JPH116077A - 化成皮膜の後処理用組成物、それを用いた後処理方法、化成皮膜の補修方法 - Google Patents
化成皮膜の後処理用組成物、それを用いた後処理方法、化成皮膜の補修方法Info
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- JPH116077A JPH116077A JP10104572A JP10457298A JPH116077A JP H116077 A JPH116077 A JP H116077A JP 10104572 A JP10104572 A JP 10104572A JP 10457298 A JP10457298 A JP 10457298A JP H116077 A JPH116077 A JP H116077A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/82—After-treatment
- C23C22/83—Chemical after-treatment
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
水と、フルオロ金属酸アニオン、りん酸塩アニオンと、
2価又は4価の金属カチオンと、ポリヒドロキシルアミ
ノメチル置換のビニルフェノールポリマーとを含有する
本発明の後処理液は、化成皮膜、特にMnその他のカチ
オンを含有するりん酸亜鉛系の化成皮膜に対して、優れ
た性能と優れた経済性を有する。また本発明の後処理液
は、化成皮膜が損傷した部分の補修用としても使用でき
る。
2価又は4価の金属カチオンと、ポリヒドロキシルアミ
ノメチル置換のビニルフェノールポリマーとを含有する
本発明の後処理液は、化成皮膜、特にMnその他のカチ
オンを含有するりん酸亜鉛系の化成皮膜に対して、優れ
た性能と優れた経済性を有する。また本発明の後処理液
は、化成皮膜が損傷した部分の補修用としても使用でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板、亜鉛めっき
鋼板、合金めっき鋼板、アルミニウム板等の金属板の表
面に形成した化成皮膜の耐食性を向上させる、後処理用
組成物とその使用方法に関する。
鋼板、合金めっき鋼板、アルミニウム板等の金属板の表
面に形成した化成皮膜の耐食性を向上させる、後処理用
組成物とその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】後処理は、金属表面に形成した化成皮膜
の耐食性を向上させるために行うもので、最終洗浄、パ
シベーション洗浄、ポスト処理、シーリング処理等の名
称で実施されている。その主な特徴は、(1)化成皮膜
を形成させた後に行うもので、従って化成皮膜に孔がな
い場合は金属表面は、直接には処理液に接触しない。
(2)後処理を行うと、ある種の環境や促進試験におい
て、水による後洗浄しか行わない場合に比べて優れた耐
食性を示す。
の耐食性を向上させるために行うもので、最終洗浄、パ
シベーション洗浄、ポスト処理、シーリング処理等の名
称で実施されている。その主な特徴は、(1)化成皮膜
を形成させた後に行うもので、従って化成皮膜に孔がな
い場合は金属表面は、直接には処理液に接触しない。
(2)後処理を行うと、ある種の環境や促進試験におい
て、水による後洗浄しか行わない場合に比べて優れた耐
食性を示す。
【0003】ここ数10年間に亘り環境上の関心が高ま
っているが、それ以前はりん酸アニオンと6価クロムを
含有する水溶液が後処理剤として専ら用いられていた。
しかし6価クロムは重要な環境汚染物であるため、その
使用の中止あるいは低減は、この20年間の金属表面処
理産業における重要な課題であった。しかし6価クロム
の水溶液に十分に替わり得る後処理剤は、これ迄には存
在しなかった。
っているが、それ以前はりん酸アニオンと6価クロムを
含有する水溶液が後処理剤として専ら用いられていた。
しかし6価クロムは重要な環境汚染物であるため、その
使用の中止あるいは低減は、この20年間の金属表面処
理産業における重要な課題であった。しかし6価クロム
の水溶液に十分に替わり得る後処理剤は、これ迄には存
在しなかった。
【0004】環境問題以外にも6価クロムの後処理剤に
は下記の問題点がある。即ち6価クロムの後処理剤を用
いた際は耐食性を付与するために、その場で乾燥する。
しかし乾燥した後であっても、後の工程で他の処理液を
用いた場合にはクロムは溶け出す。このため後の工程で
施したペンキを変色させあるいは汚れを形成し、また耐
食性が低減するという問題点がある。
は下記の問題点がある。即ち6価クロムの後処理剤を用
いた際は耐食性を付与するために、その場で乾燥する。
しかし乾燥した後であっても、後の工程で他の処理液を
用いた場合にはクロムは溶け出す。このため後の工程で
施したペンキを変色させあるいは汚れを形成し、また耐
食性が低減するという問題点がある。
【0005】6価クロム溶液の代替品となる後処理剤と
しては、ビニルフェノルポリマー類を含有する水溶液あ
るいは分散溶液が知られている。このポリマー類は、ア
ロマティックリングの水素を置換したアルキル基あるい
はヒドロキシアルキルアミノメチレンの分枝を有する。
厳密には問題点はあるが、これ等のポリマーの合成方法
や使用方法は Lindert 等による下記の米国特許に記載
されている。1981年2月21日の4433,015
号、1985年5月14日の4517,028号、19
90年10月16日の4963,596号、1991年
8月13日の5039,770号、1991年11月5
日の5063,089号。以下これ等を「アミノ変性ポ
リビニルフェノール」と総称する。これ等は後処理剤と
して技術的には極めて好ましい。しかし6価クロムを含
有する従来の後処理剤に比べて相当高価になるという問
題点があり、このためアミノ変性ポリビニルフェノール
の後処理剤は広く用いられるには至っていない。
しては、ビニルフェノルポリマー類を含有する水溶液あ
るいは分散溶液が知られている。このポリマー類は、ア
ロマティックリングの水素を置換したアルキル基あるい
はヒドロキシアルキルアミノメチレンの分枝を有する。
厳密には問題点はあるが、これ等のポリマーの合成方法
や使用方法は Lindert 等による下記の米国特許に記載
されている。1981年2月21日の4433,015
号、1985年5月14日の4517,028号、19
90年10月16日の4963,596号、1991年
8月13日の5039,770号、1991年11月5
日の5063,089号。以下これ等を「アミノ変性ポ
リビニルフェノール」と総称する。これ等は後処理剤と
して技術的には極めて好ましい。しかし6価クロムを含
有する従来の後処理剤に比べて相当高価になるという問
題点があり、このためアミノ変性ポリビニルフェノール
の後処理剤は広く用いられるには至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、クロ
ムを含有する事なく、アミノ変性ポリビニルフェノール
と同等の性能を有し、かつ安価である後処理組成物とそ
の使用方法の提供を課題としている。また後処理後に水
で洗浄しても耐食性が損なわれる事がない後処理組成物
とその使用方法の提供を課題としている。
ムを含有する事なく、アミノ変性ポリビニルフェノール
と同等の性能を有し、かつ安価である後処理組成物とそ
の使用方法の提供を課題としている。また後処理後に水
で洗浄しても耐食性が損なわれる事がない後処理組成物
とその使用方法の提供を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、実質的に下
記の成分よりなる水溶液が本発明の目的を満たす事を知
得して本発明をなすに至った。即ち本発明は (1)水と下記(A),(B),(C),(D)を含有
する事を特徴とする、化成皮膜に用いる後処理組成物で
ある。(A):下記i),ii),iii),iV)を満たす
フルオロ金属酸アニオン。i)Fを4原子以上有する。
ii)Ti,Zr,Hf,Si,Al,Bから選ばれる原
子を1原子以上有する。iii)選択成分としてイオン化
可能な水素原子を1原子以上、及びまたは iV)酸素原
子1原子以上有する。このアニオンはフルオロチタニウ
ム酸(TiF6 2-)又はフルオロジルコニウム酸(Zr
F6 2-)が好ましく、フルオロチタニウム酸が最も好ま
しい。
記の成分よりなる水溶液が本発明の目的を満たす事を知
得して本発明をなすに至った。即ち本発明は (1)水と下記(A),(B),(C),(D)を含有
する事を特徴とする、化成皮膜に用いる後処理組成物で
ある。(A):下記i),ii),iii),iV)を満たす
フルオロ金属酸アニオン。i)Fを4原子以上有する。
ii)Ti,Zr,Hf,Si,Al,Bから選ばれる原
子を1原子以上有する。iii)選択成分としてイオン化
可能な水素原子を1原子以上、及びまたは iV)酸素原
子1原子以上有する。このアニオンはフルオロチタニウ
ム酸(TiF6 2-)又はフルオロジルコニウム酸(Zr
F6 2-)が好ましく、フルオロチタニウム酸が最も好ま
しい。
【0008】(B)Co,Mg,Mn,Zn,Ni,S
n,Cu,Zr,Fe,Srから選ばれる2価または4
価のカチオン。(B)の全量の内60,70,80,9
0,95,99重量%以上は下記のものである事が望ま
しく、後の順の重量%が更に好ましい。Co,Ni,M
n,Mg,更に好ましくはMn,Co,Ni,最も好ま
しくはMnである。(B)の合計カチオン数の(A)の
合計アニオン数に対する比は、0.20:1.0,0.
