JPH1153330A - 排他制御システム及び方法並びに記録媒体 - Google Patents

排他制御システム及び方法並びに記録媒体

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JPH1153330A
JPH1153330A JP9214829A JP21482997A JPH1153330A JP H1153330 A JPH1153330 A JP H1153330A JP 9214829 A JP9214829 A JP 9214829A JP 21482997 A JP21482997 A JP 21482997A JP H1153330 A JPH1153330 A JP H1153330A
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JP9214829A
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Hiroshi Aono
寛 青野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアを増加させることなく、効率的
に周辺装置の使用の排他制御を行う。また、障害が発生
したノードによる周辺装置の無駄な占有を防ぐ。 【解決手段】 装置状態管理テーブル1c、2cは第1
ノード1及び第2ノード2がクロスコール磁気テープ装
置4を使用しているかを記憶している。プロセス1eが
クロスコール磁気テープ装置4の使用を要求したとき、
装置状態管理テーブル1cを参照して第2ノード2がク
ロスコール磁気テープ装置4を使用しているかを調べ
る。第2ノード2がクロスコール磁気テープ装置4を使
用していないとき、装置状態管理テーブル1c、2cに
第1ノード1によるクロスコール磁気テープ装置4の使
用を記憶させる。第2ノード2がクロスコール磁気テー
プ装置4を使用しているとき、第1ノード1と第2ノー
ド2との間の通信に異常があれば、第1ノード1がクロ
スコール磁気テープ装置4を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排他制御システム
及び方法並びに記録媒体に関し、特にクラスタ結合型シ
ステムにおいて複数のノードで共通に使用される周辺装
置の排他制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のノード(コンピュータ)を高速の
通信回線を介して接続し、各ノードで並列して処理を行
うクラスタ結合型システムがある。このようなクラスタ
結合型システムにおいては、各ノードがクロスコール仕
様を満たす磁気テープ装置などの周辺装置を共通して使
用する。ここで、各ノードが周辺装置に入出力するデー
タの内容を保証するために、周辺装置の排他制御を行う
必要がある。
【0003】このような周辺装置の排他制御の例とし
て、特開平2−93921号公報に記載されたクロスコ
ール磁気ディスク装置がある。このクロスコール磁気デ
ィスク装置では、2台のコンピュータ(ノード)がそれ
ぞれのインターフェースカードを介して共通のディスク
に接続されており、各インターフェースカードに排他管
理情報格納手段を設けられている。そして、一方のコン
ピュータがクロスコール磁気ディスク装置の使用を要求
したときに、一方のコンピュータ側のインターフェース
カードから他方のコンピュータ側のインターフェースカ
ードの排他管理情報格納手段にアクセスし、応答を求め
る。これにより、一方のコンピュータの入出力動作中
は、他のコンピュータからの入出力を拒絶することによ
り、クロスコール磁気ディスク装置の排他制御を実現し
ている。
【0004】また、周辺装置の排他制御の他の例とし
て、特開昭57−88506号公報に記載された磁気テ
ープ装置がある。この磁気テープ装置においては、磁気
テープ装置を使用しているノードが何らかの障害により
停止したときに、不当と認められる長時間のテープドラ
イブの検出を行い、障害が発生したノードによる磁気テ
ープ装置の占有を解放している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−93921号公報に記載されたクロスコール磁
気ディスク装置による排他制御では、インターフェース
カードを必要とするため、システム全体で必要となるハ
ードウェアが増加する。また、一方のインターフェース
カードから他方のインターフェースカードへのアクセス
が必要となるため、周辺装置の使用を要求してから実際
に周辺装置の使用を開始するまでの時間が必要となる。
【0006】また、磁気テープ装置は、順次アクセス方
式のファイル装置であるため、所望のデータを読み出す
ためには、テープの巻き戻しなどの動作を行う必要があ
る。しかしながら、テープの巻き戻しための時間は、個
々の磁気テープ装置に応じて異なり、また、所望のデー
タが磁気テープ装置内のどこに記憶されているかによっ
ても大きく異なる。ここで、特開昭57−88506号
公報に記載された磁気テープ装置において、障害の発生
と仮定した時間を短く設定すれば、障害が発生していな
いノードが磁気テープ装置を使用している場合でも、そ
の占有を頻繁に解放してしまうこととなる。一方、障害
の発生と仮定した時間を長く設定すれば、障害が発生し
たノードに磁気テープ装置を長時間に渡って占有させて
しまうこととなりかねない。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、その第1の目的は、ハー
ドウェアを増加させることなく、効率的に周辺装置の使
用の排他制御を行うことができる排他制御システム及び
方法並びにそのプログラムを実行するためのプログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、障害が発生
したノードによる周辺装置の無駄な占有を防ぐことがで
きる排他制御システム及び方法並びにそのプログラムを
実行するためのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の第1の観点にかかる排他制御システム
は、通信回線を介して互いに接続された複数のノード
と、これら複数のノードに共通して接続された周辺装置
とを備え、前記複数のノードのそれぞれが、前記複数の
ノードのうち前記周辺装置を使用しているノードを記憶
する周辺装置使用ノード記憶手段と、前記周辺装置の使
用を要求する使用要求手段と、この使用要求手段が前記
周辺装置の使用を要求したときに、自身の前記周辺装置
使用ノード記憶手段を参照して、他のノードが前記周辺
装置を使用しているかどうかを判別する使用判別手段
と、この使用判別手段が他のノードが前記周辺装置を使
用していないと判別したときに、自身の前記周辺装置使
用ノード記憶手段に自身が前記周辺装置を使用すること
を記憶させる第1の記憶制御手段と、前記使用判別手段
が他のノードが前記周辺装置を使用していないと判別し
