JPH1162665A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH1162665A JPH1162665A JP9226733A JP22673397A JPH1162665A JP H1162665 A JPH1162665 A JP H1162665A JP 9226733 A JP9226733 A JP 9226733A JP 22673397 A JP22673397 A JP 22673397A JP H1162665 A JPH1162665 A JP H1162665A
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- injection amount
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- smoothing
- fuel
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒステリシスを大きくしなくても、長い降坂
走行時における高回転軽負荷の走行時においてハンチン
グ現象を防止すること。 【解決手段】 燃料噴射時間演算手段24が運転状態検
出手段15〜22の検出値に応じて燃料噴射量を演算
し、この演算して出した燃料噴射量TAUBをなまし処
理していわゆるなまし値TAUBSMと呼ばれる鈍化し
た燃料噴射量とする。そして、なまし値続行判定手段で
あるCPU24で、前記なまし値TAUBSMでの燃料
噴射の続行が好ましいかどうかを燃料噴射停止判定値E
TAUMNと比較して判定する。
走行時における高回転軽負荷の走行時においてハンチン
グ現象を防止すること。 【解決手段】 燃料噴射時間演算手段24が運転状態検
出手段15〜22の検出値に応じて燃料噴射量を演算
し、この演算して出した燃料噴射量TAUBをなまし処
理していわゆるなまし値TAUBSMと呼ばれる鈍化し
た燃料噴射量とする。そして、なまし値続行判定手段で
あるCPU24で、前記なまし値TAUBSMでの燃料
噴射の続行が好ましいかどうかを燃料噴射停止判定値E
TAUMNと比較して判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射制御装置、詳しくは内燃機関に吹き込まれる燃料噴射
量を機関運転状態に応じて適切に制御する内燃機関の燃
料噴射制御装置に関する。
射制御装置、詳しくは内燃機関に吹き込まれる燃料噴射
量を機関運転状態に応じて適切に制御する内燃機関の燃
料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関の制御、すなわちエンジ
ン制御の電子化が進み、エンジンに供給される燃料量
を、エンジンの運転状態に基づいてマイクロコンピュー
タにより算出し、これによってエンジンを最適状態で駆
動する内燃機関の燃料噴射制御装置が普及している。
ン制御の電子化が進み、エンジンに供給される燃料量
を、エンジンの運転状態に基づいてマイクロコンピュー
タにより算出し、これによってエンジンを最適状態で駆
動する内燃機関の燃料噴射制御装置が普及している。
【0003】中でも電子式の燃料噴射制御装置にあって
は、インジェクタから実際に噴射される燃料噴射量TA
Uを車輛の走行状況に即してできるだけ最適にできるよ
うに、エンジン負荷およびエンジン回転数に応じて算出
される基本燃料噴射量TPに各種補正を行っている。
は、インジェクタから実際に噴射される燃料噴射量TA
Uを車輛の走行状況に即してできるだけ最適にできるよ
うに、エンジン負荷およびエンジン回転数に応じて算出
される基本燃料噴射量TPに各種補正を行っている。
【0004】また、エンジン負荷は、吸気管圧力または
吸入空気量によって決まる。燃料噴射量TAUがどれだ
けかを決めるにあたっては、エンジンを含む車輛各部に
配置した各種センサからの信号をマイクロコンピュータ
に入力し、その信号に基づいてマイクロコンピュータが
総合的に演算処理して定める。
吸入空気量によって決まる。燃料噴射量TAUがどれだ
けかを決めるにあたっては、エンジンを含む車輛各部に
配置した各種センサからの信号をマイクロコンピュータ
に入力し、その信号に基づいてマイクロコンピュータが
総合的に演算処理して定める。
【0005】ところで、降坂走行等、高回転で軽負荷の
走行時にエンジンシリンダに吸入される空気量が少ない
と、適正なコンプレッションが得られない場合がある。
すると、混合気の燃焼が不安定となって不完全燃焼や失
火を起こし易く、シリンダの燃焼室内で燃え残った不完
全燃焼ガスや未燃焼ガスがシリンダから排出される。そ
して、それらのガスが排気管の触媒コンバータに至る
と、触媒内での酸化反応や未燃焼ガスの急激な燃焼によ
って触媒温度が上昇する。このため、触媒コンバータに
熱劣化を招来し、触媒性能が低下する虞れがある。
走行時にエンジンシリンダに吸入される空気量が少ない
と、適正なコンプレッションが得られない場合がある。
すると、混合気の燃焼が不安定となって不完全燃焼や失
火を起こし易く、シリンダの燃焼室内で燃え残った不完
全燃焼ガスや未燃焼ガスがシリンダから排出される。そ
して、それらのガスが排気管の触媒コンバータに至る
と、触媒内での酸化反応や未燃焼ガスの急激な燃焼によ
って触媒温度が上昇する。このため、触媒コンバータに
熱劣化を招来し、触媒性能が低下する虞れがある。
【0006】そこで、触媒性能の低下防止を図るため、
例えば特開平5−321720号公報では、次のような
燃料噴射制御装置をエンジンに採用することで前記問題
に対処している。
例えば特開平5−321720号公報では、次のような
燃料噴射制御装置をエンジンに採用することで前記問題
に対処している。
【0007】すなわち、この燃料噴射制御装置を採用し
たエンジンでは、エンジン回転数NEが所定の回転数よ
りも高く、燃料噴射量TAUが、所定の低い値である第
一の設定値以下の状態を一定時間継続したときには、降
坂走行等に見られる高回転低負荷走行を車輛がしている
ものと判断し、燃料噴射を停止するという技術を示して
いる。
たエンジンでは、エンジン回転数NEが所定の回転数よ
りも高く、燃料噴射量TAUが、所定の低い値である第
一の設定値以下の状態を一定時間継続したときには、降
坂走行等に見られる高回転低負荷走行を車輛がしている
ものと判断し、燃料噴射を停止するという技術を示して
いる。
【0008】このようにすることで、不完全燃焼ガスや
未燃焼ガスの発生を抑制して、触媒コンバータの劣化が
防止される。そして、この燃料噴射制御装置にあって
は、一旦燃料噴射を停止した後、エンジンの運転状態が
変わることで必要な燃料噴射量TAUが前記第一の設定
値よりも高い別の値、すなわち第二の設定値以上となっ
たときに燃料噴射を復帰するようになっている。以下、
これらの設定値のことを特に断わらない限り、第一の設
定値にあっては「燃料噴射停止判定値ETAUMN」と
いい、第二の設定値にあっては「燃料噴射復帰判定値E
TAUH」ということにする。
未燃焼ガスの発生を抑制して、触媒コンバータの劣化が
防止される。そして、この燃料噴射制御装置にあって
は、一旦燃料噴射を停止した後、エンジンの運転状態が
変わることで必要な燃料噴射量TAUが前記第一の設定
値よりも高い別の値、すなわち第二の設定値以上となっ
たときに燃料噴射を復帰するようになっている。以下、
これらの設定値のことを特に断わらない限り、第一の設
定値にあっては「燃料噴射停止判定値ETAUMN」と
いい、第二の設定値にあっては「燃料噴射復帰判定値E
TAUH」ということにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
