JPH1154290A - 放電灯用光源装置 - Google Patents

放電灯用光源装置

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JPH1154290A
JPH1154290A JP21078897A JP21078897A JPH1154290A JP H1154290 A JPH1154290 A JP H1154290A JP 21078897 A JP21078897 A JP 21078897A JP 21078897 A JP21078897 A JP 21078897A JP H1154290 A JPH1154290 A JP H1154290A
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JP
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discharge lamp
lighting
time
circuit
light source
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JP21078897A
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Yuji Ichimura
祐司 市村
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、放電灯を消灯後、一定時間は点灯
できない制限手段を備えた放電灯用光源装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る放電灯用光源装置は、放電
灯7を点灯駆動する点灯用高電圧発生回路5と、放電灯
7の点灯又は消灯の検出信号を出力する点灯状態検出回
路と、この点灯状態検出回路による放電灯7の消灯の検
出結果に基づき、一定時間前記点灯用高電圧発生回路5
による放電灯の点灯駆動動作を制限する点灯開始制限回
路6とを有することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放電灯用光源装置に
関し、更に詳しくは放電灯(放電ランプ)用の光源装置
であり、点灯、消灯時の放電灯への過負荷を減らし、放
電灯の寿命の延命化に貢献する機能を有する放電灯用光
源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、蛍光顕微鏡観察用光源又は高
輝度光源として、高圧水銀灯等の放電灯が一般的に用い
られている。このような放電灯の点灯時には、その特性
上、高電圧によるトリガ放電が必要になる。放電灯の電
極間に高電圧を印加すると、アーク放電が開始され、こ
の放電に伴う熱で水銀が蒸発し、数分間で完全に蒸発す
ると、放電灯の発光特性が安定する。
【0003】放電開始から発光特性が安定するまでの時
間を一般に「始動時間」と言う。この「始動時間」内
は、発光光量が乏しく、発光特性が安定しないため、顕
微鏡等の観察光に使用するには適当ではない。
【0004】また、この「始動時間」中、水銀が蒸発す
る過程中に放電灯を消灯すること、すなわち、発光特性
が安定する前に消灯することは、放電灯の寿命に悪影響
を与える。このため、任意の時点での消灯を禁止すべき
ではあるが、「始動時間」中に放電灯の消灯を禁止させ
る手段を付加することは、緊急時の安全上好ましく無
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した任意の時点で
の消灯を禁止するために、通常は放電灯の取扱説明書上
で任意の時点での消灯の禁止を明記して指示している場
合が多いが、「点灯後10分間は消灯しないこと」等の
目安の時間による指示をしているだけで、実際の放電灯
が「始動時間」を終了し、発光特性が安定した期間に至
っているか否かは明確に識別できないという課題があっ
た。
【0006】一方、放電灯は一旦消灯すると、水銀蒸気
圧が高いために、直ぐには再点灯出来ない特性をもつ。
すなわち、時間がある程度経過し、放電灯の発光管温度
が下がって一定の水銀蒸気圧まで低下すると再始動が可
能になる。この時間を「再始動時間」といい、特殊高圧
放電灯で無い限り、10分程度は必要となる。
【0007】この「再始動時間」中に、点灯のために放
