JPH1162340A - 開閉錠 - Google Patents
開閉錠Info
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- JPH1162340A JPH1162340A JP9218384A JP21838497A JPH1162340A JP H1162340 A JPH1162340 A JP H1162340A JP 9218384 A JP9218384 A JP 9218384A JP 21838497 A JP21838497 A JP 21838497A JP H1162340 A JPH1162340 A JP H1162340A
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】幅寸法の小さい貸金庫扉にも取り付け可能であ
って、従来の認証カードをそのまま使用できる開閉錠を
提供する。 【解決手段】銀行錠5と客錠6を備えた貸金庫扉4に付
設され、利用客別に発行される認証カードCにより施錠
及び解錠が行われる開閉錠であって、銀行錠5を常時掩
蔽する台板2と、認証カードCが挿入されたときに、認
証カードCのデータに対応して動作するアンロック機構
部を備えるとともに、施錠時には客錠6を掩蔽し、解錠
時には客錠6を露呈するように、台板2に回動可能に取
り付けられる本体3とから構成される開閉錠1とした。
って、従来の認証カードをそのまま使用できる開閉錠を
提供する。 【解決手段】銀行錠5と客錠6を備えた貸金庫扉4に付
設され、利用客別に発行される認証カードCにより施錠
及び解錠が行われる開閉錠であって、銀行錠5を常時掩
蔽する台板2と、認証カードCが挿入されたときに、認
証カードCのデータに対応して動作するアンロック機構
部を備えるとともに、施錠時には客錠6を掩蔽し、解錠
時には客錠6を露呈するように、台板2に回動可能に取
り付けられる本体3とから構成される開閉錠1とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行錠と客錠を備
えた貸金庫扉に付設され、利用客別に発行される認証カ
ードにより施錠及び解錠が行われる開閉錠に関するもの
である。
えた貸金庫扉に付設され、利用客別に発行される認証カ
ードにより施錠及び解錠が行われる開閉錠に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8(a)及び(b)に示すように、銀
行錠51を常時掩蔽するとともに客錠52を露呈可能と
する開閉錠53を貸金庫扉54に取付け、利用客別に発
行する認証カード55によって、この開閉錠53を解錠
させる(客錠52を露呈させる(図8(b)の状態))
という貸金庫の管理システムは、銀行係員の立会いを不
要とし、利用客のみで貸金庫を利用できるようにすると
いう趣旨に基づいたシステムであり、銀行においては従
来から広く実施されているものである。
行錠51を常時掩蔽するとともに客錠52を露呈可能と
する開閉錠53を貸金庫扉54に取付け、利用客別に発
行する認証カード55によって、この開閉錠53を解錠
させる(客錠52を露呈させる(図8(b)の状態))
という貸金庫の管理システムは、銀行係員の立会いを不
要とし、利用客のみで貸金庫を利用できるようにすると
いう趣旨に基づいたシステムであり、銀行においては従
来から広く実施されているものである。
【0003】前記認証カード55の一例としては、図8
(a)に示すように、所定のマトリックス座標に配列さ
れる複数の着磁ポイント55aを内部に埋設した構造の
ものがある。着磁ポイント55aは帯磁性に優れ、それ
ぞれがN極性或いはS極性に着磁可能である。この認証
カード55の発行は、通常認証カード発行機(図示せ
ず)によって行われ、利用客の携帯するIDカードや暗
唱番号の入力等により、本人確認の情報が正当と認めら
れたとき、契約した貸金庫に取り付けられた開閉錠53
固有のデータに対応した着磁がなされてから発行され
る。すなわち、開閉錠53を解錠可能とするデータがN
極性、S極性の選択着磁により、各着磁ポイント55a
に書き込まれる。
(a)に示すように、所定のマトリックス座標に配列さ
れる複数の着磁ポイント55aを内部に埋設した構造の
ものがある。着磁ポイント55aは帯磁性に優れ、それ
ぞれがN極性或いはS極性に着磁可能である。この認証
カード55の発行は、通常認証カード発行機(図示せ
ず)によって行われ、利用客の携帯するIDカードや暗
唱番号の入力等により、本人確認の情報が正当と認めら
れたとき、契約した貸金庫に取り付けられた開閉錠53
固有のデータに対応した着磁がなされてから発行され
る。すなわち、開閉錠53を解錠可能とするデータがN
極性、S極性の選択着磁により、各着磁ポイント55a
に書き込まれる。
【0004】さて、本出願人は特開昭60−12937
9号公報において、前記開閉錠53の一構造例を開示し
ている。図9(a)を基にその概略構造を説明すると、
先ず開閉錠53の筐体は、台板56及び蓋体57から構
成され、台板56は、銀行錠51を常時掩蔽し、客錠5
2を露呈するように貸金庫扉54に固設されており、中
空方形体の蓋体57がこの台板56に、長手横方向にス
ライド可能に嵌装される。台板56の一側面には認証カ
ード55の挿入用の挿入孔56aが形成されている。開
閉錠53の内部において、台板56には、貸金庫扉54
と平行して、挿入される認証カード55を挟持するガイ
ド板58、59が固定され、一方のガイド板59には、
複数のマグネットピン60が遊嵌している。マグネット
ピン60は、利用客が契約した貸金庫固有のデータとし
て、N−S極性の組み合わせにより選択着磁されてい
る。マグネットピン60はスプリング(図示せず)によ
り、認証カード55が未挿入のときには、移動部材61
の凹部61aに係合した状態となっている。符号62
は、前記移動部材61の移動に連動して、支点62aを
中心に回動する係合レバーであり、認証カード55が未
挿入のときには、蓋体57に固着された凸部63に係合
して、蓋体57のスライドを阻止する。
9号公報において、前記開閉錠53の一構造例を開示し
ている。図9(a)を基にその概略構造を説明すると、
先ず開閉錠53の筐体は、台板56及び蓋体57から構
成され、台板56は、銀行錠51を常時掩蔽し、客錠5
2を露呈するように貸金庫扉54に固設されており、中
空方形体の蓋体57がこの台板56に、長手横方向にス
