JPH1164338A - 免疫反応測定装置 - Google Patents

免疫反応測定装置

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JPH1164338A
JPH1164338A JP23905597A JP23905597A JPH1164338A JP H1164338 A JPH1164338 A JP H1164338A JP 23905597 A JP23905597 A JP 23905597A JP 23905597 A JP23905597 A JP 23905597A JP H1164338 A JPH1164338 A JP H1164338A
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JP
Japan
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spr sensor
spectroscope
optical
optical fiber
sensor unit
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JP23905597A
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Inventor
Kazuyasu Suzuki
和保 鈴木
Mitsuhiro Negami
光弘 根上
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の検体で多項目の測定を実時間(リアル
タイム)で行うことができる免疫反応測定装置を提供す
ること。 【解決手段】 一端部にSPRセンサ部3を備えた光フ
ァイバ5aと、この光ファイバ5aの他端部側から所定
の白色光7を照射する光源9と、SPRセンサ部3から
反射する反射光11の波長分布を分析する分光器13
と、光源9及び分光器13の動作を制御する主制御部1
5と、これら各部を収納する装置本体17とを備え、光
ファイバ5aを少なくとも2本装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免疫反応測定装置
に係り、特に、いわゆる表面プラズモン共鳴(Surface
Plasmon Resonance 、以下「SPR」と略す)現象を利
用した免疫反応測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生物化学分析の分野におい
て、検体中の極めて微量なタンパク質を検出する方法と
して、免疫法(immunoassay )が一般的に多く使われてい
る。この免疫法は、いわゆる抗原(検出しようとするタ
ンパク質)と抗体(抗原を用いて作られた抗体)との特
異的な免疫反応により、検体内の所定の抗原濃度を定量
するものである。この免疫法は、複数種類の抗原が混在
する検体であっても、検出しようとする抗原を単離する
ことなく測定することができる。この点が、化学的測定
法あるいは物理的測定法と異なる。
【0003】また、免疫法の中には、下記のような種々
の手法がある。 radio immunoassay :RIA法(ラジオイムノアッセ
イ) enzyme immunoassay:EIA法(酵素免疫法) fluoro immunoassay:FIA法(蛍光免疫法)
【0004】RIA法は、アイソトープを用いる必要が
あるため、最近ではあまり使われていない。また、EI
A法は、簡易に免疫反応を測定できるため現在広く使わ
れている。更に、FIA法は、高感度、高精度な測定法
という位置づけである。EIA法のうち、抗体測定のた
めに固相を用いる方法を、特にELISA(enzymelinke
d immunosorbent assay)法と呼び、更にELISAには
2つの手法がある。
【0005】 a.間接法 :固相に抗原を用いる方法 b.抗体捕獲法:固相に抗IgM抗体を用いる方法
【0006】上記ELISA法は、特定の病原体に対す
る抗体の定量、allergenに対する抗体の定量、およびモ
ノクローナル抗体のスクリーニングに使われている。E
LISA法に用いられる測定キットは、一般的には96
個の奥部が形成されたマイクロプレートを用い、このマ
イクロプレート上で行われる。従って、大量の検体を同
時に測定することができ、近年、多くの自動化された免
疫反応測定装置が市場に出回っている。
【0007】ELISA法用の測定キットとしては、多
くの試薬メーカから種々の試薬が提供されている。例え
ば、tPAは、血液中の血液凝固および血栓に関わるフ
ィブリンを溶かす方向に間接的に働く酵素である。ま
た、PAI−1は、tPAを抑制し、血液凝固や血栓を
造る方向に働く酵素である。
【0008】ところで、免疫反応測定装置に用いられる
センサとして、いわゆるSPRセンサが知られている。
このSPRセンサとは、表面プラズモン共鳴現象を用い
たセンサであり、以下の原理で測定される。即ち、50
nm程度の厚さを有する金属薄膜(金若しくは銀等)を
高屈折率のプリズムの底面に蒸着する。そして、プリズ
ム側から金属薄膜に向けて臨界角以上の角度で所定の光
を入射させる。金属薄膜は、50nm程度では半透明で
あるので、プリズム側から入射した光は金属薄膜を透過
して、プリズムと反対側の金属薄膜の表面に到達し、プ
リズムと反対側の金属薄膜の表面にエバネッセント場を
発生する。
【0009】光の入射角を調整することにより、エバネ
ッセント場の波数と表面プラズモン共鳴の波数を一致さ
せて、金属薄膜の表面に表面プラズモン共鳴を励起でき
る。この場合、表面プラズモン共鳴の波数は、金属薄膜
の誘電率と金属薄膜から見てプリズムと反対側の表面に
固定された検体との屈折率に依存している。従って、検
体の屈折率及び誘電率を調べることができる。このよう
に、光学系と検体とが金属薄膜を境にして相互に反対側
に位置していることにより、センサとして構築しやす
い。
【0010】上記原理を応用して、光ファイバを用いた
免疫反応測定装置用のSPRセンサが開発されている(B
IACORE社製−BIAcoreProbe )。この光ファイバを用いた
SPRセンサでは、先ず、光ファイバの先端の端面を磨
いた上で、この端面に銀がコーティングされている。ま
た、光ファイバの先端部外周面のクラッド(Clad)が除去
され、この部分に金属薄膜(金若しくは銀等)がコーテ
ィングされる。さらに、光ファイバの先端部外周面の金
属薄膜を誘電体膜で被い、この誘電体膜上に免疫反応測
定に用いる抗体が固定されている。また、光ファイバの
他端部側には所定の光源が配設されており、光ファイバ
内に白色光を導入できるようになっている。
【0011】このように構成されたSPRセンサの免疫
反応測定手法について説明する。先ず、光ファイバ内に
導入された白色光は、光ファイバの先端部で白色光の中
の特定の波長の波が表面プラズモン共鳴を励起する。こ
の表面プラズモン共鳴を励起する波長は、誘電体膜と抗
体との屈折率によって変化する。このため、免疫反応前
に最も減衰する波長と免疫反応後に最も減衰する波長を
