JPH1162361A - 小型機器用のヒンジとヒンジ機構 - Google Patents

小型機器用のヒンジとヒンジ機構

Info

Publication number
JPH1162361A
JPH1162361A JP23038897A JP23038897A JPH1162361A JP H1162361 A JPH1162361 A JP H1162361A JP 23038897 A JP23038897 A JP 23038897A JP 23038897 A JP23038897 A JP 23038897A JP H1162361 A JPH1162361 A JP H1162361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivot
braking member
hinge
leaf
bearing pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23038897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Katagiri
孝 片桐
Takaaki Watabe
嵩晶 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santo Industries Co Ltd
Original Assignee
Santo Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Santo Industries Co Ltd filed Critical Santo Industries Co Ltd
Priority to JP23038897A priority Critical patent/JPH1162361A/ja
Publication of JPH1162361A publication Critical patent/JPH1162361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下方向の開閉部分を有する比較的小型の機
器に取り付けると、その蓋体が開閉可能になり、しかも
該蓋体を任意の開口角度で静止できる。 【解決手段】 ヒンジにおける主リーフの管部個所に1
対の軸受片を形成し、両軸受片間において、ピボットに
密に嵌装するバレル部および延長部を有するプラスチッ
ク制動部材を配置し、制動部材の延長部を主リーフに固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向の開閉部
分を有する比較的小型の機器に取り付けるヒンジに関
し、さらに液晶ディスプレイ部のような蓋体を備えるハ
ンディパソコンやワープロなどの電子機器に組み込むと
便利なヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】既存の商品において、蓋のような上下方
向の開閉部材を持っている電気製品,家具,建具,日用
品などは数多く存在し、例えば、蓋付きの宝石箱やオル
ゴール,レコードプレイヤ,CDプレイヤ,パソコン用
プリンタ,上下開閉式の鏡板を取り付けた鏡台,鍵盤蓋
と開閉リッドを備えたグランドピアノが例示できる。こ
れらの商品では、上下方向の開閉部材に各種のヒンジを
取り付け、該ヒンジによって開閉自在に構成している。
【0003】 一方、液晶ディスプレイ部を開閉できる
モバイルコンピュータ,パームトップ型パソコン,ノー
ト型パソコン,ワープロなどの電子機器では、液晶ディ
スプレイ部は、機台面に対して直角から約120度開い
た任意の位置で静止することを要する。これらの電子機
器は、その内部全体に回路基板が存在し且つ複雑に配線
されているため、その占有面積はできるだけ少ない方が
好ましい。従来、液晶ディスプレイ部に用いる開閉機構
は、ピボットに緊密に嵌装し且つ両端部をケーシングに
固定したコイルバネからなり、該バネの弾力でディスプ
レイ部のピボットの回転を抑制して任意の開口角度で静
止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒンジは、一連
の管部に挿入したピボットによって2枚のリーフを相互
に回転可能に接続し、該リーフの一方を蓋体に、他方を
本体にネジで固着する。この種のヒンジは、蓋体の荷重
がリーフに掛かるならば該蓋体を任意の開口角度で静止
することができず、蓋体を部分的に開いた状態で手を離
すと全開になるかまたは元のように閉じてしまう。この
開閉作動は衝撃的に行われ、使用者が蓋体に指を詰めて
怪我をしたり、蓋体や機器本体を損傷することになる。
