JPH115563A - 車両用ペダル変位制御構造 - Google Patents
車両用ペダル変位制御構造Info
- Publication number
- JPH115563A JPH115563A JP16152997A JP16152997A JPH115563A JP H115563 A JPH115563 A JP H115563A JP 16152997 A JP16152997 A JP 16152997A JP 16152997 A JP16152997 A JP 16152997A JP H115563 A JPH115563 A JP H115563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- pedal
- bracket
- rear end
- displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定値以上の外力が車両前部に作用した際に
車両用ペダルの踏面の変位を制御する。 【解決手段】 ブレーキペダル10に固着されたペダル
ストッパ82に、押圧部82Cに加えて屈曲部82Dを
設けた。所定値以上の外力が車両前部に作用すると、ペ
ダルブラケット26の後端側がスライドプレート50か
ら離脱して第1傾斜面50A及び第2傾斜面50B上を
摺動して略車両下方側へ変位していくが、この際(摺動
初期の段階)ストップスイッチ78がペダルストッパ8
2に干渉して、ペダルストッパ82を座屈させる。従っ
て、ペダルブラケット26の後端側への変位に対する抵
抗が低減され、円滑に略車両下方側へ変位し、ペダルパ
ッド58を確実に略車両前方側へ変位させる。
車両用ペダルの踏面の変位を制御する。 【解決手段】 ブレーキペダル10に固着されたペダル
ストッパ82に、押圧部82Cに加えて屈曲部82Dを
設けた。所定値以上の外力が車両前部に作用すると、ペ
ダルブラケット26の後端側がスライドプレート50か
ら離脱して第1傾斜面50A及び第2傾斜面50B上を
摺動して略車両下方側へ変位していくが、この際(摺動
初期の段階)ストップスイッチ78がペダルストッパ8
2に干渉して、ペダルストッパ82を座屈させる。従っ
て、ペダルブラケット26の後端側への変位に対する抵
抗が低減され、円滑に略車両下方側へ変位し、ペダルパ
ッド58を確実に略車両前方側へ変位させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ペダル変位
制御構造に関する。
制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、所定値以上の外力が車両前部に作用した際の対策と
して種々の構成が案出されている。この種の対策の一例
として、実開平1−73464号公報に開示された構成
を挙げることができる。
ら、所定値以上の外力が車両前部に作用した際の対策と
して種々の構成が案出されている。この種の対策の一例
として、実開平1−73464号公報に開示された構成
を挙げることができる。
【0003】簡単に説明すると、図5に示される如く、
この公報に開示された構成では、ステアリングシャフト
400を覆うステアリングコラム402が、上板部材4
04及び一対の側板部材406から成るチルトブラケッ
ト408並びにこれらの側板部材406間を貫通してス
テアリングコラム402の下縁を支持するシャフト41
0によって車体側に支持されている。
この公報に開示された構成では、ステアリングシャフト
400を覆うステアリングコラム402が、上板部材4
04及び一対の側板部材406から成るチルトブラケッ
ト408並びにこれらの側板部材406間を貫通してス
テアリングコラム402の下縁を支持するシャフト41
0によって車体側に支持されている。
【0004】さらに、上述したチルトブラケット408
の下方側には、略円弧面形状とされかつ弾性変形可能な
ニープロテクタ412が配設されている。このニープロ
テクタ412は、弾性変形可能なステー414を介して
ステアリングコラム402の下縁側に弾性的に支持され
ている。
の下方側には、略円弧面形状とされかつ弾性変形可能な
ニープロテクタ412が配設されている。このニープロ
テクタ412は、弾性変形可能なステー414を介して
ステアリングコラム402の下縁側に弾性的に支持され
ている。
【0005】上記構成によれば、所定値以上の外力が車
両前部に作用すると、乗員は車両前方側へ慣性移動しよ
うとし、これに伴い乗員の脚部は膝を起点として屈曲し
ながら同方向へ慣性移動しようとする。このため、仮に
ニープロテクタ412が配設されていない場合には、乗
員の膝がチルトブラケット408に接触する可能性があ
る。しかしながら、上記の如く、チルトブラケット40
8の下方にニープロテクタ412を配設しておけば、乗
員の膝はニープロテクタ412に接触するのみとなる。
両前部に作用すると、乗員は車両前方側へ慣性移動しよ
うとし、これに伴い乗員の脚部は膝を起点として屈曲し
ながら同方向へ慣性移動しようとする。このため、仮に
ニープロテクタ412が配設されていない場合には、乗
員の膝がチルトブラケット408に接触する可能性があ
る。しかしながら、上記の如く、チルトブラケット40
8の下方にニープロテクタ412を配設しておけば、乗
員の膝はニープロテクタ412に接触するのみとなる。
【0006】このようなニープロテクタ412を配設す
る構成も所定値以上の外力が車両前部に作用した際の対
策として有意義なものと思われるが、乗員の脚部との関
係における当該対策としては別の観点からアプローチす
ることも可能であり、又乗員の脚部との関係における当
該対策を多面的に成立させることが多重防護の観点から
も重要である。
る構成も所定値以上の外力が車両前部に作用した際の対
策として有意義なものと思われるが、乗員の脚部との関
係における当該対策としては別の観点からアプローチす
ることも可能であり、又乗員の脚部との関係における当
該対策を多面的に成立させることが多重防護の観点から
も重要である。
【0007】このような視点から着想し実験を重ねた結
果、本件発明者は、所定値以上の外力が車両前部に作用
した際におけるボディーパネル等の変形、変位挙動に着
目してブレーキペダル等の車両用ペダルの変位を制御す
ることも極めて有効な対策として成立するという結論に
至った。
果、本件発明者は、所定値以上の外力が車両前部に作用
した際におけるボディーパネル等の変形、変位挙動に着
目してブレーキペダル等の車両用ペダルの変位を制御す
ることも極めて有効な対策として成立するという結論に
至った。
【0008】本発明は上記知見に鑑み、所定値以上の外
力が車両前部に作用した際に車両用ペダルの踏面の変位
を制御することができる車両用ペダル変位制御構造を得
ることが目的である。
力が車両前部に作用した際に車両用ペダルの踏面の変位
を制御することができる車両用ペダル変位制御構造を得
ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る車両用ペダル変位制御構造は、前端側が第1の車体
側構成部材に結合されると共に後端側が第1の車体側構
成部材よりも略車両後方側に配置された第2の車体側構
成部材に結合され、下端部に乗員の踏力が付与される踏
面を備えた吊り下げ式の車両用ペダルを揺動可能に支持
するペダルブラケットと、所定値以上の外力が車両前部
に作用した際に第1の車体側構成部材及び第2の車体側
構成部材間に生じる相対変位によりペダルブラケットの
後端側を略車両下方側へ変位させることで、車両用ペダ
ルの踏面を略車両前方側へ変位させる変位制御手段と、
ペダルブラケット及び車両用ペダル間に設けられかつ車
両用ペダルの略車両前方側への揺動を検出するためのス
トップスイッチ機構部に設けられ、前記相対変位が生じ
た初期の段階で前記ペダルブラケットの後端側の略車両
下方側への変位に対する抵抗を低減させる抵抗低減手段
と、を有することを特徴としている。
係る車両用ペダル変位制御構造は、前端側が第1の車体
側構成部材に結合されると共に後端側が第1の車体側構
成部材よりも略車両後方側に配置された第2の車体側構
成部材に結合され、下端部に乗員の踏力が付与される踏
面を備えた吊り下げ式の車両用ペダルを揺動可能に支持
するペダルブラケットと、所定値以上の外力が車両前部
に作用した際に第1の車体側構成部材及び第2の車体側
構成部材間に生じる相対変位によりペダルブラケットの
後端側を略車両下方側へ変位させることで、車両用ペダ
ルの踏面を略車両前方側へ変位させる変位制御手段と、
ペダルブラケット及び車両用ペダル間に設けられかつ車
両用ペダルの略車両前方側への揺動を検出するためのス
トップスイッチ機構部に設けられ、前記相対変位が生じ
た初期の段階で前記ペダルブラケットの後端側の略車両
下方側への変位に対する抵抗を低減させる抵抗低減手段
と、を有することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明に係る車両用ペダル
変位制御構造は、請求項1記載の発明において、前記抵
抗低減手段は、前記ペダルブラケットの後端側が略車両
下方側へ変位した際に作用する荷重によって塑性変形す
る塑性変形部を有する、ことを特徴としている。
変位制御構造は、請求項1記載の発明において、前記抵
抗低減手段は、前記ペダルブラケットの後端側が略車両
下方側へ変位した際に作用する荷重によって塑性変形す
る塑性変形部を有する、ことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明に係る車両用ペダル
