより、被印刷物の表面性に影響されない
安定した印刷を実現できる。また、中間記録体と被印刷
物との間に弾性体を介在させることにより、さらに被印
刷物の選択性が広くなる。
【0099】また、インク層を加熱する方法として、レ
ーザ光束の照射を用いることによって、解像度の高い、
すなわち、最小ドットの小さい液体インクの加熱が行
え、解像度の高い印刷物を得ることができる。この場合
には、インク層を直接に、または、中間記録体の表面側
より、もしくは、中間記録層とこの中間記録層を支持す
る基体との間に設けられた光吸収層を加熱することで、
エネルギ効率が高く、熱拡散による解像度の劣化を最小
限に抑えた液体インクの加熱が行える。
ーザ光束の照射を用いることによって、解像度の高い、
すなわち、最小ドットの小さい液体インクの加熱が行
え、解像度の高い印刷物を得ることができる。この場合
には、インク層を直接に、または、中間記録体の表面側
より、もしくは、中間記録層とこの中間記録層を支持す
る基体との間に設けられた光吸収層を加熱することで、
エネルギ効率が高く、熱拡散による解像度の劣化を最小
限に抑えた液体インクの加熱が行える。
【0100】そして、レーザ光束の照射により液体イン
クを直接加熱する場合には、複数のレーザ光源を用い、
インク色に応じて使用するレーザ光束の波長を変えるこ
とで、光熱変換効率の良い液体インクの加熱が行える。
クを直接加熱する場合には、複数のレーザ光源を用い、
インク色に応じて使用するレーザ光束の波長を変えるこ
とで、光熱変換効率の良い液体インクの加熱が行える。
【0101】また、中間記録体及び弾性体に残った液体
インクを除去することにより、同一の中間記録体及び弾
性体を用いて、繰り返し異なった画像の印刷を行うこと
ができる。さらに、中間記録体を一様に加熱することな
どによりこの中間記録体の嫌インク性を回復させれば、
同一の中間記録体を用いて繰り返し異なった画像の印刷
を安定して行うことができる。
インクを除去することにより、同一の中間記録体及び弾
性体を用いて、繰り返し異なった画像の印刷を行うこと
ができる。さらに、中間記録体を一様に加熱することな
どによりこの中間記録体の嫌インク性を回復させれば、
同一の中間記録体を用いて繰り返し異なった画像の印刷
を安定して行うことができる。
【0102】すなわち、本発明は、煩雑な刷版作成をす
ることなく、オフセット印刷で使用されるレオロジー的
な性質を有する液体インクを使用することを可能とし、
商業印刷すなわちオフセット印刷と同等の高品位な印刷
完成物が得られ、かつ、毎回異なった画像を1枚からで
も容易に印刷することを可能とする印刷方法及び印刷装
置を提供することができるものである。
ることなく、オフセット印刷で使用されるレオロジー的
な性質を有する液体インクを使用することを可能とし、
商業印刷すなわちオフセット印刷と同等の高品位な印刷
完成物が得られ、かつ、毎回異なった画像を1枚からで
も容易に印刷することを可能とする印刷方法及び印刷装
置を提供することができるものである。
【0103】さらに、本発明に係る印刷方法及び印刷装
置において、液体インクを紫外線硬化型液体インクと
し、中間記録体に転写された紫外線硬化型液体インクを
インク半硬化手段により半硬化させた後に被印刷物に転
写させるようにすれば、液体インクの表面張力による中
間記録体上におけるインク像の乱れを防止することがで
きる。
置において、液体インクを紫外線硬化型液体インクと
し、中間記録体に転写された紫外線硬化型液体インクを
インク半硬化手段により半硬化させた後に被印刷物に転
写させるようにすれば、液体インクの表面張力による中
間記録体上におけるインク像の乱れを防止することがで
きる。
【図1】本発明に係る印刷方法及び印刷装置において使
用される中間記録体の構成を示す縦断面図である。
用される中間記録体の構成を示す縦断面図である。
【図2】上記印刷装置によって上記印刷方法を実施して
いる状態を示す側面図である。
いる状態を示す側面図である。
【図3】中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設し
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図4】上記印刷装置に紫外線照射装置を配設し、上記
印刷方法を実施している状態を示す側面図である。
印刷方法を実施している状態を示す側面図である。
【図5】紫外線照射装置を配設した印刷装置において、
中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した状態を
示す側面図である。
中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した状態を
示す側面図である。
【図6】中間記録体を円筒状としこの内部にサーマルヘ
ッドを配設した状態を示す側面図である。