たときに、他のノードの前記周辺装置使用ノード記憶手
段に前記通信回線を介して自身が前記周辺装置を使用す
ることを記憶させる第2の記憶制御手段と、前記使用判
別手段が他のノードが前記周辺装置を使用していないと
判別したときに、前記周辺装置を使用する周辺装置使用
手段とを含む、ことを特徴とする。
【0010】この第1の観点にかかる排他制御システム
によれば、各前記複数のノードの前記使用要求手段が前
記周辺装置の使用を要求したときに、各前記複数のノー
ド内の使用判別手段によって他のノードが前記周辺装置
を使用しているかどうかを判別することができる。ここ
で、使用を判別するために参照する周辺装置使用ノード
記憶手段は、各クラスタの主記憶装置に設けることがで
き、使用判別手段も中央処理装置が所定のプログラムを
実行することによって実現できる。このため、ハードウ
ェアを増加させることなく排他制御を実現することがで
きる。また、該ノード以外のハードウェアにアクセスす
る必要がなく、効率的に前記周辺装置の使用の排他制御
をすることができる。
【0011】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明の第2の観点にかかる排他制御システムは、通信回
線を介して互いに接続された複数のノードと、これら複
数のノードに共通して接続された周辺装置とを備え、前
記複数のノードのそれぞれが、前記複数のノードのうち
前記周辺装置を使用しているノードを記憶する周辺装置
使用ノード記憶手段と、前記周辺装置の使用を要求する
使用要求手段と、この使用要求手段が前記周辺装置の使
用を要求したときに、自身の前記周辺装置使用ノード記
憶手段を参照して、他のノードが前記周辺装置を使用し
ているかどうかを判別する使用判別手段と、この使用判
別手段が他のノードが前記周辺装置を使用していると判
別したときに、該他のノードの動作状態が正常であるか
どうかを前記通信回線を介して判別する動作状態判別手
段と、この動作状態判別手段が前記他のノードの動作状
態が正常でないと判別したときに、自身の前記周辺装置
使用ノード記憶手段に自身が前記周辺装置を使用するこ
とを記憶させる第1の記憶制御手段と、前記動作状態判
別手段が前記他のノードの動作状態が正常でないと判別
したときに、前記他のノードの前記周辺装置使用ノード
記憶手段に前記通信回線を介して自身が前記周辺装置を
使用することを記憶させる第2の記憶制御手段と、前記
動作状態判別手段が前記他のノードの動作状態が正常で
ないと判別したときに、前記周辺装置を使用する周辺装
置使用手段とを含む、ことを特徴とする。
【0012】この第2の観点にかかる排他制御システム
によれば、前記周辺装置使用ノード記憶手段に前記周辺
装置を使用していると記憶されているノードに何らかの
障害が発生していることを、前記動作状態判別手段によ
って判別することができる。このため、他のノードの障
害を容易に検出することができ、障害が生じているノー
ドによる前記周辺装置の無駄な占有を防ぐことができ
る。
【0013】上記第2の観点にかかる排他制御システム
において、前記動作状態判別手段は、自身から他のノー
ドへ返答を要求をする返答要求手段と、この返答要求手
段による返答要求に対して前記他のノードから自身への
返答があったかどうかを判別する返答判別手段を含み、
前記返答判別手段が返答があったと判別したときに、前
記動作状態が正常であると判別するものとすることがで
きる。
【0014】また、上記第1、第2の観点にかかる排他
制御システムにおいて、前記複数のノードのそれぞれ
は、さらに、前記周辺装置の使用の解除を要求する使用
解除要求手段と、この使用解除要求手段が前記周辺装置
の使用の解除を要求したときに、自身の前記周辺装置使
用ノード記憶手段に自身が前記周辺装置を使用しないこ
とを記憶させる第3の記憶制御手段と、この使用解除要
求手段が前記周辺装置の使用の解除を要求したときに、
他のノードの前記周辺装置使用ノード記憶手段に前記通
信回線を介して自身が前記周辺装置を使用しないことを
記憶させる第4の記憶制御手段とを備える、ものとする
ことができる。
【0015】すなわち、各前記複数のノードは、前記周
辺装置の使用を終了すれば、他のノードが前記周辺装置
を使用できるようにするために前記周辺装置の使用の解
除を要求する必要がある。そこで、上記構成により、前
記周辺装置を使用していたノードが前記周辺装置の使用
を終了したときに、該ノードを含むすべてのノードの前
記周辺装置使用ノード記憶手段に該ノードが使用しない
ことを記憶させることができる。これにより、他のノー
ドが前記周辺装置の使用を要求したときに、他のノード
が前記周辺装置を使用できるようになる。
【0016】上記第1、第2の観点にかかる排他制御シ
ステムにおいて、例えば、前記周辺装置使用ノード記憶
手段は、前記複数のノードのそれぞれに対応するフラグ
によってどのノードが前記周辺装置を使用しているかを
記憶するものとすることができる。
【0017】この場合、上記第2の観点にかかる排他制
御システムにおいて、該ノードが前記周辺装置の使用を
要求したときには、前記周辺装置の使用を要求したノー
ドに対応するフラグを使用状態にセットすると共に、前
記周辺装置を使用していたノードに対応するフラグを不
使用状態にリセットすればよい。
【0018】なお、上記第1、第2の観点にかかる排他
制御システムにおいて、前記周辺装置は、磁気テープ装
置であることを好適とする。
【0019】磁気テープ装置では、所望のデータを読み
出すために、テープの巻き戻し等の動作を行わなければ
ならない。しかしながら、この動作に必要な時間は磁気
テープ装置の種類によって一定せず、どれだけの時間磁
気テープ装置を占有していたら、障害が発生したノード
による占有であると一義的に定めることは困難である。
このため、上記排他制御システムを利用することによっ
て、障害が発生したノードによる磁気テープ装置の占有
を容易に検出することができる。
【0020】なお、上記第1、第2の観点にかかる排他
制御システムにおいて、前記周辺装置は、前記複数のノ
ードのそれぞれに個別に接続されているものとすること
も、前記通信回線に接続されているものとすることもで
きる。
【0021】また、上記第1の目的を達成するため、本
発明の第3の観点にかかる排他制御方法は、通信回線を
介して互いに接続された複数のノードと、該複数のノー
ドに共通して接続された周辺装置とを備え、該複数のノ
ードのそれぞれが、前記周辺装置を使用しているノード
を記憶する周辺装置使用ノード記憶手段を有するクラス
タ結合型システムにおいて、前記複数のノードのいずれ
かが前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要求ス
テップと、この周辺装置使用要求ステップにおいて前記
周辺装置の使用を要求したノードの前記周辺装置使用ノ
ード記憶手段を参照して、前記周辺装置の使用を要求し
たノード以外の他のノードが前記周辺装置を使用してい
るかどうかを判別する使用判別ステップと、この使用判
