JPH116071A - プラズマcvd法及びプラズマcvd装置 - Google Patents

プラズマcvd法及びプラズマcvd装置

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JPH116071A
JPH116071A JP9155420A JP15542097A JPH116071A JP H116071 A JPH116071 A JP H116071A JP 9155420 A JP9155420 A JP 9155420A JP 15542097 A JP15542097 A JP 15542097A JP H116071 A JPH116071 A JP H116071A
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thin film
film
insulating layer
metal
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康憲 金
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    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
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    • H01J37/32761Continuous moving
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J2237/20Positioning, supporting, modifying or maintaining the physical state of objects being observed or treated
    • H01J2237/2001Maintaining constant desired temperature
    • HELECTRICITY
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    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマCVD法によって成膜を行うに際し
て、支持体を十分に冷却して熱変形を抑えるとともに、
異常放電を防止し、成膜に支障を来すことなくCVD膜
を成膜する。 【解決手段】 長尺状の非磁性支持体上に金属薄膜を形
成した後、この非磁性支持体を、冷却キャンに沿って連
続走行させながら、金属薄膜上にプラズマCVD法によ
って薄膜を成膜するに際して、上記冷却キャンとして、
金属キャン12の外周面全面にセラミックよりなる絶縁
層15が0.3〜1.0mmの厚さで形成されてなるも
のを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体のカ
ーボン保護膜等を成膜するためのプラズマCVD法及び
プラズマCVD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属磁性薄膜を磁性層とする、いわゆる
金属磁性薄膜型の磁気記録媒体では、磁気ヘッド等との
摺動性を改善するために、通常、金属磁性薄膜上に硬質
の保護膜が設けられる。
【0003】この硬質の保護膜としては、カーボン膜、
石英(SiO2)膜、ジルコニア(ZrO2)膜等が挙げ
られ、中でもダイヤモンド構造を有するダイヤモンドラ
イクカーボン(DLC)膜は、硬度が高く、保護効果に
優れることから期待される。
【0004】このDLC膜の成膜には、例えばプラズマ
CVD(化学気相成長)法が用いられる。
【0005】プラズマCVD法によってDLC膜を成膜
するには、金属磁性薄膜が形成された長尺状のプラスチ
ックフィルム(支持体)を円筒キャンに沿って走行させ
ながら反応管の上を通過させる。この反応管内には直流
電源と接続された放電電極が設けられており、管内に導
入された原料ガスがこの電極を通過する時にプラズマと
なり、分解されてプラスイオンを生じる。そして、この
生じたプラスイオンは、円筒キャンに沿って連続走行す
る金属磁性薄膜表面に向かって入射し、堆積することで
DLC膜が成膜される。なお、ここで上記円筒キャン
は、支持体の幅よりも広めとなされ、支持体の両側から
円筒キャンの端部がはみ出したかたちになっている。こ
れは、走行時における支持体の幅方向の走行変動や支持
体自体の幅方向の長さムラに対応するためである。
【0006】ところで、プラズマCVD法によって成膜
を行う場合、支持体は、反応管の上を通過する際にプラ
ズマの熱と電極の発熱によって60〜70℃程度にまで
加熱される可能性がある。一方、例えばポリエチレンテ
レフタレート等よりなるプラスチックフィルムは、耐熱
温度が60〜70℃であるので、このように加熱された
場合には熱変形の問題が生じる。
【0007】このため、プラズマCVD法では、円筒キ
ャンに冷却機能を持たせるとともに円筒キャン自身を熱
伝導率の高い金属、例えばステンレスロールの上にクロ
ムメッキを施した構成とすることで、このような支持体
の熱変形を回避するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円筒キ
ャンを金属のような導通体で構成すると、特に支持体か
らはみ出す円筒キャンの端部にプラズマやプラスイオン
が流れ易くなり、異常放電が引き起こされる。その結
果、成膜に支障を来したり、円筒キャンに傷が発生する
といった問題が生じる。
【0009】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、支持体の熱変形や異常放
電が防止されるプラズマCVD法及びプラズマCVD装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のプラズマCVD法は、長尺状の非磁性支
持体上に金属薄膜を形成した後、この非磁性支持体を、
冷却キャンに沿って連続走行させながら、金属薄膜上に
プラズマCVD法によって薄膜を成膜するに際して、上
記冷却キャンとして、金属キャンの外周面全面にセラミ
ックよりなる絶縁層が0.3〜1.0mmの厚さで形成
されてなるものを用いることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明のプラズマCVD装置は、冷
却キャンと、原料ガスをプラズマによって化学反応させ
るための反応管を有し、上記冷却キャンは、金属キャン
の外周面全面に絶縁性セラミックよりなる絶縁層が0.
