JPH1161777A - 鋼矢板壁用笠コンクリートブロック - Google Patents
鋼矢板壁用笠コンクリートブロックInfo
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Abstract
ブロック本体の下部を塞ぐことができる鋼矢板壁用笠コ
ンクリートブロックを提供する。 【解決手段】 鋼矢板壁1の上部に設けられる中空なプ
レキャスト製のブロック本体4を設ける。このブロック
本体4はコンクリートを充填する充填孔8を有する。こ
のブロック本体4の一側下部に該ブロック本体4と別体
の底板部材14を設ける。この底板部材14の他側に鋼矢板
壁1の一側面1Aにほぼ沿う凹凸部15を形成する。前記
底板部材14をブロック本体4にボルトにより固定する。
底板部材14が別体であるから、ブロック本体4の製作が
容易となる。また、ブロック本体4を位置決めした後、
別体の底板部材14を単独で鋼矢板壁1に対して位置決め
することができる。
Description
板壁に設ける笠コンクリートブロックに関する。
壁、あるいは地上における擁壁等として一般にU型等の
鋼矢板が互いにその爪部を係合して連続打設されてなる
鋼矢板壁が使用されている。そして、この鋼矢板壁の上
部には腐食防止、あるいは構造物としての美化等のため
に笠コンクリートブロックが設けられ、この笠コンクリ
ートブロックは、鋼矢板壁の上部に縦,横の鉄筋を篭状
に配筋固着し、その外周にコンクリート型枠をセットし
た後、コンクリート型枠内にコンクリートを打設し、硬
化後、型枠を外して形成される。
鉄筋あるいは型枠の組立て、コンクリートの打設などを
現場で施工しなければならないため工期が長期化した
り、型枠の支保工材として川側などに仮設ブラケットを
設ける必要があったり、また、川側などの作業台として
の足場が必要となるため仮設工事の費用や時間が掛かる
という問題がある。さらに、冬期の施工においては施工
性に劣り、コンクリートの品質,養生などに難点があ
る。
を解消するため、特公昭6−25410号公報では、鋼
矢板壁を介在してプレキャストから成る笠コンクリート
ブロック一側部と笠コンクリートブロック他側部とを対
向させて配置し、これら笠コンクリートブロック一側
部、笠コンクリートブロック他側部及び鋼矢板壁を組付
け固定する固定手段を設けるとともに、各笠コンクリー
トブロックの下端部に前記鋼矢板壁の凹所にほぼ沿わせ
る底板部を一体に突設し、この底板部と笠コンクリート
ブロックの内周面及び鋼矢板で囲まれる空洞部に充填材
を充填して成る鋼矢板壁用笠コンクリートブロックが知
られている。
は、鋼矢板壁の両側に笠コンクリートブロック一側部お
よび笠コンクリートブロック他側部を配置し、固定手段
で鋼矢板壁に組み付け固定すると、一側部及び笠コンク
リート他側部の内周面と底板部及び鋼矢板壁で囲まれた
空洞部が形成され、この空洞部内に充填材を遊転する
際、空洞部の下部開口部が底板部で塞がれ、充填材の下
方への漏れが防止される。そして、空洞部内の充填材に
よって一側部および笠コンクリートブロック他側部と鋼
矢板壁とが一体化され、現場において型枠の組立て、鉄
筋などの作業を省略でき、また、現場で仮設足場を組む
こともないため現場作業を軽減でき、従来の現場打ちコ
ンクリートによる施工の問題を解決できる。
ブロックでは、底板部の内端を鋼矢板の凹所にほぼ沿う
形状に形成し、その底板部を笠コンクリートブロック一
側部及び他側に一体に設けているため、笠コンクリート
ブロックの形状が比較的複雑になる面がある。また、施
工において、底板部の内端を鋼矢板壁に沿わせるには、
各笠コンクリートブロック一側部および他側部をそれぞ
れ動かして位置合わせしなければならず、それら笠コン
クリートブロック一側部および他側部は、比較的重量物
であるから、位置合せ作業が煩雑になる面がある。さら
に、現場において寸法調整のために笠コンクリートブロ
ックを切断する場合や、現場の寸法に合わせた笠コンク
リートブロックを工場製作する場合などでも、前記底板
部が一体に設けられているため、前記切断作業や前記工
場製作作業が煩雑になることが予想される。
易で、現場で容易にブロック本体の下部を塞ぐことがで
きる鋼矢板壁用笠コンクリートブロックを提供すること
を目的とし、また、ブロック本体の下部を塞ぐ底板部材
の位置合わせが容易な鋼矢板壁用笠コンクリートブロッ
クを提供することを目的とする。
