JPH1157030A - 治療器 - Google Patents

治療器

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JPH1157030A
JPH1157030A JP9246097A JP24609797A JPH1157030A JP H1157030 A JPH1157030 A JP H1157030A JP 9246097 A JP9246097 A JP 9246097A JP 24609797 A JP24609797 A JP 24609797A JP H1157030 A JPH1157030 A JP H1157030A
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JP9246097A
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Kohei Shindo
恒平 真道
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目の毛様体筋を電気的な刺激により活性化
し、低下した視力を効率よく、かつ確実に回復させるこ
とを可能にした治療器を提供すること。 【解決手段】 治療器1は、毛様体筋を電気的に刺激
し、低下した視力の回復に用いるものである。この治療
器1は、治療信号発生回路と、一対の電極とから構成さ
れている。治療信号発生回路は、毛様体筋を刺激するた
めに、ゼロから電圧値が時間の経過とともに大きくな
り、所定の最大値に達したところで再びゼロになること
を繰り返す鋸歯状波信号を発生する。また、一対の電極
は、眼球周囲の皮膚に添着され、上記治療信号発生回路
からの鋸歯状波信号を眼球周囲のツボに通電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、毛様体筋を電気
的な刺激により活性化し、低下した視力の回復を図る治
療器に関する。
【0002】
【従来の技術】目は、外界の光による情報(物体の存
在、形、色、明暗等)を感知して映像信号に変換する感
覚器官であり、角膜、瞳孔、水晶体、硝子体、網膜、毛
様体筋等からなる。この目は、視神経を介して大脳に接
続されている。このような構造をした目は、物体から反
射された光を、角膜、瞳孔、水晶体及び硝子体等を通し
て網膜に映像を映し出し、この網膜に映し出された映像
を映像信号にして視神経を介して大脳に送り込む。大脳
では、視神経を介して送られてきた映像信号により初め
て視覚として認知されることになる。
【0003】また、目では目から物体までの距離により
次のような動きをしている。すなわち、近くの物体を見
るときは、目の毛様体筋の緊張により水晶体を厚くして
光の屈折を大きくし、また遠くの物体を見るときには、
緊張した毛様体筋の復帰により水晶体の厚さを薄くして
光の屈折を小さくするというような動きにより、物体に
対して焦点を合わせている。
【0004】ところが、角膜や水晶体の屈折率が通常よ
りも強くなって生じる屈折性近視や、眼球が光の軸方向
に長くなることによって生じる軸性近視といった近視の
場合や、角膜や水晶体の屈折率が通常よりも弱くなって
生じる屈折性遠視や、眼球が光の軸方向に短くなること
によって生じる軸性遠視といった遠視の場合等には、焦
点をうまく合わせることができない。通常は、これら
を、眼鏡やコンタクトレンズを用いて矯正するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、眼鏡や
コンタクトレンズを用いて視力を矯正する方法は、近視
や遠視の状態をそのままにしておき、単に視力の矯正を
するのみで、視力を回復させることを目指したものでは
なかった。
【0006】また、視力を回復させるため手段がいくつ
か提案されているが、これらの手段が効果を上げている
という話を現在のところ聞いていない。
【0007】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、目の毛様体
筋を電気的な刺激により活性化し、低下した視力を効率
よく、かつ確実に回復させることを可能にした治療器を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る治療器は、毛様体筋を
電気的に刺激し、低下した視力の回復に用いる治療器で
