JPH1166069A - 機械翻訳装置 - Google Patents
機械翻訳装置Info
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- JPH1166069A JPH1166069A JP9217734A JP21773497A JPH1166069A JP H1166069 A JPH1166069 A JP H1166069A JP 9217734 A JP9217734 A JP 9217734A JP 21773497 A JP21773497 A JP 21773497A JP H1166069 A JPH1166069 A JP H1166069A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原文中に含まれる名詞句の多義性を解消して
適切な訳文を生成する機械翻訳装置を提供する。 【解決手段】 原文は入力部1に入力され、原文記憶部
2に記憶されるとともに翻訳部3に入力される。該翻訳
部3は、翻訳辞書部4の単語辞書4aを用いて原文の形
態素解析を行い、文法規則辞書4bにより原文の最適木
構造を生成する。翻訳部3は、名詞句解析処理部を有
し、前記最適木構造の名詞句の主名詞に着目し、動詞派
生名詞である場合には、対応する動詞が要求する項構造
が名詞句への継承性を有するか調べ、さらに項構造対応
辞書4cを使って主名詞を修飾している語句の意味役割
を決定して名詞句の意味解析を行う。該解析に基づき訳
出が行われ、訳文記憶部5に記憶され、また表示部6に
原文、訳文が表示される。これら原文、訳文は、編集制
御7で編集される。
適切な訳文を生成する機械翻訳装置を提供する。 【解決手段】 原文は入力部1に入力され、原文記憶部
2に記憶されるとともに翻訳部3に入力される。該翻訳
部3は、翻訳辞書部4の単語辞書4aを用いて原文の形
態素解析を行い、文法規則辞書4bにより原文の最適木
構造を生成する。翻訳部3は、名詞句解析処理部を有
し、前記最適木構造の名詞句の主名詞に着目し、動詞派
生名詞である場合には、対応する動詞が要求する項構造
が名詞句への継承性を有するか調べ、さらに項構造対応
辞書4cを使って主名詞を修飾している語句の意味役割
を決定して名詞句の意味解析を行う。該解析に基づき訳
出が行われ、訳文記憶部5に記憶され、また表示部6に
原文、訳文が表示される。これら原文、訳文は、編集制
御7で編集される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械翻訳装置に関
し、より詳細には、翻訳対象となる原文に含まれる名詞
句の多義性を解消することにより適切な訳文を生成する
機械翻訳装置に関する。
し、より詳細には、翻訳対象となる原文に含まれる名詞
句の多義性を解消することにより適切な訳文を生成する
機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳装置では、品詞の決定や
構文構造の決定など、翻訳処理の段階に応じて種々の多
義性解消が行なわれている。例えば、「AのBのC」と
いう日本語の名詞句表現においては、AとBとCの間の
意味関係を決定するための意味素や用例による多義性解
消が行われる(「自然言語処理」,長尾真編,199
6)。これまで、名詞句の多義性の解消や、意味解析に
関する技術として、特開昭63−213066号公報,
特開平4−343172号公報に開示されたものが公知
である。特公昭63−213066号公報に開示された
技術は、複合語を構成する2つの名詞間の多義関係を解
消する方式に関するもので、名詞の用言分類、意味属性
並びに意味属性の継承関係を調べで名詞間の関係を決定
するものである。
構文構造の決定など、翻訳処理の段階に応じて種々の多
義性解消が行なわれている。例えば、「AのBのC」と
いう日本語の名詞句表現においては、AとBとCの間の
意味関係を決定するための意味素や用例による多義性解
消が行われる(「自然言語処理」,長尾真編,199
6)。これまで、名詞句の多義性の解消や、意味解析に
関する技術として、特開昭63−213066号公報,
特開平4−343172号公報に開示されたものが公知
である。特公昭63−213066号公報に開示された
技術は、複合語を構成する2つの名詞間の多義関係を解
消する方式に関するもので、名詞の用言分類、意味属性
並びに意味属性の継承関係を調べで名詞間の関係を決定
するものである。
【0003】また、特開平4−343172号公報に開
示された技術は、複雑な名詞句内の依存関係を明確にし
て自然な訳文を生成する技術に関し、名詞句の主名詞の
動作性を判定してこの名詞が動詞から派生したものであ
れば、当該動詞の格フレームを基にして名詞句内の依存
関係を明確にし、主名詞を動詞化して訳出することによ
って自然な訳文を得るものである。この場合、動詞の格
フレームには必須格と任意格の両方の格情報に関して、
個々の格要素となりうる名詞の意味マーカが記述されて
おり、当該名詞句の主名詞以外の語句がどの格役割を果
たしているかを決定する際に利用するようにしている。
