JPH1165307A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH1165307A JPH1165307A JP9221369A JP22136997A JPH1165307A JP H1165307 A JPH1165307 A JP H1165307A JP 9221369 A JP9221369 A JP 9221369A JP 22136997 A JP22136997 A JP 22136997A JP H1165307 A JPH1165307 A JP H1165307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- intermediate transfer
- electrostatic latent
- latent image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、トナー像の転写プロセスでトナー
が散り易いという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、トナーの凝集度をC
(%)、中間転写体3の裏面を接地した時の中間転写体
3上での最大トナー付着量部のトナー層表面電位をVt
(V)、中間転写体3上での非画像部の表面電位をVn
(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすものである。
が散り易いという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、トナーの凝集度をC
(%)、中間転写体3の裏面を接地した時の中間転写体
3上での最大トナー付着量部のトナー層表面電位をVt
(V)、中間転写体3上での非画像部の表面電位をVn
(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電潜像担持体上の
トナー画像を中間転写体に転写する複写機、プリンタ、
ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
トナー画像を中間転写体に転写する複写機、プリンタ、
ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を用いる複写機、
プリンタ等の画像形成装置においては、複数色のトナー
像を重ね転写することによってカラー画像を得るように
したカラー複写機などのカラー画像形成装置がある。こ
のようなカラー画像形成装置には、一方式として、感光
体上に異なる色成分毎に形成されるトナー像を中間転写
体に順次に重ね転写し、その重ね転写したトナー像を転
写紙等に一括して転写することによってカラー画像を得
る中間転写方式がある。
プリンタ等の画像形成装置においては、複数色のトナー
像を重ね転写することによってカラー画像を得るように
したカラー複写機などのカラー画像形成装置がある。こ
のようなカラー画像形成装置には、一方式として、感光
体上に異なる色成分毎に形成されるトナー像を中間転写
体に順次に重ね転写し、その重ね転写したトナー像を転
写紙等に一括して転写することによってカラー画像を得
る中間転写方式がある。
【0003】特開平2ー282760号公報には、少な
くともトナー搬送部材、トナー層厚規制部材を有し、ト
ナー搬送部材に接触しつつ自在に回転可能に支承されて
いて、トナーを前記搬送部材に供給するトナー供給部材
を有する現像装置により、光導電性感光体の静電潜像に
応じてトナーにより現像する方式において、前記トナー
の凝集度が10〜40%であり、かつ、前記トナーの感
光体上での帯電量の絶対値が10〜40μc/gである
ことを特徴とする静電荷像現像方法が記載されている。
くともトナー搬送部材、トナー層厚規制部材を有し、ト
ナー搬送部材に接触しつつ自在に回転可能に支承されて
いて、トナーを前記搬送部材に供給するトナー供給部材
を有する現像装置により、光導電性感光体の静電潜像に
応じてトナーにより現像する方式において、前記トナー
の凝集度が10〜40%であり、かつ、前記トナーの感
光体上での帯電量の絶対値が10〜40μc/gである
ことを特徴とする静電荷像現像方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、画像形成装置
におけるトナー像の転写プロセスでは、感光体上で電場
により拘束されているトナー粒子集団を拘束力のない均
一な面にクーロン力で引っ張って移動させるため、原理
的にトナーが散り易いという問題がある。また、転写体
あるいは中間転写体に転写されたトナーにはトナー粒子
間のクーロン反発力が働いており、これが転写後のトナ
ーの飛び散りの原因の一つになっていると考えられる。
におけるトナー像の転写プロセスでは、感光体上で電場
により拘束されているトナー粒子集団を拘束力のない均
一な面にクーロン力で引っ張って移動させるため、原理
的にトナーが散り易いという問題がある。また、転写体
あるいは中間転写体に転写されたトナーにはトナー粒子
間のクーロン反発力が働いており、これが転写後のトナ
ーの飛び散りの原因の一つになっていると考えられる。
【0005】一般に、画像形成装置は、トナーの転写効
率が最大で、かつ、転写工程でのトナーの飛び散り(以
後、転写チリと記す)が最小となるように、転写電圧値
や転写電流値などの転写条件の初期設定を工場出荷時等
に行っている。しかし、トナーの転写効率と転写チリ抑
制を完全に両立させる転写条件の範囲が狭い場合もあ
り、転写チリの発生を低減させることは困難であった。
率が最大で、かつ、転写工程でのトナーの飛び散り(以
後、転写チリと記す)が最小となるように、転写電圧値
や転写電流値などの転写条件の初期設定を工場出荷時等
に行っている。しかし、トナーの転写効率と転写チリ抑
制を完全に両立させる転写条件の範囲が狭い場合もあ
り、転写チリの発生を低減させることは困難であった。
【0006】特に、中間転写方式の画像形成装置におい
ては、トナーの転写を行う工程が二つあるため、最終的
な出力画像のボケやにじみなどが生ずる点で不利であっ
た。画像ボケ等の原因となる転写工程での転写チリは、
転写電圧値や転写電流値などの転写条件及びトナーの帯
電量や付着量などにより変化することが経験的に知られ
