JPH1162541A - ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット - Google Patents
ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニットInfo
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- JPH1162541A JPH1162541A JP23253797A JP23253797A JPH1162541A JP H1162541 A JPH1162541 A JP H1162541A JP 23253797 A JP23253797 A JP 23253797A JP 23253797 A JP23253797 A JP 23253797A JP H1162541 A JPH1162541 A JP H1162541A
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Abstract
サンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット3において、
潤滑油タンクに互いに平行な第1パッキン面61a及び
第2パッキン面61bを形成し、一方、シリンダブロッ
ク12と半割クランクケース11とからなる組立体の側
部に、且つ、クランクシャフト15と直交する面にタン
ク取付けパッキン面22を形成し、タンク取付けパッキ
ン面に潤滑油タンクの第1パッキン面を取付け、潤滑油
タンクの第2パッキン面に蓋63を取付けた。 【効果】 取付け位置の制限が少なく、設計の自由度が
高く、潤滑油タンク取付け面の加工も容易である。複数
種のエンジンを生産する場合に、潤滑油タンクを変更す
るだけで組立体を変えないか、又は、最小限の変更でよ
く、設計の自由度が大きい。潤滑油タンクの内部を、蓋
を外して容易に点検することができる。
Description
4サイクルエンジンユニットの改良に関する。
ースの外部に備えた潤滑油タンクからエンジンの各潤滑
部に潤滑油を供給し、余分な潤滑油を半割クランクケー
スの底部に一時的に集め、集めた潤滑油を潤滑油ポンプ
で速やかに潤滑油タンクに汲み上げる潤滑方式である。
ドライサンプ潤滑式エンジンユニットとして、例えば、
特開昭62−23514号公報「エンジンの潤滑装置」
があり、その公報の第1図によれば、エンジン本体1
(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)の側部に、且つ、クランク軸8と平行な面に潤滑
油タンク20を取付けたものである。この装置によれ
ば、エンジン本体1と潤滑油タンク20との間を、ホー
スなしで連通することができる。
エンジン本体1の側部のうち、クランク軸8と平行な面
はスカート、リブ、補機類取付け用ボス等の張出し部分
が多いので、潤滑油タンク20の取付け位置が制限さ
れ、設計の自由度が小さい。
と半割クランクケースとからなる組立体に、潤滑油タン
クを取付けるに際し、それを自由に取付けることができ
ることにある。
の請求項1記載の発明は、半割クランクケースの外部に
潤滑油タンクを備えたドライサンプ潤滑式4サイクルエ
ンジンユニットにおいて、前記潤滑油タンクに互いに平
行な第1パッキン面及び第2パッキン面を形成し、一
方、シリンダブロックと半割クランクケースとからなる
組立体の側部に、且つ、クランクシャフトと直交する面
にタンク取付けパッキン面を形成し、このタンク取付け
パッキン面に前記潤滑油タンクの第1パッキン面を取付
け、前記潤滑油タンクの第2パッキン面に蓋を取付けた
ことを特徴とする。
機類取付け用ボス等の張出し部分が少ない、クランクシ
ャフトと直交する面に潤滑油タンクを取付けたので、潤
滑油タンクの取付けにあたり、その取付け位置の制限が
少なく、設計の自由度が大きく、また、潤滑油タンク取
付け面(パッキン面)の加工も容易である。また、潤滑
油タンクを組立体の側部に、且つ、クランクシャフトと
直交する面に取付けたので、シリンダ軸線の傾きが互い
に異なるなど複数種のエンジンを生産する場合に、潤滑
油タンクを変更するだけで組立体を変えないか、又は、
最小限の変更でよく、設計の自由度が大きい。また、複
数種のエンジンで共用部品が多いので、成形型費用を下
