JPH116078A - アルミニウム用化成処理剤および化成処理方法 - Google Patents
アルミニウム用化成処理剤および化成処理方法Info
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- JPH116078A JPH116078A JP15494097A JP15494097A JPH116078A JP H116078 A JPH116078 A JP H116078A JP 15494097 A JP15494097 A JP 15494097A JP 15494097 A JP15494097 A JP 15494097A JP H116078 A JPH116078 A JP H116078A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/34—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides
- C23C22/37—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides containing also hexavalent chromium compounds
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミニウム合金を化成処理液により前処理
をした後、水切り乾燥を行っても高膜厚塗装塗膜の密着
性が良好に保たれ、塗膜に優れた密着性と耐食性を付与
する化成処理液を提供する。 【解決手段】 6価クロムイオン0.1〜0.5g/l、
フルオロジルコニウムイオンをZrとして0.01〜0.
5g/l、更に水溶性もしくはコロイド珪素化合物をS
iとして0.01〜0.1g/l含み、フッ素を全体とし
て0.1〜0.5g/l含有するpH1.5〜3.0のアル
ミニウムおよびアルミニウム合金用化成処理液。アルミ
ニウムまたはアルミニウム合金の塗装前処理として上記
の化成処理液で処理し、その表面にクロム量として5〜
20mg/m2のクロム皮膜を形成することアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金の化成処理方法。
をした後、水切り乾燥を行っても高膜厚塗装塗膜の密着
性が良好に保たれ、塗膜に優れた密着性と耐食性を付与
する化成処理液を提供する。 【解決手段】 6価クロムイオン0.1〜0.5g/l、
フルオロジルコニウムイオンをZrとして0.01〜0.
5g/l、更に水溶性もしくはコロイド珪素化合物をS
iとして0.01〜0.1g/l含み、フッ素を全体とし
て0.1〜0.5g/l含有するpH1.5〜3.0のアル
ミニウムおよびアルミニウム合金用化成処理液。アルミ
ニウムまたはアルミニウム合金の塗装前処理として上記
の化成処理液で処理し、その表面にクロム量として5〜
20mg/m2のクロム皮膜を形成することアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金の化成処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウムまた
はアルミニウム合金(以下、アルミニウム合金と略記す
る)を塗装する前にそれらの表面に優れた耐食性と塗装
密着性を付与する新規なアルミニウム合金用化成処理液
に関する。特にアルミホイールの粉体塗装等の厚膜塗装
の際の前処理として効果的に適用されるものである。
はアルミニウム合金(以下、アルミニウム合金と略記す
る)を塗装する前にそれらの表面に優れた耐食性と塗装
密着性を付与する新規なアルミニウム合金用化成処理液
に関する。特にアルミホイールの粉体塗装等の厚膜塗装
の際の前処理として効果的に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム合金のクロメート処理方法
としては、従来、リン酸クロメート、クロミウムクロメ
ート等があるが、アルミニウム合金表面特有の光沢を保
持したアルミホイール光輝仕様(着色が目視では分から
ないような表面仕上げ)の際、低クロム量(Crとして
5〜20mg/m2)でコントロールされるのが一般的
である。
としては、従来、リン酸クロメート、クロミウムクロメ
ート等があるが、アルミニウム合金表面特有の光沢を保
持したアルミホイール光輝仕様(着色が目視では分から
ないような表面仕上げ)の際、低クロム量(Crとして
5〜20mg/m2)でコントロールされるのが一般的
である。
【0003】特公平7−100872号公報にはりん酸
イオン、6価クロムイオン、およびフッ素イオン、フル
オロケイ酸イオンもしくはフルオロホウ酸イオンを含有
し、pHを1.0〜3.0にしたアルミニウムまたはアル
