JPH1155100A - Ic用入力信号分圧回路 - Google Patents
Ic用入力信号分圧回路Info
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- JPH1155100A JPH1155100A JP20354097A JP20354097A JPH1155100A JP H1155100 A JPH1155100 A JP H1155100A JP 20354097 A JP20354097 A JP 20354097A JP 20354097 A JP20354097 A JP 20354097A JP H1155100 A JPH1155100 A JP H1155100A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価にかつ入力信号に対して確実に遅延させ
たタイミングでICに分圧された信号を供給することが
できるIC用入力信号分圧回路を提供する。 【解決手段】 IC用入力信号分圧回路10−1は、F
ETであるエンハウスメント型MOSFET12と抵抗
性負荷である固定抵抗14とを直列に接続したものから
構成される。MOSFET12のゲート及びドレインを
短絡して、これらに電源電圧VDDを供給し、MOSFE
T12のソースと抵抗14の一端を接続し、抵抗14の
他端を接地している。そして、MOSFET12と抵抗
14との接続点がIC20の負論理のリセット端子20
aに接続されており、電源電圧V DDをMOSFET12
と抵抗14とで分圧した電圧V0がリセット信号として
リセット端子20aに供給される。
たタイミングでICに分圧された信号を供給することが
できるIC用入力信号分圧回路を提供する。 【解決手段】 IC用入力信号分圧回路10−1は、F
ETであるエンハウスメント型MOSFET12と抵抗
性負荷である固定抵抗14とを直列に接続したものから
構成される。MOSFET12のゲート及びドレインを
短絡して、これらに電源電圧VDDを供給し、MOSFE
T12のソースと抵抗14の一端を接続し、抵抗14の
他端を接地している。そして、MOSFET12と抵抗
14との接続点がIC20の負論理のリセット端子20
aに接続されており、電源電圧V DDをMOSFET12
と抵抗14とで分圧した電圧V0がリセット信号として
リセット端子20aに供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号を分圧し
てICに、例えばリセット信号のような信号を供給する
ためのIC用入力信号分圧回路に関する。
てICに、例えばリセット信号のような信号を供給する
ためのIC用入力信号分圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のIC用入力信号分圧回路
としては、図13ないし図15に示すものがある。図1
3のIC用入力信号分圧回路は、複数の抵抗性負荷を直
列に接続したものからなり、固定抵抗32と固定抵抗3
4の接続点をIC20のリセット端子20aに接続した
もので、IC20に供給される電源電圧VDDをこの複数
の固定抵抗32、34で分圧し、分圧された信号をリセ
ット信号としリセット端子20aに供給している。
としては、図13ないし図15に示すものがある。図1
3のIC用入力信号分圧回路は、複数の抵抗性負荷を直
列に接続したものからなり、固定抵抗32と固定抵抗3
4の接続点をIC20のリセット端子20aに接続した
もので、IC20に供給される電源電圧VDDをこの複数
の固定抵抗32、34で分圧し、分圧された信号をリセ
ット信号としリセット端子20aに供給している。
【0003】また、図14のIC用入力信号分圧回路
は、抵抗性負荷と容量性負荷とを直列に接続した積分回
路からなり、固定抵抗32とコンデンサ36との接続点
をIC20のリセット端子20aに接続したもので、I
C20に供給される電源電圧V DDの上昇を抵抗32を介
してコンデンサ36に充電していくことで、立ち上がり
の遅れた信号を生成し、リセット信号としてリセット端
子20aに供給している。
は、抵抗性負荷と容量性負荷とを直列に接続した積分回
路からなり、固定抵抗32とコンデンサ36との接続点
をIC20のリセット端子20aに接続したもので、I
C20に供給される電源電圧V DDの上昇を抵抗32を介
してコンデンサ36に充電していくことで、立ち上がり
の遅れた信号を生成し、リセット信号としてリセット端
