JPH1156113A - 緑花木栽培容器 - Google Patents

緑花木栽培容器

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Publication number
JPH1156113A
JPH1156113A JP9247394A JP24739497A JPH1156113A JP H1156113 A JPH1156113 A JP H1156113A JP 9247394 A JP9247394 A JP 9247394A JP 24739497 A JP24739497 A JP 24739497A JP H1156113 A JPH1156113 A JP H1156113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
side wall
roots
kgf
cultivation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9247394A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Endo
勝治 遠藤
Masami Morikawa
正美 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP9247394A priority Critical patent/JPH1156113A/ja
Publication of JPH1156113A publication Critical patent/JPH1156113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、容器内の水分、養分の状態を良好
に保ち、緑花木を中〜大木まで生育させることを可能と
し、かつ、根の容器外への成長を抑えることにより移植
の際の細根の損傷を軽微とすると共に、その作業を軽減
させることのできる活着性に優れた新規構成の栽培容器
を提供するものである。 【解決手段】 本発明は、側壁と底部材によって構成さ
れた緑花木栽培容器であり、側壁の最下部から5〜40
%の高さまでを通気性値が120〜200cc/cm
/秒、貫通抵抗値が2.0〜4.0kgfの素材にて構
成し、残余の上部、並びに容器の底部を通気性値が30
〜80cc/cm/秒、貫通抵抗値が1.0〜2.0
kgfの素材で構成したことに特徴を有する緑花木栽培
容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クス・シラカシな
どの緑花木育成に用いて好適な半地中栽培式容器の提供
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の緑花木の育成においては、苗木〜
高木〜成木へと各段階で移植を行うのが一般的である
が、縄、こも等を用いた根巻き作業の軽減のため、近時
では合成樹脂シートや不織布を熱処理して通気性を抑制
した容器、或いは不織布をそのまま用いた容器によるコ
ンテナ育成栽培が提案されている。かかる容器による育
成法には、苗を植え付けた容器を地面に置いて育成する
地上方式と、容器をその上部がわずかに地上に出るよう
地中に埋めて育成する地中方式がある。
【0003】前記の地上方式においては、樹高があまり
大きく成長しない欠点に加え、熱処理によってフィルム
化した容器が用いられるため、容器外への根の突出が必
要以上に抑制されて細根が十分に発育せず、また、容器
内で根が相互にからみつくルーピング現象が発生して定
植時の活着率が低下する欠点がある。一方、地中方式に
おいては、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成繊維
からなる不織布を素材とした容器が使用されるが、細根
の発育に必要な水分や養分が容器内に十分透過する反
面、容器外部への根の成長がほとんど抑制できない欠点
を有し、しかも、根の突出は容器全体に生じるため移植
の際の掘り起こし、移動、植え込み作業に多大の労力を
要する。従って、その作業は、重機を含めた大がかりな
ものとなり、また、容器外へ成長した根が移植の際に切
断するため活着率を低下させる問題も有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑み、容器内の水分、養分の状態を良好に保ち、緑花木
を中〜大木まで生育させることを可能とし、かつ、根の
容器外への成長を抑えることにより移植の際の細根の損
傷を軽微とすると共に、その作業を軽減させることので
きる活着性に優れた新規構成の栽培容器を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明はその構成
において、側壁と底部材によって構成された緑花木栽培
容器であり、側壁の最下部から5〜40%の高さまでを
通気性値が120〜200cc/cm/秒、貫通抵抗
値が2.0〜4.0kgfの素材にて構成し、残余の上
部、並びに容器の底部を通気性値が30〜80cc/c