燃料噴射制御装置にあっては、スロットルバルブを一定
に開いたまま車輛が降坂走行を続ける場合において、燃
料噴射の停止が行われると、シリンダ内で混合気が燃焼
しないので、排ガスの慣性によるシリンダ内の負圧増進
効果が消滅し、吸気管圧力が増加する。吸気管圧力が増
加すると、エンジン負荷が増加するので基本燃料噴射量
TPが増加し、ひいては燃料噴射量TAUも増加する。
このため、燃料噴射量TAUが燃料噴射復帰判定値ET
AUHを越えてしまうので、燃料噴射を復帰して再び燃
焼を行うようになる。この燃焼復帰によって排気ガスの
慣性によるシリンダ内の負圧増進効果が顕著になり、今
度は燃料噴射の停止の場合と反対に吸気管圧力が減少す
る。吸気管圧力が減少すると、エンジン負荷が減少する
ので基本燃料噴射量TPが減少し、ひいては燃料噴射量
TAUも減少する。燃料噴射量TAUが減少すると、燃
料噴射量TAUが再び燃料噴射停止判定値ETAUMN
以下となり、再度燃料噴射を停止する。
燃料噴射制御装置にあっては、スロットルバルブを一定
に開いたまま車輛が降坂走行を続ける場合において、燃
料噴射の停止が行われると、シリンダ内で混合気が燃焼
しないので、排ガスの慣性によるシリンダ内の負圧増進
効果が消滅し、吸気管圧力が増加する。吸気管圧力が増
加すると、エンジン負荷が増加するので基本燃料噴射量
TPが増加し、ひいては燃料噴射量TAUも増加する。
このため、燃料噴射量TAUが燃料噴射復帰判定値ET
AUHを越えてしまうので、燃料噴射を復帰して再び燃
焼を行うようになる。この燃焼復帰によって排気ガスの
慣性によるシリンダ内の負圧増進効果が顕著になり、今
度は燃料噴射の停止の場合と反対に吸気管圧力が減少す
る。吸気管圧力が減少すると、エンジン負荷が減少する
ので基本燃料噴射量TPが減少し、ひいては燃料噴射量
TAUも減少する。燃料噴射量TAUが減少すると、燃
料噴射量TAUが再び燃料噴射停止判定値ETAUMN
以下となり、再度燃料噴射を停止する。
【0010】このようにスロットルバルブを一定に開い
たままの条件下で降坂走行を続けると、燃料噴射の停止
と燃料噴射の復帰とを頻繁に繰り返す、いわゆるハンチ
ング現象が生じ、ドライバビリティの悪化を招くという
問題がある。
たままの条件下で降坂走行を続けると、燃料噴射の停止
と燃料噴射の復帰とを頻繁に繰り返す、いわゆるハンチ
ング現象が生じ、ドライバビリティの悪化を招くという
問題がある。
【0011】このハンチング現象を防止するために、燃
料噴射停止判定値ETAUMNと、燃料噴射復帰判定値
ETAUHとの間に幅(差)、すなわちヒステリシスH
YSを大きく設定することが考えられる。しかし、ヒス
テリシスHYSを大きくとると、燃料噴射復帰の際の燃
料噴射量TAUを大きく設定することになるため、燃料
噴射の停止によってそれまで極めて小さかった駆動トル
クがいきなり大きくなってしまう。したがって、急激な
トルク変動によって加速度が高まり、ドライバはショッ
クを感じてしまうことがある。
料噴射停止判定値ETAUMNと、燃料噴射復帰判定値
ETAUHとの間に幅(差)、すなわちヒステリシスH
YSを大きく設定することが考えられる。しかし、ヒス
テリシスHYSを大きくとると、燃料噴射復帰の際の燃
料噴射量TAUを大きく設定することになるため、燃料
噴射の停止によってそれまで極めて小さかった駆動トル
クがいきなり大きくなってしまう。したがって、急激な
トルク変動によって加速度が高まり、ドライバはショッ
クを感じてしまうことがある。
【0012】以上のことを図説すれば図8に示す通りで
ある。なお、図中、符号TAUが示す線は、燃料噴射量
を示し、符号Gが示す線は車輛に作用する前後加速度を
示す。また、符号ETAUMNで示す線は燃料噴射停止
判定値を、符号tで示す線は経過時間を示し、符号ET
AUHおよび符号TAで示す線は、それぞれ燃料噴射復
帰判定値およびスロットル開度を示している。そして、
符号HYSはヒステリシスを示す。なお、スロットル開
度は時間経過に拘らず一定とする。
ある。なお、図中、符号TAUが示す線は、燃料噴射量
を示し、符号Gが示す線は車輛に作用する前後加速度を
示す。また、符号ETAUMNで示す線は燃料噴射停止
判定値を、符号tで示す線は経過時間を示し、符号ET
AUHおよび符号TAで示す線は、それぞれ燃料噴射復
帰判定値およびスロットル開度を示している。そして、
符号HYSはヒステリシスを示す。なお、スロットル開
度は時間経過に拘らず一定とする。
【0013】図8からわかるように、燃料噴射量TAU
が燃料噴射復帰判定値ETAUHを越えて燃料噴射が復
帰したところで前後加速度Gが急上昇し、そこでショッ
クが発生する。
が燃料噴射復帰判定値ETAUHを越えて燃料噴射が復
帰したところで前後加速度Gが急上昇し、そこでショッ
クが発生する。
【0014】本発明はこのような実情に鑑みなされたも
ので、ヒステリシスを大きくしなくても、長い降坂走行
時における高回転軽負荷の走行時においてハンチング現
象を防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する
ことを技術的課題とする。
ので、ヒステリシスを大きくしなくても、長い降坂走行
時における高回転軽負荷の走行時においてハンチング現
象を防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する
ことを技術的課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置は、以下の構
成とした。
に、本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置は、以下の構
成とした。
【0016】すなわち、内燃機関の機関運転状態を検出
する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段が検出
した検出値に応じて燃料噴射量を演算する燃料噴射量演
算手段と、この燃料噴射量演算手段が演算した燃料噴射
量に基づいて燃料噴射を行う燃料噴射手段と、前記燃料
噴射量が所定の第一の設定値以下となったときに前記燃
料噴射手段による燃料噴射を停止させるとともに、前記
燃料噴射量が前記第一の設定値よりも大きい所定値であ
る第二の設定値以上となったときに前記燃料噴射手段に
よる燃料噴射を復帰させる燃料制御手段と、この燃料制
御手段により一旦燃料噴射を停止させた後の前記内燃機
関の負荷変動の大きさに応じて定まるなまし係数を用い
て前記燃料噴射量をなまし処理するなまし処理手段と、
前記燃料制御手段により燃料噴射を復帰させてからの所
定期間内においては前記なまし処理手段がなまし処理し
て得た前記燃料噴射量のなまし値を前記第一の設定値と
比較することで燃料噴射を続行するかどうかを判定する
なまし値続行判定手段と、を備えたことを特徴とする。
する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段が検出
した検出値に応じて燃料噴射量を演算する燃料噴射量演
算手段と、この燃料噴射量演算手段が演算した燃料噴射
量に基づいて燃料噴射を行う燃料噴射手段と、前記燃料
噴射量が所定の第一の設定値以下となったときに前記燃
料噴射手段による燃料噴射を停止させるとともに、前記
燃料噴射量が前記第一の設定値よりも大きい所定値であ
る第二の設定値以上となったときに前記燃料噴射手段に
よる燃料噴射を復帰させる燃料制御手段と、この燃料制
御手段により一旦燃料噴射を停止させた後の前記内燃機
関の負荷変動の大きさに応じて定まるなまし係数を用い
て前記燃料噴射量をなまし処理するなまし処理手段と、
前記燃料制御手段により燃料噴射を復帰させてからの所