示された技術は、複雑な名詞句内の依存関係を明確にし
て自然な訳文を生成する技術に関し、名詞句の主名詞の
動作性を判定してこの名詞が動詞から派生したものであ
れば、当該動詞の格フレームを基にして名詞句内の依存
関係を明確にし、主名詞を動詞化して訳出することによ
って自然な訳文を得るものである。この場合、動詞の格
フレームには必須格と任意格の両方の格情報に関して、
個々の格要素となりうる名詞の意味マーカが記述されて
おり、当該名詞句の主名詞以外の語句がどの格役割を果
たしているかを決定する際に利用するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−2130
66号公報の技術によれば、2つの名詞で構成される複
合名詞の意味解析しか行うことができず、また、複合名
詞の中の主名詞が動詞派生の名詞であるかどうかという
情報を利用するものではない。なお、“名詞の用言分
類”が、前記情報に相当するとしても、このことは当該
公報には、明確に述べられていない。また、特開平4−
343172号公報の技術によれば、動詞から派生した
名詞が、元の動詞が有する格情報をいつも継承するとい
うわけではなく、また、動詞が有する格情報を継承する
場合には、必ず前置詞句という形態をとって格役割を果
たし、その場合に格役割と前置詞句の対応は動詞の語彙
特性に依存して決められるので、意味マーカを用いて格
役割を決定する必要はない。
66号公報の技術によれば、2つの名詞で構成される複
合名詞の意味解析しか行うことができず、また、複合名
詞の中の主名詞が動詞派生の名詞であるかどうかという
情報を利用するものではない。なお、“名詞の用言分
類”が、前記情報に相当するとしても、このことは当該
公報には、明確に述べられていない。また、特開平4−
343172号公報の技術によれば、動詞から派生した
名詞が、元の動詞が有する格情報をいつも継承するとい
うわけではなく、また、動詞が有する格情報を継承する
場合には、必ず前置詞句という形態をとって格役割を果
たし、その場合に格役割と前置詞句の対応は動詞の語彙
特性に依存して決められるので、意味マーカを用いて格
役割を決定する必要はない。
【0005】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、原文中に含まれる名詞句の主名詞に着目
し、当該主名詞が動詞派生名詞であれば、対応する動詞
が要求する項構造の名詞句への継承性や主名詞の数情報
並びに主名詞を修飾している語句の数情報や構造的・意
味的情報を調べて名詞句の多義性を解消し、より適切な
訳文を生成することができる機械翻訳装置を提供するも
のである。
れたもので、原文中に含まれる名詞句の主名詞に着目
し、当該主名詞が動詞派生名詞であれば、対応する動詞
が要求する項構造の名詞句への継承性や主名詞の数情報
並びに主名詞を修飾している語句の数情報や構造的・意
味的情報を調べて名詞句の多義性を解消し、より適切な
訳文を生成することができる機械翻訳装置を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、翻訳
対象となる原文を入力するための入力部と、該入力部か
ら入力された前記原文を記憶する原文記憶部と、前記原
文の翻訳処理に使用する知識情報を収容した翻訳辞書部
と、前記原文の翻訳処理の結果得られた訳文を記憶する
訳文記憶部と、前記原文及び前記訳文を表示する表示部
と、該表示部で表示された前記原文又は前記訳文の編集
処理を行う編集制御部を有する機械翻訳装置において、
前記翻訳部は、名詞句の意味解析を行う名詞句解析処理
部を有することを特徴とし、もって、理解容易性の優れ
た訳文を得ることを可能にしたものである。
対象となる原文を入力するための入力部と、該入力部か
ら入力された前記原文を記憶する原文記憶部と、前記原
文の翻訳処理に使用する知識情報を収容した翻訳辞書部
と、前記原文の翻訳処理の結果得られた訳文を記憶する
訳文記憶部と、前記原文及び前記訳文を表示する表示部
と、該表示部で表示された前記原文又は前記訳文の編集
処理を行う編集制御部を有する機械翻訳装置において、
前記翻訳部は、名詞句の意味解析を行う名詞句解析処理
部を有することを特徴とし、もって、理解容易性の優れ
た訳文を得ることを可能にしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の主名詞が動
詞派生名詞である場合に、該動詞派生名詞に対応する動
詞が要求する項構成の名詞句への継承性を調べて前記名
詞句の意味解析を行うことを特徴とし、もって、名詞句
の多義性を解消することを可能としたものである。
て、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の主名詞が動
詞派生名詞である場合に、該動詞派生名詞に対応する動
詞が要求する項構成の名詞句への継承性を調べて前記名
詞句の意味解析を行うことを特徴とし、もって、名詞句
の多義性を解消することを可能としたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の数情報並び