を係合して鋼矢板を連続打設し、これら鋼矢板により凹
凸が連続する鋼矢板壁を形成し、この鋼矢板壁の上部に
設けられる笠コンクリートブロックにおいて、前記鋼矢
板壁の上部に設けられる中空なプレキャスト製のブロッ
ク本体と、このブロック本体に設けられた充填孔と、前
記ブロック本体の一側下部に設けられ該ブロック本体と
別体の底板部材と、この底板部材の他側に形成され前記
鋼矢板壁の一側面にほぼ沿う凹凸部と、前記底板部材を
前記ブロック本体に固定する固定手段とを備えるもので
あり、鋼矢板壁の上部にブロック本体を設け、ブロック
本体の一側下部に設けた底板部材の凹凸部を鋼矢板壁の
一側面にほぼ沿わせ、その底板部材によりブロック本体
の一側下部を塞ぎ、充填孔から中空なブロック本体の内
部に充填材を充填して鋼矢板壁にブロック本体を一体に
取り付ける。
は、前記底板部材を前記ブロック本体の一側下部に螺合
により固定する締付部材であり、前記底板部材には、前
記締付部材の雄螺子部を挿通する前記鋼矢板壁と交叉方
向の長孔を形成したものであり、締付部材により底板部
材をブロック本体に仮止めしておき、鋼矢板壁の上部に
ブロック本体を設置した後、長孔の範囲で底板部材を幅
方向に移動して位置合わせした後、締付部材により底板
部材を位置固定する。
の他側を前記ブロック本体に吊設する吊設部材を備える
ものであり、一側を締付部材によりブロック本体の一側
下部に固定し、他側を吊設部材によりブロック本体に吊
設したから、比較的薄い底板部材を用いても、充填材の
荷重に耐える強度を得ることができる。
には、前記ブロック本体の一側下部の内面に対応して楔
係合孔を穿設すると共に、この楔係合孔の他側縁と前記
一側下部内面とに楔部材が係合可能に構成したものであ
り、楔部材を楔係合孔に打ち込むと、その楔部材が、ブ
ロック本体の一側下部内面と楔係合孔の他側縁に係合す
るから、底板部材が鋼矢板壁に移動し、位置合わせされ
る。
面を参照して説明する。図1ないし図5で示すように鋼
矢板壁1は例えば断面略U形の鋼矢板2が爪部3を互い
に係合して連続打設され、前記鋼矢板壁1の外面には凹
凸が連続し、各鋼矢板2の上端高さは打設時に略同一に
なるように揃えられている。前記鋼矢板壁1の上部を覆
うように設けられる笠コンクリートブロックのブロック
本体4は、鉄筋コンクリートからなるプレキャスト製で
あって、下部が開口した逆U字型をなし、鋼矢板壁1の
上部に設けられる天端部5と、この天端部5の一側たる
川A側に垂設した一側壁部6と、前記天端部5の他側た
る陸B側に垂設した他側壁部7とを一体にしてなる。前
記天端部5は平板状であり、前記一側壁部6及び他側壁
部7は、下方に向かって僅かに薄くなるほぼ平板状であ
る。すなわち、前記ブロック本体4は、所謂U字溝用ブ
ロックを反転して形状のほぼ等しい。前記天端部5の略
中央にはコンクリートなどの充填材を充填するための充
填孔8が形成され、この充填孔8は、鋼矢板壁1の長さ
方向に長い平面略長方形形状をなすと共に、上方に向か
って拡大するテーパ状をなし、また、前記天端部5の長
さ方向両側には切欠き部9が各々形成され、この切欠き
部9の端壁には連結用鉄筋10が突出している。
螺子部たる複数の雌螺子筒11がインサート成形などによ
り設けられている。また、前記天端部5の左右には凹所
12,12が形成され、この凹所12の底面に、天端部5の内
外を連通する吊設用長孔13が穿設され、この長孔13はブ
ロック本体4の幅方向に長く形成されている。
等からなる底板部材であり、この底板部材14の他側には
前記鋼矢板壁1の一側面1Aにほぼ沿う凹部15Aと凸部
15Bとを備えた凹凸部15が形成されている。また、前記
底板部材14の一側には、ブロック本体4の幅方向の長孔
17が穿設されている。さらに、この長孔17に対応して底
板部材14の他側には、吊設用の孔18が穿設されている。
また、前記底板部材14には、前記一側壁部6の下部内角
に対応して楔係合孔19が穿設されている。
螺子部21Aが挿通され、このボルト21を前記雌螺子筒11
に螺合することにより、前記ボルト21の頭部と一側壁部
6の下面との間に前記底板部材14の一側を締付けて固定
し、この例では、前記ボルト21が締付部材となる。ま
た、前記底板部材14の他側を吊設する吊設手段22は、両
ねじボルト22と、この両ねじボルト22Aに螺合するナッ
ト22B,22Bとからなる。
本体4を支持する高さ調整手段23が設けられ、この高さ
