JPH1157357A - 液滴分離装置 - Google Patents

液滴分離装置

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JPH1157357A
JPH1157357A JP23066597A JP23066597A JPH1157357A JP H1157357 A JPH1157357 A JP H1157357A JP 23066597 A JP23066597 A JP 23066597A JP 23066597 A JP23066597 A JP 23066597A JP H1157357 A JPH1157357 A JP H1157357A
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concave
convex
leeward
groove
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JP23066597A
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Koji Morioka
宏次 森岡
Kiyokazu Nakamura
清和 中村
Kenji Kurata
健二 倉田
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Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液滴分離性能を向上し、また、高速気流に対
する対応性を高める。 【解決手段】 平面視における横断面形状が「へ」の字
状の縦姿勢の板材2を、その「へ」の字形状が同じ側を
向く姿勢で板厚方向に間隔を設けて並設し、これら板材
2どうしの間の間隙に横向きの液滴随伴気流Aを通過さ
せる液滴分離装置において、上下方向に延びる溝4が気
流通過方向に多数並ぶ捕液用及び流下案内用の多溝構造
Sを、板材2の「へ」の字形状における凸側風上傾斜面
aの始端部から凸側風下傾斜面cの始端部にかけての面
に連続的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁や外扉
に設けるガラリ、あるいは、空調機のエリミネータなど
に用いて、通過気流からその随伴液滴を分離する液滴分
離装置に関し、詳しくは、平面視における横断面形状が
「へ」の字状の縦姿勢の板材を、その「へ」の字形状が
同じ側を向く姿勢で板厚方向に間隔を設けて並設し、こ
れら板材どうしの間の間隙に横向きの液滴随伴気流を通
過させる液滴分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の液滴分離装置は、前後傾斜姿
勢で横方向に延びる板材を所定間隔で上下に並設して、
板材の各々に堰状の液返し(水返し)を設ける形式の液
滴分離装置に比べ、高い液滴分離効果を得ながらも、堰
状の液返しが不要なことから気流通過抵抗が小さくて通
気性が高く、また、板材が縦姿勢であることから捕捉液
の流下排出も縦姿勢の板材に沿わせてスムースに行える
利点を有するが、従来、この形式のものとしては、次の
(イ)または(ロ)の構造のものがあった。
【0003】(イ)図8(平面図)に示すように、板材
2の「へ」の字形状における中央屈曲部2Yに空洞状の
分離室n1を設け、この分離室n1を凸側風上傾斜面a
の終端部において開口させる。また、「へ」の字形状に
おける風上側傾斜部2Xの途中箇所を局部的に屈曲させ
て、凸側風上傾斜面aの途中に一条の捕集溝n2(裏面
の凹側風上傾斜面dでは凸条)を形成し、かつ、風下側
傾斜部2Zの途中箇所を局部的に屈曲させて、凹側風下
傾斜面fの途中に一条の捕集溝n3(裏面の凸側風下傾
斜面cでは凸条)を形成し、さらに、凹側風下傾斜面f
の終端部に開口幅の大きい溝状の遮断室n4を設ける。
そして、これら分離室n1の開口、捕集溝n2,n3、
遮断室n4の開口を除いて、凸側板面及び凹側板面は滑
らかな面にし、また、中央屈曲部2Yの凹側弧面eの曲
率半径を、凸側弧面bの曲率半径よりも大きくする(実
公昭46−18532号公報参照)。
【0004】(ロ)図9(平面図)に示すように、上下
