JPH1164053A - 蒸気乾き度測定方法および装置 - Google Patents
蒸気乾き度測定方法および装置Info
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- JPH1164053A JPH1164053A JP29233997A JP29233997A JPH1164053A JP H1164053 A JPH1164053 A JP H1164053A JP 29233997 A JP29233997 A JP 29233997A JP 29233997 A JP29233997 A JP 29233997A JP H1164053 A JPH1164053 A JP H1164053A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 85
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 27
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 6
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
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- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 計測対象の蒸気乾き度を容易に、かつ正確に
計測できる蒸気乾き度測定方法および装置をえる。 【解決手段】 計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介し
て接続された気水分離手段02、同気水分離手段の蒸気
出口につながれた加熱手段03、同加熱手段の蒸気出口
につながれた乾き蒸気流量測定手段04、気水分離手段
の水出口につながれた冷却手段05、同冷却手段の水出
口につながれた分離水流量測定手段06、上記乾き蒸気
流量測定手段および分離水流量測定手段の出力を受け乾
き蒸気度を出力する演算手段07とを設ける。
計測できる蒸気乾き度測定方法および装置をえる。 【解決手段】 計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介し
て接続された気水分離手段02、同気水分離手段の蒸気
出口につながれた加熱手段03、同加熱手段の蒸気出口
につながれた乾き蒸気流量測定手段04、気水分離手段
の水出口につながれた冷却手段05、同冷却手段の水出
口につながれた分離水流量測定手段06、上記乾き蒸気
流量測定手段および分離水流量測定手段の出力を受け乾
き蒸気度を出力する演算手段07とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気ボイラより蒸気
の供給をうける蒸気消費設備において、蒸気使用の目的
により供給蒸気の乾き度を知る必要がある場合等に使用
される蒸気乾き度測定方法および装置に関する。
の供給をうける蒸気消費設備において、蒸気使用の目的
により供給蒸気の乾き度を知る必要がある場合等に使用
される蒸気乾き度測定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常蒸気ボイラから配管により蒸気の供
給を受ける場合、配管中の蒸気は、配管表面および弁そ
の他の配管付属物からの放熱損失により、蒸気の一部が
凝縮して水分として存在する、いわゆる湿り蒸気となっ
ている場合がほとんどである。従って、使用の目的によ
っては蒸気中の乾き蒸気量と水分量、すなわち乾き度を
正確に知る必要がある。
給を受ける場合、配管中の蒸気は、配管表面および弁そ
の他の配管付属物からの放熱損失により、蒸気の一部が
凝縮して水分として存在する、いわゆる湿り蒸気となっ
ている場合がほとんどである。従って、使用の目的によ
っては蒸気中の乾き蒸気量と水分量、すなわち乾き度を
正確に知る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、蒸気の乾き度を
求める適当な測定法が確立されておらず、蒸気中の水分
による蒸気消費設備の損傷などトラブルが発生するケー
スが少なくなく、蒸気乾き度測定方法および装置に対す
る要望が強かった。
求める適当な測定法が確立されておらず、蒸気中の水分
による蒸気消費設備の損傷などトラブルが発生するケー
スが少なくなく、蒸気乾き度測定方法および装置に対す
る要望が強かった。
【0004】本発明は、上記要望に応え、蒸気乾き度を