3〜1.0mmの厚さで形成されてなることを特徴とす
るものである。
【0012】円筒キャンの外周面全面に絶縁性セラミッ
クよりなる絶縁層が所定厚で形成されていると円筒キャ
ンにプラズマやプラスイオンが流れるのが防止され、異
常放電が抑えられる。また、絶縁性セラミックは絶縁性
樹脂等に比べて熱伝導率が高いので、絶縁層を介して円
筒キャンの冷却装置と支持体との間で効率良く熱交換が
なされ、支持体が冷却される。したがって、支持体の熱
変形を防止しながら良好な成膜が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について説明する。
【0014】本発明に係るプラズマCVD法によってC
VD膜を成膜するには、まず支持体上に金属薄膜を成膜
する。
【0015】例えば、磁気記録媒体を製造する場合に
は、支持体としてポリエチレンテレフタレート,ポリエ
チレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、セルローストリアセテート等のセルロー
ス誘導体、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリアミド樹脂等の高分子物質が使用可能である。
また、これら非磁性支持体上には、磁性薄膜を形成する
のに先立ち、易接着化、表面性改良、着色、帯電防止、
耐磨耗性付与等の目的で表面処理や前処理を行うように
してもよい。
【0016】磁性薄膜は、真空下で強磁性金属材料を加
熱蒸発させ、非磁性支持体上に沈着させる真空蒸着法
や、強磁性金属材料の蒸発を放電中で行うイオンプレー
ティング法、アルゴンを主成分とする雰囲気中でグロー
放電を起こし生じたアルゴンイオンでターゲット表面の
原子を叩き出すスパッタ法等、いわゆるPVD技術によ
って成膜される。
【0017】この強磁性金属材料としては、Co、Co
−Pt系金属、Co−Ni−Pt系合金、Fe−Co系
合金、Fe−Co−Ni系合金、Fe−Co−B系合
金、Fe−Co−Ni−B系合金、Co−Cu系合金、
Fe−Cu系合金、Co−Au系合金、Fe−Cr系合
金、Ni−Cr系合金、Fe−Co−Cr系合金、Co
−Ni−Cr系合金等が使用可能である。
【0018】そして、この金属薄膜上にプラズマCVD
法によって成膜を行う。
【0019】この成膜を行うためのプラズマCVD装置
を図1に示す。
【0020】このCVD装置は、内部が高真空状態とな
された真空室1内に、図中時計回り方向に定速回転する
送りロール2と、同様に図中時計回り方向に定速回転す
る巻取りロール3とが設けられ、これら送りロール2か
ら巻取りロール3に向かってテープ状の非磁性支持体4
が順次走行するようになされている。
【0021】これら送りロール2から巻取りロール3側
に上記非磁性支持体4が走行する中途部には上記各ロー
ル2,3の径よりも大径となされた円筒キャン5が設け
られている。この円筒キャン5は冷却機能を有し、上記
非磁性支持体4の温度上昇による変形等を抑制し得るよ
うになされている。
【0022】このような円筒キャン5は上記非磁性支持
体4を図中下方に引き出すように設けられ、図中の時計
回り方向に定速回転する構成とされている。なお、ここ
で上記円筒キャン5は、支持体4の幅よりも広めとなさ
れ、支持体4の両側から円筒キャン5の端部がはみ出し
たかたちになっている。これは、走行時における支持体
4の幅方向の走行変動や支持体自体の幅方向の長さムラ
に対応するためである。
【0023】以上のような走行系が構成されたCVD装
置では、上記非磁性支持体4は、送りロール2から順次
送り出され、さらに上記円筒キャン5周面を通過し、巻
取りロール3に巻き取られる。なお、上記送りロール2
と上記円筒キャン5との間及び該円筒キャン5と上記巻
取りロール3との間にはそれぞれガイドロール6,7が
配設され、上記送りロール2から円筒キャン5及び該円