【0005】 また、小型パソコン,ワープロにおいて
液晶ディスプレイ部の開閉に用いるコイルバネは、その
弾力によってディスプレイ部を任意の開口角度で静止さ
せるけれども、常に均一な強いバネ弾力でディスプレイ
部のピボットを締め付けている。このため、液晶ディス
プレイ部の開閉頻度が高いとピボットの接触部がコイル
バネで磨耗しやすく、磨耗渣が生じて摩擦抵抗が上昇し
て該ディスプレイ部を開閉しにくくなる。
【0006】 液晶ディスプレイ部の開閉に利用可能な
ヒンジ機構としては、既に特開平5−132070号お
よび特開平6−72454号が存在し、これらは液晶デ
ィスプレイ部を任意の位置で静止することができる有用
な発明である。この種のヒンジ機構では、プラスチック
ハウジングの中に円形両錐体の制動部材やブロックを収
納するため、その小型化およびコストダウンにある程度
限界が生じるのは仕方がない。
【0007】 本発明は、小型の家具や建具などに取り
付けるヒンジなどをさらに改善し、蓋体を任意の開口角
度で静止できしかも数万回の開閉作業に耐える部品を提
案するものである。本発明の目的は、蓋体を有する比較
的小型の家具や建具などに取り付けると該蓋体を任意の
開口角度で静止でき、使用者がいじっても変調せずしか
も安価なヒンジを提供することである。本発明の他の目
的は、液晶ディスプレイ部のような蓋体を備えるノート
型パソコンやワープロに組み込み、構造の単純化によっ
て一層の小型化を可能とするうえに耐久性が高いヒンジ
機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るヒンジ2は、図1に例示するように、
所望数の取付孔4を設けた主および従リーフ6,8と、
両リーフ隣接部において食い違い状に配列させる管部1
0,12と、一連の管部10,12に挿入することで両
リーフ6,8を相互に回転可能に接続するピボット14
を備える。ヒンジ2は、図1に例示するようにほぼ通常
のヒンジ形状であり、両リーフ6,8の平面形状および
取付孔4の数と直径は任意に定めればよい。一連の管部
10,12は同じ長さでも、それぞれの長さが異なって
いてもよい(図5参照)。
【0009】 ヒンジ2では、例えば、主リーフ6の管
部個所を折り曲げて1対の軸受片16,16を形成す
る。この種のヒンジにおいて、一連の管部10または1
2を軸受片16(図3参照)で代用すると、管部10お
よび12が1個だけでもよい。軸受片16,16間に
は、ピボット14に密に嵌装するバレル部17および延
長部18を有するプラスチック制動部材22を配置し
(図2参照)、制動部材22の延長部18を主リーフ6
に固定する。本発明において、ピボット14は、従リー
フ8とともに回動し(図4参照)、主リーフ6はピボッ
ト14とともに回動しないことを要する。
【0010】 制動部材22には、耐磨耗性エンジニア
リングプラスチックを用いる。制動部材22では、図2
に示すように、ピボット14と密接するバレル部17の
内周面が円形断面であり、延長部18によって回転が抑
制されてバレル部17の内周面が摩擦面となる。制動部
材22のバレル部内径は、ピボット14の外径よりも僅
かに小さい。
【0011】 ピン32は、制動部材22の延長部18
を主リーフ6に固定し、これによって制動部材22によ
るピボット14の回動抑制が可能となる。固定ピン32
は、図3のように、例えば平頭ピン31を有し、制動部
材22の延長部18の貫通孔28から主リーフ6の貫通
孔30まで通し、該貫通孔30の通過後にカシメ止めす
ればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るヒンジ2では、主リ
ーフ6の管部12の個所において1対の軸受片16,1
6を形成し、両軸受片16,16間においてプラスチッ
ク制動部材22を配置し、該制動部材はピボット14に
密に嵌装するバレル部17および延長部18を有する
(図2参照)。制動部材22は、その延長部18を主リ
ーフ6に固定する。1対の軸受片16,16が制動部材
22の両側に位置すると、両軸受片16,16が制動部
材22を支えることになり、ヒンジ使用の継続による制
動部材22の変形を長期間防止できる。
【0013】 1対の軸受片16,16は、制動部材2
2の変形を防止できるならば、図3のように、主リーフ
6の一部を直角に折曲げて形成しても、図5のように、
通常の管部と同様に幅狭の金属片を筒状に湾曲させて形
成してもよい。このような軸受片は、他の垂直板を主リ
ーフ6に溶接したりボルト止めして設けてもよい。
【0014】 一方、本発明のヒンジ機構60は、図7
や図8に示すように、機台61に固着する支持プレート
62において直角に折曲げた対向の軸受片64,64を