子20aに供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
のIC用入力信号分圧回路においては、電源電圧VDDに
対して直線的にしか分圧されないため、例えば、図16
に示したように、電源電圧VDDの立ち上がりが遅い場合
に、電源電圧VDDはいまだIC20の動作保証電圧VMV
に達していないにもかかわらず、分圧された電圧Vdが
ハイレベル入力電圧VIHを越えてしまうとIC20のリ
セットが解除されてしまうおそれがあるという問題があ
る。
のIC用入力信号分圧回路においては、電源電圧VDDに
対して直線的にしか分圧されないため、例えば、図16
に示したように、電源電圧VDDの立ち上がりが遅い場合
に、電源電圧VDDはいまだIC20の動作保証電圧VMV
に達していないにもかかわらず、分圧された電圧Vdが
ハイレベル入力電圧VIHを越えてしまうとIC20のリ
セットが解除されてしまうおそれがあるという問題があ
る。
【0005】また、図14のIC用入力信号分圧回路に
おいては、電源電圧VDDの立ち上がりが積分回路の時定
数を下回る場合には、図13のIC用入力信号分圧回路
と同様の問題が生じる。上記分圧回路を用いずに、図1
5に示したような専用のリセットIC38を使用して、
電源電圧VDDを常に監視し、あらかじめ設定された設定
電圧との比較を行い、電源電圧VDDが設定電圧以上の電
圧になるとハイレベルの信号を出力して、リセット状態
の解除を行うものもあるが、リセットIC38が高価で
あり、回路を安価に製造することができないという問題
がある。
おいては、電源電圧VDDの立ち上がりが積分回路の時定
数を下回る場合には、図13のIC用入力信号分圧回路
と同様の問題が生じる。上記分圧回路を用いずに、図1
5に示したような専用のリセットIC38を使用して、
電源電圧VDDを常に監視し、あらかじめ設定された設定
電圧との比較を行い、電源電圧VDDが設定電圧以上の電
圧になるとハイレベルの信号を出力して、リセット状態
の解除を行うものもあるが、リセットIC38が高価で
あり、回路を安価に製造することができないという問題
がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし請求項4に記載の発明は、安価にか
つ入力信号に対して確実に遅延させたタイミングでIC
に分圧された信号を供給することができるIC用入力信
号分圧回路を提供することをその目的とする。
で、請求項1ないし請求項4に記載の発明は、安価にか
つ入力信号に対して確実に遅延させたタイミングでIC
に分圧された信号を供給することができるIC用入力信
号分圧回路を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、入力信号を分
圧してICに供給するIC用入力信号分圧回路であっ
て、FET(電界効果トランジスタ)と、容量性負荷及
び/または抵抗性負荷とを直列に接続したものからな
り、前記入力信号を前記FETと前記容量性負荷及び/
または抵抗性負荷とで分圧した信号をICに供給するこ
とを特徴とする。
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、入力信号を分
圧してICに供給するIC用入力信号分圧回路であっ
て、FET(電界効果トランジスタ)と、容量性負荷及
び/または抵抗性負荷とを直列に接続したものからな
り、前記入力信号を前記FETと前記容量性負荷及び/
または抵抗性負荷とで分圧した信号をICに供給するこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記入力信号はICの電源電圧であ
り、分圧した信号はICのリセット端子に供給されるこ
とを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、請求項
2記載のものにおいて、前記FETは、リセット端子に
接続されたプルアップ抵抗としてIC内に形成されたも
のであることを特徴とする。
載のものにおいて、前記入力信号はICの電源電圧であ
り、分圧した信号はICのリセット端子に供給されるこ
とを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、請求項
2記載のものにおいて、前記FETは、リセット端子に
接続されたプルアップ抵抗としてIC内に形成されたも
のであることを特徴とする。
【0009】例えば、容量性負荷としてのコンデンサや
抵抗性負荷としての固定抵抗を単独で用いてFETと直
