JPH1153754A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
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- JPH1153754A JPH1153754A JP9211040A JP21104097A JPH1153754A JP H1153754 A JPH1153754 A JP H1153754A JP 9211040 A JP9211040 A JP 9211040A JP 21104097 A JP21104097 A JP 21104097A JP H1153754 A JPH1153754 A JP H1153754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- beam shaping
- shaping prism
- wavelength
- semiconductor laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の光ピックアップでは、光の波長が変化す
ると、ビーム整形プリズムの第一面に入射する光の入射
角が同じ角度であっても、その第二面から出射する光の
出射角が変化するという課題があった。 【解決手段】光ピックアップが、所定のピッチpを有す
るグレーティング11を備えることによって、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが変化しても、その変化し
た各波長において、グレーティング11が光を回折する
さいの光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4が光を
透過させるさいの光の曲がり角度をキャンセルし、ビー
ム整形プリズム4の第二面4bから出射する光は、常
に、その第二面4bから実質上垂直に出射する。
ると、ビーム整形プリズムの第一面に入射する光の入射
角が同じ角度であっても、その第二面から出射する光の
出射角が変化するという課題があった。 【解決手段】光ピックアップが、所定のピッチpを有す
るグレーティング11を備えることによって、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが変化しても、その変化し
た各波長において、グレーティング11が光を回折する
さいの光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4が光を
透過させるさいの光の曲がり角度をキャンセルし、ビー
ム整形プリズム4の第二面4bから出射する光は、常
に、その第二面4bから実質上垂直に出射する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDなどの光デ
ィスクに情報を記録および/または再生する光ピックア
ップに関するものである。
ィスクに情報を記録および/または再生する光ピックア
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報を記録および/または再生す
る光ディスクは、650MBの容量のCD−ROMに加
えて、4.7GBの大容量のDVD−ROMが実用化さ
れてきており、また、リライタブル光ディスクもより身
近なものになってきている。したがって、例えばパソコ
ンのような、これら光ディスクを取り扱う装置では、光
ディスクに情報を記録および/または再生する光ピック
アップが、必要不可欠な存在となっている。
る光ディスクは、650MBの容量のCD−ROMに加
えて、4.7GBの大容量のDVD−ROMが実用化さ
れてきており、また、リライタブル光ディスクもより身
近なものになってきている。したがって、例えばパソコ
ンのような、これら光ディスクを取り扱う装置では、光
ディスクに情報を記録および/または再生する光ピック
アップが、必要不可欠な存在となっている。
【0003】このような従来の光ピックアップを図3を
参照して説明する。図3に示すように、先ず、半導体レ
ーザー1が光を出射し、コリメートレンズ2がその光を
平行ビームにして、その平行ビームが、回折格子3を通
過し、ビーム整形プリズム4によって水平方向のビーム
径のみが拡大され、ビームスプリッタ5をさらに透過
し、対物レンズ6によって光ディスク7上に集光され
る。そして、その光ディスク7上に集光された光は、光
ディスク7で反射し、再び対物レンズ6で集められ、ビ
ームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射された後、検
出レンズ8、シリンダーレンズ9を透過し、受光素子1
0にて受光される。このように、従来の光ピックアップ
は、半導体レーザー1からの光を光ディスク7上に集光
し、その光ディスク7で反射した光を受光素子10が受
光することによって、光ディスク7に情報を記録および
/または再生する装置である。
参照して説明する。図3に示すように、先ず、半導体レ
ーザー1が光を出射し、コリメートレンズ2がその光を
平行ビームにして、その平行ビームが、回折格子3を通
過し、ビーム整形プリズム4によって水平方向のビーム
径のみが拡大され、ビームスプリッタ5をさらに透過
し、対物レンズ6によって光ディスク7上に集光され
る。そして、その光ディスク7上に集光された光は、光
ディスク7で反射し、再び対物レンズ6で集められ、ビ
ームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射された後、検
出レンズ8、シリンダーレンズ9を透過し、受光素子1
0にて受光される。このように、従来の光ピックアップ
は、半導体レーザー1からの光を光ディスク7上に集光
し、その光ディスク7で反射した光を受光素子10が受
光することによって、光ディスク7に情報を記録および
/または再生する装置である。
【0004】ところで、光ディスク7には、径が0.5
μm程度の微小な実質上円形の情報エンボスあるいは濃
淡ピットが存在しており、情報は、その情報エンボスあ
るいは濃淡ピットに記録されている。また、その情報エ
ンボスあるいは濃淡ピットは、幅が1μm程度のトラッ
ク内に配置されているので、光ディスク7に情報を記録
および/または再生する場合、光ディスク7上に集光さ
れる光は、径が1μm以下の微小なスポットとなる必要
があり、また、そのスポットを情報エンボスあるいは濃
淡ピットに実質上合致させる必要がある。
μm程度の微小な実質上円形の情報エンボスあるいは濃
淡ピットが存在しており、情報は、その情報エンボスあ
るいは濃淡ピットに記録されている。また、その情報エ
ンボスあるいは濃淡ピットは、幅が1μm程度のトラッ
ク内に配置されているので、光ディスク7に情報を記録
および/または再生する場合、光ディスク7上に集光さ
れる光は、径が1μm以下の微小なスポットとなる必要
があり、また、そのスポットを情報エンボスあるいは濃
淡ピットに実質上合致させる必要がある。
【0005】このため、光ピックアップは、光ディスク
7上に集光されるスポットを、その光ディスク7上の微
小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに合致させるトラ
ッキングサーボとフォーカスサーボとを備えている。実
際には、フォーカスサーボが、非点収差法によりフォー
カス信号を検出し、スポットのピントを常に光ディスク
7上に合焦させ、トラッキングサーボが、3ビーム法に
よりトラック信号を検出し、スポットを正確にトラック
に追従させている。なお、このような非点収差法および
3ビーム法は、公知の技術であって、3ビーム法を用い
るために、回折格子3がコリメートレンズ2からの光を
3ビームに分割し、その結果、光ディスク7には、3つ
のスポットが形成されることになる。また、このような
非点収差法および3ビーム法を用いるために、光ピック
アップの受光素子10は、複数の受光素子から構成され
ている。
7上に集光されるスポットを、その光ディスク7上の微
小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに合致させるトラ
ッキングサーボとフォーカスサーボとを備えている。実
