JPH1163388A - 自動排水装置 - Google Patents

自動排水装置

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JPH1163388A
JPH1163388A JP21676897A JP21676897A JPH1163388A JP H1163388 A JPH1163388 A JP H1163388A JP 21676897 A JP21676897 A JP 21676897A JP 21676897 A JP21676897 A JP 21676897A JP H1163388 A JPH1163388 A JP H1163388A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポペット形およびダイヤフラム形の弁体を有
し、耐久性に優れた自動排水装置を提供する。 【解決手段】 容器10内にはドレンにより上下動する
フロート23が収容されており、フロート23により作
動するパイロット弁25により気体供給路24が開閉さ
れるようになっている。フロート室12の下方には水平
方向に移動自在に弁軸34が設けられ、この弁軸34に
は排水路38を開閉するポペット弁36が設けられ、弁
軸34に設けられた閉塞用ダイヤフラム41とこれより
も大径の大径ダイヤフラム43とにより気体供給路24
に連通する開放用圧力室45が形成され、大径ダイヤフ
ラム43よりも小径の小径ダイヤフラム44により、閉
塞用圧力室46が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気圧作動機器と空
気圧源との間に設けられ、空気圧作動機器に供給される
圧縮空気の中に含まれる水分を排水するための自動排水
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンプレッサから空気圧タンクに蓄えら
れた圧縮空気を、配管を介して空気圧シリンダなどの種
々の空気圧作動機器に対して圧縮空気を供給する場合に
は、圧縮空気源としての空気圧タンクと空気圧作動機器
とを接続するための配管に、フィルタ、レギュレータお
よびルブリケータを組み込むようにしている。
【0003】フィルタは圧縮空気中に混入した水分つま
りドレンやゴミを除去して清浄な空気を空気圧作動機器
に供給するためのものであり、レギュレータは空気圧供
給源から空気圧作動機器に供給される圧縮空気の圧力を
調整するためのものであり、ルブリケータは空気圧作動
機器に供給される圧縮空気の中に潤滑油を霧状に混入さ
せて空気圧作動機器に潤滑油を供給するためのものであ
る。フィルタなどの上述の空気圧機器を組み合わせたも
のは、一般に空気圧調質ユニットあるいはFRLユニッ
トと言われている。
【0004】フィルタは、通常、フィルタエレメントが
組み込まれた容器ないしケースを有しており、空気中に
含まれる水滴をケースの底部に貯留させるようにしてい
る。所定量の水滴つまりドレンがケース内に溜まったと
きには、ケース内のドレンを自動的に外部に排出するた
めに自動排水装置、つまりオートドレンがフィルタに設
けられている。オートドレンとしては、フロート式のも
のがあり、フロートの浮力によって排出弁を間接的に開
閉するようにしている。また、フィルタを組み込むこと
なく、所定のドレン貯留スペースを有する容器の底部に
自動排水装置つまり自動排水器を設ける場合もある。こ
のようなオートドレンとしては、たとえば、株式会社オ
ーム社発行の「新版油空圧便覧」(1989年2月13日発
行) のP512に記載されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまでに開発されて
いるオートドレンつまり自動排水装置としては、ドレン
排水用の主弁が摺動形のピストンによって構成されてお
り、摺動部に対する潤滑油の付着状態によって作動が円
滑とならない場合があり、摺動部に異物が噛み込まれる
と、耐久性を損なうことがある。
【0006】また、自動排水装置にあっては、マニュア
ル操作によっても弁の開閉を行うことができるようにし
ており、ピストンを上下方向に作動するようになってい
るので、ドレン部に設けられたドレンコックを回転させ
てねじによってピストンを移動させるようにしている。
このため、ドレンコックを複数回転させなければ、手動
で弁を開閉させることができず、その操作性が悪いとい
う問題点がある。
【0007】本発明の目的は、ポペット形およびダイヤ
フラム形の弁体を有し、耐久性および信頼性に優れた自
動排水装置を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0010】すなわち、本発明の自動排水装置は、一次
側の配管と二次側の配管とが接続され、かつドレンによ
り上下動するフロートが収容されるフロート室を有する