電灯へ高圧を印加することは、放電灯寿命を短命化する
ため避けなければならないが、従来は取扱説明書上でそ
の禁止を指示しているだけであるという課題もあった。
【0008】まれに、点灯用高電圧を印加しても放電灯
が点灯しない場合がある。そのため、従来の光源装置
は、放電灯の点灯を検出し、発光ダイオード(LED)
の発光等により、点灯したことを表示する手段を具備す
るものもあるが、この場合でも「始動時間」が終了した
ことを表示する手段までは具備せず、使用者は実際に放
電灯の観察を行うことにより、放電灯の発光特性の安定
状態を確認したり、点灯後の時間の経過から「始動時
間」が終了したことを判断せざるを得ないという課題が
あった。
【0009】特に、放電灯を顕微鏡で使用する場合は、
光源装置とは別に、ランプハウスを備え、顕微鏡に取り
付けて使用するのが一般的である。このランプハウス
は、観察光以外の光がランプハウスより外部に漏れるこ
とが観察に支障を与えることを考慮し、観察光以外のラ
ンプハウスからの漏出を遮断しており、従って、外観上
は放電灯が点灯しているか否かが判らない構造になって
いる。
【0010】このために、発光ダイオード等により放電
灯が点灯したことを表示する表示手段を電源装置に設け
ていた。しかし、机上スペースの確保等の点から、使用
者は顕微鏡の近く等直ぐに目に付く場所に電源装置を置
くことが少ない。従って、表示手段を設けた電源装置の
場合でも、使用者は放電灯が点灯しているか否かの判別
をし難いという課題があった。
【0011】更に、点灯後に放電灯へ高電圧を印加する
ことは、放電灯の寿命を短命化するため、放電灯が点灯
したか否かの検出が必要になる。一般的な点灯検出手段
としては、放電灯のランプ電流を検出してこの放電灯の
点灯、不点灯を判断している。その他の点灯検出手段と
しては、特開平6−283280号公報記載の発明のよ
うに、光センサを利用してランプの光束に比例する電圧
信号を検出し、この電圧信号を基に放電灯の不点灯や、
寿命を判断する技術が提案されている。
【0012】しかし、この場合でも、放電灯が「始動時
間」を経過し、その発光特性が安定した期間になったこ
とを検出して、使用者に告知することまでは開示されて
いない。
【0013】放電灯の点灯、不点灯を検出する他の手段
として、特開平5−340802号や特開昭57−13
9317号公報記載の発明のように、主目的とする可視
光以外の光のエネルギーをコールドミラーで分光し、そ
の可視光以外の光を光電変換素子により電気エネルギー
に変換し、この電気エネルギーにより表示機能を駆動
し、放電灯の点灯を目視にて判断可能とした手段を備え
るものも提案されている。しかし、これらの技術の場合
でも、放電灯の点灯を検出し、点灯状態を表示していて
も、放電灯が「始動時間」を経過し、発光特性が安定し
た期間に入ったことまでは検出してはいない。
【0014】そこで、本発明は、放電灯を消灯後、点灯
制限を行い放電灯の長寿命化を図った放電灯用光源装置
を提供することを目的とするものである。また、本発明
は、放電灯の発光特性が安定する時間まで経過したこと
及び放電灯の発光特性が安定状態にあることを告知する
ようにした放電灯用光源装置を提供することを目的とす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る放電灯用光源装置は、放電灯を点灯駆動する点灯駆動
回路と、放電灯の消灯後に再点灯が可能になるまでの再
始動時間を計測し、この計測結果を基に点灯制限の要否
を判定する点灯制限判定手段と、この点灯制限判定手段
からの出力結果に基づいて前記再始動時間中の点灯駆動
動作を制限する点灯制限手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0016】請求項2記載の発明に係る放電灯用光源装
置は、放電灯を点灯駆動する点灯駆動手段と、放電灯の
点灯又は消灯に応じた検出信号を出力する点灯検知手段
と、放電灯の点灯開始後、発光特性の安定状態に至るま
での時間を計測する発光特性計測手段と、この発光特性
計測手段の計測結果に基づき、点灯開始から発光特性の
安定状態に至るまでの状態を告知する告知手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0017】請求項3記載の発明に係る放電灯用光源装
