JPH116571A - 弁の軸シール構造 - Google Patents
弁の軸シール構造Info
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- JPH116571A JPH116571A JP16259997A JP16259997A JPH116571A JP H116571 A JPH116571 A JP H116571A JP 16259997 A JP16259997 A JP 16259997A JP 16259997 A JP16259997 A JP 16259997A JP H116571 A JPH116571 A JP H116571A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁軸シール部23のシール性を向上させると
ともに、ラバーシート2の断裂やクラックを生じにくく
する。 【解決手段】 弁軸3を回し、弁箱1内面のラバーシー
ト2から成る弁座5に弁体4を接離して各開閉する軸シ
ール構造である。その弁軸3の貫通孔6を含むラバーシ
ート2外面を全周に亘って突出させ、その突出部21を
弁箱1内面の溝11に嵌める。軸シール部23はその突
出部21内に形成して、他のラバーシート2の変形の影
響をなくす。突出部21を弁箱1全周に設けることによ
り、ラバーシート2の変形抑制をその全周の突出部21
が担う。シール部23はコ字状の芯金22を埋設して、
他のラバーシート2と切り離してより変形をなくす。芯
金22内では、ラバーシート(シール部23)は芯金2
2と切り離して弁軸3に追従し易くする。
ともに、ラバーシート2の断裂やクラックを生じにくく
する。 【解決手段】 弁軸3を回し、弁箱1内面のラバーシー
ト2から成る弁座5に弁体4を接離して各開閉する軸シ
ール構造である。その弁軸3の貫通孔6を含むラバーシ
ート2外面を全周に亘って突出させ、その突出部21を
弁箱1内面の溝11に嵌める。軸シール部23はその突
出部21内に形成して、他のラバーシート2の変形の影
響をなくす。突出部21を弁箱1全周に設けることによ
り、ラバーシート2の変形抑制をその全周の突出部21
が担う。シール部23はコ字状の芯金22を埋設して、
他のラバーシート2と切り離してより変形をなくす。芯
金22内では、ラバーシート(シール部23)は芯金2
2と切り離して弁軸3に追従し易くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弁箱内周面に張
設したラバーシートと弁棒との密封性を向上させた弁の
軸シール構造に関するものである。
設したラバーシートと弁棒との密封性を向上させた弁の
軸シール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弁箱内面に張設したラバーシートと弁棒
との密封性を要求される弁には種々のものがあり、例え
ば、図1に示す、この発明に係る一実施例のバタフライ
弁もその一つである。このバタフライ弁は、円筒状の弁
箱1内面にラバーシート2を嵌合・貼着によって張設
し、弁軸3をそのラバーシート2を貫通させて前記弁箱
1に回転自在に設け、この弁軸3に一体の弁体4を前記
ラバーシート2内面の弁座5に接離して弁開閉を行う。
との密封性を要求される弁には種々のものがあり、例え
ば、図1に示す、この発明に係る一実施例のバタフライ
弁もその一つである。このバタフライ弁は、円筒状の弁
箱1内面にラバーシート2を嵌合・貼着によって張設
し、弁軸3をそのラバーシート2を貫通させて前記弁箱
1に回転自在に設け、この弁軸3に一体の弁体4を前記
ラバーシート2内面の弁座5に接離して弁開閉を行う。
【0003】このような弁において、弁棒3がラバーシ
ート2を貫通する部分には密封性(水密性)が要求さ
れ、一般には、そのラバーシート2の貫通孔(軸孔)6
を弁棒3の径より小さく設定し、ラバーシート2を弁棒
3に圧接した軸シール構造とすることより、その密封性
を担保している。しかし、この軸シール構造において
は、弁体4の弁座5への圧接及び弁体4への流体圧など
によりラバーシート2が弾性変形し、それにつれて軸孔
6が変形してシール性が低下する恐れがある。
ート2を貫通する部分には密封性(水密性)が要求さ
れ、一般には、そのラバーシート2の貫通孔(軸孔)6
を弁棒3の径より小さく設定し、ラバーシート2を弁棒
3に圧接した軸シール構造とすることより、その密封性
を担保している。しかし、この軸シール構造において
は、弁体4の弁座5への圧接及び弁体4への流体圧など
によりラバーシート2が弾性変形し、それにつれて軸孔