ライド可能に嵌装される。台板56の一側面には認証カ
ード55の挿入用の挿入孔56aが形成されている。開
閉錠53の内部において、台板56には、貸金庫扉54
と平行して、挿入される認証カード55を挟持するガイ
ド板58、59が固定され、一方のガイド板59には、
複数のマグネットピン60が遊嵌している。マグネット
ピン60は、利用客が契約した貸金庫固有のデータとし
て、N−S極性の組み合わせにより選択着磁されてい
る。マグネットピン60はスプリング(図示せず)によ
り、認証カード55が未挿入のときには、移動部材61
の凹部61aに係合した状態となっている。符号62
は、前記移動部材61の移動に連動して、支点62aを
中心に回動する係合レバーであり、認証カード55が未
挿入のときには、蓋体57に固着された凸部63に係合
して、蓋体57のスライドを阻止する。
【0005】正当な認証カード55が開閉錠53に差し
込まれると、認証カード55の各着磁ポイント55aの
磁力により、マグネットピン60は凹部61aから引き
抜かれ、移動部材61が移動可能な状態となる。認証カ
ード55をさらに押し込んでいくと、移動部材61は、
当接部61bが認証カード55の先端に押されることに
より移動する。すると、係合レバー62が支点62aを
中心に回動し、凸部63との係合が解かれた状態となる
(図9(b)の状態)。利用客は、蓋体57をスライド
させて、客錠52を露呈させ、持参した客鍵64を差し
込み(掩蔽された銀行錠51は常に解錠状態となってい
る)、客錠52を解錠し貸金庫扉54を開く(図9
(c)の状態)。
込まれると、認証カード55の各着磁ポイント55aの
磁力により、マグネットピン60は凹部61aから引き
抜かれ、移動部材61が移動可能な状態となる。認証カ
ード55をさらに押し込んでいくと、移動部材61は、
当接部61bが認証カード55の先端に押されることに
より移動する。すると、係合レバー62が支点62aを
中心に回動し、凸部63との係合が解かれた状態となる
(図9(b)の状態)。利用客は、蓋体57をスライド
させて、客錠52を露呈させ、持参した客鍵64を差し
込み(掩蔽された銀行錠51は常に解錠状態となってい
る)、客錠52を解錠し貸金庫扉54を開く(図9
(c)の状態)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の開閉
錠53は、認証カード55が挿入されたとき、マグネッ
トピン60が移動して移動部材61の係合が解かれる、
すなわち認証カード55のデータに対応して動作するア
ンロック機構部を、貸金庫扉54に固設された台板56
側に設けた構造であるため、図9(c)に示すように、
貸金庫扉54に取り付けるためには最低でも、客錠52
の露呈部寸法L1と、アンロック機構部の据付け寸法L
2の分をカバーする筐体が必要となり、横長の開閉錠に
なってしまうという問題があった。また、蓋体57はス
ライド方式となっているので、そのスライド寸法L3を
も考慮すると(隣接した貸金庫扉の前面に突出するのは
不都合のため)、結局(L1+L2+L3)の幅寸法を
要する横長の開閉錠となり、幅の小さい貸金庫扉への取
り付けにはその構造上において限界があった。認証カー
ド55の着磁ポイントのピッチを小さくすると、隣接す
る着磁ポイントに互いに磁力の影響を及ぼしてしまうこ
とから、認証カードの小型化には限界があり、また、カ
ードの取り扱いやすさという観点からも、認証カードの
縮小化による開閉錠の小型化は得策ではなく、従来寸法
の認証カードをそのまま使用できる、幅寸法の小さい貸
金庫扉に対応可能な開閉錠が要望されていた。
錠53は、認証カード55が挿入されたとき、マグネッ
トピン60が移動して移動部材61の係合が解かれる、
すなわち認証カード55のデータに対応して動作するア
ンロック機構部を、貸金庫扉54に固設された台板56
側に設けた構造であるため、図9(c)に示すように、
貸金庫扉54に取り付けるためには最低でも、客錠52
の露呈部寸法L1と、アンロック機構部の据付け寸法L
2の分をカバーする筐体が必要となり、横長の開閉錠に
なってしまうという問題があった。また、蓋体57はス
ライド方式となっているので、そのスライド寸法L3を
も考慮すると(隣接した貸金庫扉の前面に突出するのは
不都合のため)、結局(L1+L2+L3)の幅寸法を
要する横長の開閉錠となり、幅の小さい貸金庫扉への取
り付けにはその構造上において限界があった。認証カー
ド55の着磁ポイントのピッチを小さくすると、隣接す
る着磁ポイントに互いに磁力の影響を及ぼしてしまうこ
とから、認証カードの小型化には限界があり、また、カ
ードの取り扱いやすさという観点からも、認証カードの
縮小化による開閉錠の小型化は得策ではなく、従来寸法
の認証カードをそのまま使用できる、幅寸法の小さい貸
金庫扉に対応可能な開閉錠が要望されていた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、従来の認証カードをそのま
ま使用でき、幅寸法の小さい貸金庫扉にも取り付け可能
となる開閉錠を提供することを目的としている。
めに創作されたものであり、従来の認証カードをそのま
ま使用でき、幅寸法の小さい貸金庫扉にも取り付け可能
となる開閉錠を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、以下の手段を用いた。まず、開閉錠の構
成として、銀行錠を常時掩蔽する台板と、認証カードが
挿入されたときに、該認証カードのデータに対応して動
作するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時には
客錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、前記
台板に回動可能に取り付けられる本体とからなるように
した。また、前記本体を、その一端側に設けた、貸金庫
扉の表面に平行となる軸を中心として回動させるように
した。さらに、前記本体を、その一端側に設けた支点を
中心として、貸金庫扉の表面に沿って回動させるように
した。また、開閉錠の別の構成として、銀行錠を常時掩
蔽する台板と、認証カードが挿入されたときに、該認証
カードのデータに対応して動作するアンロック機構部を
備えるとともに、施錠時には客錠を掩蔽し、解錠時には
客錠を露呈するように、前記台板に離脱可能に取り付け
られる本体とからなるようにした。
成するために、以下の手段を用いた。まず、開閉錠の構