置は、放電灯を点灯駆動する点灯駆動手段と、放電灯の
点灯又は消灯に応じた検出信号を出力する点灯検知手段
と、放電灯の点灯開始後、発光特性の安定状態に至るま
での時間を計測する発光特性判定手段と、この発光特性
判定手段の計測結果に基づき、放電灯の発光特性が安定
状態にあることを告知する告知手段とを有することを特
徴とするものである。
【0018】以下に本発明の作用を説明する。請求項1
の発明は、点灯制限判定手段により、放電灯の消灯後に
再点灯が可能になるまでの再始動時間を計測し、この計
測結果を基に点灯制限の要否を判定し、この点灯制限判
定手段からの出力結果に基づいて、点灯制限を要する場
合に、前記点灯制限手段により、前記点灯駆動回路の再
始動時間中における点灯駆動動作を制限するようにした
ものである。従って、放電灯の消灯後、再点灯が可能に
なるまでの再始動時間中においては、放電灯の再点灯を
禁止でき、これにより放電灯の寿命の長期化を図れる。
また、放電灯が消灯した場合でも、点灯制限判定手段に
より点灯制限不要と判定した場合には、直ちに点灯駆動
手段により放電灯を点灯駆動することができ、これによ
り、放電灯の立ち消え時の再点灯を直ちに行うことがで
きる。
【0019】但し、通常は放電灯を消灯する際には、電
源スイッチをオフすることが多く、その場合には放電灯
用電源装置の全ての電源がオフになるため、時間計測の
ために他の電源を確保しなければならない。この場合、
電池駆動のタイマーを搭載することもできるが、例え
ば、点灯時にコンデンサに充電された電気エネルギーを
抵抗を経由して放電する時間を利用する構成とすること
で、電池等の他の電源を持たず、簡単に、かつ、安価に
構成することもできる。
【0020】上記の駆動電源としては、放電灯の光エネ
ルギーを電気信号に変換する光電素子を使用して、コン
デンサに充電する電気エネルギーを得ることもできる。
このような光電素子を使用することで、ノイズの影響が
少ない回路構成とすることができる。
【0021】請求項2の発明においては、放電灯が点灯
した時点から放電灯の発光特性が安定状態に至るまでの
時間(以下、「始動時間」という)を計測し、この計測
結果に基づいて点灯開始から発光特性の安定状態に至る
までの状態を使用者に告知するものである。即ち、放電
灯が点灯したことを、放電灯の電流等で検出し、例えば
LEDを用いた告知手段による光情報で使用者に告知
し、これを「始動時間」が終了する時間まで継続する。
【0022】請求項3の発明では、放電灯が点灯してか
らの時間を計測し、「始動時間」を過ぎた時には放電灯
の発光特性は安定したと予測し、例えばLEDを用いた
告知手段により使用者に放電灯の発光特性の安定状態を
告知するものである。
【0023】この場合、発光特性の安定状態に至るまで
の時間の計測は、タイマー回路により構成できるが、コ
ンデンサの充電時間を利用した簡単な回路構成でも実現
でき、また、発光特性が安定状態に至るタイミングの検
出手段として、光電素子を利用することができる。
【0024】請求項3の発明の場合、点灯駆動手段によ
り放電灯の点灯を開始させ、放電灯から放射された光を
受けて光電素子が光エネルギーを電気エネルギーに変換
する構成とすることができる。その電気エネルギーを利
用し、請求項2の発明と同様、LEDを用いた告知手段
による光情報で使用者に告知する。具体的には、LED
を用いた告知手段を使用し、例えば、放電灯が点灯して
から「始動時間」が終了することが予測される時間を予
め設定しておき、始動時間中はLEDを用いた告知手段
のうちの「始動時間LED」を点灯させ、その設定時間
を過ぎた時に、LEDを用いた告知手段のうちの「安定
表示LED」を点灯させ、放電灯の「始動時間」が終了
したことを使用者に告知する。この結果、使用者は、告
知手段による告知により、放電灯が顕微鏡の観察等に使
用可能であることを知ることができる。
【0025】さらに、取扱説明書等に「始動時間LE
D」の説明と、「始動時間」内の消灯を禁ずることを明
記することで、使用者に対し「始動時間LED」が点灯
している「始動時間」内は、放電灯の消灯を抑制させる
ようにすることもできる。
【0026】また、前記放電灯用光源装置を電源装置か
ら分離し、顕微鏡のランプハウスに配置することもでき
る。これにより、観察者は電源装置を見なくても、観察
姿勢で放電灯の発光特性が安定したことを判別出来る。