際には、フォーカスサーボが、非点収差法によりフォー
カス信号を検出し、スポットのピントを常に光ディスク
7上に合焦させ、トラッキングサーボが、3ビーム法に
よりトラック信号を検出し、スポットを正確にトラック
に追従させている。なお、このような非点収差法および
3ビーム法は、公知の技術であって、3ビーム法を用い
るために、回折格子3がコリメートレンズ2からの光を
3ビームに分割し、その結果、光ディスク7には、3つ
のスポットが形成されることになる。また、このような
非点収差法および3ビーム法を用いるために、光ピック
アップの受光素子10は、複数の受光素子から構成され
ている。
【0006】次に、ビーム整形プリズム4の構成をその
動作とともに図4を参照して説明する。図4は、回折格
子3からの3ビームのうち、真ん中のメインビームが、
頂角θのビーム整形プリズム4の第一面4aの斜面に入
射角φ1で入射し、第二面4bから垂直に出射した場合
のビームの行路を示す構成図である。ここで、φ2をビ
ーム整形プリズム4に入射したビームの第一面4aでの
屈折角、D1をビーム整形プリズム4に入射したビーム
の水平方向の径、D2をビーム整形プリズム4の第二面
4bから出射したビームの水平方向の径、nをビーム整
形プリズム4の屈折率、mをD1に対するD2の比を示す
ビーム整形倍率とすると、 m=D2/D1 =cosφ2/cosφ1 の関係式が成り立つ。この式に、θ=φ2と、スネルの
法則sinφ1=nsinφ2を代入すると、 m2=(1−sin2θ)/(1−n2sin2θ) の関係式が成り立ち、 sinθ=√(m2−1)/(m2n2−1) …(1) が導かれる。
動作とともに図4を参照して説明する。図4は、回折格
子3からの3ビームのうち、真ん中のメインビームが、
頂角θのビーム整形プリズム4の第一面4aの斜面に入
射角φ1で入射し、第二面4bから垂直に出射した場合
のビームの行路を示す構成図である。ここで、φ2をビ
ーム整形プリズム4に入射したビームの第一面4aでの
屈折角、D1をビーム整形プリズム4に入射したビーム
の水平方向の径、D2をビーム整形プリズム4の第二面
4bから出射したビームの水平方向の径、nをビーム整
形プリズム4の屈折率、mをD1に対するD2の比を示す
ビーム整形倍率とすると、 m=D2/D1 =cosφ2/cosφ1 の関係式が成り立つ。この式に、θ=φ2と、スネルの
法則sinφ1=nsinφ2を代入すると、 m2=(1−sin2θ)/(1−n2sin2θ) の関係式が成り立ち、 sinθ=√(m2−1)/(m2n2−1) …(1) が導かれる。
【0007】ところで、半導体レーザー1からの光の発
散角は、水平方向および垂直方向それぞれに8度、20
度であるので、光ディスク7上に集光される光の形状
が、実質上円形となるためには、つまり、ビーム整形プ
リズム4の第二面4bから出射したビームの断面が円形
となるためには、ビーム整形倍率mは、上述した水平方
向の光の発散角に対する垂直方向の光の発散角の比であ
る2.5でなければならない。
散角は、水平方向および垂直方向それぞれに8度、20
度であるので、光ディスク7上に集光される光の形状
が、実質上円形となるためには、つまり、ビーム整形プ
リズム4の第二面4bから出射したビームの断面が円形
となるためには、ビーム整形倍率mは、上述した水平方
向の光の発散角に対する垂直方向の光の発散角の比であ
る2.5でなければならない。
【0008】したがって、例えば、ビーム整形プリズム
4の材質が硝材のSF11であり、半導体レーザー1が
発する光の波長λが660nmである場合、ビーム整形
プリズム4の屈折率nが、光の波長λに依存して1.7
75571となるので、ビーム整形プリズム4の頂角θ
は、31.99度となる。なお、θ=31.99度は、
(1)式に、m=2.5、n=1.775571を代入
して求められる。
4の材質が硝材のSF11であり、半導体レーザー1が
発する光の波長λが660nmである場合、ビーム整形
プリズム4の屈折率nが、光の波長λに依存して1.7
75571となるので、ビーム整形プリズム4の頂角θ
は、31.99度となる。なお、θ=31.99度は、
(1)式に、m=2.5、n=1.775571を代入
して求められる。
【0009】また、従来の光ピックアップは、図3に示
したように、ビーム整形プリズム4から光ディスク7ま
での距離が長く、厚みが厚いものであったので、図5に
示すように、その従来の光ピックアップを改良した、厚
みが薄い光ピックアップも存在している。その厚みが薄
い光ピックアップは、図3に示した、厚みが厚い光ピッ
クアップでのビーム整形プリズム4の代替として、反射
型ビーム整形プリズム12を用い、その反射型ビーム整
形プリズム12から光ディスク7までの距離を、厚みが
厚い光ピックアップのビーム整形プリズム4から光ディ
スク7までの距離に比べて、短くしている。このような
厚みが薄い光ピックアップは、例えば、ノートパソコン
に内蔵されている。なお、図5のシリンダーレンズ9と
受光素子10は、半導体レーザー1、コリメートレンズ
2、回折格子3、ビーム整形プリズム4、ビームスプリ
ッタ5、反射型ビーム整形プリズム12、および対物レ
ンズ6を含む平面に対して垂直な方向に設置されてい
る。
したように、ビーム整形プリズム4から光ディスク7ま
での距離が長く、厚みが厚いものであったので、図5に
示すように、その従来の光ピックアップを改良した、厚
みが薄い光ピックアップも存在している。その厚みが薄
い光ピックアップは、図3に示した、厚みが厚い光ピッ
クアップでのビーム整形プリズム4の代替として、反射
型ビーム整形プリズム12を用い、その反射型ビーム整
形プリズム12から光ディスク7までの距離を、厚みが
厚い光ピックアップのビーム整形プリズム4から光ディ
スク7までの距離に比べて、短くしている。このような
厚みが薄い光ピックアップは、例えば、ノートパソコン
に内蔵されている。なお、図5のシリンダーレンズ9と
受光素子10は、半導体レーザー1、コリメートレンズ
2、回折格子3、ビーム整形プリズム4、ビームスプリ
ッタ5、反射型ビーム整形プリズム12、および対物レ
ンズ6を含む平面に対して垂直な方向に設置されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体レー
ザー1が発する光の波長λは、半導体レーザ1の周囲の
温度変化や、半導体レーザー1自身が発する光のパワー
の変化によって引き起こされる、半導体レーザー1自身
の温度変化に依存して変化する。また、ビーム整形プリ
ズム4の屈折率nが、光の波長λに依存しているので、
半導体レーザー1が発する光の波長λが変化すると、屈
折率nもそれに応じて変化する。このため、ビーム整形
プリズム4の第一面4aに入射する光の入射角φ1が同
じ角度であっても、ビーム整形プリズム4に入射する光
の波長λが変化すると、ビーム整形プリズム4の第二面
4bから出射する光の出射角は変化するので、光ディス
ク7上に集光されるスポットの位置も動いてしまう。
ザー1が発する光の波長λは、半導体レーザ1の周囲の
温度変化や、半導体レーザー1自身が発する光のパワー
の変化によって引き起こされる、半導体レーザー1自身
の温度変化に依存して変化する。また、ビーム整形プリ
ズム4の屈折率nが、光の波長λに依存しているので、
半導体レーザー1が発する光の波長λが変化すると、屈
折率nもそれに応じて変化する。このため、ビーム整形
プリズム4の第一面4aに入射する光の入射角φ1が同
じ角度であっても、ビーム整形プリズム4に入射する光
の波長λが変化すると、ビーム整形プリズム4の第二面
4bから出射する光の出射角は変化するので、光ディス
ク7上に集光されるスポットの位置も動いてしまう。
【0011】ただし、半導体レーザー1の周囲の温度変
化を比較的小さくすることができるので、その半導体レ
ーザー1の周囲の温度が変化しても、半導体レーザー1
が発する光の波長λの変化は小さく、トラッキングサー
ボは、その波長λの変化に応じて変化する、光ディスク
7上に集光されるスポットの位置をトラックに追従させ
ることができる。
化を比較的小さくすることができるので、その半導体レ
ーザー1の周囲の温度が変化しても、半導体レーザー1
が発する光の波長λの変化は小さく、トラッキングサー
