JPH1155135A - 放送受信機 - Google Patents

放送受信機

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JPH1155135A
JPH1155135A JP21819997A JP21819997A JPH1155135A JP H1155135 A JPH1155135 A JP H1155135A JP 21819997 A JP21819997 A JP 21819997A JP 21819997 A JP21819997 A JP 21819997A JP H1155135 A JPH1155135 A JP H1155135A
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JP
Japan
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signal
reception
broadcast
receiving means
receiving
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Application number
JP21819997A
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English (en)
Inventor
Yoshio Omori
良夫 大森
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送方式を切り換えたときに、放送内容の欠
落や重複を防止することの可能な放送受信機を提供す
る。 【解決手段】 出力手段3から出力される受信信号を、
第1の受信手段1の受信信号から第2の受信手段2の受
信信号に、または、第2の受信手段2の受信信号から第
1の受信手段1の受信信号に切り換える切換手段4と、
第1の受信手段1の受信信号または第2の受信手段2の
受信信号を、第1の受信手段1の受信信号と第2の受信
手段2の受信信号との間の本来の時間差分の遅延時間で
遅延させ、時間差を0にする遅延手段5とを有し、切換
手段4は、遅延手段5によって第1の受信手段1の受信
信号と第2の受信手段2の受信信号との時間差が0にな
っている状態で、受信信号の切り換えを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、特開昭64−60115
号公報に開示されているように、ある放送の受信が困難
になったとき、同一放送内容である他の放送の受信に切
り換える放送受信機が検討されている。
【0003】特に、Digital Audio Broadcasting(以下
DABという)などのデジタル放送において、あるデジ
タル放送の受信が困難になったとき、デジタル放送と同
一放送内容であるとともにFM放送またはAM放送など
である他の放送に切り換える放送受信機が検討されてい
る。
【0004】より詳しくは、デジタル放送の移動受信に
おいて、受信状態の変化に伴い、受信電界強度が著しく
低下して良好な受信が不可能となった場合などに、デジ
タル放送信号(デジタル変調された信号)中に含まれる情
報を用いて、受信中のデジタル放送と同一内容の別のサ
ービス(FM放送やAM放送などの、デジタル放送信号
以外の方式による信号)の受信が可能ならば、その放送
の受信を行ない、デジタル放送からこれと同じ内容の別
の放送に切り換えることで、放送受信の中断を防ぐこと
が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル放
送の伝送方式の中には、放送中に起こりうる連続したバ
ーストエラーを分散させる目的で、時間的に連続した信
号を一定時間単位毎に分割し、定められた法則に沿って
再配列し送信するインタリーブを行なうものがある。例
えばDAB(Digital Audio Broadcasting)では16フレ
ームのインタリーブを施しているので、受信機では16
フレーム長のメモリを用いてデータのデインタリーブを
行なう必要がある。
【0006】しかし、このようなインタリーブ操作を行
なわないFMやAM放送では送信時からの遅延は殆ど無
いので、インタリーブを行なっているデジタル放送と同
一内容をFMまたはAMにて放送している場合、インタ
リーブでの遅延時間分、デジタル放送の方が遅れて受信
機から出力されることになる。
【0007】従って、デジタル放送での受信電界強度が
ある値以下となり、同一内容を放送しているFMやAM
を受信して切り換えた場合、復調出力はFMやAMが時
間的に先行しているために遅延時間分の情報を聴取者は
聞くことができないことになる。また受信状態が回復し
てデジタル放送が受信可能となったときに、FMやAM
からデジタル放送に切り換えたときには、遅延時間分の
情報が繰り返して出力されることになる。
【0008】このように、デジタル放送ではデインタリ
ーブ等のデジタル信号処理に伴なう出力の時間的ずれを
生じるのに対し、FM放送やAM放送では出力の時間的
ずれはなく、従って、2つの放送を切り換えたとき、2
つの放送が時間差を伴なって出力されてしまう。
【0009】また、衛星を使用したデジタル放送におい
ても、地上波と比較して伝達距離が異なるため、衛星放
送と地上放送との切り換えにおいても遅延時間を生じて
しまう。
【0010】このように、デジタル放送では、放送方式
や伝送経路によって、異なる遅延時間を有するために、
デジタル放送が受信できなくなった場合に、同一内容を
放送している他の放送方式に切り換えたとしても、受信
機では遅延時間による情報の消失や繰り返しなど、聴感
上耳障りな放送となってしまう。
【0011】本発明は、放送方式を切り換えたときに、
放送内容の欠落や重複を防止することの可能な放送受信
機を提供することを目的としている。
【0012】また、本発明は、放送方式を切り換えたと
きに、放送内容の欠落や重複を防止するとともに、さら
に、放送の時間遅れを防止することの可能な放送受信機
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、第1の放送信号を受信する
第1の受信手段と、第1の放送信号と同一内容の第2の
放送信号を受信する第2の受信手段と、第1の受信手段
の受信信号または第2の受信手段の受信信号を出力する
出力手段と、出力手段から出力される受信信号を、第1
の受信手段の受信信号から第2の受信手段の受信信号
に、または、第2の受信手段の受信信号から第1の受信
手段の受信信号に切り換える切換手段と、第1の受信手
段の受信信号または第2の受信手段の受信信号を、第1
の受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信信号との
間の本来の時間差分の遅延時間で遅延させ、時間差を0
にする遅延手段とを有し、切換手段は、遅延手段によっ
て第1の受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信信
号との時間差が0になっている状態で、受信信号の切り
換えを行なうことを特徴としている。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の放送受信機において、第1の受信手段の受信信号と
第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差は、既
知のものとして予め求められていることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の放送受信機において、第1の受信手段の受信信号と
第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差を検出