に前記主名詞を修飾している語句の数情報及び構造的・
意味的情報を使って意味解析を行うことを特徴とし、も
って、名詞句の主名詞を修飾する語句の意味役割を決定
することを可能としたものである。
て、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の数情報並び
に前記主名詞を修飾している語句の数情報及び構造的・
意味的情報を使って意味解析を行うことを特徴とし、も
って、名詞句の主名詞を修飾する語句の意味役割を決定
することを可能としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による機機翻訳装
置の一実施例を説明するための概略構成図で、図中、1
は翻訳対象となる原文を入力する入力部、2は入力され
た原文を記憶する原文記憶部、3は原文の翻訳処理を実
行する翻訳部、4は単語辞書4a、文法規則辞書4b、
項構造対応辞書4cを有する翻訳辞書部、5は翻訳され
た訳文を記憶する訳文記憶部、6は原文及び訳文を表示
する表示部、7は中央処理機能を有し、表示部6で表示
された原文又は訳文の編集処理を行う編集制御部であ
る。
置の一実施例を説明するための概略構成図で、図中、1
は翻訳対象となる原文を入力する入力部、2は入力され
た原文を記憶する原文記憶部、3は原文の翻訳処理を実
行する翻訳部、4は単語辞書4a、文法規則辞書4b、
項構造対応辞書4cを有する翻訳辞書部、5は翻訳され
た訳文を記憶する訳文記憶部、6は原文及び訳文を表示
する表示部、7は中央処理機能を有し、表示部6で表示
された原文又は訳文の編集処理を行う編集制御部であ
る。
【0010】図1において、翻訳対象である原文が入力
部1に入力されると、原文記憶部2に記憶されるととも
に翻訳部3において翻訳辞書部4の単語辞書4a、文法
規則辞書4b、項構造対応辞書4cを用いて翻訳処理が
行われる。翻訳処理された訳文は訳文記憶部5に記憶さ
れる。また、前記原文及び訳文は、表示部6に表示され
る。編集制御部7は、上記各部を中央処理するととも
に、前記表示部6で表示された原文及び訳文の編集処理
を行う。
部1に入力されると、原文記憶部2に記憶されるととも
に翻訳部3において翻訳辞書部4の単語辞書4a、文法
規則辞書4b、項構造対応辞書4cを用いて翻訳処理が
行われる。翻訳処理された訳文は訳文記憶部5に記憶さ
れる。また、前記原文及び訳文は、表示部6に表示され
る。編集制御部7は、上記各部を中央処理するととも
に、前記表示部6で表示された原文及び訳文の編集処理
を行う。
【0011】次に、図2は、前記翻訳部3で行われる翻
訳処理のフローチャートであり、フローチャートに従っ
て、翻訳処理が行われる態様について説明する。原文が
入力されると(Step21)、前記翻訳辞書部4の単語辞
書4aを用いて原文から形態素を抽出し、抽出された形
態素がどのように結合して語を形成しているかを解析す
る原文の形態素解析が行われる(Step22)。この形態
素解析の結果は、次の構文解析処理(Step23)に渡さ
れる。この構文解析処理(Step23)では、前記形態素
解析によって得られた品詞情報などを基に、文法規則辞
書4b中の構文解析規則を用いて木構造を生成する。次
に、原文の述語をキーとして、当該述語が取りうるすべ
ての構文構造の中から最適な構造を優先解とする木構造
が選択される(Step24)。このあと、名詞句の意味解
析処理が実行される(Step25)。名詞句の意味解析処
理が終了すると、この結果と構文解析処理の結果得られ
た構文構造は、目的言語に変換・生成する処理(Step2
6)に渡される。ここでは、文法規則辞書4b中の変換
・生成規則を用いて目的言語による訳出が行なわれ、そ
の結果が出力される(Step27)。
訳処理のフローチャートであり、フローチャートに従っ
て、翻訳処理が行われる態様について説明する。原文が
入力されると(Step21)、前記翻訳辞書部4の単語辞
書4aを用いて原文から形態素を抽出し、抽出された形
態素がどのように結合して語を形成しているかを解析す
る原文の形態素解析が行われる(Step22)。この形態
素解析の結果は、次の構文解析処理(Step23)に渡さ
れる。この構文解析処理(Step23)では、前記形態素
解析によって得られた品詞情報などを基に、文法規則辞
書4b中の構文解析規則を用いて木構造を生成する。次
に、原文の述語をキーとして、当該述語が取りうるすべ
ての構文構造の中から最適な構造を優先解とする木構造
が選択される(Step24)。このあと、名詞句の意味解
析処理が実行される(Step25)。名詞句の意味解析処
理が終了すると、この結果と構文解析処理の結果得られ
た構文構造は、目的言語に変換・生成する処理(Step2
6)に渡される。ここでは、文法規則辞書4b中の変換
・生成規則を用いて目的言語による訳出が行なわれ、そ
の結果が出力される(Step27)。
【0012】図3は、前記名詞句の意味解析処理のフロ
ーチャートであり、このフローチャートに従って、意味
解析処理が行われる態様について述べる。まず、原文に
含まれる名詞句を読み込む(Step31)。次に、読み込
