JPH116118A - 融雪機の炉体構造 - Google Patents
融雪機の炉体構造Info
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- JPH116118A JPH116118A JP17761997A JP17761997A JPH116118A JP H116118 A JPH116118 A JP H116118A JP 17761997 A JP17761997 A JP 17761997A JP 17761997 A JP17761997 A JP 17761997A JP H116118 A JPH116118 A JP H116118A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 積雪地の雪の処理のための融雪機の炉体構造
で、融雪水がバーナーや炉体内に流入することが無く、
炉体を充分に冷やし熱交換を促進させることができる炉
体構造を提供する。 【解決手段】 炉体22には中空円筒状の胴体24とその一
端に胴体24より小径な取付管23とをほぼ同一中心で設
け、炉体22は燃焼ガスの排出口としての炉体排気口27以
外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室3の融雪水
は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らないよう
規定水位Lが定められ、炉体22は炉体排気口27側が水平
方向から下向きに傾斜させた。
で、融雪水がバーナーや炉体内に流入することが無く、
炉体を充分に冷やし熱交換を促進させることができる炉
体構造を提供する。 【解決手段】 炉体22には中空円筒状の胴体24とその一
端に胴体24より小径な取付管23とをほぼ同一中心で設
け、炉体22は燃焼ガスの排出口としての炉体排気口27以
外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室3の融雪水
は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らないよう
規定水位Lが定められ、炉体22は炉体排気口27側が水平
方向から下向きに傾斜させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積雪地の雪の処理
のための融雪機で、その融雪に使用する炉体構造に関す
る。
のための融雪機で、その融雪に使用する炉体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような融雪機の炉体構造は、中空円
筒状の胴体とその一端に胴体より小径な取付管とを同一
中心で設け、取付管にバーナーを連結して燃焼ガスを吐
出させ、炉体のバーナーの反対側上方に炉体排気口を下
向きに設け、炉体は燃焼ガスの排出口としての炉体排気
口以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室の融雪
水は胴体の下側が浸り取付管が浸らないよう規定水位が
定められ、炉体は水平方向に設けたものは知られてい
る。
筒状の胴体とその一端に胴体より小径な取付管とを同一
中心で設け、取付管にバーナーを連結して燃焼ガスを吐
出させ、炉体のバーナーの反対側上方に炉体排気口を下
向きに設け、炉体は燃焼ガスの排出口としての炉体排気
口以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室の融雪
水は胴体の下側が浸り取付管が浸らないよう規定水位が
定められ、炉体は水平方向に設けたものは知られてい
る。
【0003】また、実開平3−125825号に示され
るように、炉体には中空状の缶体とその一端に缶体より
小径な取付管とをほぼ同一中心で設け、取付管にバーナ
ーを連結して燃焼ガスを吐出させ、缶体の天井部には前
後方向に多数の熱風孔を上向きに設け、熱風孔の上方に
融雪板を配置し、炉体は燃焼ガスの排出口としての熱風
孔以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室の融雪
水は缶体と取付管の下側約半分が浸るよう規定水位が定
められ、缶体の天井部を前方向下向き傾斜させたものは
知られている。
るように、炉体には中空状の缶体とその一端に缶体より
小径な取付管とをほぼ同一中心で設け、取付管にバーナ
