JPH1165721A - サスペンド/リジューム機能を有するコンピュータ - Google Patents

サスペンド/リジューム機能を有するコンピュータ

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JPH1165721A
JPH1165721A JP9229188A JP22918897A JPH1165721A JP H1165721 A JPH1165721 A JP H1165721A JP 9229188 A JP9229188 A JP 9229188A JP 22918897 A JP22918897 A JP 22918897A JP H1165721 A JPH1165721 A JP H1165721A
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Toru Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用する時間によってサスペンドモードの設
定を自動的に変更する。 【解決手段】 サスペンドモード更新部7は、任意の期
間毎に設定されたサスペンドモード(メモリモード、デ
ィスクモード)のタイムテーブルを保持するサスペンド
モード設定テーブル6を設定された時間間隔で参照し、
カレント時間において設定されたサスペンドモードでB
IOSの設定を自動更新する。サスペンドイベント監視
部3は、電源オフなどのサスペンド状態へ移行するイベ
ントの発生を検知すると、その旨の通知を受けたサスペ
ンド処理部4は、サスペンド情報記憶部1に設定されて
いるサスペンドモードでサスペンド処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンド/リジ
ューム機能を有し、主メモリ上のデータの保存先によっ
てサスペンドモードを選択的に設定することができるコ
ンピュータ、特にコンピュータの利用形態に即したサス
ペンドモードの設定を可能とするコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、いわゆるモバイルコンピュー
ティングの発達に伴い、携帯端末を移動しながら断続的
に使用する形態が増加している。この利用形態を支援す
るために、現在の携帯端末にはサスペンド/リジューム
機能を有するものが大半を占めている。この機能は、あ
る処理の実行中にユーザが電源をオフした場合に、その
電源断時における主メモリ上のデータを一時保存し(サ
スペンド処理)、電源が再投入されたときにその保存し
たデータで回復させるものである(リジューム処理)。
この機能を発揮させることで、ユーザは、携帯端末を電
源をオフする直前の状態に戻すことができるので、シス
テムを再起動する必要がなく操作性、利便性を向上させ
ることができる。
【0003】主メモリ上のデータの保存方法としては、
主メモリ上にそのままデータを残して保存する方法と不
揮発性のディスクに待避させて保存する方法とがある。
すなわち、コンピュータに設定可能なサスペンドモード
としては、主メモリ上のデータ保存先を主メモリとする
メモリモードと、ディスクとするディスクモードとがあ
る。
【0004】メモリモードは、サスペンド状態移行時に
データを転送する必要がないためサスペンド/リジュー
ム処理が瞬時に実行され非常に便利であるが、データを
保持しておくためにはメモリに電力を常時供給しなけれ
ばならない。そのため、搭載したバッテリ駆動型のコン
ピュータにおいては、バッテリ持続時間が短くなるとい
う問題が残る。
【0005】一方、ディスクモードは、サスペンド状態
時に電力を主メモリに供給する必要がないのでバッテリ
持続時間への影響は回避されるが、サスペンド状態移行
時に主メモリ上のデータをディスクに書き込み待避させ
なければならないため、操作性、利便性がメモリモード
と比較して劣化する。
【0006】従来においては、サスペンド機能の有効/
無効のみならずサスペンドモードを選択的に切り替える
ことができる機種があり、この場合、ユーザは、携帯端
末の利用形態を考慮していずれか一方のサスペンドモー
ドを選択して携帯端末に設定することになる。
【0007】次に、従来のコンピュータにおけるサスペ
ンド機能を実現方法について説明する。
【0008】図6は、従来のサスペンド/リジューム機
能を実現するコンピュータシステムの機能ブロック図で
あり、図7は、サスペンド処理のフローチャートであ
る。コンピュータシステムは、大まかに言うとハードウ
ェア(H/W)、各処理制御の中核をなすオペレーティ
ングシステム(OS)及びH/WとOSとの連携するB
IOS(basic I/O system)とで構成
されるが、サスペンド/リジューム機能は、これらのH