容易に、かつ、正確に計測できる蒸気乾き度測定方法お
よび装置を提供することを課題としている。
容易に、かつ、正確に計測できる蒸気乾き度測定方法お
よび装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、計測対象の蒸気を気水分離し、気水分離後の
乾き蒸気流量と水流量とを測定し、前記乾き蒸気流量と
水流量との和に対する前記乾き蒸気流量の割合を算出す
る蒸気の乾き度測定方法を提供する。
するため、計測対象の蒸気を気水分離し、気水分離後の
乾き蒸気流量と水流量とを測定し、前記乾き蒸気流量と
水流量との和に対する前記乾き蒸気流量の割合を算出す
る蒸気の乾き度測定方法を提供する。
【0006】本発明のこの蒸気乾き度測定方法において
は、計測対象の蒸気が気水分離され、気水分離後の乾き
蒸気流量(重量流量)と水流量(重量流量)が測定され
る。そして、乾き蒸気流量の測定値(Ws )と水流量の
測定値(Ww )との和(Ws+Ww )に対する乾き蒸気
流量の測定値(Ws )の割合、すなわち次の式(1)に
よる蒸気乾き度Xが算出される。
は、計測対象の蒸気が気水分離され、気水分離後の乾き
蒸気流量(重量流量)と水流量(重量流量)が測定され
る。そして、乾き蒸気流量の測定値(Ws )と水流量の
測定値(Ww )との和(Ws+Ww )に対する乾き蒸気
流量の測定値(Ws )の割合、すなわち次の式(1)に
よる蒸気乾き度Xが算出される。
【0007】X=Ws /(Ws +Ww ) ……(1) このようにして、計測対象蒸気の蒸気乾き度が容易に、
かつ正確に測定される。
かつ正確に測定される。
【0008】また、本発明は前記課題を解決するため、
計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介して接続された気
水分離手段と、同気水分離手段の蒸気出口につながれた
加熱手段と、同加熱手段の蒸気出口につながれた乾き蒸
気流量測定手段と、上記気水分離手段の水出口につなが
れた冷却手段と、同冷却手段の水出口につながれた分離
水流量測定手段と、上記乾き蒸気流量測定手段および分
離水流量測定手段の出力を受け乾き蒸気度を出力する演
算手段とを設けた蒸気乾き度測定装置を提供する。
計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介して接続された気
水分離手段と、同気水分離手段の蒸気出口につながれた
加熱手段と、同加熱手段の蒸気出口につながれた乾き蒸
気流量測定手段と、上記気水分離手段の水出口につなが
れた冷却手段と、同冷却手段の水出口につながれた分離
水流量測定手段と、上記乾き蒸気流量測定手段および分
離水流量測定手段の出力を受け乾き蒸気度を出力する演
算手段とを設けた蒸気乾き度測定装置を提供する。
【0009】本発明のこの蒸気乾き度測定装置において
は、気水分離手段で計測対象の蒸気が気水分離される。
そして飽和蒸気は加熱手段で乾き蒸気となり、乾き蒸気
流量測定手段で乾き蒸気流量Ws が計測され、演算手段
へ送られる。一方、飽和水は再蒸発を防止するため冷却
手段で少し冷却された後、分離水流量測定手段に導かれ
て流量Ww が計測され、これらの計測値は演算手段へ送
られる。
は、気水分離手段で計測対象の蒸気が気水分離される。
そして飽和蒸気は加熱手段で乾き蒸気となり、乾き蒸気
流量測定手段で乾き蒸気流量Ws が計測され、演算手段
へ送られる。一方、飽和水は再蒸発を防止するため冷却
手段で少し冷却された後、分離水流量測定手段に導かれ
て流量Ww が計測され、これらの計測値は演算手段へ送
られる。
【0010】演算手段では両入力から前記式(1)によ
り蒸気乾き度Xが算出される。このようにして、計測対
象蒸気の蒸気乾き度が容易に、かつ正確に測定される。
り蒸気乾き度Xが算出される。このようにして、計測対
象蒸気の蒸気乾き度が容易に、かつ正確に測定される。
【0011】また本発明は、前記課題を解決するための
蒸気乾き度測定方法として、計測対象の蒸気を加熱して
過熱蒸気とし、その過熱蒸気流量および過熱蒸気とする
のに要した加熱量を測定し、同過熱蒸気流量と加熱量か
ら乾き度および水分流量を算出するようにした蒸気乾き
度測定方法を提供する。
蒸気乾き度測定方法として、計測対象の蒸気を加熱して
過熱蒸気とし、その過熱蒸気流量および過熱蒸気とする
のに要した加熱量を測定し、同過熱蒸気流量と加熱量か
ら乾き度および水分流量を算出するようにした蒸気乾き
度測定方法を提供する。
【0012】本発明のこの蒸気乾き度測定方法によれ