比較することにより、免疫反応を測定することができ
る。図21は、SPRセンサを用いた免疫反応測定装置
の原理実験を示す説明図である。この図21に示すよう
に、抗原を含まない基準検査液(例えばリン酸バッフ
ァ)を検体とした場合と所定の検査液(抗原が含まれて
いる)を検体とした場合とで、減衰している波長が異な
っている。
【0012】尚、光ファイバは、ファイバ自体が細く、
また、光ファイバ内を伝送される光の損失が少ない。従
って、免疫反応測定装置の小型化が可能であり、遠隔測
定も可能となる点が長所として挙げられる。そして、こ
れらは免疫反応測定装置の操作性の向上に繋がる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例には以下のような不都合があった。即ち、ELI
SAなどの酵素免疫法では、測定のための行程が多数に
のぼり、また反応に長時間が必要である。このため、1
つの検体を測定するのに数時間から数十時間を要する場
合があり、測定効率を向上させることができない。ま
た、酵素免疫法では、多人数の検体について、一つ一つ
の項目毎に免疫反応の測定をする。このため、ある特定
の1人の検体について多項目を一度に測定するような用
途には不向きである、という不都合を生じていた。
【0014】また、光ファイバからなるSPRセンサを
用いた免疫反応測定装置についても、予め、免疫反応測
定に用いる特定の抗体を光ファイバの先端部に固定して
おき、測定したい検体内の抗原をこのSPRセンサの抗
体と反応させるものである。このため、多項目を一度に
測定することはできない、という不都合を生じていた。
また、光ファイバは一体型であるので、測定項目を変え
る場合には光ファイバ全体を交換する必要がある、とい
う不都合を生じていた。
【0015】更に、光ファイバを用いたSPRセンサで
は、いわゆるバイオハザードに対する配慮が欠けてい
た。即ち、免疫反応測定には、血液等の感染性のある検
体を用いるため、本来、検体が直接接触する領域は、全
て新しいものを使用し、使い終わったものは廃棄すべき
である。しかし、現実には、洗浄などにより繰り返し使
用しているため、測定に用いられた抗原や抗体の一部が
SPRセンサに残留してしまう可能性がある、という不
都合を生じていた。
【0016】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、少量の検体で多項目の測定を実時間
(リアルタイム)で行うことができる免疫反応測定装置
を提供することを、その目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、一端部にSPRセン
サ部を備えた光ファイバと、この光ファイバの他端部側
から所定の白色光を照射する光源と、SPRセンサ部か
ら反射する反射光の波長分布を分析する分光器と、光源
及び分光器の動作を制御する主制御部と、これら各部を
収納する装置本体とを備え、光ファイバを少なくとも2
本装備した。以上のように構成されたことにより、一度
に複数の反応を測定することができる。
【0018】請求項2記載の発明では、光源と光ファイ
バの他端部との相互間に所定の光路選択手段を装備する
という構成を採り、その他の構成は請求項1記載の発明
と同様である。以上のように構成されたことにより、一
本の光ファイバについて免疫反応測定をしている場合に
他の光ファイバへの光路を遮断できる。
【0019】請求項3記載の発明では、光路選択手段を
所定の液晶マスクにより構成し、液晶マスクを、各光フ
ァイバの内いずれか1のみに白色光を透過させる選択透
過機能を有するという構成を採り、その他の構成は請求
項2記載の発明と同様である。以上のように構成された
ことにより、液晶マスクを電気的に制御することで、複
数の光ファイバの内の1本にのみ白色光を照射できる。
【0020】請求項4記載の発明では、SPRセンサ部
の近傍に、光ファイバを複数本同時に接続できるマルチ
ファイバコネクタを設けるという構成を採り、その他の
構成は請求項1記載の発明と同様である。以上のように
構成されたことにより、必要なSPRセンサ部を迅速に
取り替えることができる。
【0021】請求項5記載の発明では、各光ファイバの
他端部側領域に、白色光の透過及び遮断を切り替える光
スイッチを配設するという構成を採り、その他の構成は
請求項1記載の発明と同様である。以上のように構成さ
れたことにより、光スイッチの作用により、複数の光フ
ァイバのうちの1本の光ファイバにのみ白色光が入射さ
れる。
【0022】請求項6記載の発明は、光源と各光スイッ
チの相互間に、白色光をSPRセンサ部側と分光器側と
に分岐する分岐手段を配設するという構成を採り、その
他の構成は請求項5記載の発明と同様である。以上のよ
うに構成されたことにより、各光ファイバに入射された
白色光が分岐手段によって分光器に入射されると共に、
SPRセンサ部側にも照射される。
【0023】請求項7記載の発明では、SPRセンサ部
の周囲部に当該SPRセンサ部を覆うキャップ部材を設
けると共に、このキャップ部材の一部に検体を吸引する
吸引口を形成し、装置本体内の所定箇所に、キャップ部
材内へ検体を吸引する吸引ポンプを装備するという構成
を採り、その他の構成は請求項1記載の発明と同様であ
る。以上のように構成されたことにより、免疫反応測定
の際に、キャップ部材内に一定量の検体を保持し、この
状態で測定をすることができる。
【0024】請求項8記載の発明では、キャップ部材内
に予め保存バッファを充填しておくという構成を採り、
その他の構成は請求項5記載の発明と同様である。以上
のように構成されたことにより、SPRセンサ部の抗体
は変性が抑制される。また、保存バッファを充填したま
ま免疫反応測定をすることで、免疫反応測定装置のチェ
ックができる。
【0025】請求項9記載の発明では、装置本体内に所
定の送信機を装備すると共に、この送信機に分光器の出
力を伝達し、送信機から所定の上位機に接続された受信
機へ分光器の出力を送信するという構成を採り、その他
の構成は請求項1記載の発明と同様である。以上のよう
に構成されたことにより、測定された結果は送信機によ
り上位機に送られ、種々のデータ処理に利用される。
【0026】請求項10記載の発明では、SPRセンサ
部にポジティブセンサとしての抗体及びネガティブセン
サとしての抗体をそれぞれ固定するという構成を採り、
その他の構成は請求項1記載の発明と同様である。以上
のように構成されたことにより、ポジティブコントロー
ルが適切に反応すれば、測定系が正常であると判断さ
れ、また、ネガティブコントロールが反応しなければ、
非特異的な反応が生じていないことが判断できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]本発明の一実施形態を図面に基づい
て説明する。本実施形態にかかる免疫反応測定装置で
は、図1に示すように、一端部にSPRセンサ部3を備
えた光ファイバ5aと、この光ファイバ5aの他端部側
から所定の白色光7を照射する光源9と、SPRセンサ
部3から反射する反射光11の波長分布を分析する分光