ーを連結して燃焼ガスを吐出させ、缶体の天井部には前
後方向に多数の熱風孔を上向きに設け、熱風孔の上方に
融雪板を配置し、炉体は燃焼ガスの排出口としての熱風
孔以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室の融雪
水は缶体と取付管の下側約半分が浸るよう規定水位が定
められ、缶体の天井部を前方向下向き傾斜させたものは
知られている。
【0004】以上のような炉体を融雪水に浸す融雪機
は、炉体を充分に冷やして熱変形を防ぎ、たくさんの面
積で融雪水に接することにより熱交換を促進させて融雪
水の温度を上昇させようとするものである。
は、炉体を充分に冷やして熱変形を防ぎ、たくさんの面
積で融雪水に接することにより熱交換を促進させて融雪
水の温度を上昇させようとするものである。
【0005】上記のような炉体を融雪水に浸す融雪機で
は、炉体の冷却により供給する空気と噴霧状燃料の混合
・着火(酸化)が不完全のまま排気されて、融雪水に不
燃の燃料成分が混ざることがある。
は、炉体の冷却により供給する空気と噴霧状燃料の混合
・着火(酸化)が不完全のまま排気されて、融雪水に不
燃の燃料成分が混ざることがある。
【0006】融雪機が稼動状態に入ると、雪はブリッジ
状に炉体に接触し、水面から出ている部分では局部的な
過熱現象が生じて、過熱・冷却の繰り返しで熱応力によ
る炉体の変形や溶接剥離が生じることがある。
状に炉体に接触し、水面から出ている部分では局部的な
過熱現象が生じて、過熱・冷却の繰り返しで熱応力によ
る炉体の変形や溶接剥離が生じることがある。
【0007】また、炉体と融雪水の接触面積をより広く
して熱交換を行うために炉体を融雪水に沈めると、製作
不良(溶接不良)あるいは稼動中の熱応力による溶接剥
離などで炉体内に不慮の浸水を招くことがあり、バーナ
ーの電気系に支障をきたし、使用不能となることがあ
る。
して熱交換を行うために炉体を融雪水に沈めると、製作
不良(溶接不良)あるいは稼動中の熱応力による溶接剥
離などで炉体内に不慮の浸水を招くことがあり、バーナ
ーの電気系に支障をきたし、使用不能となることがあ
る。
【0008】上記の、胴体の下側が浸り取付管が浸らな
いよう規定水位を定めたものでは、不慮の浸水を招いて
もバーナーの電気系に支障をきたすことは無いが、規定
水位が低いため炉体を充分に冷やしたり熱交換を促進さ
せることができない。
いよう規定水位を定めたものでは、不慮の浸水を招いて
もバーナーの電気系に支障をきたすことは無いが、規定
水位が低いため炉体を充分に冷やしたり熱交換を促進さ
せることができない。
【0009】また上記の、缶体と取付管の下側約半分が
浸るよう規定水位を定めたものでは、規定水位が高いた
め炉体を充分に冷やし熱交換を促進させることができる
が、炉体内に不慮の浸水を招くとバーナーの電気系に支
障をきたし、使用不能となる。
浸るよう規定水位を定めたものでは、規定水位が高いた
め炉体を充分に冷やし熱交換を促進させることができる
が、炉体内に不慮の浸水を招くとバーナーの電気系に支
障をきたし、使用不能となる。
【0010】そこで本発明は、完全燃焼による熱エネル
ギーの最大限の利用と、燃焼を妨げない形で炉体全面を
均一に冷却することによって効率的な熱交換を行うと共
に、炉体に熱応力による変形や溶接剥離を誘発させない
工夫を施し、さらに炉体内への不慮の浸水にも主要部の
機能が損なわれることの無い、融雪機の炉体構造を提供
することを目的とする。
ギーの最大限の利用と、燃焼を妨げない形で炉体全面を
均一に冷却することによって効率的な熱交換を行うと共
に、炉体に熱応力による変形や溶接剥離を誘発させない
工夫を施し、さらに炉体内への不慮の浸水にも主要部の
機能が損なわれることの無い、融雪機の炉体構造を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の融雪機
の炉体構造は、融雪室3にバーナー21と連通する炉体22
を設け、炉体22には中空円筒状の胴体24とその一端に胴
体24より小径な取付管23とをほぼ同一中心で設け、取付
管23にバーナー21を連結して燃焼ガスを吐出させ、炉体
22のバーナー21の反対側上方に炉体排気口27を下向きに
設け、炉体22は燃焼ガスの排出口としての炉体排気口27
以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室3の融雪
