JPH1165154A - 電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ - Google Patents
電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジInfo
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- JPH1165154A JPH1165154A JP23327797A JP23327797A JPH1165154A JP H1165154 A JPH1165154 A JP H1165154A JP 23327797 A JP23327797 A JP 23327797A JP 23327797 A JP23327797 A JP 23327797A JP H1165154 A JPH1165154 A JP H1165154A
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Abstract
び感光層を有する新規な感光体、特に導電性支持体上に
金属酸化物を分散する層及び感光層を有し長期間の使用
後にも黒点等の異常画像が発生しにくい感光体を提供す
ること。 【解決手段】 導電性支持体上に少なくとも金属酸化物
を分散する層及び感光層を有した感光体において、感光
体を帯電させた際の暗所下における暗減衰速度の式
(1)の傾きmが、E1/2<1000V1/2cm-1/2以下
において0.006(cm1/2volt-1/2)以下であ
ることを特徴とする電子写真感光体。 【数1】log10(−dE/dT)=mE1/2・・・・
・(1)式 (式中、Eは電界(voltcm-1)、なお、ここでの
電界は感光体帯電電位を感光層の膜厚で割った値とす
る。Tは時間(秒)を表わす。)
Description
びにそれを用いた電子写真方法及び電子写真装置並びに
電子写真装置用プロセスカートリッジに関し、詳しく
は、繰り返し使用によっても感光体の帯電電位と残留電
位の安定性に優れた電子写真感光体並びにそれを用いた
電子写真方法及び電子写真装置並びに電子写真装置用プ
ロセスカートリッジに関する。
光体をまず暗所で例えばコロナ放電によって帯電させ、
次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に散逸せし
めて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料等の着色剤
と高分子物質等の結合剤とから構成される検電微粒子
(トナー)で現像し、可視化して画像を形成するように
した画像形成法の一つである。 このような電子写真法において感光体に要求される基本
的な特性としては、 (1)暗所で適当な電位に帯電できること (2)暗所において電荷の散逸が少ないこと (3)光照射によって速やかに電荷を散逸できることで
ある。
置において使用される感光体の光導電性素材として用い
られているものにセレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等
の無機物質があるが、生産性、可撓性、熱や機械的な衝
撃性に欠点がある。この無機物質の欠点を排除するため
にさまざまな有機物質を用いた電子写真用感光体があ
り、それらは一般に廃棄性、大量生産性に優れている。
また、光感度を向上させるために電荷発生層と電荷輸送
層を積層させた機能分離型の感光体がある。
しば局部的な帯電低下が起こり、特に反転現像の場合に
異常画像(黒点)が発生することがある。以上のような
問題を解決する手段として、感光層と基体との間に中間
層を設けることが提案されており、このような中間層の
うち金属酸化物(酸化チタン、酸化スズ等)を樹脂中に
分散させたもの(特開昭61−204642号公報)等
が知られている。このような樹脂中に金属酸化物を分散
した中間層を設けた感光体は、初期においては、特に大
きな問題は生じないが、長期間使用した場合、徐々に画
像上の欠陥(地汚れ、白抜け)が顕著となるという不具
合が生じた。
中間層と導電性基板の間にフィラーの存在しない中間層
を設ける方法が、特開昭63−289554号公報、特
開昭64−31163号公報等に記載されている。一
方、Sb2O3を含むSnO2で被覆した酸化チタンを分
散した下引き層と光導電層の間に樹脂のみの層を設けた
感光体も特開昭61−36755号公報に記載されてい
る。しかしながら、この方法においても黒ポチ等異常画
像防止は十分でなかった。
目的は、導電性支持体上に金属酸化物を分散する層及び
感光層を有する新規な感光体、特に導電性支持体上に金
属酸化物を分散する層及び感光層を有し長期間の使用後
にも黒点等の異常画像が発生しにくい感光体を提供する
ことにある。
討した結果、導電性支持体上に金属酸化物を分散する層
及び感光層を有した感光体において、暗所下における暗
減衰速度の式(1)の傾きmが、E1/2<1000V1/2
cm-1/2以下において0.006(cm1/2volt
-1/2)以下であるような感光体を使用すると黒点等の異