定期間内においては前記なまし処理手段がなまし処理し
て得た前記燃料噴射量のなまし値を前記第一の設定値と
比較することで燃料噴射を続行するかどうかを判定する
なまし値続行判定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】すなわち、ハンチング現象の引金となる燃
料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動の大き
さに応じて、例えば第一の設定値以下での最小の燃料噴
射量と第二の設定値以上になったときの最大の燃料噴射
量との差に応じて定まるなまし係数を用いて燃料噴射料
をなまし処理し、前記負荷変動に対して鈍化された燃料
噴射量であるなまし値を得る。このなまし値はハンチン
グ現象を引き起こさないように緩やかに変化する。した
がって、なまし値を第一の設定値と比較し燃料の噴射を
続行するかどうかを判定することで、ヒステリシスを大
きくしなくてもハンチング現象の防止ができる。
料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動の大き
さに応じて、例えば第一の設定値以下での最小の燃料噴
射量と第二の設定値以上になったときの最大の燃料噴射
量との差に応じて定まるなまし係数を用いて燃料噴射料
をなまし処理し、前記負荷変動に対して鈍化された燃料
噴射量であるなまし値を得る。このなまし値はハンチン
グ現象を引き起こさないように緩やかに変化する。した
がって、なまし値を第一の設定値と比較し燃料の噴射を
続行するかどうかを判定することで、ヒステリシスを大
きくしなくてもハンチング現象の防止ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
した図面に基いて説明する。 〈装置構成の説明〉まず、図1に本発明に係る内燃機関
の燃料噴射制御装置を搭載したガソリンエンジンEの概
略構成を示す。
した図面に基いて説明する。 〈装置構成の説明〉まず、図1に本発明に係る内燃機関
の燃料噴射制御装置を搭載したガソリンエンジンEの概
略構成を示す。
【0019】ガソリンエンジンEは、4気筒4ストロー
クエンジンであって、内部に図示しないシリンダーを備
えたシリンダーブロック1を有する。また、各シリンダ
ーは、図示しない燃焼室を備えており、そこに吸気通路
2および排気通路3を通してある。
クエンジンであって、内部に図示しないシリンダーを備
えたシリンダーブロック1を有する。また、各シリンダ
ーは、図示しない燃焼室を備えており、そこに吸気通路
2および排気通路3を通してある。
【0020】吸気通路2には、上流側からシリンダーブ
ロック1へ向けて、エアクリーナ4、スロットバルブ
5、サージタンク6、吸気マニホールド7が順に配設し
てあり、これらを介して外気が前記シリンダーに入り込
む。
ロック1へ向けて、エアクリーナ4、スロットバルブ
5、サージタンク6、吸気マニホールド7が順に配設し
てあり、これらを介して外気が前記シリンダーに入り込
む。
【0021】スロットルバルブ5は、吸気通路2を流れ
る吸入空気の量を調節するものであって、図示しないア
クセルペダルの操作に連動して開閉する。また、サージ
タンク6は、吸入空気の脈動を平滑化するためのもので
ある。
る吸入空気の量を調節するものであって、図示しないア
クセルペダルの操作に連動して開閉する。また、サージ
タンク6は、吸入空気の脈動を平滑化するためのもので
ある。
【0022】吸気マニホールド7には、燃料噴射手段で
あるインジェクタ8A〜8Dが取付けられており、イン
ジェクタ8A〜8Dから各気筒に向けて燃料が噴射され
る。これらの噴射される燃料と吸気通路2内へ導入され
る外気とからなる混合気は、前記各燃焼室へ入る。
あるインジェクタ8A〜8Dが取付けられており、イン
ジェクタ8A〜8Dから各気筒に向けて燃料が噴射され
る。これらの噴射される燃料と吸気通路2内へ導入され
る外気とからなる混合気は、前記各燃焼室へ入る。
【0023】各燃焼室にて混合気には着火されるが、そ
のためにシリンダーブロック1には点火プラグ9A〜9
Dが取付けられている。点火プラグ9A〜9Dは、ディ
ストリビュータ11にて分配された点火信号に基づいて
点火する。
のためにシリンダーブロック1には点火プラグ9A〜9
Dが取付けられている。点火プラグ9A〜9Dは、ディ
ストリビュータ11にて分配された点火信号に基づいて
点火する。
【0024】ディストリビュータ11は、イグナイタ1
2から出力する高電圧をエンジンEのクランク角に同期
して点火プラグ9A〜9Dに分配する。そして、点火プ
ラグ9A〜9Dの点火によって、燃焼室内へ導入されて
いる混合気は燃焼し、その結果、エンジンEの駆動力が
得られる。このように燃焼室で生成した燃焼ガスは、排
気通路3を通じて排出される。
2から出力する高電圧をエンジンEのクランク角に同期
して点火プラグ9A〜9Dに分配する。そして、点火プ
ラグ9A〜9Dの点火によって、燃焼室内へ導入されて
いる混合気は燃焼し、その結果、エンジンEの駆動力が
得られる。このように燃焼室で生成した燃焼ガスは、排
気通路3を通じて排出される。
【0025】排気通路3には、シリンダブロック1から
下流側へ向けて順に排気マニホールド13および触媒コ
ンバータ14を設けてある。触媒コンバータ14は、排
気ガス中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒
素酸化物(NOx)を触媒作用で浄化する装置である。
下流側へ向けて順に排気マニホールド13および触媒コ
ンバータ14を設けてある。触媒コンバータ14は、排
気ガス中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒
素酸化物(NOx)を触媒作用で浄化する装置である。
【0026】また、吸気圧センサ15、吸気温センサ1
6、スロットルセンサ17、酸素センサ18、水温セン
サ19、回転数センサ20、気筒判別センサ21、車速
センサ22等がエンジンEには取り付けてある。各セン
サ15〜22は、エンジンEの運転状態検出手段であ
り、これらセンサの検出値によって、エンジンEの運転
状態がわかる。
6、スロットルセンサ17、酸素センサ18、水温セン
サ19、回転数センサ20、気筒判別センサ21、車速
センサ22等がエンジンEには取り付けてある。各セン
サ15〜22は、エンジンEの運転状態検出手段であ
り、これらセンサの検出値によって、エンジンEの運転
状態がわかる。
【0027】吸気圧センサ15は、サージタンク6に取
り付けてあり、吸気管圧力(絶対圧)PMを検出する。
吸気温センサ16は、エアクリーナケース内にあり、エ
ンジンEに入る吸気の温度を検出する。
り付けてあり、吸気管圧力(絶対圧)PMを検出する。
吸気温センサ16は、エアクリーナケース内にあり、エ
ンジンEに入る吸気の温度を検出する。
【0028】スロットルセンサ17は、スロットルバル
ブ5の近傍に備えられ、スロットルバルブ5の開度、す
なわちスロットル開度TAを検出する。酸素センサ18
は、排気マニホールド13と触媒コンバータ14との間
に設けられ、排気ガス中の酸素濃度、すなわち排気通路
3における空燃比を検出する。
ブ5の近傍に備えられ、スロットルバルブ5の開度、す
なわちスロットル開度TAを検出する。酸素センサ18
は、排気マニホールド13と触媒コンバータ14との間
に設けられ、排気ガス中の酸素濃度、すなわち排気通路
3における空燃比を検出する。
【0029】水温センサ19は、ウォータアウトレット
ハウジング等に取付けられ、エンジンEを冷却する冷却
水の温度を検出する。回転数センサ20は、ディストリ