するための時間差検出手段がさらに設けられていること
を特徴としている。
【0016】また、請求項4記載の発明は、第1の放送
信号を受信する第1の受信手段と、第1の放送信号と同
一内容の第2の放送信号を受信する第2の受信手段と、
第1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信
信号を出力する出力手段と、出力手段から出力される受
信信号を、第1の受信手段の受信信号から第2の受信手
段の受信信号に、または、第2の受信手段の受信信号か
ら第1の受信手段の受信信号に切り換える切換手段と、
第1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信
信号を、第1の受信手段の受信信号と第2の受信手段の
受信信号との間の本来の時間差分の遅延時間で遅延さ
せ、時間差を0にする遅延手段と、第1の受信手段の受
信信号または第2の受信手段の受信信号の出力速度を制
御する出力速度制御手段とを有し、出力速度制御手段
は、遅延手段が、第1の受信手段の受信信号または第2
の受信手段の受信信号を、第1の受信手段の受信信号と
第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差分の遅
延時間で遅延させて、第1の受信手段の受信信号と第2
の受信手段の受信信号との時間差を0としたときに、第
1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信
号の遅延をなくし、第1の受信手段の受信信号と第2の
受信手段の受信信号との間の時間差が本来の時間差とな
るように、第1の受信手段の受信信号または第2の受信
手段の受信信号の出力速度を制御することを特徴として
いる。
【0017】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の放送受信機において、第1の受信手段の受信信号と
第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差は、既
知のものとして予め求められていることを特徴としてい
る。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載の放送受信機において、第1の受信手段の受信信号と
第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差を検出
するための時間差検出手段がさらに設けられていること
を特徴としている。
【0019】また、請求項7記載の発明は、請求項4乃
至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機におい
て、遅延手段は、第1の受信手段の受信信号または第2
の受信手段の受信信号を記憶手段に書き込んだ上で読み
出し、記憶手段への書き込みと読み出しとの間の時間を
遅延時間として設定し、また、出力速度制御手段は、記
憶手段からの読み出し速度を可変にすることで、第1の
受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信号の
出力速度を制御することを特徴としている。
【0020】また、請求項8記載の発明は、請求項4乃
至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機におい
て、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されている第
1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信
号を、記憶手段に書き込んだときの標本化周波数よりも
高い周波数で記憶手段から読み出すことを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項9記載の発明は、請求項4乃
至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機におい
て、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されている第
1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信
号を、記憶手段に書き込んだときの標本化周波数よりも
低い周波数で記憶手段から読み出すことを特徴としてい
る。
【0022】また、請求項10記載の発明は、請求項4
乃至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機におい
て、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されている第
1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信
号の出力速度を、放送内容に応じて可変に制御すること
を特徴としている。
【0023】また、請求項11記載の発明は、請求項4
乃至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機におい
て、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されている第
1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の受信信
号の出力速度を、可変に制御することを特徴としてい
る。
【0024】また、請求項12記載の発明は、請求項3
乃至請求項11のいずれか一項に記載の放送受信機にお
いて、切換手段は、第1の受信手段からの受信信号と第
2の受信手段からの受信信号との間の時間差が0となっ
ている状態で、第1の受信手段による受信信号と第2の
受信手段による受信信号との切り換えを行なって出力手
段に与えることを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る放送受信機の構
成例を示す図である。図1を参照すると、この放送受信
機は、第1の放送信号を受信する第1の受信手段1と、
第1の放送信号と同一内容の第2の放送信号を受信する
第2の受信手段2と、第1の受信手段1の受信信号また
は第2の受信手段2の受信信号を出力する出力手段3
と、出力手段3から出力される受信信号を、第1の受信
手段1の受信信号から第2の受信手段2の受信信号に、
または、第2の受信手段2の受信信号から第1の受信手
段1の受信信号に切り換える切換手段4と、第1の受信
手段1の受信信号または第2の受信手段2の受信信号
を、第1の受信手段1の受信信号と第2の受信手段2の
受信信号との間の本来の時間差分の遅延時間で遅延さ
せ、時間差を0にする遅延手段5とを有し、切換手段4
は、遅延手段5によって第1の受信手段1の受信信号と
第2の受信手段2の受信信号との時間差が0になってい
る状態で、受信信号の切り換えを行なうようになってい
る。
【0026】ここで、第1の受信手段1の受信信号が例
えばデジタル放送信号であり、第2の受信手段2の受信
信号が例えばFM放送信号であるような場合には、第1
の受信手段1の受信信号(デジタル放送信号)と第2の受
信手段2の受信信号(FM放送信号)との間の本来の時間
差は、既知のものとして予め求められている。
【0027】これに対し、第1の受信手段1の受信信号
と第2の受信手段2の受信信号との本来の時間差が予め
求められていないときには、図2に示すように、第1の
受信手段1の受信信号と第2の受信手段2の受信信号と
の間の本来の時間差を検出するための時間差検出手段6
をさらに設け、この時間差検出手段6によって第1の受