33:1.0,0.40:1.0,0.60:1.0,
0.70:1.0,0.80:1.0,0.90:1.
0,1.00:1.0,1.10:1.0以上である事
が好ましく、後の順の比が更に好ましい。またこの比は
3:1.0,2.5:1.0,2.1:1.0,1.
8:1.0,1.6:1.0,1.4:1.0,1.
2:1.0以下である事が望ましく、後の順の比が更に
好ましい。
n,Cu,Zr,Fe,Srから選ばれる2価または4
価のカチオン。(B)の全量の内60,70,80,9
0,95,99重量%以上は下記のものである事が望ま
しく、後の順の重量%が更に好ましい。Co,Ni,M
n,Mg,更に好ましくはMn,Co,Ni,最も好ま
しくはMnである。(B)の合計カチオン数の(A)の
合計アニオン数に対する比は、0.20:1.0,0.
33:1.0,0.40:1.0,0.60:1.0,
0.70:1.0,0.80:1.0,0.90:1.
0,1.00:1.0,1.10:1.0以上である事
が好ましく、後の順の比が更に好ましい。またこの比は
3:1.0,2.5:1.0,2.1:1.0,1.
8:1.0,1.6:1.0,1.4:1.0,1.
2:1.0以下である事が望ましく、後の順の比が更に
好ましい。
【0009】(C)Pを含有する無機オキシアニオン、
ホスフォネイトアニオンの一方あるいは双方。
ホスフォネイトアニオンの一方あるいは双方。
【0010】(D)水溶性およびまたは水分散性の有機
ポリマーおよびまたはポリマー生成樹脂。有機ポリマー
およびまたはポリマー生成樹脂の固体としての含有量の
(A)の含有量に対する比は、0.2:1.0,0.
5:1.0,0.75:1.0,0.90:1.0,
1.05:1.0,1.10:1.0,1.15:1.
0,1.20:1.0,以上である事が望ましく、後の
順の比が更に好ましい。また3.0:1.0,2.6:
1.0,2.3:1.0,2.0:1.0,1.7:
1.0,1.5:1.0,1.3:1.0以下である事
が望ましく、後の順の比が更に好ましい。
ポリマーおよびまたはポリマー生成樹脂。有機ポリマー
およびまたはポリマー生成樹脂の固体としての含有量の
(A)の含有量に対する比は、0.2:1.0,0.
5:1.0,0.75:1.0,0.90:1.0,
1.05:1.0,1.10:1.0,1.15:1.
0,1.20:1.0,以上である事が望ましく、後の
順の比が更に好ましい。また3.0:1.0,2.6:
1.0,2.3:1.0,2.0:1.0,1.7:
1.0,1.5:1.0,1.3:1.0以下である事
が望ましく、後の順の比が更に好ましい。
【0011】また(2)本発明の後処理組成物は選択成
分として下記のものを含有する。 (E)前記(A)〜(D)とは別のpH調整成分。
(F)前記成分とは別の酸化剤。過酸化物が望ましく、
過酸化水素が最も好ましい。
分として下記のものを含有する。 (E)前記(A)〜(D)とは別のpH調整成分。
(F)前記成分とは別の酸化剤。過酸化物が望ましく、
過酸化水素が最も好ましい。
【0012】(G)沈着を防止するための溶解した又は
分散した錯化剤。この錯化剤は前記成分とは別のもの
で、下記IとIIとの反応によって得られる。I:下記
1.1〜1.4を満たすフルオロ金属酸アニオン。1.
1:Fを4原子以上含有する。1.2:Ti,Zr,H
f,Si,Al,Bから選ばれる1原子以上を有する。
1.3:選択成分としてイオン化可能な水素原子を1原
子以上、およびまたは1.4:酸素原子を1原子以上有
する。II:金属あるいは半金属、その酸化物、その水酸
化物、その炭酸塩の中から選ばれる1以上の物質。尚 I
I としてはシリカ又はバナジウムオキサイドが好まし
い。
分散した錯化剤。この錯化剤は前記成分とは別のもの
で、下記IとIIとの反応によって得られる。I:下記
1.1〜1.4を満たすフルオロ金属酸アニオン。1.
1:Fを4原子以上含有する。1.2:Ti,Zr,H
f,Si,Al,Bから選ばれる1原子以上を有する。
1.3:選択成分としてイオン化可能な水素原子を1原
子以上、およびまたは1.4:酸素原子を1原子以上有
する。II:金属あるいは半金属、その酸化物、その水酸
化物、その炭酸塩の中から選ばれる1以上の物質。尚 I
I としてはシリカ又はバナジウムオキサイドが好まし
い。
【0013】上記の本発明の組成物は化成皮膜の後処理
液(以下処理液と略記する)として用いることができ、
あるいは水で薄めて処理液を作るための濃厚液(以下濃
厚液と略記する)として用いることができる。上記
(G)で沈着を防止する旨を述べたが、これは液を25
℃で100時間、好ましくは1000時間貯蔵した際
に、液相中に沈着物や分離物が目視できない状態をい
う。本発明の組成物の各成分は必ずしも別々に添加しな
くてもよい。例えばフルオロ金属酸アニオンとPを含有
するアニオンはそれぞれの酸で添加する事ができるが、
この添加に際して上記(E)のpH調整成分を添加して
もよい。
液(以下処理液と略記する)として用いることができ、
あるいは水で薄めて処理液を作るための濃厚液(以下濃
厚液と略記する)として用いることができる。上記
(G)で沈着を防止する旨を述べたが、これは液を25
℃で100時間、好ましくは1000時間貯蔵した際
に、液相中に沈着物や分離物が目視できない状態をい
う。本発明の組成物の各成分は必ずしも別々に添加しな
くてもよい。例えばフルオロ金属酸アニオンとPを含有
するアニオンはそれぞれの酸で添加する事ができるが、
この添加に際して上記(E)のpH調整成分を添加して
もよい。
【0014】上記の本発明の組成物は、同様の目的に供
せられる他の公知の組成物が含有している成分は含有し
ないことが望ましい。6価クロム、フェリシアナイド、
フェロシアナイド、硫酸及び硫酸塩、MoやWを含むア
ニオン、アルカリ金属やアンモニウムカチオン、ピラゾ
ール化合物、砂糖、グルコン酸及びその塩、グリセリ
ン、α−グルコヘプタノイック酸及びその塩、ミオイノ
シトールホスフェイトエステル及びその塩は、それぞれ
が1.0,0.35,0.10,0.08,0.04,
0.02,0.01,0.001,0.0002重量%
以下が望ましく、後の順の方がより好ましい。
せられる他の公知の組成物が含有している成分は含有し
ないことが望ましい。6価クロム、フェリシアナイド、
フェロシアナイド、硫酸及び硫酸塩、MoやWを含むア
ニオン、アルカリ金属やアンモニウムカチオン、ピラゾ
ール化合物、砂糖、グルコン酸及びその塩、グリセリ
ン、α−グルコヘプタノイック酸及びその塩、ミオイノ
シトールホスフェイトエステル及びその塩は、それぞれ
が1.0,0.35,0.10,0.08,0.04,
0.02,0.01,0.001,0.0002重量%
以下が望ましく、後の順の方がより好ましい。
【0015】本発明を処理液として用いる際は、処理液
1kg中に存在する、成分(A)のフルオロ金属酸アニ
オンの濃度は0.0010,0.0020,0.003
0,0.0040,0.0045,0.0050,0.
