JPH1163092A - 可変防振支承装置 - Google Patents
可変防振支承装置Info
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- JPH1163092A JPH1163092A JP23009097A JP23009097A JPH1163092A JP H1163092 A JPH1163092 A JP H1163092A JP 23009097 A JP23009097 A JP 23009097A JP 23009097 A JP23009097 A JP 23009097A JP H1163092 A JPH1163092 A JP H1163092A
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- variable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、既存の部品を用いて可変防振
支承装置の故障や吸気通路の詰まり等を検出することが
できる技術を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の可変防振支承装置は、内燃機関
の吸気系に発生する吸気負圧の導入と大気圧の導入とを
切り換えることにより防振特性を変更する可変防振支承
手段と、前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸気量検
出手段と、前記可変防振支承手段の動作時に前記吸気量
検出手段が検出した値に基づいて前記可変防振支承手段
の異常を判定する異常判定手段とを備えることを特徴と
する。
支承装置の故障や吸気通路の詰まり等を検出することが
できる技術を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の可変防振支承装置は、内燃機関
の吸気系に発生する吸気負圧の導入と大気圧の導入とを
切り換えることにより防振特性を変更する可変防振支承
手段と、前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸気量検
出手段と、前記可変防振支承手段の動作時に前記吸気量
検出手段が検出した値に基づいて前記可変防振支承手段
の異常を判定する異常判定手段とを備えることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等において
内燃機関等を車体側へ架装する際、内燃機関の振動を車
体側へ伝達させないよう支承する防振支承装置におい
て、特に内燃機関等の振動状態に応じて防振特性を変化
させる可変防振支承装置に関する。
内燃機関等を車体側へ架装する際、内燃機関の振動を車
体側へ伝達させないよう支承する防振支承装置におい
て、特に内燃機関等の振動状態に応じて防振特性を変化
させる可変防振支承装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等では、内燃機関を車体側に懸架
する際、内燃機関の振動を車体側へ伝達させないように
支承する防振支承装置が用いられる。このような防振支
承装置としては、特開平6−137361号公報等に記
載された液体封入防振装置が知られている。このような
液体封入防振装置は、変位可能なダイヤフラムで隔てら
れた液体封入室と減圧室とを備えるとともに、前記液体
封入室とオリフィスを介して連通された主液室を備え
る。そして、前記減圧室には、内燃機関の吸気通路のス
ロットル弁より下流に接続された吸気負圧通路と、前記
吸気通路のスロットル弁より上流に接続された大気圧通
路とが三方切換弁を介して接続される。
する際、内燃機関の振動を車体側へ伝達させないように
支承する防振支承装置が用いられる。このような防振支
承装置としては、特開平6−137361号公報等に記
載された液体封入防振装置が知られている。このような
液体封入防振装置は、変位可能なダイヤフラムで隔てら
れた液体封入室と減圧室とを備えるとともに、前記液体
封入室とオリフィスを介して連通された主液室を備え
る。そして、前記減圧室には、内燃機関の吸気通路のス
ロットル弁より下流に接続された吸気負圧通路と、前記
吸気通路のスロットル弁より上流に接続された大気圧通
路とが三方切換弁を介して接続される。
【0003】このように構成された液体封入防振装置で
は、三方切換弁にて吸気負圧通路と前記減圧室とが連通
されると、前記吸気通路で発生した吸気負圧が前記減圧
室に導入され、前記減圧室内の大気が前記吸気負圧通路
を経て前記吸気通路へと吸い出される。このとき、前記
減圧室が負圧となり、前記ダイヤフラムが前記減圧室の
壁面に密着し、その動きが規制される。この結果、前記
液体封入室の容積が一定となり、主液室と液体封入室と
の間で液体の移動が抑制されるため、液体封入防振装置
の動バネ定数が高くなる。
は、三方切換弁にて吸気負圧通路と前記減圧室とが連通
されると、前記吸気通路で発生した吸気負圧が前記減圧
室に導入され、前記減圧室内の大気が前記吸気負圧通路
を経て前記吸気通路へと吸い出される。このとき、前記
減圧室が負圧となり、前記ダイヤフラムが前記減圧室の
壁面に密着し、その動きが規制される。この結果、前記
液体封入室の容積が一定となり、主液室と液体封入室と
の間で液体の移動が抑制されるため、液体封入防振装置
の動バネ定数が高くなる。
【0004】また、前記三方切換弁にて前記大気圧通路
と前記減圧室とが連通されると、前記吸気通路内の大気
が前記減圧室に導入される。このとき、前記減圧室が大
気圧となり、前記ダイヤフラムが変位自在となる。この
結果、前記液体封入室の容積が可変となり、主液室と液
体封入室との間で液体が速やかに移動可能になるので、
液体封入防振装置の動バネ定数が低くなる。
と前記減圧室とが連通されると、前記吸気通路内の大気
が前記減圧室に導入される。このとき、前記減圧室が大
気圧となり、前記ダイヤフラムが変位自在となる。この
結果、前記液体封入室の容積が可変となり、主液室と液
体封入室との間で液体が速やかに移動可能になるので、
液体封入防振装置の動バネ定数が低くなる。
【0005】このように前記減圧室への吸気負圧導入と
大気圧導入とを切り換えることにより所望の防振特性を
実現することができる。すなわち、車両の運転状態に応
じて変化する振動特性に適応した防振特性を実現すべく
前記減圧室への吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換え
ることにより、種々の振動に適応した防振特性を実現す
ることができ、ドライバリティの向上を図ることができ
る。
大気圧導入とを切り換えることにより所望の防振特性を
実現することができる。すなわち、車両の運転状態に応
じて変化する振動特性に適応した防振特性を実現すべく
前記減圧室への吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換え
ることにより、種々の振動に適応した防振特性を実現す
ることができ、ドライバリティの向上を図ることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような可変式
の防振支承装置では、吸気負圧通路や大気圧通路等が詰
まった場合は、吸気負圧通路や大気圧通路内の流量が減
少するため、減圧室に対する吸気負圧導入量もしくは大
気圧導入量が減少し、所望の防振特性を実現することが
できない。
の防振支承装置では、吸気負圧通路や大気圧通路等が詰
まった場合は、吸気負圧通路や大気圧通路内の流量が減
少するため、減圧室に対する吸気負圧導入量もしくは大
気圧導入量が減少し、所望の防振特性を実現することが
できない。
【0007】また、吸気負圧導入と大気圧導入とを切り
換える機構(例えば、三方切換弁)が故障した場合は、
減圧室に対する吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換え
ることができず、防振支承装置を所望の防振特性とする
ことができない。
換える機構(例えば、三方切換弁)が故障した場合は、
減圧室に対する吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換え
ることができず、防振支承装置を所望の防振特性とする
ことができない。
【0008】さらに、通常の支承装置により支承される
内燃機関のアイドル回転数は、アイドル振動が低くなる
回転域に設定されるが、可変防振支承装置により支承さ
れる内燃機関のアイドル回転数は、可変防振支承装置に
よる防振効果を見込んで、通常の支承装置により支承さ
れる内燃機関より低い回転域に設定されるため、吸気負
圧通路や大気圧通路等の詰まり、もしくは吸気負圧導入
と大気圧導入とを切り換える機構の故障等により所望の
防振効果が得られなくなると、アイドル振動が悪化す
る。
内燃機関のアイドル回転数は、アイドル振動が低くなる
回転域に設定されるが、可変防振支承装置により支承さ
れる内燃機関のアイドル回転数は、可変防振支承装置に
よる防振効果を見込んで、通常の支承装置により支承さ
れる内燃機関より低い回転域に設定されるため、吸気負
圧通路や大気圧通路等の詰まり、もしくは吸気負圧導入
と大気圧導入とを切り換える機構の故障等により所望の
防振効果が得られなくなると、アイドル振動が悪化す
る。
【0009】このような問題に対し、各通路を流れる空
気量を検出するセンサ等を設け、吸気負圧通路や大気圧
通路等の詰まりや吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換
える機構の故障を検出する方法が考えれるが、センサを
取り付けるスペースの確保や取付コストの増加等、種々
の弊害がある。
気量を検出するセンサ等を設け、吸気負圧通路や大気圧
通路等の詰まりや吸気負圧導入と大気圧導入とを切り換
える機構の故障を検出する方法が考えれるが、センサを
取り付けるスペースの確保や取付コストの増加等、種々
の弊害がある。
【0010】本発明は、前記した問題に鑑みてなされた
ものであり、可変式の防振支承装置において、吸気負圧
導入と大気圧導入とを切り換える機構の故障や吸気負圧
通路や大気圧通路の詰まり等を、既存の部品を用いて検
出する技術を提供することを目的とする。
ものであり、可変式の防振支承装置において、吸気負圧
導入と大気圧導入とを切り換える機構の故障や吸気負圧
通路や大気圧通路の詰まり等を、既存の部品を用いて検
出する技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために以下のような手段を採用した。すなわ
ち、本発明にかかる可変防振支承装置は、内燃機関の吸
気系に発生する吸気負圧の導入と大気圧の導入とを切り
換えることにより防振特性を変更する可変防振支承手段
と、前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸気量検出手
段と、前記可変防止支承装置の動作時に前記吸気量検出
手段が検出した値に基づいて前記可変防振支承手段の異
常を判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とす
る。
を解決するために以下のような手段を採用した。すなわ
ち、本発明にかかる可変防振支承装置は、内燃機関の吸
気系に発生する吸気負圧の導入と大気圧の導入とを切り
換えることにより防振特性を変更する可変防振支承手段
と、前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸気量検出手
段と、前記可変防止支承装置の動作時に前記吸気量検出
手段が検出した値に基づいて前記可変防振支承手段の異
常を判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】このように構成された可変防振支承装置で
は、吸気負圧導入と大気圧導入との切り換えを行うこと
により所望の防振特性を実現する。そして、可変防振支
承手段に大気圧を導入した後に吸気負圧を導入した場
合、可変防振支承手段内の大気が内燃機関の吸気系へ流
れるので、内燃機関の吸入空気量が増加する。
は、吸気負圧導入と大気圧導入との切り換えを行うこと
により所望の防振特性を実現する。そして、可変防振支
承手段に大気圧を導入した後に吸気負圧を導入した場
合、可変防振支承手段内の大気が内燃機関の吸気系へ流
れるので、内燃機関の吸入空気量が増加する。
【0013】しかし、可変防振支承手段における吸気負
圧導入経路や大気圧導入経路等の詰まりが発生した場合
は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる大気の量は、
正常時より少なくなる。
圧導入経路や大気圧導入経路等の詰まりが発生した場合
は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる大気の量は、
正常時より少なくなる。
【0014】また、可変防振支承手段自体の動作不良が
発生した場合は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる
大気の量は、正常時より少なくなるか、あるいは正常時
より多くなる。
発生した場合は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる
大気の量は、正常時より少なくなるか、あるいは正常時
より多くなる。
【0015】そこで、本発明の異常判定手段は、可変防
振支承手段動作時に前記吸気量検出手段が検出した値を
参照し、正常時のように吸入空気量が増加しているか否
かを判別することにより、可変防振支承手段の異常を検
出する。
振支承手段動作時に前記吸気量検出手段が検出した値を
参照し、正常時のように吸入空気量が増加しているか否
かを判別することにより、可変防振支承手段の異常を検
出する。
【0016】このように異常判定手段は、燃料噴射量を
決定するパラメータとしての吸入空気量を検出する手段
を用いて異常判定を行うため、吸気負圧導入経路や大気
圧導入経路に専用のセンサを新たに設ける必要がない。
決定するパラメータとしての吸入空気量を検出する手段
を用いて異常判定を行うため、吸気負圧導入経路や大気
圧導入経路に専用のセンサを新たに設ける必要がない。
【0017】また、本発明にかかる可変防振支承装置
は、内燃機関の吸気系に発生する吸気負圧の導入と大気
圧の導入とを切り換えることにより防振特性を変更する