ている。
ては、トナーの転写を行う工程が二つあるため、最終的
な出力画像のボケやにじみなどが生ずる点で不利であっ
た。画像ボケ等の原因となる転写工程での転写チリは、
転写電圧値や転写電流値などの転写条件及びトナーの帯
電量や付着量などにより変化することが経験的に知られ
ている。
【0007】また、従来の転写チリの評価は目視観察に
より段階見本などを基準にしてランク付けを行っている
ため、トナーの帯電量や付着量と転写チリ現象との定量
的な関係を規定することが困難であった。本発明は、中
間転写体上でのトナーの飛び散りを低減することがで
き、高精細な画像を得ることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
より段階見本などを基準にしてランク付けを行っている
ため、トナーの帯電量や付着量と転写チリ現象との定量
的な関係を規定することが困難であった。本発明は、中
間転写体上でのトナーの飛び散りを低減することがで
き、高精細な画像を得ることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、静電潜像が形成される静電
潜像担持体と、この静電潜像担持体上に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記静電潜像担持体上の静電
潜像にトナーを供給して顕像化する現像手段と、前記静
電潜像担持体上のトナー画像が転写されて該トナー画像
を一時的に担持する中間転写体とを有する画像形成装置
において、前記トナーの凝集度をC(%)、前記中間転
写体の裏面を接地した時の前記中間転写体上での最大ト
ナー付着量部のトナー層表面電位をVt(V)、前記中
間転写体上での非画像部の表面電位をVn(V)とした
とき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすものであり、中間転写体上でのトナ
ーの飛び散りを低減することができ、高精細な画像を得
ることができる。
め、請求項1に係る発明は、静電潜像が形成される静電
潜像担持体と、この静電潜像担持体上に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記静電潜像担持体上の静電
潜像にトナーを供給して顕像化する現像手段と、前記静
電潜像担持体上のトナー画像が転写されて該トナー画像
を一時的に担持する中間転写体とを有する画像形成装置
において、前記トナーの凝集度をC(%)、前記中間転
写体の裏面を接地した時の前記中間転写体上での最大ト
ナー付着量部のトナー層表面電位をVt(V)、前記中
間転写体上での非画像部の表面電位をVn(V)とした
とき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすものであり、中間転写体上でのトナ
ーの飛び散りを低減することができ、高精細な画像を得
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用可能であるカ
ラー画像形成装置の一例を示す。このカラー画像形成装
置は、1本の感光体(例えば感光体ベルト)からなる静
電潜像担持体1に対向して複数色、例えばブラック、シ
アン、マゼンタ、イエローの4色の現像を行う現像器2
Bk、2C、2M、2Yからなる現像手段が並べて配置
してあり、感光体1上に異なる色毎に形成されるトナー
像を中間転写ベルトからなる中間転写体3上に順次に重
ね転写し、その重ね転写したトナー像を転写紙等のシー
ト状転写材4に一括して転写することによってカラー画
像を得る1ドラム中間転写方式である。
ラー画像形成装置の一例を示す。このカラー画像形成装
置は、1本の感光体(例えば感光体ベルト)からなる静
電潜像担持体1に対向して複数色、例えばブラック、シ
アン、マゼンタ、イエローの4色の現像を行う現像器2
Bk、2C、2M、2Yからなる現像手段が並べて配置
してあり、感光体1上に異なる色毎に形成されるトナー
像を中間転写ベルトからなる中間転写体3上に順次に重
ね転写し、その重ね転写したトナー像を転写紙等のシー
ト状転写材4に一括して転写することによってカラー画
像を得る1ドラム中間転写方式である。
【0010】感光体1は、アルミニウムからなる素管上
に、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層の順にこれらを
重ねて製膜した機能分離型の感光層を有する。この感光
体1の感光層は、厚さが約25μmで、静電容量が約9
0pF/cm2である。
に、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層の順にこれらを
重ねて製膜した機能分離型の感光層を有する。この感光
体1の感光層は、厚さが約25μmで、静電容量が約9
0pF/cm2である。
【0011】この感光体1は、駆動部により回転駆動さ
れてスコロトロンからなる帯電器5により均一にマイナ
スに(約−650〜−700Vに)帯電された後に、露
光部にてブラック、シアン、マゼンタ、イエロー各色の
画像情報に応じたレーザ光6により順次に露光されて−
100V〜−500Vの静電潜像が形成される。従っ
て、帯電器5及び露光部は、感光体1上に各色の画像情
報に応じた複数の静電潜像を順次に形成する静電潜像形
成手段を構成している。
れてスコロトロンからなる帯電器5により均一にマイナ
スに(約−650〜−700Vに)帯電された後に、露
光部にてブラック、シアン、マゼンタ、イエロー各色の
画像情報に応じたレーザ光6により順次に露光されて−
100V〜−500Vの静電潜像が形成される。従っ
て、帯電器5及び露光部は、感光体1上に各色の画像情
報に応じた複数の静電潜像を順次に形成する静電潜像形
成手段を構成している。
【0012】感光体1の帯電電位や露光部電位は電位セ
ンサ7により検知され、この電位センサ7の検知信号に
より帯電条件や露光条件などを制御することができる。
現像器2Bk、2C、2M、2Yは、感光体1の周囲に
並べて配置されており、各色毎に感光体1上のブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエロー各色の画像情報に応じ
た静電潜像をそれぞれ現像剤で顕像化してブラック、シ
アン、マゼンタ、イエロー各色のトナー像とする。
