JPH1156060A - 芝刈機におけるリール刃の支持構造 - Google Patents

芝刈機におけるリール刃の支持構造

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JPH1156060A
JPH1156060A JP22659497A JP22659497A JPH1156060A JP H1156060 A JPH1156060 A JP H1156060A JP 22659497 A JP22659497 A JP 22659497A JP 22659497 A JP22659497 A JP 22659497A JP H1156060 A JPH1156060 A JP H1156060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の芝刈機において、リール刃を交換する
場合には、一旦両サイドプレートごと本体ハウジングか
ら取り外した後、その支持部周辺を相当程度分解する必
要があった。このため、リール刃の交換作業は大変手間
が掛かって面倒であった。そこで、本発明は、従来のよ
うな手間を掛けることなくリール刃を簡単に交換するこ
とができるリール刃の支持構造を提供することを目的と
する。 【解決手段】 リール軸31の一端を回転支持する軸受
32を、一方のサイドプレート10の下端から切込み形
成した鍵孔形状の支持孔10bの円形孔部10cに、リ
ール軸31の軸方向に取り外し可能な軸受ホルダ34を
介して取り付け、かつ支持孔10bの溝部の幅をリール
軸31を挿通可能な幅に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、芝刈機における
リール刃の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、芝刈機のリール刃は刃が摩耗あ
るいは欠損等により切れ味が悪くなった場合には交換す
る必要がある。一方、このリール刃は比較的重量が大き
いため通常左右一対のサイドプレート間に比較的強固に
回転支持する構造となっている。このため、従来リール
刃を交換する場合には、一旦両サイドプレートごと本体
ハウジングから取り外した後、その支持部周辺を相当程
度分解する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、リール刃の
交換作業は大変手間が掛かって面倒であった。そこで、
本発明は、芝刈機においてリール刃を簡単に交換するこ
とができるリール刃の支持構造を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の支持構造は、本体ハウジングの両側壁に沿って取り付
けた左右一対のサイドプレート間に、軸受を介してリー
ル軸の両端を回転支持したリール刃の支持構造であっ
て、前記リール軸の一端を回転支持する軸受を、一方の
サイドプレートの下端から切込み形成した鍵孔形状の支
持孔の円形孔部に、該リール軸の軸方向に取り外し可能
な軸受ホルダを介して取り付け、前記支持孔の溝部の幅
を前記リール軸を挿通可能な幅に設定したことを特徴と
する。
【0005】この支持構造によれば、軸受ホルダはリー
ル軸の軸方向に移動させて支持孔の円形孔部から取り外
すことができるので、軸受および軸受ホルダをリール軸
に取り付けた状態のままリール刃をその軸方向に移動さ
せることができる。リール刃を軸方向に移動させること
により、リール軸の他端側をサイドプレートから外すこ
とができる。一方、支持孔の溝部はリール軸を挿通可能
な幅に形成されているので、この溝部を経てリール軸の
一端側をサイドプレートから外すことができ、以上によ
りリール刃を両サイドプレート間から取り外すことがで
きる。リール刃を取付けるには、上記と逆の手順で行え
ばよい。
【0006】このように、両サイドプレートはそのまま
でリール軸の一端側の軸受ホルダを取り外すだけでリー
ル刃を両サイドプレート間から取り外すことができ、従
来のように一旦両サイドプレートごと本体ハウジングか
ら取り外した後、その回転支持部周辺を相当程度分解す
るといった作業をする必要はないので、従来よりも簡単
