JPH115405A - 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤ用チューブ - Google Patents
空気入りタイヤ及び空気入りタイヤ用チューブInfo
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Abstract
パンクを効果的に防止することを可能にする空気入りタ
イヤ及びチューブを提供する。 【解決手段】 空気入りタイヤTの内側に挿入されるチ
ューブ1において、タイヤサイド部Sに相当する部分3
の肉厚を最大ゲージt1 にし、この厚肉部分3からビー
ド部Bとショルダー部SHとの両側部分に向けて徐々に
ゲージダウンした三カ月状のプロファイルにする。
Description
挿入した空気入りタイヤ及びそのチューブに関し、さら
に詳しくは、ラリー用タイヤにおける糸切れやチューブ
切れによるパンクを効果的に防止可能にする空気入りタ
イヤ用チューブに関する。
行に使用される空気入りタイヤでは、岩石や縁石に接触
したときにリム外れを生じる虞があるので、このリム外
れによって空気漏れを生じないように内圧保持手段とし
てチューブを使用する場合が多い。このチューブとして
は、通常、均一の厚さのものが使用されていた。
ヤのパンクでは、岩石や縁石に乗り上げたときにタイヤ
が径方向に押し潰されて路面(岩石や縁石など)とリム
フランジとの間にタイヤサイド部及びチューブが挟み込
まれることにより、タイヤサイド部において糸切れやチ
ューブ切れを生じることが原因になっていた。従来、こ
のパンク対策として、タイヤサイド部に補強層を挿入し
たり、タイヤサイド部におけるゴム層を厚くしたり、タ
イヤサイド部におけるゴム層のモジュラスを改善した
り、或いはタイヤサイド部の外周面に蛇腹状のプロテク
トバーをタイヤ周方向に沿って延在するように設けるな
ど、主としてタイヤの構造面からの対策が行われてい
る。
加える対策は、金型を変更したり、タイヤ構造設計上の
特殊な対応が必要になるので、空気入りタイヤの製造コ
ストを大幅に増大させてしまうという問題があった。
入りタイヤの製造コストを増大させることなく、パンク
を効果的に防止することを可能にする空気入りタイヤ及
び空気入りタイヤ用チューブを提供することにある。
の本発明の空気入りタイヤは、内側にチューブを挿入し
た空気入りタイヤにおいて、前記チューブのタイヤサイ
ド部に相当する部分の肉厚を最大ゲージにし、該厚肉部
分からそれぞれビード部とショルダー部との両側部分に
向けて徐々にゲージダウンした三カ月状のプロファイル
にしたことを特徴とするものである。
空気入りタイヤ用チューブは、空気入りタイヤの内側に
挿入されるチューブにおいて、タイヤサイド部に相当す
る部分の肉厚を最大ゲージにし、該厚肉部分からそれぞ
れビード部とショルダー部との両側部分に向けて徐々に
ゲージダウンした三カ月状のプロファイルにしたことを
特徴とするものである。
当する部分の肉厚を最大ゲージにし、該厚肉部分からそ
れぞれビード部とショルダー部との両側部分に向けて徐
々にゲージダウンした三カ月状のプロファイル(断面形
状)にしたことにより、インフレート状態において、チ
ューブにかかる張力分布は前記厚肉部分にかかる張力が
それ以外の部分にかかる張力よりも小さくなるので、最
も傷を受けやすいタイヤサイド部に相当する部分に小さ
な傷が形成されても、その傷がチューブを破壊するよう
な大きな傷に成長することを抑制することができる。ま
た、上記三カ月状のプロファイルによってタイヤサイド
部におけるクッション性が向上するので、岩石や縁石に
乗り上げたときに路面とリムフランジとの間にタイヤサ
イド部と共にチューブが挟み込まれても、タイヤサイド
部において糸切れやチューブ切れを生じにくくなる。
を効果的に防止することが可能である。また、本発明は
チューブの構造によってパンク対策をとるので、タイヤ
サイズさえ適合すれば各種のタイヤに適用可能であり、
タイヤ自体の構造等を変更する必要がないので、空気入
りタイヤの製造コストを増大させることはない。
の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態からなる空気入りタイヤ用チューブを例示するもの
である。図において、ホイールのリムRには空気入りタ
イヤTがリム組みされるようになっている。なお、Fは
リムRのフランジである。
するクラウン部Cと、該クラウン部Cの左右両側に位置
するショルダー部SHと、リムRに勘合する左右一対の
ビード部Bと、該ビード部Bとショルダー部SHとの間