ッドを配設した状態を示す側面図である。
【図7】インク供給手段を円筒状としこの内部にサーマ
ルヘッドを配設した状態を示す側面図である。
ルヘッドを配設した状態を示す側面図である。
【図8】上記印刷装置に紫外線照射装置を配設し、中間
記録体を円筒状としこの内部にサーマルヘッドを配設し
た状態を示す側面図である。
記録体を円筒状としこの内部にサーマルヘッドを配設し
た状態を示す側面図である。
【図9】上記印刷装置に紫外線照射装置を配設し、イン
ク供給手段を円筒状としこの内部にサーマルヘッドを配
設した状態を示す側面図である。
ク供給手段を円筒状としこの内部にサーマルヘッドを配
設した状態を示す側面図である。
【図10】円筒状の中間記録体と被印刷物との間に弾性
体を配設した状態を示す側面図である。
体を配設した状態を示す側面図である。
【図11】上記印刷装置に紫外線照射装置を配設し、円
筒状の中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した
状態を示す側面図である。
筒状の中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した
状態を示す側面図である。
【図12】インク供給手段及び中間記録体を複数設けて
多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
【図13】上記印刷装置に紫外線照射装置を配設し、イ
ンク供給手段及び中間記録体を複数設けて多色刷りを可
能とした印刷装置の構成を示す側面図である。
ンク供給手段及び中間記録体を複数設けて多色刷りを可
能とした印刷装置の構成を示す側面図である。
【図14】円筒状の中間記録体の周囲にインク供給手段
を複数設けて多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示
す側面図である。
を複数設けて多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示
す側面図である。
【図15】円筒状の中間記録体に対して複数のインク供
給手段を交換可能に設けて多色刷りを可能とした印刷装
置の構成を示す側面図である。
給手段を交換可能に設けて多色刷りを可能とした印刷装
置の構成を示す側面図である。
【図16】円筒状の中間記録体の周囲にインク供給手段
を複数設けて多色刷りを可能とし、紫外線照射装置を配
設した印刷装置の構成を示す側面図である。
を複数設けて多色刷りを可能とし、紫外線照射装置を配
設した印刷装置の構成を示す側面図である。
【図17】円筒状の中間記録体に対して複数のインク供
給手段を交換可能に設けて多色刷りを可能とし、紫外線
照射装置を配設した印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
給手段を交換可能に設けて多色刷りを可能とし、紫外線
照射装置を配設した印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
【図18】加熱手段としてレーザ走査光学系を用いた印
刷装置によって上記印刷方法を実施している状態を示す
側面図である。
刷装置によって上記印刷方法を実施している状態を示す
側面図である。
【図19】加熱手段としてレーザ走査光学系を用い、中
間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した状態を示
す側面図である。
間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した状態を示
す側面図である。
【図20】中間記録体を円筒状としこの内部にレーザ走
査光学系を配設した状態を示す側面図である。
査光学系を配設した状態を示す側面図である。
【図21】インク供給手段を円筒状としこの内部にレー
ザ走査光学系を配設した状態を示す側面図である。
ザ走査光学系を配設した状態を示す側面図である。
【図22】加熱手段としてレーザ走査光学系を用い、円
筒状の中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した
状態を示す側面図である。
筒状の中間記録体と被印刷物との間に弾性体を配設した
状態を示す側面図である。
【図23】加熱手段としてレーザ走査光学系を用い、イ
ンク供給手段及び中間記録体を複数設けて多色刷りを可
能とした印刷装置の構成を示す側面図である。
ンク供給手段及び中間記録体を複数設けて多色刷りを可
能とした印刷装置の構成を示す側面図である。
【図24】加熱手段としてレーザ走査光学系を用い、円
筒状の中間記録体の周囲にインク供給手段を複数設けて
多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
筒状の中間記録体の周囲にインク供給手段を複数設けて