常画像が発生しにくいことを見い出した。
電界は感光体帯電電位を感光層の膜厚で割った値とす
る。Tは時間(秒)を表わす。)
構造の感光体において、mの値が上記範囲に入る場合は
暗減衰速度log(−dE/dT)と電界の平方根(E
1/2)の直線性がよくこの場合は異常画像が発生し難
い。また、異常画像(黒点)は発生する感光体は暗減衰
速度log(−dE/dT)と電界の平方根(E1/2)
のプロットの傾き(m)に電界依存性があり、高電界で
mが大きくなる傾向にある。実際に黒ポチに関しては暗
部電位と現像電位の差が同じ場合、或いは双方の電位は
同じで感光体膜厚のみ変えた場合で、感光体にかかる電
界が大きいほど黒ポチ数が多くなる傾向にあることが確
かめられた。また、このようなmの値の電界による変化
と異常画像との対応は感光層と電極の間に金属酸化物を
含有する層を設けた場合に特徴的であり、この層が存在
しない場合、例えば電極上に直接感光層を設けた場合に
あてはまらない。
は例えば黒ポチの観測される感光体のベルトの黒ポチ位
置を特定しておき電荷輸送層のみを溶媒で除去した後に
電荷輸送層を再塗布すると発生する黒ポチ位置は再塗布
前と同一であるが電荷発生層をも除去分離後に再塗布す
ると位置が変化することから確かめられた。したがっ
て、これらのことから類推して高電界で急激に増加する
暗減衰は電荷発生層付近(もちろん下引き層と電荷発生
層の界面も含まれる)に起こる局部的な放電であり、こ
れが黒ポチを引き起こすと考えられる。
有効であるのは感光層の膜厚が小さい感光体を使用し、
かつ暗部電位が高い電子写真方式を用いる場合である。
このような場合は、感光体にかかる電界が高くなり、通
常の感光体では高電界での暗減衰増大の影響を受けそれ
に伴い黒ポチが増大するためである。通常の感光体では
電界強度300000V/cm付近以上から黒ポチが発
生する。
性支持体上に少なくとも金属酸化物を分散する層及び感
光層を有した感光体において、感光体を帯電させた際の
暗所下における暗減衰速度の式(1)の傾きmが、E
1/2<1000V1/2cm-1/2以下において0.006
(cm1/2volt-1/2)以下であることを特徴とする
電子写真感光体。
電界は感光体帯電電位を感光層の膜厚で割った値とす
る。Tは時間(秒)を表わす。)」、(2)「感光層中
に少なくとも下記構造の化合物の1種或いは2種含有す
る前記(1)項に記載の条件を有する電子写真感光体。
を表わし、n、m、l、kは各々独立的に0〜4の数字
を表わす。)、(3)「反転現像手段を有する電子写真
装置であって、電子写真感光体の表面に絶対値で600
V以上の暗部電位を形成しうる帯電手段を具備し、かつ
感光層の膜厚が20μm以下で、かつ前記(1)項で表
わされる関係を有する感光体を使用する電子写真方
式。」、(4)「少なくとも帯電手段、画像露光手段、
現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段及び
電子写真感光体を具備してなる電子写真装置であって、
前記(1)項で記載された関係を有する電子写真感光体
を用いた電子写真装置。」および(5)「少なくとも電
子写真感光体を具備してなる電子写真装置用プロセスカ
ートリッジであって、前記(1)項で記載された関係を
有する電子写真感光体を用いた電子写真装置用プロセス
カートリッジ。」により達成される。
細に説明する。図1は、本発明の感光体の層構成例を示
す断面図である。ここでは導電性支持体(31)上に金
属酸化物を分散する層(32)、その上に感光層(3
3)を設けた構成が基本である。また、図2に示される
ように、感光層は電荷発生物質を含有する層(33
a)、及び電荷輸送物質を含有する層(33b)に機能
分離されていてもよい。さらに、感光体の表面保護のた
め、感光層の上に保護層を設けてもよい。その他必要に
応じて各種の中間層を設けてもよい。
1010Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミ
ニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白
金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸
化物を、蒸着またはスパッタリングにより、エンドレス
ベルト状のプラスチック、紙等に被覆したもの等を使用
することができる。エンドレスベルト状とは、シート状
の支持体の端部同士を接着した円筒の形状、及び継ぎ目
のない可撓性のある円筒の形状を指す。また、ドラム形
状での使用も可能である。金属酸化物の分散層(32)
に使用する金属酸化物としてはZnO、TiO2、Zn
S、Al2O3、Sb2O3、SnO2等或いはそれの表面
処理したものが含まれる。感光層(3)の例としては、
色素増感された酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸亜鉛等の光
導電性粉体、無定形シリコン粉体、スクエアリック塩顔
料、フタロシアニン顔料、アズレニウム顔料、アゾ顔料