変位制御構造は、請求項2記載の発明において、前記変
位制御手段は、ペダルブラケットの後端側の略車両後方
側への変位量に対する略車両下方側への変位量の増加割
合が変化する摺動面を備えた摺動部材とされ、前記摺動
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近を
ペダルブラケットの後端側が摺動する時点にて、前記塑
性変形部に塑性変形が生じる、ことを特徴としている。
変位制御構造は、請求項2記載の発明において、前記変
位制御手段は、ペダルブラケットの後端側の略車両後方
側への変位量に対する略車両下方側への変位量の増加割
合が変化する摺動面を備えた摺動部材とされ、前記摺動
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近を
ペダルブラケットの後端側が摺動する時点にて、前記塑
性変形部に塑性変形が生じる、ことを特徴としている。
【0012】請求項1記載の本発明によれば、所定値以
上の外力が車両前部に作用すると、ペダルブラケットの
前端側及び後端側が結合された第1の車体側構成部材及
び第2の車体側構成部材間に相対変位が生じる。このた
め、変位制御手段によって、ペダルブラケットの後端側
が略車両下方側へ変位され、これにより車両用ペダルの
踏面が略車両前方側へ変位される。すなわち、本発明で
は、変位制御手段を設けたことによって、所定値以上の
外力が車両前部に作用した際に、車両用ペダルの踏面が
略車両前方側へ変位するように制御することが可能とな
る。
上の外力が車両前部に作用すると、ペダルブラケットの
前端側及び後端側が結合された第1の車体側構成部材及
び第2の車体側構成部材間に相対変位が生じる。このた
め、変位制御手段によって、ペダルブラケットの後端側
が略車両下方側へ変位され、これにより車両用ペダルの
踏面が略車両前方側へ変位される。すなわち、本発明で
は、変位制御手段を設けたことによって、所定値以上の
外力が車両前部に作用した際に、車両用ペダルの踏面が
略車両前方側へ変位するように制御することが可能とな
る。
【0013】ここで、上述したペダルブラケット及び車
両用ペダル間には車両用ペダルの略車両前方側への揺動
を検出するためのストップスイッチ機構部が設けられて
いるため、上記の如くして、変位制御手段によってペダ
ルブラケットの後端側が略車両下方側へ変位すると、そ
の際にストップスイッチ機構部を構成する部品同士が相
互に干渉して、ペダルブラケットの後端側に略車両上方
側への突き上げ力(略車両下方側への変位に対する抵
抗)を与えることも考えられる。
両用ペダル間には車両用ペダルの略車両前方側への揺動
を検出するためのストップスイッチ機構部が設けられて
いるため、上記の如くして、変位制御手段によってペダ
ルブラケットの後端側が略車両下方側へ変位すると、そ
の際にストップスイッチ機構部を構成する部品同士が相
互に干渉して、ペダルブラケットの後端側に略車両上方
側への突き上げ力(略車両下方側への変位に対する抵
抗)を与えることも考えられる。
【0014】しかし、本発明によれば、ストップスイッ
チ機構部に抵抗低減手段が設けられており、この抵抗低
減手段によって、第1の車体側構成部材及び第2の車体
側構成部材間に相対変位が生じた初期の段階で、ペダル
ブラケットの後端側に対する略車両上方側への突き上げ
力(略車両下方側への変位に対する抵抗)が低減され
る。よって、ペダルブラケットの後端側は、略車両下方
側へ円滑に変位することができる。
チ機構部に抵抗低減手段が設けられており、この抵抗低
減手段によって、第1の車体側構成部材及び第2の車体
側構成部材間に相対変位が生じた初期の段階で、ペダル
ブラケットの後端側に対する略車両上方側への突き上げ
力(略車両下方側への変位に対する抵抗)が低減され
る。よって、ペダルブラケットの後端側は、略車両下方
側へ円滑に変位することができる。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、抵抗低減
手段が塑性変形部を有しており、ペダルブラケットの後
端側が略車両下方側へ変位した際に作用する荷重によっ
て当該塑性変形部が塑性変形される。これにより、本発
明によれば、簡単な構成で、ペダルブラケットの後端側
に対する略車両上方側への突き上げ力を低減させること
ができる。
手段が塑性変形部を有しており、ペダルブラケットの後
端側が略車両下方側へ変位した際に作用する荷重によっ
て当該塑性変形部が塑性変形される。これにより、本発
明によれば、簡単な構成で、ペダルブラケットの後端側
に対する略車両上方側への突き上げ力を低減させること
ができる。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、所定値以
上の外力が車両前部に作用して第1の車体側構成部材及
び第2の車体側構成部材間に相対変位が生じると、ペダ
ルブラケットの後端側は摺動部材の摺動面に沿って摺動
していく。この摺動面は、ペダルブラケットの後端側の
略車両後方側への変位量に対する略車両下方側への変位
量の増加割合が変化するようになっていることから、タ
イミング的には当該変位量の増加割合が変化した部位を
ペダルブラケットの後端側が通過(摺動)するときが、
ペダルブラケットの後端側に対する抵抗が最も早く増加
する時点になると考えられる。
上の外力が車両前部に作用して第1の車体側構成部材及
び第2の車体側構成部材間に相対変位が生じると、ペダ
ルブラケットの後端側は摺動部材の摺動面に沿って摺動
していく。この摺動面は、ペダルブラケットの後端側の
略車両後方側への変位量に対する略車両下方側への変位
量の増加割合が変化するようになっていることから、タ
イミング的には当該変位量の増加割合が変化した部位を
ペダルブラケットの後端側が通過(摺動)するときが、
ペダルブラケットの後端側に対する抵抗が最も早く増加
する時点になると考えられる。
【0017】従って、本発明のように、当該時点(摺動
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近を
ペダルブラケットの後端側が摺動する時点)にて、塑性
変形部に塑性変形が生じるようにすれば、前述した相対
変位が生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペ
ダルブラケットの後端側の略車両下方側への変位に対す
る抵抗を低減させることができる。従って、ペダルブラ
ケットの後端側を略車両下方側へ一層円滑に変位させる
ことができる。
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近を
ペダルブラケットの後端側が摺動する時点)にて、塑性
変形部に塑性変形が生じるようにすれば、前述した相対
変位が生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペ
ダルブラケットの後端側の略車両下方側への変位に対す
る抵抗を低減させることができる。従って、ペダルブラ
ケットの後端側を略車両下方側へ一層円滑に変位させる
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の一実施形態について説明する。
明の一実施形態について説明する。
【0019】図1には、所定値以上の外力の車両前部へ
の作用前後におけるブレーキペダル10及びペダルブラ
ケット26の挙動が示されている。以下、この図を用い
て、ブレーキペダル10及びペダルブラケット26を含
む全体構成について概説する。
の作用前後におけるブレーキペダル10及びペダルブラ
ケット26の挙動が示されている。以下、この図を用い
て、ブレーキペダル10及びペダルブラケット26を含
む全体構成について概説する。
【0020】エンジンルーム12と車室内空間14とを
仕切る位置には、「第1の車体側構成部材」としてのダ
ッシュパネル16が略垂直に配置されている。ダッシュ
パネル16の上端部は、車両幅方向を長手方向として配
置されてカウルの一部を構成する図示しないカウルイン
ナパネルの前方側の面にスポット溶接等により固着され
ている。また、ダッシュパネル16の下端部は、図示し
ないフロアパネルにスポット溶接等により固着されてい
る。
仕切る位置には、「第1の車体側構成部材」としてのダ
ッシュパネル16が略垂直に配置されている。ダッシュ
パネル16の上端部は、車両幅方向を長手方向として配
置されてカウルの一部を構成する図示しないカウルイン
ナパネルの前方側の面にスポット溶接等により固着され
ている。また、ダッシュパネル16の下端部は、図示し
ないフロアパネルにスポット溶接等により固着されてい
る。
【0021】上述したダッシュパネル16の前方側に
は、「車両用ペダル」としてのブレーキペダル10に付
与された乗員の踏力を増強するための踏力増強手段とし
て機能するブレーキブースタ20と、このブレーキブー
スタ20によって増強された圧力を液圧に変換するため
の液圧変換手段として機能するマスタシリンダ22と、
液圧系統の体積変化に追従してブレーキフルードを貯留
及び補充するリザーバタンク24とが一体的に配設され
ている。
は、「車両用ペダル」としてのブレーキペダル10に付
与された乗員の踏力を増強するための踏力増強手段とし
て機能するブレーキブースタ20と、このブレーキブー
スタ20によって増強された圧力を液圧に変換するため
の液圧変換手段として機能するマスタシリンダ22と、
液圧系統の体積変化に追従してブレーキフルードを貯留
及び補充するリザーバタンク24とが一体的に配設され
ている。
【0022】一方、ダッシュパネル16の後方側には、