水は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らないよ
う規定水位Lが定められ、炉体22は炉体排気口27側が水
平方向から下向きに傾斜させたものである。
の炉体構造は、融雪室3にバーナー21と連通する炉体22
を設け、炉体22には中空円筒状の胴体24とその一端に胴
体24より小径な取付管23とをほぼ同一中心で設け、取付
管23にバーナー21を連結して燃焼ガスを吐出させ、炉体
22のバーナー21の反対側上方に炉体排気口27を下向きに
設け、炉体22は燃焼ガスの排出口としての炉体排気口27
以外は融雪水が侵入しないよう密閉し、融雪室3の融雪
水は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らないよ
う規定水位Lが定められ、炉体22は炉体排気口27側が水
平方向から下向きに傾斜させたものである。
【0012】請求項2の発明の融雪機の炉体構造は、炉
体22には一次燃焼室としての胴体24とその先に二次燃焼
室としての箱体25とを設け、胴体24と箱体25との間に燃
焼ガスを撹拌して完全燃焼を図るため下向きに案内する
傾斜したバッフル板26を設け、完全燃焼した状態の排気
ガスを箱体25上方の炉体排気口27から融雪室3へ向けて
排出するものである。
体22には一次燃焼室としての胴体24とその先に二次燃焼
室としての箱体25とを設け、胴体24と箱体25との間に燃
焼ガスを撹拌して完全燃焼を図るため下向きに案内する
傾斜したバッフル板26を設け、完全燃焼した状態の排気
ガスを箱体25上方の炉体排気口27から融雪室3へ向けて
排出するものである。
【0013】請求項3の発明の融雪機の炉体構造は、隔
壁5を挾んでバーナー21と炉体22を設け、隔壁5を垂直
方向から傾斜させて設けることにより炉体22先端を下向
きに傾斜させて水没面積を広くするものである。
壁5を挾んでバーナー21と炉体22を設け、隔壁5を垂直
方向から傾斜させて設けることにより炉体22先端を下向
きに傾斜させて水没面積を広くするものである。
【0014】請求項4の発明の融雪機の炉体構造は、融
雪室3に散水装置32,33を設け、散水装置32,33により
炉体22表面を均一に冷却させるものである。
雪室3に散水装置32,33を設け、散水装置32,33により
炉体22表面を均一に冷却させるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、融雪室3の
融雪水は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らな
いよう規定水位Lが定められているため、炉体22内に不
慮の浸水があっても融雪水が取付管23を越えてバーナー
21に流入することは無い。また、炉体22は炉体排気口27
側が水平方向から下向きに傾斜させたため、規定水位L
以下となる胴体24部分が増え炉体を充分に冷やし熱交換
を促進させることができる。
融雪水は胴体24の下側約1/3が浸り取付管23が浸らな
いよう規定水位Lが定められているため、炉体22内に不
慮の浸水があっても融雪水が取付管23を越えてバーナー
21に流入することは無い。また、炉体22は炉体排気口27
側が水平方向から下向きに傾斜させたため、規定水位L
以下となる胴体24部分が増え炉体を充分に冷やし熱交換
を促進させることができる。
【0016】請求項2の発明では、炉体22には一次燃焼
室としての胴体24とその先に二次燃焼室としての箱体25
とを設け、胴体24と箱体25との間に燃焼ガスを撹拌して
完全燃焼を図るため下向きに案内する傾斜したバッフル
板26を設けたため、二次燃焼室としての箱体25に生じる
高温の乱流の中で一次燃焼室としての胴体24で残った酸
化不完全の燃料成分と空気を撹拌しながら酸化(燃焼)
させる。
室としての胴体24とその先に二次燃焼室としての箱体25
とを設け、胴体24と箱体25との間に燃焼ガスを撹拌して
完全燃焼を図るため下向きに案内する傾斜したバッフル
板26を設けたため、二次燃焼室としての箱体25に生じる
高温の乱流の中で一次燃焼室としての胴体24で残った酸
化不完全の燃料成分と空気を撹拌しながら酸化(燃焼)
させる。
【0017】請求項3の発明では、隔壁5を挾んでバー
ナー21と炉体22を設け、隔壁5を垂直方向から傾斜させ
て設けることにより炉体22先端を下向きに傾斜させて水
没面積を広くするため、炉体22に傾斜させるための斜め
の部材を必要とせず、炉体22の構造が簡単になる。
