JPH1162848A - ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ

Info

Publication number
JPH1162848A
JPH1162848A JP9213544A JP21354497A JPH1162848A JP H1162848 A JPH1162848 A JP H1162848A JP 9213544 A JP9213544 A JP 9213544A JP 21354497 A JP21354497 A JP 21354497A JP H1162848 A JPH1162848 A JP H1162848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
sliding bearing
motor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9213544A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Umeno
隆 梅野
Taku Sato
卓 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9213544A priority Critical patent/JPH1162848A/ja
Publication of JPH1162848A publication Critical patent/JPH1162848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り軸受けとシャフトとの間における隙間を
なくし、モータの振動(騒音)を防止する。 【解決手段】 滑り軸受け19の軸受けする面及びシャ
フト17のうち滑り軸受け19と当接する面を共に、回
転子15の方向に拡がるテーパ形状にして、滑り軸受け
19が回転子15の方向に移動できるようにする。具体
的には、モータヨーク10の窓部10bと滑り軸受け1
9との当接面をネジ形状とし、滑り軸受け19をネジ締
めすることで、滑り軸受け19が回転子15の方向に移
動できるようにする。これにより、シャフト17と滑り
軸受け19との間における隙間がなくなり、モータ1の
振動(騒音)を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ液圧制御
装置用アクチュエータに関し、特にアンチロックブレー
キ装置(以下、ABS装置という)やトラクションコン
トロール装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、ABS装置用のアクチュエータ
は、シャフトを2個以上の玉軸受けで支持するようにな
っており、玉軸受けの内の少なくとも1個における外輪
にシャフト軸方向の荷重(与圧)を与えることによっ
て、玉軸受け内の隙間(転動体と外輪又は内輪の隙間)
を埋めて、玉軸受けの振動防止(騒音防止)を行ってい
る。すなわち、玉軸受けは、シャフト軸方向の荷重を受
けることができるため、上記のように玉軸受け内の隙間
を埋めることができる。
【0003】しかし、この玉軸受けが高価であるため、
2個以上の玉軸受けの内の少なくとも1つを滑り軸受け
とすることが提案されている(特開平8−74732号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2個以
上の玉軸受けの内少なくとも1つを滑り軸受けとした場
合、滑り軸受けとシャフトとの間における隙間が発生す
るため、この滑り軸受けとシャフトとの間における隙間
によってモータが振動する(騒音が発生する)という問
題がある。
【0005】本発明は上記点に鑑みたもので、シャフト
支持に用いられる軸受けとして滑り軸受けを用いる場合
に、滑り軸受けとシャフトとの間における隙間をなく
し、モータの振動(騒音)を防止することができるブレ
ーキ液圧制御用アクチュエータを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下の技術的手段を採用する。請求項1乃至3に記
載の発明においては、滑り軸受け(19)の軸受けする
面及びシャフト(17)のうち滑り軸受け(19)と当
接する面は共に、回転子(15)の方向に拡がるテーパ
形状を成しており、滑り軸受け(19)は回転子(1
5)の方向に移動可能となっていることを特徴としてい
る。
【0007】このように、滑り軸受け(19)の軸受け
する面及びシャフト(17)のうち滑り軸受け(19)
と当接する面を回転子(15)の方向に拡がるテーパ形
状とし、滑り軸受け(19)を回転子(15)の方向に
移動させれば、滑り軸受け(19)にてシャフト(1
7)に軸方向の荷重をかけることができる。これによ
り、滑り軸受け(19)とシャフト(17)との間にお
ける隙間をなくすことができ、この隙間によるモータ
(1)の振動(騒音)を防止することができる。
【0008】なお、シャフト(17)が滑り軸受け(1
9)と玉軸受け(18)で支えられている場合、玉軸受
け(18)の外輪(18b)がシャフト(17)の軸方
向に移動しないようにしておけば、滑り軸受け(19)