方向に延びる溝4が気流通過方向に多数並ぶ捕液用及び
流下案内用の多溝構造Sを、板材2の「へ」の字形状に
おける凸側風上傾斜面aの始端部から終端部にかけての
面と、凸側風下傾斜面cの始端部から終端部にかけての
面と、凹側風下傾斜面fの始端部(ないしは凹側風上傾
斜面dの終端部)から凹側風下傾斜面fの終端部にかけ
ての面の各々に連続的に設ける。そして、中央屈曲部2
Yの凸側弧面bと、凹側風上傾斜面dの始端部から凹側
風下傾斜面fの始端部(ないしは凹側風上傾斜面dの終
端部)にかけての面の各々を、上記の多溝構造Sが不存
の一連の滑らかな面にする(実開昭53−115468
号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(イ)の構造
では、板材間に対する気流Aの通過において随伴液滴が
凸側風上傾斜面aに一応は衝突するが、その衝突液が風
圧の為に凸側風上傾斜面aの捕集溝n2や分離室n1の
開口で確実に捕捉されないまま板面上を運ばれて、中央
屈曲部2Yの凸側弧面bを乗り越えてしまい、そして、
この乗り越えの際に気流中へ再飛散してしまう液や、こ
の乗り越えに続き凸側風下傾斜面cの面上を風下側へ運
ばれて、凸側風下傾斜面cの終端縁部から気流中へ再飛
散してしまう液が多く見られ、この点で液滴分離性能が
低い問題があった。
【0006】また、通過風速が大きいほど面上での液運
搬が助長されて、上記の如く再飛散する液の量が多くな
ることから、強制通気の場合では、分離性能の保証のた
めに風路断面積を大きくして通過風速を低下させること
が必要になり、このことで装置が大型化する問題もあっ
た。
【0007】一方、(ロ)の構造では、凸側風上傾斜面
aの始端部から終端部にかけての面に設けた多溝構造S
において、1つの溝4で確実に捕捉できなかった衝突液
も次に続く溝4で捕捉できる(略言すれば、衝突液の捕
捉機会が多い)ことから、前記の(イ)の構造に比べ、
凸側風上傾斜面aでの捕液をより確実にして高い液滴分
離性能を得ることができる。しかし、この(ロ)の構造
にしても、より高い通過風速に対する対応性を考えた場
合、中央屈曲部2Yの凸側弧面bにおける液の乗り越え
や再飛散をさらに効果的に防止できて、液滴分離性能の
一層高いものが要望され、この点で未だ改善の余地があ
った。
【0008】以上の実情に対し、本発明の主たる課題
は、前記の(ロ)の構造に対する改良により、液滴分離
性能をさらに効果的に高める点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
〔1〕請求項1記載の発明では(図1又は図6参照)、
上下方向に延びる溝4が気流通過方向に多数並ぶ多溝構
造Sを、縦姿勢板材2の平面視「へ」の字形状における
凸側風上傾斜面aの始端部から凸側風下傾斜面cの始端
部にかけての面に連続的に設けるから、凸側風上傾斜面
aにおける多溝構造Sにより、先述の如く衝突液を捕液
機会の多い状態で効果的に捕液できることに加え、風圧
により板面上を運ばれて中央屈曲部2Yの凸側弧面bを
越えようとする液を、その凸側弧面bにおける多溝構造
Sをもって同様に効果的に捕捉でき、これにより、中央
屈曲部2Yの凸側弧面bにおける衝突液の乗り越えを効
果的に防止できる。
【0010】また、中央屈曲部2Yにおける凸側弧面b
の頂部付近では剥離的な気流の乱れが生じ、これが液再
飛散の主因となるが、この凸側弧面bに対向する隣の板
材2の凹側風下傾斜面fによる気流案内で上記の気流乱
れを抑制する「へ」の字形状本来の機能と相まって、そ
の中央屈曲部2Yの凸側弧面bにおける多溝構造Sの保
液作用により、上記の気流乱れによる凸側弧面bでの液
再飛散を効果的に防止でき、これらのことから、先述の
(イ)の構造や(ロ)の構造に比べ、液滴分離性能を効
果的に高めることができる。また、高風速に対する対応
性が大幅に高まることから、強制通気の場合において風
路断面積の低減による通過風速の高速化で装置を小型化
することも効果的に達成できる。
【0011】〔2〕請求項2記載の発明では(同図1又
は図6参照)、前記の多溝構造Sを板材2の「へ」の字
形状における凸側風上傾斜面aの始端部から凸側風下傾
斜面cの終端部にかけての面に連続的に設けるから、前