多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示す側面図であ
る。
【図25】加熱手段としてレーザ走査光学系を用い、円
筒状の中間記録体に対して複数のインク供給手段を交換
可能に設けて多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示
す側面図である。
筒状の中間記録体に対して複数のインク供給手段を交換
可能に設けて多色刷りを可能とした印刷装置の構成を示
す側面図である。
【図26】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射位
置を中間記録体とした状態を示す要部側面図である。
置を中間記録体とした状態を示す要部側面図である。
【図27】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射位
置をインク層とした状態を示す要部側面図である。
置をインク層とした状態を示す要部側面図である。
【図28】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射位
置を中間記録体の基体とした状態を示す要部側面図であ
る。
置を中間記録体の基体とした状態を示す要部側面図であ
る。
【図29】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射を
中間記録体の基体を透して中間記録体に対して行うこと
とした状態を示す要部側面図である。
中間記録体の基体を透して中間記録体に対して行うこと
とした状態を示す要部側面図である。
【図30】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射を
中間記録体の基体及び中間記録体を透してインク層に対
して行うこととした状態を示す要部側面図である。
中間記録体の基体及び中間記録体を透してインク層に対
して行うこととした状態を示す要部側面図である。
【図31】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射位
置をインク層を支持するインク供給ローラとした状態を
示す要部側面図である。
置をインク層を支持するインク供給ローラとした状態を
示す要部側面図である。
【図32】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射を
インク層を支持するインク供給ローラを透してインク層
に対して行うこととした状態を示す要部側面図である。
インク層を支持するインク供給ローラを透してインク層
に対して行うこととした状態を示す要部側面図である。
【図33】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射を
中間記録体を透してこの中間記録体と基体との間に設け
られた光吸収層に対して行うこととした状態を示す要部
側面図である。
中間記録体を透してこの中間記録体と基体との間に設け
られた光吸収層に対して行うこととした状態を示す要部
側面図である。
【図34】レーザ走査光学系によるレーザ光束の照射を
中間記録体を支持する基体を透してこの中間記録体と基
体との間に設けられた光吸収層に対して行うこととした
状態を示す要部側面図である。
中間記録体を支持する基体を透してこの中間記録体と基
体との間に設けられた光吸収層に対して行うこととした
状態を示す要部側面図である。
【図35】3原色のインクの分光反射率を示すグラフで
ある。
ある。
1 中間記録体、2 基体、3 インク供給ローラ、4
インク層、5 サーマルヘッド、6 液体インク、7
転写ローラ、8 被印刷物、9 弾性体ローラ、10
レーザ走査光学系、17 紫外線ランプ、18 レン
ズ
インク層、5 サーマルヘッド、6 液体インク、7
転写ローラ、8 被印刷物、9 弾性体ローラ、10
レーザ走査光学系、17 紫外線ランプ、18 レン
ズ
Claims (72)
- 【請求項1】 粘弾性を有する液体インクからなるイン
ク層を画像情報に応じて印画部に対応する部分のみを選
択的に加熱するとともに、このインク層を嫌インク性を
有する中間記録体に接触させ、 インク層の加熱された部分の液体インクを上記中間記録
体に転写させた後、 上記中間記録体に転写された液体インクを被印刷物に転
写させることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項2】 中間記録体に転写された液体インクの被
印刷物への転写は、該中間記録体より弾性体へ転写し、
次に、この弾性体より被印刷物へ転写することにより行
われることを特徴とする請求項1記載の印刷方法。 - 【請求項3】 インク層に対する加熱は、このインク層
と中間記録体との接触と略々同時に行われることを特徴
とする請求項1記載の印刷方法。 - 【請求項4】 インク層に対する加熱は、このインク層