0055,0.0060,0.0065モル/kgの組
成物(以下M/kgと略記する)以上が望ましく後の順
のものが好ましい。また0,06,0.04,0.02
5,0.020,0.014,0.012,0.01
0,0.,0090,0.0085,0.0080,
0.0075,0.0070M/kg以下が望ましく後
の順のものが好ましい。また成分(C)のPは0.00
15,0.0025,0.0030,0.0035,
0.0040,0.0045,0.0050,0.00
55,0.0060,0.0065,0.0070,
0.0073,0.0076M/kg以上が望ましく、
また0.07,0.05,0.03,0.025,0.
020,0.015,0.012,0.010,0.0
080M/kg以下が望ましい。
1kg中に存在する、成分(A)のフルオロ金属酸アニ
オンの濃度は0.0010,0.0020,0.003
0,0.0040,0.0045,0.0050,0.
0055,0.0060,0.0065モル/kgの組
成物(以下M/kgと略記する)以上が望ましく後の順
のものが好ましい。また0,06,0.04,0.02
5,0.020,0.014,0.012,0.01
0,0.,0090,0.0085,0.0080,
0.0075,0.0070M/kg以下が望ましく後
の順のものが好ましい。また成分(C)のPは0.00
15,0.0025,0.0030,0.0035,
0.0040,0.0045,0.0050,0.00
55,0.0060,0.0065,0.0070,
0.0073,0.0076M/kg以上が望ましく、
また0.07,0.05,0.03,0.025,0.
020,0.015,0.012,0.010,0.0
080M/kg以下が望ましい。
【0016】また(C)のPの(M/kg)の、(A)
のフルオロ金属酸アニオンの(M/kg)に対する比は
0.12:1.0,0.25:1.0,0.35:1.
0,0.45::1.0,0.55:1.0,0.6
5:1.0,0.75:1.0,0.85:1.0,
0.95:1.0,1.00:1.0,1.05:1.
0,1.10:1.0以上であることが望ましく、また
5.0:1.0,4.0:1.0,3.5:1.0,
3.0:1.0,2.5:1.0,2.0:1.0,
1.8:1.0,1.6:1.0,1.50:1.0,
1.40:1.0,1.30:1.0,1.25:1.
0,1.20:1.0,1.15:1.0以下であるこ
とが望ましい。そして(D)の含有量は固体として0.
010,0.020,0.030,0.040,0.0
60,0.080,0.100,0.120,0.13
0重量%以上で、1.2,1.0,0.8,0.6,
0.50,0.40,0.35,0.30,0.25,
0.20,0.18,0.16,0.14重量%以下で
あることが望ましい。
のフルオロ金属酸アニオンの(M/kg)に対する比は
0.12:1.0,0.25:1.0,0.35:1.
0,0.45::1.0,0.55:1.0,0.6
5:1.0,0.75:1.0,0.85:1.0,
0.95:1.0,1.00:1.0,1.05:1.
0,1.10:1.0以上であることが望ましく、また
5.0:1.0,4.0:1.0,3.5:1.0,
3.0:1.0,2.5:1.0,2.0:1.0,
1.8:1.0,1.6:1.0,1.50:1.0,
1.40:1.0,1.30:1.0,1.25:1.
0,1.20:1.0,1.15:1.0以下であるこ
とが望ましい。そして(D)の含有量は固体として0.
010,0.020,0.030,0.040,0.0
60,0.080,0.100,0.120,0.13
0重量%以上で、1.2,1.0,0.8,0.6,
0.50,0.40,0.35,0.30,0.25,
0.20,0.18,0.16,0.14重量%以下で
あることが望ましい。
【0017】濃度が高過ぎる場合は、後処理組成物を使
用した際に化成皮膜の一部が溶解消失し、これにより耐
食性が向上するよりはむしろ損なわれるという恐れがあ
る。また一方濃度が低過ぎる場合は目立った程度には耐
食性が向上しないという問題点がある。
用した際に化成皮膜の一部が溶解消失し、これにより耐
食性が向上するよりはむしろ損なわれるという恐れがあ
る。また一方濃度が低過ぎる場合は目立った程度には耐
食性が向上しないという問題点がある。
【0018】成分(C)のPを含有する無機オキシアニ
オン、ホスフォネイトアニオンには下記の全ての酸及び
その塩が含まれる。即ち次亜りん酸(H3PO2)、亜り
ん酸(H3PO3)、ピロリン酸(H4P2O7)、正りん
酸(H3PO4)、トリポリりん酸(H5P3O10)及び化
学式がHX+2PXO3X+1(但しXは3以上の整数)の縮合
りん酸。(C)にはまた、全てのホスフォニック酸とそ
の塩が含まれる。
オン、ホスフォネイトアニオンには下記の全ての酸及び
その塩が含まれる。即ち次亜りん酸(H3PO2)、亜り
ん酸(H3PO3)、ピロリン酸(H4P2O7)、正りん
酸(H3PO4)、トリポリりん酸(H5P3O10)及び化
学式がHX+2PXO3X+1(但しXは3以上の整数)の縮合
りん酸。(C)にはまた、全てのホスフォニック酸とそ
の塩が含まれる。
【0019】特に正りん酸塩、亜りん酸塩、次亜りん酸
塩、ピロリン酸塩は経済的であるため(C)成分として
好ましい。またホスフォネイトはCaイオンに対して強
いキレート剤であるため、特に硬水を用いる場合には好
ましい。これ等の内で電価が+5以下のPの化合物は酸
化剤に対しては安定性が悪く、酸化剤を含有する本発明
の組成物においては好ましくない。
塩、ピロリン酸塩は経済的であるため(C)成分として
好ましい。またホスフォネイトはCaイオンに対して強
いキレート剤であるため、特に硬水を用いる場合には好
ましい。これ等の内で電価が+5以下のPの化合物は酸
化剤に対しては安定性が悪く、酸化剤を含有する本発明
の組成物においては好ましくない。
【0020】成分(D)はエポキシレジン、アミノプラ
スト樹脂(メラミン−フォルムアルデヒド、ウレア−フ
ォルムアルデヒド)、タンニン、フェノールフォルムア
ルデヒド樹脂、多くのアルキル基、アルキル−アミノメ
チル基がフェノールリングに配されることにより水溶
性、水分散性が付与されたビニルフェノールのポリマー
等から選ぶことができる。好ましくは成分(D)はエポ
キシレジンであり、最も好ましくはy−(N−R1−N
−R2−アミノメチル)−4ヒドロキシ−スチレンのポ
リマー、コポリマーである。y:2,3,5,6、
R1:炭素数が1〜4のアルキルグループ、メチルグル
ープ、R2:一般式H(CHOH)nCH2−但しnは1〜
7の好ましくは3〜5の整数。これ等のポリマーの分子
量は700〜70,000より好ましくは3,000〜
20,000である。
スト樹脂(メラミン−フォルムアルデヒド、ウレア−フ
ォルムアルデヒド)、タンニン、フェノールフォルムア
ルデヒド樹脂、多くのアルキル基、アルキル−アミノメ
チル基がフェノールリングに配されることにより水溶
性、水分散性が付与されたビニルフェノールのポリマー
等から選ぶことができる。好ましくは成分(D)はエポ
キシレジンであり、最も好ましくはy−(N−R1−N
−R2−アミノメチル)−4ヒドロキシ−スチレンのポ
リマー、コポリマーである。y:2,3,5,6、
R1:炭素数が1〜4のアルキルグループ、メチルグル
ープ、R2:一般式H(CHOH)nCH2−但しnは1〜
7の好ましくは3〜5の整数。これ等のポリマーの分子
量は700〜70,000より好ましくは3,000〜
20,000である。
【0021】本発明の組成物のpHは、1.0,1.
5,2.0,2.3,2.5,2.7,2.90,3.
00,3.10,3.20,3.30,3.40以上が
望ましく、後の順の値が好ましい。また6.0,5.
5,5.0,4.7,4.5,4.3,4.1,3.
9,3.70,3.60以下が望ましく、後の順の値が
好ましい。pHが小さ過ぎると、後処理液と接触した際
に化成皮膜は溶失する。またpHが大き過ぎると耐食性
の改善が不十分となる。成分(A)と成分(B)とに酸
を用いた場合は、pHを好ましい範囲内にするためにp
Hを塩基性にする調整剤が必要となる。アンモニア水溶
液はこのような場合にpHを上昇させるのに好ましい。
pHが高過ぎる場合には、りん酸あるいはフルオロ金属
酸の一部を(A)または(C)の内でpHを下げる他の
ものに置き換える事がそ好ましい。
5,2.0,2.3,2.5,2.7,2.90,3.