あって、毛様体筋を刺激するために、ゼロから電圧値が
時間の経過とともに大きくなり、所定の最大値に達した
ところで再びゼロになることを繰り返す鋸歯状波信号を
発生する治療信号発生回路と、眼球周囲の皮膚に添着さ
れ、上記治療信号発生回路からの鋸歯状波信号を眼球周
囲のツボに通電させる少なくとも一対の電極とを備えて
なることを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1の記
載において、治療時には鋸歯状波信号に応じた音響を発
生する音響処理回路を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明に係る治療器は、毛様体筋を電気的に刺激し、
低下した視力の回復に用いる治療器であって、毛様体筋
を刺激するために、ゼロから電圧値が時間の経過ととも
に大きくなり、所定の最大値に達したところで再びゼロ
になることを繰り返す鋸歯状波信号を発生する治療信号
発生手段と、眼球周囲の皮膚に添着され、上記治療信号
発生回路からの鋸歯状波信号を眼球周囲のツボに通電さ
せる少なくとも一対の電極と、ツボを探索するための握
り棒及び探索棒と、所定の電流値を前記握り棒及び探索
棒に供給できる電流供給回路と、前記探索棒に流れる電
流値を表示する電流計とを備えてなることを特徴とする
ものである。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項3の記
載において、ツボ探索時にはツボ探索用電流値に応じた
音響を発生し、治療時には鋸歯状波信号に応じた音響を
発生する音響処理回路を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1ないし図4は本発明の実施の
形態に係る治療器を説明するための図である。
【0013】図1は、本発明の実施の形態に係る治療器
を示す斜視図である。この図1において、治療器1は、
外形的には直方体形状の筐体2を備えた形状をしてお
り、この筐体2の内部には治療器処理回路を搭載した回
路基板3が設けられている。この筐体2の前面操作パネ
ル4には、そのパネル4の中央部に電流計5が配置され
るとともに、この電流計5の図示右側上部に右に向かっ
てファンクションスイッチ6及びボリューム付き電源オ
ンオフスイッチ7が、この電流計5の図示左側上部に左
に向かってボリューム摘み8,9がそれぞれ配置されて
いる。また、この電流計5の図示右側下部にはツボ探索
関係のジャック10,11が、この電流計5の図示左側
下部には通電治療関係のジャック12,13がそれぞれ
配置されている。また、筐体2の内部には、スピーカ1
4が配置されており、ツボ探索あるいは通電治療時に、
そのツボ探索状態あるいは通電状態に応じた音響を出力
するようになっている。電流計5の下部には、ボリュー
ム摘み15が配置されており、このボリューム摘み15
によりツボ探索時に供給する電流値の大きさを調整でき
るようになっている。これら電流計5、ファンクション
スイッチ6、電源オンオフスイッチ7、ボリューム摘み
8,9の各ボリューム、ジャック10,11,12,1
3、スピーカ14及びボリューム摘み15のボリューム
は、図示していないが、回路基板3に電気的にそれぞれ
接続されている。なお、治療器1の筐体2の裏面には、
図示していないが、電源コード及び接地端子が設けてあ
る。
【0014】ここで、電流計5は、ツボ探索時に眼球周
囲における導電性を示すものである。また、ファンクシ
ョンスイッチ6は、図では、「FNC」と表示された位
置のスイッチであり、動作機能を通電治療(「T」と表
示)かツボ探索(「S」と表示)かに切り換えることが
できる。ボリューム付き電源オンオフスイッチ7は、図
では「ON/OFF」と表示された位置のスイッチ及び
ボリュームであり、このスイッチ7をオンにすると回路
基板3に電力が供給されて治療器1が使用可能な状態と
なり、このスイッチ7をオフにすると回路基板3への電
力の供給が停止して治療器1が使用できない状態にな
る。また、このスイッチ7をオン状態にしてから右に回
すことができるようになっており、スピーカ14の音量
を調整することができるようになっている。ボリューム
摘み8は、図では「R.Vol」と表示された位置の摘み
であり、筐体2の内部のボリュームの可動電極を移動さ
せることができる。ボリューム摘み9は、図では「L.
