JPH1160882A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH1160882A JPH1160882A JP23180897A JP23180897A JPH1160882A JP H1160882 A JPH1160882 A JP H1160882A JP 23180897 A JP23180897 A JP 23180897A JP 23180897 A JP23180897 A JP 23180897A JP H1160882 A JPH1160882 A JP H1160882A
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- Japan
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- rubber
- resin
- styrene
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性、耐衝撃性、成形加工性のバランスに
優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 N−置換マレイミド化合物単位含有メタ
クリル系重合体1〜70重量部と、ゴム強化スチレン系
樹脂99〜30重量部とからなる熱可塑性樹脂組成物。
優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 N−置換マレイミド化合物単位含有メタ
クリル系重合体1〜70重量部と、ゴム強化スチレン系
樹脂99〜30重量部とからなる熱可塑性樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂組成
物に関し、より詳しくは耐熱性、耐衝撃性並びに成形加
工性などのバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物に関す
る。
物に関し、より詳しくは耐熱性、耐衝撃性並びに成形加
工性などのバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気用品、自動車、事務製品などの分野
においては、ブタジェン、エチレン−プロピレン等のジ
エン系化合物および/またはオレフィン系化合物を主体
とするゴム成分にアクリロニトリルおよびスチレンをグ
ラフト重合させたABS樹脂、AES樹脂等の加工性、
機械的強度等の優れたゴム強化スチレン系樹脂が使用さ
れているが、近年、特に自動車内装部品等の用途におい
ては、耐熱性の改良要求が高くなってきている。
においては、ブタジェン、エチレン−プロピレン等のジ
エン系化合物および/またはオレフィン系化合物を主体
とするゴム成分にアクリロニトリルおよびスチレンをグ
ラフト重合させたABS樹脂、AES樹脂等の加工性、
機械的強度等の優れたゴム強化スチレン系樹脂が使用さ
れているが、近年、特に自動車内装部品等の用途におい
ては、耐熱性の改良要求が高くなってきている。
【0003】ゴム強化スチレン系樹脂の耐熱性を向上さ
せる方法としては、例えばスチレンの一部あるいは全部
をα−メチルスチレンに置き換える方法(特公昭49−
37415号公報)が提案されている。しかしながら、
この方法では、耐熱性を向上させることはできるもの
の、耐熱性、耐衝撃性並びに成形加工性などの諸性質の
バランスが十分でなく、市場の要求を十分に満足しきれ
ていないのが実情である。またゴム強化スチレン系樹脂
は、ゴム状重合体であるため、表面硬度が低く傷つきや
すく、例えば、自動車部品として使用する場合には洗車
ブラシ等により傷が付きやすいという問題点を有してい
た。このような傷の発生は、ゴム強化スチレン樹脂の持
つ光沢性のある外観を悪化させ商品価値を損なうため、
傷の発生を抑えるべく、従来さらに成形品の表面を塗装
したり、表面保護コートを施したりすることが必要であ
った。しかしながら、このような塗装や保護コート処理
などの後処理は、製造工程が煩雑になるばかりでなく、
コストを上昇させる要因となっている。
せる方法としては、例えばスチレンの一部あるいは全部
をα−メチルスチレンに置き換える方法(特公昭49−
37415号公報)が提案されている。しかしながら、
この方法では、耐熱性を向上させることはできるもの
の、耐熱性、耐衝撃性並びに成形加工性などの諸性質の
バランスが十分でなく、市場の要求を十分に満足しきれ
ていないのが実情である。またゴム強化スチレン系樹脂
は、ゴム状重合体であるため、表面硬度が低く傷つきや
すく、例えば、自動車部品として使用する場合には洗車
ブラシ等により傷が付きやすいという問題点を有してい
た。このような傷の発生は、ゴム強化スチレン樹脂の持
つ光沢性のある外観を悪化させ商品価値を損なうため、
傷の発生を抑えるべく、従来さらに成形品の表面を塗装
したり、表面保護コートを施したりすることが必要であ
った。しかしながら、このような塗装や保護コート処理
などの後処理は、製造工程が煩雑になるばかりでなく、
コストを上昇させる要因となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記問題点を解決し、耐熱性、耐衝撃性並びに
成形加工性のバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物を提
供することにある。
目的は、上記問題点を解決し、耐熱性、耐衝撃性並びに
成形加工性のバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、特定組成からなるメ
タクリル系重合体(A)とゴム強化スチレン系樹脂
(B)とを特定の割合で配合することにより、上記課題
が達成できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
を達成するため鋭意検討した結果、特定組成からなるメ
タクリル系重合体(A)とゴム強化スチレン系樹脂
(B)とを特定の割合で配合することにより、上記課題
が達成できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】すなわち、上記目的は本発明によれば、