と中間記録体との接触よりも前に行われることを特徴と
する請求項1記載の印刷方法。 - 【請求項5】 インク層に対する加熱は、中間記録体を
支持する基体側より熱を印加することにより、これらイ
ンク層と中間記録体との界面から行うことを特徴とする
請求項1記載の印刷方法。 - 【請求項6】 インク層に対する加熱は、サーマルヘッ
ドを用いて行うことを特徴とする請求項5記載の印刷方
法。 - 【請求項7】 インク層に対する加熱は、レーザ走査光
学系を用いてレーザ光束を照射することにより行うこと
を特徴とする請求項1記載の印刷方法。 - 【請求項8】 インク層を加熱するためのレーザ光束の
照射は、中間記録体に接触する直前のインク層に対して
行うことを特徴とする請求項7記載の印刷方法。 - 【請求項9】 中間記録体を光吸収性を有する材料によ
り形成し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、インク
層に接触する直前の中間記録体に対して行うことを特徴
とする請求項7記載の印刷方法。 - 【請求項10】 中間記録体を光吸収性を有する材料に
より形成した基体により支持させ、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、該基体
に対して行うことを特徴とする請求項7記載の印刷方
法。 - 【請求項11】 中間記録体を基体により支持させ、こ
の基体と中間記録体との間に光吸収層を設け、該中間記
録体及び基体の少なくとも一方を光透過性を有する材料
により形成し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、上記光
吸収層に対して行うことを特徴とする請求項7記載の印
刷方法。 - 【請求項12】 中間記録体を基体により支持させ、該
中間記録体及び基体を光透過性を有する材料により形成
し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、上記基
体及び上記中間記録体を透過してインク層に対して行う
ことを特徴とする請求項7記載の印刷方法。 - 【請求項13】 インク層を加熱するために照射される
レーザ光束は、このインク層の液体インクの色に応じて
波長を選定されていることを特徴とする請求項7記載の
印刷方法。 - 【請求項14】 中間記録体をなす材料として、高分子
樹脂材料を用いることを特徴とする請求項1記載の印刷
方法。 - 【請求項15】 インク層の液体インクは、粘度が10
0乃至1000ポアズ、降伏値が100乃至10000
dyn/cm2であることを特徴とする請求項1記載の印刷
方法。 - 【請求項16】 粘弾性を有する液体インクからなるイ
ンク層を画像情報に応じて印画部に対応する部分のみを
選択的に加熱するとともに、このインク層を嫌インク性
を有する中間記録体に接触させ、インク層の加熱された
部分の液体インクを該中間記録体に転写させた後、この
中間記録体に転写された液体インクを被印刷物に転写さ
せることを繰返し実行する場合において、 上記中間記録体から被印刷物への液体インクの転写の後
に、該中間記録体に残存している液体インクを除去する
ことを特徴とする印刷方法。 - 【請求項17】 粘弾性を有する液体インクからなるイ
ンク層を画像情報に応じて印画部に対応する部分のみを
選択的に加熱するとともに、このインク層を嫌インク性
を有する中間記録体に接触させ、インク層の加熱された
部分の液体インクを該中間記録体に転写させた後、この
中間記録体に転写された液体インクを被印刷物に転写さ
せることを繰返し実行する場合において、 上記中間記録体から被印刷物への液体インクの転写の後
に、該中間記録体の嫌インク性を回復させることを特徴
とする印刷方法。 - 【請求項18】 中間記録体の嫌インク性の回復は、中
間記録体の表面を一様に加熱することにより行うことを
特徴とする請求項17記載の印刷方法。 - 【請求項19】 粘弾性を有する液体インクからなるイ
ンク層を有するインク供給手段と、 上記インク層を画像情報に応じて印画部に対応する部分
のみを選択的に加熱する加熱手段と、 上記インク層に接触される嫌インク性を有する中間記録
体とを備え、 上記インク層の加熱された部分の液体インクが上記中間
記録体に転写され、この中間記録体に転写された液体イ
ンクが被印刷物に転写されることを特徴とする印刷装
置。 - 【請求項20】 中間記録体に接触されこの中間記録体
にインク層より転写された液体インクが転写される弾性
体を備え、 上記弾性体は、被印刷物に接触されることにより、中間
記録体より転写された液体インクを該印刷物に転写させ
ることを特徴とする請求項19記載の印刷装置。 - 【請求項21】 加熱手段は、中間記録体を支持する基
体側に配設され、該基体に熱を印加することにより、イ
ンク層と中間記録体との界面からインク層を加熱するこ
とを特徴とする請求項19記載の印刷装置。 - 【請求項22】 加熱手段は、サーマルヘッドであるこ