成として、銀行錠を常時掩蔽する台板と、認証カードが
挿入されたときに、該認証カードのデータに対応して動
作するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時には
客錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、前記
台板に回動可能に取り付けられる本体とからなるように
した。また、前記本体を、その一端側に設けた、貸金庫
扉の表面に平行となる軸を中心として回動させるように
した。さらに、前記本体を、その一端側に設けた支点を
中心として、貸金庫扉の表面に沿って回動させるように
した。また、開閉錠の別の構成として、銀行錠を常時掩
蔽する台板と、認証カードが挿入されたときに、該認証
カードのデータに対応して動作するアンロック機構部を
備えるとともに、施錠時には客錠を掩蔽し、解錠時には
客錠を露呈するように、前記台板に離脱可能に取り付け
られる本体とからなるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に3つの形態例を示して図面に基づきながら説明す
る。図1乃至図3は第1の実施形態を示す図面であり、
図1は開閉錠の外観斜視図であって、(a)、(b)は
それぞれ施錠状態、解錠状態を示す。また、図2は本体
の分解斜視図、図3は開閉錠の作用説明図である。
下に3つの形態例を示して図面に基づきながら説明す
る。図1乃至図3は第1の実施形態を示す図面であり、
図1は開閉錠の外観斜視図であって、(a)、(b)は
それぞれ施錠状態、解錠状態を示す。また、図2は本体
の分解斜視図、図3は開閉錠の作用説明図である。
【0010】図1(a)及び(b)において、符号1は
開閉錠を示し、銀行錠5及び客錠6が左右方向に並設さ
れた貸金庫扉4(二点鎖線で示す)の前面に付設される
ものであり、台板2及び本体3から構成されている。台
板2は、矩形状の板材からなり、銀行錠5を常時掩蔽す
るように、貸金庫扉4の前面に固設される。また、台板
2の、客錠6に対向する部位には、円形状の窓部7が形
成されており、図1(b)に示すように本体3を開いた
とき、客錠6が露呈するようになっている。客錠6側寄
りの台板2の側端部には、本体3を回動可能に取り付け
るヒンジ部8が形成されるとともに、台板2の、銀行錠
5と客錠6の間に位置する部位の上下には、本体3を閉
じたとき、後述するフック17dを係合させる、段差を
形成した係合孔9(図3参照)が穿設されている。
開閉錠を示し、銀行錠5及び客錠6が左右方向に並設さ
れた貸金庫扉4(二点鎖線で示す)の前面に付設される
ものであり、台板2及び本体3から構成されている。台
板2は、矩形状の板材からなり、銀行錠5を常時掩蔽す
るように、貸金庫扉4の前面に固設される。また、台板
2の、客錠6に対向する部位には、円形状の窓部7が形
成されており、図1(b)に示すように本体3を開いた
とき、客錠6が露呈するようになっている。客錠6側寄
りの台板2の側端部には、本体3を回動可能に取り付け
るヒンジ部8が形成されるとともに、台板2の、銀行錠
5と客錠6の間に位置する部位の上下には、本体3を閉
じたとき、後述するフック17dを係合させる、段差を
形成した係合孔9(図3参照)が穿設されている。
【0011】本体3の筐体となるカバー10は、図3に
示すように、中空台形方体の部材であり、その底面(台
板2と対向する面)は開口形成されており、矩形状の閉
塞板11を該底面に嵌合固定させることにより、本体3
全体を閉塞させる構造としてある。カバー10の一端側
には、図1(b)に示すように、台板2のヒンジ部8を
軸方向において挟み込む一対のヒンジ部10bが形成さ
れており、ヒンジ部8とともに貸金庫扉4の表面に対し
て平行となる軸を形成する。このヒンジ部8と両ヒンジ
部10bの内部には軸ピン21が挿嵌されており、本体
3はこの軸ピン21を中心に回動可能となっている。一
方、カバー10の他端側の側面には、認証カードCの挿
入口10aが設けられている。ここで、認証カードCと
は、前記した認証カード55と同様の構成であって、所
定のマトリックス座標に配列される複数の着磁ポイント
Cpを形成しており、契約した貸金庫に取り付けられた
開閉錠固有のデータに対応して、N極性或いはS極性に
選択着磁される。
示すように、中空台形方体の部材であり、その底面(台
板2と対向する面)は開口形成されており、矩形状の閉
塞板11を該底面に嵌合固定させることにより、本体3
全体を閉塞させる構造としてある。カバー10の一端側
には、図1(b)に示すように、台板2のヒンジ部8を
軸方向において挟み込む一対のヒンジ部10bが形成さ
れており、ヒンジ部8とともに貸金庫扉4の表面に対し
て平行となる軸を形成する。このヒンジ部8と両ヒンジ
部10bの内部には軸ピン21が挿嵌されており、本体
3はこの軸ピン21を中心に回動可能となっている。一
方、カバー10の他端側の側面には、認証カードCの挿
入口10aが設けられている。ここで、認証カードCと
は、前記した認証カード55と同様の構成であって、所
定のマトリックス座標に配列される複数の着磁ポイント
Cpを形成しており、契約した貸金庫に取り付けられた
開閉錠固有のデータに対応して、N極性或いはS極性に
選択着磁される。
【0012】次に、図2及び図3(a)に基づきなが
ら、本体3の内部構造について説明する。図3(a)に
示すように、カバー10の内部、挿入口10aの内側縁
部には、カバー10の頂面部10cと平行して、認証カ
ードCを挟持しながらその挿入をガイドする、一対から
なるガイド板12及び13が対向して配設されている。
このガイド板12及び13は、図2に示すように矩形状
の板材で、共に鉄板からなり、それぞれ形成される係止
部12a及び13aが、閉塞板11の側板部11aに形
成された切欠き11bに係止されることにより、カバー
10に対して固定される部材となっている。
ら、本体3の内部構造について説明する。図3(a)に
示すように、カバー10の内部、挿入口10aの内側縁
部には、カバー10の頂面部10cと平行して、認証カ
ードCを挟持しながらその挿入をガイドする、一対から
なるガイド板12及び13が対向して配設されている。
このガイド板12及び13は、図2に示すように矩形状
の板材で、共に鉄板からなり、それぞれ形成される係止
部12a及び13aが、閉塞板11の側板部11aに形
成された切欠き11bに係止されることにより、カバー
