JPH1166309A - 画像感性特性評価装置 - Google Patents
画像感性特性評価装置Info
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- JPH1166309A JPH1166309A JP9225029A JP22502997A JPH1166309A JP H1166309 A JPH1166309 A JP H1166309A JP 9225029 A JP9225029 A JP 9225029A JP 22502997 A JP22502997 A JP 22502997A JP H1166309 A JPH1166309 A JP H1166309A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像の感性的特徴量と物理的特徴量との対応
関係を精度よく、しかも効率的に得ることのできる画像
感性特性評価装置を提供する。 【解決手段】 被評価画像S0を画像記憶部から呼び出
して画像領域分割部でメインモチーフ画像S1と背景画
像S2に領域分割する。被評価画像S0とメインモチー
フ画像S1および背景画像S2とを表示部50に、同時
にまたは順次、呈示する。被験者は、被評価画像S0と
メインモチーフ画像S1および背景画像S2とを観察し
て、被評価画像S0について感性評価し、その評価結果
を入力する。装置の感性的特徴量算出部で、その感性評
価データD0を基に、被評価画像S0の感性的特徴量を
算出する。全ての画像の官能評価が終了したら、画像記
憶部から各被評価画像についての物理的特徴量と感性的
特徴量を呼び出し、感性・物理モデル算出部で、それら
の関係を多変量解析などの統計的手法によって導出す
る。
関係を精度よく、しかも効率的に得ることのできる画像
感性特性評価装置を提供する。 【解決手段】 被評価画像S0を画像記憶部から呼び出
して画像領域分割部でメインモチーフ画像S1と背景画
像S2に領域分割する。被評価画像S0とメインモチー
フ画像S1および背景画像S2とを表示部50に、同時
にまたは順次、呈示する。被験者は、被評価画像S0と
メインモチーフ画像S1および背景画像S2とを観察し
て、被評価画像S0について感性評価し、その評価結果
を入力する。装置の感性的特徴量算出部で、その感性評
価データD0を基に、被評価画像S0の感性的特徴量を
算出する。全ての画像の官能評価が終了したら、画像記
憶部から各被評価画像についての物理的特徴量と感性的
特徴量を呼び出し、感性・物理モデル算出部で、それら
の関係を多変量解析などの統計的手法によって導出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人の感性に基づ
いて画像を検索、処理する上で必要となる、画像の感性
特性と物理特性との関係を導出する画像感性特性評価装
置に関する。
いて画像を検索、処理する上で必要となる、画像の感性
特性と物理特性との関係を導出する画像感性特性評価装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人の感性に基づいた画像処理や画
像検索の研究が盛んに行われており、なかでも、人の感
性を評価する感性評価装置や画像の物理的特徴を解析す
る画像解析装置の提案が数多くなされている。
像検索の研究が盛んに行われており、なかでも、人の感
性を評価する感性評価装置や画像の物理的特徴を解析す
る画像解析装置の提案が数多くなされている。
【0003】この感性評価装置における感性評価では、
主として心理学的評価法が用いられる。なかでもデザイ
ンの表現、特に意図を画像で表現するための色や形の組
み合わせなどが、どのようにユーザに受けとめられるか
を調べる場合には、心理学的評価法としてほぼ確立され
たセマンティック・ディファレンシャル法(以下、SD
法と称する)がよく用いられる。SD法は、多くの形容
詞対で構成された尺度を被験者に評価させることによっ
て評価対象(物や言葉)が与えるイメージを分析するた
めの方法である。
主として心理学的評価法が用いられる。なかでもデザイ
ンの表現、特に意図を画像で表現するための色や形の組
み合わせなどが、どのようにユーザに受けとめられるか
を調べる場合には、心理学的評価法としてほぼ確立され
たセマンティック・ディファレンシャル法(以下、SD
法と称する)がよく用いられる。SD法は、多くの形容
詞対で構成された尺度を被験者に評価させることによっ
て評価対象(物や言葉)が与えるイメージを分析するた
めの方法である。
【0004】しかしながら、SD法を適用する場合に問
題となるのは、図5または図14に示すように、各評価
対象の評価の再現性があまり良くない点である。すなわ
ち、図5または図14においては、被験者Aと被験者B
とでは評価結果が大幅に異なり、例えば、評価対象がは
っきりした印象を持つのか、ぼんやりした印象を持つの
か、判断することができない。このことは、例えばデザ
インコンセプトを決定する際に、その評価の良否を判断
する場合には、非常に重大なこととなる。この再現性不
良のおもな原因としては、各被験者が評価を始める前に
設定した主観的判断基準が、人により異なることがあげ
られる。
題となるのは、図5または図14に示すように、各評価
対象の評価の再現性があまり良くない点である。すなわ
ち、図5または図14においては、被験者Aと被験者B
とでは評価結果が大幅に異なり、例えば、評価対象がは
っきりした印象を持つのか、ぼんやりした印象を持つの
か、判断することができない。このことは、例えばデザ
インコンセプトを決定する際に、その評価の良否を判断
する場合には、非常に重大なこととなる。この再現性不
良のおもな原因としては、各被験者が評価を始める前に
設定した主観的判断基準が、人により異なることがあげ
られる。
【0005】この対策として、評価に際して、予め評価
対象サンプル全体を被験者に見せたり、評価スケールを
用意しておき、その評価スケールに照らし合わせる方法
で評価を行わせる、などの手続きが一般にとられる。し
かし、評価対象サンプル群が感性特性上または物理特性
上、偏った分布をしていたり、評価対象サンプル群のサ
ンプル分布空間が狭く、評価対象サンプル群の間に大き
な違いが見られなかったりした場合には、上記の問題を
回避することは難しい。
対象サンプル全体を被験者に見せたり、評価スケールを
用意しておき、その評価スケールに照らし合わせる方法
で評価を行わせる、などの手続きが一般にとられる。し
かし、評価対象サンプル群が感性特性上または物理特性
上、偏った分布をしていたり、評価対象サンプル群のサ
ンプル分布空間が狭く、評価対象サンプル群の間に大き
な違いが見られなかったりした場合には、上記の問題を
回避することは難しい。
【0006】また、この問題に対しては、複数の心理学
的評価法を組み合わせて適用することによって精度の向
上を図る方法が用いられることがある。しかし、このよ
うな心理学的方法のみでは、被験者が何をどのように見
て評価を行っているかという評価の過程がほとんど分か
らないため、必ずしも精度を向上させうるとは限らな
い。
的評価法を組み合わせて適用することによって精度の向
上を図る方法が用いられることがある。しかし、このよ
うな心理学的方法のみでは、被験者が何をどのように見
て評価を行っているかという評価の過程がほとんど分か
らないため、必ずしも精度を向上させうるとは限らな
い。
【0007】この点を考えて、特開平5−108002
号公報(発明の名称:「感性評価装置」)の発明では、
SD法と視点検出データとを組合わせることによって精
度の向上をはかっている。しかしながら、複数の心理学
的方法や他の生体特性を検出する実験を併用すること
は、多くの時間が必要となり、画像検索や画像処理のデ
ータベースを構築するのに適用するには、かなり困難を
伴う。
号公報(発明の名称:「感性評価装置」)の発明では、
SD法と視点検出データとを組合わせることによって精
度の向上をはかっている。しかしながら、複数の心理学
的方法や他の生体特性を検出する実験を併用すること
は、多くの時間が必要となり、画像検索や画像処理のデ
ータベースを構築するのに適用するには、かなり困難を
伴う。
【0008】一方、画像の物理特性の解析については、
コンピュータ技術を利用した画像解析装置が種々提案さ
れている。このような画像解析装置では、各画像データ
に対して、濃度値の変換、雑音の消去、ぼけの復元、輪
郭の検出強調、連結部分の抽出などの様々な画像処理が
加えられた後、その画像処理結果に基いて種々の特徴抽
出演算が行われて、境界線画素数、ホール数、曲線度、
色数、色分布、コントラスト、境界線画素分布などとい
った様々な物理的特徴量が求められる。
コンピュータ技術を利用した画像解析装置が種々提案さ
れている。このような画像解析装置では、各画像データ
に対して、濃度値の変換、雑音の消去、ぼけの復元、輪
郭の検出強調、連結部分の抽出などの様々な画像処理が
加えられた後、その画像処理結果に基いて種々の特徴抽
出演算が行われて、境界線画素数、ホール数、曲線度、
色数、色分布、コントラスト、境界線画素分布などとい
った様々な物理的特徴量が求められる。
【0009】ここで、k枚の画像をy1,y2,y3,
…ykとし、n種類の物理的特徴量をx1,x2,x
3,…xnとすると、各画像は、n次元の特徴ベクトル
(x11,x21,x31,…xn1),(x12,x
22,x32,…xn2),…(x1k,x2k,x3
k,…xnk)で表される。したがって、所望のデザイ
ンコンセプトに合致する画像ypを上記の物理的特徴量
を用いてベクトル(x1p,x2p,x3p,…xn
p)で表し、これと上記の各画像y1,y2,y3,…
ykに対応する特徴ベクトルとのユークリッド距離を求
めて、それらの中で最も距離の近いものを選択すれば、
所望の画像に最も類似する画像を機械的に分類すること
ができる。
…ykとし、n種類の物理的特徴量をx1,x2,x
3,…xnとすると、各画像は、n次元の特徴ベクトル
(x11,x21,x31,…xn1),(x12,x
22,x32,…xn2),…(x1k,x2k,x3
k,…xnk)で表される。したがって、所望のデザイ
ンコンセプトに合致する画像ypを上記の物理的特徴量
を用いてベクトル(x1p,x2p,x3p,…xn
p)で表し、これと上記の各画像y1,y2,y3,…
ykに対応する特徴ベクトルとのユークリッド距離を求
めて、それらの中で最も距離の近いものを選択すれば、
所望の画像に最も類似する画像を機械的に分類すること
ができる。
【0010】しかしながら、このような画像解析装置で
利用されている物理的特徴量は、与えられた画像データ
を画像処理した結果に対して、所定の特徴抽出演算を行
うことによって、機械的かつ一義的に抽出できる利点を
有する反面、その表現は、例えば、境界線画素数、ホー
ル数、曲線度、色数、色分布、コントラスト、境界線画
素分布などのように、任意のデザインコンセプトを表現
するには必ずしも適切ではない。
利用されている物理的特徴量は、与えられた画像データ
を画像処理した結果に対して、所定の特徴抽出演算を行
うことによって、機械的かつ一義的に抽出できる利点を
有する反面、その表現は、例えば、境界線画素数、ホー
ル数、曲線度、色数、色分布、コントラスト、境界線画
素分布などのように、任意のデザインコンセプトを表現
するには必ずしも適切ではない。
【0011】これに対して、人の感性に基づいた画像処
理や画像検索は、感性的特徴量と物理的特徴量の両者を
統計的に対応させたものである。例えば、特開平5−6
437号公報(発明の名称:「画像特徴抽出装置、画像
特徴照合装置および画像検索装置」)には、人の感性的
な表現を利用して画像検索を行うことが示されている。
理や画像検索は、感性的特徴量と物理的特徴量の両者を
統計的に対応させたものである。例えば、特開平5−6
437号公報(発明の名称:「画像特徴抽出装置、画像
特徴照合装置および画像検索装置」)には、人の感性的
な表現を利用して画像検索を行うことが示されている。
【0012】この改良された画像検索装置では、暖かい
/冷たい、男性的/女性的、安定さ/不安定さ、対称的
/非対称的、単純さ/複雑さ、などのように、人(デザ
イナ)が任意の画像の印象を特定するのに用いる感性的
特徴量と、上述した物理的特徴量との相関関係を統計的
手法によって求めることによって、その相関関係を用い
た感性的特徴量による画像検索が可能となる。
/冷たい、男性的/女性的、安定さ/不安定さ、対称的
/非対称的、単純さ/複雑さ、などのように、人(デザ
イナ)が任意の画像の印象を特定するのに用いる感性的
特徴量と、上述した物理的特徴量との相関関係を統計的
手法によって求めることによって、その相関関係を用い
た感性的特徴量による画像検索が可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平5−6437号公報に示されているような改良された
画像検索装置では、感性的特徴量と物理的特徴量が統計
的手法により精度よく対応づけられていることが前提と
なる。すなわち、感性的特徴量が物理的特徴量で記述で
きていなければならない。
平5−6437号公報に示されているような改良された
画像検索装置では、感性的特徴量と物理的特徴量が統計
的手法により精度よく対応づけられていることが前提と
なる。すなわち、感性的特徴量が物理的特徴量で記述で
きていなければならない。
【0014】しかしながら、感性的特徴量の導出には、
上述したように、被験者間のばらつきや、評価対象とな
る画像サンプル群の分布に大きく影響されるなど、精度
上問題が残る。また、感性的特徴量と物理的特徴量を対
応させる統計的手法は、数学的手法であることから、矛
盾が生じたり、適応範囲が極端に限られたり、相関の精
度が悪く実用に耐えられなかったりしている。これは、
画像の物理的特徴量が単なる数値データとして統計的に
扱われるのみで、実際に被評価画像のどの部分の特徴量
がどの感性的特徴量と関連があるのかという点に関して
は、ブラックボックスとされているからであるといえ
る。
上述したように、被験者間のばらつきや、評価対象とな
る画像サンプル群の分布に大きく影響されるなど、精度
上問題が残る。また、感性的特徴量と物理的特徴量を対
応させる統計的手法は、数学的手法であることから、矛