形成し、両軸受片64,64間において、蓋体65に固
定するピボット66と、該ピボットに密に嵌装する制動
部材68と固定ピン70とを配置する。ヒンジ機構60
は、図9に例示するように、ノート型パソコン72にお
ける液晶ディスプレイ部73の旋回個所に組み込めばよ
い。この種のヒンジ機構を組み込み可能な電子機器は、
パソコンやワープロの他に、液晶ディスプレイ部を有す
る車載テレビまたは魚群探知器であり、さらにモバイル
コンピュータ,パームトップ型パソコン,テレビ一体型
ビデオ,ポータブルテレビ用スタンドなどが例示でき
る。
【0015】 ヒンジ機構60は、図9のようにピボッ
ト66を液晶ディスプレイ部73に固定し、且つ支持プ
レート62を機器本体74に取り付け、この代りに支持
プレートを液晶ディスプレイ部73に取り付けてもよ
い。この支持プレートの平面形状は、図10に示す汎用
品のように単なる矩形であっても、図7や図8に例示す
る純正部品のように複雑な折曲形状であってもよい。
【0016】 ヒンジ機構60は、図9において、ディ
スプレイ部73を開閉すると該ディスプレイ部に固定し
たピボット66が回動する一方、制動部材68は静止し
ている。ピン70で固定された制動部材68が、ディス
プレイ部73のピボット66の回動を制動し、該ディス
プレイ部を任意の開閉位置で静止させる。ピボット66
の回動制動力は、制動部材68への圧入力によって定ま
り、液晶ディスプレイ部73を所望の開閉作動に設定で
きる。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。本発明
を図面に基づいて説明すると、金属製のヒンジ2は、図
1に示すように、それぞれ2個の取付孔4である皿孔を
設けた2枚の長方形リーフ6,8を有する。従リーフ8
は、主リーフ6と同一の平面上に位置するように管部1
0との接続部8aが上向きに屈曲している。両リーフ
6,8の隣接部において、従リーフ8の管部10,10
および管部10,10間に配置する主リーフ6の管部1
2と、一連の管部10,12に挿入することで両リーフ
6,8を相互に回転可能に接続する丸棒状のピボット1
4とを備え、管部10,10と12はほぼ同じ長さであ
る。
【0018】 主リーフ6には、図1と図3に示すよう
に、管部12の個所において直角に折曲げた1対の軸受
片16,16を形成する。軸受片16,16は、ピボッ
ト14の直径とほぼ等しい軸受孔19を有し、両軸受孔
は同軸状に配置する。図1に示すように、ピボット14
には、各軸受孔19と管部10との間にプラスチックワ
ッシャ15,15を嵌装する。
【0019】 軸受片16,16間において、図2に示
すように、ピボット14に密に嵌装するバレル部17お
よび延長部18を有する制動部材22を配置し、固定ピ
ンが制動部材22の延長部18の貫通孔26から主リー
フ6の貫通孔30まで垂直に通して下端部でカシメ止め
する。制動部材22は、耐磨耗性エンジニアリングプラ
スチック(例えば、炭素含有のポリアセタール樹脂)の
射出成形品である。
【0020】 制動部材22において、円形側面に近い
バレル部17をピボット14と密に嵌装し、やや肉厚の
延長部18はバレル部17の下方部から横方向に延設す
る。バレル部17の内径は、ピボット14の外径よりも
僅かに小さく、該ピボットをバレル部17に圧入した後
に制動部材22を適宜熱処理する。延長部18には垂直
貫通孔26を設け、該貫通孔は主リーフ6の貫通孔30
と垂直方向で合致し且つピン32の直径よりも大きい。
【0021】 固定ピン32は、制動部材22の延長部
18の貫通孔26から下向きに垂直に通し、主リーフ6
に設けた貫通孔30に通してカシメ止めすると、ピン3
2の平頭31は延長部18上に位置する。貫通孔30は
皿孔であり、ピン32のカシメ拡径部32aがこの皿孔
に嵌ることにより、ピン32の下端面は主リーフ6の下
面と一致する。固定ピン32により、制動部材22を主
リーフ6に固着する。
【0022】 図4から明らかなように、ピボット14
において、従リーフ8の管部10,10に対応する部分
14aは円形ではなく、切欠円の断面形状である。管部
10,10は、切欠円断面の部分14aに応じて変形さ
せ、湾曲していない平坦部11を形成するから、ピボッ
ト14は従リーフ8とともに回動する一方、主リーフ6
の管部12はピボット14の周面を回転する。
【0023】 ヒンジ2は、上下方向に開閉する蓋体を
有する比較的小型の家具や建具などについて、通常のヒ
ンジと同様に、該蓋体と家具などの本体との接続個所に
木ネジで取り付ける。ヒンジ2により、蓋体が開閉可能
になるうえに自重で急激に閉じることが解消し、該蓋体
を任意の開口角度で静止できる。ヒンジ2を取り付けた