ブレーキペダル10を揺動可能に支持するペダルブラケ
ット26が配設されている。ペダルブラケット26は、
ダッシュパネル16への取付座面を構成するベースプレ
ート部28と、このベースプレート部28から略車両後
方側へ平行に延出される一対のサイドプレート部30
と、互いに対向するサイドプレート部30の上縁側を繋
ぐトッププレート部(図示省略)と、を含んで構成され
ている。従って、ペダルブラケット26は、全体として
は、略車両前後方向に長く底面側が開放された断面コ字
状に形成されている。また、各サイドプレート部30の
前端側の所定位置には略車両前後方向に対する剛性を低
下させるための開口部34が形成されていると共に、上
縁側には略車両前後方向に対する剛性を部分的に高める
ためのビード36が形成されている。
ブレーキペダル10を揺動可能に支持するペダルブラケ
ット26が配設されている。ペダルブラケット26は、
ダッシュパネル16への取付座面を構成するベースプレ
ート部28と、このベースプレート部28から略車両後
方側へ平行に延出される一対のサイドプレート部30
と、互いに対向するサイドプレート部30の上縁側を繋
ぐトッププレート部(図示省略)と、を含んで構成され
ている。従って、ペダルブラケット26は、全体として
は、略車両前後方向に長く底面側が開放された断面コ字
状に形成されている。また、各サイドプレート部30の
前端側の所定位置には略車両前後方向に対する剛性を低
下させるための開口部34が形成されていると共に、上
縁側には略車両前後方向に対する剛性を部分的に高める
ためのビード36が形成されている。
【0023】上述したペダルブラケット26のベースプ
レート部28の前面四隅には、円筒状のカラー38がそ
れぞれ固着されている。これらのカラー38をダッシュ
パネル16に当接させた状態で、当該カラー38内へブ
レーキブースタ20から突出するスタッドボルト40を
挿通させ、更にナット42を螺合させることにより、ペ
ダルブラケット26の前端側がダッシュパネル16に結
合されている。なお、ダッシュパネル16とベースプレ
ート部28との間には、遮音材として用いられる図示し
ないダッシュインシュレータが介在されている。
レート部28の前面四隅には、円筒状のカラー38がそ
れぞれ固着されている。これらのカラー38をダッシュ
パネル16に当接させた状態で、当該カラー38内へブ
レーキブースタ20から突出するスタッドボルト40を
挿通させ、更にナット42を螺合させることにより、ペ
ダルブラケット26の前端側がダッシュパネル16に結
合されている。なお、ダッシュパネル16とベースプレ
ート部28との間には、遮音材として用いられる図示し
ないダッシュインシュレータが介在されている。
【0024】また、ペダルブラケット26の後端側に
は、断面略コ字形のスライドブラケット44が一部重合
された状態で固着されている。なお、ペダルブラケット
26及びスライドブラケット44の双方が、本発明にお
ける「ペダルブラケット」に相当する。
は、断面略コ字形のスライドブラケット44が一部重合
された状態で固着されている。なお、ペダルブラケット
26及びスライドブラケット44の双方が、本発明にお
ける「ペダルブラケット」に相当する。
【0025】図4に示されるように、スライドブラケッ
ト44の頂壁部44Aには、開口幅が狭幅とされた狭幅
部46A及び狭幅部46Aと連通されかつ開口幅が幅広
とされた幅広部46Bから成り、離脱手段として把握さ
れるスリット46が形成されている。また、図1に示さ
れるように、上述したスライドブラケット44の直上に
は、インパネリインフォース48から略車両前方側へ突
出した状態で配置されるスライドプレート50の前端部
が配置されている。なお、インパネリインフォース48
は車両幅方向を長手方向として配置される高強度部材で
あり、又スライドプレート50も所定の高強度に設定さ
れている。そして、スライドブラケット44の頂壁部4
4Aの裏面側から固定ボルト52がスリット46の狭幅
部46A及びスライドプレート50の前端部に挿通され
てナット54と螺合されることにより、ペダルブラケッ
ト26の後端側がスライドプレート50に結合されてい
る。付言すれば、インパネリインフォース48及びスラ
イドプレート50が本発明における「第2の車体側構成
部材」に相当し、又スライドプレート50は請求項1記
載の本発明における「変位制御手段」、請求項2記載の
本発明における「摺動部材」にも相当する。
ト44の頂壁部44Aには、開口幅が狭幅とされた狭幅
部46A及び狭幅部46Aと連通されかつ開口幅が幅広
とされた幅広部46Bから成り、離脱手段として把握さ
れるスリット46が形成されている。また、図1に示さ
れるように、上述したスライドブラケット44の直上に
は、インパネリインフォース48から略車両前方側へ突
出した状態で配置されるスライドプレート50の前端部
が配置されている。なお、インパネリインフォース48
は車両幅方向を長手方向として配置される高強度部材で
あり、又スライドプレート50も所定の高強度に設定さ
れている。そして、スライドブラケット44の頂壁部4
4Aの裏面側から固定ボルト52がスリット46の狭幅
部46A及びスライドプレート50の前端部に挿通され
てナット54と螺合されることにより、ペダルブラケッ
ト26の後端側がスライドプレート50に結合されてい
る。付言すれば、インパネリインフォース48及びスラ
イドプレート50が本発明における「第2の車体側構成
部材」に相当し、又スライドプレート50は請求項1記
載の本発明における「変位制御手段」、請求項2記載の
本発明における「摺動部材」にも相当する。
【0026】固定ボルト52及びスリット46との関係
について補足すると、スリット46の狭幅部46Aの開
口幅寸法は固定ボルト52の軸径よりも若干大きくかつ
頭部径よりも小さく設定されており、又幅広部46Bの
開口幅寸法は頭部径よりも大きく設定されている。従っ
て、固定ボルト52が組付位置である狭幅部46Aに位
置している場合には、ペダルブラケット26の後端側
(スライドブラケット44)はスライドプレート50に
結合された状態を維持するが、ペダルブラケット26が
略車両後方側へ変位することにより固定ボルト52が相
対的に幅広部46Bに位置された場合には、ペダルブラ
ケット26の後端側はスライドプレート50から離脱さ
れるようになっている。
について補足すると、スリット46の狭幅部46Aの開
口幅寸法は固定ボルト52の軸径よりも若干大きくかつ
頭部径よりも小さく設定されており、又幅広部46Bの
開口幅寸法は頭部径よりも大きく設定されている。従っ
て、固定ボルト52が組付位置である狭幅部46Aに位
置している場合には、ペダルブラケット26の後端側
(スライドブラケット44)はスライドプレート50に
結合された状態を維持するが、ペダルブラケット26が
略車両後方側へ変位することにより固定ボルト52が相
対的に幅広部46Bに位置された場合には、ペダルブラ
ケット26の後端側はスライドプレート50から離脱さ
れるようになっている。
【0027】さらに、上述したスライドプレート50の
下面前部は、側面視で略車両前後方向に対して図上若干
右上がりとなるように所定角度だけ傾斜されている(以
下、当該下面前部を「第1傾斜面50A」と称す)。ま
た、スライドプレート50の下面後部は、側面視で略車
両前後方向に対して図上右下がりとなるように所定角度
だけ傾斜されている(以下、当該下面後部を「第2傾斜
面50B」と称す)。「摺動部材の摺動面」としてのこ
れらの第1傾斜面50A及び第2傾斜面50Bは略車両
前後方向に連続して形成されており、又離脱後のペダル
ブラケット26におけるスライドブラケット44の頂壁
部44Aはこれらの第1傾斜面50A及び第2傾斜面5
0Bに沿って摺動していくようになっている。
下面前部は、側面視で略車両前後方向に対して図上若干
右上がりとなるように所定角度だけ傾斜されている(以
下、当該下面前部を「第1傾斜面50A」と称す)。ま
た、スライドプレート50の下面後部は、側面視で略車
両前後方向に対して図上右下がりとなるように所定角度
だけ傾斜されている(以下、当該下面後部を「第2傾斜
面50B」と称す)。「摺動部材の摺動面」としてのこ
れらの第1傾斜面50A及び第2傾斜面50Bは略車両
前後方向に連続して形成されており、又離脱後のペダル
ブラケット26におけるスライドブラケット44の頂壁
部44Aはこれらの第1傾斜面50A及び第2傾斜面5
0Bに沿って摺動していくようになっている。
【0028】上述したペダルブラケット26の一対のサ
イドプレート部30間には、吊り下げ式のブレーキペダ
ル10が配置されている。ブレーキペダル10は、狭幅
の板材を適宜屈曲させて形成したペダル支持部56と、
このペダル支持部56の下端部に設けられ乗員の踏力が
付与される「踏面」としてのペダルパッド58と、を含
んで構成されている。なお、ブレーキペダル10のペダ
ル支持部56には図示しないリターンスプリングが係止
されており、このリターンスプリングによってブレーキ
ペダル10は初期位置に復帰する方向(略車両後方側)
へ常時付勢されている。
イドプレート部30間には、吊り下げ式のブレーキペダ
ル10が配置されている。ブレーキペダル10は、狭幅
の板材を適宜屈曲させて形成したペダル支持部56と、
このペダル支持部56の下端部に設けられ乗員の踏力が
付与される「踏面」としてのペダルパッド58と、を含
んで構成されている。なお、ブレーキペダル10のペダ
ル支持部56には図示しないリターンスプリングが係止
されており、このリターンスプリングによってブレーキ
ペダル10は初期位置に復帰する方向(略車両後方側)