等を必要に応じて結着剤樹脂及び/又は後述する電子供
与性化合物と共に塗布形成されたもの、またピリリウム
系染料とビスフェノールA系のポリカーボネートとから
形成される共晶錯体に電子供与性化合物を添加した組成
物を用いたもの等が挙げられる。結着樹脂としては後述
する機能分離型感光体と同様のものを使用することがで
きる。この単層型感光体の厚さは5〜30μmが適当で
ある。
層が機能分離した感光体について述べる。感光体の電荷
発生層(33a)について説明すると、電荷発生層(3
3a)は、電荷発生物質を主成分とする層で、必要に応
じてバインダー樹脂を用いることができる。バインダー
樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、
アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホル
マール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミド等が用いられ
る。これらのバインダー樹脂は、単独又は2種類以上の
混合物として用いることができる。
ることができる。例えば金属フタロシアニン、無金属フ
タロシアニン等のフタロシアニン系顔料、アズレニウム
塩顔料、スクエアリック酸メチン顔料、カルバゾール骨
格を有するアゾ顔料、トリフェニルアミン骨格を有する
アゾ顔料、ジフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料、ジ
ベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料、フルオレノン
骨格を有するアゾ顔料、オキサジアゾール骨格を有する
アゾ顔料、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔料、ジス
チリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料、ジスチ
リルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料、ペリレン系顔
料、アントラキノン系又は多環キノン系顔料、キノンイ
ミン系顔料、ジフェニルメタン及びトリフェニルメタン
系顔料、ベンゾキノン及びナフトエキノン系顔料、シア
ニン及びアゾメチン系顔料、インジゴイド系顔料、ビス
ベンズイミダゾール系顔料等が挙げられる。これらの電
荷発生物質は、単独又は2種類以上の混合物として用い
ることができる。なお、電荷発生層中に電荷輸送物質を
含有させてもよい。
b)について説明する。電荷輸送層(33)は、電荷輸
送物質及びバインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分
散し、これを塗布、乾燥することにより形成できる。電
荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸送物質とがあ
る。
ニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシ
アノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フル
オレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオ
レノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−
トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン
−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェ
ン−5,5−ジオキサイド等の電子受容性物質が挙げら
れる。これらの電子輸送物質は、本発明の電子写真感光
体に単独又は2種以上を混合して用いることができる。
電子供与性物質が挙げられ、良好に用いられる。例え
ば、ポリ−N−カルバゾール及びその誘導体、ポリ−γ
−カルバゾリルエチルグルタメート及びその誘導体、ピ
レン−ホルムアルデヒド縮合物及びその誘導体、ポリビ
ニルピレン、ポリビニルフェナントレン、オキサゾール
誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導
体、トリフェニルアミン誘導体、9−(p−ジエチルア
ミノスチリル)アントラセン、スチリルピラリゾン、フ
ェニルヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン誘導体、
チアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、フェナジン誘
導体、アクリジン誘導体、ベンゾフラン誘導体、ベンズ
イミダゾール誘導体、チオフェン誘導体等が挙げられ
る。これらの正孔輸送物質は、本発明の電子写真感光体
に単独または2種以上混合して用いることができる。
ー樹脂としては、ポリカーボネート(ビスフェノールA
型、ビスフェノールZ型等)、ポリエステル、メタクリ