ボは、その波長λの変化に応じて変化する、光ディスク
7上に集光されるスポットの位置をトラックに追従させ
ることができる。
【0012】しかしながら、光ディスク7に情報を記録
する場合では、実際には、情報を記録する動作と情報を
再生する動作が随時繰り返されており、情報を記録する
動作のときには、半導体レーザー1は大きなパワーの光
を発する必要があって、情報を再生する動作のときは、
半導体レーザー1が発する光のパワーは小さなパワーと
なっているので、それら記録と再生の動作が変わる毎に
半導体レーザー1が発する光のパワーは大きく変化する
ことになる。その結果、光のパワーの変化によって引き
起こされる、半導体レーザー1自身の温度変化も大きく
なり、半導体レーザー1が発する光の波長λの変化も大
きくなる。また、光ディスク7に情報を記録した後すぐ
に再生する場合や、情報を再生した後すぐに別の情報を
記録する場合など、記録と再生の動作をすぐに切り替え
る場合でも、同様に、半導体レーザー1が発する光のパ
ワーは大きく変化し、半導体レーザー1からの光の波長
λも大きく変化する。
する場合では、実際には、情報を記録する動作と情報を
再生する動作が随時繰り返されており、情報を記録する
動作のときには、半導体レーザー1は大きなパワーの光
を発する必要があって、情報を再生する動作のときは、
半導体レーザー1が発する光のパワーは小さなパワーと
なっているので、それら記録と再生の動作が変わる毎に
半導体レーザー1が発する光のパワーは大きく変化する
ことになる。その結果、光のパワーの変化によって引き
起こされる、半導体レーザー1自身の温度変化も大きく
なり、半導体レーザー1が発する光の波長λの変化も大
きくなる。また、光ディスク7に情報を記録した後すぐ
に再生する場合や、情報を再生した後すぐに別の情報を
記録する場合など、記録と再生の動作をすぐに切り替え
る場合でも、同様に、半導体レーザー1が発する光のパ
ワーは大きく変化し、半導体レーザー1からの光の波長
λも大きく変化する。
【0013】このように、半導体レーザー1が発する光
の波長λの変化が大きくなると、ビーム整形プリズム4
の第一面4aに入射するビームの入射角φ1が同じ角度
であっても、ビーム整形プリズム4の第二面4bから出
射するビームの出射角は大きく変化し、光ディスク7上
に集光されるスポットの位置も大きく動くので、トラッ
キングサーボは、その大きく動いたスポットの位置をト
ラックに追従させることができなくなる。
の波長λの変化が大きくなると、ビーム整形プリズム4
の第一面4aに入射するビームの入射角φ1が同じ角度
であっても、ビーム整形プリズム4の第二面4bから出
射するビームの出射角は大きく変化し、光ディスク7上
に集光されるスポットの位置も大きく動くので、トラッ
キングサーボは、その大きく動いたスポットの位置をト
ラックに追従させることができなくなる。
【0014】図6は、半導体レーザー1が発する光の波
長λが、図4で用いた光の波長λから変化した場合、そ
の変化した波長の光によるビームが、ビーム整形プリズ
ム4を透過した光路を示す構成図である。ここで、θを
ビーム整形プリズム4の頂角、φ1をビーム整形プリズ
ム4の第一面4aの斜面に入射したビームの入射角、φ
2をビーム整形プリズム4に入射したビームの第一面4
aでの屈折角、φ3をビーム整形プリズム4の第一面4
aで屈折したビームとビーム整形プリズム4の第二面4
bに対する垂線とのなす角、φ4をビーム整形プリズム
4の第二面4bから出射したビームの出射角であるとす
る。なお、θおよびφ1それぞれは、図4で用いたθま
たはφ1と同一のものである。このとき、ビーム整形プ
リズム4の屈折率nとスネルの法則により、 sinφ1=nsinφ2 …(2) nsinφ3=sinφ4 …(3) の関係式が成り立ち、 また、φ3=φ2−θ …(4) の関係式も成り立つ。
長λが、図4で用いた光の波長λから変化した場合、そ
の変化した波長の光によるビームが、ビーム整形プリズ
ム4を透過した光路を示す構成図である。ここで、θを
ビーム整形プリズム4の頂角、φ1をビーム整形プリズ
ム4の第一面4aの斜面に入射したビームの入射角、φ
2をビーム整形プリズム4に入射したビームの第一面4
aでの屈折角、φ3をビーム整形プリズム4の第一面4
aで屈折したビームとビーム整形プリズム4の第二面4
bに対する垂線とのなす角、φ4をビーム整形プリズム
4の第二面4bから出射したビームの出射角であるとす
る。なお、θおよびφ1それぞれは、図4で用いたθま
たはφ1と同一のものである。このとき、ビーム整形プ
リズム4の屈折率nとスネルの法則により、 sinφ1=nsinφ2 …(2) nsinφ3=sinφ4 …(3) の関係式が成り立ち、 また、φ3=φ2−θ …(4) の関係式も成り立つ。
【0015】したがって、例えば、ビーム整形プリズム
4の材質が硝材のSF11であり、そのビーム整形プリ
ズム4の頂角θが31.99度である場合、「従来の技
術」で述べたように、半導体レーザー1が発する光の波
長λが660nmのとき、ビーム整形プリズム4の屈折
率nが1.775571となり、入射角φ1=70.1
689度であれば、出射角φ4=0度、すなわち、ビー
ム整形プリズム4から出射するビームは、第二面4bか
ら垂直に出射することになる。しかしながら、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが、660nmから665
nmに変化すれば、ビーム整形プリズム4の屈折率nが
1.7750563と変化し、入射角φ 1=70.16
89度が同じであっても、出射角φ4=0.01841
5度となるので、対物レンズ6の焦点距離fol=3mm
とすると、光ディスク7上に集光されるスポットの位置
は、fol・tanφ4=0.96μm変化する。
4の材質が硝材のSF11であり、そのビーム整形プリ
ズム4の頂角θが31.99度である場合、「従来の技
術」で述べたように、半導体レーザー1が発する光の波
長λが660nmのとき、ビーム整形プリズム4の屈折
率nが1.775571となり、入射角φ1=70.1
689度であれば、出射角φ4=0度、すなわち、ビー
ム整形プリズム4から出射するビームは、第二面4bか
ら垂直に出射することになる。しかしながら、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが、660nmから665
nmに変化すれば、ビーム整形プリズム4の屈折率nが
1.7750563と変化し、入射角φ 1=70.16
89度が同じであっても、出射角φ4=0.01841
5度となるので、対物レンズ6の焦点距離fol=3mm
とすると、光ディスク7上に集光されるスポットの位置
は、fol・tanφ4=0.96μm変化する。
【0016】図7に、光ディスク7上に集光されるスポ
ットの位置の変化Off Trackと、情報エンボスあるい
は濃淡ピットで反射される光の量の損失の割合Jitter
との関係図を示す。図7に示すように、Off Trackが
0.1μmまでは、Jitterが少ないので、安定した良
好な状態で、光ディスク7に情報を記録および/または
再生することができるが、Off Trackが0.1μmを
越えると、Jitterも多くなるので、正確に、光ディス
ク7に情報を記録および/または再生することができな
くなる。図7を参照すると、上述したように、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが、660nmから665
nmに変化した場合、光ディスク7上に集光されるスポ
ットの位置が0.96μm変化するので、光ディスク7
に情報を記録および/または再生することができなくな
る。なお、図7では、Off Trackが0であっても、Ji
tterは0になっていないが、これは、情報エンボスある
いは濃淡ピットの形状が正確に円形でないことによるも
のである。
ットの位置の変化Off Trackと、情報エンボスあるい
は濃淡ピットで反射される光の量の損失の割合Jitter
との関係図を示す。図7に示すように、Off Trackが
0.1μmまでは、Jitterが少ないので、安定した良
好な状態で、光ディスク7に情報を記録および/または
再生することができるが、Off Trackが0.1μmを