10に対して固定される部材となっている。
【0013】本体3は、正当な認証カードCが挿入され
たときに、該認証カードCのデータに対応して動作する
アンロック機構部14を備えている。このアンロック機
構部14は、前記両ガイド板12、13のうちの閉塞板
11側寄りに位置するガイド板13と、複数からなるマ
グネットピン15と、係合板16及び摺動部材17から
構成される。係合板16は、ガイド板13と略同形とな
る矩形状の板材であり、閉塞板11側寄りにガイド板1
3と隣接して配設されるもので、前記ガイド板12及び
13と同様、係止部16aが閉塞板11の切欠き11b
に係止することにより、カバー10に対して固定される
部材となっている。材質は、磁力の影響を受けないこ
と、錆びにくい等の理由から真鍮としてある。そして、
この係合板16の板面には、認証カードCの着磁ポイン
トCpに対応したマトリックス座標をもって、マグネッ
トピン15を貫通させる係合孔16bが形成されてい
る。
たときに、該認証カードCのデータに対応して動作する
アンロック機構部14を備えている。このアンロック機
構部14は、前記両ガイド板12、13のうちの閉塞板
11側寄りに位置するガイド板13と、複数からなるマ
グネットピン15と、係合板16及び摺動部材17から
構成される。係合板16は、ガイド板13と略同形とな
る矩形状の板材であり、閉塞板11側寄りにガイド板1
3と隣接して配設されるもので、前記ガイド板12及び
13と同様、係止部16aが閉塞板11の切欠き11b
に係止することにより、カバー10に対して固定される
部材となっている。材質は、磁力の影響を受けないこ
と、錆びにくい等の理由から真鍮としてある。そして、
この係合板16の板面には、認証カードCの着磁ポイン
トCpに対応したマトリックス座標をもって、マグネッ
トピン15を貫通させる係合孔16bが形成されてい
る。
【0014】マグネットピン15は、帯磁性の円柱形の
部材であり、それぞれがN極性或いはS極性に選択着磁
されていて、このN−S極性による配列の組み合わせに
より、利用客が契約した貸金庫固有のデータを構成す
る。このマグネットピン15は、前記ガイド板13に直
交するように摺動部材17に遊嵌されており、図3
(a)に示すように、認証カードCが挿入されていない
ときには、その磁力により係合板16の係合孔16bを
貫通して、鉄板であるガイド板13に吸着した状態とな
っている。
部材であり、それぞれがN極性或いはS極性に選択着磁
されていて、このN−S極性による配列の組み合わせに
より、利用客が契約した貸金庫固有のデータを構成す
る。このマグネットピン15は、前記ガイド板13に直
交するように摺動部材17に遊嵌されており、図3
(a)に示すように、認証カードCが挿入されていない
ときには、その磁力により係合板16の係合孔16bを
貫通して、鉄板であるガイド板13に吸着した状態とな
っている。
【0015】摺動部材17は、閉塞板11と係合板16
に挟持されて配設される、認証カードCの挿入方向に沿
って摺動可能となる偏平方形体の部材である。摺動部材
17の、係合板16に対向する面には、認証カードCの
着磁ポイントCpに対応したマトリックス座標をもっ
て、マグネットピン15を遊嵌収納する収納孔17aが
形成されており、その深さは、マグネットピン15を高
さ方向において全て収納し得る寸法である。また、摺動
部材17の、閉塞板11に対向する面には、台板2の係
合孔9に係合する鉤型のフック17dが形成されてい
る。閉塞板11にはこのフック17dの移動分に対応す
る切欠き孔11dが形成される。さて、摺動部材17
は、弾性部材である捩りばね18により挿入口10aの
方向に、すなわちフック17dが台板2の係合孔9に係
合するように常時押圧されている。図2に示すように、
この捩りばね18の両端部は折り曲げ形成されており、
その一端部は、摺動部材17の、ヒンジ部10b側寄り
の一側面に形成された収納孔17bに装嵌され、他端部
は、閉塞板11の折曲げ部11cに穿設された係止孔1
1fに挿入、係止されている。また、摺動部材17の、
前記収納孔17bが形成される側面には、爪部17c
が、図2に示すように複数設けられており、捩りばね1
8により押圧される摺動部材17は、この爪部17cが
ガイド板12及び13、係合板16に当接することによ
りその移動が阻止され、図3(a)に示した状態で位置
決めされることになる。
に挟持されて配設される、認証カードCの挿入方向に沿
って摺動可能となる偏平方形体の部材である。摺動部材
17の、係合板16に対向する面には、認証カードCの
着磁ポイントCpに対応したマトリックス座標をもっ
て、マグネットピン15を遊嵌収納する収納孔17aが
形成されており、その深さは、マグネットピン15を高
さ方向において全て収納し得る寸法である。また、摺動
部材17の、閉塞板11に対向する面には、台板2の係
合孔9に係合する鉤型のフック17dが形成されてい
る。閉塞板11にはこのフック17dの移動分に対応す
る切欠き孔11dが形成される。さて、摺動部材17
は、弾性部材である捩りばね18により挿入口10aの
方向に、すなわちフック17dが台板2の係合孔9に係
合するように常時押圧されている。図2に示すように、
この捩りばね18の両端部は折り曲げ形成されており、
その一端部は、摺動部材17の、ヒンジ部10b側寄り
の一側面に形成された収納孔17bに装嵌され、他端部
は、閉塞板11の折曲げ部11cに穿設された係止孔1
1fに挿入、係止されている。また、摺動部材17の、
前記収納孔17bが形成される側面には、爪部17c
が、図2に示すように複数設けられており、捩りばね1
8により押圧される摺動部材17は、この爪部17cが
ガイド板12及び13、係合板16に当接することによ
りその移動が阻止され、図3(a)に示した状態で位置
決めされることになる。
【0016】アンロック機構部14は、以上のような構
成からなり、認証カードCが挿入されていないときに
は、摺動部材17は、マグネットピン15が係合板16
に係合することにより、その摺動が不可の状態であり、
正当な認証カードCが挿入されたときには、マグネット
ピン15が着磁ポイントCpの極性と反発し合い、摺動
部材17の収納孔17aに完全に収納される、すなわち
摺動部材17は、係合板16との係合を解かれることに
なり、摺動可能な状態となる。
成からなり、認証カードCが挿入されていないときに
は、摺動部材17は、マグネットピン15が係合板16