ル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、塩化ビニル、酢
酸ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、アルキッド樹
脂、シリコン樹脂、ポリビニルカルバゾール、ポリビニ
ルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリアクリラー
ト、ポリアクリルアミド、フェノキシ樹脂等が用いられ
る。これらのバインダー樹脂は単独または2種以上混合
して用いることができる。
真方法並びに電子写真装置を詳しく説明する。図3は、
本発明の電子写真プロセス、電子写真装置の1例を説明
するための概略図であり、下記するような変形例も本発
明の範疇に属するものである。図3において、この電子
写真装置は、ドラム状の感光体(1)の上面に、近接し
かつ円周に沿って、反時計方向に、除電露光部(2)、
帯電チャージャ(3)、イレ−サ(4)、画像露光部
(5)、現像ユニット(6)、転写前チャージャ
(7)、転写チャージャ(10)、分離チャージャ(1
1)、分離爪(12)、クリーニング前チャージャ(1
3)、ファ−ブラシ(14)、クリーニンブラシ(1
5)を順次付設してなる。さらに転写紙(9)を、感光
体(1)と転写チャージャ(10)および分離チャージ
ャ(11)の間に送りこむための、レジストロ−ラ
(8)を付設している。感光体(1)は、ドラム状の導
電性支持体とその上面に密着した感光層からなり、反時
計方向に回転する。
法においては、感光体(1)は、反時計方向に回転し
て、帯電チャージャ(3)で正または負に帯電され、さ
らにイレ−サ(4)によって、残留トナーが清掃された
後、画像露光部(5)からの露光によって、静電潜像を
感光体(1)上に形成する。転写手段には、一般に上記
の帯電器が使用できるが、図に示されるように転写チャ
ージャーと分離チャージャーを併用したものが効果的で
ある。
(2)等で使用する光源としては、蛍光灯、タングステ
ンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発
光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、エ
レクトロルミネッセンス(EL)等の発光物を使用する
ことができる。そして、所望の波長域の光のみを照射す
るために、シャープカットフィルター、バンドパスフィ
ルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィ
ルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの
各種フィルターを用いることもできる。かかる光源等
は、図5に図示した工程の他に、光照射を併用した転写
工程、除電工程、クリーニング工程、或いは前露光等の
工程を設けることにより、感光体に光が照射される際に
も用いることができる。
(1)上にトナーを付着させて静電潜像を現像し、転写
前チャージャ(7)によって、トナー像の帯電状態を調
整した後、転写チャージャ(10)により転写紙(9)
にトナー像を転写し分離チャージャ(11)によって感
光体(1)と転写紙(9)との静電的付着状態を解消
し、分離爪(12)によって転写紙(9)を感光体
(1)から分離する。転写紙(9)の分離後、クリーニ
ング前チャージャ(13)ファーブラシ(14)および
クリーニンブラシ(15)により感光体(1)表面を清
掃する。このクリーニングは、クリーニングブラシ(1
5)だけで、残存するトナーを除去することにより行う
こともできる。
光を行った場合、感光体上には正または負の静電潜像が
形成される。これを、負または正に帯電した極性のトナ
ー(検電微粒子)で現像すれば、ポジ画像が得られる
し、逆に正または負に帯電した極性のトナーで現像すれ
ば、ネガ画像が得られる。かかる現像には、公知の方法
を適用することができ、また、除電手段にも公知の方法
が用いられる。
のものとして示されているが、シート状、エンドレスベ
ルト状のものを使用することができる。クリーニング前
チャージャとしては、コロトロン、スコロトロン、固体
帯電器(ソリッドステートチャージャ)、帯電ローラな
どをはじめとする公知の帯電手段を用いることができ
る。また転写チャージャおよび分離チャージャには、通
常上記の帯電手段を、使用することができるが、図3に
示すように、転写チャージャと分離チャージャを一体化
した帯電器は、効率的で好ましい。クリーニングブラシ
には、ファーブラシ、マグファーブラシなどをはじめと
する公知のものを使用することができる。
電子写真装置の例を説明する概略図を示す。この例にお
いてベルト状の感光体(21)は、特定の不純物含有量
が規定されたTiOPc感光層を有しており、駆動ロー
ラ(22a)、(22b)により駆動され、帯電チャ−
ジャ(23)による帯電、像露光源(24)による画像
露光、現像(図示せず)、転写チャ−ジャ(25)によ
る転写、クリーニング前露光部(26)によるクリーニ
ング前露光、クリーニングブラシ(27)によるクリー
ニング、除電光源(28)による除電からなる一連の画
像操作が順次繰り返し行われる。なお、この場合クリー
ニング前露光部の露光は、感光体(21)の導電性支持
体側より行われる。勿論この場合導電性支持体は、透光
性である。
明の実施態様を例示するものであって、もちろん他の実
施形態も可能である。例えば図4においてクリーニング
前露光は、感光層側から行うことができるし、また画像
露光部および除電露光部の露光を、導電性支持体側から
行うこともできる。
ニング前露光、除電露光が図示されているが、他に、転
写前露光、像露光のプレ露光およびその他公知の光照射
工程を設けて、感光体に本発明の光照射を行なうことも
できる。
は、複写装置、ファクシミリ、プリンタなどの装置内に
固定して組み込まれていてもよいが、プロセスカートリ
ッジの形でそれら装置内に組み込まれてもよい。プロセ
スカートリッジとは、感光体を内蔵し、他に帯電手段、
露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除
電手段などを含んだ一つの装置(部品)である。プロセ
スカートリッジの形状等は多く挙げられるが、一般的な
例として図5に示すものが挙げられる。図5に示される
プロセスカートリッジは、感光体(16)の周囲に配置
された帯電チャージャ(17)、クリーニングブラシ
(18)、画像露光部(19)、現像ローラ(20)等
からなるコンパクトな構造を有する。
が、本発明はこの実施例により制約を受けるものではな
い。なお、実施例中の「部」は全て重量部である。 実施例1 15cm硬質ガラスポットに容積の1/2量の1cmア
ルミナ焼結ボールと酸化アルミ及び酸化ジルコニウム処
理した酸化チタン(商品名:CR97、石原産業(株)
社製)の鉄粉500gとオイルフリーアルキド樹脂12
0gと固形分濃度60重量%のブチルメラミン樹脂70
gをメチルエチルケトン400gで希釈し、ミリングし
て内径30mmのアルミニウムドラム上に浸漬塗布を行
ない130℃で20分間、加熱乾燥硬化させ、約3.5
ミクロンの酸化チタン分散層を設けた。電荷発生物質と
して一般式(I)で表わされる化合物を45部とシクロ
ヘキサノン1000部を70時間粉砕混合した後でポリ
ビニルブチラール20部溶解したシクロヘキサノン溶液
1000部を加え、更にメチルエチルケトン1000部
を加え、ボールミル中で2時間粉砕混合し電荷発生層塗
工液とした。これを前記酸化チタン分散層上に約0.3
μmの厚さとなるように塗工して電荷発生層を作製し
た。
フェノールZ型ポリカーボネート樹脂((株)帝人化成
社製)300部を撹拌溶解させ、更に下記構造の電荷発
生物質を210部、2,5−ジ−ターシャリブチルハイ
ドロキノンを1.00部、トリス(2,4−ジ−ターシ
ャリブチルフェニル)ホスファイトを2部、滑剤として
シリコンオイル0.05部を添加し撹拌溶解させ電荷輸
送層塗工液を作製した。これを前記電荷発生層上に浸漬
塗工法により塗布し、110℃で20分乾燥させ約28
ミクロンの電荷輸送層を作製し、実施例感光体No.1
とした。
物処理した酸化チタン(商品名:CR50−2、石原産
業(株)社製)とした以外は、実施例1と同様にして実
施例感光体No.2を作製した。 実施例3 実施例1において、酸化チタン種を酸化アルミ及び酸化
ジルコニウム及び有機物処理した酸化チタン(商品名:
CR57、石原産業(株)社製)とした以外は、実施例
1と同様にして実施例感光体No.3を作製した。
L、石原産業(株)社製)とした以外は、実施例1と同
様にして比較例感光体No.1を作製した。次にこうし
て得られた積層型電子写真感光体の暗減衰速度を調べる
ため静電複写紙試験装置((株)川口電気製作所製、S
P428型)を用いて暗所での所定の電位になるだけの
コロナ放電を行なって帯電させた後、電位減衰の時間変
化を追うことにより求めた。電界値はその時間の電位を
感光層(電荷発生層+電荷輸送層)の膜厚で割って求め
た。リファックスBL−100(品名)を用いて、6万
枚の通紙試験を行なった後の異常画像(地汚れ点)の発
生個数を評価した。結果を表1に示す。
に体するプロットを図6に示す。図6に示すように黒点
の少ない実施例の場合は暗減衰速度と電界の平方根との
プロットの直線性がよく(mが一定)、黒点の多い比較
例1の場合は傾きmが高電界にて大きくなる傾向にあ
る。それぞれの式(1)における傾きも併せて表1に示
した。
L、石原産業(株)社製)とし、更に酸化チタン分散層
と電荷発生層の間にポリアミド樹脂の約0.2μmの層
を設け、かつ電極を内径60mmのニッケルベルトとし
た以外は実施例1と同様にして実施例感光体No.4を
作製した。 比較例2 実施例4においてポリアミドの中間層を設けない以外は
実施例4と同様にして比較例感光体No.2を作製し
た。
販レーザプリンタSP2000((株)リコー社製)を
用いて、6万枚通紙試験を行なった。その結果の異常画
像の個数を表2に示す。
れるオキシチタニルフタロシアニンとした以外は実施例
1と同様にして感光体を作製した。ただし、電荷輸送層
の膜厚は18μmとした。 比較例3 比較例1において、電荷発生材を一般式(III)で表わさ
れるオキシチタニルフタロシアニンとした以外は比較例
1と同様にして感光体を作製した。ただし、電荷輸送層
の膜厚は18μmとした。 実施例6 実施例1において、電荷発生材を一般式(I)の化合物
対一般式(II)の化合物を1:4の重量比率とした以外
は実施例1と同様にして感光体を作製した。ただし、電
荷輸送層の膜厚は18μmとした。 比較例4 比較例1において、電荷発生材料を一般式(I)の化合
物対一般式(II)の化合物を1:4の重量比率とした以
外は比較例1と同様にして感光体を作製した。ただし、
電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
を使用して装置((株)リコー製ファクシミリ(商品
名:リファックスBL−100)にて6万枚の通紙試験
を行なった。その結果の異常画像の個数を表3に示す。
なように、本発明は、導電性支持体に少なくとも金属酸
化物を分散する層及び感光層を有した感光体において、
暗所下における暗減衰速度の式(1)の傾きmが、E
1/2<1000V1/2cm-1/2以下において0.006
(cm1/2volt-1/2)以下であることを特徴とする
電子写真感光体、
電界は感光体帯電電位を感光層の膜厚で割った値とす
る。Tは時間(秒)を表わす。)、とすることにより、
長期間使用後でも異常画像の少ない感光体を得ることが
できるという極めて優れた効果を発揮する。
る。
ある。
説明する概略図である。
例を説明する概略図である。
装置の例を説明する概略図である。
の関係をプロットしたものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも金属酸化物
を分散する層及び感光層を有した感光体において、感光
体を帯電させた際の暗所下における暗減衰速度の式
(1)の傾きmが、E1/2<1000V1/2cm-1/2以下
において0.006(cm1/2volt-1/2)以下であ
ることを特徴とする電子写真感光体。 【数1】 log10(−dE/dT)=mE1/2・・・・・(1)式 (式中、Eは電界(voltcm-1)、なお、ここでの
電界は感光体帯電電位を感光層の膜厚で割った値とす
る。Tは時間(秒)を表わす。) - 【請求項2】 感光層中に少なくとも下記構造の化合物
の1種或いは2種含有する請求項1に記載の条件を有す
る電子写真感光体。 【化1】 【化2】 【化3】 (式中、X1、X2、X3、X4は各々独立に各種ハロゲン
を表わし、n、m、l、kは各々独立的に0〜4の数字
を表わす。) - 【請求項3】 反転現像手段を有する電子写真装置であ
って、電子写真感光体の表面に絶対値で600V以上の
暗部電位を形成しうる帯電手段を具備し、かつ感光層の
膜厚が20μm以下で、かつ請求項1で表わされる関係
を有する感光体を使用する電子写真方式。 - 【請求項4】 少なくとも帯電手段、画像露光手段、現
像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段及び電
子写真感光体を具備してなる電子写真装置であって、請
求項1で記載された関係を有する電子写真感光体を用い
た電子写真装置。 - 【請求項5】 少なくとも電子写真感光体を具備してな
る電子写真装置用プロセスカートリッジであって、請求
項1で記載された関係を有する電子写真感光体を用いた
電子写真装置用プロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23327797A JPH1165154A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23327797A JPH1165154A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004280291A Division JP2004361984A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1165154A true JPH1165154A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16952580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23327797A Pending JPH1165154A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 電子写真感光体、電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1165154A (ja) |
-
1997
- 1997-08-15 JP JP23327797A patent/JPH1165154A/ja active Pending
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