筒キャン5から巻取りロール3にわたって走行する非磁
性支持体4に所定のテンションをかけ、該非磁性支持体
4が円滑に走行するようになされている。なお、上記ガ
イドロールのうち一方のガイドロール6は接地され、上
記非磁性支持体4上に形成された金属薄膜が接地電極を
兼ねるようになされている。
【0024】一方、上記円筒キャン5の下方には反応管
8が設けられている。
【0025】上記反応管8は、空洞部が断面長方形状を
なす中空管であり、円筒キャン5側が開口部となされ、
この開口部と対向する底面にはガス導入管9が貫通し、
このガス導入管9を通じて原料ガスが当該反応管8内に
導入されるようになっている。また、この反応管8の開
口部8a側では非磁性支持体の長手方向に対応する端部
が円筒キャン5の周面形状に沿うように円弧を描く形状
とされている。
【0026】そして、このような形状の反応管8内には
金属メッシュ等よりなる放電電極10が取り付けられて
いる。この放電電極10には、外部の直流電源11より
電位が印加され、接地電極を兼ねる金属薄膜との間に電
圧が生じるようになっている。この反応管8では、管内
に導入された原料ガスがこの電極を通過する時にプラズ
マPとなり、分解されてプラスイオンを生じる。そし
て、この生じたプラスイオンは、円筒キャンに沿って連
続走行する金属磁性薄膜表面に向かって入射し、堆積す
ることでCVD膜が成膜される。
【0027】以上がプラズマCVD装置の基本的な構成
であるが、この製造方法で用いる円筒キャン5は特に、
金属製のキャンの外周面全面に絶縁性セラミックよりな
る絶縁層15が0.3〜1.0mmなる厚さで形成され
た構成とされている。
【0028】すなわち、この円筒キャンは、図2に示す
ようにステンレス等よりなる円筒状の金属キャン12の
外周面に冷媒流路13を介して金属層14が形成され、
その上に絶縁性セラミックよりなる絶縁層15が全面形
成されて構成され、円筒の中心軸に対応して回転駆動軸
16と回転追従軸17が設けられている。上記回転追従
軸17には、上記冷媒流路13に連通する第1の冷媒流
路管18が貫通している。この第1の冷媒流路管18は
隔壁19が設けられることによって2重構造とされてお
り、内側の冷媒流路20は回転駆動軸16が取り付けら
れた円筒底面に沿うように設けられた第2の冷媒流路管
22を介して、円筒キャン5の冷媒流路13と連通して
いる。また、外側の冷媒流路21は回転追従軸17が取
り付けられた円筒底面に沿うように設けられた第3の冷
媒流路管23を介して円筒キャン5の冷媒流路13と連
通している。
【0029】この円筒キャン5では、上記第1の冷媒供
給管18の内側の冷媒流路21から例えば−30℃程度
に冷却された冷媒が供給され、第2の冷媒流路管22を
通過して円筒キャン5の冷媒流路13に供給される。そ
して、冷媒流路13に供給された冷媒は、円筒キャン5
の周面に沿って第3の冷媒流路管23側に流れ、第3の
冷媒流路管23に流入する。そして、この第3の冷媒流
路管23に流入した冷媒は第1の冷媒流路管18の外側
の冷媒流路21を通過して流出する。
【0030】このような円筒キャンの周面に沿って通過
する支持体は、この循環する冷媒と、金属層14及び絶
縁層15を介して熱交換することによって冷却される。
ここで、絶縁層15を構成する絶縁性セラミックは絶縁
性樹脂等に比べて熱伝導率が高いので、円筒キャン5の
冷媒流路13を通過する冷媒と支持体との間で効率良く
熱交換がなされ、支持体が十分に冷却される。したがっ
て、支持体の熱変形が防止される。
【0031】また、この円筒キャン5では、外周面全面
に設けられた絶縁層15によって、円筒キャン5にプラ
ズマやプラスイオンが流れるのが防止され異常放電が抑
えられる。
【0032】但し、絶縁層15の厚さは0.3〜1.0
mmであることが重要である。絶縁層15の厚さが0.