盾が生じたり、適応範囲が極端に限られたり、相関の精
度が悪く実用に耐えられなかったりしている。これは、
画像の物理的特徴量が単なる数値データとして統計的に
扱われるのみで、実際に被評価画像のどの部分の特徴量
がどの感性的特徴量と関連があるのかという点に関して
は、ブラックボックスとされているからであるといえ
る。
【0015】その一例として、『ブルーの風船』がモチ
ーフになった画像を考えてみる。この場合、風船のブル
ーという色に対しては、冷たい/堅い、などという感性
的特徴量が対応するが、反面、風船の丸い形状に対して
は、暖かい/やわらかい、という感性的特徴量が対応す
ると考えられる。
ーフになった画像を考えてみる。この場合、風船のブル
ーという色に対しては、冷たい/堅い、などという感性
的特徴量が対応するが、反面、風船の丸い形状に対して
は、暖かい/やわらかい、という感性的特徴量が対応す
ると考えられる。
【0016】これは、ブルーの風船の画像から受ける印
象が、冷たい場合も暖かい場合も、また堅い場合もやわ
らかい場合もあるということを意味する。したがって、
ただ単にSD法などを用いて評価しても、ブルーの風船
に対する真の意味での感性的特徴量を抽出することはで
きないといえる。
象が、冷たい場合も暖かい場合も、また堅い場合もやわ
らかい場合もあるということを意味する。したがって、
ただ単にSD法などを用いて評価しても、ブルーの風船
に対する真の意味での感性的特徴量を抽出することはで
きないといえる。
【0017】他の一例として、『赤い風船が山と青空を
バックに舞い上がる』シーンの写真画像を考えてみる。
この場合、メインモチーフである風船に対しては、赤と
いう色のインパクトが大きいため、暖かい/動的な、な
どという感性的特徴量が対応するが、反面、背景の青空
に対しては、冷たい/静的な、という感性的特徴量が対
応すると考えられる。
バックに舞い上がる』シーンの写真画像を考えてみる。
この場合、メインモチーフである風船に対しては、赤と
いう色のインパクトが大きいため、暖かい/動的な、な
どという感性的特徴量が対応するが、反面、背景の青空
に対しては、冷たい/静的な、という感性的特徴量が対
応すると考えられる。
【0018】これは、被験者がこの画像をどのように使
用することを想定して評価するかに依存するといえる。
例えば、メインモチーフの赤い風船をデザインに使用す
ることを前提に評価した場合には、暖かい/動的な、と
いう結果が得られるであろうし、背景の青空を中心にデ
ザインに使用することを前提に評価した場合には、冷た
い/静的な、という結果が得られることになる。すなわ
ち、上記の写真画像から受ける印象は、被験者の着目点
や想定するシチュエーションによって、暖かい場合も冷
たい場合も、また動的な場合も静的な場合もあるという
ことである。したがって、ただ単にSD法などを用いて
評価しても、この写真画像に対する真の意味での感性的
特徴量を抽出することはできないといえる。
用することを想定して評価するかに依存するといえる。
例えば、メインモチーフの赤い風船をデザインに使用す
ることを前提に評価した場合には、暖かい/動的な、と
いう結果が得られるであろうし、背景の青空を中心にデ
ザインに使用することを前提に評価した場合には、冷た
い/静的な、という結果が得られることになる。すなわ
ち、上記の写真画像から受ける印象は、被験者の着目点
や想定するシチュエーションによって、暖かい場合も冷
たい場合も、また動的な場合も静的な場合もあるという
ことである。したがって、ただ単にSD法などを用いて
評価しても、この写真画像に対する真の意味での感性的
特徴量を抽出することはできないといえる。
【0019】また、上記の2つの例のような場合に、仮
に感性的特徴量が抽出できたとしても、物理的特徴量と
の対応においては、単に統計的手法のみで相関を算出し
ても、その際に用いた他の画像群の感性的特徴量ないし
物理的特徴量との関係によっては、どの物理的特徴量が
どの感性的特徴量と対応づけられるのかが明確になら
ず、結果的に高い相関が得られないことも考えられる。
に感性的特徴量が抽出できたとしても、物理的特徴量と
の対応においては、単に統計的手法のみで相関を算出し
ても、その際に用いた他の画像群の感性的特徴量ないし
物理的特徴量との関係によっては、どの物理的特徴量が
どの感性的特徴量と対応づけられるのかが明確になら
ず、結果的に高い相関が得られないことも考えられる。
【0020】この場合、上記の『ブルーの風船』の例
で、風船の色と形状の物理的特性がそれぞれの感性的特
徴量と対応づけられるには、色の異なる風船の画像、ま
たは丸以外の形状をしたブルーのモチーフを含む画像
が、相関を求める際に用いられる他の画像群に含まれて
いればよいことになるが、必ずしもそれらが含まれてい
るとは限らない。
で、風船の色と形状の物理的特性がそれぞれの感性的特
徴量と対応づけられるには、色の異なる風船の画像、ま
たは丸以外の形状をしたブルーのモチーフを含む画像
が、相関を求める際に用いられる他の画像群に含まれて
いればよいことになるが、必ずしもそれらが含まれてい
るとは限らない。
【0021】以上のような問題を根本的に解決するに
は、画像に描かれているモチーフの意味やシーンの理解
にまで踏み込まなくてはならない。しかし、実世界には
モチーフは無限にあり、またその使われ方(シチュエー
ション)にも影響を受けることから、そのすべてに対応
することは不可能である。
は、画像に描かれているモチーフの意味やシーンの理解
にまで踏み込まなくてはならない。しかし、実世界には
モチーフは無限にあり、またその使われ方(シチュエー
ション)にも影響を受けることから、そのすべてに対応
することは不可能である。
【0022】仮に適応範囲を限定したい場合でも、各モ
チーフの意味を理解するには、モチーフの物理的特徴量
とモチーフの持つ意味を統計的に対応させていく方法が
最も一般的なアプローチと考えられるが、これは上述し
た感性的特徴量と物理的特徴量との関係を統計的手法に
より導出していくことと等しく、結局は感性的特徴量な
いし物理的特徴量をいかに的確に精度よく把握するかが
ポイントとなるといえる。
チーフの意味を理解するには、モチーフの物理的特徴量
とモチーフの持つ意味を統計的に対応させていく方法が
最も一般的なアプローチと考えられるが、これは上述し
た感性的特徴量と物理的特徴量との関係を統計的手法に
より導出していくことと等しく、結局は感性的特徴量な
いし物理的特徴量をいかに的確に精度よく把握するかが
ポイントとなるといえる。
【0023】以上の点から、この発明の目的は、人の感
性に基づいて画像を検索、処理する際に必要となる、画
像の感性的特徴量と物理的特徴量との対応関係を精度よ
く、しかも効率的に得ることのできる画像感性特性評価
装置を提供することにある。
性に基づいて画像を検索、処理する際に必要となる、画
像の感性的特徴量と物理的特徴量との対応関係を精度よ
く、しかも効率的に得ることのできる画像感性特性評価
装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、画
像に対して人がどのように感じるかを評価する画像感性
特性評価装置において、被評価画像についての複数の物
理的特徴量を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被
評価画像、および前記物理的特徴量抽出手段により抽出
された物理的特徴量を、同時にまたは順次、可視的に表
示する表示手段と、この表示手段により表示された被評
価画像を被験者が感性的に評価して、その評価結果を入
力する感性評価入力手段と、この感性評価入力手段によ
り得られた感性評価データを基に、前記被評価画像につ
いての感性的特徴量を算出する感性的特徴量算出手段
と、前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的
特徴量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された
感性的特徴量とを基に、前記被評価画像の感性特性と物
理特性との関係を解析する解析手段と、を設ける。
像に対して人がどのように感じるかを評価する画像感性
特性評価装置において、被評価画像についての複数の物
理的特徴量を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被
評価画像、および前記物理的特徴量抽出手段により抽出
された物理的特徴量を、同時にまたは順次、可視的に表
示する表示手段と、この表示手段により表示された被評
価画像を被験者が感性的に評価して、その評価結果を入
力する感性評価入力手段と、この感性評価入力手段によ
り得られた感性評価データを基に、前記被評価画像につ
いての感性的特徴量を算出する感性的特徴量算出手段
と、前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的
特徴量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された
感性的特徴量とを基に、前記被評価画像の感性特性と物
理特性との関係を解析する解析手段と、を設ける。
【0025】請求項2の発明では、画像に対して人がど
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出
する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、および
前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像および物
理的特徴量を、それぞれ被験者が感性的に評価して、そ
れぞれの評価結果を入力する感性評価入力手段と、この
感性評価入力手段により得られた感性評価データ群を基
に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出する
感性的特徴量算出手段と、前記物理的特徴量抽出手段に
より抽出された物理的特徴量と、前記感性的特徴量算出
手段により算出された感性的特徴量とを基に、前記被評
価画像の物理特性と感性特性との関係を解析する解析手
段と、を設ける。
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出
する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、および
前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像および物
理的特徴量を、それぞれ被験者が感性的に評価して、そ
れぞれの評価結果を入力する感性評価入力手段と、この
感性評価入力手段により得られた感性評価データ群を基
に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出する
感性的特徴量算出手段と、前記物理的特徴量抽出手段に
より抽出された物理的特徴量と、前記感性的特徴量算出
手段により算出された感性的特徴量とを基に、前記被評
価画像の物理特性と感性特性との関係を解析する解析手
段と、を設ける。
【0026】請求項3の発明では、画像に対して人がど
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像についての複数の物理的特徴量
を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、
および前記画像領域分割手段により分割された領域分割
画像を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像を被験者
が感性的に評価して、その評価結果を入力する感性評価
入力手段と、この感性評価入力手段により得られた感性
評価データを基に、前記被評価画像についての感性的特
徴量を算出する感性的特徴量算出手段と、前記物理的特
徴量抽出手段により抽出された物理的特徴量と、前記感
性的特徴量算出手段により算出された感性的特徴量とを
基に、前記被評価画像の感性特性と物理特性との関係を
解析する解析手段と、を設ける。
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像についての複数の物理的特徴量
を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、
および前記画像領域分割手段により分割された領域分割
画像を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像を被験者
が感性的に評価して、その評価結果を入力する感性評価
入力手段と、この感性評価入力手段により得られた感性
評価データを基に、前記被評価画像についての感性的特
徴量を算出する感性的特徴量算出手段と、前記物理的特
徴量抽出手段により抽出された物理的特徴量と、前記感
性的特徴量算出手段により算出された感性的特徴量とを
基に、前記被評価画像の感性特性と物理特性との関係を
解析する解析手段と、を設ける。
【0027】請求項4の発明では、画像に対して人がど
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像についての複数の物理的特徴量
を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、
および前記画像領域分割手段により分割された領域分割
画像を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像および領
域分割画像を、それぞれ被験者が感性的に評価して、そ
れぞれの評価結果を入力する感性評価入力手段と、この
感性評価入力手段により得られた感性評価データ群を基
に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出する
感性的特徴量算出手段と、前記物理的特徴量抽出手段に
より抽出された物理的特徴量と、前記感性的特徴量算出
手段により算出された感性的特徴量とを基に、前記被評
価画像の感性特性と物理特性との関係を解析する解析手
段と、を設ける。
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像についての複数の物理的特徴量