ビュータ11に内蔵されたロータの回転からエンジン回
転数を検出する。
ハウジング等に取付けられ、エンジンEを冷却する冷却
水の温度を検出する。回転数センサ20は、ディストリ
ビュータ11に内蔵されたロータの回転からエンジン回
転数を検出する。
【0030】気筒判別センサ21は、ディストリビュー
タ11に含まれているロータの回転に応じて、エンジン
Eの特定気筒の圧縮上死点を検出する。車速センサ22
は、エンジンEに駆動連結された図示しないトランスミ
ッションに設けられ、車速SPDを検出する。
タ11に含まれているロータの回転に応じて、エンジン
Eの特定気筒の圧縮上死点を検出する。車速センサ22
は、エンジンEに駆動連結された図示しないトランスミ
ッションに設けられ、車速SPDを検出する。
【0031】前記各インジェクタ8A〜8Dおよびイグ
ナイタ12は、電子制御装置23(以下「ECU23」
という。)に電気的に接続してある。ECU23には、
吸気圧センサ15、吸気温センサ16、スロットルセン
サ17、酸素センサ18、水温センサ19、回転数セン
サ20、気筒判別センサ21および車速センサ22が接
続してある。
ナイタ12は、電子制御装置23(以下「ECU23」
という。)に電気的に接続してある。ECU23には、
吸気圧センサ15、吸気温センサ16、スロットルセン
サ17、酸素センサ18、水温センサ19、回転数セン
サ20、気筒判別センサ21および車速センサ22が接
続してある。
【0032】また、ECU23は、これらの各センサ1
5〜22からの出力信号に基づいて、インジェクタ8A
〜8Dおよびイグナイタ12を制御する。次に、ECU
23の電気的構成について図2のブロック図に従って説
明する。ECU23は、中央処理装置24(以下単に
「CPU24」という。)と、CPU24で演算処理を
実行するために必要な制御プログラムや初期データを予
め記憶している読出し専用メモリ25(以下単に「RO
M25」という。)と、CPU24の演算結果を一時記
憶するランダムアクセスメモリ26(以下単に「RAM
26」という。)と、電源が切られた後にも各種データ
を保持できるようにバッテリによってバックアップして
いるバックアップRAM27と、前記各センサ15〜2
2を直接接続してある外部入力回路28と、ECU23
による実行を具現化するためにインジェクタ8A〜8D
およびイグナイタ12に接続されている外部出力回路2
9とを備えている。そして、これらは、互いにバス31
を介して接続してある。
5〜22からの出力信号に基づいて、インジェクタ8A
〜8Dおよびイグナイタ12を制御する。次に、ECU
23の電気的構成について図2のブロック図に従って説
明する。ECU23は、中央処理装置24(以下単に
「CPU24」という。)と、CPU24で演算処理を
実行するために必要な制御プログラムや初期データを予
め記憶している読出し専用メモリ25(以下単に「RO
M25」という。)と、CPU24の演算結果を一時記
憶するランダムアクセスメモリ26(以下単に「RAM
26」という。)と、電源が切られた後にも各種データ
を保持できるようにバッテリによってバックアップして
いるバックアップRAM27と、前記各センサ15〜2
2を直接接続してある外部入力回路28と、ECU23
による実行を具現化するためにインジェクタ8A〜8D
およびイグナイタ12に接続されている外部出力回路2
9とを備えている。そして、これらは、互いにバス31
を介して接続してある。
【0033】各センサ15〜22から入る信号に基づい
て、CPU24が、ROM25に記憶してあるプログラ
ムをROM25やRAM26に記憶されているデータに
基づいて実行することで、次に詳述する、(1)燃料噴
射量演算手段、(2)燃料制御手段、(3)なまし処理
手段および(4)なまし値続行判定手段を実現する。
て、CPU24が、ROM25に記憶してあるプログラ
ムをROM25やRAM26に記憶されているデータに
基づいて実行することで、次に詳述する、(1)燃料噴
射量演算手段、(2)燃料制御手段、(3)なまし処理
手段および(4)なまし値続行判定手段を実現する。
【0034】(1)の燃料噴射量演算手段は、吸気圧セ
ンサ15等の前記運転状態検出手段が検出した機関の運
転状態を示す各種パラメータから演算によって燃料噴射
量を求める。ここで、演算によって求められる燃料噴射
量TAUと実際にインジェクタ8A〜8Dから噴射され
る燃料噴射量TAUとを区別するために、前者を演算燃
料2噴射量と称し、符号TAUBを用いて示す。したが
って、燃料噴射量TAUと演算燃料噴射量TAUBとは
必ずしも等しいとは限らない。
ンサ15等の前記運転状態検出手段が検出した機関の運
転状態を示す各種パラメータから演算によって燃料噴射
量を求める。ここで、演算によって求められる燃料噴射
量TAUと実際にインジェクタ8A〜8Dから噴射され
る燃料噴射量TAUとを区別するために、前者を演算燃
料2噴射量と称し、符号TAUBを用いて示す。したが
って、燃料噴射量TAUと演算燃料噴射量TAUBとは
必ずしも等しいとは限らない。
【0035】演算燃料噴射量TAUBをインジェクタ8
A〜8Dの噴射時間で調整することで燃料噴射量TAU
が定まる。よって、演算燃料噴射量TAUBや燃料噴射
量TAUには時間の単位、μsecが用いられる。この
ように時間の単位を用いているため、燃料噴射量演算手
段は、燃料噴射時間演算手段ともいえる。
A〜8Dの噴射時間で調整することで燃料噴射量TAU
が定まる。よって、演算燃料噴射量TAUBや燃料噴射
量TAUには時間の単位、μsecが用いられる。この
ように時間の単位を用いているため、燃料噴射量演算手
段は、燃料噴射時間演算手段ともいえる。
【0036】(2)燃料制御手段は、インジェクタ8A
〜8Dによる燃料噴射の停止および燃料噴射の復帰を制
御する。燃料制御手段は、演算燃料噴射量TAUBが、
燃料噴射停止判定値ETAUMN以下となったときに燃
料噴射の停止を行う一方、運転状態が変化して演算燃料
噴射量TAUBが、燃料噴射復帰判定値ETAUH以上
となったときに燃料噴射を復帰する。
〜8Dによる燃料噴射の停止および燃料噴射の復帰を制
御する。燃料制御手段は、演算燃料噴射量TAUBが、
燃料噴射停止判定値ETAUMN以下となったときに燃
料噴射の停止を行う一方、運転状態が変化して演算燃料
噴射量TAUBが、燃料噴射復帰判定値ETAUH以上
となったときに燃料噴射を復帰する。
【0037】(3)なまし処理手段は、演算燃料噴射量
TAUBをなまし処理するものである。このなまし処理
手段によって得た演算燃料噴射量TAUBのことをなま
し値といい、符号TAUBSMで示し、なまし処理され
ていない単なる演算燃料噴射量TAUBと区別する。な
まし値TAUBSMを求めるには、燃料噴射を停止させ
た後の内燃機関の負荷変動の大きさを示すパラメータ、
例えば演算燃料噴射量TAUBにおける燃料噴射停止判
定値ETAUMN以下での最小値と燃料噴射復帰判定値
ETAUH以上になったときの値との差Aを求め、この
差Aに応じて定まるなまし係数Nを用いる。なお、なま
し係数Nは、燃料噴射量TAUに代えて吸気管圧力(絶
対圧)PMを用いて求めても、また、燃料噴射量TAU
の時間変化量や吸気管圧力(絶対圧)PMの時間変化量
によって求めるようにしてもよい。
TAUBをなまし処理するものである。このなまし処理
手段によって得た演算燃料噴射量TAUBのことをなま
し値といい、符号TAUBSMで示し、なまし処理され
ていない単なる演算燃料噴射量TAUBと区別する。な
まし値TAUBSMを求めるには、燃料噴射を停止させ
た後の内燃機関の負荷変動の大きさを示すパラメータ、
例えば演算燃料噴射量TAUBにおける燃料噴射停止判