にリール刃の交換を行うことができる。
【0007】請求項2記載の支持構造は、請求項1記載
の支持構造であって、リール軸の一端側の、軸受ホルダ
よりも先端側に、駆動プーリとの間に伝達ベルトが装着
された従動プーリが取付けられ、該従動プーリの側方で
あって本体ハウジングの側壁に開閉可能な蓋を設けたこ
とを特徴とする。
【0008】この支持構造によれば、蓋を開ければ従動
プーリの側方が開放されるので、伝達ベルトの脱着作業
を側方から楽に行うことができる。通常、伝達ベルトが
掛け渡される駆動プーリと従動プーリは、本体ハウジン
グとサイドプレートとの間の隙間に位置するため、上記
蓋が設けられていないと、リール刃の交換にあたって伝
達ベルトを外すためには、当該芝刈機を裏返しに引っ繰
り返す必要がある。この点、請求項2記載の構成によれ
ば、伝達ベルトの脱着作業を側方から行うことができる
ので、芝刈機を裏返しに引っ繰り返す必要はなく、車輪
を接地させた通常の姿勢で伝達ベルトの脱着作業を楽に
行うことができる。
【0009】請求項3記載の支持構造は、請求項2記載
の支持構造であって、軸受ホルダをサイドプレートに固
定するねじの位置に合わせて従動プーリにねじ締め用の
孔を設けたことを特徴とする。
【0010】この支持構造によれば、従動プーリに設け
たねじ締め用の孔を経て、軸受ホルダを固定するねじを
ねじ回し工具により緩めたり締め付けたりすることがで
きるので、従動プーリをリール軸から外すことなく、軸
受ホルダをサイドプレートから外すことができ、この点
でリール刃の交換作業をさらに簡単にすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る
リール刃の支持構造が適用された芝刈機1の全体を示し
ている。図中、2は本体ハウジング、3は本体ハウジン
グ2の後部に斜め上方へ向けて取付けられた操作ハンド
ル、4は左右一対の前輪、5は円柱体形状の後輪、6は
刈り取った芝を収容するための袋を示している。これら
については特に変更を要しない。また、7は本体ハウジ
ング2の上面前側に配置した刃高調整用のレバー、8は
本体ハウジング2の側壁に設けた蓋を示している。
【0012】さて、図2〜図4に示すように本体ハウジ
ング2は先端が滑らかな曲面形状に形成された上面2a
と、左右一対の側壁2b,2cを有し、その下面側は開
放されている。両側壁2b,2cの内側には、左右一対
のサイドプレート10,11が相互に平行に取付けられ
ている。両サイドプレート10,11は、それぞれビス
12〜12、13〜13により本体ハウジング2の内側
に固定されている。
【0013】両サイドプレート10,11の先端には、
それぞれ支軸14を介して略三角形状(図2参照)の支
持プレート15が上下に回動可能に取付けられている。
両支持プレート15,15の上端は連結板17によって
連結されているため、当該両支持プレート15,15は
支軸14,14を中心にして一体で上下に回動する。両
支持プレート15,15の先端角部に、それぞれ前輪4
が回転可能に支持されている。上記連結プレート17の
上面には、調整位置保持用のブラケット16が取付けら
れており、このブラケット16と連結プレート17との
間に跨がって前記刃高調整用のレバー7が支持されてい
る。これについては後述する。
【0014】両サイドプレート10,11の後端間に
は、上記後輪5が回転可能に取付けられている。
【0015】次に、両サイドプレート10,11間に
は、図2において左側から電動モータ20とリール刃3
0と固定刃40が取付けられている。先ず、電動モータ
20のモータケース21は図示するように円筒体形状を
なし、その左右両端面がビス23〜23により両サイド
プレート10,11に固定されており、これにより当該
電動モータ20が両サイドプレート10,11間に挟み
込まれた状態で取付けられている。この円筒体形状のモ
ータケース21の内部にアーマチュア22等が組み込ま
れている。
【0016】アーマチュア軸24の両端は軸受27,2
8により回転可能に支持されており、その先端はサイド
プレート10から突き出され、この突出し部分に駆動プ
ーリ25が取付けられている。図4に示すようにモータ
