JPH1160403A - 殺菌組成物 - Google Patents

殺菌組成物

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JPH1160403A
JPH1160403A JP12717598A JP12717598A JPH1160403A JP H1160403 A JPH1160403 A JP H1160403A JP 12717598 A JP12717598 A JP 12717598A JP 12717598 A JP12717598 A JP 12717598A JP H1160403 A JPH1160403 A JP H1160403A
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JP
Japan
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mosm
osmotic pressure
surfactant
solution
sterilization composition
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12717598A
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English (en)
Inventor
Shuichi Nishihata
秀一 西畑
Masayo Yamaguchi
雅代 山口
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Senju Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 高張液に界面活性剤を配合してなること
を特徴とする殺菌組成物である。この高張液の浸透圧値
が300mOsm以上である。このような殺菌組成物
は、外用剤、消毒剤、コンタクトレンズ用剤等に好適で
ある。 【効果】 高張液に界面活性剤を配合した本発明の殺菌
組成物は、予想外にも高い殺菌活性を有するものであ
り、このような高い殺菌組成物は、外用剤、消毒剤、コ
ンタクトレンズ用剤等に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は殺菌組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤は、4級アンモニウム塩等を
除くと、一般的にそれ単独では殺菌活性はほとんど無い
かあるいは弱いものである。しかしながら、界面活性剤
を、殺菌力がほとんど無いかあるいは弱い他の材料に配
合してその殺菌力を増強することは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殺菌剤とし
て顧みられなかった界面活性剤を他の材料に配合して、
殺菌剤としての未知の用途を開拓することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、殺菌剤と
して顧みられなかった界面活性剤が、高浸透圧下におい
ては予想外にも強い殺菌作用を有することを見出した。
【0005】本発明はかかる新知見に基づいて完成され
たものであり、下記の特徴を有するものである。 (1) 高張液に界面活性剤を配合してなることを特徴とす
る殺菌組成物。 (2) 界面活性剤が、両性界面活性剤である上記 (1)に記
載の殺菌組成物。 (3) 高張液の浸透圧値が300mOsm以上である上記
(1)に記載の殺菌組成物。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、「高張液」とは、生体の生理浸透圧よ
りも高い浸透圧を有する溶液をいい、その具体的な浸透
圧値としては、300mOsm以上、好ましくは400
mOsm以上、より好ましくは1000mOsm以上、
さらに好ましくは2000mOsm以上である。浸透圧
値が300mOsm未満である場合、高浸透圧とは言え
ず、本発明の組成物が殺菌効果を発揮できない。この浸
透圧値の上限は特に制限されないが、実質的には、下記
の等張化剤として使用される物質が最大限に溶解した状
態で高張液中に存在する時の値であり、例えば、等張化
剤が塩化ナトリウムである場合には浸透圧の上限は90
00mOsm程度である。
【0007】本発明で使用される高張液としては、特に
制限されないが、例えば、一般的に等張化剤として使用
される、塩化ナトリウム、塩化カリウム、ブドウ糖、グ
リセリン等の水溶液であって、300mOsm以上の浸
透圧を有する水溶液が挙げられる。
【0008】上記の高張液に配合される界面活性剤とし
ては、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イ
オン界面活性剤、両性界面活性剤のいずれもが使用可能
である。非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリソ
ルベート80、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ステ
アリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル等が挙げられる。陰イオン界面活性剤として
は、例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロ
イル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、ミリス
チルサルコシンナトリウム等が挙げられる。陽イオン界
面活性剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩
化ベンゼトニウム、セチルピリジニウムクロライド、セ
チルトリメチルアンモニウムクロライド等が挙げられ
る。両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシ
メチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、塩酸アルキルジアミノグリシン等が挙げられる。こ
れらの界面活性剤は単独で使用してもよく、また所望に
より、2種以上組み合わせて使用してもよい。
【0009】界面活性剤の配合量は、本発明の殺菌組成
物が充分な殺菌力を有する量であればよいが、本発明組
成物中、好ましくは0.0001〜10w/v%、より
好ましくは0.001〜0.1w/v%である。この配
合量が0.0001w/v%未満の場合、組成物の殺菌
力が不充分となる恐れがあり、逆にこの配合量が10w
/v%を超える場合、強い刺激を有する恐れがある。
【0010】本発明組成物には、必要に応じて、殺菌
剤、緩衝剤、キレート化剤、粘稠剤、湿潤剤、洗浄向上
剤等を配合してもよい。これらは、本発明の目的を逸脱
しない範囲で配合される。
【0011】殺菌剤としては、例えば、塩化ベンゼトニ
ウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸および
その塩、チメロサール、クロロブタノール、フェネチル
アルコール、p−オキシ安息香酸エステル類等が挙げら
れる。
【0012】緩衝剤は、本発明の殺菌組成物のpHが約
4〜10、好ましくは約5〜8の範囲となるように用い
られ、酸とその塩、塩基とその塩を常法により、所望の
pHとなるように組み合わせて使用することができ、例
えば、ホウ酸、ホウ砂、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、酒石酸、酒石酸ナトリウム、グルコン酸、グルコン
酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、リン酸、リン酸
一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、各種アミ
ノ酸等またはそれらの組合せが挙げられる。
【0013】キレート化剤としては、例えば、エデト酸
ナトリウム、クエン酸ナトリウム、縮合リン酸ナトリウ
ム等が挙げられる。