蓋体は、閉鎖位置から開口限界位置までの任意の開口位
置で静止できるので、鏡台の鏡板の取り付けなどに用い
ると便利である。ヒンジ2では、1対の軸受片16,1
6間に制動部材22を配置し、両軸受片16,16でプ
ラスチック製の制動部材22を支えることにより、その
変形を防止して長期間の使用を可能とする。
【0024】 図2は本発明の変形例を示し、保持金具
20は、制動部材22の外周面と密接する湾曲部24
と、該湾曲部の側面の接線方向に延設する直線部27と
を有する。保持金具20は、使用時に塑性変形しにくい
バネ鋼製であると好ましい。保持金具20の湾曲部24
は、制動部材22のバレル部17の外周面を可能な限り
多く取り囲むU字形であり、該湾曲部の内径が制動部材
22の外径よりもわずかに小さいことにより、保持金具
20のU字形湾曲部24によって制動部材22の外方へ
の膨張を阻止する。
【0025】 バネ鋼製などの保持金具20で制動部材
22の外周をカバーすると、夏季の高温によって制動部
材22の外方へ熱膨張することを阻止することはもとよ
り、制動部材22による緊密な締め付け力が経時的に低
下していく応力緩和を防ぎ、ピボット14の緊密締め付
けをいっそう長時間維持できる。保持金具20は、図2
に示すように主リーフ6と別個に形成しても、主リーフ
と一体であってもよい。
【0026】 図5は本発明の別の変形例を示し、ヒン
ジ34において、従リーフ35に狭幅の1対の管部3
6,36を間隔をおいて設け、主リーフ37には中央に
管部38および両端に軸受片39,39を形成する。軸
受片39,39は、前記のような板状でなく、筒状に湾
曲した幅狭の管部に相当する。従リーフ35の管部3
6,36は非円形断面であり、ここにピボット41の一
部を係止させてリーフ35をピボット41とともに回動
させる。管部36,38,39は相互に食い違い状に配
列させ、主リーフ37の中央管部38が最も長く、該中
央管部38は細長い制動部材40で構成している。
【0027】 制動部材40は、バレル部43と2個の
貫通孔を設けた延長部42を有する。固定ピン45,4
5は、制動部材40における延長部42の貫通孔から下
向きに垂直に通し、主リーフ37に設けた貫通孔(図示
しない)に通してカシメ止めする。ヒンジ34は、その
寸法に比べて大きい開口時の静止力を要する場合に用い
ると好ましい。ヒンジ34では、管部36の位置に前記
の軸受片を直角に折曲げ、該軸受片で管部36を代用す
ることも可能である。
【0028】 図6は本発明のさらに別の変形例を示
し、ヒンジ48において、主リーフ50に中央の管部と
して1対の軸受片(図示しない)を形成し、従リーフ5
1に1対の管部(図示しない)を形成するとともに、従
リーフ51は非円形断面の管部によってピボット52と
ともに回動する。主リーフ50において、1対の軸受片
間に、ピボット52に密に嵌装するバレル部53および
延長部54を有する制動部材55を配置する。制動部材
55の延長部54には、その下面にネジ孔56を設け、
該ネジ孔は一般に盲孔である。
【0029】 ヒンジ48では、固定ピン57はネジ部
材であり、該ピンは制動部材55のネジ孔56とねじ込
み可能である。固定ピン57は、主リーフ50の貫通孔
58から上向きに挿入し、ネジ孔56にねじ込んで制動
部材55を固定する。ピン57の皿頭は貫通孔58の皿
孔部と一致し、主リーフ50の下面と同一平面に位置す
る。
【0030】 図7に示すヒンジ機構60は、機台61
に固着する支持プレート62において直角に折曲げた対
向の軸受片64,64を形成し、両軸受片64,64の
貫通孔を同軸状に配列する。両軸受片64,64は、蓋
体65に固定するピボット66を回転自在に支承し、図
2や図6とほぼ同様の側面形状である制動部材68をピ
ボット66に密に嵌装する。固定ピン70は、支持プレ
ート62の貫通孔(図示しない)へ垂直に通してカシメ
止めする。
【0031】 図7では、ピボット66の前方部につば
部81を形成し、その後方部を一方の軸受片64から制
動部材68のバレル部を経て他方の軸受片64まで差し
込み、止め座金82で抜け落ちを防止する。一方、ピボ
ット66の前端面は、受け板84の側面に直角に溶接す
るかまたは差込固着する。ヒンジ機構60は、図9のよ
うにノート型パソコン72における液晶ディスプレイ部
73の旋回個所に2個組み込み、ピボット66に溶接し
た受け板84をディスプレイ部73の下方部に取り付け
るとともに、支持プレート62を機器本体74にボルト
で固着する。
【0032】 ノート型パソコン72では、ディスプレ
イ部73を開閉すると、該ディスプレイ部とともにピボ
ット66が回動し、この際に制動部材68は静止してい