この場合、電源装置からランプハウス内のこの放電灯用
光源装置へエネルギーを供給する方法以外に、光電素子
から得た電気エネルギーのみを利用することで、電源装
置とこの放電灯用光源装置とを分離することもできる。
電源装置を分離したことにより、点灯処理等を行う制御
系から電気的に完全に絶縁され、ノイズの影響も軽減で
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下に、本発明の実施の形態1の放電
灯用光源装置を、図面を参照して説明する。尚、図1に
示す実施の形態1は顕微鏡用の放電灯用光源装置に応用
した場合を示しており、電源装置1とランプハウス2と
は分離した構成となっている。
【0028】図1に示す放電灯用光源装置において、電
源装置1には、オン/オフ操作用のスイッチS1と、ラ
ンプ用制御回路4と、後述するランプハウス2内の放電
灯7を点灯駆動する点灯駆動手段である点灯用高電圧発
生回路5と、基準電圧を供給する基準電圧発生器31
と、後述する第2の積分器17の出力と基準電圧発生器
31からの基準電圧とを比較する第3の比較器14と、
第3の比較器14の出力と後述する第1の比較器12の
出力との論理和をとるOR(オア)回路15と、このO
R回路15の出力に基づき後述する放電灯7の点灯開始
時点を制限する点灯制限手段である点灯開始制限回路6
とが設けられている。
【0029】一方、ランプハウス2には、前記点灯用高
電圧発生回路5により点灯駆動される放電灯7と、放電
灯7からの光を電圧に変換する光電素子10、基準電圧
発生器32及び第1の比較器12からなる点灯検知手段
と、前記光電素子10、この光電素子10の出力電圧を
積算する第1の積分器16、基準電圧発生器33及び基
準電圧発生器33からの基準電圧と第1の積分器16の
出力電圧とを比較する第2の比較器13からなり、放電
灯7の点灯状態を判定する点灯状態判定手段と、前記第
2の比較器13の出力を反転させるインバータ回路(反
転器)11、第1の比較器12の出力とインバータ回路
11の出力との論理積をとる第1のAND(アンド)回
路18及びこの第1のAND回路18の出力により点灯
駆動される始動時間LED(発光ダイオード)8からな
る放電灯7の始動時間を告知する始動時間告知手段と、
前記第1の比較器12の出力と第2の比較器13の出力
との論理積をとる第2のAND回路19及びこの第1の
AND回路18の出力により点灯駆動される安定表示L
ED9からなる放電灯7の安定状態を告知する安定状態
告知手段とを具備している。
【0030】前記光電素子10、第2の積分器17、基
準電圧発生器31、第3の比較器14、OR回路15に
より放電灯7の点灯制限の要否を判定する点灯制限判定
手段を構成している。
【0031】前記第1の積分器16、第2の積分器17
は、各々コンデンサと抵抗を用いた構成で、所定の時定
数で動作するようになっている。
【0032】前記光電素子10としては、代表例として
太陽電池がある。高容量の太陽電池を使用すれば、前記
ランプハウス2内の各素子の駆動に必要な全ての電力を
供給することができる。
【0033】図2はランプハウス2に対して前記始動時
間LED8と安定表示LED9を組み込んだ状態の外観
構成を示すものである。
【0034】次に、本実施の形態1の作用を説明する。
放電灯7の消灯後、十分に時間が経過した状態で、スイ
ッチSを入れると点灯開始制限回路6はオフしているた
め、放電灯7は点灯用高電圧発生回路5で発生した高電
圧により放電を開始する。点灯した放電灯7は光エネル
ギーを放出する。本来の主用途の観察光に使用していな
い不要光を、光電素子10に取り込む。この光電素子1
0により、光エネルギーが電圧(電気エネルギー)に変
換され、第1の比較器12により基準電圧発生器32か
らの基準電圧と比較され、前記電圧が基準電圧よりも高
くなると、正論理の信号が出力される。
【0035】一方、光電素子10から得た電圧は、第1
の積分器16にて積算されるが、積算電位が基準電圧発
生器33からの基準電圧よりも低い場合は、第2の比較
器13から負論理の信号が出力される。第2の比較器1
3からの出力信号は、インバータ回路11で逆の論理値
に変換される。第1のAND回路18では、第1の比較
器13から負論理の信号が出力される。第2の比較器1
3からの出力信号は、インバータ回路11で逆の論理値