げることができる。更に、潤滑油タンクに互いに平行な
第1・第2パッキン面を形成し、第2パッキン面に蓋を
取付けたので、潤滑油タンクの内部を容易に点検するこ
とができる。
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係るドライサンプ潤滑式
4サイクルエンジンユニットを搭載した小型船の側面図
であり、想像線にて示す小型船1はレジャー用等に使用
するものであって、船体2のエンジン室2aにドライサ
ンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット3を搭載し、こ
のエンジンユニット3でジェットポンプ4を駆動し、こ
のジェットポンプ4で船体2の底部から吸い込んだ水を
加圧し、ジェット水流として後方に吐出することで、前
進するものである。なお、2dはバルクヘッド、2eは
シート、2fはデッキ、2gはステアリングバー、5は
給水口、6は吐出ノズル、7は燃料タンクである。
ジン室2a(ロアハル2bとアッパハル2cとで形成)
にドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット3を
搭載した姿を示す。エンジンユニット3は、クランクシ
ャフト15を小型船1の前後方向(図表裏方向)に延
し、シリンダ軸線Lを図左上方向に傾斜し、前後左右の
4つのマウント8…(…は複数を示す。以下同じ。)を
ロアハル2bの取付台2h…に取付けた横置型エンジン
ユニットである。9…はマウントラバーである。
船1の後方(図左側)に向ってエンジン動力を取出すよ
うにした、エンジンユニット3の断面構成を示す。な
お、この図において、吸入管72及び吸入油路24a廻
り(符号A−Aで示す範囲)は、図2の3−3線からず
れた位置にあるが、説明の便宜上他の部位と同一断面に
て示す。エンジンユニット3は、エンジン本体10と、
このエンジン本体10の前部に取付けた動弁駆動機構4
0及びフライホイールユニット50と、エンジン本体1
0の後部に取付けた潤滑ユニット60とからなる横置型
3気筒エンジンである。
11と、前後方向に3つのシリンダ12a…を備えたシ
リンダブロック12と、シリンダヘッド13と、ヘッド
カバー14と、横向きのクランクシャフト15と、この
クランクシャフト15に連結し各シリンダ12a…に挿
通したピストン16…と、クランクシャフト15の後端
部に連結したPTO軸(動力取出し軸)17と、シリン
ダヘッド13とヘッドカバー14とで形成した動弁室1
8と、この動弁室18に収納した動弁機構30とを、主
要構成とする。なお、PTO軸17は潤滑ユニット60
よりも後方(反エンジン側)に延び、図1に示すジェッ
トポンプ4の駆動軸4aに連結するものである。17a
はクランクシャフト15に連結する連結部、17bは動
力取出し用連結部であり、これら連結部17a,17b
は、めすねじ又はめすスプラインからなる。
部を潤滑して余った潤滑油を捕集するための3つの捕集
部11a…と、これらの捕集部11a…で捕集した潤滑
油を誘導するための誘導路11bと、この誘導路11b
から潤滑ユニット60へ潤滑油を戻すための戻し油路1
1cとを備える。捕集部11a…は、溜まった潤滑油が
クランクシャフト15のカウンタウェイト(ウェブ)に
接触しない程度にクランクシャフト15に接近し、クラ
ンクシャフト15と下方の油面との間をバッフルプレー
ト21…で仕切った、小容量の油溜めである。このた
め、半割クランクケース11は底部をクランクシャフト
15に近づけることができるので、小型になる。その結
果、小型船1(図2参照)にエンジンユニット2の搭載
位置を設定する際に、エンジンユニット2の底部と船底
との干渉による影響を少なくできる。そして、半割クラ
ンクケース11が小型であるにもかかわらず、クランク
シャフト15は潤滑油に接触し難く、回転した際のフリ
クションロスが抑えられ、エアレーション(油の飛散)
も防止される。
5で動弁機構30のカムシャフト31をベルト駆動する
機構であり、半割クランクケース11の前側部から突出
するクランクシャフト15に固定した駆動プーリ41
と、シリンダヘッド13の前側部から突出するカムシャ
フト31に固定した従動プーリ42と、これら駆動・従
動プーリ41,42間に掛けたタイミングベルト43
と、このタイミングベルト43の張力を調整するベルト
