JPH1154833A - 半導体レーザ装置 - Google Patents
半導体レーザ装置Info
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- JPH1154833A JPH1154833A JP9212096A JP21209697A JPH1154833A JP H1154833 A JPH1154833 A JP H1154833A JP 9212096 A JP9212096 A JP 9212096A JP 21209697 A JP21209697 A JP 21209697A JP H1154833 A JPH1154833 A JP H1154833A
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- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザ発振の電流閾位置を低減すると共に、
短波長側でのレーザ発振が可能な量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、量子井戸の量子準位間遷移
を用いて発振する量子井戸カスケード型半導体レーザ装
置であって、量子井戸層3をZnCdTe/HgCdS
e量子井戸構造またはZnCdTe/HgCdTe量子
井戸構造で構成することを特徴とする。
短波長側でのレーザ発振が可能な量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、量子井戸の量子準位間遷移
を用いて発振する量子井戸カスケード型半導体レーザ装
置であって、量子井戸層3をZnCdTe/HgCdS
e量子井戸構造またはZnCdTe/HgCdTe量子
井戸構造で構成することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体レーザ装
置に係り、量子井戸の量子準位間遷移を用いて発振する
量子井戸カスケード型半導体レーザ装置に関する。
置に係り、量子井戸の量子準位間遷移を用いて発振する
量子井戸カスケード型半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ装置は、pn接合を
用いてキャリアを注入し、反転分布を作り、注入された
電子と正孔が伝導帯−価電子帯間遷移によって再結合す
る現象を利用してレーザ発振を実現している。このよう
なpn接合型半導体レーザ装置は、レーザ発振のための
電流閾値が大きく、無効電流があり、電力消費量が大き
くなり、集積化が困難であるなどの問題があった。ま
た、変調時の発振遅れや温度特性などの問題もあった。
用いてキャリアを注入し、反転分布を作り、注入された
電子と正孔が伝導帯−価電子帯間遷移によって再結合す
る現象を利用してレーザ発振を実現している。このよう
なpn接合型半導体レーザ装置は、レーザ発振のための
電流閾値が大きく、無効電流があり、電力消費量が大き
くなり、集積化が困難であるなどの問題があった。ま
た、変調時の発振遅れや温度特性などの問題もあった。
【0003】一方、InGaAs/InAlAsを用い
た材料において、量子井戸の量子準位(以下、サブバン
ドという。)間遷移を用いたレーザ発振がフェイスト
(J.Faist et al.Science Vo
l.264,pp.553,1994)に報告されてい
る。このサブバンド間遷移を用いた量子井戸カスケード
レーザは、レーザ発振のための電流閾値を大幅に低減で
き、理論上はゼロ閾値レーザが可能である。
た材料において、量子井戸の量子準位(以下、サブバン
ドという。)間遷移を用いたレーザ発振がフェイスト
(J.Faist et al.Science Vo
l.264,pp.553,1994)に報告されてい
る。このサブバンド間遷移を用いた量子井戸カスケード
レーザは、レーザ発振のための電流閾値を大幅に低減で
き、理論上はゼロ閾値レーザが可能である。
【0004】しかしながら、上記フェイストらのレーザ
装置は、伝導帯バンドオフセットΔEcが0.6eVよ
り小さく、発振波長が4.2μm以上となり、発振波長
の短波長化が不可能であるという問題があった。
装置は、伝導帯バンドオフセットΔEcが0.6eVよ
り小さく、発振波長が4.2μm以上となり、発振波長
の短波長化が不可能であるという問題があった。
【0005】そこで、通信波長帯で発振させる量子井戸
カスケードレーザ装置が特開平8−88440号公報に
提案されている。この公報に開示されたレーザ装置は、
量子井戸として、InGaAs/AlAsSbを用い、
1.55μmでレーザ発振させるものである。このIn
GaAs/AlAsSbの伝導帯バンドオフセットΔE
cは1.5eVである。
カスケードレーザ装置が特開平8−88440号公報に
提案されている。この公報に開示されたレーザ装置は、
量子井戸として、InGaAs/AlAsSbを用い、
1.55μmでレーザ発振させるものである。このIn