00,3.10,3.20,3.30,3.40以上が
望ましく、後の順の値が好ましい。また6.0,5.
5,5.0,4.7,4.5,4.3,4.1,3.
9,3.70,3.60以下が望ましく、後の順の値が
好ましい。pHが小さ過ぎると、後処理液と接触した際
に化成皮膜は溶失する。またpHが大き過ぎると耐食性
の改善が不十分となる。成分(A)と成分(B)とに酸
を用いた場合は、pHを好ましい範囲内にするためにp
Hを塩基性にする調整剤が必要となる。アンモニア水溶
液はこのような場合にpHを上昇させるのに好ましい。
pHが高過ぎる場合には、りん酸あるいはフルオロ金属
酸の一部を(A)または(C)の内でpHを下げる他の
ものに置き換える事がそ好ましい。
【0022】成分(F)の酸化剤は必ずしも必要とする
ものではないが、使用する際は処理液に含有させる。そ
の含有量は過酸化水素で0.05〜1.5重量%、好ま
しくは0.10〜0.90重量%に相当する量とする。
成分(G)は必ずしも常に必要とするものではないが、
必要な場合には(G)は、金属あるい半金属、その酸化
物、水酸化物、炭酸塩の1または2以上を、成分(A)
となり得る物質を含有する水溶液に添加する事により作
成する。この際、化学反応は、通常自然に発生し添加し
た金属あるいは半金属、酸化物、水酸化物、炭素塩は溶
解する。この溶解はまた加熱あるいは撹拌を行う事によ
り促進される。またこの溶解の促進は過酸化物や弗化物
等のような錯体の配位子を存在させる事によっても達せ
られる。
ものではないが、使用する際は処理液に含有させる。そ
の含有量は過酸化水素で0.05〜1.5重量%、好ま
しくは0.10〜0.90重量%に相当する量とする。
成分(G)は必ずしも常に必要とするものではないが、
必要な場合には(G)は、金属あるい半金属、その酸化
物、水酸化物、炭酸塩の1または2以上を、成分(A)
となり得る物質を含有する水溶液に添加する事により作
成する。この際、化学反応は、通常自然に発生し添加し
た金属あるいは半金属、酸化物、水酸化物、炭素塩は溶
解する。この溶解はまた加熱あるいは撹拌を行う事によ
り促進される。またこの溶解の促進は過酸化物や弗化物
等のような錯体の配位子を存在させる事によっても達せ
られる。
【0023】成分Gを処理液に含有させて使用する時
は、その含有量は、処理液の全量1000に対して金
属、半金属の量が1.0,0.4,0.24,0.1
6,0.10,0.08部以下となるように含有させる
事が望ましく、後の順の方がより好ましい。また処理液
においてその含有量は、処理液の全量1000に対して
0.002,0.0040,0.010,0.020部
以上が望ましく、後の順の方がより好ましい。
は、その含有量は、処理液の全量1000に対して金
属、半金属の量が1.0,0.4,0.24,0.1
6,0.10,0.08部以下となるように含有させる
事が望ましく、後の順の方がより好ましい。また処理液
においてその含有量は、処理液の全量1000に対して
0.002,0.0040,0.010,0.020部
以上が望ましく、後の順の方がより好ましい。
【0024】本発明の処理液は、当業者に自明な通常の
方法で使用する事ができる。即ち液のフィルムは、例え
ば被処理材をコンテナに入れた溶液中に浸漬することに
より、あるいは処理液をスプレイすることにより、ある
いは下ロールが処理液中に浸漬されている上ロールと下
ロールの間を通過させることにより、あるいは処理液を
染み込ませたブラシ又はフェルトと接触させる事により
形成する事ができる。処理する際の温度は格別ではな
く、18〜24℃の常温であることが、取扱上あるいは
経済上好ましい。処理液と化成皮膜の接触時間は、本発
明者の知見によると、5,10,14,18,21,2
3,25,27,29秒以上が望ましく後の順の時間が
より好ましい。また経済上の理由で500,250,1
50,100,90,80,70,60,50,45,
40,37,34,31秒以下が望ましい。
方法で使用する事ができる。即ち液のフィルムは、例え
ば被処理材をコンテナに入れた溶液中に浸漬することに
より、あるいは処理液をスプレイすることにより、ある
いは下ロールが処理液中に浸漬されている上ロールと下
ロールの間を通過させることにより、あるいは処理液を
染み込ませたブラシ又はフェルトと接触させる事により
形成する事ができる。処理する際の温度は格別ではな
く、18〜24℃の常温であることが、取扱上あるいは
経済上好ましい。処理液と化成皮膜の接触時間は、本発
明者の知見によると、5,10,14,18,21,2
3,25,27,29秒以上が望ましく後の順の時間が
より好ましい。また経済上の理由で500,250,1
50,100,90,80,70,60,50,45,
40,37,34,31秒以下が望ましい。
【0025】本発明の後処理剤は化成皮膜に用いるが、
この化成皮膜は後処理との間に乾燥させない事が好まし
い。しかし化成皮膜は後処理に先立って通常の水で洗浄
しておく事が好ましい。本発明のプロセスは各種の化成
処理皮膜に対して用いる事ができるが、特にマンガンを
含有するりん酸亜鉛の化成皮膜対して好ましい。この化
成皮膜は、主として鉄、亜鉛、Alから選ばれる金属に
形成される。更に好ましくは下記の下地金属と化成皮膜
の組み合わせの場合に好ましい。
この化成皮膜は後処理との間に乾燥させない事が好まし
い。しかし化成皮膜は後処理に先立って通常の水で洗浄
しておく事が好ましい。本発明のプロセスは各種の化成
処理皮膜に対して用いる事ができるが、特にマンガンを
含有するりん酸亜鉛の化成皮膜対して好ましい。この化
成皮膜は、主として鉄、亜鉛、Alから選ばれる金属に
形成される。更に好ましくは下記の下地金属と化成皮膜
の組み合わせの場合に好ましい。
【0026】冷間圧延鋼、電気めっき鋼、Zn−Fe合
金の電気めっき鋼に対して、Zn,Mn,Niカチオン
と選択成分として更に鉄、コバルト、マグネシウム、カ
ルシウム、銅、銀、Ba,Biカチオンのりん酸塩の化
成皮膜を施した場合。冷間圧延鋼、Zn−Fe合金の電
気めっき鋼、Alの含有量が90%以上のアルミニウム
合金にZn,Mnカチオンと選択成分として更に鉄、コ
バルト、マグネシウム、カルシウム、銅、銀、Ba,B
iカチオンを有し、Niカチオンが5,3,2,1,
0.5,0.2,0.1%以下(後の順の含有量が更に
好ましい)のりん酸塩の化成皮膜を施した場合。上記の
組み合わせにおいて、冷間圧延鋼と低NiのZnMnり
ん酸塩皮膜の場合が最も好ましい。
金の電気めっき鋼に対して、Zn,Mn,Niカチオン
と選択成分として更に鉄、コバルト、マグネシウム、カ
ルシウム、銅、銀、Ba,Biカチオンのりん酸塩の化
成皮膜を施した場合。冷間圧延鋼、Zn−Fe合金の電
気めっき鋼、Alの含有量が90%以上のアルミニウム
合金にZn,Mnカチオンと選択成分として更に鉄、コ
バルト、マグネシウム、カルシウム、銅、銀、Ba,B
iカチオンを有し、Niカチオンが5,3,2,1,
0.5,0.2,0.1%以下(後の順の含有量が更に
好ましい)のりん酸塩の化成皮膜を施した場合。上記の
組み合わせにおいて、冷間圧延鋼と低NiのZnMnり
ん酸塩皮膜の場合が最も好ましい。
【0027】又、化成処理後の後処理としては、化成皮
膜の一部が部分的に損傷している場合、その皮膜の損傷
部分のみを、本発明組成物により処理し、皮膜損傷部分
を補修することもできる。この場合、処理液は前記組成