3mmよりも薄い場合には絶縁性を十分に保つことがで
きない。また、絶縁層15を1.0mmよりも厚く形成
すると、金属層14と絶縁層15の熱膨張率の差によっ
て絶縁層15にクラックが入ってしまう。なお、絶縁層
15のより好ましい厚さは0.5〜0.7mmである。
【0033】この絶縁層15は、絶縁性を有するセラミ
ック層であれば良く、とくに限定されないが具体的には
アルミナを主体とするセラミック層が設けられる。
【0034】また、絶縁層15は、例えばセラミック溶
射法によって形成されているのが望ましく、中でもプラ
ズマ・パウダー・スプレイによるセラミック溶射法で形
成されているのが好ましい。
【0035】プラズマ・パウダー・スプレイは、N2
2,不活性ガス等を電離させて生じる高温・高速のプラ
ズマジェットに、コートしたい材料の粉末を送り込み、
ジェット中で溶融・加熱して母材(この場合は金属キャ
ン)に衝突させ、皮膜を形成する方法である。このプラ
ズマジェットは極めて高温であるためセラミックス系材
料のような高融点物質の溶射に適しており、緻密でなめ
らかな絶縁層を形成することができる。
【0036】また、絶縁層15はローカイド・ロッド・
スプレイによるセラミック溶射法で形成するようにして
も良い。
【0037】ローカイド・ロッド・スプレイは、セラミ
ックの焼結棒を約3000℃の酸素・エチレン炎中で溶
融し、その溶滴をエア・ジェット流で加速し、母材に向
かって噴射することで皮膜を形成する方法である。この
方法では完全に溶融されたセラミック粒子のみが噴射さ
れるので粒子間結合力の高い皮膜が得られる。
【0038】このようなセラミック溶射法によってアル
ミナを主体とする絶縁層を形成する場合、溶射材料とし
てはAl23にSiO2、CaO、MgO、Fe23
を添加したいわゆるホワイトアルミナや、Al23にT
iO2、SiO2、Fe23、CaO、MgO等を添加し
たいわゆるグレイアルミナ等が用いられる。
【0039】実際にAl2398.5重量%、SiO2
1.0重量%なる組成のホワイトアルミナを溶融原料と
し、プラズマ・パウダー・スプレイ(日本コーティング
工業社製)によるセラミック溶射法によって0.5mm
厚の絶縁層を設けると、耐電圧3kV以上の絶縁性が得
られ、−10℃以下の冷却効果が得られる。
【0040】なお、この絶縁層15は、表面粗さRaが
0.15μm以下、表面粗さRzが1.0μm以下であ
るのが望ましい。ここで、表面粗さRa,RzはJIS
B0601で規定されるものであり、表面粗さRaは
中心線平均粗さRaであり、表面粗さRzは十点平均粗
さRzである。
【0041】また、絶縁層15の下に、熱膨張率の差に
よる当該絶縁層15の割れを防止するために下地層を設
けるようにしても良い。この下地層としては、Ni−C
r、Ni−Cr−Al、Ni−Al等の合金膜が適当で
ある。
【0042】なお、この下地層の効果を確認するため、
表1に示すような厚さでNi−Cr下地層及び/又は絶
縁層を形成した4種類の円筒キャンを作製し、500℃
程度に調整された電気炉内で加熱を行い、徐冷後、目視
によって割れの様子を観察した。なお、絶縁層はホワイ
トアルミナを溶融原料とし、プラズマ・パウダー・スプ
レイによるセラミック溶射法によって形成した。
【0043】
【表1】
【0044】その結果、絶縁層のみを形成したサンプル
3,サンプル4は割れが生じやすいのに対して、下地層
を形成したサンプル1,サンプル2では割れが防止され
ており、下地層の効果が確認された。
【0045】このプラズマCVD装置では以上のように
して成膜が行われ、原料ガスを適宜選択することによっ
て各種CVD膜を成膜することができる。例えば磁気記
録媒体の保護膜としてカーボン保護膜を成膜する場合に
は、原料ガスとして炭素を含有するガスを用いる。
【0046】この炭素を含有するガスとしては、メタ
ン,エチレン,ブタン等の炭化水素ガス、トルエン、ケ
トン等のいわゆる有機溶剤をガス化したもの等が使用可
能である。また、保護膜に潤滑性等を付与するために、
