JPH1164315A - 液体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法 - Google Patents
液体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法Info
- Publication number
- JPH1164315A JPH1164315A JP9228010A JP22801097A JPH1164315A JP H1164315 A JPH1164315 A JP H1164315A JP 9228010 A JP9228010 A JP 9228010A JP 22801097 A JP22801097 A JP 22801097A JP H1164315 A JPH1164315 A JP H1164315A
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- Japan
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- target component
- detector
- sample
- way valve
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料中の目的成分の分離カラム通過後の分取
精度の低下を防ぎ、目的成分を純度良く分取できる、液
体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法を
提供する。 【解決手段】 液体クロマトグラフによる試料中の目的
成分の分取方法であって、試料を分離カラム4に通し、
次いで、分離された目的成分を予め設定された時間に検
出器5を通すことなく分取容器9に分取する。
精度の低下を防ぎ、目的成分を純度良く分取できる、液
体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法を
提供する。 【解決手段】 液体クロマトグラフによる試料中の目的
成分の分取方法であって、試料を分離カラム4に通し、
次いで、分離された目的成分を予め設定された時間に検
出器5を通すことなく分取容器9に分取する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フによる試料中の目的成分の分取方法に関する。
フによる試料中の目的成分の分取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体クロマトグラフによって、試料中の
目的成分を分取することが行われている。この分取は、
従来、図1に示す構成の液体クロマトグラフを用いて、
次のように行われる。移動相1がポンプ2により送液さ
れており、試料注入部3から導入された試料が分離カラ
ム4によって各成分に分離され、分離された成分は検出
器5を通り、データ処理装置6により各分離成分のピー
クがクロマトグラムとして表される。目的成分の分取
は、このクロマトグラム上に目的成分のピークが出現し
始めたことを確認した後、検出器5の下流に設けられた
三方バルブ7をバルブ制御装置8により切り替えて、通
流方向を分取容器9側に開放することにより行われる。
次いで、目的成分のピークの終了を確認した後、通流方
向を廃液容器10側に開放して不要な成分を廃棄する。
目的成分を分取することが行われている。この分取は、
従来、図1に示す構成の液体クロマトグラフを用いて、
次のように行われる。移動相1がポンプ2により送液さ
れており、試料注入部3から導入された試料が分離カラ
ム4によって各成分に分離され、分離された成分は検出
器5を通り、データ処理装置6により各分離成分のピー
クがクロマトグラムとして表される。目的成分の分取
は、このクロマトグラム上に目的成分のピークが出現し
始めたことを確認した後、検出器5の下流に設けられた
三方バルブ7をバルブ制御装置8により切り替えて、通
流方向を分取容器9側に開放することにより行われる。
次いで、目的成分のピークの終了を確認した後、通流方
向を廃液容器10側に開放して不要な成分を廃棄する。
【0003】このように、従来の分取方法では、試料中
の各成分が分離カラムで分離された後、検出器を通って
から目的成分が分取されている。しかしながら、このよ
うな方法では、分離カラムで分離された各成分が検出器
とそれを結ぶ配管内で拡散し、ピークが広がり、分離能
が低下する。その結果、分取精度の低下をきたし、目的
成分の純度が低下するという問題があった。
の各成分が分離カラムで分離された後、検出器を通って
から目的成分が分取されている。しかしながら、このよ
うな方法では、分離カラムで分離された各成分が検出器
とそれを結ぶ配管内で拡散し、ピークが広がり、分離能
が低下する。その結果、分取精度の低下をきたし、目的
成分の純度が低下するという問題があった。
【0004】また、純度を上げる別の方法として、特開
平1−132964号公報には、ピーク判定レベルと、
該レベルを越えるクロマトグラム上の特定のピークを分
取開始条件に指定したフアイルをコントロールユニット
に入力することにより、保持時間の変化に応じて各成分
を確実かつ安全に分取できる方法が開示されている。し
かしながら、この方法においても分取精度は十分ではな
かった。
平1−132964号公報には、ピーク判定レベルと、
該レベルを越えるクロマトグラム上の特定のピークを分
取開始条件に指定したフアイルをコントロールユニット
に入力することにより、保持時間の変化に応じて各成分
を確実かつ安全に分取できる方法が開示されている。し
かしながら、この方法においても分取精度は十分ではな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するものであり、その目的は、試料中の目的成分