物の濃厚液を希釈せずに用いるかもしくは10倍、好ま
しくは5倍まで脱イオン水で薄めたものを使用すること
ができる。
膜の一部が部分的に損傷している場合、その皮膜の損傷
部分のみを、本発明組成物により処理し、皮膜損傷部分
を補修することもできる。この場合、処理液は前記組成
物の濃厚液を希釈せずに用いるかもしくは10倍、好ま
しくは5倍まで脱イオン水で薄めたものを使用すること
ができる。
【0028】
【実施例1】本発明とその効果は、下記の実施例と比較
例により更に明らかである。4種類の供試材を用いた。
これ等は何れも Advanced Coating Technologies, IncH
illsdale,Michigan(以下ACTと略記する)から提供さ
れた通常の長方形のパネルで、通常のりん酸塩化成皮膜
を形成するために用いる、代表的な4種類である。即ち
ACT冷延鋼板(CRS)、ACT両面電気メッキ鋼板
(EG)、両面のぞれぞれにZn10〜15%で残部が
Feの合金を45gr/m2形成したACT両面Zn−
Fe合金電気メッキ鋼板(EGA)及びACT6111
型アルミニウム板(A6111)である。
例により更に明らかである。4種類の供試材を用いた。
これ等は何れも Advanced Coating Technologies, IncH
illsdale,Michigan(以下ACTと略記する)から提供さ
れた通常の長方形のパネルで、通常のりん酸塩化成皮膜
を形成するために用いる、代表的な4種類である。即ち
ACT冷延鋼板(CRS)、ACT両面電気メッキ鋼板
(EG)、両面のぞれぞれにZn10〜15%で残部が
Feの合金を45gr/m2形成したACT両面Zn−
Fe合金電気メッキ鋼板(EGA)及びACT6111
型アルミニウム板(A6111)である。
【0029】本発明の処理液に用いた濃厚液は下記表1
の成分である。置換ポリビニルフェノール液はUS特許
4963596の11欄39〜52行に基づいて製造し
たもので、最終希釈において、脱イオン水に0.3%H
3PO4を加えた点のみが該特許とは異なる。該ポリマー
液は10%のソリッドポリマーを含有する(以下アミノ
メチル置換のポリビニルフェノール液と称する)。この
濃厚液は、表1の酸成分を脱イオン水に加え、次に酸化
Mn(II)を溶解してりん酸マンガンと水を形成し、次
にアミノメチル置換のポリビニルフェノール液を加え、
最終的に脱イオン水を加えて全体を1000にしたもの
である。
の成分である。置換ポリビニルフェノール液はUS特許
4963596の11欄39〜52行に基づいて製造し
たもので、最終希釈において、脱イオン水に0.3%H
3PO4を加えた点のみが該特許とは異なる。該ポリマー
液は10%のソリッドポリマーを含有する(以下アミノ
メチル置換のポリビニルフェノール液と称する)。この
濃厚液は、表1の酸成分を脱イオン水に加え、次に酸化
Mn(II)を溶解してりん酸マンガンと水を形成し、次
にアミノメチル置換のポリビニルフェノール液を加え、
最終的に脱イオン水を加えて全体を1000にしたもの
である。
【0030】
【表1】
【0031】実施例及び比較例のりん酸塩の化成皮膜は
下記の方法で形成されている。
下記の方法で形成されている。
【0032】1.PARCO(登録商標)クリーナー1
501の21g/Lの水溶液を用い43.3℃で90秒
間スプレーする事により洗浄する。
501の21g/Lの水溶液を用い43.3℃で90秒
間スプレーする事により洗浄する。
【0033】2.30秒間温水をスプレーする事により
すすぐ。
すすぐ。
【0034】3.FIXODINE(登録商標)Z8を
1.5g/L含有する、pHが8.8〜9.2で温度が
40.6℃の溶液を30秒間スプレーしてコンディショ
ニングする。
1.5g/L含有する、pHが8.8〜9.2で温度が
40.6℃の溶液を30秒間スプレーしてコンディショ
ニングする。
【0035】4.下記の4.1〜4.5の何れかによ
り、りん酸塩の化成皮膜を形成する。
り、りん酸塩の化成皮膜を形成する。
【0036】4.1 BONDERITE(登録商標)
958の水溶液に120秒間浸漬する。この水溶液はメ
ーカの指示通りに調整するが、 Free Acid (以下FA
と略記)が0.8ポイント(以下ptと略記)で、Tota
l Acid (以下TAと略記)は23ptで、0.16g/
LのNaNO2と十分なADDITIVETMKFを含有
し、Active Fluoride の含有量はLINEGUARD
(登録商標)101メーターで160マイクロアンペア
(以下μaと略記)で、51.7℃に維持して使用し
た。
958の水溶液に120秒間浸漬する。この水溶液はメ
ーカの指示通りに調整するが、 Free Acid (以下FA
と略記)が0.8ポイント(以下ptと略記)で、Tota
l Acid (以下TAと略記)は23ptで、0.16g/
LのNaNO2と十分なADDITIVETMKFを含有
し、Active Fluoride の含有量はLINEGUARD
(登録商標)101メーターで160マイクロアンペア
(以下μaと略記)で、51.7℃に維持して使用し
た。
【0037】4.2 1.4g/LのZn2+と1.5g
/LのMn2+を含有し、実質的にNiを含有しない液で
90分間スプレーする。この液のPの含有量は、りん酸
とZn(H2PO4)2の含有量から得られるが、PO4 3+換
算で12g/Lで、3.5g/Lの硝酸塩イオンを有
し、FAは1.2ptでTAは17ptで、NaNO2
を1.6g/L、H2SiF6を0.2g/L含有してい
る。46.1℃にして使用した。
/LのMn2+を含有し、実質的にNiを含有しない液で
90分間スプレーする。この液のPの含有量は、りん酸
とZn(H2PO4)2の含有量から得られるが、PO4 3+換
算で12g/Lで、3.5g/Lの硝酸塩イオンを有
し、FAは1.2ptでTAは17ptで、NaNO2
を1.6g/L、H2SiF6を0.2g/L含有してい
る。46.1℃にして使用した。
【0038】4.3 FAが0.8ptで更に十分な量
のADDITIVETMKFを加えたもので、Active F
luoride content がLINEGUARD101メーター
で190μaのもので、他は4.2と同じである。
のADDITIVETMKFを加えたもので、Active F
luoride content がLINEGUARD101メーター
で190μaのもので、他は4.2と同じである。
【0039】4.4 90秒間のスプレーを120秒間
浸漬したもので、他は4.2と同じである。
浸漬したもので、他は4.2と同じである。
【0040】4.5 90秒間のスプレーを120秒間
浸漬とし、LINEGUARD101メーター値の19
0μaを170μaとし、46.1℃を51.7℃とし
たもので、他は4.3と同じである。
浸漬とし、LINEGUARD101メーター値の19
0μaを170μaとし、46.1℃を51.7℃とし
たもので、他は4.3と同じである。
【0041】5.冷水を30秒間スプレーしてすすぐ。
【0042】6.本発明の後処理と比較例の後洗浄を下
記6.1〜6.8の何れかにより、常温で30秒間行
う。尚後洗浄の方法は4.で述べたと同様で、即ち4.
1,4.2,4.3はスプレーにより、4.4,4.5
は浸漬により行った。
記6.1〜6.8の何れかにより、常温で30秒間行
う。尚後洗浄の方法は4.で述べたと同様で、即ち4.