列に接続することもできるが、請求項4記載の発明は、
請求項1または3記載のものにおいて、前記容量性負荷
及び/または抵抗性負荷は、コンデンサと固定抵抗とを
直列または並列に接続したものであることを特徴とす
る。
抵抗性負荷としての固定抵抗を単独で用いてFETと直
列に接続することもできるが、請求項4記載の発明は、
請求項1または3記載のものにおいて、前記容量性負荷
及び/または抵抗性負荷は、コンデンサと固定抵抗とを
直列または並列に接続したものであることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明のIC用入力信号分
圧回路の1つの実施の形態を表す回路図である。図1の
IC用入力信号分圧回路10−1は、FETであるエン
ハウスメント型MOSFET12と抵抗性負荷である固
定抵抗14とを直列に接続したものから構成される。M
OSFET12のゲート及びドレインを短絡して、これ
らに電源電圧VDDを供給し、MOSFET12のソース
と抵抗14の一端を接続し、抵抗14の他端を接地して
いる。そして、MOSFET12と抵抗14との接続点
がIC20の負論理のリセット端子20aに接続されて
おり、電源電圧VDDをMOSFET12と抵抗14とで
分圧した電圧V0がリセット信号としてリセット端子2
0aに供給されるようになっている。
の形態を説明する。図1は、本発明のIC用入力信号分
圧回路の1つの実施の形態を表す回路図である。図1の
IC用入力信号分圧回路10−1は、FETであるエン
ハウスメント型MOSFET12と抵抗性負荷である固
定抵抗14とを直列に接続したものから構成される。M
OSFET12のゲート及びドレインを短絡して、これ
らに電源電圧VDDを供給し、MOSFET12のソース
と抵抗14の一端を接続し、抵抗14の他端を接地して
いる。そして、MOSFET12と抵抗14との接続点
がIC20の負論理のリセット端子20aに接続されて
おり、電源電圧VDDをMOSFET12と抵抗14とで
分圧した電圧V0がリセット信号としてリセット端子2
0aに供給されるようになっている。
【0011】このように構成した場合の電源電圧VDDと
電圧V0との関係を以下に説明する。MOSFET12
は、ゲートとドレインを共通としているため(VDS=V
GS、VDS:ソース・ドレイン電圧,VGS:ゲート・ドレ
イン電圧)常に飽和状態であり、電源電圧VDDが閾値電
圧Vthを越えた時点でオンとなり、その時のドレイン電
流IDは、
電圧V0との関係を以下に説明する。MOSFET12
は、ゲートとドレインを共通としているため(VDS=V
GS、VDS:ソース・ドレイン電圧,VGS:ゲート・ドレ
イン電圧)常に飽和状態であり、電源電圧VDDが閾値電
圧Vthを越えた時点でオンとなり、その時のドレイン電
流IDは、
【0012】
【数1】 で表される。但し、βはMOS構造による定数である。
【0013】抵抗14の抵抗値をR0とすると、分圧電
圧V0は、
圧V0は、
【数2】 V0=IDR0 (2) であり、また、
【0014】
【数3】 VDD=VDS+V0 (3) が成り立つので、(2)式に(1)式及び(3)式を代
入すると、
入すると、
【0015】
【数4】 となり、V0の2次方程式が得られる。VDS>Vthの条
件下で、2次方程式を解くと、
件下で、2次方程式を解くと、
【0016】
【数5】
【0017】となる。ここで、A≡2/(R0β)とお
いている。この関係に基づいてVDDが図2示のように立
ち上がるときのV0の変化を求めると、VDD>Vthとな
った時点で、MOSFET12がONとなり、V0が立
ち上がり始め、その後VDDに追随して増加する。従っ
て、少なくともVDDがVthに達するまでの時間だけは必
ずV0が遅延するため、図において電源電圧VDDがIC
20の動作保証電圧VMVに達してからτだけ遅れてV0
がハイレベル入力電圧VIHに達しIC20のリセットを
解除することができる。
いている。この関係に基づいてVDDが図2示のように立
ち上がるときのV0の変化を求めると、VDD>Vthとな
った時点で、MOSFET12がONとなり、V0が立
ち上がり始め、その後VDDに追随して増加する。従っ
て、少なくともVDDがVthに達するまでの時間だけは必
ずV0が遅延するため、図において電源電圧VDDがIC
20の動作保証電圧VMVに達してからτだけ遅れてV0
がハイレベル入力電圧VIHに達しIC20のリセットを
解除することができる。
【0018】図3は、図1のIC用入力信号分圧回路を