ンサ7により検知され、この電位センサ7の検知信号に
より帯電条件や露光条件などを制御することができる。
現像器2Bk、2C、2M、2Yは、感光体1の周囲に
並べて配置されており、各色毎に感光体1上のブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエロー各色の画像情報に応じ
た静電潜像をそれぞれ現像剤で顕像化してブラック、シ
アン、マゼンタ、イエロー各色のトナー像とする。
【0013】この現像器2Bk、2C、2M、2Yは、
乾式2成分現像剤を用い、感光体1上の低電位部にマイ
ナス帯電のトナーを付着させる反転現像方式である。上
記乾式2成分現像剤は、平均粒径が7.5μmである粉
砕トナーと、平均粒径が50μmである樹脂コートキャ
リアからなる。この現像剤中のトナーの帯電量は−10
〜−40μC/gとした。上記トナーには外添剤として
0.2〜0.8重量部のシリカ微粒子が添加されてい
る。
乾式2成分現像剤を用い、感光体1上の低電位部にマイ
ナス帯電のトナーを付着させる反転現像方式である。上
記乾式2成分現像剤は、平均粒径が7.5μmである粉
砕トナーと、平均粒径が50μmである樹脂コートキャ
リアからなる。この現像剤中のトナーの帯電量は−10
〜−40μC/gとした。上記トナーには外添剤として
0.2〜0.8重量部のシリカ微粒子が添加されてい
る。
【0014】各現像器2Bk、2C、2M、2Yは図示
しない電源から現像バイアス電圧が印加されているが、
この現像バイアス電圧は約−500〜−550Vとし
た。この現像バイアス電圧は、直流成分だけでなく交流
成分を重畳させてもよい。光センサ8は感光体1の周囲
における現像器2Bk、2C、2M、2Yの感光体1回
転方向下流側に設置されて感光体1の光学的反射率を検
知することで感光体1のトナー付着量を検知し、この光
センサ8の検知信号によりプロセス条件を制御すること
ができる。
しない電源から現像バイアス電圧が印加されているが、
この現像バイアス電圧は約−500〜−550Vとし
た。この現像バイアス電圧は、直流成分だけでなく交流
成分を重畳させてもよい。光センサ8は感光体1の周囲
における現像器2Bk、2C、2M、2Yの感光体1回
転方向下流側に設置されて感光体1の光学的反射率を検
知することで感光体1のトナー付着量を検知し、この光
センサ8の検知信号によりプロセス条件を制御すること
ができる。
【0015】感光体1上の各色のトナー像は中間転写ベ
ルト3上に転写される。中間転写ベルト3に転写バイア
スを印加する方式は電源から間接的に中間転写ベルト3
に転写電圧を印加する間接印加方式を採用しており、中
間転写ベルト3における入口ローラ9と出口ローラ10
との間に架張された部分が感光体1に接離可能に構成さ
れている。
ルト3上に転写される。中間転写ベルト3に転写バイア
スを印加する方式は電源から間接的に中間転写ベルト3
に転写電圧を印加する間接印加方式を採用しており、中
間転写ベルト3における入口ローラ9と出口ローラ10
との間に架張された部分が感光体1に接離可能に構成さ
れている。
【0016】中間転写ベルト3は、ポリカーボネイト樹
脂あるいはフッ素系の樹脂などの中にカーボンブラック
を分散させた単層の中抵抗体であり、厚さが約150μ
m、表面抵抗値が108〜1010Ω/□、体積抵抗値が
109〜1011Ωcmの範囲のものを用いた。入口ロー
ラ99は接地され、出口ローラ10には+1000〜+
1500V程度の転写電圧Vtが電源から印加される。
この電源の出力値は制御部によって制御されている。以
後、感光体1から中間転写ベルト3へのトナー像の転写
をベルト転写と記す。ベルト転写後の感光体1上の残留
トナーは、クリーニング前徐電器11によって徐電され
ることで帯電量が制御され、ドラムクリーニング装置の
ブラシ12及びブレード13で除去されて徐電器14に
より徐電される。
脂あるいはフッ素系の樹脂などの中にカーボンブラック
を分散させた単層の中抵抗体であり、厚さが約150μ
m、表面抵抗値が108〜1010Ω/□、体積抵抗値が
109〜1011Ωcmの範囲のものを用いた。入口ロー
ラ99は接地され、出口ローラ10には+1000〜+
1500V程度の転写電圧Vtが電源から印加される。
この電源の出力値は制御部によって制御されている。以
後、感光体1から中間転写ベルト3へのトナー像の転写
をベルト転写と記す。ベルト転写後の感光体1上の残留
トナーは、クリーニング前徐電器11によって徐電され
ることで帯電量が制御され、ドラムクリーニング装置の
ブラシ12及びブレード13で除去されて徐電器14に
より徐電される。
【0017】上述のように一色目のトナー像が感光体1
上に形成されて中間転写ベルト3に転写された後、感光
体1上に二色目のトナー像が同様に形成され、この感光
体1上の二色目のトナー像が中間転写ベルト3上に一色
目のトナー像と重ねて転写される。以下同様に感光体1
上に三色目のトナー像が同様に形成されてこの感光体1
上の三色目のトナー像が中間転写ベルト3上に一色目の
トナー像及び二色目のトナーと重ねて転写され、感光体
1上に四色目のトナー像が同様に形成されてこの感光体
1上に四色目のトナー像が中間転写ベルト3上の一色目
のトナー像、二色目のトナー及び三色目のトナー像と重
ねて転写されることにより中間転写ベルト3上にフルカ
ラー画像が形成される。
上に形成されて中間転写ベルト3に転写された後、感光
体1上に二色目のトナー像が同様に形成され、この感光
体1上の二色目のトナー像が中間転写ベルト3上に一色
目のトナー像と重ねて転写される。以下同様に感光体1
上に三色目のトナー像が同様に形成されてこの感光体1
上の三色目のトナー像が中間転写ベルト3上に一色目の
トナー像及び二色目のトナーと重ねて転写され、感光体
1上に四色目のトナー像が同様に形成されてこの感光体
1上に四色目のトナー像が中間転写ベルト3上の一色目
のトナー像、二色目のトナー及び三色目のトナー像と重
ねて転写されることにより中間転写ベルト3上にフルカ
ラー画像が形成される。
【0018】この時、中間転写ベルト3上に各色のトナ
ー像が転写される順番毎に転写電圧を増加させていって
もよい。中間転写ベルト3上のフルカラー画像は一括し
て転写紙等の転写材4上に転写される。また、アースロ
ーラ15は接地される。中間転写ベルト3の裏面はアー
