JPH1161589A - ヘルドフレーム - Google Patents

ヘルドフレーム

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JPH1161589A
JPH1161589A JP22579297A JP22579297A JPH1161589A JP H1161589 A JPH1161589 A JP H1161589A JP 22579297 A JP22579297 A JP 22579297A JP 22579297 A JP22579297 A JP 22579297A JP H1161589 A JPH1161589 A JP H1161589A
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俊弘 伊藤
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紀夫 米田
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • D03C9/06Heald frames
    • D03C9/0666Connection of frame parts
    • D03C9/0675Corner connections between horizontal rods and side stays

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FRP製ヘルドフレームの剛性、強度を確保
しつつ、破損、摩耗したミドルフックハンガ、ロッド受
部等の部品交換およびヘルド本数の変更を容易化する。 【解決手段】 少なくとも端部が中空構造に形成された
FRP製横梁枠を有するヘルドフレームにおいて、前記
横梁枠のミドルフックハンガー支持用スライドレール
に、ミドルフックハンガーを着脱可能な切り欠き部を設
けるとともに、該切り欠き部に対応する位置の前記横梁
枠の中空部に対し、横梁枠長手方向に前記切り欠き部よ
りも長い補強部材を設けたことを特徴とするヘルドフレ
ーム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機に用いるFR
P(繊維強化プラスチック)製横梁枠を有するヘルドフ
レーム(綜絖枠)の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘルドフレームは、織機において経糸を
通すためのヘルド(綜絖)を支持するものであり、製織
に際し、一対のヘルドフレームを交互に上下運動させて
経糸を開口させ、その開口に緯糸を打ち込むためのもの
である。
【0003】ヘルドフレームは金属製とすることも可能
であるが、金属製ヘルドフレームでは重くなるので、ヘ
ルド作動速度(織機回転数)を上げることが困難であ
る。近年の織機の高速化に対応するために、種々の軽い
FRP製ヘルドフレームが提案されている。例えば、実
開平2−78586号公報には、FRP製横梁枠とサイ
ドステーとの連結構造が、特開平8−269836号公
報には、FRP製横梁枠とサイドステーとの連結部を補
強するために、横梁枠の端部中空部内に補強部材を挿入
するとともに横梁枠の端部に套嵌部材を被せる構造が、
それぞれ提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】織機が高速化しミドル
フックハンガおよびロッド受部の破損、摩耗による部品
交換の必要が頻繁になるとともに、最近の織りパターン
の多様化により、経糸の糸本数つまりヘルドの本数を頻
繁に変更することが必要になってきた。この要望に応え
るためには、容易にヘルドの本数を変更できる構造が必
要となり、例えば、ヘルドフレームのフレーム枠を分解
することなく、ヘルドとそれを懸架するミドルフックを
一式まとめて取り替え、かつミドルフックを懸架してい
るミドルフックハンガーの数と配列を容易に変更するこ
とができるようにするために、ミドルフックハンガーを
支持しているヘルドフレームの横梁枠に着脱用の切り欠
き部を設ける構造が考えられる。
【0005】金属製ヘルドフレーム枠では、前述の如く
フレーム自体が重く回転数を上げられないこともあり、
強度低下および剛性低下させることなく容易に横梁枠の
端部に切り欠きを設けることができる。
【0006】ところが、FRP製ヘルドフレームの場合
には、切り欠き部による強度低下およびサイドステーと
の連結部の剛性低下が懸念されるため、現状では切り欠
き部を設けることは実施されていない。したがって、上
述の破損、摩耗部品の交換および品種切替時には、フレ
ーム枠を一度織機から外して再度組立調整することが必
要となり、多大の費用と時間を費やしている。
【0007】前記特開平8−269836号公報の提案
は、横梁枠端部に套嵌部材を被せ連結部のひび割れ防止
を狙ったものであるが、上記のような品種切替操作用の
切り欠き部について言及されていないばかりか、たとえ
切り欠き部を設けるにしてもそれによる剛性低下および
強度低下に対しては十分とは言えない。したがってこの
構造では、破損、摩耗部品の交換および品種切替(=ヘ
ルド本数変更)は従来通りヘルドフレームを織機から外
し、フレームを分解する必要がある。また、前記実開平
2−78586号公報で提案された構造にあっては、横
梁枠とサイドステーとの連結部の補強のみであり、破
損、摩耗部品の交換および品種切替への対処、切り欠き
部を設ける場合の剛性や強度低下への対応は何ら示唆さ
れていない。
【0008】本発明の課題は、高速製織に対応するため