IC20に接続して電源電圧VDDを図のように変化させ
たときの、IC用入力信号分圧回路10−1から出力さ
れるリセット信号V0を実際に測定したものである。図
2に比較して図3ではV0の立ち上がりが遅くなってい
るが、これは図4に示したように、IC20のピンが持
つ寄生容量Cの影響を受けるためである。MOSFET
12と寄生容量Cとで構成される積分回路の時定数分だ
けV0の立ち上がりが鈍り、電源電圧VDDがIC20の
動作保証電圧VMVに達してから少なくともτ1だけ遅れ
て、IC20のリセットを解除することになる。
IC20に接続して電源電圧VDDを図のように変化させ
たときの、IC用入力信号分圧回路10−1から出力さ
れるリセット信号V0を実際に測定したものである。図
2に比較して図3ではV0の立ち上がりが遅くなってい
るが、これは図4に示したように、IC20のピンが持
つ寄生容量Cの影響を受けるためである。MOSFET
12と寄生容量Cとで構成される積分回路の時定数分だ
けV0の立ち上がりが鈍り、電源電圧VDDがIC20の
動作保証電圧VMVに達してから少なくともτ1だけ遅れ
て、IC20のリセットを解除することになる。
【0019】このようにして、本実施の形態では電源電
圧VDDに対して非直線的な分圧が可能となり、電源電圧
VDDの上昇よりも確実に遅れた信号を生成することがで
きる。図5は、図1のIC用入力信号分圧回路のFET
12としてデプレッション型MOSFETを用いて、電
源電圧VDDを図のように変化させたときの、IC用入力
信号分圧回路10−1から出力されるリセット信号V0
を実際に測定したものである。図に示したように、この
場合でも図において電源電圧VDDがIC20の動作保証
電圧VMVに達してから少なくともτ3だけ遅れてV0が
ハイレベル入力電圧VIHに達しIC20のリセットを解
除する点で図2と同様である。但し、リセット信号V0
は、一度立ち上がると、比較的急峻に立ち上がり、電源
電圧VDDに限りなく近づいていく点で、図2の特性と異
なっている。
圧VDDに対して非直線的な分圧が可能となり、電源電圧
VDDの上昇よりも確実に遅れた信号を生成することがで
きる。図5は、図1のIC用入力信号分圧回路のFET
12としてデプレッション型MOSFETを用いて、電
源電圧VDDを図のように変化させたときの、IC用入力
信号分圧回路10−1から出力されるリセット信号V0
を実際に測定したものである。図に示したように、この
場合でも図において電源電圧VDDがIC20の動作保証
電圧VMVに達してから少なくともτ3だけ遅れてV0が
ハイレベル入力電圧VIHに達しIC20のリセットを解
除する点で図2と同様である。但し、リセット信号V0
は、一度立ち上がると、比較的急峻に立ち上がり、電源
電圧VDDに限りなく近づいていく点で、図2の特性と異
なっている。
【0020】この相違は、デプレッション型FETの特
性に起因していると考えられる。デプレッション型FE
Tでは、電源電圧VDDが低い場合でも遮断領域にならず
電流が流れる。即ち、図6は、デプレッション型FET
と固定抵抗14のFET特性・負荷線を表している。電
源電圧VDDが低いときには、ドレイン電圧VDSは線形領
域にあり、FETはゲート電圧VGSによって抵抗値が変
化する可変抵抗と見なせて、初めは抵抗値が大きく、V
GSが大きくなるに従って抵抗値がだんだん小さくなるよ
うに変化する。これにより、固定抵抗14との分圧比が
変わっていき、図7に示したI領域のように、電源電圧
VDDに対して2次曲線状に上昇する。一方、電源電圧V
DDが高くなり、ドレイン電圧VDSが飽和領域に入ると、
FETは一定の電圧降下を起こす定電流源として動作す
る。こうして、図7に示したII領域のようになり、ド
レイン電圧VDSも直線状に上昇するが、電源電圧VDDの
変化率に比べると、ドレイン電圧VDSの変化率は小さい
ので、結果として固定抵抗の分圧電圧V0が漸次、電源
電圧VDDに近づいていくことになる。
性に起因していると考えられる。デプレッション型FE
Tでは、電源電圧VDDが低い場合でも遮断領域にならず
電流が流れる。即ち、図6は、デプレッション型FET
と固定抵抗14のFET特性・負荷線を表している。電
源電圧VDDが低いときには、ドレイン電圧VDSは線形領
域にあり、FETはゲート電圧VGSによって抵抗値が変
化する可変抵抗と見なせて、初めは抵抗値が大きく、V
GSが大きくなるに従って抵抗値がだんだん小さくなるよ
うに変化する。これにより、固定抵抗14との分圧比が