ナー21と炉体22を設け、隔壁5を垂直方向から傾斜させ
て設けることにより炉体22先端を下向きに傾斜させて水
没面積を広くするため、炉体22に傾斜させるための斜め
の部材を必要とせず、炉体22の構造が簡単になる。
【0018】請求項4の発明では、融雪室3に散水装置
32,33を設け、散水装置32,33により炉体22表面を均一
に冷却させるため、散水装置32,33からの融雪水も炉体
22表面と熱交換される。
32,33を設け、散水装置32,33により炉体22表面を均一
に冷却させるため、散水装置32,33からの融雪水も炉体
22表面と熱交換される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0020】第1図に示す融雪機は埋設型のもので、地
面E下に埋設される上面開口の箱状の本体槽1と、本体
槽1に隔壁5,6で区画されたバーナー室2と融雪室3
およびポンプ室4を設ける。バーナー室2と融雪室3を
区画する隔壁5は、その上端を融雪室3側に垂直方向か
ら傾斜させて設ける。
面E下に埋設される上面開口の箱状の本体槽1と、本体
槽1に隔壁5,6で区画されたバーナー室2と融雪室3
およびポンプ室4を設ける。バーナー室2と融雪室3を
区画する隔壁5は、その上端を融雪室3側に垂直方向か
ら傾斜させて設ける。
【0021】バーナー室2上面の地面Eに開口する部分
に螺子止された方形のバーナー室蓋11を設け、バーナー
室蓋11はメンテナンス時以外は開閉できないようにす
る。バーナー室蓋11の一隅に開閉自在な操作ボックス蓋
12を設け、操作ボックス蓋12は閉めるとバーナー室蓋11
とほぼ一体になるよう形成され、開けると操作ボックス
13と吸気筒14が出現する。
に螺子止された方形のバーナー室蓋11を設け、バーナー
室蓋11はメンテナンス時以外は開閉できないようにす
る。バーナー室蓋11の一隅に開閉自在な操作ボックス蓋
12を設け、操作ボックス蓋12は閉めるとバーナー室蓋11
とほぼ一体になるよう形成され、開けると操作ボックス
13と吸気筒14が出現する。
【0022】融雪室3上面の地面Eに開口する部分に開
閉自在な左右一対の方形の融雪室蓋15,16を設け、一対
の融雪室蓋15,16の間に融雪室蓋15,16が無用に閉じた
り作業者が足を踏み外さないための接近防止枠17を設け
る。
閉自在な左右一対の方形の融雪室蓋15,16を設け、一対
の融雪室蓋15,16の間に融雪室蓋15,16が無用に閉じた
り作業者が足を踏み外さないための接近防止枠17を設け
る。
【0023】ポンプ室4上面の地面Eに開口する部分に
開閉自在な方形のポンプ室蓋18を設け、ポンプ室蓋18は
ポンプ室4内に設けたゴミ受けネットを掃除するときな
どに開けられるようになっているが、融雪作業時には閉
めておく。
開閉自在な方形のポンプ室蓋18を設け、ポンプ室蓋18は
ポンプ室4内に設けたゴミ受けネットを掃除するときな
どに開けられるようになっているが、融雪作業時には閉
めておく。
【0024】これら開閉自在な操作ボックス蓋12と融雪
室蓋15,16およびポンプ室蓋18は、非使用時には無用の
危険を防ぐため施錠して開閉できないようにする。
室蓋15,16およびポンプ室蓋18は、非使用時には無用の
危険を防ぐため施錠して開閉できないようにする。
【0025】バーナー室2内の隔壁5にバーナー21を設
け、バーナー21には本体槽1外から灯油を送油する送油
管が連結され、吸気筒14から供給される空気により燃焼
させ、燃焼ガスは隔壁5に設けた孔から融雪室3方向に
吐出される。なお、隔壁5は融雪室3の雪や融雪水がバ
ーナー室2に侵入しないよう他の部分は密閉される。
け、バーナー21には本体槽1外から灯油を送油する送油
管が連結され、吸気筒14から供給される空気により燃焼
させ、燃焼ガスは隔壁5に設けた孔から融雪室3方向に
吐出される。なお、隔壁5は融雪室3の雪や融雪水がバ
ーナー室2に侵入しないよう他の部分は密閉される。
【0026】融雪室3中央にバーナー21と連通する隔壁
5から略円筒形状の長い炉体22を設け、隔壁5を挾んで
バーナー21と炉体22が位置し、炉体22は融雪室3の容積
の略半分の容積が有る。炉体22のバーナー21の反対側上
方に一対の炉体排気口27を下向きに設け、炉体22は燃焼
ガスの排出口としての炉体排気口27以外は融雪水が侵入
しないよう密閉し、炉体22は傾斜した隔壁5に取り付け
られ先端の炉体排気口27側が水平方向から下向きに傾斜