信手段1の受信信号と第2の受信手段2の受信信号との
間の本来の時間差を検出することができる。
【0028】また、図1,図2の放送受信機において、
遅延手段5は、図3に示すように、書き込み,読出しが
可能な記憶手段によって構成することができ、この場
合、記憶手段への受信信号の書き込み開始時点と記憶手
段からの受信信号の読み出し開始時点との時間差が遅延
時間となる。
【0029】図1,図2の放送受信機では、受信時に時
間差のある放送方式の信号の切り換えを行なう際、時間
的に先行している(進んでいる)方の受信信号を遅延手段
5で本来の時間差分だけ遅延させることにより(記憶手
段に書き込み,読み出しすることにより)、時間差をな
くした上で、切り換えを行なうことができる。これによ
り、放送を切り換えたときに、放送内容の欠落や重複を
防止することができる。
【0030】すなわち、一例として、第1の放送信号が
デジタル放送信号であり、また、これと同一内容の第2
の放送信号がFM放送信号であり、放送をデジタル放送
からFM放送へ切り換える場合、FM放送の受信信号は
デジタル放送の受信信号よりも時間的に先行しているの
で(本来の時間差は0.8秒と既知)、この場合にはデジ
タル放送と同一内容のFM放送を受信しFM復調を施し
た後に、復調された音声信号をデジタル信号にA/D変
換し、このデジタル信号(FM放送の受信信号)を記憶手
段に書き込む。そして、所定の遅延時間を経過後、記憶
手段に書き込まれたデジタル信号(FM放送の受信信号)
を読み出し、アナログ信号にD/A変換する。なお、こ
の記憶手段の記憶容量は、FM放送出力時のダイナミッ
ク・レンジ,再生周波数帯域,最大遅延時間を考慮して
決められるが、仮に量子化数16ビット,サンプリング
周波数48kHz,2チャンネル,最大遅延時間2秒と
した場合で、384kバイトが必要となる。
【0031】この記憶手段へのFM放送の受信信号の書
き込み開始時間と読み出し開始時間との差を、デジタル
放送とFM放送との受信機出力の時間差(FM放送の受
信信号の遅延時間)とすることで、デジタル放送とFM
放送との受信機出力の時間差を吸収する(0にする)こと
が可能となる。このように、デジタル放送の受信が困難
なときに同一内容のFM放送を時間差なく受信可能なら
ば、遅延時間による切り換えを行なった際の不自然さを
軽減することができる。また、デジタル放送の受信が再
び可能となった場合にも、FM放送からデジタル放送へ
の切り換えも違和感を少なく行なうことができる。
【0032】しかしながら、上記方法により、例えば、
デジタル放送からFM放送あるいはAM放送に放送方式
を切り換えた場合、FM放送あるいはAM放送は、遅延
時間を伴った放送となり、この遅延時間による弊害が考
えられる。例えば、放送中に含まれる時報は時刻の基準
となるべきものであり、これが遅延してしまうという問
題がある。
【0033】図4,図5は本発明に係る放送受信機の他
の構成例を示す図である。図4,図5の放送受信機は、
図1,図2の放送受信機における上述の問題を解決し、
放送を切り換えたときに、放送内容の欠落や重複を防止
するとともに放送の時間遅れを防止することを意図して
いる。
【0034】すなわち、図4の放送受信機は、第1の放
送信号を受信する第1の受信手段1と、第1の放送信号
と同一内容の第2の放送信号を受信する第2の受信手段
2と、第1の受信手段1の受信信号または第2の受信手
段2の受信信号を出力する出力手段3と、出力手段3か
ら出力される受信信号を、第1の受信手段1の受信信号
から第2の受信手段2の受信信号に、または、第2の受
信手段2の受信信号から第1の受信手段1の受信信号に
切り換える切換手段4と、第1の受信手段1の受信信号
または第2の受信手段2の受信信号を、第1の受信手段
1の受信信号と第2の受信手段2の受信信号との間の本
来の時間差分の遅延時間で遅延させ、時間差を0にする
遅延手段5と、第1の受信手段1の受信信号または第2
の受信手段の受信信号の出力速度を制御する出力速度制
御手段7とを有し、出力速度制御手段7は、遅延手段5
が、第1の受信手段1の受信信号または第2の受信手段
2の受信信号を、第1の受信手段1の受信信号と第2の
受信手段2の受信信号との間の本来の時間差分の遅延時
間で遅延させて、第1の受信手段1の受信信号と第2の
受信手段2の受信信号との時間差を0としたときに、第
1の受信手段1の受信信号または第2の受信手段2の受
信信号の遅延をなくし、第1の受信手段1の受信信号と
第2の受信手段2の受信信号との間の時間差が本来の時
間差となるように、第1の受信手段1の受信信号または
第2の受信手段2の受信信号の出力速度を制御するよう
になっている。
【0035】また、切換手段4は、第1の受信手段1か
らの受信信号と第2の受信手段2からの受信信号との間
の時間差が0となっている状態で、第1の受信手段1に
よる受信信号と第2の受信手段2による受信信号との切
り換えを行なって出力手段3に与えるようになってい
る。
【0036】ここで、第1の受信手段1の受信信号が例
えばデジタル放送信号であり、第2の受信手段2の受信
信号が例えばFM放送信号であるような場合には、第1
の受信手段1の受信信号(デジタル放送信号)と第2の受
信手段2の受信信号(FM放送信号)との間の本来の時間
差は、既知のものとして予め求められている。
【0037】これに対し、第1の受信手段1の受信信号
と第2の受信手段2の受信信号との本来の時間差が予め
求められていないときには、図5に示すように、第1の
受信手段1の受信信号と第2の受信手段2の受信信号と
の間の本来の時間差を検出するための時間差検出手段6
をさらに設け、この時間差検出手段6によって第1の受
信手段1の受信信号と第2の受信手段2の受信信号との
間の本来の時間差を検出することができる。
【0038】また、図4,図5の放送受信機において、
遅延手段5は、図3に示したと同様に、書き込み,読出
しが可能な記憶手段によって構成することができ、この
場合、記憶手段への受信信号の書き込み開始時点と記憶
手段からの受信信号の読み出し開始時点との時間差が遅
延時間となる。
【0039】すなわち、遅延手段5は、第1の受信手段
1の受信信号または第2の受信手段2の受信信号を記憶
手段に書き込んだ上で読み出し、記憶手段への書き込み
と読み出しとの間の時間を遅延時間として設定し、ま
た、出力速度制御手段7は、記憶手段からの読み出し速
度を可変にすることで、第1の受信手段1の受信信号ま
たは第2の受信手段2の受信信号の出力速度を制御する
ことができる。
【0040】図6は図5の放送受信機の具体例を示す図
である。図6の放送受信機では、例えばデジタル放送信
号としてDAB(Digital Audio Broadcasting)信号を受
信する第1の受信手段1として、アンテナ51と、復調
器52と、A/D変換部53と、メモリ54と、信号処
理部55とが設けられ、また、デジタル放送信号と同一
内容の他の放送信号(例えば、FM放送信号)を受信する
第2の受信手段2として、アンテナ61と、復調器62
と、A/D変換部63とが設けられている。
【0041】また、図6の放送受信機には、全体の制御
を行なうコントローラ70と、基準クロックを発生する
基準クロック発生部71と、基準クロックの周波数を1
/Nに分周する第1の分周器72と、基準クロックの周
波数を1/Mに分周する第2の分周器73と、第1の分
周器72からの1/N分周クロックと第2の分周器73
からの1/M分周クロックとの位相変移量を抽出する位
相比較器74と、位相比較器74からの出力(位相変移
量)のうち低域周波数成分を通過させる低域通過フィル
タ75と、低域通過フィルタ75からの出力(電圧)に応
じて発振周波数が変化する周波数可変正弦波発振器(V
CO)76と、A/D変換部63からの信号(FM放送信
号のデジタル信号)が、基準クロックに同期させて(基準