調整手段23は、高さ調整用ボルト23Aと、この高さ調整
用ボルト23Aが螺合し前記鋼矢板2に設けられた雌螺子
筒23Bとからなり、この雌螺子筒23Bは前記鋼矢板2に
溶着あるいは鋼矢板2の上端に掛ける掛け具(図示せ
ず)により設けられる。さらに、前記楔係合孔19には、
楔部材24が圧入され、この楔部材24は前記係合孔19の他
側縁19Aと前記一側壁部6の内面6Aとに係合する。
尚、図中25は、前記ボルト21及び両ねじボルト22Aに挿
通した座金である。
法につき説明すると、まず、鋼矢板壁1の他側である陸
B側を基礎砕石、川砂などにより敷均すと共に輾圧し
て、ブロック本体1の他側壁部7を載置する載置面31を
形成する。また、鋼矢板壁1の各鋼矢板2の上端は、そ
の高さが必ずしも一定ではないから、高さ調整用ボルト
23Aを調整して、該高さ調整用ボルト23Aを上端の高さ
を均一に設定する。次に、ブロック本体4にはボルト21
により底板部材14を仮止めし、また、吊設用長孔13及び
孔18に両ねじボルト22Aを挿通し、この両ねじボルト22
Aの両端にナット22B,22Bを螺合しておく。このよう
に底板部材14と吊設手段22とを予め設けたブロック本体
4を吊り上げ、他側壁部7を載置面31により支持し、天
端部5の一側を高さ調整用ボルト23Aに載置して該高さ
調整用ボルト23Aにより支持する。この場合、高さ調整
用ボルト23A,23Aがブロック本体4の左右を支持する
ことにより安定した支持状態が得られる。また、この状
態で高さ調整用ボルト23Aを操作してブロック本体4の
高さを調整してもよく、高さ調整用ボルト23Aは切欠き
部9に近接した位置にあるから、切欠き部9から容易に
操作できる。鋼矢板壁1に対するブロック本体4の位置
決めが終わったら、底板部材14の位置決めを行い、ボル
ト21により仮止めした底板部材14は長孔17の範囲で幅方
向である前後に移動可能であり、凹凸部15を鋼矢板壁1
の一側面1Aに沿わせたら、ボルト21を本締めして底板
部材14を固定する。また、ボルト21を本締めする前に、
楔係合孔19に楔部材24を打ち込めば、楔部材24が、ブロ
ック本体4の一側下部の内面6Aと楔係合孔19の他側縁
19Aに係合するから、底板部材14が鋼矢板壁1に移動
し、該鋼矢板壁1の凹凸に底板部材14の凹凸部15が位置
合わせされる。この場合、左右に楔係合孔19,19を設け
ることにより、底板部材14を鋼矢板壁1に対して均等に
位置決めできると共に、それら左右の楔係合孔19,19は
充填孔8位置の近傍に設けられているから、該充填孔8
から楔部材24の操作を容易に行うことができる。また、
底板部材14を前後に移動した場合、両ねじボルト22Aの
上端側は、長孔13に挿通しているから、両ねじボルト22
Aを無理なく前後に移動することできる。また、隣合う
ブロック本体4,4は、相互の切欠き部9の両側を突き
合わせると共に、相互の連結用鉄筋10,10を外部鉄筋
(図示せず)により溶着して連結する。尚、この連結作
業は、ブロック本体4を鋼矢板壁1に位置決めした後、
充填材を充填する前に行われる。
14のセットが終わったら、充填孔8から充填材たるコン
クリート32を中空なブロック本体4の内部に充填し、そ
のコンクリート32を、充填孔8と切欠き部9の上面まで
充填し、天端部5の上面を面一とし、また、前記コンク
リート32またはモルタルなどの充填材により前記凹所12
を塞ぐ。そして、ブロック本体4にコンクリート32を充
填すると、このコンクリート32は鋼矢板壁1の一側及び
他側にそれぞれ充填され、一側においては、一側壁部6
の下部と鋼矢板壁1との間が底板部材14により塞がれて
いるため、下部に漏れることがなく、また、充填したコ
ンクリート32の荷重が底板部材14に加わっても、底板部
材14の他側は吊設部材22により支持されているため、そ
の荷重に耐える強度が得られる。
さに合せて寸法合わせのために、ブロック本体4を切断
する場合は、該ブロック本体4は略U字型であるから、
製造が容易であると共に、その切断作業も比較的容易と
なり、また、底板部材14は別体であって、比較的薄い板
材からなるから該底板部材14の切断作業も容易である。
そして、底板部材14には、コンクリートの型枠に用いる
コンクリートパネルを加工して形成することができる。
応して、爪部3を係合して鋼矢板2を連続打設し、これ
ら鋼矢板2,2により凹凸が連続する鋼矢板壁1を形成