させて水没面積を広くする。
5から略円筒形状の長い炉体22を設け、隔壁5を挾んで
バーナー21と炉体22が位置し、炉体22は融雪室3の容積
の略半分の容積が有る。炉体22のバーナー21の反対側上
方に一対の炉体排気口27を下向きに設け、炉体22は燃焼
ガスの排出口としての炉体排気口27以外は融雪水が侵入
しないよう密閉し、炉体22は傾斜した隔壁5に取り付け
られ先端の炉体排気口27側が水平方向から下向きに傾斜
させて水没面積を広くする。
【0027】炉体22には中空円筒状の長い胴体24とその
一端に胴体24より小径な短い取付管23とをほぼ同一中心
で設け、取付管23は隔壁5に水が入らないよう防水処理
をして取り付けられ、取付管23にバーナー21を連結して
燃焼ガスを吐出させる。炉体22には一次燃焼室としての
胴体24とその先に二次燃焼室としての箱体25とを設け、
胴体24と箱体25との間の連通孔に燃焼ガスを撹拌して完
全燃焼を図るため下向きに案内するよう傾斜したバッフ
ル板26を設け、箱体25上方から炉体排気口27を設ける。
一端に胴体24より小径な短い取付管23とをほぼ同一中心
で設け、取付管23は隔壁5に水が入らないよう防水処理
をして取り付けられ、取付管23にバーナー21を連結して
燃焼ガスを吐出させる。炉体22には一次燃焼室としての
胴体24とその先に二次燃焼室としての箱体25とを設け、
胴体24と箱体25との間の連通孔に燃焼ガスを撹拌して完
全燃焼を図るため下向きに案内するよう傾斜したバッフ
ル板26を設け、箱体25上方から炉体排気口27を設ける。
【0028】炉体22はバーナー21と連通し、バーナー21
からの燃焼ガスを一次燃焼室としての胴体24とその先の
二次燃焼室としての箱体25で完全燃焼させて炉体排気口
27から下向きに排気するとともに、放熱して融雪室3に
投入される雪を溶かし、融雪室3にたまった融雪水の温
度を上げる。また、炉体排気口27からの排気も融雪室3
内を循環して雪を溶かして逸散する。
からの燃焼ガスを一次燃焼室としての胴体24とその先の
二次燃焼室としての箱体25で完全燃焼させて炉体排気口
27から下向きに排気するとともに、放熱して融雪室3に
投入される雪を溶かし、融雪室3にたまった融雪水の温
度を上げる。また、炉体排気口27からの排気も融雪室3
内を循環して雪を溶かして逸散する。
【0029】融雪室3の融雪水の規定水位Lは、箱体25
と胴体24の下側約1/3が浸り、取付管23が浸らないよ
う定め、その規定水位Lを超えた融雪水は融雪室3壁面
に設けた排水口7から自然流出する。
と胴体24の下側約1/3が浸り、取付管23が浸らないよ
う定め、その規定水位Lを超えた融雪水は融雪室3壁面
に設けた排水口7から自然流出する。
【0030】ポンプ室4に水中ポンプ31を設け、融雪室
3とポンプ室4の間の隔壁6の下側の一隅に連通孔を設
け、融雪室3の融雪水がゴミ受けネットを通って水中ポ
ンプ31に供給される。水中ポンプ31はこの融雪水を散水
装置としての散水パイプ32および散水反射板杆33に供給
したり、シーズンが終わった非使用時期に本体槽1から
排水する。
3とポンプ室4の間の隔壁6の下側の一隅に連通孔を設
け、融雪室3の融雪水がゴミ受けネットを通って水中ポ
ンプ31に供給される。水中ポンプ31はこの融雪水を散水
装置としての散水パイプ32および散水反射板杆33に供給
したり、シーズンが終わった非使用時期に本体槽1から
排水する。
【0031】融雪室3内上部の周囲に炉体22をとりまく
形で平面視略Uの字状の散水パイプ32を設け、散水パイ
プ32には複数の吐出口が設けられ水中ポンプ31に連結さ
れる。炉体22の両側面に位置する散水パイプ32の上方に
一対の散水反射板杆33を設ける。散水反射板杆33は散水
パイプ32から吐出される融雪水を融雪室3中央方向の炉
体22へ案内して散水する。そして、散水装置としての散
水パイプ32および散水反射板杆33により炉体22表面を均
一に冷却させる。
形で平面視略Uの字状の散水パイプ32を設け、散水パイ
プ32には複数の吐出口が設けられ水中ポンプ31に連結さ
れる。炉体22の両側面に位置する散水パイプ32の上方に
一対の散水反射板杆33を設ける。散水反射板杆33は散水
パイプ32から吐出される融雪水を融雪室3中央方向の炉
体22へ案内して散水する。そして、散水装置としての散
水パイプ32および散水反射板杆33により炉体22表面を均
一に冷却させる。
【0032】一対の散水反射板杆33の上に、その間に渡