述の乗り越え防止機能の向上により少量になるとは言
え、中央屈曲部2Yの凸側弧面bを乗り越えて凸側風下
傾斜面cに至る液も、その凸側風下傾斜面cにおける多
溝構造Sにより効果的に捕捉でき、これにより、液滴分
離性能を一層高めることができる。
【0012】〔3〕請求項3記載の発明では(同図1又
は図6参照)、板材2の「へ」の字形状における中央屈
曲部2Yの凹側弧面eの曲率半径を、その中央屈曲部2
Yの凸側弧面bの曲率半径よりも大きくするから、凸側
弧面bの板間気流経路に対する突出は大きくした状態
で、凸側弧面bにおける液の乗り越えが生じ難いように
しながらも、他方で板間気流経路に臨む凹側弧面eは緩
やかな弧面にして、その凹側弧面eにより形成される凹
空間部での気流滞留による渦流を効果的に抑止でき、こ
の渦流抑止により気流通過抵抗を低減できる。
【0013】また、上記凹空間部での渦流は、その凹空
間部に対向する隣の板材2の凸側弧面bの近傍気流を乱
す原因ともなるが、この渦流を上記の如く効果的に抑止
して凸側弧面bの近傍気流を安定化できることにより、
前述の如く凸側弧面bにおける多溝構造Sの保液作用に
より液再飛散を防止することと相まって、凸側弧面bで
の液再飛散を一層効果的に防止できる。
【0014】〔4〕請求項4記載の発明では(同図1又
は図6参照)、板材2の「へ」の字形状における中央屈
曲部2Yに、上下方向に延びる縦孔状の空洞5を設け、
この空洞5を中央屈曲部2Yの凹側弧面eにおいて上下
方向に延びるスリット状に開口させることにより、板材
間の気流通過に伴い空洞5の内部で極小さい渦流を生じ
させて、その空洞内渦流による微振動で板面の多溝構造
S(特に空洞5に近い凸側弧面bの多溝構造)における
捕捉液の板材下方への流下排出を促進することができ、
そして、この液排出の促進により捕捉液の板上滞留時間
を短くして液滴分離性能をさらに高めることができる。
【0015】また、この空洞5は、液の存在が少ない凹
側弧面eおいてスリット状に開口させるから、空洞内へ
の液侵入により上記の微振動効果が低下することを防止
でき、しかも、空洞内で渦流を生じさせるから、その空
洞5の開口に対向する隣の板材2の凸側弧面bの近傍気
流が空洞内渦流の影響で乱されて、その凸側弧面bでの
液再飛散が助長されることもない。
【0016】なお、空洞5の口径やそのスリット状開口
の幅などを適当に選定すれば、空洞内の渦流による微振
動を騒音問題に至らない程度のものに制限することは容
易である。
【0017】〔5〕請求項5記載の発明では(同図1又
は図6、及び図5参照)、前記空洞5を、板材2の上下
方向端部と板材群の保持枠1とを連結する連結具6の止
め孔に兼用するから、その空洞5とは別に、連結具に対
する専用の止め孔を形成したり、他の専用の連結構造を
設けるに比べ、装置構造を簡単にして装置の製作を容易
にすることができる。
【0018】〔6〕請求項6記載の発明では(同図1又
は図6参照)、板材2の「へ」の字形状における凹側風
上傾斜面dの始端部から凹側風下傾斜面fの始端部にか
けての面を、前記の多溝構造Sが不存の一連の滑らかな
凹曲面、又は、前記空洞5のスリット状開口を除いて一
連状の滑らかの凹曲面にする。
【0019】つまり、板材間の気流通過において、凹側
風上傾斜面dの始端部から凹側風下傾斜面fの始端部に
かけての面は、気流随伴液滴の衝突がほとんど無いこと
から、この部分については、前記の多溝構造Sが不存の
一連の滑らかな凹曲面、又は、前記空洞5のスリット状
開口を除いて一連状の滑らかの凹曲面にすることで、液
滴分離性能には影響を及ぼすことなく、上記の凹曲面に
沿う気流をスムースにして全体としての気流通過抵抗を
低減できる。
【0020】〔7〕請求項7記載の発明では(同図1又
は図6参照)、前記の多溝構造Sを、板材2の「へ」の
字形状における凹側風下傾斜面fの始端部から終端部に
かけての面に連続的に設けるから、気流に乗ったままで
凹側風下傾斜面fに至って衝突する液滴や、前述の再飛
散防止機能の向上により少量になるとは言え、中央屈曲
部2Yの凸側弧面bで再飛散して凹側風下傾斜面fに衝
突する液滴を、その凹側風下傾斜面fにおける多溝構造
Sで効果的に捕捉でき、これにより、液滴分離性能を一
層高めることができる。