可変防振支承手段と、前記内燃機関の機関回転数を検出
する回転数検出手段と、前記可変防振支承手段の動作時
に前記回転数検出手段が検出した値に基づいて前記可変
防振支承手段の異常を判定する異常判定手段と、を備え
るようにしてもよい。
は、内燃機関の吸気系に発生する吸気負圧の導入と大気
圧の導入とを切り換えることにより防振特性を変更する
可変防振支承手段と、前記内燃機関の機関回転数を検出
する回転数検出手段と、前記可変防振支承手段の動作時
に前記回転数検出手段が検出した値に基づいて前記可変
防振支承手段の異常を判定する異常判定手段と、を備え
るようにしてもよい。
【0018】このように構成された可変防振支承装置で
は、可変防振支承手段に大気圧を導入した後に吸気負圧
を導入した場合、可変防振支承手段内の大気が内燃機関
の吸気系へ流れるので、内燃機関の吸入空気量が増加す
る。
は、可変防振支承手段に大気圧を導入した後に吸気負圧
を導入した場合、可変防振支承手段内の大気が内燃機関
の吸気系へ流れるので、内燃機関の吸入空気量が増加す
る。
【0019】一方、内燃機関は、空気と燃料との混合気
を燃焼することにより機関出力を得ており、空気と燃料
の比率(空燃比)が所望の空燃比となる混合気を形成す
べく、吸入空気量に対応した燃料量を噴射するよう制御
されるため、吸入空気量が増減すると、その増加分に応
じて燃料噴射量も増減される。
を燃焼することにより機関出力を得ており、空気と燃料
の比率(空燃比)が所望の空燃比となる混合気を形成す
べく、吸入空気量に対応した燃料量を噴射するよう制御
されるため、吸入空気量が増減すると、その増加分に応
じて燃料噴射量も増減される。
【0020】従って、内燃機関では、可変防振支承手段
から内燃機関の吸気系へ大気が流れ、内燃機関の吸入空
気量が増加すると、その増加分に応じて燃料噴射量が増
加されるので、内燃機関で燃焼される混合気が増加し、
その結果、機関回転数が上昇する。
から内燃機関の吸気系へ大気が流れ、内燃機関の吸入空
気量が増加すると、その増加分に応じて燃料噴射量が増
加されるので、内燃機関で燃焼される混合気が増加し、
その結果、機関回転数が上昇する。
【0021】しかし、可変防振支承手段における吸気負
圧導入経路や大気圧導入経路等の詰まりが発生した場合
は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる大気の量は、
正常時より少なくなり、それに対応して燃料噴射量も正
常時より少なくなるので、機関回転数の上昇量は、正常
時より少なくなる。
圧導入経路や大気圧導入経路等の詰まりが発生した場合
は、可変防振支承手段から吸気系へ流れる大気の量は、
正常時より少なくなり、それに対応して燃料噴射量も正
常時より少なくなるので、機関回転数の上昇量は、正常
時より少なくなる。
【0022】さらに、可変防振支承手段自体の動作不良
が発生した場合は、可変防振支承手段から吸気系へ流れ
る大気の量は、正常時より少なくなるか、あるいは正常
時より多くなり、それに対応して燃料噴射量も正常時よ
り少なくなるか、あるいは正常時より多くなるので、機
関回転数の上昇量は、正常時より少なく、あるいは多く
なる。
が発生した場合は、可変防振支承手段から吸気系へ流れ
る大気の量は、正常時より少なくなるか、あるいは正常
時より多くなり、それに対応して燃料噴射量も正常時よ
り少なくなるか、あるいは正常時より多くなるので、機
関回転数の上昇量は、正常時より少なく、あるいは多く
なる。
【0023】そこで、本発明の異常判定手段は、可変防
振支承手段動作時に前記回転数検出手段が検出した値を
参照し、正常時のように機関回転数が増加しているか否
かを判別することにより、可変防振支承手段の異常を検
出する。
振支承手段動作時に前記回転数検出手段が検出した値を
参照し、正常時のように機関回転数が増加しているか否
かを判別することにより、可変防振支承手段の異常を検
出する。
【0024】このように、異常判定手段は、燃料噴射時
期や点火栓の点火時期を決定するパラメータとしての機
関回転数を検出する手段を用いて異常判定を行うため、
吸気負圧導入経路や大気圧導入経路に専用のセンサを新
たに設ける必要がない。
期や点火栓の点火時期を決定するパラメータとしての機
関回転数を検出する手段を用いて異常判定を行うため、
吸気負圧導入経路や大気圧導入経路に専用のセンサを新
たに設ける必要がない。
【0025】上記した可変防振支承装置において、前記
異常判定手段は、前記可変防振支承手段で大気圧導入と
吸気負圧導入との切換制御が行われている場合に、前記
吸気量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値が所定
範囲を越えると、前記可変防振支承装置が異常であると
判定するようにしてもよい。
異常判定手段は、前記可変防振支承手段で大気圧導入と
吸気負圧導入との切換制御が行われている場合に、前記
吸気量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値が所定
範囲を越えると、前記可変防振支承装置が異常であると
判定するようにしてもよい。
【0026】すなわち、前記異常判定手段は、前記吸気
量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値が所定値よ
り小さい、もしくは前記検出値が所定値より大きい場合
に、前記可変防振支承手段が異常であると判定するよう
にしてもよい。
量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値が所定値よ
り小さい、もしくは前記検出値が所定値より大きい場合
に、前記可変防振支承手段が異常であると判定するよう
にしてもよい。
【0027】尚、前記吸気量検出手段又は前記回転数検
出手段の検出値は、前記可変防振支承手段での切換制御
開始から所定時間経過後の値であることが望ましい。次
に、前記異常判定手段は、前記可変防振支承手段で大気
圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実行されている時
と大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実行されて
いない時との前記吸気量検出手段または前記回転数検出
手段の検出値の差あるいは比が所定範囲を越えると、前
記可変防振支承手段が異常であると判定するようにして
もよい。
出手段の検出値は、前記可変防振支承手段での切換制御
開始から所定時間経過後の値であることが望ましい。次
に、前記異常判定手段は、前記可変防振支承手段で大気
圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実行されている時
と大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実行されて
いない時との前記吸気量検出手段または前記回転数検出
手段の検出値の差あるいは比が所定範囲を越えると、前
記可変防振支承手段が異常であると判定するようにして
もよい。
【0028】また、前記可変防振支承手段の異常が判定
された場合の対処方法としては、以下のよう方法を例示
することができる。先ず、可変防振支承装置は、前記内
燃機関のアイドル時に前記異常判定手段が前記可変防振
支承手段の異常を判定すると、前記可変防振支承手段に
おける大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御を停止す
る切換制御停止手段と、前記切換制御停止手段により前
記可変防振支承手段の切換制御が停止された際に、前記
内燃機関のアイドル回転数を所定量高めるアイドル回転
数変更手段とを更に備えるようにしてもよい。
された場合の対処方法としては、以下のよう方法を例示
することができる。先ず、可変防振支承装置は、前記内
燃機関のアイドル時に前記異常判定手段が前記可変防振
支承手段の異常を判定すると、前記可変防振支承手段に
おける大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御を停止す
る切換制御停止手段と、前記切換制御停止手段により前
記可変防振支承手段の切換制御が停止された際に、前記
内燃機関のアイドル回転数を所定量高めるアイドル回転
数変更手段とを更に備えるようにしてもよい。
【0029】すなわち、可変防振支承手段に異常が発生
した場合、所望の防振特性を得られないばかりか、アイ
ドル振動を悪化させる虞があるため、これを防止すべく
可変防振支承手段の切換制御を停止する。
した場合、所望の防振特性を得られないばかりか、アイ
ドル振動を悪化させる虞があるため、これを防止すべく
可変防振支承手段の切換制御を停止する。
【0030】しかし、通常の支承装置により支承される
内燃機関のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制され
る回転域に設定されるが、可変防振支承装置により支承
される内燃機関のアイドル回転数は、可変防振支承装置
の防振効果を見込んで、通常よりも低めの回転域に設定
されるため、可変防振支承装置の制御が停止されると、
アイドル振動が悪化する虞がある。
内燃機関のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制され
る回転域に設定されるが、可変防振支承装置により支承
される内燃機関のアイドル回転数は、可変防振支承装置
の防振効果を見込んで、通常よりも低めの回転域に設定
されるため、可変防振支承装置の制御が停止されると、
アイドル振動が悪化する虞がある。
【0031】そこで、本発明にかかる可変防振支承装置
では、前記可変防振支承手段の異常が判定された場合
に、前記切換制御防止手段により可変防振支承装置の制
御を停止するとともに、前記アイドル回転数変更手段に
よりアイドル回転数を所定量高めることにより、内燃機
関のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制される回転
域まで高められ、その結果、アイドル振動の悪化が防止
される。
では、前記可変防振支承手段の異常が判定された場合
に、前記切換制御防止手段により可変防振支承装置の制
御を停止するとともに、前記アイドル回転数変更手段に
よりアイドル回転数を所定量高めることにより、内燃機
関のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制される回転
域まで高められ、その結果、アイドル振動の悪化が防止
される。
【0032】次に、可変防振支承装置は、前記可変防振
支承手段で大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御が行
われている場合に、前記吸気量検出手段又は前記回転数
検出手段の検出値が所定範囲を越えており、且つその超
過量が所定量以下であると、前記超過量を減少させるべ
く前記可変防振支承手段の制御値を補正する補正手段を
更に備えるようにしてもよい。
支承手段で大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御が行
われている場合に、前記吸気量検出手段又は前記回転数
検出手段の検出値が所定範囲を越えており、且つその超
過量が所定量以下であると、前記超過量を減少させるべ
く前記可変防振支承手段の制御値を補正する補正手段を
更に備えるようにしてもよい。
【0033】これは、可変防振支承手段に軽微な異常が
発生した状態、例えば、吸気負圧導入経路や大気圧導入
経路等に詰まりが発生したが、これらの経路が完全には
詰まっていない状態を想定したものである。このような
軽微な異常が発生した場合は、可変防振支承手段に対す
る大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御にかかる制御
値を補正することにより、可変防振支承手段の防振特性
を所望の防振特性に近似させることができ、振動の悪化
が最小限に抑えられる。
発生した状態、例えば、吸気負圧導入経路や大気圧導入
経路等に詰まりが発生したが、これらの経路が完全には
詰まっていない状態を想定したものである。このような
軽微な異常が発生した場合は、可変防振支承手段に対す
る大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御にかかる制御
値を補正することにより、可変防振支承手段の防振特性
を所望の防振特性に近似させることができ、振動の悪化
が最小限に抑えられる。
【0034】また、可変防振支承装置は、前記可変防振
支承手段で大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実
行されている時と大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制
御が実行されていない時との前記吸気量検出手段又は前
記回転数検出手段の検出値の差あるいは比が所定範囲を
越えており、且つその超過量が所定量以下であると、前
記超過量を減少させるべく前記可変防振支承手段の制御
値を補正する補正手段を更に備えるようにしてもよい。
支承手段で大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実
行されている時と大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制
御が実行されていない時との前記吸気量検出手段又は前
記回転数検出手段の検出値の差あるいは比が所定範囲を
越えており、且つその超過量が所定量以下であると、前
記超過量を減少させるべく前記可変防振支承手段の制御
値を補正する補正手段を更に備えるようにしてもよい。
【0035】これも、可変防振支承装置に軽微な異常が
発生した状態を想定したものであり、可変防振支承手段
に対する大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御にかか
る制御値を補正することにより、可変防振支承手段の防
振特性を所望の防振特性に近づけ、振動の悪化を最小限
に抑える。
発生した状態を想定したものであり、可変防振支承手段
に対する大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御にかか
る制御値を補正することにより、可変防振支承手段の防