別ステップにおいて前記他のノードが前記周辺装置を使
用していないと判別したときに、前記周辺装置使用要求
ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求したノード
の前記周辺装置使用ノード記憶手段に、該ノードが前記
周辺装置を使用することを記憶させる第1の記憶制御ス
テップと、前記使用判別ステップにおいて前記他のノー
ドが前記周辺装置を使用していないと判別したときに、
前記通信回線を介して前記他のノードの前記周辺装置使
用ノード記憶手段に、前記周辺装置使用要求ステップに
おいて前記周辺装置の使用を要求したノードが前記周辺
装置を使用することを記憶させる第2の記憶制御ステッ
プと、前記使用判別ステップにおいて前記他のノードが
前記周辺装置を使用していないと判別したときに、前記
周辺装置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用
を要求したノードが前記周辺装置を使用する周辺装置使
用ステップと、を含むことを特徴とする。
【0022】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明の第4の観点にかかる排他制御方法は、通信回線を
介して互いに接続された複数のノードと、該複数のノー
ドに共通して接続された周辺装置とを備え、該前記複数
のノードのそれぞれが、前記周辺装置を使用しているノ
ードを記憶した周辺装置使用ノード記憶手段を有するク
ラスタ結合型システムにおいて、前記複数のノードのい
ずれかが前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要
求ステップと、この周辺装置使用要求ステップにおいて
前記周辺装置の使用を要求したノードの前記周辺装置使
用ノード記憶手段を参照して、前記周辺装置の使用を要
求したノード以外の他のノードが前記周辺装置を使用し
ているかどうかを判別する使用判別ステップと、この使
用判別ステップにおいて前記他のノードが前記周辺装置
を使用していると判別したときに、該他のノードの動作
状態が正常であるかどうかを前記通信回線を介して判別
する動作状態判別ステップと、この動作状態判別ステッ
プにおいて前記他のノードの動作状態が正常でないと判
別したときに、前記周辺装置使用要求ステップにおいて
前記周辺装置の使用を要求したノードの前記周辺装置使
用ノード記憶手段に、該ノードが前記周辺装置を使用す
ることを記憶させる第1の記憶制御ステップと、前記動
作状態判別ステップにおいて前記他のノードの動作状態
が正常でないと判別したときに、前記周辺装置使用要求
ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求したノード
以外のノードの前記周辺装置使用ノード記憶手段に、前
記周辺装置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の使
用を要求したノードが前記周辺装置を使用することを記
憶させる第2の記憶制御ステップと、前記動作状態判別
ステップにおいて前記他のノードの動作状態が正常でな
いと判別したときに、前記周辺装置使用要求ステップに
おいて前記周辺装置の使用を要求したノードが前記周辺
装置を使用する周辺装置使用ステップと、を含むことを
特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するため、本
発明の第5の観点にかかる記録媒体は、通信回線を介し
て互いに接続された複数のノードと、該複数のノードに
共通して接続された周辺装置とを備え、該複数のノード
のそれぞれが、前記周辺装置を使用しているノードを記
憶する周辺装置使用ノード記憶手段を有するクラスタ結
合型システムにおいて、前記複数のノードのそれぞれ
に、前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要求処
理と、自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照し
て、自身以外の他のノードが前記周辺装置を使用してい
るかどうかを判別する使用判別処理と、この使用判別処
理において前記他のノードが前記周辺装置を使用してい
ないと判別したときに、自身の前記周辺装置使用ノード
記憶手段に、自身が前記周辺装置を使用することを記憶
させる第1の記憶制御処理と、前記使用判別処理におい
て前記他のノードが前記周辺装置を使用していないと判
別したときに、前記通信回線を介して前記他のノードの
前記周辺装置使用ノード記憶手段に、自身が前記周辺装
置を使用することを記憶させる第2の記憶制御処理と、
前記使用判別処理において前記他のノードが前記周辺装
置を使用していないと判別したときに、前記周辺装置を
使用する周辺装置使用処理と、を実行させるプログラム
を記録したことを特徴とする記録媒体。
【0024】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明の第6の観点にかかる記録媒体は、通信回線を介し
て互いに接続された複数のノードと、該複数のノードに
共通して接続された周辺装置とを備え、該前記複数のノ
ードのそれぞれが、前記周辺装置を使用しているノード
を記憶した周辺装置使用ノード記憶手段を有するクラス
タ結合型システムにおいて、前記複数のノードのそれぞ
れに、前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要求
処理と、自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照
して、自身以外の他のノードが前記周辺装置を使用して
いるかどうかを判別する使用判別処理と、この使用判別
処理において前記他のノードが前記周辺装置を使用して
いると判別したときに、該他のノードの動作状態が正常
であるかどうかを前記通信回線を介して判別する動作状
態判別処理と、この動作状態判別処理において前記他の
ノードの動作状態が正常でないと判別したときに、自身
の前記周辺装置使用ノード記憶手段に、該ノードが前記
周辺装置を使用することを記憶させる第1の記憶制御処
理と、前記動作状態判別処理において前記他のノードの
動作状態が正常でないと判別したときに、前記他のノー
ドの前記周辺装置使用ノード記憶手段に、自身が前記周
辺装置を使用することを記憶させる第2の記憶制御処理
と、前記動作状態判別処理において前記他のノードの動
作状態が正常でないと判別したときに、前記周辺装置を
使用する周辺装置使用処理と、を実行させるプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態のクラスタ結
合型システムの構成を示すブロック図である。
【0027】図示するように、このクラスタ結合型シス
テムは、第1ノード1と、第2ノード2と、通信回線網
3と、クロスコール磁気テープ装置4とから構成され
る。第1ノード1と第2ノード2とは、通信回線網3を