容器と、前記フロートにより開閉され気体供給路を開閉
するパイロット弁と、前記フロート室の下方に水平方向
に移動自在の弁軸に設けられ、前記フロート室内のドレ
ンを外部に排出する排水路を開閉するポペット弁と、前
記弁軸に設けられた閉塞用ダイヤフラムとこれよりも大
径の大径ダイヤフラムとにより前記気体供給路に連通し
て形成されて、前記ポペット弁を開放方向に付勢する開
放用圧力室と、前記弁軸に設けられ前記大径ダイヤフラ
ムよりも小径の小径ダイヤフラムにより、前記フロート
室に連通して形成され、前記ポペット弁を閉塞方向に付
勢する閉塞用圧力室とを有することを特徴とする。
【0011】本発明にあっては、容器内のドレンを排出
するための排水路を開閉する主弁がポペット弁により形
成され、パイロット弁部においてもダイヤフラムにより
形成されており、摺動部を有していないので、ポペット
弁のシール性が向上するとともに、異物の噛み込みが防
止され、確実かつ円滑な作動が可能となり、ドレンの排
水を確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1〜図3は本発明の一実施の形態である
自動排水装置を示す図であり、ドレンを収容するケース
つまり容器10は上端部が開口されており、容器10に
設けられた隔壁部11の上側にフロート室12が形成さ
れ、下側に排水制御室13が形成されている。容器10
の上端部にはポートブロック14が着脱自在に装着され
るようになっており、このポートブロック14には一次
側の配管15aが接続される流入ポート15と、二次側
の配管16aが接続される流出ポート16とが形成され
ている。
【0014】ポートブロック14には容器10の開口部
に位置させてデフレクタとも言われるルーバ17が設け
られ、一次側の配管15aから流入ポート15を介して
容器10内に流入した空気は、ルーバ17によって強制
的に旋回され、容器10の内壁に沿って回転気流が生
じ、これにより、流入空気中の比較的大きい水滴、油滴
や比重の大きい固形の異物が遠心分離されることにな
る。
【0015】ポートブロック14には、焼結金属などか
らなる筒形のフィルタエレメント18が取り付けられて
おり、ルーバ17を通過して大部分の異物が除去された
空気は、このフィルタエレメント18によって残りの異
物が除去された後、二次側の配管16aに向けて流出ポ
ート16を介して流れることになる。
【0016】フロート室12内に溜まったドレンが気流
により巻き上げられて空気流の中に混入するのを防止す
るために、ポートブロック14にはバッフル19が取り
付けられている。
【0017】容器10の下端部に設けられた排水制御室
13内には、外周面が四角形となった制御ケース21が
組み込まれており、この制御ケース21にはフロート室
12内に突出する支持ロッド部21aと、制御ケース2
1内に位置する隔壁部21bが一体に設けられている。
この制御ケース21は容器10の下端に形成された開口
部から挿入されるようになっており、開口部は底蓋22
により閉塞されることになる。
【0018】フロート室12内には支持ロッド部21a
を囲むようにフロート23が収容されており、支持ロッ
ド部21a内に形成された気体供給路24を開閉するパ
イロット弁25が支持ロッド部21aの上端部に設けら
れている。このパイロット弁25をフロート23の上下
動に伴って開閉するために、フロート23に取り付けら
れた連結ブラケット26には作動ロッド27の一端部が
連結され、この作動ロッド27の他端部は支持ロッド部
21aに保持されてパイロット弁25に係合している。
これにより、フロート23の上下動によって気体供給路
24はパイロット弁25により開閉される。
【0019】制御ケース21内には隔壁部21bの一方
側に位置させて圧力制御ブロック28が配置されてお
り、その圧力制御ブロック28内にはダイヤフラム支持
筒29が組み込まれている。制御ケース21内には隔壁
部21bの他方側に位置させて排水制御ブロック31が
組み込まれており、この排水制御ブロック31は、容器
10に形成されたねじ孔32にねじ結合される止めリン
グ33によって締結されている。
【0020】制御ケース21内には弁軸34が水平方向
を向き軸方向に移動自在に設けられており、この弁軸3
4に設けられたディスク部35には、これを覆うように
ゴムなどの弾性体によりポペット弁36つまり主弁が形
成されている。このポペット弁36は、排水制御ブロッ
ク31に形成された弁座31aに接触する円錐面を有
し、隔壁部11に形成された連通孔37を介してフロー
ト室12の底部に連通された上流側の排水路38aと、
下流側の排水路38bとの連通と連通遮断とを行い、上
下両方の排水路38a,38bにより形成される排水路
38を開閉することになる。下側の排水路38bは、図
3に示すように、底蓋22から突出して設けられた排水
継手39に連通されており、この排水継手39に接続さ