(A)メタクリル酸メチル単位70〜99重量%、N−
置換マレイミド化合物単位1〜15重量%およびこれら
と共重合可能な他の単量体単位0〜15重量%からなる
メタクリル系重合体1〜70重量部と、(B)ゴム強化
スチレン系樹脂99〜30重量部とからなる熱可塑性樹
脂組成物により達成することができる。
(A)メタクリル酸メチル単位70〜99重量%、N−
置換マレイミド化合物単位1〜15重量%およびこれら
と共重合可能な他の単量体単位0〜15重量%からなる
メタクリル系重合体1〜70重量部と、(B)ゴム強化
スチレン系樹脂99〜30重量部とからなる熱可塑性樹
脂組成物により達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明に用いるメタクリル系重合体(A)
は、主として樹脂組成物の耐熱性を向上させる成分であ
り、メタクリル酸メチル単位70〜99重量%、好まし
くは70〜98重量%、より好ましくは80〜94重量
%、N−置換マレイミド化合物単位1〜15重量%、お
よびこれらと共重合可能な他の単量体単位0〜15重量
%から構成されることが必要である。メタクリル酸メチ
ル単位の含有量が70重量%未満の場合には、透明性、
成形加工性が十分でなく好ましくなく、一方、含有量が
99重量%を越える場合には所望の耐熱性が得られず好
ましくない。
は、主として樹脂組成物の耐熱性を向上させる成分であ
り、メタクリル酸メチル単位70〜99重量%、好まし
くは70〜98重量%、より好ましくは80〜94重量
%、N−置換マレイミド化合物単位1〜15重量%、お
よびこれらと共重合可能な他の単量体単位0〜15重量
%から構成されることが必要である。メタクリル酸メチ
ル単位の含有量が70重量%未満の場合には、透明性、
成形加工性が十分でなく好ましくなく、一方、含有量が
99重量%を越える場合には所望の耐熱性が得られず好
ましくない。
【0009】上記N−置換マレイミド単位を構成する単
量体としては、特に限定されないが、N−メチルマレイ
ミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミ
ド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシル
マレイミド、N−フェニルマレイミド、N−トルイルマ
レイミド、N−キシリールマレイミド、N−ナフチルマ
レイミド、N−t−ブチルマレイミド、N−オルトクロ
ルフェニルマレイミド、N−オルトメトキシフェニルマ
レイミド、N−オルトブロモフェニルマレイミドなどが
挙げられる。これらのうちN−シクロヘキシルマレイミ
ドが特に好ましく使用される。これらのN−置換マレイ
ミドは1種、または2種以上を用いることができる。N
−置換マレイミド化合物単位の含有量は1〜15重量
%、好ましくは3〜12重量%の範囲であることが必要
である。N−置換マレイミド単位の含有量が1重量%未
満の場合には所望の耐熱性が得られず好ましくない。一
方、含有量が15重量%を越える場合には、成形加工性
が十分でなく好ましくない。
量体としては、特に限定されないが、N−メチルマレイ
ミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミ
ド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシル
マレイミド、N−フェニルマレイミド、N−トルイルマ
レイミド、N−キシリールマレイミド、N−ナフチルマ
レイミド、N−t−ブチルマレイミド、N−オルトクロ
ルフェニルマレイミド、N−オルトメトキシフェニルマ
レイミド、N−オルトブロモフェニルマレイミドなどが
挙げられる。これらのうちN−シクロヘキシルマレイミ
ドが特に好ましく使用される。これらのN−置換マレイ
ミドは1種、または2種以上を用いることができる。N
−置換マレイミド化合物単位の含有量は1〜15重量
%、好ましくは3〜12重量%の範囲であることが必要
である。N−置換マレイミド単位の含有量が1重量%未
満の場合には所望の耐熱性が得られず好ましくない。一
方、含有量が15重量%を越える場合には、成形加工性
が十分でなく好ましくない。
【0010】メタクリル酸メチルおよびN−置換マレイ
ミドと共重合可能な他の単量体単位を構成する単量体と
しては、特に限定されず、例えばスチレン、ビニルトル
エン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
等のアクリル酸エステル;メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸イソボロニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル
酸フェニル、メタクリル酸トリブロモフェニル、メタク
リル酸ジシクロペンタニル等のメタクリル酸メチル以外
のメタクリル酸エステル;アクリル酸、メタクリル酸、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル等
が挙げられる。これらのうちスチレンが特に好ましく用
いられる。共重合可能な他の単量体単位の含有量は0〜
15重量%、好ましくは1〜15重量%、より好ましく
は3〜12重量%の範囲である。共重合可能な他の単量
体単位の含有量が15重量%を超える場合には耐熱性、
機械強度、透明性の低下を招く場合があり好ましくな
い。
ミドと共重合可能な他の単量体単位を構成する単量体と
しては、特に限定されず、例えばスチレン、ビニルトル
エン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
等のアクリル酸エステル;メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸イソボロニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル
酸フェニル、メタクリル酸トリブロモフェニル、メタク
リル酸ジシクロペンタニル等のメタクリル酸メチル以外