6が変形してシール性が低下する恐れがある。
【0004】この軸孔6の変形を阻止するために、従来
から種々の技術が考案されており、例えば、実開昭55
−144255号公報に、図6に示すように、ラバーシ
ート2の軸孔6の周りにリング9を埋め込んだ技術が開
示され、実開昭61−101153号公報には、図7に
示すように、そのリング9に爪91を設け、この爪91
を弁箱1内面に嵌入係合した技術が開示されている。
から種々の技術が考案されており、例えば、実開昭55
−144255号公報に、図6に示すように、ラバーシ
ート2の軸孔6の周りにリング9を埋め込んだ技術が開
示され、実開昭61−101153号公報には、図7に
示すように、そのリング9に爪91を設け、この爪91
を弁箱1内面に嵌入係合した技術が開示されている。
【0005】また、実開昭59−174458号公報、
実開平3−78179号公報には、弁軸貫通孔全周のラ
バーシート外面を突出させて、弁箱内面に嵌め込み、こ
の突出部における弁軸貫通部を弁軸シール部とした技術
が開示されている。この技術は、そのシール部内に補強
材を埋設することが好ましいとしている。
実開平3−78179号公報には、弁軸貫通孔全周のラ
バーシート外面を突出させて、弁箱内面に嵌め込み、こ
の突出部における弁軸貫通部を弁軸シール部とした技術
が開示されている。この技術は、そのシール部内に補強
材を埋設することが好ましいとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来例において
は、リング9を埋め込んだため、このリング9はラバー
シート2とともに動き得て、弁閉止時における弁体4の
弁座5への圧接、流体圧などによって、ラバーシート2
がその圧力方向に撓むと、それにつれてリング9も動
き、軸孔6と弁軸3が偏心してその軸孔6内面と弁軸3
との密着性が低下し、シール性が劣化する。
は、リング9を埋め込んだため、このリング9はラバー
シート2とともに動き得て、弁閉止時における弁体4の
弁座5への圧接、流体圧などによって、ラバーシート2
がその圧力方向に撓むと、それにつれてリング9も動
き、軸孔6と弁軸3が偏心してその軸孔6内面と弁軸3
との密着性が低下し、シール性が劣化する。
【0007】また、弁軸3の回転につれて、シール部の
ラバーシート4もその摩擦力で動く(撓む)が、この動
きが正逆回転両方に繰り返されると、その周りのラバー
シート2(図3b部分参照)にクラックや断裂が生じる
恐れがある。
ラバーシート4もその摩擦力で動く(撓む)が、この動
きが正逆回転両方に繰り返されると、その周りのラバー
シート2(図3b部分参照)にクラックや断裂が生じる
恐れがある。
【0008】図7の従来例は、爪91の存在により、リ
ング9が動く恐れはないため、図6のもののように、リ
ング9の移動による偏心に基づくシール性の劣化は発生
しない。しかし、リング9に囲まれたシール部は、弁軸
の軸方向において他のラバーシート2とつながっている
ため(図7の2a部分)、上記弁軸の回転によるシール
部の撓みが、その連結部2aを介して他のラバーシート
2に影響し、上記クラック等が生じる恐れもある。ま
た、逆に、弁体の弁座への圧接力等によるラバーシート
2の撓みもその連結部2aを介してシール部に及び、シ
ール部の変形(軸孔の偏心)を招く場合もある。さら
に、爪91を係合する溝92を弁箱1内面に形成するこ
とは、溝92が細いため、作業性が悪く、爪91との位
置調整もむずかしい。
ング9が動く恐れはないため、図6のもののように、リ
ング9の移動による偏心に基づくシール性の劣化は発生
しない。しかし、リング9に囲まれたシール部は、弁軸
の軸方向において他のラバーシート2とつながっている
ため(図7の2a部分)、上記弁軸の回転によるシール
部の撓みが、その連結部2aを介して他のラバーシート
2に影響し、上記クラック等が生じる恐れもある。ま
た、逆に、弁体の弁座への圧接力等によるラバーシート
2の撓みもその連結部2aを介してシール部に及び、シ
ール部の変形(軸孔の偏心)を招く場合もある。さら
に、爪91を係合する溝92を弁箱1内面に形成するこ
とは、溝92が細いため、作業性が悪く、爪91との位
置調整もむずかしい。
【0009】実開昭59−174458号公報等に記載
の突出部でシール部を形成したものは、そのシール部が
弁箱内にあるため、その内壁面でシール部をなすラバー
シートの変形が抑制されるため、外力によるそのラバー
シートの変形が少なく、シール性の劣化も少ない。
の突出部でシール部を形成したものは、そのシール部が
弁箱内にあるため、その内壁面でシール部をなすラバー