れるホースやチューブにより容器10から離れた位置に
ドレンが排出されるようになっている。なお、連通孔3
7にはゴミや異物などが排水路38a内に入り込まない
ように、金網などからなるメッシュ状のストレーナ40
を設ても良い。
【0021】ポペット弁36と一体に成形された閉塞用
ダイヤフラム41が弁軸34に設けられ、この閉塞用ダ
イヤフラム41の外周部は排水制御ブロック31に止め
付けられており、ポペット弁36と閉塞用ダイヤフラム
41との間には、上側の排水路38aと連通した排水室
30が形成されている。ポペット弁36が排水路38を
閉じた状態では、閉塞用ダイヤフラム41によって上流
側の排水路38aが閉じられることになる。
【0022】弁軸34には段付きディスク部42が設け
られ、その外側にゴムなどの弾性体を取り付けることに
より、閉塞用ダイヤフラム41よりも大径の大径ダイヤ
フラム43とこれよりも径の小さい小径ダイヤフラム4
4とが形成されている。それぞれのダイヤフラム43,
44の外周部はダイヤフラム支持筒29に止め付けられ
ている。
【0023】閉塞用ダイヤフラム41と大径ダイヤフラ
ム43とにより、制御ケース21内には開放用圧力室4
5が形成され、この開放用圧力室45は支持ロッド部2
1aに形成された気体供給路24に連通している。パイ
ロット弁25が開かれて開放用圧力室45内に圧縮空気
が供給されると、閉塞用ダイヤフラム41よりも大径ダ
イヤフラム43の方が径が大きいので、弁軸34にはポ
ペット弁36を開放する方向に圧力が付勢される。
【0024】小径ダイヤフラム44によりこれと圧力制
御ブロック28との間には閉塞用圧力室46が形成され
ており、この閉塞用圧力室46はフロート室12に対し
て流路47を介して連通している。したがって、閉塞用
圧力室46内に供給される圧力によって、弁軸34には
ポペット弁36を閉塞する方向の圧力が付勢されること
になる。この流路47としては、図示するようにフロー
ト室12の底部に連通させるようにしても良く、図2に
おいて二点鎖線で示すように、支持ロッド部21a内
に、流路47に連通してフロート室12内にフロート2
3の上方で連通する流路47aを形成することにより、
閉塞用圧力室46内にドレンが入り込まないようにして
も良い。
【0025】開放用圧力室45内には、弁軸34に対し
てポペット弁36を開放する方向にばね力を付勢するコ
イルばね51が組み込まれており、容器10内に圧縮空
気が供給されない状態では、このばね51のばね力によ
ってポペット弁36が開く常開式の自動排水装置となっ
ている。これに対して、図2において二点鎖線で示すよ
うに、閉塞用圧力室46内にコイルばね51aを組み込
むと、容器10内に圧縮空気が供給されない状態では、
このばね51aのばね力によつてポペット弁36が閉じ
られるようになった常閉式の自動排水装置となる。
【0026】大径ダイヤフラム43と小径ダイヤフラム
44との間には、大気圧導入室52が形成されており、
この大気圧導入室52はブリード孔53を介して外部に
連通されている。開放用圧力室45はオリフィス54を
介して下側の排水路38bに連通されており、フロート
室12内のドレンが外部に排出された後には、このオリ
フィス54を介して開放用圧力室45内が大気圧に戻さ
れるようになっている。
【0027】弁軸34は、製造と組立の便宜のためにデ
ィスク部35を有する部分34aと、段付きディスク部
42を有する部分34bとから構成されており、これら
を接続部55で接続することより、1本の連なった弁軸
34が構成されるようになっている。弁軸34の一端部
56は排水制御ブロック31の端面から外部に突出して
おり、この部分56はマニュアル操作部つまり手動操作
部となっている。したがって、この部分を作業者が押し
付けることにより、手動によりポペット弁36を開放さ
せることができる。このように、弁軸34はフロート2
3の上下方向に対して直角方向を向いた水平方向となっ
ており、外部のその端部を露出させることにより、その
露出部を手動操作部として利用することができ、これを
押し込む操作によって簡単に弁軸34を操作することが
できる。
【0028】弁軸34は手動操作部56を除いて、ポペ
ット弁36および他のダイヤフラム41,43,44の
部分からは弁の開閉動作に際しては作動抵抗が加わら
ず、しかも、下側の排水路38b内のドレンの圧力は低
いことから、手動操作部56における摺動抵抗を小さく
することができるので、弁軸34が開閉作動する際にお
ける弁軸34の作動抵抗を小さくすることができ、小さ
な圧力ないしばね力で弁軸34の作動を円滑に行うこと
ができる。
【0029】図4は手動操作部56の変形例であり、こ
の場合には、手動操作部56を弁軸34から分離して、
弁軸34には一切の摺動抵抗が加わらないようにしてい
る。このようにすると、弁軸34の作動を一層円滑にす