【0021】〔8〕請求項8記載の発明では(同図1又
は図6参照)、前記の多溝構造Sにおける各溝4の風下
側の溝壁面4aを、その溝4の形成位置における板材姿
勢に対して垂直な壁面、又は、溝開口側ほど風上側に位
置する傾斜壁面にするから、溝内部の捕捉液が風圧で溝
内部から風下側へ持ち出されてしまうことを、上記の垂
直溝壁面又は傾斜溝壁面により効果的に阻止でき、これ
により、多溝構造Sの捕液性能を高めて、装置全体とし
ての液滴分離性能をさらに効果的に高めることができ
る。
【0022】
〔9〕請求項9記載の発明では(同図1又
は図6参照)、板材2の「へ」の字形状における風下側
傾斜部2Zを、風上側傾斜部2Xよりも緩い傾斜姿勢に
するから、風上側傾斜部2Xの傾斜は大きくして液捕捉
の主体部である凸側風上傾斜面aでの液滴捕捉性を高く
確保しながら、また、凹側風下傾斜面fによる気流案内
で対向する隣の板材2における凸側弧面頂部付近の前述
の如き剥離的な気流の乱れを抑制する機能は保ちなが
ら、風上側傾斜部2Xよりも傾斜を緩くした風下側傾斜
部2Zの整風作用をもって全体としての気流通過をスム
ースにし、これにより、気流通過抵抗を低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図3〜図5は建物外壁Wにおける
通気用開口に設置するガラリGを示し、このガラリGに
対し建物内側から導風用のダクトDを接続する。
【0024】このガラリGは、矩形状の保持枠1の内側
に、平面視における断面形状が「へ」の字状の縦姿勢の
板材2を、その「へ」の字形状が同じ側を向く姿勢で板
厚方向に所定ピッチPで並設した構造であり、板材2ど
うしの間の間隙に建物外部からの空気流Aを横向きに通
過させる過程で、その空気流Aに随伴する雨滴などの随
伴水滴を板材2により空気流Aから捕捉分離し、そし
て、その捕捉水を縦姿勢の板材2に沿わせ流下させて、
保持枠1の下辺部1aに至る流下水を建物の外側へ排出
する。
【0025】保持枠下辺部1aの上面側は2重板構造に
してあり、流下水の受け止め板として機能させる下辺部
上板3の建物内側縁には、受け止め水の建物内側への侵
入を阻止する堰状の折曲部3aを形成してある。
【0026】各板材2の具体的構造としては、図1に示
す如く、平面視「へ」の字形状における風下側傾斜部2
Zを風上側傾斜部2Xよりも緩い傾斜姿勢にし、かつ、
「へ」の字形状における中央屈曲部2Yの凹側弧面eの
曲率半径を、その中央屈曲部2Yの凸側弧面bの曲率半
径よりも大きくしてある。
【0027】そして、上下方向に延びる溝4が気流通過
方向に多数並ぶ捕液用及び流下案内用の多溝構造Sを、
「へ」の字形状における凸側風上傾斜面aの始端部から
凸側風下傾斜面cの終端部にかけての面、及び、凹側風
下傾斜面fの始端部から終端部にかけての面の夫々に連
続的に設け、これに対し、「へ」の字形状における凹側
風上傾斜面dの始端部から凹側風下傾斜面fの始端部に
かけての面を、多溝構造Sが不存の一連(後述空洞5の
スリット状開口を除いて一連状)の滑らかな凹曲面にし
てある。
【0028】つまり、風下側傾斜部2Zの緩傾斜や、凹
側弧面eの大径化、また、凹側風上傾斜面dの始端部か
ら凹側風下傾斜面fの始端部にかけての滑らかな凹曲面
により、板材間の気流通過をスムースにして気流通過抵
抗を小さくしながらも、通過気流Aの随伴水滴を主には
凸側風上傾斜面aに衝突させて、その衝突水を凸側風上
傾斜面aから中央屈曲部2Yの凸側弧面bにかけての多
溝構造Sにより効果的に捕捉し、また、少量とは言え
ど、凸側弧面bを乗り越えて凸側風下傾斜面cに至る水
や、気流Aに乗ったままで(あるいは、凸側弧面bで再
飛散して)凹側風下傾斜面fに至り衝突する水滴も、こ
れら凸側風下傾斜面cや凹側風下傾斜面fにおける多溝
構造Sにより捕捉し、これにより、高い水滴分離性能を
得る。
【0029】上記の多溝構造Sにおける各溝4の風下側
の溝壁面4aは、その溝4の形成位置における板材姿勢
に対して垂直な壁面にしてあり、溝4の内部の捕捉水が
風圧で風下側へ持ち出されてしまうことを、この垂直溝
壁面4aにより効果的に阻止することで、多溝構造Sの
捕水性能を高く確保する。
【0030】板材2の「へ」の字形状における中央屈曲
部2Yには、上下方向に延びる縦孔状の空洞5を設け、