ミニウム合金用化成処理液を開示している。この発明は
ジルコニウムイオンおよびSiイオンは使用されていな
い。また厚膜に塗装に対して優れた密着性を付与する提
案はされていない。特開平5−179486号公報はア
ルミホイールを、6価クロムイオン、硫酸イオン、フッ
素およびジルコニウムイオンを含む処理液中で陰極電解
処理することによりその表面にクロメート皮膜を形成す
ることを開示している。この発明はSiイオンを含まな
い。またこの発明は処理浴中で電解することを特徴とし
ており、糸錆の発生を防止するため、50〜250mg
/m2のクロム付着量の皮膜を形成することを意図して
いる。
イオン、6価クロムイオン、およびフッ素イオン、フル
オロケイ酸イオンもしくはフルオロホウ酸イオンを含有
し、pHを1.0〜3.0にしたアルミニウムまたはアル
ミニウム合金用化成処理液を開示している。この発明は
ジルコニウムイオンおよびSiイオンは使用されていな
い。また厚膜に塗装に対して優れた密着性を付与する提
案はされていない。特開平5−179486号公報はア
ルミホイールを、6価クロムイオン、硫酸イオン、フッ
素およびジルコニウムイオンを含む処理液中で陰極電解
処理することによりその表面にクロメート皮膜を形成す
ることを開示している。この発明はSiイオンを含まな
い。またこの発明は処理浴中で電解することを特徴とし
ており、糸錆の発生を防止するため、50〜250mg
/m2のクロム付着量の皮膜を形成することを意図して
いる。
【0004】上記引例に開示されたクロメートしょりは
一般的には溶剤塗装用前処理であるため、クロメート処
理後、塗装に先立って事前に水切り乾燥工程を必要とす
るが、この乾燥(80〜150℃×10〜30分)によ
り、クロメート皮膜表面がより塗装密着性の悪い表面状
態(表面エネルギーの低下)に変化することが知られて
いる。この傾向は特に高膜厚塗装(粉体塗装を含む)の
前処理として採用したとき、塗膜密着性の低下と、それ
に基づく耐食性(サイクル腐食性)の低下をもたらす。
一般的には溶剤塗装用前処理であるため、クロメート処
理後、塗装に先立って事前に水切り乾燥工程を必要とす
るが、この乾燥(80〜150℃×10〜30分)によ
り、クロメート皮膜表面がより塗装密着性の悪い表面状
態(表面エネルギーの低下)に変化することが知られて
いる。この傾向は特に高膜厚塗装(粉体塗装を含む)の
前処理として採用したとき、塗膜密着性の低下と、それ
に基づく耐食性(サイクル腐食性)の低下をもたらす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のク
ロメート処理方法で前処理されたアルミホイールは、そ
れに続く塗装のために水切り乾燥が必須であり、特に高
膜厚塗装(粉体塗装等)においては水切り乾燥による表
面状態の変質は解決されなければならない重要な課題で
ある。本発明の目的は、アルミニウムまたはアルミニウ
ム合金を化成処理液により前処理をした後、水切り乾燥
を行っても、高膜厚塗装(粉体塗装等)塗膜の密着性が
良好に保たれ、塗膜に優れた密着性と耐食性を付与する
化成処理液を提供するするものである。
ロメート処理方法で前処理されたアルミホイールは、そ
れに続く塗装のために水切り乾燥が必須であり、特に高
膜厚塗装(粉体塗装等)においては水切り乾燥による表
面状態の変質は解決されなければならない重要な課題で
ある。本発明の目的は、アルミニウムまたはアルミニウ
ム合金を化成処理液により前処理をした後、水切り乾燥
を行っても、高膜厚塗装(粉体塗装等)塗膜の密着性が
良好に保たれ、塗膜に優れた密着性と耐食性を付与する
化成処理液を提供するするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、6価クロムイ
オン0.1〜0.5g/l、フルオロジルコニウムイオン
をZrとして0.01〜0.5g/l、フッ素イオンをF
として0.1〜0.5g/l、更に水溶性珪素化合物をS
iとして0.01〜0.1g/l含むpH1.5〜3.0の
アルミニウムおよびアルミニウム合金、特にアルミホイ
ール用クロメート処理液を提供する。また本発明は、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金の塗装前処理として
アルミニウムまたはアルミニウム合金を上記の化成処理
液で処理し、その表面にクロム量として5〜20mg/
m2のクロム皮膜を形成することを特徴とするアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金の化成処理方法を提供す
る。また本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合