んだ名詞句のヘッド(主要語)である主名詞が動詞派生
名詞があるかどうかを単語辞書4aを検索して調べる
(Step32)。
ーチャートであり、このフローチャートに従って、意味
解析処理が行われる態様について述べる。まず、原文に
含まれる名詞句を読み込む(Step31)。次に、読み込
んだ名詞句のヘッド(主要語)である主名詞が動詞派生
名詞があるかどうかを単語辞書4aを検索して調べる
(Step32)。
【0013】図4は、単語辞書4aの例であり、該辞書
中の名詞には、動詞派生名詞であるかどうかの素性が付
与されている。もし、主名詞が、動詞派生名詞であれ
ば、次の処理(Step33)に進み、そうでなければ他の
名詞句があるか否かの処理(Step38)へ進む。読み込
んだ名詞句の主名詞が動詞派生名詞である場合には、対
応する動詞が要求する項構造の名詞句への継承性を継承
性判定テーブルを参照することにより調べる(Step3
3)。
中の名詞には、動詞派生名詞であるかどうかの素性が付
与されている。もし、主名詞が、動詞派生名詞であれ
ば、次の処理(Step33)に進み、そうでなければ他の
名詞句があるか否かの処理(Step38)へ進む。読み込
んだ名詞句の主名詞が動詞派生名詞である場合には、対
応する動詞が要求する項構造の名詞句への継承性を継承
性判定テーブルを参照することにより調べる(Step3
3)。
【0014】ここで、図5は、継承性判定テーブルの例
であり、該継承性判定テーブルは“Argument Structur
e”J.Grimshaw (1990)の考え方に沿って動詞派生名詞を
“result nominal,”“simple event nominal,”“comp
lex event nominal”の3種類に分類している。なお、
前記“result nominal,”、“simple event nomina
l,”、“complex event nominal”は、原語のまま使用
する。例えば、“assignment”という動詞派生名詞は、
以下の例に示すように“result nominal”としても“co
mplex event nominal”としても使用される。 (1)They studied the assignment.(“result nomin
al”としての用法) (2)The assignment of difficult problems always
causes problems.(“complex event nominal”として
の用法) ここで問題となるのは、名詞の多義性である。
であり、該継承性判定テーブルは“Argument Structur
e”J.Grimshaw (1990)の考え方に沿って動詞派生名詞を
“result nominal,”“simple event nominal,”“comp
lex event nominal”の3種類に分類している。なお、
前記“result nominal,”、“simple event nomina
l,”、“complex event nominal”は、原語のまま使用
する。例えば、“assignment”という動詞派生名詞は、
以下の例に示すように“result nominal”としても“co
mplex event nominal”としても使用される。 (1)They studied the assignment.(“result nomin
al”としての用法) (2)The assignment of difficult problems always
causes problems.(“complex event nominal”として
の用法) ここで問題となるのは、名詞の多義性である。
【0015】そして、動詞が要求する項構造を継承しう
るのは“complex event nominal”の場合に限られる。
そこで、単語辞書4aの当該名詞の辞書記述情報を参照
して多義性を持たない名詞である場合には、継承性判定
テーブル(図5)と照合することにより動詞の項構造の
継承性の有無が決定される。継承性がないとされた場合
には、Step38へ進む。継承性があると判定され、しか
も多義性がない場合には、意味役割決定処理(Step3
7)へ進む。
るのは“complex event nominal”の場合に限られる。
そこで、単語辞書4aの当該名詞の辞書記述情報を参照
して多義性を持たない名詞である場合には、継承性判定
テーブル(図5)と照合することにより動詞の項構造の
継承性の有無が決定される。継承性がないとされた場合
には、Step38へ進む。継承性があると判定され、しか
も多義性がない場合には、意味役割決定処理(Step3
7)へ進む。
【0016】一方、動詞派生名詞が多義性を持つ名詞で
あり、継承性判定テーブル(図5)と照合しても継承性
に関する判定ができない場合(例えば、前述の“assign
ment”の場合)、つまり継承性がありうる場合には、次
の多義性の解消処理(Step35)へ進む。
あり、継承性判定テーブル(図5)と照合しても継承性
に関する判定ができない場合(例えば、前述の“assign