る。制動部材68は、バレル部においてピボット66の
回動を抑制し、これによってディスプレイ部73を任意
の開閉位置で静止する。ピボット66の自由回動は、制
動部材68のプラスチック弾性によって抑制するため、
ヒンジ機構60はディスプレイ部73の重量が比較的軽
いものに適用する。
【0033】 本発明のヒンジ機構は、取り付ける電子
機器の内部構造に応じて種々変形することができる。例
えば、図8に示すヒンジ機構75では、支持プレート7
6の一部がU字形断面であり、そのU字形部分に制動部
材77の延長部78を嵌め込む。延長部78は、その上
面が支持プレート76のU字形部内面と接触し、カシメ
ピンで支持プレート76に固定されている。一方、ピボ
ット79は、液晶ディスプレイ部に嵌め込む折曲板80
の下端部と溶接され、該ディスプレイ部の開閉とともに
回動する。
【0034】 図10に示すヒンジ機構86は汎用品で
あり、矩形平面の支持プレート87の一部を直角に折曲
げ、対向する1対の軸受片88,88を形成し、軸受片
88,88でピボット90を回転自在に支承する。前方
部につば部91を形成したピボット90は、その後方部
を一方の軸受片88から制動部材92を経て他方の軸受
片88まで差し込み、止め座金93で抜け落ちを防止す
る。
【0035】 ヒンジ機構86では、ピボット90の前
端部94を異形断面に成形し、支持プレート87を機器
本体にボルト止めするとともに、蓋体側壁に固着した受
板(図示しない)の異形孔にピボット前端部94を差し
込む。ヒンジ機構86は、ハンディパソコンやワープロ
だけでなく、液晶ディスプレイ部を有する車載テレビま
たは魚群探知器、さらにポケットコンピュータ,テレビ
一体型ビデオのような電子機器に設置でき、ポータブル
テレビ用スタンドなどにも使用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るヒンジは、上下方向に開閉
する蓋体を有する比較的小型の家具や建具などについ
て、通常のヒンジと同様に、該蓋体と家具などの本体と
の接続個所に木ネジなどで取り付ければよい。このヒン
ジにより、家具や建具の蓋体が開閉可能になり、しかも
該蓋体を任意の開口角度で静止できる。このヒンジで
は、上下方向に開閉するために蓋体の荷重がリーフに掛
かっても該蓋体の開閉作動が衝撃的に行われることがな
く、使用者が蓋体に指を詰めたり蓋体や本体を損傷する
ことを回避できる。
【0037】 本発明のヒンジまたはヒンジ機構は、液
晶ディスプレイ部などの蓋体を開閉する際に、該蓋体用
のピボットの回動を抑制する。この固定ピンは、使用者
がいじっても変調せず、いったん所定の開閉作動に設定
すれば、閉鎖位置から開口限界位置までにおいて任意の
位置で静止できる一方、蓋体を閉じる際に該蓋体が自重
で急激に閉じることを防ぐ。
【0038】 本発明のヒンジ機構は、いっそうの小型
化が可能であり、内部全体に回路基板が存在するモバイ
ルコンピュータやノート型パソコンなどにも十分に設置
可能である。このヒンジ機構では、使用を長期間継続し
ても蓋体の開閉作動は殆ど一定であり、従来製品よりも
さらに部品数が少なくなって安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヒンジを示す正面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿って示す拡大断面図であ
るが、本発明の変形例を示している。
【図3】 図1のB−B線に沿って示す拡大断面図であ
る。
【図4】 図1のC−C線に沿って示す拡大断面図であ
る。
【図5】 本発明の別の変形例を示す正面図である。
【図6】 本発明のさらに別の変形例を拡大して示す横
中央断面図である。
【図7】 本発明のヒンジ機構を示す部分正面図であ
る。
【図8】 本発明の別のヒンジ機構を示す部分正面図で
ある。
【図9】 図7のヒンジ機構を小型パソコンに設置した
例を示す概略斜視図である。
【図10】 汎用品であるヒンジ機構を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
2 ヒンジ 6 主リーフ 8 従リーフ 10,12 管部 14 ピボット 16,16 軸受片 22 制動部材 32 固定ピン 60 ヒンジ機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望数の取付孔を設けた主および従リー
    フと、両リーフ隣接部において食い違い状に配列させる
    管部と、一連の管部に挿入することで両リーフを相互に
    回転可能に接続するピボットとを備えるヒンジにおい
    て、主リーフの管部個所に1対の軸受片を形成し、両軸