器13と、光源9及び分光器13の動作を制御する主制
御部15と、これら各部を収納する装置本体17とを備
え、光ファイバ5aを少なくとも2本装備している。以
下詳細に説明する。
【0028】[SPRセンサ部]先ず、石英からなる複
数の光ファイバ5aがまとめられて、マルチ光ファイバ
5が構成され、このマルチ光ファイバ5の先端部がSP
Rセンサ部3となっている。SPRセンサ部3は、マル
チファイバコネクタ19により、一度に全ての光ファイ
バ5aについて接続が可能になっている。SPRセンサ
部3における各光ファイバ5aの先端は、図1及び図2
に示すように、光ファイバ5aのコア3aの先端面が銀
でコーティングされ、当該部位が反射ミラー3bの役割
を担っている。また、先端部外周面には、光ファイバ5
aのコア3aの表面に銀もしくは金の金属薄膜3cがコ
ーティングされると共に、この金属薄膜3cの上に誘電
体膜3dが形成され、更にその上に抗体3eが固定され
ている。尚、光ファイバの構造としては種々のものがあ
る。即ち、コアが石英やプラスチック(ポリマー)であ
り、クラッド(Clad)が石英若しくはプラスチックのも
のである。また、SPRセンサ部は石英やプラスチック
を用いる。実際には、これらの材質を適切に組み合わせ
て用いる。
【0029】誘電体膜3dは、金属薄膜3cに固定する
抗体3eを結合するための接着材としての役割を有して
いる。この誘電体膜3dの具体的構成には多くの提案が
なされている。本実施形態では、図3に示すように、金
属薄膜3cのすぐ上に、硫黄原子を含有する多員環3d
1(スルフィド,ジスルフィド,チオール,イソニトリ
ル等)を被覆する。この多員環3d1の上には、飽和炭
化水素鎖3d2(枝分かれなくヘテロ原子により中断さ
れた12〜30原子)が被覆される。更に、飽和炭化水
素鎖3d2の上には、活性基3d3(アミノ基,アルデ
ヒド基,エポキシ基,カルボキシル基等)が被覆されて
いる。そして、この活性基3d3に抗体3eが固定され
ている。
【0030】誘電体膜3dに固定する抗体3eの種類
は、測定したい検体内の抗原3fによって種々の組み合
わせが考えられている。即ち、測定したい検体内の抗原
3fが決定されると、これに対応するタンパク質、ポジ
ティブコントロール、ネガティブコントロール等の複数
の抗体3eがそれぞれ別個に固定されたSPRセンサ部
3を選択する。このSPRセンサ部3は、上記したよう
に、マルチファイバコネクタ19で接続されている。従
って、SPRセンサ部3側のみまとめて取り外し、別の
SPRセンサ部と交換することができる。実際に、この
SPRセンサ部3を用いた免疫反応測定装置1では、
癌,糖尿病,バクテリア(O−157),血栓/頭部外
傷,水質検査(毒素検査),各種内分泌検査をすること
ができる。
【0031】以上のように、SPRセンサ部3に複数の
抗体3e(図2においては、抗体A,抗体B,抗体C,
抗体P,抗体Nの5種類を用いている)を固定すると、
一回の操作で同時に多項目の測定ができる。これは、S
PRセンサ部3の複数の光ファイバ5aの先端の誘電体
膜3dに固定された各種抗体3eが、検体中に含有され
るそれぞれの抗原3fとなるタンパク質と特異的に結合
することにより可能となる。例えば、癌の検査では、検
査用試薬として腫瘍マーカが一般的である。胃癌を考え
た場合、予後診断として、3〜4種類の腫瘍マーカを併
用する場合が多い。このような時に、各SPRセンサ部
3にこれらの腫瘍マーカを固定しておけば、一回の測定
で多項目の測定ができるため、測定効率向上の効果は大
きい。
【0032】糖尿病の場合でも、内分泌の何に異常があ
って糖尿病の症状が出ているのか判断するには、検体中
のインスリンの濃度を調べただけでは不十分である。こ
のような場合にも、因果関係を示すタンパク質の分泌濃
度を測定(定量)することにより、その後の処置や薬の
投与が決めやすくなる。その他、バクテリア、血栓症、
毒素検査など、多項目の測定の利益は限りがない。
【0033】また、本実施形態にかかる免疫反応測定装
置1では、測定の精度を向上させるべく、図2に示すよ
うに、抗体の一部にポジティブコントロール(抗体P)
とネガティブコントロール(抗体N)を用いている。こ
こで、ポジティブコントロールとは、検体内に抗原とし
て存在するタンパク質と特異的に反応する抗体を指して
いる。検体によって異なるが、血液、尿、唾液などに
は、人間の体調等の変化があっても濃度があまり変化し
ないタンパク質が含まれている場合がある。このタンパ
ク質に特異的に反応する抗体Pを、1つの光ファイバ5
aの先端部に固定し、これをポジティブコントロールと
する。
【0034】逆に、検体内に全く存在し得ない抗原に対
応する抗体Nを、ネガティブコントロールとする。この
ネガティブコントロールとして用いる抗体Nが反応した
場合には、非特異的反応が生じていると推定することが
できるので、種々の対策を講じることができる。尚、ネ
ガティブコントロールは、別の種の抗原(タンパク質)
に反応する抗体を用いることができるので、選択範囲は
豊富である。
【0035】また、検体に適当なタンパク質が含まれて
いない場合には、検体に後から加えるという手法も考え
られる。即ち、相互に特異的に反応する抗原及び抗体で
あって簡単に手に入るタンパク質を用いる。そして、検
体の中に当該抗原を測定前に一定量加える。そして、S
PRセンサ部には、この抗原に対応する抗体をポジティ
ブコントロールとして固定する。このとき、抗原は検体
(血液,唾液、尿など)と親和性があるものが好まし
い。当該手法は、作業自体は増大するものであるが定量
の精度は向上する。尚、ポジティブコントロール及びネ
ガティブコントロールは、両方同時に用いる場合の他、
いずれか一方のみ用いるようにしても良い。
【0036】[キャップ部材]また、SPRセンサ部3
の周囲には、図4に示すように、所定のキャップ部材2
1が配設され、SPRセンサ部3の全体を覆うようにな
っている。このキャップ部材21は、免疫反応測定に際
し、一定量の検体を一時保持しておくためのものであ
る。従って、キャップ部材21の先端部には、検体を吸
引する吸引口2323が形成されている。また、キャッ
プ部材21の内部空間には、装置本体17内に設けられ
ている吸引ポンプ25が接続されている。
【0037】免疫反応測定の前に、キャップ部材21内
には所定の保存バッファ27が充填されている。この保
存バッファ27は、免疫反応測定の前に抗体3eが変性
するのを抑制するためのものである。具体的には、リン
酸緩衝液や酢酸緩衝液を用いる。尚、保存バッファ27
が充填されている状態では、キャップ部材21の先端は
シールしておく。そして、免疫反応測定時にこのシール
を剥がして使用する。ここで、キャップ部材21の吸引
口23の径は小さいため、シールを剥がしても、簡単に
は保存バッファ27はこぼれない。また、保存バッファ
27がキャップ部材21内に充填されている状態で免疫
反応測定をすることにより、各SPRセンサ部3の特性
やばらつきをチェックし補正することができる。
【0038】[吸引ポンプ]キャップ部材21の内部空
間に接続された吸引ポンプ25は、検体を上記した吸引
