JPH1154032A - 蛍光表示管の製造方法 - Google Patents

蛍光表示管の製造方法

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JPH1154032A
JPH1154032A JP20897797A JP20897797A JPH1154032A JP H1154032 A JPH1154032 A JP H1154032A JP 20897797 A JP20897797 A JP 20897797A JP 20897797 A JP20897797 A JP 20897797A JP H1154032 A JPH1154032 A JP H1154032A
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誠 堀江
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板にグリッドアセンブリを取り付け
る工程の能率を高め、蛍光表示管の歩留まりを向上させ
る。 【解決手段】 ガラス基板(10)にグリッドアセンブ
リ(20)を取り付ける工程において、グリッドアセン
ブリ(20)を取り付ける前に、ガラス基板(10)上
のグリッドアセンブリの中央支持部材(24)が当接す
る位置にあらかじめフリットガラス(14a)を配置す
る。その後、グリッドアセンブリ(20)を位置合わせ
して載置し、上記部材を焼成することによってガラス基
板(10)上に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光表示管の製造
方法に係り、特にグリッドアセンブリをガラス基板に取
り付ける工程に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛍光表示管は、少なくとも一方向の視野
内が透明な真空容器内に、アノード、グリッドおよびカ
ソードを基本電極と、これらに付随した金属部品や厚膜
あるいは薄膜形成技術による被膜などを備えた電子管で
ある。ここでグリッドは、ステンレスなどの導体薄板を
亀甲状にフォトエッチングして形成された金属メッシュ
である。グリッドはアノードとフィラメントカソードの
間に位置し、グリッドに正電位を加えた場合にはフィラ
メントカソードから放出された熱電子を加速すると同時
にシャワー状に拡散させてできるだけ均一にアノード上
に塗布された蛍光体に衝突するようにし、逆にこれに負
電位を加えた場合はアノードに向かう電子を遮断してア
ノード上の蛍光体が発光しないようにする。
【0003】図6は、ガラス基板にグリッドを機械的お
よび電気的に取り付けた自立形グリッド方式の蛍光表示
管の構造を説明する図である。図6(a)は、ガラス基
板10にグリッドアセンブリ60が取り付けられた様子
を示す平面図であり、同(b)は、同(a)のC−Cに
おける断面図である。なお、図6ではフィラメントカソ
ードとフェースガラスは省略した。ガラス基板10上に
は、図6(b)に示すように、グリッド配線11、蛍光
材料13が塗布されたアノード12等が設けられてい
る。一方、グリッドアセンブリ60は、ステンレス薄板
をエッチングして一体に形成された枠61とグリッドメ
ッシュ62がガラス基板10と適切なギャップを保つよ
うに、枠61の端部に複数の脚部63を、グリッドメッ
シュ62のほぼ中央位置に中央支持部材64を設けたも
のである。ここで複数の脚部63は、一枚のステンレス
板から枠61およびグリッドメッシュ62と一体に形成
されたものを折り曲げたものである。これらを導電性ペ
ースト73を用いてガラス基板10上に固着することに
より、グリッド配線11とグリッドメッシュ62を電気
的に接続するとともに、グリッドメッシュ62をガラス
基板10から所定距離間した状態で保持する。また、中
央支持部材64は、グリッドメッシュ62の中央部分に
矩形65の3辺に切り込みを入れ、残りの1辺において
下方に折り曲げることによって形成されたものである。
この中央支持部材64は、フリッドガラス等の接着部材
を用いてガラス基板10上に直接固定される。これによ