GaAs/AlAsSbの伝導帯バンドオフセットΔE
cは1.5eVである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した量子井戸系に
よる量子井戸カスケード型半導体レーザ装置の利得は従
来の伝導帯−価電子間遷移の半導体レーザ装置より大き
いが、まだ十分とは言えない。また、伝導帯バンドオフ
セットも更に短波長化するには十分ではなかった。
よる量子井戸カスケード型半導体レーザ装置の利得は従
来の伝導帯−価電子間遷移の半導体レーザ装置より大き
いが、まだ十分とは言えない。また、伝導帯バンドオフ
セットも更に短波長化するには十分ではなかった。
【0007】この発明者等は、上記した従来の問題点に
鑑み、量子井戸に用いる材料を鋭意検討し、量子井戸カ
スケード型半導体レーザ装置において、格子不整が小さ
く、伝導帯バンドオフセットの高い材料を用いて、レー
ザ発振の電流閾位置を更に低減すると共に、短波長側で
のレーザ発振が可能な半導体レーザ装置を提供すること
を目的とする。
鑑み、量子井戸に用いる材料を鋭意検討し、量子井戸カ
スケード型半導体レーザ装置において、格子不整が小さ
く、伝導帯バンドオフセットの高い材料を用いて、レー
ザ発振の電流閾位置を更に低減すると共に、短波長側で
のレーザ発振が可能な半導体レーザ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、量子井戸の
量子準位間遷移を用いて発振する半導体レーザ装置であ
って、量子井戸をZnCdTe/HgCdSe量子井戸
構造またはZnCdTe/HgCdTe量子井戸構造で
構成することを特徴とする
量子準位間遷移を用いて発振する半導体レーザ装置であ
って、量子井戸をZnCdTe/HgCdSe量子井戸
構造またはZnCdTe/HgCdTe量子井戸構造で
構成することを特徴とする
【0009】上記した量子井戸構造では、伝導帯バンド
オフセット及び量子井戸の有効質量が大きくなると共
に、量子井戸単体で歪みを無くすことができる。この結
果、レーザ発振の電流閾値が大幅に低減できると共に短
波長でレーザ発振が可能になる。更に、閾値電流が大幅
に低減できることから使用電力が小さくなり、発振遅れ
も小さくできる。
オフセット及び量子井戸の有効質量が大きくなると共
に、量子井戸単体で歪みを無くすことができる。この結
果、レーザ発振の電流閾値が大幅に低減できると共に短
波長でレーザ発振が可能になる。更に、閾値電流が大幅
に低減できることから使用電力が小さくなり、発振遅れ
も小さくできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に実施の形態につ
き図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施
の形態に係る半導体レーザ装置の層構造を示す模式図で
あり、量子井戸をZnCdTe/HgCdTe量子井戸
構造を用いたものである。
き図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施
の形態に係る半導体レーザ装置の層構造を示す模式図で
あり、量子井戸をZnCdTe/HgCdTe量子井戸
構造を用いたものである。
【0011】図1に示すように、n型Zn0.70Cd0.30
Te基板1上に、Inをドープしたn型Mg0.15Zn
0.50Cd0.35Teからなるクラッド層2、ZnCdTe
/HgCdTe構造の量子井戸層3、Inをドープした
n型Mg0.15Zn0.50Cd0.35Teからなるクラッド層
4、Inをドープしたn型Zn0.65Cd0.35Teからな
るコンタクト層5がMBE法により積層形成されてい
る。
Te基板1上に、Inをドープしたn型Mg0.15Zn
0.50Cd0.35Teからなるクラッド層2、ZnCdTe
/HgCdTe構造の量子井戸層3、Inをドープした
n型Mg0.15Zn0.50Cd0.35Teからなるクラッド層
4、Inをドープしたn型Zn0.65Cd0.35Teからな
るコンタクト層5がMBE法により積層形成されてい
る。
【0012】上記層の各キャリア濃度は、基板1は1×
1018cm-3、クラッド層2は、5×1017〜2×10
17cm-3、量子井戸層3は、2×1017cm-3、クラッ
ド層4は、2×1017cm-3、コンタクト層5は、5×
1017cm-3である。
1018cm-3、クラッド層2は、5×1017〜2×10
17cm-3、量子井戸層3は、2×1017cm-3、クラッ
ド層4は、2×1017cm-3、コンタクト層5は、5×
1017cm-3である。
【0013】次に、このレーザ装置の具体的構成を更に
説明する。
説明する。
【0014】このレーザ装置は、n型Zn0.70Cd0.30
Te基板1上に膜厚1μmのn型Mg0.15Zn0.50Cd
0.35Teからなるクラッド層2がMBE法により形成さ
れ、この上に量子井戸層3が形成される。
Te基板1上に膜厚1μmのn型Mg0.15Zn0.50Cd