介して接続されている。また、第1ノード1、第2ノー
ド2は、それぞれクロスコール磁気テープ装置4と接続
されている。
【0028】第1ノード1は、バス10を介して互いに
接続されたCPU(中央処理装置)11と、主記憶装置
12と、ノード間接続装置13と、磁気テープ制御部1
4とから構成されるコンピュータである。第1ノード1
のバス10には、記録媒体15を接続することができ
る。
【0029】第2ノード2は、バス20を介して互いに
接続されたCPU21と、主記憶装置22と、ノード間
接続装置23と、磁気テープ制御部24とから構成され
るコンピュータである。第2ノード2のバス20には、
記録媒体25を接続することができる。
【0030】このように、第1ノード1と第2ノード2
の構成は実質的に同一である。
【0031】CPU11、21は、図5、図6のフロー
チャートに示すプログラムなどの処理プログラムを実行
し、また、それぞれシステムプログラムに基づいて第1
ノード1、第2ノード2内の各部を制御する。
【0032】主記憶装置12、22は、半導体メモリに
よって構成され、それぞれCPU11、21の処理プロ
グラムや処理データなどを格納する。
【0033】ノード間接続装置13、23は、第1ノー
ド1と第2ノード2との間のデータの送受信を制御する
ものである。
【0034】磁気テープ制御部14、24は、それぞれ
後述するクロスコール磁気テープ装置4のクロスコール
制御装置42a、42bと接続線51、52を介して接
続されており、第1ノード1及び第2ノード2とクロス
コール磁気テープ装置4との間のデータの送受信を制御
する入出力制御装置である。
【0035】通信回線網3は、第1ノード1と第2ノー
ド2とを接続する高速の通信回線である。通信回線網3
は、第1ノード1のノード間接続装置13と第2ノード
2のノード間接続装置23とに接続されている。通信回
線網3と第1ノード1及び第2ノード2との接続の形態
は、バス型、リング型、或いは専用接続など様々な形態
をとることができる。
【0036】CPU11、21は、それぞれノード間接
続装置13、23及び通信回線網3を介して他のノード
の主記憶装置22、12にアクセスすることができる。
【0037】クロスコール磁気テープ装置4は、第1ノ
ード1及び第2ノード2から共通にアクセスできるよう
に構成された磁気テープ装置である。
【0038】クロスコール磁気テープ装置4は、磁気テ
ープ装置41と、この磁気テープ装置41にそれぞれ接
続線43a、43bを介して接続されたクロスコール制
御装置42a、42bとから構成される。
【0039】磁気テープ装置41は、順次アクセス方式
のファイルを記憶する補助記憶装置である。クロスコー
ル制御装置42a、42bは、磁気テープ装置41のフ
ァイルオープン、ファイルクローズ、データの書き込み
及び読み込みなどを制御し、また、それぞれ第1ノード
1、第2ノード2の磁気テープ制御部14、24との間
のデータの伝送を制御する入出力制御装置である。
【0040】図1のクラスタ結合型システムの第1ノー
ド1及び第2ノード2は、主記憶装置12、22に格納
されたプログラムの実行またはデータの使用をCPU1
1、21が実行し、また、所定のプログラムをノード間
接続装置13、23或いは磁気テープ制御部14、24
が実行することによって、図2の機能ブロック図に示す
機能を実現する。ここで、第1ノード1と第2ノード2
の機能は実質的に同一である。
【0041】図示するように、第1ノード1及び第2ノ
ード2で実現される機能はそれぞれ、送受信制御部1
a、2aと、OS制御機構1b、2bと、装置使用ノー
ド記憶部1c、2cと、磁気テープ装置使用部1d、2
dと、プロセス1e、2eと、システムコールインター
フェース1f、2fとからなる。
【0042】送受信制御部1a、2aは、OS制御機構
1b、2bからの指示に従って、それぞれ通信回線網3
を介して第1ノード1と第2ノード2との間のデータの
送受信を制御するものである。
【0043】OS制御機構1b、2bは、それぞれ第1
ノード1及び第2ノード2のオペレーティングシステム
であり、ここでは、デバイスドライバなどを含まない狭
義のオペレーティングシステムである。
【0044】OS制御機構1b、2bはそれぞれ、図3
に示すように、装置使用判別部51と、自己ノード記憶
制御部52と、他ノード記憶制御部53と、動作状態判
別部54とを含む。
【0045】装置使用判別部51は、プロセス1eがク
ロスコール磁気テープ装置4の使用を要求したときに、
装置使用ノード記憶部1c、2cを参照して、他方側の
ノードがクロスコール磁気テープ装置4を使用中である
かどうかを判別する。使用中でないと判別したときは、
磁気テープ装置使用部1dを後述するようにオープン状
態に遷移させる。装置使用判別部51は、また、磁気テ
ープ装置使用部1dが後述するクローズ状態にあるかど
うかを判別する。装置使用判別部51は、その判別結果
に従って自己ノード記憶制御部52及び他ノード記憶制
御部53に指示を送る。
【0046】自己ノード記憶制御部52は、装置使用判
別部51または他ノード記憶制御部53からの指示に従
って、自己のノードの装置使用状態記憶部1c、2cに
後述する装置状態フラグをセット、リセットする。
【0047】他ノード記憶制御部53は、装置使用判別
部51からの判別結果に従って当該ノードがクロスコー
ル磁気テープ装置4を使用することを他方側のノードの
他ノード記憶制御部に通知し、また、他方側のノードの
他ノード記憶制御部からの通知を受信する。他ノード記
憶制御部53は、他方側のノードの他ノード記憶制御部
からの通知に従って、自己ノード記憶制御部52に指示
を送る。
【0048】動作状態判別部54は、装置使用判別部5
1が他方側のノードがクロスコール磁気テープ装置4を
使用中であると判別したときに、他方側のノードの動作
状態を判別する。他方側のノードの動作状態の判別は、
返答要求部54aから他方側のノードへ返答を要求し、
他方側のノードの返答部54bからの返答を返答受信/
判別部54cが受信したと判別することによって行う。
【0049】図4の装置使用ノード記憶部1c、2c
は、それぞれOS制御機構1b、2bの自己ノード記憶
制御部52によって管理される。第1ノード1の装置使
用ノード記憶部1cと第2ノード2の装置使用ノード記
憶部2cとには、実質的に同一の内容のものが記憶され
る。
【0050】装置使用ノード記憶部1c、2cは、図4
に示すように、ノード毎にクロスコール磁気テープ装置
4を使用中であるかどうかを装置状態フラグによって示
すものである。この表中の装置状態フラグがセットされ
ているクラスタが、クロスコール磁気テープ装置4を使
用していることを示す。装置状態フラグがリセットされ
るクラスタは、クロスコール磁気テープ装置4を使用し
ていないことを示す。
【0051】磁気テープ装置使用部1d、2dは、クロ
スコール磁気テープ装置4へのデータの入出力を制御す
るドライバであり、装置使用判別部51からの指示によ
