JPH1157908A - 瓶容器の中栓の製造方法 - Google Patents
瓶容器の中栓の製造方法Info
- Publication number
- JPH1157908A JPH1157908A JP9216482A JP21648297A JPH1157908A JP H1157908 A JPH1157908 A JP H1157908A JP 9216482 A JP9216482 A JP 9216482A JP 21648297 A JP21648297 A JP 21648297A JP H1157908 A JPH1157908 A JP H1157908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現状の設備を一切変更することなく取り扱え
て発錆現象の発生を防止できる構成とされる瓶容器の中
栓の製造方法を提供する。 【解決手段】 天板6には表面処理加工を施された薄鉄
板を用い、栓体2にはプラスチック成形品を用いてなる
瓶容器の中栓1を製造するにあたり、前記薄鉄板を所要
寸法に打ち抜くとともに天板外形にプレス成形し、その
外周の天面6aに対する垂下部6bの下端6b’を所定
量内向きにカールさせ、前記カールさせた下端6b’を
前記垂下部6bの内側に沿わせて折り曲げ加工して天板
6を得て、得られた天板6を、前記栓体2の上部に被
せ、その天板6の前記垂下部6bを前記栓体2の鍔部3
外周に被嵌してその垂下部6b下部6b”を内側に絞縮
して一体的に固着させる。
て発錆現象の発生を防止できる構成とされる瓶容器の中
栓の製造方法を提供する。 【解決手段】 天板6には表面処理加工を施された薄鉄
板を用い、栓体2にはプラスチック成形品を用いてなる
瓶容器の中栓1を製造するにあたり、前記薄鉄板を所要
寸法に打ち抜くとともに天板外形にプレス成形し、その
外周の天面6aに対する垂下部6bの下端6b’を所定
量内向きにカールさせ、前記カールさせた下端6b’を
前記垂下部6bの内側に沿わせて折り曲げ加工して天板
6を得て、得られた天板6を、前記栓体2の上部に被
せ、その天板6の前記垂下部6bを前記栓体2の鍔部3
外周に被嵌してその垂下部6b下部6b”を内側に絞縮
して一体的に固着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として日本酒な
ど醸造酒のような飲料を充填する瓶容器の口部に嵌めて
封緘するのに使用される瓶容器の中栓の製造方法に関す
るものである。
ど醸造酒のような飲料を充填する瓶容器の口部に嵌めて
封緘するのに使用される瓶容器の中栓の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近時、生活環境の変化とともに、アルコ
ール飲料(酒類)は清酒よりもビールや洋酒などが多く
消費されるようになり、従来主流をなしていた日本酒の
飲用が次第に減少しつつある。そのため、汎用されてい
た1.8リットル入り(1升入り)瓶詰清酒の需要も減
少して清酒の場合、200ミリリットルの小型瓶容器入
りや紙パック入りのものが手軽で便利なものとして流通
している。しかしながら、1.8リットルや750ミリ
リットルの瓶入りの清酒は、年間を通じて贈答用とし
て、あるいは吟醸酒など高級清酒などとして多く消費さ
れている。
ール飲料(酒類)は清酒よりもビールや洋酒などが多く
消費されるようになり、従来主流をなしていた日本酒の
飲用が次第に減少しつつある。そのため、汎用されてい
た1.8リットル入り(1升入り)瓶詰清酒の需要も減
少して清酒の場合、200ミリリットルの小型瓶容器入
りや紙パック入りのものが手軽で便利なものとして流通
している。しかしながら、1.8リットルや750ミリ
リットルの瓶入りの清酒は、年間を通じて贈答用とし
て、あるいは吟醸酒など高級清酒などとして多く消費さ
れている。
【0003】従来、清酒の1.8リットル入りや750
ミリリットル入りの瓶容器における口部を封緘するに
は、周知のように、瓶の口に中栓を嵌め込み、その外側
にアルミニウム製の封緘筒を被せてシールされている。
そして、前記中栓10としては、図3で示されるよう
に、栓体11をポリエチレン樹脂など可塑性材料で形成
されたものに、その鍔部12に金属板製の天板13を被
せるようにして取り付けたものが多く用いられている。
そして、前記栓体11と天板13との取り付け手段とし
ては、その栓体11の鍔部12に対して金属板(通常、