の分離カラム通過後の分取精度の低下を防ぎ、目的成分
を純度良く分取できる、液体クロマトグラフによる試料
中の目的成分の分取方法を提供することにある。
を解決するものであり、その目的は、試料中の目的成分
の分離カラム通過後の分取精度の低下を防ぎ、目的成分
を純度良く分取できる、液体クロマトグラフによる試料
中の目的成分の分取方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体クロマト
グラフによる試料中の目的成分の分取方法であって、試
料を分離カラムに通し、次いで、分離された目的成分を
予め設定された時間に検出器を通すことなく分取するこ
とを特徴とする。
グラフによる試料中の目的成分の分取方法であって、試
料を分離カラムに通し、次いで、分離された目的成分を
予め設定された時間に検出器を通すことなく分取するこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】試料を分離カラムに通し、次いで、分離された
目的成分を予め設定された時間に検出器を通すことなく
分取するので、分離カラムで分離された各成分が検出器
とそれを結ぶ配管内で拡散し、ピークが広がることがな
いため、分離能が低下せず、分取精度の低下が防がれ、
目的成分を純度良く分取できる。
目的成分を予め設定された時間に検出器を通すことなく
分取するので、分離カラムで分離された各成分が検出器
とそれを結ぶ配管内で拡散し、ピークが広がることがな
いため、分離能が低下せず、分取精度の低下が防がれ、
目的成分を純度良く分取できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一例を図2に基づ
いて説明する。図2は、本発明の方法に用いられる液体
クロマトグラフの構成の一例である。移動相1がポンプ
2により送液されており、分離カラム4の直後に三方バ
ルブ7が設けられ、試料注入部3で注入された試料の
内、分取目的成分は、分取容器9に、他の成分は検出器
5から廃液容器10に導かれる。三方バルブ7は、通
常、検出器5側に開放されているが、分取目的成分が三
方バルブ7を通過し始めてから通過し終わるまでの一定
時間、分取容器9の側に開放されるように、バルブ制御
装置8により制御される。上記の一定時間は、三方バル
ブ7が検出器5側に開放されている通常の状態で、予
め、試料を測定し、データ処理装置6により表されるク
ロマトグラムから目的成分の保持時間およびピーク巾を
読み取り、この時間と、三方バルブ7から検出器5まで
の配管の容量を移動相の流速で除した時間を考慮して決
められる。
いて説明する。図2は、本発明の方法に用いられる液体
クロマトグラフの構成の一例である。移動相1がポンプ
2により送液されており、分離カラム4の直後に三方バ
ルブ7が設けられ、試料注入部3で注入された試料の
内、分取目的成分は、分取容器9に、他の成分は検出器
5から廃液容器10に導かれる。三方バルブ7は、通
常、検出器5側に開放されているが、分取目的成分が三
方バルブ7を通過し始めてから通過し終わるまでの一定
時間、分取容器9の側に開放されるように、バルブ制御
装置8により制御される。上記の一定時間は、三方バル
ブ7が検出器5側に開放されている通常の状態で、予
め、試料を測定し、データ処理装置6により表されるク
ロマトグラムから目的成分の保持時間およびピーク巾を
読み取り、この時間と、三方バルブ7から検出器5まで
の配管の容量を移動相の流速で除した時間を考慮して決
められる。
【0009】(実施例1)図2の構成の液体クロマトグ
ラフを用いて、上記の方法によって本発明の方法を実施
した。分離カラム4としては陽イオン交換樹脂(イオン
交換基としてカルボキシル基を有するアクリル系樹脂)
を用い、溶出は移動相1として、50mMリン酸緩衝液
(pH6)、および300mMリン酸緩衝液(pH7)
の2液を用いたステップグラディエント溶出を行った。
検出器5にUV−VIS検出器(検出波長415nm)
を用い、試料としてはフッ化ナトリウム入り採血管で健
常人から採血し、これに0.1%でトリトンX−100
を含む100mMリン酸緩衝液(pH7)を添加して1
00倍に溶血・希釈したものを用いた。
ラフを用いて、上記の方法によって本発明の方法を実施
した。分離カラム4としては陽イオン交換樹脂(イオン
交換基としてカルボキシル基を有するアクリル系樹脂)
を用い、溶出は移動相1として、50mMリン酸緩衝液
(pH6)、および300mMリン酸緩衝液(pH7)
の2液を用いたステップグラディエント溶出を行った。
検出器5にUV−VIS検出器(検出波長415nm)
を用い、試料としてはフッ化ナトリウム入り採血管で健
常人から採血し、これに0.1%でトリトンX−100
を含む100mMリン酸緩衝液(pH7)を添加して1
00倍に溶血・希釈したものを用いた。
【0010】上記試料中の全ヘモグロビンから、分取目
的成分として糖化ヘモグロビンA1c(HbA1c)を
分取した。まず、三方バルブ7が検出器5側に開放され
ている通常の状態で、予め、上記試料を測定し、糖化ヘ
モグロビンA1cの保持時間およびピーク巾を確認後、
三方バルブ7から検出器5までの配管の容量を流速で除
した時間を考慮してバルブ制御装置8の切り替え時間を
設定した。なお、用いた健常人血液の全ヘモグロビンピ
ーク面積中の糖化ヘモグロビンA1cピーク面積の割合
は5%であった。
的成分として糖化ヘモグロビンA1c(HbA1c)を
分取した。まず、三方バルブ7が検出器5側に開放され
ている通常の状態で、予め、上記試料を測定し、糖化ヘ
モグロビンA1cの保持時間およびピーク巾を確認後、
三方バルブ7から検出器5までの配管の容量を流速で除
した時間を考慮してバルブ制御装置8の切り替え時間を
設定した。なお、用いた健常人血液の全ヘモグロビンピ
ーク面積中の糖化ヘモグロビンA1cピーク面積の割合
は5%であった。