口23を介してキャップ部材21内に吸引するためのも
のである。本実施形態の免疫反応測定装置1は、検体の
吸引を自動的に行うようになっている。これは、吸引さ
れる検体が一定量であることが測定の精度を保証するた
めに必要だからである。従って、吸引ポンプ25は、吸
引容量が微小で精度の高い小型のものを用いる。また吸
引ポンプ25の電源としては、二次電池29を用いる。
二次電池29には、ニッケル水素電池、リチウムイオン
電池、二酸化マンガンリチウム電池、ニッケルカドミウ
ム電池などがある。装置本体17の小型化のために、エ
ネルギー密度の高い電池で構成する。
【0039】[光源]光ファイバ5aに白色光を照射す
る光源9は、ハロゲンランプが用いられている(図1参
照)。この光源のハロゲンランプには、種々の波長の光
が含まれており、免疫反応測定中は常時光ファイバ5a
に白色光7を照射している。尚、光源9としてはハロゲ
ンランプに限定されるものではない。即ち、所定の波長
帯域の光を含むものであればよい。また、予め、免疫反
応によって減衰する光の波長がある程度推測できる場合
には、その推測された波長の光のみを含む光源を用いる
ようにしても良い。尚、光源9の動作は、装置本体17
内の主制御部15によって制御される。
【0040】光源9の下流側には、図1に示すように、
集光用の所定のレンズ31,33が配設されている。レ
ンズ31は、光源9から放射状に照射される白色光7を
一旦収束させる役割を有している。そして、この収束さ
れた白色光7はレンズ33に入射される。レンズ33で
は、収束された白色光7を平行光にする役割を有してい
る。そして、この平行となった白色光7が、光ファイバ
5a側に照射される。尚、予め平行光を照射できる光源
を用いる場合には、これらレンズ31,33は不要であ
る。上記レンズ33の下流側には、偏光板35が設けら
れている。この偏光板35は、白色光7をP(parallel)
偏光するものである。
【0041】[光路選択手段]上記した光源9の下流側
であって、上記レンズ31及びレンズ33の更に下流側
には、図1及び図5に示すように、光路選択手段37が
配設されている。この光路選択手段37は、複数の光フ
ァイバ5aに対して選択的に白色光7を透過させるため
の、選択透過機能を有している。これは、免疫反応測定
をする際に、SPRセンサ部3には複数の抗体3eが予
め固定されているが、これら各抗体3eの免疫反応を個
々に測定するためである。
【0042】光路選択手段37は、具体的には液晶マス
クから構成されている。この液晶マスクは、スポット的
に白色光7を透過させ、個々の光ファイバ5aに順番に
入射させるよう制御される。即ち、1つの光ファイバ5
aが選択されて白色光7が入射し、その波長分布(スペ
クトルパターン)を計測している間は、他の光ファイバ
ヘの白色光7は液晶により遮断されている。尚、図5に
示す各光ファイバ5aは、円状に配列されているので、
光路選択手段37もこれに対応して円状に透過位置が変
化してゆく。光路選択手段37の動作は装置本体17内
の主制御部15によって制御される。液晶マスクを用い
た光路選択手段37は、機械的な駆動部を有しないの
で、光路選択手段37自体を小型化でき、また故障を低
減できる。また、光路を高精度で自由に位置設定でき
る。
【0043】[スプリッタ]光路選択手段37と光ファ
イバ5aの相互間には、図1及び図5に示すように、ハ
ーフミラーからなるスプリッタ39が配設されている。
このスプリッタ39は、光源9からの白色光7を2方向
に分岐させるものである。このスプリッタ39によっ
て、一部の光はそのまま光ファイバ5aに入射されると
共に、他の一部はスプリッタ39によって光ファイバ5
aと異なる方向へ反射する。本実施形態では、スプリッ
タ39で反射した白色光7は、そのまま後述する分光器
13に入射されるようになっている。
【0044】[分光器]本実施形態の免疫反応測定装置
1には、図1及び図4に示すように、所定の分光器13
が装備されている。この分光器13は、免疫反応測定に
用いる白色光7の波長分布(スペクトルパターン)を分
析するものである。ここで、この分光器13に入射され
る光の1つは、光源9から出力されて上記したレンズ3
1,レンズ33,偏光板35、そして光路選択手段37
を透過してスプリッタ39によって反射された白色光7
である。これに加え、分光器13には、光ファイバ5a
に入射されてSPRセンサ部3から反射してきた反射光
11も入射される。分光器39では、入射された白色光
7と反射光11との波長分布を比較することにより、反
射光11内のいずれの波長が減衰しているのかを知るこ
とができる。尚、スプリッタ39から分光器13へは、
所定の集光用のレンズ40a,40b及び導光管(光フ
ァイバ)41a,41bを介して白色光7及び反射光1
1が伝達される。
【0045】[主制御部]装置本体17内に設けられた
主制御部15は、図1及び図4に示すように、光源9,
光路選択手段37,分光器13などの動作を制御してい
る。また、主制御部15では、分光器13により得られ
た反射光11の波長分布に関する情報を取り込んで、こ
れを装置本体17に装備されている表示部43や送信機
45に伝達する機能を有している。更に、主制御部15
は、吸引ポンプ25の動作等も併せて制御している。ま
た、送信機45からは、上位機(医療機器、コンピュー
タ等)が接続された受信機に、分光器による分析結果の
情報が送信される(図10参照)。
【0046】次に、以上のように構成された免疫反応測
定装置1の動作を説明する。
【0047】[全体的動作概要]先ず、光源9により照
射された白色光7は、図1に示すように、レンズ31及
びレンズ33によって平行光とされる。そして、P偏光
された後、光路選択手段37が1本の光ファイバ5aに
対応した位置のみがスポット的に白色光を透過させる。
その後、白色光7の一部はスプリッタ39で反射して分
光器13に入射され、残りの一部はそのままSPRセン
サ部3へと分岐する。
【0048】SPRセンサ部3に向かった白色光7は、
SPRセンサ部3の先端部外周面で反射しながら進み、
更にSPRセンサ部3の端面の反射ミラー3b(金若し
くは銀がコーティングされたミラー)で反射し、光ファ
イバ5aの中を反射光11となって戻る。このとき、S
PRセンサ部3において、白色光7が表面プラズモン共
鳴を励起する。この表面プラズモン共鳴を励起するの
は、白色光7の内の特定の波長の光である。従って、当
該特定の波長の光の強度は減衰し、この一部の波長の光
が減衰した状態で反射光11として戻る。
【0049】戻った反射光11は、再度スプリッタ39
で分岐され、導光管(光ファイバ)41bを介して分光
器13に入射される。分光器13では、SPRセンサ部
3に向かう前の白色光7と、SPRセンサ部3の反射ミ
ラー3bで反射してきた反射光11を分析し、それぞれ
波長分布(スペクトルパターン)を測定する。反射前の
白色光7は、広帯域の波長を有するハロゲンランプその
ものの波長分布として測定される。しかし、反射光11
は、上記したように、SPRセンサ部3の金属薄膜3c
と誘電体膜3dとの間に発生する表面プラズモン共鳴に