薄鉄板に表面処理をして表側に商標などを表す文字や図
柄が印刷されている)にてなる天板13を被せて、その
天板13の周端部13aを内側に折り曲げて栓体11の
鍔部12を抱持するようにして固着されている。
ミリリットル入りの瓶容器における口部を封緘するに
は、周知のように、瓶の口に中栓を嵌め込み、その外側
にアルミニウム製の封緘筒を被せてシールされている。
そして、前記中栓10としては、図3で示されるよう
に、栓体11をポリエチレン樹脂など可塑性材料で形成
されたものに、その鍔部12に金属板製の天板13を被
せるようにして取り付けたものが多く用いられている。
そして、前記栓体11と天板13との取り付け手段とし
ては、その栓体11の鍔部12に対して金属板(通常、
薄鉄板に表面処理をして表側に商標などを表す文字や図
柄が印刷されている)にてなる天板13を被せて、その
天板13の周端部13aを内側に折り曲げて栓体11の
鍔部12を抱持するようにして固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように形成され
る中栓を使用して封緘された清酒瓶容器にあっては、瓶
詰後流通段階を経て消費者の手元に渡るまでに、比較的
長い期間経過することになり、瓶詰工程においてはどう
しても水分の付着が避けられず、かつ中栓の外側を封緘
筒で被覆されることになって、外部から中栓の状態を確
認することができない。このような状態にあるので、例
えば瓶詰された清酒が長い期間を経て消費者に渡り開封
した際、中栓の鍔部の周囲で発錆して外観的に不都合が
生じる、などの問題点がある。特に、贈答品として送ら
れた場合、前述のような発錆があると、如何に瓶詰時期
が消費者の手元に渡るまで短い期間であっても、受け取
り側では古い商品のような印象を受け、贈答品として著
しく信用を傷つけることになる。また、瓶の口端部に錆
(鉄錆)が付着すると、瓶を回収して再使用する際に如
何に丁寧な瓶の洗浄を行っても付着している錆を除去す
ることは困難である。そのため、錆の除去されない瓶は
再使用できず、廃棄されることになり経済的に不都合で
ある。
る中栓を使用して封緘された清酒瓶容器にあっては、瓶
詰後流通段階を経て消費者の手元に渡るまでに、比較的
長い期間経過することになり、瓶詰工程においてはどう
しても水分の付着が避けられず、かつ中栓の外側を封緘
筒で被覆されることになって、外部から中栓の状態を確
認することができない。このような状態にあるので、例
えば瓶詰された清酒が長い期間を経て消費者に渡り開封
した際、中栓の鍔部の周囲で発錆して外観的に不都合が
生じる、などの問題点がある。特に、贈答品として送ら
れた場合、前述のような発錆があると、如何に瓶詰時期
が消費者の手元に渡るまで短い期間であっても、受け取
り側では古い商品のような印象を受け、贈答品として著
しく信用を傷つけることになる。また、瓶の口端部に錆
(鉄錆)が付着すると、瓶を回収して再使用する際に如
何に丁寧な瓶の洗浄を行っても付着している錆を除去す
ることは困難である。そのため、錆の除去されない瓶は
再使用できず、廃棄されることになり経済的に不都合で
ある。
【0005】このような問題が発生する原因を検討して
みるに、中栓10の天板13は前述のように薄鉄板を使
用して形成されるので、如何に表面処理されたものであ
っても、その切り口は金属そのものが露出しており、こ
の切り口15が露出した状態で栓体11と天板13が組
み合わされている。したがって、その天板13の切り口
15が水分と接して酸化され、錆となるのである。この
ようなことから、天板に使用する材料に発錆の少ない金
属材料(例えばアルミニウム)を用いることやプラスチ
ックで全体を形成すること、あるいは構造を変更して発
錆部分がない構造とすることなど、種々の試みがなされ
ている。しかしながら、瓶詰・封緘作業では、瓶の口部
に中栓を嵌める作業を自動的に行わせるのに、その中栓
を自動的に整列させて搬送するために磁石を用いて中栓
を吸着させ、向きを揃える操作が行われている。そのた
めに、前述のような非磁性材料を使用して中栓の天板を
形成した中栓やプラスチック材料で中栓全体を形成した
ものは、現状の充填・封緘作業工程で採用できないこと
になる。もっとも、新たな充填・封緘ラインを設置すれ
ば、前述のような非発錆構造にされた中栓を用いること
も可能となるが、このようなことは設備の新設などで生
産コストに大きく影響することから実用的ではない。し
たがって、現状では前述のような発錆現象を阻止するこ