る格子状の転落防止ネット34を設ける。
る格子状の転落防止ネット34を設ける。
【0033】つぎに、使用方法とともに作動を説明す
る。
る。
【0034】まず、操作ボックス蓋12と融雪室蓋15,16
を開け、シーズンの初めのときのみ融雪室3に所定量の
水を注水し、水中ポンプ31を作動させてからバーナー21
を点火する。
を開け、シーズンの初めのときのみ融雪室3に所定量の
水を注水し、水中ポンプ31を作動させてからバーナー21
を点火する。
【0035】融雪室3に雪を投入すると、炉体22からの
放熱と炉体22からの排気および散水パイプ32の吐出口か
らの散水により融雪され、規定水位Lを超えた融雪水は
排水口7から自然流出する。
放熱と炉体22からの排気および散水パイプ32の吐出口か
らの散水により融雪され、規定水位Lを超えた融雪水は
排水口7から自然流出する。
【0036】このとき、融雪室3の融雪水は胴体24の下
側約1/3が浸り取付管23が浸らないよう規定水位Lが
定められているため、炉体22内に不慮の浸水があっても
融雪水が取付管23を越えてバーナー21に流入することは
無いので、融雪機の主要部としてのバーナー21の電気系
に支障をきたしたりして機能が損なわれることが無い。
側約1/3が浸り取付管23が浸らないよう規定水位Lが
定められているため、炉体22内に不慮の浸水があっても
融雪水が取付管23を越えてバーナー21に流入することは
無いので、融雪機の主要部としてのバーナー21の電気系
に支障をきたしたりして機能が損なわれることが無い。
【0037】また、炉体22は炉体排気口27側が水平方向
から下向きに傾斜させたため、箱体25側がより深く、規
定水位L以下となる箱体25と胴体24部分が増え炉体22を
充分に冷やし熱交換を促進させることができ、さらに併
用した散水装置32,33により炉体22表面を均一に冷却さ
せるため、散水装置32,33からの融雪水も炉体22表面と
熱交換されるので、炉体22の熱応力による変形や溶接剥
離がなく耐久性が向上し、融雪水の温度を上昇させ効率
よく融雪できる。
から下向きに傾斜させたため、箱体25側がより深く、規
定水位L以下となる箱体25と胴体24部分が増え炉体22を
充分に冷やし熱交換を促進させることができ、さらに併
用した散水装置32,33により炉体22表面を均一に冷却さ
せるため、散水装置32,33からの融雪水も炉体22表面と
熱交換されるので、炉体22の熱応力による変形や溶接剥
離がなく耐久性が向上し、融雪水の温度を上昇させ効率
よく融雪できる。
【0038】また、炉体22には一次燃焼室としての胴体
24とその先に二次燃焼室としての箱体25とを設け、胴体
24と箱体25との間に燃焼ガスを撹拌して完全燃焼を図る
ため下向きに案内する傾斜したバッフル板26を設けたた
め、高温の排気ガスを箱体25の上方から下方に誘い充分
な撹拌を施して上方に導き、二次燃焼室としての箱体25
に生じる高温の乱流の中で一次燃焼室としての胴体24で
残った酸化不完全の燃料成分と空気を撹拌しながら酸化
(燃焼)させ、完全燃焼して炉体排気口27から排出され
るので、効率よく融雪できるとともに未燃の燃料成分が
空気中や排水中に流出しない。なお、北海道工業試験場
の試験成績では、排水中のヘキサン抽出物質は規制の5p
pmに対して半分以下の2ppmとなっている。
24とその先に二次燃焼室としての箱体25とを設け、胴体
24と箱体25との間に燃焼ガスを撹拌して完全燃焼を図る
ため下向きに案内する傾斜したバッフル板26を設けたた
め、高温の排気ガスを箱体25の上方から下方に誘い充分
な撹拌を施して上方に導き、二次燃焼室としての箱体25
に生じる高温の乱流の中で一次燃焼室としての胴体24で
残った酸化不完全の燃料成分と空気を撹拌しながら酸化
(燃焼)させ、完全燃焼して炉体排気口27から排出され
るので、効率よく融雪できるとともに未燃の燃料成分が
空気中や排水中に流出しない。なお、北海道工業試験場
の試験成績では、排水中のヘキサン抽出物質は規制の5p
pmに対して半分以下の2ppmとなっている。
【0039】また、隔壁5を挾んでバーナー21と炉体22
を設け、隔壁5を垂直方向から傾斜させて設けることに
より炉体22先端を下向きに傾斜させて水没面積を広くす
るため、炉体22に傾斜させるための斜めの部材を必要と
せず、炉体22の構造が簡単になるので、安価に提供でき
る。
を設け、隔壁5を垂直方向から傾斜させて設けることに