のメタクリル酸エステル;アクリル酸、メタクリル酸、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル等
が挙げられる。これらのうちスチレンが特に好ましく用
いられる。共重合可能な他の単量体単位の含有量は0〜
15重量%、好ましくは1〜15重量%、より好ましく
は3〜12重量%の範囲である。共重合可能な他の単量
体単位の含有量が15重量%を超える場合には耐熱性、
機械強度、透明性の低下を招く場合があり好ましくな
い。
【0011】メタクリル系重合体(A)を製造する方法
としては、特に限定されず、塊状重合、懸濁重合、溶液
重合、乳化重合等の公知の方法が採用できる。これらの
重合に用いられる重合開始剤としては、通常ベンジルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーキサイド、tert−ブ
チルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ−te
rt−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート等
の過酸化物系開始剤;2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル、アゾビスシクロヘキサノン−1−カルボニト
リル等のアゾ系開始剤;レドックス系開始剤などが用い
られる。また、必要に応じて用いられる連鎖移動剤とし
ては、例えばn−オクチルメルカプタン、n−ドデシル
メルカプタンなどのメルカプタン類;チオグリコール
酸;α−メチルスチレンダイマーなどが挙げられる。上
記製造方法によって得られるメタクリル系重合体(A)
は、残存するN−置換マレイミド系単量体の含有量がで
きるだけ低い方が好ましく、後重合の採用および活性温
度の異なる開始剤の併用などにより、通常1000pp
m以下に抑えられる。またメタクリル系重合体(A)の
固有粘度は0.3〜0.7dl/g、好ましくは0.4
〜0.6dl/gの範囲にあることが、機械強度、成形
加工性などのバランスを良好なものとする点から望まし
い。
としては、特に限定されず、塊状重合、懸濁重合、溶液
重合、乳化重合等の公知の方法が採用できる。これらの
重合に用いられる重合開始剤としては、通常ベンジルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーキサイド、tert−ブ
チルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ−te
rt−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート等
の過酸化物系開始剤;2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル、アゾビスシクロヘキサノン−1−カルボニト
リル等のアゾ系開始剤;レドックス系開始剤などが用い
られる。また、必要に応じて用いられる連鎖移動剤とし
ては、例えばn−オクチルメルカプタン、n−ドデシル
メルカプタンなどのメルカプタン類;チオグリコール
酸;α−メチルスチレンダイマーなどが挙げられる。上
記製造方法によって得られるメタクリル系重合体(A)
は、残存するN−置換マレイミド系単量体の含有量がで
きるだけ低い方が好ましく、後重合の採用および活性温
度の異なる開始剤の併用などにより、通常1000pp
m以下に抑えられる。またメタクリル系重合体(A)の
固有粘度は0.3〜0.7dl/g、好ましくは0.4
〜0.6dl/gの範囲にあることが、機械強度、成形
加工性などのバランスを良好なものとする点から望まし
い。
【0012】本発明に用いるゴム強化スチレン系樹脂
(B)は、耐衝撃性を発現させる成分であり、例えばポ
リブタジェン又はEPDM等のゴム成分の存在下に、ス
チレンおよびアクリロニトリル等の成分をグラフト重合
して得られるものである。これらの代表的な例として
は、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム
−スチレン共重合体)、AES樹脂(アクリロニトリル
−エチレン・プロプレン系ゴム−スチレン共重合体)、
AAS樹脂(アクリロニトリル−アクリル系ゴム−スチ
レン共重合体)、ACS樹脂(アクリロニトリル−塩素
化ポリエチレン−スチレン共重合体)などが挙げられる
が、これらに限定されない。ゴム強化スチレン系樹脂の
製造方法としては、乳化重合、塊状重合、溶液重合、乳
化−懸濁重合、乳化−塊状重合などの一般に公知の方法
が採用できるが、特に乳化重合が好ましく用いられる。
これらの方法により得られるゴム強化スチレン系樹脂に
おける各成分の組成比率は特に限定されるものでなく、
また所望に応じて他の共重合可能な単量体が使用されて
いても、無機化合物等が配合されていても構わないが、
通常スチレンを主成分とする芳香族ビニル化合物が15
〜80重量%、好ましくは30〜70重量%、不飽和ニ
トリル化合物が2〜50重量%、好ましく10〜40重
量%、ゴム成分が10〜70重量%、好ましくは20〜
60重量%の範囲になるように各成分を配合して得られ
るものが好ましく用いられる。ゴム強化スチレン系樹脂
におけるグラフト率に関しては特に限定されないが、一
般に20%〜80%の範囲が好ましく採用される。
(B)は、耐衝撃性を発現させる成分であり、例えばポ
リブタジェン又はEPDM等のゴム成分の存在下に、ス
チレンおよびアクリロニトリル等の成分をグラフト重合
して得られるものである。これらの代表的な例として
は、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム
−スチレン共重合体)、AES樹脂(アクリロニトリル
−エチレン・プロプレン系ゴム−スチレン共重合体)、
AAS樹脂(アクリロニトリル−アクリル系ゴム−スチ
レン共重合体)、ACS樹脂(アクリロニトリル−塩素
化ポリエチレン−スチレン共重合体)などが挙げられる
が、これらに限定されない。ゴム強化スチレン系樹脂の
製造方法としては、乳化重合、塊状重合、溶液重合、乳
化−懸濁重合、乳化−塊状重合などの一般に公知の方法
が採用できるが、特に乳化重合が好ましく用いられる。
これらの方法により得られるゴム強化スチレン系樹脂に
おける各成分の組成比率は特に限定されるものでなく、
また所望に応じて他の共重合可能な単量体が使用されて
いても、無機化合物等が配合されていても構わないが、
通常スチレンを主成分とする芳香族ビニル化合物が15
〜80重量%、好ましくは30〜70重量%、不飽和ニ
トリル化合物が2〜50重量%、好ましく10〜40重
量%、ゴム成分が10〜70重量%、好ましくは20〜
60重量%の範囲になるように各成分を配合して得られ
るものが好ましく用いられる。ゴム強化スチレン系樹脂
におけるグラフト率に関しては特に限定されないが、一
般に20%〜80%の範囲が好ましく採用される。
【0013】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、上記メタ
クリル系重合体(A)1〜70重量部、5〜70重量
部、より好ましくは40〜60重量部およびゴム系強化
スチレン系樹脂(B)99〜30重量部、好ましくは9
5〜30重量部、より好ましくは60〜40重量部から
なるものであり、通常これらの樹脂を混合、混練するこ
とにより得ることができる。メタクリル系重合体(A)
が1重量部未満の場合には耐熱性が低くなり好ましくな
く、一方、ゴム強化スチレン系樹脂(B)が30重量部
未満の場合には耐衝撃性が劣る点で好ましくない。
クリル系重合体(A)1〜70重量部、5〜70重量
部、より好ましくは40〜60重量部およびゴム系強化
スチレン系樹脂(B)99〜30重量部、好ましくは9
5〜30重量部、より好ましくは60〜40重量部から
なるものであり、通常これらの樹脂を混合、混練するこ
とにより得ることができる。メタクリル系重合体(A)
が1重量部未満の場合には耐熱性が低くなり好ましくな
く、一方、ゴム強化スチレン系樹脂(B)が30重量部
未満の場合には耐衝撃性が劣る点で好ましくない。
【0014】本発明においては必須成分であるメタクリ
ル系重合体(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)
に、他の熱可塑性樹脂(C)を任意成分として配合する
ことができ、例えば耐熱性、成形加工性などをさらに向
上させることができる。これらの目的に使用される熱可
塑性樹脂(C)としては、特に限定されるものではない
が、例えばメタクリル系樹脂(N−置換マレイミド化合
物単位を含有するものは除く)、MS樹脂(メタクリル
酸メチル−スチレン共重合体)、AS樹脂(アクリロニ
トリル−スチレン共重合体)、αSAN樹脂(α−メチ
ルスチレン−アクリロニトリル共重合体)等が挙げられ
る。また、耐擦傷性及び表面光沢をさらに改良するなど
の目的でグルタル酸無水物構造単位を主体とする樹脂を
熱可塑性樹脂(C)として用いても良い。これらの熱可
塑性樹脂(C)の配合量は、メタクリル系重合体(A)
およびゴム強化スチレン系樹脂(B)の合計量100重
量部に対して、通常0〜100重量部、好ましくは30
〜50重量部程度である。
ル系重合体(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)
に、他の熱可塑性樹脂(C)を任意成分として配合する
ことができ、例えば耐熱性、成形加工性などをさらに向
上させることができる。これらの目的に使用される熱可
塑性樹脂(C)としては、特に限定されるものではない
が、例えばメタクリル系樹脂(N−置換マレイミド化合
物単位を含有するものは除く)、MS樹脂(メタクリル
酸メチル−スチレン共重合体)、AS樹脂(アクリロニ
トリル−スチレン共重合体)、αSAN樹脂(α−メチ
ルスチレン−アクリロニトリル共重合体)等が挙げられ
る。また、耐擦傷性及び表面光沢をさらに改良するなど
の目的でグルタル酸無水物構造単位を主体とする樹脂を
熱可塑性樹脂(C)として用いても良い。これらの熱可
塑性樹脂(C)の配合量は、メタクリル系重合体(A)
およびゴム強化スチレン系樹脂(B)の合計量100重
量部に対して、通常0〜100重量部、好ましくは30
〜50重量部程度である。
【0015】本発明において、有機リン化合物(D)を
更に樹脂成分に含有させることができる。有機リン化合
物(D)は、樹脂組成物中に含有され主として耐熱性を
さらに向上させる役割を果たす。本発明において添加で
きる有機リン化合物としては、特に限定されるものでは
ないが、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(2,6−ジ−tert−ブ
チル−4−メチルフェニル)ホスファイト、トリス(モ
ノノニルフェニル)ホスファイト、モノノニルフェニル
ビス(ジノニルフェニル)ホスファイト、ジノニルフェ
ニルビス(モノノニルフェニル)ホスファイト、トリス
(ジノニルフェニル)ホスファイト等の亜リン酸エステ
ル化合物;ジトリデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、ジイソデシルペンタエリスリトールジホスファ
イト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ビス(モノノニルフェニル)ペンタエリスリトール
ジホスファイト、ビス(ジノニルフェニル)ペンタエリ
スリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファ
イト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルフェニル)ペンタリスリトールジホスファイト、ビス
(2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェニ
ル)ペンタリスリトールジホスファイト、ビス(2,6
−ジ−tert−ブチル−4−メトキシカルボニルフェ
ニル)ペンタリスリトールジホスファイト、水添ビスフ
ェノールA・ペンタエリスリトールジホスファイトポリ
マー等のペンタエリスリトール系亜リン酸エステル化合
物;9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフ
ァフェナンスレン−10−オキサイド、2−メチル−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフ
ェナンスレン−10−オキサイド、6−メチル−9,1
0−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフェファフェ
ナンスレン−10−オキサイド、2,6−ジメチル−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフ
ェナンスレン−10−オキサイド、6,8−ジ−ter
t−ブチル−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−
フォスファフェナンスレン−10−オキサイド、6−メ
トキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォ
スファフェナンスレン−10−オキサイド、10−メチ
ル−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフ
ェナンスレン−10−オキサイド、10−エトキシ−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフェナ
ンスレン−10−オキサイド等のフォスファフェナンス
レン系化合物などが本発明の有機リン化合物として好ま
しく用いられる。
更に樹脂成分に含有させることができる。有機リン化合
物(D)は、樹脂組成物中に含有され主として耐熱性を
さらに向上させる役割を果たす。本発明において添加で
きる有機リン化合物としては、特に限定されるものでは
ないが、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(2,6−ジ−tert−ブ
チル−4−メチルフェニル)ホスファイト、トリス(モ
ノノニルフェニル)ホスファイト、モノノニルフェニル
ビス(ジノニルフェニル)ホスファイト、ジノニルフェ
ニルビス(モノノニルフェニル)ホスファイト、トリス
(ジノニルフェニル)ホスファイト等の亜リン酸エステ
ル化合物;ジトリデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、ジイソデシルペンタエリスリトールジホスファ
イト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ビス(モノノニルフェニル)ペンタエリスリトール
ジホスファイト、ビス(ジノニルフェニル)ペンタエリ
スリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファ
イト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルフェニル)ペンタリスリトールジホスファイト、ビス
(2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェニ
ル)ペンタリスリトールジホスファイト、ビス(2,6
−ジ−tert−ブチル−4−メトキシカルボニルフェ
ニル)ペンタリスリトールジホスファイト、水添ビスフ
ェノールA・ペンタエリスリトールジホスファイトポリ
マー等のペンタエリスリトール系亜リン酸エステル化合
物;9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフ
ァフェナンスレン−10−オキサイド、2−メチル−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフ
ェナンスレン−10−オキサイド、6−メチル−9,1
0−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフェファフェ
ナンスレン−10−オキサイド、2,6−ジメチル−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフ
ェナンスレン−10−オキサイド、6,8−ジ−ter
t−ブチル−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−
フォスファフェナンスレン−10−オキサイド、6−メ
トキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォ
スファフェナンスレン−10−オキサイド、10−メチ
ル−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフ
ェナンスレン−10−オキサイド、10−エトキシ−
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフェナ
ンスレン−10−オキサイド等のフォスファフェナンス
レン系化合物などが本発明の有機リン化合物として好ま
しく用いられる。
【0016】これらの有機リン化合物中より好ましいも
のの例としては、ジノニルフェニルビス(モノノニルフ
ェニル)ホスファイト、ジトリデシルペンタエリスリト
ールジホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイト、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−
10−フォスファフェナンスレン−10−オキサイドな
どが挙げられる。これらの有機リン化合物は単独もしく
は2種以上で使用することができ、その含有量として
は、前記メタクリル系重合体(A)およびゴム強化スチ
レン系樹脂(B)の合計量100重量部に対して、通常
0.005〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5重
量部である。
のの例としては、ジノニルフェニルビス(モノノニルフ
ェニル)ホスファイト、ジトリデシルペンタエリスリト
ールジホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイト、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−
10−フォスファフェナンスレン−10−オキサイドな
どが挙げられる。これらの有機リン化合物は単独もしく
は2種以上で使用することができ、その含有量として
は、前記メタクリル系重合体(A)およびゴム強化スチ
レン系樹脂(B)の合計量100重量部に対して、通常
0.005〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5重
量部である。
【0017】本発明の熱可塑性樹脂組成物においては、
本発明の目的を達成できる範囲において、必要に応じて
紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑剤、離型剤、染料、帯電
防止剤、難燃剤、着色防止剤等を添加することができ
る。
本発明の目的を達成できる範囲において、必要に応じて
紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑剤、離型剤、染料、帯電
防止剤、難燃剤、着色防止剤等を添加することができ
る。
【0018】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射出成
形、押出成形、真空成形等の各種成形・加工方法により
成形品を製造することができ、またより高機能性を付与
するため、得られた成形品にメッキ処理、真空蒸着処理
等の処理を施すことも可能である。本発明の熱可塑性樹
脂組成物は、本来メタクリル系重合体(A)が有する機
械的強度等の力学的特性および光沢感のある外観と、ゴ
ム強化スチレン系樹脂が本来有する耐衝撃性とを活かし
ながら、耐熱性等を改善して、例えば自動車の内外装部
品、家電機器、OA機器などの機器部材等の分野で好適
に使用できる。
形、押出成形、真空成形等の各種成形・加工方法により
成形品を製造することができ、またより高機能性を付与
するため、得られた成形品にメッキ処理、真空蒸着処理
等の処理を施すことも可能である。本発明の熱可塑性樹
脂組成物は、本来メタクリル系重合体(A)が有する機
械的強度等の力学的特性および光沢感のある外観と、ゴ
ム強化スチレン系樹脂が本来有する耐衝撃性とを活かし
ながら、耐熱性等を改善して、例えば自動車の内外装部
品、家電機器、OA機器などの機器部材等の分野で好適
に使用できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、本
発明の評価及び物性測定は、以下の方法で行った。 (1)全光線透過率およびヘイズ ASTM D1003に準拠して測定した。
説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、本
発明の評価及び物性測定は、以下の方法で行った。 (1)全光線透過率およびヘイズ ASTM D1003に準拠して測定した。
【0020】(2)熱変形温度 ASTM D648に準拠して測定した。
【0021】(3)メルトフローレート ASTM D1238に準拠し、220℃、10kgf
荷重(実施例1〜12および比較例1)および230
℃、5kgf荷重(実施例13および比較例2)の条件
で測定した。
荷重(実施例1〜12および比較例1)および230
℃、5kgf荷重(実施例13および比較例2)の条件
で測定した。
【0022】(4)アイゾット衝撃強度 ASTM D256に準拠し、ノッチ付きで測定した。
【0023】(5)ロックウェル硬度 ASTM D785に準拠し、Rスケールで測定した。
【0024】(6)落錘衝撃強さ インパクトテスター((株)東洋精機製作所製)を使用
し、ストライカ(撃芯);12.7mm、試験片ホルダ
(スパン径);43.0mm、落下速度;2.4m/s
ec、測定温度;23℃で測定した。
し、ストライカ(撃芯);12.7mm、試験片ホルダ
(スパン径);43.0mm、落下速度;2.4m/s
ec、測定温度;23℃で測定した。
【0025】(7)固有粘度 ウベロード型粘度計(岩本製作所製:自動希釈型毛管粘
度計)を用いて、20℃、クロロホルム中での固有粘度
を測定した。
度計)を用いて、20℃、クロロホルム中での固有粘度
を測定した。
【0026】樹脂としては次のものを用いた。 (1)メタクリル系重合体(A) N−シクロヘキシルマレイミド(CHMI)6重量%、
メタクリル酸メチル(MMA)91重量%、スチレン
(ST)3重量%、ラウロイルパーオキサイド0.3p
hr、n−オクチルメルカプタン0.33phrからな
る単量体混合溶液24kgとメタクリル酸ナトリウムと
スチレン−P−スルホン酸ナトリウムの共重合体0.3
重量%からなる水溶液48kgをジャケット付きの10
0リットル耐圧重合槽に仕込み、窒素雰囲気下で撹拌し
ながら、ジャケットに温水を通して70℃で懸濁重合を
開始した。重合開始4時間後ジャケットにスチームを通
して重合系を120℃に昇温し、さらに2時間保持して
重合を完結させた。得られた重合体を水洗乾燥して、均
一な共重合体ビーズ(A−1)を得た。また、組成を表
1に示すものに変更する他は、重合体(A−1)の製造
方法と同様にして、重合体(A−2)〜(A−4)を得
た。
メタクリル酸メチル(MMA)91重量%、スチレン
(ST)3重量%、ラウロイルパーオキサイド0.3p
hr、n−オクチルメルカプタン0.33phrからな
る単量体混合溶液24kgとメタクリル酸ナトリウムと
スチレン−P−スルホン酸ナトリウムの共重合体0.3
重量%からなる水溶液48kgをジャケット付きの10
0リットル耐圧重合槽に仕込み、窒素雰囲気下で撹拌し
ながら、ジャケットに温水を通して70℃で懸濁重合を
開始した。重合開始4時間後ジャケットにスチームを通
して重合系を120℃に昇温し、さらに2時間保持して
重合を完結させた。得られた重合体を水洗乾燥して、均
一な共重合体ビーズ(A−1)を得た。また、組成を表
1に示すものに変更する他は、重合体(A−1)の製造
方法と同様にして、重合体(A−2)〜(A−4)を得
た。
【0027】
【表1】
【0028】(2)ゴム強化スチレン系樹脂 ゴム強化スチレン系樹脂(B−1):エチレン−プロピ
レンからなるゴム成分含有量45重量%、スチレン単位
含有量40重量%、アクリロニトリル単位含有量15重
量%の樹脂。 ゴム強化スチレン系樹脂(B−2):ブタジエンからな