0.35Teからなるクラッド層2がMBE法により形成さ
れ、この上に量子井戸層3が形成される。
【0015】量子井戸層3は、キャリア濃度が2×10
17cm-3のInをドープした膜厚7nmのn型Zn0.65
Cd0.35Te30とInをドープした膜厚20nmのn
型Hg0.1Zn0.55Cd0.35Te31からなる井戸層
と、アンドープの膜厚6nmのHg0.65Cd0.35Te3
2からなる障壁層と、キャリア濃度が2×1017cm-3
のInをドープした膜厚7nmのn型Zn0.65Cd0.35
Te33の井戸層と、アンドープの膜厚5nmのHg
0.65Cd0.35Te34からなる障壁層(発光層)と、を
1つの周期として10層積層して形成される。
17cm-3のInをドープした膜厚7nmのn型Zn0.65
Cd0.35Te30とInをドープした膜厚20nmのn
型Hg0.1Zn0.55Cd0.35Te31からなる井戸層
と、アンドープの膜厚6nmのHg0.65Cd0.35Te3
2からなる障壁層と、キャリア濃度が2×1017cm-3
のInをドープした膜厚7nmのn型Zn0.65Cd0.35
Te33の井戸層と、アンドープの膜厚5nmのHg
0.65Cd0.35Te34からなる障壁層(発光層)と、を
1つの周期として10層積層して形成される。
【0016】この量子井戸層3上に、膜厚1μmのn型
Mg0.15Zn0.50Cd0.35Teからなるクラッド層4と
膜厚0.1μmのInをドープした膜厚7nmのn型Z
n0. 65Cd0.35Teからなるコンタクト層5が順次積層
形成されている。
Mg0.15Zn0.50Cd0.35Teからなるクラッド層4と
膜厚0.1μmのInをドープした膜厚7nmのn型Z
n0. 65Cd0.35Teからなるコンタクト層5が順次積層
形成されている。
【0017】上記のように形成されたZnCdTe/H
gCdTe構造の量子井戸層3は、サブバンド間遷移に
より、Hg0.65Cd0.35Te34から光子がレーザ発振
される。また、ZnCdTe/HgCdTe構造の量子
井戸層3の伝導帯バンドオフセットΔEcは1.9eV
であり、そのピーク利得は1400/cmと高いものが
得られ、レーザ発振の電流閾値が従来の量子井戸型カス
ケードレーザに比べて低減できるとともに、短波長で発
振が可能となる。
gCdTe構造の量子井戸層3は、サブバンド間遷移に
より、Hg0.65Cd0.35Te34から光子がレーザ発振
される。また、ZnCdTe/HgCdTe構造の量子
井戸層3の伝導帯バンドオフセットΔEcは1.9eV
であり、そのピーク利得は1400/cmと高いものが
得られ、レーザ発振の電流閾値が従来の量子井戸型カス
ケードレーザに比べて低減できるとともに、短波長で発
振が可能となる。
【0018】上記した各層はMBE法により基板1上に
成長形成され、成長温度は200度である。上記した各
層の成長条件を表1に示す。
成長形成され、成長温度は200度である。上記した各
層の成長条件を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】また、基板1は量子井戸層及び障壁層の格
子定数に合う基板であればよく、上記した基板以外に例
えば、n型Hg0.7Cd0.3Te基板を用いること
もできる。
子定数に合う基板であればよく、上記した基板以外に例
えば、n型Hg0.7Cd0.3Te基板を用いること
もできる。
【0021】図2は、この発明の他の実施の形態に係る
半導体レーザ装置の層構造を示す模式図であり、量子井
戸をZnCdTe/HgCdSe量子井戸構造を用いた
ものである。
半導体レーザ装置の層構造を示す模式図であり、量子井
戸をZnCdTe/HgCdSe量子井戸構造を用いた
ものである。
【0022】n型Zn0.50Cd0.50Te基板1a上に、
Inをドープしたn型Mg0.1Zn0 .55Cd0.35Teか
らなるクラッド層2a、ZnCdTe/HgCdSe構
造の量子井戸層3a、Inをドープしたn型Mg0.1Z
n0.55Cd0.35Teからなるクラッド層4a、Inをド
ープしたn型Zn0.5Cd0.5Teからなるコンタクト層
5aがMBE法により積層形成されている。
Inをドープしたn型Mg0.1Zn0 .55Cd0.35Teか
らなるクラッド層2a、ZnCdTe/HgCdSe構
造の量子井戸層3a、Inをドープしたn型Mg0.1Z
n0.55Cd0.35Teからなるクラッド層4a、Inをド
ープしたn型Zn0.5Cd0.5Teからなるコンタクト層
5aがMBE法により積層形成されている。
【0023】上記層の各キャリア濃度は、基板1aは1
×1018cm-3、クラッド層2aは、5×1017〜2×
1017cm-3、量子井戸層3aは、2×1017cm-3、
クラッド層4aは、2×1017cm-3、コンタクト層5
aは、5×1017cm-3である。
×1018cm-3、クラッド層2aは、5×1017〜2×
1017cm-3、量子井戸層3aは、2×1017cm-3、
クラッド層4aは、2×1017cm-3、コンタクト層5