に変換される。第1のAND回路18では、第1の比較
器12、インバータ回路11の両方の信号が正論理の場
合に限って、始動時間LED8を点灯駆動する。両方の
信号が正論理の場合とは、光電素子10からの電圧が第
1の比較器12に対する基準電圧以上で、かつ、第1の
積分器16の出力電圧が第2の比較器13に対する基準
電圧以下の場合に限られる。すなわち、放電灯7の点灯
後の「始動時間」内のみに限られる。
【0036】予め設定された放電灯7の発光特性が安定
するまで時間(「始動時間」)の終了を予測した時間を
経過した時には、第1の積分器16の出力電圧が第2の
比較器13の基準電圧を越え、正論理の信号が出力され
る。第2のAND回路19は、第1の比較器12、第2
の比較器13の双方からの信号が正論理の時に限り、ラ
ンプ安定表示LED9を点灯駆動する。
【0037】双方の信号が正論理の場合とは、光電素子
12からの電圧が第1の比較器12の基準電圧以上(放
電灯7の点灯が開始している状態)で、かつ、第1の積
分器16の出力電圧が、第2の比較器13の基準電圧以
上の場合(放電灯7の発光特性が安定する時間まで経過
した状態)に限られる。
【0038】このような状態で、ランプ安定表示LED
9がオンする。第2の比較器13からの正論理信号は、
インバータ11で負論理信号に変換されるため、第1の
AND回路18には負論理信号が入力され、これによ
り、始動時間LED8は消灯し、放電灯7が「始動時
間」の状態を過ぎたことを表す。「始動時間」を過ぎた
ことで、消灯させても放電灯7の寿命に影響が無いこと
を使用者に告知する。
【0039】一方、第1の比較器12からの正論理の信
号は、電源装置1内のOR回路15に入力され、点灯開
始制限回路6をオンし、点灯用高電圧発生回路5による
高電圧発生を制限する。これにより、放電灯7の点灯時
に高電圧が印加されることを防止する。
【0040】この状態で、スイッチS1 をオフした場合
は、放電灯7が消灯し、光電素子10は電圧を出力でき
ず、第1の比較器12の出力が負論理になり、第1のA
ND回路18、第2のAND回路19ともに負論理の信
号を出力する。この結果、始動時間LED8、ランプ安
定表示LED9ともに消灯状態となる。
【0041】一方、第2の積分器17のコンデンサに充
電されていた電荷は、抵抗を経由して放電されるが、そ
の放電電圧が電源装置1内の第3の比較器14の基準電
圧以下にならないうちは、OR回路15からの正論理信
号が点灯開始制限回路6に入力され、スイッチSをオン
させても、点灯用高電圧発生回路5は動作しない。
【0042】図1に示す例では、便宜上、第1の積分器
16のコンデンサと第2の積分器17のコンデンサとは
個別の構成として把握できるが、実際の回路上ではこれ
らを一個として構成することも可能である。
【0043】第1の積分器16のコンデンサと第2の積
分器17のコンデンサとを一つにした場合の充放電動作
のタイミングチャートを図3に示している。
【0044】前記光電素子10により放電灯7からの光
を変換した電気エネルギーを得て、放電灯7の点灯を検
出し、始動時間LED8をオンする。放電灯7の点灯中
は光電素子10からの電気エネルギーを一つのコンデン
サに充電する。このコンデンサの充電電圧が図3に示す
「安定表示電圧A」を越えると、安定表示LED9が点
灯する。
【0045】一方、放電灯7を消灯した際には、このコ
ンデンサに充電された電気エネルギーは抵抗を経由して
放電される。放電し続けるコンデンサの電圧が、点灯用
高電圧発生回路5を制御する点灯開始制限回路6をオフ
する電圧(点灯制限電圧B)以下になると、放電灯7の
再点灯が可能になる。放電灯7の発光特性が安定するま
での時間と、再点灯可能にするまでの時間は、充電及び
放電回路の抵抗値や基準電圧により設定する。
【0046】さらに、放電灯7が点灯途中で立ち消えて
しまった場合は、光電素子10は十分なエネルギーを変
換できず、第1の比較器12の基準電圧に達していない
ために、第1の比較器12からは負論理の信号が出力さ
れ、かつ、第2の積分器17にも十分な電気エネルギー
が充電されていないために、OR回路15からは負論理
の信号が出力されており、点灯開始制限回路6は動作せ
ず、放電灯7を直ちに再点灯することが可能となる。
【0047】(実施の形態2)上述した実施の形態1で
は、時間の設定のために抵抗とコンデンサの時定数を使