振特性を所望の防振特性に近づけ、振動の悪化を最小限
に抑える。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は、本発明にかかる可
変防振支承装置を適用する内燃機関の概略構成を示す図
である。内燃機関1は、複数の気筒29を備え、各気筒
29には軸方向へ摺動自在なピストン18が装填され、
このピストン18は、機関出力軸であるクランクシャフ
ト27と連結される。そして、前記ピストン18の上方
には、燃焼室19が形成され、この燃焼室19に臨むよ
う点火栓20が取り付けられるとともに、吸気ポート2
1及び排気ポート22の開口端が燃焼室19に臨むよう
形成される。
て図面に基づいて説明する。図1は、本発明にかかる可
変防振支承装置を適用する内燃機関の概略構成を示す図
である。内燃機関1は、複数の気筒29を備え、各気筒
29には軸方向へ摺動自在なピストン18が装填され、
このピストン18は、機関出力軸であるクランクシャフ
ト27と連結される。そして、前記ピストン18の上方
には、燃焼室19が形成され、この燃焼室19に臨むよ
う点火栓20が取り付けられるとともに、吸気ポート2
1及び排気ポート22の開口端が燃焼室19に臨むよう
形成される。
【0037】さらに、内燃機関1には、前記吸排気ポー
ト21、22の開口端を開閉する吸気弁23及び排気弁
24が設けられるとともに、これら吸排気弁23、24
を開閉駆動するインテーク側カムシャフト25とエキゾ
ースト側カムシャフト26とが回転自在に支持される。
前記インテーク側カムシャフト25及びエキゾースト側
カムシャフト26は、図示しないタイミングベルトを介
して前記クランクシャフト27と連結され、前記クラン
クシャフト27の回転力が前記タイミングベルトを介し
て前記インテーク側カムシャフト25及び前記エキゾー
スト側カムシャフト26へ伝達される。
ト21、22の開口端を開閉する吸気弁23及び排気弁
24が設けられるとともに、これら吸排気弁23、24
を開閉駆動するインテーク側カムシャフト25とエキゾ
ースト側カムシャフト26とが回転自在に支持される。
前記インテーク側カムシャフト25及びエキゾースト側
カムシャフト26は、図示しないタイミングベルトを介
して前記クランクシャフト27と連結され、前記クラン
クシャフト27の回転力が前記タイミングベルトを介し
て前記インテーク側カムシャフト25及び前記エキゾー
スト側カムシャフト26へ伝達される。
【0038】続いて、前記内燃機関1には、クランクシ
ャフト27と一体に回転するタイミングロータ28aと
電磁ピックアップ28bとからなるクランクポジション
センサ28と、冷却水の温度に対応した電気信号を出力
する水温センサ30とが取り付けられ、これらクランク
ポジションセンサ28及び水温センサ30の出力信号
は、電気配線を介してエンジンコントロール用の電子制
御ユニット:ECU31に入力される。
ャフト27と一体に回転するタイミングロータ28aと
電磁ピックアップ28bとからなるクランクポジション
センサ28と、冷却水の温度に対応した電気信号を出力
する水温センサ30とが取り付けられ、これらクランク
ポジションセンサ28及び水温センサ30の出力信号
は、電気配線を介してエンジンコントロール用の電子制
御ユニット:ECU31に入力される。
【0039】次に、前記吸気ポート21は、内燃機関1
に取り付けられた吸気枝管5と連通し、この吸気枝管5
はサージタンク6に連結される。前記サージタンク6
は、吸気管7を介してエアクリーナボックス9と接続さ
れる。そして、前記エアクリーナボックス9を通過した
新気は、前記吸気管7を介してサージタンク6へ導か
れ、サージタンク6にて吸気脈動を平滑化されたのち、
吸気枝管5を介して各気筒29の吸気ポート21へ分配
及び供給される。
に取り付けられた吸気枝管5と連通し、この吸気枝管5
はサージタンク6に連結される。前記サージタンク6
は、吸気管7を介してエアクリーナボックス9と接続さ
れる。そして、前記エアクリーナボックス9を通過した
新気は、前記吸気管7を介してサージタンク6へ導か
れ、サージタンク6にて吸気脈動を平滑化されたのち、
吸気枝管5を介して各気筒29の吸気ポート21へ分配
及び供給される。
【0040】前記吸気枝管5には、その噴孔が前記吸気
ポート21に臨むよう燃料噴射弁17が取り付けられて
おり、この燃料噴射弁17より噴射された燃料は、前記
吸気ポート21へ分配及び供給された新気とともに混合
気を形成する。そして、前記混合気は、吸気行程におい
て前記吸気弁23が開弁したとき、ピストン18の下降
により発生する負圧を受けて燃焼室19内へ吸入され
る。
ポート21に臨むよう燃料噴射弁17が取り付けられて
おり、この燃料噴射弁17より噴射された燃料は、前記
吸気ポート21へ分配及び供給された新気とともに混合
気を形成する。そして、前記混合気は、吸気行程におい
て前記吸気弁23が開弁したとき、ピストン18の下降
により発生する負圧を受けて燃焼室19内へ吸入され
る。
【0041】前記燃焼室19に吸入された混合気は、前
記吸気弁23が閉弁し、気筒29が吸気行程から圧縮行
程へ移行すると、前記気筒29内のピストン18の上昇
により圧縮される。続いて、前記燃焼室19内で圧縮さ
れた混合気は、前記ピストン18が圧縮上死点の近傍に
位置するときに、前記点下栓20により点火されて爆発
する。これにより前記気筒29は爆発行程へ移行する。
記吸気弁23が閉弁し、気筒29が吸気行程から圧縮行
程へ移行すると、前記気筒29内のピストン18の上昇
により圧縮される。続いて、前記燃焼室19内で圧縮さ
れた混合気は、前記ピストン18が圧縮上死点の近傍に
位置するときに、前記点下栓20により点火されて爆発
する。これにより前記気筒29は爆発行程へ移行する。
【0042】爆発行程において、前記気筒29内のピス
トン18は、前記混合気の爆発力を受けて下降し、前記
クランクシャフト27を回転させる。その後、前記ピス
トン18は、下死点まで下降した後に再び上昇する。こ
れにより前記気筒29は、排気行程へ移行する。排気行
程において、前記排気弁24が開弁すると、既燃混合気
は、上昇するピストン18により燃焼室19から排気ポ
ート22へと排出される。
トン18は、前記混合気の爆発力を受けて下降し、前記
クランクシャフト27を回転させる。その後、前記ピス
トン18は、下死点まで下降した後に再び上昇する。こ
れにより前記気筒29は、排気行程へ移行する。排気行
程において、前記排気弁24が開弁すると、既燃混合気
は、上昇するピストン18により燃焼室19から排気ポ
ート22へと排出される。
【0043】次に、前記吸気管7には、図示しないアク
セルペダルと連動して、前記吸気管7内の吸気通路を開
閉するスロットル弁8が設けられ、このスロットル弁8
には、スロットル弁8の開度に応じた電気信号を出力す
るスロットルポジションセンサ13が取り付けられる。
そして、前記スロットル弁8より上流の吸気管7には、
吸気管7内を流れる新気の質量(吸入空気質量)に対応
した電気信号を出力するエアフローメータ12が取り付
けられる。このエアフローメータ12は、本発明にかか
る吸気量検出手段を実現する。
セルペダルと連動して、前記吸気管7内の吸気通路を開
閉するスロットル弁8が設けられ、このスロットル弁8
には、スロットル弁8の開度に応じた電気信号を出力す
るスロットルポジションセンサ13が取り付けられる。
そして、前記スロットル弁8より上流の吸気管7には、
吸気管7内を流れる新気の質量(吸入空気質量)に対応
した電気信号を出力するエアフローメータ12が取り付
けられる。このエアフローメータ12は、本発明にかか
る吸気量検出手段を実現する。
【0044】前記エアフローメータ12及び前記スロッ
トルポジションセンサ13は、電気配線を介してECU
31と接続され、各センサの出力信号は、前記電気配線
を介してECU31に入力される。
トルポジションセンサ13は、電気配線を介してECU
31と接続され、各センサの出力信号は、前記電気配線
を介してECU31に入力される。
【0045】続いて、前記吸気管7には、前記スロット
ル弁8の上流と下流とを連通させるバイパス通路10が
接続され、このバイパス通路10には、バイパス通路1
0内を流れる新気の流量を調節するアイドルスピードコ
ントロールバルブ(ISCV)11が取り付けられる。
ル弁8の上流と下流とを連通させるバイパス通路10が
接続され、このバイパス通路10には、バイパス通路1
0内を流れる新気の流量を調節するアイドルスピードコ
ントロールバルブ(ISCV)11が取り付けられる。
【0046】前記アイドルスピードコントロールバルブ
11は、開閉を繰り返す弁体と、この弁体を駆動するソ
レノイドとからなり、前記弁体の全開時間と全閉時間の
比率に相当するデューティ比を有する駆動パルス信号が
入力されると、前記ソレノイドは、前記駆動パルス信号
に従って前記弁体を駆動し、前記バイパス通路10内の
空気流量を調節する。
11は、開閉を繰り返す弁体と、この弁体を駆動するソ
レノイドとからなり、前記弁体の全開時間と全閉時間の
比率に相当するデューティ比を有する駆動パルス信号が
入力されると、前記ソレノイドは、前記駆動パルス信号
に従って前記弁体を駆動し、前記バイパス通路10内の
空気流量を調節する。
【0047】次に、前記内燃機関1は、可変エンジンマ
ウント2及びエンジンマウント3等により自動車の車体
側4に支承される。前記可変エンジンマウント2は、本
発明にかかる可変防振支承手段の一例であり、図2、3
に示すように、上部が開口した外筒金具32と、この外
筒金具32の内径と略同径の外径を有する円板状の剛体
からなり前記外筒金具32の内部を上下2室に仕切る仕
切板33と、ゴム等の弾性体からなり前記仕切板33よ
り上側の空間に圧入されて前記外筒金具32に固着され
る防振基体35と、ゴムなどの弾性体からなり前記仕切
板33より下側の空間に圧入されて前記外筒金具32に
固着される防振基体36とを備える。
ウント2及びエンジンマウント3等により自動車の車体
側4に支承される。前記可変エンジンマウント2は、本
発明にかかる可変防振支承手段の一例であり、図2、3
に示すように、上部が開口した外筒金具32と、この外
筒金具32の内径と略同径の外径を有する円板状の剛体
からなり前記外筒金具32の内部を上下2室に仕切る仕
切板33と、ゴム等の弾性体からなり前記仕切板33よ
り上側の空間に圧入されて前記外筒金具32に固着され
る防振基体35と、ゴムなどの弾性体からなり前記仕切
板33より下側の空間に圧入されて前記外筒金具32に
固着される防振基体36とを備える。
【0048】そして、前記仕切板33より上側には、前
記防振基体35と前記仕切板33とに囲まれるよう空間
が形成され、この空間は、その周縁が前記仕切板33に
固定されたダイヤフラム39によって空間部37と空間
部41とに分割される。前記空間部37には、液体が封
入される(以下、空間部37を作動液室37と称す
る)。
記防振基体35と前記仕切板33とに囲まれるよう空間
が形成され、この空間は、その周縁が前記仕切板33に
固定されたダイヤフラム39によって空間部37と空間
部41とに分割される。前記空間部37には、液体が封
入される(以下、空間部37を作動液室37と称す
る)。
【0049】また、前記可変エンジンマウント2の前記
仕切板33より下側には、前記防振基体36と前記仕切
板33とに囲まれるよう形成された空間部38が形成さ
れ、この空間部38には、液体が封入される。そして、
前記空間部38と前記空間部37は、前記仕切板33に
形成されるオリフィス40を介して連通する。
仕切板33より下側には、前記防振基体36と前記仕切
板33とに囲まれるよう形成された空間部38が形成さ
れ、この空間部38には、液体が封入される。そして、
前記空間部38と前記空間部37は、前記仕切板33に
形成されるオリフィス40を介して連通する。
【0050】さらに、前記仕切板33及び前記外筒金具
32には、前記空間部41と外部とを連通する連通路3
4が形成され、この連通路34は、三方切換弁(VS
V)16へ通じている。
32には、前記空間部41と外部とを連通する連通路3
4が形成され、この連通路34は、三方切換弁(VS
V)16へ通じている。
【0051】ここで、図1に戻り、前記VSV16に
は、前記連通路34が接続されるとともに、前記スロッ
トル弁8より上流の前記吸気管7に連通する大気圧通路
14と前記サージタンク6に連通する吸気負圧通路15
とが接続され、前記連通路34及び前記大気圧通路14
の連通(吸気負圧通路15の閉塞)と、前記連通路34
及び前記吸気負圧通路15の連通(大気圧通路14の閉
塞)とを切り換える弁体、及びECU31からの駆動電
流に応じて前記弁体を駆動するソレノイドを有する。
は、前記連通路34が接続されるとともに、前記スロッ
トル弁8より上流の前記吸気管7に連通する大気圧通路
14と前記サージタンク6に連通する吸気負圧通路15
とが接続され、前記連通路34及び前記大気圧通路14
の連通(吸気負圧通路15の閉塞)と、前記連通路34
及び前記吸気負圧通路15の連通(大気圧通路14の閉
塞)とを切り換える弁体、及びECU31からの駆動電
流に応じて前記弁体を駆動するソレノイドを有する。
【0052】前記VSV16にて前記連通路34及び前
記大気圧通路14が連通されると、図2に示すように、
前記吸気管7内を流れる大気(圧)が可変エンジンマウ
ント2の空間部41に導入され、空間部41の容積が増
加されると同時に作動液室37の容積が縮小される。こ
の結果、作動液室37内の圧力が増圧される。
記大気圧通路14が連通されると、図2に示すように、
前記吸気管7内を流れる大気(圧)が可変エンジンマウ
ント2の空間部41に導入され、空間部41の容積が増
加されると同時に作動液室37の容積が縮小される。こ
の結果、作動液室37内の圧力が増圧される。
【0053】一方、前記VSV16にて前記連通路34
及び前記吸気負圧通路15が連通されると、図3に示す
ように、前記サージタンク6内で発生する吸気管負圧が
可変エンジンマウント2の空間部41に導入される。こ
のとき、空間部41内の大気が吸い出され、ダイヤフラ
ム39が仕切板33に密着し、空間部41の容積が縮小
されると同時に作動液室37の容積が増加される。この
結果、作動液室37内の圧力が減圧される。
及び前記吸気負圧通路15が連通されると、図3に示す
ように、前記サージタンク6内で発生する吸気管負圧が
可変エンジンマウント2の空間部41に導入される。こ