aは、5×1017cm-3である。
【0024】次に、このレーザ装置の具体的構成を更に
説明する。
説明する。
【0025】このレーザ装置は、n型Zn0.50Cd0.50
Te基板1a上に膜厚1μmのn型Mg0.1Zn0.55C
d0.35Teからなるクラッド層2aがMBE法により形
成され、この上に量子井戸層3aが形成される。量子井
戸層3aは、キャリア濃度が2×1017cm-3のInを
ドープした膜厚7nmのn型Zn0.6Cd0.4Te30a
とInをドープした膜厚20nmのn型Hg0.1Zn
0.55Cd0.35Te31aからなる井戸層と、アンドープ
の膜厚6nmのHg0.5Cd0.5Se32aからなる障壁
層と、キャリア濃度が2×1017cm-3のInをドープ
した膜厚7nmのn型Zn0.6Cd0.4Te33aの井戸
層と、アンドープの膜厚5nmのHg0.5Cd0.5Se3
4aからなる障壁層(発光層)と、を1つの周期として
10層積層して形成される。
Te基板1a上に膜厚1μmのn型Mg0.1Zn0.55C
d0.35Teからなるクラッド層2aがMBE法により形
成され、この上に量子井戸層3aが形成される。量子井
戸層3aは、キャリア濃度が2×1017cm-3のInを
ドープした膜厚7nmのn型Zn0.6Cd0.4Te30a
とInをドープした膜厚20nmのn型Hg0.1Zn
0.55Cd0.35Te31aからなる井戸層と、アンドープ
の膜厚6nmのHg0.5Cd0.5Se32aからなる障壁
層と、キャリア濃度が2×1017cm-3のInをドープ
した膜厚7nmのn型Zn0.6Cd0.4Te33aの井戸
層と、アンドープの膜厚5nmのHg0.5Cd0.5Se3
4aからなる障壁層(発光層)と、を1つの周期として
10層積層して形成される。
【0026】この量子井戸層3a上に、膜厚1μmのn
型Mg0.1Zn0.55Cd0.35Teからなるクラッド層4
aと膜厚0.1μmのInをドープした膜厚7nmのn
型Hg0.5Cd0.5Teからなるコンタクト層5aが順次
積層形成されている。
型Mg0.1Zn0.55Cd0.35Teからなるクラッド層4
aと膜厚0.1μmのInをドープした膜厚7nmのn
型Hg0.5Cd0.5Teからなるコンタクト層5aが順次
積層形成されている。
【0027】上記のように形成されたZnCdTe/H
gCdSe構造の量子井戸層3aはサブバンド間遷移に
より、Hg0.5Cd0.5Se34aから光子がレーザ発振
される。また、ZnCdTe/HgCdSe構造の量子
井戸層3aの伝導帯バンドオフセットΔEcは2.0e
Vであり、そのピーク利得は1500/cmと高いもの
が得られ、レーザ発振の電流閾値が従来の量子井戸型カ
スケードレーザに比べて低減できるとともに、短波長で
発振が可能となる。
gCdSe構造の量子井戸層3aはサブバンド間遷移に
より、Hg0.5Cd0.5Se34aから光子がレーザ発振
される。また、ZnCdTe/HgCdSe構造の量子
井戸層3aの伝導帯バンドオフセットΔEcは2.0e
Vであり、そのピーク利得は1500/cmと高いもの
が得られ、レーザ発振の電流閾値が従来の量子井戸型カ
スケードレーザに比べて低減できるとともに、短波長で
発振が可能となる。
【0028】上記した各層はMBE法により基板1a上
に成長形成され、成長温度は200度である。上記した
各層の成長条件を表2に示す。
に成長形成され、成長温度は200度である。上記した
各層の成長条件を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】また、基板1aは量子井戸層及び障壁層の
格子定数に合う基板であればよく、上記した基板以外に
例えば、n型Hg0.4Cd0.6Te基板を用いることもで
きる。
格子定数に合う基板であればよく、上記した基板以外に
例えば、n型Hg0.4Cd0.6Te基板を用いることもで
きる。
【0031】図3に、この発明の量子井戸をZnCdT
e/HgCdSe構造で形成した量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置、量子井戸をZnCdTe/HgCd
Te構造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ
装置と比較のため量子井戸をAlAsSb/GaSb構
造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ装置、
量子井戸をAlAsSb/InAs構造で形成した量子
井戸カスケード型半導体レーザ装置とInGaAsP系
伝導帯間遷移半導体レーザを用意し、300K、電子密
度2×1018cm-3の条件で発振させた1.55μm帯
レーザの利得と遷移エネルギーの関係を調べた結果を示
す。
e/HgCdSe構造で形成した量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置、量子井戸をZnCdTe/HgCd