テンショナ44とからなる。45はベルトカバーであ
る。
シャフト15の前端部にボルト止めしたフライホイール
51と、このフライホイール51を収納するためにシリ
ンダブロック12と半割クランクケース11とからなる
組立体の前側部にボルト止めしたホイールケース52
と、このホイールケース52の開放端(前端部)を覆う
ためにボルト止めした平板状の蓋53とからなる。すな
わち、シリンダブロック12と半割クランクケース11
とからなる組立体の側部に、且つ、クランクシャフト1
5と直交する面に、フライホイールユニット50を取付
けたものであり、このフライホイールユニット50は駆
動プーリ41よりも前方(反シリンダブロック12側)
にある。
ル51の内周面に取付けたロータ54aと、ホイールケ
ース52に取付けたコイル54bからなる。55はフラ
イホイール51の外周面に取付けたリングギヤであり、
後述するスターターモータに連結される。57は点検用
キャップであり、クランク角度を確認するための孔を塞
ぐものである。
2と半割クランクケース11とからなる組立体の後側部
にボルト止めした潤滑油タンク61と、この潤滑油タン
ク61の開放端(後端部)を閉塞した蓋63と、半割ク
ランクケース11の捕集部11aから潤滑油タンク61
に潤滑油を戻す返送ポンプ64と、潤滑油タンク61か
らエンジン本体10の各摺動部に潤滑油を供給する供給
ポンプ65と、管路等からなる。返送ポンプ64は潤滑
油タンク61に内蔵したポンプであり、供給ポンプ65
は潤滑油タンク61から独立したポンプである。
ランクケース11とからなる組立体の側部に、且つ、ク
ランクシャフト15と直交する面に、タンク取付けパッ
キン面(フランジ)22を形成した。一方、潤滑油タン
ク61に、互いに平行な第1パッキン面(フランジ)6
1a及び第2パッキン面(フランジ)61bを形成し
た。第2パッキン面61bは第1パッキン面61aの後
方(シリンダブロック12からPTO軸17側へ離反す
る方向)にある。そして、タンク取付けパッキン面22
に、パッキン23を介して第1パッキン面61aを合せ
て、シリンダブロック12と半割クランクケース11と
からなる組立体に、潤滑油タンク61を取付け、第2パ
ッキン面61bに、パッキン62を介して蓋63を合せ
て、ボルト止めしたものである。このような潤滑油タン
ク61は、組立体の側壁と蓋63とで密閉して、潤滑油
を溜める密閉タンクである。
体に形成したケース部61cと、このケース部61cを
閉塞した内部カバー64aと、ケース部61cに収納し
たインナロータ64b及びアウタロータ64cと、これ
らインナ・アウタロータ64b,64cを駆動するべく
クランクシャフト15に駆動機構(駆動ギヤ64d及び
従動ギヤ64eからなる。)を介して連結した軸64f
とからなる、スカベンジングポンプである。駆動機構
は、潤滑油タンク61と組立体との間の空間部66に収
納したものである。なお、空間部66は、動弁室18と
クランク室19とを連通するためのブリーザ通路の一部
を兼ねる。67はケース部61cに内部カバー64aを
取付けるためのボルトである。
ヘッドカバー14とからなる組立体の側部にボルト止め
したケース本体65aと、このケース本体65aを閉塞
したカバー65bと、ケース本体65aに収納したイン
ナロータ65c及びアウタロータ65dと、これらイン
ナ・アウタロータ65c,65dを駆動するべく動弁機
構30のカムシャフト31に直結した軸65eとからな
るポンプである。なお、返送ポンプ64の軸及び供給ポ
ンプ65の軸64f,65eは、クランクシャフト15
及びカムシャフト31と平行に延びる。シリンダブロッ
ク12とシリンダヘッド13とからなる組立体は、供給
ポンプ65のための吸入油路24a及び吐出油路24b
(図7参照)を備える。なお、58,58はハンガであ
る。
であり、シリンダ軸線Lを図左上方向に傾斜したエンジ
ン本体10を示す。動弁機構30は、カムシャフト31
とロッカシャフト32,32とロッカアーム33,33
と吸気バルブ34と排気バルブ35とからなる。シリン
ダヘッド13は吸気通路13a及び排気通路13bを備
え、吸気通路13aに吸気管81を介してフロートレス
のダイヤフラム式キャブレタ82が連通し、排気通路1
3bにシリンダブロック12の排気通路12bが連通す
る。ヘッドカバー14は、動弁室18の上部に、ブロー
バイガス還流用の第1ブリーザ室18aを備える。