Vol」と表示された位置の摘みであり、筐体2の内部の
ボリュームの可動電極を移動させることができる。ジャ
ック10は、図では「SCR」と表示された位置のジャ
ックであり、プラグ16が差し込まれるようになってい
る。ジャック11は、図では「COM」と表示された位
置のジャックであり、プラグ17が差し込まれるように
なっている。ジャック12は、図では「R.TMP」と
表示された位置のジャックであり、プラグ18が差し込
まれるようになっている。ジャック13は、図では
「L.TMP」と表示された位置のジャックであり、プ
ラグ19が差し込まれるようになっている。
【0015】プラグ16には、ツボ探索用コード20を
介して探索棒24が接続されている。プラグ17には、
ツボ探索用コード21を介して握り棒25が接続されて
いる。プラグ18には、通電治療用コード22を介して
一対の皮膚接触子26,26が接続されている。プラグ
19には、通電治療用コード23を介して一対の皮膚接
触子27,27が接続されている。
【0016】図2は、同治療器の回路基板に搭載された
治療器処理回路を示すブロック図である。この図2にお
いて、治療器処理回路31は、波形発生部32と、増幅
回路33,34と、ローパスフィルタ35と、トランス
36,37と、電圧−電流変換回路38と、電圧−周波
数変換回路39と、電源トランス40と、電源レギュレ
ータ41と、電流計5と、ファンクションスイッチ6の
各スイッチ6a,6b,6cと、ボリューム付き電源オ
ンオフスイッチ7のボリューム7aと、ボリューム付き
電源オンオフスイッチ7のスイッチ7bと、ボリューム
摘み8,9のボリューム8a,9aと、ジャック10,
11,12,13と、スピーカ14と、ボリューム摘み
15のボリューム15aとを備えている。
【0017】また、上記波形発生部32、増幅回路3
4、ローパスフィルタ35、トランス36,37、及び
ボリューム8a,9aにより治療信号発生回路が構成さ
れている。
【0018】上記ボリューム摘み15のボリューム15
a、波形発生部32、増幅回路33、電圧−電流変換回
路38及びファンクションスイッチ6のスイッチ6a,
6cにより電流供給回路が構成されている。
【0019】さらに、ボリューム付き電源オンオフスイ
ッチ7のボリューム7a、電圧−周波数変換回路39、
抵抗42及びスピーカ14により音響処理回路が構成さ
れている。
【0020】波形発生部32は、演算処理装置(CP
U)321と、これを動作させるプログラムが記憶され
た読出専用メモリ(ROM)322と、作業用のワーク
メモリ(RAM)323と、入出力(I/O)ポート3
24と、デジタル−アナログ(DA)変換器325とか
らなる。CPU321には、ROM322、RAM32
3及びI/Oポート324が接続されている。I/Oポ
ート324のデジタル出力部にはDA変換器325が、
I/Oポート324のデジタル入力部にはファンクショ
ンスイッチ6の第3スイッチ6cの固定端子が接続され
ている。CPU321は、ROM322に記憶されたプ
ログラムに従いかつ所定の変換速度でI/Oポート32
4をオンオフしてDA変換器325を動作させる。CP
U321はI/Oポート324を介してDA変換器32
5を、オンオフ動作により、ゼロ〔V〕から時間の経過
に従って電圧を大きくし、所定時間経過したところで再
びゼロ〔V〕とする繰り返し動作をさせるようになって
いる。これによりDA変換器325の出力端子からは、
所定の変換速度で変換された鋸歯状波が出力されること
になる。また、ファンクションスイッチ6の設定位置情
報は、I/Oポート324を介してCPU321に入力
されている。なお、DA変換器325は、抵抗Rと抵抗
2Rを組み合わせたラダーネットワークからなる。
【0021】波形発生部32から出力された鋸歯状波信
号は、増幅回路33、ローパスフィルタ35及びファン
クションスイッチ6の第1スイッチ6aのS端子にそれ
ぞれ接続されている。
【0022】増幅回路33の出力端は、電圧−電流変換
回路38の入力端に接続されている。電圧−電流変換回
路38は、入力された電圧に応じた電流値を出力できる
ようになっている。また、電圧−電流変換回路38には
ボリューム摘み15のボリューム15aが接続されてお
り、電圧−電流変換回路38の出力電流値を調整できる
ようになっている。電圧−電流変換回路38の出力端
は、ファンクションスイッチ6の第1スイッチ6aのT
端子に接続されている。ファンクションスイッチ6の第
1スイッチ6aの可動電極部は(COM)ジャック11
に接続されている。
【0023】ローパスフィルタ35の出力端は増幅回路
34の入力端子に接続されている。増幅回路34は、ロ
ーパスフィルタ35で不要成分を除去された鋸歯状波信
号を増幅して各トランス36,37の一次巻線に供給で
きるようになっている。トランス36の二次巻線は、ボ
