JPH1163863A - 板型ヒートパイプ - Google Patents
板型ヒートパイプInfo
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- JPH1163863A JPH1163863A JP22357897A JP22357897A JPH1163863A JP H1163863 A JPH1163863 A JP H1163863A JP 22357897 A JP22357897 A JP 22357897A JP 22357897 A JP22357897 A JP 22357897A JP H1163863 A JPH1163863 A JP H1163863A
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- heat pipe
- cooled
- type heat
- heat
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0233—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の被冷却部品が取り付けられる板型ヒー
トパイプで、上方に位置する被冷却部品の対応する部分
にも充分な作動流体の還流を実現すること。 【解決手段】 仕切り部110によって、上方側に位置
する吸熱部121と下方側に位置する吸熱部120とを
仕切った板型ヒートパイプ10。
トパイプで、上方に位置する被冷却部品の対応する部分
にも充分な作動流体の還流を実現すること。 【解決手段】 仕切り部110によって、上方側に位置
する吸熱部121と下方側に位置する吸熱部120とを
仕切った板型ヒートパイプ10。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板型ヒートパイプに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の各種機器や電力設備等の電
気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品
は、その使用によってある程度発熱するものであるが、
過度に温度が上昇すると、その部品の本来の性能が発現
しなくなったり、或いはその部品の寿命が短縮してしま
う等の問題がある。そこで近年は、そのような電気・電
子部品の冷却が重要な技術課題として注目されてきてい
る。
気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品
は、その使用によってある程度発熱するものであるが、
過度に温度が上昇すると、その部品の本来の性能が発現
しなくなったり、或いはその部品の寿命が短縮してしま
う等の問題がある。そこで近年は、そのような電気・電
子部品の冷却が重要な技術課題として注目されてきてい
る。
【0003】冷却を要する電気部品(以下被冷却部品と
称する)を冷却する方法としては、例えば機器にファン
を取り付け、機器筐体内の空気の温度を下げる方法や、
被冷却部品に冷却体を取り付けることで、その被冷却部
品を特に冷却する方法等が代表的に知られている。
称する)を冷却する方法としては、例えば機器にファン
を取り付け、機器筐体内の空気の温度を下げる方法や、
被冷却部品に冷却体を取り付けることで、その被冷却部
品を特に冷却する方法等が代表的に知られている。
【0004】被冷却部品に取り付ける冷却体として、例
えば銅材やアルミニウム材などの伝熱性に優れる材料の
板材が代表的に適用できる。この板材に適宜フィン等を
取り付けることによって、被冷却部品から冷却体に伝わ
った熱を、より効率的に外部に放出できるようになる。
えば銅材やアルミニウム材などの伝熱性に優れる材料の
板材が代表的に適用できる。この板材に適宜フィン等を
取り付けることによって、被冷却部品から冷却体に伝わ
った熱を、より効率的に外部に放出できるようになる。
【0005】近年は、被冷却部品に取り付ける冷却体と
して、単に伝熱性に優れる材料の板材を適用するのでは
なく、その板材に替わりヒートパイプを適用することが
有望視され、また実用化している。ヒートパイプを冷却
体として使う場合、被冷却部品に取り付ける都合上、板
型ヒートパイプが好まれることが多い。板型ヒートパイ
プはその形状が平板形状であるので、例えばIC素子等
の電子部品(被冷却部品)の冷却用途において、その被
冷却部品と熱的に接続しやすいという利点がある。また
放熱フィンをこの板型ヒートパイプに取り付ける場合に
も、フィンの接続面が大きく確保しやすい等の利点があ
る。
して、単に伝熱性に優れる材料の板材を適用するのでは
なく、その板材に替わりヒートパイプを適用することが