ってオープン状態に遷移され、また、クローズ状態に遷
移されていることを装置使用判別部51に送る。
【0052】プロセス1e、2eは、それぞれ第1ノー
ド1及び第2ノード2が実行する処理の処理単位であ
り、クロスコール磁気テープ装置4の使用及び使用解除
を要求するものである。
【0053】システムコールインターフェース1f、2
fは、プロセス1e、2eが磁気テープ装置使用部1
d、2dを動作させるとき或いはOS制御機構1b、2
bの機能を利用するときに、プロセス1e、2eとの間
のインターフェースをとるものである。
【0054】以下、この実施の形態のクラスタ結合型シ
ステムにおけるクロスコール磁気テープ装置4の使用を
排他制御する処理について説明する。
【0055】ここでは、第1ノード1のプロセス1eが
クロスコール磁気テープ装置4にデータの入出力を要求
する場合を例にして説明する。プロセス1eがクロスコ
ール磁気テープ装置4にデータの入出力を行う場合、ク
ロスコール磁気テープ装置4を占有する必要があり、ク
ロスコール磁気テープ装置4の使用を要求する。
【0056】図5は、プロセス1eがクロスコール磁気
テープ装置4の使用を要求した時の処理を示すフローチ
ャートである。
【0057】このフローチャートの処理は、プロセス1
eがシステムコールインターフェース1f及び磁気テー
プ装置使用部1dを介してOS制御機構1bにクロスコ
ール磁気テープ装置4の使用を要求したときに開始し、
OS制御機構1bの制御の下で実行される。
【0058】処理が開始すると、自己ノード制御記憶部
52は、第1ノード1の装置使用ノード記憶部1c中の
第2ノード2の装置状態フラグを検索する(S11)。
そして、検索した装置状態フラグに基づいて、装置使用
判別部51が第2ノード2のプロセス2eがクロスコー
ル磁気テープ装置4を使用中であるかどうかを判定する
(S12)。
【0059】ステップS12でプロセス2eがクロスコ
ール磁気テープ装置4を使用中でないと判定したとき
は、装置使用判別部51は、他ノード記憶制御部53、
送受信制御部1a、通信回線網3及び送受信制御部2a
を介して第2ノード2の他ノード記憶制御部53に第1
ノード1がクロスコール磁気テープ装置4を使用するこ
とを通知する。第2ノード2の他ノード記憶制御部53
は、この通知を受けると、第2ノード2の自己記憶制御
部52に指示を送り、装置使用ノード記憶部2c内の第
1ノード1の装置状態フラグをセットさせる(S1
3)。次に、装置使用判別部51からの指示によって第
1ノード1の自己ノード記憶制御部52の装置管理テー
ブル1c内の第1ノード1の装置状態フラグをセットさ
せる(S14)。そして、装置使用判別部51は、磁気
テープ装置使用部1dに指示を送って磁気テープ装置使
用部1dをオープンの状態(クロスコール磁気テープ装
置4にアクセスするためのプログラムを実行できる状
態)に遷移させる。(S15)。そして、このフローチ
ャートの処理を終了する。
【0060】ステップS12でプロセス2eがクロスコ
ール磁気テープ装置4を使用中であると判定したとき
は、装置使用判別部51から動作状態判別部54に指示
を送り、第2ノード2の動作状態を検査させる。この動
作状態の検査は、第1ノード1の返答要求部54aから
第2ノード2へ返答を要求をすることによって行う(S
16)。そして、この返答要求に対して第2ノード2の
返答部54bからの返答を返答受信/判別部54cが受
信した場合は第2ノード2は正常に動作していると判定
する。一方、返答がなかったと返答受信/判別部54c
が判別したときは、第2ノード2に何らかの障害が発生
していると考えられる。すなわち、返答受信/判別部5
4cの返答の有無により第2ノードの動作状態が正常で
あるかどうかを判定する(S17)。
【0061】ステップS17で第2ノード2との動作状
態が正常であると判定したときは、プロセス1eを実行
可能状態のプロセスの待ち行列に加える。これにより、
プロセス1eは、実行可能状態のプロセスとなり、第2
ノード2がクロスコール磁気テープ装置4の使用を解除
するのを待機する(S18)。そして、このフローチャ
ートの処理を終了する。
【0062】ステップS17で第2ノード2の動作状態
が正常でないと判定したときは、第2ノード2に何らか
の障害が生じていると判断できる。そこで、動作状態判
別部54は、自己ノード記憶制御部52に装置使用ノー
ド記憶部1c内の第2ノード2の装置状態フラグをリセ
ットさせる。これにより、第1ノード1だけに着目した
場合、第2ノード2によるクロスコール磁気テープ装置
4の使用が解放されていることとなる(S19)。そし
て、再びステップS11の処理に戻る。この場合、ステ
ップS12で第2ノード2がクロスコール磁気テープ装
置4を使用中でないと判定されることとなるので、ステ
ップS15で磁気テープ装置使用部1dがオープン状態
に遷移されて、第1ノード1がクロスコール磁気テープ
装置4を使用できるようになる。
【0063】プロセス1eは、ステップS15で磁気テ
ープ装置使用部1dがオープン状態に遷移されると、磁
気テープ装置使用部2dからクロスコール制御装置に所
定の信号が送られる。そして、クロスコール磁気テープ
装置4へのファイルのオープン、データの書き込みまた
は読み込みが行われる。
【0064】そして、プロセス1eは、クロスコール磁
気テープ装置4へのデータの書き込みまたは読み込みを
終了すると、ファイルをクローズし、クロスコール磁気
テープ装置4の使用の解除を要求する。
【0065】図6は、プロセス1eがクロスコール磁気
テープ装置4の使用の解除を要求した時の処理を示すフ
ローチャートである。
【0066】このフローチャートの処理は、プロセス1
eがシステムコールインターフェース1f及び磁気テー
プ装置使用部1dを介してOS制御機構1bにクロスコ
ール磁気テープ装置4の使用の解除を要求したときに開
始し、OS制御機構1bの制御の下で実行される。
【0067】処理が開始すると、まず、装置使用判別部
51は、磁気テープ装置使用部1dがオープン状態に遷
移させられているかどうかを判定する(S21)。
【0068】ステップS21で磁気テープ装置使用部1
dがオープン状態に遷移させられていると判定したとき
は、装置使用判別部51は自己ノード記憶制御部52に
指示を送り、装置使用ノード記憶部1c内の第1ノード
1の装置状態フラグをリセットする(S22)。次に、
装置使用判別部51は、磁気テープ使用部1dに指示を
送り、磁気テープ装置使用部1dをクローズの状態(ク
ロスコール磁気テープ装置4にアクセスするためのプロ
グラムを実行しない状態)に遷移させる。これにより、
第1ノード1のプロセス1eによるクロスコール磁気テ
ープ装置4の使用が解除される(S23)。
【0069】次に、装置使用判別部51は、他ノード記
憶装置53に指示を送り、通信回線網3及び送受信制御
部2aを介して第2ノードのOS制御機構2bに第1ノ
ード1がクロスコール磁気テープ装置4の使用を解除す
ることを通知させる。これにより、第2ノード2の他ノ