を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評価画像、
および前記画像領域分割手段により分割された領域分割
画像を、同時にまたは順次、可視的に表示する表示手段
と、この表示手段により表示された被評価画像および領
域分割画像を、それぞれ被験者が感性的に評価して、そ
れぞれの評価結果を入力する感性評価入力手段と、この
感性評価入力手段により得られた感性評価データ群を基
に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出する
感性的特徴量算出手段と、前記物理的特徴量抽出手段に
より抽出された物理的特徴量と、前記感性的特徴量算出
手段により算出された感性的特徴量とを基に、前記被評
価画像の感性特性と物理特性との関係を解析する解析手
段と、を設ける。
【0028】請求項5の発明では、画像に対して人がど
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像、および前記画像領域分割手段
により分割された領域分割画像の、それぞれ複数の物理
的特徴量を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評
価画像および領域分割画像と、前記物理的特徴量抽出手
段により抽出された物理的特徴量とを、同時にまたは順
次、可視的に表示する表示手段と、この表示手段により
表示された被評価画像および領域分割画像を、それぞれ
被験者が感性的に評価して、それぞれの評価結果を入力
する感性評価入力手段と、この感性評価入力手段により
得られた感性評価データ群を基に、前記被評価画像につ
いての感性的特徴量を算出する感性的特徴量算出手段
と、前記物理的特徴量抽出手段により抽出された、前記
被評価画像についての物理的特徴量と、前記感性的特徴
量算出手段により算出された感性的特徴量とを基に、前
記被評価画像の感性特性と物理特性との関係を解析する
解析手段と、を設ける。
のように感じるかを評価する画像感性特性評価装置にお
いて、被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割
手段と、前記被評価画像、および前記画像領域分割手段
により分割された領域分割画像の、それぞれ複数の物理
的特徴量を抽出する物理的特徴量抽出手段と、前記被評
価画像および領域分割画像と、前記物理的特徴量抽出手
段により抽出された物理的特徴量とを、同時にまたは順
次、可視的に表示する表示手段と、この表示手段により
表示された被評価画像および領域分割画像を、それぞれ
被験者が感性的に評価して、それぞれの評価結果を入力
する感性評価入力手段と、この感性評価入力手段により
得られた感性評価データ群を基に、前記被評価画像につ
いての感性的特徴量を算出する感性的特徴量算出手段
と、前記物理的特徴量抽出手段により抽出された、前記
被評価画像についての物理的特徴量と、前記感性的特徴
量算出手段により算出された感性的特徴量とを基に、前
記被評価画像の感性特性と物理特性との関係を解析する
解析手段と、を設ける。
【0029】
【作用】上記のように構成した請求項1の発明の画像感
性特性評価装置においては、まず、物理的特徴量抽出手
段において、被評価画像についての複数の物理的特徴
量、例えば色成分分布および輪郭成分が抽出される。次
に、表示手段によって、被評価画像および抽出された物
理的特徴量が、同時にまたは順次、可視的に表示され
る。
性特性評価装置においては、まず、物理的特徴量抽出手
段において、被評価画像についての複数の物理的特徴
量、例えば色成分分布および輪郭成分が抽出される。次
に、表示手段によって、被評価画像および抽出された物
理的特徴量が、同時にまたは順次、可視的に表示され
る。
【0030】被験者は、その表示された被評価画像を観
察し、表示された物理的特徴量も参照して、被評価画像
を感性的に評価し、その評価結果を感性評価入力手段に
より入力する。
察し、表示された物理的特徴量も参照して、被評価画像
を感性的に評価し、その評価結果を感性評価入力手段に
より入力する。
【0031】これによって、感性的特徴量算出手段にお
いて、感性評価入力手段により得られた感性評価データ
を基に感性的特徴量が算出され、さらに解析手段におい
て、物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、感性的特徴量算出手段により算出された感性的特
徴量とを基に、被評価画像の感性特性と物理特性との関
係が解析される。
いて、感性評価入力手段により得られた感性評価データ
を基に感性的特徴量が算出され、さらに解析手段におい
て、物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、感性的特徴量算出手段により算出された感性的特
徴量とを基に、被評価画像の感性特性と物理特性との関
係が解析される。
【0032】したがって、例えば、被評価画像が上述し
た『ブルーの風船』の画像である場合、被験者は、風船
のブルーという色だけでなく、風船の丸い形状をも考慮
して、『ブルーの風船』の画像を感性的に評価すること
になり、被評価画像の感性的特徴量と物理的特徴量との
対応関係が精度よく得られる。
た『ブルーの風船』の画像である場合、被験者は、風船
のブルーという色だけでなく、風船の丸い形状をも考慮
して、『ブルーの風船』の画像を感性的に評価すること
になり、被評価画像の感性的特徴量と物理的特徴量との
対応関係が精度よく得られる。
【0033】上記のように構成した請求項2の発明の画
像感性特性評価装置においては、被評価画像と、被評価
画像についての複数の物理的特徴量、例えば色成分分布
および輪郭成分が、表示手段により表示されて、被験者
は、その被評価画像と物理的特徴量との両方を、それぞ
れ感性的に評価することになり、感性的特徴量算出手段
においては、被評価画像についての感性評価データと物
理的特徴量についての感性評価データとに基づいて、被
評価画像についての感性的特徴量が算出されることにな
る。したがって、被評価画像の感性的特徴量と物理的特
徴量との対応関係が精度よく得られる。
像感性特性評価装置においては、被評価画像と、被評価
画像についての複数の物理的特徴量、例えば色成分分布
および輪郭成分が、表示手段により表示されて、被験者
は、その被評価画像と物理的特徴量との両方を、それぞ
れ感性的に評価することになり、感性的特徴量算出手段
においては、被評価画像についての感性評価データと物
理的特徴量についての感性評価データとに基づいて、被
評価画像についての感性的特徴量が算出されることにな
る。したがって、被評価画像の感性的特徴量と物理的特
徴量との対応関係が精度よく得られる。
【0034】上記のように構成した請求項3の発明の画
像感性特性評価装置においては、まず、画像領域分割手
段において、被評価画像が複数の領域、例えばメインモ
チーフ画像と背景画像とに分割され、また物理的特徴量
抽出手段において、被評価画像についての複数の物理的
特徴量、例えば色成分分布および輪郭成分が抽出され
る。
像感性特性評価装置においては、まず、画像領域分割手
段において、被評価画像が複数の領域、例えばメインモ
チーフ画像と背景画像とに分割され、また物理的特徴量
抽出手段において、被評価画像についての複数の物理的
特徴量、例えば色成分分布および輪郭成分が抽出され
る。
【0035】そして、表示手段によって、被評価画像お
よび領域分割画像が、同時にまたは順次、可視的に表示
され、被験者は、その表示された被評価画像を観察し、
表示された領域分割画像も参照して、被評価画像を感性
的に評価し、その評価結果を感性評価入力手段により入
力する。
よび領域分割画像が、同時にまたは順次、可視的に表示
され、被験者は、その表示された被評価画像を観察し、
表示された領域分割画像も参照して、被評価画像を感性
的に評価し、その評価結果を感性評価入力手段により入
力する。
【0036】これによって、感性的特徴量算出手段にお
いて、感性評価入力手段により得られた感性評価データ
を基に感性的特徴量が算出され、さらに解析手段におい
て、物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、感性的特徴量算出手段により算出された感性的特
徴量とを基に、被評価画像の感性特性と物理特性との関
係が解析される。
いて、感性評価入力手段により得られた感性評価データ
を基に感性的特徴量が算出され、さらに解析手段におい
て、物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、感性的特徴量算出手段により算出された感性的特
徴量とを基に、被評価画像の感性特性と物理特性との関
係が解析される。
【0037】したがって、例えば、被評価画像が上述し
た『赤い風船が山と青空をバックに舞い上がる』シーン
の画像である場合、被験者は、そのシーンの画像だけで
なく、『赤い風船』というメインモチーフ画像や『山と
青空』の背景画像をも考慮して、そのシーンの画像を感
性的に評価することになり、被評価画像の感性的特徴量
と物理的特徴量との対応関係が精度よく得られる。
た『赤い風船が山と青空をバックに舞い上がる』シーン
の画像である場合、被験者は、そのシーンの画像だけで
なく、『赤い風船』というメインモチーフ画像や『山と
青空』の背景画像をも考慮して、そのシーンの画像を感
性的に評価することになり、被評価画像の感性的特徴量
と物理的特徴量との対応関係が精度よく得られる。
【0038】上記のように構成した請求項4の発明の画
像感性特性評価装置においては、請求項3の発明のよう
に、画像領域分割手段において、被評価画像が複数の領
域、例えばメインモチーフ画像と背景画像とに分割され
る場合に、被験者は、その被評価画像と領域分割画像の
両方を、それぞれ感性的に評価することになり、感性的
特徴量算出手段においては、被評価画像についての感性
評価データと領域分割画像についての感性評価データと
に基づいて、被評価画像についての感性的特徴量が算出
されることになる。したがって、被評価画像の感性的特
徴量と物理的特徴量との対応関係が精度よく得られる。
像感性特性評価装置においては、請求項3の発明のよう
に、画像領域分割手段において、被評価画像が複数の領
域、例えばメインモチーフ画像と背景画像とに分割され
る場合に、被験者は、その被評価画像と領域分割画像の
両方を、それぞれ感性的に評価することになり、感性的
特徴量算出手段においては、被評価画像についての感性
評価データと領域分割画像についての感性評価データと
に基づいて、被評価画像についての感性的特徴量が算出
されることになる。したがって、被評価画像の感性的特
徴量と物理的特徴量との対応関係が精度よく得られる。
【0039】上記のように構成した請求項5の発明の画
像感性特性評価装置においては、請求項4の発明のよう
に、被験者により被評価画像と領域分割画像の両方が感
性的に評価される場合に、被評価画像および領域分割画
像のそれぞれの物理的特徴量も参照して、被評価画像お
よび領域分割画像を感性的に評価することになる。した
がって、被評価画像の感性的特徴量と物理的特徴量との
対応関係が精度よく得られる。
像感性特性評価装置においては、請求項4の発明のよう
に、被験者により被評価画像と領域分割画像の両方が感
性的に評価される場合に、被評価画像および領域分割画
像のそれぞれの物理的特徴量も参照して、被評価画像お
よび領域分割画像を感性的に評価することになる。した
がって、被評価画像の感性的特徴量と物理的特徴量との
対応関係が精度よく得られる。
【0040】
〔第1の実施形態〕図1および図2は、この発明の画像
感性特性評価装置の第1の実施形態の基本ハードウエア
構成および機能ブロック構成を示す。
感性特性評価装置の第1の実施形態の基本ハードウエア
構成および機能ブロック構成を示す。
【0041】この実施形態の画像感性特性評価装置は、
全体としてコンピュータシステムとして構成され、基本
ハードウエア構成としては、演算処理部10、画像入力
部20、画像記憶部30、表示部50および感性評価入
力部60を備える。
全体としてコンピュータシステムとして構成され、基本
ハードウエア構成としては、演算処理部10、画像入力
部20、画像記憶部30、表示部50および感性評価入
力部60を備える。
【0042】演算処理部10は、CPUないしMPU、
ROMおよびRAMなどによって構成され、システムバ
スを介してシステム各部を統括制御するとともに、後述
する物理的特徴量抽出部11、感性的特徴量算出部12
および感性・物理モデル算出部13を構成する。
ROMおよびRAMなどによって構成され、システムバ
スを介してシステム各部を統括制御するとともに、後述
する物理的特徴量抽出部11、感性的特徴量算出部12
および感性・物理モデル算出部13を構成する。
【0043】画像入力部20は、ハードコピーなどのカ
ラー画像を読み取って画像データに変換するイメージス
キャナや、画像データを外部からビデオ信号の形式で取
り込むビデオインタフェースなどによって構成される。
イメージスキャナとしては、印刷画像などに代表される
反射型画像を読み取るものと、写真スライドなどに代表
される透過型画像を読み取るものとが、必要に応じて接
続される。ビデオインタフェースには、VCRやTV受
像機などが、必要に応じて接続される。
ラー画像を読み取って画像データに変換するイメージス
キャナや、画像データを外部からビデオ信号の形式で取
り込むビデオインタフェースなどによって構成される。
イメージスキャナとしては、印刷画像などに代表される
反射型画像を読み取るものと、写真スライドなどに代表
される透過型画像を読み取るものとが、必要に応じて接
続される。ビデオインタフェースには、VCRやTV受
像機などが、必要に応じて接続される。
【0044】画像記憶部30は、一般的なハードディス
ク装置をはじめとして、追記型光ディスク、書き替え型
光ディスクなどの大容量記憶装置によって構成され、こ
の画像記憶部30には、後述するように、評価対象とな
る多数の画像や、その物理的特徴量が記憶され、また感
性・物理モデル生成用リファレンス画像が、その物理的
特徴量ないし感性的特徴量を付されて記憶される。