ば、計測対象の湿り蒸気は過熱蒸気となるよう加熱され
てその加熱量と流量を測定することによって、計測対象
の湿り蒸気の全流量と、それを過熱蒸気とするのに要し
た加熱量が求められる。この流量と加熱量から蒸気乾き
度が計算で求められる。
ば、計測対象の湿り蒸気は過熱蒸気となるよう加熱され
てその加熱量と流量を測定することによって、計測対象
の湿り蒸気の全流量と、それを過熱蒸気とするのに要し
た加熱量が求められる。この流量と加熱量から蒸気乾き
度が計算で求められる。
【0013】更に本発明は前記課題を解決するための蒸
気乾き度測定装置として、計測対象の蒸気管から蒸気分
岐管を介して分岐された湿り蒸気を過熱蒸気とするため
の過熱手段と、同過熱手段の蒸気出口に接続れた過熱蒸
気流量計測手段と、同過熱蒸気流量計測手段の後流側に
接続された過熱蒸気冷却手段と、同過熱蒸気冷却手段の
冷却水入口に接続した冷却水流量測定および制御手段と
を備えた構成の蒸気乾き度測定装置を提供する。
気乾き度測定装置として、計測対象の蒸気管から蒸気分
岐管を介して分岐された湿り蒸気を過熱蒸気とするため
の過熱手段と、同過熱手段の蒸気出口に接続れた過熱蒸
気流量計測手段と、同過熱蒸気流量計測手段の後流側に
接続された過熱蒸気冷却手段と、同過熱蒸気冷却手段の
冷却水入口に接続した冷却水流量測定および制御手段と
を備えた構成の蒸気乾き度測定装置を提供する。
【0014】本発明のこの蒸気乾き度測定装置において
は、計測対象の蒸気を過熱手段によって過熱蒸気とし、
過熱蒸気流量計測手段によって分岐蒸気量を知る。この
分岐蒸気量と、計測対象の湿り蒸気を過熱蒸気にするの
に要した加熱量とから、計算により計測対象の湿り蒸気
の乾き度を求めることができる。
は、計測対象の蒸気を過熱手段によって過熱蒸気とし、
過熱蒸気流量計測手段によって分岐蒸気量を知る。この
分岐蒸気量と、計測対象の湿り蒸気を過熱蒸気にするの
に要した加熱量とから、計算により計測対象の湿り蒸気
の乾き度を求めることができる。
【0015】このように、本発明のこの蒸気乾き度測定
装置によれば簡単な構成で計測対象の湿り蒸気の乾き度
を正確に計測可能である。
装置によれば簡単な構成で計測対象の湿り蒸気の乾き度
を正確に計測可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1お
よび図2を用いて説明する。
よび図2を用いて説明する。
【0017】(第1実施形態)まず図1により本発明の
第1実施形態について説明する。図1において、計測対
象の蒸気管01に蒸気分岐元弁1aを介して蒸気分岐管
1により気水分離手段の気水分離器5がつながれる。気
水分離器5の蒸気出口aは蒸気流量測定管2につなが
れ、加熱手段03のヒータ10、および乾き蒸気流量測
定手段04の流量センサ13を順次経て気水混合器21
につながれる。
第1実施形態について説明する。図1において、計測対
象の蒸気管01に蒸気分岐元弁1aを介して蒸気分岐管
1により気水分離手段の気水分離器5がつながれる。気
水分離器5の蒸気出口aは蒸気流量測定管2につなが
れ、加熱手段03のヒータ10、および乾き蒸気流量測
定手段04の流量センサ13を順次経て気水混合器21
につながれる。
【0018】また気水分離器5の水出口bは水流量測定
管3につながれ、冷却手段05のサブクーラ16、スト
レーナ17、分離水流量測定手段06の流量センサ18
および気水分離手段02の流量調節弁9を順次経て気水
混合器21につながれる。
管3につながれ、冷却手段05のサブクーラ16、スト
レーナ17、分離水流量測定手段06の流量センサ18
および気水分離手段02の流量調節弁9を順次経て気水
混合器21につながれる。
【0019】気水混合器21の出口は戻し弁4aを介し
て蒸気戻し管4により蒸気管01につながれる。乾き蒸
気流量測定手段04の出力および分離水流量測定手段0
6の出力は演算手段07へ送られる。
て蒸気戻し管4により蒸気管01につながれる。乾き蒸
気流量測定手段04の出力および分離水流量測定手段0
6の出力は演算手段07へ送られる。
【0020】気水分離器5には水位調節用差圧発信器7
がつながれ、その出力は水位調節計8を経て水位調節弁
9へ送られる。6は保温用ヒータである。これらの気水
分離器5、水位調節用差圧発信器7、水位調節計8、水
位調節弁9、および保温用ヒータが気水分離手段02を
構成している。
がつながれ、その出力は水位調節計8を経て水位調節弁
9へ送られる。6は保温用ヒータである。これらの気水
分離器5、水位調節用差圧発信器7、水位調節計8、水
位調節弁9、および保温用ヒータが気水分離手段02を