ケース21の一方の端面は、左側(図示上側)のサイド
プレート10により閉塞されており、このサイドプレー
ト10がモータケース21の一部を構成する機能を有し
ている。軸受27はこのサイドプレート10に設けたホ
ルダ部10aに収容されている。この軸受27の内側
(図示下側)においてアーマチュア軸24には冷却ファ
ン26が取付けられている。また、図3に示すようにア
ーマチュア軸24の後端を回転支持する軸受28は、モ
ータケース21の内部に一体形成した軸受ホルダ部21
aに収容されている。
【0017】次に、電動モータ20の後ろ側にはリール
刃30が回転可能に取付けられている。このリール刃3
0は螺旋状に捩じられた複数の刃をほぼ円筒形状に配置
してなるもので、このリール刃30自体は特に変更を要
しない。このリール刃30は、そのリール軸31の両端
を軸受32,33により回転支持して、両サイドプレー
ト10,11間に回転可能に支持されている。リール軸
31の左端部を回転支持する左側の軸受32は、サイド
プレート10に取り付けた軸受ホルダ34に収容されて
いる。この軸受ホルダ34は、サイドプレート10に形
成した鍵孔形状の支持孔10bに嵌め込まれて、4本の
ビス35〜35(図2参照)により取付けられている。
このため、ビス35〜35を外せば、この軸受ホルダ3
4はサイドプレート10から外側(図4において上側)
へ抜き出すようにして取り外すことができる。
【0018】軸受ホルダ34からリール軸31の一端が
突き出されており、この突出し部分に従動プーリ36が
ナット36bによって固定されている。この従動プーリ
36と前記駆動プーリ25との間に伝達ベルト37が掛
け渡されている。この従動プーリ36には同一円周上の
4等分位置に貫通孔36a〜36aが形成されている。
この貫通孔36a〜36aは、上記軸受ホルダ34を固
定するためのビス35〜35の位置に合わせて配置され
ており、従動プーリ36の回転方向の4か所で必ず上記
4個のビス35〜35に位置が合うように設定されてい
る。これにより、リール軸31から従動プーリ36を外
すことなく、各ビス35〜35を緩めて、軸受ホルダ3
4をサイドプレート10から外すことができるようにな
っている。
【0019】リール軸31の右端部を回転支持する右側
の軸受33は、図2に示すように右側のサイドプレート
11に設けた凹部11aに収容されている。軸受33
は、この凹部11aに比較的緩やかに収容されているの
で、リール刃30を軸方向に移動させれば、リール軸3
1側に取り付けた状態でこの凹部11aから簡単に取り
外すことができる。
【0020】ここで、軸受ホルダ34が取付けられた鍵
孔形状の支持孔10bが図5に示されている。この支持
孔10bは、軸受ホルダ34を嵌込み可能な径Dの円形
孔部10cと、サイドプレート10の下端から切込み形
成されてこの円形孔部10cに開口する溝部10dから
構成されている。この溝部10dの幅Lは、軸受ホルダ
34の外径d1 よりも小さく、リール軸31の外径d2
よりも大きく設定されている。このため、軸受ホルダ3
4をサイドプレート10に取り付けた状態では、リール
刃30はその径方向に移動不能に回転支持されるが、軸
受ホルダ34を円形孔部10cから抜き出すと、リール
軸31のみが円形孔部10c内に位置することとなるの
で、リール軸31を溝部10d内に挿入しつつ、リール
刃30を径方向に移動させることができ、従って溝部1
0dを経てリール軸31を支持孔10から外すと、リー
ル刃30の一方をサイドプレート10から外すことがで
きる。
【0021】次に、上記リール刃30の後ろ側には、固
定刃ホルダ41を介して固定刃40が取付けられてい
る。固定刃ホルダ41は、図2および図3に示すように
リール刃30の下方を開放した枠体形状をなし、その後
端部が支軸42,42を介して上下に回動可能に左右サ
イドプレート10,11に支持されている。一方、この
固定刃ホルダ41の先端側は、位置調整用のビス43,
43を介して本体ハウジング2に支持されている。図2
に示すように、この位置調整用のビス43と本体ハウジ
ング2との間には圧縮ばね45が介装されている。
【0022】このため、この位置調整用のビス43,4