へ常時付勢されている。
【0029】また、ブレーキペダル10のペダル支持部
56の上端部には回転軸部60が設けられており、この
回転軸部60がペダルブラケット26の一対のサイドプ
レート部30に軸支されている。なお、回転軸部60の
構成の一例について簡単に触れると、ペダル支持部56
の上端部に形成された貫通孔内に略円筒状のペダルボス
が挿入されると共に、ペダルボスの両端部に円筒状のブ
ッシュが各々嵌入され、更に双方のブッシュ内へ円筒状
のカラーが挿入された後、取付ボルト62が一方のサイ
ドプレート部30の外側から挿入され、他方のサイドプ
レート部30の外側からワッシャを介してナット64が
螺合されることにより回転軸部60が構成される。
56の上端部には回転軸部60が設けられており、この
回転軸部60がペダルブラケット26の一対のサイドプ
レート部30に軸支されている。なお、回転軸部60の
構成の一例について簡単に触れると、ペダル支持部56
の上端部に形成された貫通孔内に略円筒状のペダルボス
が挿入されると共に、ペダルボスの両端部に円筒状のブ
ッシュが各々嵌入され、更に双方のブッシュ内へ円筒状
のカラーが挿入された後、取付ボルト62が一方のサイ
ドプレート部30の外側から挿入され、他方のサイドプ
レート部30の外側からワッシャを介してナット64が
螺合されることにより回転軸部60が構成される。
【0030】さらに、ブレーキペダル10のペダル支持
部56の中間部には、ブレーキブースタ20の軸心部か
ら突出とされたプッシュロッド(オペレーティングロッ
ド)66の先端部が連結されている。具体的には、プッ
シュロッド66の先端部には、平面視で略コ字形とされ
たクレビス68が取り付けられている。このクレビス6
8の内方にはペダル支持部56が挿入状態で配置されて
おり、クレビス68の両側部及びペダル支持部56をク
レビスピン70が貫通し、その貫通端部にβピンや止め
輪等が係止・嵌着されて抜止めされることによりプッシ
ュロッド66とペダル支持部56とが相対回転自在に連
結されている。
部56の中間部には、ブレーキブースタ20の軸心部か
ら突出とされたプッシュロッド(オペレーティングロッ
ド)66の先端部が連結されている。具体的には、プッ
シュロッド66の先端部には、平面視で略コ字形とされ
たクレビス68が取り付けられている。このクレビス6
8の内方にはペダル支持部56が挿入状態で配置されて
おり、クレビス68の両側部及びペダル支持部56をク
レビスピン70が貫通し、その貫通端部にβピンや止め
輪等が係止・嵌着されて抜止めされることによりプッシ
ュロッド66とペダル支持部56とが相対回転自在に連
結されている。
【0031】次に、本実施形態の要部について説明す
る。図1乃至図3に示されるように、上述したペダルブ
ラケット26におけるサイドプレート部30の後端下部
には、スイッチ支持ブラケット72が取り付けられてい
る。このスイッチ支持ブラケット72は、サイドプレー
ト部30の後端下部に固定される基部72Aと、この基
部72Aから略車両下方側へ延出されかつ側面視で狭幅
に形成された延出部72Bと、を含んで構成されてい
る。この延出部72Bの中央部には貫通孔74が形成さ
れており、又延出部72Bにおける貫通孔74の前面側
にはウエルドナット76が溶着されている。
る。図1乃至図3に示されるように、上述したペダルブ
ラケット26におけるサイドプレート部30の後端下部
には、スイッチ支持ブラケット72が取り付けられてい
る。このスイッチ支持ブラケット72は、サイドプレー
ト部30の後端下部に固定される基部72Aと、この基
部72Aから略車両下方側へ延出されかつ側面視で狭幅
に形成された延出部72Bと、を含んで構成されてい
る。この延出部72Bの中央部には貫通孔74が形成さ
れており、又延出部72Bにおける貫通孔74の前面側
にはウエルドナット76が溶着されている。
【0032】上述したスイッチ支持ブラケット72の延
出部72Bには、ストップスイッチ78が取り付けられ
ている。具体的に説明すると、ストップスイッチ78
は、本体部78Aと、この本体部78Aの軸心部から固
定的に突出されたパイプ状の支軸部78Bと、この支軸
部78B内をスライド可能に収容された真直棒状の可動
接点78Cと、を含んで構成されている。また、ストッ
プスイッチ78の支軸部78Bの外周面には雄ねじが形
成されていると共に、スイッチ支持ブラケット72の延
出部72Bへの組付前の状態で予めロックナット80が
遊嵌的に螺合されている。
出部72Bには、ストップスイッチ78が取り付けられ
ている。具体的に説明すると、ストップスイッチ78
は、本体部78Aと、この本体部78Aの軸心部から固
定的に突出されたパイプ状の支軸部78Bと、この支軸
部78B内をスライド可能に収容された真直棒状の可動
接点78Cと、を含んで構成されている。また、ストッ
プスイッチ78の支軸部78Bの外周面には雄ねじが形
成されていると共に、スイッチ支持ブラケット72の延
出部72Bへの組付前の状態で予めロックナット80が
遊嵌的に螺合されている。
【0033】組付に際しては、まずストップスイッチ7
8のロックナット80を本体部78A側へ寄せておき、
その状態で支軸部78Bをスイッチ支持ブラケット72
のウエルドナット76に所定量だけ螺合させる。次に、
ロックナット80を延出部72B側へ締め込んでいき、
ウエルドナット76とロックナット80とで延出部72
Bを挟持するかの如くして確実な締付トルクを得ること
で、ストップスイッチ78がスイッチ支持ブラケット7
2に固定されている。
8のロックナット80を本体部78A側へ寄せておき、
その状態で支軸部78Bをスイッチ支持ブラケット72
のウエルドナット76に所定量だけ螺合させる。次に、
ロックナット80を延出部72B側へ締め込んでいき、
ウエルドナット76とロックナット80とで延出部72
Bを挟持するかの如くして確実な締付トルクを得ること
で、ストップスイッチ78がスイッチ支持ブラケット7
2に固定されている。
【0034】一方、ブレーキペダル10のペダル支持部
56側には、その上部後端側に側面視で略コ字形に形成
された金属製のペダルストッパ82が溶接により固着さ
れている。このペダルストッパ82は、ストップスイッ
チ78の支軸部78Bの軸線に対して平行に配置された
一対の脚部82A、82Bと、上側に配置された脚部8
2Aから直角に屈曲されてスイッチ支持ブラケット72
の延出部72Bの延出方向に沿って平行に延出された押
圧部82Cと、この押圧部82Cの下端側から所定角度
傾斜した状態で屈曲されて下側に配置された脚部82B
に接続される「抵抗低減手段」としての屈曲部82D
と、によって構成されている。
56側には、その上部後端側に側面視で略コ字形に形成
された金属製のペダルストッパ82が溶接により固着さ
れている。このペダルストッパ82は、ストップスイッ
チ78の支軸部78Bの軸線に対して平行に配置された
一対の脚部82A、82Bと、上側に配置された脚部8
2Aから直角に屈曲されてスイッチ支持ブラケット72
の延出部72Bの延出方向に沿って平行に延出された押
圧部82Cと、この押圧部82Cの下端側から所定角度
傾斜した状態で屈曲されて下側に配置された脚部82B
に接続される「抵抗低減手段」としての屈曲部82D
と、によって構成されている。
【0035】押圧部82Cの中央部には貫通孔が形成さ
れており、この貫通孔内へは樹脂製かつクリップ状のク
ッション材84が弾性的に嵌着されている。なお、この
クッション材84を設定しているのは、ブレーキペダル
10の復帰時における打音の発生を防止するためであ
る。ブレーキペダル10の非操作時には、図示しないリ
ターンスプリングの付勢力によってペダルストッパ82
に嵌着されたクッション材84がストップスイッチ78
の可動接点78Cの先端部に当接してこれを本体部78
A内へ押し込むことで図示しないストップランプの点灯
制御回路をOFFにする。一方、ブレーキペダル10が
略車両前方側へ踏み込まれると、それに伴ってストップ
スイッチ78の可動接点78Cが支軸部78Bに沿って
伸出し、図示しないストップランプの点灯制御回路をO
Nにする。なお、可動接点78Cの伸出し量は、所定量
に制限されるようになっている。
れており、この貫通孔内へは樹脂製かつクリップ状のク
ッション材84が弾性的に嵌着されている。なお、この
クッション材84を設定しているのは、ブレーキペダル
10の復帰時における打音の発生を防止するためであ
る。ブレーキペダル10の非操作時には、図示しないリ
ターンスプリングの付勢力によってペダルストッパ82
に嵌着されたクッション材84がストップスイッチ78
の可動接点78Cの先端部に当接してこれを本体部78
A内へ押し込むことで図示しないストップランプの点灯
制御回路をOFFにする。一方、ブレーキペダル10が
略車両前方側へ踏み込まれると、それに伴ってストップ
スイッチ78の可動接点78Cが支軸部78Bに沿って
伸出し、図示しないストップランプの点灯制御回路をO
Nにする。なお、可動接点78Cの伸出し量は、所定量
に制限されるようになっている。
【0036】さらに、本実施形態では、上述した如く、
ペダルストッパ82を側面視で単なるコ字形のブラケッ
トとせずに、屈曲部82Dを付加したことにより、ペダ
ルストッパ82の全体としての剛性が不均一になってお
り、屈曲部82Dの形成部位側の方が剛性が低くなって
いる。
ペダルストッパ82を側面視で単なるコ字形のブラケッ
トとせずに、屈曲部82Dを付加したことにより、ペダ
ルストッパ82の全体としての剛性が不均一になってお
り、屈曲部82Dの形成部位側の方が剛性が低くなって