より炉体22先端を下向きに傾斜させて水没面積を広くす
るため、炉体22に傾斜させるための斜めの部材を必要と
せず、炉体22の構造が簡単になるので、安価に提供でき
る。
【0040】融雪作業が終われば、バーナー21を消火し
水中ポンプ31の作動を停止し、操作ボックス蓋12と融雪
室蓋15,16を閉じ施錠する。なお、シーズンが終わった
ときのみ融雪室3とポンプ室4の水を抜くため、水中ポ
ンプ31と散水パイプ32の間のバルブを切り替え水中ポン
プ31を作動させて排水する。
水中ポンプ31の作動を停止し、操作ボックス蓋12と融雪
室蓋15,16を閉じ施錠する。なお、シーズンが終わった
ときのみ融雪室3とポンプ室4の水を抜くため、水中ポ
ンプ31と散水パイプ32の間のバルブを切り替え水中ポン
プ31を作動させて排水する。
【0041】以上の実施例では、融雪室3が地面E下に
埋設される埋設型のものを示したが、地上設置型や移動
式のものに適用しても良い。
埋設される埋設型のものを示したが、地上設置型や移動
式のものに適用しても良い。
【0042】また、一対の炉体排気口27を設ける例を示
したが、炉体排気口27は一個でも多数設けても良い。
したが、炉体排気口27は一個でも多数設けても良い。
【0043】また、融雪水が排水口7から自然流出する
ことにより定められた規定水位Lに保つ例を示したが、
ポンプにより汲み上げて排水するようにしても良い。
ことにより定められた規定水位Lに保つ例を示したが、
ポンプにより汲み上げて排水するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、融雪室の融雪
水は胴体の下側約1/3が浸り取付管が浸らないよう規
定水位が定められているため、炉体内に不慮の浸水があ
っても融雪水が取付管を越えてバーナーに流入すること
は無いので、融雪機の主要部としてのバーナーの電気系
に支障をきたしたりして機能が損なわれることが無い。
水は胴体の下側約1/3が浸り取付管が浸らないよう規
定水位が定められているため、炉体内に不慮の浸水があ
っても融雪水が取付管を越えてバーナーに流入すること
は無いので、融雪機の主要部としてのバーナーの電気系
に支障をきたしたりして機能が損なわれることが無い。
【0045】また、炉体は炉体排気口側が水平方向から
下向きに傾斜させたため、規定水位以下となる箱体と胴
体部分が増え炉体を充分に冷やし熱交換を促進させるこ
とができるので、炉体の熱応力による変形や溶接剥離が
なく耐久性が向上し、融雪水の温度を上昇させ効率よく
融雪できる。
下向きに傾斜させたため、規定水位以下となる箱体と胴
体部分が増え炉体を充分に冷やし熱交換を促進させるこ
とができるので、炉体の熱応力による変形や溶接剥離が
なく耐久性が向上し、融雪水の温度を上昇させ効率よく
融雪できる。
【0046】請求項2の発明によれば、炉体には一次燃
焼室としての胴体とその先に二次燃焼室としての箱体と
を設け、胴体と箱体との間に燃焼ガスを撹拌して完全燃
焼を図るため下向きに案内する傾斜したバッフル板を設
けたため、二次燃焼室としての箱体に生じる高温の乱流
の中で一次燃焼室としての胴体で残った酸化不完全の燃
料成分と空気を撹拌しながら酸化(燃焼)させ、完全燃
焼して炉体排気口から排出されるので、効率よく融雪で
きるとともに未燃の燃料成分が空気中や排水中に流出し
ない。
焼室としての胴体とその先に二次燃焼室としての箱体と
を設け、胴体と箱体との間に燃焼ガスを撹拌して完全燃
焼を図るため下向きに案内する傾斜したバッフル板を設
けたため、二次燃焼室としての箱体に生じる高温の乱流
の中で一次燃焼室としての胴体で残った酸化不完全の燃
料成分と空気を撹拌しながら酸化(燃焼)させ、完全燃
焼して炉体排気口から排出されるので、効率よく融雪で
きるとともに未燃の燃料成分が空気中や排水中に流出し
ない。
【0047】請求項3の発明によれば、隔壁を挾んでバ
ーナーと炉体を設け、隔壁を垂直方向から傾斜させて設
けることにより炉体先端を下向きに傾斜させて水没面積
を広くするため、炉体に傾斜させるための斜めの部材を
必要とせず、炉体の構造が簡単になるので、安価に提供
できる。
ーナーと炉体を設け、隔壁を垂直方向から傾斜させて設
けることにより炉体先端を下向きに傾斜させて水没面積
を広くするため、炉体に傾斜させるための斜めの部材を
必要とせず、炉体の構造が簡単になるので、安価に提供
できる。
【0048】請求項4の発明によれば、散水装置により