ク装置をはじめとして、追記型光ディスク、書き替え型
光ディスクなどの大容量記憶装置によって構成され、こ
の画像記憶部30には、後述するように、評価対象とな
る多数の画像や、その物理的特徴量が記憶され、また感
性・物理モデル生成用リファレンス画像が、その物理的
特徴量ないし感性的特徴量を付されて記憶される。
【0045】表示部50は、CRTやLCDなどの表示
装置で、その表示画面上には、後述するように、入力さ
れた被評価画像およびその物理的特徴量が、同時にまた
は順次、カラー表示される。
装置で、その表示画面上には、後述するように、入力さ
れた被評価画像およびその物理的特徴量が、同時にまた
は順次、カラー表示される。
【0046】感性評価入力部60は、演算処理部10に
接続されたキーボードやマウスなどの入力装置で、表示
部50に表示された評価項目につき、被験者が被評価画
像を感性的に評価して、その評価結果を入力するもので
ある。
接続されたキーボードやマウスなどの入力装置で、表示
部50に表示された評価項目につき、被験者が被評価画
像を感性的に評価して、その評価結果を入力するもので
ある。
【0047】なお、評価項目は、全ての評価項目を一度
に表示するようにしてもよいし、感性評価入力部60に
よる被験者または操作者の指示によって一つの評価項目
ごとに順次表示するようにしてもよい。また、評価結果
の入力は、被験者自身が表示部50に表示された評価項
目を見て行ってもよいし、操作者が被験者に評価項目を
問いかけ、それに対する被験者の回答を受けて行うよう
にしてもよい。
に表示するようにしてもよいし、感性評価入力部60に
よる被験者または操作者の指示によって一つの評価項目
ごとに順次表示するようにしてもよい。また、評価結果
の入力は、被験者自身が表示部50に表示された評価項
目を見て行ってもよいし、操作者が被験者に評価項目を
問いかけ、それに対する被験者の回答を受けて行うよう
にしてもよい。
【0048】物理的特徴量抽出部11は、被評価画像を
処理して、後述するような物理的特徴量を抽出するもの
で、画像処理のハードウエアないしソフトウエアによっ
て構成される。
処理して、後述するような物理的特徴量を抽出するもの
で、画像処理のハードウエアないしソフトウエアによっ
て構成される。
【0049】感性的特徴量算出部12は、被評価画像が
与える感性的イメージを統計的手法によって分析するも
ので、この実施形態では、感性評価入力部60により入
力された感性評価データ群から被評価画像の感性的特徴
量を算出するハードウエアないしソフトウエアによって
構成される。
与える感性的イメージを統計的手法によって分析するも
ので、この実施形態では、感性評価入力部60により入
力された感性評価データ群から被評価画像の感性的特徴
量を算出するハードウエアないしソフトウエアによって
構成される。
【0050】感性・物理モデル算出部13は、物理的特
徴量抽出部11で抽出された物理的特徴量、および感性
的特徴量算出部12で算出された感性的特徴量から、多
変量解析などの統計的処理を行うハードウエアないしソ
フトウエアによって構成される。
徴量抽出部11で抽出された物理的特徴量、および感性
的特徴量算出部12で算出された感性的特徴量から、多
変量解析などの統計的処理を行うハードウエアないしソ
フトウエアによって構成される。
【0051】以上のコンピュータシステムで構成され
る、この実施形態の画像感性特性評価装置には、当然、
各種のオペレーティングシステムやアプリケーションソ
フトなどが組み込まれる。
る、この実施形態の画像感性特性評価装置には、当然、
各種のオペレーティングシステムやアプリケーションソ
フトなどが組み込まれる。
【0052】(第1の実施形態の実施例1)第1の実施
形態の実施例1では、図1および図2に示した構成で、
図3および図4に示す方法によって、画像感性特性を評
価する。
形態の実施例1では、図1および図2に示した構成で、
図3および図4に示す方法によって、画像感性特性を評
価する。
【0053】まず初めに、画像入力部20によって装置
内に取り込まれて画像記憶部30に格納されている被評
価画像や感性・物理モデル生成用リファレンス画像が、
画像記憶部30から呼び出されて物理的特徴量抽出部1
1に送られ、物理的特徴量抽出部11で様々な画像処理
が施されて物理的特徴量が抽出される(図4のステップ
101)。抽出された物理的特徴量は一旦、画像記憶部
30に格納される(図4のステップ102)。
内に取り込まれて画像記憶部30に格納されている被評
価画像や感性・物理モデル生成用リファレンス画像が、
画像記憶部30から呼び出されて物理的特徴量抽出部1
1に送られ、物理的特徴量抽出部11で様々な画像処理
が施されて物理的特徴量が抽出される(図4のステップ
101)。抽出された物理的特徴量は一旦、画像記憶部
30に格納される(図4のステップ102)。
【0054】一通り物理的特徴量の抽出が終了したとこ
ろで、次に、これらの画像群を基に被験者による官能評
価が実施され、感性評価データが得られる。その官能評
価の方法について示すと、まず、図3に示すように、画
像記憶部30に格納されている被評価画像S0が、画像
記憶部30から呼び出されて表示部50に送られ、被験
者に呈示される(図4のステップ103)。
ろで、次に、これらの画像群を基に被験者による官能評
価が実施され、感性評価データが得られる。その官能評
価の方法について示すと、まず、図3に示すように、画
像記憶部30に格納されている被評価画像S0が、画像
記憶部30から呼び出されて表示部50に送られ、被験
者に呈示される(図4のステップ103)。
【0055】次に、同じく画像記憶部30に格納されて
いる物理的特徴量Sa,Sbが、画像記憶部30から呼
び出されて表示部50に送られ、可視化されて被験者に
呈示される(図4のステップ104)。
いる物理的特徴量Sa,Sbが、画像記憶部30から呼
び出されて表示部50に送られ、可視化されて被験者に
呈示される(図4のステップ104)。
【0056】この場合、物理的特徴量が2,3種類程度
であれば、被評価画像S0と同時に一度に呈示し、それ
以上の場合には、2,3種類ずつに分けて、またはいく
つかのグループに分けて、被評価画像S0と同時に呈示
するのが望ましい。この例は、物理的特徴量として、色
成分分布特徴量Saと色輪郭特徴量Sbとが抽出表示さ
れる場合である。
であれば、被評価画像S0と同時に一度に呈示し、それ
以上の場合には、2,3種類ずつに分けて、またはいく
つかのグループに分けて、被評価画像S0と同時に呈示
するのが望ましい。この例は、物理的特徴量として、色
成分分布特徴量Saと色輪郭特徴量Sbとが抽出表示さ
れる場合である。
【0057】次いで、被験者は呈示された画像情報につ
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
4のステップ105)。被験者は、全ての評価項目につ
いて官能評価を行ったら、感性評価入力部60のキーボ
ードの所定のキーを押すことによって、感性評価値の入
力を終了する。
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
4のステップ105)。被験者は、全ての評価項目につ
いて官能評価を行ったら、感性評価入力部60のキーボ
ードの所定のキーを押すことによって、感性評価値の入
力を終了する。
【0058】なお、この例は、簡便的に同一の表示部5
0に画像の呈示と評価項目の表示を行う場合であるが、
正確を期すという点からは、評価項目は他の表示部に表
示して、なるべく画像情報に影響を与えないようにする
ことが望ましい。
0に画像の呈示と評価項目の表示を行う場合であるが、
正確を期すという点からは、評価項目は他の表示部に表
示して、なるべく画像情報に影響を与えないようにする
ことが望ましい。
【0059】次に、上述のようにして求められた感性評
価データDを基に、感性的特徴量算出部12において、
被評価画像S0の感性的特徴量が算出される(図4のス
テップ106)。その算出された感性的特徴量は、画像
記憶部30に保管される(図4のステップ107)。
価データDを基に、感性的特徴量算出部12において、
被評価画像S0の感性的特徴量が算出される(図4のス
テップ106)。その算出された感性的特徴量は、画像
記憶部30に保管される(図4のステップ107)。
【0060】以上のステップを、評価対象画像の枚数
分、繰り返し行う(図4のステップ108)。そして、
全ての画像の官能評価が終了したら、画像記憶部30か
ら各被評価画像についての物理的特徴量と感性的特徴量
を呼び出し、感性・物理モデル算出部13において、そ
れらの関係を多変量解析などの統計的手法によって導出
する(図4のステップ109)。
分、繰り返し行う(図4のステップ108)。そして、
全ての画像の官能評価が終了したら、画像記憶部30か
ら各被評価画像についての物理的特徴量と感性的特徴量
を呼び出し、感性・物理モデル算出部13において、そ
れらの関係を多変量解析などの統計的手法によって導出
する(図4のステップ109)。
【0061】この実施例1におけるSD法による官能評
価結果の精度を、従来の一般的な評価法における官能評
価結果と比較して示す。
価結果の精度を、従来の一般的な評価法における官能評
価結果と比較して示す。
【0062】図5は、前述した『ブルーの風船』の画像
につき、被評価画像(オリジナル画像)S0のみを観察
して感性的な評価を行う一般的なSD法によって評価し
た結果の一部を示したものである。
につき、被評価画像(オリジナル画像)S0のみを観察
して感性的な評価を行う一般的なSD法によって評価し
た結果の一部を示したものである。
【0063】これに対して、図6は、実施例1に基づ
き、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その物理的
特徴量である色成分分布特徴量Saの画像および色輪郭
特徴量Sbの画像との、3種の画像を被験者が観察し
て、同様にSD法によって評価した結果の一部を示した
ものである。
き、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その物理的
特徴量である色成分分布特徴量Saの画像および色輪郭
特徴量Sbの画像との、3種の画像を被験者が観察し
て、同様にSD法によって評価した結果の一部を示した
ものである。
【0064】ここで、従来の方法による評価結果では、
2名の被験者A,Bの評価値に大きな開きがあることが
分かる。この評価結果から見ると、この被評価画像S0
から受ける感性的印象は、例えば、ある人はモダンに感
じるが、別の人は非常にクラシックに感じることにな
る。また、同様に、「静的な/動的な」についても、
「個性的な/平凡な」についても、それぞれ相反する結
果となっている。
2名の被験者A,Bの評価値に大きな開きがあることが
分かる。この評価結果から見ると、この被評価画像S0
から受ける感性的印象は、例えば、ある人はモダンに感
じるが、別の人は非常にクラシックに感じることにな
る。また、同様に、「静的な/動的な」についても、
「個性的な/平凡な」についても、それぞれ相反する結
果となっている。
【0065】これに対して、実施例1では、同じ2名の
被験者A,Bの評価値に大きな差異は見られないことが
分かる。この結果から、物理的特徴量を表す画像をオリ
ジナル画像と同時に被験者に呈示することによって、S
D法による評価結果の個人差を低減することができると
いえる。また、実験では2名の被験者の評価結果の差異
を調べたが、実施例1によれば、同一の被験者が繰り返
し評価を行った際のばらつきも大幅に低減できると考え
られる。
被験者A,Bの評価値に大きな差異は見られないことが
分かる。この結果から、物理的特徴量を表す画像をオリ
ジナル画像と同時に被験者に呈示することによって、S
D法による評価結果の個人差を低減することができると
いえる。また、実験では2名の被験者の評価結果の差異
を調べたが、実施例1によれば、同一の被験者が繰り返
し評価を行った際のばらつきも大幅に低減できると考え
られる。
【0066】(第1の実施形態の実施例2)第1の実施
形態の実施例2では、図7および図8に示すように、被
評価画像の感性的特徴量を算出するに際して、被評価画
像自身についての感性評価データのほかに、その被評価
画像の物理的特徴量についての感性評価データをも考慮
する。すなわち、被評価画像の物理的特徴量に対しても
被評価画像と同様にSD法による官能評価を行い、その
結果を考慮して被評価画像の感性的特徴量を算出する。
形態の実施例2では、図7および図8に示すように、被
評価画像の感性的特徴量を算出するに際して、被評価画
像自身についての感性評価データのほかに、その被評価
画像の物理的特徴量についての感性評価データをも考慮
する。すなわち、被評価画像の物理的特徴量に対しても
被評価画像と同様にSD法による官能評価を行い、その
結果を考慮して被評価画像の感性的特徴量を算出する。
【0067】まず初めに、実施例1と同様に、被評価画
像が画像記憶部30から呼び出されて、物理的特徴量抽
出部11において物理的特徴量が抽出され(図8のステ
ップ101)、その抽出された物理的特徴量が一旦、画
像記憶部30に格納される(図8のステップ102)。
像が画像記憶部30から呼び出されて、物理的特徴量抽
出部11において物理的特徴量が抽出され(図8のステ
ップ101)、その抽出された物理的特徴量が一旦、画
像記憶部30に格納される(図8のステップ102)。
【0068】次に、図7(A)に示すように、画像記憶
部30に格納されている被評価画像S0が、画像記憶部
30から呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈
示される(図8のステップ103)。
部30に格納されている被評価画像S0が、画像記憶部
30から呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈
示される(図8のステップ103)。
【0069】被験者は、まず、その呈示された被評価画
像S0についてSD法による評価を行い、各評価項目に
対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入