いる。
【0037】なお、上記構成において、スイッチ支持ブ
ラケット72、ストップスイッチ78、及びペダルスト
ッパ82が請求項1記載の「ストップスイッチ機構部」
に相当する。また、ストップスイッチ機構部の一要素を
構成するスイッチ支持ブラケット72は広義には「スイ
ッチ支持部」として把握され、又ペダルストッパ82は
広義には「スイッチ押圧部」として把握されるものであ
る。
ラケット72、ストップスイッチ78、及びペダルスト
ッパ82が請求項1記載の「ストップスイッチ機構部」
に相当する。また、ストップスイッチ機構部の一要素を
構成するスイッチ支持ブラケット72は広義には「スイ
ッチ支持部」として把握され、又ペダルストッパ82は
広義には「スイッチ押圧部」として把握されるものであ
る。
【0038】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。まず、所定値以上の外力が車両前部に作用した際
における全体的な作用並びに効果について概説する。
する。まず、所定値以上の外力が車両前部に作用した際
における全体的な作用並びに効果について概説する。
【0039】所定値以上の外力が車両前部に作用する
と、その際の荷重がマスタシリンダ22及びブレーキブ
ースタ20を介してダッシュパネル16に入力されるこ
とがある。この場合、図1に二点鎖線で示される如く、
ダッシュパネル16が略車両後方側へ変位する。これに
対し、ペダルブラケット26の後端側となるスライドブ
ラケット44が結合されたスライドプレート50ひいて
はその取付相手となるインパネリインフォース48は共
に高強度部材であることから、インパネリインフォース
48及びスライドプレート50側は略車両後方側へは殆
ど変位しない。従って、ダッシュパネル16とインパネ
リインフォース48及びスライドプレート50との間に
略車両前後方向への相対変位が生じることになる。
と、その際の荷重がマスタシリンダ22及びブレーキブ
ースタ20を介してダッシュパネル16に入力されるこ
とがある。この場合、図1に二点鎖線で示される如く、
ダッシュパネル16が略車両後方側へ変位する。これに
対し、ペダルブラケット26の後端側となるスライドブ
ラケット44が結合されたスライドプレート50ひいて
はその取付相手となるインパネリインフォース48は共
に高強度部材であることから、インパネリインフォース
48及びスライドプレート50側は略車両後方側へは殆
ど変位しない。従って、ダッシュパネル16とインパネ
リインフォース48及びスライドプレート50との間に
略車両前後方向への相対変位が生じることになる。
【0040】このため、ペダルブラケット26のベース
プレート部28側にはダッシュパネル16の後方変位に
伴う略車両後方側への荷重が入力される一方で、ペダル
ブラケット26のスライドブラケット44側にはインパ
ネリインフォース48側からその際の反力が略車両前方
側への荷重として入力される。従って、スライドブラケ
ット44の頂壁部44Aがスライドプレート50の第1
傾斜面50Aに沿って略車両後方側へ摺動し、これに伴
って固定ボルト52の頭部がスリット46の狭幅部46
Aから幅広部46Bに相対的に移動する。その結果、固
定ボルト52及びナット54によるスライドブラケット
44のスライドプレート50への結合状態が解除され
て、スライドブラケット44がスライドプレート50か
ら離脱される。
プレート部28側にはダッシュパネル16の後方変位に
伴う略車両後方側への荷重が入力される一方で、ペダル
ブラケット26のスライドブラケット44側にはインパ
ネリインフォース48側からその際の反力が略車両前方
側への荷重として入力される。従って、スライドブラケ
ット44の頂壁部44Aがスライドプレート50の第1
傾斜面50Aに沿って略車両後方側へ摺動し、これに伴
って固定ボルト52の頭部がスリット46の狭幅部46
Aから幅広部46Bに相対的に移動する。その結果、固
定ボルト52及びナット54によるスライドブラケット
44のスライドプレート50への結合状態が解除され
て、スライドブラケット44がスライドプレート50か
ら離脱される。
【0041】離脱後のペダルブラケット26のスライド
ブラケット44は、スライドプレート50の第1傾斜面
50A上を摺動した後に第2傾斜面50Bに沿って摺動
していく。このとき、ペダルブラケット26の一対のサ
イドプレート部30には開口部34が形成されているた
め、ペダルブラケット26の略車両前後方向に対する剛
性は予め低く設定されていること、及び、ペダルブラケ
ット26の一対のサイドプレート部30の上縁側にはビ
ード36が形成されていることから、サイドプレート部
30の上縁側での略車両前後方向に対する剛性は予め部
分的に高く設定されていることから、ペダルブラケット
26は、全体としては側面視で略「へ」の字状に略車両
下方側へ回転変位するように座屈しつつ変形される。
ブラケット44は、スライドプレート50の第1傾斜面
50A上を摺動した後に第2傾斜面50Bに沿って摺動
していく。このとき、ペダルブラケット26の一対のサ
イドプレート部30には開口部34が形成されているた
め、ペダルブラケット26の略車両前後方向に対する剛
性は予め低く設定されていること、及び、ペダルブラケ
ット26の一対のサイドプレート部30の上縁側にはビ
ード36が形成されていることから、サイドプレート部
30の上縁側での略車両前後方向に対する剛性は予め部
分的に高く設定されていることから、ペダルブラケット
26は、全体としては側面視で略「へ」の字状に略車両
下方側へ回転変位するように座屈しつつ変形される。
【0042】これにより、ペダルブラケット26に支持
されたブレーキペダル10のペダルパッド58は、略車
両前方側へと変位される。換言すれば、本実施形態によ
れば、所定値以上の外力が車両前部に作用した際に、ブ
レーキペダル10のペダルパッド58が略車両前方側へ
変位するように制御することが可能となる。その結果、
所定値以上の外力が車両前部に作用した際における乗員
の慣性移動による脚部の膝の屈曲を抑制することがで
き、ひいては乗員の脚部の膝をステアリングコラムから
遠ざけることができる。
されたブレーキペダル10のペダルパッド58は、略車
両前方側へと変位される。換言すれば、本実施形態によ
れば、所定値以上の外力が車両前部に作用した際に、ブ
レーキペダル10のペダルパッド58が略車両前方側へ
変位するように制御することが可能となる。その結果、
所定値以上の外力が車両前部に作用した際における乗員
の慣性移動による脚部の膝の屈曲を抑制することがで
き、ひいては乗員の脚部の膝をステアリングコラムから
遠ざけることができる。
【0043】なお、上記の如く、所定値以上の外力が車
両前部に作用した際にペダルブラケット26におけるス
ライドブラケット44をスライドプレート50から離脱
させる構成を採ると、スライドブラケット44及びスラ
イドプレート50を介してインパネリインフォース48
に比較的大きな荷重が入力されるのを防止することがで
きるというメリットがある。
両前部に作用した際にペダルブラケット26におけるス
ライドブラケット44をスライドプレート50から離脱
させる構成を採ると、スライドブラケット44及びスラ
イドプレート50を介してインパネリインフォース48
に比較的大きな荷重が入力されるのを防止することがで
きるというメリットがある。
【0044】次に、本実施形態の要部に関する作用並び
に効果について説明する。上記の如く、所定値以上の外
力が車両前部に作用した際にペダルブラケット26の後
端側(スライドブラケット44)を離脱させると共に、
スライドプレート50を使ってペダルブラケット26の
後端側を略車両下方側へ回転変位させてペダルパッド5
8を略車両前方側へ変位させる構成を採る場合には、本
実施形態のようにスライドプレート50の第2傾斜面5
0Bの傾斜角度を大きくする(急傾斜にする)ことが望
ましい。なお、第1傾斜面50Aにあっては、スライド
ブラケット44をスライドプレート50からできるだけ
早期に離脱させる必要があることから、第1傾斜面50
Aの傾斜角度については荷重作用方向(略車両前後方
向)に準ずる角度を選択することが望ましい。
に効果について説明する。上記の如く、所定値以上の外
力が車両前部に作用した際にペダルブラケット26の後
端側(スライドブラケット44)を離脱させると共に、
スライドプレート50を使ってペダルブラケット26の
後端側を略車両下方側へ回転変位させてペダルパッド5
8を略車両前方側へ変位させる構成を採る場合には、本
実施形態のようにスライドプレート50の第2傾斜面5
0Bの傾斜角度を大きくする(急傾斜にする)ことが望
ましい。なお、第1傾斜面50Aにあっては、スライド
ブラケット44をスライドプレート50からできるだけ
早期に離脱させる必要があることから、第1傾斜面50
Aの傾斜角度については荷重作用方向(略車両前後方
向)に準ずる角度を選択することが望ましい。
【0045】上述した背景を考慮した上で、仮に従来か
ら用いられている側面視でコ字形のペダルストッパをペ
ダル支持部56に配設した場合を想定してみると、スラ
イドブラケット44の頂壁部44Aがスライドプレート
50の第1傾斜面50A(概念的には緩勾配摺動面)か
ら第2傾斜面50B(概念的には急勾配摺動面)に移行
する際に、当該ペダルストッパとストップスイッチ78
の支軸部78Bとが相互に干渉し合い、ペダルブラケッ
ト26の後端側が当該ペダルストッパからストップスイ
ッチ78及びスイッチ支持ブラケット72を介して略車
両上方側への突き上げ力(略車両下方側への変位に対す
る抵抗)を受ける可能性がある。