り、グリッドメッシュ62のたわみを防止してグリッド
メッシュ62とガラス基板10との間隔を適切に保つと
同時に、グリッドアセンブリ60をより確実にガラス基
板10に取り付けることができる。
【0004】上述のような自立形グリッド方式の蛍光表
示管の製造工程は一般に次のようなものである。まず、
ガラス基板10上に厚膜形成技術または薄膜形成技術に
よって各種配線およびアノード12等の電極を形成す
る。アノード12には蛍光材料13を塗布する。次にグ
リッドアセンブリ60をガラス基板10の所定位置に取
り付け、グリッドメッシュ62がガラス基板10から所
定距離離間した状態で固定する。グリッドアセンブリ6
0を取り付けたらグリッドの上方に所定距離離間してカ
ソードフィラメント(図6には図示せず)を設ける。最
後にガラス基板10とフェースガラス(図6には図示せ
ず)とを封止する。
【0005】このような製造工程のうち、グリッドアセ
ンブリ60をガラス基板10に取り付ける工程では、蛍
光表示管の信頼性の観点から、グリッドアセンプリ60
をガラス基板10に対して所定の位置に精度よく、かつ
機械的にしっかりと固着しなければならない。グリッド
アセンブリ60は、脚部63および中央支持部材64を
それぞれ導電性ペーストおよびフリットガラスでガラス
基板10上に固着することによって取り付けられるが、
脚部63を固着する導電性ペースト73は導電性を有す
る反面、そのの接着力はフリットガラスには劣る。した
がって、中央支持部材64をフリットガラス70で固着
することが、機械的にグリッドアセンブリ60を確実に
取り付けるためにも重要となる。
【0006】従来の製造工程においては、グリッドアセ
ンブリ60の取り付ける工程は、まずガラス基板10上
の所定の位置にグリッドアセンプリ60の脚部63を位
置合わせして載置する。そして、脚部63に導電性ペー
スト73を配置する一方、中央支持部材64とガラス基
板10との当接する部分には、グリッドメッシュ62の
中央位置にあいた矩形の窓、またはガラス基板10とグ
リッドメッシュ62との隙間からディスペンサー71を
用いて1ヶ所ずつペースト状のフリットガラスを配置す
る。しかる後に上記部材を焼成してガラス基板10上に
脚部63と中央支持部材64を固着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では次のような問題があった。すなわ
ち、ディスペンサー71を用いて狭い空間に1ヶ所ずつ
フリットガラスペーストを配置するため、作業に手間が
かかるうえにガラス基板10やグリッドアセンブリ60
の余分な所にフリットガラスを付着させることが多かっ
た。特に余分な所に付着したフリットガラスは蛍光表示
管の動作不良の原因となり、歩留まりを低下させる結果
となっていた。また、ディスペンサー71の保守やフリ
ットガラスペーストの調整が必要となり、作業工程が増
えるという問題があった。そこで本発明は、ディスペン
サーを使用することなく中央支持部材をフリットガラス
で固着し、蛍光表示管の製造工程、特にガラス基板にグ
リッドを取り付ける工程の効率を上げるとともに、蛍光
表示管の信頼性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、グリッドアセンブリを取り付ける前に
ガラス基板上のグリッドアセンブリの中央支持部材が当
接する位置にあらかじめフリットガラスを配置すること
とした蛍光表示管の製造方法である。具体的には、請求
項1に記載するように、本発明にかかる蛍光表示管の製
造方法は、ガラス基板上にアノード配線とグリッド配線
とカソード配線およびアノードを形成する工程と、グリ
ッドが前記ガラス基板から所定距離離間した状態で固定
されるように前記グリッドと前記グリッドの端部に設け
られた脚部と前記グリッドのほぼ中央位置に設けられた
中央支持部材とからなるグリッドアセンブリを前記ガラ
ス基板上の所定位置に取り付ける工程と、前記グリッド
アセンブリの上方に所定距離離間してカソードを設ける
工程と、前記ガラス基板とフェースガラスとを封止する
工程とからなり、前記グリッドアセンブリを取り付ける