とが困難である。
みるに、中栓10の天板13は前述のように薄鉄板を使
用して形成されるので、如何に表面処理されたものであ
っても、その切り口は金属そのものが露出しており、こ
の切り口15が露出した状態で栓体11と天板13が組
み合わされている。したがって、その天板13の切り口
15が水分と接して酸化され、錆となるのである。この
ようなことから、天板に使用する材料に発錆の少ない金
属材料(例えばアルミニウム)を用いることやプラスチ
ックで全体を形成すること、あるいは構造を変更して発
錆部分がない構造とすることなど、種々の試みがなされ
ている。しかしながら、瓶詰・封緘作業では、瓶の口部
に中栓を嵌める作業を自動的に行わせるのに、その中栓
を自動的に整列させて搬送するために磁石を用いて中栓
を吸着させ、向きを揃える操作が行われている。そのた
めに、前述のような非磁性材料を使用して中栓の天板を
形成した中栓やプラスチック材料で中栓全体を形成した
ものは、現状の充填・封緘作業工程で採用できないこと
になる。もっとも、新たな充填・封緘ラインを設置すれ
ば、前述のような非発錆構造にされた中栓を用いること
も可能となるが、このようなことは設備の新設などで生
産コストに大きく影響することから実用的ではない。し
たがって、現状では前述のような発錆現象を阻止するこ
とが困難である。
【0006】本発明では、このような問題点を解決し
て、現状の設備を一切変更することなく取り扱えて発錆
現象の発生を防止できる構成とされる瓶容器の中栓の製
造方法を提供することを目的とするものである。
て、現状の設備を一切変更することなく取り扱えて発錆
現象の発生を防止できる構成とされる瓶容器の中栓の製
造方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】このよ
うな目的を達成するために、本発明の瓶容器の中栓の製
造方法は、天板には表面処理加工を施された薄鉄板を用
い、栓体にはプラスチック成形品を用いてなる瓶容器の
中栓を製造するにあたり、 a)前記薄鉄板を所要寸法に打ち抜くとともに天板外形
にプレス成形し、 b)前記プレス成形外周の天面に対する垂下部の下端部
分を所定量内向きに屈曲させ、 c)前記屈曲させた下端部分を前記垂下部の内側に沿わ
せて折り曲げ加工して天板を得る、 d)得られた天板を、前記栓体の上部に被せ、その天板
の前記垂下部を前記栓体の鍔部外周に被嵌して、前記内
折り曲げされた垂下部の下部を内側に絞縮して一体的に
固着させることを特徴とする。
うな目的を達成するために、本発明の瓶容器の中栓の製
造方法は、天板には表面処理加工を施された薄鉄板を用
い、栓体にはプラスチック成形品を用いてなる瓶容器の
中栓を製造するにあたり、 a)前記薄鉄板を所要寸法に打ち抜くとともに天板外形
にプレス成形し、 b)前記プレス成形外周の天面に対する垂下部の下端部
分を所定量内向きに屈曲させ、 c)前記屈曲させた下端部分を前記垂下部の内側に沿わ
せて折り曲げ加工して天板を得る、 d)得られた天板を、前記栓体の上部に被せ、その天板
の前記垂下部を前記栓体の鍔部外周に被嵌して、前記内
折り曲げされた垂下部の下部を内側に絞縮して一体的に
固着させることを特徴とする。
【0008】本発明にては、このようにすることで、プ
レス成形される天板の切断端の金属露出面が内側に巻き
込まれた状態に形成されてプラスチック製の栓体と一体
に結合させる加工時(絞縮加工)に、さらに切り口であ
った部分が結合される内部深くに包み込まれるので、外
気と遮断されて水分との接触が防止でき、その結果、従
来の充填・封緘ラインで使用されても何ら支障のないも
のとなり、清酒などを充填した瓶容器の中栓として発錆
を誘発することなく長期使用に耐えるものが得られる。
しかも、製造工程ではいわゆるプレス作業によって一連
の加工を施すことが可能であるから、生産コストを高め
ることもなく、廉価で提供できる経済的効果をも奏する
のである。
レス成形される天板の切断端の金属露出面が内側に巻き
込まれた状態に形成されてプラスチック製の栓体と一体
に結合させる加工時(絞縮加工)に、さらに切り口であ
った部分が結合される内部深くに包み込まれるので、外
気と遮断されて水分との接触が防止でき、その結果、従
来の充填・封緘ラインで使用されても何ら支障のないも
のとなり、清酒などを充填した瓶容器の中栓として発錆
を誘発することなく長期使用に耐えるものが得られる。
しかも、製造工程ではいわゆるプレス作業によって一連