有望視され、また実用化している。ヒートパイプを冷却
体として使う場合、被冷却部品に取り付ける都合上、板
型ヒートパイプが好まれることが多い。板型ヒートパイ
プはその形状が平板形状であるので、例えばIC素子等
の電子部品(被冷却部品)の冷却用途において、その被
冷却部品と熱的に接続しやすいという利点がある。また
放熱フィンをこの板型ヒートパイプに取り付ける場合に
も、フィンの接続面が大きく確保しやすい等の利点があ
る。
【0006】ヒートパイプはその名称の通り、丸パイプ
形状のものが代表的であるが、板型(平面型、平板型)
のものもヒートパイプとして知られている。何れにして
も、その内部に作動流体の流路となる空洞部(空間)が
設けられており、その空間に収容された作動流体が蒸
発、凝縮等の相変化や移動をすることで、熱の移動がな
されるのである。
形状のものが代表的であるが、板型(平面型、平板型)
のものもヒートパイプとして知られている。何れにして
も、その内部に作動流体の流路となる空洞部(空間)が
設けられており、その空間に収容された作動流体が蒸
発、凝縮等の相変化や移動をすることで、熱の移動がな
されるのである。
【0007】ヒートパイプ内の作動流体としては通常、
水や水溶液、アルコール、その他有機溶剤等が使用され
る。尚、作動流体は作動液と呼ばれることも多いが、液
相状態でない気相状態である場合もあるので、以下では
作動流体と呼ぶことにする。前述したようにヒートパイ
プは内部の作動流体の相変態等の作用を利用するもので
あるから、それが収容される空洞部は通常、真空脱気さ
れ密封されている。
水や水溶液、アルコール、その他有機溶剤等が使用され
る。尚、作動流体は作動液と呼ばれることも多いが、液
相状態でない気相状態である場合もあるので、以下では
作動流体と呼ぶことにする。前述したようにヒートパイ
プは内部の作動流体の相変態等の作用を利用するもので
あるから、それが収容される空洞部は通常、真空脱気さ
れ密封されている。
【0008】ここで、ヒートパイプの作動について簡単
に記すと次のようになる。即ち、ヒートパイプの吸熱側
において、ヒートパイプを構成する容器(コンテナ)の
材質中を熱伝導して伝わってきた熱により、作動流体が
蒸発し、その蒸気がヒートパイプの放熱側に移動する。
放熱側では、作動流体の蒸気は冷却され再び液相状態に
戻る。そして液相に戻った作動流体は再び吸熱側に移動
(還流)する。このような作動流体の相変態や移動によ
り、熱の移動がなされる。
に記すと次のようになる。即ち、ヒートパイプの吸熱側
において、ヒートパイプを構成する容器(コンテナ)の
材質中を熱伝導して伝わってきた熱により、作動流体が
蒸発し、その蒸気がヒートパイプの放熱側に移動する。
放熱側では、作動流体の蒸気は冷却され再び液相状態に
戻る。そして液相に戻った作動流体は再び吸熱側に移動
(還流)する。このような作動流体の相変態や移動によ
り、熱の移動がなされる。
【0009】重力式のヒートパイプの場合、相変態によ
り液相状態になった作動流体は、重力作用により、吸熱
側に移動(還流)するようになっている。この場合、吸
熱側を放熱側より下方に配置すればよい。
り液相状態になった作動流体は、重力作用により、吸熱
側に移動(還流)するようになっている。この場合、吸
熱側を放熱側より下方に配置すればよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】板型ヒートパイプはそ
の形状上、被冷却部品を取り付けやすい利点がある。ま
た、板型形状であるため、一つの板型ヒートパイプに複
数の被冷却部品を取り付ける場合も便利である。
の形状上、被冷却部品を取り付けやすい利点がある。ま
た、板型形状であるため、一つの板型ヒートパイプに複
数の被冷却部品を取り付ける場合も便利である。
【0011】一つの板型ヒートパイプに取り付ける被冷
却部品が一つであれば、板型ヒートパイプを立てた状
態、若しくはある程度傾けた状態で使用する際、被冷却
被品が接続される部分(吸熱部)が放熱部より下方に位
置するように配置すれば、放熱部で凝縮して液相状態に
戻った作動流体の重力作用による吸熱側への還流が期待
できる(図7参照)。図7において、フィン71が取り
付けられた部分が板型ヒートパイプ70の放熱部に、ま
た被冷却部品72が取り付けられた部分が板型ヒートパ
イプ70の吸熱部に相当する。尚、板型ヒートパイプ7
0と被冷却部品72とは、熱的な接続がなされていれば
よく、必ずしも、半田付け等の接合や、接着剤等による
接着がなされている必要はない。また板型ヒートパイプ
70と被冷却部品72との間に適宜、伝熱グリス等を介
在させる場合もある。
却部品が一つであれば、板型ヒートパイプを立てた状
態、若しくはある程度傾けた状態で使用する際、被冷却