構成している。
【0021】加熱手段03は、ヒータ10、ヒータ用電
力調節装置11、および電源12を持つ。また乾き蒸気
流量測定手段04は、流量センサ13のオリフィスまた
はベンチュリー管などにつながれた差圧測定器14を持
つ。
力調節装置11、および電源12を持つ。また乾き蒸気
流量測定手段04は、流量センサ13のオリフィスまた
はベンチュリー管などにつながれた差圧測定器14を持
つ。
【0022】さらに分離水流量測定手段06は、流量セ
ンサ18のオリフィスまたはベンチュリー管などにつな
がれた差圧測定器19を持つ。なお図中Pは圧力計、T
は温度計である。
ンサ18のオリフィスまたはベンチュリー管などにつな
がれた差圧測定器19を持つ。なお図中Pは圧力計、T
は温度計である。
【0023】以上の測定装置において、蒸気管01の蒸
気は、蒸気分岐元弁1a開により、蒸気分岐管1を経て
気水分離器5に導かれ、気水分離器5により気水分離さ
れる。このとき気水分離器5は保温用ヒータ6により放
熱損失が補償されている。
気は、蒸気分岐元弁1a開により、蒸気分岐管1を経て
気水分離器5に導かれ、気水分離器5により気水分離さ
れる。このとき気水分離器5は保温用ヒータ6により放
熱損失が補償されている。
【0024】分離された飽和蒸気はヒータ10で加熱さ
れ、所定温度の過熱蒸気となり、流量センサ13を経て
気水混合器21へ送られる。流量センサ13で検出され
た圧力は差圧発信器14で乾き蒸気流量(Ws )信号1
4s(詳しくは圧力、温度、差圧からWs を算出)とな
り演算手段07へ送られる。
れ、所定温度の過熱蒸気となり、流量センサ13を経て
気水混合器21へ送られる。流量センサ13で検出され
た圧力は差圧発信器14で乾き蒸気流量(Ws )信号1
4s(詳しくは圧力、温度、差圧からWs を算出)とな
り演算手段07へ送られる。
【0025】一方、分離された飽和水はサブクーラ16
で若干冷却され、再蒸発が防止された上、ストレーナ1
7を経てろ過される。その後流量センサ18、水位調節
弁9、気水混合器21を経て、蒸気戻し管4により蒸気
管01へ戻される。
で若干冷却され、再蒸発が防止された上、ストレーナ1
7を経てろ過される。その後流量センサ18、水位調節
弁9、気水混合器21を経て、蒸気戻し管4により蒸気
管01へ戻される。
【0026】流量センサ18で検出された圧力は差圧発
信器19で分離水流量(Ww )信号19s(詳しくは圧
力、温度、差圧からWw を算出)となり演算手段07へ
送られる。
信器19で分離水流量(Ww )信号19s(詳しくは圧
力、温度、差圧からWw を算出)となり演算手段07へ
送られる。
【0027】演算手段07はこれらの入力から式(1)
により、蒸気乾き度Xを算出する。 X=Ws /(Ws +Ww ) ……(1) なお、この間、気水分離器5の水位は、差圧発信器7で
検出され、水位調節計8で制御信号となり、水位調節弁
9へ送られ、常に所定レベルに維持される。また、蒸気
管01、蒸気分岐元弁1a、蒸気分岐管1は、計測蒸気
の状態を保持するため、断熱材による充分な保温、また
はヒータによる加熱を適宜行う。以上のようにして、計
測対象の蒸気管01内の蒸気の乾き度が容易にかつ正確
に計測できる。
により、蒸気乾き度Xを算出する。 X=Ws /(Ws +Ww ) ……(1) なお、この間、気水分離器5の水位は、差圧発信器7で
検出され、水位調節計8で制御信号となり、水位調節弁
9へ送られ、常に所定レベルに維持される。また、蒸気
管01、蒸気分岐元弁1a、蒸気分岐管1は、計測蒸気
の状態を保持するため、断熱材による充分な保温、また
はヒータによる加熱を適宜行う。以上のようにして、計
測対象の蒸気管01内の蒸気の乾き度が容易にかつ正確
に計測できる。
【0028】(第2実施形態)次に図2により本発明の
第2実施形態について説明する。図2において、計測対
象の蒸気管01に蒸気分岐元弁1aを介して蒸気分岐管
1により過熱器30がつながれる。
第2実施形態について説明する。図2において、計測対
象の蒸気管01に蒸気分岐元弁1aを介して蒸気分岐管
1により過熱器30がつながれる。
【0029】31は蒸気加熱用ヒータ、32は蒸気加熱
用ヒータ31の電力調整装置、33はヒータ用電源設備
である。過熱器30の出口は蒸気配管34により過熱蒸
気の流量測定用センサ35を経て冷却器38へつながれ
る。
用ヒータ31の電力調整装置、33はヒータ用電源設備
である。過熱器30の出口は蒸気配管34により過熱蒸
気の流量測定用センサ35を経て冷却器38へつながれ
る。