リューム摘み8のボリューム8aを介してジャック12
に接続されている。トランス37の二次巻線は、ボリュ
ーム摘み9のボリューム9aを介してジャック13に接
続されている。
【0024】増幅回路34の出力端は、ファンクション
スイッチ6の第2スイッチ6bのT端子に接続されてい
る。ファンクションスイッチ6の第2スイッチ6bのS
端子には、電流計5の負側端子が接続されている。ファ
ンクションスイッチ6の第2スイッチ6bの可動電極端
子は、抵抗42を介して接地されるとともに、電圧−周
波数変換回路39の入力端に接続されている。電圧−周
波数変換回路39の出力端は、電源オンオフスイッチ7
のボリューム7aを介してスピーカ14に接続されてい
る。電流計5の正側端子は、ジャック10に接続されて
いる。
【0025】電源トランス40の一次巻線は、ボリュー
ム付き電源オンオフスイッチ7のスイッチ7b、電源コ
ードを介して商用電源(AC100〔V〕)に接続され
ている。電源トランス40の二次巻線は、電源レギュレ
ータ41に接続されている。電源レギュレータ41は、
二次巻線からの交流を直流に変換して安定化させて各回
路に直流を供給できるようになっている。
【0026】このような治療器1を使用する方法を説明
する。ここで、図3は、治療器処理回路31の波形発生
部32のCPU321で処理されるプログラムであって
ROM322に記憶されたプログラムを示すフローチャ
ートである。図4は、治療器処理回路31の各部の鋸歯
状波信号を示す波形図である。
【0027】使用する前に、まず、アースを接続し、電
源オンオフスイッチ7がオフになっていることを確認し
てから、電源コードをコンセントに差し込む。また、ボ
リューム摘み8,9やボリューム摘み15を左一杯に回
して最小にしておき、電源オンオフスイッチ7をオンに
する。電源がオンは、図示しない電源オンオフランプ等
によって確認することができる。
【0028】〔ツボ探索〕眼球周囲のツボの探索は、次
のように行う。なお、ツボの探索は、皮膚抵抗を測定す
ることにより行う。まず、ファンクションスイッチ6を
S側に設定する。そして、握り棒25が接続されている
探索用コード21のプラグ17をジャック11に差し込
む。同様に、探索棒24が接続されている探索用コード
20のプラグ16をジャック10に差し込む。探索棒2
4と握り棒25とを接触させて、電流計5の振れが所定
の値になるようにボリューム摘み15を回してボリュー
ム15aの値を可変させることにより調整する。
【0029】そして、握り棒25を一方の手に握り、眼
球周囲の皮膚を探索棒24でなぞりながら、電流計5の
振れの変化をみる。電流計5の電流値が大きく振れた箇
所がツボである。
【0030】このとき、治療器処理回路31において
は、ファンクションスイッチ6がT端子側に接続された
ことをI/Oポート324から情報によりCPU321
は検知する。そして、CPU321は、所定の電圧値が
発生するようにI/Oポート324を介してDA変換器
325を動作させる。これにより、DA変換器325か
ら所定の直流電圧が出力される。この電圧は、増幅回路
33で増幅された後に電圧−電流変換回路38に供給さ
れる。電圧−電流変換回路38では、電圧値に応じた電
流値を出力する。ここで、探索棒24と握り棒25を接
触させ、ボリューム摘み15を回してボリューム15a
の値を可変させて電流計5の振れを所定の値になるよう
に調整する。
【0031】また、握り棒25を一方の手に握り、眼球
周囲の皮膚を探索棒24でなぞると、電圧−電流変換回
路38の出力端からジャック11、プラグ17、探索用
コード21、握り棒25、人体、探索棒24、探索用コ
ード20、プラグ16、ジャック10、電流計5、抵抗
42、接地ラインを介して電圧−電流変換回路38の接
地ラインという閉回路が形成されて、皮膚抵抗を測定す
ることができる。
【0032】なお、抵抗42の両端に発生した電圧は電
圧−周波数変換回路39の入力端に入力されている。電
圧−周波数変換回路39は、抵抗42の両端電圧に応じ
た周波数信号を形成してスピーカ14に供給する。した
がって、皮膚抵抗の変化を音響によっても知ることがで
きる。
【0033】〔治療〕上記電源オフの時点で、各一対の
皮膚接触子26,26が接続されているコード22のプ
ラグ18をジャック12に差し込むとともに、各一対の
皮膚接触子27,27が接続されているコード23のプ
ラグ19をジャック13に差し込んでおく。
【0034】次に、ファンクションスイッチ6をT側に
設定する。また、上述したような方法等で検出したツボ
が存在する皮膚上に各皮膚接触子26,26、27,2
7を添着する。ついで、ボリューム摘み8,9を調節し
て、通電電流を所望の刺激度合いに加減する。
【0035】このとき、治療器処理回路31は次のよう