とを特徴とする請求項19記載の印刷装置。 - 【請求項23】 加熱手段は、レーザ走査光学系である
ことを特徴とする請求項19記載の印刷装置。 - 【請求項24】 レーザ走査光学系は、中間記録体に接
触する直前のインク層に対してレーザ光束の照射行うこ
とを特徴とする請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項25】 中間記録体は、光吸収性を有する材料
により形成されており、 レーザ走査光学系は、インク層に接触する直前の中間記
録体に対してレーザ光束の照射を行うことを特徴とする
請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項26】 中間記録体は、光吸収性を有する材料
により形成された基体により支持されており、 レーザ走査光学系は、上記基体に対してレーザ光束の照
射を行うことを特徴とする請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項27】 中間記録体は、基体により支持されて
おり、 上記中間記録体及び基体の少なくとも一方は、光透過性
を有する材料により形成されており、 上記基体と中間記録体との間には、光吸収層が設けられ
ており、 レーザ走査光学系は、上記光吸収層に対してレーザ光束
の照射を行うことを特徴とする請求項23記載の印刷装
置。 - 【請求項28】 中間記録体は、基体により支持されて
おり、 上記基体及び中間記録体は、光透過性を有する材料によ
り形成されており、 レーザ走査光学系は、上記基体及び中間記録体を透過さ
せてインク層に対してレーザ光束の照射を行うことを特
徴とする請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項29】 レーザ走査光学系は、インク供給手段
においてインク層を支持するインク支持体に対してレー
ザ光束の照射を行うことを特徴とする請求項23記載の
印刷装置。 - 【請求項30】 レーザ走査光学系は、インク供給手段
においてインク層に対してレーザ光束の照射を行うこと
を特徴とする請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項31】 レーザ走査光学系は、インク層の液体
インクの色に応じて選定された波長のレーザ光を照射す
ることを特徴とする請求項23記載の印刷装置。 - 【請求項32】 中間記録体は、高分子樹脂材料よりな
ることを特徴とする請求項19記載の印刷装置。 - 【請求項33】 被印刷物に対して液体インクを転写さ
せた中間記録体に残存している液体インクを除去するイ
ンク除去手段を備えることを特徴とする請求項19記載
の印刷装置。 - 【請求項34】 インク除去手段は、中間記録体に転接
されるローラであることを特徴とする請求項33記載の
印刷装置。 - 【請求項35】 被印刷物に対して液体インクを転写さ
せた中間記録体の嫌インク性を回復させる嫌インク性回
復手段を備えたことを特徴とする請求項19記載の印刷
装置。 - 【請求項36】 嫌インク性回復手段は、中間記録体の
表面を一様に加熱する加熱装置であることを特徴とする
請求項35記載の印刷装置。 - 【請求項37】 粘弾性を有する紫外線硬化型液体イン
クからなるインク層を画像情報に応じて印画部に対応す
る部分のみを選択的に加熱するとともに、このインク層
を嫌インク性を有する中間記録体に接触させ、 インク層の加熱された部分の紫外線硬化型液体インクを
上記中間記録体に転写させ、 上記中間記録体上に転写された紫外線硬化型液体インク
を、インク半硬化手段により半硬化させた後、 上記中間記録体に転写された紫外線硬化型液体インクを
被印刷物に転写させることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項38】 中間記録体に転写された紫外線硬化型
液体インクの被印刷物への転写は、該中間記録体より弾
性体へ転写し、次に、この弾性体より被印刷物へ転写す
ることにより行われることを特徴とする請求項37記載
の印刷方法。 - 【請求項39】 インク層に対する加熱は、このインク
層と中間記録体との接触と略々同時に行われることを特
徴とする請求項37記載の印刷方法。 - 【請求項40】 インク層に対する加熱は、このインク
層と中間記録体との接触よりも前に行われることを特徴
とする請求項37記載の印刷方法。 - 【請求項41】 インク層に対する加熱は、中間記録体
を支持する基体側より熱を印加することにより、これら
インク層と中間記録体との界面から行うことを特徴とす
る請求項37記載の印刷方法。 - 【請求項42】 インク層に対する加熱は、サーマルヘ
ッドを用いて行うことを特徴とする請求項41記載の印
刷方法。 - 【請求項43】 インク層に対する加熱は、レーザ走査
光学系を用いてレーザ光束を照射することにより行うこ