/秒、貫通抵抗値が1.0〜2.0kgfの素材で
構成したことに特徴を有する緑花木栽培容器の提供に関
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明栽培容器の構成を例示した
図面をもとに説明すると、図1に示すように側壁1,底
部2を接着、或いは縫製など任意の手段で一体化して構
成される。そのサイズ、形状は育成される樹木により任
意であるが、本例では円筒状に構成したものを示す。な
お、これが45゜±5゜の角度を有する円錐、或いは、
さい円錐形状であれば、横転させたときの安定性がよい
ので、損傷が少なく、運搬にも適する。かかる構成にお
いて、側壁1を構成する素材はその下部3と上部4にお
いて異なり、下部3は、その最下部から5〜40%の高
さ、即ち、全側壁高さの5〜40%の高さまでを通気性
値が120〜200cc/cm/秒、貫通抵抗値が
2.0〜4.0kgfの素材にて構成し、残余の上部4
は、通気性値が30〜80cc/cm/秒、貫通抵抗
値が1.0〜2.0kgfの素材で構成したこと、及
び、底部2は側壁1の上部4と同一範囲にある素材によ
って構成したことに特徴を有する。なお、かかる通気性
値は、JIS L−1096法のフラジール型通気度試
験機にて測定した値であり、貫通抵抗値は、以下の手順
により測定した値をいう。 (a)JIS L−1096法に記載される破裂強度測
定法に基づき被測定素材を強度測定器に装着固定する。 (b)これの垂直方向よりJIS B−0610法記載
の表面粗さが0.8μm以下に加工された角度20±1
0度の円錐形治具を移動させ、5〜20mm/分の一定
速度でその先端から一定の位置まで被測定素材を貫通さ
せる。 (c)その際円錐形治具が受ける最大負荷(kgf)を
測定し、これを貫通抵抗値とする。
【0007】かかる構成は、緑花木の移植において、容
器栽培の細根を容器外に突出させ自由な成長をさせると
ともに、容器内の根系にカルスを発生させることができ
れば移植時に容器外の細根が切断されても生長が妨げら
れず、活着率を向上させることができること。そのため
には、容器素材に対する根の貫通しやすさと貫通した後
の根の締め付け具合の2点を制御する事が重要であり、
特に、前者の貫通のしやすさについては通気性が、後者
の締め付け具合は貫通抵抗値がこれに深く関係するとの
知見よりなされたもので、具体的には、緑花樹の根が育
成容器外へ成長するには、素材の間隙が必要であり、通
気性値(cc/cm/sec)が120以上200以
下であれば、根の成長に必要な水分・養分などの移動が
行われ、根は素材を貫通して細根が容器外へ成長し、通
気性値(cc/cm/sec)を30以上80以下の
範囲に調整した素材では、根は容器を貫通できず容器内
に根域を制限でき、また、貫通した根が太く成長するこ
とについて、素材の貫通抵抗値(kgf)を1.0以上
2.0以下に調整した素材であれば細根だけを容器外に
出し容器内にはカルスを発生するが、2.0以上4.0
以下であれば根は素材を貫通できず垂直に貫通する根も
防止できるとの知見に基づくものである。本発明はかか
る知見をもとに、側壁上部と底部は根が容器外へ成長し
ないように通気性値(cc/cm/sec)が30以
上80以下で貫通抵抗値(kgf)が1.0以上2.0
以下の素材で構成し、側面下部は細根を容器外へ成長さ
せるため通気性値(cc/cm/sec)が120以
上200以下で、貫通抵抗値(kgf)が2.0以上
4.0以下の素材で構成し、これを半地中方式、即ち、
少なくとも上記構成の側壁下部3を地中に埋めた状態で
緑花木を育成することにより、図2に示すように育成し
た樹木5の細根6は側壁下部3より容器外へ成長して樹
木の成長が増進され、また、これによって露地に根がは
ることから育成中に風などによる緑化木の転倒も防止す
ることができる。更に、容器外に成長した細根の容器内
部にはカルスが発生し、定植時の活着率が向上する。ま
た、側壁上部4からは成長した根が容器外に突出するこ
ともなく、移植に伴う堀取り作業の軽減と容器の取り外
しに伴う細根の損傷を大幅に軽減できる。なお、下部素
材の構成を最下部から5〜40%の範囲としたのは、5
%未満であると前記した生育、転倒等の効果において好
ましくなく、40%を越えると堀取り作業の負荷が増大
し、また、活着率が低下するため好ましくない。
【0008】なお、前記容器を構成素材は、例えば、長
期間地中に埋没させてもほとんど劣化せず実用強度を維
持できるポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維、
ポリアミド系等の合成繊維を用い、これを例えば、スパ
ンボンド方式により連続長繊維不織布としたもの、或い
は、各種の編織物構造としたものをそのまま用いたり、
適宜の閉塞処理、例えば、ヒートロール、エンボス、カ
レンダー等の熱処理、或いは、アクリル酸エステル樹
脂、メタアクリル酸エステル樹脂、エポキシ樹脂などを
用いてパディング、グラビアコーティング、ナイフコー
ティング等の樹脂加工を施し、前記した範囲に通気性、
貫通抵抗を調整したものを用いる。以下、その構成につ