3をそれぞれ緩めると、圧縮ばね45により当該固定刃
ホルダ41の先端側が下方に押し下げられ、これにより
固定刃ホルダ41を下方へ回動させて固定刃40の位置
を下側に変位させることができる。固定刃40を下側に
変位させると、リール刃30との間の間隔が広がり、よ
り多くの芝を一度に噛み込むことができる。一方、位置
調整用のビス43,43をそれぞれ圧縮ばね45に抗し
て締込むと、固定刃ホルダ41の先端側が上方に変位
し、これにより固定刃ホルダ41を上方へ回動させて固
定刃40の位置を上側に変位させることができる。固定
刃40を上側に変位させると、リール刃30との間の間
隔が狭まり、一度に噛み込む芝の量を少なくすることが
できる。
【0023】次に、図2および図4に示すように、従動
プーリ36の側方には前記した蓋8が取付けられてい
る。この蓋8は、本体ハウジング2の左側側壁2bの一
部であって従動プーリ36の側方部分を開口した箇所
に、ビス8a〜8aによって取付けられている。このた
め、ビス8a〜8aを外したこの蓋8を取り外すと、従
動プーリ36の側方が開放される。この開放された開口
部8bを経て前記伝達ベルト37の脱着作業等の各種作
業を行うことができるようになっている。
【0024】次に、前記した刃高調整用のレバー7につ
いて説明する。このレバー7は、地面に対する前記リー
ル刃30の高さ(刃高)を変更して、芝の刈り込み高さ
を調整するためのもので、断面コ字型のブラケット16
と連結プレート17との間に跨がって取付けられてい
る。この取り付け箇所の詳細が図7に示されている。図
示するように、連結プレート17の左右ほぼ中央には貫
通孔17aが形成され、この上側に取付けられたブラケ
ット16には左右に長い溝孔16aが形成されている。
【0025】上記貫通孔17aと溝孔16aにレバー7
が挿通されている。レバー7の下端にはフランジ部7b
が形成されているため、このレバー7は上方へは抜け出
ないようになっている。一方、レバー7は溝孔16aを
経てさらに上方へ突き出されており、この突出し部分に
止め輪7cが取付けられているため、結局レバー7はブ
ラケット16および連結プレート17から外れないよう
に支持されている。但し、止め輪7cとブラケット16
の上面との間には、図示するように適度な隙間が設けら
れているため、図中実線で示す直立位置から二点鎖線で
示す傾斜位置に傾動させることができる。また、レバー
7とブラケット16との間には引張りばね18が介装さ
れているため、当該レバー7は直立位置側に付勢されて
いる。
【0026】このように支持されたレバー7の上端部
は、本体ハウジング2の上面2aに取り付けた刃高調整
プレート19の刃高変更溝9を経て上方へ突き出されて
おり、この突出し部分の上端にノブ7aが取付けられて
いる。刃高変更溝9は、図6に示すように略櫛型をなす
溝で、当該芝刈り機1の前後方向に長い1本の縦溝9a
と、この縦溝9aから右側(図示左側)へ切込まれた横
に長い複数(図では5本)の横溝9b〜9bから形成さ
れている。5本の横溝9b〜9bは前後方向に適宜間隔
をおいて相互に平行に形成されている。レバー7はいず
れかの横溝9bに入り込むと直立位置になり、従って引
張りばね18によりレバー7はこの横溝9b内において
直立位置に保持される。
【0027】レバー7を引張りばね18に抗して左側
(図9において右側)に倒すと、該レバー7を縦溝9a
内に位置させることができ、これによりレバー7を縦溝
9aに沿って前後に移動させることができる。レバー7
を別の横溝9bの位置まで移動させた後ノブ7aを把持
していた手を離せば、レバー7は引張りばね18により
その別の横溝9bに入り込み、この横溝9b内に位置保
持される。
【0028】このようにレバー7の傾動位置を段階的に
変化させることにより、支持プレート15,15を支軸
14,14を中心にして上下に回動させることができ、
これにより前輪4,4の高さを調整することができる。
後輪の高さは変化しないので、前輪4,4の高さを調整
することにより、リール刃30および固定刃40の地面
からの高さを調整することができる。なお、図6に示す
ように刃高調整プレート19の右側(図示左側)には各