を移動させることによって玉軸受け(18)の間におけ
る隙間をなくすことができるため、このような場合にお
いてもモータ(1)の振動(騒音)を防止することがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明においては、シャフ
ト(17)は分割された第1シャフト(17a)と第2
シャフト(b)を一本にしたものであり、第1シャフト
(17a)に回転子(15)が配置され、第2シャフト
(17b)に偏心部(24)が配置されていることを特
徴としている。このように、分割されたシャフト(1
7)を用いた場合、ポンプ(5)から偏心部(24)を
介して第2シャフト(17b)が受ける荷重が、回転子
(15)が備えられた第1シャフト(17a)に伝わら
ないため、前記荷重によって回転子(15)は影響を受
けることなく回転することができる。このため、ポンプ
(5)からの荷重によるモータ(1)の振動をより効果
的に防止することができる。
【0010】請求項3に記載の発明においては、モータ
ヨーク(10)に備えられた窓部(10b)と滑り軸受
け(19)との当接面がネジ形状を成していて、滑り軸
受け(19)を窓部(10b)にネジ締めすることで滑
り軸受け(19)が回転子(15)の方向に移動するよ
うになっていることを特徴としている。このように、滑
り軸受け(19)をネジ形状とし、またモータヨーク
(10)に滑り軸受け(19)を挿入できるようにすれ
ば、滑り軸受け(19)をネジ締めすることによって滑
り軸受け(19)が回転子(15)の方向に移動できる
ようにすることができる。
【0011】請求項4に記載の発明においては、滑り軸
受け(19)を窓部(10b)にネジ締めするときにお
ける滑り軸受け(19)の回転トルクに基づいて、滑り
軸受け(19)の位置決め調整を行うことを特徴として
いる。このように、滑り軸受け(19)の回転トルクに
基づいて滑り軸受け(19)の位置決め調整を行えば、
滑り軸受け(19)がシャフト(17)に軸方向の荷重
をかけすぎることなく、滑り軸受け(19)とシャフト
(17)との間の隙間をなくすことができる。これによ
り、モータ(1)の耐久性等を確保することができる。
【0012】なお、請求項5に示すように、滑り軸受け
(19)をネジ締めする前の無負荷状態において回転子
(15)に流れる電流の電流値に基づいて、滑り軸受け
(19)の位置決め調整を行うようにしても請求項3と
同様の効果を得ることができる。請求項6に記載の発明
においては、滑り軸受け(19)の位置決め調整を行っ
たのちに、滑り軸受け(19)を窓部(10b)に固定
することを特徴としている。
【0013】このように、位置決め調整したのちに、滑
り軸受け(19)を窓図(20b)に固定しておけば、
滑り軸受け(19)を位置決めした場所に保持しておく
ことができ、滑り軸受け(19)とシャフト(17)と
の間の隙間をなくした状態を保持することができる。な
お、滑り軸受け(19)を窓部(10b)に固定するに
は、滑り軸受け(19)を窓部(10b)に接着した
り、モータヨーク(10)の一部をかしめることによっ
て行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1に、モータ1をABS制御用アク
チュエータに組付けたときの部分断面図を示す。
【0015】ここで、ABS制御用アクチュエータと
は、図示しないマスタシリンダとホイールシリンダとの
間を結ぶ主管路内のブレーキ液圧を増減圧制御すること
によって、車輪がロック傾向に至るのを回避する装置で
ある。具体的には、ABS制御用アクチュエータは、減
圧制御時に主管路内のブレーキ液を逃がすリザーバと、
主管路の連通・遮断を制御する増圧制御弁と、減圧制御
時に連通状態となって主管路内のブレーキ液がリザーバ
に逃がされるように制御する減圧制御弁と、リザーバ内
に蓄積されたブレーキ液をマスタシリンダ等に向けて返
流するためのポンプ5と、ポンプ駆動を行うモータ1及
び、電気配線を介して増圧制御弁や減圧制御弁及びモー
タ1への電気信号を発生する電子制御装置(以下、EC
Uという)を備えたECU基板等が、ハウジング8内に
収納されて一体形成されたものである。
【0016】ハウジング8は、第1ハウジング8aと第
2ハウジング8bとからなり、これら第1ハウジング8
aと第2ハウジング8bとがネジ締め固定されることで
一体になっている。このとき、モータ1は、第1ハウジ
ング8aに設けられた凹部に部分的に挿入されており、
第1ハウジング8aの一部をかしめたかしめ部8cによ
って第1ハウジング8aに固定されている。このよう
に、モータ1を第1ハウジング8aの凹部に挿入するこ
とによって、ABS制御用アクチュエータ全体の小型化
を図っている。
【0017】以下、モータ1の構造及び作動について具
体的に説明する。モータ1は、コップ形状のモータヨー
ク10と、少なくとも2つの永久磁石11と、コイル1
2が巻き付けられたコア13及びコイル12に電気的に
接続されたコンミュテータ14を備えた回転子15と、
コンミュテータ14と滑り接点を有するブラシ16と、
回転子15の回転軸となるシャフト17と、シャフト1
7を軸支する玉軸受け18及び滑り軸受け19とを備え
ている。