力する(図8のステップ111)。その得られた基本感
性評価データD0は一旦、画像記憶部30に格納される
(図8のステップ112)。
像S0についてSD法による評価を行い、各評価項目に
対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入
力する(図8のステップ111)。その得られた基本感
性評価データD0は一旦、画像記憶部30に格納される
(図8のステップ112)。
【0070】次に、図7(B)に示すように、被評価画
像S0の物理的特徴量の一つ、例えば色成分分布特徴量
Saが、画像記憶部30から呼び出されて表示部50に
送られ、画像として被験者に呈示される(図8のステッ
プ113)。
像S0の物理的特徴量の一つ、例えば色成分分布特徴量
Saが、画像記憶部30から呼び出されて表示部50に
送られ、画像として被験者に呈示される(図8のステッ
プ113)。
【0071】被験者は、次に、その呈示された色成分分
布特徴量SaについてSD法による評価を行い、各評価
項目に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60
から入力する(図8のステップ114)。その得られた
対特徴量感性評価データDaは一旦、画像記憶部30に
格納される(図8のステップ115)。
布特徴量SaについてSD法による評価を行い、各評価
項目に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60
から入力する(図8のステップ114)。その得られた
対特徴量感性評価データDaは一旦、画像記憶部30に
格納される(図8のステップ115)。
【0072】被評価画像S0につき他の物理的特徴量が
あれば(図8のステップ116)、次に、図7(C)に
示すように、被評価画像S0の物理的特徴量の他の一
つ、例えば色輪郭特徴量Sbが、画像記憶部30から呼
び出されて表示部50に送られ、画像として被験者に呈
示される(図8のステップ113)。
あれば(図8のステップ116)、次に、図7(C)に
示すように、被評価画像S0の物理的特徴量の他の一
つ、例えば色輪郭特徴量Sbが、画像記憶部30から呼
び出されて表示部50に送られ、画像として被験者に呈
示される(図8のステップ113)。
【0073】被験者は、次に、その呈示された色輪郭特
徴量SbについてSD法による評価を行い、各評価項目
に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から
入力する(図8のステップ114)。その得られた対特
徴量感性評価データDbは一旦、画像記憶部30に格納
される(図8のステップ115)。
徴量SbについてSD法による評価を行い、各評価項目
に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から
入力する(図8のステップ114)。その得られた対特
徴量感性評価データDbは一旦、画像記憶部30に格納
される(図8のステップ115)。
【0074】被評価画像S0につき、ほかに物理的特徴
量がなければ(図8のステップ116)、次に、上述の
ようにして求められた基本感性評価データD0および対
特徴量感性評価データDa,Dbを基に、感性的特徴量
算出部12において、被評価画像S0の感性的特徴量が
算出される(図8のステップ117)。以後は、実施例
1と同じである。
量がなければ(図8のステップ116)、次に、上述の
ようにして求められた基本感性評価データD0および対
特徴量感性評価データDa,Dbを基に、感性的特徴量
算出部12において、被評価画像S0の感性的特徴量が
算出される(図8のステップ117)。以後は、実施例
1と同じである。
【0075】この実施例2におけるSD法による官能評
価結果と、感性的特徴量算出の考え方を、具体的な事例
を基に示す。
価結果と、感性的特徴量算出の考え方を、具体的な事例
を基に示す。
【0076】図9は、前述した『ブルーの風船』の画像
につき、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その物
理的特徴量である色成分分布特徴量Saの画像および色
輪郭特徴量Sbの画像との、3種の画像のSD法による
評価結果の一部を示したものである。
につき、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その物
理的特徴量である色成分分布特徴量Saの画像および色
輪郭特徴量Sbの画像との、3種の画像のSD法による
評価結果の一部を示したものである。
【0077】ここで、「シャープな/ソフトな」という
評価軸における評価結果を見てみると、オリジナル画像
に対しては、ソフトなイメージを受けるという結果が得
られていることが分かる。これを2つの物理的特徴量の
画像の評価結果で見てみると、まず、色輪郭特徴量画像
に対しては、オリジナル画像を上回るソフトなイメージ
を受けるという結果が得られているのに対して、色成分
分布特徴量画像に対しては、逆にシャープなイメージを
受けるという結果になっている。
評価軸における評価結果を見てみると、オリジナル画像
に対しては、ソフトなイメージを受けるという結果が得
られていることが分かる。これを2つの物理的特徴量の
画像の評価結果で見てみると、まず、色輪郭特徴量画像
に対しては、オリジナル画像を上回るソフトなイメージ
を受けるという結果が得られているのに対して、色成分
分布特徴量画像に対しては、逆にシャープなイメージを
受けるという結果になっている。
【0078】このことから、この被評価画像における
「シャープな/ソフトな」という評価軸での感性的特徴
量は、色輪郭特徴量画像に表される風船の楕円形がソフ
トなイメージを、また色成分であるブルーが逆にシャー
プなイメージを与えているが、全体的に見た場合には、
風船という丸みを帯びたモチーフから受ける印象が色味
より優先して、その結果として、ややソフトな印象を受
けることが理解できる。
「シャープな/ソフトな」という評価軸での感性的特徴
量は、色輪郭特徴量画像に表される風船の楕円形がソフ
トなイメージを、また色成分であるブルーが逆にシャー
プなイメージを与えているが、全体的に見た場合には、
風船という丸みを帯びたモチーフから受ける印象が色味
より優先して、その結果として、ややソフトな印象を受
けることが理解できる。
【0079】以上のような解析をその他の感性評価軸に
ついても行うことによって、被評価画像に対する感性的
特徴量を物理的特徴量と直接結び付いた形でとらえるこ
とができ、その結果、より確度の高い感性評価が可能と
なる。さらに、この実施例2で得られた感性的特徴量
は、上記のようにすでに主要な物理的特徴量と対応付け
られていることから、物理的特徴量で感性的特徴量を予
測するモデルなどの導出においても、より精度の高い感
性・物理モデルを導出することができるものである。
ついても行うことによって、被評価画像に対する感性的
特徴量を物理的特徴量と直接結び付いた形でとらえるこ
とができ、その結果、より確度の高い感性評価が可能と
なる。さらに、この実施例2で得られた感性的特徴量
は、上記のようにすでに主要な物理的特徴量と対応付け
られていることから、物理的特徴量で感性的特徴量を予
測するモデルなどの導出においても、より精度の高い感
性・物理モデルを導出することができるものである。
【0080】また、この実施例2では、被評価画像から
生成した物理的特徴量画像は、被評価画像の感性的特徴
量を導出するために用いたが、例えば、感性・物理モデ
ルの導出を前提とした場合には、この物理的特徴量画像
自身も個別の被評価画像と位置づけてサンプルスペース
の一部を構成するようにすることによって、モデルの精
度を落とすことなくモデル生成のためのサンプル群の規
模を縮小することができるようになり、モデル生成の効
率化が図れる。
生成した物理的特徴量画像は、被評価画像の感性的特徴
量を導出するために用いたが、例えば、感性・物理モデ
ルの導出を前提とした場合には、この物理的特徴量画像
自身も個別の被評価画像と位置づけてサンプルスペース
の一部を構成するようにすることによって、モデルの精
度を落とすことなくモデル生成のためのサンプル群の規
模を縮小することができるようになり、モデル生成の効
率化が図れる。
【0081】〔第2の実施形態〕図10および図11
は、この発明の画像感性特性評価装置の第2の実施形態
の基本ハードウエア構成および機能ブロック構成を示
す。
は、この発明の画像感性特性評価装置の第2の実施形態
の基本ハードウエア構成および機能ブロック構成を示
す。
【0082】この実施形態の画像感性特性評価装置は、
図1および図2に示した第1の実施形態のそれに対し
て、画像処理部10に画像領域分割部14を付加したも
のである。
図1および図2に示した第1の実施形態のそれに対し
て、画像処理部10に画像領域分割部14を付加したも
のである。
【0083】この画像領域分割部14は、被評価画像の
画像データをメインモチーフ領域や背景領域などの複数
の領域に分割する機能を有する演算処理部で、一般的に
はアドビ社製のフォトデザイン制作ソフトウェアPho
toshopなどに代表されるようなリタッチャソフト
ウェア、ないしそれを操作するのに必要なユーザインタ
フェースなどによって構成され、操作者がディスプレイ
に表示された画像を見ながらマウスなどを用いて任意の
領域を選択し、分割するようになされているもの、また
はK平均アルゴリズムによるクラスタリングなどに代表
される画像領域分割アルゴリズムを適用した画像処理ハ
ードウエアないしソフトウエアによって構成され、画像
の特徴量に応じて自動的に領域分割が実行されるように
なっているものである。
画像データをメインモチーフ領域や背景領域などの複数
の領域に分割する機能を有する演算処理部で、一般的に
はアドビ社製のフォトデザイン制作ソフトウェアPho
toshopなどに代表されるようなリタッチャソフト
ウェア、ないしそれを操作するのに必要なユーザインタ
フェースなどによって構成され、操作者がディスプレイ
に表示された画像を見ながらマウスなどを用いて任意の
領域を選択し、分割するようになされているもの、また
はK平均アルゴリズムによるクラスタリングなどに代表
される画像領域分割アルゴリズムを適用した画像処理ハ
ードウエアないしソフトウエアによって構成され、画像
の特徴量に応じて自動的に領域分割が実行されるように
なっているものである。
【0084】(第2の実施形態の実施例1)第2の実施
形態の実施例1では、図10および図11に示した構成
で、図12および図13に示す方法によって、画像感性
特性を評価する。
形態の実施例1では、図10および図11に示した構成
で、図12および図13に示す方法によって、画像感性
特性を評価する。
【0085】まず初めに、画像入力部20によって装置
内に取り込まれて画像記憶部30に格納されている被評
価画像や感性・物理モデル生成用リファレンス画像が、
画像記憶部30から呼び出されて画像領域分割部14に
送られ、画像領域分割部14においてメインモチーフ画
像と背景画像に領域分割される(図13のステップ20
1)。分割されたメインモチーフ画像および背景画像は
一旦、画像記憶部30に格納される。
内に取り込まれて画像記憶部30に格納されている被評
価画像や感性・物理モデル生成用リファレンス画像が、
画像記憶部30から呼び出されて画像領域分割部14に
送られ、画像領域分割部14においてメインモチーフ画
像と背景画像に領域分割される(図13のステップ20
1)。分割されたメインモチーフ画像および背景画像は
一旦、画像記憶部30に格納される。
【0086】次に、被評価画像や感性・物理モデル生成
用リファレンス画像が、画像記憶部30から呼び出され
て物理的特徴量抽出部11に送られ、物理的特徴量抽出
部11で様々な画像処理が施されて物理的特徴量が抽出
される(図13のステップ202)。抽出された物理的
特徴量は一旦、画像記憶部30に格納される(図13の
ステップ203)。
用リファレンス画像が、画像記憶部30から呼び出され
て物理的特徴量抽出部11に送られ、物理的特徴量抽出
部11で様々な画像処理が施されて物理的特徴量が抽出
される(図13のステップ202)。抽出された物理的
特徴量は一旦、画像記憶部30に格納される(図13の
ステップ203)。
【0087】一通り物理的特徴量の抽出が終了したとこ
ろで、次に、図12に示すように、画像記憶部30に格
納されている被評価画像S0とメインモチーフ画像S1
および背景画像S2とが、画像記憶部30から呼び出さ
れて表示部50に送られ、被験者に呈示される(図13
のステップ204)。
ろで、次に、図12に示すように、画像記憶部30に格
納されている被評価画像S0とメインモチーフ画像S1
および背景画像S2とが、画像記憶部30から呼び出さ
れて表示部50に送られ、被験者に呈示される(図13
のステップ204)。
【0088】この場合、上記の例のように領域分割画像
が2,3種類程度であれば、被評価画像S0と同時に一
度に呈示し、それ以上の場合には、2,3種類ずつに分
けて、またはいくつかのグループに分けて、被評価画像
S0と同時に呈示するのが望ましい。
が2,3種類程度であれば、被評価画像S0と同時に一
度に呈示し、それ以上の場合には、2,3種類ずつに分
けて、またはいくつかのグループに分けて、被評価画像
S0と同時に呈示するのが望ましい。
【0089】次いで、被験者は呈示された画像情報につ
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
13のステップ205)。被験者は、全ての評価項目に
ついて官能評価を行ったら、感性評価入力部60のキー
ボードの所定のキーを押すことによって、感性評価値の
入力を終了する。
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
13のステップ205)。被験者は、全ての評価項目に
ついて官能評価を行ったら、感性評価入力部60のキー
ボードの所定のキーを押すことによって、感性評価値の
入力を終了する。
【0090】なお、この例も、簡便的に同一の表示部5
0に画像の呈示と評価項目の表示を行う場合であるが、
正確を期すという点からは、評価項目は他の表示部に表