【0011】分取操作を20回繰り返し行い、得られた
分取サンプルをまとめ、限外濾過により濃縮したものを
試料として上記の通常の状態で測定し、糖化ヘモグロビ
ンA1cの純度を確認したところ95%であった。
分取サンプルをまとめ、限外濾過により濃縮したものを
試料として上記の通常の状態で測定し、糖化ヘモグロビ
ンA1cの純度を確認したところ95%であった。
【0012】(比較例1)図1に示した構成の液体クロ
マトグラフを用い、従来技術の説明の項に述べた方法に
より分取したことの他は、実施例1と同様(分離カラム
4、溶出条件、検出器5、検出波長および試料など)に
して分取操作を20回繰り返し行い、得られた分取サン
プルをまとめ、限外濾過により濃縮したものを試料とし
て上記の通常の状態で測定し、糖化ヘモグロビンA1c
の純度を確認したところ75%であった。
マトグラフを用い、従来技術の説明の項に述べた方法に
より分取したことの他は、実施例1と同様(分離カラム
4、溶出条件、検出器5、検出波長および試料など)に
して分取操作を20回繰り返し行い、得られた分取サン
プルをまとめ、限外濾過により濃縮したものを試料とし
て上記の通常の状態で測定し、糖化ヘモグロビンA1c
の純度を確認したところ75%であった。
【0013】
【発明の効果】本発明の液体クロマトグラフによる試料
中の目的成分の分取方法は、上記の通りであり、試料を
分離カラムに通し、次いで、分離された目的成分を予め
設定された時間に検出器を通すことなく分取するので、
分離カラムで分離された各成分が検出器とそれを結ぶ配
管内で拡散し、ピークが広がることがないため、分離能
が低下せず、分取精度の低下が防がれ、目的成分を純度
良く分取できる。
中の目的成分の分取方法は、上記の通りであり、試料を
分離カラムに通し、次いで、分離された目的成分を予め
設定された時間に検出器を通すことなく分取するので、
分離カラムで分離された各成分が検出器とそれを結ぶ配
管内で拡散し、ピークが広がることがないため、分離能
が低下せず、分取精度の低下が防がれ、目的成分を純度
良く分取できる。
【図1】従来の分取方法に用いられる液体クロマトグラ
フの構成を示す図である。
フの構成を示す図である。
【図2】本発明の分取方法に用いられる液体クロマトグ
ラフの構成の一例を示す図である。
ラフの構成の一例を示す図である。
1 移動相 2 ポンプ 3 試料注入部 4 分離カラム 5 検出器 6 データ処理装置 7 三方バルブ 8 バルブ制御装置 9 分取容器 10 廃液容器
Claims (1)
- 【請求項1】 液体クロマトグラフによる試料中の目的
成分の分取方法であって、試料を分離カラムに通し、次
いで、分離された目的成分を予め設定された時間に検出
器を通すことなく分取することを特徴とする液体クロマ
トグラフによる試料中の目的成分の分取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9228010A JPH1164315A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 液体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9228010A JPH1164315A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 液体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1164315A true JPH1164315A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16869772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9228010A Pending JPH1164315A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 液体クロマトグラフによる試料中の目的成分の分取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1164315A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525509A (ja) * | 2003-05-01 | 2006-11-09 | ウオーターズ・インベストメンツ・リミテツド | 組成分析のためのフラクションコレクター |
| CN110031580A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-19 | 北京农业质量标准与检测技术研究中心 | 测定元素不同形态的连续间断式进样装置 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9228010A patent/JPH1164315A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525509A (ja) * | 2003-05-01 | 2006-11-09 | ウオーターズ・インベストメンツ・リミテツド | 組成分析のためのフラクションコレクター |
| CN110031580A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-19 | 北京农业质量标准与检测技术研究中心 | 测定元素不同形态的连续间断式进样装置 |
| CN110031580B (zh) * | 2019-05-08 | 2021-01-19 | 北京农业质量标准与检测技术研究中心 | 测定元素不同形态的连续间断式进样装置 |
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