のとき、空間部41内の大気が吸い出され、ダイヤフラ
ム39が仕切板33に密着し、空間部41の容積が縮小
されると同時に作動液室37の容積が増加される。この
結果、作動液室37内の圧力が減圧される。
【0054】このように構成された可変エンジンマウン
ト2では、引っ張り方向の振動が入力されたとき、この
入力に追従して前記作動液室37内を増圧させることに
より、前記引っ張り方向の振動を吸収することができ、
一方、圧縮方向の振動が入力されたとき、この入力に追
従して前記作動液室37内を減圧することにより、前記
圧縮方向の振動を吸収することができる。
ト2では、引っ張り方向の振動が入力されたとき、この
入力に追従して前記作動液室37内を増圧させることに
より、前記引っ張り方向の振動を吸収することができ、
一方、圧縮方向の振動が入力されたとき、この入力に追
従して前記作動液室37内を減圧することにより、前記
圧縮方向の振動を吸収することができる。
【0055】次に、前記ECU31は、各センサからの
出力信号より内燃機関1の運転状態を判定し、次いで判
定した運転状態に応じて点火栓20、燃料噴射弁17、
アイドルスピードコントロールバルブ11、VSV16
等を制御する。
出力信号より内燃機関1の運転状態を判定し、次いで判
定した運転状態に応じて点火栓20、燃料噴射弁17、
アイドルスピードコントロールバルブ11、VSV16
等を制御する。
【0056】例えば、前記燃料噴射弁17を制御する
際、ECU31は、エアフローメータの出力信号(吸入
空気質量)を参照し、理想空燃比の混合気を形成すべく
前記出力信号に対応した燃料噴射量(燃料噴射時間)を
算出する。次いで、ECU31は、クランクポジション
センサ28の出力信号より機関回転数を算出し、この機
関回転数等より燃料噴射時期を算出する。
際、ECU31は、エアフローメータの出力信号(吸入
空気質量)を参照し、理想空燃比の混合気を形成すべく
前記出力信号に対応した燃料噴射量(燃料噴射時間)を
算出する。次いで、ECU31は、クランクポジション
センサ28の出力信号より機関回転数を算出し、この機
関回転数等より燃料噴射時期を算出する。
【0057】そして、ECU31は、前記クランクポジ
ションセンサ28の出力信号が前記燃料噴射時期と一致
したとき、前記燃料噴射弁17に対する駆動電流の印加
を開始し、前記燃料噴射時間が経過すると前記燃料噴射
弁17への駆動電流の印加を停止する。
ションセンサ28の出力信号が前記燃料噴射時期と一致
したとき、前記燃料噴射弁17に対する駆動電流の印加
を開始し、前記燃料噴射時間が経過すると前記燃料噴射
弁17への駆動電流の印加を停止する。
【0058】また、ECU31は、機関回転数や吸入空
気質量等より内燃機関1の機関負荷を算出し、この機関
負荷に対応する点火時期を算出する。そして、ECU3
1は、前記クランクポジションセンサ28の出力信号が
前記点火時期と一致したとき、前記点火栓20に駆動電
流を印加する。
気質量等より内燃機関1の機関負荷を算出し、この機関
負荷に対応する点火時期を算出する。そして、ECU3
1は、前記クランクポジションセンサ28の出力信号が
前記点火時期と一致したとき、前記点火栓20に駆動電
流を印加する。
【0059】さらに、ECU31は、内燃機関1のアイ
ドル時に、アイドルスピードコントロールバルブフィー
ドバック制御ルーチンを所定時間毎に繰り返し実行し、
前記アイドルスピードコントロールバルブ11を制御す
る。その際、ECU31は、前記機関回転数や水温セン
サ30の出力信号等に基づいて目標アイドル回転数を算
出し、前記目標アイドル回転数と実際の機関回転数とを
比較し、両者の偏差を小さくすべく最適なデューティ比
を算出する。
ドル時に、アイドルスピードコントロールバルブフィー
ドバック制御ルーチンを所定時間毎に繰り返し実行し、
前記アイドルスピードコントロールバルブ11を制御す
る。その際、ECU31は、前記機関回転数や水温セン
サ30の出力信号等に基づいて目標アイドル回転数を算
出し、前記目標アイドル回転数と実際の機関回転数とを
比較し、両者の偏差を小さくすべく最適なデューティ比
を算出する。
【0060】そして、ECU31は、前記デューティ比
に対応した駆動パルスを前記アイドルスピードコントロ
ールバルブ11に印加する。このように、ECU31
は、実際の機関回転数が目標アイドル回転数となるよう
前記アイドルスピードコントロールバルブ11をフィー
ドバック制御する。
に対応した駆動パルスを前記アイドルスピードコントロ
ールバルブ11に印加する。このように、ECU31
は、実際の機関回転数が目標アイドル回転数となるよう
前記アイドルスピードコントロールバルブ11をフィー
ドバック制御する。
【0061】前記VSV16を制御する場合、ECU3
1は、各気筒29の点火時期(もしくは爆発行程の時
期)より、各気筒29での混合気の燃焼により発生する
内燃機関1の振動方向を判定し、その振動方向の振動を
吸収するよう前記VSV16を制御する。
1は、各気筒29の点火時期(もしくは爆発行程の時
期)より、各気筒29での混合気の燃焼により発生する
内燃機関1の振動方向を判定し、その振動方向の振動を
吸収するよう前記VSV16を制御する。
【0062】具体的には、内燃機関1は、各気筒29の
爆発行程毎にクランクシャフト27の回転方向(図1で
は右回り)へ回動しようとするので、その際、可変エン
ジンマウント2には、圧縮方向の力が加わる。そこで、
ECU31は、圧縮方向の入力に追従して可変エンジン
マウント2の作動液室37を減圧すべく、可変エンジン
マウント2の連通路34と吸気負圧通路15が連通する
ようVSV16を制御する。
爆発行程毎にクランクシャフト27の回転方向(図1で
は右回り)へ回動しようとするので、その際、可変エン
ジンマウント2には、圧縮方向の力が加わる。そこで、
ECU31は、圧縮方向の入力に追従して可変エンジン
マウント2の作動液室37を減圧すべく、可変エンジン
マウント2の連通路34と吸気負圧通路15が連通する
ようVSV16を制御する。
【0063】また、前記内燃機関1が前記した回動の反
動で反対方向へ回動する際には、前記可変エンジンマウ
ント2には、引っ張り方向の力が加わるので、ECU3
1は、前記引っ張り方向の入力に追従して可変エンジン
マウント2の作動液室37を増圧すべく、可変エンジン
マウント2の連通路34と大気圧通路14が連通するよ
うVSV16を制御する。
動で反対方向へ回動する際には、前記可変エンジンマウ
ント2には、引っ張り方向の力が加わるので、ECU3
1は、前記引っ張り方向の入力に追従して可変エンジン
マウント2の作動液室37を増圧すべく、可変エンジン
マウント2の連通路34と大気圧通路14が連通するよ
うVSV16を制御する。
【0064】このような制御を内燃機関1のアイドル時
に行う場合、ECU31は、先ず、VSV16の制御を
行う直前に、エアフローメータ12の出力信号(吸入空
気量)ga0を入力する。続いて、ECU31は、VS
V16の制御実行開始から所定時間経過後に、エアフロ
ーメータ12の出力信号(吸入空気量)ga1を入力
し、この吸入空気量ga1から前記吸入空気量ga0を
減算して差△gaを算出する。そして、前記ECU31
は、前記差△gaに基づいて、連通路34、大気圧通路
14、吸気負圧通路15、及びVSV16の正常性を判
定する。
に行う場合、ECU31は、先ず、VSV16の制御を
行う直前に、エアフローメータ12の出力信号(吸入空
気量)ga0を入力する。続いて、ECU31は、VS
V16の制御実行開始から所定時間経過後に、エアフロ
ーメータ12の出力信号(吸入空気量)ga1を入力
し、この吸入空気量ga1から前記吸入空気量ga0を
減算して差△gaを算出する。そして、前記ECU31
は、前記差△gaに基づいて、連通路34、大気圧通路
14、吸気負圧通路15、及びVSV16の正常性を判
定する。
【0065】つまり、VSV16に大気圧を導入した後
に吸気負圧を導入した場合、空間部41内の大気が連通
路34、VSV16、吸気負圧通路15を経てサージタ
ンク6へと流れる。このため、内燃機関1の吸入空気量
は、VSV16の制御を実行していない場合に比べ、前
記可変エンジンマウント2からサージタンク6へと流れ
た大気の量だけ増加する。
に吸気負圧を導入した場合、空間部41内の大気が連通
路34、VSV16、吸気負圧通路15を経てサージタ
ンク6へと流れる。このため、内燃機関1の吸入空気量
は、VSV16の制御を実行していない場合に比べ、前
記可変エンジンマウント2からサージタンク6へと流れ
た大気の量だけ増加する。
【0066】一方、大気圧通路14もしくは吸気負圧通
路15内に詰まりが発生した場合は、可変エンジンマウ
ント2の空間部41に導入される大気の量、あるいは前
記空間部41からサージタンク6へ流れる大気の量は、
正常時より減少する。
路15内に詰まりが発生した場合は、可変エンジンマウ
ント2の空間部41に導入される大気の量、あるいは前
記空間部41からサージタンク6へ流れる大気の量は、
正常時より減少する。
【0067】また、VSV16の動作不良が発生した場
合、例えば、前記連通路34と前記大気圧通路14又は
前記吸気負圧通路15とが連通した状態でVSV16が
動作不良に陥った場合は、可変エンジンマウント2の前
記空間部41には大気圧または吸気負圧が導入され続け
ることになり、前記可変エンジンマウント2からサージ
タンク6へ流れる大気の量が正常時より減少する。
合、例えば、前記連通路34と前記大気圧通路14又は
前記吸気負圧通路15とが連通した状態でVSV16が
動作不良に陥った場合は、可変エンジンマウント2の前
記空間部41には大気圧または吸気負圧が導入され続け
ることになり、前記可変エンジンマウント2からサージ
タンク6へ流れる大気の量が正常時より減少する。
【0068】そこで、本実施の形態では、VSV16の
制御値(デューティ比)と吸入空気量の増加量αとの関
係を示すマップ(図4参照)をECU31の図示しない
ROMに予め記憶しておき、前記差△gaが前記増加量
α以下である場合は、大気圧通路14、吸気負圧通路1
5、あるいはVSV16に異常が発生していると判定す
る。
制御値(デューティ比)と吸入空気量の増加量αとの関
係を示すマップ(図4参照)をECU31の図示しない
ROMに予め記憶しておき、前記差△gaが前記増加量
α以下である場合は、大気圧通路14、吸気負圧通路1
5、あるいはVSV16に異常が発生していると判定す
る。
【0069】尚、吸入空気量ga1の算出時期をVSV
制御実行開始から所定時間経過後としたのは、VSV1
6の動作に対する空気の応答遅れによる誤判定を防止す
るためである。
制御実行開始から所定時間経過後としたのは、VSV1
6の動作に対する空気の応答遅れによる誤判定を防止す
るためである。
【0070】また、前記連通路34、前記大気圧通路1
4、及び前記吸気負圧通路15の3つの通路が連通した
状態でVSV16が動作不良に陥り、大気圧通路14か
らVSV16へ流れ込んだ大気が吸気負圧通路15を経
てサージタンク6へ流れ、その結果、内燃機関1の吸入
空気量が正常時よりも増加する場合も考えられるので、
そのような場合には、前記差△gaが前記増加量αより
所定量以上大きい値であるか否かを判別し、前記差△g
aが前記増加量αより所定量以上大きければVSV16
に異常が発生していると判定するようにしても良い。
4、及び前記吸気負圧通路15の3つの通路が連通した
状態でVSV16が動作不良に陥り、大気圧通路14か
らVSV16へ流れ込んだ大気が吸気負圧通路15を経
てサージタンク6へ流れ、その結果、内燃機関1の吸入
空気量が正常時よりも増加する場合も考えられるので、
そのような場合には、前記差△gaが前記増加量αより
所定量以上大きい値であるか否かを判別し、前記差△g
aが前記増加量αより所定量以上大きければVSV16
に異常が発生していると判定するようにしても良い。
【0071】前記ECU31は、大気圧通路14、吸気
負圧通路15、あるいはVSV16に異常が発生してい
ると判定した場合は、前記差△gaと前記増加量αとの
偏差を求め、偏差が所定値以上であると、可変エンジン
マウント2が制御不可能であると判定し、VSV16の
制御を停止するとともに、アイドルスピードコントロー
ルバルブ11の制御に使用される目標アイドル回転数を
所定回転数高く設定する。
負圧通路15、あるいはVSV16に異常が発生してい
ると判定した場合は、前記差△gaと前記増加量αとの
偏差を求め、偏差が所定値以上であると、可変エンジン
マウント2が制御不可能であると判定し、VSV16の
制御を停止するとともに、アイドルスピードコントロー
ルバルブ11の制御に使用される目標アイドル回転数を
所定回転数高く設定する。
【0072】また、前記偏差が所定値未満であると、E
CU31は、連通路34、大気圧通路14、吸気負圧通
路15に詰まりが発生しているが、これらの通路が完全
には詰まっていないと判定し、前記差△gaを前記増加
量αに近似させるべくVSV16の制御値を補正する。
CU31は、連通路34、大気圧通路14、吸気負圧通
路15に詰まりが発生しているが、これらの通路が完全
には詰まっていないと判定し、前記差△gaを前記増加
量αに近似させるべくVSV16の制御値を補正する。
【0073】このように、ECU31は、本発明にかか
る異常判定手段、切換制御停止手段、アイドル回転数変
更手段、及び補正手段を実現する。以下、本実施の形態
の作用及び効果について説明する。
る異常判定手段、切換制御停止手段、アイドル回転数変
更手段、及び補正手段を実現する。以下、本実施の形態
の作用及び効果について説明する。
【0074】ECU31は、スロットルポジションセン
サ13やクランクポジションセンサ28等の出力信号よ
り内燃機関1がアイドル状態にあると判定すると、内燃
機関1のアイドル振動を防振すべくVSV16を制御す
ると同時に、図5に示すようなVSV異常判定ルーチン
を実行する。このVSV異常判定ルーチンは、所定時間
毎に繰り返し実行されるルーチンである。
サ13やクランクポジションセンサ28等の出力信号よ
り内燃機関1がアイドル状態にあると判定すると、内燃
機関1のアイドル振動を防振すべくVSV16を制御す
ると同時に、図5に示すようなVSV異常判定ルーチン
を実行する。このVSV異常判定ルーチンは、所定時間
毎に繰り返し実行されるルーチンである。
【0075】そして、前記VSV異常判定ルーチンにお