示して、なるべく画像情報に影響を与えないようにする
ことが望ましい。
0に画像の呈示と評価項目の表示を行う場合であるが、
正確を期すという点からは、評価項目は他の表示部に表
示して、なるべく画像情報に影響を与えないようにする
ことが望ましい。
【0091】次に、上述のようにして求められた感性評
価データDを基に、感性的特徴量算出部12において、
被評価画像S0の感性的特徴量が算出される(図13の
ステップ206)。その算出された感性的特徴量は、画
像記憶部30に保管される(図13のステップ20
7)。
価データDを基に、感性的特徴量算出部12において、
被評価画像S0の感性的特徴量が算出される(図13の
ステップ206)。その算出された感性的特徴量は、画
像記憶部30に保管される(図13のステップ20
7)。
【0092】以上のステップを、評価対象画像の枚数
分、繰り返し行う(図13のステップ208)。そし
て、全ての画像の官能評価が終了したら、画像記憶部3
0から各被評価画像についての物理的特徴量と感性的特
徴量を呼び出し、感性・物理モデル算出部13におい
て、それらの関係を多変量解析などの統計的手法によっ
て導出する(図13のステップ209)。
分、繰り返し行う(図13のステップ208)。そし
て、全ての画像の官能評価が終了したら、画像記憶部3
0から各被評価画像についての物理的特徴量と感性的特
徴量を呼び出し、感性・物理モデル算出部13におい
て、それらの関係を多変量解析などの統計的手法によっ
て導出する(図13のステップ209)。
【0093】この実施例1におけるSD法による官能評
価結果の精度を、従来の一般的な評価法における官能評
価結果と比較して示す。
価結果の精度を、従来の一般的な評価法における官能評
価結果と比較して示す。
【0094】図14は、前述した『赤い風船が山と青空
をバックに舞い上がる』シーンの写真画像につき、被評
価画像(オリジナル画像)S0のみを観察して感性的な
評価を行う一般的なSD法によって評価した結果の一部
を示したものである。
をバックに舞い上がる』シーンの写真画像につき、被評
価画像(オリジナル画像)S0のみを観察して感性的な
評価を行う一般的なSD法によって評価した結果の一部
を示したものである。
【0095】これに対して、図15は、実施例1に基づ
き、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その領域分
割画像であるメインモチーフ画像S1および背景画像S
2との、3種の画像を被験者が観察して、同様にSD法
によって評価した結果の一部を示したものである。
き、被評価画像(オリジナル画像)S0と、その領域分
割画像であるメインモチーフ画像S1および背景画像S
2との、3種の画像を被験者が観察して、同様にSD法
によって評価した結果の一部を示したものである。
【0096】ここで、従来の方法による評価結果では、
2名の被験者A,Bの評価値に大きな開きがあることが
分かる。この評価結果から見ると、この被評価画像S0
から受ける感性的印象は、例えば、ある人は暖かく感じ
るが、別の人は非常に冷たく感じることになる。また、
同様に、「静的な/動的な」についても、それぞれ相反
する結果となっている。これは、前述したように被評価
画像に幾つかの要素が含まれているような場合、どの部
分に着目するかが被験者により異なるためと考えられ
る。
2名の被験者A,Bの評価値に大きな開きがあることが
分かる。この評価結果から見ると、この被評価画像S0
から受ける感性的印象は、例えば、ある人は暖かく感じ
るが、別の人は非常に冷たく感じることになる。また、
同様に、「静的な/動的な」についても、それぞれ相反
する結果となっている。これは、前述したように被評価
画像に幾つかの要素が含まれているような場合、どの部
分に着目するかが被験者により異なるためと考えられ
る。
【0097】これに対して、実施例1では、同じ2名の
被験者A,Bの評価値の差が小さくなったことが分か
る。この結果から、領域分割画像をオリジナル画像と同
時に被験者に呈示することによって、SD法による評価
結果の個人差を低減することができるといえる。また、
実験では2名の被験者の評価結果の差異を調べたが、実
施例1によれば、同一の被験者が繰り返し評価を行った
際のばらつきも大幅に低減できると考えられる。
被験者A,Bの評価値の差が小さくなったことが分か
る。この結果から、領域分割画像をオリジナル画像と同
時に被験者に呈示することによって、SD法による評価
結果の個人差を低減することができるといえる。また、
実験では2名の被験者の評価結果の差異を調べたが、実
施例1によれば、同一の被験者が繰り返し評価を行った
際のばらつきも大幅に低減できると考えられる。
【0098】(第2の実施形態の実施例2)第2の実施
形態の実施例2では、図16および図17に示すよう
に、被評価画像の感性的特徴量を算出するに際して、被
評価画像自身についての感性評価データのほかに、その
被評価画像の領域分割画像についての感性評価データを
も考慮する。すなわち、被評価画像の領域分割画像に対
しても被評価画像と同様にSD法による官能評価を行
い、その結果を考慮して被評価画像の感性的特徴量を算
出する。
形態の実施例2では、図16および図17に示すよう
に、被評価画像の感性的特徴量を算出するに際して、被
評価画像自身についての感性評価データのほかに、その
被評価画像の領域分割画像についての感性評価データを
も考慮する。すなわち、被評価画像の領域分割画像に対
しても被評価画像と同様にSD法による官能評価を行
い、その結果を考慮して被評価画像の感性的特徴量を算
出する。
【0099】まず初めに、実施例1と同様に、被評価画
像が画像記憶部30から呼び出されて、画像領域分割部
14においてメインモチーフ画像と背景画像に領域分割
される(図17のステップ201)。分割されたメイン
モチーフ画像および背景画像は一旦、画像記憶部30に
格納される。
像が画像記憶部30から呼び出されて、画像領域分割部
14においてメインモチーフ画像と背景画像に領域分割
される(図17のステップ201)。分割されたメイン
モチーフ画像および背景画像は一旦、画像記憶部30に
格納される。
【0100】次に、実施例1と同様に、被評価画像が画
像記憶部30から呼び出されて、物理的特徴量抽出部1
1において物理的特徴量が抽出され(図17のステップ
202)、その抽出された物理的特徴量が一旦、画像記
憶部30に格納される(図17のステップ203)。
像記憶部30から呼び出されて、物理的特徴量抽出部1
1において物理的特徴量が抽出され(図17のステップ
202)、その抽出された物理的特徴量が一旦、画像記
憶部30に格納される(図17のステップ203)。
【0101】次に、図16(A)に示すように、被評価
画像S0が、画像記憶部30から呼び出されて表示部5
0に送られ、被験者に呈示される(図17のステップ2
11)。
画像S0が、画像記憶部30から呼び出されて表示部5
0に送られ、被験者に呈示される(図17のステップ2
11)。
【0102】被験者は、まず、その呈示された被評価画
像S0についてSD法による評価を行い、各評価項目に
対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入
力する(図17のステップ212)。その得られた基本
感性評価データD0は一旦、画像記憶部30に格納され
る(図17のステップ213)。
像S0についてSD法による評価を行い、各評価項目に
対する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入
力する(図17のステップ212)。その得られた基本
感性評価データD0は一旦、画像記憶部30に格納され
る(図17のステップ213)。
【0103】次に、図16(B)に示すように、被評価
画像S0の領域分割画像の一つ、例えばメインモチーフ
画像S1が、画像記憶部30から呼び出されて表示部5
0に送られ、被験者に呈示される(図17のステップ2
14)。
画像S0の領域分割画像の一つ、例えばメインモチーフ
画像S1が、画像記憶部30から呼び出されて表示部5
0に送られ、被験者に呈示される(図17のステップ2
14)。
【0104】被験者は、次に、その呈示されたメインモ
チーフ画像S1についてSD法による評価を行い、各評
価項目に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部6
0から入力する(図17のステップ215)。その得ら
れた領域分割画像についての感性評価データD1は一
旦、画像記憶部30に格納される(図17のステップ2
16)。
チーフ画像S1についてSD法による評価を行い、各評
価項目に対する5段階の感性評価値を感性評価入力部6
0から入力する(図17のステップ215)。その得ら
れた領域分割画像についての感性評価データD1は一
旦、画像記憶部30に格納される(図17のステップ2
16)。
【0105】被評価画像S0につき他の領域分割画像が
あれば(図17のステップ217)、次に、図16
(C)に示すように、被評価画像S0の領域分割画像の
他の一つ、例えば背景画像S2が、画像記憶部30から
呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示される
(図17のステップ214)。
あれば(図17のステップ217)、次に、図16
(C)に示すように、被評価画像S0の領域分割画像の
他の一つ、例えば背景画像S2が、画像記憶部30から
呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示される
(図17のステップ214)。
【0106】被験者は、次に、その呈示された背景画像
S2についてSD法による評価を行い、各評価項目に対
する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入力
する(図17のステップ215)。その得られた領域分
割画像についての感性評価データD2は一旦、画像記憶
部30に格納される(図17のステップ216)。
S2についてSD法による評価を行い、各評価項目に対
する5段階の感性評価値を感性評価入力部60から入力
する(図17のステップ215)。その得られた領域分
割画像についての感性評価データD2は一旦、画像記憶
部30に格納される(図17のステップ216)。
【0107】被評価画像S0につき、ほかに領域分割画
像がなければ(図17のステップ217)、次に、上述
のようにして求められた基本感性評価データD0および
領域分割画像についての感性評価データD1,D2を基
に、感性的特徴量算出部12において、被評価画像S0
の感性的特徴量が算出される(図17のステップ21
8)。以後は、実施例1と同じである。
像がなければ(図17のステップ217)、次に、上述
のようにして求められた基本感性評価データD0および
領域分割画像についての感性評価データD1,D2を基
に、感性的特徴量算出部12において、被評価画像S0
の感性的特徴量が算出される(図17のステップ21
8)。以後は、実施例1と同じである。
【0108】この実施例2におけるSD法による官能評
価結果と、感性的特徴量算出の考え方を、具体的な事例
を基に示す。
価結果と、感性的特徴量算出の考え方を、具体的な事例
を基に示す。
【0109】図18は、前述した『赤い風船が山と青空
をバックに舞い上がる』シーンの写真画像につき、被評
価画像(オリジナル画像)S0と、その領域分割画像で
あるメインモチーフS1および背景画像S2との、3種
の画像のSD法による評価結果の一部を示したものであ
る。
をバックに舞い上がる』シーンの写真画像につき、被評
価画像(オリジナル画像)S0と、その領域分割画像で
あるメインモチーフS1および背景画像S2との、3種
の画像のSD法による評価結果の一部を示したものであ
る。
【0110】ここで、「暖かい/冷たい」という評価軸
における評価結果を見てみると、オリジナル画像に対し
ては、暖かいイメージを受けるという結果が得られてい
ることが分かる。これを2つの領域分割画像の評価結果
で見てみると、まず、メインモチーフ画像に対しては、
オリジナル画像を上回る暖かいイメージを受けるという
結果が得られているのに対して、背景画像に関しては、
逆に冷たいイメージを受けるという結果になっている。
における評価結果を見てみると、オリジナル画像に対し
ては、暖かいイメージを受けるという結果が得られてい
ることが分かる。これを2つの領域分割画像の評価結果
で見てみると、まず、メインモチーフ画像に対しては、
オリジナル画像を上回る暖かいイメージを受けるという
結果が得られているのに対して、背景画像に関しては、
逆に冷たいイメージを受けるという結果になっている。
【0111】このことから、この被評価画像における
「暖かい/冷たい」という評価軸での感性的特徴量は、
メインモチーフ画像に表される赤い風船が暖かいイメー
ジを、また背景画像に表される山と青空が逆に冷たいイ
メージを与えているが、全体的に見た場合には、メイン
モチーフである赤い風船から受ける印象が背景から受け
る印象より優先して、その結果として、やや暖かい印象
を受けることが理解できる。
「暖かい/冷たい」という評価軸での感性的特徴量は、
メインモチーフ画像に表される赤い風船が暖かいイメー
ジを、また背景画像に表される山と青空が逆に冷たいイ
メージを与えているが、全体的に見た場合には、メイン
モチーフである赤い風船から受ける印象が背景から受け
る印象より優先して、その結果として、やや暖かい印象
を受けることが理解できる。
【0112】以上のように、主観評価をオリジナル画像
に対してだけでなく、メインモチーフ画像および背景画
像に対しても実施し、それぞれについての個別の感性評
価データを得て、各感性評価軸について詳細な解析を行
うことによって、被評価画像に対する感性的特徴量が画
像のどの領域から受ける印象なのか、またメインモチー
フと背景とはどのようなバランスで構成されているの
か、などを知ることができ、その結果、より確度の高い
感性評価が可能となる。
に対してだけでなく、メインモチーフ画像および背景画
像に対しても実施し、それぞれについての個別の感性評
価データを得て、各感性評価軸について詳細な解析を行
うことによって、被評価画像に対する感性的特徴量が画