の加工を施すことが可能であるから、生産コストを高め
ることもなく、廉価で提供できる経済的効果をも奏する
のである。
【0009】また、本発明の中栓の製造方法において、
天板外形の外周の垂下部下端部分を内側に折り曲げて、
その垂下部内側に沿わせる操作については、その垂下部
下端部分をカールさせて後、プレス型により内側に沿わ
せるように加工してもよい。
天板外形の外周の垂下部下端部分を内側に折り曲げて、
その垂下部内側に沿わせる操作については、その垂下部
下端部分をカールさせて後、プレス型により内側に沿わ
せるように加工してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明による瓶容器の中栓
の製造方法の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
の製造方法の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
【0011】図1に本発明の製造方法によって得られた
瓶容器の中栓の一実施例の拡大断面図が示されている。
この中栓1は、栓体2をポリエチレン樹脂にて成形さ
れ、天板6を薄鉄板によって形成され、その栓体2の鍔
部3に前記天板6を被嵌させて周端部7をその鍔部3の
下側に形成される段部4に沿うように内側へ巻き込んだ
状態に絞縮して装着されている。
瓶容器の中栓の一実施例の拡大断面図が示されている。
この中栓1は、栓体2をポリエチレン樹脂にて成形さ
れ、天板6を薄鉄板によって形成され、その栓体2の鍔
部3に前記天板6を被嵌させて周端部7をその鍔部3の
下側に形成される段部4に沿うように内側へ巻き込んだ
状態に絞縮して装着されている。
【0012】このような構成の中栓1を作成するには、
次の過程を経て製作される。この製作の過程を図2
(a)〜(d)によって説明する。まず、天板6に使用
される材料としては、薄鉄板の両面に周知の合成樹脂系
の塗料をコーティングされたものを使用する。もちろ
ん、所要寸法の円形に打ち抜かれる範囲には製品となっ
たとき表示される図柄や商標などの文字が印刷されてい
る。なお、栓体2は内部を空洞に成形され、周囲に鍔部
3を形成された周知形状のものが使用される。もちろ
ん、この栓体2については、発泡ポリエチレンのような
材料による実体形状のものであっても外形が所定寸法で
あれば、何ら支障はない。
次の過程を経て製作される。この製作の過程を図2
(a)〜(d)によって説明する。まず、天板6に使用
される材料としては、薄鉄板の両面に周知の合成樹脂系
の塗料をコーティングされたものを使用する。もちろ
ん、所要寸法の円形に打ち抜かれる範囲には製品となっ
たとき表示される図柄や商標などの文字が印刷されてい
る。なお、栓体2は内部を空洞に成形され、周囲に鍔部
3を形成された周知形状のものが使用される。もちろ
ん、この栓体2については、発泡ポリエチレンのような
材料による実体形状のものであっても外形が所定寸法で
あれば、何ら支障はない。
【0013】まず、前記薄鉄板を用いて所要寸法(プレ
ス加工されて目的の天板が得られる外形寸法)の円形に
打ち抜き、この円形の素材をプレス工程で、図2(a)
に示されるように、天板となる外形に成形された第1成
形部材6Aを得る。この時点では、天面6aに対する垂
下部(外周部)6bの高さ寸法が前記栓体2の鍔部3の
高さ寸法より充分高い寸法となるようにされる。
ス加工されて目的の天板が得られる外形寸法)の円形に
打ち抜き、この円形の素材をプレス工程で、図2(a)
に示されるように、天板となる外形に成形された第1成
形部材6Aを得る。この時点では、天面6aに対する垂
下部(外周部)6bの高さ寸法が前記栓体2の鍔部3の
高さ寸法より充分高い寸法となるようにされる。
【0014】次に、図2(b)にて示されるように、前
工程で成形された第1成形部材6Aをローリングして垂
下部(外周部)6bの下端6b’を所要量内側に向けて
絞り込む。この内側に絞り込まれる垂下部6bの下端6
b’の曲げ寸法は、垂下部6bの高さ寸法から前記栓体
2の鍔部3の厚み寸法を減じた寸法の約1/2となるよ
うにされるのがよい。具体例では約1mmとされてい
る。この内側に絞り込まれる垂下部6bの下端6b’の
曲げ寸法については、あまり多くなると垂下部6b全体
の剛性が増して、最終の栓体2との絞縮結合加工が困難
で、しかも絞縮部分に絞り皺が発生して水分の誘引原因
ともなるのみならず、外観上も見苦しくなるので、必要