金、特にアルミホイールの塗装前処理としてアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金を酸またはアルカリによりエ
ッチングしたのち、上記の化成処理を行うアルミニウム
またはアルミニウム合金の化成処理方法を提供する。更
に本発明は、上記方法により化成処理されたアルミホイ
ールに関する。
オン0.1〜0.5g/l、フルオロジルコニウムイオン
をZrとして0.01〜0.5g/l、フッ素イオンをF
として0.1〜0.5g/l、更に水溶性珪素化合物をS
iとして0.01〜0.1g/l含むpH1.5〜3.0の
アルミニウムおよびアルミニウム合金、特にアルミホイ
ール用クロメート処理液を提供する。また本発明は、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金の塗装前処理として
アルミニウムまたはアルミニウム合金を上記の化成処理
液で処理し、その表面にクロム量として5〜20mg/
m2のクロム皮膜を形成することを特徴とするアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金の化成処理方法を提供す
る。また本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合
金、特にアルミホイールの塗装前処理としてアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金を酸またはアルカリによりエ
ッチングしたのち、上記の化成処理を行うアルミニウム
またはアルミニウム合金の化成処理方法を提供する。更
に本発明は、上記方法により化成処理されたアルミホイ
ールに関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の化成処理液は6価クロム
イオン、フルオロジルコニウムイオン、フッ素イオンお
よびSiイオンを必須成分として含むことを特徴とす
る。6価クロムイオンを含有させるにはクロム酸(Cr
O3)を使用することが好ましい。このクロム酸の含有
量は6価クロムイオンとして0.1〜0.5g/l、特に
0.25〜0.35g/lの範囲が好ましく、0.1以下
では化成皮膜が十分に形成されない(クロム付着量とし
て5mg/m2以下)ため耐食性が劣る。0.5g/lを
越えると、皮膜付着量が過大となり(クロム付着量とし
て20mg/m2以上)、アルミホイール光輝仕様時等
に外観不良(目視で着色が判断される状態)となる。
イオン、フルオロジルコニウムイオン、フッ素イオンお
よびSiイオンを必須成分として含むことを特徴とす
る。6価クロムイオンを含有させるにはクロム酸(Cr
O3)を使用することが好ましい。このクロム酸の含有
量は6価クロムイオンとして0.1〜0.5g/l、特に
0.25〜0.35g/lの範囲が好ましく、0.1以下
では化成皮膜が十分に形成されない(クロム付着量とし
て5mg/m2以下)ため耐食性が劣る。0.5g/lを
越えると、皮膜付着量が過大となり(クロム付着量とし
て20mg/m2以上)、アルミホイール光輝仕様時等
に外観不良(目視で着色が判断される状態)となる。
【0008】フルオロジルコニウムイオンは供給源とし
てジルコンフッ化水素酸またはその塩類等を用いること
ができる。フルオロジルコニウムイオンはZrとして
0.01〜0.5g/lの範囲が好ましく、特に0.05
〜0.15g/lの範囲で含まれるのが好ましい。フッ
素イオンはフルオロジルコニウム錯塩、珪フッ化物、珪
フッ化水素酸、フッ化水素酸(HF)、フッ化ナトリウ
ム(NaF)、フッ化カリウム(KF)等の1種または
2種以上より選択され、供給される。全フッ素量として
0.1〜0.5g/l、特に0.15〜0.25g/lの範
囲が好ましく、0.1g/l以下では化成皮膜量の低下
(クロム付着量として5mg/m2以下)により耐食性
が低下し、0.5g/l以下では皮膜付着量が過大とな
り外観不良となる。
てジルコンフッ化水素酸またはその塩類等を用いること
ができる。フルオロジルコニウムイオンはZrとして
0.01〜0.5g/lの範囲が好ましく、特に0.05
〜0.15g/lの範囲で含まれるのが好ましい。フッ
素イオンはフルオロジルコニウム錯塩、珪フッ化物、珪
フッ化水素酸、フッ化水素酸(HF)、フッ化ナトリウ
ム(NaF)、フッ化カリウム(KF)等の1種または
2種以上より選択され、供給される。全フッ素量として
0.1〜0.5g/l、特に0.15〜0.25g/lの範
囲が好ましく、0.1g/l以下では化成皮膜量の低下
(クロム付着量として5mg/m2以下)により耐食性
が低下し、0.5g/l以下では皮膜付着量が過大とな
り外観不良となる。
【0009】Siイオンは水溶性もしくはコロイド珪素
化合物として供給される。水溶性もしくはコロイド珪素
化合物としは、コロイダルシリカ、珪酸アルカリおよび