し、この鋼矢板壁1の上部に設けられる笠コンクリート
ブロックにおいて、鋼矢板壁1の上部に設けられる中空
なプレキャスト製のブロック本体4と、このブロック本
体4に設けられた充填孔8と、このブロック本体4の一
側下部に設けられ該ブロック本体4と別体の底板部材14
と、この底板部材14の他側に形成され鋼矢板壁1の一側
面1Aにほぼ沿う凹凸部15と、底板部材14をブロック本
体4に固定する固定手段たるボルト21とを備えるもので
あるから、鋼矢板壁1の上部にブロック本体4を設け、
ブロック本体4の一側下部に設けた底板部材14の凹凸部
15を鋼矢板壁1の一側面1Aにほぼ沿わせ、その底板部
材14によりブロック本体4の一側下部を塞ぎ、充填孔8
から中空なブロック本体4の内部に充填材たるコンクリ
ート32を充填して鋼矢板壁にブロック本体4を一体に取
り付けることができる。このように底板部材14が別体で
あるから、ブロック本体4の形状が簡易となりその製作
が容易であり、また、ブロック本体4を位置決めした
後、別体の底板部材14を単独で鋼矢板壁1に対して位置
決めすることができるから、作業が容易となる。尚、施
工においては、隣合う底板部材14,14相互の端部を重ね
合せるようにしたり、隣合う底板部材14,14相互の端部
をシール部材によりシールしたりしてもよい。
2に対応して、前記固定手段は、底板部材14をブロック
本体4の一側下部に螺合により固定するボルト21であ
り、底板部材14には、前記ボルト21の雄螺子部21Aを挿
通する鋼矢板壁1と交叉方向の長孔17を形成したもので
あるから、ボルト21により底板部材14をブロック本体4
に仮止めしておき、鋼矢板壁1の上部にブロック本体4
を設置した後、長孔17の範囲で底板部材14を幅方向に移
動して位置合わせした後、ボルト21により底板部材14を
位置固定することができる。
項3に対応して、底板部材14の他側をブロック本体4に
吊設する吊設部材22を備えるものであるから、一側を締
付部材によりブロック本体4の一側下部に固定し、他側
を吊設部材22によりブロック本体4に吊設したから、比
較的薄い底板部材14を用いても、充填材たるコンクリー
ト32の荷重に耐える強度を得ることができる。
項4に対応して、底板部材14には、ブロック本体4の一
側下部の内面6Aに対応して楔係合孔19を穿設すると共
に、この楔係合孔19の他側縁19Aと一側下部内面6Aと
に楔部材24が係合可能に構成したものであるから、楔部
材24を楔係合孔19に打ち込むと、その楔部材24が、ブロ
ック本体4の一側下部内面6Aと楔係合孔19の他側縁19
Aに係合するから、底板部材14が鋼矢板壁1に移動し、
位置合わせを容易に行うことができる。
凹部12を設けたから、施工後、凹部12を充填材などによ
り塞ぐことにより、両ねじボルト22Aの端部が露出せ
ず、また、凹部12には鋼矢板壁1と交叉方向、すなわち
前後方向の長孔13を設けたから、両ねじボルト22Aの上
部位置を前後に調整することができる。さらに、凹部12
にはナット22Bを配置したから、凹部12内のナット22B
により底板部材14の他側の高さ調整を行うことができ
る。鋼矢板壁1には、高さ調整手段23を設けたから、ブ
ロック本体1の高さ合わせを容易にでき、また、その高
さ調整手段23によりブロック本体4の一側を支持し、他
側壁部7を載置面31により支持するようにしたから、ブ
ロック本体4を安定して支持することができる。
し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、鋼矢板
1の一側には腹起し41が横設され、この腹起し41にはタ
イロッド42の一端が接続され、このタイロッド42の他側
が陸B側の基礎に固定されて前記鋼矢板壁1を支持して
いる。また、この例のブロック本体4Aの他側壁部7に
は、その長さ方向両側下部に切欠き43が設けられ、隣合
うブロック本体4,4間の切欠き43,43に前記タイロッ
ド42が挿通されている。また、この例では前記腹起し41
の一側に前記高さ調整手段23を設けている。さらに、こ
の例では、前記雌螺子筒11に雄螺子棒51Aを螺合する
か、あるいはブロック本体4の成形時に前記雄螺子棒51
Aを一側壁部6の下面にインサートにより一体に設ける
ことにより、前記雄螺子棒51Aを突設し、前記雄螺子棒
51Aとこの雄螺子棒51Aに螺合するナット51Bにより締
付部材51を構成しており、雄螺子部たる前記雄螺子棒51