用したが、本実施の形態2においては前記点灯状態判定
手段、前記点灯制限判定手段において各々タイマーを使
用する。この場合は、図1に示す第1の積分器16、第
2の積分器17の代わりに、タイマーを接続する構成と
する。タイマーは、光電素子10からの信号を受けて時
間計測を開始する。タイマーの計測時間の設定は、実施
の形態1の場合の第1の積分器16、第2の積分器17
の時定数を決める場合と同様に設定する。その他の構成
は、実施の形態1と同様であり、これにより、実施の形
態1の場合と同様な作用、効果を発揮させることが可能
となる。
【0048】(実施の形態3)本実施の形態3において
は、実施の形態1の前記光電素子10の代わりに、Cd
Sセル等の光電導素子を使用し、この光電導素子におけ
る受光面の受光量の大小により抵抗値が変わる特性を利
用して実施の形態1と同様な回路を構成することができ
る。この実施の形態3によっても実施の形態1の場合と
同様な作用、効果を発揮させることが可能となる。
【0049】(実施の形態4)図4に本発明の実施の形
態4を示す。実施の形態4においては、実施の形態1に
おける前記点灯制限判定手段の代りに、点灯制限判定手
段として、熱電素子20、この熱電素子20の出力電圧
を増幅する電圧増幅回路21、基準電圧発生器31及び
第3の比較器14を使用した構成としたものである。即
ち、この場合の熱電素子20は、放電灯7の点灯を制限
する否かを判定する回路にのみ使用するものである。
【0050】図4に実施の形態4において、放電灯7の
点灯後、「始動時間」を終了し、発光特性が安定する時
間まで経過したことを表示する手段については、現状に
おいて広く使用されている電流検出で行っても良いし、
実施の形態1のような安定表示LED9を使用してもよ
い。
【0051】図4に実施の形態4において、熱電素子2
0は、周囲温度が高い程高い電位を発生する特性を持
つ。放電灯7の点灯時にその発熱で熱電素子20に生じ
た電圧(電気エネルギー)を、電圧増幅回路21で増幅
する。その増幅信号が電源装置1の内部の第3の比較器
14に入力され、第3の比較器14に供給される基準電
圧発生器31からの基準電圧と比較される。熱電素子2
0からの電圧(電圧増幅回路21の出力電圧)は放電灯
7の点灯後、十分に発熱をした場合には基準電圧よりも
高くなり、この結果、第3の比較器14から正論理の信
号が出力される。その正論理の信号は点灯開始制限回路
6に入力され、点灯開始制限回路6は放電灯7の再点灯
を制限する。
【0052】また、放電灯7が十分な時間点灯した後
に、スイッチS1 をオフした場合には、放電灯7は消灯
するが、放電灯7の余熱及びその周囲の余熱により、熱
電素子20は熱を電気エネルギーに変換し続け、電圧増
幅回路21にて増幅された電圧が前記基準電圧以下にな
らないうちは点灯開始制限回路6が動作し続け、スイッ
チS1 をオンさせても点灯用高電圧発生回路5は動作し
ない。
【0053】前記放電灯7の点灯途中での立ち切れの場
合は、放電灯7及びその周囲は発熱量が少ないために、
電圧増幅回路21からの出力電圧は前記基準電圧に達せ
ず、このため第3の比較器14の出力により点灯開始制
限回路6が駆動されることはなく、放電灯7の再点灯が
可能となる。この他の構成及び動作は、実施の形態1の
場合と同様である。このような実施の形態4によれば、
熱電素子20により放電灯7の余熱及びその周囲の余熱
を監視して熱量が多い場合には放電灯7の再点灯を制限
し、熱量が少ない場合には放電灯7の再点灯を制限する
ことなく、放電灯7の点灯途中での立ち切れの場合の再
点灯を支障なく行うことができる。
【0054】(実施の形態5)図5に実施の形態5を示
す。実施の形態5においては、実施の形態1の光電素子
10の代わりに、電流検出回路22を使用し、放電灯7
に流れる電流を電流検出回路22により検出して、前記
光電素子10と同様に動作させるようにしたものであ
る。
【0055】また、実施の形態5において、放電灯7は
ランプハウス2に、放電灯7以外の各回路は、電源装置
1の中に設けている。また、光電素子10の代わりに、
電流検出回路22を放電灯7の駆動回路中に接続してい
ること以外の回路構成は実施の形態1と同様であり、電
流検出回路22の出力以降の動作も実施の形態1と同様
である。この実施の形態5によれば、放電灯7を電源装
置1と離れた位置に設置して、既述した実施の形態1の