ら用いられている側面視でコ字形のペダルストッパをペ
ダル支持部56に配設した場合を想定してみると、スラ
イドブラケット44の頂壁部44Aがスライドプレート
50の第1傾斜面50A(概念的には緩勾配摺動面)か
ら第2傾斜面50B(概念的には急勾配摺動面)に移行
する際に、当該ペダルストッパとストップスイッチ78
の支軸部78Bとが相互に干渉し合い、ペダルブラケッ
ト26の後端側が当該ペダルストッパからストップスイ
ッチ78及びスイッチ支持ブラケット72を介して略車
両上方側への突き上げ力(略車両下方側への変位に対す
る抵抗)を受ける可能性がある。
【0046】つまり、ブレーキペダル10のペダル支持
部56はプッシュロッド66と連結されていることか
ら、ペダル支持部56にはプッシュロッド66を介して
略車両後方側へ変位しようとする力が働く。このような
ペダル支持部56に側面視でコ字形に形成されたペダル
ストッパを配設すると、ペダルストッパの全体の剛性が
高くなる(即ち、本実施形態でいえば、ペダルストッパ
82の押圧部82Cが一対の脚部82A、82Bによっ
て均等に両持ち支持されることになるため、押圧部82
Cは座屈方向に強度が高くなり、変形しにくいものと
る)。よって、当該ペダルストッパがそのままストップ
スイッチ78の支軸部78Bに当接し、当該荷重がその
ままスイッチ支持ブラケット72を介してペダルブラケ
ット26の後端側に入力されると、ペダル支持部56側
の要素(ペダルストッパ)とペダルブラケット26側の
要素(スイッチ支持ブラケット72及びストップスイッ
チ78)とが相互に突っ張り合うため、ペダルブラケッ
ト26の後端側が略車両下方側へ変位しにくくなる。
部56はプッシュロッド66と連結されていることか
ら、ペダル支持部56にはプッシュロッド66を介して
略車両後方側へ変位しようとする力が働く。このような
ペダル支持部56に側面視でコ字形に形成されたペダル
ストッパを配設すると、ペダルストッパの全体の剛性が
高くなる(即ち、本実施形態でいえば、ペダルストッパ
82の押圧部82Cが一対の脚部82A、82Bによっ
て均等に両持ち支持されることになるため、押圧部82
Cは座屈方向に強度が高くなり、変形しにくいものと
る)。よって、当該ペダルストッパがそのままストップ
スイッチ78の支軸部78Bに当接し、当該荷重がその
ままスイッチ支持ブラケット72を介してペダルブラケ
ット26の後端側に入力されると、ペダル支持部56側
の要素(ペダルストッパ)とペダルブラケット26側の
要素(スイッチ支持ブラケット72及びストップスイッ
チ78)とが相互に突っ張り合うため、ペダルブラケッ
ト26の後端側が略車両下方側へ変位しにくくなる。
【0047】しかし、本実施形態によれば、ペダルスト
ッパ82の押圧部82Cの下部側に屈曲部82Dを設
け、屈曲部82Dの形成部位側の剛性を低くしたので、
前述した相互干渉が生じると、図3に示されるように、
ペダルストッパ82側が容易に塑性変形(座屈)して相
互に突っ張り合うことがなくなる。このため、ペダルブ
ラケット26の後端側の略車両下方側への変位に対する
抵抗が、前述した相対変位が生じた初期の段階で、著し
く低減される。従って、本実施形態によれば、ペダルブ
ラケット26の後端側を略車両下方側へ円滑に変位させ
ることができる。その結果、本実施形態によれば、所定
値以上の外力が車両前部に作用した際に、ブレーキペダ
ル10のペダルパッド58を略車両前方側へ確実に変位
させることができる。
ッパ82の押圧部82Cの下部側に屈曲部82Dを設
け、屈曲部82Dの形成部位側の剛性を低くしたので、
前述した相互干渉が生じると、図3に示されるように、
ペダルストッパ82側が容易に塑性変形(座屈)して相
互に突っ張り合うことがなくなる。このため、ペダルブ
ラケット26の後端側の略車両下方側への変位に対する
抵抗が、前述した相対変位が生じた初期の段階で、著し
く低減される。従って、本実施形態によれば、ペダルブ
ラケット26の後端側を略車両下方側へ円滑に変位させ
ることができる。その結果、本実施形態によれば、所定
値以上の外力が車両前部に作用した際に、ブレーキペダ
ル10のペダルパッド58を略車両前方側へ確実に変位
させることができる。
【0048】しかも、本実施形態では、ペダルブラケッ
ト26の後端側がスライドプレート50の第1傾斜面5
0Aと第2傾斜面50Bとの接続部位付近(即ち、ペダ
ルブラケット26の後端側の略車両後方側への変位量に
対する略車両下方側への変位量の増加割合が急変する部
位付近)を通過(摺動)する際に、ペダルブラケット2
6の後端側に対する略車両下方側への変位に対する抵抗
が最も早く増加するが、このときにペダルストッパ82
を座屈させるようにしているので、前述した相対変位が
生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペダルブ
ラケット26の後端側の略車両下方側への変位に対する
抵抗を低減させることができる。従って、ペダルブラケ
ット26の後端側を略車両下方側へ一層円滑に変位させ
ることができる。その結果、本実施形態によれば、所定
値以上の外力が車両前部に作用した際にブレーキペダル
10のペダルパッド58を略車両前方側へより一層確実
に変位させることができる。
ト26の後端側がスライドプレート50の第1傾斜面5
0Aと第2傾斜面50Bとの接続部位付近(即ち、ペダ
ルブラケット26の後端側の略車両後方側への変位量に
対する略車両下方側への変位量の増加割合が急変する部
位付近)を通過(摺動)する際に、ペダルブラケット2
6の後端側に対する略車両下方側への変位に対する抵抗
が最も早く増加するが、このときにペダルストッパ82
を座屈させるようにしているので、前述した相対変位が
生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペダルブ
ラケット26の後端側の略車両下方側への変位に対する
抵抗を低減させることができる。従って、ペダルブラケ
ット26の後端側を略車両下方側へ一層円滑に変位させ
ることができる。その結果、本実施形態によれば、所定
値以上の外力が車両前部に作用した際にブレーキペダル
10のペダルパッド58を略車両前方側へより一層確実
に変位させることができる。
【0049】付言すると、図1において第1傾斜面50
Aは略車両後方側へ向かうにつれて図上若干右上がりに
なっており、第2傾斜面50Bは略車両後方側へ向かう
につれて図上右下がりになっている。このため、ペダル
ブラケット26の後端側の略車両後方側への変位量に対
する略車両下方側への変位量の増加割合は、前者をP
(符号は「−」)とした場合、後者はQ(符号は
「+」;>P)となる。よって、請求項2記載の「摺動
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近」
というのは、本実施形態では前記の如く「スライドプレ
ート50の第1傾斜面50Aと第2傾斜面50Bとの接
続部位付近」となる。
Aは略車両後方側へ向かうにつれて図上若干右上がりに
なっており、第2傾斜面50Bは略車両後方側へ向かう
につれて図上右下がりになっている。このため、ペダル
ブラケット26の後端側の略車両後方側への変位量に対
する略車両下方側への変位量の増加割合は、前者をP
(符号は「−」)とした場合、後者はQ(符号は
「+」;>P)となる。よって、請求項2記載の「摺動
面における前記変位量の増加割合が変化する部位付近」
というのは、本実施形態では前記の如く「スライドプレ
ート50の第1傾斜面50Aと第2傾斜面50Bとの接
続部位付近」となる。
【0050】なお、本実施形態では、ペダルストッパ8
2を座屈させる構成を採ったが、これに限らず、スイッ
チ支持ブラケット72やストップスイッチ78の支軸部
78B等を塑性変形(座屈等)させるようにしてもよい
し、ペダルストッパ82、スイッチ支持ブラケット7
2、及びストップスイッチ78の二者又は全てを複合的
に塑性変形させるようにしてもよい。すなわち、スイッ
チ支持部、ストップスイッチスイッチ、スイッチ押圧部
の少なくとも一つが塑性変形すればよい。
2を座屈させる構成を採ったが、これに限らず、スイッ
チ支持ブラケット72やストップスイッチ78の支軸部
78B等を塑性変形(座屈等)させるようにしてもよい
し、ペダルストッパ82、スイッチ支持ブラケット7
2、及びストップスイッチ78の二者又は全てを複合的
に塑性変形させるようにしてもよい。すなわち、スイッ
チ支持部、ストップスイッチスイッチ、スイッチ押圧部
の少なくとも一つが塑性変形すればよい。
【0051】また、本実施形態では、ペダルストッパ8
2に屈曲部82Dを設けることで剛性が変化する部位を
設定して座屈しやすいように構成したが、これに限ら
ず、種々の構成を採ることが可能である。例えば、側面
視でコ字形のペダルストッパを用いたとしても、屈曲部
82Dの形成部位に相当する部分に複数の小孔、ビー
ド、ノッチ等の剛性低下部を形成して通常操作に支障を
来さない程度に剛性を部分的に落とす等の構成を採るこ
とも可能である。
2に屈曲部82Dを設けることで剛性が変化する部位を
設定して座屈しやすいように構成したが、これに限ら
ず、種々の構成を採ることが可能である。例えば、側面
視でコ字形のペダルストッパを用いたとしても、屈曲部
82Dの形成部位に相当する部分に複数の小孔、ビー
ド、ノッチ等の剛性低下部を形成して通常操作に支障を
来さない程度に剛性を部分的に落とす等の構成を採るこ
とも可能である。
【0052】さらに、本実施形態では、広義にはスイッ
チ支持部として把握されるペダルブラケット26に別部