越えると、Jitterも多くなるので、正確に、光ディス
ク7に情報を記録および/または再生することができな
くなる。図7を参照すると、上述したように、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λが、660nmから665
nmに変化した場合、光ディスク7上に集光されるスポ
ットの位置が0.96μm変化するので、光ディスク7
に情報を記録および/または再生することができなくな
る。なお、図7では、Off Trackが0であっても、Ji
tterは0になっていないが、これは、情報エンボスある
いは濃淡ピットの形状が正確に円形でないことによるも
のである。
【0017】また、例えば、ビーム整形プリズム4の材
質が、波長に依存してビームを曲げる角度を変化させる
割合が硝材SF11より小さい、硝材BK7である場
合、波長λ=660nmのとき、ビーム整形プリズム4
の屈折率nが1.513740となるので、ビーム整形
倍率mを考慮すると、(1)式よりθ=38.886度
となり、入射角φ1=71.8590度であれば、ビー
ム整形プリズム4から出射する光は、その第二面4bか
ら垂直に出射することになるが、半導体レーザー1が発
する光の波長λが、660nmから665nmに変化す
ると、ビーム整形プリズム4の屈折率nも1.5135
876と変化し、入射角φ1=71.8590度が同じ
であっても、出射角φ4=0.00704度となる。し
たがって、半導体レーザー1が発する光の波長λが66
5nmに変化した場合、対物レンズ6の焦点距離fol=
3mmとすると、光ディスク7上に集光されるスポット
の位置は、fol・tanφ4=0.37μm変化することに
なり、光ディスク7に情報を記録および/または再生す
ることができなくなる。
質が、波長に依存してビームを曲げる角度を変化させる
割合が硝材SF11より小さい、硝材BK7である場
合、波長λ=660nmのとき、ビーム整形プリズム4
の屈折率nが1.513740となるので、ビーム整形
倍率mを考慮すると、(1)式よりθ=38.886度
となり、入射角φ1=71.8590度であれば、ビー
ム整形プリズム4から出射する光は、その第二面4bか
ら垂直に出射することになるが、半導体レーザー1が発
する光の波長λが、660nmから665nmに変化す
ると、ビーム整形プリズム4の屈折率nも1.5135
876と変化し、入射角φ1=71.8590度が同じ
であっても、出射角φ4=0.00704度となる。し
たがって、半導体レーザー1が発する光の波長λが66
5nmに変化した場合、対物レンズ6の焦点距離fol=
3mmとすると、光ディスク7上に集光されるスポット
の位置は、fol・tanφ4=0.37μm変化することに
なり、光ディスク7に情報を記録および/または再生す
ることができなくなる。
【0018】本発明は、このような従来の光ピックアッ
プでは、半導体レーザーが発する光の波長が変化する
と、ビーム整形プリズムに入射する光の入射角が同じ角
度であっても、ビーム整形プリズムから出射する光の出
射角が変化するという課題を考慮し、半導体レーザーが
発する光の波長が変化しても、ビーム整形プリズムから
出射する光の出射角が実質上変化しない光ピックアップ
を提供することを目的とするものである。
プでは、半導体レーザーが発する光の波長が変化する
と、ビーム整形プリズムに入射する光の入射角が同じ角
度であっても、ビーム整形プリズムから出射する光の出
射角が変化するという課題を考慮し、半導体レーザーが
発する光の波長が変化しても、ビーム整形プリズムから
出射する光の出射角が実質上変化しない光ピックアップ
を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、光
を発する半導体レーザーと、前記半導体レーザーが発し
た光を平行ビームにするコリメートレンズと、前記ビー
ムを回折するグレーティングと、前記グレーティングが
回折した回折ビームの径を拡大するビーム整形プリズム
と、ビームをディスクに集光する対物レンズとを備え、
前記半導体レーザーが発した光の波長が所定の範囲で変
化した場合、各波長において、前記グレーティングが光
を回折するさいの光の曲がり角度は、前記ビーム整形プ
リズムが光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャン
セルする関係になることを特徴とする光ピックアップで
ある。
を発する半導体レーザーと、前記半導体レーザーが発し
た光を平行ビームにするコリメートレンズと、前記ビー
ムを回折するグレーティングと、前記グレーティングが
回折した回折ビームの径を拡大するビーム整形プリズム
と、ビームをディスクに集光する対物レンズとを備え、
前記半導体レーザーが発した光の波長が所定の範囲で変
化した場合、各波長において、前記グレーティングが光
を回折するさいの光の曲がり角度は、前記ビーム整形プ
リズムが光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャン
セルする関係になることを特徴とする光ピックアップで
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0021】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
光ピックアップの構成をその動作とともに述べる。
光ピックアップの構成をその動作とともに述べる。
【0022】図1に、本発明の実施の形態1の光ピック
アップの構成図を示す。
アップの構成図を示す。
【0023】半導体レーザー1が出射した光が、コリメ
ートレンズ2で平行ビームになり、回折格子3によって
3ビームが作成されて、所定のピッチpを有するグレー
ティング11に入射する。なお、半導体レーザー1が出
射した光の波長λは、660nmであり、また、その光
は、水平方向および垂直方向それぞれに、角度8度、2
0度発散する。
ートレンズ2で平行ビームになり、回折格子3によって
3ビームが作成されて、所定のピッチpを有するグレー
ティング11に入射する。なお、半導体レーザー1が出
射した光の波長λは、660nmであり、また、その光
は、水平方向および垂直方向それぞれに、角度8度、2
0度発散する。
【0024】そして、グレーティング11に入射した3
ビームは、グレーティング11によって回折され、ビー
ム整形プリズム4の第一面4aに入射し、ビーム整形プ
リズム4の第二面4bから出射するビームの断面が円形
となるように、水平方向のビーム径のみが2.5倍拡大
されて、ビーム整形プリズム4の第二面4bに対して垂
直に出射する。なお、2.5倍は、水平方向の光の発散
角8度に対する、垂直方向の光の発散角20度の比であ
る。また、ビーム整形プリズム4では、垂直方向のビー
ム径は拡大されない。さらに、ビーム整形プリズム4の
材質は、硝材のSF11であり、そのビーム整形プリズ
ム4の頂角θは、31.99度であって、そのビーム整
形プリズム4の屈折率nは、波長λの変化△λに実質上
正比例して変化するものとする。
ビームは、グレーティング11によって回折され、ビー
ム整形プリズム4の第一面4aに入射し、ビーム整形プ
リズム4の第二面4bから出射するビームの断面が円形
となるように、水平方向のビーム径のみが2.5倍拡大
されて、ビーム整形プリズム4の第二面4bに対して垂
直に出射する。なお、2.5倍は、水平方向の光の発散
角8度に対する、垂直方向の光の発散角20度の比であ
る。また、ビーム整形プリズム4では、垂直方向のビー
ム径は拡大されない。さらに、ビーム整形プリズム4の
材質は、硝材のSF11であり、そのビーム整形プリズ
ム4の頂角θは、31.99度であって、そのビーム整
形プリズム4の屈折率nは、波長λの変化△λに実質上
正比例して変化するものとする。
【0025】次に、ビーム整形プリズム4を出射した3
ビームそれぞれは、ビームスプリッタ5を透過し、対物
レンズ6によって光ディスク7上に3ビームそれぞれの
スポットとして集光される。
ビームそれぞれは、ビームスプリッタ5を透過し、対物
レンズ6によって光ディスク7上に3ビームそれぞれの
スポットとして集光される。
【0026】その後、それら光ディスク7上に集光され