に係合することにより、その摺動が不可の状態であり、
正当な認証カードCが挿入されたときには、マグネット
ピン15が着磁ポイントCpの極性と反発し合い、摺動
部材17の収納孔17aに完全に収納される、すなわち
摺動部材17は、係合板16との係合を解かれることに
なり、摺動可能な状態となる。
【0017】なお、図2に示す符号19は、本体3を開
いたとき、閉塞板11に穿設された孔11eに突出して
摺動部材17の移動を阻止し、フック17dを、台板2
の係合孔9から係合を解かれた状態に保持するロックピ
ンである。このロックピン19は段差的に小径となった
先端部19aを有した円柱形の部材であり、摺動部材1
7に形成された収納孔17eに、コイルバネ20ととも
に収納される。ロックピン19は、開閉錠1が施錠され
ているとき、コイルバネ20により閉塞板11の板面に
押圧された状態であり、開閉錠1の解錠時には、摺動部
材17の摺動とともに移動して孔11aの直上に位置
し、本体3を開いたとき、先端部19aが孔11eに挿
嵌するようになっている。
いたとき、閉塞板11に穿設された孔11eに突出して
摺動部材17の移動を阻止し、フック17dを、台板2
の係合孔9から係合を解かれた状態に保持するロックピ
ンである。このロックピン19は段差的に小径となった
先端部19aを有した円柱形の部材であり、摺動部材1
7に形成された収納孔17eに、コイルバネ20ととも
に収納される。ロックピン19は、開閉錠1が施錠され
ているとき、コイルバネ20により閉塞板11の板面に
押圧された状態であり、開閉錠1の解錠時には、摺動部
材17の摺動とともに移動して孔11aの直上に位置
し、本体3を開いたとき、先端部19aが孔11eに挿
嵌するようになっている。
【0018】以上のように構成された開閉錠1の解錠、
施錠操作について図3に基づいて説明する。図3(a)
は、開閉錠1が施錠されている状態を示し、摺動部材1
7は、捩りばね18によって、挿入口10aの方向、す
なわちフック17dが台板2の係合孔9に係合する方向
に押圧されており、爪部17cがガイド板12及び1
3、係合板16に当接することにより、位置決めされ
る。このとき、摺動部材17の収納孔17aと、係合板
16の係合孔16bは連通した状態にあり、マグネット
ピン15が、自身の磁力により係合孔16bを貫通し
て、鉄板であるガイド板13に吸着している。すなわ
ち、摺動部材17は、マグネットピン15を介して係合
板16に係合されて摺動不可の状態であり、正当な認証
カードでマグネットピン15を移動させない限り、フッ
ク17dを台板2の係合孔9から外して本体3を開くこ
とはできない。
施錠操作について図3に基づいて説明する。図3(a)
は、開閉錠1が施錠されている状態を示し、摺動部材1
7は、捩りばね18によって、挿入口10aの方向、す
なわちフック17dが台板2の係合孔9に係合する方向
に押圧されており、爪部17cがガイド板12及び1
3、係合板16に当接することにより、位置決めされ
る。このとき、摺動部材17の収納孔17aと、係合板
16の係合孔16bは連通した状態にあり、マグネット
ピン15が、自身の磁力により係合孔16bを貫通し
て、鉄板であるガイド板13に吸着している。すなわ
ち、摺動部材17は、マグネットピン15を介して係合
板16に係合されて摺動不可の状態であり、正当な認証
カードでマグネットピン15を移動させない限り、フッ
ク17dを台板2の係合孔9から外して本体3を開くこ
とはできない。
【0019】さて、利用客は、個別に発行される認証カ
ードCを、本体3の挿入口10aから挿入する(図3
(b)の状態)。認証カードCの先端が摺動部材17の
爪部17cに当接したとき、認証カードCの着磁ポイン
トCpのマトリックス座標と、マグネットピン15のマ
トリックス座標が一致する。正当な認証カードの場合、
例えば、認証カードCの或る着磁ポイントCpの極性が
Nであるとき、対応するマグネットピン15の極性もN
であって、それぞれ対応する全ての着磁ポイントCp及
びマグネットピン15は同極性となっており、反発力に
よってマグネットピン15は摺動部材17の収納孔17
aに完全に収納される。摺動部材17は係合板16との
係合を解かれることになり、摺動可能な状態となる。
ードCを、本体3の挿入口10aから挿入する(図3
(b)の状態)。認証カードCの先端が摺動部材17の
爪部17cに当接したとき、認証カードCの着磁ポイン
トCpのマトリックス座標と、マグネットピン15のマ
トリックス座標が一致する。正当な認証カードの場合、
例えば、認証カードCの或る着磁ポイントCpの極性が
Nであるとき、対応するマグネットピン15の極性もN
であって、それぞれ対応する全ての着磁ポイントCp及
びマグネットピン15は同極性となっており、反発力に
よってマグネットピン15は摺動部材17の収納孔17
aに完全に収納される。摺動部材17は係合板16との
係合を解かれることになり、摺動可能な状態となる。
【0020】ここで、利用客は更に捩りばね18の弾性
力に抗する力で認証カードCを押し込むと、摺動部材1
7が爪部17cを介して摺動し、フック17dが係合孔
9との係合を解かれる(図3(c)の状態)。利用客は
この状態で本体3を回動させて開き、客錠6を露呈さ
せ、持参した客鍵で解錠して貸金庫扉4を開く。なお、
本体3が開いた瞬間、ロックピン19(図2参照)の先
端部19aが閉塞板11の孔11eに突出し、捩りばね
18の弾性力による摺動部材17の移動を阻止してお
り、フック17dは係合孔9との係合を解かれた状態に
保持されている。さて、貸金庫の利用が終わり、客鍵で
客錠6を施錠した後、利用客は本体3を閉める(このと
き、台板2に形成された突起部2aが、閉塞板11の孔
11eに嵌合してロックピン19の先端部19aを押し
出す)。摺動部材17が捩りばね18に押圧されて摺動
し、フック17dが係合孔9に係合する。そして利用客
が認証カードCを抜き取ると、マグネット15が再びガ
イド板13に吸着して、摺動部材17をロックし、開閉
錠1の施錠が完了する。
力に抗する力で認証カードCを押し込むと、摺動部材1
7が爪部17cを介して摺動し、フック17dが係合孔
9との係合を解かれる(図3(c)の状態)。利用客は
この状態で本体3を回動させて開き、客錠6を露呈さ
せ、持参した客鍵で解錠して貸金庫扉4を開く。なお、
本体3が開いた瞬間、ロックピン19(図2参照)の先
端部19aが閉塞板11の孔11eに突出し、捩りばね