【0018】磁石11は、コア13の外周部と対向する
ように、接着剤によってモータヨーク10の内周に固定
されており、磁石11とコア13との間隔Sが一定間隔
(例えば、0.1mm程度)になるようになっている。
そして、コップ形状をしたモータヨーク10の入口と磁
石11が配された部分の間において、モータヨーク10
には切欠き(スリット)となる開口部10aが備えられ
ており、この開口部10aに第1ハウジング8aの一部
がかしめられてモータ1が第1ハウジング8aに固定さ
れている。
【0019】また、ブラシ16は、バネ16aの弾性力
によってコンミュテータ14に接触するようになってお
り、ECUからの電気信号がブラシ16及びコンミュテ
ータ14を介してコイル12に出力されるようになって
いる。なお、モータヨーク10の内周には磁石11が固
定されているが、このモータヨーク10の内周のうち磁
石11が配置されていない部分にECU基板7からの電
気信号をコイル12に出力する配線部20が配置されて
いる。この配線部20は、ブラシ16を固定すると共に
モータヨーク10の蓋の役割を果たす蓋部21と樹脂に
て一体成形されている。
【0020】シャフト17の一端は、滑り軸受け19に
よって支えられている。具体的には、滑り軸受け19の
軸受けする面(内径)及びシャフト17の滑り軸受け1
9と当接する端部が共にコア13の方向に拡がるような
テーパ形状を成しており、この滑り軸受け19のテーパ
形状の部分にてシャフト17が支えられるようになって
いる。
【0021】また、滑り軸受け19は、モータヨーク1
0の底面の中央を中空形状で突出させた窓部10bに当
接した状態で固定されている。具体的には、滑り軸受け
19の外周壁は雄ねじ形状で形成され、また窓部10b
の内周壁は雌ねじ形状で形成されていて、滑り軸受け1
9が窓部10bにネジ締めされるようになっている。そ
して、ネジ締め後、滑り軸受け19が窓部10bに接着
されて固定されている。
【0022】滑り軸受け19を窓部10bに固定する際
には、トルクレンチ等を用いることで滑り軸受け19を
ネジ締め固定するときの回転トルクを計測して、滑り軸
受け19の位置決め調整を行って、シャフト17に対す
る軸方向への荷重が所定量になるようにしている。つま
り、図2に示す回転トルクとシャフト17にかかる軸方
向の荷重との特性から示されるように、シャフト17に
かかる軸方向の荷重は回転トルクの増加に対して指数的
に増加するため、滑り軸受け19のネジ締め固定を任意
に行うとシャフト17にかかる軸方向の荷重が過大にな
ってしまう。このため、シャフト17にかかる軸方向の
荷重が所定値(例えば、10kgf程度)になるように
トルクレンチの値を設定しておくことで、玉軸受けの耐
久性等を確保している。
【0023】一方、シャフト17の他端は、玉軸受け1
8によって支えられている。この玉軸受け18の内輪1
8aはシャフト17に固定されており、外輪18bは蓋
部21に形成された段差部21aによって係止されてい
る。そして、上述のように、シャフト17に対して軸方
向に荷重がかかっているため、玉軸受け18の内輪18
aは荷重された方向に移動するが、蓋部21で係止され
た外輪18bは荷重された方向に移動できないため、内
輪18aと外輪18bとを転動体18cに対して相対的
に反対方向に押し付けられる。これにより、玉軸受け1
8内における隙間、つまり内輪18aと外輪18bによ
って隙間をなくすことができる。さらに、滑り軸受け1
9をテーパ形状にして、このテーパ形状の部分でシャフ
ト17に軸方向の荷重をかけているため滑り軸受け19
とシャフト17との間における隙間も無くすことができ
る。
【0024】また、シャフト17には、玉軸受けからな
るカム(偏心部)24が偏心した状態で配置されてお
り、このカム24の偏心回転によりポンプ5を駆動する
ようになっている。このように構成されたモータ1が、
ECUからの電気信号により駆動される。つまり、EC
Uからの電気信号に基づいてコイル12に電流が流さ
れ、このコイル12に流れる電流と磁石11による磁力
によってコアを回転させると共に、シャフト17及びカ
ム24を回転させる。
【0025】そして、カム24の回転運動によってポン
プ5におけるプランジャ5aがピストン運動を行い、ポ
ンプ5がリザーバ内のブレーキ液を吸引し、マスタシリ
ンダ等に向けて吐出するようになっている。このカム2
4を回転させるに際し、シャフト17を回転させるが、
この回転するシャフト17を玉軸受け18が軸支してい
るため、玉軸受け18の内輪18bはシャフト17と共
に回転する。
【0026】このとき、上述したように、滑り軸受け1
9の内周をテーパ形状として、シャフト17に対して軸
方向に荷重をかけて玉軸受け18内における隙間及び、
滑り軸受け19とシャフト17の間における隙間をなく
しているため、シャフト17が回転する際においてもシ
ャフト17の振動、ひいてはABS制御時におけるモー
タ1の振動を防止することができる。
【0027】そして、シャフト17にかける軸方向の荷
重の大きさを滑り軸受け18のネジ締め固定の回転トル
クによって計測して行っているため、玉軸受け18の耐
久性等の問題も解消することができる。なお、ポンプ5