よって、ある波長域において減衰が見られる。
【0050】[キャリブレーション]免疫反応測定に先
だって、SPRセンサ部3のキャリブレーションを行う
必要がある。即ち、SPRセンサ部3の表面に、上記し
た誘電体膜3d(図3参照)を形成しておく。SPRセ
ンサ部3からの反射光11は、スプリッタ39によって
分光器13に入射される。分光器13では、反射光11
の波長分布を分析する。これによって、図6に示すよう
な波長分布の図を得ることができる。この図6に示すよ
うに、特定の波長帯域の強度が低くなる。
【0051】求めた波長分布から、強度が最小となって
いる波長を求めると、この波長が表面プラズモン共鳴を
励起した波長である。これにより、誘電体膜3dに抗体
3eが固定されていない状態における、表面プラズモン
共鳴を励起する光の波長が明らかとなり、SPRセンサ
部3のキャリブレーションが行える。
【0052】[データテーブルの作成]次に、SPRセ
ンサ部3を用いた免疫反応測定装置1のデータテーブル
を作成する。このデータテーブルとは、SPRセンサ部
3を用いた免疫反応測定装置1において、種々の抗体3
eに対する抗原3fの濃度依存性の関係を調べたもので
ある。即ち、検体内の抗原の濃度が高い場合には、この
濃度に応じて表面プラズモン共鳴を励起する光の波長が
変化する。従って、特定の抗体に対応する抗原の濃度と
減衰する波長との関係を予め調べておけば、実際に免疫
反応測定をする場合に検体内の抗原の濃度を推測できる
からである。
【0053】[実際の免疫反応測定]実際に免疫反応測
定を行う場合には、SPRセンサ部3に固定する抗体3
eについて検討する必要がある。これは、測定使用とす
る検体内に含まれていると考えられる抗原に対応し、こ
の抗原に特異的に反応する抗体を用いる必要が有るから
である。また、本実施形態の免疫反応測定装置1では、
SPRセンサ部3にポジティブコントロールとネガティ
ブコントロールとして機能する抗体P及び抗体Nを用い
る。一般的に血清などの検体には、あまり量の変化しな
いタンパク質が含まれている場合がある。もし、適当な
タンパク質が含まれていない場合には、安価なタンパク
質(例えばアルブミン等)を選び、このタンパク質のモ
ノクローナル抗体をポジティブコントロールとして用い
る。
【0054】一方、ネガティブコントロールとなるタン
パク質は、検体内に含まれていない抗原に対応する抗体
であればよいので、これは、種の異なる動物などの抗体
を用いればよい。そして、SPRセンサ部3にそれぞれ
別個に抗体P及び抗体Nが固定されると共に、他の光フ
ァイバ5aに対応するSPRセンサ部3に種々の抗体
A,抗体B、抗体Cを固定したものを用いる(図2参
照)。各抗体A,抗体B,抗体Cは、それぞれの検査項
目に対応した最適な抗体が選択されている。このよう
に、各種の抗体A,抗体B,抗体C,抗体P,抗体Nが
固定されたSPRセンサ部3を用いて実際の免疫反応測
定を行う。
【0055】所定の検体の免疫反応測定は、図7に示す
ように、検査項目に対応するSPRセンサ部3を光ファ
イバ5aに接続する。このSPRセンサ部3の接続は、
マルチファイバコネクタ19によって一度に行うことが
できる。そして、キャップ部材21内の保存バッファ2
7を外部に排出する。その後、検体47が満たされてい
る検体チューブ49を用意する。検体47を検体チュー
ブ49からキャップ部材21内に吸引する。検体47の
吸引には既に述べた吸引ポンプ25を用いる。検体チュ
ーブ49には、予め500〔μl〕程度の検体47が入
っている。しかし、実施にキャップ部材21内に吸引す
るのは100〔μl〕程度である(図8参照)。
【0056】そして、検体47がキャップ部材21内に
充填された場合には、免疫反応測定をする。具体的に
は、1本の光ファイバ5aに光路選択手段39を介して
白色光7を照射する。そして、このときのSPRセンサ
部3から反射する反射光11の波長分布を分光器13で
分析する。次に、別の光ファイバ5aに光路選択手段3
9を介して白色光7を照射する。そして、このときのS
PRセンサ部3から反射する反射光11の波長分布も分
光器13で分析する。このようにして、全ての光ファイ
バ5aに対応するSPRセンサ部3に対して測定を行
う。測定が終了した場合には、SPRセンサ部3を取り
外し、次の測定のために新たなSPRセンサ部3を接続
する。
【0057】[データ処理]次に、分光器13から得ら
れた情報を基に、データ処理を行う場合について説明す
る。ここでは一例として、ポジティブコントロール及び
ネガティブコントロールとしての抗体Pと抗体N及び異
なる種類の抗体A,B,Cが固定されたSPRセンサ部
3を用いた免疫反応測定について説明する。図9は、あ
る検体についての免疫反応を測定した結果を示す図であ
る。図9(A)と図9(B)は抗体P,抗体Nに対応す
る反射光の減衰波長と時間tとの関係を示している。ま
た、図9(C),図9(D),図9(E)は、各抗体
A,抗体B,抗体Cに対応する反射光の減衰波長と時間
tとの関係を示している。尚、図9中のt1は、免疫反
応が終息する時間である。
【0058】得られた情報は、主制御部15内でA/D
変換されて所定のメモリに記憶される。そして、一通り
の測定が終わると、送信機45を介して情報が上記機5
3(コンピュータ:図10参照)に送信される。これら
の操作は、免疫反応測定装置1の操作パネル51(図4
参照)のキーを用いて行われる。また、操作および測定
中の状態はその都度表示部43に表示される。この表示
方法として、LCDもしくはLEDを用いる。ブザーに
よる呈示も可能である。
【0059】上位機53では、受信した情報を解析(デ
ータの補正、校正、補償)し、その波長分布を表示する
と共に、得られた複数の波長分布から、検体47中に含
まれる光源の濃度を定量し、これを表示する。上位機5
3は、ナースセンターに設置して(図10参照)、その
場で測定内容を確認し、処置や薬剤投与を決める手だて
にする。また、往診や処置現場では、図11に示すよう
に、携帯型コンピュータ55と携帯電話57とを併用し
て病院に測定結果を送信するようにする(図11参
照)。
【0060】図12は、免疫反応測定装置1の主制御部
15が各部の動作を制御する場合の、制御情報の流れを
示すブロック図である。この図に示すように、主制御部
15は、光路選択手段の光路選択手段制御部及び分光器
の分光器制御部に働きかけて、光路の選択及び分光器に
よる反射光の波長分布の測定動作を制御する。また、主
制御部15は、測定データ処理部に働きかけて、分光器
13から得られた情報を基にデータ処理を行わせる。そ
して、処理されたデータはデータベースに格納される。
また、主制御部15は、表示制御部に働きかけて、免疫
反応の測定結果を表示部43に表示させると共に、送信
機45の送信制御部に働きかけて情報を送信させる。
【0061】図13は、免疫反応測定の結果を表示する
上位機53(コンピュータ)側の情報の流れを示すブロ
ック図である。受信機で受信した測定結果は、上位機5
3(コンピュータ)側のデータベースに格納されると共
に、データ計算部及び診断部に送られて、具体的な測定