た光は、光ディスク7で反射し、再び対物レンズ6で集
められ、ビームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射
し、検出レンズ8およびシリンダーレンズ9を通り、受
光素子10にて受光される。
た光は、光ディスク7で反射し、再び対物レンズ6で集
められ、ビームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射
し、検出レンズ8およびシリンダーレンズ9を通り、受
光素子10にて受光される。
【0027】また、本発明の実施の形態1の光ピックア
ップは、「従来の技術」で述べたような、非点収差法に
よりフォーカス信号を検出し、スポットのピントを常に
光ディスク7上に合焦させるフォーカスサーボと、3ビ
ーム法によりトラック信号を検出し、スポットを正確に
トラックに追従させるトラッキングサーボとを備えてお
り、それらフォーカスサーボとトラッキングサーボと
が、光ディスク7上に集光されるスポットを、その光デ
ィスク7上の微小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに
合致させている。
ップは、「従来の技術」で述べたような、非点収差法に
よりフォーカス信号を検出し、スポットのピントを常に
光ディスク7上に合焦させるフォーカスサーボと、3ビ
ーム法によりトラック信号を検出し、スポットを正確に
トラックに追従させるトラッキングサーボとを備えてお
り、それらフォーカスサーボとトラッキングサーボと
が、光ディスク7上に集光されるスポットを、その光デ
ィスク7上の微小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに
合致させている。
【0028】このように、本発明の実施の形態1の光ピ
ックアップは、半導体レーザー1からの光を光ディスク
7上に集光し、その光ディスク7で反射した光を受光素
子10が受光することによって、光ディスク7に情報を
記録および/または再生している。
ックアップは、半導体レーザー1からの光を光ディスク
7上に集光し、その光ディスク7で反射した光を受光素
子10が受光することによって、光ディスク7に情報を
記録および/または再生している。
【0029】ところで、「発明が解決しようとする課
題」で述べたように、光ディスク7に情報を記録する場
合など、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化す
る場合がある。このように、半導体レーザー1が発する
光の波長λが変化すると、ビーム整形プリズム4の屈折
率nも、波長λの変化△λに実質上正比例して変化する
ので、ビーム整形プリズム4に入射する入射角φ1が、
波長λが変化する前の光の入射角φ1と同じであって
も、ビーム整形プリズム4を出射する光の出射角φ
4は、波長λの変化△λに実質上正比例して変化するこ
とになる。その結果、光ディスク7上に集光されたスポ
ットの位置も変化し、正確に、光ディスク7に情報を記
録および/または再生することができなくなる。
題」で述べたように、光ディスク7に情報を記録する場
合など、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化す
る場合がある。このように、半導体レーザー1が発する
光の波長λが変化すると、ビーム整形プリズム4の屈折
率nも、波長λの変化△λに実質上正比例して変化する
ので、ビーム整形プリズム4に入射する入射角φ1が、
波長λが変化する前の光の入射角φ1と同じであって
も、ビーム整形プリズム4を出射する光の出射角φ
4は、波長λの変化△λに実質上正比例して変化するこ
とになる。その結果、光ディスク7上に集光されたスポ
ットの位置も変化し、正確に、光ディスク7に情報を記
録および/または再生することができなくなる。
【0030】そこで、実施の形態1の光ピックアップ
は、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化して
も、正確に、光ディスク7に情報を記録および/または
再生することができるようにするグレーティング11を
備えている。そのグレーティング11は、半導体レーザ
ー1が発する光の波長λが変化しても、その変化した各
波長において、グレーティング11が光を回折するさい
の光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4が光を透過
させるさいの光の曲がり角度をキャンセルするものであ
る。
は、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化して
も、正確に、光ディスク7に情報を記録および/または
再生することができるようにするグレーティング11を
備えている。そのグレーティング11は、半導体レーザ
ー1が発する光の波長λが変化しても、その変化した各
波長において、グレーティング11が光を回折するさい
の光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4が光を透過
させるさいの光の曲がり角度をキャンセルするものであ
る。
【0031】そのグレーティング11は、所定のピッチ
pを有しているために、光を回折することができ、その
所定のピッチpによって、グレーティング11が光を回
折するさいの光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4
が光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャンセルす
るものであるから、グレーティング11は、適切なピッ
チpを有する必要がある。
pを有しているために、光を回折することができ、その
所定のピッチpによって、グレーティング11が光を回
折するさいの光の曲がり角度が、ビーム整形プリズム4
が光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャンセルす
るものであるから、グレーティング11は、適切なピッ
チpを有する必要がある。
【0032】次に、以下に示す(5)および(6)式に
基づいて、グレーティング11の適切なピッチpを求め
る手順を述べる。そのグレーティング11によって回折
された光の1次回折光の回折角をωとすると、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λと、グレーティング11の
ピッチpとを用いると、 p=λ/sinω …(5) の関係式が成り立つので、半導体レーザー1が発する光
の波長λの変化△λによる回折角ωの変化△ωは、 △ω/△λ=tanω/λ …(6) と表現される。
基づいて、グレーティング11の適切なピッチpを求め
る手順を述べる。そのグレーティング11によって回折
された光の1次回折光の回折角をωとすると、半導体レ
ーザー1が発する光の波長λと、グレーティング11の
ピッチpとを用いると、 p=λ/sinω …(5) の関係式が成り立つので、半導体レーザー1が発する光
の波長λの変化△λによる回折角ωの変化△ωは、 △ω/△λ=tanω/λ …(6) と表現される。
【0033】また、「発明が解決しようとする課題」で
述べたように、半導体レーザー1が発する光の波長λが
660nmで、ビーム整形プリズム4に入射する入射角
φ1が70.1689度であったときに出射角φ4が0で
あって、半導体レーザー1が発する光の波長λが660
nmから665nmに変化した場合、入射角φ1が、波
長λが660nmの光の入射角φ1と同じ70.168
9度であっても、出射角φ4は0ではなく0.0184
15度となる。
述べたように、半導体レーザー1が発する光の波長λが
660nmで、ビーム整形プリズム4に入射する入射角
φ1が70.1689度であったときに出射角φ4が0で
あって、半導体レーザー1が発する光の波長λが660
nmから665nmに変化した場合、入射角φ1が、波
長λが660nmの光の入射角φ1と同じ70.168
9度であっても、出射角φ4は0ではなく0.0184
15度となる。
【0034】したがって、(5)および(6)式に基づ
いてピッチpを求めるためには、先ず、グレーティング