定値ETAUMN以下での最小値と燃料噴射復帰判定値
ETAUH以上になったときの値との差Aを求め、この
差Aに応じて定まるなまし係数Nを用いる。なお、なま
し係数Nは、燃料噴射量TAUに代えて吸気管圧力(絶
対圧)PMを用いて求めても、また、燃料噴射量TAU
の時間変化量や吸気管圧力(絶対圧)PMの時間変化量
によって求めるようにしてもよい。
【0038】(4)なまし値続行判定手段は、ハンチン
グ現象を防止するための期間、すなわち燃料噴射を復帰
させてからの所定期間内においては、なまし値TAUB
SMを用いて、なまし値TAUBSMを燃料噴射停止判
定値ETAUMNと比較することで燃料噴射を続行する
かどうかを判定する。但し、この期間中にスロットル開
度TAが所定値以上、あるいは吸気管圧力PMが所定値
以上になると、なまし値TAUBSMの採用は不適当で
あるとして前記判定を中止する。スロットル開度TAが
所定値以上になったり、あるいは吸気管圧力PMが所定
値以上になったりした場合は、車輛が高回転低負荷走行
をしていないものと考えられ、本発明の対象外になるか
らである。
グ現象を防止するための期間、すなわち燃料噴射を復帰
させてからの所定期間内においては、なまし値TAUB
SMを用いて、なまし値TAUBSMを燃料噴射停止判
定値ETAUMNと比較することで燃料噴射を続行する
かどうかを判定する。但し、この期間中にスロットル開
度TAが所定値以上、あるいは吸気管圧力PMが所定値
以上になると、なまし値TAUBSMの採用は不適当で
あるとして前記判定を中止する。スロットル開度TAが
所定値以上になったり、あるいは吸気管圧力PMが所定
値以上になったりした場合は、車輛が高回転低負荷走行
をしていないものと考えられ、本発明の対象外になるか
らである。
【0039】CPU24は、前記(1)〜(4)の4つ
の手段以外に、各センサ15〜22からの入力値に基づ
いてインジェクタ8A〜8Dおよびイグナイタ12を駆
動制御する手段としても機能する。
の手段以外に、各センサ15〜22からの入力値に基づ
いてインジェクタ8A〜8Dおよびイグナイタ12を駆
動制御する手段としても機能する。
【0040】次に、図3および図4を参照しながら、車
輛が高回転軽負荷走行をする場合の燃料制御手段による
燃料噴射制御について述べる。図3は燃料噴射の停止や
復帰を制御する燃料噴射制御ルーチンであり、図4は燃
料噴射量TAUを求めるための燃料噴射量算出ルーチン
である。また、これらのルーチンを構成する各ステップ
を符号Sとその後に続く数字で、例えばS100のよう
に表示する。
輛が高回転軽負荷走行をする場合の燃料制御手段による
燃料噴射制御について述べる。図3は燃料噴射の停止や
復帰を制御する燃料噴射制御ルーチンであり、図4は燃
料噴射量TAUを求めるための燃料噴射量算出ルーチン
である。また、これらのルーチンを構成する各ステップ
を符号Sとその後に続く数字で、例えばS100のよう
に表示する。
【0041】なお、これらのルーチンでは、燃料噴射停
止実行フラグxfctauが用意されている。まず、S
100において、燃料噴射量TAUが、燃料噴射停止判
定値ETAUMNよりも小さいかどうかを判定する。ま
た、燃料噴射量TAUは、図3の燃料噴射制御ルーチン
に移行するにあたり、図4の燃料噴射量算出ルーチンで
事前に求められる値である。なお、燃料噴射が継続して
実行されているときには、燃料噴射量TAUとして演算
燃料噴射量TAUBが設定される。
止実行フラグxfctauが用意されている。まず、S
100において、燃料噴射量TAUが、燃料噴射停止判
定値ETAUMNよりも小さいかどうかを判定する。ま
た、燃料噴射量TAUは、図3の燃料噴射制御ルーチン
に移行するにあたり、図4の燃料噴射量算出ルーチンで
事前に求められる値である。なお、燃料噴射が継続して
実行されているときには、燃料噴射量TAUとして演算
燃料噴射量TAUBが設定される。
【0042】話を図3に戻す。S100で燃料噴射量T
AUが燃料噴射停止判定値ETAUMNよりも小さけれ
ば肯定判定してS101へ移行し、燃料噴射量TAUが
燃料噴射停止判定値ETAUMN以上であれば、否定判
定してS104へ制御が移行する。S104については
後述する。
AUが燃料噴射停止判定値ETAUMNよりも小さけれ
ば肯定判定してS101へ移行し、燃料噴射量TAUが
燃料噴射停止判定値ETAUMN以上であれば、否定判
定してS104へ制御が移行する。S104については
後述する。
【0043】S101では、燃料噴射停止実行フラグx
fctauの値を「1」にセットし、燃料噴射の停止を
実行させる。次にS102において、燃料噴射量TAU
が、これまでに求めた燃料噴射量TAUのうち、最も小
さな燃料噴射量TAUMN以下かどうかを判定する。そ
うであれば肯定判定して次のS103へ進み、そうでな
ければ否定判定してこのルーチンを終了する。
fctauの値を「1」にセットし、燃料噴射の停止を
実行させる。次にS102において、燃料噴射量TAU
が、これまでに求めた燃料噴射量TAUのうち、最も小
さな燃料噴射量TAUMN以下かどうかを判定する。そ
うであれば肯定判定して次のS103へ進み、そうでな
ければ否定判定してこのルーチンを終了する。
【0044】なお、このS102の最初の実行のときに
は、最初の燃料噴射量TAUが燃料噴射量TAUの最小
値TAUMNとして取り扱われる。燃料噴射量TAUや
TAUMNの値はRAM26に一時的に記憶されてい
る。
は、最初の燃料噴射量TAUが燃料噴射量TAUの最小
値TAUMNとして取り扱われる。燃料噴射量TAUや
TAUMNの値はRAM26に一時的に記憶されてい
る。
【0045】S103では、燃料噴射量TAUの値をそ
れまでの燃料噴射量TAUの最小値TAUMNとして置
き換える。すなわち、S100〜S103が、燃料噴射
停止判定値ETAUMN以下での燃料噴射量TAUの最
小値TAUMNを更新するに必要な条件であり、最小値
TAUMNを常時更新することがなまし計算をする上で
必要な条件である。
れまでの燃料噴射量TAUの最小値TAUMNとして置
き換える。すなわち、S100〜S103が、燃料噴射
停止判定値ETAUMN以下での燃料噴射量TAUの最
小値TAUMNを更新するに必要な条件であり、最小値
TAUMNを常時更新することがなまし計算をする上で
必要な条件である。
【0046】話をS100へ戻す。S100で否定判定
されて燃料噴射量TAUが燃料噴射停止判定値ETAU
MN以上であるときはS104に移行する。次いでS1
04では燃料噴射が実行されているかあるいは燃料噴射
が停止されているかを判定するために、燃料噴射停止実
行フラグxfctauが、0であるか1であるかを判定
する。
されて燃料噴射量TAUが燃料噴射停止判定値ETAU
MN以上であるときはS104に移行する。次いでS1
04では燃料噴射が実行されているかあるいは燃料噴射
が停止されているかを判定するために、燃料噴射停止実
行フラグxfctauが、0であるか1であるかを判定
する。
【0047】燃料噴射停止実行フラグxfctauが1
のときは、燃料噴射が停止されていることから肯定判定
してS105へ進み、そうでないときはこのルーチンを
終了する。
のときは、燃料噴射が停止されていることから肯定判定
してS105へ進み、そうでないときはこのルーチンを
終了する。
【0048】S105では、燃料噴射量TAUが、最大
値TAUMX以上かどうかを判定する。そうであれば肯
定判定してS106へ進み、そこで燃料噴射量TAUの
値をそれまでの最大値TAUMXと置き換える。そうで
なければ否定判定してS107へ進む。
値TAUMX以上かどうかを判定する。そうであれば肯