結果の判断が行われる。また、その判断結果は、表示部
に表示されるようになっている。
【0062】既に説明した図9に基づいて、免疫反応測
定の具体的な判断について説明する。図9は、正常な免
疫反応測定が行われた場合の結果である。これら各図の
縦軸は、表面プラズモン共鳴による減衰が最も大きかっ
た波長の時間に対する変化を示している。図9(A)に
示すように、ポジティブコントロールとしての抗体Pの
減衰の波長が変化した場合に、この変化が予め計測され
ている抗体Nのデータテーブルの変化と同様であれば、
適正な測定がなされていると判断できる。逆に、データ
テーブルの値と大きな違いがある場合には、測定系に何
らかの欠陥が有るものと推測できる。
【0063】また、図9(B)に示すように、抗体Nに
ついての減衰の波長が、ほとんど変化しない場合には、
適正な測定がなされていると判断される。検体に含まれ
るはずのない抗原に特異的に反応する抗体をネガティブ
コントロールとして用いているからである。従って、逆
に、抗体Nの減衰の波長が大きく変化した場合には、非
特異的反応が生じたものと推定され、測定精度に信頼性
がないと判断される。
【0064】そして、各抗体A,B,Cの減衰の波長が
図9(C),図9(D)、図9(E)のようになってい
る場合には、抗体Bについての減衰の波長が最も大きく
変化し、抗体Cについての減衰の波長はほとんど変化し
ていない。従って、この結果により、検体は抗体Bと特
異的に反応する抗原の濃度が高く、抗体Aに反応する抗
原の濃度はそれに次ぐものであると判断できる。尚、抗
体Cに反応する抗原は含まれていないと推測できる。
尚、以上のような一連の測定は、一人の検体を一度で測
定することができる。また、その測定時間も3分程度で
済む。
【0065】測定に用いる各種抗体としては、癌の診断
には多くの腫瘍マーカが使われている。癌ができると、
血中に分泌される特定のタンパク質に異常が起こるから
である。このタンパク質のモノクローナル抗体からでき
た腫瘍マーカを抗体として用いて、そのタンパク質を定
量する。複数の腫瘍マーカを併用すると、測定の信頼性
が向上する。また、糖尿病の場合でも、糖尿病に関わる
複数の内分泌タンパク質の濃度が変化するが、この内分
泌タンパク質を定量することにより、患者の処置や薬の
投与量が決められる。複数の抗体を用いて複数の抗原の
濃度を知ることができれば、糖尿病の症状が現れた原因
を迅速且つ性格に判断できるからである。更に、種々の
感染症や血液障害でも同等なことが云える。
【0066】[第2の実施形態]次に、本発明の他の実
施形態について説明する。当該実施形態にかかる免疫反
応測定装置では、図14に示すように、各光ファイバ5
aの他端部側領域に、白色光7の透過及び遮断を切り替
える光スイッチ101,102,103……109が配
設されている。そして、各光スイッチ101,102,
103……109の下流側には、白色光7をSPRセン
サ部3側と分光器13側とに分岐するスプリッタ11
1,112,113……118が配設されている。尚、
本実施形態は第1の実施形態と基本的な構成を共通とし
ているので、同様な構成については重複説明を避ける。
【0067】図14に示すように、免疫反応測定装置
は、第1の実施形態と異なり、光路選択手段は有してい
ない。即ち、各光スイッチ101,102,103……
109が光路選択手段に変わるものである。光スイッチ
101,102,103……109は、各光ファイバ5
aの他端部側に配設されている。この光スイッチ10
1,102,103……109は、主制御部15(図1
5参照)によってその動作が制御される。本実施形態で
は、計9個の光スイッチ101,102,103……1
09が各光ファイバ5aに1個1個設けられている。ま
た、光スイッチ101,102,103……109の下
流側に配設されるスプリッタ111,112,113…
…118は、ハーフミラーで構成されている。
【0068】光源9としてのハロゲンランプから出た白
色光7は、集光用のレンズ31及びレンズ33によって
光密度が向上する。但し、光度にばらつきが生じやすい
ので、光ファイバ5aの手前に積分球32を配設して密
度のばらつきを抑制している。積分球32を出た白色光
7は、更に偏光板35を通過して光ファイバ5aに入射
される。上記したように、各光ファイバ5aには光スイ
ッチ101,102,103……109が配設されてお
り、主制御部15の制御により、このうちの1個の光ス
イッチ(例えば101)のみONとされるようになって
いる。
【0069】ONとなっている光スイッチ101を通過
した白色光7は、スプリッタ111を介してSPRセン
サ部3に到達する。このSPRセンサ部3において、白
色光7は表面プラズモン共鳴による減衰を起こす。そし
て、SPRセンサ部3の端面で反射されてスプリッタ1
11側に反射する。スプリッタ111では、反射光11
の一部が他のスプリッタ39aを介して分光器13に入
射される。また、図14に示すように、複数の光ファイ
バのうち、光スイッチ109が配設されているものは直
接分光器15側のスプリッタ39aに導入されている。
従って、光源9の白色光7とSPRセンサ部3からの反
射光11を比較することができる。
【0070】尚、図14では、各光ファイバ5aが別々
に分割して記載されているが、実際には、図15に示す
ように、全ての光ファイバ5aが束ねられて、マルチ光
ファイバとなっている。また、免疫反応測定装置には、
第1の実施形態と同様に、所定の表示部43が装備され
ている。
【0071】[第3の実施形態]次に、第3の実施形態
について説明する。当該実施形態にかかる免疫反応測定
装置では、図16に示すように、各光ファイバ5aの他
端部側領域に、白色光7の透過及び遮断を切り替える光
スイッチ121が配設されている。そして、光源9と各
光スイッチ121の相互間には、白色光7をSPRセン
サ部3側と分光器13側とに分岐する分岐手段37aが
配設されている。
【0072】分岐手段37aは、最も光源9に近い側に
第2の光スイッチ37bを有し、この第2の光スイッチ
37bは、SPRセンサ部3側と分光器15側への白色
光7の照射を切り替えるものである。また、第2の光ス
イッチ37bの下流側でSPRセンサ部3側には、アイ
ソレータ37eを介してスプリッタ37dが配設されて
いる。一方、第2の光スイッチ37bの分光器13側の
下流にはスプリッタ37cが配設されている。加えて、
SPRセンサ部3側のスプリッタ37dと分光器13側
のスプリッタ37cとの相互間には、所定の光ファイバ
が配設されている。
【0073】当該実施形態では、光スイッチ121を用
いてSPRセンサの選択をするため、光スイッチ121
の上流側の経路は単芯の光ファイバで済む。即ち、光源
9から出た白色光7は、集光用のレンズ31,レンズ3
3,積分球32及び偏光板35を透過して分岐手段37
a内の単芯の光ファイバ5bに入射される。ここで、第
2の光スイッチ37bによってSPRセンサ部3側と分
光器13側のいずれかの経路が選択される。SPRセン
サ部3側に向かった白色光7は、アイソレータ37e及
びスプリッタ37dを介して、光スイッチ121に入射