シートの変形が抑制されるため、外力によるそのラバー
シートの変形が少なく、シール性の劣化も少ない。
【0010】しかし、図7の従来例と同様に、その突出
部は他のラバーシートと弁軸方向においてつながってい
るため、上記クラック等の発生及びシール部の変形を招
く場合がある。
部は他のラバーシートと弁軸方向においてつながってい
るため、上記クラック等の発生及びシール部の変形を招
く場合がある。
【0011】この発明は、上記軸孔と弁軸の偏心をなく
すとともに、上記断裂やクラックを生じにくくすること
を課題とする。
すとともに、上記断裂やクラックを生じにくくすること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、まず、弁軸がラバーシートを貫通する
弁の軸シール構造において、その弁軸貫通孔全周のラバ
ーシート外面を突出させて弁箱内面に嵌め込み、この突
出部における弁軸貫通部を、ラバーシートが弁軸に圧接
するシール部としたのである。
に、この発明は、まず、弁軸がラバーシートを貫通する
弁の軸シール構造において、その弁軸貫通孔全周のラバ
ーシート外面を突出させて弁箱内面に嵌め込み、この突
出部における弁軸貫通部を、ラバーシートが弁軸に圧接
するシール部としたのである。
【0013】このようにすれば、シール部が弁箱内にあ
って、その内壁面でシール部をなすラバーシートの変形
が抑制されるため、外力によるそのラバーシートの変形
が少なく、シール性の劣化も少ない。
って、その内壁面でシール部をなすラバーシートの変形
が抑制されるため、外力によるそのラバーシートの変形
が少なく、シール性の劣化も少ない。
【0014】つぎに、この発明は、シール部をなすラバ
ーシート(突出部)を他の部分から弁軸の軸方向におい
て切り離すようにしたのである。このように弁軸方向も
切り離されれば、シール部と他のラバーシートの撓みは
相互に影響されにくくなり、上述の軸孔の偏心及び断裂
・クラックも生じにくくなる。
ーシート(突出部)を他の部分から弁軸の軸方向におい
て切り離すようにしたのである。このように弁軸方向も
切り離されれば、シール部と他のラバーシートの撓みは
相互に影響されにくくなり、上述の軸孔の偏心及び断裂
・クラックも生じにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】上述弁箱へのラバーシート突出部
の嵌め込みは、ラバーシート外面の弁軸貫通孔全周に突
出部を形成し、この突出部を弁箱内面に形成した凹部に
嵌め込むことによってなし得る。
の嵌め込みは、ラバーシート外面の弁軸貫通孔全周に突
出部を形成し、この突出部を弁箱内面に形成した凹部に
嵌め込むことによってなし得る。
【0016】上記切り離しは、弁箱内面に向かって開口
する断面コ字状の芯金をラバーシートの成形時に一体に
埋設し、その芯金は、上記シール部より弁箱内径側(界
面も含む)にある水平板部中央に上記弁軸貫通孔が形成
されているとともに、水平板部側端から立ち上がった側
板部が弁箱内面に嵌合したものである構成とすることに
より得ることができる。
する断面コ字状の芯金をラバーシートの成形時に一体に
埋設し、その芯金は、上記シール部より弁箱内径側(界
面も含む)にある水平板部中央に上記弁軸貫通孔が形成
されているとともに、水平板部側端から立ち上がった側
板部が弁箱内面に嵌合したものである構成とすることに
より得ることができる。
【0017】このように、ラバーシートの弁軸方向を芯
金の水平板部で切り離すとともに弁軸の周方向の大部分
を嵌合により切り離すことにより、シール部をなすラバ
ーシートは他の部分から殆ど切り離されたものとなり、
弁軸の回転によるシール部の撓みがその他の部分に影響
されにくく、上述のクラック等も生じにくくなる。ま
た、切り離されていることは、弁体の弁座への圧接力等
もシール部に影響が及ばないことであり、上記軸孔の変
形(偏心)も生じにくい。さらに芯金はその側板部で弁
箱内面に嵌合しているため、動かず、突出部の撓み・変
形を抑制する。
金の水平板部で切り離すとともに弁軸の周方向の大部分
を嵌合により切り離すことにより、シール部をなすラバ
ーシートは他の部分から殆ど切り離されたものとなり、
弁軸の回転によるシール部の撓みがその他の部分に影響
されにくく、上述のクラック等も生じにくくなる。ま
た、切り離されていることは、弁体の弁座への圧接力等
もシール部に影響が及ばないことであり、上記軸孔の変
形(偏心)も生じにくい。さらに芯金はその側板部で弁
箱内面に嵌合しているため、動かず、突出部の撓み・変
形を抑制する。
【0018】上記芯金の水平板部の弁箱内面側の面は上