クケース11に固定し、クランクシャフト15の回転方
向の下流側(図左側)に相当する範囲を仕切るものであ
り、本実施の形態では、半割クランクケース11の底部
に、1箇所を回り止め用の係止突起11dと係止し、他
の1箇所をボルト止めすることで、固定するものであ
る。なお、必要な範囲全体を1つのバッフルプレートで
仕切ってもよい。26は供給油路であり、吐出油路24
b(図7参照)及びフィルタ25を介して供給ポンプ6
5(図7参照)に接続し、エンジン本体10の各摺動部
に潤滑油を供給する油路である。27は動弁室18から
クランク室19に潤滑油を戻す油戻しチューブであり、
本実施の形態では、シリンダヘッド13のノズル13c
と、半割クランクケース11の下半部にあるノズル11
eとの間を接続することで、捕集部11aや誘導部11
bに連通する。28は動弁室18とクランク室19とを
連通する連通路である。11fは捕集部11aからドレ
ンを抜き取るためのドレン孔、12c…は冷却水通路で
ある。
分解平面図であり、シリンダブロック12と半割クラン
クケース11とからなる組立体に沿ってクランクシャフ
ト15の軸線S方向(クランクシャフト15の延出方
向)に潤滑油タンク61を膨出し、この膨出部61dに
も潤滑油を溜めるようにしたことを示す。潤滑油タンク
61のうち、組立体に沿った膨出部61dにも潤滑油を
溜めることができるので、同一容量の潤滑油タンク61
であっても、前後寸法及び上下寸法を小さくでき、この
ため、エンジンユニット3を小型にできる。図中、61
rは潤滑油供給口用キャップ、68は半割クランクケー
ス11及びシリンダブロック12に潤滑油タンク61を
取付けるボルト、69は潤滑油タンク61に蓋63を取
付けるボルトである。
サイクルエンジンユニットの潤滑油タンクを外した背面
図であり、シリンダブロック12と半割クランクケース
11とからなる組立体のタンク取付けパッキン面22
が、開放されていることを示す。29A,29B…はブ
リーザ通路であり、タンク取付けパッキン面22で囲ま
れた空間部(図3に示す空間部66に相当)を介して、
動弁室18とクランク室19とを連通するものである。
すなわち、ブリーザ通路29Aとブリーザ通路29B…
とは連通している。56はスタータモータであり、図3
に示すリングギヤ55を介してフライホイール51を回
転することで、エンジンユニット3を始動するものであ
る。キャブレタ82に吸気消音箱83を接続すること
で、吸気管81とキャブレタ82と吸気消音箱83とで
エンジン本体10の吸気ラインをなす。83aは吸気
口、84はマウント8に吸気消音箱83を取付けるボル
トである。
サイクルエンジンユニットの潤滑油タンク用蓋を外した
背面図であり、潤滑油タンク61の第2パッキン面61
bが、開放されていることを示す。潤滑油タンク61
は、返送ポンプ64のための吸入油路61e及び吐出油
路61fと、膨出部61d(図5参照)に連なり潤滑油
を溜める油溜め部61gと、この油溜め部61gより上
位の第2ブリーザ室61hと、エンジン排気口61iと
を一体に形成したものである。エンジン排気口61i
は、図6に示す排気通路12bと外部排気配管とを連通
する排気口である。吸入油路61eと油溜め部61gと
は、PTO軸17を跨ぐように左右に分れた位置にあ
り、返送ポンプ64及び供給ポンプ65は、シリンダ軸
線Lを通る位置にあり、しかも、PTO軸17より上位
に返送ポンプ64があり、この返送ポンプ64より上位
に供給ポンプ65がある。
のストレーナ71付き吸入管72を収納し、この吸入管
72の上端は供給ポンプ65用吸入油路24a(図3参
照)に連通する。図中、9aはマウント用ボルト、61
m…は油溜め部61g内に上下方向に3段に設けた油飛
散防止用バッフル壁、61nは図6に示す冷却水通路1
2cと外部冷却配管と連通する冷却水口である。75は
第3ブリーザチューブであり、潤滑油タンク61をガス
口61qを介して動弁室18(図3参照)に連通するチ
ューブである。
であり、潤滑油タンク61の膨出部61dが、シリンダ
ブロック12と半割クランクケース11とからなる組立
体に沿って膨出した形状を示す。膨出部61dは、スト
レーナ71の吸入口位置に対し、上方に配置されてお
り、これにより、船体2(図2参照)の動きに伴うエン
ジンユニット3の傾斜に際しても、吸入口が油中にある