ment”の場合)、つまり継承性がありうる場合には、次
の多義性の解消処理(Step35)へ進む。
【0017】図6は、数情報/修飾語照合テーブルの例
であり、前記多義性の解消処理(Step35)では、該数
情報/修飾語照合テーブルを参照することによって動詞
派生名詞の多義性解消を行なう。この処理によって、当
該主名詞が動詞の項構造を継承する“complex event no
minal”であると判定されたら(Step36)、次の意味
役割決定処理(Step37)に進む。そうでない場合に
は、Step38へ進む。
であり、前記多義性の解消処理(Step35)では、該数
情報/修飾語照合テーブルを参照することによって動詞
派生名詞の多義性解消を行なう。この処理によって、当
該主名詞が動詞の項構造を継承する“complex event no
minal”であると判定されたら(Step36)、次の意味
役割決定処理(Step37)に進む。そうでない場合に
は、Step38へ進む。
【0018】また、図7は、項構造対応辞書の例であ
り、前記意味役割決定処理(Step37)では、この項構
造対応辞書を参照することにより、主名詞を修飾してい
る語句の意味役割を決定する。この時点で、読み込んだ
名詞句に対する意味解析処理が終了する。次に、他の名
詞句が原文中に存在するかどうかを調べる(Step3
8)。他の名詞句があれば、Step31へ戻り、なければ
終了する。
り、前記意味役割決定処理(Step37)では、この項構
造対応辞書を参照することにより、主名詞を修飾してい
る語句の意味役割を決定する。この時点で、読み込んだ
名詞句に対する意味解析処理が終了する。次に、他の名
詞句が原文中に存在するかどうかを調べる(Step3
8)。他の名詞句があれば、Step31へ戻り、なければ
終了する。
【0019】ここで、“The constant assignment of u
nsolvable problems led to disaster.”なる英文を日
本語に翻訳する場合を例にとり、本発明の実施例におけ
る名詞句の意味解析処理について説明する。いま、前記
英文が構文解析処理(Step23)(図2)を経て構造木
(図8)が最適解として選択されたとする。ここで、名
詞句の意味解析処理(図3)に移る。まず、名詞句の読
み込みを開始する。
nsolvable problems led to disaster.”なる英文を日
本語に翻訳する場合を例にとり、本発明の実施例におけ
る名詞句の意味解析処理について説明する。いま、前記
英文が構文解析処理(Step23)(図2)を経て構造木
(図8)が最適解として選択されたとする。ここで、名
詞句の意味解析処理(図3)に移る。まず、名詞句の読
み込みを開始する。
【0020】前記構造木を文頭から名詞句(N)に相当
する構造を探索すると、まず、“The constant assignm
ent of unsolvable problems”が見つかる(Step3
1)。そこで、この名詞句の主名詞である“assignmen
t”が動詞派生名詞であるかどうかを調べる。前記単語
辞書4aを検索して調べると、図4のassignmentは動詞
派生名詞であることがわかる。さらに、“result nomin
al,”としても“complex event nominal”としても使用
されることがわかる。従って、継承性判定テーブル(図
5)と照合しても継承性に関して明確な判定ができな
い、つまり継承性がありうるということになる(Step3
3)。
する構造を探索すると、まず、“The constant assignm
ent of unsolvable problems”が見つかる(Step3
1)。そこで、この名詞句の主名詞である“assignmen
t”が動詞派生名詞であるかどうかを調べる。前記単語
辞書4aを検索して調べると、図4のassignmentは動詞
派生名詞であることがわかる。さらに、“result nomin
al,”としても“complex event nominal”としても使用
されることがわかる。従って、継承性判定テーブル(図
5)と照合しても継承性に関して明確な判定ができな
い、つまり継承性がありうるということになる(Step3
3)。
【0021】次に、前記数情報/修飾語照合テーブル
(図6)を参照することによって多義性を解消する処理
を行なう。これには、“assignment”が単数であるこ
と、これを前置修飾している冠詞は定冠詞、また“cons
tant”という様相に関連する修飾語(aspectual modifie
r)を伴っていること、さらに前置詞句の後置修飾語を伴
っていることにより、この名詞句における“assignmen
t”は“complex event nominal”であると判定される
(Step35,36)。
(図6)を参照することによって多義性を解消する処理
を行なう。これには、“assignment”が単数であるこ
と、これを前置修飾している冠詞は定冠詞、また“cons
tant”という様相に関連する修飾語(aspectual modifie
r)を伴っていること、さらに前置詞句の後置修飾語を伴