/W、BIOS、OSが提供する諸機能によって実現さ
れる。図6には、サスペンド状態へ移行するサスペンド
移行条件やサスペンドモードなどサスペンド機能の制御
情報を記憶するサスペンド情報記憶部1と、セットアッ
プ機能によりその制御情報を画面入力するためのセット
アップ部2と、サスペンドモニタ機能を有しておりサス
ペンド状態へ移行するイベントの発生を監視するサスペ
ンドイベント監視部3と、サスペンド機能を実行するサ
スペンド処理部4と、リジューム機能を実行するリジュ
ーム処理部5とが示されている。
【0009】サスペンド機能を発揮させるためには、ま
ず、セットアップ部2を介してサスペンドモード、サス
ペンド移行条件などの情報をサスペンド情報記憶部1に
予め設定しておく必要がある。サスペンド状態に移行す
るためのイベントとしては、電源オフ操作、指定された
入出力アイドリング時間の経過、設定値以下の電力残容
量などがあり、サスペンド移行条件としてサスペンドへ
移行するためのイベントの種類や各イベントの時間等パ
ラメータの設定などをしておく。
【0010】サスペンドイベント監視部3は、システム
起動後、サスペンド情報記憶部1の設定内容に従い電源
オフなどサスペンド状態に移行するためのイベント発生
を常時監視している(ステップ1)。そして、サスペン
ドイベント監視部3は、サスペンド状態へ移行するため
のイベントの発生を検知すると(ステップ2)、その旨
をサスペンド処理部4に通知する。サスペンド処理部4
は、サスペンド情報記憶部1に設定されているサスペン
ドモードでサスペンド処理を実行する(ステップ3)。
具体的には、サスペンドモードがメモリモードであれ
ば、主メモリへの電源供給を継続したまま他のH/Wへ
の電源供給を停止し、サスペンドモードがディスクモー
ドであれば、主メモリの内容をディスクに待避した後、
コンピュータの電源をオフにする。
【0011】ところで、定期的な点検業務やルートセー
ルス、また、事務所内での事務処理など業務の内容によ
っては、1日の作業スケジュールがほぼ一定であるため
コンピュータの利用形態がある程度特定される場合があ
る。例えば、電柱などの配電設備の点検業務において
は、業務中は電柱の設置場所を移動しながら携帯端末を
使用することになる。このとき、電柱の設置場所では、
携帯端末の電源をオンにして使用するが、数分離れた場
所にある電柱のところまで移動するときには、バッテリ
電源の消費電力の節約のため電源をオフにする。そし
て、移動先の電柱に到着すると電源をオンにする。この
電源をオンするとき、点検者は、携帯端末をすぐに使用
したいため、電源オフ時にディスクモードよりも瞬時に
リジュームされるメモリモードでサスペンドされること
を望むであろう。一方、点検者は、営業時間外や営業時
間内であっても昼休みなど比較的長時間携帯端末を使用
しない場合も電源をオフにするが、バッテリ持続時間を
長くしたいため、メモリモードよりも電力消費の少ない
ディスクモードでサスペンドされることを望むであろ
う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、サスペンドモードの変更を自動的に行うこと
はできないため、サスペンドモードを変更したい場合に
は、基本的にはBIOSが提供するセットアップ機能を
利用しなければならなかった。すなわち、前述した例に
基づくと、業務中はメモリモード、昼休みはディスクモ
ードに設定したい場合、メモリモードに設定されていた
コンピュータを昼休みになる度にセットアップ機能が提
供する設定画面から設定入力を行うことによってサスペ
ンドモードの変更をし、かつ再起動をしなければならず
面倒である。また、BIOSに対する設定は、システム
に関連のある内容の設定項目であるためあまり頻繁に操
作をしたくないものである。
【0013】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、利用する時間によ
ってサスペンドモードの設定を自動的に変更できるサス
ペンド/リジューム機能を有するコンピュータを提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係るサスペンド/リジューム
機能を有するコンピュータは、サスペンド/リジューム
機能を有し、主メモリ上のデータの保存先によってサス
ペンドモードを選択的に設定することができるコンピュ
ータにおいて、任意の期間毎にサスペンドモードを設定
しておき、サスペンド状態へ移行するイベントが発生し
たときには、そのサスペンド状態移行時において設定さ
れたサスペンドモードでサスペンドするサスペンド機能
実行手段を有するものである。
【0015】第2の発明に係るサスペンド/リジューム
機能を有するコンピュータは、サスペンド/リジューム
機能を有し、主メモリ上のデータの保存先によってサス
ペンドモードを選択的に設定することができるコンピュ
ータにおいて、設定されたサスペンド機能の制御情報を
記憶するサスペンド情報記憶手段と、前記サスペンド情
報記憶手段に設定されたサスペンド移行条件に基づきサ
スペンド状態へ移行するイベントの発生を監視するサス
ペンドイベント監視手段と、任意の期間毎に設定された
サスペンドモードを保持するサスペンドモード設定テー
ブルと、前記サスペンドモード設定テーブルの設定内容
に従って前記サスペンド情報記憶手段に設定しているサ
スペンドモードを更新するサスペンドモード更新手段
と、前記サスペンド情報記憶手段に設定されたサスペン
ドモードでサスペンド処理を実行するサスペンド処理手
段とを有するものである。
【0016】第3の発明に係るサスペンド/リジューム
機能を有するコンピュータは、第2の発明において、前
記サスペンドモード設定テーブルの設定内容を変更する
テーブル管理手段を有するものである。
【0017】第4の発明に係るサスペンド/リジューム
機能を有するコンピュータは、第2の発明において、前
記サスペンドモード更新手段は、設定された時間間隔で
前記サスペンドモード設定テーブルの設定内容を参照す
るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と同
じ構成要素には同じ符号を付ける。
【0019】図1は、本発明に係るサスペンド/リジュ
ーム機能を有するコンピュータの一実施の形態を示した
機能ブロック図である。コンピュータが有するサスペン
ド機能はサスペンド機能実行手段が、リジューム機能は
リジューム処理部5がそれぞれ実現する。サスペンド機
能実行手段は、サスペンド情報記憶部1、セットアップ
部2、サスペンドイベント監視部3、サスペンド処理部
4、サスペンドモード設定テーブル6、サスペンドモー
ド更新部7及びテーブル管理部8で構成される。
【0020】サスペンド情報記憶部1は、設定されたサ
スペンド機能の制御情報を記憶する。記憶する制御情報
は、サスペンド状態へ移行するサスペンド移行条件やサ
スペンドモードなどであり、従来例と同じでよい。セッ
トアップ部2は、セットアップ機能により画面入力され
た制御情報をサスペンド情報記憶部1に設定する。サス
ペンド情報記憶部1とセットアップ部2は、一般的なB
IOSが提供する機能により実現することができる。サ
スペンドイベント監視部3は、サスペンド情報記憶部1
に設定されたサスペンド移行条件に基づきサスペンド状
態へ移行するイベントの発生を監視する。サスペンド処
理部4は、サスペンド情報記憶部1に設定されたサスペ
ンドモードでサスペンド処理を実行する。サスペンドイ
ベント監視部3が有するサスペンドモニタ機能及びサス
ペンド処理部4が提供するサスペンド機能は、従来例と
同じ機能でよい。サスペンドモード設定テーブル6は、
任意の期間毎に設定されたサスペンドモードを保持す
る。サスペンドモード更新部7は、サスペンドモード設
定テーブル6の設定内容に従ってサスペンド情報記憶部
1に設定しているサスペンドモードを更新する。テーブ
ル管理部8は、サスペンドモード設定テーブル6の設定
内容を変更する。図1においても従来例と同じように各
手段をOS、BIOS、H/Wと関連付けて示したが、
この関係に限定するものではない。
【0021】図2は、本実施の形態におけるサスペンド
モード設定テーブル6の設定内容例を示した図である。
サスペンドモード設定テーブル6には予め初期値が設定
されており、サスペンドモード更新部7は、このテーブ
ル6の設定内容に基づきサスペンド情報記憶部1に設定
しているサスペンドモードを更新することになる。た
だ、本実施の形態においては、このテーブル6の設定内
容を、テーブル管理部8が持つテーブル設定画面から任
意のタイミングで視認しながら変更できるようにしてい
るので、この設定画面を示した図3を参照しながらサス
ペンドモード設定テーブル6の設定内容について説明す
る。
【0022】まず、サスペンドモードに関する設定項目
としては、サスペンドモードの設定(有効/無効)、有
効とした場合の時間毎のモードの関連付け及びこのテー
ブル6へのモニタ間隔がある。図3の「サスペンドモー
ド」の領域において無効を選択した場合は、サスペンド
機能を無効にする。すなわち、サスペンドに移行しない
という設定となる。有効を設定した場合は、更にそのモ
ードをディスクモード、メモリモード若しくはテーブル
設定に従うかを選択することができる。ディスクモード
及びメモリモードを選択した場合は、常時固定的にディ
スクモード又はメモリモードでサスペンド処理が行われ
る。このいずれかを選択すれば従来と同様のサスペンド
機能を提供することになる。テーブル設定を選択したと
きには本実施の形態の特徴とする図3の「時間/モード
関連付けテーブル」の設定内容に従ったサスペンド処理
が実行されることになる。
【0023】本実施の形態では、図3の「テーブル設
定」を設けたことでサスペンドモードを任意の指定期間
で自由に設定できるようにしたことを特徴としている。
図3には、月曜日から金曜日の9時から12時(正確に
は11時59分59秒)までと月曜日から木曜日の13
時30分から17時(正確には16時59分59秒)ま
でをメモリモードとし、それ以外をディスクモードと各
モードを個別に設定した例が示されている。図3では、
15分単位に設定可能としているが、この設定時間の区
切りは設計事項である。なお、この「テーブル設定」に
おいても常時固定的にディスクモード又はメモリモード
に設定することもできるようにしている。
【0024】更に、図3の「テーブルモニタ間隔」にサ
スペンドモード更新部7がサスペンドモード設定テーブ
ル6を参照しにいく時間間隔を設定する。本実施の形態
では、1秒から59分59秒まで設定可能とする。0秒
と設定したときにはこのテーブル6をモニタしない。図
2には、図3の設定内容に対応した内容例が簡略して示
されている。なお、サスペンドモード設定テーブル6
は、テーブル管理部8によって更新され、サスペンドモ
ード更新部7によって参照されるので、このデータ構造
はサスペンドモード更新部7及びテーブル管理部8を実
現するソフトウェアとの間でインタフェースが取れてい
ればよい。したがって、本実施の形態では、カンマやセ
ミコロンなどで項目や各項目のデータを分類し、各サス
ペンドモードを“d”、“m”など簡単な記述形式で表
している。また、多数の携帯端末へ同一設定を行うなど
のメンテナンスが容易となるようにテキスト形式として
いる。
【0025】なお、本実施の形態で提供するサスペンド
機能をある程度特定された業務において使用する携帯端
末に具備することを前提としているため、図3に示した
設定画面例では一週間毎のモード設定ができるようにし
たが、モードの設定を簡易化して一日単位のみ可能とし
てもよいし、月毎にできるようにしてもよい。また、デ
ータ管理上、「テーブルモニタ間隔」をサスペンドモー
ドの設定の一項目としているが、別個に管理するように
してもよい。
【0026】図4は、本実施の形態におけるコンピュー
タのハードウェア構成図であり、このコンピュータは、
CPU11、主メモリ12、BIOS13、システム時
計14、ディスク15、入力装置16、出力装置17、
電源監視装置18及びバッテリ19で構成されている。
各装置は、従来からある装置をそのまま使用することが
できる。このうち、主メモリ12は、サスペンド/リジ
ューム処理の対象となる装置であり、メモリモードのと
きにはバッテリ19から電力の供給を受ける。システム
時計14は、バッテリ19から電力の供給を受けること
によって電源オフ時にも計時を行う。ディスク15は、
OS、アプリケーション等を格納し、また、ディスクモ
ードのときには主メモリ12の内容を格納する。各装置
は、コンピュータが主電源(商用電源)に接続されてい
るときには主電源からの電力供給を受け、携帯時などに
はバッテリ19からの電力供給を受けることになる。
【0027】本実施の形態において特徴的なことは、サ
スペンドモードを任意の期間毎に設定できるようにした
ことであり、サスペンド状態への移行時において、その
時に設定したサスペンドモードでサスペンドされるよう
にしたことである。すなわち、本実施の形態において
は、携帯端末の利用形態に応じたサスペンドモードを自
動設定することができるので、セットアップ機能を用い
てサスペンドモードの切替操作をしなくてよく便利であ
る。また、サスペンドモードの設定によっては、バッテ
リの持続時間をより長くできるという効果を共に得るこ
とができる。
【0028】次に、本実施の形態において提供するサス
ペンド機能について説明するが、まず最初にサスペンド
情報記憶部1に設定されるサスペンドモードの更新処理
について図5に示したフローチャートを用いて説明す
る。この更新処理は、システムの起動後に動作を開始す
るサスペンドモード更新部7によってシステムがダウン
するまでの間実行される。
【0029】サスペンドモード更新部7は、システム起
動後、サスペンドモード設定テーブル6から設定されて
いるテーブルモニタ間隔を取得すると(ステップ10
1)、この設定された時間間隔でサスペンドモード設定
テーブル6の設定内容を参照することになる。その時間
経過後(ステップ102)、サスペンドモード更新部7
は、まずサスペンドモードの設定内容を参照する(ステ
ップ103)。その設定内容が「テーブル設定」のと
き、サスペンドモード更新部7は、サスペンドモード設
定テーブル6の時間/モード関連付けテーブルからカレ
ント時間に基づき設定されたサスペンドモードを取得す
る(ステップ104,105)。例えば、現在すなわち
サスペンドモード更新部7の動作時が月曜日の10時で
あればメモリモード、12時30分であればディスクモ
ードが取得されることになる。
【0030】このように、設定すべきサスペンドモード
が取得できると、サスペンドモード更新部7は、サスペ
ンドモード設定テーブル6から特定できたサスペンドモ
ードでサスペンド情報記憶部1の設定を更新する(ステ
ップ106)。つまり、サスペンドモード設定テーブル
6の「サスペンドモード」に設定された無効、有効時の
メモリモード、ディスクモードあるいはステップ105
で取得したカレント時間のサスペンドモード(メモリモ
ード若しくはディスクモード)で更新する。その後、ス
テップ101に戻る。
【0031】なお、この例だと、サスペンド情報記憶部
1のサスペンドモードの設定は、30秒ごとに更新され
ることになるが、設定内容を毎回読み出し、又は前回設
定値を保持しておくことで、変更されたときのみサスペ
ンド情報記憶部1の内容を書き替えるようにしてもよ
い。
【0032】本実施の形態によれば、任意の時間におけ
るサスペンドモードをサスペンドモード設定テーブル6
に予め設定しておくことで、従来のようにBIOSのセ
ットアップ機能を利用しなくてもサスペンドモードの自
動切替えをすることができる。
【0033】以上のように、サスペンド情報記憶部1の
サスペンドモードの設定内容は、サスペンドモード更新
部7によって更新されることになる。そして、サスペン
ドイベント監視部3は、システム起動後、サスペンド情
報記憶部1の設定内容に従い電源オフ操作などサスペン
ド状態に移行するためのイベント発生を常時監視してお
り、そのイベントの発生を検知すると、その旨をサスペ
ンド処理部4に通知する。サスペンド処理部4は、サス
ペンド情報記憶部1に設定されているサスペンドモード
でサスペンド処理を実行することになる。すなわち、サ
スペンドモードがメモリモードであれば、主メモリへの
電源供給を継続したまま他のH/Wへの電源供給を停止
し、サスペンドモードがディスクモードであれば、主メ
モリの内容をディスクに待避した後、コンピュータの電
源をオフにする。もちろん、サスペンドモードが無効の
ときには機能しない。
【0034】このように、サスペンド機能を発揮するた
めのサスペンドイベント監視部3及びサスペンド処理部
4それぞれの機能自身は、従来例と同じでよい。また、
リジューム処理部5により電源オン時に実行されるリジ
ューム機能も従来と同じでよい。
【0035】次に、テーブル管理部8の機能を説明する
が、サスペンドモード設定テーブル6への設定内容につ
いては上述したとおりである。テーブル管理部8は、ユ
ーザ操作により表示された図3の設定画面からマウス等
を使用して個別設定選択時に時間/モード関連付けテー
ブルのある範囲が指定されクリックされると、その範囲
を反転表示することでその時間におけるメモリモードと
ディスクモードとを切り替えることになる。そして、
「OK」ボタンをクリックすることでその変更内容でサ
スペンドモード設定テーブル6が更新される。これ以
降、サスペンドモード更新部7は、更新されたサスペン
ドモード設定テーブル6に基づき上記更新処理を行うこ
とになる。
【0036】一定の業務を行う部署で使用する複数の携
帯端末には、ファイル形式のサスペンドモード設定テー
ブル6をコピーすることで容易に複数の携帯端末に同じ
設定を行うことができる。また、各自で他の異なる設定
をしたい場合などは、テーブル管理部8が持つ設定画面
を介して自己の業務に即した設定に自由に変更すること
ができる。
【0037】本実施の形態が提供するサスペンド機能を
利用すれば、例えば業務中など携帯端末の利用頻度の高
い時間帯は消費電力の節約よりも瞬時に立ち上がる利便
性を重視しメモリモードに設定し、それ以外では消費電
力の節約を重視してディスクモードに設定すれば、利便
性とバッテリ持続時間の延長の双方を満足させることが
できる。また、本実施の形態では、サスペンドモード更
新部7によってサスペンドモード設定テーブル6の設定
内容に基づきサスペンドモードの自動切替えを行うの
で、操作性の面から便利である。
【0038】なお、本実施の形態が提供するサスペンド
/リジューム機能は、携帯端末以外のコンピュータにも
持たせることができる。
【0039】また、本実施の形態では、BIOSを利用
してサスペンド/リジューム機能を実現する機種を想定
して説明したが、このようなハードウェア構成、ソフト
ウェア構成でサスペンド/リジューム機能を実現しない
コンピュータにも適用することができる。本発明は、任
意の期間毎にモードの設定ができることを特徴とするも
のであり、本発明を適用するコンピュータの機種に限定
するものではない。
【0040】また、現在におけるサスペンドモードは、
メモリモードとディスクモードの2つのモードが存在す
るが、将来的に増えた場合でも本発明を適用することが
できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、任意の期間毎にサスペ
ンドモードを設定しておき、カレント時間において設定
したサスペンドモードに自動的に切り替えるようにした
ので、所望のサスペンドモードでサスペンドさせること
ができる。これにより、例えばBIOSのセットアップ
機能を用いてサスペンドモードを切り替えなくてもコン
ピュータの利用形態に即したサスペンドモードでサスペ
ンドさせることができる。
【0042】また、サスペンドモード設定テーブルの設
定内容を変更できるようにしたので、コンピュータ毎に
最適なサスペンドモードを設定することができる。
【0043】また、サスペンドモードの自動切替えのタ
イミングを任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサスペンド/リジューム機能を
有するコンピュータの一実施の形態を示した機能ブロッ
ク図である。
【図2】 本実施の形態におけるサスペンドモード設定
テーブルの設定内容例を示した図である。
【図3】 本実施の形態におけるサスペンドモード設定
テーブルの設定内容を更新するために用いる設定画面例
を示した図である。
【図4】 本実施の形態におけるコンピュータのハード
ウェア構成図である。
【図5】 本実施の形態におけるサスペンドモード更新
処理を示したフローチャートである。
【図6】 従来のサスペンド/リジューム機能を実現す
るコンピュータシステムの機能ブロック図である。
【図7】 従来のサスペンド処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サスペンド情報記憶部、2 セットアップ部、3
サスペンドイベント監視部、4 サスペンド処理部、5
リジューム処理部、6 サスペンドモード設定テーブ
ル、7 サスペンドモード更新部、8 テーブル管理
部、11 CPU、12 主メモリ、13 BIOS、
14 システム時計、15 ディスク、16 入力装
置、17 出力装置、18 電源監視装置、19 バッ
テリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンド/リジューム機能を有し、主
    メモリ上のデータの保存先によってサスペンドモードを
    選択的に設定することができるコンピュータにおいて、 任意の期間毎にサスペンドモードを設定しておき、サス
    ペンド状態へ移行するイベントが発生したときには、そ
    のサスペンド状態移行時において設定したサスペンドモ
    ードでサスペンドするサスペンド機能実行手段を有する
    ことを特徴とするサスペンド/リジューム機能を有する
    コンピュータ。
  2. 【請求項2】 サスペンド/リジューム機能を有し、主
    メモリ上のデータの保存先によってサスペンドモードを
    選択的に設定することができるコンピュータにおいて、 設定されたサスペンド機能の制御情報を記憶するサスペ
    ンド情報記憶手段と、 前記サスペンド情報記憶手段に設定されたサスペンド移
    行条件に基づきサスペンド状態へ移行するイベントの発
    生を監視するサスペンドイベント監視手段と、 任意の期間毎に設定されたサスペンドモードを保持する
    サスペンドモード設定テーブルと、 前記サスペンドモード設定テーブルの設定内容に従って
    前記サスペンド情報記憶手段に設定しているサスペンド
    モードを更新するサスペンドモード更新手段と、 前記サスペンド情報記憶手段に設定されたサスペンドモ
    ードでサスペンド処理を実行するサスペンド処理手段
    と、 を有することを特徴とするサスペンド/リジューム機能
    を有するコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記サスペンドモード設定テーブルの設
    定内容を変更するテーブル管理手段を有することを特徴
    とする請求項2記載のサスペンド/リジューム機能を有
    するコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記サスペンドモード更新手段は、設定
    された時間間隔で前記サスペンドモード設定テーブルの
    設定内容を参照することを特徴とする請求項2記載のサ
    スペンド/リジューム機能を有するコンピュータ。
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