ることができる。手動操作部56にはこれを突出させる
方向にばね部材57によりばね力が付勢されるようにな
っている。
【0030】図5は排水継手39の変形例としてクイッ
ク継手が設けられた自動排水装置を示す図であり、容器
10の底面に取り付けられる基部61には継手本体62
が固定されており、この継手本体62の先端部内にはロ
ック爪63が組み込まれている。継手本体62に嵌合さ
れる可撓性チューブ64はナイロンやウレタンなどの合
成樹脂により形成されており、可撓性チューブ64は継
手本体62内に押し込むことによりロック爪63により
締結される。ロック爪63による締結を解除するため
に、開放用スリーブ65が継手本体62の先端部内に嵌
合されている。この排水継手39を用いることにより、
可撓性チューブ64の取付と取り外しとを迅速に行うこ
とができる。
【0031】次に、上述した自動排水装置の作動につい
て説明すると、まず、一次側の配管15aからは空気が
容器10内に供給されていない場合には、弁軸34には
ばね51のばね力のみが加わり、弁軸34は図1および
図2において右方向、つまりポペット弁36が弁座31
aから離れる方向に移動して、排水路38が開かれて排
水室30が排水路38bと連通することになる。したが
って、これ以前に容器10のフロート室12内にドレン
が溜まっていれば、排水継手39から外部に排出され
る。ばね51を開放用圧力室45に設けることなく、ば
ね51aを閉塞用圧力室46に設けると、上述とは逆に
常閉式となる。
【0032】次いで、一次側の配管15aから圧縮空気
を容器10内を介して二次側の配管16aに排出させる
場合であって、フロート室12内にはドレンが存在しな
いか、あるいは所定値以下のドレンしか存在しない場合
には、フロート23が下がった状態となり、パイロット
弁25により気体供給路24が閉じられた状態となる。
【0033】このときにおける容器10のフロート室1
2内の圧力をPとすると、その圧力が排水室30と閉塞
用圧力室46に作用することになる。その圧力が閉塞用
ダイヤフラム41に作用する有効受圧面積をSA とし、
小径ダイヤフラム44に作用する有効受圧面積をSC
し、ポペット弁36の有効受圧面積をSD とし、ばね5
1によるばね力をFとすると、弁軸34に対して加えら
れるポペット弁36を閉じる方向の力は、P・SD +P
・SC =P(SD +SC )となる。一方、ポペット弁3
6を開く方向の力は、P・SA +Fとなる。
【0034】したがって、P(SD +SC −SA )>F
となれば、ポペット弁36は排水路38を閉じることに
なり、小径ダイヤフラム44の有効受圧面積を閉塞用ダ
イヤフラム41のそれよりも十分に大きく設定すること
により、容器10内に供給される圧縮空気の圧力により
ポペット弁つまり主弁36は閉じた状態となる。
【0035】次いで、フロート室12内に所定値以上の
ドレンが貯留され、フロート23の上昇移動によってパ
イロット弁25が気体供給路24を開くと、開放用圧力
室45にも容器10内の圧力が供給されることになる。
大径ダイヤフラム43の有効受圧面積をSB とすると、
ポペット弁36を閉じる方向の力は、P・SD +P・S
A +P・SC =P(SD +SA +SC )となる。
【0036】一方、ポペット弁36を開く方向の力は、
P・SA +P・SB +F=P(SA +SB )+Fとな
る。したがって、P(SD +SA +SC )−{P(SA
+SB )+F}=P(SD +SC −SB )−Fの関係か
ら、P(SD +SC −SB )<Fならば、ポペット弁3
6は開くことになり、大径ダイヤフラム43の有効受圧
面積を小径ダイヤフラム44の受圧面積よりも十分に大
きく設定することにより、フロート室12内に溜まった
ドレンを自動的に確実に外部に排出することができる。
【0037】ドレンが所定の水位まで達する前にドレン
を排出するには、手動操作部56を押し込むだけで、ね
じの回転動作などを行うことなく、容器10内のドレン
を外部に排出することできる。
【0038】このような排水制御の過程では、排水路3
8の開閉を行う主弁は摺動部を有していないポペット弁
により形成されており、このポペット弁36の開閉作動
を摺動部を有していないダイヤフラムによって制御する
ようにしたことから、弁軸34には摺動抵抗が加わるこ
となく、また主弁への異物などの噛み込みが防止され
て、弁軸34は円滑に作動することになる。弁軸34は
複数のダイヤフラムにより制御ケース21内に保持され
ているので、弁軸34は所定の軸心に保持されて傾斜し
たり倒れたりすることが防止される。
【0039】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0040】たとえば、図示する場合には、自動排水装
置をフィルタエレメント18が組み込まれた容器10内
に設けるようにしているが、ドレンの排出のみを行うた