工程は、前記グリッドアセンブリが取り付けられたとき
の前記グリッドアセンブリのほぼ中央位置に対応する前
記ガラス基板上に前記中央支持部材を固定するフリット
ガラスをあらかじめ配置する工程と、前記ガラス基板上
に前記グリッドアセンブリを位置合わせして置く工程
と、上述した部材を焼成して前記中央支持部材を前記ガ
ラス基板上に固定する工程とからなることを特徴とす
る。このようにグリッドアセンブリをガラス基板に載置
する前にフリットガラスをガラス基板上の所定の位置に
配置しておくことにより、狭い空間にディスペンサーを
用いてフリットガラスを配置する工程をなくすことがで
きる。したがって、ガラス基板上にフリットガラスを配
置する作業が簡単になって能率が向上すると同時に、過
って余分な所にフリットガラスを付着させることも少な
くなる。
【0009】ここでグリッドアセンブリに設けられた中
央支持部材は、フリットガラスによってガラス基板に機
械的に固着されてグリッドメッシュを支持する部材のす
べてを含むものとし、ガラス基板とグリッドメッシュと
の間隔を保ち、かつガラス基板上にグリッドアセンブリ
を確実に取り付けられる限り、その形状や材質は特に限
定されない。したがって、例えば従来の技術で説明した
ようなグリッドメッシュの一部を折り曲げることによっ
て中央支持部材を構成してもよく、またグリッドメッシ
ュのほぼ中央位置に金属片を溶接することにより設けて
もよい。ただし、枠とグリッドメッシュからなる前者の
ように、軽量であることが蛍光表示管の軽量化を図る観
点から望ましい。
【0010】また、本発明のうち特に請求項2に記載さ
れた蛍光表示管の製造方法は、上記グリッドアセンブリ
を取り付ける工程において、上記ガラス基板上に上記グ
リッドアセンブリを位置合わせして置いた後、上記グリ
ッドアセンブリの少なくとも1つの脚部と上記ガラス基
板上に形成されたグリッド配線との接点に導電性ペース
トを塗布し、上述した部材を焼成して上記中央支持部材
を上記ガラス基板上に固定すると同時に、上記グリッド
アセンブリを上記グリッド配線とを接続することを特徴
とする。これにより、一度の焼成工程でガラス基板に中
央支持部材と脚部を固着することができる。
【0011】本発明において、ガラス基板上に中央支持
部材を固定するフリットガラスをあらかじめ配置する工
程は、ペースト状のフリットガラスをディスペンサーを
使用して所定の位置に配置したり、所定のパターンが形
成されたスクリーン等を用いた印刷により配置してもよ
い。このうち特に請求項3に記載された発明は、印刷に
よって上記ガラス基板の所定の位置にフリットガラスを
配置することを特徴とする。このように印刷によってフ
リットガラスを配置することによって、一度の工程でガ
ラス基板上の複数の場所にフリットガラスを配置するこ
とができ、ディスペンサーを用いるよりも作業効率が向
上する。また、精度よくフリットガラスを配置できるう
えに、余分な所にフリットガラスが付着することもない
ので、歩留まりの向上に寄与することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1,図2,図3は、本発
明の第1の実施の形態にかかる蛍光表示管の製造方法を
説明する図である。図1および図2は、ガラス基板10
にグリッドアセンブリ20を載置する前の様子を示す図
である。特に図2は、図1のA−Aにおける断面を示し
ている。また、図3は、本実施の形態にかかる蛍光表示
管の製造方法の工程を説明する図である。
【0013】図1および図2に示すように、グリッドア
センブリ20は、枠21、グリッドメッシュ22と、枠
21の両端部に設けられた脚部23、およびグリッドメ
ッシュ23の裏側中央位置に設けられた中央支持部材か
らなっている。ここで、枠21、グリッドメッシュ22
および脚部23は、一枚のステンレスの薄板をエッチン
グすることにより一体に形成されたものである。このと
き、枠21および脚部23の周囲は約1μmの厚さを有
し、また、グリッドメッシュ22はハーフエッチングす
ることにより約0.5μmの厚さを有するように構成さ
れる。さらに脚部23は、高さが約0.8mmとなるよ