定判定してS106へ進み、そこで燃料噴射量TAUの
値をそれまでの最大値TAUMXと置き換える。そうで
なければ否定判定してS107へ進む。
【0049】なお、S105の最初の実行のときには、
最初の燃料噴射量TAUが燃料噴射量TAUの最大値T
AUMXとして取り扱われる。燃料噴射量TAUやTA
UMXの値はRAM26に一時的に記憶されている。
最初の燃料噴射量TAUが燃料噴射量TAUの最大値T
AUMXとして取り扱われる。燃料噴射量TAUやTA
UMXの値はRAM26に一時的に記憶されている。
【0050】S107では、燃料噴射量TAUが燃料噴
射復帰判定値ETAUHよりも大きいかどうかを判定す
る。そうであれば、肯定判定してS108へ進み、そう
でなければ否定判定してこのルーチンを終了する。S1
07で肯定判定されれば、燃料噴射を復帰すべき運転状
態にあるとして、次のS108で燃料噴射停止実行フラ
グxfctauを0とすることで燃料噴射を復帰させ
る。なお、S107で肯定判定されたとき、最大値TA
UMXの値は燃料噴射復帰判定値ETAUH以上になっ
たときの燃料噴射量TAUの値となる。
射復帰判定値ETAUHよりも大きいかどうかを判定す
る。そうであれば、肯定判定してS108へ進み、そう
でなければ否定判定してこのルーチンを終了する。S1
07で肯定判定されれば、燃料噴射を復帰すべき運転状
態にあるとして、次のS108で燃料噴射停止実行フラ
グxfctauを0とすることで燃料噴射を復帰させ
る。なお、S107で肯定判定されたとき、最大値TA
UMXの値は燃料噴射復帰判定値ETAUH以上になっ
たときの燃料噴射量TAUの値となる。
【0051】S109では、S106で置き換えられた
燃料噴射量の最大値TAUMXとS103で置き換えら
れた燃料噴射量の最小値TAUMNとの差Aを求める。
次にS110では、図5に示すマップM1から前記差A
に基づいたなまし係数Nを求める。マップM1はROM
25に記憶されている。S110でマップM1からなま
し係数Nを求めたら、その後、S111へ移行し、燃料
噴射量TAUの最大値TAUMXおよび最小値TAUM
Nをリセットし、この燃料噴射制御ルーチンを終了する
が、以上のルーチンは所定の時間間隔で繰り返し行われ
る。なお、燃料噴射量TAUの最大値TAUMXおよび
最小値TAUMNをリセットするのは、次のなまし計算
をするにあたり、前の最大値TAUMXおよび最小値T
AUMNが関与しないようにするためである。
燃料噴射量の最大値TAUMXとS103で置き換えら
れた燃料噴射量の最小値TAUMNとの差Aを求める。
次にS110では、図5に示すマップM1から前記差A
に基づいたなまし係数Nを求める。マップM1はROM
25に記憶されている。S110でマップM1からなま
し係数Nを求めたら、その後、S111へ移行し、燃料
噴射量TAUの最大値TAUMXおよび最小値TAUM
Nをリセットし、この燃料噴射制御ルーチンを終了する
が、以上のルーチンは所定の時間間隔で繰り返し行われ
る。なお、燃料噴射量TAUの最大値TAUMXおよび
最小値TAUMNをリセットするのは、次のなまし計算
をするにあたり、前の最大値TAUMXおよび最小値T
AUMNが関与しないようにするためである。
【0052】次に図4を参照して、燃料噴射量TAUを
算出する燃料噴射量算出ルーチンについて説明する。S
121において、エンジンEの運転状態に基づいて演算
される燃料噴射量TAUBを算出する。燃料噴射量TA
UBは、次の式(1)で求められる。
算出する燃料噴射量算出ルーチンについて説明する。S
121において、エンジンEの運転状態に基づいて演算
される燃料噴射量TAUBを算出する。燃料噴射量TA
UBは、次の式(1)で求められる。
【0053】 TAUB=TP・FAF・α+β……………………………………(1) 但し、TPは、吸気管圧力PMとエンジン回転数に応じ
て算出される基本燃料噴射量、FAFは、酸素センサ1
8の出力信号に基づいて目標空燃比に制御するためのフ
ィードバック補正係数である。また、α,βは、吸気温
やエンジン水温,加減速等に応じた補正係数である。
て算出される基本燃料噴射量、FAFは、酸素センサ1
8の出力信号に基づいて目標空燃比に制御するためのフ
ィードバック補正係数である。また、α,βは、吸気温
やエンジン水温,加減速等に応じた補正係数である。
【0054】燃料噴射量TAUBを求めたら次のS12
2に移行する。S122では燃料噴射が実行されている
かあるいは燃料噴射が停止されているかを判定するため
に、燃料噴射停止実行フラグxfctauが、0である
か1であるかを判定する。
2に移行する。S122では燃料噴射が実行されている
かあるいは燃料噴射が停止されているかを判定するため
に、燃料噴射停止実行フラグxfctauが、0である
か1であるかを判定する。
【0055】燃料噴射停止実行フラグxfctauが1
のときは、燃料噴射が停止されていることから肯定判定
してS128へ進み、そこで燃料噴射を停止させた後の
負荷変動の大きさを検出すべく燃料噴射量TAUに演算
燃料噴射量TAUBを設定する。
のときは、燃料噴射が停止されていることから肯定判定
してS128へ進み、そこで燃料噴射を停止させた後の
負荷変動の大きさを検出すべく燃料噴射量TAUに演算
燃料噴射量TAUBを設定する。
【0056】燃料噴射停止実行フラグxfctauが1
でないときは、否定判定してS123へ進む。S123
では、燃料噴射を復帰してからの経過時間が所定期間、
例えば10秒以内にあるか否かを判定する。この所定時
間はハンチング現象を防止するのに必要とされる時間で
あり、車輛の種類によって適宜設定される。所定時間以
内であれば肯定判定してS124へ進み、そうでなけれ
ば否定判定してS128へ進む。否定判定された場合
は、ドライバビリティの悪化がもはや懸念される心配は
ない。そのため、なまし値TAUBSMで燃料噴射をす
る必要がないので、S128で燃料噴射量TAUに演算
燃料噴射量TAUBを設定する。
でないときは、否定判定してS123へ進む。S123
では、燃料噴射を復帰してからの経過時間が所定期間、
例えば10秒以内にあるか否かを判定する。この所定時
間はハンチング現象を防止するのに必要とされる時間で
あり、車輛の種類によって適宜設定される。所定時間以
内であれば肯定判定してS124へ進み、そうでなけれ
ば否定判定してS128へ進む。否定判定された場合
は、ドライバビリティの悪化がもはや懸念される心配は
ない。そのため、なまし値TAUBSMで燃料噴射をす
る必要がないので、S128で燃料噴射量TAUに演算
燃料噴射量TAUBを設定する。
【0057】S124では、スロットル開度TAが所定
値a以下かどうかを判定する。そうであれば、肯定判定
してS125へ進み、スロットル開度TAが所定値aよ
りも大きければ否定判定してS128へ進む。S124
は、加速応答性を向上させるための条件であり、スロッ
トル開度TAが所定値aを越えると運転者が加速を要求
しているものと判断する。このため、否定判定のときは
S128で燃料噴射量TAUに演算燃料噴射量TAUB
を設定する。加速をするのに、S126で求めるなまし
値TAUBSMで燃料噴射をするには出力が十分でない
からである。
値a以下かどうかを判定する。そうであれば、肯定判定
してS125へ進み、スロットル開度TAが所定値aよ
りも大きければ否定判定してS128へ進む。S124
は、加速応答性を向上させるための条件であり、スロッ
トル開度TAが所定値aを越えると運転者が加速を要求
しているものと判断する。このため、否定判定のときは
S128で燃料噴射量TAUに演算燃料噴射量TAUB
を設定する。加速をするのに、S126で求めるなまし