Te構造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ
装置と比較のため量子井戸をAlAsSb/GaSb構
造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ装置、
量子井戸をAlAsSb/InAs構造で形成した量子
井戸カスケード型半導体レーザ装置とInGaAsP系
伝導帯間遷移半導体レーザを用意し、300K、電子密
度2×1018cm-3の条件で発振させた1.55μm帯
レーザの利得と遷移エネルギーの関係を調べた結果を示
す。
【0032】ピーク利得は、この発明のZnCdTe/
HgCdSe構造が1500/cm、この発明のZnC
dTe/HgCdTe構造が1400/cmであるのに
対し、AlAsSb/GaSb構造が1100/cm、
AlAsSb/InAs構造が670/cm、InGa
AsP系伝導帯間遷移レーザが350/cmと、この発
明のによれば、利得が大きく、レーザ発振の電流閾値が
更に低減できることがわかる。
HgCdSe構造が1500/cm、この発明のZnC
dTe/HgCdTe構造が1400/cmであるのに
対し、AlAsSb/GaSb構造が1100/cm、
AlAsSb/InAs構造が670/cm、InGa
AsP系伝導帯間遷移レーザが350/cmと、この発
明のによれば、利得が大きく、レーザ発振の電流閾値が
更に低減できることがわかる。
【0033】図4に、この発明の量子井戸をZnCdT
e/HgCdSe構造で形成した量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置、量子井戸をZnCdTe/HgCd
Te構造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ
装置と比較のため量子井戸をAlAsSb/GaSb構
造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ装置、
量子井戸をAlAsSb/InAs構造で形成した量子
井戸カスケード型半導体レーザ装置とInGaAsP系
伝導帯間遷移半導体レーザ装置を用意し、300K、電
子密度1×1011cm-3の条件で発振させ、ピーク利得
と遷移エネルギーの依存性の関係を調べた結果を示す。
e/HgCdSe構造で形成した量子井戸カスケード型
半導体レーザ装置、量子井戸をZnCdTe/HgCd
Te構造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ
装置と比較のため量子井戸をAlAsSb/GaSb構
造で形成した量子井戸カスケード型半導体レーザ装置、
量子井戸をAlAsSb/InAs構造で形成した量子
井戸カスケード型半導体レーザ装置とInGaAsP系
伝導帯間遷移半導体レーザ装置を用意し、300K、電
子密度1×1011cm-3の条件で発振させ、ピーク利得
と遷移エネルギーの依存性の関係を調べた結果を示す。
【0034】図4から分かるように、この発明のレーザ
装置によれば、1.8eVで遷移しており、680nm
程度の短波長側でもレーザ発振が行える。
装置によれば、1.8eVで遷移しており、680nm
程度の短波長側でもレーザ発振が行える。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の量子井
戸構造では、伝導帯バンドオフセット及び量子井戸の有
効質量が大きくなると共に、量子井戸単体で歪みを無く
すことができ、レーザ発振の電流閾値が大幅に低減でき
ると共に短波長でレーザ発振が可能になる。更に、閾値
電流が大幅に低減できることから使用電力が小さくな
り、発振遅れも小さくできる。
戸構造では、伝導帯バンドオフセット及び量子井戸の有
効質量が大きくなると共に、量子井戸単体で歪みを無く
すことができ、レーザ発振の電流閾値が大幅に低減でき
ると共に短波長でレーザ発振が可能になる。更に、閾値
電流が大幅に低減できることから使用電力が小さくな
り、発振遅れも小さくできる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る半導体レーザ装
置の層構造を示す模式図であり、量子井戸をZnCdT
e/HgCdTe量子井戸構造を用いたものである。
置の層構造を示す模式図であり、量子井戸をZnCdT
e/HgCdTe量子井戸構造を用いたものである。
【図2】この発明の他の実施の形態に係る半導体レーザ
装置の層構造を示す模式図であり、量子井戸をZnCd
Te/HgCdSe量子井戸構造を用いたものである。
装置の層構造を示す模式図であり、量子井戸をZnCd
Te/HgCdSe量子井戸構造を用いたものである。
【図3】1.55μm帯レーザの利得と遷移エネルギー
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図4】ピーク利得と遷移エネルギーの依存性の関係を
調べた結果を示す。
調べた結果を示す。