に少なくともFRP製横梁枠を有するヘルドフレームに
おいて、剛性や強度を低下させることなく、破損、摩耗
部品の交換およびヘルドの本数を容易に変更できるヘル
ドフレームを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のヘルドフレームは、少なくとも端部が中空
構造に形成されたFRP製横梁枠を有するヘルドフレー
ムにおいて、前記横梁枠のミドルフックハンガー支持用
スライドレールに、ミドルフックハンガーを着脱可能な
切り欠き部を設けるとともに、該切り欠き部に対応する
位置の前記横梁枠の中空部に対し、横梁枠長手方向に前
記切り欠き部よりも長い補強部材を設けたことを特徴と
するものからなる。
【0010】上記ヘルドフレームにおいては、上記補強
部材は切り欠き部の長さの少なくとも1.2倍の長さを
有することが好ましい。また、補強部材としては、上記
横梁枠の中空部内に設けられた補強部材、たとえばU字
形補強部材と、その外面上に設けられた補強板とから構
成することができ、両補強板で外側から挟み、ボルトや
リベットあるいはスポット溶接によって一体化したサイ
ドイッチ構造を採ることができる。
【0011】さらに、上記ヘルドフレームは、前記切り
欠き部を介して着脱可能で、かつ、前記スライドレール
に係合するとともにヘルドロッドの端部を支持する補強
ハンガーを有することが好ましい。
【0012】FRP製横梁枠の強化繊維としては、とく
に限定されず炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の
高強度・高弾性率繊維やこれらの組み合せを用いること
ができ、中でも炭素繊維を用いることが好ましい。
【0013】このようなヘルドフレームにおいては、横
梁枠のミドルフックハンガー支持用スライドレールに切
り欠き部を設けたので、フレームを分解することなく織
機にフレームを取り付けたまま、切り欠き部を介して容
易にミドルフックハンガーの数や配列を変更できるよう
になる。したがって、ヘルドを、ミドルフックおよびヘ
ルドロッドごと取り外し、予め準備した別セットのヘル
ドをミドルフックおよびヘルドロッドごと取り付けるこ
とが可能になり、容易に破損、摩耗部品の交換およびヘ
ルド本数を変更できるようになる。また、横梁枠の上記
切り欠き部に対応する位置においては、横梁枠の中空部
に対し、横梁枠長手方向に切り欠き部よりも長い補強部
材が設けられているので、切り欠き部の端部応力集中に
起因する、切り欠き部を設けたことによる剛性や強度の
低下が、効果的に防止される。したがって、軽量のヘル
ドフレームでありながら、必要な剛性、強度を確保しつ
つ、破損、摩耗部品の交換およびヘルド本数変更の容易
化を達成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のヘルドフレーム
の望ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本発明の一実施態様に掛かるヘルド
フレームを示している。図1において、1は中空形状を
有するFRP製の横梁枠、2は横梁枠1の両端部に連結
されるサイドステーを示している。横梁枠1の下部に
は、横梁枠1の長手方向に延びるミドルフックハンガー
支持用のスライドレール3が一体的に設けられている。
このスライドレール3の端部に、ミドルフックハンガー
11および補強ハンガー14を着脱できるだけの長さを
有する切り欠き部3aが設けられている。
【0015】横梁枠1は、少なくとも長手方向端部が中
空構造に形成されており、中空部内には、横U字形の補
強部材4が挿入されている。この補強部材4は、取付ボ
ルト5により横梁枠1の内壁天井面に固定されている。
横梁枠1の両外側面上には、横梁枠1を両面からサンド
イッチ状に挟むように補強板6が設けられており、該補
強板6と上記補強部材4は、リベット7のかしめを介し
て横梁枠1に一体的に固定されている。本実施態様で
は、両外側面の補強板6を別部材に形成したが、たとえ
ばコ字状断面を有する一体に繋がった部材としてもよ
い。また、リベット7による固定の他、スポット溶接あ
るいはボルトによる締結、接着による固定としてもよ
い。
【0016】少なくとも上記補強部材4の、本実施態様
では補強部材4と補強板6の両方の横梁枠1長手方向の
長さが、同方向における切り欠き部3aの長さよりも長
く設定されており、少なくとも切り欠き部3aの長さの
1.2倍の長さに設定されている。したがって、補強部
材4および補強板6は、横梁枠1長手方向において、切
り欠き部3aの両端の位置よりも長く延びており、切り
欠き部3aの両端の位置と補強部材4および補強板6の
両端の位置は一致しない。
【0017】サイドステー2には、一体的にジョイント
部8が突設されており、該ジョイント部8には、たとえ
ば熱可塑性樹脂からなるホルダー9が嵌合されている。
ホルダー9は、上述のU字形の補強部材4のU字内部分
に挿入され、調整ボルト10によって締め付けることに
より、横梁枠1とサイドステー2が連結されてヘルドフ
レームが構成されている。
【0018】横梁枠1のスライドレール3には、スライ
ドにより位置調整可能にミドルフックハンガー11が取
り付けられ、ミドルフックハンガー11の下部に懸架さ
れたミドルフック12にヘルドロッド13が挿通されて
いる。上下のヘルドロッド13間(図1には上部側のみ
示されている。)には、ヘルドメール(綜目)17aを
有するヘルド17が懸架されている。各ヘルドメール1
7aには、対応する経糸(図示略)が挿通され、少なく
とも2組のヘルドメール列が交互に上下運動されること
により、シート状に配列された経糸が開口され、その開