いて、ECU31は、可変エンジンマウント2の作動条
件が成立しているか否かを判別する(S501)。前記
S501において可変エンジンマウント作動条件が成立
していると判定した場合、ECU31は、S502へ進
み、本ルーチン(VSV異常判定ルーチン)を前回実行
した際にS501にて可変エンジンマウント2の作動条
件が不成立であったか否かを判別する。すなわち、前回
VSV異常判定ルーチンを実行した際に、可変エンジン
マウント2の作動が開始されおらず、今回から可変エン
ジンマウント2の作動が開始されるか否かを判別する。
いて、ECU31は、可変エンジンマウント2の作動条
件が成立しているか否かを判別する(S501)。前記
S501において可変エンジンマウント作動条件が成立
していると判定した場合、ECU31は、S502へ進
み、本ルーチン(VSV異常判定ルーチン)を前回実行
した際にS501にて可変エンジンマウント2の作動条
件が不成立であったか否かを判別する。すなわち、前回
VSV異常判定ルーチンを実行した際に、可変エンジン
マウント2の作動が開始されおらず、今回から可変エン
ジンマウント2の作動が開始されるか否かを判別する。
【0076】前記S502で前回可変エンジンマウント
2の作動条件が不成立であったと判定した場合、ECU
31は、S503へ進み、前記エアフローメータ12の
出力信号を入力し、この出力信号を、可変エンジンマウ
ント2作動直前の吸入空気量ga0として記憶する。
2の作動条件が不成立であったと判定した場合、ECU
31は、S503へ進み、前記エアフローメータ12の
出力信号を入力し、この出力信号を、可変エンジンマウ
ント2作動直前の吸入空気量ga0として記憶する。
【0077】続いて、S504において、ECU31
は、可変エンジンマウント2の制御を開始し、S505
へ進む。S505において、ECU31は、可変エンジ
ンマウント2の制御開始からの経過時間を計時するカウ
ンタの値CACMが所定時間(例えば、1sec)以上である
か否かを判別する。
は、可変エンジンマウント2の制御を開始し、S505
へ進む。S505において、ECU31は、可変エンジ
ンマウント2の制御開始からの経過時間を計時するカウ
ンタの値CACMが所定時間(例えば、1sec)以上である
か否かを判別する。
【0078】前記S505において前記カウンタの値CA
CMが所定時間以上であると判定した場合、ECU31
は、VSV16の動作が空気の流れに反映されたと判定
し、S506へ進む。
CMが所定時間以上であると判定した場合、ECU31
は、VSV16の動作が空気の流れに反映されたと判定
し、S506へ進む。
【0079】S506において、ECU31は、エアフ
ローメータ12の出力信号を入力し、この出力信号を、
可変エンジンマウント2作動時の吸入空気量ga1とし
て記憶する。
ローメータ12の出力信号を入力し、この出力信号を、
可変エンジンマウント2作動時の吸入空気量ga1とし
て記憶する。
【0080】続いて、ECU31は、S507へ進み、
前記S506にて入力した吸入空気量ga1より前記S
503にて入力した吸入空気量ga0を減算して差△g
aを算出するとともに、その時点におけるVSV16の
制御値に対応した増加量αをマップから算出し、前記差
△gaが前記増加量αより大きいか否かを判別する。
前記S506にて入力した吸入空気量ga1より前記S
503にて入力した吸入空気量ga0を減算して差△g
aを算出するとともに、その時点におけるVSV16の
制御値に対応した増加量αをマップから算出し、前記差
△gaが前記増加量αより大きいか否かを判別する。
【0081】前記S507において、ECU31は、前
記差△gaが前記増加量αより大きいと判定した場合
は、S508へ進み、可変エンジンマウント2の通常の
制御を続行する。
記差△gaが前記増加量αより大きいと判定した場合
は、S508へ進み、可変エンジンマウント2の通常の
制御を続行する。
【0082】一方、前記S501において、可変エンジ
ンマウント作動条件が成立していなければ、S509へ
進み、前記カウンタの値CACMを0にリセットする。ま
た、前記S502において、本ルーチンを前回実行した
際に可変エンジンマウント作動条件が成立していた場合
は、S503の処理を行わずにS504へ進み、可変エ
ンジンマウント2の制御を続行する。
ンマウント作動条件が成立していなければ、S509へ
進み、前記カウンタの値CACMを0にリセットする。ま
た、前記S502において、本ルーチンを前回実行した
際に可変エンジンマウント作動条件が成立していた場合
は、S503の処理を行わずにS504へ進み、可変エ
ンジンマウント2の制御を続行する。
【0083】さらに、前記S505において、カウンタ
の値CACMが所定時間(1sec)未満であると判定した場
合、ECU31は、VSV異常判定ルーチンの処理を一
旦終了する。
の値CACMが所定時間(1sec)未満であると判定した場
合、ECU31は、VSV異常判定ルーチンの処理を一
旦終了する。
【0084】また、前記S507において、前記差△g
aが前記増加量α以下であると判定した場合は、ECU
31は、S510へ進み、大気圧通路14、吸気負圧通
路15あるいはVSV16に異常が発生したと判定し、
可変エンジンマウント2の異常時の処理を実行する。具
体的には、ECU31は、図6に示す異常時制御ルーチ
ンを実行する。
aが前記増加量α以下であると判定した場合は、ECU
31は、S510へ進み、大気圧通路14、吸気負圧通
路15あるいはVSV16に異常が発生したと判定し、
可変エンジンマウント2の異常時の処理を実行する。具
体的には、ECU31は、図6に示す異常時制御ルーチ
ンを実行する。
【0085】前記異常時制御ルーチンにおいて、ECU
31は、先ずS601において、本ルーチン(異常時制
御ルーチン)を前回実行した際に、後述するVSV16
制御用デューティ比の増減処理を行ったか否かを示すフ
ラグ:Xdutyup(前回増減処理を行っている場
合;Xdutyup=ON、前回増減処理を行っていな
い場合;Xdutyup=OFF)がOFFであるか否
かを判別する。
31は、先ずS601において、本ルーチン(異常時制
御ルーチン)を前回実行した際に、後述するVSV16
制御用デューティ比の増減処理を行ったか否かを示すフ
ラグ:Xdutyup(前回増減処理を行っている場
合;Xdutyup=ON、前回増減処理を行っていな
い場合;Xdutyup=OFF)がOFFであるか否
かを判別する。
【0086】前記S601においてXdutyupがO
FFであると判定した場合、ECU31は、S602へ
進み、VSV制御用デューティ比の増減処理を開始して
からの経過時間を計時するカウンタ:Cdutyupの
値をリセット(Cdutyup=0)する。
FFであると判定した場合、ECU31は、S602へ
進み、VSV制御用デューティ比の増減処理を開始して
からの経過時間を計時するカウンタ:Cdutyupの
値をリセット(Cdutyup=0)する。
【0087】続いて、ECU31は、S603へ進み、
吸入空気量ga1から吸入空気量ga0を減算して得ら
れた差△gaが“0”でないか否か(すなわち、ga1
とga0とが等しくないか否か)を判別する。
吸入空気量ga1から吸入空気量ga0を減算して得ら
れた差△gaが“0”でないか否か(すなわち、ga1
とga0とが等しくないか否か)を判別する。
【0088】前記S603において、差△gaが“0”
ではないと判定した場合、ECU31は、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、あるいは連通路34に詰まりが
発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞されてはい
ないと判定し、S604へ進む。そして、S604にお
いて、ECU31は、VSV制御用デューティ比の増減
処理を実行する。
ではないと判定した場合、ECU31は、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、あるいは連通路34に詰まりが
発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞されてはい
ないと判定し、S604へ進む。そして、S604にお
いて、ECU31は、VSV制御用デューティ比の増減
処理を実行する。
【0089】ここで、前記増減処理は、図7に示す増減
処理ルーチンに従って行われ、ECU31は、VSV制
御用デューティ比が50%未満であるか否かを判別する
(S701)。
処理ルーチンに従って行われ、ECU31は、VSV制
御用デューティ比が50%未満であるか否かを判別する
(S701)。
【0090】前記S701においてVSV制御用デュー
ティ比が50%未満であると判定した場合、ECU31
は、S702へ進み、VSV制御用デューティ比を2%
増加させる。
ティ比が50%未満であると判定した場合、ECU31
は、S702へ進み、VSV制御用デューティ比を2%
増加させる。
【0091】続いて、ECU31は、S703へ進み、
前記S702で増加されたVSV制御用デューティ比が
50%を越えたか否かを判別する。ここで、前記VSV
制御用デューティ比が50%を越えていると判定した場
合、ECU31は、S704へ進み、VSV制御用デュ
ーティ比を50%に設定し、このVSV制御用デューテ
ィ比に対応したパルス幅を有する駆動電流をVSV16
に印加する。
前記S702で増加されたVSV制御用デューティ比が
50%を越えたか否かを判別する。ここで、前記VSV
制御用デューティ比が50%を越えていると判定した場
合、ECU31は、S704へ進み、VSV制御用デュ
ーティ比を50%に設定し、このVSV制御用デューテ
ィ比に対応したパルス幅を有する駆動電流をVSV16
に印加する。
【0092】また、前記S701において、VSV制御
用デューティ比が50%以下であると判定した場合、E
CU31は、S705へ進み、VSV制御用デューティ
比が50%を越えているか否かを判別する。
用デューティ比が50%以下であると判定した場合、E
CU31は、S705へ進み、VSV制御用デューティ
比が50%を越えているか否かを判別する。
【0093】前記S705においてVSV制御用デュー
ティ比が50%を越えていると判定した場合、ECU3
1は、S706へ進み、VSV制御用デューティ比を2
%減少させる。
ティ比が50%を越えていると判定した場合、ECU3
1は、S706へ進み、VSV制御用デューティ比を2
%減少させる。
【0094】そして、ECU31は、S707へ進み、
前記S706で減少されたVSV制御用デューティ比が
50%未満になったか否かを判別する。ここで、前記V
SV制御用デューティ比が50%未満になったと判定し
た場合は、ECU31は、S708へ進み、VSV制御
用デューティ比を50%に設定し、このVSV制御用デ
ューティ比に対応したパルス幅を有する駆動電流をVS
V16に印加する。
前記S706で減少されたVSV制御用デューティ比が
50%未満になったか否かを判別する。ここで、前記V
SV制御用デューティ比が50%未満になったと判定し
た場合は、ECU31は、S708へ進み、VSV制御
用デューティ比を50%に設定し、このVSV制御用デ
ューティ比に対応したパルス幅を有する駆動電流をVS
V16に印加する。
【0095】また、前記S707において前記S706
で減少されたVSV制御用デューティ比が50%未満に
なっていないと判定した場合は、ECU31は、前記V
SV制御用デューティ比に対応したパルス幅を有する駆
動電流をVSV16に印加する。
で減少されたVSV制御用デューティ比が50%未満に
なっていないと判定した場合は、ECU31は、前記V
SV制御用デューティ比に対応したパルス幅を有する駆
動電流をVSV16に印加する。
【0096】さらに、前記S705においてVSV制御
用デューティ比が50%以下であると判定した場合、す
なわち、VSV制御用デューティ比が50%であると判
定した場合は、ECU31は、S709へ進み、VSV
16の制御を停止するとともに、アイドルスピードコン
トロールバルブ11の制御に使用される目標アイドル回
転数を所定回転数高く設定する。
用デューティ比が50%以下であると判定した場合、す
なわち、VSV制御用デューティ比が50%であると判
定した場合は、ECU31は、S709へ進み、VSV
16の制御を停止するとともに、アイドルスピードコン
トロールバルブ11の制御に使用される目標アイドル回
転数を所定回転数高く設定する。
【0097】前記した増減処理ルーチンを実行し終える
と、ECU31は、図6の異常時制御ルーチンに戻り、
フラグ:XdutyupをONにする(S605)。続
いて、ECU31は、S606へ進み、カウンタ:Cd
utyupの値が所定時間(1sec)以上であるか否か
を判別する。ここで、前記所定時間は、前記S604に
て制御されたVSV16の動作に対する空気の応答遅れ
を防止するために設定される時間である。
と、ECU31は、図6の異常時制御ルーチンに戻り、
フラグ:XdutyupをONにする(S605)。続
いて、ECU31は、S606へ進み、カウンタ:Cd
utyupの値が所定時間(1sec)以上であるか否か
を判別する。ここで、前記所定時間は、前記S604に
て制御されたVSV16の動作に対する空気の応答遅れ
を防止するために設定される時間である。
【0098】そして、前記S606において、前記カウ
ンタ:Cdutyupの値が所定時間以上であると判定
した場合、ECU31は、VSV16の動作が空気の流
れに反映され、空気がほぼ定常状態となったと判定し、
S607へ進む。
ンタ:Cdutyupの値が所定時間以上であると判定
した場合、ECU31は、VSV16の動作が空気の流
れに反映され、空気がほぼ定常状態となったと判定し、
S607へ進む。
【0099】前記S607において、ECU31は、フ
ラグ:XdutyupをOFFにし、次いでS608に
おいて新たな差△gaを算出するとともに、算出した差
△gaが所望の増加量α0より大きい値であるか否かを
判別する。前記S608において、前記差△gaが前記
増加量α0以下であると判定した場合、ECU31は、
前記差△gaが前記増加量α0より大きい値となるま
で、前記S604以降の処理を繰り返し実行する。その
際、前記S604の増減処理は、前記差△gaが前記増