炉体表面を均一に冷却させるため、散水装置からの融雪
水も炉体表面と熱交換されるので、炉体の熱応力による
変形や溶接剥離がなく耐久性が向上し、融雪水の温度を
上昇させ効率よく融雪できる。
炉体表面を均一に冷却させるため、散水装置からの融雪
水も炉体表面と熱交換されるので、炉体の熱応力による
変形や溶接剥離がなく耐久性が向上し、融雪水の温度を
上昇させ効率よく融雪できる。
【図1】 融雪機の炉体構造の一実施例を示す一部を切
り欠いた正面図である。
り欠いた正面図である。
【図2】 図1の一部を切り欠いた図である
【図3】 図1の蓋を取り除いた平面図である
【図4】 図3の一部を切り欠いた図である。
3 融雪室 5 隔壁 21 バーナー 22 炉体 23 取付管 24 胴体 25 箱体 26 バッフル板 27 炉体排気口 32 散水装置としての散水パイプ 33 散水装置としての散水反射板杆 L 規定水位
Claims (4)
- 【請求項1】 融雪室にバーナーと連通する炉体を設
け、炉体には中空円筒状の胴体とその一端に胴体より小
径な取付管とをほぼ同一中心で設け、取付管にバーナー
を連結して燃焼ガスを吐出させ、炉体のバーナーの反対
側上方に炉体排気口を下向きに設け、炉体は燃焼ガスの
排出口としての炉体排気口以外は融雪水が侵入しないよ
う密閉し、融雪室の融雪水は胴体の下側約1/3が浸り
取付管が浸らないよう規定水位が定められ、炉体は炉体
排気口側が水平方向から下向きに傾斜させた融雪機の炉
体構造。 - 【請求項2】 炉体には一次燃焼室としての胴体とその
先に二次燃焼室としての箱体とを設け、胴体と箱体との
間に燃焼ガスを撹拌して完全燃焼を図るため下向きに案
内する傾斜したバッフル板を設け、完全燃焼した状態の
排気ガスを箱体上方の炉体排気口から融雪室へ向けて排
出する請求項1記載の融雪機の炉体構造。 - 【請求項3】 隔壁を挾んでバーナーと炉体を設け、隔
壁を垂直方向から傾斜させて設けることにより炉体先端
を下向きに傾斜させて水没面積を広くする請求項1記載
の融雪機の炉体構造。 - 【請求項4】 融雪室に散水装置を設け、散水装置によ
り炉体表面を均一に冷却させる請求項1記載の融雪機の
炉体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17761997A JPH116118A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 融雪機の炉体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17761997A JPH116118A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 融雪機の炉体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116118A true JPH116118A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=16034177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17761997A Pending JPH116118A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 融雪機の炉体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116118A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007198077A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Iwate Univ | 融雪装置 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP17761997A patent/JPH116118A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007198077A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Iwate Univ | 融雪装置 |
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