ように配慮されている。第2ブリーザ室61hはラビリ
ンス構造であり、その詳細については図9にて説明す
る。図中、12dはシリンダブロック12の壁部、61
sは潤滑油タンク61の壁部、61tは膨出部61dの
傾斜底部、71aはストレーナ71の支持ステー、73
は第1ブリーザチューブである。76は油戻しチューブ
であり、第2ブリーザ室61hから壁部61sを介して
クランク室19へ潤滑油を戻す役割を果たす。
面斜視図であり、潤滑油タンク61の3つの仕切壁61
o…と蓋63の3つの仕切壁63a…とを突合せて第2
ブリーザ室61hを3室に仕切り、更に、各仕切壁61
o…,63a…に交互に小さな切欠き61p,63b…
を設けることで、第2ブリーザ室61hをラビリンス構
造としたことを示す。第2ブリーザ室61hは、ガス入
口61j及びガス出口61kを備える。ガス入口61j
は、第1ブリーザチューブ73を介して第1ブリーザ室
18a(図4参照)と連通するものである。ガス出口6
1kは、第2ブリーザチューブ74を介してキャブレレ
タ82の上流(吸気消音箱83とキャブレレタ82との
間の連通管)に連通するものである。
クルエンジンユニットの作用を、図3、図4及び図7に
基づき説明する。図3の返送ポンプ64は、補集部11
a…に集まった潤滑油を、誘導路11b→戻し油路11
c→図7の吸入油路61e→返送ポンプ64→吐出油路
61fの経路(返送経路)で、油溜め部61gに戻す。
図7の供給ポンプ65は、油溜め部61gに溜まった潤
滑油をストレーナ71→吸入管72→吸入油路24a→
供給ポンプ65→吐出油路24b→図4のフィルタ25
→供給油路26の経路で、エンジン本体10の各摺動部
に供給する。各摺動部を潤滑して余った潤滑油は、図4
の油戻しチューブ27を通ってクランク室19内に戻
り、上記返送経路を通って潤滑油タンク61に回収され
る。
本体10に対して着脱可能であり、エンジンユニット3
の設置具合等に合せて自由に交換することができる。例
えば、次の図10〜図12のようにエンジンユニット3
のシリンダ軸線Lの向きを変えた変更例とすることもで
きる。
4サイクルエンジンユニット(変形例)の背面図であ
り、シリンダ軸線Lを図右上方向に傾斜したエンジン本
体10を小型船1に搭載した姿を示す。この場合には、
上記図2のダイヤフラム型キャブレタ82及び吸気消音
箱83からなる吸気系の代りに、電子制御燃料噴射装置
を設置する。電子制御燃料噴射装置は、スロットルボデ
ィ91と、加速ポンプ92と、インジェクションバルブ
93と、図示せぬ制御用コンピュータ等を備える。吸気
管81を狭いエンジン室2aのスペースに合せて引回す
ことで、スロットルボディ91の位置を自由に設定でき
る。
4サイクルエンジンユニット(変形例)の潤滑油タンク
を外した背面図であり、タンク取付けパッキン面22が
図右上方向に傾斜した状態を示す。このように、エンジ
ンユニット3は、上記図2に示すシリンダ軸線Lを図左
上方向に傾斜した場合と、図12に示すシリンダ軸線L
を図右上方向に傾斜した場合とで、エンジン本体10を
共用できる。なお、シリンダ軸線Lを図右上方向に傾斜
したことで、上記図4に示す連通路28は斜め下向きに
なり、動弁室18からクランク室19内に潤滑油を戻す
ための油戻し通路の役割を果たす。このため、油戻しチ
ューブ27が不要である。
4サイクルエンジンユニット(変形例)の潤滑油タンク
用蓋を外した背面図であり、潤滑油タンク61を、膨出
した部分をシリンダ軸線Lに対して左右反対としたもの
に交換した状態を示す。このようにすれば、図12に示
すシリンダブロック12と半割クランクケース11とか
らなる組立体を変える必要がないので、設計の自由度が
大きい。また、半割クランクケース11やシリンダブロ
ック12を成形するための比較的大きな成形型に対し、
潤滑油タンク61等の比較的小さな成形型側で対応でき
るので、型費用を安くできる。
エンジンユニット3は気筒数を限定するものではなく、
例えば、4気筒でもよい。潤滑油タンク61は、少なく
ともシリンダブロック12と半割クランクケース11と
からなる組立体の側部に、且つ、クランクシャフト15
と直交する面に取付けるものであればよい。例えば、組
立体において、PTO軸17が突出する側部に動弁駆動
機構40及びフライホイールユニット50を取付け、反
対方向(上記図3の右側)の側部に潤滑ユニット60を