加量α0より大きい値となるまで繰り返し実行され、そ
の結果、VSV制御値は、可変エンジンマウント2の防
振特性が所望の防振特性となるよう補正される。
ラグ:XdutyupをOFFにし、次いでS608に
おいて新たな差△gaを算出するとともに、算出した差
△gaが所望の増加量α0より大きい値であるか否かを
判別する。前記S608において、前記差△gaが前記
増加量α0以下であると判定した場合、ECU31は、
前記差△gaが前記増加量α0より大きい値となるま
で、前記S604以降の処理を繰り返し実行する。その
際、前記S604の増減処理は、前記差△gaが前記増
加量α0より大きい値となるまで繰り返し実行され、そ
の結果、VSV制御値は、可変エンジンマウント2の防
振特性が所望の防振特性となるよう補正される。
【0100】また、前記S606において、前記カウン
タ:Cdutyupの値が所定時間未満であると判定し
た場合、異常時制御ルーチンを一旦終了し、所定時間経
過後に異常時制御ルーチンを再度実行する。その際、前
記フラグ:XdutyupがONに設定されているの
で、S601においてECU31は、Xdutyupが
OFFではないと判定し、S606以降の処理を実行す
る。この処理は、S606においてカウンタ:Cdut
yupの値が所定時間以上であると判定されるまで繰り
返される。
タ:Cdutyupの値が所定時間未満であると判定し
た場合、異常時制御ルーチンを一旦終了し、所定時間経
過後に異常時制御ルーチンを再度実行する。その際、前
記フラグ:XdutyupがONに設定されているの
で、S601においてECU31は、Xdutyupが
OFFではないと判定し、S606以降の処理を実行す
る。この処理は、S606においてカウンタ:Cdut
yupの値が所定時間以上であると判定されるまで繰り
返される。
【0101】一方、前記S603において差△gaが
“0”であると判定した場合(すなわち、VSV16の
制御を実行したにも関わらず、内燃機関1の吸入空気量
が全く変化しないと判定した場合)は、ECU31は、
大気圧通路14、吸気負圧通路15、または連通路34
の流路を完全に閉塞するような詰まりが発生したか、あ
るいはVSV16の動作不良が発生したと判定し、S6
09へ進む。
“0”であると判定した場合(すなわち、VSV16の
制御を実行したにも関わらず、内燃機関1の吸入空気量
が全く変化しないと判定した場合)は、ECU31は、
大気圧通路14、吸気負圧通路15、または連通路34
の流路を完全に閉塞するような詰まりが発生したか、あ
るいはVSV16の動作不良が発生したと判定し、S6
09へ進む。
【0102】前記S609では、ECU31は、VSV
16の制御を停止するとともに、アイドルスピードコン
トロールバルブ11の制御に用いられる目標アイドル回
転数NEを、通常の目標アイドル回転数より所定回数高
い値NEAとする。
16の制御を停止するとともに、アイドルスピードコン
トロールバルブ11の制御に用いられる目標アイドル回
転数NEを、通常の目標アイドル回転数より所定回数高
い値NEAとする。
【0103】可変エンジンマウントにより支承される内
燃機関の目標アイドル回転数は、可変エンジンマウント
の防振効果を見込んで、通常のエンジンマウントで支承
される内燃機関より低い回転域に設定されるため、可変
エンジンマウントが停止されるとアイドル振動が悪化し
てしまうが、可変エンジンマウントを停止した際の目標
アイドル回転数を所定回転数高く設定することにより、
内燃機関のアイドル回転数は、通常のエンジンマウント
で支承される内燃機関のアイドル回転数と略同一とな
る。この結果、可変エンジンマウント2の制御を停止し
た場合でも、アイドル振動の悪化が抑制される。
燃機関の目標アイドル回転数は、可変エンジンマウント
の防振効果を見込んで、通常のエンジンマウントで支承
される内燃機関より低い回転域に設定されるため、可変
エンジンマウントが停止されるとアイドル振動が悪化し
てしまうが、可変エンジンマウントを停止した際の目標
アイドル回転数を所定回転数高く設定することにより、
内燃機関のアイドル回転数は、通常のエンジンマウント
で支承される内燃機関のアイドル回転数と略同一とな
る。この結果、可変エンジンマウント2の制御を停止し
た場合でも、アイドル振動の悪化が抑制される。
【0104】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、既存のエアフローメータを使用して大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34、あるいはVSV1
6の異常を検出することができる。
ば、既存のエアフローメータを使用して大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34、あるいはVSV1
6の異常を検出することができる。
【0105】そして、大気圧通路14、吸気負圧通路1
5、連通路34、あるいはVSV16の異常を検出した
場合は、異常の程度を判別する。その際、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、あるいは連通路34内に詰まり
が発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞されるよ
うな詰まりではない(少量でも空気が流れている)よう
な場合は、VSV16の制御値を補正し、可変エンジン
マウント2を所望の防振特性とすることができる。
5、連通路34、あるいはVSV16の異常を検出した
場合は、異常の程度を判別する。その際、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、あるいは連通路34内に詰まり
が発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞されるよ
うな詰まりではない(少量でも空気が流れている)よう
な場合は、VSV16の制御値を補正し、可変エンジン
マウント2を所望の防振特性とすることができる。
【0106】また、大気圧通路14、吸気負圧通路1
5、あるいは連通路34内の流路が完全に閉塞されるよ
うな詰まりが発生した場合、あるいはVSV16の動作
不良が発生した場合は、VSV16の制御を停止すると
ともに、目標アイドル回転数を所定回転数高めるため、
内燃機関1のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制さ
れる回転数となり、アイドル振動の悪化が防止される。
5、あるいは連通路34内の流路が完全に閉塞されるよ
うな詰まりが発生した場合、あるいはVSV16の動作
不良が発生した場合は、VSV16の制御を停止すると
ともに、目標アイドル回転数を所定回転数高めるため、
内燃機関1のアイドル回転数は、アイドル振動が抑制さ
れる回転数となり、アイドル振動の悪化が防止される。
【0107】尚、可変エンジンマウントとアイドルスピ
ードコントロールバルブを併用する内燃機関では、可変
エンジンマウントの制御に起因した吸入空気量の増加に
よるアイドル回転数の変化を防止すべく、VSVを制御
する際にそれに起因する吸入空気量の増加分を予測して
アイドルスピードコントロールバルブの開度を絞るよう
制御するシステムを適用することが考えられるが、この
ようなシステムでVSVや吸気通路に異常が発生する
と、可変エンジンマウントから内燃機関の吸気系へ流れ
る大気が減少するとともに、アイドルスピードコントロ
ールバルブの開度が絞られるので、内燃機関の吸入空気
量が減少する。
ードコントロールバルブを併用する内燃機関では、可変
エンジンマウントの制御に起因した吸入空気量の増加に
よるアイドル回転数の変化を防止すべく、VSVを制御
する際にそれに起因する吸入空気量の増加分を予測して
アイドルスピードコントロールバルブの開度を絞るよう
制御するシステムを適用することが考えられるが、この
ようなシステムでVSVや吸気通路に異常が発生する
と、可変エンジンマウントから内燃機関の吸気系へ流れ
る大気が減少するとともに、アイドルスピードコントロ
ールバルブの開度が絞られるので、内燃機関の吸入空気
量が減少する。
【0108】この場合は、前述したVSV異常判定ルー
チンのS507において、ga0からga1を減算して
得られる値を差△gaと定義し、この差△gaが所定値
α以上であると、VSVあるいは通路の異常発生を判定
するようにすればよい。
チンのS507において、ga0からga1を減算して
得られる値を差△gaと定義し、この差△gaが所定値
α以上であると、VSVあるいは通路の異常発生を判定
するようにすればよい。
【0109】また、本実施の形態では、吸入空気量ga
1から吸入空気量ga0を減算した差△gaに基づいて
VSVあるいは通路の異常判定を行っているが、吸入空
気量ga1と吸入空気量ga0との比(ga1/ga0
あるいはga0/ga1)に基づいてVSVあるいは通
路の異常判定を行うようにしてもよい。
1から吸入空気量ga0を減算した差△gaに基づいて
VSVあるいは通路の異常判定を行っているが、吸入空
気量ga1と吸入空気量ga0との比(ga1/ga0
あるいはga0/ga1)に基づいてVSVあるいは通
路の異常判定を行うようにしてもよい。
【0110】〈他の実施の形態〉以下、本発明にかかる
可変防振支承装置の他の実施の形態について説明する。
ここでは、前述の実施の形態と異なる構成について説明
し、同一の構成については説明を省略する。
可変防振支承装置の他の実施の形態について説明する。
ここでは、前述の実施の形態と異なる構成について説明
し、同一の構成については説明を省略する。
【0111】前述の実施の形態では、内燃機関1の吸入
空気量の変化量に基づいてVSV16、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34の正常性を判定する
例について述べたが、本実施の形態では、内燃機関1の
アイドル回転数の変化量に基づいてVSV16、大気圧
通路14、吸気負圧通路15、連通路34の正常性を判
定する例について説明する。
空気量の変化量に基づいてVSV16、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34の正常性を判定する
例について述べたが、本実施の形態では、内燃機関1の
アイドル回転数の変化量に基づいてVSV16、大気圧
通路14、吸気負圧通路15、連通路34の正常性を判
定する例について説明する。
【0112】前述の実施の形態で述べたように、可変エ
ンジンマウント2に対する大気圧導入と吸気負圧導入と
の切換制御を実行した場合、スロットル弁8上流の吸気
管7を流れる大気の一部が可変エンジンマウント2に導
入され、次いで可変エンジンマウント2に導入された大
気が吸気負圧通路14を経てサージタンク6へと流れる
ため、内燃機関1の吸入空気量が増加する。
ンジンマウント2に対する大気圧導入と吸気負圧導入と
の切換制御を実行した場合、スロットル弁8上流の吸気
管7を流れる大気の一部が可変エンジンマウント2に導
入され、次いで可変エンジンマウント2に導入された大
気が吸気負圧通路14を経てサージタンク6へと流れる
ため、内燃機関1の吸入空気量が増加する。
【0113】可変エンジンマウント2へ導入される大
気、言い換えれば可変エンジンマウント2からサージタ
ンク6へ流れる大気は、エアフローメータ12下流の吸
気管7より取り込まれる大気であるため、その大気の量
はエアフローメータ12により検出されている。
気、言い換えれば可変エンジンマウント2からサージタ
ンク6へ流れる大気は、エアフローメータ12下流の吸
気管7より取り込まれる大気であるため、その大気の量
はエアフローメータ12により検出されている。
【0114】そして、ECU31は、エアフローメータ
12の出力信号に基づいて燃料噴射量を決定するため、
可変エンジンマウント2の動作により吸入空気量が増加
すると、それに伴って燃料噴射量も増加され、その結
果、内燃機関1で燃焼される混合気も増加し、内燃機関
1の回転数が上昇する。
12の出力信号に基づいて燃料噴射量を決定するため、
可変エンジンマウント2の動作により吸入空気量が増加
すると、それに伴って燃料噴射量も増加され、その結
果、内燃機関1で燃焼される混合気も増加し、内燃機関
1の回転数が上昇する。
【0115】このように、VSV16、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、及び連通路34が正常である場
合は、吸入空気量の増加に伴って機関回転数が上昇す
る。一方、VSV16、大気圧通路14、吸気負圧通路
15、あるいは連通路34に異常が発生した場合は、吸
入空気量が減少するため、それに伴って機関回転数も低
下する。
4、吸気負圧通路15、及び連通路34が正常である場
合は、吸入空気量の増加に伴って機関回転数が上昇す
る。一方、VSV16、大気圧通路14、吸気負圧通路
15、あるいは連通路34に異常が発生した場合は、吸
入空気量が減少するため、それに伴って機関回転数も低
下する。
【0116】そこで、本実施の形態では、ECU31
は、内燃機関1のアイドル時において、VSV16の制
御を行う直前にクランクポジションセンサ28の出力信
号を読み込み、この出力信号に基づいて機関回転数NE
0を算出する。詳しくは、ECU31は、クランクポジ
ションセンサ28が信号を出力する間隔を計測し、計測
された間隔によりクランクシャフト27の回転数、所謂
機関回転数を算出する。このように、クランクポジショ
ンセンサ28とECU31は、本発明にかかる回転数検
出手段を実現する。
は、内燃機関1のアイドル時において、VSV16の制
御を行う直前にクランクポジションセンサ28の出力信
号を読み込み、この出力信号に基づいて機関回転数NE
0を算出する。詳しくは、ECU31は、クランクポジ
ションセンサ28が信号を出力する間隔を計測し、計測
された間隔によりクランクシャフト27の回転数、所謂
機関回転数を算出する。このように、クランクポジショ
ンセンサ28とECU31は、本発明にかかる回転数検
出手段を実現する。
【0117】続いて、ECU31は、VSV制御実行開
始から所定時間経過後に、クランクポジションセンサ2
8の出力信号を読み込み、この信号に基づいて機関回転
数NE1を算出する。ここで、機関回転数NE1の算出
時期をVSV制御実行開始から所定時間経過後としたの