を連結するサイド部Sとを有している。また、サイド部
Sの外周面には子午線断面視で蛇腹状のプロテクトバー
Pがタイヤ周方向に沿って延在するように設けられてい
る。このプロテクトバーPは、岩石や縁石に衝突した際
の衝撃力を緩和することにより、サイド部Sにおける糸
切れやチューブ切れの防止に寄与するようになってい
る。
ゴム等を主体とする低空気透過性ゴムからなる環状のチ
ューブ1が挿入されている。また、リムRの底部近傍に
は開口部が設けられており、この開口部を介してエアバ
ルブ2がチューブ1に連結されている。このチューブ1
はエアバルブ2から空気が充填されると、空気入りタイ
ヤT及びリムRの内面に密着しながら内圧を保持するよ
うになっている。
相当する部分3の肉厚を最大ゲージt1 にし、この厚肉
部分3からそれぞれビード部Bとショルダー部SHに向
けて徐々にゲージダウンした三カ月状のプロファイルを
形成している。タイヤサイド部Sに相当する厚肉部分3
の最大ゲージt1 はタイヤクラウン部Cに相当する部分
のゲージt2 の4〜7倍になっている。また、ビード部
Bに相当する部分のゲージt3 はタイヤクラウン部Cに
相当する部分のゲージt2 と略同一になっている。
ド部Sに相当する部分3のゲージを最大ゲージt1 に
し、この厚肉部分3からそれぞれビード部Bとショルダ
ー部SHの両側部分に向けて徐々にゲージダウンした三
カ月状のプロファイルを設けているので、タイヤサイド
部Sにおけるクッション性が優れている。そのため、岩
石や縁石に乗り上げたときに空気入りタイヤTが径方向
に押し潰されて路面(岩石や縁石など)とリムフランジ
Fとの間にタイヤサイド部S及びチューブ1が挟み込ま
れても、タイヤサイド部Sにおいて糸(カーカスコー
ド)切れやチューブ切れを生じにくくなる。
状態において、厚肉部分3にかかる張力はそれ以外の部
分にかかる張力よりも小さくなるので、仮に厚肉部分3
に小さな傷が形成されても、その傷がチューブを破壊す
るような大きな傷に成長することを抑制することができ
る。すなわち、テンションをかけて使用されるチューブ
では、小さな傷であっても大きく成長する虞があるが、
上記厚肉部分3ではそのような傷の成長を抑制すること
が可能である。
うにタイヤサイド部Sにおいて糸切れやチューブ切れを
生じにくく、しかも仮に傷ついてもその傷の成長を抑制
可能であるので、空気入りタイヤTのパンクやバースト
を効果的に防止することが可能である。また、上記チュ
ーブ1はタイヤサイズさえ適合すればトレッドパターン
等の外面形状に拘らず各種のタイヤに適用可能である。
そのため、タイヤ自体の構造等を変更しないでパンクや
バーストの防止効果を得られるので、空気入りタイヤの
製造コストを増大させることはない。なお、本発明によ
れば、タイヤサイド部Sのクッション性の向上によって
操縦安定性を向上するという作用効果も得られる。
する厚肉部分3の最大ゲージt1 はタイヤクラウン部C
に相当する部分のゲージt2 の4〜7倍、さらに好まし
くは4.5〜6倍にすることが望ましい。この厚肉部分
3の最大ゲージt1 がゲージt2 の4倍未満であるとタ
イヤサイド部Sにおけるクッション性が不十分になるた
めパンクやバーストの防止効果が得られず、逆に7倍を
超えるとパンクやバーストの防止効果が飽和し、それ以
上厚くしても単に重量増加を招くだけである。また、タ
イヤクラウン部Cに相当する部分のゲージt2 は、例え
ば1.0〜1.3mmにすればよい。
のエアバルブ2との連結部分は他の部分に比べて厚くな
っているが、このように機械的強度を必要とする部分を
若干厚く形成することは特に差し支えない。
空気入りタイヤとリムサイズ15×6・1/2 Jのホイー
ルとの組み合わせからなる車輪に適合すると共に、図1
に示すようにタイヤサイド部に相当する部分の肉厚を最
大ゲージにし、この厚肉部分からそれぞれビード部とシ
ョルダー部との両側部分に向けて徐々にゲージダウンし
た三カ月状のプロファイルを有する本発明チューブと、
図2に示すようにタイヤ内面に相当する部分のゲージを
均一にした従来チューブとを製作した。なお、本発明チ
ューブにおいてt1 =4.5mm、t2 =1mm、t3
=1mmとし、従来チューブにおいてt=1mmとし
た。
ついて、下記の縁石乗り越し試験を行い、その結果を表
1に示した。 縁石乗り越し試験:試験チューブをそれぞれ上記車輪の
空気入りタイヤの内側に挿入し、空気圧210kPaと
してラリー仕様車に装着し、路面からの高さ100mm
の縁石を進入角度45°、速度20km/hで乗り越し
た。この縁石乗り越し試験を各チューブについて10回
行い、パンクの発生状況を調べた。
ーブは10回の縁石乗り越し試験においてパンクを生じ
ることはなく、従来チューブと比較してパンク防止性能
が優れていた。
ューブのタイヤサイド部に相当する部分の肉厚を最大ゲ
ージにし、該厚肉部分からそれぞれビード部とショルダ
ー部との両側部分に向けて徐々にゲージダウンした三カ
月状のプロファイルにしたことにより、空気入りタイヤ
のパンクを効果的に防止することが可能になり、しかも
空気入りタイヤの製造コストを増大させることはない。
そのチューブを例示する断面図である。
する断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 内側にチューブを挿入した空気入りタイ
ヤにおいて、前記チューブのタイヤサイド部に相当する
部分の肉厚を最大ゲージにし、該厚肉部分からそれぞれ
ビード部とショルダー部との両側部分に向けて徐々にゲ
ージダウンした三カ月状のプロファイルにした空気入り
タイヤ。 - 【請求項2】 前記タイヤサイド部に相当する部分の最
大ゲージをタイヤクラウン部に相当する部分のゲージの
4〜7倍にした請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 空気入りタイヤの内側に挿入されるチュ
ーブにおいて、タイヤサイド部に相当する部分の肉厚を
最大ゲージにし、該厚肉部分からそれぞれビード部とシ
ョルダー部との両側部分に向けて徐々にゲージダウンし
た三カ月状のプロファイルにした空気入りタイヤ用チュ
ーブ。 - 【請求項4】 前記タイヤサイド部に相当する部分の最
大ゲージをタイヤクラウン部に相当する部分のゲージの
4〜7倍にした請求項3に記載の空気入りタイヤ用チュ
ーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119897A JP3774544B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤ用チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119897A JP3774544B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤ用チューブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115405A true JPH115405A (ja) | 1999-01-12 |
| JP3774544B2 JP3774544B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=15730460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16119897A Expired - Fee Related JP3774544B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤ用チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3774544B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004359099A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2008279985A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 重荷重用タイヤ用チューブおよび重荷重用チューブ入りタイヤ |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16119897A patent/JP3774544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004359099A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2008279985A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 重荷重用タイヤ用チューブおよび重荷重用チューブ入りタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3774544B2 (ja) | 2006-05-17 |
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