クロックを書き込みクロックとして)書き込まれ、ま
た、書き込まれているFM放送信号のデジタル信号が、
周波数可変正弦波発振器(VCO)76からの信号に同期
させて(周波数可変正弦波発振器(VCO)76からの信
号を読み出しクロックとして)読み出される記憶部77
と、信号処理部55からの信号と記憶部77から読み出
された信号とから、デジタル放送信号とFM放送信号と
の間の本来の時間差(遅延時間)を測定する遅延時間測定
部78と、デジタル放送信号とFM放送信号との切換え
を行なう切換部79と、切換部79からのデジタル放送
信号またはFM放送信号をD/A変換するD/A変換部
80と、D/A変換部80でアナログ信号に変換された
デジタル放送信号またはFM放送信号を出力するスピー
カ81とが設けられている。
【0042】ここで、コントローラ70は、DAB信号
の受信,FM信号の受信に関する制御を行なったり、第
2の分周器73の分周比1/Mを可変に制御したりする
などの制御を行なうようになっている。
【0043】また、コントローラ70とともに、第1の
分周器72,第2の分周器73,位相比較器74,低域
通過フィルタ75,VCO76は、位相同期回路(PL
L)として構成されており、この位相同期回路によっ
て、記憶部77の読み出しクロックの周波数を可変に
し、記憶部77からのFM放送信号の読み出し速度を変
化させることができる。
【0044】このような構成の放送受信機では、アンテ
ナ51によりDAB信号が受信されると、受信されたD
AB信号は、復調部52のフロントエンドにて中間周波
信号とされ、直交検波後にそれぞれI,Q信号に復調さ
れてベースバンド信号となった後、A/D変換部53に
てデジタル信号化される。そして、デジタル信号化され
たDAB信号に対して、信号処理部55では各種の処理
が行なわれる。
【0045】具体的に、同期信号の一部である参照シン
ボルについてはFFT(高速フーリエ変換)が行なわれて
既知のデータとの相関を取ることにより、周波数オフセ
ット信号を算出して復調部52のAFC(周波数制御)用
エラー信号とする。また、データはシンボルと呼ばれる
単位毎にFFT処理が施されて、1つ前のシンボルとの
位相差が求められる。この位相差は4値(2ビット)を取
る。さらにメインデータにはデインタリーブが施され、
ビタビ復号や誤り訂正処理により音声信号となる。
【0046】また、DAB信号には、メインデータとは
異なるシンボルで送るFIC(FastInformation Channe
l:高速情報チャンネル)と呼ばれるデータが含まれてい
る。このFICには、選択したサービスのデータがどの
領域に位置するかや、時間,日付情報,サービスの内容
やタイトルが記録されている。この中でFI(Frequency
Information:周波数情報)には、現在の放送(デジタル
放送)に関する、他の放送(FM放送やAM放送)の情報
などが記録されており、同一内容のFMやAM放送の周
波数情報などが含まれている。従って、コントローラ7
0では、FIを参照することによって、いま受信してい
るデジタル放送信号と同一内容のFM放送を探して、ア
ンテナ61,復調器62にこのFM放送の受信を行なわ
せることができる。
【0047】このようにして、アンテナ61によりFM
放送信号が受信されると、受信されたFM放送信号は、
復調部62によりベースバンド信号となる。ベースバン
ド信号には(L+R)信号と(L−R)信号が多重されてい
るので、復調部62のマトリクス部(図示せず)では、こ
れをL信号とR信号に変換する。このようにして復調さ
れたFM放送信号は、A/D変換部63にてデジタル信
号化されて記憶部77に書き込まれる。なお、A/D変
換部63としては、例えばサンプリング周波数48kH
z,量子化数16ビットのA/Dコンバータを用いるこ
とができる。また、記憶部77には、例えば書き込み用
クロックと読み出し用クロックとが独立していて、且つ
アドレスが巡回するFIFO(First-In Firsut-Out)を
用いることができる。ここで、FIFOに書き込まれた
FM放送信号は、デジタル放送とFM放送との本来の時
間差分(遅延時間)だけ遅らせた後に読み出す。デジタル
放送信号がDAB信号の場合には、DAB放送とこれと
同一内容のFM放送との本来の時間差は0.8秒である
ので、FIFOにFM放送信号が書き込まれた時点から
0.8秒後にこれの読み出しを開始すればよい。
【0048】ここで、DAB信号とFM放送信号のよう
に、これらの時間差(遅延時間)がすでに既知の場合(例
えば、0.8秒として既知の場合)は、この既知の遅延
時間を用いて、コントローラ70によって記憶部77の
書き込みと読み出しを制御する。
【0049】これに対し、複数の放送手段や異なる伝送
路によって時間差(遅延時間)が限定できない場合には、
時間差(遅延時間)を測定(検出)する必要がある。具体的
には、受信しているデジタル放送と同一内容の別の放送
(以下、第2の放送と称す)とを、ある一定時間において
互いの相関を取ることによって、本来の時間差(遅延時
間)を検出することができる。例えばデジタル放送と第
2の放送とのそれぞれ対応するデータの差の絶対値を取
り、これの一定時間の総和を求める。そして、データを
時間的にずらしながら同様にして、相関(一定時間の総
和)を求めていき、これらの中で総和の一番小さい時の
時間ずれ量を、本来の時間差(遅延時間)として検出でき
る。
【0050】以上のように、受信しているデジタル放送
と同一内容のFMの放送を受信して、且つデジタル放送
とFM放送との間の時間差を記憶部77での遅延(デジ
タル放送とFM放送との間の本来の時間差に一致する遅
延時間)により吸収することができ、これにより、例え
ば、デジタル放送の受信状態の変化に伴い、受信電界強
度が著しく低下して、受信CNやエラーレートなど予め
設定されている値を上回った時に、切換部79によって
デジタル放送からFM放送に切り換える。この時、デジ
タル放送とFM放送との間の時間差は記憶部77による
遅延によって吸収されているので(時間差が0となって
いるので)、デジタル放送からFM放送に違和感の少な
い移行が可能となる。
【0051】このように、デジタル放送からFM放送に
違和感の少ない移行がなされた後、本発明では、さら
に、FM放送の出力がデジタル放送との時間差分の遅延
時間で遅延され続けるのを防止するため、コントローラ
70からPLLの分周器73の分周比1/Mを変化させ
て、記憶部77からのFM放送信号の読み出しクロック
の周波数を高くする。一例として、基準クロックを書き
込みクロックである48kHzとして、PLL(位相同
期回路)の分周器72,73の分周比1/N,1/Mを
1/40とする。位相比較器74からの位相エラーはV
CO(周波数可変正弦波発振器)に入力されて、読み出し
クロックである48kHzを出力する。この読み出しク
ロック側の分周器73の分周比1/Mを通常は1/40
として48kHzを出力しているが、この分周器73の
分周比1/Mを1/41とすることで読み出しクロック
を49.2kHzとできる(出力速度を高めることがで
きる)。この時、読み出しクロックは書き込みクロック
の1.025倍となり、例えば2つの放送の時間差分の
遅延時間が0.8秒ならば、32秒間で遅延時間を吸収
することができる。遅延時間を吸収したならば(FM放
送に遅延がなくなったら)、読み出し側の分周器73の
分周比1/Mを元に戻し(1/40にし)、書き込みのク
ロックと同じ48kHzとして、遅延時間のないFM放
送を出力することができる。
【0052】また受信状態が回復してデジタル放送が受
信可能になったならば、FM放送を受信している状態
で、読み出しクロック側の分周器73の分周比1/Mを
1/40から1/39として、クロック周波数を46.