される。この光スイッチ121では、1本の光ファイバ
のみが選択され白色光7がSPRセンサ部3側に入射さ
れる。
【0074】SPRセンサ部3では、表面プラズモン共
鳴により一部の波長が減衰した反射光11が光スイッチ
121側に戻る。そして、光スイッチ121に戻った反
射光11は、スプリッタ37dによって分岐される。こ
のとき、分光器13側へは反射光11が伝達されるが、
第2の光スイッチ37b側にはアイソレータ37eの作
用により戻らない。そして、分光器13に入射された反
射光11は、波長分析がなされる。また、第2の光スイ
ッチ37bから入射された白色光7も分光器13に入射
され、これによって白色光7と反射光11の比較がなさ
れる。尚、図17に示すように、本実施形態の免疫反応
測定装置にも、所定の制御部15及び表示部43が装備
されている。
【0075】次に、分岐手段の変形例について説明す
る。先ず、図18(A)は、分光器13の直ぐ上流側に
第3の光スイッチ38cを設けた例である。このように
光スイッチ38cを用いることにより、スプリッタの場
合と異なり、完全に一方からの光のみを選択するため、
他方の光の状態を考慮する必要がない。
【0076】また、図18(B)は、光の経路を切り替
えるサーキュレータ40dを用いた例である。第2の光
スイッチ40bの経路がサーキュレータ40dによって
選択されると、白色光7はサーキュレータ40dの端子
T1に入射されると共に、サーキュレータ40dの端子
T2から出る。この白色光11は、SPRセンサ部3
(図18(B)では図示略)で反射し、サーキュレータ
40dの端子T2に戻る。端子T2に戻った反射光11
は、今度はサーキュレータ40dの端子T3から出る。
そして、第3の光スイッチ40cを介して分光器13に
入射される。また、第2の光スイッチ40bの切替によ
り、白色光7が直接分光器13に入射される。尚、第2
の光スイッチ40b及び第3の光スイッチ40cは同期
して作動する。これにより、白色光7と反射光11の比
較を行うことができる。
【0077】尚、本発明の免疫反応測定装置は、以上の
他、バクテリアなどの菌種の測定、川や海の水質検査,
毒物検査,肉、野菜などの食物の品質検査等にも応用す
ることができる。
【0078】[第4の実施形態]次に、第4の実施形態
について説明する。当該実施形態にかかる免疫反応測定
装置では、図19に示すように、光源から延設される光
ファイバの途中にサーキュレータ51が配設されてい
る。このサーキュレータ51は、光源からの白色光7を
2方向に分岐する役割を有しており、一方はSPRセン
サ部3側であり、他方は分光器側である。そして、これ
らの光路を所定のタイミングで切り替えている。
【0079】サーキュレータ51の下流側で、SPRセ
ンサ部3が配設されている側には、光スイッチ52が配
設されている。この光スイッチ52は、1本の入射用の
光ファイバが接続されると共に、SPRセンサ部3側に
は多数の光ファイバが接続されている。この多数のSP
Rセンサ側の光ファイバのうち1本を除いて、残りは全
てその先端部にSPRセンサ部3が構成されている。S
PRセンサ部3以外の1本は、光源の白色光7を分光器
側に伝達する役割を有するものである。
【0080】一方、SPRセンサ部3から反射した反射
光11は、光スイッチ52の作用によって、サーキュレ
ータ51に戻される。即ち、SPRセンサ部3の1本の
光ファイバから反射した反射光のみがサーキュレータ5
1に戻り、このサーキュレータ51の作用によって、反
射光11が分光器側に伝達される。
【0081】光スイッチ52から直接入射する白色光7
と、サーキュレータ51から入射する反射光11は、一
旦スプリッタ53に入射される。このスプリッタ53
は、分光器の直ぐ上流側に配設されているものである。
そして、このスプリッタ53の下流側に配設された分光
器によって、白色光7と反射光11の波長分布が分析さ
れる。尚、分光器の上流側のスプリッタ53は、光スイ
ッチで代用することも可能である。
【0082】次に、当該実施形態の変形例について説明
する。この変形例では、図20に示すように、上記した
サーキュレータ51に代えて、スプリッタ62が設けら
れると共に、このスプリッタ62の上流側にアイソレー
タ61が配設されている。スプリッタ62やアイソレー
タ61の単体での機能は上記したものと同様である。
【0083】アイソレータ61及びスプリッタ62を通
過した白色光7はSPRセンサ部3側に伝達される。そ
して、SPRセンサ部3で反射した反射光11はスプリ
ッタ62側に戻る。このとき、スプリッタ64の上流側
にはアイソレータ61が配設されているので、光源側に
反射光11は伝達されない。また、スプリッタ62に戻
った反射光11は、分光器の直ぐ上流側に配設されたス
プリッタ64に入射される。
【0084】一方、光スイッチ63から出た白色光の
内、SPRセンサ部3側に伝達されないものは、直接ス
プリッタ64に入射される。即ち、白色光7と反射光1
1とがスプリッタ64を介して分光器に入射される。こ
れにより、スプリッタ64の下流側の分光器によって、
白色光7と反射光11の波長分布が分析される。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の免疫反応
測定装置では、光ファイバを利用したSPRセンサによ
って免疫反応を測定するので、実時間の測定が可能とな
り、また、少量の検体で免疫反応を測定することができ
る、という優れた効果を生じる。加えて、複数の光ファ
イバを用いて測定するので、多項目を短時間で測定でき
る、という優れた効果を生じる。
【0086】また、光源と光ファイバとの相互間に光路
選択手段を設けたので、光路を各光ファイバに対応させ
て切り替えることができ、1つの分光器で多数項目の免
疫反応測定をすることができる、という優れた効果を生
じる。加えて、光路選択手段は液晶マスクにより構成さ
れているので、光路選択手段自体を小型に構成できると
共に、機械的な駆動部分を有しないので信頼性の高い光
路選択手段となる、という優れた効果を生じる。
【0087】また、SPRセンサ部はマルチファイバコ
ネクタによって光ファイバに接続されているので、簡単
にSPRセンサ部を取り外して交換することができる。
このため、別の検体の免疫反応測定をする場合に便利で
ある。また、検体の触れる部分を全て交換可能にするこ
とで、バイオハザードの観点からも優れている。
【0088】また、各光ファイバの他端部側領域に、白
色光の透過及び遮断を切り替える光スイッチを配設した
ので、白色光の光路切替を容易且つ確実に行うことがで
きる。特に、液晶を用いた光路切替手段では、多少の光
が漏れてしまうが、光スイッチであれば、光を完全に遮
断できる、という優れた効果を生じる。
【0089】また、光源と各光スイッチの相互間に、白
色光をSPRセンサ部側と分光器側とに分岐する分岐手
段を配設した。このため、光スイッチの上流側を簡易な
構成とすることができると共に、各光ファイバ内にそれ
ぞれスプリッタを配設する場合と比較して構成を簡略化
することができる、という優れた効果を生じる。
【0090】また、SPRセンサ部にキャップ部材を設