横溝9b〜9bの位置に合わせて、刃高を示す数値が表
示されている。レバー7を最も上側(後ろ側)の横溝9
bに位置させると、刃高は最も小さく(8mm)にな
る。一方、レバー7を最も下側(前側)の横溝9bに位
置させると刃高は最も大きく(25mm)になる。
【0029】このように構成した本実施形態の芝刈機1
によれば、電動モータ20のモータケース21を両サイ
ドプレート10,11間に挟み込んだ状態で取り付けて
いるので、両サイドプレート10,11のフレームとし
ての剛性が高められており、この点で電動モータ20は
当該芝刈機1のフレーム剛性を高める機能をも有してい
る。このため、従来のように両サイドプレート10,1
1間に、フレームとしての剛性を高めるための補強部材
を別途取付ける必要がなくなり、これにより部品点数を
削減してコストダウンを図ることができるとともに、当
該本体ハウジング2内に刈り取った芝等の異物が堆積す
ることを防止することができる。
【0030】また、左側のサイドプレート10に、モー
タケース21の一部を構成する機能を併せ持たせる構成
であるので、この点でも部品点数の削減あるいは当該芝
刈機1の軽量化を図ることができる。なお、このサイド
プレート10にモータケース21の一部としての機能を
併せ持たせるとは、サイドプレート10にアーマチュア
軸24を回転支持する軸受27を取付けることを意味す
る。
【0031】上記例示した実施形態では、左側のサイド
プレート10にのみモータケース21の一部としての機
能を併せ持たせる構成としたが、アーマチュア軸24の
後端側を右側のサイドプレート11に回転支持すれば、
左右双方のサイドプレート10,11にモータケース2
1の前面および後面の機能を併せ持たせることができ
る。逆に、サイドプレート10,11にモータケース2
1の一部としての機能を併せ持たせない構成、すなわち
モータケース21自体に前面および後面を設け、該前面
および後面をサイドプレート10,11に固定する構成
としてもよい。
【0032】また、例示した芝刈機1によれば、軸受ホ
ルダ34はリール軸31の軸方向に移動させて支持孔1
0bの円形孔部10cから抜き出すことができるので、
軸受32および軸受ホルダ34をリール軸31に取り付
けた状態のままリール刃30をその軸方向に移動させる
ことができる。リール刃30を軸方向に移動させること
により、リール軸31の他端側を軸受33とともにある
いは軸受33は凹部11aに残してサイドプレート11
から外すことができる。一方、支持孔10bの溝部10
dはリール軸31を挿通可能な幅Lに形成されているの
で、この溝部10dを経てリール軸31の一端側をサイ
ドプレート11から外すことができ、以上によりリール
刃30を両サイドプレート10,11間から取り外すこ
とができる。リール刃30を取付けるには、上記と逆の
手順で行えばよい。
【0033】このように、両サイドプレート10,11
は本体ハウジング2から取り外すことなくそのままで、
リール軸31の一端側の軸受ホルダ34をサイドプレー
ト10から取り外すだけでリール刃30を両サイドプレ
ート10,11間から取り外すことができ、従来のよう
に一旦両サイドプレートごと本体ハウジングから取り外
した後、その回転支持部周辺を相当程度分解するといっ
た作業をする必要はないので、従来よりも簡単にリール
刃30の交換を行うことができる。
【0034】また、従動プーリ36の側方であって本体
ハウジング2の側壁には蓋8が設けられているので、こ
の蓋8を開ければ従動プーリ36の側方が開放され、こ
れにより伝達ベルト37の脱着作業を側方から楽に行う
ことができる。ここで、この種の芝刈機においては、通
常図4に示すように伝達ベルト37が掛け渡される駆動
プーリ25と従動プーリ36は、本体ハウジング2の側
壁2bとサイドプレート10との間の隙間に位置するた
め、例示した蓋8が設けられていないと、リール刃30
の交換にあたって伝達ベルト37を外すためには、当該
芝刈機1を裏返しに引っ繰り返す必要がある。この点、
例示した芝刈機1によれば、伝達ベルト37の脱着作業
を側方から行うことができるので、芝刈機1を裏返しに
引っ繰り返す必要はなく、車輪4,4,5を接地させた