1,4.2,4.3はスプレーにより、4.4,4.5
は浸漬により行った。
【0043】6.1 脱イオン水。
【0044】6.2 Table 1 の濃厚液を水で体積%で
0.5%とし、アンモニア水を用いてpHを2.9,T
Aを0.6ptとした液。
0.5%とし、アンモニア水を用いてpHを2.9,T
Aを0.6ptとした液。
【0045】6.3 Table 1の濃厚液を水で体積%で
2.0%とし、アンモニア水を用いてpHを2.7にT
Aを2.8ptとした液。
2.0%とし、アンモニア水を用いてpHを2.7にT
Aを2.8ptとした液。
【0046】6.4 Table1 の濃厚液を水で体積%で
2.0%とし、アンモニア水を用いてpHを3.5にT
Aを2.1とした液。
2.0%とし、アンモニア水を用いてpHを3.5にT
Aを2.1とした液。
【0047】6.5 Table 1 の濃厚液を水で体積%で
20%とし、TAを21.5ptとした液。
20%とし、TAを21.5ptとした液。
【0048】6.6 PARCOLENE(登録商標)76の後処理
濃厚液を水で6g/Lにした液。
濃厚液を水で6g/Lにした液。
【0049】6.7 PARCOLENE(登録商標)90の後処理
液を水で体積%で0.75%とした液で、この液のpH
は5.3である。
液を水で体積%で0.75%とした液で、この液のpH
は5.3である。
【0050】6.8 DEOXYLYTE(登録商標)54NCを水で
体積%で0.35%した液で、この液はpHは4.7、
TAは5ptであった。
体積%で0.35%した液で、この液はpHは4.7、
TAは5ptであった。
【0051】7.脱イオン水で常温で15秒間スプレー
してすすぐ。
してすすぐ。
【0052】8.圧縮空気の吹付け乾燥。
【0053】9.塗装を行うものには、自動車車体ペイ
ントの例として、下記の処理を順次行った。PPGCor
porationED5000ペンキを用いたカソード電着塗装、Du
Pontホワイト52AB835のベースコート、Du Pont R
K8010のクリアコート。
ントの例として、下記の処理を順次行った。PPGCor
porationED5000ペンキを用いたカソード電着塗装、Du
Pontホワイト52AB835のベースコート、Du Pont R
K8010のクリアコート。
【0054】前記のPARCO Cleaner 1501,FIX
ODIN Z8, BONDERITE958(Zn,M
n,Niのりん酸塩、弗化物複化合物、亜硝酸ナトリウ
ムの促進剤を含有するりん酸塩化成処理液)、ADDI
TIVETMKF,LINEGUARD101メーター、P
ARCOLEN76後処理剤(3価のCrを主成分とし
て含有する)、RARCO90後処理剤(りん酸、弗酸と
N−メチルエタノールアミノでモディファイされた4−
ビニルフェノールのポリマーを主成分として含有す
る)、DEOXYLYTE54NC(フルオロジルコニッ
ク酸とアンモニアを主成分として含有する)は、またそ
れらの使用方法やFA及びTAのpt値の決め方等は、
全て Henkel Corp.の Henkel Surface Technologies Di
v, MadisonHeights, Michigan で知る事ができる。
ODIN Z8, BONDERITE958(Zn,M
n,Niのりん酸塩、弗化物複化合物、亜硝酸ナトリウ
ムの促進剤を含有するりん酸塩化成処理液)、ADDI
TIVETMKF,LINEGUARD101メーター、P
ARCOLEN76後処理剤(3価のCrを主成分とし
て含有する)、RARCO90後処理剤(りん酸、弗酸と
N−メチルエタノールアミノでモディファイされた4−
ビニルフェノールのポリマーを主成分として含有す
る)、DEOXYLYTE54NC(フルオロジルコニッ
ク酸とアンモニアを主成分として含有する)は、またそ
れらの使用方法やFA及びTAのpt値の決め方等は、
全て Henkel Corp.の Henkel Surface Technologies Di
v, MadisonHeights, Michigan で知る事ができる。
【0055】りん酸塩皮膜の重量及び重量減少はASO
MA Model 8620 蛍光X線分析機によるX線法によ
り、あるいは公知の重量法により測定した。
MA Model 8620 蛍光X線分析機によるX線法によ
り、あるいは公知の重量法により測定した。
【0056】またペイントを塗装したものは、下記の促
進試験に供した。APGE:FordMotor Co.(50サイク
ル)、GM9540P:General Motors Corp(40サイク
ル)、フロリダ3ヶ月:曝露試験(ASTM Procedure
G7,5%のNaClを2回/週使用、南45°、オ
ープンバック条件)。何れの促進試験も、塗装を貫通し
下地金属に達するように形成したカッティングラインの
最大腐食幅(mm)の平均値で評価した。各処理方法毎
に2枚又は3枚のパネルを用い、この幅測定を行った。
ルーズペイントをテープで剥がし、カッティングライン
に沿って10mm又は25mmの間隔で測定した。
進試験に供した。APGE:FordMotor Co.(50サイク
ル)、GM9540P:General Motors Corp(40サイク
ル)、フロリダ3ヶ月:曝露試験(ASTM Procedure
G7,5%のNaClを2回/週使用、南45°、オ
ープンバック条件)。何れの促進試験も、塗装を貫通し
下地金属に達するように形成したカッティングラインの
最大腐食幅(mm)の平均値で評価した。各処理方法毎
に2枚又は3枚のパネルを用い、この幅測定を行った。
ルーズペイントをテープで剥がし、カッティングライン
に沿って10mm又は25mmの間隔で測定した。
【0057】
【表2】
【0058】後処理液と接触する事により減少したりん
酸塩化成皮膜の重量減を表2に示した。表2にはまた、
りん酸塩の皮膜を形成しない場合における各後処理液の
影響を示した。この際には皮膜重量が増加しているが、
これはりん酸塩皮膜がない場合には本発明の後処理液は
別の異なったタイプの化成皮膜を形成した事によるもの
と想考される。
酸塩化成皮膜の重量減を表2に示した。表2にはまた、
りん酸塩の皮膜を形成しない場合における各後処理液の
影響を示した。この際には皮膜重量が増加しているが、
これはりん酸塩皮膜がない場合には本発明の後処理液は
別の異なったタイプの化成皮膜を形成した事によるもの
と想考される。
【0059】表2にみられる如く、本発明において温度
が高くあるいはpHが低い液は、形成された化成皮膜を
除去し易い。従って使用すべきではない。例えば表2の
6.5は濃度が特に高い例であるが、化成皮膜を除去す
るだけでなく下地金属も攻撃する。このため皮膜減少量
の方が元の化成皮膜重量よりも大きくなる場合が生じ
る。
が高くあるいはpHが低い液は、形成された化成皮膜を
除去し易い。従って使用すべきではない。例えば表2の
6.5は濃度が特に高い例であるが、化成皮膜を除去す
るだけでなく下地金属も攻撃する。このため皮膜減少量
の方が元の化成皮膜重量よりも大きくなる場合が生じ
る。
【0060】
【表3】
【0061】表3は、6.5を除く表2の3プロセスに
ペイントを施して行った促進試験の結果である。DIW
は表3の管理値(標準として用いた値)であり、表3の
各枠内のBは95%以上の確率でDIW値よりも良い場
合、またWは95%以上の確率でDIW値よりも悪い場
合、またSは良いとも悪いとも決められない場合であ
る。確率の信頼性はStudent−Tテストによる。また枠
中のTAFはパネル全体の塗着不良である。
ペイントを施して行った促進試験の結果である。DIW
は表3の管理値(標準として用いた値)であり、表3の
各枠内のBは95%以上の確率でDIW値よりも良い場
合、またWは95%以上の確率でDIW値よりも悪い場
合、またSは良いとも悪いとも決められない場合であ
る。確率の信頼性はStudent−Tテストによる。また枠
中のTAFはパネル全体の塗着不良である。
【0062】表3のGM9540P試験、APGE試験の何
れにおいてもりん酸塩皮膜がない場合は、EGAとA6
111についてはDIWよりも好ましい値が得られる
が、EGの場合はDIWと同等程度であり、CRSの場
合はDIWよりも悪くなる。
れにおいてもりん酸塩皮膜がない場合は、EGAとA6
111についてはDIWよりも好ましい値が得られる
が、EGの場合はDIWと同等程度であり、CRSの場
合はDIWよりも悪くなる。
【0063】りん酸塩皮膜有のGM9540Pテストでは、
6.2及び6.4を行うとCRS,EG,EGAに対し
てはDIWよりも耐食性を有するがA6111に対して
はDIW程度である。6.3を行うとEG,EGA,A
6111に対してはDIWよりも優れた結果が得られる
が、CRSに対してはDIW程度である。
6.2及び6.4を行うとCRS,EG,EGAに対し
てはDIWよりも耐食性を有するがA6111に対して
はDIW程度である。6.3を行うとEG,EGA,A
6111に対してはDIWよりも優れた結果が得られる
が、CRSに対してはDIW程度である。
【0064】りん酸塩皮膜有のAPGEテストでは、C
RS,EG,A6111に対しては6.2,6.3,
6.4の何れであってもDIW程度である。しかしEG
Aに対しては6.2,6.3,6.4の何れもが優れた
結果を示す。表3でりん酸塩皮膜有のCRSを6.4で
処理する事は本発明の好ましいプロセスである。しかし
APGEテストではDIWと同等でありSである。尚濃
度とpHは異なるが、6.4と同じ成分を有する6.2
と6.3はりん酸塩皮膜有のCRSに対してはDIWよ
りも悪くなりWである。現在自動車促進試験の傾向はA
PGEからGM9540Pに移行の過程にあり、APGEは
特にZn又はZn合金に対しては有効な促進試験結果を
示さないと報告されている。従って上記のAPGEテス
ト結果は実用性と強い関係がないと思われる。
RS,EG,A6111に対しては6.2,6.3,
6.4の何れであってもDIW程度である。しかしEG
Aに対しては6.2,6.3,6.4の何れもが優れた
結果を示す。表3でりん酸塩皮膜有のCRSを6.4で
処理する事は本発明の好ましいプロセスである。しかし
APGEテストではDIWと同等でありSである。尚濃
度とpHは異なるが、6.4と同じ成分を有する6.2
と6.3はりん酸塩皮膜有のCRSに対してはDIWよ
りも悪くなりWである。現在自動車促進試験の傾向はA
PGEからGM9540Pに移行の過程にあり、APGEは
特にZn又はZn合金に対しては有効な促進試験結果を
示さないと報告されている。従って上記のAPGEテス
ト結果は実用性と強い関係がないと思われる。
【0065】実用性と強い関連があるといわれるGM95
40Pテストにおいては、りん酸塩皮膜有のCRSに対し
6.4は、同じ成分を含有する6.2,6.3に比べて
顕著に好ましい。また6.2,6.3,6.4の3プロ
セスはりん酸塩皮膜を有するCRS,EG,EGA,A
6111の全てに対してDIWよりも優れDIWよりも劣
る場合はない。
40Pテストにおいては、りん酸塩皮膜有のCRSに対し
6.4は、同じ成分を含有する6.2,6.3に比べて
顕著に好ましい。また6.2,6.3,6.4の3プロ
セスはりん酸塩皮膜を有するCRS,EG,EGA,A
6111の全てに対してDIWよりも優れDIWよりも劣
る場合はない。
【0066】
【表4】
【0067】表4は、Niを含有しないZn−Mn系り
ん酸塩皮膜に対する結果である。B,S及びWのそれぞ
れは表3で述べたと同様の意味である。下地がCRSで
りん酸塩皮膜が4.2の場合のフロリダ3ヶ月の結果の
みが耐食性がDIW値よりも悪くWである。しかし悪く
なっている程度は僅かである。一方下地がこれと似たC
RSでりん酸塩皮膜が4.3のフロリダ3ヶ月ではDI
W値よりも優れている。表4の6.4の本発明の後処理
剤はCRS,A6111に対してはGM9540Pテストで、
またEGに対してはフロリダ曝露テストで、またA611
1に対してはAPGEテストでDIWよりも優れた性能
を有している。
ん酸塩皮膜に対する結果である。B,S及びWのそれぞ
れは表3で述べたと同様の意味である。下地がCRSで
りん酸塩皮膜が4.2の場合のフロリダ3ヶ月の結果の
みが耐食性がDIW値よりも悪くWである。しかし悪く
なっている程度は僅かである。一方下地がこれと似たC
RSでりん酸塩皮膜が4.3のフロリダ3ヶ月ではDI
W値よりも優れている。表4の6.4の本発明の後処理
剤はCRS,A6111に対してはGM9540Pテストで、
またEGに対してはフロリダ曝露テストで、またA611
1に対してはAPGEテストでDIWよりも優れた性能
を有している。
【0068】
【表5】
【0069】表5は、浸漬法によりりん酸塩皮膜を形成
したCRS,EG,EGA,A6111に対して本発明の
後処理液(6.4)と他の後処理液(6.6,6.7,
6.8,DIW)を用いた比較である。表5において管
理値(標準として用いた値)は本発明(6.4)であ
り、B,W,Sはこの管理値に対する前表で述べたと同
様の評価である。
したCRS,EG,EGA,A6111に対して本発明の
後処理液(6.4)と他の後処理液(6.6,6.7,
6.8,DIW)を用いた比較である。表5において管
理値(標準として用いた値)は本発明(6.4)であ
り、B,W,Sはこの管理値に対する前表で述べたと同
様の評価である。
【0070】GM9540Pテストにおいては、本発明の
6.4はCRSに対して他の6.6〜DIWに比べて顕
著に優れている。EGに対してはこの相違は不鮮明であ
るが、表でDIWが6.6〜6.8と同等の性能である
事はこれ迄の知見に反するために、この結果は信頼性に
乏しい。EGAとA6111に対しては本発明の6.4は
比較例の6.6〜DIWと同等である。本発明の6.4
は、6.6〜DIWに比べて安価であり、このため本発
明の6.4は経済的に有利である。
6.4はCRSに対して他の6.6〜DIWに比べて顕
著に優れている。EGに対してはこの相違は不鮮明であ
るが、表でDIWが6.6〜6.8と同等の性能である
事はこれ迄の知見に反するために、この結果は信頼性に
乏しい。EGAとA6111に対しては本発明の6.4は
比較例の6.6〜DIWと同等である。本発明の6.4
は、6.6〜DIWに比べて安価であり、このため本発
明の6.4は経済的に有利である。
【0071】
【実施例2】本発明の組成物を、化成皮膜の部分的な補
修に用いる場合には以下のように行う。
修に用いる場合には以下のように行う。
【0072】
【表6】
【0073】
【表7】
【0074】表6は表1の水以外の各成分をそれぞれ約
20%含有するように、表1の液を脱イオン水で薄めた
ものである。
20%含有するように、表1の液を脱イオン水で薄めた
ものである。
【0075】Type 2024-T3 アルミニウムの通常の長方
形の薄板をテストピースとして用い、表7に示す各工程
をその順に施すことにより、最初の保護皮膜を形成し
た。各工程においてテストピースは、浸漬する事によ
り、それぞれの処理液と接触させた。尚商標名で記載し
た表7の各商品は、Henkel CorpのHenkel Surface Tech
nologies division, Madison Heights, Michigan で入
手する事ができる。
形の薄板をテストピースとして用い、表7に示す各工程
をその順に施すことにより、最初の保護皮膜を形成し
た。各工程においてテストピースは、浸漬する事によ
り、それぞれの処理液と接触させた。尚商標名で記載し
た表7の各商品は、Henkel CorpのHenkel Surface Tech
nologies division, Madison Heights, Michigan で入
手する事ができる。
【0076】上記の方法で処理したテストピースには、
健全な皮膜が形成されていた。2週間の塩水噴霧試験に
供したが腐食は発生しなかった。尚ケガキその他の方法
で皮膜を除去すると、この塩水噴霧試験においてその部
分に甚だしいピッテングが直ちに発生する。
健全な皮膜が形成されていた。2週間の塩水噴霧試験に
供したが腐食は発生しなかった。尚ケガキその他の方法
で皮膜を除去すると、この塩水噴霧試験においてその部
分に甚だしいピッテングが直ちに発生する。
【0077】次にテストピスは皮膜にケガキを施す事に
より、あるいは研磨材(SCOTCH-BRITETM,Minnesota Mi
ning & Manufacturing Co.製)により皮膜を磨耗させる
事により、局所的に下地金属を露出させ、その他の部分
の皮膜は健全に保持した。金属が露出した部分と、その
周りの幅2〜10mmの健全な皮膜の存在する部分を、
表1及び表6の液の層で覆った。この被覆液の層は、金
属が露出した部分とその周りの2〜10mmの範囲に亘
って十分に水平な表面が形成されるように十分に厚い被
覆液の層とした。
より、あるいは研磨材(SCOTCH-BRITETM,Minnesota Mi
ning & Manufacturing Co.製)により皮膜を磨耗させる
事により、局所的に下地金属を露出させ、その他の部分
の皮膜は健全に保持した。金属が露出した部分と、その
周りの幅2〜10mmの健全な皮膜の存在する部分を、
表1及び表6の液の層で覆った。この被覆液の層は、金
属が露出した部分とその周りの2〜10mmの範囲に亘
って十分に水平な表面が形成されるように十分に厚い被
覆液の層とした。
【0078】この被覆液の層は、加熱を行わないでその
場で乾燥させた。また他の例ではヘヤドライヤー等を用
いて熱風を供給し乾燥を促進させた。以後塩水噴霧試験
を行ったが、何れの場合においても、皮膜が除去され損
傷されその後で補修された部分の耐塩水腐食性は、損傷
がなく健全な皮膜が維持されていた部分の耐塩水腐食性
に比べて、同等あるいはそれ以上に優れていた。
場で乾燥させた。また他の例ではヘヤドライヤー等を用
いて熱風を供給し乾燥を促進させた。以後塩水噴霧試験
を行ったが、何れの場合においても、皮膜が除去され損