    受片間において、ピボットに密に嵌装するバレル部およ
    び延長部を有するプラスチック制動部材を配置し、制動
    部材の延長部を主リーフに固定することにより、制動部
    材の内周面とピボットの周面とが摩擦面となり、両リー
    フを任意の開口角度で静止できる小型機器用のヒンジ。
  2. 【請求項2】 所望数の取付孔を設けた主および従リー
    フと、両リーフ隣接部において食い違い状に配列させる
    管部と、一連の管部に挿入することで両リーフを相互に
    回転可能に接続するピボットとを備えるヒンジにおい
    て、主リーフの管部個所に1対の軸受片を形成し、両軸
    受片間において、ピボットに密に嵌装するバレル部およ
    び延長部を有するプラスチック制動部材と、制動部材の
    バレル部外周面と対応する内周面を有し且つ主リーフと
    一体または別体の保持金具とを配置し、制動部材の延長
    部を主リーフに固定することにより、制動部材の内周面
    とピボットの周面とが摩擦面となり、両リーフを任意の
    開口角度で静止できる小型機器用のヒンジ。
  3. 【請求項3】 所望数の取付孔を設けた主および従リー
    フと、両リーフ隣接部において食い違い状に配列させる
    管部と、一連の管部に挿入することで両リーフを相互に
    回転可能に接続するピボットとを備えるヒンジにおい
    て、主リーフの管部個所に直角に折曲げた1対の軸受片
    を形成し、1対の軸受片間において、ピボットに密に嵌
    装するバレル部および延長部を有するプラスチック制動
    部材を配置し、制動部材の延長部を主リーフに固定する
    とともに、ピボットは従リーフの上方および/または下
    方管部に相当する個所の断面が切欠円形状であり、一
    方、従リーフの上方および/または下方管部には前記切
    欠円断面の個所に応じて部分的に平坦部を形成すること
    により、該ピボットが従リーフとともに回動する小型機
    器用のヒンジ。
  4. 【請求項4】 機台に固着する支持プレートの一部を直
    角に折曲げて1対の軸受片を形成し、1対の軸受片間に
    おいて、蓋体とともに回動するピボットと、該ピボット
    に密に嵌装するバレル部および延長部を有するプラスチ
    ック制動部材とを配置し、制動部材の延長部を機台に固
    定することにより、制動部材の内周面とピボットの周面
    とが摩擦面となり、蓋体を任意の開口角度で静止できる
    小型機器用のヒンジ機構。
JP23038897A 1997-08-11 1997-08-11 小型機器用のヒンジとヒンジ機構 Pending JPH1162361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23038897A JPH1162361A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 小型機器用のヒンジとヒンジ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23038897A JPH1162361A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 小型機器用のヒンジとヒンジ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1162361A true JPH1162361A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16907103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23038897A Pending JPH1162361A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 小型機器用のヒンジとヒンジ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1162361A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574836B1 (en) * 2001-11-16 2003-06-10 Donald Edgar Steeber Hinge friction device for barrel-type hinges
JP2008007984A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Sando Kogyosho:Kk 汎用ヒンジ