スローラ15上の位置でアースローラ15からなる接地
手段を介して接地され、中間転写ベルト3上に形成され
たトナー像の表面電位及び中間転写ベルト3上の非画像
部電位はアースローラ15上の位置で表面電位計からな
る電位計測手段16により計測される。
ー像が転写される順番毎に転写電圧を増加させていって
もよい。中間転写ベルト3上のフルカラー画像は一括し
て転写紙等の転写材4上に転写される。また、アースロ
ーラ15は接地される。中間転写ベルト3の裏面はアー
スローラ15上の位置でアースローラ15からなる接地
手段を介して接地され、中間転写ベルト3上に形成され
たトナー像の表面電位及び中間転写ベルト3上の非画像
部電位はアースローラ15上の位置で表面電位計からな
る電位計測手段16により計測される。
【0019】中間転写ベルト3から転写紙等の転写材4
へのトナー像の転写は、紙転写ローラからなる転写手段
17で転写材4の裏側からプラス極性の電圧を印加する
ことにより行う。紙転写ローラ17は電源からプラス極
性の電圧が印加されており、中間転写ベルト3は駆動ロ
ーラ18及び従動ローラ9、10、15、19に所定の
張力で架設されている。
へのトナー像の転写は、紙転写ローラからなる転写手段
17で転写材4の裏側からプラス極性の電圧を印加する
ことにより行う。紙転写ローラ17は電源からプラス極
性の電圧が印加されており、中間転写ベルト3は駆動ロ
ーラ18及び従動ローラ9、10、15、19に所定の
張力で架設されている。
【0020】紙転写ローラ17は駆動ローラ18上で中
間転写ベルト3に当接し、転写材4は転写材供給装置か
ら給送されて紙転写ローラ17と中間転写ベルト3との
間を通過する際に中間転写ベルト3上のフルカラー画像
が転写される。以後、中間転写ベルト3から転写材4へ
のトナー像の転写はペーパー転写と記す。転写材4は図
示しない定着装置によりフルカラー画像が定着されて排
出される。中間転写ベルト3は、ペーパー転写後にベル
トクリーニング装置20によりクリーニングされて残留
トナーが除去される。
間転写ベルト3に当接し、転写材4は転写材供給装置か
ら給送されて紙転写ローラ17と中間転写ベルト3との
間を通過する際に中間転写ベルト3上のフルカラー画像
が転写される。以後、中間転写ベルト3から転写材4へ
のトナー像の転写はペーパー転写と記す。転写材4は図
示しない定着装置によりフルカラー画像が定着されて排
出される。中間転写ベルト3は、ペーパー転写後にベル
トクリーニング装置20によりクリーニングされて残留
トナーが除去される。
【0021】本発明者は、検討の結果、このカラー画像
形成装置のように中間転写ベルトからなる中間転写体を
有する画像形成装置において、転写チリとトナー層表面
電位・非画像部電位、トナー凝集度の間に相関関係があ
ることを見い出して本発明を創作するに至った。中間転
写体を有する画像形成装置において、転写チリが悪いほ
ど、ライン(画像部)の間のような非画像部に見えるト
ナー粒子数が多くなる。
形成装置のように中間転写ベルトからなる中間転写体を
有する画像形成装置において、転写チリとトナー層表面
電位・非画像部電位、トナー凝集度の間に相関関係があ
ることを見い出して本発明を創作するに至った。中間転
写体を有する画像形成装置において、転写チリが悪いほ
ど、ライン(画像部)の間のような非画像部に見えるト
ナー粒子数が多くなる。
【0022】そこで、図1に示すようなカラー画像形成
装置において、非画像部に飛び散ったトナー数から転写
チリレベルを評価した。すなわち、このカラー画像形成
装置において、200μm幅のライン状トナー像を感光
体ドラム1上に形成して中間転写ベルト3上に転写し、
これを顕微鏡カメラで撮影してその拡大写真をスキャナ
からパーソナルコンピュータに白黒連続調画像として取
り込んだ。
装置において、非画像部に飛び散ったトナー数から転写
チリレベルを評価した。すなわち、このカラー画像形成
装置において、200μm幅のライン状トナー像を感光
体ドラム1上に形成して中間転写ベルト3上に転写し、
これを顕微鏡カメラで撮影してその拡大写真をスキャナ
からパーソナルコンピュータに白黒連続調画像として取
り込んだ。
【0023】そして、パーソナルコンピュータにて市販
の画像処理ソフトを用いて、上記白黒連続調画像を二値
化して中間転写ベルト3のトナー粒子部分と地肌部分
(非画像部)の輪郭を強調して分離した。さらに、パー
ソナルコンピュータにてソフトの計数機能を用いて上記
トナー粒子部分のトナー粒子の個数(オブジェクト数)
を計数し、長さ1mm当りのラインエッジ部から非画像
部に散り飛んだトナー粒子の個数を算出した。この個数
はライン散りトナー数N[個/mm]と定義した。
の画像処理ソフトを用いて、上記白黒連続調画像を二値
化して中間転写ベルト3のトナー粒子部分と地肌部分
(非画像部)の輪郭を強調して分離した。さらに、パー
ソナルコンピュータにてソフトの計数機能を用いて上記
トナー粒子部分のトナー粒子の個数(オブジェクト数)
を計数し、長さ1mm当りのラインエッジ部から非画像
部に散り飛んだトナー粒子の個数を算出した。この個数
はライン散りトナー数N[個/mm]と定義した。
【0024】中間転写ベルト3上のトナーの帯電量及び
中間転写ベルト3上のトナー付着量は吸引式ファラデー
ケージー法で測定した。中間転写ベルト3上の200μ
m幅のライン状トナー像は既知の長さ分だけ吸引して採
取し、この採取したトナーによる誘起電荷量qと該トナ
ーの重量mから単位重量当りのトナーの電荷量(q/
m)を算出し、これを平均トナー帯電量Q[μC/g]
として表わす。また、上記ライン状トナー像の拡大写真
からライン状トナー像幅の平均値を求めてライン状トナ
ー像の面積aを算出し、単位面積当りのトナーの重量
(m/a)をトナー付着量M[mg/cm2]として表
わす。
中間転写ベルト3上のトナー付着量は吸引式ファラデー
ケージー法で測定した。中間転写ベルト3上の200μ
m幅のライン状トナー像は既知の長さ分だけ吸引して採
取し、この採取したトナーによる誘起電荷量qと該トナ
ーの重量mから単位重量当りのトナーの電荷量(q/
m)を算出し、これを平均トナー帯電量Q[μC/g]
として表わす。また、上記ライン状トナー像の拡大写真
からライン状トナー像幅の平均値を求めてライン状トナ
ー像の面積aを算出し、単位面積当りのトナーの重量