値TAUBSMで燃料噴射をするには出力が十分でない
からである。
【0058】S125では、吸気管圧力(絶対圧)PM
が所定値b以下かどうかを判定する。そうであれば、肯
定判定してS126へ進み、吸気管圧力(絶対圧)PM
が所定値bよりも大きければ否定判定してS128へ進
む。S125は、運転状態を判定するために設けた条件
であり、吸気管圧力(絶対圧)PMが所定値bを越えた
場合には、もはや低負荷状態でないと判定される。エン
ジン負荷は、吸気管圧力によって定まるからである。し
たがって、その場合は、S128で燃料噴射量TAUに
演算燃料噴射量TAUBを設定する。
が所定値b以下かどうかを判定する。そうであれば、肯
定判定してS126へ進み、吸気管圧力(絶対圧)PM
が所定値bよりも大きければ否定判定してS128へ進
む。S125は、運転状態を判定するために設けた条件
であり、吸気管圧力(絶対圧)PMが所定値bを越えた
場合には、もはや低負荷状態でないと判定される。エン
ジン負荷は、吸気管圧力によって定まるからである。し
たがって、その場合は、S128で燃料噴射量TAUに
演算燃料噴射量TAUBを設定する。
【0059】S126では、演算燃料噴射量TAUB
(以下「今回TAUB」という。)をなまし処理して得
た燃料噴射量、すなわちなまし値TAUBSMを算出す
る。なまし値TAUBSMの算出にあたっては、燃料噴
射復帰時点にて演算され保持されるなまし係数N、前回
燃料噴射量TAUおよび今回演算燃料噴射量TAUBが
用いられ、次の(2)式で求められる。
(以下「今回TAUB」という。)をなまし処理して得
た燃料噴射量、すなわちなまし値TAUBSMを算出す
る。なまし値TAUBSMの算出にあたっては、燃料噴
射復帰時点にて演算され保持されるなまし係数N、前回
燃料噴射量TAUおよび今回演算燃料噴射量TAUBが
用いられ、次の(2)式で求められる。
【0060】 TAUBSM={(N−1)・前回TAU+今回TAUB}/N……(2) なまし値TAUBSMを求めた後は、S127へ移行す
る。S127では、燃料噴射量TAUになまし値TAU
BSMを設定し、このルーチンを終了する。この場合、
S122で否定判定したことにより燃料噴射を復帰させ
てからS123で所定時間(所定期間)が経過するまで
は、図3の燃料噴射制御ルーチンで述べたS100にお
いて、燃料噴射量TAUとしてなまし値TAUBSMが
燃料噴射停止判定値ETAUMNと比較されることにな
り、この比較により燃料噴射を続行するかどうかが判定
される。
る。S127では、燃料噴射量TAUになまし値TAU
BSMを設定し、このルーチンを終了する。この場合、
S122で否定判定したことにより燃料噴射を復帰させ
てからS123で所定時間(所定期間)が経過するまで
は、図3の燃料噴射制御ルーチンで述べたS100にお
いて、燃料噴射量TAUとしてなまし値TAUBSMが
燃料噴射停止判定値ETAUMNと比較されることにな
り、この比較により燃料噴射を続行するかどうかが判定
される。
【0061】S128では、図3の燃料噴射制御ルーチ
ンで述べたS100において、燃料噴射量TAUとして
演算燃料噴射量TAUBが燃料噴射停止判定値ETAU
MNと比較することになり、この比較により燃料噴射を
続行するかどうかが判定される。
ンで述べたS100において、燃料噴射量TAUとして
演算燃料噴射量TAUBが燃料噴射停止判定値ETAU
MNと比較することになり、この比較により燃料噴射を
続行するかどうかが判定される。
【0062】なお、車輛が高速低負荷で走行しているか
否かの判定が必要であるが、説明を簡単にするためにこ
こでは省略してある。その判定には、回転数センサ2
0、車速センサ22等による検出値が判断材料とされ
る。
否かの判定が必要であるが、説明を簡単にするためにこ
こでは省略してある。その判定には、回転数センサ2
0、車速センサ22等による検出値が判断材料とされ
る。
【0063】以上示した構成のうち、運転状態検出手段
としての各センサ15〜22と、燃料噴射手段としての
インジェクタ8A〜8Dと、燃料噴射量演算手段、燃料
制御手段、なまし処理手段およびなまし値続行判定手段
としてのCPU24とを備えたものが、本発明に係る内
燃機関の燃料噴射制御装置である。 <実施形態の作用効果>次に、このような内燃機関の燃
料噴射制御装置の作用効果について説明する。
としての各センサ15〜22と、燃料噴射手段としての
インジェクタ8A〜8Dと、燃料噴射量演算手段、燃料
制御手段、なまし処理手段およびなまし値続行判定手段
としてのCPU24とを備えたものが、本発明に係る内
燃機関の燃料噴射制御装置である。 <実施形態の作用効果>次に、このような内燃機関の燃
料噴射制御装置の作用効果について説明する。
【0064】内燃機関の燃料噴射制御装置では、燃料噴
射量演算手段が吸気圧センサ15や、吸気温センサ16
等の運転状態検出手段の検出値に応じてインジェクタ8
A〜8Dから噴射される燃料噴射量の演算量TAUBを
なまし処理していわゆるなまし値と呼ばれる鈍化された
燃料噴射量TAUBSMに変更する。そして、このなま
し値TAUBSMで燃料噴射を一旦行った後、なまし値
続行判定手段であるCPU24で、前記なまし値に基づ
いた燃料噴射量TAUBSMでの燃料噴射の続行が好ま
しいかどうかを判定する。
射量演算手段が吸気圧センサ15や、吸気温センサ16
等の運転状態検出手段の検出値に応じてインジェクタ8
A〜8Dから噴射される燃料噴射量の演算量TAUBを
なまし処理していわゆるなまし値と呼ばれる鈍化された
燃料噴射量TAUBSMに変更する。そして、このなま
し値TAUBSMで燃料噴射を一旦行った後、なまし値
続行判定手段であるCPU24で、前記なまし値に基づ
いた燃料噴射量TAUBSMでの燃料噴射の続行が好ま
しいかどうかを判定する。
【0065】このため、ハンチング現象の引金となる燃
料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動の大き
さに応じて、燃料噴射停止判定値ETAUMN以下での
最小の燃料噴射量と燃料噴射復帰判定値ETAUH以上
になったときの最大の燃料噴射量との差Aに基づいて定
まるなまし係数Nを用いて燃料噴射量TAUをなまし処
理し、負荷変動に対して鈍化された燃料噴射量のなまし
値TAUBSMを得るように設定しておけば、図6に示
すように、燃料噴射停止実行フラグxfctauが一度
ONされた後は、燃料噴射停止判定値ETAUMNと燃
料噴射復帰判定値ETAUHとの間で、それらの判定値
になまし値TAUBSMが振れないように緩やかに振幅
する。したがって、ヒステリシスHYSが小さくてもハ
ンチング現象を引き起こさない。
料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動の大き
さに応じて、燃料噴射停止判定値ETAUMN以下での
最小の燃料噴射量と燃料噴射復帰判定値ETAUH以上
になったときの最大の燃料噴射量との差Aに基づいて定
まるなまし係数Nを用いて燃料噴射量TAUをなまし処
理し、負荷変動に対して鈍化された燃料噴射量のなまし
値TAUBSMを得るように設定しておけば、図6に示
すように、燃料噴射停止実行フラグxfctauが一度
ONされた後は、燃料噴射停止判定値ETAUMNと燃
料噴射復帰判定値ETAUHとの間で、それらの判定値
になまし値TAUBSMが振れないように緩やかに振幅
する。したがって、ヒステリシスHYSが小さくてもハ
ンチング現象を引き起こさない。
【0066】なお、図6の比較例として図7にハンチン
グしている場合を示す。図7では、燃料噴射停止実行フ
ラグxfctauがONされた後は、燃料噴射量TAU