被品が接続される部分(吸熱部)が放熱部より下方に位
置するように配置すれば、放熱部で凝縮して液相状態に
戻った作動流体の重力作用による吸熱側への還流が期待
できる(図7参照)。図7において、フィン71が取り
付けられた部分が板型ヒートパイプ70の放熱部に、ま
た被冷却部品72が取り付けられた部分が板型ヒートパ
イプ70の吸熱部に相当する。尚、板型ヒートパイプ7
0と被冷却部品72とは、熱的な接続がなされていれば
よく、必ずしも、半田付け等の接合や、接着剤等による
接着がなされている必要はない。また板型ヒートパイプ
70と被冷却部品72との間に適宜、伝熱グリス等を介
在させる場合もある。
【0012】ところが、図8に示すように、板型ヒート
パイプ70に上下差をつけて、二つの被冷却部品(被冷
却部品72と被冷却部品73)が取り付けられている場
合、上方に位置する被冷却部品73の冷却が不充分にな
りやすい。つまり、被冷却部品72や被冷却部品73が
取り付けられている部分が各々、板型ヒートパイプ70
の吸熱部に相当するが、上方に位置する被冷却部品73
の熱を受ける吸熱部には作動流体の液相部分が不足しや
すいからである。
パイプ70に上下差をつけて、二つの被冷却部品(被冷
却部品72と被冷却部品73)が取り付けられている場
合、上方に位置する被冷却部品73の冷却が不充分にな
りやすい。つまり、被冷却部品72や被冷却部品73が
取り付けられている部分が各々、板型ヒートパイプ70
の吸熱部に相当するが、上方に位置する被冷却部品73
の熱を受ける吸熱部には作動流体の液相部分が不足しや
すいからである。
【0013】上方に位置する被冷却部品73が取り付け
られた部分(吸熱部)にも充分に作動流体の液相部分が
供給されるようにするには、例えば、板型ヒートパイプ
70内に収容する作動流体の量を増やすことで容易に実
現する。しかし、その場合、作動流体が蒸発するフィン
71が取り付けられた部分の面積が低下し、被冷却部品
72、73の冷却が不充分になってしまいやすい。
られた部分(吸熱部)にも充分に作動流体の液相部分が
供給されるようにするには、例えば、板型ヒートパイプ
70内に収容する作動流体の量を増やすことで容易に実
現する。しかし、その場合、作動流体が蒸発するフィン
71が取り付けられた部分の面積が低下し、被冷却部品
72、73の冷却が不充分になってしまいやすい。
【0014】このように作動流体の分配の適正な実現が
難しいために、その対策として、図9に示すように、被
冷却部品72、73とを、それぞれ別個の系統のヒート
パイプで冷却する方法も考えられる。つまり各々の被冷
却部品72、73毎に、それぞれ一つの系統のヒートパ
イプを適用する方法である。図9の例では、隔壁74を
設けて板型ヒートパイプ700の空洞部を2分割した例
を示す。
難しいために、その対策として、図9に示すように、被
冷却部品72、73とを、それぞれ別個の系統のヒート
パイプで冷却する方法も考えられる。つまり各々の被冷
却部品72、73毎に、それぞれ一つの系統のヒートパ
イプを適用する方法である。図9の例では、隔壁74を
設けて板型ヒートパイプ700の空洞部を2分割した例
を示す。
【0015】しかしながら、図9に示すように、隔壁7
4で分割された空洞部を設けた板型ヒートパイプ700
は、密封された空洞部を2個有するものであり、その各
々の空洞部の真空脱気作業その他の製造上の手間が増大
することによる製造コスト上昇の問題がある。
4で分割された空洞部を設けた板型ヒートパイプ700
は、密封された空洞部を2個有するものであり、その各
々の空洞部の真空脱気作業その他の製造上の手間が増大
することによる製造コスト上昇の問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述のような事情を受け
て、本発明者らは下記の発明に至った。即ち、複数の被
冷却部品に相対して設置される板型ヒートパイプであっ
て、その吸熱部が前記被冷却部品に対応して仕切られて
いる板型ヒートパイプを提供する。吸熱部を前記被冷却
部品に対応して仕切る方法として、当該板型ヒートパイ
プ内に線材または板材を配置してなすと良い。或いは、
当該板型ヒートパイプを構成するコンテナに仕切り部を
設けることによって、吸熱部が前記被冷却部品に対応し
て仕切る方法も有力である。
て、本発明者らは下記の発明に至った。即ち、複数の被
冷却部品に相対して設置される板型ヒートパイプであっ
て、その吸熱部が前記被冷却部品に対応して仕切られて
いる板型ヒートパイプを提供する。吸熱部を前記被冷却
部品に対応して仕切る方法として、当該板型ヒートパイ
プ内に線材または板材を配置してなすと良い。或いは、
当該板型ヒートパイプを構成するコンテナに仕切り部を
設けることによって、吸熱部が前記被冷却部品に対応し