像のどの領域から受ける印象なのか、またメインモチー
フと背景とはどのようなバランスで構成されているの
か、などを知ることができ、その結果、より確度の高い
感性評価が可能となる。
【0113】(第2の実施形態の実施例3)第2の実施
形態の実施例3では、図19〜図22に示すように、実
施例2のように領域分割画像に対しても官能評価を行う
場合に、被験者は被評価画像および領域分割画像だけで
なく、それぞれの物理的特徴量をも観察して官能評価を
行うようにする。
形態の実施例3では、図19〜図22に示すように、実
施例2のように領域分割画像に対しても官能評価を行う
場合に、被験者は被評価画像および領域分割画像だけで
なく、それぞれの物理的特徴量をも観察して官能評価を
行うようにする。
【0114】まず初めに、実施例1,2と同様に、被評
価画像が画像記憶部30から呼び出されて、画像領域分
割部14においてメインモチーフ画像と背景画像に領域
分割される(図22のステップ201)。分割されたメ
インモチーフ画像および背景画像は一旦、画像記憶部3
0に格納される。
価画像が画像記憶部30から呼び出されて、画像領域分
割部14においてメインモチーフ画像と背景画像に領域
分割される(図22のステップ201)。分割されたメ
インモチーフ画像および背景画像は一旦、画像記憶部3
0に格納される。
【0115】次に、被評価画像とメインモチーフ画像お
よび背景画像が、画像記憶部30から呼び出されて、物
理的特徴量抽出部11において、それぞれの物理的特徴
量が抽出され(図22のステップ202)、その抽出さ
れた物理的特徴量が一旦、画像記憶部30に格納される
(図22のステップ203)。
よび背景画像が、画像記憶部30から呼び出されて、物
理的特徴量抽出部11において、それぞれの物理的特徴
量が抽出され(図22のステップ202)、その抽出さ
れた物理的特徴量が一旦、画像記憶部30に格納される
(図22のステップ203)。
【0116】次に、図19に示すように、被評価画像S
0と、その物理的特徴量である例えば色成分分布特徴量
S0aおよび色輪郭特徴量S0bが、画像記憶部30か
ら呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示され
る(図22のステップ211)。
0と、その物理的特徴量である例えば色成分分布特徴量
S0aおよび色輪郭特徴量S0bが、画像記憶部30か
ら呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示され
る(図22のステップ211)。
【0117】被験者は、まず、その呈示された被評価画
像S0と色成分分布特徴量S0aおよび色輪郭特徴量S
0bを観察して、被評価画像S0についてSD法による
評価を行い、各評価項目に対する5段階の感性評価値を
感性評価入力部60から入力する(図22のステップ2
12)。その得られた基本感性評価データD0は一旦、
画像記憶部30に格納される(図22のステップ21
3)。
像S0と色成分分布特徴量S0aおよび色輪郭特徴量S
0bを観察して、被評価画像S0についてSD法による
評価を行い、各評価項目に対する5段階の感性評価値を
感性評価入力部60から入力する(図22のステップ2
12)。その得られた基本感性評価データD0は一旦、
画像記憶部30に格納される(図22のステップ21
3)。
【0118】次に、図20に示すように、被評価画像S
0の領域分割画像の一つ、例えばメインモチーフ画像S
1と、その物理的特徴量である例えば色成分分布特徴量
S1aおよび色輪郭特徴量S1bが、画像記憶部30か
ら呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示され
る(図22のステップ214)。
0の領域分割画像の一つ、例えばメインモチーフ画像S
1と、その物理的特徴量である例えば色成分分布特徴量
S1aおよび色輪郭特徴量S1bが、画像記憶部30か
ら呼び出されて表示部50に送られ、被験者に呈示され
る(図22のステップ214)。
【0119】被験者は、次に、その呈示されたメインモ
チーフ画像S1と色成分分布特徴量S1aおよび色輪郭
特徴量S1bを観察して、メインモチーフ画像S1につ
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
22のステップ215)。その得られた領域分割画像に
ついての感性評価データD1は一旦、画像記憶部30に
格納される(図22のステップ216)。
チーフ画像S1と色成分分布特徴量S1aおよび色輪郭
特徴量S1bを観察して、メインモチーフ画像S1につ
いてSD法による評価を行い、各評価項目に対する5段
階の感性評価値を感性評価入力部60から入力する(図
22のステップ215)。その得られた領域分割画像に
ついての感性評価データD1は一旦、画像記憶部30に
格納される(図22のステップ216)。
【0120】被評価画像S0につき他の領域分割画像が
あれば(図22のステップ217)、次に、図21に示
すように、被評価画像S0の領域分割画像の他の一つ、
例えば背景画像S2と、その物理的特徴量である例えば
色成分分布特徴量S2aおよび色輪郭特徴量S2bが、
画像記憶部30から呼び出されて表示部50に送られ、
被験者に呈示される(図22のステップ214)。
あれば(図22のステップ217)、次に、図21に示
すように、被評価画像S0の領域分割画像の他の一つ、
例えば背景画像S2と、その物理的特徴量である例えば
色成分分布特徴量S2aおよび色輪郭特徴量S2bが、
画像記憶部30から呼び出されて表示部50に送られ、
被験者に呈示される(図22のステップ214)。
【0121】被験者は、次に、その呈示された背景画像
S2と色成分分布特徴量S2aおよび色輪郭特徴量S2
bを観察して、背景画像S2についてSD法による評価
を行い、各評価項目に対する5段階の感性評価値を感性
評価入力部60から入力する(図22のステップ21
5)。その得られた領域分割画像についての感性評価デ
ータD2は一旦、画像記憶部30に格納される(図22
のステップ216)。
S2と色成分分布特徴量S2aおよび色輪郭特徴量S2
bを観察して、背景画像S2についてSD法による評価
を行い、各評価項目に対する5段階の感性評価値を感性
評価入力部60から入力する(図22のステップ21
5)。その得られた領域分割画像についての感性評価デ
ータD2は一旦、画像記憶部30に格納される(図22
のステップ216)。
【0122】被評価画像S0につき、ほかに領域分割画
像がなければ(図22のステップ217)、次に、上述
のようにして求められた基本感性評価データD0および
領域分割画像についての感性評価データD1,D2を基
に、感性的特徴量算出部12において、被評価画像S0
の感性的特徴量が算出される(図22のステップ21
8)。以後は、実施例1,2と同じである。
像がなければ(図22のステップ217)、次に、上述
のようにして求められた基本感性評価データD0および
領域分割画像についての感性評価データD1,D2を基
に、感性的特徴量算出部12において、被評価画像S0
の感性的特徴量が算出される(図22のステップ21
8)。以後は、実施例1,2と同じである。
【0123】以上のように、オリジナル画像だけでな
く、その領域分割画像に対しても主観評価を行う場合
に、それぞれの物理的特徴量を被験者に呈示することに
よって、被験者の評価対象や評価基準が明確となり、そ
の結果、より確度の高い感性評価が可能となる。さら
に、この実施例3では、上記のように物理的特徴量を参
考に感性的特徴量を求めていることから、物理的特徴量
で感性的特徴量を予測するモデルなどの導出において
も、より精度の高い感性・物理モデルを導出することが
できるものである。
く、その領域分割画像に対しても主観評価を行う場合
に、それぞれの物理的特徴量を被験者に呈示することに
よって、被験者の評価対象や評価基準が明確となり、そ
の結果、より確度の高い感性評価が可能となる。さら
に、この実施例3では、上記のように物理的特徴量を参
考に感性的特徴量を求めていることから、物理的特徴量
で感性的特徴量を予測するモデルなどの導出において
も、より精度の高い感性・物理モデルを導出することが
できるものである。
【0124】また、この実施例3では、被評価画像から
生成した物理的特徴量画像は、被評価画像の感性的特徴
量を導出するために用いたが、例えば、感性・物理モデ
ルの導出を前提とした場合には、この物理的特徴量画像
自身も個別の被評価画像と位置づけでサンプルスペース
の一部を構成するようにすることによって、モデルの精
度を落とすことなくモデル生成のためのサンプル群の規
模を縮小することができるようになり、モデル生成の効
率化が図れる。
生成した物理的特徴量画像は、被評価画像の感性的特徴
量を導出するために用いたが、例えば、感性・物理モデ
ルの導出を前提とした場合には、この物理的特徴量画像
自身も個別の被評価画像と位置づけでサンプルスペース
の一部を構成するようにすることによって、モデルの精
度を落とすことなくモデル生成のためのサンプル群の規
模を縮小することができるようになり、モデル生成の効
率化が図れる。
【0125】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明によれ
ば、SD評価法などの官能評価を行う際に、被験者に被
評価画像とともに、その複数の物理的特徴量を呈示する
ことによって、感性評価値の被験者間のばらつきや繰り
返し誤差を低減させることができ、その結果、感性的特
徴量と物理的特徴量との関係を記述する精度の高い感性
・物理モデルの導出が可能となる。
ば、SD評価法などの官能評価を行う際に、被験者に被
評価画像とともに、その複数の物理的特徴量を呈示する
ことによって、感性評価値の被験者間のばらつきや繰り
返し誤差を低減させることができ、その結果、感性的特
徴量と物理的特徴量との関係を記述する精度の高い感性
・物理モデルの導出が可能となる。
【0126】請求項2の発明によれば、SD評価法など
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の物理的特徴量に対しても行って、感性評価
データを得ることによって、被評価画像に対する感性的
特徴量を物理的特徴量と直接結び付いた形でとらえるこ
とができ、その結果、より確度の高い感性評価が可能と
なる。さらに、得られた感性的特徴量は、上記のように
すでに主要な物理的特徴量と対応付けられていることか
ら、物理的特徴量で感性的特徴量を予測するモデルなど
の導出においても、より精度の高い感性・物理モデルを
導出することができるようになる。
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の物理的特徴量に対しても行って、感性評価
データを得ることによって、被評価画像に対する感性的
特徴量を物理的特徴量と直接結び付いた形でとらえるこ
とができ、その結果、より確度の高い感性評価が可能と
なる。さらに、得られた感性的特徴量は、上記のように
すでに主要な物理的特徴量と対応付けられていることか
ら、物理的特徴量で感性的特徴量を予測するモデルなど
の導出においても、より精度の高い感性・物理モデルを
導出することができるようになる。
【0127】請求項3の発明によれば、SD評価法など
の官能評価を行う際に、被験者に被評価画像とともに、
そのメインモチーフ画像や背景画像などの複数の領域分
割画像を呈示することによって、感性評価値の被験者間
のばらつきや繰り返し誤差を低減させることができ、そ
の結果、感性的特徴量と物理的特徴量との関係を記述す
る精度の高い感性・物理モデルの導出が可能となる。
の官能評価を行う際に、被験者に被評価画像とともに、
そのメインモチーフ画像や背景画像などの複数の領域分
割画像を呈示することによって、感性評価値の被験者間
のばらつきや繰り返し誤差を低減させることができ、そ
の結果、感性的特徴量と物理的特徴量との関係を記述す
る精度の高い感性・物理モデルの導出が可能となる。
【0128】請求項4の発明によれば、SD評価法など
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の領域分割画像に対しても行って、感性評価
データを得ることによって、被評価画像に対する感性的
特徴量が画像のどの領域から受ける印象なのか、またメ
インモチーフと背景とはどのようなバランスで構成され
ているのか、などを知ることができ、その結果、より確
度の高い感性評価が可能となる。
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の領域分割画像に対しても行って、感性評価
データを得ることによって、被評価画像に対する感性的
特徴量が画像のどの領域から受ける印象なのか、またメ
インモチーフと背景とはどのようなバランスで構成され
ているのか、などを知ることができ、その結果、より確
度の高い感性評価が可能となる。
【0129】請求項5の発明によれば、SD評価法など
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の領域分割画像に対しても行う場合に、被評
価画像や領域分割画像とともに、それぞれの物理的特徴
量をも被験者に呈示して、感性評価データを得ることに
よって、被評価画像に対する感性的特徴量を物理的特徴
量と直接結び付いた形でとらえることができ、その結
果、より確度の高い感性評価が可能となる。さらに、得
られた感性的特徴量は、上記のようにすでに主要な物理
的特徴量と対応付けられていることから、物理的特徴量
で感性的特徴量を予測するモデルなどの導出において
も、より精度の高い感性・物理モデルを導出することが
できるようになる。
の官能評価を、被評価画像に対してだけでなく、被評価
画像の複数の領域分割画像に対しても行う場合に、被評
価画像や領域分割画像とともに、それぞれの物理的特徴
量をも被験者に呈示して、感性評価データを得ることに
よって、被評価画像に対する感性的特徴量を物理的特徴
量と直接結び付いた形でとらえることができ、その結
果、より確度の高い感性評価が可能となる。さらに、得
られた感性的特徴量は、上記のようにすでに主要な物理
的特徴量と対応付けられていることから、物理的特徴量