めの容器に自動排水装置を組み込むようにしても良い。
図示する場合には圧縮空気の中から水分を除去するため
に使用しているが、空気以外の他の気体の中の水分を除
去するためにも本発明を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0042】(1).排水路を開閉する主弁がポペット弁に
より形成され、このポペット弁の作動をダイヤフラムに
より制御するようにしたことから、主弁を含めてこれの
作動を制御する部分に摺動部がなく、主弁の開放動作と
閉塞動作とを確実に行うことができる。
【0043】(2).ポペット弁の弁軸には複数のダイヤフ
ラムが設けられているので、弁軸の倒れや傾斜の発生が
なく、装置の耐久性が向上するとともにポペット弁の作
動が安定することになる。
【0044】(3).排水路に異物が入り込んでも、作動不
良の発生を防止することができる。
【0045】(4).弁軸を水平方向に配置するようにした
ことから、弁軸の端部を外部に露出させることが可能と
なり、弁軸を軸方向に移動させるだけで、主弁のマニュ
アル操作を行うことができ、マニュアル操作性が良好と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である自動排水装置を示
す断面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】図1における矢印A方向から見た一部切り欠き
側面図である。
【図4】手動操作部の変形例を示す断面図である。
【図5】ドレン排出継手部の変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 容器 12 フロート室 13 排水制御室 15 流入ポート 16 流出ポート 18 フィルタエレメント 21 制御ケース 23 フロート 24 気体供給路 25 パイロット弁 28 圧力制御ブロック 30 排水室 31 排水制御ブロック 34 弁軸 36 ポペット弁(主弁) 38 排水路 39 排水継手 41 閉塞用ダイヤフラム 43 大径ダイヤフラム 44 小径ダイヤフラム 45 開放用圧力室 46 閉塞用圧力室 51 ばね 52 大気圧導入室 56 手動操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側の配管と二次側の配管とが接続さ
    れ、かつドレンにより上下動するフロートが収容される
    フロート室を有する容器と、 前記フロートにより開閉され気体供給路を開閉するパイ
    ロット弁と、 前記フロート室の下方に水平方向に移動自在の弁軸に設
    けられ、前記フロート室内のドレンを外部に排出する排
    水路を開閉するポペット弁と、 前記弁軸に設けられた閉塞用ダイヤフラムとこれよりも
    大径の大径ダイヤフラムとにより前記気体供給路に連通
    して形成されて、前記ポペット弁を開放方向に付勢する
    開放用圧力室と、 前記弁軸に設けられ前記大径ダイヤフラムよりも小径の
    小径ダイヤフラムにより、前記フロート室に連通して形
    成され、前記ポペット弁を閉塞方向に付勢する閉塞用圧
    力室とを有することを特徴とする自動排水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動排水装置において、
    前記開閉用圧力室に前記ポペット弁を開放する方向に付
    勢するばね部材を設けることにより常開式とするか、あ
    いるは前記閉塞用圧力室に前記ポペット弁を閉塞する方
    向に付勢するばね部材を設けることにより常閉式とする
    ようにしたことを特徴とする自動排水装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動排水装置において、
    軸方向移動により前記ポペット弁体を開放する方向に作
    動する手動操作部を有することを特徴とする自動排水装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10018301B2 (en) 2016-08-12 2018-07-10 Control Devices, Llc Drain valve
USD838811S1 (en) 2016-08-12 2019-01-22 Control Devices, Llc Automatic drain valve
US10197184B2 (en) 2016-08-12 2019-02-05 Control Devices, Llc Float
US10295075B2 (en) 2017-01-10 2019-05-21 Control Devices, Llc Cylinder valve

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