そして、この空洞5を中央屈曲部2Yの凹側弧面eにお
いて上下方向に延びるスリット状に開口させてあり、こ
れにより、板材間の気流通過に伴い空洞5の内部で極小
さい渦流を生じさせて、その空洞内渦流による微振動で
板面の多溝構造Sにおける捕捉水の板材下方への流下排
出を促進するようにしてある。
【0031】また、空洞5の下端部及び上端部は、各板
材2の下端部と保持枠下辺部1aとを連結するビス6、
及び、各板材2の上端部と保持枠上辺部1bとを連結す
るビス6をねじ込む連結具用止め孔に兼用してある。
【0032】図1に示す板材2の各部寸法関係の好適例
としては(図2参照)、次の例を挙げることができ、こ
の例のものと平面視横断形状がほぼ相似の板材を並設板
材に用いて板材並設ピッチPをその相似比倍にすれば、
ほぼ同等の高い水滴(液滴)分離効果を得ることができ
る。
【0033】L1=80.0mm L2=24.6mm L3=4.25mm L4=5.25mm L5=1.7mm L6=1.5mm L7=3.0mm L8=1.0mm L9=1.7mm L10=0.5mm L11=0.5mm L12=1.0mm L13=1.0mm L14=4.8mm L15=5.3mm R1=16.4mm R2=32.8mm R3=6.5mm R4=5.65mm R5=12.0mm R6=8.0mm θ1=52° θ2=45° θ3=93° θ4=31° 板材並設ピッチP=25.0mm
【0034】〔別の実施形態〕次に別の実施形態を列記
する。 (1)図6は前述の実施形態とは形状が多少異なる板材
2を並設板材に用いた例を示し、このものにおいても前
述の実施形態のものと同等の高い水滴(液滴)分離効果
を得ることができる。
【0035】なお、図6に示す板材2の各部寸法関係の
好適例としては(図7参照)、次の例を挙げることがで
き、この例のものと平面視横断形状がほぼ相似の板材を
並設板材に用いて板材並設ピッチPをその相似比倍にす
れば、やはり、ほぼ同等の高い水滴(液滴)分離効果を
得ることができる。
【0036】L1’=50.0mm L2’=15.4mm L3’=2.98mm L4’=2.6mm L5’=1.4mm L6’=0.75mm L7’=1.5mm L8’=1.0mm L9’=1.4mm L10’=0.5mm L11’=0.5mm L12’=1.0mm L13’=1.0mm L14’=2.8mm L15’=2.55mm R1’=10.2mm R2’=20.5mm R3’=4.6mm R4’=3.9mm R5’=10.0mm R6’=4.95mm θ1’=52° θ2’=45° θ3’=93° θ4’=31° 板材並設ピッチP=15.0mm
【0037】(2)前述の実施形態では空気流の随伴水
滴を捕捉対象とする例を示したが、捕捉対象は水滴に限
らず水以外の液滴であってもよく、また、通過対象の気
流も空気流に限らず空気以外の気流であってもよい。
【0038】(3)本発明の液滴分離装置は、建物外部
からの強制吸込空気流や建物外部からの吹き込み風の随
伴水滴を捕捉分離する目的で建物の外壁や外扉に設ける
吸気用や排気用のガラリ、あるいは、空調機に装備する
エリミネータなど、気流からの液滴分離が要求される種
々の用途に採用できる。
【0039】(4)前述の実施形態では多溝構造におけ
る各溝の風下側の溝壁面を、その溝の形成位置の板材姿
勢に対して垂直な壁面にしたが、これに代え、この溝壁
面を溝開口側ほど風上側に位置する傾斜壁面にしてもよ
い。
【0040】(5)各請求項に記載の発明の実施にあた
り、板材の細部構造などは各請求項に記載の範囲におい
て種々の構成変更が可能である。
【0041】尚、〔課題を解決するための手段〕の項に
図面との対照を便利にするため符号を記すが、該記入に
より本発明は添付図面の構成に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面視拡大断面図
【図2】板材寸法諸元を説明するための拡大平面図
【図3】装置の全体構造を示す平面視断面図
【図4】装置の全体構造を示す正面図
【図5】装置の全体構造を示す側面視断面図
【図6】別実施形態を示す平面視拡大断面図
【図7】別実施形態における板材寸法諸元を説明するた
めの拡大平面図