が、燃料噴射停止判定値ETAUMNと燃料噴射復帰判
定値ETAUHとの間で、激しく振幅を繰り返すため、
ハンチング現象が生じていることがわかる。
グしている場合を示す。図7では、燃料噴射停止実行フ
ラグxfctauがONされた後は、燃料噴射量TAU
が、燃料噴射停止判定値ETAUMNと燃料噴射復帰判
定値ETAUHとの間で、激しく振幅を繰り返すため、
ハンチング現象が生じていることがわかる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
の燃料噴射制御装置によれば、ハンチング現象の引金と
なる燃料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動
の大きさに応じて定まるなまし係数を用いて燃料噴射量
のなまし処理することで、負荷変動に対して鈍化された
燃料噴射であるなまし値を得る。このなまし値は、ハン
チング現象を引き起こさないように緩やかに変化する。
したがって、なまし値を第一の設定値と比較し燃料の噴
射を続行するかどうかを判定することで、ヒステリシス
を大きくしなくてもハンチング現象の防止ができる。
の燃料噴射制御装置によれば、ハンチング現象の引金と
なる燃料噴射の停止を実行した後の内燃機関の負荷変動
の大きさに応じて定まるなまし係数を用いて燃料噴射量
のなまし処理することで、負荷変動に対して鈍化された
燃料噴射であるなまし値を得る。このなまし値は、ハン
チング現象を引き起こさないように緩やかに変化する。
したがって、なまし値を第一の設定値と比較し燃料の噴
射を続行するかどうかを判定することで、ヒステリシス
を大きくしなくてもハンチング現象の防止ができる。
【図1】・・・本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装
置を採用した多気筒エンジンの概略平面図
置を採用した多気筒エンジンの概略平面図
【図2】・・・ECUの電気的構成を示すブロック図
【図3】・・・車輛が高回転軽負荷の走行をする時の燃
料制御手段による燃料噴射制御ルーチンを説明するフロ
ーチャート
料制御手段による燃料噴射制御ルーチンを説明するフロ
ーチャート
【図4】・・・燃料噴射量TAUを求めるための燃料噴
射量算出ルーチンを説明するフローチャート
射量算出ルーチンを説明するフローチャート
【図5】・・・なまし係数を求めるためのマップ
【図6】・・・本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装
置の効果を示す図
置の効果を示す図
【図7】・・・図6との比較例を示す図
【図8】・・・従来技術の問題点を説明するための図
E…ガソリンエンジン xfctau…燃料噴射停止実行フラグ HYS…ヒステリシス N…なまし係数 M1…マップ ETAUMN…燃料噴射停止判定値(第一の設定値) ETAUH…燃料噴射復帰判定値(第二の設定値) TAU…燃料噴射量 TAUB…演算燃料噴射量 TAUBSM…なまし処理された燃料噴射量(なまし
値) 1…シリンダーブロック 2…吸気通路 3…排気通路 4…エアクリーナ 5…スロットルバルブ 6…サージタンク 7…吸気マニホールド 8A,8B,8C,8D…インジェクタ(燃料噴射手
段) 9A,9B,9C,9D…点火プラグ 11…ディストリビュータ 12…イグナイタ 13…排気マニホールド 14…触媒コンバータ 15…吸気圧センサ(運転状態検出手段) 16…吸気温センサ(運転状態検出手段) 17…スロットルセンサ(運転状態検出手段) 18…酸素センサ(運転状態検出手段) 19…水温センサ(運転状態検出手段) 20…回転数センサ(運転状態検出手段) 21…気筒判別センサ(運転状態検出手段) 22…車速センサ(運転状態検出手段) 23…電子制御装置(ECU) 24…CPU(燃料噴射量演算手段、燃料制御手段、な
まし処理手段、なまし値続行判定手段) 25…ROM 26…RAM 27…バックアップRAM 28…外部入力回路 29…外部出力回路 31…バス 符号なし…内燃機関の燃料噴射制御装置
値) 1…シリンダーブロック 2…吸気通路 3…排気通路 4…エアクリーナ 5…スロットルバルブ 6…サージタンク 7…吸気マニホールド 8A,8B,8C,8D…インジェクタ(燃料噴射手
段) 9A,9B,9C,9D…点火プラグ 11…ディストリビュータ 12…イグナイタ 13…排気マニホールド 14…触媒コンバータ 15…吸気圧センサ(運転状態検出手段) 16…吸気温センサ(運転状態検出手段) 17…スロットルセンサ(運転状態検出手段) 18…酸素センサ(運転状態検出手段) 19…水温センサ(運転状態検出手段) 20…回転数センサ(運転状態検出手段) 21…気筒判別センサ(運転状態検出手段) 22…車速センサ(運転状態検出手段) 23…電子制御装置(ECU) 24…CPU(燃料噴射量演算手段、燃料制御手段、な
まし処理手段、なまし値続行判定手段) 25…ROM 26…RAM 27…バックアップRAM 28…外部入力回路 29…外部出力回路 31…バス 符号なし…内燃機関の燃料噴射制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の機関運転状態を検出する運転
状態検出手段と、 この運転状態検出手段が検出した検出値に応じて燃料噴
射量を演算する燃料噴射量演算手段と、 この燃料噴射量演算手段が演算した燃料噴射量に基づい
て燃料噴射を行う燃料噴射手段と、 前記燃料噴射量が所定の第一の設定値以下となったとき
に前記燃料噴射手段による燃料噴射を停止させるととも
に、前記燃料噴射量が前記第一の設定値よりも大きい所
定値である第二の設定値以上となったときに前記燃料噴
射手段による燃料噴射を復帰させる燃料制御手段と、 この燃料制御手段により一旦燃料噴射を停止させた後の
前記内燃機関の負荷変動の大きさに応じて定まるなまし
係数を用いて前記燃料噴射量をなまし処理するなまし処
理手段と、 前記燃料制御手段により燃料噴射を復帰させてから所定
期間内においては、前記なまし処理手段がなまし処理し
て得た前記燃料噴射量のなまし値を前記第一の設定値と
比較することで燃料噴射を続行するかどうかを判定する
なまし値続行判定手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226733A JPH1162665A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226733A JPH1162665A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162665A true JPH1162665A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16849762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9226733A Pending JPH1162665A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232110A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP9226733A patent/JPH1162665A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232110A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
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