とを特徴とする請求項37記載の印刷方法。 - 【請求項44】 インク層を加熱するためのレーザ光束
の照射は、中間記録体に接触する直前のインク層に対し
て行うことを特徴とする請求項43記載の印刷方法。 - 【請求項45】 中間記録体を光吸収性を有する材料に
より形成し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、インク
層に接触する直前の中間記録体に対して行うことを特徴
とする請求項43記載の印刷方法。 - 【請求項46】 中間記録体を光吸収性を有する材料に
より形成した基体により支持させ、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、該基体
に対して行うことを特徴とする請求項43記載の印刷方
法。 - 【請求項47】 中間記録体を基体により支持させ、こ
の基体と中間記録体との間に光吸収層を設け、該中間記
録体及び基体の少なくとも一方を光透過性を有する材料
により形成し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、上記光
吸収層に対して行うことを特徴とする請求項43記載の
印刷方法。 - 【請求項48】 中間記録体を基体により支持させ、該
中間記録体及び基体を光透過性を有する材料により形成
し、 インク層を加熱するためのレーザ光束の照射は、上記基
体及び上記中間記録体を透過してインク層に対して行う
ことを特徴とする請求項43記載の印刷方法。 - 【請求項49】 インク層を加熱するために照射される
レーザ光束は、このインク層の紫外線硬化型液体インク
の色に応じて波長を選定されていることを特徴とする請
求項43記載の印刷方法。 - 【請求項50】 中間記録体をなす材料として、高分子
樹脂材料を用いることを特徴とする請求項37記載の印
刷方法。 - 【請求項51】 インク層の紫外線硬化型液体インク
は、粘度が100乃至1000ポアズ、降伏値が100
乃至10000dyn/cm2であることを特徴とする請求
項37記載の印刷方法。 - 【請求項52】 粘弾性を有する紫外線硬化型液体イン
クからなるインク層を画像情報に応じて印画部に対応す
る部分のみを選択的に加熱するとともに、このインク層
を嫌インク性を有する中間記録体に接触させ、インク層
の加熱された部分の紫外線硬化型液体インクを該中間記
録体に転写させ、該中間記録体上に転写された紫外線硬
化型液体インクをインク半硬化手段により半硬化させた
後、この中間記録体に転写された紫外線硬化型液体イン
クを被印刷物に転写させることを繰返し実行する場合に
おいて、 上記中間記録体から被印刷物への紫外線硬化型液体イン
クの転写の後に、該中間記録体に残存している紫外線硬
化型液体インクを除去することを特徴とする印刷方法。 - 【請求項53】 粘弾性を有する紫外線硬化型液体イン
クからなるインク層を画像情報に応じて印画部に対応す
る部分のみを選択的に加熱するとともに、このインク層
を嫌インク性を有する中間記録体に接触させ、インク層
の加熱された部分の紫外線硬化型液体インクを該中間記
録体に転写させた後、この中間記録体に転写された紫外
線硬化型液体インクを被印刷物に転写させ、該中間記録
体上に転写された紫外線硬化型液体インクをインク半硬
化手段により半硬化させた後、この中間記録体に転写さ
れた紫外線硬化型液体インクを被印刷物に転写させるこ
とを繰返し実行する場合において、 上記中間記録体から被印刷物への紫外線硬化型液体イン
クの転写の後に、該中間記録体の嫌インク性を回復させ
ることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項54】 中間記録体の嫌インク性の回復は、中
間記録体の表面を一様に加熱することにより行うことを
特徴とする請求項53記載の印刷方法。 - 【請求項55】 粘弾性を有する紫外線硬化型液体イン
クからなるインク層を有するインク供給手段と、 上記インク層を画像情報に応じて印画部に対応する部分
のみを選択的に加熱する加熱手段と、 上記インク層に接触される嫌インク性を有する中間記録
体と、 上記中間記録体上に転写された紫外線硬化型液体インク
を半硬化させるインク半硬化手段とを備え、 上記インク層の加熱された部分の紫外線硬化型液体イン
クが上記中間記録体に転写され、この中間記録体上に転
写された紫外線硬化型液体インクがインク半硬化手段に
より半硬化された後、この中間記録体に転写された紫外
線硬化型液体インクが被印刷物に転写されることを特徴
とする印刷装置。 - 【請求項56】 中間記録体に接触されこの中間記録体
にインク層より転写された紫外線硬化型液体インクが転
写される弾性体を備え、 上記弾性体は、被印刷物に接触されることにより、中間
記録体より転写された紫外線硬化型液体インクを該印刷
物に転写させることを特徴とする請求項55記載の印刷