て仕切る方法も有力である。
【0017】また、複数の被冷却部品に相対して設置さ
れる板型ヒートパイプであって、その放熱部で凝縮した
作動流体を複数の前記被冷却部品の内の上方に位置する
被冷却部品に対応する吸熱部に導く案内部が設けられた
板型ヒートパイプを提供する。その案内部を、当該板型
ヒートパイプを構成するコンテナにエンボス加工により
設けると良い。
れる板型ヒートパイプであって、その放熱部で凝縮した
作動流体を複数の前記被冷却部品の内の上方に位置する
被冷却部品に対応する吸熱部に導く案内部が設けられた
板型ヒートパイプを提供する。その案内部を、当該板型
ヒートパイプを構成するコンテナにエンボス加工により
設けると良い。
【0018】上述のように吸熱部を被冷却部品に対応し
て仕切ること、および、上述のように複数の被冷却部品
の内の上方に位置する被冷却部品に対応する吸熱部に放
熱部で凝縮した作動流体を導く案内部を設けること、と
は併用しても構わない。
て仕切ること、および、上述のように複数の被冷却部品
の内の上方に位置する被冷却部品に対応する吸熱部に放
熱部で凝縮した作動流体を導く案内部を設けること、と
は併用しても構わない。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の板型ヒート
パイプの断面を模式的に描いたものである。板型ヒート
パイプ10、20、30、40、50、60には、その
外部に図示しない被冷却部品が2個接続されている。そ
の接続位置はそれぞれ吸熱部120、121に対応して
いる。いずれの図においても、板型ヒートパイプは立て
られた状態で描いており、図の上下を実際の上下関係を
示すものとする。即ち、図1において吸熱部121は吸
熱部120より上方に位置するものとする。
パイプの断面を模式的に描いたものである。板型ヒート
パイプ10、20、30、40、50、60には、その
外部に図示しない被冷却部品が2個接続されている。そ
の接続位置はそれぞれ吸熱部120、121に対応して
いる。いずれの図においても、板型ヒートパイプは立て
られた状態で描いており、図の上下を実際の上下関係を
示すものとする。即ち、図1において吸熱部121は吸
熱部120より上方に位置するものとする。
【0020】また、これらの板型ヒートパイプ10、2
0、30、40、50、60の上部には図示しないフィ
ンが接続されている。その部分は放熱部13に相当し、
吸熱部120、121で蒸発した作動流体の気相部分
は、概ね放熱部13で冷やされ凝縮する。
0、30、40、50、60の上部には図示しないフィ
ンが接続されている。その部分は放熱部13に相当し、
吸熱部120、121で蒸発した作動流体の気相部分
は、概ね放熱部13で冷やされ凝縮する。
【0021】さて、図1から順次説明する。板型ヒート
パイプ10は、それを構成するコンテナ11の一部が図
示するように、仕切り部110を有しており、その仕切
り部110により吸熱部120と吸熱部121が仕切ら
れた構造になっている。そして放熱部13で凝縮した作
動流体は、重力によって下降する際、仕切り部110に
よって吸熱部120と吸熱部121に分流される。従っ
て、上方に位置する吸熱部121にも充分に作動流体の
液相部分が還流することになる。
パイプ10は、それを構成するコンテナ11の一部が図
示するように、仕切り部110を有しており、その仕切
り部110により吸熱部120と吸熱部121が仕切ら
れた構造になっている。そして放熱部13で凝縮した作
動流体は、重力によって下降する際、仕切り部110に
よって吸熱部120と吸熱部121に分流される。従っ
て、上方に位置する吸熱部121にも充分に作動流体の
液相部分が還流することになる。
【0022】図1に示す例では、コンテナ13自体に仕
切り部110を設けた場合であるが、図2に示す例は、
板型ヒートパイプ20の内部にワイヤー22を配置する
ことで、吸熱部120と吸熱部121を仕切ったもので
ある。
切り部110を設けた場合であるが、図2に示す例は、
板型ヒートパイプ20の内部にワイヤー22を配置する
ことで、吸熱部120と吸熱部121を仕切ったもので
ある。
【0023】図3は、図2のワイヤー22に相当するも
のを2本配置した例である。このように2本のワイヤー
32、33を配置することで、放熱部13で凝縮した作
動流体が一層適正に吸熱部120、121に分流されて
還流するようになる。
のを2本配置した例である。このように2本のワイヤー
32、33を配置することで、放熱部13で凝縮した作
動流体が一層適正に吸熱部120、121に分流されて
還流するようになる。
【0024】図4に示す例は、2箇所の吸熱部120、
121を仕切らず、板型ヒートパイプ40内部に、作動
流体の液相部分の案内部42を設けた例である。こうす