うに折り曲げられている。この脚部23は、グリッドメ
ッシュ22のたわみを防ぐため、枠21の両側に約5m
mの間隔で設けられる。また、グリッドメッシュ22の
ほぼ中央位置には、中央支持部材24として脚部23と
同じ高さ約0.8mmのステンレス製の金属片が溶接さ
れている。なお、この中央支持部材24の下端は、ガラ
ス基板10との接触面積が大きくなるようにL字状に形
成されている。
【0014】本実施の形態にかかる蛍光表示管の製造方
法を図3を参照して説明する。まず、薄膜形成技術によ
りガラス基板10上にグリッド配線11を含む各種配線
パターンおよびアノード12が形成される。さらに、カ
ソード12上には蛍光材料13を塗布する。なお、図1
乃至図3では、アノード配線およびカソード配線は図示
を省略した。次にガラス基板10上の所定の位置にグリ
ッドアセンブリ20の中央支持部材24を固着するため
のフリットガラス14aを配置する(図3(a))。本
実施の形態においては、将来グリッドアセンブリ20を
ガラス基板10に取り付けたときには、ガラス基板10
の二つのアノード12の間がグリッドアセンブリ20の
ほぼ中央位置に対応する。そこでその位置に、図3には
図示しないスクリーンパターンを用いた印刷によってペ
ースト状のフリットガラス14aを配置する。
【0015】フリットガラス14aを配置したならば、
グリッドアセンブリ20を位置合わせをしながら所定の
場所に載置する(図3(b))。このとき、グリッドア
センブリ20の脚部23は、ガラス基板10上のグリッ
ド配線11と一致している。また、中央支持部材24の
下端は、ガラス基板10上にあらかじめ配置されたフリ
ットガラス14aと一致している。この状態でグリッド
アセンブリ20の脚部23には導電性ペーストを配置す
る。さらにこの導電性ペーストを仮乾燥させた後、片側
一列の脚部23には導電性ペーストの上からフリットガ
ラスを配置する。
【0016】次にこれらの部材を焼成することによりグ
リッドアセンブリ20をガラス基板10に固着する(図
3(c))。すなわち、組み立てられた上記部材を炉に
入れて加熱することにより、ガラス基板10上に配置さ
れたフリットガラス14aと脚部23に配置された導電
性ペーストおよびフリットガラスが溶融する。そして、
冷却後は、図3(c)に示すように、中央支持部材24
は硬化したフリットガラス14bによってガラス基板1
0に固着される。また、グリッドアセンブリ20の各脚
部23は、導電性ペースト15によってグリッド配線1
1と電気的に接続されるとともに、弱いながらもガラス
基板10と機械的に固着される。さらに片側一列の脚部
23は導電性ペースト15の上からフリットガラス16
によってより強固に固着される。その結果、グリッドア
センブリ20をガラス基板10により確実に取り付ける
ことができる。
【0017】ガラス基板10にグリッドアセンブリ20
を取り付けたらグリッドメッシュ22の上方に所定の距
離離間してカソードフィラメント17を取り付ける。そ
して最後にガラス基板10とフェースガラス18を封止
する(図3(d))。
【0018】このようにグリッドアセンブリ20を取り
付ける前にガラス基板10の所定の位置に中央支持部材
24を固着するためのフリットガラス14aを配置する
ので、従来のようにディスペンサーを用いて1ヶ所ずつ
狭い空間にフリットガラスを配置する工程を省くことが
できる。また、ペースト状のフリットガラス14aを印
刷により所定の位置に配置するので、一枚のガラス基板
上に複数のグリッドアセンブリを取り付ける場合にも、
一つの工程で各グリッドアセンブリに対応する複数ヶ所
にフリットガラスを確実に配置することができる。した
がって、特にグリッドアセンブリ20の取り付け作業の
能率が向上する。なお、本実施の形態で用いたグリッド
アセンブリ20の枠21、グリッドメッシュ22および
脚部23は、一枚のステンレス薄板からエッチングによ
り形成されるとして説明したが、これを枠21に別に形
成されたグリッドメッシュ22を取り付けたものであっ
てもよいことはいうまでもない。
【0019】次に本発明の第2の実施の形態を図4、図