ード制御記憶部は、この通知を受けると、第2ノード2
の自己ノード記憶制御部52に指示を送り、装置使用ノ
ード記憶部2c内の第1ノード1の装置状態フラグをリ
セットさせる(S24)。そして、このフローチャート
の処理を終了する。
【0070】ステップS21で磁気テープ装置使用部1
dがオープン状態に遷移させられていない、すなわちク
ローズ状態であると判定したときは、磁気テープ装置使
用部1d及びシステムコールインターフェース1fを介
して、プロセス1eにエラーステータスを返す(S2
5)。そして、このフローチャートの処理を終了する。
【0071】以上説明したように、この実施の形態のク
ラスタ結合型システムでは、クロスコール磁気テープ装
置4の使用を排他制御するための機能をソフトウェアに
よって実現していた。このため、ハードウェアを増加さ
せることなく、クロスコール磁気テープ装置4の使用の
排他制御ができる。また、例えば、第1ノード1のプロ
セス1eでクロスコール磁気テープ装置4の使用を要求
したときに、第1ノード1内の装置使用ノード記憶部1
cのみを参照してクロスコール磁気テープ装置4を使用
することができるので、効率的な排他制御が可能とな
る。
【0072】また、第1ノード1内の装置使用ノード記
憶部1cに第2ノード2の装置状態フラグがセットされ
ていても、第1ノード1と第2ノード2との接続状態を
調べることによって第2ノード2に障害が発生している
かどうかを調べることができる。このため、障害が発生
している第2ノード2にクロスコール磁気テープ装置4
が占有されたまま、第1ノード1がクロスコール磁気テ
ープ装置4を使用できなくなることがない。
【0073】上記の実施の形態では、第1ノード1のプ
ロセス1eがクロスコール磁気テープ装置4の使用及び
使用解除を要求したときの排他制御の処理について説明
した。これに対し、この実施の形態では、第2ノード2
のプロセス2eがクロスコール磁気テープ装置4の使用
及び使用解除を要求したときも、図5、図6のフローチ
ャートに示す処理と同様の排他制御の処理を行う。
【0074】上記の実施の形態では、ステップS19の
処理を終了した後、ステップS11の処理に戻ってい
た。しかし、この場合、ステップS12では必ず第2ノ
ード2がクロスコール磁気テープ装置4を使用中でない
と判断される。このため、ステップS19の処理を終了
した後、ステップS13の処理に進むようにしてもよ
い。
【0075】上記の実施の形態では、第1ノード1と第
2ノード2との2つのノードが通信回線網3によって互
いに接続され、各ノード1、2がクロスコール磁気テー
プ装置4の使用を排他制御していた。しかしながら、本
発明は、クロスコール磁気ディスク装置など他の周辺装
置を排他制御する場合にも適用することができる。
【0076】上記の実施の形態では、第1ノード1と第
2ノード2とは、通信回線網3を介して接続され、第1
ノード1及び第2ノード2とクロスコール磁気ディスク
装置4とはそれぞれバス接続線を介して接続されてい
た。しかしながら、第1ノード1と第2ノード2とが接
続された通信回線網3に、さらにクロスコール磁気ディ
スク装置4が接続された場合にも適用することができ
る。
【0077】上記の実施の形態では、第1ノード1と第
2ノード2の2つのノードが相互接続されたクラスタ結
合型システムに本発明を適用した場合について説明し
た。しかしながら、本発明は、3個以上のノードが相互
接続されたクラスタ結合型システムにも適用することが
できる。この場合、図5のフローチャートのステップS
12で、他のいずれかのノードがクロスコール磁気テー
プ装置4を使用中かどうかを判定すればよい。ここで、
他のいずれかのノードがクロスコール磁気テープ装置4
を使用中でないと判定したときは、ステップS13で他
のすべてのノードにクロスコール磁気テープ装置4を使
用することを通知すればよい。一方、使用中であると判
定したときは、ステップS16、S17でクロスコール
磁気テープ装置4を使用中であるノードとの接続状態を
検査すればよい。
【0078】上記の実施の形態では、第1ノード1と第
2ノード2との2つのノードが通信回線網3によって互
いに接続され、各ノード1、2がクロスコール磁気テー
プ装置4の使用を排他制御していた。しかしながら、本
発明は、クロスコール磁気ディスク装置など他の周辺装
置を排他制御する場合にも適用することができる。
【0079】上記の実施の形態の図2及び図3の機能ブ
ロック図に示した機能は、図1に示す記録媒体(磁気デ
ィスクやCD−ROMなど)15、25にこの機能を実
現するためのプログラムを記憶させ、このプログラムを
実行することによって実現することができる。
【0080】第1ノード1を例にとると、このプログラ
ムは記録媒体15から主記憶装置12に読み込まれ、C
PU11が主記憶装置12に記憶されたプログラムを実
行することで、第1ノード1の動作が制御される。第1
ノード1は、該プログラムの制御によって、図2、図3
に示した各機能、すなわち、送受信制御部1a、OS制
御機構1b(装置使用判別部51、自己ノード記憶制御
部52、他ノード記憶制御部53及び動作状態判別部5
4)、装置使用ノード記憶部1c、磁気テープ装置使用
部1d、クロスコール磁気テープ装置4の使用・使用解
除を要求するプロセス1e、システムコールインターフ
ェース1fの機能を実現し、図5、図6に示したフロー
チャートの処理が実行される。
【0081】なお、第2ノード2についても、第1ノー
ド1の場合と同じである。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハードウェアを増加させることなく、効率的に周辺装置
の使用の排他制御を行うことができる。
【0083】また、障害が発生したノードによる周辺装
置の無駄な占有を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のクラスタ結合型システム
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1のクラスタ結合型システムの第1ノード及
び第2ノードの機能構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2の第1ノード及び第2ノード内のOS制御
機構の機能構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図2の第1ノード及び第2ノード中の装置使用
ノード記憶部を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態において第1ノードのプロ
セスがクロスコール磁気テープ装置の使用を要求した時
の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態において第1ノードのプロ
セスがクロスコール磁気テープ装置の使用の解除を要求