8kHzとする(出力速度を低くする)。この時、読み出
しクロックは書き込みクロックの0.975倍となり、
32秒間でデジタル放送の持つ遅延時間を0.8秒とす
ることができる。必要な遅延時間となったならば(FM
放送が所定の遅延時間だけ遅延し、デジタル放送との時
間差がなくなったならば)、カウンタ分周比を1/40
のクロック周波数48kHzに戻して、切換部79にて
FM放送からデジタル放送に切換えることで、FM放送
からデジタル放送にスムーズな移行を行なうことができ
る。
【0053】なお、上述の例では、コントローラ70
は、デジタル放送とFM放送との間の既知の時間差
(0.8秒)に基づいて、読み出しクロックの周波数を高
める期間(32秒)、または、低くする期間(32秒)を割
り出したが、デジタル放送と第2の放送との間の時間差
(遅延時間)が既知でない場合には、コントローラ70
は、遅延時間測定部78で測定された時間差(遅延時間)
に基づいて、読み出しクロックの周波数を高める期間、
または、低くする期間を割り出すことができる。
【0054】図7,図8は上述した放送受信機の動作の
一例を示すフローチャートである。図7,図8を参照す
ると、デジタル放送を受信しているときに、同一内容の
他の放送があるかを判断する(ステップS1)。デジタル
放送と同一内容の他の放送があるときには、この放送
(以下、第2の放送と称す)を受信する(ステップS2)。
なお、この第2の放送の受信信号は、記憶部77に記憶
される。
【0055】次いで、デジタル放送とこの第2の放送と
の間の本来の時間差が既知か否かを判断し(ステップS
3)、既知でないときには、例えば、デジタル放送の受
信信号と第2の放送の受信信号との間で相関をとること
によって、これらの間の本来の時間差(遅延時間)を算出
する(ステップS4)。このようにして、ステップS3で
時間差が既知であるとき、あるいは、ステップS4で時
間差を算出したとき、これを記憶部77への第2の放送
の受信信号の書き込みと読み出しとの間の時間差(遅延
時間)として設定する(ステップS5)。
【0056】次いで、デジタル放送の受信状態を測定
し、デジタル放送が出力可能か否かを判断する(ステッ
プS6)。出力可能であるときには、デジタル放送を出
力し(ステップS7)、出力可能でないときには、デジタ
ル放送を第2の放送に切換え、第2の放送を出力する
(ステップS8)。なお、第2の放送の出力は、記憶部7
7に書き込まれた第2の放送の受信信号を、ステップS
5で設定された時間差分だけ記憶部77で遅延させて
(書き込み開始時と読み出し開始時との間の時間分、遅
延させて)、記憶部77から読み出すことによってなさ
れる。これによって、デジタル放送から第2の放送に切
換えるとき、第2の放送のデジタル放送との時間差をな
くして、第2の放送にスムーズに移行させることができ
る。
【0057】但し、このとき、第2の放送は、本来の放
送時間に対し、上記時間差分の遅延時間で遅延してい
る。このような遅延時間を解消するため、第2の放送へ
の切換えを行なった後、PLLの分周比1/Mを上げて
(Mを大きくして)、記憶部77の読み出しクロックの周
波数を高くする(ステップS9)。
【0058】このように、読み出しクロックの周波数を
高くすることで、記憶部77からの第2の放送の受信信
号の読み出し速度を高め、これにより、第2の放送の遅
延がなくなったか(遅延時間が0になったか)を判断する
(ステップS10)。この結果、第2の放送の遅延がなく
なったときには(遅延時間が0になったときには)、PL
Lの分周比1/Mを元に戻す(読み出しクロックの周波
数を通常のものに戻す)(ステップS11)。すなわち、
このとき、第2の放送の出力には、遅延がなくなり、本
来の放送時刻に第2の放送を出力させることができる。
【0059】次いで、デジタル放送が受信可能か否かを
判断し(ステップS12)、デジタル放送が受信可能とな
ったときには、第2の放送とデジタル放送との出力時間
差がなくなるよう、PLLの分周比1/Mを下げて(M
を小さくして)、記憶部77の読み出しクロックの周波
数を低くする(ステップS13)。これにより、第2の放
送の出力は、徐々に遅延し、遅延時間が所定値(規定値)
となったかを判断する(ステップS14)。
【0060】この結果、遅延時間が規定値となったとき
には、第2の放送とデジタル放送との時間差が0となっ
たので、この段階でPLLの分周比1/Mを元に戻す
(読み出しクロックの周波数を通常のものに戻す)(ステ
ップS15)。そして、第2の放送をデジタル放送に切
換え、デジタル放送を出力する(ステップS16)。これ
によって、第2の放送からデジタル放送に切換えると
き、デジタル放送の第2の放送との時間差をなくして、
デジタル放送にスムーズに移行させることができる。
【0061】このように、図7,図8の処理例では、デ
ジタル放送から第2の放送に、また、第2の放送からデ
ジタル放送にスムーズに切り換えることができ、さら
に、スムーズに移行した後、迅速に本来の放送時間での
放送に復帰させることができる。
【0062】なお、上述の例では、本来の放送時間での
放送に移行させる制御を、放送の内容を問わずに一定の
出力速度で行なっているが、本来の放送時間での放送に
移行させる制御を、放送の内容に応じて出力速度を変化
させて、行なうようにしても良い。
【0063】図9は本発明に係る放送受信機の他の構成
例を示す図であり、図9の放送受信機は、例えば、図5
の放送受信機において、さらに放送内容を判別する放送
内容判別手段8が付加され、出力速度制御手段7は、放
送内容判別手段8で判別された放送内容に応じて、本来
の放送時間での放送に移行させる制御を行なうようにな
っている。
【0064】ここで、放送内容判別手段8は、デジタル
放送に付加されている放送内容の情報を参照して、放送
内容を判別できる。例えば、DABの場合、選曲してい
るデジタル放送の内容をFIC内のPTy(Programme T
ype)により大まかに(例えば、ニュースや天気予報とい
ったスピーチと音楽番組とに)判別することが可能であ
る。従って、出力速度制御手段7は、ニュースや天気予
報といったスピーチと音楽番組とによって、それぞれ、
読み出しクロックの周波数を変えて、本来の放送時間で
の放送に、よりスムーズに移行させることができる。例
えば番組内容がスピーチならば読み出しクロックの周波
数を大きく(急激に)変化させても聴感上問題は無く、短
かい時間で、本来の放送移行を行なうことが可能とな
り、逆に、音楽などは周波数の変化による違和感を認知
しやすいので、読み出しクロックの周波数を徐々に変化
させて(少ない変化量を用いて)行なうことができる。
【0065】図10は放送内容に応じて出力速度を変化
させる機能を備えた放送受信機の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、図10のフローチャートに示
す処理は図7のフローチャートのステップS6におい
て、デジタル放送の受信状態を測定した結果、デジタル
放送が出力可能でないときになされるものである。すな
わち、図10では、図7のステップS6で、デジタル放
送が出力可能でないときに、デジタル放送を第2の放送
に切換え、第2の放送を出力する(ステップS21)。な
お、第2の放送の出力は、記憶部77に書き込まれた第
2の放送の受信信号を、図7のステップS5で設定され
た時間差分だけ記憶部77で遅延させて(書き込みと読
み出しとの間の時間分、遅延させて)、記憶部77から
読み出すことによってなされる。これによって、デジタ
ル放送から第2の放送に切換えるとき、第2の放送のデ
ジタル放送との時間差をなくして、第2の放送にスムー
ズに移行させることができる。
【0066】但し、このとき、第2の放送は、本来の放
送時間に対し、上記時間差分の遅延時間で遅延してい