JP2008014058A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Sando Kogyosho:Kk トルク調節可能なヒンジ
US20130117967A1 (en) * 2010-02-12 2013-05-16 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Hinge with torque setting function

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574836B1 (en) * 2001-11-16 2003-06-10 Donald Edgar Steeber Hinge friction device for barrel-type hinges
JP2008007984A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Sando Kogyosho:Kk 汎用ヒンジ
JP2008014058A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Sando Kogyosho:Kk トルク調節可能なヒンジ
US20130117967A1 (en) * 2010-02-12 2013-05-16 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Hinge with torque setting function
US8732908B2 (en) * 2010-02-12 2014-05-27 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Hinge with torque setting function

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2770297B2 (ja) 可動体の開閉抑制装置
US6378171B1 (en) Tilting hinge
US5566048A (en) Hinge assembly for a device having a display
TW587123B (en) Hinge
KR100235888B1 (ko) 휴대용 정보처리장치
US6867962B2 (en) Hinge assembly for flat panel display appliance
US7404236B2 (en) Hinge assembly for flat panel display appliance
JPH0450388Y2 (ja)
JP2984200B2 (ja) チルトヒンジ
JPH1162361A (ja) 小型機器用のヒンジとヒンジ機構
US6249951B1 (en) Hinge structure for electronic apparatus
US6657856B1 (en) Hinge for a notebook computer
JP3745010B2 (ja) ヒンジおよびヒンジ機構
US20060081757A1 (en) Display device
JP4198213B2 (ja) ヒンジとヒンジ機構
US6606762B1 (en) Hinge for a rotatably connected cover
US20090103256A1 (en) Electronic equipment
WO2005012739A1 (ja) ヒンジ装置
US7337496B2 (en) Hinge assembly for flat panel display appliance
US20040250380A1 (en) Hinge assemble for flat panel display appliance
JPH05150224A (ja) 表示パネルユニツトの取付装置
JPH06330668A (ja) ヒンジ
TW201239215A (en) Electronic device and tilt hinge thereof
JP4892285B2 (ja) 汎用ヒンジ
JP2602161Y2 (ja) チルトヒンジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040507

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060814

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219