1 基板 2 クラッド層 3 ZnCdTe/HgCdTe構造の量子井戸層 4 クラッド層 5 コンタクト層
Claims (1)
- 【請求項1】 量子井戸の量子準位間遷移を用いて発振
する半導体レーザ装置であって、量子井戸をZnCdT
e/HgCdSe量子井戸構造またはZnCdTe/H
gCdTe量子井戸構造で構成することを特徴とする半
導体レーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21209697A JP3469745B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 半導体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21209697A JP3469745B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 半導体レーザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1154833A true JPH1154833A (ja) | 1999-02-26 |
| JP3469745B2 JP3469745B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=16616821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21209697A Expired - Fee Related JP3469745B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 半導体レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469745B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06334263A (ja) * | 1993-03-18 | 1994-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体素子及びその製造方法 |
| JPH0888440A (ja) * | 1994-09-16 | 1996-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体レーザ装置 |
| JPH08179387A (ja) * | 1994-12-26 | 1996-07-12 | Toshiba Corp | 光半導体装置 |
| JPH08236854A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ユニポーラ半導体レーザ |
| JPH0945993A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Sony Corp | 半導体発光素子 |
| JPH09102653A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-04-15 | At & T Ipm Corp | 半導体レーザー |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21209697A patent/JP3469745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06334263A (ja) * | 1993-03-18 | 1994-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体素子及びその製造方法 |
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| JPH08179387A (ja) * | 1994-12-26 | 1996-07-12 | Toshiba Corp | 光半導体装置 |
| JPH08236854A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ユニポーラ半導体レーザ |
| JPH0945993A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Sony Corp | 半導体発光素子 |
| JPH09102653A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-04-15 | At & T Ipm Corp | 半導体レーザー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3469745B2 (ja) | 2003-11-25 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |