JPH1161025A - 筆記板用マーキングペンインキ - Google Patents

筆記板用マーキングペンインキ

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JPH1161025A
JPH1161025A JP24045297A JP24045297A JPH1161025A JP H1161025 A JPH1161025 A JP H1161025A JP 24045297 A JP24045297 A JP 24045297A JP 24045297 A JP24045297 A JP 24045297A JP H1161025 A JPH1161025 A JP H1161025A
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JP
Japan
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ink
weight
pen
fatty acid
writing
Prior art date
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Pending
Application number
JP24045297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Matsuoka
正弘 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shachihata Inc
Original Assignee
Shachihata Inc
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Publication date
Application filed by Shachihata Inc filed Critical Shachihata Inc
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Publication of JPH1161025A publication Critical patent/JPH1161025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 インキ全量に対して50〜99重量%の炭素
数1〜4の脂肪族アルコール、インキ全量に対して1〜
20重量%の顔料、インキ全量に対して1〜20重量%
の顔料分散剤、インキ全量に対して0.01〜0.09
重量%の置換数1〜3であってHLB10以上の二糖類
脂肪酸エステル、インキ全量に対して5〜30重量%の
炭素数6〜12の飽和脂肪酸トリグリセリドからなる筆
記板用マーキングペンインキ。 【効果】 ペン先表面に被膜を形成するので、ペン先を
長時間外部に露出さても溶剤が揮発して筆記不可能とな
ることがない。また、当該被膜は薄く脆くペン先に圧力
が加わる瞬間に破壊されるので、断続的に筆記を行なう
ときでも筆記再開始直後から滑らかにインキを排出し、
筆記線のかすれを生じさせない。更に、前記被膜が形成
されるので長期間にわたって溶剤がドライアップせず、
マーキングペンを長期保存できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂板・塗装
板などからなる筆記板に筆記するためのマーキングペン
に用いるインキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揮発性溶剤を主溶剤とするマーキ
ングペンは、キャップをはずした状態でペン先を長時間
外部に露出させると、溶剤が揮発して着色剤・樹脂等が
乾燥固化してしまい筆記不可能となっていた。また、特
に揮発性の高い溶剤を使用するときは、短時間ペン先を
外部に露出させただけでもペン先表面の溶剤が揮発して
しまい、筆記開始直後はインキが出なかったり、筆記線
がかすれるなどの問題が生じていた。よって、講義など
で使用するときは、逐一キャップをしなければならず煩
雑であった。更に、マーキングペンをキャップをした状
態にしておいても、キャップの中は完全な真空・密閉状
態には無いので、キャップの僅かな隙間から溶剤が徐々
に揮発してしまうことを防止できなかった。よって、キ
ャップをしたままの状態でも長期間を経たものは、既に
溶剤が揮発してしまっていて筆記不可能となっていた。
そうした中、ドライアップを防止するため、過去に特開
昭57−28177号、特開昭61−34080号など
が提案されている。しかし、いずれも前記課題のすべて
を満足できるものでなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、長時間及び短
時間におけるペン先からのドライアップを防止し、か
つ、筆記板に筆記したのち布等で容易に拭き取り可能な
筆記板用マーキングペンインキを本発明者は精意研究の
末、見い出すことに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】インキ全量に対して50
〜99重量%の炭素数1〜4の脂肪族アルコール、イン
キ全量に対して1〜20重量%の顔料、インキ全量に対
して1〜20重量%の顔料分散剤、インキ全量に対して
0.01〜0.09重量%の置換数1〜3であってHL
B10以上の二糖類脂肪酸エステル、インキ全量に対し
て5〜30重量%の炭素数6〜12の飽和脂肪酸トリグ
リセリドからなる筆記板用マーキングペンインキ。
【0005】
【作用】本発明に用いる置換数1〜3であってHLB1
0以上の二糖類脂肪酸エステルと炭素数6〜12の飽和
脂肪酸トリグリセリドが、ペン先表面に被膜を形成し溶
剤の揮発を抑制するので、ドライアップを防止できると
考えられる。この被膜は、薄く脆いためペン先に圧力が
加わる瞬間に破壊され、筆記開始直後からインキを排出
する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
用いる溶剤は、炭素数1〜4の脂肪族アルコールであ
る。即ち、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタ
ノール、イソブタノール、tert−ブタノールから選
択される1又は2以上の脂肪族アルコールを用いる。こ
れらの溶剤は、安全性が比較的高いので、本発明に好ま
しく用いられ、インキ全量に対して55〜95重量%ほ
どを用いることができる。
【0007】本発明に用いる着色剤は顔料であるが、特
に制限されることなく従来公知の有機顔料及び無機顔料
を使用することができ、例えば、アゾ系、フタロシアニ
ン系、アントラキノン系、ジオキサジン系、インジゴ・
チオインジゴ系、ベリノン・ベリレン系、イソインドレ
ノン系、アゾメチレンアゾ系などの有機顔料や、カーボ
ンブラック、マイカ、チタン白、パール顔料、酸化鉄・
アルミニウム粉・真鍮等金属顔料などの無機顔料を用い
ることができる。これらの顔料は、スチレン−アクリル
酸共重合体、ポリアクリル酸樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルブチラールなどに練り込んで加工顔料と
しておくと、溶剤と混合する際に容易に分散するので便
利である。また、既に分散剤中に顔料を練り込んである
市販の加工顔料を用いてもよい。顔料は、被筆記物に染
着することがないので、筆記板用マーキングペンには好
ましく用いられ、インキ全量に対して、1〜20重量%
用いることができる。
【0008】本発明に用いる顔料分散剤には、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラールが前記溶剤との溶
解性に優れているので好ましく用いられ、インキ全量に
対して1〜20重量%用いることができる。
【0009】他に、本発明ではドライアップ防止剤とし
て、置換数1〜3であってHLB10以上の二糖類脂肪
酸エステル、及び、炭素数6〜12の飽和脂肪酸トリグ
リセリドを必須とする。置換数1〜3であってHLB1
0以上の二糖類脂肪酸エステルとは、麦芽糖・ラクトー
ス等のマルトース型二糖類又はトレハロース・ショ糖等
のトレハロース型二糖類の8個の水酸基のうち1〜3個
を、酢酸・プロピオン酸・酪酸・カプロン酸・カプリル
酸・カプリン酸・ラウリン酸・ミリスチン酸・パルミチ
ン酸・ステアリン酸・ベヘン酸等の脂肪酸でエステル化
して置換させた二糖類脂肪酸モノエステル・二糖類脂肪
酸ジエステル・二糖類脂肪酸トリエステルをいう。本発
明では、HLB10以上であれば前記二糖類脂肪酸モノ
エステル・二糖類脂肪酸ジエステル・二糖類脂肪酸トリ
エステルの中のいずれの二糖類脂肪酸エステルも使用す
ることができ、また、任意に選択したものを混合して使
用することもできる。前記二糖類脂肪酸エステルは、ド
ライアップ防止剤として優れた効果を示すが、多量に配
合することは避けなければならない。多量に配合すると
筆記板に筆記した後の筆記線が乾燥せず、拭き取りが困
難となるからである。従って、当該二糖類脂肪酸エステ
ルは、インキ全量に対して0.1重量%以上では筆記線
の乾燥性に悪影響を生じさせるため好ましくないので、
インキ全量に対して0.1重量%以下、特に0.01〜
0.09重量%を配合することが好ましい。しかし、こ
れだけの配合量では、ドライアップを十分に防止できな
い。そこで、更に、炭素数6〜12の飽和脂肪酸トリグ
リセリドを混合させることによって、筆記線乾燥に悪影
響を与えることなく、ドライアップ防止の性能を向上さ
せることを見い出した。本発明に用いる炭素数6〜12
の飽和脂肪酸トリグリセリドとは、グリセリンの3個の
水酸基を、カプロン酸・エナント酸・カプリル酸・ペラ
ルゴン酸・カプリン酸・ウンデカン酸・ラウリン酸等の
炭素数6〜12の飽和脂肪酸でエステル化して置換させ
たものをいい、本発明ではいずれの飽和脂肪酸トリグリ
セリドも使用することができ、また、任意に選択したも
のを混合して使用することもできる。本発明に用いる飽
和脂肪酸トリグリセリドは、前記二糖類脂肪酸エステル
の配合量の増減と反比例して増減させなければならない
が、5〜30重量%を用いることができる。なお、本発
明において使用する二糖類脂肪酸エステルは置換数1〜
3であってHLB10以上のものを用いるが、置換数が
4以上のものは本発明の溶剤に対する溶解度が低いため
完全に溶解せず、インキが経時的に不安定で当該物質が
析出する欠点があり、また、HLB10未満のものはペ
ン先表面での被膜形成力が弱く、ドライアップ防止効果
が得られない欠点があるので好ましくない。
【0010】本発明では筆記線の剥離性を補完するた
め、石油系炭化水素、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル
などを配合しても良好な結果が得られる。
【0011】以下、実施例により本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例よって限定されるもの
ではない。
【0012】 (実施例1) エタノール 80.50重量% カーボンブラック 5.00重量% ポリビニルブチラール 4.00重量% 蔗糖モノパルミチン酸エステル 0.08重量% カプリン酸トリグリセリド 10.42重量% 上記のカーボンブラックと、ポリビニルブチラールを三
本ロールに投入し混合した後、これをプロペラ撹拌機に
て残りの物質と混合して、粘度7.0mPa・s(25
℃)の黒色インキを得た。
【0013】 (実施例2) n−プロパノール 40.00重量% イソプロパノール 35.00重量% C.I.Pigment Red 166 4.00重量% ポリビニルブチラール 4.00重量% 蔗糖モノミリスチン酸エステル 0.05重量% カプリル酸トリグリセリド 16.95重量% 上記のC.I.Pigment Red 166と、ポ
リビニルブチラールを三本ロールに投入し混合した後、
これをプロペラ撹拌機にて残りの物質と混合して、粘度
7.5mPa・s(25℃)の赤色インキを得た。
【0014】 (実施例3) エタノール 50.00重量% n−ブタノール 28.00重量% C.I.Pigment Blue 15:3 5.00重量% ポリビニルブチラール 4.00重量% 蔗糖モノパルミチン酸エステル 0.15重量% 蔗糖ジパルミチン酸エステル 0.05重量% カプリン酸トリグリセリド 12.80重量% 上記のC.I.Pigment Blue 15:3
と、ポリビニルブチラールを三本ロールに投入し混合し
た後、これをプロペラ撹拌機にて残りの物質と混合し
て、粘度8.2mPa・s(25℃)の青色インキを得
た。
【0015】
【比較例1】 エタノール 80.60重量% カーボンブラック 5.00重量% ポリビニルブチラール 4.00重量% カプリン酸トリグリセリド 10.40重量% 実施例1から蔗糖モノパルミチン酸エステルを除き、エ
タノールを0.08重量%増やして黒色インキを作成し
た。
【0016】
【比較例2】 エタノール 90.90重量% カーボンブラック 5.00重量% ポリビニルブチラール 4.00重量% 蔗糖モノパルミチン酸エステル 0.10重量% 実施例1からカプリン酸トリグリセリドを除き、エタノ
ールを10.42重量%増やして黒色インキを作成し
た。
【0017】以下、実施例1〜3、及び、比較例1〜2
の試験結果を表1に示す。
【表1】 * キャップオフ(5h)後の筆記可否試験 …インキを含浸させた中綿式マーキングペンのキャップ
をはずしてペン先を外部に露出させ、5時間経過後ホワ
イトボードに筆記した。 * キャップオフ(5m)後のかすれ試験 …インキを含浸させた中綿式マーキングペンのキャップ
をはずしてペン先を外部に露出させ、5分経過後ホワイ
トボードに筆記して筆記線を確認した。
【0018】
【効果】本発明インキは、ペン先表面に被膜を形成する
ので、ペン先を長時間外部に露出さても溶剤が揮発して
筆記不可能となることがない。また、当該被膜は薄く脆
くペン先に圧力が加わる瞬間に破壊されるので、断続的
に筆記を行なうときでも筆記再開始直後から滑らかにイ
ンキを排出し、筆記線のかすれを生じさせない。更に、
前記被膜が形成されるので長期間にわたって溶剤がドラ
イアップせず、マーキングペンを長期保存できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ全量に対して50〜99重量%の
    炭素数1〜4の脂肪族アルコール、インキ全量に対して
    1〜20重量%の顔料、インキ全量に対して1〜20重
    量%の顔料分散剤、インキ全量に対して0.01〜0.
    09重量%の置換数1〜3であってHLB10以上の二
    糖類脂肪酸エステル、インキ全量に対して5〜30重量
    %の炭素数6〜12の飽和脂肪酸トリグリセリドからな
    る筆記板用マーキングペンインキ。
JP24045297A 1997-08-20 1997-08-20 筆記板用マーキングペンインキ Pending JPH1161025A (ja)

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