11によって回折された光の1次回折光の回折角ωを、
ビーム整形プリズム4が水平方向のビーム径を2.5倍
拡大することを考慮して(6)式を利用し、2.5・
(0.018415/5)=tanω/660の式を解い
て、ω=6.055度を求め、次に、このωの値を
(5)式に代入して、ピッチpを求めればよい。実施の
形態1では、グレーティング11が有するピッチpは、
6.26μmとなる。
いてピッチpを求めるためには、先ず、グレーティング
11によって回折された光の1次回折光の回折角ωを、
ビーム整形プリズム4が水平方向のビーム径を2.5倍
拡大することを考慮して(6)式を利用し、2.5・
(0.018415/5)=tanω/660の式を解い
て、ω=6.055度を求め、次に、このωの値を
(5)式に代入して、ピッチpを求めればよい。実施の
形態1では、グレーティング11が有するピッチpは、
6.26μmとなる。
【0035】このように、実施の形態1の光ピックアッ
プが、ピッチp=6.26μmを有するグレーティング
11を備えることによって、半導体レーザー1が発する
光の波長λが変化しても、その変化した各波長におい
て、グレーティング11が光を回折するさいの光の曲が
り角度が、ビーム整形プリズム4が光を透過させるさい
の光の曲がり角度をキャンセルし、出射角φ4が、常に
実質上0度となるので、半導体レーザー1が発する光の
波長λが変化しても、正確に、光ディスク7に情報を記
録および/または再生することができるようになる。
プが、ピッチp=6.26μmを有するグレーティング
11を備えることによって、半導体レーザー1が発する
光の波長λが変化しても、その変化した各波長におい
て、グレーティング11が光を回折するさいの光の曲が
り角度が、ビーム整形プリズム4が光を透過させるさい
の光の曲がり角度をキャンセルし、出射角φ4が、常に
実質上0度となるので、半導体レーザー1が発する光の
波長λが変化しても、正確に、光ディスク7に情報を記
録および/または再生することができるようになる。
【0036】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
光ピックアップの構成をその動作とともに述べる。
光ピックアップの構成をその動作とともに述べる。
【0037】図2に、本発明の実施の形態2の光ピック
アップの構成図を示す。図5に示し、「従来の技術」で
述べた、厚みが薄い光ピックアップと同様に、本発明の
実施の形態2の光ピックアップは、本発明の実施の形態
1の光ピックアップのビーム整形プリズム4の代替とし
て、反射型ビーム整形プリズム12を用い、その反射型
ビーム整形プリズム12から光ディスク7までの距離
を、本発明の実施の形態1の光ピックアップのビーム整
形プリズム4から光ディスク7までの距離に比べて、短
くしている。なお、実施の形態1の各構成手段と同じ符
号を有する構成手段は、実施の形態1の各構成手段が行
う動作と同等な動作を行う構成手段である。また、上述
した厚みが薄い光ピックアップと同様に、図2に示す、
本発明の実施の形態2の光ピックアップのシリンダーレ
ンズ9と受光素子10は、半導体レーザー1、コリメー
トレンズ2、回折格子3、ビーム整形プリズム4、ビー
ムスプリッタ5、グレーティング11、反射型ビーム整
形プリズム12、および対物レンズ6を含む平面に対し
て垂直な方向に設置されている。
アップの構成図を示す。図5に示し、「従来の技術」で
述べた、厚みが薄い光ピックアップと同様に、本発明の
実施の形態2の光ピックアップは、本発明の実施の形態
1の光ピックアップのビーム整形プリズム4の代替とし
て、反射型ビーム整形プリズム12を用い、その反射型
ビーム整形プリズム12から光ディスク7までの距離
を、本発明の実施の形態1の光ピックアップのビーム整
形プリズム4から光ディスク7までの距離に比べて、短
くしている。なお、実施の形態1の各構成手段と同じ符
号を有する構成手段は、実施の形態1の各構成手段が行
う動作と同等な動作を行う構成手段である。また、上述
した厚みが薄い光ピックアップと同様に、図2に示す、
本発明の実施の形態2の光ピックアップのシリンダーレ
ンズ9と受光素子10は、半導体レーザー1、コリメー
トレンズ2、回折格子3、ビーム整形プリズム4、ビー
ムスプリッタ5、グレーティング11、反射型ビーム整
形プリズム12、および対物レンズ6を含む平面に対し
て垂直な方向に設置されている。
【0038】このような本発明の実施の形態2の光ピッ
クアップでは、先ず、半導体レーザー1が光を出射し、
その光が、コリメートレンズ2で平行ビームになり、回
折格子3によって3ビームが作成されて、ビームスプリ
ッタ5を透過し、所定のピッチを有するグレーティング
11に入射する。
クアップでは、先ず、半導体レーザー1が光を出射し、
その光が、コリメートレンズ2で平行ビームになり、回
折格子3によって3ビームが作成されて、ビームスプリ
ッタ5を透過し、所定のピッチを有するグレーティング
11に入射する。
【0039】そして、グレーティング11に入射した3
ビームは、グレーティング11によって回折され、反射
型ビーム整形プリズム12の第一面12aに入射し、屈
折して、反射型ビーム整形プリズム12の第二面12b
で反射し、反射型ビーム整形プリズム12の第一面12
aから、入射方向と90度偏向されて、対物レンズ6に
対して垂直に出射する。このとき、実施の形態1のビー
ム整形プリズム4と同様にして、反射型ビーム整形プリ
ズム12の第一面12aから出射する光の断面が円形と
なるように、水平方向のビーム径のみが2.5倍拡大さ
れる。なお、反射型ビーム整形プリズム12では、垂直
方向のビーム径は拡大されない。また、実施の形態1に
おいて、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化し
た場合、その変化した各波長において、グレーティング
11が光を回折するさいの光の曲がり角度が、ビーム整
形プリズム4が光を透過させるさいの光の曲がり角度を
キャンセルしたように、実施の形態2においても、半導
体レーザー1が発する光の波長λが変化した場合、その
変化した各波長において、グレーティング11が光を回
折するさいの光の曲がり角度が、反射型ビーム整形プリ
ズム12が光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャ
ンセルする。
ビームは、グレーティング11によって回折され、反射
型ビーム整形プリズム12の第一面12aに入射し、屈
折して、反射型ビーム整形プリズム12の第二面12b
で反射し、反射型ビーム整形プリズム12の第一面12
aから、入射方向と90度偏向されて、対物レンズ6に
対して垂直に出射する。このとき、実施の形態1のビー
ム整形プリズム4と同様にして、反射型ビーム整形プリ
ズム12の第一面12aから出射する光の断面が円形と
なるように、水平方向のビーム径のみが2.5倍拡大さ
れる。なお、反射型ビーム整形プリズム12では、垂直
方向のビーム径は拡大されない。また、実施の形態1に
おいて、半導体レーザー1が発する光の波長λが変化し
た場合、その変化した各波長において、グレーティング
11が光を回折するさいの光の曲がり角度が、ビーム整
形プリズム4が光を透過させるさいの光の曲がり角度を
キャンセルしたように、実施の形態2においても、半導
体レーザー1が発する光の波長λが変化した場合、その
変化した各波長において、グレーティング11が光を回
折するさいの光の曲がり角度が、反射型ビーム整形プリ
ズム12が光を透過させるさいの光の曲がり角度をキャ
ンセルする。
【0040】その後、反射型ビーム整形プリズム12を
出射した3ビームそれぞれは、対物レンズ6によって、
光ディスク7上に3ビームそれぞれのスポットとして集
光される。
出射した3ビームそれぞれは、対物レンズ6によって、
光ディスク7上に3ビームそれぞれのスポットとして集
光される。
【0041】さらに、それら集光された光は、光ディス
ク7で反射し、再び対物レンズ6で集められ、上述した
グレーティング11からのビームが、反射型ビーム整形
プリズム12を経て対物レンズ6に通過した光路と逆の
光路を通って、反射型ビーム整形プリズム12を透過す
る。このとき、反射型ビーム整形プリズム12におい