5を参照して説明する。本実施の形態にかかる蛍光表示
管の製造方法の基本的な構成は、上述した第1の実施の
形態とほぼ同じである。ただし、本実施の形態において
用いるグリッドアセンブリ40は二つの中央支持部材4
4a,44bを備えており、これに対応してガラス基板
10の2ヶ所にフリットガラス50a,50bが配置さ
れる点が上記第1の実施の形態と相違する。すなわち、
本実施の形態で使用するグリッドアセンブリ40は、図
4,図5に示すように、枠41と一体に形成されたグリ
ッドメッシュ42と、枠41の両端部に一体に形成され
た複数の脚部43とからなっている。二つの中央支持部
材44a,44bは、グリッドメッシュ42のほぼ中央
位置に相当する部分にH字状の切り込みを設け、グリッ
ドメッシュ42の一部を下方に折り曲げたものである。
【0020】本実施の形態にかかる蛍光表示管の製造方
法も、第1の実施の形態と同様に、アノードおよび各種
配線パターンを形成した後、ガラス基板10にグリッド
アセンブリ40を取り付ける際にあらかじめグリッドア
センブリ40の中央支持部材44a,44bを固着する
ためのフリットガラスをガラス基板10上に配置してお
くことにある。本実施の形態においては、特に二つの中
央支持部材44a,44bに対応してガラス基板10上
の2ヶ所にペースト状のフリットガラス50a,50b
を配置する。ガラス基板10上にフリットガラス50
a,50bを配置する方法は、ディスペンサーを用いて
もよいが、印刷技術を用いる方が効率および精度の点か
らも望ましい。
【0021】ガラス基板10上の所定の位置にフリット
ガラス50a,50bを配置した後、グリッドアセンブ
リ40を位置合わせをしてガラス基板10に載置する。
このとき、中央支持部材44a,44bはそれぞれフリ
ットガラス50a,50bに当接する。また、グリッド
配線11と当接する脚部43には導電性ペーストを配置
する。導電性ペーストの接着力は、フリットガラスのそ
れに比べると強くないので、脚部43をより確実にガラ
ス基板10に固着するために、導電性ペーストの上にさ
らにフリットガラスを配置してもよい。
【0022】このようにフリットガラス50a,50b
および導電性ペーストを配置した上記部材を炉にいれて
焼成する。これによってフリットガラス50a,50b
が溶融し、中央支持部材44a,44bはガラス基板1
0に固着される。焼成後、カソードフィラメント等の部
材を組み立て、最後にガラス基板10とフロントガラス
を封止して蛍光表示管を得る。
【0023】本実施の形態においては、グリッドアセン
ブリ40を載置する前に、あらかじめ中央支持部材44
a,44bに対応するガラス基板10上の所定位置にフ
リットガラス50a,50bを配置するので、従来のよ
うにディスペンサーを用いて狭い空間に1ヶ所ずつフリ
ットガラスを配置する必要がない。また、印刷技術を用
いることにより、一工程でガラス基板10上にフリット
ガラス50a,50bをより効率よくかつより高い精度
で配置することができる。これは特に本実施の形態のよ
うに、1個のグリッドアセンブリが2以上の中央支持部
材を備える場合に顕著となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、グリッドアセンブリを
取り付ける前に、ガラス基板上のグリッドアセンブリの
中央支持部材が当接する位置にあらかじめフリットガラ
スを配置するので、グリッドアセンブリ載置後に狭い空
間にディスペンサーを用いてフリットガラスを配置する
ことがない。したがって、ガラス基板上にフリットガラ
スを配置する作業が簡単になり能率が向上すると同時
に、過って余分な所にフリットガラスを付着させること
も少なくなる。
【0025】また、特に請求項3に記載された発明によ
れば、印刷によって上記ガラス基板の所定の位置にフリ
ットガラスを配置することによって、一度の工程でガラ
ス基板上の複数の場所にフリットガラスを配置すること
ができ、フリットガラスの配置作業の効率が向上する。
また、精度よくフリットガラスを配置できるうえに、余
分な所にフリットガラスが付着することもないので、蛍
光表示管の歩留まりの向上ひいいては信頼性の向上に資