アミン類や、フッ素,シリコン等を含む有機材料を原料
ガスとして用いても良い。アミン類としてはイソプロピ
ルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン等が挙げ
られる。これらはトルエンのような有機溶剤に混合溶解
した後、ガス化すれば良い。また、フッ素あるいはシリ
コンを含有するガスとしては、フッ化エチレン等のフッ
化炭素ガス、有機シリコン化合物(シリコーン)ガス、
あるいは有機フッ化シリコンガス等が挙げられる。これ
らの原料ガスは、媒体に要求される特性に合わせ適宜混
合したり、異なる原料ガスを用い、複数の保護膜を積層
形成しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明では、長尺状の非磁性支持体上に金属薄膜を形成した
後、この非磁性支持体を、冷却キャンに沿って連続走行
させながら、金属薄膜上にプラズマCVD法によって薄
膜を成膜するに際して、上記冷却キャンとして、金属キ
ャンの外周面全面に絶縁性セラミックよりなる絶縁層が
0.3〜1.0mmの厚さで形成されてなるものを用い
るので、支持体を十分に冷却しながら異常放電を防止す
ることができる。したがって、支持体の熱変形を生じる
ことなく良好な状態でCVDによる成膜が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプラズマCVD装置の一例を
示す模式図である。
【図2】上記プラズマCVD装置に設けられる円筒キャ
ンの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 真空室、2 送りロール、3 巻取りロール、4
支持体、5 円筒キャン、6,7 ガイドロール、8
反応管、9 酸素ガス導入管、10 加速電極、11
直流電源、12 金属キャン、13 冷媒流路、14
金属層、15絶縁層、16 回転駆動軸、17 回転追
従軸、18 第1の冷媒流路管、22第2の冷媒流路
管、23 第3の冷媒流路管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の非磁性支持体上に金属薄膜を形
    成した後、この非磁性支持体を、冷却キャンに沿って連
    続走行させながら、金属薄膜上にプラズマCVD法によ
    って薄膜を成膜するに際して、 上記冷却キャンとして、金属キャンの外周面全面に絶縁
    性セラミックよりなる絶縁層が0.3〜1.0mmの厚
    さで形成されてなるものを用いることを特徴とするプラ
    ズマCVD法。
  2. 【請求項2】 絶縁層は、アルミナを主体とすることを
    特徴とする請求項1記載のプラズマCVD法。
  3. 【請求項3】 絶縁層は、セラミック溶射によって形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマC
    VD法。
  4. 【請求項4】 非磁性支持体上の金属薄膜は、磁性蒸着
    膜であることを特徴とする請求項1記載のプラズマCV
    D法。
  5. 【請求項5】 成膜する薄膜は、カーボン膜であること
    を特徴とする請求項1記載のプラズマCVD法。
  6. 【請求項6】 冷却キャンと、原料ガスをプラズマによ
    って化学反応させるための反応管を有し、金属薄膜が形
    成された非磁性支持体を前記冷却キャンに沿って走行さ
    せながら反応管内で生じた反応物を被着させることで薄
    膜を成膜するプラズマCVD装置であって、 上記冷却キャンは、金属キャンの外周面全面に絶縁性セ
    ラミックよりなる絶縁層が0.3〜1.0mmの厚さで
    形成されてなることを特徴とするプラズマCVD装置。
JP9155420A 1997-06-12 1997-06-12 プラズマcvd法及びプラズマcvd装置 Withdrawn JPH116071A (ja)

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