フルオロ珪酸イオンから選択される1種または2種以上
が用いられる。Siイオンの配合量はSiとして0.0
1〜0.1g/lの範囲に調整されることが好ましく、
特に0.02〜0.05g/lの範囲が好ましい。0.0
1以下では高膜厚塗膜(粉体塗装塗膜等)の密着性に優
れた表面を付与できず、0.1g/l以上では耐食性が
低下する。
化合物として供給される。水溶性もしくはコロイド珪素
化合物としは、コロイダルシリカ、珪酸アルカリおよび
フルオロ珪酸イオンから選択される1種または2種以上
が用いられる。Siイオンの配合量はSiとして0.0
1〜0.1g/lの範囲に調整されることが好ましく、
特に0.02〜0.05g/lの範囲が好ましい。0.0
1以下では高膜厚塗膜(粉体塗装塗膜等)の密着性に優
れた表面を付与できず、0.1g/l以上では耐食性が
低下する。
【0010】化成処理液のpHは1.5〜3.0、好まし
くは2.0〜2.5の範囲に制御されるが、pHの調整に
はリン酸、硝酸、塩酸などの酸または水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどから任意に選んで用いることが
できる。pHが1.5未満ではエッチング過多となり、
皮膜が形成されにくく、3.0を越えるとエッチングが
が弱くなり均一且つ十分な皮膜が形成されない。
くは2.0〜2.5の範囲に制御されるが、pHの調整に
はリン酸、硝酸、塩酸などの酸または水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどから任意に選んで用いることが
できる。pHが1.5未満ではエッチング過多となり、
皮膜が形成されにくく、3.0を越えるとエッチングが
が弱くなり均一且つ十分な皮膜が形成されない。
【0011】アルミニウムまたはアルミニウム合金上に
本発明の化成処理を施す場合には、まず表面を清浄化す
る。その洗浄方法としては純水での洗浄、アルカリ洗
浄、酸洗浄または溶剤の洗浄の1ないし2以上を組み合
せて洗浄してもよい。またアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金表面を洗浄したのち、酸またはアルカリ等でエ
ッチングしてもよい。
本発明の化成処理を施す場合には、まず表面を清浄化す
る。その洗浄方法としては純水での洗浄、アルカリ洗
浄、酸洗浄または溶剤の洗浄の1ないし2以上を組み合
せて洗浄してもよい。またアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金表面を洗浄したのち、酸またはアルカリ等でエ
ッチングしてもよい。
【0012】本発明の化成処理液による処理方法として
は、浸漬、スプレーなど任意の方法を使用してもよい。
処理温度と処理時間は被処理物のクロム付着量を左右す
る因子となる。処理は10〜70℃の間で行うことがで
きるが、好ましくは30〜50℃の範囲である。また処
理時間は10〜300秒が好ましいが、5〜20g/m
2のクロム付着量を得るためには30〜90秒が好まし
い。
は、浸漬、スプレーなど任意の方法を使用してもよい。
処理温度と処理時間は被処理物のクロム付着量を左右す
る因子となる。処理は10〜70℃の間で行うことがで
きるが、好ましくは30〜50℃の範囲である。また処
理時間は10〜300秒が好ましいが、5〜20g/m
2のクロム付着量を得るためには30〜90秒が好まし
い。
【0013】
【実施例】以下に、実施例により本発明をより具体的に
詳細に説明する。実施例 1、2 表面が鋳造研削されたアルミホイール(材質:AC4
G)を50〜55℃に加熱保持した脱脂剤〔日本ペイン
ト(株)製;商品名「サーフクリーナー53S」を水で
2%(w/v)に希釈して使用〕でスプレー圧1kg/
cm2で2分間スプレー処理して表面の油分を取り除い
た。脱脂後、水道水で脱脂剤を十分洗浄除去し、酸洗を
行った。酸洗浴は、硫酸を2%(w/v)、エッチング
コントロール剤〔日本ペイント(株)製;商品名「サー
フダイザー#1」〕を1%(w/v)となるように水中
に溶解したものを用いた。酸洗浴は50℃に保温し、こ
こに1分間浸漬した。酸洗処理後水道水で洗浄した後、
アルミホイール表面に35℃に加熱した本発明の化成処
理液を小型スプレーテンターを用いて1kg/cm2で
60秒間スプレー塗布した。使用した化成処理液の配合
および配合量および液中の有効成分の含有量および液の
pHを表1に示した。上記化成処理液を塗布したアルミ
ホイールはその表面にクロメート皮膜を形成した。次に
アルミホイールは水道水による洗浄、次いで電気伝導度
が5μs/cm以下のイオン交換水により純水洗浄によ
り十分清浄化した。これを電気乾燥機中で80℃で10
分間乾燥した。化成処理液による前処理を施したアルミ
ホイールに粉体塗料「パウダックスA50」(日本ペイ
ント(株)製)を塗布し、160℃で20分間焼付け乾
燥して膜厚120〜130μmの塗膜を形成した。得ら
れた塗装アルミホイールの塗膜につき、化成処理による
クロム付着量および粉体塗装皮膜の特性を表2に記載し
た。
詳細に説明する。実施例 1、2 表面が鋳造研削されたアルミホイール(材質:AC4
G)を50〜55℃に加熱保持した脱脂剤〔日本ペイン
ト(株)製;商品名「サーフクリーナー53S」を水で
2%(w/v)に希釈して使用〕でスプレー圧1kg/
cm2で2分間スプレー処理して表面の油分を取り除い
た。脱脂後、水道水で脱脂剤を十分洗浄除去し、酸洗を
行った。酸洗浴は、硫酸を2%(w/v)、エッチング
コントロール剤〔日本ペイント(株)製;商品名「サー
フダイザー#1」〕を1%(w/v)となるように水中
に溶解したものを用いた。酸洗浴は50℃に保温し、こ
こに1分間浸漬した。酸洗処理後水道水で洗浄した後、
アルミホイール表面に35℃に加熱した本発明の化成処
理液を小型スプレーテンターを用いて1kg/cm2で
60秒間スプレー塗布した。使用した化成処理液の配合
および配合量および液中の有効成分の含有量および液の
pHを表1に示した。上記化成処理液を塗布したアルミ
ホイールはその表面にクロメート皮膜を形成した。次に
アルミホイールは水道水による洗浄、次いで電気伝導度
が5μs/cm以下のイオン交換水により純水洗浄によ
り十分清浄化した。これを電気乾燥機中で80℃で10
分間乾燥した。化成処理液による前処理を施したアルミ
ホイールに粉体塗料「パウダックスA50」(日本ペイ
ント(株)製)を塗布し、160℃で20分間焼付け乾
燥して膜厚120〜130μmの塗膜を形成した。得ら
れた塗装アルミホイールの塗膜につき、化成処理による
クロム付着量および粉体塗装皮膜の特性を表2に記載し
た。
【0014】比較例 1〜3 化成処理液として表1に示すものを使用した以外は実施
例1と同様にして、アルミホイールの前処理および粉体
塗装を行った。得られた塗装アルミホイールの塗膜につ
き、化成処理によるクロム付着量および粉体塗装皮膜の
特性を表2に記載した。
例1と同様にして、アルミホイールの前処理および粉体
塗装を行った。得られた塗装アルミホイールの塗膜につ
き、化成処理によるクロム付着量および粉体塗装皮膜の
特性を表2に記載した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】粉体塗装塗膜の特性および化成処理液によ
るクロムの付着量を次の方法により評価した。 〔塗膜の2次密着性〕粉体塗装したアルミホイールを5
0℃の温水中に240時間浸漬したのち、ナイフでゴバ
ン目状に2mm間隔に切り目をいれて、セロテープによ
り剥がれを評価した。評価基準 ◎:端部剥離なし、 ○:剥離面積が10%未満 △:剥離面積が30%未満 ×:剥離面積が30%以上
るクロムの付着量を次の方法により評価した。 〔塗膜の2次密着性〕粉体塗装したアルミホイールを5
0℃の温水中に240時間浸漬したのち、ナイフでゴバ
ン目状に2mm間隔に切り目をいれて、セロテープによ
り剥がれを評価した。評価基準 ◎:端部剥離なし、 ○:剥離面積が10%未満 △:剥離面積が30%未満 ×:剥離面積が30%以上
【0018】〔耐食性〕クロスカット(十文字に切り目
を入れる)を入れた後、サイクル腐食試験(CCT)を
100サイクル行い、100サイクル後、取り出して外
観を目視評価した。なお、CCTの1サイクルには、次
の環境条件が加えられる: 塩水噴霧試験(SST;5%NaCl×35℃)2時間 → 高温高湿条件(9 8%RH×40℃)2時間 → 乾燥条件(60℃)4時間。 〔クロム付着量〕蛍光X線を用いて定量分析を行った。
を入れる)を入れた後、サイクル腐食試験(CCT)を
100サイクル行い、100サイクル後、取り出して外
観を目視評価した。なお、CCTの1サイクルには、次
の環境条件が加えられる: 塩水噴霧試験(SST;5%NaCl×35℃)2時間 → 高温高湿条件(9 8%RH×40℃)2時間 → 乾燥条件(60℃)4時間。 〔クロム付着量〕蛍光X線を用いて定量分析を行った。
【0019】
【発明の効果】アルミニウムまたはアルミニウム合金の
塗装に先立って、本発明の化成処理液によりその表面を
前処理しておくことによって、粉体塗装のような厚膜塗
装を行った場合でも、2次密着性は優れており、その結
果耐食性にも優れた塗装仕上げが得られる。
塗装に先立って、本発明の化成処理液によりその表面を
前処理しておくことによって、粉体塗装のような厚膜塗
装を行った場合でも、2次密着性は優れており、その結
果耐食性にも優れた塗装仕上げが得られる。
Claims (6)
- 【請求項1】 6価クロムイオン0.1〜0.5g/l、
フルオロジルコニウムイオンをZrとして0.01〜0.