通常の姿勢で伝達ベルト37の脱着作業を楽に行うこと
ができ、この点でもリール刃30の交換作業を簡単にす
ることができる。
【0035】さらに、軸受ホルダ34をサイドプレート
10に固定するねじ35〜35の位置に合わせて従動プ
ーリ36には、ねじ締め用の孔36a〜36aが設けら
れているので、この孔36a〜36aを経て、軸受ホル
ダ34を固定するねじ35〜35をねじ回し工具により
緩めたり締め付けたりすることができ、これにより従動
プーリ36をリール軸31から外すことなく、軸受ホル
ダ34のみをサイドプレート10から外すことができ、
この点でもリール刃30の交換作業をさらに簡単にする
ことができる。
【0036】また、本体ハウジング2の上面2aに設け
た刃高調整用のレバー7は、当該上面2aの幅方向中央
の1箇所にのみ設けられ、この1本のレバー7の位置を
変更することによって左右一対の前輪4,4の高さ位置
すなわち刃高を調整できるようになっている。このた
め、当該芝刈機1の使用者は片手で刃高を調整すること
ができ、この点で当該芝刈機1の操作性(使い勝手)が
従来よりも良くなっている。
【0037】従来、例えば実公昭61−34976号公
報に開示されているように左右一対の前輪についてそれ
ぞれ刃高調整用のレバーを配置し、両レバーをそれぞれ
位置調整することによって刃高を調整する構成となって
いた。このため、両手で一度に両レバーを位置調整する
か、片手で左右別々に2回に分けて位置調整する必要が
あり、従って刃高調整が面倒であり、使い勝手が良くな
かったが、本実施形態の芝刈機1によればこのような問
題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す図であり、芝刈機の一
部内部構造を破断して示した側面図である。
【図3】芝刈機を下面側から見た図である。
【図4】同じく芝刈機を下面側から見た図であり、電動
モータとリール刃との間の駆動力伝達系統周辺の詳細図
である。
【図5】図4の (5)−(5) 線矢視図であって、支持孔の
側面図である。
【図6】本体ハウジングの先端部の平面図であって、刃
高調整用レバー周辺を示す図である。
【図7】図6の (7)-(7)線断面矢視図であって、刃高調
整用レバーおよびその支持構造を示す側面図である。
【符号の説明】 1…芝刈機 2…本体ハウジング 2a…上面、2b…左側壁、2c…右側壁 3…操作ハンドル 4…前輪、5…後輪 7…刃高調整用レバー 8…蓋 10…左サイドプレート 10b…支持孔、10c…円形孔部、10d…溝部 20…電動モータ 30…リール刃、31…リール軸 34…軸受ホルダ 36…従動プーリ、40…固定刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ハウジングの両側壁に沿って取り付
    けた左右一対のサイドプレート間に、軸受を介してリー
    ル軸の両端を回転支持したリール刃の支持構造であっ
    て、 前記リール軸の一端を回転支持する軸受を、一方のサイ
    ドプレートの下端から切込み形成した鍵孔形状の支持孔
    の円形孔部に、該リール軸の軸方向に取り外し可能な軸
    受ホルダを介して取り付け、前記支持孔の溝部の幅を前
    記リール軸を挿通可能な幅に設定したことを特徴とする
    芝刈機におけるリール刃の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支持構造であって、リー
    ル軸の一端側の、軸受ホルダよりも先端側に、駆動プー
    リとの間に伝達ベルトが装着された従動プーリが取付け
    られ、該従動プーリの側方であって本体ハウジングの側
    壁に開閉可能な蓋を設けたことを特徴とするリール刃の
    支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の支持構造であって、軸受
    ホルダをサイドプレートに固定するねじの位置に合わせ
    て従動プーリにねじ締め用の孔を設けたことを特徴とす
    るリール刃の支持構造。
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