Aを前記長孔17に挿通している。尚、前記締付部材51は
前記底板部材14をブロック本体4に固定する固定手段で
ある。
い、この例では、前記切欠き43,43を塞いでから、充填
材たるコンクリート32を中空なブロック本体4A内に充
填する。このように本実施例においても、請求項1,
3,4に対応して、上記第1実施例と同様な作用,効果
を有し、また、以上のように本実施例では、請求項2に
対応して、前記固定手段は、底板部材14をブロック本体
4の一側下部に螺合により固定する締付部材51であり、
底板部材14には、締付部材51の雄螺子部たる雄螺子棒51
Aを挿通する鋼矢板壁1と交叉方向の長孔17を形成した
ものであるから、ナット51Bを雄螺子棒51Aに螺合して
ブロック本体4に底板部材14を仮止めしてブロック本体
4Aを設定し、底板部材14の位置合わせ後、ナット51B
を本締めして底板部材14を固定することができ、上記第
1実施例と同様な作用,効果を有する。さらに、この例
では腹起し41を設け、この腹起し41に高さ調整部材23を
設けたから、天端部5が前後方向に大きなブロック本体
4を安定して支持することができる。
ではなく、例えば図3及び図7においては、底板部材と
鋼矢板壁との間に僅かに隙間があるように図示したが、
その隙間を埋めるシール部材を、前記底板部材の他側縁
に設けるようにしてもよい。尚、充填材がコンクリート
であれば、多少の隙間があっても、この隙間がコンクリ
ートに含まれる骨材により塞がれる。また、ブロック本
体の形状は適宜選定可能であり、ブロック本体の一側と
他側を組立てるものにも本発明は適用可能である。さら
に、本発明の笠コンクリートブロックは、河川や海以外
に湖や沼などに用いることもできることは言うまでもな
い。また、実施例においては、1個のブロック本体に対
して、1枚の底板部材を設けたが、底板部材を複数のブ
ロック本体に対応する形状に形成してもよい。さらに、
底板部材の材質は、充填した充填材の荷重に耐える強度
を有するものであれば、適宜選定可能であり、実施例で
は、ブロック本体の厚さより薄い底板部材を示したが、
必ずしも底板部材をブロック本体より薄くする必要はな
い。また、長孔17は一側が開口していてもよい。さら
に、吊設部材の両ねじボルトは、下部に頭部を有するボ
ルトを用いることができ、この場合は、凹所12内のナッ
トにそのボルトを螺合する。また、雄螺子棒51Aは下部
側のみに雄螺子を形成したものでもよい。
板を連続打設し、これら鋼矢板により凹凸が連続する鋼
矢板壁を形成し、この鋼矢板壁の上部に設けられる笠コ
ンクリートブロックにおいて、前記鋼矢板壁の上部に設
けられる中空なプレキャスト製のブロック本体と、この
ブロック本体に設けられた充填孔と、前記ブロック本体
の一側下部に設けられ該ブロック本体と別体の底板部材
と、この底板部材の他側に形成され前記鋼矢板壁の一側
面にほぼ沿う凹凸部と、前記底板部材を前記ブロック本
体に固定する固定手段とを備えるものであり、ブロック
本体の製作が容易で、現場で容易にブロック本体の下部
を塞ぐことができる鋼矢板壁用笠コンクリートブロック
を提供することができる。
は、前記底板部材を前記ブロック本体の一側下部に螺合
により固定する締付部材であり、前記底板部材には、前
記締付部材の雄螺子部を挿通する前記鋼矢板壁と交叉方
向の長孔を形成したものであり、ブロック本体の製作が
容易で、現場で容易にブロック本体の下部を塞ぐことが
できる鋼矢板壁用笠コンクリートブロックを提供するこ
とができる。
の他側を前記ブロック本体に吊設する吊設部材を備える
ものであり、ブロック本体の製作が容易で、現場で容易
にブロック本体の下部を塞ぐことができる鋼矢板壁用笠
コンクリートブロックを提供することができる。
には、前記ブロック本体の一側下部の内面に対応して楔
係合孔を穿設すると共に、この楔係合孔の他側縁と前記
一側下部内面とに楔部材が係合可能に構成したものであ
り、ブロック本体の製作が容易で、現場で容易にブロッ
ク本体の下部を塞ぐことができる鋼矢板壁用笠コンクリ
ートブロックを提供することができる。
の断面図である。
面図である。
ある。
き斜視図である。
の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 爪部を係合して鋼矢板を連続打設し、こ
れら鋼矢板により凹凸が連続する鋼矢板壁を形成し、こ
の鋼矢板壁の上部に設けられる笠コンクリートブロック