るゴム成分含有量35重量%、スチレン単位含有量50
重量%、アクリロニトリル単位含有量15重量%の樹
脂。 ゴム強化スチレン系樹脂(B−3):エチレン−プロピ
レンからなるゴム成分含有量25重量%、スチレン単位
含有量30重量%、アクリロニトリル単位含有量45重
量%の樹脂。
レンからなるゴム成分含有量45重量%、スチレン単位
含有量40重量%、アクリロニトリル単位含有量15重
量%の樹脂。 ゴム強化スチレン系樹脂(B−2):ブタジエンからな
るゴム成分含有量35重量%、スチレン単位含有量50
重量%、アクリロニトリル単位含有量15重量%の樹
脂。 ゴム強化スチレン系樹脂(B−3):エチレン−プロピ
レンからなるゴム成分含有量25重量%、スチレン単位
含有量30重量%、アクリロニトリル単位含有量45重
量%の樹脂。
【0029】(3)熱可塑性樹脂(C) メタクリル樹脂(C−1):メタクリル酸メチル単位含
有量98重量、アクリル酸メチル単位含有量2重量%の
樹脂(固有粘度0.55dl/g)。
有量98重量、アクリル酸メチル単位含有量2重量%の
樹脂(固有粘度0.55dl/g)。
【0030】(実施例1〜9)上記に示した重合体およ
び樹脂を用いて、表2に示すように配合した混合物10
0重量部にジイソデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト0.1重量部を配合し、40mm押出機((株)
中央機械製作所製:VSK40mmベント付押出機)を
用いてシリンダー温度250℃で溶融混練しペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
金型温度60℃の条件で射出成形し、板状成形品を得
た。得られた成形品の評価結果を表2に示した。
び樹脂を用いて、表2に示すように配合した混合物10
0重量部にジイソデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト0.1重量部を配合し、40mm押出機((株)
中央機械製作所製:VSK40mmベント付押出機)を
用いてシリンダー温度250℃で溶融混練しペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
金型温度60℃の条件で射出成形し、板状成形品を得
た。得られた成形品の評価結果を表2に示した。
【0031】(実施例10)実施例1の配合比の混合物
100重量部に対してジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイトを配合しない以外は実施例1と同様に
して板状成形品を得た。得られた成形品の評価結果を表
2に示した。
100重量部に対してジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイトを配合しない以外は実施例1と同様に
して板状成形品を得た。得られた成形品の評価結果を表
2に示した。
【0032】(実施例11)実施例1の配合比の混合物
100重量部に対してジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイトの代わりにジノリルフェニル(モノノ
ニルフェニル)ホスファイト0.1重量部を配合した他
は実施例1と同様にして板状成形品を得た。得られた成
形品の評価結果を表2に示した。
100重量部に対してジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイトの代わりにジノリルフェニル(モノノ
ニルフェニル)ホスファイト0.1重量部を配合した他
は実施例1と同様にして板状成形品を得た。得られた成
形品の評価結果を表2に示した。
【0033】(実施例12)実施例1の配合比で混合し
たものに、更にメタクリル樹脂(C−1)10重量部を
配合した他は実施例1と同様にして板状成形品を得た。
得られた成形品の評価結果を表2に示した。
たものに、更にメタクリル樹脂(C−1)10重量部を
配合した他は実施例1と同様にして板状成形品を得た。
得られた成形品の評価結果を表2に示した。
【0034】(比較例1)ゴム強化スチレン系樹脂(B
−1)のみを40mm押出機を用いてシリンダー温度2
50℃で溶融混練しペレットを得、これを実施例1と同
様にして、板状成形品を得た。得られた成形品の評価結
果を表2に示した。
−1)のみを40mm押出機を用いてシリンダー温度2
50℃で溶融混練しペレットを得、これを実施例1と同
様にして、板状成形品を得た。得られた成形品の評価結
果を表2に示した。
【0035】(実施例13)ゴム強化スチレン系樹脂
(B−1)の代わりにゴム強化スチレン系樹脂(B−
3)を用いて配合比を表3に示したものに変更した他
は、実施例1と同様にして、板状成形品を得た。得られ
た成形品の評価結果を表3に示した。
(B−1)の代わりにゴム強化スチレン系樹脂(B−
3)を用いて配合比を表3に示したものに変更した他
は、実施例1と同様にして、板状成形品を得た。得られ
た成形品の評価結果を表3に示した。
【0036】(比較例2)比較例1のゴム強化スチレン
系樹脂(B−1)の代わりにゴム強化スチレン系樹脂
(B−3)を用いる他は、比較例1と同様にして、板状
成形品を得た。得られた成形品の評価結果を表3に示し
た。
系樹脂(B−1)の代わりにゴム強化スチレン系樹脂
(B−3)を用いる他は、比較例1と同様にして、板状
成形品を得た。得られた成形品の評価結果を表3に示し
た。
【0037】(実施例14)実施例1で得られた成形品
を、サンシャインウェザオメーターで500時間、促進
暴露試験を行った。暴露試験前後の光沢を目視で比較観
察した結果、その差異は認められなかった。
を、サンシャインウェザオメーターで500時間、促進
暴露試験を行った。暴露試験前後の光沢を目視で比較観
察した結果、その差異は認められなかった。
【0038】(実施例15)実施例1で得られた成形品
をJIS K5400に準拠して鉛筆ひっかき試験を実
施した。試験の結果、成形品の鉛筆硬度はHBであっ
た。
をJIS K5400に準拠して鉛筆ひっかき試験を実
施した。試験の結果、成形品の鉛筆硬度はHBであっ
た。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の熱可塑性樹脂組
成物は、耐熱性、耐衝撃性並びに成形加工性などのバラ
ンスに優れているので、車両用品、電気用品および事務
用品などの部材として好適である。
成物は、耐熱性、耐衝撃性並びに成形加工性などのバラ
ンスに優れているので、車両用品、電気用品および事務
用品などの部材として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 33:12) (C08F 220/14 222:40 212:08)
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)メタクリル酸メチル単位70〜9
9重量%、N−置換マレイミド化合物単位1〜15重量
%およびこれらと共重合可能な他の単量体単位0〜15
重量%からなるメタクリル系重合体1〜70重量部と、
(B)ゴム強化スチレン系樹脂99〜30重量部とから
なることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 メタクリル系重合体(A)が、メタクリ
ル酸メチル単位70〜98重量%、N−シクロヘキシル
マレイミド単位1〜15重量%およびスチレン単位1〜
15重量%からなる共重合体である請求項1記載の熱可
塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 更に有機リン系化合物を、メタクリル系
重合体(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)の合
計量100重量部に対し、0.005〜1重量部の割合
で含有することを特徴とする請求項1または2記載の熱
可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23180897A JPH1160882A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23180897A JPH1160882A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160882A true JPH1160882A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16929350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23180897A Pending JPH1160882A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160882A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1038669C (zh) * | 1990-05-24 | 1998-06-10 | 株式会社竹中工务店 | 防止结露用的结构件 |
| CN1041817C (zh) * | 1990-04-25 | 1999-01-27 | 株式会社竹中工务店 | 隔热材料 |
| JP2002241570A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2002241571A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2003277567A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2015093910A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及び自動車内装部品 |
| JP2016008225A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社クラレ | メタクリル系樹脂組成物、成形体、樹脂フィルム、偏光子保護フィルム、および位相差フィルム |
| KR20190052798A (ko) * | 2017-11-09 | 2019-05-17 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 수지 조성물 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP23180897A patent/JPH1160882A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1041817C (zh) * | 1990-04-25 | 1999-01-27 | 株式会社竹中工务店 | 隔热材料 |
| CN1038669C (zh) * | 1990-05-24 | 1998-06-10 | 株式会社竹中工务店 | 防止结露用的结构件 |
| JP2002241570A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2002241571A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2003277567A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2015093910A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及び自動車内装部品 |
| JP2016008225A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社クラレ | メタクリル系樹脂組成物、成形体、樹脂フィルム、偏光子保護フィルム、および位相差フィルム |
| KR20190052798A (ko) * | 2017-11-09 | 2019-05-17 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 수지 조성물 |
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