ることで、吸熱部13で凝縮した作動流体の多くが、案
内部42に導かれて、上方に位置する吸熱部121を経
由して下降するようになる。従って吸熱部121にも充
分な作動流体の還流が維持できることになる。この案内
部42は、エンボス加工によりコンテナ41に形成した
凸部を利用すると簡便である。
121を仕切らず、板型ヒートパイプ40内部に、作動
流体の液相部分の案内部42を設けた例である。こうす
ることで、吸熱部13で凝縮した作動流体の多くが、案
内部42に導かれて、上方に位置する吸熱部121を経
由して下降するようになる。従って吸熱部121にも充
分な作動流体の還流が維持できることになる。この案内
部42は、エンボス加工によりコンテナ41に形成した
凸部を利用すると簡便である。
【0025】図5に示す例は、案内部510と仕切り部
511を設けた例である。案内部510、仕切り部51
1は、ワイヤー等を配置して設けても良いし、図5の例
のようにコンテナ51に形成しても良い。さて、案内部
510を放熱部13の下部位置に設置したのは、液相状
態に戻った作動流体が、被冷却部品が接続された部分
(吸熱部121)により多く導かれるようにするためで
ある。吸熱部121で蒸発しきれない作動流体は、通路
52を通って、下方に位置する吸熱部120に還流す
る。吸熱部120で再び蒸発した作動流体は、通路52
を経て放熱部13に移動する。図6に示す例は、二つの
案内部610、612と、二つの仕切り部611、61
3を設けたものである。図5、6の示すように、仕切り
部と案内部とを併用することで、複数の吸熱部に還流さ
せる作動流体の分配をより適正に制御できる。
511を設けた例である。案内部510、仕切り部51
1は、ワイヤー等を配置して設けても良いし、図5の例
のようにコンテナ51に形成しても良い。さて、案内部
510を放熱部13の下部位置に設置したのは、液相状
態に戻った作動流体が、被冷却部品が接続された部分
(吸熱部121)により多く導かれるようにするためで
ある。吸熱部121で蒸発しきれない作動流体は、通路
52を通って、下方に位置する吸熱部120に還流す
る。吸熱部120で再び蒸発した作動流体は、通路52
を経て放熱部13に移動する。図6に示す例は、二つの
案内部610、612と、二つの仕切り部611、61
3を設けたものである。図5、6の示すように、仕切り
部と案内部とを併用することで、複数の吸熱部に還流さ
せる作動流体の分配をより適正に制御できる。
【0026】以上示した例では、吸熱部が2個の場合で
あるが、吸熱部は2個以上であっても、基本は同じであ
る。
あるが、吸熱部は2個以上であっても、基本は同じであ
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の板型ヒー
トパイプは複数の被冷却部品に相対して設置される板型
ヒートパイプであるが、その複数の被冷却部品に対応す
る複数の吸熱部を仕切るか、或いは放熱部で凝縮した作
動流体を複数の被冷却部品の内の上方に位置する被冷却
部品に対応する吸熱部に導く案内部を設けることで、複
数の被冷却部品の内の上方に位置する被冷却部品に対応
する吸熱部にも充分な作動流体の還流を実現させたもの
である。従って複数の被冷却部品の内の上方に位置する
被冷却部品の冷却も充分に行える優れた冷却機構が実現
する。
トパイプは複数の被冷却部品に相対して設置される板型
ヒートパイプであるが、その複数の被冷却部品に対応す
る複数の吸熱部を仕切るか、或いは放熱部で凝縮した作
動流体を複数の被冷却部品の内の上方に位置する被冷却
部品に対応する吸熱部に導く案内部を設けることで、複
数の被冷却部品の内の上方に位置する被冷却部品に対応
する吸熱部にも充分な作動流体の還流を実現させたもの
である。従って複数の被冷却部品の内の上方に位置する
被冷却部品の冷却も充分に行える優れた冷却機構が実現
する。
【図1】本発明に係わる板型ヒートパイプの例を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図2】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図3】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図4】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図5】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図6】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図7】板型ヒートパイプに被冷却部品が取り付けられ
た状態を説明する説明図である。