した時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1ノード 2 第2ノード 3 通信回線網 4 クロスコール磁気テープ装置 10、20 バス 11、21 CPU(Central Processing Unit) 12、22 主記憶装置 13、23 ノード間接続装置 14、24 磁気テープ制御部 1a、2a 送受信制御部 1b、2b OS制御機構 1c、2c 装置使用ノード記憶部 1d、2d 磁気テープ装置使用部 1e、2e プロセス 1f、2f システムコールインターフェース 41 磁気テープ装置 42a、42b クロスコール制御装置 43a、43b 接続線 51、52 接続線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して互いに接続された複数の
    ノードと、これら複数のノードに共通して接続された周
    辺装置とを備え、 前記複数のノードのそれぞれが、 前記複数のノードのうち前記周辺装置を使用しているノ
    ードを記憶する周辺装置使用ノード記憶手段と、 前記周辺装置の使用を要求する使用要求手段と、 この使用要求手段が前記周辺装置の使用を要求したとき
    に、自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照し
    て、他のノードが前記周辺装置を使用しているかどうか
    を判別する使用判別手段と、 この使用判別手段が他のノードが前記周辺装置を使用し
    ていないと判別したときに、自身の前記周辺装置使用ノ
    ード記憶手段に自身が前記周辺装置を使用することを記
    憶させる第1の記憶制御手段と、 前記使用判別手段が他のノードが前記周辺装置を使用し
    ていないと判別したときに、他のノードの前記周辺装置
    使用ノード記憶手段に前記通信回線を介して自身が前記
    周辺装置を使用することを記憶させる第2の記憶制御手
    段と、 前記使用判別手段が他のノードが前記周辺装置を使用し
    ていないと判別したときに、前記周辺装置を使用する周
    辺装置使用手段とを含む、 ことを特徴とする排他制御システム。
  2. 【請求項2】通信回線を介して互いに接続された複数の
    ノードと、これら複数のノードに共通して接続された周
    辺装置とを備え、 前記複数のノードのそれぞれが、 前記複数のノードのうち前記周辺装置を使用しているノ
    ードを記憶する周辺装置使用ノード記憶手段と、 前記周辺装置の使用を要求する使用要求手段と、 この使用要求手段が前記周辺装置の使用を要求したとき
    に、自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照し
    て、他のノードが前記周辺装置を使用しているかどうか
    を判別する使用判別手段と、 この使用判別手段が他のノードが前記周辺装置を使用し
    ていると判別したときに、該他のノードの動作状態が正
    常であるかどうかを前記通信回線を介して判別する動作
    状態判別手段と、 この動作状態判別手段が前記他のノードの動作状態が正
    常でないと判別したときに、自身の前記周辺装置使用ノ
    ード記憶手段に自身が前記周辺装置を使用することを記
    憶させる第1の記憶制御手段と、 前記動作状態判別手段が前記他のノードの動作状態が正
    常でないと判別したときに、前記他のノードの前記周辺
    装置使用ノード記憶手段に前記通信回線を介して自身が
    前記周辺装置を使用することを記憶させる第2の記憶制
    御手段と、 前記動作状態判別手段が前記他のノードの動作状態が正
    常でないと判別したときに、前記周辺装置を使用する周
    辺装置使用手段とを含む、 ことを特徴とする排他制御システム。
  3. 【請求項3】前記動作状態判別手段が、 自身から他のノードへ返答を要求をする返答要求手段
    と、この返答要求手段による返答要求に対して前記他の
    ノードから自身への返答があったかどうかを判別する返
    答判別手段を含み、 前記返答判別手段が返答があったと判別したときに、前
    記他のノードの動作状態が正常であると判別する、 ことを特徴とする請求項2に記載の排他制御システム。
  4. 【請求項4】前記複数のノードのそれぞれが、 前記周辺装置の使用の解除を要求する使用解除要求手段
    と、 この使用解除要求手段が前記周辺装置の使用の解除を要
    求したときに、自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段
    に自身が前記周辺装置を使用しないことを記憶させる第
    3の記憶制御手段と、 この使用解除要求手段が前記周辺装置の使用の解除を要
    求したときに、他のノードの前記周辺装置使用ノード記
    憶手段に前記通信回線を介して自身が前記周辺装置を使
    用しないことを記憶させる第4の記憶制御手段とを備え
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の排他制御システム。
  5. 【請求項5】前記周辺装置使用ノード記憶手段が、前記
    複数のノードのそれぞれに対応するフラグによってどの
    ノードが前記周辺装置を使用しているかを記憶する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の排他制御システム。
  6. 【請求項6】前記周辺装置は、磁気テープ装置である、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の排他制御システム。
  7. 【請求項7】通信回線を介して互いに接続された複数の
    ノードと、該複数のノードに共通して接続された周辺装
    置とを備え、該複数のノードのそれぞれが、前記周辺装
    置を使用しているノードを記憶する周辺装置使用ノード
    記憶手段を含むクラスタ結合型システムにおいて、 前記複数のノードのいずれかが前記周辺装置の使用を要
    求する周辺装置使用要求ステップと、 この周辺装置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の
    使用を要求したノードの前記周辺装置使用ノード記憶手
    段を参照して、前記周辺装置の使用を要求したノード以
    外の他のノードが前記周辺装置を使用しているかどうか
    を判別する使用判別ステップと、 この使用判別ステップにおいて前記他のノードが前記周
    辺装置を使用していないと判別したときに、前記周辺装
    置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求
    したノードの前記周辺装置使用ノード記憶手段に、該ノ
    ードが前記周辺装置を使用することを記憶させる第1の
    記憶制御ステップと、 前記使用判別ステップにおいて前記他のノードが前記周