け、このキャップ部材の内部空間に検体を吸引する吸引
ポンプを装置本体に設けると共に、この吸引ポンプの動
作を主制御部で制御するので、免疫反応測定に必要な量
の検体を正確に吸引することができる、という優れた効
果を生じる。
【0091】また、キャップ部材内には保存バッファが
予め充填されているので、SPRセンサ部に固定されて
いる抗体を安定的に保持することができる。また、セン
サヘッドの保存バッファを充填したまま免疫反応測定を
することにより、保存バッファを免疫反応測定装置の測
定精度の検証用に用いることができる、という優れた効
果を生じる。
【0092】また、装置本体内に送信機を装備して、こ
の送信機から分光器の出力を上位機に送信するので、ケ
ーブル等による拘束を回避でき、免疫反応測定装置自体
の操作性を向上させることができる、という優れた効果
を生じる。
【0093】また、SPRセンサ部にはこ、ポジティブ
コントロールおよびネガティブコントロールとしての抗
体が固定されているので、測定系自体の欠陥や抗原との
非特異的反応の可能性を容易に判断でき、測定精度の向
上を図ることができる、という優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に開示したSPRセンサ部を示す一部を切
り欠いた側面図である。
【図3】図2に開示したSPRセンサ部の表面構造を示
す断面図である。
【図4】図1に開示した免疫反応測定装置の全体構成を
示す断面図である。
【図5】図1に開示した免疫反応測定装置のマルチ光フ
ァイバの他端部近傍を示す斜視図である。
【図6】表面プラズモン共鳴によって特定の波長が減衰
することを説明する図である。
【図7】免疫反応測定の行程を示す説明図である。
【図8】図7に開示した免疫反応測定の行程の内、検体
をキャップ部材内に吸引する場合を示す説明図である。
【図9】免疫反応測定をした場合の減衰した波長の時間
に対する変化を示す図であり、図9(A)は抗体Pの場
合を示し、図9(B)は抗体Nの場合を示し、図9
(C)は抗体Aの場合を示し、図9(D)は抗体Bの場
合を示し、図9(E)は抗体Cの場合を示す。
【図10】免疫反応測定装置と上位機との通信状態を説
明する説明図である。
【図11】免疫反応測定装置と上位機との他の通信状態
を説明する説明図である。
【図12】免疫反応測定装置での情報の流れを示すブロ
ック図である。
【図13】上位機での情報の流れを示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施形態を示すブロック図で
あり、特に光ファイバ及びSPRセンサ部を拡大した図
である。
【図15】図14に開示した免疫反応測定装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第3の実施形態を示すブロック図で
あり、特に光ファイバ及びSPRセンサ部を拡大した図
である。
【図17】図16に開示した免疫反応測定装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図18】図16に開示した分岐手段の変形例を示すブ
ロック図であり、図18(A)は光スイッチ,スプリッ
タ及びアイソレータを用いたものを示し、図18(B)
は、光スイッチ,スプリッタ及びサーキュレータを用い
たものを示す。
【図19】本発明の第4の実施形態であって、分岐手段
の他の例を示すブロック図である。
【図20】図19に開示した分岐手段の変形例を示すブ
ロック図である。
【図21】表面プラズモン共鳴の原理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 免疫反応測定装置 3 SPRセンサ部 5 マルチ光ファイバ 7 白色光 9 光源 11 反射光 13 分光器 15 主制御部 17 装置本体 19 マルチファイバコネクタ 21 キャップ部材 23 吸引口 25 吸引ポンプ 27 保存バッファ 37 光路選択手段 45 送信機 53 上位機 P ポジティブコントロール N ネガティブコントロール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にSPRセンサ部を備えた光ファ
    イバと、この光ファイバの他端部側から所定の白色光を
    照射する光源と、前記SPRセンサ部から反射する反射
    光の波長分布を分析する分光器と、前記光源及び分光器
    の動作を制御する主制御部と、これら各部を収納する装
    置本体とを備え、 前記光ファイバを少なくとも2本装備したことを特徴と
    する免疫反応測定装置。
  2. 【請求項2】 前記光源と光ファイバの他端部との相互
    間に所定の光路選択手段を装備したことを特徴とする請
    求項1記載の免疫反応測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光路選択手段を所定の液晶マスクに
    より構成し、 前記液晶マスクは、前記各光ファイバの内いずれか1の
    みに白色光を透過させる選択透過機能を有することを特
    徴とした請求項2記載の免疫反応測定装置。
  4. 【請求項4】 前記SPRセンサ部の近傍に、前記光フ
    ァイバを複数本同時に接続できるマルチファイバコネク
    タを設けたことを特徴とする請求項1記載の免疫反応測
    定装置。
  5. 【請求項5】 前記各光ファイバの他端部側領域に、前
    記白色光の透過及び遮断を切り替える光スイッチを配設
    したことを特徴とする請求項1記載の免疫反応測定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光源と各光スイッチの相互間に、前
    記白色光を前記SPRセンサ部側と分光器側とに分岐す
    る分岐手段を配設したことを特徴とする請求項5記載の
    免疫反応測定装置。
  7. 【請求項7】 前記SPRセンサ部の周囲部に当該SP
    Rセンサ部を覆うキャップ部材を設けると共に、このキ
    ャップ部材の一部に検体を吸引する吸引口を形成し、 前記装置本体内の所定箇所に、前記キャップ部材内へ前
    記検体を吸引する吸引ポンプを装備したことを特徴とす
    る請求項1記載の免疫反応測定装置。
  8. 【請求項8】 前記キャップ部材内に予め保存バッファ
    を充填しておくことを特徴とした請求項5記載の免疫反
    応測定装置。
  9. 【請求項9】 前記装置本体内に所定の送信機を装備す
    ると共に、この送信機に前記分光器の出力を伝達し、 前記送信機から所定の上位機に接続された受信機へ前記
    分光器の出力を送信することを特徴とする請求項1記載
    の免疫反応測定装置。
  10. 【請求項10】 前記SPRセンサ部にポジティブセン
    サとしての抗体及びネガティブセンサとしての抗体を固
    定したことを特徴とする請求項1記載の免疫反応測定装
    置。
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