記シール部をなすラバーシートとは切り離されてそのラ
バーシートが移動可能となっている構成とすれば、弁軸
が流体圧などによって変位した時、芯金内のラバーシー
ト(シール部)は、切り離されている分、弁座をなす他
のラバーシートの大部分より弁軸に追従し易く、このた
め、シール性の劣化が少ない。また、切り離されている
ことは、芯金への接合に基づくシール部の弾性力の減少
を招かず、弁軸への十分な締付力を期待できる。
記シール部をなすラバーシートとは切り離されてそのラ
バーシートが移動可能となっている構成とすれば、弁軸
が流体圧などによって変位した時、芯金内のラバーシー
ト(シール部)は、切り離されている分、弁座をなす他
のラバーシートの大部分より弁軸に追従し易く、このた
め、シール性の劣化が少ない。また、切り離されている
ことは、芯金への接合に基づくシール部の弾性力の減少
を招かず、弁軸への十分な締付力を期待できる。
【0019】なお、芯金には金属板のみならず、硬質プ
ラスチック板などの切り離しをなし得るものなら、いず
れのものも採用し得る。また、水平板部は十分な切り離
しによる効果を得る大きさを適宜に設定し、さらに、切
り離し機能のみであれば、芯金はその水平板部のみでも
よい。
ラスチック板などの切り離しをなし得るものなら、いず
れのものも採用し得る。また、水平板部は十分な切り離
しによる効果を得る大きさを適宜に設定し、さらに、切
り離し機能のみであれば、芯金はその水平板部のみでも
よい。
【0020】
【実施例】この実施例は、図1に示すバタフライ弁Vに
関するものであり、円筒状の弁箱1内面にラバーシート
2を嵌合・貼着によって張設し(図3b参照)、弁軸3
をそのラバーシート2を貫通させて弁箱1中央に回転自
在に設け、この弁軸3を回すことにより、弁体4をラバ
ーシート2内面の弁座5に接離して弁開閉を行う。この
弁Vは管接続部に介設され、その両側面を接続する両管
端のフランジにラバーシート2を介して圧接し、両側フ
ランジをボルト締めすることにより、管接続部に取付け
る。
関するものであり、円筒状の弁箱1内面にラバーシート
2を嵌合・貼着によって張設し(図3b参照)、弁軸3
をそのラバーシート2を貫通させて弁箱1中央に回転自
在に設け、この弁軸3を回すことにより、弁体4をラバ
ーシート2内面の弁座5に接離して弁開閉を行う。この
弁Vは管接続部に介設され、その両側面を接続する両管
端のフランジにラバーシート2を介して圧接し、両側フ
ランジをボルト締めすることにより、管接続部に取付け
る。
【0021】ラバーシート2の外面中程全周は一定の幅
で突出し、弁箱1内面にはその一定幅の突出部21が嵌
まる溝(凹部)11が全周に形成されている。突出部2
1(溝11)の幅は後述のシール性等を考慮して適宜に
決定する。
で突出し、弁箱1内面にはその一定幅の突出部21が嵌
まる溝(凹部)11が全周に形成されている。突出部2
1(溝11)の幅は後述のシール性等を考慮して適宜に
決定する。
【0022】そのラバーシート2の突出部21の上下の
弁軸2貫通部には、図2乃至図5に示すように、例えば
厚さ:2.3mmの薄鋼板からなるコ字状の芯金22が
ラバーシート2の成形時に一体に接着埋設されている。
この芯金22の水平板部22a中央に弁軸貫通孔22c
が形成され、その芯金22内のラバーシート2(突出部
21)にもその貫通孔22cに連続して貫通孔(軸孔)
6が形成されている。
弁軸2貫通部には、図2乃至図5に示すように、例えば
厚さ:2.3mmの薄鋼板からなるコ字状の芯金22が
ラバーシート2の成形時に一体に接着埋設されている。
この芯金22の水平板部22a中央に弁軸貫通孔22c
が形成され、その芯金22内のラバーシート2(突出部
21)にもその貫通孔22cに連続して貫通孔(軸孔)
6が形成されている。
【0023】この軸孔6は、突出部21に至る手前で弁
軸3より小径となっており、この部分において、ラバー
シート2が弁軸3に圧接して軸シール部23が構成され
る。このシール部23より内側軸孔6の径は弁軸3径よ
り少し大きくして摩擦を少なくするとよい。なお、軸孔
6は上側軸部より下側軸部が小径となっている(図1、
2参照)。
軸3より小径となっており、この部分において、ラバー
シート2が弁軸3に圧接して軸シール部23が構成され
る。このシール部23より内側軸孔6の径は弁軸3径よ
り少し大きくして摩擦を少なくするとよい。なお、軸孔
6は上側軸部より下側軸部が小径となっている(図1、
2参照)。
【0024】このように、軸シール部23が芯金22内
で、かつ弁箱1内にあると、芯金22は溝11内に嵌ま
っているため、弁組立の際などの弁体4の嵌め込み時の