っていることにより、この名詞句における“assignmen
t”は“complex event nominal”であると判定される
(Step35,36)。
【0022】そこで、前記項構造対応辞書(図7)を参
照することにより、主名詞を修飾している語句の意味役
割を決定する(Step37)、その結果、“of unsolvabl
e problems”に対して「対象格」という意味役割が与え
られる。この時点で、読み込んだ名詞句に対する意味解
析処理が終了する。次に、他の名詞句が存在するかどう
かを前述の構造木を探索する(Step38)。すると“di
saster”という名詞句が見つかり、この名詞句を読み込
む。しかし、前記単語辞書4aを検索すると、この名詞
は動詞派生名詞ではないことがわかり、後段の処理は行
われない。再び、Step38に進み、他に名詞句が存在す
るかどうかを調べるが存在しないので、この時点で名詞
句の意味解析処理は終了する。
照することにより、主名詞を修飾している語句の意味役
割を決定する(Step37)、その結果、“of unsolvabl
e problems”に対して「対象格」という意味役割が与え
られる。この時点で、読み込んだ名詞句に対する意味解
析処理が終了する。次に、他の名詞句が存在するかどう
かを前述の構造木を探索する(Step38)。すると“di
saster”という名詞句が見つかり、この名詞句を読み込
む。しかし、前記単語辞書4aを検索すると、この名詞
は動詞派生名詞ではないことがわかり、後段の処理は行
われない。再び、Step38に進み、他に名詞句が存在す
るかどうかを調べるが存在しないので、この時点で名詞
句の意味解析処理は終了する。
【0023】名詞句の意味解析が終了し、後段の変換・
生成処理を実行することにより、前記名詞句“the cons
tant assignment of unsolvable problems”は「解けな
い問題を絶えず与えることは」と訳出される。これは、
名詞句の意味解析処理によって“of unsolvable proble
ms”には(動詞“assign”の)「対象格」という意味役
割が与えられていることによるものである。
生成処理を実行することにより、前記名詞句“the cons
tant assignment of unsolvable problems”は「解けな
い問題を絶えず与えることは」と訳出される。これは、
名詞句の意味解析処理によって“of unsolvable proble
ms”には(動詞“assign”の)「対象格」という意味役
割が与えられていることによるものである。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、翻訳対象とな
る原文を入力するための入力部と、該入力部から入力さ
れた前記原文を記憶する原文記憶部と、前記原文の翻訳
処理に使用する知識情報を収容した翻訳辞書部と、前記
原文の翻訳処理の結果得られた訳文を記憶する訳文記憶
部と、前記原文及び前記訳文を表示する表示部と、該表
示部で表示された前記原文又は前記訳文の編集処理を行
う編集制御部を有する機械翻訳装置において、前記翻訳
部は、名詞句の意味解析を行う名詞句解析処理部を有す
るので、理解容易性の優れた訳文を得ることができる。
る原文を入力するための入力部と、該入力部から入力さ
れた前記原文を記憶する原文記憶部と、前記原文の翻訳
処理に使用する知識情報を収容した翻訳辞書部と、前記
原文の翻訳処理の結果得られた訳文を記憶する訳文記憶
部と、前記原文及び前記訳文を表示する表示部と、該表
示部で表示された前記原文又は前記訳文の編集処理を行
う編集制御部を有する機械翻訳装置において、前記翻訳
部は、名詞句の意味解析を行う名詞句解析処理部を有す
るので、理解容易性の優れた訳文を得ることができる。
【0025】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句
の主名詞が動詞派生名詞である場合に、該動詞派生名詞
に対応する動詞が要求する項構成の名詞句への継承性を
調べて前記名詞句の意味解析を行うので、名詞句の多義
性を解消することができる。
の効果に加えて、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句
の主名詞が動詞派生名詞である場合に、該動詞派生名詞
に対応する動詞が要求する項構成の名詞句への継承性を
調べて前記名詞句の意味解析を行うので、名詞句の多義
性を解消することができる。
【0026】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えて、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句
の数情報並びに前記主名詞を修飾している語句の数情報
及び構造的・意味的情報を使って意味解析を行うので、
名詞句の主名詞を修飾する語句の意味役割を決定するこ
とができる。
の効果に加えて、前記名詞句解析処理部は、前記名詞句
の数情報並びに前記主名詞を修飾している語句の数情報