て、水平方向のビーム径のみが2.5倍縮小される。そ
の反射型ビーム整形プリズム12を透過した光は、グレ
ーティング11で再び回折され、ビームスプリッタ5に
入射し、ビームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射さ
れ、検出レンズ8およびシリンダーレンズ9を通り、受
光素子10にて受光される。
ク7で反射し、再び対物レンズ6で集められ、上述した
グレーティング11からのビームが、反射型ビーム整形
プリズム12を経て対物レンズ6に通過した光路と逆の
光路を通って、反射型ビーム整形プリズム12を透過す
る。このとき、反射型ビーム整形プリズム12におい
て、水平方向のビーム径のみが2.5倍縮小される。そ
の反射型ビーム整形プリズム12を透過した光は、グレ
ーティング11で再び回折され、ビームスプリッタ5に
入射し、ビームスプリッタ5で検出レンズ8側に反射さ
れ、検出レンズ8およびシリンダーレンズ9を通り、受
光素子10にて受光される。
【0042】このように、本発明の実施の形態2の光ピ
ックアップは、半導体レーザー1からの光を光ディスク
7上に集光し、その光ディスク7で反射した光を受光素
子10が受光することによって、光ディスク7に情報を
記録および/または再生している。
ックアップは、半導体レーザー1からの光を光ディスク
7上に集光し、その光ディスク7で反射した光を受光素
子10が受光することによって、光ディスク7に情報を
記録および/または再生している。
【0043】なお、グレーティング11と反射型ビーム
整形プリズム12が、対物レンズ6とビームスプリッタ
5の間の光路に設置されているため、半導体レーザー1
からグレーティング11の光路、および、検出レンズ8
から受光素子10の光路それぞれについて、水平方向の
ビーム径は、つまり、図2の面内方向のビーム径は、対
物レンズ6に入射および出射するビームの径よりも小さ
くなる。そのため、上述した2光路それぞれについて
も、実施の形態1の半導体レーザー1からグレーティン
グ11、および、検出レンズ8から受光素子10の光路
それぞれに比べて、距離は短くなり、コリメートレンズ
2、回折格子3、ビームスプリッタ5、検出レンズ8、
および、シリンダーレンズ9それぞれは、実施の形態1
のコリメートレンズ2、回折格子3、ビームスプリッタ
5、検出レンズ8、または、シリンダーレンズ9に比べ
て、小さくなっている。したがって、本発明の実施の形
態2の光ピックアップは、上述した2光路それぞれにつ
いても、薄型化されている。
整形プリズム12が、対物レンズ6とビームスプリッタ
5の間の光路に設置されているため、半導体レーザー1
からグレーティング11の光路、および、検出レンズ8
から受光素子10の光路それぞれについて、水平方向の
ビーム径は、つまり、図2の面内方向のビーム径は、対
物レンズ6に入射および出射するビームの径よりも小さ
くなる。そのため、上述した2光路それぞれについて
も、実施の形態1の半導体レーザー1からグレーティン
グ11、および、検出レンズ8から受光素子10の光路
それぞれに比べて、距離は短くなり、コリメートレンズ
2、回折格子3、ビームスプリッタ5、検出レンズ8、
および、シリンダーレンズ9それぞれは、実施の形態1
のコリメートレンズ2、回折格子3、ビームスプリッタ
5、検出レンズ8、または、シリンダーレンズ9に比べ
て、小さくなっている。したがって、本発明の実施の形
態2の光ピックアップは、上述した2光路それぞれにつ
いても、薄型化されている。
【0044】また、グレーティング11と反射型ビーム
整形プリズム12が、対物レンズ6とビームスプリッタ
5の間の光路に設置されているため、光ディスク7で反
射し、受光素子10が受光する光は、半導体レーザー1
が発する光の波長λが変化しても、波長λの変化△λの
影響をうけることがない。したがって、フォーカス信号
およびトラック信号には、誤差信号が入り込まず、フォ
ーカスサーボおよびトラッキングサーボは、光ディスク
7上に集光されるスポットを、容易に、その光ディスク
7上の微小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに合致さ
せることができる。
整形プリズム12が、対物レンズ6とビームスプリッタ
5の間の光路に設置されているため、光ディスク7で反
射し、受光素子10が受光する光は、半導体レーザー1
が発する光の波長λが変化しても、波長λの変化△λの
影響をうけることがない。したがって、フォーカス信号
およびトラック信号には、誤差信号が入り込まず、フォ
ーカスサーボおよびトラッキングサーボは、光ディスク
7上に集光されるスポットを、容易に、その光ディスク
7上の微小な情報エンボスあるいは濃淡ピットに合致さ
せることができる。
【0045】なお、本発明では、ビーム分岐手段として
ビームスプリッタ5を用いた。
ビームスプリッタ5を用いた。
【0046】また、実施の形態1で述べたように、フォ
ーカスサーボが、非点収差法によりフォーカス信号を検
出し、スポットのピントを常に光ディスク7上に合焦さ
せ、トラッキングサーボが、3ビーム法によりトラック
信号を検出し、スポットを正確にトラックに追従させて
いるので、本発明の光ピックアップの受光素子10は、
複数の受光素子から構成されている。
ーカスサーボが、非点収差法によりフォーカス信号を検
出し、スポットのピントを常に光ディスク7上に合焦さ
せ、トラッキングサーボが、3ビーム法によりトラック
信号を検出し、スポットを正確にトラックに追従させて
いるので、本発明の光ピックアップの受光素子10は、
複数の受光素子から構成されている。
【0047】また、実施の形態1では、ビーム整形プリ
ズム4の材質が硝材のSF11、そのビーム整形プリズ
ム4の頂角θが31.99度であるとしたが、ビーム整
形プリズム4の材質は、硝材のBK7であり、そのビー
ム整形プリズム4の頂角θは、38.886度であって
もよい。そして、実施の形態1では、ビーム整形プリズ
ム4の材質が硝材のSF11、そのビーム整形プリズム
4の頂角θが31.99度であり、半導体レーザー1が
発する光の波長λが660nmであったので、グレーテ
ィング11のピッチpは、6.26μmであるとした
が、上述したように、ビーム整形プリズム4の材質が硝
材のBK7、そのビーム整形プリズム4の頂角θが3
8.886度である場合、半導体レーザー1が発する光
の波長λが660nmから665nmに変化したとき、
入射角φ1が、「従来の技術」で述べたように、波長λ
が660nmの光がビーム整形プリズム4に入射した入
射角φ 1と同じ71.8590度であっても、出射角φ4
は0ではなく0.00704度となるので、ビーム整形
プリズム4が水平方向のビーム径を2.5倍拡大するこ
とを考慮し、(6)式を参照して、2.5・(0.00
704/5)=tanω/660の式を解いてω=2.3
23度を求め、このωを(5)式に代入して、ピッチp
=16.28μmを求めて、グレーティング11のピッ
チpは、16.28μmであるとしてもよい。要する
に、本発明のグレーティングは、半導体レーザーが発す
る光の波長が変化した場合、その変化した各波長におい
て、グレーティングが光を回折するさいの光の曲がり角
度が、ビーム整形プリズムが光を透過するさいの光の曲
がり角度をキャンセルする関係を有するものでありさえ
すればよい。
ズム4の材質が硝材のSF11、そのビーム整形プリズ
ム4の頂角θが31.99度であるとしたが、ビーム整
形プリズム4の材質は、硝材のBK7であり、そのビー
ム整形プリズム4の頂角θは、38.886度であって
もよい。そして、実施の形態1では、ビーム整形プリズ
ム4の材質が硝材のSF11、そのビーム整形プリズム
4の頂角θが31.99度であり、半導体レーザー1が
発する光の波長λが660nmであったので、グレーテ
ィング11のピッチpは、6.26μmであるとした
が、上述したように、ビーム整形プリズム4の材質が硝
材のBK7、そのビーム整形プリズム4の頂角θが3
8.886度である場合、半導体レーザー1が発する光
の波長λが660nmから665nmに変化したとき、
入射角φ1が、「従来の技術」で述べたように、波長λ
が660nmの光がビーム整形プリズム4に入射した入
射角φ 1と同じ71.8590度であっても、出射角φ4