た状態を説明する説明図である。
【図8】板型ヒートパイプに被冷却部品が取り付けられ
た状態を説明する説明図である。
た状態を説明する説明図である。
【図9】板型ヒートパイプに被冷却部品が取り付けられ
た状態を説明する説明図である。
た状態を説明する説明図である。
10 板型ヒートパイプ 11 コンテナ 110 仕切り部 120 吸熱部 121 吸熱部 13 放熱部 20 板型ヒートパイプ 21 コンテナ 22 ワイヤー 30 板型ヒートパイプ 31 コンテナ 32 ワイヤー 33 ワイヤー 40 板型ヒートパイプ 41 コンテナ 42 案内部 50 板型ヒートパイプ 51 コンテナ 510 案内部 511 仕切り部 60 板型ヒートパイプ 61 コンテナ 610 案内部 611 仕切り部 612 案内部 613 仕切り部 70 板型ヒートパイプ 700 板型ヒートパイプ 71 フィン 72 被冷却部品 73 被冷却部品 74 隔壁
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の被冷却部品に相対して設置される
板型ヒートパイプであって、その吸熱部が前記被冷却部
品に対応して仕切られている、板型ヒートパイプ。 - 【請求項2】 当該板型ヒートパイプ内に配置された線
材または板材によって、吸熱部が前記被冷却部品に対応
して仕切られている、請求項1記載の板型ヒートパイ
プ。 - 【請求項3】 当該板型ヒートパイプを構成するコンテ
ナに仕切り部を設けることによって、吸熱部が前記被冷
却部品に対応して仕切られている、請求項1記載の板型
ヒートパイプ。 - 【請求項4】 複数の被冷却部品に相対して設置される
板型ヒートパイプであって、その放熱部で凝縮した作動
流体を複数の前記被冷却部品の内の上方に位置する被冷
却部品に対応する吸熱部に導く案内部が設けられた、板
型ヒートパイプ。 - 【請求項5】 当該板型ヒートパイプを構成するコンテ
ナにエンボス加工を施して設けた凸部により前記案内部
を形成した、請求項4記載の板型ヒートパイプ。 - 【請求項6】 複数の被冷却部品に相対して設置される
板型ヒートパイプであって、その吸熱部が前記被冷却部
品に対応して仕切られており、更に複数の前記被冷却部
品の内の上方に位置する被冷却部品に対応する吸熱部に
放熱部で凝縮した作動流体を導く案内部が設けられた、
板型ヒートパイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22357897A JPH1163863A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 板型ヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22357897A JPH1163863A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 板型ヒートパイプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163863A true JPH1163863A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16800370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22357897A Pending JPH1163863A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 板型ヒートパイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1163863A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018151196A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 富士通株式会社 | センサ装置、排ガス処理装置、及びルート提供方法 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22357897A patent/JPH1163863A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018151196A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 富士通株式会社 | センサ装置、排ガス処理装置、及びルート提供方法 |
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