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態においてガラス基
板とグリッドアセンブリの関係を説明するための斜視図
である。
【図2】 上記第1の実施の形態を説明するための断面
図である。
【図3】 上記第1の実施の形態にかかる蛍光表示管の
製造方法の工程を説明する図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態においてガラス基
板とグリッドアセンブリの関係を説明するための斜視図
である。
【図5】 上記第2の実施の形態を説明するための断面
図である。
【図6】 従来の技術を説明する図である。
【符号の説明】
10…ガラス基板、11…グリッド配線、12…アノー
ド、13…蛍光材料、14a,14b…フリットガラ
ス、15…導電性ペースト、16…フリットガラス、1
7…カソード、18…フェースガラス、20,40…グ
リッドアセンブリ、21,41…枠、22,42…グリ
ッドメッシュ、23,43…脚部、24,44a,44
b…中央支持部材、50a,50b…フリットガラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上にアノード配線とグリッド
    配線とカソード配線およびアノードを形成する工程と、 グリッドが前記ガラス基板から所定距離離間した状態で
    固定されるように前記グリッドと前記グリッドの端部に
    設けられた脚部と前記グリッドのほぼ中央位置に設けら
    れた中央支持部材とからなるグリッドアセンブリを前記
    ガラス基板上の所定位置に取り付ける工程と、 前記グリッドアセンブリの上方に所定距離離間してカソ
    ードを設ける工程と、 前記ガラス基板とフェースガラスとを封止する工程とか
    らなり、 前記グリッドアセンブリを取り付ける工程は、 前記グリッドアセンブリが取り付けられたときの前記グ
    リッドアセンブリのほぼ中央位置に対応する前記ガラス
    基板上に前記中央支持部材を固定するフリットガラスを
    あらかじめ配置する工程と、 前記ガラス基板上に前記グリッドアセンブリを位置合わ
    せして置く工程と、 上述した部材を焼成して前記中央支持部材を前記ガラス
    基板上に固定する工程とからなることを特徴とする蛍光
    表示管の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した蛍光表示管の製造方
    法において、 前記グリッドアセンブリを取り付ける工程は、 前記グリッドアセンブリが取り付けられたときの前記グ
    リッドアセンブリのほぼ中央位置に対応する前記ガラス
    基板上に前記中央支持部材を固定するフリットガラスを
    あらかじめ配置する工程と、 前記ガラス基板上に前記グリッドアセンブリを位置合わ
    せして置く工程と、 前記グリッドアセンブリの少なくとも1つの前記脚部と
    前記ガラス基板上に形成されたグリッド配線との接点に
    導電性ペーストを塗布する工程と、 上述した部材を焼成して前記中央支持部材を前記ガラス
    基板上に固定すると同時に、前記グリッドアセンブリを
    前記グリッド配線とを接続する工程とからなることを特
    徴とする蛍光表示管の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した蛍光
    表示管の製造方法において、 前記ガラス基板上に前記フリットガラスを配置する工程
    は、 前記ガラス基板の所定の位置にフリットガラスをあらか
    じめ印刷することを特徴とする蛍光表示管の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231163A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Noritake Itron Corp 蛍光表示管

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