最小限に止めるのが好ましい。
工程で成形された第1成形部材6Aをローリングして垂
下部(外周部)6bの下端6b’を所要量内側に向けて
絞り込む。この内側に絞り込まれる垂下部6bの下端6
b’の曲げ寸法は、垂下部6bの高さ寸法から前記栓体
2の鍔部3の厚み寸法を減じた寸法の約1/2となるよ
うにされるのがよい。具体例では約1mmとされてい
る。この内側に絞り込まれる垂下部6bの下端6b’の
曲げ寸法については、あまり多くなると垂下部6b全体
の剛性が増して、最終の栓体2との絞縮結合加工が困難
で、しかも絞縮部分に絞り皺が発生して水分の誘引原因
ともなるのみならず、外観上も見苦しくなるので、必要
最小限に止めるのが好ましい。
【0015】このようにして垂下部6bの下端6b’を
内向きに曲げる第2の工程を経た成形部材は、次の工程
でプレス加工して内向きに絞られている下端6b’部分
を、こんどは図2(c)で示されるように、垂下部6b
の内周面に沿うように折り曲げ、天板中間製品6Bを得
る。こうすることによって、天板6を形成する薄鉄板の
切り口6dが成形された天板中間製品6Bの内部に囲わ
れることになる。
内向きに曲げる第2の工程を経た成形部材は、次の工程
でプレス加工して内向きに絞られている下端6b’部分
を、こんどは図2(c)で示されるように、垂下部6b
の内周面に沿うように折り曲げ、天板中間製品6Bを得
る。こうすることによって、天板6を形成する薄鉄板の
切り口6dが成形された天板中間製品6Bの内部に囲わ
れることになる。
【0016】前述のようにして得られた天板中間製品6
Bは、別途成形機(図示せず)によって製作されたプラ
スチック製の栓体2と、組立装置(図示せず)によって
図2(d)で示されるように、その栓体2の鍔部3に被
嵌させて、折り曲げ処理されている垂下部6bの下部6
b”を栓体2の鍔部3の下面(段部4)に沿うように絞
縮加工されることで一体に組み立てられ、中栓1が出来
上がるのである。
Bは、別途成形機(図示せず)によって製作されたプラ
スチック製の栓体2と、組立装置(図示せず)によって
図2(d)で示されるように、その栓体2の鍔部3に被
嵌させて、折り曲げ処理されている垂下部6bの下部6
b”を栓体2の鍔部3の下面(段部4)に沿うように絞
縮加工されることで一体に組み立てられ、中栓1が出来
上がるのである。
【0017】このようにして得られた中栓1は、金属板
(薄鉄板)で形成されている天板6が、その切り出し端
面(切り口6d)を内側に巻き込んだ後にプラスチック
製栓体2の鍔部3を包むようにして絞縮結合されるの
で、金属面の露出部分が完全に内部に包み込まれ、外気
と接触することのない状態とすることができる。したが
って、瓶の封緘時に水分と接触することがあっても、封
緘をされて後、流通経路を経て消費者の手に渡る間で発
錆することはない。
(薄鉄板)で形成されている天板6が、その切り出し端
面(切り口6d)を内側に巻き込んだ後にプラスチック
製栓体2の鍔部3を包むようにして絞縮結合されるの
で、金属面の露出部分が完全に内部に包み込まれ、外気
と接触することのない状態とすることができる。したが
って、瓶の封緘時に水分と接触することがあっても、封
緘をされて後、流通経路を経て消費者の手に渡る間で発
錆することはない。
【0018】上述のように、本発明の製造方法により得
られた中栓によれば、従来問題とされていた発錆原因と
なる部分を確実に内部に閉じ込めて通常の取扱では発錆
を防止できることになり、しかも、従来の充填・封緘ラ
インを使用して清酒など瓶容器による飲料の封緘流通を
容易にし、生産コストを高めることなく瓶詰飲料の提供
が安心して行えることになる。
られた中栓によれば、従来問題とされていた発錆原因と
なる部分を確実に内部に閉じ込めて通常の取扱では発錆
を防止できることになり、しかも、従来の充填・封緘ラ
インを使用して清酒など瓶容器による飲料の封緘流通を
容易にし、生産コストを高めることなく瓶詰飲料の提供
が安心して行えることになる。
【0019】また、前記実施例において、栓体2の上部
内周に複数個所で弱め部を設けておくようにすれば、瓶
内容物を消費した後における容器の回収後、この中栓を
熱湯に浸たすことにより、その栓体部分が収縮されるの
で、天板部分と栓体とを簡単に分離させることができ、
金属と樹脂とに分別して回収しリサイクルできることに
なる。
内周に複数個所で弱め部を設けておくようにすれば、瓶
内容物を消費した後における容器の回収後、この中栓を