押し込み力や、内圧力による推力などがラバーシート2
に働いても、その芯金22内のラバーシート2、すなわ
ち軸シール部23は殆ど移動せず、軸孔6は真円をほぼ
維持する。このため、シール性の劣化は極めて少ないも
のとなる。また、シール部23が動かないことは、弁軸
3の回転力がシール部23に作用しても、芯金22より
外側のラバーシート2にその力が働かないことであり、
シール部23周り(図3cのb部分)にクラックや断裂
が生じにくい。
で、かつ弁箱1内にあると、芯金22は溝11内に嵌ま
っているため、弁組立の際などの弁体4の嵌め込み時の
押し込み力や、内圧力による推力などがラバーシート2
に働いても、その芯金22内のラバーシート2、すなわ
ち軸シール部23は殆ど移動せず、軸孔6は真円をほぼ
維持する。このため、シール性の劣化は極めて少ないも
のとなる。また、シール部23が動かないことは、弁軸
3の回転力がシール部23に作用しても、芯金22より
外側のラバーシート2にその力が働かないことであり、
シール部23周り(図3cのb部分)にクラックや断裂
が生じにくい。
【0025】芯金22とその内のラバーシート2は、水
平板部22aにおいて、成形時の離型剤の塗布又は接着
剤を塗布しないなどにより切り離されて、ラバーシート
2(シール部23)が移動可能となっている。このた
め、何らかの力により、弁軸3が変位しても、シール部
23はそれに追従し得るため、シール性の劣化は招かな
い。側板部22bもラバーシート2と同様な手段により
切り離し得る。
平板部22aにおいて、成形時の離型剤の塗布又は接着
剤を塗布しないなどにより切り離されて、ラバーシート
2(シール部23)が移動可能となっている。このた
め、何らかの力により、弁軸3が変位しても、シール部
23はそれに追従し得るため、シール性の劣化は招かな
い。側板部22bもラバーシート2と同様な手段により
切り離し得る。
【0026】芯金22の側板部22bは図5鎖線のごと
く中央部を欠如した短片状としてもよい。また、水平板
部22aは、シール部23より弁箱1内径側にあればよ
く、このため、シール部23が突出部21の軸孔6部分
の全てでなければ(弁箱1内径側が離れていれば)、突
出部21内(その離れている部分)に設けることもでき
る。突出部21はシール部23の周りだけでもよいが、
弁箱1内面全周に設ければ、弁箱1全周にラバーシート
2の嵌合部が存在することとなるため、弁体4の弁座5
への圧接力は、シール部23に偏らずにその全周に亘る
嵌合部が担うため、シール部23への影響もより少なく
なる。図中、7はブッシュである。
く中央部を欠如した短片状としてもよい。また、水平板
部22aは、シール部23より弁箱1内径側にあればよ
く、このため、シール部23が突出部21の軸孔6部分
の全てでなければ(弁箱1内径側が離れていれば)、突
出部21内(その離れている部分)に設けることもでき
る。突出部21はシール部23の周りだけでもよいが、
弁箱1内面全周に設ければ、弁箱1全周にラバーシート
2の嵌合部が存在することとなるため、弁体4の弁座5
への圧接力は、シール部23に偏らずにその全周に亘る
嵌合部が担うため、シール部23への影響もより少なく
なる。図中、7はブッシュである。
【0027】なお、この発明は、バタフライ弁に限ら
ず、弁箱内面にラバーシートを張設する種々の弁に採用
し得ることは勿論である。
ず、弁箱内面にラバーシートを張設する種々の弁に採用
し得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】この発明は、シール部を他のラバーシー
トから切り離したので、軸孔の芯ずれや変形が生じにく
く、シール性の劣化を招きにくいうえに、弁軸貫通部周
りのラバーシートにクラックや断裂が生じにくく、ラバ
ーシートの寿命も長くなる。
トから切り離したので、軸孔の芯ずれや変形が生じにく
く、シール性の劣化を招きにくいうえに、弁軸貫通部周
りのラバーシートにクラックや断裂が生じにくく、ラバ
ーシートの寿命も長くなる。
【0029】また、芯金を埋設した一体ものとすれば、
ラバーシートの張設によって芯金のセットも終了し、組
立て時の部品点数の増加をなくす。
ラバーシートの張設によって芯金のセットも終了し、組
立て時の部品点数の増加をなくす。
【0030】一方、芯金を埋設しても、シール部と切り
離せば、そのシール部の弾性性能は制限されず、シール
部の弾性劣化に基づくシール性の低下は招かず、設計時
に摩擦抵抗力の増加を考慮する必要もない。
離せば、そのシール部の弾性性能は制限されず、シール
部の弾性劣化に基づくシール性の低下は招かず、設計時
に摩擦抵抗力の増加を考慮する必要もない。