に動作している。波形発生部32のCPU321は、フ
ァンクションスイッチ6がT側になっている情報をI/
Oポート324を介して取込んでおり、CPU321は
通電動作であることを判別している。すると、図3に示
すフローチャートの動作に入る。
【0036】まず、CPU321は、図示しないレジス
タJにゼロをセットする(ステップ101)。次に、C
PU321は、レジスタJの値が最大値Vmaxに達し
たかを判断する(ステップ102)。CPU321は、
レジスタJの値が最大値Vmaxに達していないと判断
し(ステップ102;NO)、レジスタJに所定の値α
を加える(ステップ103)。そして、CPU321
は、レジスタJの値に応じた状態にI/Oポート324
を動作させる(ステップ104)。これにより、DA変
換器325からは、レジスタJの値に応じた電圧が出力
される。
【0037】次に、CPU321は、内部タイマー(図
示せず)によりオン時間(Ton)が経過したかを判断す
る(ステップ105)。CPU321は、内部タイマー
によりオン時間(Ton)が経過しないと判断したときに
は(ステップ105;NO)、I/Oポート324をそ
の動作のままにする(ステップ104、ステップ10
5;NO)。また、CPU321は、内部タイマーによ
りオン時間(Ton)が経過したと判断したときには(ス
テップ105;YES)、I/Oポート324をデジタ
ル出力を全部オフにする(ステップ106)。
【0038】CPU321は、内部タイマーによりオフ
時間(Toff )が経過したかを判断する(ステップ10
7)。CPU321は、内部タイマーによりオフ時間
(Toff )が経過しないと判断したときには(ステップ
107;NO)、I/Oポート324を全オフにする状
態を繰り返す(ステップ106、ステップ107;N
O)。また、CPU321は、内部タイマーによりオフ
時間(Toff )が経過したと判断したときには(ステッ
プ107;YES)、再び、ステップ102に戻る。
【0039】上述したステップ101〜107を繰り返
すことにより、図4(a)に示すように、時間の経過と
ともに電圧が上昇し、所定の時間に達した時点でゼロに
戻ることが繰り返される鋸歯状波信号がDA変換器32
5から発生する。
【0040】このようにして発生された鋸歯状波信号
は、ローパスフィルタ35で不要成分を除去されて、増
幅回路34で増幅された後に、トランス36,37の一
次巻線に供給される。前記トランス36,37の二次巻
線にそれぞれ発生した両極性の鋸歯状波信号は、ボリュ
ーム8a,9aを介してジャック12,13に出力され
る。ジャック12,13は、皮膚接触子30、32に供
給される。
【0041】なお、DA変換器325から出力される鋸
歯状波信号は、図4(a)に示すように片極性のもので
あるが、ローパスフィルタ35、トランス36、37等
の作用により、図4(b)に示すような両極性の鋸歯状
波信号になる。
【0042】また、この鋸歯状波信号は、電圧−周波数
変換回路39に入力端に入力されているので、この鋸歯
状波信号の電圧値に応じた周波数信号が電圧−周波数変
換回路39の出力端から発生し、これがボリューム7a
を介してスピーカ14に供給されている。したがって、
この鋸歯状波信号の電圧値に応じた周波数信号の音響が
スピーカ14から出力される。
【0043】上述した治療器1で通電治療をしたとこ
ろ、近視や遠視等となって低下していた視力が回復し
た。また、眼球周囲のツボに通電する鋸歯状波信号(図
4(b)参照)により著しく良好な回復効果が得られ
た。
【0044】なお、実際には、図4(b)に示す鋸歯状
波信号をツボに通電させると、周囲からは確認できない
が、通電された者は、その鋸歯状波信号に同期して繰り
返される閃光を見ることになる。
【0045】また、上述したように治療器処理回路31
は、CPU321、ROM322、RAM323、I/
Oポート324及びDA変換器325からなることか
ら、本発明に係る治療器1は、一般家庭に普及するパソ
コン、ゲーム機、携帯電話機等のCPUに上記動作をさ
せるような構成とすることにより、これらを使用中ある
いは使用しないときに上記治療を受けることができ、か
つ、回路等を共用できることから、治療器1を安価に提
供できる。
【0046】〔実施例〕図2の治療器処理回路31にお
いて、ジャック10,11に流れる最大電流は、負荷短
絡時において200〔μA〕±5〔%〕である。また、
ジャック12あるいはジャック13から出力される最大
電圧は、ピークトウピークで70〔V〕±20〔%〕で
ある。さらに、電源電圧は、商用電源を使用し、AC1
00〔V〕±10〔%〕である。さらに、消費電力は5
〔W〕であり、ヒューズ定格が0.5〔A〕である。
【0047】CPU321がDA変換器325を動作さ
せる変換速度は20〔Hz〕であり、周期は1/20