で感性的特徴量を予測するモデルなどの導出において
も、より精度の高い感性・物理モデルを導出することが
できるようになる。
【図1】この発明の画像感性特性評価装置の第1の実施
形態の基本ハードウエア構成を示す図である。
形態の基本ハードウエア構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態の機能ブロック構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】第1の実施形態の実施例1の場合の呈示画像を
示す図である。
示す図である。
【図4】第1の実施形態の実施例1の場合の処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】従来の一般的なSD法により、ある画像を評価
した結果を示す図である。
した結果を示す図である。
【図6】第1の実施形態の実施例1により、ある画像を
評価した結果を示す図である。
評価した結果を示す図である。
【図7】第1の実施形態の実施例2の場合の呈示画像を
示す図である。
示す図である。
【図8】第1の実施形態の実施例2の場合の処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】第1の実施形態の実施例2により、ある画像を
評価した結果を示す図である。
評価した結果を示す図である。
【図10】この発明の画像感性特性評価装置の第2の実
施形態の基本ハードウエア構成を示す図である。
施形態の基本ハードウエア構成を示す図である。
【図11】第2の実施形態の機能ブロック構成を示す図
である。
である。
【図12】第2の実施形態の実施例1の場合の呈示画像
を示す図である。
を示す図である。
【図13】第2の実施形態の実施例1の場合の処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】従来の一般的なSD法により、ある画像を評
価した結果を示す図である。
価した結果を示す図である。
【図15】第2の実施形態の実施例1により、ある画像
を評価した結果を示す図である。
を評価した結果を示す図である。
【図16】第2の実施形態の実施例2の場合の呈示画像
を示す図である。
を示す図である。
【図17】第2の実施形態の実施例2の場合の処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図18】第2の実施形態の実施例2により、ある画像
を評価した結果を示す図である。
を評価した結果を示す図である。
【図19】第2の実施形態の実施例3の場合の呈示画像
を示す図である。
を示す図である。
【図20】第2の実施形態の実施例3の場合の呈示画像
を示す図である。
を示す図である。
【図21】第2の実施形態の実施例3の場合の呈示画像
を示す図である。
を示す図である。
【図22】第2の実施形態の実施例3の場合の処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10 演算処理部 11 物理的特徴量抽出部 12 感性的特徴量算出部 13 感性・物理モデル算出部 14 画像領域分割部 20 画像入力部 30 画像記憶部 50 表示部 60 感性評価入力部 S0 被評価画像(オリジナル画像) S1 メインモチーフ画像 S2 背景画像 Sa,S0a,S1a,S2a 色成分分布特徴量 Sb,S0b,S1b,S2b 色輪郭特徴量 D0,D1,D2,Da,Db 感性評価値
Claims (10)
- 【請求項1】画像に対して人がどのように感じるかを評
価する画像感性特性評価装置において、 被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出する物
理的特徴量抽出手段と、 前記被評価画像、および前記物理的特徴量抽出手段によ
り抽出された物理的特徴量を、同時にまたは順次、可視
的に表示する表示手段と、 この表示手段により表示された被評価画像を被験者が感
性的に評価して、その評価結果を入力する感性評価入力
手段と、 この感性評価入力手段により得られた感性評価データを
基に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出す
る感性的特徴量算出手段と、 前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された感性
的特徴量とを基に、前記被評価画像の感性特性と物理特
性との関係を解析する解析手段と、 を備えることを特徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項2】画像に対して人がどのように感じるかを評
価する画像感性特性評価装置において、 被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出する物
理的特徴量抽出手段と、 前記被評価画像、および前記物理的特徴量抽出手段によ
り抽出された物理的特徴量を、同時にまたは順次、可視
的に表示する表示手段と、 この表示手段により表示された被評価画像および物理的
特徴量を、それぞれ被験者が感性的に評価して、それぞ
れの評価結果を入力する感性評価入力手段と、 この感性評価入力手段により得られた感性評価データ群
を基に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出
する感性的特徴量算出手段と、 前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された感性
的特徴量とを基に、前記被評価画像の物理特性と感性特
性との関係を解析する解析手段と、 を備えることを特徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項3】画像に対して人がどのように感じるかを評
価する画像感性特性評価装置において、 被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割手段
と、 前記被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出す
る物理的特徴量抽出手段と、 前記被評価画像、および前記画像領域分割手段により分
割された領域分割画像を、同時にまたは順次、可視的に
表示する表示手段と、 この表示手段により表示された被評価画像を被験者が感
性的に評価して、その評価結果を入力する感性評価入力
手段と、 この感性評価入力手段により得られた感性評価データを
基に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出す
る感性的特徴量算出手段と、 前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された感性
的特徴量とを基に、前記被評価画像の感性特性と物理特
性との関係を解析する解析手段と、 を備えることを特徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項4】画像に対して人がどのように感じるかを評
価する画像感性特性評価装置において、 被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割手段
と、 前記被評価画像についての複数の物理的特徴量を抽出す
る物理的特徴量抽出手段と、 前記被評価画像、および前記画像領域分割手段により分
割された領域分割画像を、同時にまたは順次、可視的に
表示する表示手段と、 この表示手段により表示された被評価画像および領域分
割画像を、それぞれ被験者が感性的に評価して、それぞ
れの評価結果を入力する感性評価入力手段と、 この感性評価入力手段により得られた感性評価データ群
を基に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出
する感性的特徴量算出手段と、 前記物理的特徴量抽出手段により抽出された物理的特徴
量と、前記感性的特徴量算出手段により算出された感性
的特徴量とを基に、前記被評価画像の感性特性と物理特
性との関係を解析する解析手段と、 を備えることを特徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項5】画像に対して人がどのように感じるかを評
価する画像感性特性評価装置において、 被評価画像を複数の領域に分割する画像領域分割手段
と、 前記被評価画像、および前記画像領域分割手段により分
割された領域分割画像の、それぞれ複数の物理的特徴量
を抽出する物理的特徴量抽出手段と、 前記被評価画像および領域分割画像と、前記物理的特徴
量抽出手段により抽出された物理的特徴量とを、同時に
または順次、可視的に表示する表示手段と、 この表示手段により表示された被評価画像および領域分
割画像を、それぞれ被験者が感性的に評価して、それぞ
れの評価結果を入力する感性評価入力手段と、 この感性評価入力手段により得られた感性評価データ群
を基に、前記被評価画像についての感性的特徴量を算出
する感性的特徴量算出手段と、 前記物理的特徴量抽出手段により抽出された、前記被評
価画像についての物理的特徴量と、前記感性的特徴量算
出手段により算出された感性的特徴量とを基に、前記被
評価画像の感性特性と物理特性との関係を解析する解析
手段と、 を備えることを特徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項6】請求項3〜5のいずれかの画像感性特性評
価装置において、 前記画像領域分割手段は、前記領域分割画像として少な
くともメインモチーフ画像と背景画像が含まれるように
前記被評価画像を領域分割することを特徴とする画像感
性特性評価装置。 - 【請求項7】請求項1〜5のいずれかの画像感性特性評
価装置において、 前記物理的特徴量抽出手段および前記表示手段は、前記
被評価画像の代表的な色成分分布を抽出し、その抽出結
果を表示する機能を有することを特徴とする画像感性特
性評価装置。 - 【請求項8】請求項1〜5のいずれかの画像感性特性評
価装置において、 前記物理的特徴量抽出手段および前記表示手段は、前記
被評価画像の空間周波数的特徴成分を抽出し、その抽出
結果を表示する機能を有することを特徴とする画像感性
特性評価装置。 - 【請求項9】請求項1〜5のいずれかの画像感性特性評
価装置において、 前記物理的特徴量抽出手段および前記表示手段は、前記
被評価画像の明度成分分布を抽出し、その抽出結果を2
値階調または多値階調で表示する機能を有することを特
徴とする画像感性特性評価装置。 - 【請求項10】請求項1〜5のいずれかの画像感性特性
評価装置において、 前記物理的特徴量抽出手段および前記表示手段は、前記
被評価画像の輪郭成分を抽出し、その抽出結果を線画で
表示する機能を有することを特徴とする画像感性特性評
価装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225029A JPH1166309A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 画像感性特性評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225029A JPH1166309A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 画像感性特性評価装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166309A true JPH1166309A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16822955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9225029A Pending JPH1166309A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 画像感性特性評価装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1166309A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004030377A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像印象評価装置、画像印象評価方法及び画像印象評価プログラム |
| JP2007279925A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | デザイン制作支援装置及びデザイン制作支援プログラム |
| WO2024018590A1 (ja) * | 2022-07-21 | 2024-01-25 | 日本電信電話株式会社 | 主観補正装置、主観補正方法及び主観補正プログラム |
| US20240348760A1 (en) * | 2023-04-17 | 2024-10-17 | Lg Electronics Inc. | Image display apparatus |
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| JPH05346957A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-12-27 | Hitachi Ltd | 形状特徴量提示装置および方法 |
| JPH08249353A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-27 | Omron Corp | 画像検索方法及び装置 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP9225029A patent/JPH1166309A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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