は0ではなく0.00704度となるので、ビーム整形
プリズム4が水平方向のビーム径を2.5倍拡大するこ
とを考慮し、(6)式を参照して、2.5・(0.00
704/5)=tanω/660の式を解いてω=2.3
23度を求め、このωを(5)式に代入して、ピッチp
=16.28μmを求めて、グレーティング11のピッ
チpは、16.28μmであるとしてもよい。要する
に、本発明のグレーティングは、半導体レーザーが発す
る光の波長が変化した場合、その変化した各波長におい
て、グレーティングが光を回折するさいの光の曲がり角
度が、ビーム整形プリズムが光を透過するさいの光の曲
がり角度をキャンセルする関係を有するものでありさえ
すればよい。
【0048】また、本発明のグレーティング11は、そ
のグレーティング11によって回折された光の1次回折
光の強度を強めるために、ブレーズ化したものであって
もよい。
のグレーティング11によって回折された光の1次回折
光の強度を強めるために、ブレーズ化したものであって
もよい。
【0049】また、本発明の半導体レーザー1が発する
光の波長は、660nmや665nmに限ることはな
く、その光の発散角も、水平方向および垂直方向それぞ
れに、角度8度、20度に限ることはない。また、本発
明のビーム整形プリズムの材質も硝材のSF11や硝材
のBK7に限ることはなく、その場合、その形状は、材
質や、半導体レーザー1が発する光の波長等を考慮して
特定されればよい。さらに、グレーティング11のピッ
チpは、半導体レーザー1が発する光の波長、ビーム整
形プリズムの材質、形状、およびビーム整形プリズムに
入射するビームの入射角等を考慮し、実施の形態1の
(5)および(6)式を利用して、求めてやればよい。
光の波長は、660nmや665nmに限ることはな
く、その光の発散角も、水平方向および垂直方向それぞ
れに、角度8度、20度に限ることはない。また、本発
明のビーム整形プリズムの材質も硝材のSF11や硝材
のBK7に限ることはなく、その場合、その形状は、材
質や、半導体レーザー1が発する光の波長等を考慮して
特定されればよい。さらに、グレーティング11のピッ
チpは、半導体レーザー1が発する光の波長、ビーム整
形プリズムの材質、形状、およびビーム整形プリズムに
入射するビームの入射角等を考慮し、実施の形態1の
(5)および(6)式を利用して、求めてやればよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、半導体レーザーが発する光の波長が変化
しても、ビーム整形プリズムから出射する光の出射角が
実質上変化しない光ピックアップを提供することができ
る。
に、本発明は、半導体レーザーが発する光の波長が変化
しても、ビーム整形プリズムから出射する光の出射角が
実質上変化しない光ピックアップを提供することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態1の光ピックアップの構成
図
図
【図2】本発明の実施の形態2の光ピックアップの構成
図
図
【図3】従来の光ピックアップの構成図
【図4】ビームが、図3に示したビーム整形プリズムの
第一面の斜面に入射し、第二面から垂直に出射した場合
のビームの行路を示す構成図
第一面の斜面に入射し、第二面から垂直に出射した場合
のビームの行路を示す構成図
【図5】図3に示した、従来の厚みが厚い光ピックアッ
プを改良した、厚みが薄い光ピックアップの構成図
プを改良した、厚みが薄い光ピックアップの構成図
【図6】半導体レーザーが発する光の波長が、図4で用
いた光の波長から変化した場合、ビーム整形プリズムを
透過したビームの行路を示す構成図
いた光の波長から変化した場合、ビーム整形プリズムを
透過したビームの行路を示す構成図
【図7】光ディスク上に集光されるスポットの位置の変
化Off Trackと、情報エンボスあるいは濃淡ピットで
反射される光の量の損失の割合Jitterとの関係図
化Off Trackと、情報エンボスあるいは濃淡ピットで
反射される光の量の損失の割合Jitterとの関係図
1 半導体レーザー 2 コリメートレンズ 3 回折格子 4 ビーム整形プリズム 4a ビーム整形プリズム4の第一面 4b ビーム整形プリズム4の第二面 5 ビームスプリッタ 6 対物レンズ 7 光ディスク 8 検出レンズ 9 シリンダーレンズ 10 受光素子 11 グレーティング 12 反射型ビーム整形プリズム 12a 反射型ビーム整形プリズム12の第一面 12b 反射型ビーム整形プリズム12の第二面
Claims (2)
- 【請求項1】光を発する半導体レーザーと、前記半導体
レーザーが発した光を平行ビームにするコリメートレン
ズと、前記ビームを回折するグレーティングと、前記グ
レーティングが回折した回折ビームの径を拡大するビー
ム整形プリズムと、ビームをディスクに集光する対物レ
ンズとを備え、前記半導体レーザーが発した光の波長が
所定の範囲で変化した場合、各波長において、前記グレ
ーティングが光を回折するさいの光の曲がり角度は、前
記ビーム整形プリズムが光を透過させるさいの光の曲が
り角度をキャンセルする関係になることを特徴とする光
ピックアップ。 - 【請求項2】前記ディスクからの反射光を分岐するビー
ム分岐手段を備え、前記グレーティングと前記ビーム整
形プリズムは、前記ビーム分岐手段と前記対物レンズと
の間の光路に設置されたことを特徴とする請求項1記載
の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211040A JPH1153754A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211040A JPH1153754A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 光ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1153754A true JPH1153754A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16599385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9211040A Pending JPH1153754A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1153754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100936021B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2010-01-11 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 장치 및 레이저의 장축과 피트의 사잇각 조절 방법 |
| JP2010520491A (ja) * | 2007-03-02 | 2010-06-10 | シーリアル テクノロジーズ ソシエテ アノニム | 光変調器における回折に関連する分散を最小化する装置 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9211040A patent/JPH1153754A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100936021B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2010-01-11 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 장치 및 레이저의 장축과 피트의 사잇각 조절 방법 |
| JP2010520491A (ja) * | 2007-03-02 | 2010-06-10 | シーリアル テクノロジーズ ソシエテ アノニム | 光変調器における回折に関連する分散を最小化する装置 |
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