変わっていき、図7に示したI領域のように、電源電圧
VDDに対して2次曲線状に上昇する。一方、電源電圧V
DDが高くなり、ドレイン電圧VDSが飽和領域に入ると、
FETは一定の電圧降下を起こす定電流源として動作す
る。こうして、図7に示したII領域のようになり、ド
レイン電圧VDSも直線状に上昇するが、電源電圧VDDの
変化率に比べると、ドレイン電圧VDSの変化率は小さい
ので、結果として固定抵抗の分圧電圧V0が漸次、電源
電圧VDDに近づいていくことになる。
【0021】こうして、図5に示すようなリセット信号
が得られることになる。図8は本発明のIC用入力信号
分圧回路10−2の第2の実施の形態を表す回路図であ
り、コンデンサ16を抵抗14と並列に接続したものを
MOSFET12に接続したもので、IC20のピンが
持つ寄生容量に加えてコンデンサ16を積極的に付加す
ることにより、時定数を適宜変えることができ電源電圧
VDDに対する遅延時間を調整することができる。また、
電源電圧VDDの瞬時的な低下に対しても、IC20がリ
セットせずに動作を継続させることができる。
が得られることになる。図8は本発明のIC用入力信号
分圧回路10−2の第2の実施の形態を表す回路図であ
り、コンデンサ16を抵抗14と並列に接続したものを
MOSFET12に接続したもので、IC20のピンが
持つ寄生容量に加えてコンデンサ16を積極的に付加す
ることにより、時定数を適宜変えることができ電源電圧
VDDに対する遅延時間を調整することができる。また、
電源電圧VDDの瞬時的な低下に対しても、IC20がリ
セットせずに動作を継続させることができる。
【0022】図9は本発明のIC用入力信号分圧回路の
第3の実施の形態を表す回路図であり、IC22のリセ
ット端子22aが正論理で構成されている場合の、IC
用入力信号分圧回路10−3の例である。電源電圧VDD
を抵抗14の一端に供給し、抵抗14の他端とMOSF
ET12のドレインとを接続し、MOSFET12のゲ
ート及びドレインを短絡し、MOSFET12のソース
を接地している。そして、抵抗14とMOSFET12
との接続点がIC22の正論理のリセット端子22aに
接続されており、電源電圧VDDをMOSFET12と抵
抗14とで分圧した電圧VDSがリセット信号として正論
理のリセット端子22aに供給されるようになってい
る。図10は、電源電圧VDDと電圧VDSの変化を示した
もので、電圧VDSは当初、電源電圧VDDと共に増加し、
VDD>Vthを越えた後にピークに達して、その後、緩や
かに下がるように変化する。従って、図において電源電
圧V DDがIC22の動作保証電圧VMVに達してから少な
くともτ2だけ遅れてVDSがローレベル入力電圧VILに
達しIC22のリセットを解除することになる。
第3の実施の形態を表す回路図であり、IC22のリセ
ット端子22aが正論理で構成されている場合の、IC
用入力信号分圧回路10−3の例である。電源電圧VDD
を抵抗14の一端に供給し、抵抗14の他端とMOSF
ET12のドレインとを接続し、MOSFET12のゲ
ート及びドレインを短絡し、MOSFET12のソース
を接地している。そして、抵抗14とMOSFET12
との接続点がIC22の正論理のリセット端子22aに
接続されており、電源電圧VDDをMOSFET12と抵
抗14とで分圧した電圧VDSがリセット信号として正論
理のリセット端子22aに供給されるようになってい
る。図10は、電源電圧VDDと電圧VDSの変化を示した
もので、電圧VDSは当初、電源電圧VDDと共に増加し、
VDD>Vthを越えた後にピークに達して、その後、緩や
かに下がるように変化する。従って、図において電源電
圧V DDがIC22の動作保証電圧VMVに達してから少な
くともτ2だけ遅れてVDSがローレベル入力電圧VILに
達しIC22のリセットを解除することになる。
【0023】図11は、本発明のIC用入力信号分圧回
路10−4の第4の実施の形態を表す回路図である。I
C24のリセット端子24aのプルアップ抵抗をエンハ
ウスメント型MOSFET12で構成すると共に、リセ
ット端子24aに抵抗14を接続することにより、MO
SFET12をIC24内に構成したものである。これ
によっても、図1の場合と同様に作用する。また、IC
24内にエンハウスメント型MOSFET12が内蔵さ
れるために、安価でかつ省スペース化を実現できる。
路10−4の第4の実施の形態を表す回路図である。I
C24のリセット端子24aのプルアップ抵抗をエンハ