における衝撃荷重はシャフト17、さらにはシャフト1
7を介して玉軸受け18にかかる。このポンプ5ではブ
レーキ液の吸引・吐出を行っているために玉軸受け18
にかかる上記衝撃荷重は特に大きなものとなり、仮に玉
軸受け18内における隙間や滑り軸受け19とシャフト
17との間における隙間をなくさなければ、シャフト1
8の振動(騒音)は非常に大きなものになる。このた
め、本実施形態に示すように玉軸受け18内における隙
間や滑り軸受け19とシャフト17との間における隙間
をなくすことは特に有効である。
【0028】(第2実施形態)第2実施形態におけるモ
ータ1を第1ハウジング8aに組付けたとき場合を図3
に示す。第1実施形態ではシャフト17の一端を玉軸受
け18で支えて他端を滑り軸受け19で支えるようにし
ているが、本実施形態ではシャフト17の両端共に滑り
軸受けで支えるようにしている。なお、本実施形態にお
けるモータ1の構成は概ね第1実施形態と同様であるた
め、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0029】図3に示すように、コンミュテータ14と
カム24との間において滑り軸受け30が設けられてお
り、この滑り軸受け30と滑り軸受け19によってシャ
フト17が支えられている。滑り軸受け30は、蓋部2
1に固定されており、軸受けする面(内径)がコア13
の方向に拡がるようなテーパ形状を成している。また、
この滑り軸受け30の形状に合わせてシャフト17のう
ち滑り軸受け30と当接する面はテーパ形状で形成され
ている。
【0030】このように、シャフト17の両側を滑り軸
受け19及び滑り軸受け30で支える場合には、滑り軸
受け19及び滑り軸受け30の軸受けする面が共にコア
13の方向に拡がるようなテーパ形状とすることで、滑
り軸受け30にてシャフト17に軸方向の荷重をかけた
ときに滑り軸受け19及び滑り軸受け30でシャフト1
7を軸方向に押さえ込むことができるため、滑り軸受け
19及び滑り軸受け30とシャフト17との間における
隙間をなくすことができる。これにより、第1実施形態
と同様にシャフト17の振動、ひいてはABS制御時に
おけるモータ1の振動を防止することができる。
【0031】なお、本実施形態では、カム24に内輪2
4aが偏心したものを用いることによってカム24が偏
心回転するような構成を採用している。 (第3実施形態)第3実施形態におけるモータ1を第1
ハウジング8aに組付けたとき場合を図3に示す。第2
実施形態では分割されていない1部位からなるシャフト
を用いた構成としているが、本実施形態では2部位に分
割されたシャフトを用いた構成を採用している。なお、
本実施形態におけるモータ1の構成は概ね第1実施形態
と同様であるため、第1実施形態と異なる点についての
み説明する。
【0032】図4に示すように、シャフト17は2部位
に分割されており、コア13及びコンミュテータ14の
軸となる第1シャフト17aと、カム24の軸となる第
2シャフト17bで構成されており、これら第1シャフ
ト17aと第2シャフト17bがそれぞれの端部で締結
されて一本のシャフト17となっている。このように、
シャフト17を分割した場合、第2シャフト17bにか
かるポンプ5による荷重が第1シャフト17aに伝わら
ないようにすることができる。具体的には、ポンプ5に
よる荷重によって第2シャフト17bにたわみが発生す
るが、このたわみがシャフト17を分割することによっ
て第1シャフト17aに伝わらなくすることができる。
つまり、第1シャフト17a側に配されたコア13等に
たわみが伝わらなくなり、より効果的にモータ1の振動
を防止することができる。
【0033】このように分割されたシャフト17の軸受
けについて詳細に説明する。第1シャフト17aの両端
は、滑り軸受け19と滑り軸受け40で支えられてい
る。滑り軸受け40は、蓋部21に固定されており、軸
受けする面(内径)がコア13の方向に拡がるようなテ
ーパ形状を成している。また、この滑り軸受け40の形
状に合わせてシャフト17のうち滑り軸受け40と当接
する面はテーパ形状で形成されている。
【0034】また、第2シャフト17bの両端は、玉軸
受け41と滑り軸受け42で支えられている。玉軸受け
41はカム24と滑り軸受け40との間に配されてお
り、第1ハウジング8aの凹部内に設けられた段差部8
dによってシャフト軸方向に移動できないように係止さ
れている。また滑り軸受け42は第1ハウジング8aに
形成された凹部で固定されている。
【0035】そして、滑り軸受け19及び滑り軸受け3
0の軸受けする面を共にコア13の方向に拡がるような
テーパ形状とすることで、滑り軸受け19のネジ締め固
定の際に滑り軸受け19及び滑り軸受け40とシャフト
17との間における隙間をなくすことができるようにな
っている。一方、第1シャフト17aと第2シャフト1
7bとは一本のシャフト17となっているため、滑り軸
受け19のネジ締め固定による第1シャフト17aの移
動に伴って第2シャフト17bもシャフト17の軸方向
に移動する。このため、玉軸受け41の内輪41aがシ
ャフト17の軸方向に移動する。このとき、玉軸受け4
1の外輪41bは段差部8dによって係止されているた