    辺装置を使用していないと判別したときに、前記通信回
    線を介して前記他のノードの前記周辺装置使用ノード記
    憶手段に、前記周辺装置使用要求ステップにおいて前記
    周辺装置の使用を要求したノードが前記周辺装置を使用
    することを記憶させる第2の記憶制御ステップと、 前記使用判別ステップにおいて前記他のノードが前記周
    辺装置を使用していないと判別したときに、前記周辺装
    置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求
    したノードが前記周辺装置を使用する周辺装置使用ステ
    ップと、 を含むことを特徴とする排他制御方法。
  8. 【請求項8】通信回線を介して互いに接続された複数の
    ノードと、該複数のノードに共通して接続された周辺装
    置とを備え、該前記複数のノードのそれぞれが、前記周
    辺装置を使用しているノードを記憶した周辺装置使用ノ
    ード記憶手段を有するクラスタ結合型システムにおい
    て、 前記複数のノードのいずれかが前記周辺装置の使用を要
    求する周辺装置使用要求ステップと、 この周辺装置使用要求ステップにおいて前記周辺装置の
    使用を要求したノードの前記周辺装置使用ノード記憶手
    段を参照して、前記周辺装置の使用を要求したノード以
    外の他のノードが前記周辺装置を使用しているかどうか
    を判別する使用判別ステップと、 この使用判別ステップにおいて前記他のノードが前記周
    辺装置を使用していると判別したときに、該他のノード
    の動作状態が正常であるかどうかを前記通信回線を介し
    て判別する動作状態判別ステップと、 この動作状態判別ステップにおいて前記他のノードの動
    作状態が正常でないと判別したときに、前記周辺装置使
    用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求した
    ノードの前記周辺装置使用ノード記憶手段に、該ノード
    が前記周辺装置を使用することを記憶させる第1の記憶
    制御ステップと、 前記動作状態判別ステップにおいて前記他のノードの動
    作状態が正常でないと判別したときに、前記周辺装置使
    用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求した
    ノード以外のノードの前記周辺装置使用ノード記憶手段
    に、前記周辺装置使用要求ステップにおいて前記周辺装
    置の使用を要求したノードが前記周辺装置を使用するこ
    とを記憶させる第2の記憶制御ステップと、 前記動作状態判別ステップにおいて前記他のノードの動
    作状態が正常でないと判別したときに、前記周辺装置使
    用要求ステップにおいて前記周辺装置の使用を要求した
    ノードが前記周辺装置を使用する周辺装置使用ステップ
    と、 を含むことを特徴とする排他制御方法。
  9. 【請求項9】通信回線を介して互いに接続された複数の
    ノードと、該複数のノードに共通して接続された周辺装
    置とを備え、該複数のノードのそれぞれが、前記周辺装
    置を使用しているノードを記憶する周辺装置使用ノード
    記憶手段を有するクラスタ結合型システムにおいて、 前記複数のノードのそれぞれに、 前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要求処理
    と、 自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照して、自
    身以外の他のノードが前記周辺装置を使用しているかど
    うかを判別する使用判別処理と、 この使用判別処理において前記他のノードが前記周辺装
    置を使用していないと判別したときに、自身の前記周辺
    装置使用ノード記憶手段に、自身が前記周辺装置を使用
    することを記憶させる第1の記憶制御処理と、 前記使用判別処理において前記他のノードが前記周辺装
    置を使用していないと判別したときに、前記通信回線を
    介して前記他のノードの前記周辺装置使用ノード記憶手
    段に、自身が前記周辺装置を使用することを記憶させる
    第2の記憶制御処理と、 前記使用判別処理において前記他のノードが前記周辺装
    置を使用していないと判別したときに、前記周辺装置を
    使用する周辺装置使用処理と、 を実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記
    録媒体。
  10. 【請求項10】通信回線を介して互いに接続された複数
    のノードと、該複数のノードに共通して接続された周辺
    装置とを備え、該前記複数のノードのそれぞれが、前記
    周辺装置を使用しているノードを記憶した周辺装置使用
    ノード記憶手段を有するクラスタ結合型システムにおい
    て、 前記複数のノードのそれぞれに、 前記周辺装置の使用を要求する周辺装置使用要求処理
    と、 自身の前記周辺装置使用ノード記憶手段を参照して、自
    身以外の他のノードが前記周辺装置を使用しているかど
    うかを判別する使用判別処理と、 この使用判別処理において前記他のノードが前記周辺装
    置を使用していると判別したときに、該他のノードの動
    作状態が正常であるかどうかを前記通信回線を介して判
    別する動作状態判別処理と、 この動作状態判別処理において前記他のノードの動作状
    態が正常でないと判別したときに、自身の前記周辺装置
    使用ノード記憶手段に、該ノードが前記周辺装置を使用
    することを記憶させる第1の記憶制御処理と、 前記動作状態判別処理において前記他のノードの動作状
    態が正常でないと判別したときに、前記他のノードの前
    記周辺装置使用ノード記憶手段に、自身が前記周辺装置
    を使用することを記憶させる第2の記憶制御処理と、 前記動作状態判別処理において前記他のノードの動作状
    態が正常でないと判別したときに、前記周辺装置を使用
    する周辺装置使用処理と、 を実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記
    録媒体。
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JP9214829A Pending JPH1153330A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 排他制御システム及び方法並びに記録媒体

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JP (1) JPH1153330A (ja)

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