【図8】従来構造を示す平面視断面図
【図9】他の従来構造を示す平面視断面図
【符号の説明】
2 板材 A 気流 4 溝 4a 溝壁面 S 多溝構造 2X 風上側傾斜部 2Y 中央屈曲部 2Z 風下側傾斜部 a 凸側風上傾斜面 b 凸側弧面 c 凸側風下傾斜面 d 凹側風上傾斜面 e 凹側弧面 f 凹側風下傾斜面 5 空洞 1 保持枠 6 連結具

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視における横断面形状が「へ」の字
    状の縦姿勢の板材を、その「へ」の字形状が同じ側を向
    く姿勢で板厚方向に間隔を設けて並設し、 これら板材どうしの間の間隙に横向きの液滴随伴気流を
    通過させる液滴分離装置であって、 上下方向に延びる溝が気流通過方向に多数並ぶ捕液用及
    び流下案内用の多溝構造を、前記板材の「へ」の字形状
    における凸側風上傾斜面の始端部から凸側風下傾斜面の
    始端部にかけての面に連続的に設けてある液滴分離装
    置。
  2. 【請求項2】 前記多溝構造を、前記板材の「へ」の字
    形状における凸側風上傾斜面の始端部から凸側風下傾斜
    面の終端部にかけての面に連続的に設けてある請求項1
    記載の液滴分離装置。
  3. 【請求項3】 前記板材の「へ」の字形状における中央
    屈曲部の凹側弧面の曲率半径を、その中央屈曲部の凸側
    弧面の曲率半径よりも大きくしてある請求項1又は2記
    載の液滴分離装置。
  4. 【請求項4】 前記板材の「へ」の字形状における中央
    屈曲部に、上下方向に延びる縦孔状の空洞を設け、 この空洞を、前記中央屈曲部の凹側弧面において上下方
    向に延びるスリット状に開口させてある請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の液滴分離装置。
  5. 【請求項5】 前記空洞を、前記板材の上下方向端部と
    板材群の保持枠とを連結する連結具の止め孔に兼用して
    ある請求項4記載の液滴分離装置。
  6. 【請求項6】 前記板材の「へ」の字形状における凹側
    風上傾斜面の始端部から凹側風下傾斜面の始端部にかけ
    ての面を、前記多溝構造が不存の一連の滑らかな凹曲
    面、又は、前記空洞のスリット状開口を除いて一連状の
    滑らかな凹曲面にしてある請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の液滴分離装置。
  7. 【請求項7】 前記多溝構造を、前記板材の「へ」の字
    形状における凹側風下傾斜面の始端部から終端部にかけ
    ての面に連続的に設けてある請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の液滴分離装置。
  8. 【請求項8】 前記多溝構造における各溝の風下側の溝
    壁面を、その溝の形成位置の板材姿勢に対して垂直な壁
    面、又は、溝開口側ほど風上側に位置する傾斜壁面にし
    てある請求項1〜7のいずれか1項に記載の液滴分離装
    置。
  9. 【請求項9】 前記板材の「へ」の字形状における風下
    側傾斜部を、風上側傾斜部よりも緩い傾斜姿勢にしてあ
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載の液滴分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006079379A1 (de) * 2005-01-25 2006-08-03 Rentschler Reven-Lüftungssysteme GmbH Profilschiene für ein abscheideelement zur entfernung von teilchen oder flüssigkeiten aus einem gasstrom und abscheideelement umfassend derartige profilschienen
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