5g/l、更に水溶性もしくはコロイド珪素化合物をS
iとして0.01〜0.1g/l含み、フッ素を全体とし
て0.1〜0.5g/l含有するpH1.5〜3.0のアル
ミニウムおよびアルミニウム合金用化成処理液。 - 【請求項2】 水溶性もしくはコロイド珪素化合物が珪
酸アルカリ、フルオロ珪酸イオン、コロイダルシリカか
らなる群から選ばれる1種または2種以上の化合物であ
る請求項1記載の化成処理液。 - 【請求項3】 アルミニウムまたはアルミニウム合金の
塗装前処理としてアルミニウムまたはアルミニウム合金
を請求項1または2に記載の化成処理液で処理し、その
表面にクロム量として5〜20mg/m2のクロム皮膜
を形成することを特徴とするアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金の化成処理方法。 - 【請求項4】 アルミニウムまたはアルミニウム合金の
塗装前処理としてアルミニウムまたはアルミニウム合金
を酸またはアルカリによりエッチングしたのち、請求項
3に記載の化成処理を行うアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金の化成処理方法。 - 【請求項5】 アルミニウムまたはアルミニウム合金の
塗装が粉体塗装である請求項3または4記載の化成処理
方法。 - 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかの方法で化成処
理されたアルミホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15494097A JPH116078A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | アルミニウム用化成処理剤および化成処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15494097A JPH116078A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | アルミニウム用化成処理剤および化成処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116078A true JPH116078A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15595266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15494097A Pending JPH116078A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | アルミニウム用化成処理剤および化成処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116078A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000282251A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-10-10 | Topy Ind Ltd | アルミニウム基材及びアルミニウム合金基材の塗装方法並びに塗装物 |
| EP1120479A3 (en) * | 2000-01-28 | 2003-07-09 | Nippon Paint Co., Ltd. | Method of coating aluminum wheels and clear coated aluminium wheels |
| EP1106710A3 (en) * | 1999-12-09 | 2003-07-09 | Nippon Paint Co., Ltd. | Aluminium wheel surface conditioner, method of coating therewith, and unpigmented aluminium wheel |
| JP2007107069A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | アルミニウム系基材の表面処理方法 |
| JP2007196227A (ja) * | 1999-01-25 | 2007-08-09 | Topy Ind Ltd | アルミニウム基材及びアルミニウム合金基材の塗装方法並びに塗装物 |
| JP2010156055A (ja) * | 1997-09-17 | 2010-07-15 | Chemetall Plc | 金属基体の腐食防止用の方法及び組成物 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP15494097A patent/JPH116078A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010156055A (ja) * | 1997-09-17 | 2010-07-15 | Chemetall Plc | 金属基体の腐食防止用の方法及び組成物 |
| JP2000282251A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-10-10 | Topy Ind Ltd | アルミニウム基材及びアルミニウム合金基材の塗装方法並びに塗装物 |
| JP2007196227A (ja) * | 1999-01-25 | 2007-08-09 | Topy Ind Ltd | アルミニウム基材及びアルミニウム合金基材の塗装方法並びに塗装物 |
| EP1106710A3 (en) * | 1999-12-09 | 2003-07-09 | Nippon Paint Co., Ltd. | Aluminium wheel surface conditioner, method of coating therewith, and unpigmented aluminium wheel |
| EP1120479A3 (en) * | 2000-01-28 | 2003-07-09 | Nippon Paint Co., Ltd. | Method of coating aluminum wheels and clear coated aluminium wheels |
| JP2007107069A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | アルミニウム系基材の表面処理方法 |
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