18の弾性力による摺動部材17の移動を阻止してお
り、フック17dは係合孔9との係合を解かれた状態に
保持されている。さて、貸金庫の利用が終わり、客鍵で
客錠6を施錠した後、利用客は本体3を閉める(このと
き、台板2に形成された突起部2aが、閉塞板11の孔
11eに嵌合してロックピン19の先端部19aを押し
出す)。摺動部材17が捩りばね18に押圧されて摺動
し、フック17dが係合孔9に係合する。そして利用客
が認証カードCを抜き取ると、マグネット15が再びガ
イド板13に吸着して、摺動部材17をロックし、開閉
錠1の施錠が完了する。
【0021】以上のように、ガイド板13、マグネット
ピン15、係合板16及び摺動部材17等の構成部材、
すなわち、正当な認証カードCが挿入されたとき、認証
カードCのデータに対応して動作するアンロック機構部
14を、開閉錠1の蓋体に相当する本体3側に設ける構
造とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置させ
ることが可能となるので、従来のスライド式開閉錠のよ
うに、客錠とアンロック機構部を並列に配置させた構造
に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本体3を回動方
式の開閉蓋として構成させることにより、スライド寸法
がなくなることから、より幅寸法の小さい開閉錠が実現
されることになる。
ピン15、係合板16及び摺動部材17等の構成部材、
すなわち、正当な認証カードCが挿入されたとき、認証
カードCのデータに対応して動作するアンロック機構部
14を、開閉錠1の蓋体に相当する本体3側に設ける構
造とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置させ
ることが可能となるので、従来のスライド式開閉錠のよ
うに、客錠とアンロック機構部を並列に配置させた構造
に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本体3を回動方
式の開閉蓋として構成させることにより、スライド寸法
がなくなることから、より幅寸法の小さい開閉錠が実現
されることになる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態を図4及
び図5に基づいて説明する。なお、本実施形態の開閉錠
25における構成部材のうち、前記第1の実施形態と同
一の部材であるものについては同一符号を付して、或い
は省略して、その説明も省略するものとする。前記開閉
錠1が、その本体を、貸金庫扉の表面に平行となる軸を
中心として回動させる構造であったのに対し、開閉錠2
5は、本体を、その一端側に設けた支点を中心として、
貸金庫扉の表面に沿って回動させる構造としたものであ
る。開閉錠25は、台板26と本体27から構成され
る。台板26の上面にはコ字形を呈するフック受け部材
28が固着されており、図5に示すように、認証カード
が挿入されていないときには、摺動部材17のフック1
7dが係合するように配置される。一方、本体27の筐
体となるカバー29の一端側には、図5に示すように、
台板26に固設されたピン30が挿嵌されており、本体
27はこのピン30を中心に貸金庫扉の表面に沿って回
動する。符号31は止め輪である。なお、本体27が回
動する際、フック受け部材28と干渉しないように、カ
バー29の両側面部には、図4に示すように切欠き29
aが設けられている。また、台板26には、本体27の
回動範囲を規制するためのストッパー部材32及び33
が設けられており、本実施形態では、約90°の範囲で
回動可能とさせている。無論、この本体の回動範囲の規
制手段は、前記ストッパー部材に限らず、支点となるピ
ンをカム形にする等、様々な設計が可能である。
び図5に基づいて説明する。なお、本実施形態の開閉錠
25における構成部材のうち、前記第1の実施形態と同
一の部材であるものについては同一符号を付して、或い
は省略して、その説明も省略するものとする。前記開閉
錠1が、その本体を、貸金庫扉の表面に平行となる軸を
中心として回動させる構造であったのに対し、開閉錠2
5は、本体を、その一端側に設けた支点を中心として、
貸金庫扉の表面に沿って回動させる構造としたものであ
る。開閉錠25は、台板26と本体27から構成され
る。台板26の上面にはコ字形を呈するフック受け部材
28が固着されており、図5に示すように、認証カード
が挿入されていないときには、摺動部材17のフック1
7dが係合するように配置される。一方、本体27の筐
体となるカバー29の一端側には、図5に示すように、
台板26に固設されたピン30が挿嵌されており、本体
27はこのピン30を中心に貸金庫扉の表面に沿って回
動する。符号31は止め輪である。なお、本体27が回
動する際、フック受け部材28と干渉しないように、カ
バー29の両側面部には、図4に示すように切欠き29
aが設けられている。また、台板26には、本体27の
回動範囲を規制するためのストッパー部材32及び33
が設けられており、本実施形態では、約90°の範囲で
回動可能とさせている。無論、この本体の回動範囲の規
制手段は、前記ストッパー部材に限らず、支点となるピ
ンをカム形にする等、様々な設計が可能である。
【0023】開閉錠25は以上のように構成され、開閉
錠1の場合と同様に、利用客は認証カードCで摺動部材
17の爪部17cを押して、フック17dをフック受け
部材28から外し、この状態で本体3をピン30を中心
に回動させ、客錠6を露呈させる。本開閉錠25も、ア
ンロック機構部14を客錠の前面に配置させることが可
能であり、従来のスライド式開閉錠の構造、すなわち、
客錠とアンロック機構部を並列に配置させる構造に比べ
幅寸法の小さい開閉錠が実現される。なお、支点構造と
しては、本体の回動に連動して支点の位置が変わる構造
としても良い。
錠1の場合と同様に、利用客は認証カードCで摺動部材
17の爪部17cを押して、フック17dをフック受け
部材28から外し、この状態で本体3をピン30を中心
に回動させ、客錠6を露呈させる。本開閉錠25も、ア
ンロック機構部14を客錠の前面に配置させることが可
能であり、従来のスライド式開閉錠の構造、すなわち、
客錠とアンロック機構部を並列に配置させる構造に比べ
幅寸法の小さい開閉錠が実現される。なお、支点構造と
しては、本体の回動に連動して支点の位置が変わる構造
としても良い。
【0024】次に、本発明の第3の実施の形態を図6及