において、前記鋼矢板壁の上部に設けられる中空なプレ
キャスト製のブロック本体と、このブロック本体に設け
られた充填孔と、前記ブロック本体の一側下部に設けら
れ該ブロック本体と別体の底板部材と、この底板部材の
他側に形成され前記鋼矢板壁の一側面にほぼ沿う凹凸部
と、前記底板部材を前記ブロック本体に固定する固定手
段とを備えることを特徴とする鋼矢板壁用笠コンクリー
トブロック。 - 【請求項2】 前記固定手段は、前記底板部材を前記ブ
ロック本体の一側下部に螺合により固定する締付部材で
あり、前記底板部材には、前記締付部材の雄螺子部を挿
通する前記鋼矢板壁と交叉方向の長孔を形成したことを
特徴とする請求項1記載の鋼矢板壁用笠コンクリートブ
ロック。 - 【請求項3】 前記底板部材の他側を前記ブロック本体
に吊設する吊設部材を備えることを特徴とする請求項1
又は2記載の鋼矢板壁用笠コンクリートブロック。 - 【請求項4】 前記底板部材には、前記ブロック本体の
一側下部の内面に対応して楔係合孔を穿設すると共に、
この楔係合孔の他側縁と前記一側下部内面とに楔部材が
係合可能に構成したことを特徴とする請求項2記載の鋼
矢板壁用笠コンクリートブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21368197A JP3211228B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 鋼矢板壁用笠コンクリートブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21368197A JP3211228B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 鋼矢板壁用笠コンクリートブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1161777A true JPH1161777A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3211228B2 JP3211228B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=16643225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21368197A Expired - Lifetime JP3211228B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 鋼矢板壁用笠コンクリートブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3211228B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057764A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Landes Co Ltd | 護岸擁壁の構築方法とこれに用いる笠コンクリートブロック及び底型枠 |
| KR20250043840A (ko) * | 2023-09-22 | 2025-03-31 | (주)케이모듈 | 파일을 이용한 조립식 방음벽 기초의 시공 방법 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21368197A patent/JP3211228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057764A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Landes Co Ltd | 護岸擁壁の構築方法とこれに用いる笠コンクリートブロック及び底型枠 |
| KR20250043840A (ko) * | 2023-09-22 | 2025-03-31 | (주)케이모듈 | 파일을 이용한 조립식 방음벽 기초의 시공 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3211228B2 (ja) | 2001-09-25 |
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