装置。 - 【請求項57】 加熱手段は、中間記録体を支持する基
体側に配設され、該基体に熱を印加することにより、イ
ンク層と中間記録体との界面からインク層を加熱するこ
とを特徴とする請求項55記載の印刷装置。 - 【請求項58】 加熱手段は、サーマルヘッドであるこ
とを特徴とする請求項55記載の印刷装置。 - 【請求項59】 加熱手段は、レーザ走査光学系である
ことを特徴とする請求項55記載の印刷装置。 - 【請求項60】 レーザ走査光学系は、中間記録体に接
触する直前のインク層に対してレーザ光束の照射行うこ
とを特徴とする請求項59記載の印刷装置。 - 【請求項61】 中間記録体は、光吸収性を有する材料
により形成されており、 レーザ走査光学系は、インク層に接触する直前の中間記
録体に対してレーザ光束の照射を行うことを特徴とする
請求項59記載の印刷装置。 - 【請求項62】 中間記録体は、光吸収性を有する材料
により形成された基体により支持されており、 レーザ走査光学系は、上記基体に対してレーザ光束の照
射を行うことを特徴とする請求項59記載の印刷装置。 - 【請求項63】 中間記録体は、基体により支持されて
おり、 上記中間記録体及び基体の少なくとも一方は、光透過性
を有する材料により形成されており、 上記基体と中間記録体との間には、光吸収層が設けられ
ており、 レーザ走査光学系は、上記光吸収層に対してレーザ光束
の照射を行うことを特徴とする請求項59記載の印刷装
置。 - 【請求項64】 中間記録体は、基体により支持されて
おり、 上記基体及び中間記録体は、光透過性を有する材料によ
り形成されており、 レーザ走査光学系は、上記基体及び中間記録体を透過さ
せてインク層に対してレーザ光束の照射を行うことを特
徴とする請求項59記載の印刷装置。 - 【請求項65】 レーザ走査光学系は、インク供給手段
においてインク層を支持するインク支持体に対してレー
ザ光束の照射を行うことを特徴とする請求項59記載の
印刷装置。 - 【請求項66】 レーザ走査光学系は、インク供給手段
においてインク層に対してレーザ光束の照射を行うこと
を特徴とする請求項59記載の印刷装置。 - 【請求項67】 レーザ走査光学系は、インク層の紫外
線硬化型液体インクの色に応じて選定された波長のレー
ザ光を照射することを特徴とする請求項59記載の印刷
装置。 - 【請求項68】 中間記録体は、高分子樹脂材料よりな
ることを特徴とする請求項55記載の印刷装置。 - 【請求項69】 被印刷物に対して紫外線硬化型液体イ
ンクを転写させた中間記録体に残存している紫外線硬化
型液体インクを除去するインク除去手段を備えることを
特徴とする請求項55記載の印刷装置。 - 【請求項70】 インク除去手段は、中間記録体に転接
されるローラであることを特徴とする請求項69記載の
印刷装置。 - 【請求項71】 被印刷物に対して紫外線硬化型液体イ
ンクを転写させた中間記録体の嫌インク性を回復させる
嫌インク性回復手段を備えたことを特徴とする請求項5
5記載の印刷装置。 - 【請求項72】 嫌インク性回復手段は、中間記録体の
表面を一様に加熱する加熱装置であることを特徴とする
請求項71記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28390297A JPH115321A (ja) | 1997-04-25 | 1997-10-16 | 印刷方法及び印刷装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10977997 | 1997-04-25 | ||
| JP9-109779 | 1997-04-25 | ||
| JP28390297A JPH115321A (ja) | 1997-04-25 | 1997-10-16 | 印刷方法及び印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115321A true JPH115321A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=26449499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28390297A Withdrawn JPH115321A (ja) | 1997-04-25 | 1997-10-16 | 印刷方法及び印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115321A (ja) |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28390297A patent/JPH115321A/ja not_active Withdrawn
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