び図7に基づいて説明する。なお、本実施形態の開閉錠
35における構成部材のうち、前記第1の実施形態と同
一の部材であるものについては同一符号を付して、或い
は省略して、その説明も省略するものとする。前記した
第1及び第2の実施形態の開閉錠が、本体を回動させて
その解錠を行う構造であったのに対し、本実施形態は、
本体を台板から離脱可能とする構造にしたことを特徴と
するものである。図6に示すように、開閉錠35は台板
36及び本体37から構成される。台板36には、上下
左右に係合孔9が形成されている。一方、本体37に
は、可動するフック17dに加え、固定部材となる鉤型
のフック38が備えられる。フック38は、その鉤先端
部38aが、図7(a)に示すように、フック17dの
鉤先端部と互いに反対方向を向くようにして閉塞板11
に固着される。
び図7に基づいて説明する。なお、本実施形態の開閉錠
35における構成部材のうち、前記第1の実施形態と同
一の部材であるものについては同一符号を付して、或い
は省略して、その説明も省略するものとする。前記した
第1及び第2の実施形態の開閉錠が、本体を回動させて
その解錠を行う構造であったのに対し、本実施形態は、
本体を台板から離脱可能とする構造にしたことを特徴と
するものである。図6に示すように、開閉錠35は台板
36及び本体37から構成される。台板36には、上下
左右に係合孔9が形成されている。一方、本体37に
は、可動するフック17dに加え、固定部材となる鉤型
のフック38が備えられる。フック38は、その鉤先端
部38aが、図7(a)に示すように、フック17dの
鉤先端部と互いに反対方向を向くようにして閉塞板11
に固着される。
【0025】開閉錠35は以上のように構成され、開閉
錠1の場合と同様に、利用客は認証カードCで摺動部材
17の爪部17cを押して、フック17dを台板36の
係合孔9から外し、この状態で本体37を手前側に引き
出して(図7(b)の状態)、フック38が係合孔9か
ら外れるように斜め前方に離脱させ、客錠6を露呈させ
る。本開閉錠35も、アンロック機構部14を客錠の前
面に配置させることが可能となるので、従来のスライド
式開閉錠のように、客錠とアンロック機構部を並列に配
置させる構造に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本
体を離脱可能の開閉蓋として構成することにより、スラ
イド寸法を要することがなくなるので、より幅寸法の小
さい開閉錠が実現されることになる。
錠1の場合と同様に、利用客は認証カードCで摺動部材
17の爪部17cを押して、フック17dを台板36の
係合孔9から外し、この状態で本体37を手前側に引き
出して(図7(b)の状態)、フック38が係合孔9か
ら外れるように斜め前方に離脱させ、客錠6を露呈させ
る。本開閉錠35も、アンロック機構部14を客錠の前
面に配置させることが可能となるので、従来のスライド
式開閉錠のように、客錠とアンロック機構部を並列に配
置させる構造に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本
体を離脱可能の開閉蓋として構成することにより、スラ
イド寸法を要することがなくなるので、より幅寸法の小
さい開閉錠が実現されることになる。
【0026】以上、本発明に係る開閉錠について、その
好適な実施形態を説明したが、本発明の特徴はアンロッ
ク機構部を本体側に設けるとともに、該本体を回動、或
いは離脱による開閉構造としたことにあり、各構成部材
の形状や取付け位置等は図面に記載した内容に限られる
ことなく、例えば、台板と本体との係合手段もフック方
式に限られず、また、台板自体も複数に分割構成させた
り、認証カードの形状や書き込みデータの種類に応じる
等、その主旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能
である。
好適な実施形態を説明したが、本発明の特徴はアンロッ
ク機構部を本体側に設けるとともに、該本体を回動、或
いは離脱による開閉構造としたことにあり、各構成部材
の形状や取付け位置等は図面に記載した内容に限られる
ことなく、例えば、台板と本体との係合手段もフック方
式に限られず、また、台板自体も複数に分割構成させた
り、認証カードの形状や書き込みデータの種類に応じる
等、その主旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能
である。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る開閉錠は次のような効果を
奏する。すなわち、正当な認証カードが挿入されたと
き、この認証カードのデータに対応して動作するアンロ
ック機構部を、開閉錠の蓋体に相当する本体側に設ける
構造とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置さ
せることが可能となるので、従来のスライド式開閉錠の
ように、客錠とアンロック機構部を並列に配置させる構
造に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本体を回動方
式、或いは離脱方式の開閉蓋として構成することによ
り、スライド寸法を要することがなくなるので、より幅
寸法の小さい開閉錠が実現され、幅寸法の小さい貸金庫
扉にも付設可能となる。
奏する。すなわち、正当な認証カードが挿入されたと
き、この認証カードのデータに対応して動作するアンロ
ック機構部を、開閉錠の蓋体に相当する本体側に設ける
構造とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置さ
せることが可能となるので、従来のスライド式開閉錠の
ように、客錠とアンロック機構部を並列に配置させる構
造に比べ幅寸法が小さくなり、また、この本体を回動方
式、或いは離脱方式の開閉蓋として構成することによ
り、スライド寸法を要することがなくなるので、より幅
寸法の小さい開閉錠が実現され、幅寸法の小さい貸金庫
扉にも付設可能となる。
【図1】第1の実施形態に係る開閉錠の外観斜視図であ
り、図1(a)は施錠状態、図1(b)は解錠状態を示
す説明図である。
り、図1(a)は施錠状態、図1(b)は解錠状態を示
す説明図である。
【図2】本体の分解斜視図である。
【図3】開閉錠の作用説明図である。
【図4】第2の実施形態に係る開閉錠の外観斜視図であ