る。このような遅延時間を解消するため、第2の放送へ
の切換えを行なった後、図10の処理では、先ず、いま
放送されている放送内容がスピーチか音楽かを判別し
(ステップS22)、放送内容がスピーチであるときに
は、分周比1/Mを1/M1に設定する(ステップS2
3)一方、放送内容が音楽であるときには、分周比1/
Mを1/M2に設定する(ステップS24)。ここで、1
/M0を通常の分周比とするとき、M1>M2>M0(通常)
である。
【0067】このようにして、放送内容に応じてPLL
の分周比1/Mを1/M1または1/M2に上げて、記憶
部77の読み出しクロックの周波数を放送内容に応じた
程度に高くする。
【0068】このように、読み出しクロックの周波数を
放送内容に応じた程度に高くすることで、記憶部77か
らの第2の放送の受信信号の読み出し速度を放送内容に
応じた程度に高め、これにより、第2の放送の遅延がな
くなったか(遅延時間が0になったか)を判断する(ステ
ップS25)。この結果、遅延時間が0になったときに
は、PLLの分周比1/Mを元に(1/M0に)戻す(読み
出しクロックの周波数を通常のものに戻す)(ステップS
26)。すなわち、このとき、第2の放送の出力には、
遅延がなくなり、本来の放送時刻に第2の放送を出力さ
せることができる。
【0069】次いで、デジタル放送が受信可能か否かを
判断し(ステップS27)、デジタル放送が受信可能とな
ったときには、放送内容がスピーチか音楽かを判別し
(ステップS28)、放送内容がスピーチであるときに
は、分周比1/Mを1/M3に設定する(ステップS2
9)一方、放送内容が音楽であるときには、分周比1/
Mを1/M4に設定する(ステップS30)。ここで、1
/M0を通常の分周比とするとき、M0(通常)>M4>M3
である。
【0070】このようにして、放送内容に応じてPLL
の分周比1/Mを1/M3または1/M4に下げて、記憶
部77の読み出しクロックの周波数を放送内容に応じた
程度に低くする。これにより、第2の放送の出力は、放
送内容に応じた速度で遅延し、遅延時間が所定値(規定
値)となったかを判断する(ステップS31)。
【0071】この結果、遅延時間が規定値となったとき
には、第2の放送とデジタル放送との時間差が0となっ
たので、この段階でPLLの分周比1/Mを元に(1/
0に)戻す(読み出しクロックの周波数を通常のものに
戻す)(ステップS32)。そして、第2の放送をデジタ
ル放送に切換え、デジタル放送を出力する(ステップS
33)。これによって、第2の放送からデジタル放送に
切換えるとき、デジタル放送の第2の放送との時間差を
なくして、デジタル放送にスムーズに移行させることが
できる。
【0072】このように、図10の処理例では、デジタ
ル放送から第2の放送に、また、第2の放送からデジタ
ル放送にスムーズに切り換えることができ、さらに、ス
ムーズに移行した後、放送内容に応じた速度で、本来の
放送時間での放送に復帰させることができる。すなわ
ち、例えば番組内容がスピーチならば読み出しクロック
の周波数を大きく(急激に)変化させても聴感上問題は無
く、従って、読み出しクロックの周波数を大きく(急激
に)変化させて、短かい時間で、本来の放送移行を行な
うことが可能となり、逆に、音楽などは周波数の変化に
よる違和感を認知しやすいので、読み出しクロックの周
波数を徐々に変化させて(少ない変化量を用いて)本来の
放送移行を行なうことが可能となる。
【0073】また、上述の各例では、本来の放送時間で
の放送に移行させる1回の制御(1回の出力速度)におい
て、この1回の出力速度制御中、出力速度を一定に保持
しているが(分周比1/Mを一定に保持しているが(例え
ば、これを1/41に一定に保持したり、あるいは、1
/39に一定に保持したりしているが))、1回の出力速
度制御中に、出力速度を可変にすることもできる(分周
比1/Mを可変にすることもできる)。
【0074】すなわち、例えば、PLLの分周比1/M
を細やかなステップで可変させて、本来の放送時間での
放送に移行させる移行時間の半分まで徐々に周波数を高
めていき、残りの半分で徐々に周波数を下げることで、
聴取者が認知しにくく、且つ素早く遅延時間を吸収する
ことも可能となる。
【0075】図11,図12は1回の出力速度制御中に
出力速度を可変にする機能を備えた放送受信機の動作の
一例を示すフローチャートである。なお、図11,図1
2のフローチャートに示す処理は、図7のフローチャー
トのステップS6において、デジタル放送の受信状態を
測定した結果、デジタル放送が出力可能でないときにな
されるものである。すなわち、図11,図12では、図
7のステップS6で、デジタル放送が出力可能でないと
きに、デジタル放送を第2の放送に切換え、第2の放送
を出力する(ステップS41)。なお、第2の放送の出力
は、記憶部77に書き込まれた第2の放送の受信信号
を、図7のステップS5で設定された時間差分だけ記憶
部77で遅延させて(書き込みと読み出しとの間の時間
分、遅延させて)、記憶部77から読み出すことによっ
てなされる。これによって、デジタル放送から第2の放
送に切換えるとき、第2の放送のデジタル放送との時間
差をなくして、第2の放送にスムーズに移行させること
ができる。
【0076】但し、このとき、第2の放送は、本来の放
送時間に対し、上記時間差分の遅延時間で遅延してい
る。このような遅延時間を解消するため、第2の放送へ
の切換えを行なった後、PLLの分周比1/Mを上げ
て、記憶部77の読み出しクロックの周波数を高くする
(ステップS42)。
【0077】このように、読み出しクロックの周波数を
高くすることで、記憶部77からの第2の放送の受信信
号の読み出し速度を高め、この際、図11の処理例で
は、第2の放送の遅延(遅延時間)が規定値の半分(規定
値/2)になったかを判断する(ステップS43)。この
結果、第2の放送の遅延(遅延時間)が規定値の半分(規
定値/2)になったときには、PLLの分周比1/Mを
下げて、記憶部77の読み出しクロックの周波数を低く
する(ステップS44)。これにより、第2の放送の出力
は、その出力速度が徐々に低くなるが、このときの出力
速度は、遅延を0に向かわせるに十分なものとなってお
り、従って、このとき第2の放送の遅延がなくなったか
(遅延時間が0になったか)を判断する(ステップS4
5)。この結果、遅延時間が0になったときには、PL
Lの分周比1/Mを元に(1/M0に)戻す(読み出しクロ
ックの周波数を通常のものに戻す)(ステップS46)。
すなわち、このとき、第2の放送の出力には、遅延がな
くなり、本来の放送時刻に第2の放送を出力させること
ができる。
【0078】次いで、デジタル放送が受信可能か否かを
判断し(ステップS47)、デジタル放送が受信可能とな
ったときには、第2の放送とデジタル放送との出力時間
差がなくなるよう、PLLの分周比1/Mを下げて、記
憶部77の読み出しクロックの周波数を低くする(ステ
ップS48)。但し、この読み出しクロックの周波数、
すなわち、このときの出力速度は、遅延を0に向かわせ
るに十分なものとなっている。これにより、第2の放送
の出力の遅延は、徐々に0に向かい、第2の放送の遅延
(遅延時間)が規定値の半分(規定値/2)になったかを判
断する(ステップS49)。この結果、第2の放送の遅延
(遅延時間)が規定値の半分(規定値/2)になったときに
は、PLLの分周比1/Mを上げて、記憶部77の読み
出しクロックの周波数を高くする(ステップS50)。こ
れにより、第2の放送の出力は、その出力速度が徐々に
高くなり、このとき遅延時間が所定値(規定値)となった
かを判断する(ステップS51)。
【0079】この結果、遅延時間が規定値となったとき
には、第2の放送とデジタル放送との時間差が0となっ