【0030】流量測定用センサ35は、オリフィスまた
はベンチュリ管などの公知のセンサで、流量測定用セン
サ36および蒸気流量指示計37を有している。冷却器
38には、配管39により流量コントロール弁40と、
流量測定センサ41を経て冷却水が導入されている。
はベンチュリ管などの公知のセンサで、流量測定用セン
サ36および蒸気流量指示計37を有している。冷却器
38には、配管39により流量コントロール弁40と、
流量測定センサ41を経て冷却水が導入されている。
【0031】流量測定センサ41は、差圧測定器42を
具え、その差圧測定器42の出力は流量指示計43へ与
えられ、前記した流量コントロール弁40は流量指示計
43により制御される。冷却器38で若干冷却された蒸
気(過熱蒸気)は、蒸気戻し管44によって蒸気戻し弁
45を経て蒸気管01へ戻される。
具え、その差圧測定器42の出力は流量指示計43へ与
えられ、前記した流量コントロール弁40は流量指示計
43により制御される。冷却器38で若干冷却された蒸
気(過熱蒸気)は、蒸気戻し管44によって蒸気戻し弁
45を経て蒸気管01へ戻される。
【0032】以上の構成をもつ図2の装置において、蒸
気配管34に設けられた圧力計P1と温度計T1を測定
しつつ、蒸気分岐管1で分岐した湿り蒸気が過熱器30
で過熱蒸気となるよう蒸気加熱用ヒータ31での加熱量
を調整しつつ、そのときの加熱量を測定する。
気配管34に設けられた圧力計P1と温度計T1を測定
しつつ、蒸気分岐管1で分岐した湿り蒸気が過熱器30
で過熱蒸気となるよう蒸気加熱用ヒータ31での加熱量
を調整しつつ、そのときの加熱量を測定する。
【0033】一方、過熱器30で過熱されたあとの過熱
蒸気の流量が流量測定センサ35で測定され、これによ
り蒸気管01から蒸気分岐管1に分岐された湿り蒸気の
全流量が知られる。
蒸気の流量が流量測定センサ35で測定され、これによ
り蒸気管01から蒸気分岐管1に分岐された湿り蒸気の
全流量が知られる。
【0034】以上によって、蒸気管01から蒸気分岐管
1へ抽出した湿り蒸気の全流量と、その湿り蒸気を過熱
器30で過熱蒸気とするのに要した加熱量が求められ
る。この湿り蒸気の全流量と、過熱蒸気とするための加
熱量から計算により、抽出蒸気中の水分流量ならびに乾
き蒸気の流量が得られ、これより乾き度が求められる。
すなわち、まず、抽出された湿り蒸気の有していた熱量
Hwet は、次の(2)式で表される。また、過熱器20
で加熱後の過熱蒸気の有している熱量Hshは(3)式で
表される。
1へ抽出した湿り蒸気の全流量と、その湿り蒸気を過熱
器30で過熱蒸気とするのに要した加熱量が求められ
る。この湿り蒸気の全流量と、過熱蒸気とするための加
熱量から計算により、抽出蒸気中の水分流量ならびに乾
き蒸気の流量が得られ、これより乾き度が求められる。
すなわち、まず、抽出された湿り蒸気の有していた熱量
Hwet は、次の(2)式で表される。また、過熱器20
で加熱後の過熱蒸気の有している熱量Hshは(3)式で
表される。
【0035】 Hwet =W{(1−X)h’+Xh”} Kcal/h ……(2) Hsh=WhsK Cal/h ……(3) これより、H=Hsh−Hwet 、 860Q=Whs−W{(1−X)h’+Xh”}、 X=Whs−W{h’+X(h”−h’)}となる。以
上用いた記号は表1に示すとおりである。
上用いた記号は表1に示すとおりである。
【0036】
【表1】
【0037】前記したように過熱器30での加熱量(電
力)Qと、抽出した全蒸気量Wを実測しているので、抽
出蒸気の乾き度Xは次の式(4)により求められる。
力)Qと、抽出した全蒸気量Wを実測しているので、抽
出蒸気の乾き度Xは次の式(4)により求められる。
【0038】 X={Whs−860Q/W−h’}1/h”−h’ ……(4) なお、WS =XW、W1=(1−X)Wである。
【0039】以上によって蒸気消費設備が要求する蒸気
条件である乾き度を正確に測定し確認を行なうととも
に、一般に蒸気中水分の多いことによって生じる装置ト
ラブル等の原因を除去できる。特に蒸気を使用する多様
な研究等において不可欠な供給蒸気の乾き度を正確に定
量することができる。
条件である乾き度を正確に測定し確認を行なうととも
に、一般に蒸気中水分の多いことによって生じる装置ト
ラブル等の原因を除去できる。特に蒸気を使用する多様
な研究等において不可欠な供給蒸気の乾き度を正確に定
量することができる。
【0040】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲で、その具