〔秒〕であり、1/20〔秒〕=Ton+Toff となる。
さらに、CPU321がDA変換器325を動作させて
発生させる鋸歯状波信号の周波数は1/5〔Hz〕であ
り、その周期Tkは5〔秒〕である。なお、この鋸歯状
波信号をローパスフィルタ35、トランス36,37を
通すことにより、等価的に正弦波信号が鋸歯状波信号で
変調された状態の交流となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、眼球周囲の皮膚に添着した少なくとも一対
の電極を介して鋸歯状波信号を通電させることにより、
毛様体筋を電気的な刺激により活性化することにより、
例えば近視や遠視等で低下した視力を効率良く、確実に
回復させる効果がある。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、治療時に
鋸歯状波信号に応じた音響を発生するので、音響により
治療の状態を確認することができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明と同様な効果があるほかに、電流計
で皮膚抵抗を計測することにより、誰にも簡単にツボを
発見することができる効果があり、加えて探索するため
の回路と治療するための回路が一体的になっているため
に、ツボの探索と治療を容易に行うことができ、使い勝
手がよい。
【0051】請求項4に記載の発明によれば、ツボ探索
時にはツボ探索用電流値に応じた音響を発生し、治療時
には鋸歯状波信号に応じた音響を発生するため、ツボ探
索を音響を通して、また、治療の効果を音響を通して確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の治療器を示す斜視図であ
る。
【図2】同治療器の治療器処理回路を示すブロック図で
ある。
【図3】同治療器の治療器処理回路のCPUの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】同治療器の治療器処理回路で発生する鋸歯状波
信号を示す波形図であり、(a)はDA変換器325か
ら出力される鋸歯状波信号を示し、(b)は眼球周囲の
ツボに通電する鋸歯状波信号を示すものである。
【符号の説明】
1 治療器 2 筐体 3 回路基板 4 前面操作パネル 5 電流計 6 ファンクションスイッチ 7 ボリューム付き電源オンオフスイッチ 8,9 ボリューム摘み 10,11,12,13 ジャック 14 スピーカ 15 ボリューム摘み 16,17,18,19 プラグ 20,21 ツボ探索用コード 22,23 通電用コード 24 探索棒 25 握り棒 26,27 皮膚接触子 31 治療器処理回路 32 波形発生部 34 増幅回路 35 ローパスフィルタ 36,37 トランス 39 電圧−周波数変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛様体筋を電気的に刺激し、低下した視
    力の回復に用いる治療器であって、 毛様体筋を刺激するために、ゼロから電圧値が時間の経
    過とともに大きくなり、所定の最大値に達したところで
    再びゼロになることを繰り返す鋸歯状波信号を発生する
    治療信号発生回路と、 眼球周囲の皮膚に添着され、上記治療信号発生回路から
    の鋸歯状波信号を眼球周囲のツボに通電させる少なくと
    も一対の電極と、 を備えてなることを特徴とする治療器。
  2. 【請求項2】 治療時には鋸歯状波信号に応じた音響を
    発生する音響処理回路を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の治療器。
  3. 【請求項3】 毛様体筋を電気的に刺激し、低下した視
    力の回復に用いる治療器であって、 毛様体筋を刺激するために、ゼロから電圧値が時間の経
    過とともに大きくなり、所定の最大値に達したところで
    再びゼロになることを繰り返す鋸歯状波信号を発生する
    治療信号発生手段と、 眼球周囲の皮膚に添着され、上記治療信号発生回路から
    の鋸歯状波信号を眼球周囲のツボに通電させる少なくと
    も一対の電極と、 ツボを探索するための握り棒及び探索棒と、 所定の電流値を前記握り棒及び探索棒に供給できる電流
    供給回路と、 前記探索棒に流れる電流値を表示する電流計とを備えて
    なることを特徴とする治療器。
  4. 【請求項4】 ツボ探索時にはツボ探索用電流値に応じ
    た音響を発生し、治療時には鋸歯状波信号に応じた音響
    を発生する音響処理回路を設けたことを特徴とする請求
    項3に記載の治療器。
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