取付ける。その場合には、潤滑油タンク61は小型船1
の前方に向く。
する。請求項1記載の発明は、半割クランクケースの外
部に潤滑油タンクを備えたドライサンプ潤滑式4サイク
ルエンジンユニットにおいて、潤滑油タンクに互いに平
行な第1パッキン面及び第2パッキン面を形成し、一
方、シリンダブロックと半割クランクケースとからなる
組立体の側部に、且つ、クランクシャフトと直交する面
にタンク取付けパッキン面を形成し、このタンク取付け
パッキン面に潤滑油タンクの第1パッキン面を取付け、
潤滑油タンクの第2パッキン面に蓋を取付けたことを特
徴とする。
機類取付け用ボス等の張出し部分が少ない、クランクシ
ャフトと直交する面に潤滑油タンクを取付けたので、潤
滑油タンクの取付けにあたり、その取付け位置の制限が
少なく、設計の自由度が大きく、また、潤滑油タンク取
付け面(パッキン面)の加工も容易である。また、潤滑
油タンクを組立体の側部に、且つ、クランクシャフトと
直交する面に取付けたので、シリンダ軸線の傾きが互い
に異なるなど複数種のエンジンを生産する場合に、潤滑
油タンクを変更するだけで組立体を変えないか、又は、
最小限の変更でよく、設計の自由度が大きい。また、複
数種のエンジンで共用部品が多いので、成形型費用を下
げることができる。更に、潤滑油タンクに互いに平行な
第1・第2パッキン面を形成し、第2パッキン面に蓋を
取付けたので、潤滑油タンクの内部を容易に点検するこ
とができる。
ンジンユニットを搭載した小型船の側面図
ンジンユニットの潤滑油タンクを外した背面図
ンジンユニットの潤滑油タンク用蓋を外した背面図
エンジンユニット(変形例)の背面図
エンジンユニット(変形例)の潤滑油タンクを外した背
面図
エンジンユニット(変形例)の潤滑油タンク用蓋を外し
た背面図
エンジン本体、11…半割クランクケース、12…シリ
ンダブロック、15…クランクシャフト、17…PTO
軸、22…タンク取付けパッキン面、60…潤滑ユニッ
ト、61…潤滑油タンク、61a…第1パッキン面、6
1b…第2パッキン面、63…蓋。
Claims (1)
- 【請求項1】 半割クランクケースの外部に潤滑油タン
クを備えたドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニ
ットにおいて、前記潤滑油タンクに互いに平行な第1パ
ッキン面及び第2パッキン面を形成し、一方、シリンダ
ブロックと半割クランクケースとからなる組立体の側部
に、且つ、クランクシャフトと直交する面にタンク取付
けパッキン面を形成し、このタンク取付けパッキン面に
前記潤滑油タンクの第1パッキン面を取付け、前記潤滑
油タンクの第2パッキン面に蓋を取付けたことを特徴と
するドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23253797A JP3904681B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23253797A JP3904681B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162541A true JPH1162541A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3904681B2 JP3904681B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=16940891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23253797A Expired - Fee Related JP3904681B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3904681B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23253797A patent/JP3904681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3904681B2 (ja) | 2007-04-11 |
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