品であるスイッチ支持ブラケット72を配設し、広義に
はスイッチ押圧部として把握されるペダル支持部56に
別部品であるペダルストッパ82を配設しているが、い
ずれも独立した部品として設定する必要はなく、省略し
てもよい。例えば、ペダルストッパ82であれば、スト
ップスイッチ78の可動接点78Cを押圧することがで
きてストッパとしても機能する部位がペダル支持部56
に存在すればよいことなので、ペダル支持部の所定部位
に凸部を設けたり、屈曲部を設けたりすることにより、
ペダルストッパ82は省略可能である。また、スイッチ
支持ブラケット72も、ペダルブラケットの形状を変更
して、ストップスイッチ78を直接取り付けてこれを支
持させる構成を採れば、ペダルストッパ82と同様に省
略可能である。その場合、形状変更によりペダルブラケ
ットに設定されたストップスイッチ78の取付及び支持
部位が前述したスイッチ支持部に相当することになり、
又ペダル支持部の所定部位に設定された凸部や屈曲部等
が前述したスイッチ押圧部に相当することになる。
チ支持部として把握されるペダルブラケット26に別部
品であるスイッチ支持ブラケット72を配設し、広義に
はスイッチ押圧部として把握されるペダル支持部56に
別部品であるペダルストッパ82を配設しているが、い
ずれも独立した部品として設定する必要はなく、省略し
てもよい。例えば、ペダルストッパ82であれば、スト
ップスイッチ78の可動接点78Cを押圧することがで
きてストッパとしても機能する部位がペダル支持部56
に存在すればよいことなので、ペダル支持部の所定部位
に凸部を設けたり、屈曲部を設けたりすることにより、
ペダルストッパ82は省略可能である。また、スイッチ
支持ブラケット72も、ペダルブラケットの形状を変更
して、ストップスイッチ78を直接取り付けてこれを支
持させる構成を採れば、ペダルストッパ82と同様に省
略可能である。その場合、形状変更によりペダルブラケ
ットに設定されたストップスイッチ78の取付及び支持
部位が前述したスイッチ支持部に相当することになり、
又ペダル支持部の所定部位に設定された凸部や屈曲部等
が前述したスイッチ押圧部に相当することになる。
【0053】また、本実施形態では、スライドプレート
50の摺動面として共に平面で構成された第1傾斜面5
0A及び第2傾斜面50Bから成る摺動面を用いたが、
これに限らず、所定の曲面から成る摺動面を用いてもよ
いし、平面で構成された三面以上の傾斜面を連接させて
摺動面を構成してもよい。すなわち、請求項3記載の
「摺動面における前記変位量の増加割合が変化する部
位」としては、スライドプレート50の摺動面が側面視
で直線状から曲線状に変化する部位、曲線状でかつ曲率
が変化する部位、或る勾配の直線状から別の勾配の直線
状に変化する部位等、様々なものが考えられる。
50の摺動面として共に平面で構成された第1傾斜面5
0A及び第2傾斜面50Bから成る摺動面を用いたが、
これに限らず、所定の曲面から成る摺動面を用いてもよ
いし、平面で構成された三面以上の傾斜面を連接させて
摺動面を構成してもよい。すなわち、請求項3記載の
「摺動面における前記変位量の増加割合が変化する部
位」としては、スライドプレート50の摺動面が側面視
で直線状から曲線状に変化する部位、曲線状でかつ曲率
が変化する部位、或る勾配の直線状から別の勾配の直線
状に変化する部位等、様々なものが考えられる。
【0054】さらに、本実施形態では、スライドブラケ
ット44にスリット46を形成すると共にこのスリット
46の形状を利用してスライドブラケット44をスライ
ドプレート50から離脱させる構成を採ったが、これに
限らず、所定値以上の荷重が入力されることによりペダ
ルブラケット26の後端側がスライドプレート50から
離脱する構成であればすべて適用可能である。例えば、
スライドブラケット44とスライドプレート50とを所
定値以上の荷重によって剪断するシェアピンで結合する
等、種々の構成を適用することが可能である。
ット44にスリット46を形成すると共にこのスリット
46の形状を利用してスライドブラケット44をスライ
ドプレート50から離脱させる構成を採ったが、これに
限らず、所定値以上の荷重が入力されることによりペダ
ルブラケット26の後端側がスライドプレート50から
離脱する構成であればすべて適用可能である。例えば、
スライドブラケット44とスライドプレート50とを所
定値以上の荷重によって剪断するシェアピンで結合する
等、種々の構成を適用することが可能である。
【0055】また、本実施形態では、ペダルブラケット
26の後端側にスライドブラケット44を配設する構成
を採ったが、スライドブラケット44は必須の部品では
なく、ペダルブラケット26の後端側をスライドプレー
ト50に直接離脱可能に結合させるようにしてもよい。
26の後端側にスライドブラケット44を配設する構成
を採ったが、スライドブラケット44は必須の部品では
なく、ペダルブラケット26の後端側をスライドプレー
ト50に直接離脱可能に結合させるようにしてもよい。
【0056】さらに、上述した実施形態では、吊り下げ
式の主ブレーキペダルを対象として本発明を適用した
が、これに限らず、吊り下げ式(踏み込み式)のパーキ
ングブレーキペダル等の車両用ペダルに対して本発明を
適用することも可能である。
式の主ブレーキペダルを対象として本発明を適用した
が、これに限らず、吊り下げ式(踏み込み式)のパーキ
ングブレーキペダル等の車両用ペダルに対して本発明を
適用することも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る車両用ペダル変位制御構造は、所定値以上の外
力が車両前部に作用した際に第1の車体側構成部材及び
第2の車体側構成部材間に生じる相対変位によりペダル
ブラケットの後端側を略車両下方側へ変位させること
で、車両用ペダルの踏面を略車両前方側へ変位させる変
位制御手段を備えているので、所定値以上の外力が車両
前部に作用した際に車両用ペダルの踏面の変位を制御す
ることができるという優れた効果を有する。
明に係る車両用ペダル変位制御構造は、所定値以上の外
力が車両前部に作用した際に第1の車体側構成部材及び
第2の車体側構成部材間に生じる相対変位によりペダル
ブラケットの後端側を略車両下方側へ変位させること
で、車両用ペダルの踏面を略車両前方側へ変位させる変
位制御手段を備えているので、所定値以上の外力が車両
前部に作用した際に車両用ペダルの踏面の変位を制御す
ることができるという優れた効果を有する。
【0058】さらに、本発明によれば、ペダルブラケッ
ト及び車両用ペダル間に設けられかつ車両用ペダルの略
車両前方側への揺動を検出するためのストップスイッチ
機構部に設けられ、前記相対変位が生じた初期の段階で
ペダルブラケットの後端側の略車両下方側への変位に対
する抵抗を低減させる抵抗低減手段を備えているので、
ペダルブラケットの後端側を略車両下方側へ円滑に変位
させることができ、その結果、所定値以上の外力が車両
前部に作用した際に車両用ペダルの踏面を略車両前方側
へ確実に変位させることができるという優れた効果も得
られる。
ト及び車両用ペダル間に設けられかつ車両用ペダルの略
車両前方側への揺動を検出するためのストップスイッチ
機構部に設けられ、前記相対変位が生じた初期の段階で
ペダルブラケットの後端側の略車両下方側への変位に対
する抵抗を低減させる抵抗低減手段を備えているので、
ペダルブラケットの後端側を略車両下方側へ円滑に変位
させることができ、その結果、所定値以上の外力が車両
前部に作用した際に車両用ペダルの踏面を略車両前方側
へ確実に変位させることができるという優れた効果も得
られる。
【0059】請求項2記載の本発明に係る車両用ペダル
変位制御構造は、請求項1に記載の発明において、前述
した抵抗低減手段は、ペダルブラケットの後端側が略車
両下方側へ変位した際に作用する荷重によって塑性変形
する塑性変形部を有するので、構造の簡素化を図ること
ができるという優れた効果を有する。
変位制御構造は、請求項1に記載の発明において、前述
した抵抗低減手段は、ペダルブラケットの後端側が略車
両下方側へ変位した際に作用する荷重によって塑性変形
する塑性変形部を有するので、構造の簡素化を図ること
ができるという優れた効果を有する。
【0060】請求項3記載の本発明に係る車両用ペダル
変位制御構造は、請求項2に記載の発明において、前述
した変位制御手段を、ペダルブラケットの後端側の略車
両後方側への変位量に対する略車両下方側への変位量の
増加割合が変化する摺動面を備えた摺動部材とし、更に
摺動面における前記変位量の増加割合が変化する部位付
近をペダルブラケットの後端側が摺動する時点にて、塑
性変形部に塑性変形が生じることとしたので、第1の車
体側構成部材及び第2の車体側構成部材間に相対変位が
生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペダルブ
ラケットの後端側の略車両下方側への変位に対する抵抗
を低減させることができ、その結果、所定値以上の外力
が車両前部に作用した際に車両用ペダルの踏面を略車両
前方側へより一層確実に変位させることができるという
優れた効果を有する。
変位制御構造は、請求項2に記載の発明において、前述
した変位制御手段を、ペダルブラケットの後端側の略車
両後方側への変位量に対する略車両下方側への変位量の
増加割合が変化する摺動面を備えた摺動部材とし、更に
摺動面における前記変位量の増加割合が変化する部位付
近をペダルブラケットの後端側が摺動する時点にて、塑
性変形部に塑性変形が生じることとしたので、第1の車
体側構成部材及び第2の車体側構成部材間に相対変位が