り、図4(a)は施錠状態、図4(b)は解錠状態を示
す説明図である。
り、図4(a)は施錠状態、図4(b)は解錠状態を示
す説明図である。
【図5】開閉錠の要部断面説明図である。
【図6】第3の実施形態に係る開閉錠の解錠状態を示す
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図7】開閉錠の要部断面図であり、図7(a)は施錠
状態、図7(b)は解錠状態を示す説明図である。
状態、図7(b)は解錠状態を示す説明図である。
【図8】従来の開閉錠の外観斜視図である。
【図9】従来構造の開閉錠の作用説明図である。
C 認証カード 1 開閉錠 2 台板 3 本体 4 貸金庫扉 5 銀行錠 6 客錠 7 窓部 8 ヒンジ部 9 係合孔 10 カバー 10a 挿入口 10b ヒンジ部 11 閉塞板 12、13 ガイド板 14 アンロック機構部 15 マグネットピン 16 係合板 16b 係合孔 17 摺動部材 17a 収納孔 17c 爪部 17d フック 18 捩りばね 19 ロックピン 20 コイルばね 21 軸ピン 25 開閉錠 26 台板 27 本体 28 フック受け部材 29 カバー 30 ピン 31 止め輪 32、33 ストッパー部材 35 開閉錠 36 台板 37 本体 38 フック
Claims (4)
- 【請求項1】 銀行錠と客錠を備えた貸金庫扉に付設さ
れ、利用客別に発行される認証カードにより施錠及び解
錠が行われる開閉錠であって、 前記銀行錠を常時掩蔽する台板と、前記認証カードが挿
入されたときに、該認証カードのデータに対応して動作
するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時には客
錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、前記台
板に回動可能に取り付けられる本体とから構成されるこ
とを特徴とする開閉錠。 - 【請求項2】 前記本体は、その一端側に設けた、貸金
庫扉の表面に平行となる軸を中心として回動することを
特徴とする請求項1に記載の開閉錠。 - 【請求項3】 前記本体は、その一端側に設けた支点を
中心として、貸金庫扉の表面に沿って回動することを特
徴とする請求項1に記載の開閉錠。 - 【請求項4】 銀行錠と客錠を備えた貸金庫扉に付設さ
れ、利用客別に発行される認証カードにより施錠及び解
錠が行われる開閉錠であって、 前記銀行錠を常時掩蔽する台板と、前記認証カードが挿
入されたときに、該認証カードのデータに対応して動作
するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時には客
錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、前記台
板に離脱可能に取り付けられる本体とから構成されるこ
とを特徴とする開閉錠。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218384A JPH1162340A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 開閉錠 |
| KR1019980031866A KR19990023379A (ko) | 1997-08-13 | 1998-08-05 | 대여금고용 자기 카드 키 작동식 자물쇠 |
| CN98118003A CN1208114A (zh) | 1997-08-13 | 1998-08-05 | 保险箱的磁卡钥匙操纵锁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218384A JPH1162340A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 開閉錠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162340A true JPH1162340A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16719068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9218384A Pending JPH1162340A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 開閉錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162340A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2184611A1 (es) * | 2001-05-22 | 2003-04-01 | Miranzo Jose Plaza | Sistema de deteccion de fraude en maquinas recreativas |
| CN108729753A (zh) * | 2017-04-18 | 2018-11-02 | 珠海汇金科技股份有限公司 | 电子锁、自助终端及自助终端的控制方法 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP9218384A patent/JPH1162340A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2184611A1 (es) * | 2001-05-22 | 2003-04-01 | Miranzo Jose Plaza | Sistema de deteccion de fraude en maquinas recreativas |
| CN108729753A (zh) * | 2017-04-18 | 2018-11-02 | 珠海汇金科技股份有限公司 | 电子锁、自助终端及自助终端的控制方法 |
| CN108729753B (zh) * | 2017-04-18 | 2024-04-05 | 珠海汇金科技股份有限公司 | 电子锁、自助终端及自助终端的控制方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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