熱湯に浸たすことにより、その栓体部分が収縮されるの
で、天板部分と栓体とを簡単に分離させることができ、
金属と樹脂とに分別して回収しリサイクルできることに
なる。
【図1】図1は、本発明の製造方法によって得られた瓶
容器の中栓の一具体例の拡大一部断面図である。
容器の中栓の一具体例の拡大一部断面図である。
【図2】図2は、本発明の中栓の製造過程を説明する図
であって、(a)は第1工程で円形に切り抜かれた板を
天板の外形にプレスされて第1成形部材を得た状態を、
(b)は第2工程で第1成形部材の下端部をカールした
態様を、(c)は第3工程で第1成形部材の下端部が内
側に折り曲げられて得られた天板の中間製品を、(d)
は得られた天板の中間製品と栓体との結合の工程を、そ
れぞれ表している。
であって、(a)は第1工程で円形に切り抜かれた板を
天板の外形にプレスされて第1成形部材を得た状態を、
(b)は第2工程で第1成形部材の下端部をカールした
態様を、(c)は第3工程で第1成形部材の下端部が内
側に折り曲げられて得られた天板の中間製品を、(d)
は得られた天板の中間製品と栓体との結合の工程を、そ
れぞれ表している。
【図3】図3は、従来使用されている瓶容器の中栓の拡
大一部断面図である。
大一部断面図である。
1 中栓 2 栓体 3 栓体の鍔部 4 栓体の鍔部下面の段部 6 天板 6a 天板の天面 6b 天板の垂下部(外周部) 6b’ 天板の垂下部下端 6b” 天板の垂下部下部
Claims (1)
- 【請求項1】 天板には表面処理加工を施された薄鉄板
を用い、栓体にはプラスチック成形品を用いてなる瓶容
器の中栓を製造するにあたり、 a)前記薄鉄板を所要寸法に打ち抜くとともに天板外形
にプレス成形し、 b)前記プレス成形外周の天面に対する垂下部の下端部
分を所定量内向きに屈曲させ、 c)前記屈曲させた下端部分を前記垂下部の内側に沿わ
せて折り曲げ加工して天板を得る、 d)得られた天板を、前記栓体の上部に被せ、その天板
の前記垂下部を前記栓体の鍔部外周に被嵌して、前記内
折り曲げされた垂下部の下部を内側に絞縮して一体的に
固着させることを特徴とする瓶容器の中栓の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9216482A JPH1157908A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 瓶容器の中栓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9216482A JPH1157908A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 瓶容器の中栓の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1157908A true JPH1157908A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16689130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9216482A Ceased JPH1157908A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 瓶容器の中栓の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1157908A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008302939A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kita Sangyo Co Ltd | 瓶栓 |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP9216482A patent/JPH1157908A/ja not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008302939A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kita Sangyo Co Ltd | 瓶栓 |
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