たので、この段階でPLLの分周比1/Mを元に(1/
0に)戻す(読み出しクロックの周波数を通常のものに
戻す)(ステップS52)。そして、第2の放送をデジタ
ル放送に切換え、デジタル放送を出力する(ステップS
53)。これによって、第2の放送からデジタル放送に
切換えるとき、デジタル放送の第2の放送との時間差を
なくして、デジタル放送にスムーズに移行させることが
できる。
【0080】このように、図11,図12の処理例で
は、デジタル放送から第2の放送に、また、第2の放送
からデジタル放送にスムーズに切り換えることができ、
さらに、スムーズに移行した後、本来の放送時間での放
送に移行させる制御を、出力速度を変化させて、行なう
ことができる。
【0081】なお、上述の各例においては、デジタル放
送信号としてDAB信号を、同一内容の他の放送信号
(第2の放送信号)としてFM信号を用いて説明したが、
第1の放送信号,第2の放送信号としては、任意の放送
信号を用いることができ、従って、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項3記載の発明によれば、第1の放送信号を受信する
第1の受信手段と、第1の放送信号と同一内容の第2の
放送信号を受信する第2の受信手段と、第1の受信手段
の受信信号または第2の受信手段の受信信号を出力する
出力手段と、出力手段から出力される受信信号を、第1
の受信手段の受信信号から第2の受信手段の受信信号
に、または、第2の受信手段の受信信号から第1の受信
手段の受信信号に切り換える切換手段と、第1の受信手
段の受信信号または第2の受信手段の受信信号を、第1
の受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信信号との
間の本来の時間差分の遅延時間で遅延させ、時間差を0
にする遅延手段とを有し、切換手段は、遅延手段によっ
て第1の受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信信
号との時間差が0になっている状態で、受信信号の切り
換えを行なうので、放送方式を切り換えたときに、放送
内容の欠落や重複を防止することができる。
【0083】また、請求項4乃至請求項12記載の発明
によれば、第1の放送信号を受信する第1の受信手段
と、第1の放送信号と同一内容の第2の放送信号を受信
する第2の受信手段と、第1の受信手段の受信信号また
は第2の受信手段の受信信号を出力する出力手段と、出
力手段から出力される受信信号を、第1の受信手段の受
信信号から第2の受信手段の受信信号に、または、第2
の受信手段の受信信号から第1の受信手段の受信信号に
切り換える切換手段と、第1の受信手段の受信信号また
は第2の受信手段の受信信号を、第1の受信手段の受信
信号と第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差
分の遅延時間で遅延させ、時間差を0にする遅延手段
と、第1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の
受信信号の出力速度を制御する出力速度制御手段とを有
し、出力速度制御手段は、遅延手段が、第1の受信手段
の受信信号または第2の受信手段の受信信号を、第1の
受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信信号との間
の本来の時間差分の遅延時間で遅延させて、第1の受信
手段の受信信号と第2の受信手段の受信信号との時間差
を0としたときに、第1の受信手段の受信信号または第
2の受信手段の受信信号の遅延をなくし、第1の受信手
段の受信信号と第2の受信手段の受信信号との間の時間
差が本来の時間差となるように、第1の受信手段の受信
信号または第2の受信手段の受信信号の出力速度を制御
するので、放送方式を切り換えたときに、放送内容の欠
落や重複を防止するとともに、さらに、放送の時間遅れ
を防止することができる。
【0084】また、請求項3,請求項6記載の発明で
は、第1の受信手段の受信信号と第2の受信手段の受信
信号との間の本来の時間差を検出するための時間差検出
手段がさらに設けられているので、複数の放送手段や異
なる伝送路によって時間差(遅延時間)が限定できない場
合には、時間差(遅延時間)を測定(検出)することができ
る。
【0085】また、請求項10記載の発明によれば、請
求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機
において、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されて
いる第1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の
受信信号の出力速度を、放送内容に応じて可変に制御す
るので、例えば番組内容がスピーチならば読み出しクロ
ックの周波数を大きく(急激に)変化させても聴感上問題
は無く、短かい時間で、本来の放送移行を行なうことが
可能となり、逆に、音楽などは周波数の変化による違和
感を認知しやすいので、読み出しクロックの周波数を徐
々に変化させて(少ない変化量を用いて)行なうことがで
きる。
【0086】また、請求項11記載の発明によれば、請
求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の放送受信機
において、出力速度制御手段は、記憶手段に記憶されて
いる第1の受信手段の受信信号または第2の受信手段の
受信信号の出力速度を、可変に制御するので、例えば、
PLLの分周比1/Mを細やかなステップで可変させ
て、本来の放送時間での放送に移行させる移行時間の半
分まで徐々に周波数を高めていき、残りの半分で徐々に
周波数を下げることで、聴取者が認知しにくく、且つ素
早く遅延時間を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送受信機の構成例を示す図であ
る。
【図2】図1の放送受信機の変形例を示す図である。
【図3】遅延手段の構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る放送受信機の他の構成例を示す図
である。
【図5】図4の放送受信機の変形例を示す図である。
【図6】図5の放送受信機の具体例を示す図である。
【図7】本発明の放送受信機の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の放送受信機の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明に係る放送受信機の構成例を示す図であ
る。
【図10】放送内容に応じて出力速度を変化させる機能
を備えた放送受信機の動作の一例を示すフローチャート
である。
【図11】1回の出力速度制御中に出力速度を可変にす
る機能を備えた放送受信機の動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【図12】1回の出力速度制御中に出力速度を可変にす
る機能を備えた放送受信機の動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 第1の受信手段 2 第2の受信手段 3 出力手段 4 切換手段 5 遅延手段 6 時間差検出手段 7 出力速度制御手段 8 放送内容判別手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の放送信号を受信する第1の受信手
    段と、前記第1の放送信号と同一内容の第2の放送信号
    を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段の受