傷されその後で補修された部分の耐塩水腐食性は、損傷
がなく健全な皮膜が維持されていた部分の耐塩水腐食性
に比べて、同等あるいはそれ以上に優れていた。
【0079】
【発明の効果】本発明の後処理組成物は、クロムを含有
していないため、環境上の問題が発生しない。またアミ
ノ変性ポリビニルフェノールを含有する後処理組成物と
同等の性能を有し、またこれに比べて安価であるため経
済的である。また後処理後に水で再洗浄しても耐食性が
損なわれる事がない。また本発明によると、化成皮膜の
健全部分の皮膜の性質を損なうことなく、皮膜の損傷部
分に健全部分と同等以上の性能を安価に付与することが
できる。
していないため、環境上の問題が発生しない。またアミ
ノ変性ポリビニルフェノールを含有する後処理組成物と
同等の性能を有し、またこれに比べて安価であるため経
済的である。また後処理後に水で再洗浄しても耐食性が
損なわれる事がない。また本発明によると、化成皮膜の
健全部分の皮膜の性質を損なうことなく、皮膜の損傷部
分に健全部分と同等以上の性能を安価に付与することが
できる。
Claims (7)
- 【請求項1】水と下記(A),(B),(C),(D)
を含有する事を特徴とする、化成皮膜の後処理用組成
物。 (A)下記i),ii),iii),iV)を満たすフルオロ
金属酸アニオン。i)Fを4原子以上有する。ii)T
i,Zr,Hf,Si,Al,Bから選ばれる原子を1
原子以上有する。iii)選択成分としてイオン化可能な
水素原子を1原子以上及びまたは iV)酸素原子を1原
子以上有する。 (B)Co,Mg,Mn,Zn,Ni,Sn,Cu,Z
r,Fe,Srから選ばれる2価又は4価のカチオン。 (C)Pを含有する無機オキシアニオン、ホスフォネイ
トアニオンの一方あるいは双方。 (D)水溶性およびまたは水分散性の有機ポリマーおよ
びまたはポリマー生成樹脂。 - 【請求項2】pHが2.3〜6.0で、(A)の濃度が
組成物1kg当たり0.0010モル以上であり、組成
物1kg中の(B)のモル数の(A)のモル数に対する
比が0.20:1.0〜3:1.0であり、(C)のP
原子の濃度が組成物1kg当たり0.0015モルでか
つ組成物1kg中のP原子のモル数の(A)のモル数に
対する比が0.12:1.0〜5.0:1.0であり、
(D)の固体としての含有量の(A)の濃度に対する比
が0.2:1.0〜3.0:1.0である事を特徴とす
る、請求項1に記載の、化成皮膜の後処理用組成物。 - 【請求項3】(B)の60%以上がNi,Co,Mn,
Mgであり、(D)がy−(N−R1−N−R2−アミノ
メチル)−4−ヒドロキシスチレン(但し、y=2,
3,5,6で、R1は炭素数が1〜4のアルキルグルー
プで、R2は一般式がH(CHOH)nCH2−で表される
置換基のグループで、nは1〜7の整数)から選ばれる
ポリマーおよび又はコポリマーである事を特徴とする、
請求項1または2に記載の化成皮膜の後処理用組成物。 - 【請求項4】化成皮膜を形成した金属を請求項1又は2
または3に記載の化成皮膜に用いる後処理用組成物に1
秒以上の間接触させて、化成皮膜を形成した金属あるい
は化成皮膜の上に更に1層以上の保護皮膜を形成し金属
の耐食性を向上させる事を特徴とする、化成皮膜の後処
理用方法。 - 【請求項5】化成皮膜がその保護性能が損なわれないで
金属表面を覆っている健全部分と、金属が露出しあるい
は保護性能が劣化している損傷部分とよりなる金属表面
の化成皮膜の補修方法において、該補修方法が下記のI
及びIIの工程を含む事を特徴とする、金属表面に形成し
た化成皮膜の補修方法。I:少なくとも損傷部分を覆っ
て、下と下記(A),(B),(C)を含有する実質的
に均一な厚さの液組成物の被覆層を形成する工程。 (A)下記i),ii),iii),iV)を満足するフルオロ
金属酸アニオン。i)Fを4原子以上有する。ii)T
i,Zr,Hf,Si,Al,Bから選ばれる原子を1
原子以上有する。iii)選択成分としてイオン化可能な
水素原子を1原子以上及びまたは iV)酸素原子を1原
子以上有する。 (B)Co,Mg,Mn,Zn,Ni,Sn,Cu,Z
r,Fe,Srから選ばれる2価又は4価のカチオン。 (C)Pを含有する無機オキシアニオン、ホスフォネイ
トアニオンの一方あるいは双方。 (D)水溶性およびまたは水分散性の有機ポリマーおよ
びまたはポリマー生成樹脂。 II:中間洗浄を行うことなく、工程Iの液組成物をその
まま乾かす工程。 - 【請求項6】工程Iの液組成物が、(A)の濃度が液組
成物1kg当り0.010モル(0.010M/kgと
略記、以下同じ)以上で、(B)の(M/kg)の(A)
の(M/kg)に対する比が0.20:1.0〜3:
1.0であり、(C)の濃度が0.015M/kg以上
であり、(D)の濃度が0.10重量%以上であること
を特徴とする、請求項5記載の金属表面の化成皮膜の補
修方法。 - 【請求項7】工程Iの液組成物が、(A)がフルオロチ
タニウム酸アニオン、フルオロジルコニウム酸アニオン
から選ばれるものであり、(A)の濃度は0.020M
/kg以上であり、(B)の60%以上はCo,Ni,
Mn,Mgから選ばれるものであり、(B)の(M/k
g)の(A)の(M/kg)に対する比が0.33:
1.0〜2.5:1.0であり、(C)が正りん酸塩、
亜りん酸塩、次亜りん酸塩、ホスフォネイト、ピロリン
酸塩アニオンから選ばれるものであり、(C)の濃度は
0.030M/kg以上であり、(D)はエポキシ樹
脂、アミノプラスト樹脂、タンニン、フェノール−フォ
ルムアルデヒド樹脂、及びビニルフェノールとフェノー
ルリングに配されたアルキル基及びアルキルアミノメチ
ル基のポリマーとから選ばれるものであり、該ポリマー
は1%以上が水溶性又は水分散性であり、組成物中の
(D)の重量%の(A)の重量%に対する比は0.5:
1.0〜3:1.0であり、また(D)の濃度は0.2
0重量%以上であることを特徴とする、請求項5または
6に記載の、金属表面の化成皮膜の補修方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/873,208 | 1997-06-11 | ||
| US08/873,208 US5885373A (en) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | Chromium free, low organic content post-rinse for conversion coatings |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116077A true JPH116077A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=25361180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10104572A Pending JPH116077A (ja) | 1997-06-11 | 1998-04-15 | 化成皮膜の後処理用組成物、それを用いた後処理方法、化成皮膜の補修方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5885373A (ja) |
| JP (1) | JPH116077A (ja) |
| AR (1) | AR015880A1 (ja) |
| WO (1) | WO1998056963A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA985039B (ja) |
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| JP2003526012A (ja) * | 2000-03-07 | 2003-09-02 | ヒェメタル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 燐酸塩被覆を施与する方法および該方法により燐酸塩処理した金属部材の使用 |
| JP2004076024A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-11 | Nippon Paint Co Ltd | アルミニウム系基材の処理方法及び製品 |
| WO2009116376A1 (ja) | 2008-02-27 | 2009-09-24 | 日本パーカライジング株式会社 | 金属材料およびその製造方法 |
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- 1998-06-10 WO PCT/US1998/011394 patent/WO1998056963A1/en not_active Ceased
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