【0014】粘稠剤としては、例えばヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
【0015】湿潤剤としては、例えば、グリセリン、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール等が挙げ
られる。
【0016】洗浄向上剤としては、例えば、蛋白分解酵
素、脂質分解酵素、多糖類分解酵素、過酸化塩等が挙げ
られる。蛋白分解酵素としては、例えば、パパイン、パ
ンクレアチン、トリプシン、ブロメライン等が挙げられ
る。脂質分解酵素としては、例えば、ホスホリパーゼ、
膵リパーゼ等が挙げられる。多糖類分解酵素としては、
例えば、キトサン分解酵素、ムチン分解酵素、リゾチー
ム、ヘパリナーゼ、ヒアルロニダーゼ等が挙げられる。
過酸化塩としては、例えば、過炭酸塩、過ほう酸塩、過
酸化水素水等が挙げられる。
【0017】本発明の殺菌組成物は、エシェリシア・コ
リ(Escherichia coli)、シュウドモナス・エルギノー
ザ(Pseudomonas aeruginosa)、スタヒロコッカス・ア
ウレウス(Staphylococcus aureus )等の菌に対して使
用できる。
【0018】本発明の殺菌組成物は、例えば、外用剤、
消毒剤、コンタクトレンズ用剤等に使用される。
【0019】以下、実施例及び試験例を挙げて本発明を
より詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0020】
【実施例】
実施例1 <試験溶液> (A) 1w/v%ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン水
溶液(浸透圧:49mOsm) (B) 1.24w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v
%のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透
圧:400mOsm) (C) 3.1w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v%
のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透圧:
1000mOsm) (D) 6.2w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v%
のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透圧:
2000mOsm) (E) 9.3w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v%
のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透圧:
3000mOsm) (F) 12.4w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v
%のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透
圧:4000mOsm) (G) 15w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v%の
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透圧:4
970mOsm) (H) 28w/v%塩化ナトリウム水溶液(1w/v%の
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン含有、浸透圧:9
000mOsm) (I) 15w/v%塩化ナトリウム水溶液(浸透圧:49
30mOsm)
【0021】<試験方法>上記試験溶液に以下の各試験
菌を106 cells/mlとなるように接種し、6時間後の生
菌数を測定した。 <試験菌> ・エシェリシア・コリ(Escherichia coli,ATCC,
No.8739) ・シュウドモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aerugi
nosa,ATCC,No.9027)
【0022】
【表1】
【0023】表1により、試験溶液(B) 〜 (H) は、エ
シェリシア・コリに対して有効な殺菌力を示しており、
6時間後において著しい生菌の減少が認められ、また試
験溶液(F) 〜 (H) は、シュウドモナス・エルギノーザ
に対して6時間後において完全に殺菌しており、試験溶
液(A) および(I) と比較してあきらかにその殺菌作用に
差が認められた。
【0024】 製剤処方例1 (にきび治療剤) レゾルシン 0.1g 塩化ナトリウム 12.5g ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1g 滅菌蒸留水 適量 全量 100ml 浸透圧値 3780mOsm 上記製剤を実施例1と同様の方法により試験したとこ
ろ、エシェリシア・コリおよびシュウドモナス・エルギ
ノーザを完全に殺菌していた。
【0025】 製剤処方例2 (ハードコンタクトレンズ・酸素透過性ハードコンタクトレンズ用保存液) マクロゴール4000 0.05g ホウ酸 0.5g ホウ砂 0.15g エデト酸ナトリウム 0.05g 塩化ナトリウム 12.5g ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1g 滅菌蒸留水 適量 全量 100ml 浸透圧値 4010mOsm 上記製剤を実施例1と同様の方法により試験したとこ
ろ、エシェリシア・コリおよびシュウドモナス・エルギ
ノーザを完全に殺菌していた。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、高張液に
界面活性剤を配合した本発明の殺菌組成物は、予想外に
も高い殺菌活性を有するものであり、このような高い殺
菌組成物は、外用剤、消毒剤、コンタクトレンズ用剤等
に使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高張液に界面活性剤を配合してなること
    を特徴とする殺菌組成物。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が、両性界面活性剤であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の殺菌組成物。
  3. 【請求項3】 高張液の浸透圧値が300mOsm以上
    であることを特徴とする請求項1に記載の殺菌組成物。
JP12717598A 1997-06-13 1998-05-11 殺菌組成物 Withdrawn JPH1160403A (ja)

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JP12717598A JPH1160403A (ja) 1997-06-13 1998-05-11 殺菌組成物

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JP15639797 1997-06-13
JP9-156397 1997-06-13
JP12717598A JPH1160403A (ja) 1997-06-13 1998-05-11 殺菌組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004317769A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Asahi Kasei Aimii Kk コンタクトレンズ用液剤
JP2024105421A (ja) * 2011-10-08 2024-08-06 ネクスト サイエンス アイピー ホールディングス ピーティワイ エルティーディ 抗微生物性組成物とその使用方法

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