ウスメント型MOSFET12で構成すると共に、リセ
ット端子24aに抵抗14を接続することにより、MO
SFET12をIC24内に構成したものである。これ
によっても、図1の場合と同様に作用する。また、IC
24内にエンハウスメント型MOSFET12が内蔵さ
れるために、安価でかつ省スペース化を実現できる。
【0024】図12は、本発明のIC用入力信号分圧回
路の第5の実施の形態を表す回路図である。IC用入力
信号分圧回路10−5は、エンハウスメント型MOSF
ET12と抵抗14とを直列に接続したものから構成さ
れ、MOSFET12のゲート及びドレインを短絡し
て、これらに入力電圧VINを供給し、MOSFET12
のソースと抵抗14の一端を接続し、抵抗14の他端を
接地している。そして、MOSFET12と抵抗14と
の接続点がIC20の入力端子20bに接続されてお
り、入力電圧VINをMOSFET12と抵抗14とで分
圧した電圧V0が入力端子20bに供給されるようにな
っている。
路の第5の実施の形態を表す回路図である。IC用入力
信号分圧回路10−5は、エンハウスメント型MOSF
ET12と抵抗14とを直列に接続したものから構成さ
れ、MOSFET12のゲート及びドレインを短絡し
て、これらに入力電圧VINを供給し、MOSFET12
のソースと抵抗14の一端を接続し、抵抗14の他端を
接地している。そして、MOSFET12と抵抗14と
の接続点がIC20の入力端子20bに接続されてお
り、入力電圧VINをMOSFET12と抵抗14とで分
圧した電圧V0が入力端子20bに供給されるようにな
っている。
【0025】このように、リセット端子のみならず入力
端子に分圧された電圧V0を供給することで、入力信号
から遅延された信号を入力端子に供給することができ
る。特に、図5に示すような特性を持つFETを使用す
れば、遅延した分圧信号V0が急峻に立ち上がるため、
立ち上がり(または立ち下がり)の遅い入力信号に対し
て、このIC用入力信号分圧回路による分圧信号V0を
ICに供給することで、MOSICの貫通電流を防止す
ることができる。
端子に分圧された電圧V0を供給することで、入力信号
から遅延された信号を入力端子に供給することができ
る。特に、図5に示すような特性を持つFETを使用す
れば、遅延した分圧信号V0が急峻に立ち上がるため、
立ち上がり(または立ち下がり)の遅い入力信号に対し
て、このIC用入力信号分圧回路による分圧信号V0を
ICに供給することで、MOSICの貫通電流を防止す
ることができる。
【0026】尚、以上の各実施の形態に示した例のみな
らず、MOSFET12に、コンデンサ16のみを接続
することも可能であり、または、コンデンサ16と抵抗
14とを直列に接続したものをMOSFET12に直列
に接続することも可能である。さらに、3つ以上のコン
デンサ、抵抗を直列または並列に接続したものをMOS
FET12に接続し、接続点が複数あった場合に、その
接続点のいずれかをICの入力端子に接続することも可
能である。
らず、MOSFET12に、コンデンサ16のみを接続
することも可能であり、または、コンデンサ16と抵抗
14とを直列に接続したものをMOSFET12に直列
に接続することも可能である。さらに、3つ以上のコン
デンサ、抵抗を直列または並列に接続したものをMOS
FET12に接続し、接続点が複数あった場合に、その
接続点のいずれかをICの入力端子に接続することも可
能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、FETと容量性負荷及び/または抵抗性負
荷とを直列に接続して、入力信号を前記FETと前記容
量性負荷及び/または抵抗性負荷とで分圧した信号をI
Cに供給することで、入力信号の立ち上がりが遅い場合
であっても、入力信号がFETの閾値電圧を越えてFE
TがONになって初めてICに信号を供給することにな
るので、入力信号に対して確実に遅延させたタイミング
でICに信号を供給することができる。また、安価に構
成することができる。
明によれば、FETと容量性負荷及び/または抵抗性負
荷とを直列に接続して、入力信号を前記FETと前記容
量性負荷及び/または抵抗性負荷とで分圧した信号をI
Cに供給することで、入力信号の立ち上がりが遅い場合
であっても、入力信号がFETの閾値電圧を越えてFE
TがONになって初めてICに信号を供給することにな
るので、入力信号に対して確実に遅延させたタイミング
でICに信号を供給することができる。また、安価に構
成することができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、電源
電圧の立ち上がりが遅い場合であっても、リセット端子
に供給される信号が電源電圧よりも遅延されるので、I
Cの動作保証電圧まで電源電圧が上昇した後、ICのリ
セットを解除するようなタイミングとすることが容易に
できる。また、外付けの水晶振動子を含む発振回路を用
いてICの動作クロックとする場合に、安定して発振さ
せるためには数msの時間がかかるが、上記遅延時間を
長くすることで、安定動作させたタイミングでICのリ
セットを解除することができる。
電圧の立ち上がりが遅い場合であっても、リセット端子
に供給される信号が電源電圧よりも遅延されるので、I
Cの動作保証電圧まで電源電圧が上昇した後、ICのリ
セットを解除するようなタイミングとすることが容易に
できる。また、外付けの水晶振動子を含む発振回路を用
いてICの動作クロックとする場合に、安定して発振さ
せるためには数msの時間がかかるが、上記遅延時間を
長くすることで、安定動作させたタイミングでICのリ
セットを解除することができる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、FE
Tをリセット端子に接続されたプルアップ抵抗としてI
C内に形成されたものとすることにより、IC内にFE
Tが内蔵されるため、安価にかつ省スペース化を実現す
ることができる。また、請求項4記載の発明によれば、
容量性負荷及び/または抵抗性負荷は、コンデンサと固
定抵抗とを直列または並列に接続したものとすることに
より、コンデンサとFET、またはコンデンサとFET
及び固定抵抗とから構成される積分回路で決まる時定数
分だけさらに遅延されたタイミングで、ICに信号を供
給することができる。
Tをリセット端子に接続されたプルアップ抵抗としてI
C内に形成されたものとすることにより、IC内にFE
Tが内蔵されるため、安価にかつ省スペース化を実現す
ることができる。また、請求項4記載の発明によれば、
容量性負荷及び/または抵抗性負荷は、コンデンサと固
定抵抗とを直列または並列に接続したものとすることに
より、コンデンサとFET、またはコンデンサとFET
及び固定抵抗とから構成される積分回路で決まる時定数
分だけさらに遅延されたタイミングで、ICに信号を供
給することができる。
【図1】本発明のIC用入力信号分圧回路の1つの実施
の形態を表す回路図である。
の形態を表す回路図である。
【図2】図1の回路において、電源電圧VDDと分圧電圧
V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフである。
V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフである。
【図3】FETとしてエンハウスメント型FETを用い
た場合の実際の回路において、測定した電源電圧VDDと
分圧電圧V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフ
である。
た場合の実際の回路において、測定した電源電圧VDDと
分圧電圧V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフ
である。
【図4】図1の実際の回路図である。
【図5】FETとしてデプレッション型FETを用いた
場合の実際の回路において、測定した電源電圧VDDと分
圧電圧V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフで
ある。
場合の実際の回路において、測定した電源電圧VDDと分
圧電圧V0のそれぞれの時間変化の関係を示すグラフで
ある。
【図6】デプレッション型MOSFETと固定抵抗のF
ET特性・負荷線を表すグラフであり、細実線がFET
特性、点線が負荷線を表している。
ET特性・負荷線を表すグラフであり、細実線がFET
特性、点線が負荷線を表している。
【図7】図6の特性を示す場合の電源電圧VDDと分圧電
圧V0の関係を表すグラフである。
圧V0の関係を表すグラフである。
【図8】本発明のIC用入力信号分圧回路の第2の実施
の形態を表す回路図である。
の形態を表す回路図である。
【図9】本発明のIC用入力信号分圧回路の第3の実施
の形態を表す回路図である。
の形態を表す回路図である。
【図10】図9の回路における電源電圧VDDと分圧電圧
VDSのそれぞれの時間変化の関係を示すグラフである。
VDSのそれぞれの時間変化の関係を示すグラフである。