【図1】一実施例に係る弁の一部切欠斜視図
【図2】同実施例の弁軸部の断面図
【図3】同実施例の軸シール部を示し、(a)は切断側
面図、(b)は切断正面図、(c)は底面図
面図、(b)は切断正面図、(c)は底面図
【図4】同実施例の軸シール部の要部一部切欠斜視図
【図5】芯金の斜視図
【図6】従来例のシール部断面図
【図7】(a)は従来例のシール部断面図、(b)は同
リングの斜視図
リングの斜視図
1 弁箱 2 ラバーシート 3 弁軸 4 弁体 5 弁座 6 軸孔(弁軸貫通孔) 11 凹部(溝) 21 突出部 22 芯金 22a 芯金水平板部 22b 芯金側板部 23 シール部 V 弁
Claims (3)
- 【請求項1】 弁箱1内周面にラバーシート2を張設
し、弁軸3をそのラバーシート2を貫通させて前記弁箱
1に回転自在に設け、この弁軸3に一体の弁体4を前記
ラバーシート2内面の弁座5に接離して弁開閉する弁V
における、前記弁軸3の貫通孔6全周のラバーシート2
外面を突出させて、弁箱1内面に嵌め込み、この突出部
21における弁軸貫通部を、ラバーシート2が弁軸3に
圧接するシール部23とした弁の軸シール構造であっ
て、 上記シール部23をなすラバーシート突出部21と、そ
の突出部21の突出した他のラバーシート2とを、弁軸
3の軸方向において前記シール部23の撓み又は他のラ
バーシート2の撓みが相互に影響しないように切り離し
たことを特徴とする弁の軸シール構造。 - 【請求項2】 上記ラバーシート2の突出部21に弁箱
1内面に向かって開口する断面コ字状の芯金22をラバ
ーシート2の成形時に一体に埋設し、その芯金22は、
上記シール部23より弁箱1内径側にある水平板部22
a中央に上記弁軸貫通孔6が形成されているとともに、
水平板部22a側端から立ち上がった側板部22bが弁
箱1内面に嵌合したものであって、前記水平板部22a
で上記突出部21と他のラバーシート2の切り離しをし
たことを特徴とする請求項1に記載の弁の軸シール構
造。 - 【請求項3】 上記芯金22の水平板部22aの弁箱1
内面側の面は上記シール部23をなすラバーシート2と
は切り離されてそのラバーシート2が移動可能となって
いることを特徴とする請求項2に記載の弁の軸シール構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16259997A JPH116571A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 弁の軸シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16259997A JPH116571A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 弁の軸シール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116571A true JPH116571A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15757662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16259997A Pending JPH116571A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 弁の軸シール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116571A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065711A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nippon Daiya Valve Co Ltd | コンテナ用バタフライ弁 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16259997A patent/JPH116571A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065711A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nippon Daiya Valve Co Ltd | コンテナ用バタフライ弁 |
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