場合と同様な作用効果を発揮させることができる。
【0056】尚、上述した実施の形態1乃至5では、
「始動時間」、「安定表示」の確認用としてLEDを使
用しているが、LEDの代わりにチャイム等の鳴動手段
を設けても良いし、各LEDの代わりに例えば旗印等を
ランプハウス2から立ち上げたりする等機構的な表示手
段を用いても良い。また、前記光電素子10は図6に示
すようにランプハウス2内における放電灯7からの直接
光やランプハウス2に設けたミラー30からの反射光の
光路を妨げない適宜の位置に配置している。これは、ラ
ンプハウス2内は水銀ランプからの光の反射光、散乱光
で満ちており、これを受光することを考慮したものであ
る。
【0057】尚、本発明は、上述した実施の形態にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形や変更が可能であ
る。
【0058】以上説明した本発明によれば、以下の構成
を付記できる。
【0059】(1)請求項1記載の放電灯用光源装置に
おいて、前記点灯制限判定手段は、放電灯の点灯を検出
する手段と、この手段からの出力信号を所定の時定数で
積分する積分手段とを有し、この積分手段からの出力信
号を所定の基準値と比較することにより、前記再始動時
間を計測するようにしたことを特徴とする。通常は放電
灯を消灯する際には、電源スイッチをオフすることが多
く、その場合には電源装置の全ての電源がオフになるた
め、時間計測のために他の電源を確保しなければならな
いが、付記(1)の構成によれば、積分手段からの出力
信号を所定の基準値と比較することにより、前記再始動
時間を計測するようにしたものであるから、電池駆動の
タイマーを搭載することもなく、また、電池等の他の電
源を持たず、簡単に、かつ安価に点灯制限判定手段を構
成することができる。
【0060】(2)付記1記載の放電灯用光源装置にお
いて、放電灯の点灯を検出する手段は、放電灯からの光
エネルギーを検出するものであることを特徴とする。
【0061】(3)付記1記載の放電灯用光源装置にお
いて、放電灯の点灯を検出する手段は、放電灯の駆動電
流を検出するものであることを特徴とする。
【0062】(4)請求項1記載の放電灯用光源装置に
おいて、前記点灯制限判定手段は、放電灯からの熱エネ
ルギーを検出する熱電素子を有し、熱電素子の出力信号
を所定の基準値と比較することにより、前記再始動時間
を計測するようにしたことを特徴とする。この構成によ
れば、放電灯自体の又は放電灯周辺の余熱の多少に応じ
て放電灯の点灯制限の要否を判定することが可能とな
る。
【0063】(5)請求項2又は3記載の放電灯用光源
装置において、前記点灯検知手段は、放電灯からの光を
検出するものであることを特徴とする。
【0064】(6)請求項2又は3記載の放電灯用光源
装置において、前記点灯検知手段は、放電灯の駆動電流
を検出するものであることを特徴とする。
【0065】(7)請求項2又は3記載の放電灯用光源
装置において、前記発光特性判定手段は、放電灯の点灯
を検出する手段と、この手段からの出力信号を所定の時
定数で積分する積分手段とを有し、この積分手段からの
出力信号を所定の基準値と比較することにより、前記点
灯開始後、発光特性の安定状態に至るまでの時間を計測
するようにしたことを特徴とする。この構成によれば、
前記積分手段からの出力信号を所定の基準値と比較する
ことにより、前記始動時間を計測するようにしたもので
あるから、電池駆動のタイマーを搭載することもなく、
また、電池等の他の電源を持たず、簡単に、かつ、安価
に発光特性判定手段を構成することができる。
【0066】(8)付記7の放電灯の点灯を検出する手
段は、放電灯からの光エネルギーを検出するものである
ことを特徴とする。
【0067】(9)付記7記載の放電灯用光源装置にお
いて、放電灯の点灯を検出する手段は、放電灯の駆動電
流を検出するものであることを特徴とする。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、放電灯の
寿命の長期化を図れ、また、放電灯の立ち消え時の再点
灯を直ちに行うことも可能な放電灯用光源装置を提供す
ることができる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、放電灯が点
灯した時点から放電灯の発光特性が安定状態に至るまで
の状態であることを使用者に告知するものであるから、
この状態中の消灯操作を防止し、これにより放電灯の寿
命の延命化を図ることができる放電灯用光源装置を提供
することができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、放電灯の発
光特性が安定状態にあることをを告知するので、放電灯
の発光特性が安定した状態での使用を確保することがで
きる放電灯用光源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の放電灯用光源装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の放電灯用光源装置のラ
ンプハウスの斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1のコンデンサの充放電動
作説明用のタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施の形態4の放電灯用光源装置を示
すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5の放電灯用光源装置を示
すブロック図である。
【図6】本発明の各実施の形態における放電灯と光電素
子の配置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電源装置 2 ランプハウス 4 ランプ用制御回路 5 点灯用高電圧発生回路 6 点灯開始制限回路 7 放電灯 8 始動時間LED 9 ランプ安定表示LED 10 光電素子 11 インバータ回路 12 第1の比較器 13 第2の比較器 14 第3の比較器 15 OR(オア)回路 16 第1の積分器 17 第2の積分器 18 第1のAND回路 19 第2のAND回路 20 熱電素子 21 電圧増幅器 22 電流検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯を点灯駆動する点灯駆動回路と、 放電灯の消灯後に再点灯が可能になるまでの再始動時間
    を計測し、この計測結果を基に点灯制限の要否を判定す
    る点灯制限判定手段と、 この点灯制限判定手段からの出力結果に基づいて前記再
    始動時間中の点灯駆動動作を制限する点灯制限手段と、 を有することを特徴とする放電灯用光源装置。
  2. 【請求項2】 放電灯を点灯駆動する点灯駆動手段と、 放電灯の点灯又は消灯に応じた検出信号を出力する点灯
    検知手段と、 放電灯の点灯開始後、発光特性の安定状態に至るまでの
    時間を計測する発光特性計測手段と、 この発光特性計測手段の計測結果に基づき、点灯開始か
    ら発光特性の安定状態に至るまでの状態を告知する告知
    手段と、 を有することを特徴とする放電灯用光源装置。
  3. 【請求項3】 放電灯を点灯駆動する点灯駆動手段と、 放電灯の点灯又は消灯に応じた検出信号を出力する点灯
    検知手段と、 放電灯の点灯開始後、発光特性の安定状態に至るまでの
    時間を計測する発光特性判定手段と、 この発光特性判定手段の計測結果に基づき、放電灯の発
    光特性が安定状態にあることを告知する告知手段と、 を有することを特徴とする放電灯用光源装置。
JP21078897A 1997-08-05 1997-08-05 放電灯用光源装置 Withdrawn JPH1154290A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000540A (ja) * 2001-06-19 2003-01-07 Pentax Corp ランプ点灯を制御する電子内視鏡装置のプロセッサおよび内視鏡用光源装置
JP2005285434A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP2010045055A (ja) * 2009-11-25 2010-02-25 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置

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Effective date: 20041005