(m/a)をトナー付着量M[mg/cm2]として表
わす。
【0025】図2は、上記中間転写ベルト3上のライン
散りトナー数Nと上記中間転写ベルト3上のトナー付着
量Mの相関の実験結果を示す。M=0.8〜1.0mg
/cm2程度までトナー付着量が比較的少ない場合は上
記ライン状トナー像としてマゼンタトナーの単色画像を
形成して実験し、トナー付着量がそれ以上多い場合は上
記ライン状トナー像としてシアントナーの上にマゼンタ
トナーを重ねた2色重ね画像を形成して実験した。
散りトナー数Nと上記中間転写ベルト3上のトナー付着
量Mの相関の実験結果を示す。M=0.8〜1.0mg
/cm2程度までトナー付着量が比較的少ない場合は上
記ライン状トナー像としてマゼンタトナーの単色画像を
形成して実験し、トナー付着量がそれ以上多い場合は上
記ライン状トナー像としてシアントナーの上にマゼンタ
トナーを重ねた2色重ね画像を形成して実験した。
【0026】また、実験では、上記乾式2成分現像剤と
しては帯電能力のみが異なる3種類のキャリアをそれぞ
れ含む3種類の乾式2成分現像剤を使用し、中間転写ベ
ルト3上のトナーの帯電量Qをパラメータとして変化さ
せ、トナーの帯電能力は製造過程の焼成温度を変化させ
てコントロールした。キャリアは帯電能力の高い順にA
キャリア、Bキャリア、Cキャリアとした。
しては帯電能力のみが異なる3種類のキャリアをそれぞ
れ含む3種類の乾式2成分現像剤を使用し、中間転写ベ
ルト3上のトナーの帯電量Qをパラメータとして変化さ
せ、トナーの帯電能力は製造過程の焼成温度を変化させ
てコントロールした。キャリアは帯電能力の高い順にA
キャリア、Bキャリア、Cキャリアとした。
【0027】図2では、ライン散りトナー数Nはトナー
付着量Mの増加とともに急激に増加する。また、トナー
の帯電量Qがが大きいほどライン散りトナー数Nも大き
い。本発明者の検討では、転写チリが実用上許容できる
レベルは、中間転写ベルト3上でのライン散りトナー数
Nが110〜120個/mm程度であり、そのレベルを
図2中に破線で示した。
付着量Mの増加とともに急激に増加する。また、トナー
の帯電量Qがが大きいほどライン散りトナー数Nも大き
い。本発明者の検討では、転写チリが実用上許容できる
レベルは、中間転写ベルト3上でのライン散りトナー数
Nが110〜120個/mm程度であり、そのレベルを
図2中に破線で示した。
【0028】トナー帯電量が大きい場合は、中間転写ベ
ルト3上でのトナー付着量を低減しなければならない。
すなわち、中間転写ベルト3上の画像領域内でトナー付
着量が最も多くなる部分でのトナー付着量が少なくなる
ような作像条件を設定しなければならない。逆に、トナ
ー帯電量を小さくすれば中間転写ベルト3上での最大の
トナー付着量が多くても許容される。図2中の3つの曲
線は、N=αM4Q2+βの特性を表わし、α、βがα=
0.28、β=18で同じである。この特性とトナー付
着量Mとトナー帯電量Qに対する転写チリの実験結果は
良く一致している。
ルト3上でのトナー付着量を低減しなければならない。
すなわち、中間転写ベルト3上の画像領域内でトナー付
着量が最も多くなる部分でのトナー付着量が少なくなる
ような作像条件を設定しなければならない。逆に、トナ
ー帯電量を小さくすれば中間転写ベルト3上での最大の
トナー付着量が多くても許容される。図2中の3つの曲
線は、N=αM4Q2+βの特性を表わし、α、βがα=
0.28、β=18で同じである。この特性とトナー付
着量Mとトナー帯電量Qに対する転写チリの実験結果は
良く一致している。
【0029】図3は、同様に、外添剤の添加量が異なる
3種類のトナーを使用し、トナー凝集度Cをパラメータ
として変化させた結果を示す。外添剤の添加量はaトナ
ーが0.75部、bトナーが0.5部、cトナーが0.
25部とした。一般にトナー凝集度は外添剤の添加量の
増加と共に減少する。
3種類のトナーを使用し、トナー凝集度Cをパラメータ
として変化させた結果を示す。外添剤の添加量はaトナ
ーが0.75部、bトナーが0.5部、cトナーが0.
25部とした。一般にトナー凝集度は外添剤の添加量の
増加と共に減少する。
【0030】トナーの凝集度Cは、ホソカワミクロン製
のパウダーテスターPN−N型を使用し、次の方法によ
り測定した。パウダーテスターには3種類のメッシュを
装着し(フルイ目開き、上段75μm、中段45μm、
下段22μm)、トナーサンプル2gを上段のメッシュ
に載せ、振幅目盛が1mmとなる状態で30秒間メッシ
ュの振動を行った。そして、各メッシュ上に残ったトナ
ーの重量からトナーの凝集度を次の式により算出した。
のパウダーテスターPN−N型を使用し、次の方法によ
り測定した。パウダーテスターには3種類のメッシュを
装着し(フルイ目開き、上段75μm、中段45μm、
下段22μm)、トナーサンプル2gを上段のメッシュ
に載せ、振幅目盛が1mmとなる状態で30秒間メッシ
ュの振動を行った。そして、各メッシュ上に残ったトナ
ーの重量からトナーの凝集度を次の式により算出した。
【0031】 (上段のフルイに残った粉体重量)/試料採取量×100・・・(a) (中段のフルイに残った粉体重量)/試料採取量×100×3/5・・・(b) (下段のフルイに残った粉体重量)/試料採取量×100×1/5・・・(c) 凝集度C=(a)+(b)+(c) ここで示したトナー凝集度は、トナーの流動性を示す特
性値であり、値の小さいほど流動性が向上する傾向が見
られる。
性値であり、値の小さいほど流動性が向上する傾向が見
られる。
【0032】図3でも、トナー付着量Mの増加に伴うラ
イン散りトナー数Nの増加は同様である。また、外添剤
量の減少によってトナー凝集度Cが大きくなるほど、ラ
イン散りトナー数Nが減少する傾向がある。図3中の3
つの曲線も、N=αM4Q2+βの特性を表わし、aトナ
ーではα=0.28、β=18、bトナーではα=0.
12、β=14、cトナーではα=0.08、β=10
となった。この特性とトナー付着量Mとトナー凝集度C
に対する転写チリの実験結果は良く一致している。
イン散りトナー数Nの増加は同様である。また、外添剤
量の減少によってトナー凝集度Cが大きくなるほど、ラ
イン散りトナー数Nが減少する傾向がある。図3中の3
つの曲線も、N=αM4Q2+βの特性を表わし、aトナ
ーではα=0.28、β=18、bトナーではα=0.
12、β=14、cトナーではα=0.08、β=10
となった。この特性とトナー付着量Mとトナー凝集度C
に対する転写チリの実験結果は良く一致している。
【0033】図4はトナー凝集度Cと上記パラメータα
との関係を示す。図4中の破線はα=1.8/Cの関係
を示しており、実験結果とほぼ一致している。転写チリ
の発生メカニズムの詳細は明らかにはなっていないが、
トナー凝集度C、トナー付着量M、トナー帯電量Qの3
つのパラメータの変化に対して、ライン散りトナー数N
は実験的には以下の経験式と良く一致することが明らか
となった。
との関係を示す。図4中の破線はα=1.8/Cの関係
を示しており、実験結果とほぼ一致している。転写チリ
の発生メカニズムの詳細は明らかにはなっていないが、
トナー凝集度C、トナー付着量M、トナー帯電量Qの3
つのパラメータの変化に対して、ライン散りトナー数N
は実験的には以下の経験式と良く一致することが明らか
となった。
【0034】 N=1.8M4Q2/C+β(βは10〜20程度) 上述のように実用上許容できるライン散りトナー数Nは
110〜120以下であるから、βを10〜20として N−β=1.8M4Q2/C≦90〜110 となる。したがって、中間転写ベルト3上の画像領域内
で最もトナー付着量が多くなる部分に対して、以下の関
係式(1)を満たすような作像条件を設定すれば、転写
チリの少ない画像が得られる。
110〜120以下であるから、βを10〜20として N−β=1.8M4Q2/C≦90〜110 となる。したがって、中間転写ベルト3上の画像領域内
で最もトナー付着量が多くなる部分に対して、以下の関
係式(1)を満たすような作像条件を設定すれば、転写
チリの少ない画像が得られる。
【0035】M4Q2/C≦60・・・(1) 一方、図1に示したカラー画像形成装置において、現像
条件を変化させ、トナー付着量・平均トナー帯電量Qの
異なるベタ画像(15mm×34mm)を形成した。そ
して、表面電位計16を用いて中間転写ベルト3上の最
大トナー付着量部のトナー像の表面電位Vt(V)及び
中間転写ベルト3上の非画像部電位Vn(V)をアース
ローラ15上で測定した。ここに、Vt(V)は中間転
写ベルト3の裏面をアースローラ15で接地した時の中
間転写ベルト3上の最大トナー付着量部のトナー層表面
電位となり、Vn(V)は中間転写ベルト3の裏面をア
ースローラ15で接地した時の中間転写ベルト3上での
非画像部の表面電位となる。
条件を変化させ、トナー付着量・平均トナー帯電量Qの
異なるベタ画像(15mm×34mm)を形成した。そ
して、表面電位計16を用いて中間転写ベルト3上の最
大トナー付着量部のトナー像の表面電位Vt(V)及び
中間転写ベルト3上の非画像部電位Vn(V)をアース
ローラ15上で測定した。ここに、Vt(V)は中間転
写ベルト3の裏面をアースローラ15で接地した時の中
間転写ベルト3上の最大トナー付着量部のトナー層表面
電位となり、Vn(V)は中間転写ベルト3の裏面をア
ースローラ15で接地した時の中間転写ベルト3上での
非画像部の表面電位となる。
【0036】図5はトナー付着量M、トナー帯電量Q、
トナー層部と非画像部との電位差V(=Vt−Vn)の
相関の実験結果を示す。図5の縦軸はVをトナー帯電量
Qで規格化した値V/Qを用いている。実験で得られた
値は以下の経験式によく一致することが明らかとなっ
た。
トナー層部と非画像部との電位差V(=Vt−Vn)の
相関の実験結果を示す。図5の縦軸はVをトナー帯電量
Qで規格化した値V/Qを用いている。実験で得られた
値は以下の経験式によく一致することが明らかとなっ
た。
【0037】−V/Q=5M2・・・(2) この式を用いて関係式(1)を変形すると、次の関係式
(3)が成り立つ。
(3)が成り立つ。
【0038】 (Vt−Vn)2/C≦1500・・・(3) すなわち、トナー層表面電位Vt及び非画像部電位Vn
が式(3)を満たすように作像条件を設定すれば、転写
チリの少ない画像が得られる。そこで、本発明の実施形
態は、図1に示したカラー画像形成装置において、式
(3)を満たすように構成したもので、中間転写ベルト
3上でのトナーの飛び散りを低減することができ、高精
細な画像を得ることができる。
が式(3)を満たすように作像条件を設定すれば、転写
チリの少ない画像が得られる。そこで、本発明の実施形
態は、図1に示したカラー画像形成装置において、式
(3)を満たすように構成したもので、中間転写ベルト
3上でのトナーの飛び散りを低減することができ、高精
細な画像を得ることができる。
【0039】次に本発明の実施例及び比較例について説
明する。本発明の実施例1では、図1に示したカラー画
像形成装置において、Bキャリアと凝集度Cが7%であ
るaトナーとからなる現像剤を用い、シアントナーとマ
ゼンタトナーを重ねたブルーのライン状トナー像を形成
し、このライン状トナー像について最終画像での転写チ
リ品位を目視で判定した。このように2色のトナー像を
重ねた部分はペーパー転写工程前、すなわち、中間転写
ベルト3上でトナー付着量が多くなり、転写チリには不
利である。このような中間転写ベルト3上でトナー付着
量が最大となる部分での転写チリを低減できれば、これ
よりもトナー付着量が少ない部分でも確実に転写チリは
低減する。
明する。本発明の実施例1では、図1に示したカラー画
像形成装置において、Bキャリアと凝集度Cが7%であ
るaトナーとからなる現像剤を用い、シアントナーとマ
ゼンタトナーを重ねたブルーのライン状トナー像を形成
し、このライン状トナー像について最終画像での転写チ
リ品位を目視で判定した。このように2色のトナー像を
重ねた部分はペーパー転写工程前、すなわち、中間転写
ベルト3上でトナー付着量が多くなり、転写チリには不
利である。このような中間転写ベルト3上でトナー付着
量が最大となる部分での転写チリを低減できれば、これ
よりもトナー付着量が少ない部分でも確実に転写チリは
低減する。
【0040】この実施例1では、中間転写ベルト3とし
てエチレンーテトラーフルオロエチレン(ETFE)樹
脂の中にカーボンブラックを分散させた表面抵抗が10
9Ω/□、体積抵抗値が1010Ωcmの単層の中抵抗を
用い、中間転写ベルト3に印加する転写バイアス値(転
写電圧値)は1色目トナー像、2色目トナー像の転写時
に共に+1200Vとした。現像剤中のトナー帯電量は
シアントナーとマゼンタトナー共に−18μC/g程度
であった。
てエチレンーテトラーフルオロエチレン(ETFE)樹
脂の中にカーボンブラックを分散させた表面抵抗が10
9Ω/□、体積抵抗値が1010Ωcmの単層の中抵抗を
用い、中間転写ベルト3に印加する転写バイアス値(転
写電圧値)は1色目トナー像、2色目トナー像の転写時
に共に+1200Vとした。現像剤中のトナー帯電量は
シアントナーとマゼンタトナー共に−18μC/g程度
であった。
【0041】ベルト転写工程後の中間転写ベルト3上で
のトナー帯電量の平均値Qは−14μC/gであった。
作像条件を変えて、中間転写ベルト3上のトナー付着量
M=1.1mg/cm2と設定した。表面電位計(tr
ek344)16を用いてトナー層表面電位Vt・非画
像部電位Vnを測定した結果、Vt=−110V、Vn
=−20Vであり、Vt−Vn=−90Vであった。こ
の条件では、(Vt−Vn)2/C≦1500が成立
し、転写チリは許容できるレベルであった。その他の不
具合も発生しなかった。
のトナー帯電量の平均値Qは−14μC/gであった。
作像条件を変えて、中間転写ベルト3上のトナー付着量
M=1.1mg/cm2と設定した。表面電位計(tr
ek344)16を用いてトナー層表面電位Vt・非画
像部電位Vnを測定した結果、Vt=−110V、Vn
=−20Vであり、Vt−Vn=−90Vであった。こ
の条件では、(Vt−Vn)2/C≦1500が成立
し、転写チリは許容できるレベルであった。その他の不
具合も発生しなかった。
【0042】比較例1では、上記実施例1と同様にライ
ン状トナー像を形成し、中間転写ベルト3上のトナー付
着量をM=1.46mg/cm2と設定した。表面電位
計16を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位V
nを測定した結果、Vt=−140V、Vn=−20V
であり、Vt−Vn=−140Vとなった。この比較例
1では、本発明の関係式(Vt−Vn)2/C≦150
0が成立せず、転写チリが目立ってこれを許容できなか
った。
ン状トナー像を形成し、中間転写ベルト3上のトナー付
着量をM=1.46mg/cm2と設定した。表面電位
計16を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位V
nを測定した結果、Vt=−140V、Vn=−20V
であり、Vt−Vn=−140Vとなった。この比較例
1では、本発明の関係式(Vt−Vn)2/C≦150
0が成立せず、転写チリが目立ってこれを許容できなか
った。
【0043】本発明の実施例2では、図1に示したカラ
ー画像形成装置において、Aキャリアと凝集度Cが7%
であるaトナーとからなる現像剤を用い、実施例1と同
様にシアントナーとマゼンタトナーを重ねたブルーのラ
イン状トナー像を形成し、このライン状トナー像につい
て最終画像での転写チリ品位を目視で判定した。現像剤
中のトナー帯電量はシアントナーとマゼンタトナー共に
−22μC/g程度であった。
ー画像形成装置において、Aキャリアと凝集度Cが7%
であるaトナーとからなる現像剤を用い、実施例1と同
様にシアントナーとマゼンタトナーを重ねたブルーのラ
イン状トナー像を形成し、このライン状トナー像につい
て最終画像での転写チリ品位を目視で判定した。現像剤
中のトナー帯電量はシアントナーとマゼンタトナー共に
−22μC/g程度であった。
【0044】ベルト転写工程後の中間転写ベルト3上で
のトナー帯電量の平均値Qは−18μC/gであった。
作像条件を変えて、中間転写ベルト3上のトナー付着量
M=0.91mg/cm2と設定した。表面電位計16
を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位Vnを測
定した結果、Vt=−100V、Vn=−12Vであ
り、Vt−Vn=−88Vであった。この条件では、
(Vt−Vn)2/C≦1250が成立し、転写チリは
許容できるレベルであった。その他の不具合も発生しな
かった。
のトナー帯電量の平均値Qは−18μC/gであった。
作像条件を変えて、中間転写ベルト3上のトナー付着量
M=0.91mg/cm2と設定した。表面電位計16
を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位Vnを測
定した結果、Vt=−100V、Vn=−12Vであ
り、Vt−Vn=−88Vであった。この条件では、
(Vt−Vn)2/C≦1250が成立し、転写チリは
許容できるレベルであった。その他の不具合も発生しな
かった。
【0045】比較例2では、上記実施例1と同様にライ
ン状トナー像を形成し、中間転写ベルト3上のトナー付
着量をM=1.05mg/cm2と設定した。表面電位
計16を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位V
nを測定した結果、Vt=−113V、Vn=−12V
であり、Vt−Vn=−101Vとなった。この比較例
2では、本発明の関係式(Vt−Vn)2/C≦150
0が成立せず、転写チリが目立ってこれを許容できなか
った。
ン状トナー像を形成し、中間転写ベルト3上のトナー付
着量をM=1.05mg/cm2と設定した。表面電位
計16を用いてトナー層表面電位Vt・非画像部電位V
nを測定した結果、Vt=−113V、Vn=−12V
であり、Vt−Vn=−101Vとなった。この比較例
2では、本発明の関係式(Vt−Vn)2/C≦150
0が成立せず、転写チリが目立ってこれを許容できなか
った。
【0046】以上のように、本発明の実施例では、静電
潜像が形成される感光体ドラムからなる静電潜像担持体
1と、この静電潜像担持体1上に静電潜像を形成する帯
電器5及び露光部からなる静電潜像形成手段と、前記静
電潜像担持体1上の静電潜像にトナーを供給して顕像化
する現像器2Bk、2C、2M、2Yからなる現像手段
と、前記静電潜像担持体1上のトナー画像が転写されて
該トナー画像を一時的に担持する中間転写ベルトからな
る中間転写体3とを有する画像形成装置において、前記
トナーの凝集度をC(%)、前記中間転写体3の裏面を
アースローラ15からなる接地手段で接地した時の前記
中間転写体3上での最大トナー付着量部のトナー層表面
電位をVt(V)、前記中間転写体3上での非画像部の
表面電位をVn(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすので、トナー凝集度、トナー層表面
電位及び非画像部表面電位を最適化することによって中
間転写体上でのトナーの飛び散りを低減することがで
き、高精細な画像を得ることができる。
潜像が形成される感光体ドラムからなる静電潜像担持体
1と、この静電潜像担持体1上に静電潜像を形成する帯
電器5及び露光部からなる静電潜像形成手段と、前記静
電潜像担持体1上の静電潜像にトナーを供給して顕像化
する現像器2Bk、2C、2M、2Yからなる現像手段
と、前記静電潜像担持体1上のトナー画像が転写されて
該トナー画像を一時的に担持する中間転写ベルトからな
る中間転写体3とを有する画像形成装置において、前記
トナーの凝集度をC(%)、前記中間転写体3の裏面を
アースローラ15からなる接地手段で接地した時の前記
中間転写体3上での最大トナー付着量部のトナー層表面
電位をVt(V)、前記中間転写体3上での非画像部の
表面電位をVn(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすので、トナー凝集度、トナー層表面
電位及び非画像部表面電位を最適化することによって中
間転写体上でのトナーの飛び散りを低減することがで
き、高精細な画像を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、静電潜像が形成される静電潜像担持体と、この静電
潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、前記静電潜像担持体上の静電潜像にトナーを供給し
て顕像化する現像手段と、前記静電潜像担持体上のトナ
ー画像が転写されて該トナー画像を一時的に担持する中
間転写体とを有する画像形成装置において、前記トナー
の凝集度をC(%)、前記中間転写体の裏面を接地した
時の前記中間転写体上での最大トナー付着量部のトナー
層表面電位をVt(V)、前記中間転写体上での非画像
部の表面電位をVn(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすので、中間転写体上でのトナーの飛
び散りを低減することができ、高精細な画像を得ること
ができる。
ば、静電潜像が形成される静電潜像担持体と、この静電
潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、前記静電潜像担持体上の静電潜像にトナーを供給し
て顕像化する現像手段と、前記静電潜像担持体上のトナ
ー画像が転写されて該トナー画像を一時的に担持する中
間転写体とを有する画像形成装置において、前記トナー
の凝集度をC(%)、前記中間転写体の裏面を接地した
時の前記中間転写体上での最大トナー付着量部のトナー
層表面電位をVt(V)、前記中間転写体上での非画像
部の表面電位をVn(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすので、中間転写体上でのトナーの飛
び散りを低減することができ、高精細な画像を得ること
ができる。
【図1】本発明が適用可能であるカラー画像形成装置の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図2】同カラー画像形成装置における中間転写ベルト
上のライン散りトナー数と中間転写ベルト上のトナー付
着量の相関の実験結果を示す図である。
上のライン散りトナー数と中間転写ベルト上のトナー付
着量の相関の実験結果を示す図である。
【図3】同カラー画像形成装置において外添剤の添加量
が異なる3種類のトナーを使用し、トナー凝集度をパラ
メータとして変化させた場合のライン散りトナー数と中
間転写ベルト上のトナー付着量の相関を示す図である。
が異なる3種類のトナーを使用し、トナー凝集度をパラ
メータとして変化させた場合のライン散りトナー数と中
間転写ベルト上のトナー付着量の相関を示す図である。
【図4】同カラー画像形成装置におけるトナー凝集度と
パラメータαとの関係を示す図である。
パラメータαとの関係を示す図である。
【図5】同カラー画像形成装置におけるトナー付着量、
トナー帯電量、トナー層部と非画像部との電位差の相関
の実験結果を示す図である。
トナー帯電量、トナー層部と非画像部との電位差の相関
の実験結果を示す図である。
1 感光体 2Bk、2C、2M、2Y 現像器 3 中間転写ベルト 5 帯電器
Claims (1)
- 【請求項1】静電潜像が形成される静電潜像担持体と、
この静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形
成手段と、前記静電潜像担持体上の静電潜像にトナーを
供給して顕像化する現像手段と、前記静電潜像担持体上
のトナー画像が転写されて該トナー画像を一時的に担持
する中間転写体とを有する画像形成装置において、前記
トナーの凝集度をC(%)、前記中間転写体の裏面を接
地した時の前記中間転写体上での最大トナー付着量部の
トナー層表面電位をVt(V)、前記中間転写体上での
非画像部の表面電位をVn(V)としたとき、 (Vt−Vn)2/C≦1500 なる関係式を満たすことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221369A JPH1165307A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221369A JPH1165307A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004368356A Division JP3759534B2 (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1165307A true JPH1165307A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16765725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221369A Pending JPH1165307A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1165307A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443220B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2004-08-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 프로세스 카트리지, 화상 형성 장치 및 중간 전사 벨트 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP9221369A patent/JPH1165307A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443220B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2004-08-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 프로세스 카트리지, 화상 형성 장치 및 중간 전사 벨트 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6269228B1 (en) | Method and apparatus for image forming performing improved cleaning and discharging operations on image forming associated members | |
| JPH11143255A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2002351232A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2006313307A (ja) | 画像形成装置 | |
| US6330405B1 (en) | Image forming apparatus | |
| JP3670134B2 (ja) | 粉体間付着力測定装置及び粉体間付着力測定方法、並びに、画像形成装置及び画像形成方法 | |
| US6832058B2 (en) | Image forming apparatus including a maximum charge quantity of toner particles forming useless toner | |
| JP3759534B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1165307A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2015118347A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH11125980A (ja) | トナー画像転写方法及び画像形成方法及び画像形成装置 | |
| JP3205274B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1049019A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3308800B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| US7526235B2 (en) | Image-forming device | |
| JP2001175139A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3573439B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5348558B2 (ja) | 適正トナー付着量特定方法 | |
| JPH1165220A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2015148727A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004279490A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004157265A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2003345106A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4032643B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3026644B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |