JPH1165866A - 二重化された制御盤とファイル盤の管理方法 - Google Patents

二重化された制御盤とファイル盤の管理方法

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JPH1165866A
JPH1165866A JP9225365A JP22536597A JPH1165866A JP H1165866 A JPH1165866 A JP H1165866A JP 9225365 A JP9225365 A JP 9225365A JP 22536597 A JP22536597 A JP 22536597A JP H1165866 A JPH1165866 A JP H1165866A
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JP9225365A
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Inventor
Eri Takei
えり 武居
Fusanori Kumagai
総徳 熊谷
Koichi Matsumoto
浩一 松本
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NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化されたファイル盤または装置を、より
迅速に、かつ円滑に切り替える。 【解決手段】 伝送装置11、12は二重化されてお
り、それぞれの制御盤13、14とファイル盤15、1
6がそれぞれ独立に二重化されている。ファイル盤1
5,16は、物理的には制御盤の両系に接続されている
が、論理的にはファイル盤15,16は、両系ともに運
用系制御盤に接続される。制御盤13,14の運用系が
切り替わるとき、ファイル盤両系の接続先も同時に切り
替わるようになっている。前記制御盤13または制御盤
14のうち、運用系制御盤の立ち上げ処理の中に、切り
替え要求が発生すると、立ち上げ処理を中断し、そのと
きの、制御盤13,14の動作状態と、ファイル盤1
5,16の動作状態との組み合わせに応じて、所定の切
り替え処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送装置上で互い
に接続されている二重化された装置制御盤と二重化され
たファイル盤の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝送装置では、ソフトストラップ等の下
位装置立ち上げ時に必要な下位装置運用情報はファイル
盤に記録されている。装置立ち上げの碓実性/サービス
の安全性向上を目的として、ファイル盤を二重化構成と
した装置の立ち上げにおいては、ファイル盤から正常な
下位装置運用情報を取得するため、装置立ち上げ時にフ
ァイル盤の運用系を決定する必要がある。また、ファイ
ル盤の運用系を決定するために、ファイル盤の立ち上げ
状態等を管理する必要がある。さらに、二重化構成の制
御盤がコールドスタンバイであるために、制御盤の切り
替えが発生した場合も制御盤の立ち上げ処理を実行しな
ければならず、制御盤の立ち上げ時と同様にファイル盤
の運用系情報および立ち上げ状態情報が必要となる。
【0003】従来のファイル盤管理方式では、装置全体
の管理とファイル盤の管理とは、それぞれの管理を容易
にする目的で別タスクで行っている。このため、システ
ムの制御盤切り替え/立ち上げ時には、装置とファイル
盤との整合を取るため、ファイル盤制御タスクと装置管
理タスクとの間で、ファイル盤の管理情報収集に関わる
メッセージ送受信の手順を踏み、かつタスク間の同期も
取って、立ち上げ/切り替え処理を実行している。ま
た、この技術では、ファイル盤の立ち上げ処理の優先度
を高くして処理しているため、ファイル盤立ち上げ処理
を中断して切り替え処理を実行することはできないよう
になっている。
【0004】例えば、特開平4−116739では、二
重化されたファイルシステム復旧(立ち上げ)処理時間
を短縮する方法が提案されている。当該技術では、ファ
イルシステム(ファイル盤)の状態を、ファイル状態フ
ラグによって管理することにより、システム復旧時に、
前回のシステム運用が正常であったか否かを判断し、正
常であった場合には、復旧処理を行うことなく、システ
ムを立ち上げ、前回のシステム運用が異常終了した場合
には、復旧処理を行った後、システムを立ち上げる。前
回のシステム運用が正常であった場合には復旧処理を行
わずに済むため、その分、ファイルの入出力回数を減ら
すことができ、システム立ち上げ時間を短縮することが
できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のファイル盤管理方式では、装置の管理とファイル盤の
管理とは、それぞれの管理を容易にする目的で別タスク
で行っているので、活線挿抜可能なシステムの制御盤切
り替え/立ち上げ時には、装置とファイル盤との整合を
取るために、ファイル盤制御タスクと装置管理タスクと
の間でファイル盤の管理情報収集に関わるメッセージの
送受信などの手順を踏む必要が生じ、また、タスク間の
同期も取らなければならない。
【0006】したがって、ファイル盤が二重化され、フ
ァイル管理、装置管理を別タスクで制御する形態の装置
では、ファイル盤または装置を切り替えるべき要因が発
生してから実際にファイル盤または装置を切り替えるま
でに要する時間がファイル盤一重化の装置と比較して長
いという問題がある。
【0007】また、従来のファイル盤管理方式では、活
線挿抜が考慮されていなかったため、ファイル盤の立ち
上げ処理が一連の処理となっており、終了するまで他の
処理を実行するタイミングがなかった。このため、制御
盤およびファイル盤に切り替えが発生した場合も、活線
挿抜による即時切り替えといいながら、実際に切り替え
動作が開始するまでにタイムラグが発生し、切り替え所
用時間も長くなる。このため、ファイル盤の立ち上げ中
にファイル盤を切り替えるべき要因が発生しても、ファ
イル盤立ち上げ処理が正常または異常で終了するまで切
り替えができないという問題がある。
【0008】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、二重化されたファイル盤または装置を、より迅
速に、かつ円滑に切り替えることができる二重化された
ファイル盤と装置の管理方式を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、制御盤0系と制御
盤1系、およびファイル盤0系とファイル盤1系がそれ
ぞれ互いに接続され、前記のファイル盤0系とファイル
盤1系を共有し、所定の切り替え手段により制御盤0系
と制御盤1系を切り替える二重化された制御盤とファイ
ル盤の管理方法において、前記制御盤0系または制御盤
1系のうち、運用系制御盤の立ち上げ処理中に、切り替
え要求が発生すると、立ち上げ処理を中断し、そのとき
の、前記制御盤0系および制御盤1系の動作状態と、前
記ファイル盤0系およびファイル盤1系の動作状態との
組み合わせに応じて、所定の切り替え処理を実行するこ
とを特徴とする。
【0010】また、上述した問題点を解決するために、
請求項2記載の発明では、制御盤0系と制御盤1系、フ
ァイル盤0系とファイル盤1系がそれぞれ互いに接続さ
れ、該ファイル盤0系と該ファイル盤1系を共有し、ス
イッチにより該制御盤0系と該制御盤1系を切り替える
二重化された制御盤とファイル盤の管理方法において、
1つのタスクで制御盤状態とファイル盤状態とを管理す
ることにより、運用系制御盤の立ち上げ処理の中で、装
置内状態変化情報とファイル盤の内容の論理チェック結
果から運用系ファイル盤を決定し、前記運用系ファイル
盤が正常である場合には運用系ファイル盤から下位装置
へ下位装置運用情報をダウンロードし、運用系ファイル
盤内情報が正常でない場合には下位装置へ下位装置運用
情報をダウンロードするとともに、下位装置の内部に保
持されている下位装置運用情報のデフォルト値を運用系
ファイル盤にアップロードし、前記ダウンとロードまた
はアップロードされた情報に従って前記運用系ファイル
盤および前記下位装置の立ち上げ処理を行い、次に、非
運用系ファイル盤が運用可能である場合には、装置内状
態変化情報を立ち上げ未完了状態にして、前記非運用系
ファイル盤の内容を一旦クリアした後、運用系ファイル
盤から情報を複写し、装置内状態変化情報を立ち上げ完
了状態として非運用系ファイル盤の立ち上げ処理を実行
することを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の二重化された制御盤とファイル盤の管理方法にお
いて、装置運用中に運用系ファイル盤を抜去した場合に
は、非運用系ファイル盤が運用可能であれば、非運用系
ファイル盤を運用系ファイル盤とし、非運用系ファイル
盤がない場合には、ファイル盤の運用系情報を変更せず
に未実装状態のまま、制御盤が管理する装置運用状態を
保持し、装置運用中に運用系ファイル盤を挿入した場合
には、下位装置から下位装置運用情報をアップロードし
て運用系ファイル盤の装置内状態変化情報を立ち上げ完
了状態とし、装置運用中に非運用系ファイル盤を挿入し
た場合には、運用系ファイル盤から情報を複写し、非運
用系ファイル盤の装置内状態変化情報を立ち上げ完了と
することを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明では、請求項2
記載の二重化された制御盤とファイル盤の管理方法にお
いて、制御盤切り替えの要因が発生した場合には、運用
系制御盤でファイル盤の立ち上げ処理が実行中であって
も、ファイル盤の立ち上げ処理を即時中断し、ファイル
盤の立ち上げ処理に関する情報を無視して制御盤の非運
用系への切り替え処理を開始することを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明では、請求項2
記載の二重化された制御盤とファイル盤の管理方法にお
いて、前記立ち上げ処理は、装置内状態変化情報を立ち
上げ未完了状態とすることで開始され、装置内状態変化
情報を立ち上げ完了とすることで完了され、ファイル盤
の立ち上げ処理の実行中に制御盤の系切り替えなどの要
因により該当処理が中断した場合には、前記装置内状態
変化情報に基づいて、該当ファイル盤を正常運用状態で
はないと判断し、立ち上げ処理が中断されたファイル盤
の不完全な内容を下位装置運用情報として設定すること
なく、次回の制御盤の立ち上げ処理または制御盤運用中
のファイル盤の立ち上げ処理を実行することを特徴とす
る。
【0014】本発明では、制御盤、ファイル盤の管理を
1タスクで実行することとし、制御盤とファイル盤の状
態を詳細に分けて管理することにより、立ち上げ処理中
などに切り替えが発生しても、立ち上げ処理を中断して
切り替え可能とする。また、制御盤立ち上げ時、制御盤
切り替え時、制御盤運用中のファイル盤の切り替え時す
べてに同一の、中断可能なファイル盤立ち上げの基本ロ
ジックを用いることで、いずれの状態をも含む即時切り
替えと立ち上げが可能となる。さらに、非運用系のファ
イル盤については、いったん初期化してから情報を書き
込むことで、立ち上げ処理の中断などの異常状態発生後
のファイル盤の不整合が起きないようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
【0016】A.実施例の構成 図1は、本発明の実施例による伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、伝送装置11、12は二
重化されており、それぞれの制御盤13、14とファイ
ル盤15、16がそれぞれ独立に二重化されている。フ
ァイル盤15,16は、物理的には制御盤の両系に接続
されているが、論理的にはファイル盤15,16は、両
系ともに運用系制御盤に接続される。このとき、非運用
系側制御盤からはファイル盤15,16は両系とも切り
離されている。つまり、接続回路17、18は同時に接
続されることはない。制御盤13,14の運用系が切り
替わるとき、ファイル盤両系の接続先も同時に切り替わ
るようになっている。
【0017】次に、図2は、上述した制御盤13,14
の機能構成を示すブロック図である。図において、制御
盤13,14は、装置制御部21とファイル盤管理部2
2とから構成されている。装置内状態変化情報31は、
自系運用系情報、他系実装/故障情報、ファイル盤実装
/故障/立ち上げ完了または立ち上げ未完了などの情報
からなる。上記装置制御部21は、上記装置内状態変化
情報31から各種情報を取得することができるようにな
っている。フィル盤管理部22は、装置制御部21の制
御の下、ファイル盤15への情報のアップロード/ダウ
ンロード等を管理する。
【0018】上記構成のハードウェアにおいて、図3に
示す制御盤管理状態と図4に示すファイル盤管理状態の
組み合わせから、図1に示す制御盤13,14が内部で
管理する図5に示す伝送装置管理状態を作成し、該伝送
管理状態に基づいて、制御盤13,14およびファイル
盤15,16の運用系管理を実行する。
【0019】制御盤管理状態には、図3に示すように、
1.初期状態、2.下位CPU運用指示応答待ち状態、
3.ファイル盤立ち上げ中状態、4.下位タスク立ち上
げ中状態、5.下位CPU立ち上げ完了応答待ち状態、
6.運用系運用中状態、7.非運用系運用中状態があ
る。また、ファイル盤管理状態には、図4に示すよう
に、1.ファイル盤チェック応答待ち状態、2.ファイ
ル盤立ち上げ未完了指示応答待ち状態、3.ファイル盤
クリア応答待ち状態、4.ファイル盤クリア後ファイル
盤チェック応答待ち状態、5.ファイル盤立ち上げ応答
待ち状態、6.ファイル盤立ち上げ完了指示応答待ち状
態、7.ファイル盤運用中状態がある。
【0020】そして、伝送装置管理状態には、図5に示
すように、1.初期状態、2.制御盤立ち上げ中下位C
PU運用指示応答待ち状態、3.制御盤立ち上げ中ファ
イル盤チェック応答待ち状態、4.ファイル盤立ち上げ
未完了指示応答待ち状態、5.制御盤立ち上げ中ファイ
ル盤クリア応答待ち状態、6.制御盤立ち上げ中ファイ
ル盤クリア後チェック応答待ち状態、7.制御盤立ち上
げ中ファイル盤立ち上げ応答待ち状態、8.制御盤立ち
上げ中ファイル盤立ち上げ完了指示応答待ち状態、9.
制御盤立ち上げ中下位タスク立ち上げ中状態、10.制
御盤立ち上げ中下位CPU立ち上げ完了応答待ち状態、
11.運用系運用中状態、12.非運用系実装状態、1
3.運用系ファイル盤クリア応答待ち状態、14.運用
中ファイル盤チェック応答待ち状態、15.運用中ファ
イル盤立ち上げ応答待ち状態、16.運用中ファイル盤
立ち上げ完了指示応答待ち状態がある。なお、図5で
は、各状態において、対応する制御盤管理状態、ファイ
ル盤管理状態には、その数字を付けて明示している。
【0021】上述した制御盤13,14によって伝送管
理状態に基づいて実行される該制御盤13,14および
ファイル盤15,16の運用系管理の前提条件として
は、 ・制御盤の立ち上げ時には1つ以上のファイル盤の実装
が必要である。 ・制御盤立ち上げ時に、少なくとも1枚のファイル盤の
状態および情報が正しいと判定された場合には当該ファ
イル盤をファイル盤の運用系とし、運用系ファイル盤に
保存されている情報を下位装置にダウンロードする。 ・制御盤立ち上げ時にファイル盤は故障なく実装はされ
ているが、ファイル盤の情報は無効であると判定された
場合には、別途保持しているデフォルト値を下位装置に
ダウンロードし、下位装置から情報をファイル盤にアッ
プロードする。 ・ファイル盤が両系正常と判定された場合は、前回運用
時に運用系であったファイル盤の情報を下位装置にダウ
ンロードし、非運用系側のファイル盤に複写する。 ・一旦、制御盤が立ち上がり、運用状態となった後、フ
ァイル盤が抜去された場合には、伝送装置としては正常
状態のまま運用される。 ・制御盤運用中にファイル盤が実装された場合には、運
用系ファイル盤があれば運用系ファイル盤から情報を複
写し、運用系ファイル盤が無ければ下位装置から情報を
アップロードする。
【0022】B.実施例の動作 図6は、図3に示す制御盤管理状態を管理するための処
理を説明するためのフローチャートである。図6に示す
ように、制御盤の初期立ち上げ時は、タスク起動後、ま
ず、図2に示す情報31から制御盤の自系、他系状態を
取得し、ステップS41で、自系が運用系であるか否か
を判断する。そして、自系が運用系でなければ、ステッ
プS46で、非運用系の立ち上げ処理を実行する。一
方、自系が運用系である場合には、制御盤管理状態は、
図3に示すファイル盤立ち上げ中となり、図2に示す情
報31から両系のファイル盤の実装/故障/運用状態を
取得し、ステップS42で、ファイル盤をチェックし、
ステップS43で、ファイル盤が実装されているか判断
する。
【0023】装置制御盤切り替えの前、または前回電源
オフされる前の運用系ファイル盤が正常実装である場合
には、該当ファイル盤を運用系とし、前回の運用系ファ
イル盤が正常実装ではなく、前回の非運用系ファイル盤
が正常実装である場合には、図9に示すステップS82
で、運用系ファイル盤の実装として判定し、上記立ち上
げ処理を実行する。
【0024】次に、ステップS44で、ファイル盤運用
状態とファイル盤運用系情報に基づいて、実装されてい
るファイル盤および下位装置の立ち上げ処理を実行す
る。ここで、図8は、ステップ44におけるファイル盤
立ち上げ処理の詳細な説明するためのフローチャートで
ある。まず、運用系ファイル盤と下位装置の立ち上げの
ために、ステップS62で、運用系ファイル盤から下位
装置運用情報を下位装置にダウンロードし、図4に示す
ファイル盤立ち上げ応答待ち状態になる。
【0025】ダウンロード後、ステップS63で、非運
用系ファイル盤があるか否かを判断し、非運用系ファイ
ル盤がある場合には、非運用系ファイル盤を立ち上げる
ため、ステップS64で、非運用系ファイル盤を立ち上
げ未完了として装置内状態変化情報31に設定する。該
設定完了までが図4のファイル盤立ち上げ未完了指示応
答待ち状態となる。ステップS64で設定された情報
は、切り替え発生などにより立ち上げ処理中断などの異
常な状態になった際、次回のファイル盤立ち上げ処理の
ときに正常な運用系として運用されてしまうのを防止す
るために用いられる。
【0026】次に、ステップS65で、非運用系ファイ
ル盤の情報をすべてクリアする。ステップS66では、
運用系ファイル盤から非運用系ファイル盤に下位装置の
情報を複写する。そして、ステップS67で、非運用系
ファイル盤を立ち上げ完了として装置内状態変化情報3
1に設定する。
【0027】以上でファイル盤立ち上げ処理を完了し、
制御盤初期立ち上げ処理である図6に示すステップS4
5で、下位タスクおよび下位CPUの立ち上げ処理を行
い、制御盤の運用系運用中状態になる。
【0028】図8に示すステップS61で、運用系ファ
イル盤が実装されているが、ファイル盤無い情報が正常
ではないと判定された場合には、下位装置はデフォルト
値により運用を開始し、運用系フアイル盤に下位装置の
情報をアップロードする。
【0029】このために、まず、図8に示すステップS
69で、内部に保持しているデフォルト値を下位装置に
設定する。次に、ステップS70で、運用系ファイル盤
を立ち上げ未完了として装置内状態変化情報31に設定
する。ステップS71では、運用系ファイル盤の情報を
すべてクリアし、ステップS72で、下位装置から情報
をアップロードする。そして、ステップS73で、運用
系ファイル盤を立ち上げ完了として装置内状態変化情報
31に設定する。
【0030】次に、図9は、運用系制御盤の運用中に実
行される処理を説明するためのフローチャートである。
運用系制御盤運用中は、図9に示すステップS80で周
期的に装置内状態変化情報31から受信する情報に基づ
いて、ファイル盤と制御盤の運用系切り替え処理を実行
する。運用系ファイル盤が抜去または故障となった場
合、非運用系ファイル盤が正常実装されている場合に
は、ステップS87で、運用系を切り替える。
【0031】ステップS82で、運用系ファイル盤が実
装されたと判断された場合には、ステップS83に進
み、ファイル盤立ち上げ処理を行う。ステップS83
は、前述した図6のステップS44と同一処理であり、
その詳細は図8に示す通りである。すなわち、ファイル
盤立ち上げ処理では、図8に示すステップS72で、下
位装置から情報をアップロードし、運用系ファイル盤を
図8のステップS73で、立ち上げ完了として装置内状
態変化情報31に設定する。
【0032】次に、図9に示すステップS84で、非運
用系ファイル盤の状態が変化したか否かを判断し、非運
用系ファイル盤が実装されたと判断された場合には、ス
テップS85でファイル盤立ち上げ処理を行う。ステッ
プS85は、上記ステップS83、すなわち前述した図
6のステップS44と同一処理であり、その詳細は図8
に示す通りである。すなわち、ファイル盤立ち上げ処理
では、図8に示すステップS66で、運用系ファイル盤
から情報を複写した後、ステップS67で、非運用系フ
ァイル盤を立ち上げ完了として装置内状態変化情報31
に設定する。
【0033】自系が運用系制御盤として運用中に、図9
のステップS80で周期的に受信する装置内状態変化情
報31により、非運用系制御盤に切り替わるべき状態で
あった場合には、ファイル盤立ち上げ処理中か否かに関
わらず、直ちに非運用系立ち上げ処理を行い非運用系と
なる。すなわち、ファイル盤の立ち上げ処理中に制御盤
の運用系が切り替わった場合には、ファイル盤には、図
8に示すステップS67による立ち上げ完了情報が設定
されていないため、ファイル盤内情報が正常ではない状
態で運用系制御盤の立ち上げ処理を実行することにな
る。
【0034】次に、図7は、図3の非運用系制御盤実装
時に実行する処理を説明するためのフローチャートであ
る。自系が非運用系制御盤として実装である場合、図7
に示すステップS48で周期的に受信する装置内状態変
化情報31に基づいて、制御盤の運用系切り替え処理を
実行する。すなわち、ステップS49で、他系自系に状
態変化が生じたか否かを判断し、運用系側に異常が発生
した場合は、ステップS50で、直ちに装置内状態変化
情報31に自系運用情報を設定し、図6に示すステップ
S41〜S45により運用系立ち上げ処理を実行する。
これは運用系制御盤初期立ち上げ時と全く同じ処理であ
る。
【0035】上記制御盤切り替え時の手順と同様の処理
を実行することにより、ファイル盤の立ち上げ処理中で
も、制御盤の即時強制切り替えが可能となる。操作中の
ファイル盤は装置内状態変化情報31に、ファイル盤立
ち上げ未完了状態を保持する。
【0036】上述した動作をまとめると、制御盤13,
14では、両系の制御盤状態を図2に示す装置内状態変
化情報31から読み取ることができる。また、運用系制
御盤では、両系ファイル盤の運用状態を装置内状態変化
情報31から読み取ることができる。非運用系制御盤の
装置内状態変化情報31にもファイル盤の運用状態情報
があるが、非運用系制御盤にはファイル盤15,16が
接続されていないため、このとき読み取ったファイル盤
の運用状態は意味を成さない。
【0037】制御盤13,14が両系立ち上がり、故障
が無い状態で正常運用されている制御盤13,14は、
制御盤運用系0系、ファイル盤運用系0系であるとき
に、その装置内状態変化情報31として、
【0038】制御盤0系からは、 ・制御盤白系(0系)運用状態:運用、正常 ・制御盤他系(1系)運用状態:非運用、正常 ・ファイル盤0系運用状態:運用、正常 ・ファイル盤1系運用状態:非運用、正常 を読み取ることができる。また、両系のファイル盤の内
容は複写されているため、同一であり、双方のファイル
盤15,16共に運用系情報:0系が書き込まれてい
る。
【0039】この状態で制御盤13,14の運転を一旦
終了した後、再度、立ち上げた時には、両系のファイル
盤15,16がハードウェアの情報から正常運用であ
り、さらに論理的なファイル盤のチェックを行った結果
が正常であれば、ファイル盤に書き込まれている前回運
用系を読み出し、その結果、0系のファイル盤を運用系
とする。
【0040】運用系ファイル盤が決定された後、前述し
た処理従って、図5に示す装置立ち上げ中ファイル盤立
ち上げ応答待ち状態中に、下位装置へのダウンロード、
非運用系ファイル盤への複写を含む処理を行い、伝送装
置全体の立ち上げを終了し、運用系運用中状態となる。
【0041】図10は、本発明を実現した装置による装
置立ち上げとファイル盤の立ち上げに関する状態遷移表
である。図示の行方向の「状態」は、図5に示す伝送装
置状態に準じて定義されている。例えば、初期状態にお
いて、電源(Power ON)が投入された場合には、下位C
PU運用指示を送信した後、装置立ち上げ中下位CPU
運用指示待ち状態に遷移する。また、装置立ち上げ中下
位CPU運用指示待ち状態において、下位CPU運用指
示応答を受信すると、ファイル盤チェック要求を送信し
た後、装置立ち上げ中ファイル盤チェック応答待ち状態
に遷移する。以下、同様に、最上行に記されている各状
態において、左列のトリガが生じると、その交差上に記
されている処理が実行された後、矢印で指示されている
数字に対応する状態へ遷移する。
【0042】したがって、ファイル盤15,16に関す
る処理は、装置の立ち上げ/切り替え時には、別処理で
はなく、その一連の処理中に組み込まれる。つまり、フ
ァイル盤15,16の立ち上げ処理が終了しない限り、
装置立ち上げ処理を続行することはない。装置の立ち上
げ/切り替え時、および装置運用中のファイル盤の立ち
上げ/切り替え時に、同様のロジックでファイル盤1
5,16のチェック、立ち上げ処理、運用系の決定など
の各処理を行う。切り替え時には、切り替えトリガを受
信後、装置立ち上げ時の状態に戻ることで、完全に立ち
上げ処理を繰り返すことになる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、制御盤、ファイル盤の管理を1タスクで実行するこ
ととし、制御盤とファイル盤の状態を詳細に分けて管理
することにより、立ち上げ処理中などに切り替えが発生
しても、立ち上げ処理を中断して切り替えることができ
るという利点が得られる。また、制御盤立ち上げ時、制
御盤切り替え時、制御盤運用中のファイル盤の切り替え
時すべてに同一の、中断可能なファイル盤立ち上げの基
本ロジックを用いることで、いずれの状態をも含む即時
切り替えと立ち上げが可能となり、制御盤の切り替え要
因が発生してから、実際に切り替え処理を実行するまで
の時間を短縮することができるという利点が得られる。
さらに、非運用系のファイル盤については、いったん初
期化してから情報を書き込むことで、立ち上げ処理の中
断などの異常状態発生後のファイル盤の不整合が起きな
いようにすることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 制御盤の機能構成を示すブロック図である。
【図3】 制御盤管理状態を示す概念図である。
【図4】 ファイル盤管理状態を示す概念図である。
【図5】 制御盤管理状態とファイル盤管理状態による
伝送装置管理状態を示す概念図である。
【図6】 制御盤運用系立ち上げ処理を説明するための
フローチャートである。
【図7】 非運用系制御盤処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】 ファイル盤立ち上げ処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】 運用系制御盤処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】 装置立ち上げとファイル盤の立ち上げに関
する状態遷移表を示す概念図である。
【図11】 装置立ち上げとファイル盤の立ち上げに関
する状態遷移表を示す概念図である。
【図12】 装置立ち上げとファイル盤の立ち上げに関
する状態遷移表を示す概念図である。
【図13】 装置立ち上げとファイル盤の立ち上げに関
する状態遷移表を示す概念図である。
【符号の説明】
11 伝送装置 12 伝送装置 13 制御盤 14 制御盤 15 ファイル盤 16 ファイル盤 21 装置制御部 22 ファイル盤管理部 31 装置内状態変化情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 総徳 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 松本 浩一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤0系と制御盤1系、およびファイ
    ル盤0系とファイル盤1系がそれぞれ互いに接続され、
    前記のファイル盤0系とファイル盤1系を共有し、所定
    の切り替え手段により制御盤0系と制御盤1系を切り替
    える二重化された制御盤とファイル盤の管理方法におい
    て、 前記制御盤0系または制御盤1系のうち、運用系制御盤
    の立ち上げ処理中に、切り替え要求が発生すると、立ち
    上げ処理を中断し、そのときの、前記制御盤0系および
    制御盤1系の動作状態と、前記ファイル盤0系およびフ
    ァイル盤1系の動作状態との組み合わせに応じて、所定
    の切り替え処理を実行することを特徴とする二重化され
    た制御盤とファイル盤の管理方法。
  2. 【請求項2】 制御盤0系と制御盤1系、ファイル盤0
    系とファイル盤1系がそれぞれ互いに接続され、該ファ
    イル盤0系と該ファイル盤1系を共有し、スイッチによ
    り該制御盤0系と該制御盤1系を切り替える二重化され
    た制御盤とファイル盤の管理方法において、 1つのタスクで制御盤状態とファイル盤状態とを管理す
    ることにより、運用系制御盤の立ち上げ処理の中で、装
    置内状態変化情報とファイル盤の内容の論理チェック結
    果から運用系ファイル盤を決定し、 前記運用系ファイル盤が正常である場合には運用系ファ
    イル盤から下位装置へ下位装置運用情報をダウンロード
    し、 運用系ファイル盤内情報が正常でない場合には下位装置
    へ下位装置運用情報をダウンロードするとともに、下位
    装置の内部に保持されている下位装置運用情報のデフォ
    ルト値を運用系ファイル盤にアップロードし、 前記ダウンとロードまたはアップロードされた情報に従
    って前記運用系ファイル盤および前記下位装置の立ち上
    げ処理を行い、 次に、非運用系ファイル盤が運用可能である場合には、
    装置内状態変化情報を立ち上げ未完了状態にして、前記
    非運用系ファイル盤の内容を一旦クリアした後、運用系
    ファイル盤から情報を複写し、装置内状態変化情報を立
    ち上げ完了状態として非運用系ファイル盤の立ち上げ処
    理を実行することを特徴とする制御盤とファイル盤の立
    ち上げ方法。
  3. 【請求項3】 装置運用中に運用系ファイル盤を抜去し
    た場合には、非運用系ファイル盤が運用可能であれば、
    非運用系ファイル盤を運用系ファイル盤とし、 非運用系ファイル盤がない場合には、ファイル盤の運用
    系情報を変更せずに未実装状態のまま、制御盤が管理す
    る装置運用状態を保持し、 装置運用中に運用系ファイル盤を挿入した場合には、下
    位装置から下位装置運用情報をアップロードして運用系
    ファイル盤の装置内状態変化情報を立ち上げ完了状態と
    し、 装置運用中に非運用系ファイル盤を挿入した場合には、
    運用系ファイル盤から情報を複写し、非運用系ファル盤
    の装置内状態変化情報を立ち上げ完了とすることを特徴
    とする請求項2記載の二重化された制御盤とファイル盤
    の管理方法。
  4. 【請求項4】 制御盤切り替えの要因が発生した場合に
    は、運用系制御盤でファイル盤の立ち上げ処理が実行中
    であっても、ファイル盤の立ち上げ処理を即時中断し、
    ファイル盤の立ち上げ処理に関する情報を無視して制御
    盤の非運用系への切り替え処理を開始することを特徴と
    する請求項2記載の二重化された制御盤とファイル盤の
    管理方法。
  5. 【請求項5】 前記立ち上げ処理は、装置内状態変化情
    報を立ち上げ未完了状態とすることで開始され、装置内
    状態変化情報を立ち上げ完了とすることで完了され、 ファイル盤の立ち上げ処理の実行中に制御盤の系切り替
    えなどの要因により該当処理が中断した場合には、前記
    装置内状態変化情報に基づいて、該当ファイル盤を正常
    運用状態ではないと判断し、立ち上げ処理が中断された
    ファイル盤の不完全な内容を下位装置運用情報として設
    定することなく、次回の制御盤の立ち上げ処理または制
    御盤運用中のファイル盤の立ち上げ処理を実行すること
    を特徴とする請求項2記載の二重化された制御盤とファ
    イル盤の管理方法。
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