は、前述の第1の実施の形態でも述べたように、VSV
16の動作に対する空気の応答遅れによる誤判定を防止
するためである。
始から所定時間経過後に、クランクポジションセンサ2
8の出力信号を読み込み、この信号に基づいて機関回転
数NE1を算出する。ここで、機関回転数NE1の算出
時期をVSV制御実行開始から所定時間経過後としたの
は、前述の第1の実施の形態でも述べたように、VSV
16の動作に対する空気の応答遅れによる誤判定を防止
するためである。
【0118】そして、ECU31は、前記機関回転数N
E1から前記機関回転数NE0を減算して得られる差△
NEに基づいて、大気圧通路14、吸気負圧通路15、
連通路34、及びVSV16の正常性を判定する。その
際、VSV16の制御値(デューティ比)と機関回転数
の増加量βとの関係を示すマップ(図8参照)をECU
31の図示しないROMに予め記憶しておき、前記差△
NEが前記増加量β以下である場合は、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34、あるいはVSV1
6に異常が発生していると判定する。
E1から前記機関回転数NE0を減算して得られる差△
NEに基づいて、大気圧通路14、吸気負圧通路15、
連通路34、及びVSV16の正常性を判定する。その
際、VSV16の制御値(デューティ比)と機関回転数
の増加量βとの関係を示すマップ(図8参照)をECU
31の図示しないROMに予め記憶しておき、前記差△
NEが前記増加量β以下である場合は、大気圧通路1
4、吸気負圧通路15、連通路34、あるいはVSV1
6に異常が発生していると判定する。
【0119】また、前記連通路34、前記大気圧通路1
4、及び前記吸気負圧通路15の3つの通路が連通した
状態でVSV16が動作不良に陥り、大気圧通路14か
らVSV16へ流れ込んだ大気が吸気負圧通路15を経
てサージタンク6へ流れ、その結果、内燃機関1の吸入
空気量が正常時よりも増加する場合も考えられるので、
そのような場合には、前記差△NEが前記増加量βより
所定量以上大きい値であるか否かを判別し、前記差△N
Eが前記増加量βより所定量以上大きければVSV16
に異常が発生していると判定するようにしても良い。そ
の他の構成は、前述の実施の形態と同様であり、説明は
省略する。
4、及び前記吸気負圧通路15の3つの通路が連通した
状態でVSV16が動作不良に陥り、大気圧通路14か
らVSV16へ流れ込んだ大気が吸気負圧通路15を経
てサージタンク6へ流れ、その結果、内燃機関1の吸入
空気量が正常時よりも増加する場合も考えられるので、
そのような場合には、前記差△NEが前記増加量βより
所定量以上大きい値であるか否かを判別し、前記差△N
Eが前記増加量βより所定量以上大きければVSV16
に異常が発生していると判定するようにしても良い。そ
の他の構成は、前述の実施の形態と同様であり、説明は
省略する。
【0120】以下、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。ECU31は、内燃機関1がアイドル状態
にあると判定すると、内燃機関1のアイドル振動を防振
すべくVSV16を制御すると同時に、図9に示すVS
V異常判定ルーチンを所定時間毎に繰り返し実行する。
て説明する。ECU31は、内燃機関1がアイドル状態
にあると判定すると、内燃機関1のアイドル振動を防振
すべくVSV16を制御すると同時に、図9に示すVS
V異常判定ルーチンを所定時間毎に繰り返し実行する。
【0121】前記VSV異常判定ルーチンにおいて、E
CU31は、可変エンジンマウント2の作動条件が成立
しているか否かを判別する(S1001)。前記S10
01において可変エンジンマウント作動条件が成立して
いると判定した場合、ECU31は、S1002へ進
み、前回VSV異常判定ルーチンを実行した際にS10
01にて可変エンジンマウント2の作動条件が不成立で
あったか否かを判別する。すなわち、前回VSV異常判
定ルーチンを実行した際に、可変エンジンマウント2の
作動が開始されおらず、今回から可変エンジンマウント
2の作動が開始されるか否かを判別する。
CU31は、可変エンジンマウント2の作動条件が成立
しているか否かを判別する(S1001)。前記S10
01において可変エンジンマウント作動条件が成立して
いると判定した場合、ECU31は、S1002へ進
み、前回VSV異常判定ルーチンを実行した際にS10
01にて可変エンジンマウント2の作動条件が不成立で
あったか否かを判別する。すなわち、前回VSV異常判
定ルーチンを実行した際に、可変エンジンマウント2の
作動が開始されおらず、今回から可変エンジンマウント
2の作動が開始されるか否かを判別する。
【0122】前記S1002で前回可変エンジンマウン
ト2の作動条件が不成立であったと判定した場合、EC
U31は、S1003へ進み、クランクポジションセン
サ28の出力信号を読み込み、その出力信号より機関回
転数を算出する。そして、ECU31は、前記機関回転
数を、可変エンジンマウント2作動直前の機関回転数N
E0として記憶する。
ト2の作動条件が不成立であったと判定した場合、EC
U31は、S1003へ進み、クランクポジションセン
サ28の出力信号を読み込み、その出力信号より機関回
転数を算出する。そして、ECU31は、前記機関回転
数を、可変エンジンマウント2作動直前の機関回転数N
E0として記憶する。
【0123】次に、ECU31は、S1004へ進み、
可変エンジンマウント2の制御を開始し、次いでS10
05へ進み、可変エンジンマウント2の制御開始からの
経過時間を計時するカウンタの値CACMが所定時間(例え
ば、1sec)以上であるか否かを判別する。
可変エンジンマウント2の制御を開始し、次いでS10
05へ進み、可変エンジンマウント2の制御開始からの
経過時間を計時するカウンタの値CACMが所定時間(例え
ば、1sec)以上であるか否かを判別する。
【0124】前記S1005において前記カウンタの値
CACMが所定時間以上であると判定した場合、ECU31
は、S1006へ進み、クランクポジションセンサ28
の出力信号を読み込み、この出力信号より機関回転数を
算出する。そして、ECU31は、前記機関回転数を可
変エンジンマウント2作動時の機関回転数NE1として
記憶する。
CACMが所定時間以上であると判定した場合、ECU31
は、S1006へ進み、クランクポジションセンサ28
の出力信号を読み込み、この出力信号より機関回転数を
算出する。そして、ECU31は、前記機関回転数を可
変エンジンマウント2作動時の機関回転数NE1として
記憶する。
【0125】続いて、ECU31は、S1007へ進
み、前記S1006にて入力した機関回転数NE1より
前記S1003にて入力した機関回転数NE0を減算し
て差△NEを算出するとともに、その時点におけるVS
V16の制御値に対応した増加量βをマップから算出
し、前記差△NEが前記増加量βより大きいか否かを判
別する。
み、前記S1006にて入力した機関回転数NE1より
前記S1003にて入力した機関回転数NE0を減算し
て差△NEを算出するとともに、その時点におけるVS
V16の制御値に対応した増加量βをマップから算出
し、前記差△NEが前記増加量βより大きいか否かを判
別する。
【0126】前記S1007において、ECU31は、
前記差△NEが前記増加量βより大きいと判定した場合
は、S1008へ進み、可変エンジンマウント2の通常
の制御を続行する。
前記差△NEが前記増加量βより大きいと判定した場合
は、S1008へ進み、可変エンジンマウント2の通常
の制御を続行する。
【0127】また、前記S1001において、可変エン
ジンマウント作動条件が成立していなければ、S100
9へ進み、カウンタの値を0にリセットする。さらに、
前記S1002において、前回可変エンジンマウント作
動条件が成立していた場合は、S1003の処理を行わ
ずにS1004へ進み、可変エンジンマウント2の制御
を続行する。
ジンマウント作動条件が成立していなければ、S100
9へ進み、カウンタの値を0にリセットする。さらに、
前記S1002において、前回可変エンジンマウント作
動条件が成立していた場合は、S1003の処理を行わ
ずにS1004へ進み、可変エンジンマウント2の制御
を続行する。
【0128】また、前記S1005において、カウンタ
の値CACMが所定時間(1sec)未満であると判定した場
合、ECU31は、VSV異常判定ルーチンの処理を終
了する。
の値CACMが所定時間(1sec)未満であると判定した場
合、ECU31は、VSV異常判定ルーチンの処理を終
了する。
【0129】さらに、前記S1007において、前記差
△NEが前記増加量β以下であると判定した場合は、E
CU31は、S1010へ進み、大気圧通路14、吸気
負圧通路15、連通路34、あるいはVSV16に異常
が発生したと判定し、可変エンジンマウント2の異常時
の処理を実行する。具体的には、ECU31は、図10
に示す異常時制御ルーチンを実行する。
△NEが前記増加量β以下であると判定した場合は、E
CU31は、S1010へ進み、大気圧通路14、吸気
負圧通路15、連通路34、あるいはVSV16に異常
が発生したと判定し、可変エンジンマウント2の異常時
の処理を実行する。具体的には、ECU31は、図10
に示す異常時制御ルーチンを実行する。
【0130】前記異常時制御ルーチンにおいて、ECU
31は、先ずS1101において、本ルーチン(異常時
制御ルーチン)を前回実行した際に、後述するVSV1
6制御用デューティ比の増減処理を行ったか否かを示す
フラグ:Xdutyup(前回増減処理を行っている場
合;Xdutyup=ON、前回増減処理を行っていな
い場合;Xdutyup=OFF)がOFFであるか否
かを判別する。
31は、先ずS1101において、本ルーチン(異常時
制御ルーチン)を前回実行した際に、後述するVSV1
6制御用デューティ比の増減処理を行ったか否かを示す
フラグ:Xdutyup(前回増減処理を行っている場
合;Xdutyup=ON、前回増減処理を行っていな
い場合;Xdutyup=OFF)がOFFであるか否
かを判別する。
【0131】前記S1101においてフラグ:Xdut
yupがOFFであると判定した場合、ECU31は、
S1102へ進み、VSV制御用デューティ比の増減処
理を開始してからの経過時間を計時するカウンタ:Cd
utyupの値をリセット(Cdutyup=0)す
る。
yupがOFFであると判定した場合、ECU31は、
S1102へ進み、VSV制御用デューティ比の増減処
理を開始してからの経過時間を計時するカウンタ:Cd
utyupの値をリセット(Cdutyup=0)す
る。
【0132】続いて、ECU31は、S1103へ進
み、VSV16を制御中の機関回転数NE1からVSV
16を制御する直前の機関回転数NE0を減算して得ら
れた差△NEが“0”でないか否か(すなわち、NE1
とNE0とが等しくないか否か)を判別する。
み、VSV16を制御中の機関回転数NE1からVSV
16を制御する直前の機関回転数NE0を減算して得ら
れた差△NEが“0”でないか否か(すなわち、NE1
とNE0とが等しくないか否か)を判別する。
【0133】前記S1103において、差△NEが
“0”ではないと判定した場合、ECU31は、大気圧
通路14、吸気負圧通路15、あるいは連通路34に詰
まりが発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞され
てはいないと判定し、S1104へ進む。そして、S1
104において、ECU31は、VSV制御用デューテ
ィ比の増減処理を実行する。ここで、前記増減処理は、
前述の実施の形態と同様であり説明は省略する。
“0”ではないと判定した場合、ECU31は、大気圧
通路14、吸気負圧通路15、あるいは連通路34に詰
まりが発生しているが、通路内の流路が完全に閉塞され
てはいないと判定し、S1104へ進む。そして、S1
104において、ECU31は、VSV制御用デューテ
ィ比の増減処理を実行する。ここで、前記増減処理は、
前述の実施の形態と同様であり説明は省略する。
【0134】次に、ECU31は、S1105において
XdutyupをONにし、S1106においてCdu
tyupの値が所定時間(1sec)以上であるか否かを
判別する。
XdutyupをONにし、S1106においてCdu
tyupの値が所定時間(1sec)以上であるか否かを
判別する。
【0135】前記S1106において、前記Cduty
upの値が所定時間以上であると判定した場合は、EC
U31は、S1107へ進み、XdutyupをOFF
にし、次いでS1108においてその時点における機関
回転数NE1’を算出し、この機関回転数NE1’から
前記機関回転数NE0を減算して新たな差△NEを算出
する。そして、ECU31は、算出した差△NEが所望
の増加量β0より大きい値であるか否かを判別する。
upの値が所定時間以上であると判定した場合は、EC
U31は、S1107へ進み、XdutyupをOFF
にし、次いでS1108においてその時点における機関
回転数NE1’を算出し、この機関回転数NE1’から
前記機関回転数NE0を減算して新たな差△NEを算出
する。そして、ECU31は、算出した差△NEが所望
の増加量β0より大きい値であるか否かを判別する。
【0136】ここで、前記S1108において、差△N
Eが前記増加量β0以下であると判定した場合、ECU
31は、前記差△NEが前記増加量β0より大きい値と
なるまで、前記S1104以降の処理を繰り返し実行す
る。その際、前記S1104の増減処理は、前記差△N
Eが前記増加量β0より大きい値となるまで繰り返し実
行され、その結果、VSV制御値は、可変エンジンマウ
ント2の防振特性が所望の防振特性となるよう補正され
る。
Eが前記増加量β0以下であると判定した場合、ECU
31は、前記差△NEが前記増加量β0より大きい値と
なるまで、前記S1104以降の処理を繰り返し実行す
る。その際、前記S1104の増減処理は、前記差△N
Eが前記増加量β0より大きい値となるまで繰り返し実
行され、その結果、VSV制御値は、可変エンジンマウ
ント2の防振特性が所望の防振特性となるよう補正され
る。
【0137】また、前記S1106において、前記カウ
ンタ:Cdutyupの値が所定時間未満であると判定
した場合、異常時制御ルーチンを一旦終了し、所定時間
経過後に異常時制御ルーチンを再度実行する。その際、
前記フラグ:XdutyupがONに設定されているの
で、S1101においてECU31は、Xdutyup
がOFFではないと判定し、S1106以降の処理を実
行する。この処理は、S1106においてカウンタ:C
dutyupの値が所定時間以上であると判定されるま
で繰り返される。
ンタ:Cdutyupの値が所定時間未満であると判定
した場合、異常時制御ルーチンを一旦終了し、所定時間
経過後に異常時制御ルーチンを再度実行する。その際、
前記フラグ:XdutyupがONに設定されているの
で、S1101においてECU31は、Xdutyup
がOFFではないと判定し、S1106以降の処理を実
行する。この処理は、S1106においてカウンタ:C
dutyupの値が所定時間以上であると判定されるま
で繰り返される。
【0138】次に、前記S1103において差△NEが
“0”であると判定した場合(すなわち、VSV16の
制御を実行したにも関わらず、内燃機関1の機関回転数
が全く変化しないと判定した場合)は、ECU31は、
大気圧通路14、吸気負圧通路15、または連通路34
の流路を完全に閉塞するような詰まりが発生したか、あ
るいはVSV16の動作不良が発生したと判定し、S1
109へ進む。
“0”であると判定した場合(すなわち、VSV16の
制御を実行したにも関わらず、内燃機関1の機関回転数
が全く変化しないと判定した場合)は、ECU31は、
大気圧通路14、吸気負圧通路15、または連通路34
の流路を完全に閉塞するような詰まりが発生したか、あ
るいはVSV16の動作不良が発生したと判定し、S1
109へ進む。
【0139】前記S1109において、ECU31は、
VSV16の制御を停止するとともに、アイドルスピー
ドコントロールバルブ11の制御に用いられる目標アイ
ドル回転数NEを、通常の目標アイドル回転数より所定
回転数高い値NEAとする。この場合、可変エンジンマ
ウント2停止後のアイドル回転数は、通常のエンジンマ
ウントで支承される内燃機関のアイドル回転数と略同一
となり、アイドル振動の悪化が抑制される。
VSV16の制御を停止するとともに、アイドルスピー
ドコントロールバルブ11の制御に用いられる目標アイ
ドル回転数NEを、通常の目標アイドル回転数より所定
回転数高い値NEAとする。この場合、可変エンジンマ
ウント2停止後のアイドル回転数は、通常のエンジンマ
ウントで支承される内燃機関のアイドル回転数と略同一
となり、アイドル振動の悪化が抑制される。
【0140】以上述べたように本実施の形態によれば、
既存のクランクポジションセンサを使用しても、前述の
実施の形態と同様の効果を得ることができる。尚、可変
エンジンマウントとアイドルスピードコントロールバル
ブを併用する内燃機関において、可変エンジンマウント
の制御に起因した吸入空気量の増加によるアイドル回転
数の変化を防止すべく、VSVを制御する際にそれに起
因する吸入空気量の増加分を予測してアイドルスピード
コントロールバルブの開度を絞るよう制御するシステム
を適用する場合は、前述したVSV異常判定ルーチンの
S1007において、NE0からNE1を減算して得ら
れる値を差△NEと定義し、この差△NEが所定値β以
上であると、VSVあるいは通路に異常が発生したと判
定するようにすればよい。
既存のクランクポジションセンサを使用しても、前述の
実施の形態と同様の効果を得ることができる。尚、可変
エンジンマウントとアイドルスピードコントロールバル
ブを併用する内燃機関において、可変エンジンマウント
の制御に起因した吸入空気量の増加によるアイドル回転
数の変化を防止すべく、VSVを制御する際にそれに起
因する吸入空気量の増加分を予測してアイドルスピード
コントロールバルブの開度を絞るよう制御するシステム
を適用する場合は、前述したVSV異常判定ルーチンの
S1007において、NE0からNE1を減算して得ら
れる値を差△NEと定義し、この差△NEが所定値β以
上であると、VSVあるいは通路に異常が発生したと判
定するようにすればよい。
【0141】また、本実施の形態では、機関回転数NE
1と機関回転数NE0との差△NEに基づいてVSVあ
るいは通路の異常判定を行う例について説明したが、機
関回転数NE1と機関回転数NE0との比(NE1/N
E0あるいはNE0/NE1)に基づいてVSVあるい
は通路の異常判定を行うようにしてもよい。
1と機関回転数NE0との差△NEに基づいてVSVあ
るいは通路の異常判定を行う例について説明したが、機
関回転数NE1と機関回転数NE0との比(NE1/N
E0あるいはNE0/NE1)に基づいてVSVあるい
は通路の異常判定を行うようにしてもよい。
【0142】
【発明の効果】本発明によれば、可変防振支承手段にお
ける吸気負圧導入と大気圧導入との切り換えを行った際
に、可変防振支承手段に導入された大気が内燃機関の吸
気系へと流れ、その結果、内燃機関の吸入空気量が増加
あるいは機関回転数が上昇するという特性に基づき、可
変防振支承手段動作時の吸入空気量あるいは機関回転数
を監視することにより可変防振支承手段の異常を判定す
ることができる。
ける吸気負圧導入と大気圧導入との切り換えを行った際
に、可変防振支承手段に導入された大気が内燃機関の吸
気系へと流れ、その結果、内燃機関の吸入空気量が増加
あるいは機関回転数が上昇するという特性に基づき、可
変防振支承手段動作時の吸入空気量あるいは機関回転数
を監視することにより可変防振支承手段の異常を判定す
ることができる。
【0143】このように本発明によれば、既存の吸気量
検出手段や回転数検出手段を使用して可変防振支承手段
の異常を判定を行えるので、異常判定用のセンサを新た
に設ける必要がない。
検出手段や回転数検出手段を使用して可変防振支承手段
の異常を判定を行えるので、異常判定用のセンサを新た
に設ける必要がない。
【図1】 本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す
図
図
【図2】 可変エンジンマウント2の概略構成を示す図
【図3】 可変エンジンマウント2の動作を説明する図
【図4】 VSV制御値とga増加量との関係を示すマ
ップの一例を示す図
ップの一例を示す図
【図5】 VSV異常判定ルーチンを示すフローチャー
ト図
ト図
【図6】 異常時制御ルーチンを示すフローチャート図
【図7】 VSVの増減処理を示すフローチャート図
【図8】 VSV制御値とNE増加量との関係を示すマ
ップの一例を示す図
ップの一例を示す図
【図9】 他の実施の形態におけるVSV異常判定ルー
チンを示すフローチャート図
チンを示すフローチャート図
【図10】 他の実施の形態における異常時制御ルーチン
を示すフローチャート図
を示すフローチャート図
1・・・内燃機関 2・・・可変エンジンマウント(可変防振支承装置) 6・・・サージタンク 7・・・吸気管 10・・バイパス管 11・・アイドルスピードコントロールバルブ 12・・エアフローメータ 14・・大気圧通路 15・・吸気負圧通路 16・・VSV 28・・クランクポジションセンサ 31・・ECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16F 13/26 F16F 13/00 630D
Claims (8)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気系に発生する吸気負圧の
導入と大気圧の導入とを切り換えることにより防振特性
を変更する可変防振支承手段と、 前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸気量検出手段
と、 前記可変防振支承手段の動作時に前記吸気量検出手段が
検出した値に基づいて前記可変防振支承手段の異常を判
定する異常判定手段と、を備えることを特徴とする可変
防振支承装置。 - 【請求項2】 内燃機関の吸気系に発生する吸気負圧の
導入と大気圧の導入とを切り換えることにより防振特性
を変更する可変防振支承手段と、 前記内燃機関の機関回転数を検出する回転数検出手段
と、 前記可変防振支承手段の動作時に前記回転数検出手段が
検出した値に基づいて前記可変防振支承手段の異常を判
定する異常判定手段と、を備えることを特徴とする可変
防振支承装置。 - 【請求項3】 前記異常判定手段は、前記可変防振支承
手段で大気圧導入と吸気負圧導入との切換制御が行われ
ている場合に、前記吸気量検出手段又は前記回転数検出
手段の検出値が所定範囲を越えると、前記可変防振支承
手段が異常であると判定することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の可変防振支承装置。 - 【請求項4】 前記異常判定手段は、前記可変防振支承
手段で大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が実行さ
れている時と大気圧導入及び吸気負圧導入の切換制御が
実行されていない時との前記吸気量検出手段または前記
回転数検出手段の検出値の差あるいは比が所定範囲を越
えると、前記可変防振支承手段が異常であると判定する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の可変防振
支承装置。 - 【請求項5】 前記内燃機関のアイドル時に前記異常判
定手段が前記可変防振支承手段の異常を判定すると、前
記可変防振支承手段における大気圧導入と吸気負圧導入
との切換制御を停止する切換制御停止手段と、 前記切換制御停止手段により前記可変防振支承手段の切
換制御が停止された際に、前記内燃機関のアイドル回転
数を所定量高めるアイドル回転数変更手段とを更に備え
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の可変防
振支承装置。 - 【請求項6】 前記可変防振支承手段で大気圧導入と吸
気負圧導入との切換制御が行われている場合に、前記吸
気量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値が所定範
囲を越えており、且つその超過量が所定量以下である
と、前記超過量を減少させるべく前記可変防振支承手段
の制御値を補正する補正手段を更に備えることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の可変防振支承装置。 - 【請求項7】 前記可変防振支承手段で大気圧導入及び
吸気負圧導入の切換制御が実行されている時と大気圧導
入及び吸気負圧導入の切換制御が実行されていない時と
の前記吸気量検出手段又は前記回転数検出手段の検出値
の差あるいは比が所定範囲を越えており、且つその超過
量が所定量以下であると、前記超過量を減少させるべく
前記可変防振支承手段の制御値を補正する補正手段を更
に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
可変防振支承装置。 - 【請求項8】 前記吸気量検出手段又は前記回転数検出
手段の検出値は、前記可変防振支承手段での切換制御開
始から所定時間経過後の値であることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の可変防振支承装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23009097A JPH1163092A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 可変防振支承装置 |
| EP98115011A EP0899143A3 (en) | 1997-08-26 | 1998-08-10 | Abnormality judging device of variable vibration isolating support device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23009097A JPH1163092A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 可変防振支承装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163092A true JPH1163092A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16902399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23009097A Pending JPH1163092A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 可変防振支承装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1163092A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11153040A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-08 | Toyota Motor Corp | 可変防振支承装置の異常判定装置 |
| JP2005249012A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振支持装置および気筒休止エンジンの制御装置 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP23009097A patent/JPH1163092A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11153040A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-08 | Toyota Motor Corp | 可変防振支承装置の異常判定装置 |
| JP2005249012A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振支持装置および気筒休止エンジンの制御装置 |
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