体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいうま
でもない。
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲で、その具
体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいうま
でもない。
【0041】例えば、上記第1実施形態では、乾き蒸気
流量測定手段04と分離水流量測定手段06で流量
Ws ,Ww を算出するようにしたが、差圧のみを出力
し、演算手段06側で流量Ws ,Ww を算出するように
してもよい。また、演算手段06を省略し、乾き蒸気流
量測定手段04と分離水流量測定手段06で流量Ws ,
Wwを指示するのみとしてもよい。
流量測定手段04と分離水流量測定手段06で流量
Ws ,Ww を算出するようにしたが、差圧のみを出力
し、演算手段06側で流量Ws ,Ww を算出するように
してもよい。また、演算手段06を省略し、乾き蒸気流
量測定手段04と分離水流量測定手段06で流量Ws ,
Wwを指示するのみとしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、計測対象の蒸気を
気水分離し、気水分離後の乾き蒸気流量と水流量とを測
定し、前記乾き蒸気流量と水流量との和に対する前記乾
き蒸気流量の割合を算出するようにした本発明の蒸気乾
き度測定方法によれば、測定対象の蒸気を気水分離して
得られた乾き蒸気流量と水流量が正確に測定され、その
計測値から蒸気乾き度が容易、かつ、正確に算出され
る。
気水分離し、気水分離後の乾き蒸気流量と水流量とを測
定し、前記乾き蒸気流量と水流量との和に対する前記乾
き蒸気流量の割合を算出するようにした本発明の蒸気乾
き度測定方法によれば、測定対象の蒸気を気水分離して
得られた乾き蒸気流量と水流量が正確に測定され、その
計測値から蒸気乾き度が容易、かつ、正確に算出され
る。
【0043】また、気水分離手段、加熱手段、乾き蒸気
流量測定手段、および分離水流量測定手段等を用いた本
発明の蒸気乾き度測定装置によれば、前記した蒸気乾き
度測定方法を実施するための構成の簡単な装置が提供さ
れる。
流量測定手段、および分離水流量測定手段等を用いた本
発明の蒸気乾き度測定装置によれば、前記した蒸気乾き
度測定方法を実施するための構成の簡単な装置が提供さ
れる。
【0044】また、計測対象の蒸気を加熱して過熱蒸気
とし、その過熱蒸気流量と過熱蒸気とするのに要した加
熱量を測定し、それから蒸気乾き度および水分流量を算
出するようにした本発明の蒸気乾き度測定方法によれ
ば、蒸気の乾き度と水分流量が、容易、かつ、正確に算
出される。
とし、その過熱蒸気流量と過熱蒸気とするのに要した加
熱量を測定し、それから蒸気乾き度および水分流量を算
出するようにした本発明の蒸気乾き度測定方法によれ
ば、蒸気の乾き度と水分流量が、容易、かつ、正確に算
出される。
【0045】また、抽出した蒸気を過熱蒸気とする過熱
手段、過熱蒸気流量計測手段、および過熱蒸気冷却手段
等で構成した本発明の蒸気乾き度測定装置によれば、上
記した蒸気乾き度測定方法を実施するための構成の簡単
な装置が提供される。
手段、過熱蒸気流量計測手段、および過熱蒸気冷却手段
等で構成した本発明の蒸気乾き度測定装置によれば、上
記した蒸気乾き度測定方法を実施するための構成の簡単
な装置が提供される。
【図1】本発明の第1実施形態の構成系統図。
【図2】本発明の第2実施形態の構成系統図。
01 蒸気管 02 気水分離手段 03 加熱手段 04 乾き蒸気流量測定手段 05 冷却手段 06 分離水流量測定手段 07 演算手段 1 蒸気分岐管 1a 蒸気分岐元弁 2 蒸気流量測定管 3 水流量測定管 4 蒸気戻し管 5 気水分離器 6 保温用ヒータ 7 差圧発信器 8 水位調節計 9 水位調節弁 10 ヒータ 11 電力調節装置 12 電源 13 流量センサ 14 差圧発信器 16 サブクーラ 17 ストレーナ 18 流量センサ 19 差圧発信器 21 気水混合器 30 過熱器 31 蒸気過熱用ヒータ 32 電力調整装置 33 ヒータ用電源設備 34 蒸気配管 35 流量測定用センサ 36 流量測定用センサ 37 蒸気流量指示計 38 冷却器 39 配管 40 流量コントロール弁 41 流量測定センサ 42 差圧測定器 43 流量指示計 44 蒸気戻し管 45 蒸気戻し弁
Claims (4)
- 【請求項1】 計測対象の蒸気を気水分離し、気水分離