    信信号または前記第2の受信手段の受信信号を出力する
    出力手段と、前記出力手段から出力される受信信号を、
    前記第1の受信手段の受信信号から前記第2の受信手段
    の受信信号に、または、前記第2の受信手段の受信信号
    から前記第1の受信手段の受信信号に切り換える切換手
    段と、前記第1の受信手段の受信信号または前記第2の
    受信手段の受信信号を、前記第1の受信手段の受信信号
    と前記第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差
    分の遅延時間で遅延させ、時間差を0にする遅延手段と
    を有し、前記切換手段は、前記遅延手段によって前記第
    1の受信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受信信
    号との時間差が0になっている状態で、受信信号の切り
    換えを行なうことを特徴とする放送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放送受信機において、前
    記第1の受信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受
    信信号との間の本来の時間差は、既知のものとして予め
    求められていることを特徴とする放送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の放送受信機において、前
    記第1の受信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受
    信信号との間の本来の時間差を検出するための時間差検
    出手段がさらに設けられていることを特徴とする放送受
    信機。
  4. 【請求項4】 第1の放送信号を受信する第1の受信手
    段と、前記第1の放送信号と同一内容の第2の放送信号
    を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段の受
    信信号または前記第2の受信手段の受信信号を出力する
    出力手段と、前記出力手段から出力される受信信号を、
    前記第1の受信手段の受信信号から前記第2の受信手段
    の受信信号に、または、前記第2の受信手段の受信信号
    から前記第1の受信手段の受信信号に切り換える切換手
    段と、前記第1の受信手段の受信信号または前記第2の
    受信手段の受信信号を、前記第1の受信手段の受信信号
    と前記第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差
    分の遅延時間で遅延させ、時間差を0にする遅延手段
    と、前記第1の受信手段の受信信号または前記第2の受
    信手段の受信信号の出力速度を制御する出力速度制御手
    段とを有し、前記出力速度制御手段は、前記遅延手段
    が、前記第1の受信手段の受信信号または前記第2の受
    信手段の受信信号を、前記第1の受信手段の受信信号と
    前記第2の受信手段の受信信号との間の本来の時間差分
    の遅延時間で遅延させて、前記第1の受信手段の受信信
    号と前記第2の受信手段の受信信号との時間差を0とし
    たときに、前記第1の受信手段の受信信号または前記第
    2の受信手段の受信信号の遅延をなくし、前記第1の受
    信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受信信号との
    間の時間差が本来の時間差となるように、前記第1の受
    信手段の受信信号または前記第2の受信手段の受信信号
    の出力速度を制御することを特徴とする放送受信機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の放送受信機において、前
    記第1の受信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受
    信信号との間の本来の時間差は、既知のものとして予め
    求められていることを特徴とする放送受信機。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の放送受信機において、前
    記第1の受信手段の受信信号と前記第2の受信手段の受
    信信号との間の本来の時間差を検出するための時間差検
    出手段がさらに設けられていることを特徴とする放送受
    信機。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の放送受信機において、前記遅延手段は、前記第1
    の受信手段の受信信号または前記第2の受信手段の受信
    信号を記憶手段に書き込んだ上で読み出し、前記記憶手
    段への書き込みと読み出しとの間の時間を遅延時間とし
    て設定し、また、前記出力速度制御手段は、前記記憶手
    段からの読み出し速度を可変にすることで、前記第1の
    受信手段の受信信号または前記第2の受信手段の受信信
    号の出力速度を制御することを特徴とする放送受信機。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の放送受信機において、前記出力速度制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の受信手段の受
    信信号または前記第2の受信手段の受信信号を、前記記
    憶手段に書き込んだときの標本化周波数よりも高い周波
    数で前記記憶手段から読み出すことを特徴とする放送受
    信機。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の放送受信機において、前記出力速度制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の受信手段の受
    信信号または前記第2の受信手段の受信信号を、前記記
    憶手段に書き込んだときの標本化周波数よりも低い周波
    数で前記記憶手段から読み出すことを特徴とする放送受
    信機。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項
    に記載の放送受信機において、前記出力速度制御手段
    は、前記記憶手段に記憶されている前記第1の受信手段
    の受信信号または前記第2の受信手段の受信信号の出力
    速度を、放送内容に応じて可変に制御することを特徴と
    する放送受信機。
  11. 【請求項11】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項
    に記載の放送受信機において、前記出力速度制御手段
    は、前記記憶手段に記憶されている前記第1の受信手段
    の受信信号または前記第2の受信手段の受信信号の出力
    速度を、可変に制御することを特徴とする放送受信機。
  12. 【請求項12】 請求項3乃至請求項11のいずれか一
    項に記載の放送受信機において、前記切換手段は、前記
    第1の受信手段からの受信信号と前記第2の受信手段か
    らの受信信号との間の時間差が0となっている状態で、
    前記第1の受信手段による受信信号と前記第2の受信手
    段による受信信号との切り換えを行なって出力手段に与
    えることを特徴とする放送受信機。
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