【図11】本発明のIC用入力信号分圧回路の第4の実
施の形態を表す回路図である。
施の形態を表す回路図である。
【図12】本発明のIC用入力信号分圧回路の第5の実
施の形態を表す回路図である。
施の形態を表す回路図である。
【図13】従来のIC用入力信号分圧回路を表す回路図
である。
である。
【図14】従来の他のIC用入力信号分圧回路を表す回
路図である。
路図である。
【図15】従来の他のIC用のリセット信号を入力する
回路図である。
回路図である。
【図16】図13の回路における電源電圧VDDと分圧電
圧Vdのそれぞれの時間変化の関係を示すグラフであ
る。
圧Vdのそれぞれの時間変化の関係を示すグラフであ
る。
10−1,10−2,10−3,10−4,10−5
IC用入力信号分圧回路 12 MOSFET(FET) 14 抵抗 16 コンデンサ 20,22,24 IC 20a,22a,24a リセット端子 20b 入力端子
IC用入力信号分圧回路 12 MOSFET(FET) 14 抵抗 16 コンデンサ 20,22,24 IC 20a,22a,24a リセット端子 20b 入力端子
Claims (4)
- 【請求項1】 入力信号を分圧してICに供給するIC
用入力信号分圧回路であって、 FETと、容量性負荷及び/または抵抗性負荷とを直列
に接続したものからなり、前記入力信号を前記FETと
前記容量性負荷及び/または抵抗性負荷とで分圧した信
号をICに供給する、ことを特徴とするIC用入力信号
分圧回路。 - 【請求項2】 前記入力信号はICの電源電圧であり、
分圧した信号はICのリセット端子に供給されることを
特徴とする請求項1記載のIC用入力信号分圧回路。 - 【請求項3】 前記FETは、リセット端子に接続され
たプルアップ抵抗としてIC内に形成されたものである
ことを特徴とする請求項2記載のIC用入力信号分圧回
路。 - 【請求項4】 前記容量性負荷及び/または抵抗性負荷
は、コンデンサと固定抵抗とを直列または並列に接続し
たものであることを特徴とする請求項1または3記載の
IC用入力信号分圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20354097A JPH1155100A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | Ic用入力信号分圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20354097A JPH1155100A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | Ic用入力信号分圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1155100A true JPH1155100A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16475846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20354097A Pending JPH1155100A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | Ic用入力信号分圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1155100A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113746461A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-12-03 | 北京中科胜芯科技有限公司 | 一种低温漂复位点上电复位电路 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20354097A patent/JPH1155100A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113746461A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-12-03 | 北京中科胜芯科技有限公司 | 一种低温漂复位点上电复位电路 |
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