後の乾き蒸気流量と水流量とを測定し、前記乾き蒸気流
量と水流量との和に対する前記乾き蒸気流量の割合を算
出することを特徴とする蒸気乾き度測定方法。 - 【請求項2】 計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介し
て接続された気水分離手段と、同気水分離手段の蒸気出
口につながれた加熱手段と、同加熱手段の蒸気出口につ
ながれた乾き蒸気流量測定手段と、上記気水分離手段の
水出口につながれた冷却手段と、同冷却手段の水出口に
つながれた分離水流量測定手段と、上記乾き蒸気流量測
定手段および分離水流量測定手段の出力を受け乾き蒸気
度を出力する演算手段とを備えてなることを特徴とする
蒸気乾き度測定装置。 - 【請求項3】 計測対象の蒸気を加熱して過熱蒸気と
し、その過熱蒸気流量および過熱蒸気とするのに要した
加熱量を測定し、同過熱蒸気流量と加熱量から乾き度お
よび水分流量を算出することを特徴とする蒸気乾き度測
定方法。 - 【請求項4】 計測対象の蒸気管から蒸気分岐管を介し
て接続された過熱手段と、同過熱手段の蒸気出口に接続
れた過熱蒸気流量計測手段と、同過熱蒸気流量計測手段
の後流側に接続された過熱蒸気冷却手段と、同過熱蒸気
冷却手段の冷却水入口に接続した冷却水流量測定および
制御手段とを備えていることを特徴とする蒸気乾き度測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29233997A JPH1164053A (ja) | 1997-06-10 | 1997-10-24 | 蒸気乾き度測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-152092 | 1997-06-10 | ||
| JP15209297 | 1997-06-10 | ||
| JP29233997A JPH1164053A (ja) | 1997-06-10 | 1997-10-24 | 蒸気乾き度測定方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1164053A true JPH1164053A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=26481116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29233997A Pending JPH1164053A (ja) | 1997-06-10 | 1997-10-24 | 蒸気乾き度測定方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1164053A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185100A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 蒸気流量の計測方法、及び熱供給システム |
| CN103196508A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-07-10 | 烟台市计量所 | 蒸汽稳压缓冲容器 |
| JP2016161545A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 住友金属鉱山株式会社 | ドレンの流量測定装置および流量測定方法 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP29233997A patent/JPH1164053A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185100A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 蒸気流量の計測方法、及び熱供給システム |
| CN103196508A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-07-10 | 烟台市计量所 | 蒸汽稳压缓冲容器 |
| JP2016161545A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 住友金属鉱山株式会社 | ドレンの流量測定装置および流量測定方法 |
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