口に緯糸が打ち込まれて製織されるようになっている。
【0019】横梁枠1の長手方向においてミドルフック
ハンガー11の外側には、補強ハンガー14が設けられ
ている。本実施態様では、補強ハンガー14は、切り欠
き部3aの一部を覆うようにスライドレール3に係合
し、かつ、サイドステー2に突設された突起部15に嵌
合している。この補強ハンガー14には、ヘルドロッド
13の端部が挿通され、ヘルドロッド13の端部を支持
した状態にて、ねじ16によって突起部15に固定され
ている。
【0020】上記のように構成されたヘルドフレームに
おいては、フレームを分解することなく織機にフレーム
を取り付けたまま、ヘルド17をミドルフック12およ
びヘルドロッド13ごと取り外すことができる。そし
て、横梁枠1のスライドレール部3に切り欠き部3aが
設けられているので、必要に応じてミドルフックハンガ
ー11および補強ハンガー14を切り欠き部3aを通し
て容易に着脱でき、ミドルフックハンガー11は次のセ
ットに必要な数、配列にて容易にセットされる。予め準
備したヘルド17を、ミドルフック12およびヘルドロ
ッド13ごと取り付けることにより、織機にフレームを
取り付けたままフレームを分解することなく、容易に破
損、摩耗した部品の交換およびヘルド本数が変更され
る。つまり、ミドルフックハンガー11のねじを緩めて
ミドルフックハンガー11を所定位置に順次移動し、補
強ハンガー14のねじ16を緩め補強ハンガー14を所
定位置に移動し、ヘルド17、ミドルフック12、ヘル
ドロッド13のセットを取り付けた後にそれぞれのねじ
を締めて固定すればよい。
【0021】また、切り欠き部3aと補強部材4、補強
板6の寸法関係および位置関係により、これら補強部材
の端部が切り欠き部3aの端部位置よりも長く延びるよ
うにしたので、切り欠き部3aを設けたことによる応力
集中の影響が低減され、高速運動するヘルドフレームと
して必要な剛性と強度が十分に確保される。とくに補強
部材4や補強板6の長さを切り欠き部3aの長さの1.
2倍以上とすることにより、切り欠き部3aによる強度
低下が効果的に防止される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘルドフ
レームによれば、FRP製横梁枠のスライドレール部に
切り欠き部を設けることにより、フレームを分解するこ
となく織機に取り付けたまま、極めて容易に破損、摩耗
した部品の交換およびヘルド本数を変更できるようにな
ると同時に、特定長さの補強部材を設けることにより、
切り欠き部を設けたことによる剛性、強度の低下を効果
的に防止できる。その結果、FRP製フレームにより高
速製織に対応できるとともに、ヘルドフレームに必要な
剛性、強度を確保しつつ、破損、摩耗した部品の交換お
よびヘルド本数変更を容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るヘルドフレームの部
分正面図である。
【図2】図1の装置のII−II線に沿う横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 横梁枠 2 サイドステー 3 スライドレール 3a 切り欠き部 4 補強部材 5 取付ボルト 6 補強板 7 リベット 8 ジョイント部 9 ホルダー 10 調整ボルト 11 ミドルフックハンガー 12 ミドルフック 13 ヘルドロッド 14 補強ハンガー 15 突起部 16 ねじ 17 ヘルド 17a ヘルドメール
フロントページの続き (72)発明者 米田 紀夫 大阪府堺市毛穴町102番地 ミック工業株 式会社内 (72)発明者 井上 浩一 大阪府堺市毛穴町102番地 ミック工業株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも端部が中空構造に形成された
    FRP製横梁枠を有するヘルドフレームにおいて、前記
    横梁枠のミドルフックハンガー支持用スライドレール
    に、ミドルフックハンガーを着脱可能な切り欠き部を設
    けるとともに、該切り欠き部に対応する位置の前記横梁
    枠の中空部に対し、横梁枠長手方向に前記切り欠き部よ
    りも長い補強部材を設けたことを特徴とするヘルドフレ
    ーム。
  2. 【請求項2】 前記補強部材が前記切り欠き部の長さの
    少なくとも1.2倍の長さを有する、請求項1のヘルド
    フレーム。
  3. 【請求項3】 前記補強部材が、前記中空部内に設けら
    れた内部補強部材と、横梁枠の外面上に設けられた補強
    板とからなる、請求項1または2のヘルドフレーム。
  4. 【請求項4】 前記切り欠き部を介して着脱可能で、か
    つ、前記スライドレールに係合するとともにヘルドロッ
    ドの端部を支持する補強ハンガーを有する、請求項1な
    いし3のいずれかに記載のヘルドフレーム。
  5. 【請求項5】 前記FRP製横梁枠の強化繊維に炭素繊
    維を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載のヘルド
    フレーム。
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WO2012081735A1 (ja) 2010-12-17 2012-06-21 ナンカイ工業株式会社 炭素繊維強化複合材製ヘルドフレームステーブ、及び、サイドステー取付部構造

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