生じた初期の段階における最も適切な時点で、ペダルブ
ラケットの後端側の略車両下方側への変位に対する抵抗
を低減させることができ、その結果、所定値以上の外力
が車両前部に作用した際に車両用ペダルの踏面を略車両
前方側へより一層確実に変位させることができるという
優れた効果を有する。
【図1】本実施形態に係る車両用ペダル変位制御構造の
全体構成を示す側面図である。
全体構成を示す側面図である。
【図2】外力作用前の状態におけるペダルストッパ、ス
イッチ支持ブラケット、及びストップスイッチといった
要部を拡大して示す側面図である。
イッチ支持ブラケット、及びストップスイッチといった
要部を拡大して示す側面図である。
【図3】外力作用後の状態におけるペダルストッパ、ス
イッチ支持ブラケット、及びストップスイッチといった
要部を拡大して示す側面図である。
イッチ支持ブラケット、及びストップスイッチといった
要部を拡大して示す側面図である。
【図4】ペダルブラケットの後端側の離脱構成を拡大し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図5】従来構造を示す斜視図である。
10 ブレーキペダル(車両用ペダル) 16 ダッシュパネル(第1の車体側構成部材) 26 ペダルブラケット 44 スライドブラケット(ペダルブラケット) 48 インパネリインフォース(第2の車体側構成部
材) 50 スライドプレート(第2の車体側構成部材、変
位制御手段、摺動部材) 50A 第1傾斜面(摺動面) 50B 第2傾斜面(摺動面) 58 ペダルパッド(踏面) 72 スイッチ支持ブラケット(ストップスイッチ機
構部) 78 ストップスイッチ(ストップスイッチ機構部) 82 ペダルストッパ(ストップスイッチ機構部) 82D 屈曲部(抵抗低減手段)
材) 50 スライドプレート(第2の車体側構成部材、変
位制御手段、摺動部材) 50A 第1傾斜面(摺動面) 50B 第2傾斜面(摺動面) 58 ペダルパッド(踏面) 72 スイッチ支持ブラケット(ストップスイッチ機
構部) 78 ストップスイッチ(ストップスイッチ機構部) 82 ペダルストッパ(ストップスイッチ機構部) 82D 屈曲部(抵抗低減手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 前端側が第1の車体側構成部材に結合さ
れると共に後端側が第1の車体側構成部材よりも略車両
後方側に配置された第2の車体側構成部材に結合され、
下端部に乗員の踏力が付与される踏面を備えた吊り下げ
式の車両用ペダルを揺動可能に支持するペダルブラケッ
トと、 所定値以上の外力が車両前部に作用した際に第1の車体
側構成部材及び第2の車体側構成部材間に生じる相対変
位によりペダルブラケットの後端側を略車両下方側へ変
位させることで、車両用ペダルの踏面を略車両前方側へ
変位させる変位制御手段と、 ペダルブラケット及び車両用ペダル間に設けられかつ車
両用ペダルの略車両前方側への揺動を検出するためのス
トップスイッチ機構部に設けられ、前記相対変位が生じ
た初期の段階で前記ペダルブラケットの後端側の略車両
下方側への変位に対する抵抗を低減させる抵抗低減手段
と、 を有することを特徴とする車両用ペダル変位制御構造。 - 【請求項2】 前記抵抗低減手段は、前記ペダルブラケ
ットの後端側が略車両下方側へ変位した際に作用する荷
重によって塑性変形する塑性変形部を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ペダル変位制
御構造。 - 【請求項3】 前記変位制御手段は、ペダルブラケット
の後端側の略車両後方側への変位量に対する略車両下方
側への変位量の増加割合が変化する摺動面を備えた摺動
部材とされ、 前記摺動面における前記変位量の増加割合が変化する部
位付近をペダルブラケットの後端側が摺動する時点に
て、前記塑性変形部に塑性変形が生じる、 ことを特徴とする請求項2に記載の車両用ペダル変位制
御構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16152997A JPH115563A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 車両用ペダル変位制御構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16152997A JPH115563A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 車両用ペダル変位制御構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115563A true JPH115563A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15736830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16152997A Pending JPH115563A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 車両用ペダル変位制御構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115563A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069796A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の前部における衝撃力緩和装置 |
| JP2008247292A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用ペダル支持構造 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16152997A patent/JPH115563A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069796A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の前部における衝撃力緩和装置 |
| JP2008247292A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用ペダル支持構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3239751B2 (ja) | 車両用ペダル支持構造 | |
| EP2122433B1 (en) | Vehicle having a pedal support system | |
| JP3277814B2 (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JP3267182B2 (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JP3125715B2 (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH10181637A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH11139346A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JP3536103B2 (ja) | 車両のペダル支持構造 | |
| JP2002362341A (ja) | 自動車用ペダル支持構造 | |
| JPH10175492A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| EP1215070B1 (en) | Vehicle master cylinder mounting structure | |
| JP2002370632A (ja) | 車両のペダル支持構造 | |
| JPH10250624A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH1143073A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH1159351A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JP3995931B2 (ja) | 車両用ペダル支持構造 | |
| JPH11268667A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH115563A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH10236288A (ja) | 車両用ペダル支持構造 | |
| JP3269412B2 (ja) | 車両用ペダル支持構造 | |
| JP2000163146A (ja) | ペダルブラケットの構造 | |
| JP3804651B2 (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JP2008225666A (ja) | 車両用ペダル変位制御構造 | |
| JPH11301431A (ja) | 車両用ペダル支持構造 | |
| JPH11198776A (ja) | 自動車のブレーキペダル構造 |