いて例を挙げて説明する。
【0009】
【実施例1】エンボス加工により通気性値を36cc/
cm/sec)貫通抵抗値を1.2kgfに調整した
ポリエステル製不織布を容器側壁の最下部から5cmの
高さまで(高さ比率10%)構成し、同様の方法により
通気性値を180cc/cm/sec、貫通抵抗値を
2.8kgfに調整した不織布を側壁上部に用い、同様
の素材を底部に用いて、口径45cm、高さ50cmの
円筒状の栽培容器を構成した。かかる容器にてシラカシ
を根付けし、盛り土を行い約5センチほど地中に埋没さ
せ、半地中方式にて18ヶ月間育成栽培した。その結
果、露地栽培のものと同等まで成長し、一方、側壁下部
からは容器外へ細根が突出し、その内部にはカルスが発
生していることが確認された。栽培中は、生育に伴い容
器外の土中に根が張ってきたため風等に対し、倒壊する
こともなかった。また、側壁上部からは、細根等の容器
外への突出はみられなかった。
【0010】(比較例1)実施例と同等のポリ塩化ビニ
ル製の容器(ポリネット(商品名((株)東海化成製)
にシラカシを18ヶ月間同条件で栽培した。ポリ塩化ビ
ニル製の素材の特性値は、通気性値が0cc/cm
secで、貫通抵抗値が0.6kgfであった。樹高は
露地栽培のものに比べ10〜20%低く、根の一部は排
水用の穴から容器外へ突出してしまい、また、素材に根
を締め付ける力がないため根は肥大して移植時に太い根
を根切りをしなければならず、カルスも発生しなかっ
た。
【0011】
【発明の効果】本発明は、半地中栽培式容器として、優
れた育成効果と活着率を示し、また、移植に際してはそ
の作業の軽減をはかることができるもので、苗木〜高木
〜成木への育成において優れた効果を有するものであ
る。特に、その適用樹種として、クス・シラカシなどが
例示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を例示した斜視図。
【図2】実施例1の容器により栽培育成した結果を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 容器側壁 2 容器底部 3 側壁下部 4 側壁上部 5 栽培樹木 6 樹木の細根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁と底部材によって構成された緑花木
    栽培容器であり、側壁の最下部から5〜40%の高さま
    でを通気性値が120〜200cc/cm/秒、貫通
    抵抗値が2.0〜4.0kgfの素材にて構成し、残余
    の上部、並びに容器の底部を通気性値が30〜80cc
    /cm/秒、貫通抵抗値が1.0〜2.0kgfの素
    材で構成したことを特徴とする緑花木栽培容器。
JP9247394A 1997-08-08 1997-08-08 緑花木栽培容器 Pending JPH1156113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247394A JPH1156113A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 緑花木栽培容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247394A JPH1156113A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 緑花木栽培容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156113A true JPH1156113A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17162785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9247394A Pending JPH1156113A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 緑花木栽培容器

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JP (1) JPH1156113A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013222A1 (fr) * 2001-08-06 2003-02-20 Gunze Limited Recipient et procede de culture d'un arbre

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003013222A1 (fr) * 2001-08-06 2003-02-20 Gunze Limited Recipient et procede de culture d'un arbre

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