及び構造的・意味的情報を使って意味解析を行うので、
名詞句の主名詞を修飾する語句の意味役割を決定するこ
とができる。
【図1】 本発明が適用される機械翻訳装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】 本発明の翻訳処理のフローチャートである。
【図3】 本発明の名詞句の意味解析フローチャートで
ある。
ある。
【図4】 本発明が適用される機械翻訳装置の使用され
る単語辞書の例を示す図である。
る単語辞書の例を示す図である。
【図5】 本発明が適用される機械翻訳装置に使用され
る継承性判定テーブルの例を示す図である。
る継承性判定テーブルの例を示す図である。
【図6】 本発明が適用される機械翻訳装置に使用され
る数情報/修飾語照合テーブルの例を示す図である。
る数情報/修飾語照合テーブルの例を示す図である。
【図7】 本発明が適用される機械翻訳装置に使用され
る項構造対応辞書の例を示す図である。
る項構造対応辞書の例を示す図である。
【図8】 本発明が適用される機械翻訳装置に使用され
る最適解として選択された構造木の例を示す図である。
る最適解として選択された構造木の例を示す図である。
1…入力部、2…原文記憶部、3…翻訳部、4…翻訳辞
書部、4a…単語辞書、4b…文法規則辞書、4c…項
構造対応辞書、5…訳文記憶部、6…表示部、7…編集
制御部。
書部、4a…単語辞書、4b…文法規則辞書、4c…項
構造対応辞書、5…訳文記憶部、6…表示部、7…編集
制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 翻訳対象となる原文を入力するための入
力部と、該入力部から入力された前記原文を記憶する原
文記憶部と、前記原文の翻訳処理に使用する知識情報を
収容した翻訳辞書部と、前記原文の翻訳処理の結果得ら
れた訳文を記憶する訳文記憶部と、前記原文及び前記訳
文を表示する表示部と、該表示部で表示された前記原文
又は前記訳文の編集処理を行う編集制御部を有する機械
翻訳装置において、前記翻訳部は、名詞句の意味解析を
行う名詞句解析処理部を有することを特徴とする機械翻
訳装置。 - 【請求項2】 前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の
主名詞が動詞派生名詞である場合に、該動詞派生名詞に
対応する動詞が要求する項構成の名詞句への継承性を調
べて前記名詞句の意味解析を行うことを特徴とする請求
項1に記載の機械翻訳装置。 - 【請求項3】 前記名詞句解析処理部は、前記名詞句の
数情報並びに前記主名詞を修飾している語句の数情報及
び構造的・意味的情報を使って意味解析を行うことを特
徴とする請求項2に記載の機械翻訳装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9217734A JPH1166069A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 機械翻訳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9217734A JPH1166069A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 機械翻訳装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166069A true JPH1166069A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16708921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9217734A Pending JPH1166069A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 機械翻訳装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1166069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100437557C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-11-26 | 北京赛迪翻译技术有限公司 | 基于语言知识库的机器翻译方法与装置 |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP9217734A patent/JPH1166069A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100437557C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-11-26 | 北京赛迪翻译技术有限公司 | 基于语言知识库的机器翻译方法与装置 |
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