め、内輪41aと外輪41bは転動体41cに対して相
対的に反対方向に押しつけられ、玉軸受け41内におけ
る隙間をなくすことができる。
【0036】このように、シャフト17と玉軸受け41
や滑り軸受け19、40との間における隙間をなくして
いるめ、上述実施形態と同様にモータ1の振動防止を行
うことができる。そしてさらに、本実施形態において
は、シャフト17を分割して、ポンプ5の荷重によるた
わみがコア13等に伝わることを防止しているため、よ
り効果的にモータ1の振動を防止することができる。
【0037】(他の実施形態)上記実施形態では、ネジ
締め時における滑り軸受け19の回転トルクに基づい
て、滑り軸受け19の位置決め調整を行っているが、ネ
ジ締め前の無負荷状態において、コイル12(回転子1
5)に流れる電流をでの無負荷電流とし、この無負荷電
流値をトリガとして上記位置決め調整を行ってもよい。
【0038】また、上記実施形態では、位置決め調整後
に滑り軸受け19を窓部10bに接着固定しているが、
モータヨーク10の一部をかしめることで滑り軸受け1
9を窓部10bにかしめ固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるモータをハウジングに組
付けたときの半断面図である。
【図2】滑り軸受けを窓部にネジ締めする際における回
転トルク−荷重特性を示す図である。
【図3】第2実施形態におけるモータをハウジングに組
付けたときの半断面図である。
【図4】第3実施形態におけるモータをハウジングに組
付けたときの半断面図である。
【符号の説明】
1…モータ、8a…第1ハウジング、8b…第2ハウジ
ング、10…モータヨーク、10b…窓部、11…磁
石、12…コイル、13…コア、14…コンミュテー
タ、15…回転子、16…ブラシ、17…シャフト、1
8…玉軸受け、18a…内輪、18b…外輪、18c…
転動体、19…滑り軸受け、24…カム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子(15)と、この回転子(15)
    の回転軸となるシャフト(17)とを有したモータ
    (1)と、 前記シャフト(17)の回転に伴って偏心した状態で回
    転する偏心部(24)とを備え、 前記偏心部(24)の回転によってハウジング(8)内
    に設けられたポンプ(5)を駆動してブレーキ液の吸
    引、吐出を行い、ブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧
    制御用アクチュエータにおいて、 前記シャフト(17)は、少なくとも1つの滑り軸受け
    (19)によって支持されており、 この滑り軸受け(19)の軸受けする面及び前記シャフ
    ト(17)のうち前記滑り軸受け(19)と当接する面
    は共に、前記回転子(15)の方向に拡がるテーパ形状
    を成しており、 前記滑り軸受け(19)は、前記回転子(15)の方向
    に移動可能となっていることを特徴とするブレーキ液圧
    制御用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記シャフト(17)は、分割された第
    1シャフト(17a)と第2シャフト(b)を一本にし
    たものであり、 前記第1シャフト(17a)に回転子(15)が配置さ
    れており、 前記第2シャフト(17b)に偏心部(24)が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ液
    圧制御用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記モータ(1)は、該モータのケース
    となるモータヨーク(10)を有し、 このモータヨーク(10)には、前記滑り軸受け(1
    9)を挿入できる窓部(10b)が備えられており、 この窓部(10b)と前記滑り軸受け(19)との当接
    面がネジ形状を成していて、前記滑り軸受け(19)を
    前記窓部(10b)にネジ締めすることで前記滑り軸受
    け(19)が前記回転子(15)の方向に移動するよう
    になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ブレーキ液圧制御用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のブレーキ液圧制御用ア
    クチュエータにおける滑り軸受けの位置決め方法であっ
    て、 前記滑り軸受け(19)を前記窓部(10b)にネジ締
    めするときにおける該滑り軸受け(19)の回転トルク
    に基づいて、該滑り軸受け(19)の位置決め調整を行
    うことを特徴とする滑り軸受けの位置決め方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のブレーキ液圧制御用ア
    クチュエータにおける滑り軸受けの位置決め方法であっ
    て、 前記滑り軸受け(19)をネジ締めする前の無負荷状態
    において前記回転子(15)に流れる電流の電流値に基
    づき、前記滑り軸受け(19)の位置決め調整を行うこ
    とを特徴とする滑り軸受けの位置決め方法。
  6. 【請求項6】 前記滑り軸受け(19)の位置決め調整
    を行ったのちに、前記滑り軸受け(19)を前記窓部
    (10b)に固定することを特徴とする請求項4又は5
    に記載の滑り軸受けの位置決め方法。
JP9213544A 1997-08-07 1997-08-07 ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ Pending JPH1162848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9213544A JPH1162848A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9213544A JPH1162848A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1162848A true JPH1162848A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16640961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9213544A Pending JPH1162848A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1162848A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103775298A (zh) * 2014-02-24 2014-05-07 余文凌 径向柱塞式深水潜水泵
US10253903B2 (en) 2016-06-23 2019-04-09 Pacific Industrial Co., Ltd. Motor-operated valve

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103775298A (zh) * 2014-02-24 2014-05-07 余文凌 径向柱塞式深水潜水泵
US10253903B2 (en) 2016-06-23 2019-04-09 Pacific Industrial Co., Ltd. Motor-operated valve

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813748B2 (ja) 液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプユニット
US6182350B1 (en) Electric motor for driving a piston pump and method of assembly
KR20010020196A (ko) 펌프 유닛
JP2004210017A (ja) 電動油圧式パワーステアリング装置
JPH08219010A (ja) ピストンポンプ
EP1038745A2 (en) Pump actuation motor for automotive antilock brake system
US6420811B1 (en) Electrical unit
US6099190A (en) Apparatus for facilitating securing a component to a stationary bracket
JPH1162848A (ja) ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ
CA2211488A1 (en) Armature shaft support structure for use in an electric motor
JP3931388B2 (ja) ブレーキ液圧制御装置用アクチュエータ
CN115003574B (zh) 液压机组和用于安装液压机组的方法
US12206312B2 (en) Motor and manufacturing method of the same
JPH1148928A (ja) ブレーキ液圧制御用アクチュエータ
JP3027051B2 (ja) 電動ポンプ
JPH06185454A (ja) プランジャポンプ
JP3764600B2 (ja) 車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータ
JP3885399B2 (ja) スピンドルモータ
JPH10297472A (ja) ブレーキ装置
JP2596553Y2 (ja) アンチスキッド装置のアクチュエータ
JP3758888B2 (ja) ブレーキ液圧制御装置用モータ
JP2002005205A (ja) スプリングクローズ型電磁ブレーキ及びその電磁ブレーキ内蔵型モータ
JPH08282471A (ja) 電動ポンプ
JP2000278925A (ja) 車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータ
JP2000175412A (ja) モータのブラシ装置